H&Mは、トレンドに敏感な若者を中心に人気のあるストリートカジュアルラインH&M DIVIDEDコレクションと、大人気ViViモデル マギーとのコラボ・キャンペーン「H&MxViVi presents MAGGY」を2015年8月21日(金)からスタートする。ボヘミアンとプチグランジをテーマにした今回のコレクションは、全国のH&Mにて展開。また、24店舗の限定店舗では、 『H&MxViVi presents MAGGY』 のスペシャル・ウィンドウ、店舗内ポスターが展示される。それを記念して、2015年8月22日(土)にマギーが1日店長をつとめるイベント「MEET MAGGY」を渋谷店にて開催。イベント当日にマギーからスタイリング・アドバイスをしてもらい、そのコーデがプレゼントされるキャンペーンや、対象商品3,000円以上を購入した先着30名限定でマギーとの記念撮影プレゼントなどが実施される。【MEET MAGGY 概要】■スタイリング・アドバイス by マギーTwitterにて募集中。H&M公式Twitter(@hmjapan)をチェックして、クイズの答えをツイートして、イベント当日にマギーから今季のオススメ・コーデをスタイリングしてもらおう!その場でコーデをプレゼント。◎応募期間:2015年8月13日(木)~8月16日(日)17:00まで■フォトシューティング with マギー渋谷店にて開店から先着お買上げ30名様限定!8月22日(土)イベント当日、対象商品を3,000円以上お買上げで、マギーとの記念撮影をプレゼント!※渋谷店2階のレディースDIVIDED商品を3,000円以上お買上げで、先着30名様に撮影の整理券をお渡しします。※記念撮影は8月22日(土)の午後を予定しておりますのでご注意ください。▼詳しくは特設サイトをチェック元の記事を読む
2015年08月13日2014年度から開発が始まった、新型基幹ロケット「H3」。2020年度に試験機1号機が打ち上げられる予定で、現在活躍中のH-IIAロケットやH-IIBロケットの後継機となることが計画されている。H3ロケットは宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業とが共同で開発を行っており、2015年度からはロケットの基本設計が始まっている。また7月2日には、それまでの「新型基幹ロケット」という呼び名に代わり、ついに「H3」という正式名称が与えられるなど、徐々にその姿が明らかになりつつある。本連載では、H3の開発状況について、新しい情報などが発表され次第、その紹介や解説などを随時、お届けしていきたい。第1回では、7月8日にJAXAが開催したH3ロケットに関する記者会見から、H-IIAロケットと現在の日本のロケット産業が抱えている問題について紹介、また第2回では、そうした背景を踏まえ、H3はどのようなロケットを目指すのか、その狙いについて紹介した。第3回となる今回からは、いよいよH3がどんな姿かたちや性能をもち、どんな技術を使って造られるのかについて見ていきたい。○日本最大のロケット現時点でのH3ロケットの想像図は、H-IIAロケットを拡大したような形をしている。実際、全長は63mと、H-IIAから10mも伸びている。中心のコア機体の直径は5.2mで、これはH-IIBロケットの第1段と同じだ。初期の検討では「直径は4.5mから5mの間で検討中」とされていたが、最終的にそれよりも太くなった。これには、同じタンク容量でも、直径を太くすることで全長を抑えることができるといったメリットや、H-IIBで使っていたジグ(固定用の道具)などの設備を流用できるといったメリットがあると考えられる。また機体が大きくなったことで、打ち上げ時に空気の抵抗や音などから人工衛星を守るための衛星フェアリングも、H-IIAより大きくなっている。なお、H-IIAではロケット本体よりも太いフェアリングや、衛星を2機搭載するためのフェアリングなど、さまざまな種類が用意されているが、あまり多いとコストが上がってしまうため、H3では種類を抑えたいとしている。打ち上げ能力は、高度500kmの太陽同期軌道へは4トン以上、静止トランスファー軌道へは6.5トン以上の打ち上げを目指すとされる。太陽同期軌道というのは地球を南北に回り、なおかつ太陽光の差し込む角度が一定となる軌道のことで、地表の観測に適しているため、地球観測衛星や偵察衛星がよく投入されている。H-IIAは、高度500kmの太陽同期軌道に対して約5トンの打ち上げ能力を持っているが、日本の地球観測衛星「だいち2号」や政府の情報収集衛星などは約2トンほどしかなく、また世界的にも4トン以上もあるような地球観測衛星はあまりないため、やや過剰性能であった。ただ、これはH-IIAの性能設定が間違っていたというわけではない。H-IIAはもともと、後述する静止トランスファー軌道への打ち上げ要求に合わせて設計されたので、太陽同期軌道などへの打ち上げ能力が過剰性能になったのは仕方がないことだった。そこでH3では、打ち上げ能力をH-IIA以上に柔軟に変えられるようにすることで、静止トランスファー軌道以外への打ち上げにも最適化できるようになっている。ただ、「4トン以上」と説明されているように、今後、日本や世界の需要の変化などがあれば、目標値が若干増えることはあるかもしれない。もうひとつの静止トランスファー軌道というのは、通信衛星などの静止衛星が打ち上げられる静止軌道の、ひとつ手前の軌道のことだ。多くのロケットは静止軌道に衛星を直接投入することができないため、まず静止トランスファー軌道に衛星を投入し、その後衛星自身がもつ小型のロケット・エンジンを噴射することで、目的地の静止軌道に乗り移る。現在、H-IIAの標準形態である202型では4トン、最強形態である204型では6トンまでの静止衛星を打ち上げることができるが、第1回で触れたように、近年では7トン近くもあるような、H-IIAでは打ち上げられない衛星も出てきていることから、H3では6.5トン以上の打ち上げ能力を目指すことになっている。また6トン以上であれば、3トン級の中型衛星を2機同時打ち上げることも可能になる。具体的に最大何トンまで対応できるかは、今後の設計を進める中で決定されることになるだろう。○第1段ロケット・エンジンの装着数を変えられる独創的な設計こうした、さまざまな軌道へ多種多様な人工衛星の打ち上げを行うため、H3は打ち上げ能力を柔軟に変えられるような設計になっている。H-IIAでも、機体下部の両脇に装着されている固体ロケット・ブースター(SRB-A)の装着数を変えることで打ち上げ能力を変えられたが、これはH3でも継承された。ただ、以前H-IIAであった固体補助ブースター(SSB)などは設定されず、現在のH-IIAと同じ、2本か4本で選ぶことになる。また、打ち上げ能力が一番小さくなる構成では、固体ロケット・ブースターは装着すらされない。そしてH3ではさらに、ロケット本体の第1段ロケット・エンジンの装着数を2基と3基で選ぶことができるようになる。第1段エンジンの装着数を変えるというのは、古今東西見渡しても例がない、独創的な設計だ。これにより、より打ち上げたい衛星に合わせて、性能を柔軟に変えられるようになっている。ただ、その反面、生産にかかるコストが上がるという問題も生じる。エンジンを2基と3基で変えられるということは、ロケット下部の配管や電線などの配置や、エンジンが装着される部分の構造を、機体によって変えなければならないということになる。ある程度は共通化できるだろうが、製造や組み立てが複雑になることは避けられない。JAXAの岡田プロマネによると「そこは天秤にかけた」という。つまり種類を増やすことによる生産コストの上昇よりも、打ち上げ能力を変えられることによるメリットのほうが大きいと判断されたということになる。こうした種類を用意できるようにすることで、太陽同期軌道に3トンから4トンの衛星の打ち上げから、静止トランスファー軌道に6.5トン以上の衛星の打ち上げまで、H-IIAよりも幅広く対応できるようになる。また、具体的な質量の値は不明だが、たとえば宇宙ステーション補給機「こうのとり」や、あるいはそれをも超える十数トンあるような大型衛星を、地球低軌道に打ち上げるような特殊ミッションも可能だろう。また月・惑星探査機も、H-IIAより効率的に打ち上げられるようになり、またより大型の探査機の打ち上げも可能になるはずだ。○打ち上げ価格は最小構成で約50億円最大の焦点は、はたしてH3はいくらになるのか、ということだ。第1回や第2回で触れたように、現在のH-IIAは世界的に高価であり、2020年代にはさらに安価なロケットが出てくると予想されていることから、H3はそれらライヴァルと対等に戦える価格を目指すとされている。今回の記者会見では、最小構成で「約50億円」を目指すと明言された。最小構成というのは、第1段ロケット・エンジンが3基で、なおかつ固体ロケット・ブースターを装着しない形態のことで、予定されているH3の種類の中では、打ち上げ能力が一番小さい構成である。この構成では高度500kmの太陽同期軌道に4トン以上の衛星を打ち上げることができる。現在のH-IIAの最小構成である標準型、もしくは202型と呼ばれている機体の価格は、約100億円といわれている。よくメディアの報道で「H3はH-IIAの半額」というキャッチーな言葉が使われているが、それはこの最小構成のことを指している。ただ、世界の競合ロケットと比べるのであれば、第1段ロケット・エンジンが2基で、固体ロケット・ブースターを2基、ないしは4基装着する、静止衛星の打ち上げにとって標準となるであろう構成の価格を使わなければならない。しかし、記者会見では「国際競争力の観点から具体的な価格についてはお話しできない」と述べるにとどまった。また「価格の話は三菱さんがこれから決めること」ともされたが、三菱重工は現在のH-IIAの価格も、やはり「国際競争力の観点から」という理由で明らかにはしていないため、最小構成以外のH3の価格が明らかになることはないかもしれない。次回では、H3に使われる技術についてより細かく見ていきたい。(続く)
