毎年恒例の「GQ メン・オブ・ザ・イヤー2020」が「HUGO BOSS」後援のもと開催。YouTubeでストリーミング配信された。司会はコメディアンのジャック・ホワイトホール。同授賞式の23年の歴史において、今回は初のバーチャルイベントとなった。コロナ禍で医療従事者のために寄付金40億円を集めて話題となった退役大尉のトム・ムーア氏(100)は、インスピレーション賞を受賞。事前に撮影されたという動画で、レッドカーペットに登場し、お馴染みの歩行器を手にしてタキシード姿で笑顔を見せた。2016年にブレイクスルー男優賞を受賞したジョン・ボイエガは、今回アイコン賞に選出。「リビングルームに飾っているトロフィーが2つになってバランスが取れる」とお茶目に語ったが、アイコン賞に選ばれたのは6月にデモで「キャリアがどうなっても構わない」と涙ながらに「Black Lives Matter」を訴えかけたスピーチが多くの人の胸を打ったからだろう。主な受賞者は以下の通り。アイコン賞ジョン・ボイエガソロ・アーティスト賞ショーン・メンデステレビ・パーソナリティー賞ピアース・モーガンブレイクスルー男優賞ポール・メスカル(「ふつうの人々」)ブレイクスルー女優賞ラシャーナ・リンチ(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)(Hiromi Kaku)
2020年11月27日イギリス版「GQ」誌が今年も「メン・オブ・ザ・イヤー」授賞式を開催し、多くのセレブが出席した。受賞者の1人、チャールズ皇太子の姿も見られた。政治、エンタメ、スポーツなどの各界においてその年で輝かしい功績を残した人に贈られる「メン・オブ・ザ・イヤー」。「ソロ・アーティスト賞」にデュア・リパ、「ファッション・アイコン賞」にナオミ・キャンべル、「俳優賞」に『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤが選ばれた中、チャールズ皇太子は「慈善活動における特別功労賞」を受賞した。編集者のディラン・ジョーンズは、今年はイギリス版「GQ」誌が30周年を迎えた記念すべき年であるため、チャールズ皇太子にこの賞を特別に贈りたかったと語っている。環境、建築、若者が羽ばたく応援など様々な分野をサポートする400以上の慈善団体のパトロンを務めているチャールズ皇太子。自身もNPO団体「The Prince’s Charities」を主催し、年間に約1億4000万円の寄付金が集まるという。1976年に設立した「The Prince’s Trust」は、これまでに90万人以上の若者の教育や就職をサポートを行ってきた。今回は「特別功労賞」を受賞したチャールズ皇太子だが、実は「GQ」誌「ベストドレッサーランキング」の常連でもあり、今年は50人中20位に選ばれている。(Hiromi Kaku)
2018年09月06日イギリス版「GQ」誌が毎年開催している「GQメン・オブ・ザ・イヤー」授賞式がロンドンで行われた。俳優、スポーツ選手、政治家、作家などさまざまな分野で活躍する人物を選出するのがこの授賞式の特色だ。受賞者には日本でも馴染みのある名前がチラホラ。ソロ・アーティスト賞を獲得したのは、スコットランド出身のカルヴィン・ハリス。プレゼンターのエリー・ゴールディングに名前を呼ばれたカルヴィンは、ジョークを交えながら感動的なスピーチを披露。授賞式が行われた週のちょうど10年前の同じ週、有名スーパーマーケット「マークス&スペンサー」での仕事を辞め、夢に向かって走り出したのだと言う。そのときから支えてくれているマネージャーに「この賞を捧げる」と舞台で宣言し、歓声を浴びた。ほかにはテレビ俳優賞に『ホビット』シリーズのキーリ役で、次期ジェームズ・ボンドとして名前が挙がっているエイダン・ターナー、インターナショナル・マン賞に『スター・トレック』シリーズで活躍目覚ましいクリス・パインが輝いた。男性が中心の授賞式ではあるが、コメディアンのエイミー・シューマーが「今年一番輝いている女性賞」を受賞。モデルのベラ・ハディッドが「ヒューゴ・ボス・モデル賞」を手にし、会場に華を添えた。(Hiromi Kaku)