2015年08月07日ソフトバンクは7月28日、IoT/M2Mソリューションの活用やビジネスでの展開を考える企業向けに、「IoT/M2Mマネジメントサービス」を発表した。2015年秋から提供開始の予定。IoT/M2Mソリューションでは、多くの管理対象物がネットワークに繋がることによる運用管理負荷の増大・コストの増加・グローバル展開する際の管理の煩雑さが、多くの企業の課題になっているという。新サービスはこのような課題に対し、対象物に繋がるモバイル回線の管理機能に加えて機器などの障害の簡易診断機能を備えることで企業のサービス品質の向上を図ると共に、管理業務の自動化によりネットワーク・コストおよび運用管理コストを削減するとしている。さらに、グローバル展開する場合も米Jasper Technologiesの単一プラットフォームによる管理が可能なため、ユーザー企業の運用・管理の煩雑さを解消し、グローバルでのIoTビジネスの展開・拡張を支援するという。サービスの提供にあたっては、同プラットフォームを利用する世界中の通信事業者と連携し、広範囲でのIoT/M2Mサービス展開とコスト最適化を実現すると共に、インターネット接続により複数の国や地域からでも統一したWebベースでの管理が可能な機能を提供するとのこと。同サービスの主な機能としては、「リアルタイム回線状況管理」「接続ライフサイクルマネジメント」「リアルタイム障害診断」「料金プラン・通信量管理」の4点がある。リアルタイム回線状況管理機能では、国内外の回線利用状況確認が可能であり、回線とIoT機器を紐づけた管理も可能。接続ライフサイクルマネジメント機能には、機器に対する回線開通停止/IoTサービス開始時の回線開通作業/在庫保管時などの回線停止作業/IoTサービスを再開する時の開通作業を含む。リアルタイム障害診断機能には、サーバへのデータ未到達時の簡易障害切り分けや、SIMを搭載した機器の圏外・圏内確認を含む。料金プラン・通信量管理機能では、回線ごとの利用金額や利用データ量の閲覧が可能。同社は同サービスの利用例として、テレマティクス、工作機械のリモート・モニタリング、盗難防止ソリューションの3種類を想定している。テレマティクスでは、データ通信機能を搭載した車を海外で販売・利用する際、複数キャリアの通信を専用のWeb管理ポータルを通じて一括管理が可能という。また、リアルタイム障害診断機能による障害箇所の特定と切り分けや、API連携により企業の基幹システムと連動した管理が可能とのこと。工作機械のリモート・モニタリングでは、データ通信機能を搭載した工作機械を海外各地に展開する際に、複数キャリアの通信を専用のWeb管理ポータルを通じて一括管理可能している。テレマティクスと同様に、リアルタイム障害診断機能やAPI連携の利用も可能という。さらに、機械のファームウエアのバージョンアップ時など一時的に大容量データ通信する場合はフレキシブルな料金体系で対応し、想定外の大容量データが発生した際の自動通知が可能している。盗難防止ソリューションでは、データ通信の頻度が低い場合はフレキシブルな料金体系で対応するとのこと。また、専用のWebポータルを使った回線とデバイスの一括管理が可能という。
2015年07月29日ソフトバンクは7月28日、グローバルIoT/M2Mマネジメントサービスの提供を今年の秋に開始すると発表した。同サービスでは、対象物につながるモバイル回線の管理機能に加え機器などの障害の簡易診断機能を備えることで企業のサービス品質の向上を図るとともに、管理業務の自動化によりネットワークコストならびに運用管理コストを削減することができる。また、米Jasper Technologiesのプラットフォームを採用しているため、グローバル展開する場合でも単一プラットフォームでの管理が可能だ。主要な機能としては、国内外の回線利用状況を確認できる「リアルタイム回線状況管理」、機器に対する回線開通停止などが可能となる「接続ライフサイクルマネジメント」、サーバーへのデータ未到達時の簡易障害切り分けやSIMを搭載した機器の圏外・圏内確認ができる「リアルタイム障害診断」、回線ごとの利用金額・データ量の確認ができる「料金プラン・通信量管理」などが備わっている。これらの機能により、テレマティクスや工作機械のリモートモニタリング、盗難防止ソリューションなどでの活用が期待できるという。サービスの提供にあたっては、同プラットフォームを利用する世界中の通信事業者と連携し、広範囲でのIoT/M2Mサービス展開とコスト最適化を実現するとともに、インターネット接続により複数の国や地域からでも統一されたウェブベースでの管理ができる機能を提供するとしている。
2015年07月28日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts 仮面ライダーデッドヒートマッハ』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年12月発送予定で、価格は5,184円(税込)。「仮面ライダーデッドヒートマッハ」は、現在テレビ朝日系ほかにて放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダー』ドライブに登場する、詩島剛/仮面ライダーマッハが「マッハドライバー炎」に「シフトデッドヒート」を装填して変身する強化形態。暴走すると剛の意志と関係なく暴れだしてしまうこともあり、仮面ライダードライブや詩島霧子に止めてもらうシーンも。2015年6月に発売された『S.H.Figuarts 仮面ライダーマッハ』に続き、マッハのパワーアップフォームが登場する。『S.H.Figuarts 仮面ライダーデッドヒートマッハ』には、デッドヒートタイヤが2種付属し、バーストモードの再現も可能。レーサーのようなマッハのスーツ造形と、同シリーズで培った可動性を両立している。また『S.H.Figuarts 仮面ライダーマッハ』でも使用できる決めポーズの手首パーツが付属。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各4種、交換用タイヤパーツ一式(バーストタイヤ)、ゼンリンシューター。商品価格は5,184円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年12月を予定している。(C)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年07月26日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.MonsterArts」より、『S.H.MonsterArts キングギドラ Special Color Ver.』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年12月発送予定で、価格は14,904円(税込)。キングギドラは、1964年に公開された特撮映画『三大怪獣 地球最大の決戦』で初登場し、その後『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)や『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998年)などにも登場し、「ゴジラ」シリーズを代表する怪獣として知られている。今回は、2012年に発売された『S.H.MonsterArts キングギドラ』が、劇場版イラストポスターをイメージしたスペシャルカラーバージョンとして登場する。『S.H.MonsterArts キングギドラ Special Color Ver.』は、劇場ポスターで印象的だった3色の光線エフェクトが付属し、さらに飛行シーンを再現するための専用ロゴ台座や小型タイムマシーンである「KIDS」がセット内容に追加されたスペシャルセット。ベースは『S.H.MonsterArts キングギドラ』のため、可動域も優秀で、さまざまな劇中シーンを再現することができる。商品価格は14,904円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年12月を予定している。(C)GODZILLA, KING GHIDORAH and the character designs are trademarks of Toho co., Ltd. (C)1991,2015 Toho Co.,Ltd. All Rights Reserved.
2015年07月23日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts カオスデュークモン』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年11月発送予定で、価格は5,940円(税込)。「カオスデュークモン」は、2001年に放送されたTVアニメ『デジモンテイマーズ』に登場するデジモンで、「ディーアーク」で初登場。暗黒進化によりウィルスの本能に目覚めたデュークモンのもう一つの姿で、心は完全に闇に染まっている。「D-Arts」「S.H.Figuarts」とさまざまなデジモンを立体化してきた同シリーズだが、2012年8月に発売された『D-Arts デュークモン』から5年、もう一つの姿が登場する。『S.H.Figuarts カオスデュークモン』では、特徴的なクロンデジゾイド製の魔の鎧、右手の魔槍「バルムンク」、左手の魔盾「ゴーゴン」も忠実に再現。「S.H.Figuarts」ならではの豊富な可動域に加え、マントとともに躍動感あるポージングを楽しむことができる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各1種、ゴーゴン用左腕、後髪、魔盾・ゴーゴン、魔槍・バルムンク、マント左右各1種、専用台座一式、ディスプレイ用ジョイントパーツ。商品価格は5,940円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年11月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年07月17日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts はたけカカシ』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年12月発送予定で、価格は6,264円(税込)。「はたけカカシ」は、昨年完結した漫画作品『NARUTO -ナルト-』の主人公うずまきナルトが属する第七班を担当する木の葉の里の上忍で、12歳で上忍に昇格した天才忍者。第二部ではうずまきナルト、春野サクラのチームメンバーで、猿飛アスマ亡き後は、アスマ班及び紅班の隊長を務めた。「S.H.Figuarts」のとしては、2014年7月に発売された『S.H.Figuarts うずまきナルト』に続く立体化となる。『S.H.Figuarts はたけカカシ』は、「S.H.Figuarts」の可動域と造形を両立しながら、劇中の本気モードからおふざけモードまで、カカシの様々な一面を再現するオプションパーツが多数付属。自身の愛読書「イチャイチャタクティクス」のほか、必殺の雷切エフェクトも同梱される。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各4種、交換用顔パーツ2種、クナイ2本、雷切エフェクト(手首付)、イチャイチャタクティクス(手首付)が付属。商品価格は6,264円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年12月を予定している。(C)岸本斉史スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
2015年07月12日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月2日、現在開発中の指次世代基幹ロケットの機体名称を「H3ロケット(エイチ・スリー・ロケット:H3)」に決定したと発表した。今回の命名についてJAXAでは、日本がこれまで積み上げてきた大型液酸/液体ロケットの技術を受け継ぐロケットであり、これまでのH-IからH-IIA/H-IIBロケットへと続く「H」を継承したとするほか、H-IIA/H-IIBロケットから機体構成を根本から見直した機体であることから、「H3ロケット」としたとする。また、これまでのローマ数字ではなくアラビア数字である「3」としたことについては、「IIと混同しない明確さ」や「報道などでの実質的な認知度・知名度」があるため、としている。なお、呼称(愛称)については、プライムコントラクタである三菱重工業と別途検討していく予定だとするほか、開発スケジュールとしては2020年度に試験機1号機の打ち上げを予定しており、最終的な開発の完了は2021年度の打ち上げを予定している試験機2号機の打ち上げ結果の評価を経てからとなる予定だという。
2015年07月02日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、2015年11月発売予定『S.H.Figuarts ライドロン』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は19,440円(税込)。「ライドロン」は、1988年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダーBLACK RX』に登場し、南光太郎/仮面ライダーBLACK RXが乗り込む専用四輪車。「光の車」「重装騎マシン」とも呼ばれ、クライシス帝国の政策に反対した学者・ワールド博士の設計図をもとに光太郎が独力で完成させている。今年3月に公開された特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』にも姿を見せ、RXの登場とともに大きな話題となった。全長は約400mmとなる『S.H.Figuarts ライドロン』は、グランチャーの展開ギミックや、車体背部に設置されたスペクトラムスクリューが後輪に連動して回転するギミックを内蔵。ハンドルに連動したステアリングギミックも搭載しているほか、ドアは左右とも開閉可能となる。もちろん現在発売中の『S.H.Figuarts 仮面ライダーBLACK RX』(2015年11月再販)も搭乗可能で、RXと合わせてディスプレイしたい仕上がりとなっている。(C)石森プロ・東映
2015年07月01日オリエント時計から、JIS規格のスキューバ潜水用防水機能を備えた機械式ダイバーズウオッチ「オリエント M-FORCE 200m」が登場した。3モデルをラインナップしており、税別価格はいずれも30,000円。オリエント M-FORCEシリーズは、1997年から発売されているスポーツウオッチ。M-FORCE(メカニカル・フォース)という名前の通り、ケースの厚みを強調したデザインの機械式時計として人気がある。新モデルの「オリエント M-FORCE 200m」は、1997年発売の初代M-FORCE「EX00」を現代風にアレンジし、復刻した日本製の機械式ダイバーズウオッチだ(手巻き付き自動巻き)。JIS規格のスキューバ潜水用200m防水や、特殊構造による衝撃吸収性はそのまま、文字板やベゼルにビビッドなカラーを採用し、視認性と存在感を高めた。マット仕上げのダイヤルと色分けされたパワーリザーブインジケーターは、初代M-FORCE「EX00」のデザインを踏襲している。そのほか、潜水中でも操作しやすい立体的なデザインの回転ベゼル、暗い中でも時刻を見やすいように時分針の形状を変更、4時位置に配置されたりゅうずなどがポイント。ラインナップは、文字板カラーがブラックの「WV0181EL」、ブルーの「WV0191EL」、オレンジの「WV0201EL」という3モデル。共通の仕様は、ケース素材がステンレススチール(一部グレー色めっき)、ケースサイズが縦52×横45×厚さ13.6mm、風防がサファイアガラス、耐磁性能が耐磁1種、防水性能が200m、駆動時間が40時間以上(最大巻き上げ時)となっている。
2015年06月19日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts スーパーサイヤ人孫悟空 超戦士覚醒Ver.』が、2015年11月に発売されることが決定した。価格は5,616円(税込)。これまで様々な『ドラゴンボール』に登場するキャラクターを立体化してきた「S.H.Figuarts」だが、今回はフリーザ編で孫悟空が初めて超サイヤ人に覚醒した姿をアクションフィギュア化。同シリーズでは、2010年に『S.H.Figuarts スーパーサイヤ人 孫悟空』(2015年5月に再販)が発売されているが、本商品は超サイヤ人覚醒直後の姿となるため、道着の破れや悟空の表情などはもちろん、造形や可動域が一新されているという。『S.H.Figuarts スーパーサイヤ人孫悟空 超戦士覚醒Ver.』は、腹と腰パーツをつなぐ関節にスライド機構を設けることで、深く腰を落とすアクションが可能。鍛えられた肉体、闘いの末破れた道着を圧倒的な造形で再現している。また、可動時も関節部分が途切れることのない造形を追求しているという。セット内容などの詳細は、追って発表される。本商品は、6月18日~21日の4日間にわたって東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー 2015」にも展示される。なお、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」では、7月2日より『S.H.Figuarts スーパーサイヤ人ベジータ -Advanced Color-』の予約受付がスタートする。(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)バードスタジオ/集英社(C)「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