2016年09月08日バレエ、JAZZ、STREET、コンテンポラリーと、様々なジャンルで活躍する男性ダンサーたちによるダンスエンターテインメント、GQが4年振りに公演を行う。GQ2015 GABBYという名のもと、振付を手がける新上裕也を中心にリハーサルが始動した5月初旬、出演ダンサー6人が舞台の魅力を語った。GQ2015『GABBY』チケット情報「とにかくよく回る、高く跳ぶ、柔らかい!」と稽古場での皆の様子を語るのは、辻本知彦。シルク・ドゥ・ソレイユ出演のほか、多彩な活動を展開する彼も、「よくこれだけ集まった。伝説となるようなキャスティング」と話す。出演者19人は、内外の権威あるコンクールに入賞、海外の舞台で活躍するなど、実力派ばかり。振付も手がける辻本は、「ストーリーに寄り添い、ダンサーたちを、素材をよく見て料理する。厳しくやっています」と意欲的だ。ミュージカル『キャッツ』への出演で知られ、“よく回る”という形容がぴったりの蔡暁強は、「すでにドキドキしている」と興奮気味、ストリートダンスのJOEY BENIも、「本番はよりすごい化学反応があるはず。客席で観たいくらいです(笑)!」。一方、バレエダンサーの吉本真悟は「踊り方は違っても、何か通じるものがある」。また「“全力以上”を出し切らないと、見破られてしまう」と話すのは、バレエ界の若手注目株、西岡憲吾だ。熊川哲也 Kバレエ カンパニーや海外での実績も多い清水健太は、「様々なジャンルのダンサーが、全員でひとつのものを創る──。その空気感が、とても心地よい」。実際、稽古場の空気はすこぶる熱い。ストリートダンスのキレのいい回転技に目を奪われた次の瞬間、佐々木大、横関雄一郎ら凄腕バレエダンサーたちのダイナミックな跳躍が空間を埋め尽くす。皆がパワー全開。そのエネルギーに、圧倒される。さらに、米国からバレエ界のヒーロー、ラスタ・トーマスがここに加わる。ジャクソン国際バレエコンクールの金賞受賞者だ。同じコンクールのジュニアの部で入賞した吉本は、彼の踊りに「一体何なんだ!!」と衝撃を受けたそう。「そんな相手に対峙する──さあ、どうなるんだ!?というワクワク感があります」。そうした優れた男性ダンサーが集結してこそ表現されうる、極上の舞台が実現するというわけだ。公演は6月10日(水)から14日(日)まで東京・EX THEATER ROPPONGI、6月19日(金)から20日(土)まで福岡・キャナルシティ劇場、7月4日(土)から5日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2015年05月14日米『GQ』誌恒例の“メン・オブ・ザ・イヤー”にベン・アフレックが選ばれた。ほかにチャニング・テイタム、クエンティン・タランティーノ、女性ではリアーナが選出されている。アフレックの選出は、監督兼主演の『アルゴ』に対する高い評価が反映されたもの。アフレックはこの作品で来年のオスカーにノミネートされるのではともささやかれている。アフレックはまた、来年のサンタバーバラ国際映画祭で、“モダン・マスター”賞を受賞することも決まったらしい。長い間、俳優としてスランプが続いていた彼だが、監督として見事に返り咲いた形だ。テイタムは、今年、『21 Jump Street』『君への誓い』『Magic Mike』の3本の主演作を大ヒットさせている。『Magic Mike』ではプロデューサーも務めており、続編の企画もすでに進行中。来年上旬には、期待作『G.I. ジョーバック2リベンジ』も控えている。リアーナは、女性に与えられる“オブセッション・オブ・ザ・イヤー”を獲得。過去にはジェニファー・アニストン、ミーガン・フォックスが受賞している。文:猿渡由紀