2015年06月18日2015年4月28日に打ち上げられた無人補給船「プラグリェースM-27M」は、ロケットからの分離直後に原因不明の問題に襲われ、制御不能に陥った。プラグリェースM-27Mには国際宇宙ステーションに補給するための物資が搭載されていたが、復旧できずにドッキングを断念、そのまま高度を落とし、5月8日に地球の大気圏に再突入して消滅した。プラグリェースM-27Mは、いったいなぜ制御不能に陥ったのだろうか。この連載の第1回では、事故の簡単な経緯と、今後の影響について紹介した。また第2回、第3回では、事故が発生した4月28日から、大気圏に再突入して消滅するまでの経緯について紹介した。そして第4回ででは、その5月31日までに発表されていた今後の打ち上げ予定や、事故調査の進み具合について紹介した。第5回となる今回は、ついに明らかにされた事故調査結果について見ていきたい。○サユース2.1aとプラグリェースM-27Mの組み合わせが失敗を呼んだロシア連邦宇宙庁(ロスコースマス)は6月1日に、事故原因を特定したと発表した。事故の際に得られたデータや、また実機を使った地上での試験の結果、プラグリェースM-27Mと、それを打ち上げたサユース2.1aロケットの第3段機体とが結合した状態における動特性に問題があったことがわかったという。この動特性の問題というのは、おそらく共振のことを指していると思われる。あらゆる物体は振動しやすい固有の振動数(固有振動数)を持っており、それと同じ、もしくは近い振動数を外部から加えると、その物体は自発的に振動を始める。これを共振という。たとえば、ギターの音が鳴ったり、冷蔵庫の上に置いた電子レンジが震えだしたりといったことは、すべてこの共振が関係している。つまり、ロケットの第3段とプラグリェースM-27Mが結合した状態において、何らかの理由で振動が始まり、それが両者が結合された状態での固有振動数と一致していたこと、またその振動を止めることができなかったことから振動が増幅され、その結果両者は異常な分離に至ったと考えられる。ロケットと補給船の結合部は、頑丈には造られてはいるものの、最終的には分離しなければならないため、他の部分と比べると脆い。たとえば振動によって機体が大きく揺さぶられたとすれば、まずこの結合部が壊れ、引きちぎられるようにして両者が分離したであろうことは想像に難くない。それによりプラグリェースM-27Mの機体が損傷を受け、制御不能に陥ったと思われる。またロスコースマスの発表文では、サユース2.1aロケットとプラグリェースM-M補給船の開発において、今回のような事故が起こる可能性を、十分に考慮していなかったとも述べられている。なお、サユース2.1aと他の宇宙機との組み合わせでは、この振動問題は起きなかったとされる。なぜ振動が発生し、最終的に異常分離に至ったのかについても、今回の発表では明らかにされていないが、大きく2つが考えられる。ひとつは、機体の構造そのもので起こる振動によるもので、なおかつそれが姿勢制御システムなどで制御できなかった、あるいは姿勢制御システムがかえって振動を増幅してしまったことが考えられる。有名な例ではM-3SIIロケットの8号機が挙げられる。このときは、ロケットの能力の限界に近い質量の衛星を載せて打ち上げたことから振動が発生し、なおかつTVC(ロケット噴射の向きを変える機構)がそれを吸収し切れなかったばかりか、逆に振動を大きくするように働いてしまった(これを連成振動という)。このためTVCの燃料がなくなり、その後正常に飛行できなくなった結果、打ち上げは失敗に終わった。もうひとつは、液体燃料を使うロケットで起きやすい「ポゴ振動」と呼ばれる現象だ。液体ロケットの場合、エンジン内の圧力や推進剤の流量の変動に起因して、ロケット全体が縦に振動する現象が起こることが知られており、もしこの振動が、そのロケットの持つ固有振動数と一致すれば、共振により振動は増幅され、搭載している衛星に損傷を与えたり、場合によってはロケットそのものが破壊されることさえある。このポゴという名前は、1950年代に米国で流行した「ポゴ・スティック」(日本ではホッピング)という玩具に由来している。ポゴ・スティックは取っ手と足場のある棒で、下部にバネが仕込まれており、それに乗って飛び跳ねると上下に大きくジャンプすることができるという玩具だ。この動きが縦振動するロケットに似ていることが名前の由来となった。ポゴ振動はどのような液体ロケットでも起こりうることで、たとえば過去には、アポロを月まで打ち上げたサターンVロケットでこの問題が起き、解決のためにフォン・ブラウンらが奔走したことが知られている。また一般的に、ポゴはロケット・エンジンの燃焼が終了する際に起こることが多く、第3段の燃焼終了直後に異常分離した、という今回の事故と状況は一致する。○実はロケットと補給船は比較的新しい機体だったところで、サユース・ロケットもプラグリェース補給船も、何十年も前から使われている機体にもかかわらず、どうして今になってこうした問題が起きたのか、と思われる方は多いだろう。確かに、サユースという名前のロケットの原型は1950年代に、プラグリェースという名前の無人補給船も、その初代の機体は1970年代から使われている。ただ、これはあくまで名前が同じだけであり、今回事故を起こしたサユース2.1aとプラグリェースM-Mという機体は、どちらもつい最近になって開発されたばかりの機体であった。サユース2.1aロケットは2004年に初の試験打ち上げが行われ、本格的な運用が始まったのは2006年からと、比較的新しいロケットである。従来のサユース・ロケットと比べると、ロケット・エンジンや搭載機器、質量などに違いがある。特に、今回問題が起きた第3段機体には大きく手が加えられており、従来と比べて特性が大きく変わっていることは間違いない。また、今回失敗したのと同じプラグリェースM-M型の補給船も、2008年に初めて打ち上げられたばかりのまだ比較的新しい宇宙機で、こちらも従来のプラグリェース補給船から改良されており、搭載機器や質量などに違いがある。なお、同様の改良は後にサユース宇宙船にも適用され、そうして開発されたサユースTMA-M宇宙船は2010年から運用が始まっている。油井宇宙飛行士らが乗るのは、この新しいサユースTMA-Mの17号機だ。また従来、プラグリェースM-Mを含むすべてのプラグリェース補給船の打ち上げは、旧型のサユースUロケットが担っており、プラグリェースM-M型をサユース2.1aによって打ち上げたのは、2014年10月29日が初めてのことで、今回がまだ2回目にすぎなかった。1回目の飛行では偶然にも問題は発生しなかったものの、2回目の今回になってついに出現した、というわけだ。ロシアは現在、旧型機から新型機のサユース2シリーズへの切り替えを進めている最中で、人工衛星の打ち上げについてはすでに代替が完了している。またプラグリェース補給船の打ち上げも、しばらくはサユースUとサユース2.1aの両方を並行して使用することで、様子を見ながら切り替えていく方針を採っている。そして露払いが完了すれば、現在は旧型のサユースFGで打ち上げられている有人のサユースTMA-M宇宙船もまた、ゆくゆくはサユース2.1aで打ち上げられる予定となっている。もしサユースTMA-Mの打ち上げで今回のようなことが起きていれば、ミッション中止はおろか、宇宙飛行士の命が失われる事態になっていたかもしれない。プラグリェースの打ち上げの段階で今回の欠陥が判明したことは、不幸中の幸いであったということになる。○信頼性を取り戻せるかしかし、本当に不幸中の幸いとなるかどうかは、これからのロシアの動きによって変わるだろう。ロスコースマスの発表では、サユース2.1aロケットとプラグリェースM-M補給船の開発において、今回のような事故が起こる可能性を十分に考慮していなかったとしている。ロケットや宇宙船などが設計通りに飛ぶかどうかは、実際に飛ばしてみなければわからない部分があるのは確かである。しかし、今回の場合、地上での実験で再現ができたこと、またその結果が1か月という比較的短期間で発表できるほどであったということは、今回の事故が再現性の高い事象、見つけやすい欠陥であったことを示している。つまり開発時にしっかり試験や検査をしてさえいれば、その時点で欠陥が見つかっていた可能性は高い。しかしロスコースマスが「開発時に考慮していなかった」と発表文で述べていることから、事前の試験や検査の一部が省略されたか、無視されていたということになる。信頼性は試験や検査でしか保証することはできない。今回の事故が、本当に試験や検査を軽視、無視したために起きたのかどうかは、今出ている情報だけでは確実なことは言えないが、しかし最近のロシアの宇宙開発では、そうした手順を無視した結果、打ち上げ失敗や衛星の故障といった問題が多々起きている。その都度、品質管理の見直しをはじめ、さまざまな対策を取ることが発表されてきたが、今のところそれらは一向に成果を見せておらず、つい最近も、それらの対策が履行されていないという事実が明らかになったばかりだ。ロシアの宇宙産業がこうした体質そのものを改善することができなければ、ふたたび今回のような事故が起こる可能性は残り続けることになるだろう。
2015年06月18日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.MonsterArts」より、『S.H.MonsterArts ゴジラ(1964)出現Ver.』の予約受付が、プレミアムバンダイにてスタートしている。2015年10月発送予定で、価格は7,344円(税込)。「ゴジラ(1964)出現Ver.」は、1964年に公開された特撮怪獣映画『モスラ対ゴジラ』に登場したゴジラ。昭和ゴジラは、作品ごとに造形、デザインがたびたび変化するが、本作のゴジラは「モスゴジ」と呼ばれて親しまれている。「S.H.MonsterArts」では、2013年「プレミアムバンダイ」にて限定販売され、今回は同商品のスペシャルカラーバージョンとなる。『S.H.MonsterArts ゴジラ(1964)出現Ver.』は、劇中で印象的な砂の中から出現し砂埃のついたゴジラを再現。昭和初期のゴジラで特徴的な白い放射熱線エフェクトも付属しており、空・海・陸を揺るがす世紀の大激闘を闘い抜いたゴジラの勇姿を、思うままに楽しむことができる。セット内容は本体に加え、放射熱線エフェクト(白)、エフェクト用台座。全高は約140mm。商品価格は7,344円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年10月を予定している。TM & (C)TOHO CO., LTD.
2015年06月15日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、『S.H.Figuarts ホースオルフェノク』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年10月発送予定で、価格は5,940円(税込)。ホースオルフェノクは、2003年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダー555』に登場する木場勇治が、2年間昏睡状態に陥った後に死亡した事により覚醒した姿。ファイズ/乾巧とはお互いの素性を知らずに何度も戦い合っていたが、次第に打ち解け親友のような関係となる。劇中では、仮面ライダーファイズや仮面ライダーカイザに変身したことも。終盤には、迷いながらもオルフェノクの王「アークオルフェノク」との最終決戦に臨む。シリーズ全体から見ても敵キャラクターとしては特に人気が高く、「S.H.Figuarts」シリーズとしては初の立体化となる。『S.H.Figuarts ホースオルフェノク』は、オルフェノクの複雑な造形を細かく再現しており、「S.H.Figuarts」独自の高い可動域を確保。これまでもいくつかのシリーズで立体化されているホースオルフェノクだが、アクションフィギュアとしては決定版の仕上がりに。専用武器の魔剣ホースソードと盾ももちろん付属し、現在発売中の『S.H.Figuarts 仮面ライダーファイズ』とともにディスプレイを楽しみたいフィギュアとなる。商品価格は5,940円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年10月を予定している。(C)石森プロ・東映
2015年06月09日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、2015年10月発売予定の『S.H.Figuarts 仮面ライダー3号』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は5,184円(税込)。「仮面ライダー3号」は、今年3月に公開された特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』にて黒井響一郎が変身する仮面ライダー。仮面ライダー1号と2号を葬るという衝撃のオープニングはもちろん、俳優の及川光博が演じたことでも大きな話題となった。S.H.Figuarts化は、5月30日~31日に開催されたバンダイの大人向けコレクターズアイテムの祭典「魂の夏コレ 2015」にて発表され、商品のサンプルが展示されていた。『S.H.Figuarts 仮面ライダー3号』は、ダークトーンや淡い緑色のボディ、金のマフラーなど劇中のカラーを徹底的に再現。さらに、ジャンプ時のベルトから噴射するエフェクトや、キックのエフェクトが付属し、映画さながらのアクションシーンを再現することができる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各3種、キックエフェクト、ジャンプエフェクト。なお「魂の夏コレ 2015」では、後日譚として描かれた配信ドラマ『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』に登場した仮面ライダー4号も参考出品されていた。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年06月06日2015年4月28日に打ち上げられた無人補給船「プラグリェースM-27M」は、ロケットからの分離直後に原因不明の問題に襲われ、制御不能に陥った。プラグリェースM-27Mには国際宇宙ステーションに補給するための物資が搭載されていたが、復旧できずにドッキングを断念、そのまま高度を落とし、5月8日に地球の大気圏に再突入して消滅した。プラグリェースM-27Mは、いったいなぜ制御不能に陥ったのだろうか。この連載の第1回では、事故の簡単な経緯と、今後の影響について紹介した。また第2回、第3回では、事故が発生した4月28日から、大気圏に再突入して消滅するまでの経緯について紹介した。第4回となる今回は、今後の予定や事故調査の進み具合について、現時点でわかっている最新の情報を紹介したい。○事故による今後の打ち上げへの影響ロシア連邦宇宙庁(ロスコースマス)は5月12日に記者会見を開き、今回の事故を受けて、今後のISSへの宇宙飛行士や補給物資の打ち上げ予定を、すべて延期すると発表した。プラグリェースM-27Mの事故前の予定では、まず5月15日に、現在ISSに滞在しているアントーン・シュカープリラフ(露)、サマンサ・クリストフォレッティ(欧)、テリー・ヴァーツ(米)宇宙飛行士の3人を乗せたサユースTMA-15M宇宙船が地球に帰還し、続いて5月26日には、新たにISSのクルーとなる、アレーク・カノネーンカ(露)、油井亀美也(日)、チェル・リングリン(米)宇宙飛行士の3人を乗せたサユースTMA-17Mが打ち上げられることになっていた。また、プラグリェースM-27Mの次号機となるプラグリェースM-28Mの打ち上げは8月ごろに設定されていた。しかし、ロスコースマスはこれをすべて変更し、まずサユースTMA-15Mの帰還を6月上旬まで延期し、サユースTMA-17Mの打ち上げも7月下旬まで延期するという。一方、プラグリェースM-28Mの打ち上げは、7月上旬に繰り上がることになった。これは、有人のサユースTMA-17Mよりも先に無人の補給船を打ち上げることで、安全性を確認すると共に、プラグリェースM-27Mで補給できなかった物資を、いくらかでも送り届けることを意図したものだろう。同機の打ち上げ準備は、今回の事故前からすでに行われており、打ち上げを1か月繰り上げることに問題はないという。それ以降の飛行計画については明らかにされていないが、今回の延期に合わせて、打ち上げや帰還は軒並み遅れることになるだろう。ただ、今現在もISSには宇宙飛行士が滞在しており、彼らの健康なども考えると、すべての予定が2か月遅れることはないと思われる。例えば油井飛行士ら第44/45次長期滞在員のミッション日数を予定より短くするなどして調整することになるだろう。ただ、注意しなければならないのは、あくまでこれは事故調査と、ロケットなり補給船なりへの対策が順調に進んだ場合での話であり、もし調査と対策に手間取ることがあれば、打ち上げ再開はさらに遅れ、油井飛行士らの飛行や、今後のISSの運用予定にもさらに大きな影響が出ることになろう。また、ISS関連の打ち上げ以外への影響も出ている。今回の事故がなければ、5月15日にプラグリェースM-27Mを打ち上げのと同じ、サユース2.1aロケットを使った偵察衛星の打ち上げが予定されていたが、タス通信が5月12日に報じたところによれば、2週間ほど延期されるという。これは今回の事故の原因が、ロケット側にあった可能性が否定できないということを示している。なお、同型のロケットは、欧州のアリアンスペース社もロシアから輸入して運用しているが、今回の事故による影響については特に発表は行われていない。油井飛行士らの打ち上げなど、今後の予定については、また新しい情報が発表され次第、本連載の中で紹介したい。○始まった事故調査ロスコースマスは5月12日に開かれた記者会見の中で、その時点までに判明している事柄を明らかにした。それによると、まず計画では、ロケットの離昇から524.97秒後に、第3段ロケット・エンジンの燃焼を停止させる指令が出され、528.27秒後にプラウリェースM-27Mを分離することになっていた。しかし実際には526.716秒後、つまり予定より1.5秒ほど早く「異常な分離」が起きたことが判明したという。この異常な分離がどういうものかについては不明だ。また、軌道を観測したところ、プラグリェースM-27Mは遠地点高度が予定よりも40kmほど高い軌道に、一方のロケットの第3段は遠地点高度が20kmほど低い軌道に入っていたという。また、ロケットの第3段エンジンの燃焼終了後に、ロケットの第3段の燃料と酸化剤の両方のタンクが、減圧していたこともわかったという。これはおそらく穴が開いたり、破裂したりして生じたものであるとされる。タス通信は5月13日付けで、少なくとも爆発したわけではないだろうとする専門家の見解を報じている。これは異常が発生した時点ですでにロケットの推進剤は空であったことから、爆発が起こるのに必要な要素が存在しないためだ。現時点では、これらの事実がどのように関連しているのかまでは明らかにされていない。たとえば、まずプラグリェースM-27Mに何らかの問題が起き、早期の分離とタンクの破裂を引き起こした可能性もあれば、逆にタンクが破裂したことで早期に分離された可能性など、さまざまなシナリオが考えられる。タス通信は、「失敗の原因を知るためには、さらに詳細な調査が必要である」とする、ロスコースマスのイーガリ・カマローフ長官の発言を報じている。ロスコースマスでは、プラグリェースM-27Mやサユース2.1aを製造した企業などと協力し、5月13日からより詳細な調査に入っている。その結果は当初、5月22日までには発表したいとしていたが、タス通信は22日、調査期間が延長されることになったと報じている。データが不足しており、まだ結論が出せないためだという。タス通信は5月14日にも、「原因を断定するにはデータが不十分だ」という関係者の発言を報じており、調査が難航している様子が伺える。(続く)
2015年06月03日「エイチ&エム(H&M)」が、2015年秋、日本初となるメンズストアを大阪 戎橋にオープンすることを発表。今回のH&Mメンズストアは、地下1階~3階までの合計4フロア構成になっており、H&Mのメンズコレクションのフルコンセプトが集約。通常のH&M Manの他、ハイストリートトレンドを反映したDIVIDEDライン、機能性とファッション性を持ち合わせるスポーツウェアや、アンダーウエアやアクセサリー等、また関西では初の入荷となる、こだわりとトレンド性が反映されているTRENDライン、クオリティを重視しシルエットにこだわったドレスウエアも登場する。また、H&M EBISUBASHIはレディースのみの店舗となる。「エイチ&エム(H&M)」は2008 年に日本で初の店舗を銀座に出店して以来、日本全国に店舗展開を進め、2015年4月29日現在、国内に50店舗しており、今年のその他の出店に関しては、秋にH&M KANAZAWAを予定している。【店舗概要】H&M EBISUBASHI MEN’S(エイチ&エム 戎橋 メンズ)所在地:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-4-9売り場面積:約1,000㎡店舗構成:4フロア営業時間:未定取り扱いコンセプト:H&M MAN, H&M MAN TREND, DIVIDED , L.O.G.G., MODERN CLASSICc ,H&M SPORTS, H&M BASIC, アクセサリー、アンダーウエア元の記事を読む
2015年05月29日●全長56.6m、最大直径は5.2m三菱重工業は2015年5月22日、愛知県海部郡飛島村にある同社の飛島工場で、「H-IIB」ロケット5号機の第1段、第2段機体を報道関係者向けに公開した。このあとロケットは種子島宇宙センターへ運ばれ、最後の組み立てと試験を経た後、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の5号機を搭載して宇宙へ飛び立つ。打ち上げ日はまだ決まっていないが、今年の夏ごろになるという。○H-IIBロケットH-IIBは宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工が開発したロケットで、主に宇宙ステーション補給機「こうのとり(HTV)」を打ち上げるため、当時すでに運用に就いていたH-IIAロケットを基に造られた。全長は56.6m、最大直径は5.2m、燃料などをすべて含めた打ち上げ時の質量は531tもある、日本最大のロケットだ(ちなみに、H-IIAやH-IIBの後継機となる「新型基幹ロケット」は、さらに大型になることが予定されている)。今回公開されたのは、H-IIBのうち第1段機体と第2段機体のみである。三菱重工ではこの2つを指して「コア機体」と呼んでいる。第1段機体の全長は38m、直径は5.2mで、H-IIBの中で最も大きな部品だ。H-IIAよりも打ち上げ能力を増やすため、第1段ロケット・エンジン「LE-7A」を2基装着し(H-IIAでは1基)、さらにタンクを太くし、推進剤の搭載量を増やすなどといった改良が加えられている。その上に載る第2段機体は、若干補強が施されている以外は、基本的にはH-IIAのものがそのまま流用されている。全長は11m、また直径は第1段より細い4.0mであるため、H-IIBの全体像は、コーラの瓶のように胴体の途中が細くなった姿をしている。実際の打ち上げ時には、第1段の下部には白い固体ロケット・ブースター(SRB-A)が4基装着され、またロケットの頭には「こうのとり」を保護するための衛星フェアリングが装着される。SRB-AはIHIエアロスペース、衛星フェアリングは川崎重工業がそれぞれ製造を担当しているため、この工場にはない。H-IIB 5号機用の両部品はすでに種子島宇宙センターへ運ばれており、コア機体の到着後に装着されることになっている。H-IIBの1号機は2009年9月11日に打ち上げられ、これまでに4機すべてが成功を収めている。