2012年11月14日『ダークナイト ライジング』のプロモーションで来週に来日予定のジョゼフ・ゴードン=レヴィットが自身のTumblr(タンブラー)上で、男性誌のアメリカ版「GQ」の記事内容について抗議した。同誌8月号の記事で、一昨年亡くなった兄・ダンの死因について、憶測に基づいた記述がされているとジョゼフは記している。ジョゼフは8月号の表紙を飾り、そのカバーストーリーの記述が問題になっている。「まず、僕を今月号の表紙に載せてくれたGQ誌には感謝します。こうした露出は僕のやりたい仕事の大きな助けになるので、深く感謝しています」と始まる文章は以下のように続く。「僕がこれを書いているのは、兄について書かれた記事が気になったからです。正直言って、非常に気分を害する記事です。引用します、『ゴードン=レヴィットの兄は2010年に亡くなった。ドラッグ過剰摂取が原因と言われている。ジョーは“事故だった”としか語らない』。“言われている”という表現を使えば、記者は何でも好きなことが書けます。記者はいくつかのゴシップサイトから情報を得たのでしょうが、検死官や警察署によれば、それは間違った情報です。兄の死について公に語りたくはありませんが、この無責任な主張については例外です」。「兄の死について長々と書かないでほしいと記者に頼んだとき、僕は兄がどんな人生を送ったか、僕にとってどれだけ大切な存在だったかを話しました。ダンはとてもポジティブで、本当に優しくて、活気あふれる人でした。読者に、そういう兄について知ってほしかった。両親も僕も、記事の焦点が(兄の死という)とてもデリケートな出来事に当てられたことに失望しています」。(text:Yuki Tominaga)© Press Association/AFLO■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月19日新ボンドガール決定を記念して発表フランスのGQ誌が、映画人気シリーズ「007」の最新作となる第23作「007スカイフォール」(ダニエル・クレイグ主演)のボンドガールに、フランスの若手注目女優、べレニス・マーロウがキャスティング決定したことを記念し、歴代の映画における「映画の中のファムファタル25人」を発表した。4日の映画.comが伝えている。映画の中には、まさに数々の“運命の女性”というべき美女たちが登場するが、なかでもトップ25人として選出されたのは、たしかにいずれ劣らぬ美女ばかり。記憶に残る魅力をもった女性たちといえるだろう。(画像はIMDbデータベースよりべレニス・マーロウ)べレニス・マーロウも今後の活躍に期待!選ばれた25人のなかには、ゴダール作品に出演したアンナ・カリーナ、「愛の嵐」で大胆な美ボディを見せつけたシャーロット・ランプリング、「アイズ・ワイド・シャット」のニコール・キッドマンなど、そうそうたるメンバーが並ぶ。今回、ボンドガールに決まったべレニス・マーロウは、まだまだ知名度としては高くないが、主にテレビ向けの作品に出演してきた注目株の女優だそう。同誌も、彼女の美しい髪と瞳を往年のイタリア女優、モニカ・ベルッチのようとたたえるなど絶賛している。マーロウには、ボンドガールでの演技はもちろん、今後のさらなる活躍も期待されるところだ。それにしても、この25人のように、妖艶に、見る者を虜にするような美しさ、女性ならだれしも手に入れてみたい。選ばれた25人と作品は以下の通り。ベレニス・マーロウ「007 スカイフォール」(12)ソフィー・マルソー「女写真家ソフィー」(00)ニコール・キッドマン「アイズ・ワイド・シャット」(99)ブリジット・バルドーとジェーン・バーキン「ドンファン」(73)サルマ・ハエック「デスペラード」(95)ジュリー・クリスティ「ダーリング」(65)シャーロット・ランプリング「愛の嵐」(73)ジャクリーン・ビセット 「ザ・ディープ」(77)ペネロペ・クルス「ブロウ」(01)ソフィア・ローレン「昨日・今日・明日」(63)ジェシカ・アルバ「シン・シティ」(05)ミシェル・ファイファー「スカーフェイス」(83)ウルスラ・アンドレス「007 ドクター・ノオ」(62)ナタリー・ポートマン「クローサー」(04)リュディビーヌ・サニエ「スイミング・プール」(03)アンナ・カリーナジャン=リュック・ゴダールのすべての作品ブルック・シールズ「青い珊瑚礁」(80)エバ・グリーン「ドリーマーズ」(03)エバ・メンデス「アンダーカヴァー」(07)ロミー・シュナイダー「太陽が知っている」(68)カトリーヌ・ドヌーブ「昼顔」(67)ジェーン・フォンダ「逃亡地帯」(66)ハル・ベリー「ソードフィッシュ」(01)ジーン・セバーグ「勝手にしやがれ」(60)モニカ・べルッチ「アレックス」(02)元の記事を読む
2012年01月05日