1号機から3号機まではJAXAが運用を担当していたが、4号機からは三菱重工が担当しており、H-IIAと同じ「商業ロケット」として、同社の打ち上げ輸送サーヴィスのラインアップに名を連ねている。ただ、打ち上げ時の安全管理などは引き続きJAXAが担当しており、JAXAがまったくのノータッチ、というわけではない。また会見に立った三菱重工の二村幸基技師長は「安全管理は国が執行するのが望ましい。たとえば問題が発生したときに躊躇なく指令破壊を行えるのは独立した機関である」として、今後とも三菱重工が打ち上げを、JAXAが安全管理を担うという体制を続けることの意義を強調した。●いくつかのコストダウン索を適用○打ち上げは今夏今回の5号機は前号機など比べ、外見にあまり目立った変化はない。ただ、H-IIAですでに実施されているコストダウン策がいくつか適用されており、例えば画像圧縮伝送装置の搭載数が、改良によって従来の2個から1個へと少なくなっているという。また、2号機から行われている第2段機体の制御落下も実施される。ロケットの第2段機体は、「こうのとり」を軌道まで送り届ける都合上、一緒に地球をまわる軌道に乗ることになる。放っておいても数日で大気圏に再突入するが、それでも他の衛星に衝突する可能性はあり、また人家のある地域の上空で再突入すると、燃え残った部品が落下する可能性もある。そこでなるべく早期に、なおかつ人家のない太平洋上などに狙って落下させることが望ましい。そこで実施されるのが制御落下だ。具体的には、まず「こうのとり」を軌道に送り届けた後、地球を1周させ、続いて機体の健全性を確認した上で、地上からの指令でロケット・エンジンに点火して逆噴射する。そして軌道速度を失った第2段は地球の大気圏に再突入し、燃え尽きる。この試みはH-IIBの2号機から実施されており、すべて狙った水域への落下に成功している。コア機体は、このあと5月29日に船に載って出荷され、6月1日に鹿児島県の種子島宇宙センターに到着し、そこで最後の組み立てが行われる。そして試験を経て、「こうのとり」5号機を載せ、宇宙へ向け打ち上げられる。現時点では打ち上げ日は「今年の夏ごろ」とされており、詳しい日付はまだ決まっておらず、決定され次第発表するという。国際宇宙ステーションへの打ち上げでは、他国の宇宙船や補給船の打ち上げスケジュールや、宇宙飛行士の活動などを含めて国際間で決定されるため、三菱重工の一存で決めることはできない。国際宇宙ステーションへの物資補給をめぐっては、先日ロシアの「プラグリェースM-27M」補給船に問題が発生し、ステーションに到達できないという事故が起きている。今のところ運用に影響は出ていないが、「こうのとり」5号機とそれを打ち上げるH-IIB 5号機の重要性は、いつもに増して高まっている。三菱重工の二村技師長は、「運ぶものが何であろうと、要請されたものを軌道に投入するのが我々の仕事。確実に打ち上げを成功させたい」と語った。(取材協力: 宇宙作家クラブ)(画像集は次ページヘ)●画像集
2015年05月26日日本エイサーは21日、フルHD対応の短焦点プロジェクタ「H7550ST」と「H6517ST」の2機種を発表した。「H7550ST」では1.5m、「H6517ST」では1.1mの距離から100インチのスクリーンに投影できる。価格はオープンで、店頭予想価格は「H7550ST」が税別130,000円前後、「H6517ST」が税別100,000円前後。22日より発売する。○H7550ST最短投影距離0.9mの短焦点プロジェクタ。3D対応のHDMI1.4a端子を搭載しているため、3D対応の機器、コンテンツ、オプションの3Dメガネを用意すれば3D映像が楽しめる。また、2D映像をリアルタイムに3D映像に変換できる「2D to 3D変換機能」を搭載している。天板内部にMHL対応HDMI端子とmicroUSB端子を搭載し、Chromecastのような小型のメディアストリーミング端子を接続したまま収納することができる。また、Bluetoothオーディオモジュールを内蔵し、接続中の再生機器の音声を、本製品を通じて外部のBluetooth対応デバイスとBluetooth接続できる。主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1080p(1,920×1,080ドット)、輝度が標準で3,000ルーメン(ECOモード:2,400ルーメン)、コントラスト比が16,000:1。ランプ交換時間は標準で4,000時間、ECOモードで6,000時間、Extreme ECOモードで8,000時間。投写画面サイズが54~300インチで、投影距離が0.9~4.6m、アスペクト比が16:9 / 4:3。対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,200ドット(WUXGA)。レンズは明るさがF2.6~2.78、焦点距離が10.20~11.22mm。映像入力インタフェースはHDMI×2(MHL対応HDMI×1)、ミニD-Sub×1、コンポジット×1、S-Video×1、コンポーネント×1。10W+10WのDTS / Bluetooth対応スピーカーを搭載し、映写モードはフロント / リア / フロントセイリング / リアセイリング。台形補正は垂直方向のみ±40度の補正が可能。本体サイズはW357×D241×H98mm、重量は3.4kg。○H6517ST最短投写距離0.5mの短焦点プロジェクタ。H7550STと同じく3D映像が楽しめるほか、MHL対応のスマートフォンと本体をケーブルで接続すると、スマートフォンの表示内容を大画面で投影できる(市販のMHLケーブルが必要)。主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1080p(1,920×1,080ドット)、輝度が標準で3,000ルーメン(ECOモード:2,400ルーメン)、コントラスト比が10,000:1。ランプ交換時間は標準で4,000時間、ECOモードで6,000時間、Extreme ECOモードで8,000時間。投写画面サイズが45~300インチで、投影距離が0.5~3.3m、アスペクト比が16:9 / 4:3。対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,200ドット(WUXGA)。レンズは明るさがF2.8、焦点距離が7.42mm。映像入力インタフェースはHDMI×2(MHL対応HDMI×1)、ミニD-Sub×1、コンポジット×1。2W×1のスピーカーを搭載し、映写モードはフロント / リア / フロントセイリング / リアセイリング。台形補正は垂直方向のみ±40度の補正が可能。本体サイズはW314×D223×H93mm、重量は2.5kg。
2015年05月21日アルティマは、IoT/M2Mソリューションの実現に向け、「IoT/M2M向けメッシュネットワーク・ソリューション」の提供を開始したと発表した。同ソリューションでは、同社がこれまで技術商社として蓄えてきたノウハウとパートナーリレーションを活用することで、センサ端末からクラウドでの見える化までを一括で提案することを可能とする。具体的には、LAN側の信頼性面で、IEEE802.15.4e準拠の低消費電力2.4GHzメッシュネットワークとして、リニアテクノロジー(ダスト・ネットワークス)の「スマートメッシュ」Mote(子機)モジュールを採用。WAN側には同じくリニア(ダスト)の「スマートメッシュ」Manager(親機)モジュールとSierra Wirelessの3Gモジュール「SL8084T」を搭載したコアとの共同開発品「たんぽぽ ASURA」Dustモデルならびにコンピューテックス製M2M組込みCPU モジュール「CM-DUST」を採用。さらに、インターネットまたは、VPN接続へのモバイルネットワークには、NTTPCコミュニケーションズのMVNO回線を利用し、最終的にクラウドでのモニタリングには各通信機器に対応したプラットフォームを活用できる仕組みとしているという。なおアルティマでは、こうした環境を構築するにあたって、必要なデバイス/システムとともに、各種無線認証サポートをテュフラインランドジャパンと協業して行うほか、技術サポートまで含めたトータルソリューションとして提案していくとしている。
2015年05月19日H&M(エイチアンドエム)とパリのメゾン「BALMAIN(バルマン)」のコラボレーションによるコレクションが、5月17日に行われたビルボード・ミュージックアワードのレッドカーペットで初披露された。今秋のH&Mにおけるデザイナーコラボレーションのパートナーとして選ばれた「BALMAIN」は、1945年に創立したフランスのラグジュアリーブランド。若きクリエイティブディレクターのオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)のもと、アパレルを始め、シューズやスカーフなど幅広いアイテムを展開している。17日に行われたビルボード・ミュージックアワードのレッドカーペットでは、オリヴィエ・ルスタンの友人であるモデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)やジョーダン・ダン(Jourdan Dunn)らによってコレクションのアイテムが初披露された。アイテムの取り扱いは、11月5日より世界各地の約250店舗、及び公式オンラインショップで開始。なお現在では、ハッシュタグ「#HMBALMAINATION」をつけてSNSなどにコメントを投稿することで、情報を共有出来るようになっている。今回のコラボレーションについて、オリヴィエ・ルスタンは「H&Mとのコラボレーションにより、多くの人々を『BALMAIN』の世界にご招待し、夢のようなアイテムを手にして頂き、グローバルに『#HMBalmaination』を創造することができます。このハッシュタグは一体となるムーヴメントを表現しています。僕にとってこのコラボレーションはとても自然なことに感じました」と語っている。
2015年05月19日インターネットイニシアティブ(IIJ)は5月13日、M2M専用のデータ通信サービス「IIJモバイルM2Mアクセスサービス」のラインアップに、KDDIのau 4G LTEエリアに対応した「タイプK」を追加したと発表した。IIJモバイルM2Mアクセスサービスは、M2M用途に特化したアクセス回線として、M2Mデバイス用のSIMカードを提供するモバイルデータ通信サービス。これまで同サービスでは、NTTドコモのLTE/3Gエリアに対応したアクセス回線として「タイプD」を提供してきたが、このたびラインアップに「タイプK」が加わり、アクセス回線の選択肢が広がることで、エリアや用途に応じて複数キャリアを補完的に利用することが可能となる。また、「タイプD」と「タイプK」のデータ通信量を合算してシェアすることで、回線コストを節約することができる。「タイプK」の通信エリアはau 4G LTE提供エリアで、SIMの種類はマイクロSIM/nanoSIM。SMS機能は標準提供となっており、国際ローミングは不可。連携サービスはIIJモバイル大規模プライベートゲートウェイサービスとIIJモバイルBiz+サービスとなっている。料金プラン(税別)は、通信可能な時間帯は「プランA」が22時~翌日6時まで、「プランB」が24時間、通信制限は「プランA」なし、「プランB」あり(上り下り最大200Kbps)、初期費用はいずれも3万円/契約、登録手数料はいずれも3000円/回線で、月額費用は「プランA」が300円/回線、「プランB」が460円/回線となっている。新たに追加された「インターネット接続オプション」では、インターネットへアクセス可能な共通アカウントを提供し、パブリッククラウド環境への通信を可能とする。本オプションは、「タイプD」、「タイプK」のどちらの回線でも利用可能だ。「インターネット接続オプション」では、インターネット接続時に付与されるアドレスがプライベートIPアドレス(NAT)、オプションの対象は1回線ごとに付与される。最低利用期間は1カ月で、対象プランはプランA(22時~翌日6時まで高速通信が可能)、プランB(24時間、下り最大200kbpsで継続通信が可能)。アカウントは共通アカウントで、国際ローミングは不可能。料金(税別)は、初期費用が0円、月額費用が200円/回線となっている。
2015年05月18日2015年4月28日に打ち上げられた無人補給船「プラグリェースM-27M」は、ロケットからの分離直後に原因不明の問題に襲われ、制御不能に陥った。プラグリェースM-27Mには国際宇宙ステーションに補給するための物資が搭載されていたが、復旧できずにドッキングを断念、そのまま高度を落とし、5月8日に地球の大気圏に再突入して消滅した。プラグリェースM-27Mは、いったいなぜ制御不能に陥ったのだろうか。この連載の第1回では、事故の簡単な経緯と、今後の影響について紹介した。第2回となる今回は、事故の経緯について、打ち上げ当日の出来事に絞り、もう少し詳しく見ていきたい。○問題発生プラグリェースM-27Mはモスクワ時間2015年4月28日10時9分(日本時間2015年4月28日16時9分、以下同)、サユース2.1aロケットに搭載され、カザフスタン共和国にあるバイカヌール宇宙基地の31/6発射台から離昇した。無事に打ち上げられたかに見えたプラグリェースM-27Mに、何らかの問題が起きたことがわかったのは、打ち上げから約9分後の、ロケットから分離された直後のことだった。プラグリェース補給船はロケットからの分離後、太陽電池パドルと展開式のアンテナを開くことになっており、またその結果は地上へ知らされることになっている。だが、送られてきたデータからは、太陽電池が開いたことは確認できたものの、クールスと呼ばれるシステムで使われる6基のアンテナのうち、2基の展開しか確認できなかった。クールスは国際宇宙ステーション(ISS)に自動で接近し、ドッキングを行うことができるシステムで、接近速度を測ったり、ISSとの相対角度を測ったりするために6基のアンテナを使う。これらのアンテナは打ち上げ時には折り畳まれており、ロケットから分離された後に開くようになっている。また一部のアンテナは、ISSとのドッキング前に収容されることにもなっている。当初プラグリェースM-27Mは、打ち上げから約6時間後にISSに到着する予定だったが、この問題が起きたことで延期され、2日間かかる飛行計画に変更された。実は過去にも、プラグリェース補給船や、またよく似た設計のサユース宇宙船で、アンテナが展開しないという問題が何度か起きていたが、あとになって展開に成功し、問題なくドッキングできたことがあった。また、アンテナのうちいくつかが展開していない状態でもドッキングする術がないわけではなかった。したがって、まだ絶望視するような状況ではないと思われた。NASAやロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は、この時点ではまだ、問題さえ解決すれば4月30日には到着できるだろうという見通しを述べていた。だが実のところ、このときすでに、モスクワ郊外にあるミッション管制センター、通称ツープ(TsUP)は、より悪い状況に陥っていることを認識していた。プラグリェースM-27Mからのテレメトリー(宇宙機や搭載機器の状態を示す信号)は途切れ途切れにしか届いておらず、またプラグリェースM-27Mに搭載されているコンピューターがクラッシュしていることが確認された。さらに、センサーの数値から、2系統ある推進システムのうち一方の圧力が出ていないことも確認されていた。また、ツープに勤めている人物が後に明かしたところによると、このとき、プラグリェースM-27Mが乗っている軌道を測ったところ、地表から最も遠くなる地点(遠地点)が、計画より約40kmも高いことが判明していたという。事故への対処に当たっていた調査チームはこの時点で、サユース2.1aロケット側の問題を疑ったそうだが、ロケットを製造したRKTsプラグリェース社の職員は「ロケットの飛行は正常であり、測定の方が間違っている」と見解を述べ、その根拠となるデータも提示していたという。だが、プラグリェースM-27Mが軌道を2周した後になって態度を変え、そのデータは実際の測定値ではなく計画値であったことを認め、さらにテレメトリーが不足しており、補給船とロケットの分離すら、直接には確認できていないことも認めたという。11時30分(17時30分)には、軌道上の物体を追跡している米戦略軍(USSTRATCOM)・宇宙統合機能構成部隊(JFCC SPACE)・統合宇宙運用センター(JSpOC)は、プラグリェースM-27Mと、ロケットの第3段と思われる物体の軌道のデータを発表した。その数値は計画値とは大きく異なるものであった。これは観測初期に起こりがちな測定誤差であり、後に訂正されているが、その差に違いはあれど、計画値と異なる軌道に乗っていたことだけは確かだった。○回転していたプラグリェースM-27M打ち上げから約1時間半後の11時44分(17時44分)、プラグリェースM-27Mは地球を一周し、再びロシアの管制センターとの通信が可能な範囲に入った。だが、相変わらずテレメトリーは途切れがちで、地上からの指示も受け付けない状態だった。そのまま軌道2周目は終わり、3周目に入ってもそれは続いた。打ち上げから約6時間半後の14時44分(20時44分)、ロシアの地上局がプラグリェースM-27Mと通信できる4度目の機会が訪れた際、途切れがちのテレメトリーから、プラグリェースM-27Mのコンピューターがエラーを認識しており、また角速度センサーや姿勢制御システムが稼動していないことが確認された。さらに、何らかの理由で、推進剤が大量に減っていることも確認されている。さらに、船の搭載カメラが撮影した映像データを受信することにも成功した。だが、そこには地球と宇宙空間が目まぐるしく交互に映る様子が収められており、プラグリェースM-27Mがおよそ4秒で1回転という速度で回転していることが判明した。もちろん、プラグリェース補給船がこのような回転をすることは、通常ではありえないことだった。ツープはすぐさま、この回転を止めるための指令をプラグリェースM-27Mに送った。だが、その直後に地上と通信できる範囲から飛び去ってしまったため、回転が止まったかどうかがわかるのは、さらに地球をもう1周し、ロシアの地上局との通信ができる範囲に入ってくるのを待つ必要があった。16時17分(22時17分)、5度目となる通信の機会が訪れた。しかし、回転が止まったか否か以前に、プラグリェースM-27Mからの通信自体が途絶えていた。モスクワ時間で4月28日中に通信ができる機会はこれが最後で、次の機会は約11時間後まで待たねばならなかった。(続く)
2015年05月13日バンダイが展開するアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズより、2015年9月発売予定の『S.H.Figuarts 悪魔将軍』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は7,992円(税込)。キングオブデビルこと「悪魔将軍」は、『キン肉マン』に登場する圧倒的な実力とカリスマを持つ悪魔超人。自身は肉体を持たず、悪魔騎士が融合し形成することで肉体を得ている。「S.H.Figuarts」の『キン肉マン』シリーズとしては、「ウォーズマン」「ネプチューンマン」「ロビンマスク」「キン肉マン」に続く立体化となる。『S.H.Figuarts 悪魔将軍』は、全身銀色の塗装と豪華付属パーツのフルスペックで立体化され、劇中のさまざまなシーンが再現可能。約170mmのビッグサイズとなり、約145mmの『S.H.Figuarts キン肉マン』と比較しても圧倒的な存在感のアクションフィギュアとなる。付属する汗顔パーツでダメージを受けたシーンや、腕に剣パーツを取り付けて地獄のメリーゴーランドも再現することができる。セット内容は本体に加え、金のマスク、銀のマスク、マスク用台座、交換用頭部、交換用手首左右各2種、剣×2、交換用襟パーツ(金のマスク用)を同梱。金のマスクは悪魔将軍に、銀のマスクは『S.H.Figuarts キン肉マン』(9月再販予定)にも取り付けることができるという。(C)ゆでたまご・東映アニメーション
2015年05月12日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts アルティメット孫悟飯』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年9月発送予定で、価格は4,104円(税込)。「アルティメット孫悟飯」は、鳥山明氏による漫画『ドラゴンボール』およびTVアニメ『ドラゴンボールZ』の「魔人ブウ編」にて、老界王神によって潜在能力を限界以上に解放された姿。超サイヤ人3をさえも上回る凄まじいパワーを獲得し、劇中で魔人ブウ(悪)を圧倒した。これまでさまざまな『ドラゴンボール』のキャラクターを立体化してきた「S.H.Figuarts」だが、ついに孫悟飯最強の姿が登場する。『S.H.Figuarts アルティメット孫悟飯』は、甘さが消えた悟飯の威圧的な表情を劇中そのままのイメージで再現し、孫悟空と同じ山吹色の道着を着用。「勝てんぜ、おまえは…」「こっちだ、ウスノロ」時の不敵な笑みや叫び顔の表情パーツも付属している。もちろんこれまでの「S.H.Figuarts」同様可動域も良好で、劇中のさまざまなポーズ、シーンを再現することができる。セット内容は本体に加え、交換用フェイスパーツ2種、交換用手首左右各4種、エネルギー弾エフェクトパーツ、魂STAGE ACT.4台座、魂STAGE ACT.4支柱。商品価格は4,104円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年9月を予定している。なお現在「プレミアムバンダイ」では、現在公開中の映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』に登場する、『S.H.Figuarts 超サイヤ人ゴッドSS 孫悟空』と『S.H.Figuarts ゴールデンフリーザ』(ともに4,536円/税込/2015年10月発送予定)も予約受付中。(C)バードスタジオ/集英社(C)「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
2015年04月24日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts 仮面ライダーX & クルーザー セット』の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年8月発送予定で、価格は8,316円(税込)。「仮面ライダーX」は、1974年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダーX』の主人公・神敬介が変身した姿で、身体はX文字を模った「耐圧ラング」で覆われ、深海1万メートルの環境でも活動可能なライダー。ベルト部分に格納されているグリップ式武装を兼ねた「ライドル」を使用して、GOD機関と戦う。「S.H.Figuarts」シリーズでは、2013年に仮面ライダーX単体で立体化されているが、今回は愛機「クルーザー」とともに発売される。『S.H.Figuarts 仮面ライダーX & クルーザーセット』は、商品名のとおり仮面ライダーXとクルーザーをセットにしたもの。仮面ライダーXは、グレーの色味を従来商品より劇中に近づけた彩色で再現されているという。クルーザーは、フロントカウルやボディパーツなどを忠実に再現し、魂STAGE接続用のジョイントも付属。激しいアクションポーズも再現できる。セット内容は仮面ライダーXとクルーザー本体に加え、交換用手首左右各7種、交換用マフラー2種、ボタン付きグリップ、ライドル・ホイップ、ライドル・スティック、ライドル・ロングポール、ライドロープ、後輪スタンド、支柱ジョイントパーツ。商品価格は8,316円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は2015年8月を予定。また『S.H.Figuarts クルーザー』単体での予約も受け付けている。(C)石森プロ・東映
2015年04月23日●やさしく、かつパワフルにジュースを搾るHUROM(ヒューロム)はスロージューサーの新モデル「H2H スーペリア」を4月29日から順次発売する。直販サイトのほか、日本橋三越本店や伊勢丹新宿店などで販売し、価格は税別39,800円。H2H スーペリアは既発売のスロージューサー「H2H」に、かんきつ類の搾汁ができる電動式スクイーザーと、洗浄後にパーツを干しておける乾燥スタンドを追加したモデル。1分間に40回転するスクリューで、野菜や果物に加わる熱を抑えつつ、手で搾ったような自然な仕上がりを実現した。1分間に8,000~15,000回転する高速搾汁タイプのジューサーで作ったものに比べて、ビタミンCが約60%、リコピンが約40%多く含まれるジュースを作れる(トマト100gを搾汁した場合)。2枚羽根スクリューを採用したことによって、効率よく搾汁できるようになり、搾汁量が増加。水分が多くてやわらかい果物だけでなく、水気の少ない葉物野菜などもジュースにできる。食材の特性によってジュース濃度を調節できる「搾汁調節レバー」を装備するのも特徴だ。ジュースをためておくドラム内の圧力を調節し、食材に応じた搾汁が可能になった。かんきつ類の搾汁に適したスクイーザーのほか、サラサラしたジュースを作れるストレーナーと、トロリとしたジュースを作れるスムージーストレーナーが付属。洗浄用ブラシ、レシピブックも同梱される。サイズはW167×D240×H398mm。カラーはノーブルシルバーだ。HUROMは6月10日にスワロフスキー・クリスタルをちりばめた特別モデル「クリスタル エディション」も発売する。日本橋三越本店において、30台限定で販売。ボディ側面とロゴにスワロフスキークリスタルをあしらっており、価格は税別99,800円だ。次ページでは、発売に先がけて開催された新製品発表会とスロージューサー体験会の様子をレポートする。●毎朝10分あれば続けられる発表会にはHUROM マーケティングディレクター ジン・スンイル氏が登壇。また、自身も毎朝スロージューサーで作ったにんじんジュースを摂っているという、ホテル クアビオの代表取締役 宮田喜代美氏がスペシャルゲストとして登場し、トークセッションを行った。まず、HUROMについて紹介しておこう。HUROMはジューサーの専業メーカーとして1975年に創業して以来、現在では75カ国で展開している。スロージューサーが流行し始めてから急成長を遂げているメーカーだ。ジン氏は、「ジュースだと1日あたりの野菜・果物推奨摂取量の550g(350g+200g)も手軽に摂れる。それに、そのまま食べるよりも消化されやすく、消化器官にかかる負担も少なくて済む。特にスロージューサーは食材の細胞壁を傷つけにくく、色や味をキープできる。高速ジューサーに比べてビタミンなどの栄養素が壊れにくいのも特徴だ」と、ジュースを生活に取り入れることのメリットをアピールした。トークセッションに登場した宮田氏がオススメするのは、にんじんをベースにしたジュース。にんじんにリンゴやレモン、生姜、パセリなどを加えてジュースにしたものを毎朝飲んでいるとのこと。朝食はジュースだけ、という生活を続けてもう何年も経つそうだ。宮田氏は「毎日続けるのが大変そう、ってよく言われますが、実際はそんなにたいしたことないんです。野菜を取り出してから、ジュースを飲み終わってコップとかジューサーを洗う時間まで含めて10分くらいなんですよ。確かに最初のうちは大変かもしれないけれど、習慣化してしまえばそんなに時間も取りません。トーストを焼いてコーヒーを淹れて、っていう時間と変わらないと思いますよ」と語った。筆者も実際にジュース作りに挑戦してみた。次ページではその様子や使い心地をレポートする。●H2Hでジュース作りに挑戦実際にH2H スーペリアを用いたデモンストレーションを実施。網目の細かいストレーナーで「パセリ+リンゴ+レモン」、網目の大きいスムージーストレーナーで「キウイ+トンプソン(マスカットの品種名)」、スクイーザーで「ブラッドオレンジ」のジュースを作る。続いて、H2Hを用いて筆者もジュース作りに挑戦。「ビート(カブのような見た目の真っ赤な野菜)+リンゴ+レモン+生姜」で作る赤いジュース、「ケール+パイナップル+レモン」で作る緑のジュース、「紫キャベツ+青リンゴ(王林)+レモン」で作る紫のジュースから、好きなものを1つ選ぶことになり、筆者はデトックス効果が見込めるという緑のジュースを作ることにした。
2015年04月21日M/M(Paris)は1992年に活動をスタートして以来、実にさまざまなブランドとの仕事をしている。アー・ペー・セー(A.P.C.)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)などのファッションブランドをはじめ、マドンナのアルバムジャケットやビョークのミュージックビデオを手がけるなど、ここでは書ききれないほどの幅広い活動を続けている。なぜ彼らはパリを拠点にしているのか。 「パリを拠点しているのは、すごくクリエイティブに向いている場所だからだと思うから。大きすぎないし、小さすぎない。視覚的にもおもしろい街なので、すごくいいインスピレーションをくれる場所なんだ。あとは単純にフランス人だから自分の国の方が落ち着くのかも」と話すマティアスは、元々、生物学を学んでおり、小さい頃からアーティストになろうとは特に思っていなかったという。ただ、絵を描くことは好きだったようで、自分の部屋で小さな展覧会を開き、彼の両親を招待したという微笑ましいエピソードも教えてくれた。その後、「流れに身を任せた(笑)」と名門、パリ国立高等美術学校に入学し、後のビジネスパートナーとなるミカエル・アムザラグと運命の出会いを果たす。そしてマティアスとミカエルはグラフィックスタジオとして「M/M(Paris)」を立ち上げた。アート、ファッション、エンターテイメントと縦横無尽に活動するからこそ、彼らの肩書きをひと言でまとめるのは難しいが、マティアスに今ならどんな肩書きがふさわしいか、尋ねてみた。「いつもぴったりと合う肩書きを見つけるのが難しいかな。特にグラフィックデザイナーとしてやってきているわけでもないし。だから、ユニット名も名前の頭文字をとって『M/M(Paris)』にしている。私たちは、物(作品)を作るのではなく、アイディアをプロデュースしているからね」とマティアス。また、ジャンルの垣根を超えた様々なプロジェクトに対するアプローチ方法も、特に振り分けておらず、同じ姿勢で挑むようにしているという。ヨウジヤマモトやのほか、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』のロゴ、パルコの広告キャンペーンなど、日本に関わる多くの仕事もこれまでに携わってきた2人。約10年前に初めて来日してから何度も日本に訪れているというが、そんな日本からも多くのインスピレーションを毎回得ているという。「日本で好きなものはたくさんあるけど、私たちを初めて日本に招待してくれたアート・ディレクターの浅葉克己さんのことは尊敬しているし、感謝している。彼はバランスのとれた素晴らしい方だと思うよ」。M/M(Paris)がロゴを手がけたという『X MAGAINE』は、福島出身の八木沢俊樹が、東日本大震災に対する文化支援的な意味合いで、2013年に立ち上げたプロジェクト。M/M(Paris)をかねてから敬愛していた八木沢がメールを通じて直接オファーしたことで、コラボレーションすることになったという。「どんな困難な状況であっても生きることに対する信念が感じられるのは、世界中を見ても日本しかないと思う。東日本大震災や原発の問題からも、復興に向けて力を合わせる姿は本当に素晴らしい。だからこそ、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』でロゴを手がけたことは、微力ながら協力できたと思っているよ」。グラフィックデザイン全盛期ともいえる1990年代に、視覚的に理解し合える“タイポグラフィ”を用い、そのミステリアスで暗号性のあるデザインでクリエイティブな表現方法を生み出したM/M(Paris)。そんな彼らがこれまでの20年にどのような道を歩んできたのか?その答えは、展覧会で見つけ出してほしい。【展覧会場法】M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE会期:4月20日18:00まで会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ・パート1・3FTEL:03-3477-5873--【前編】「過去20年間のポスター作品からゲームのように紐解く、M/M(Paris)の軌跡」を読む。
2015年04月17日フランスを拠点に活動するクリエイティブデュオ、M/M(Paris)のポスター展「M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE(エムエムパリス スゴロク ドゥロア)」が4月20日まで、渋谷のパルコミュージアムにて開催中だ。2008年に行われた展覧会「The Theatre Posters」以来となる本展は、日本の“すごろく”に似たフランスの伝統的ボードゲーム「LE JEU DE L’OIE」を題材に、これまでに制作したポスターをマス目に見立てて展示するという、ユニークな内容。会場内はまるで迷路のように入り組んだ回廊で構成されている。どうしてこのようなポスター展を日本で行うことに決めたのか?今回、本展の開催に合わせて来日していたM/M(Paris)のマティアス・オグスティニアックに話を聞いた。2014年秋冬シーズンから、パルコの広告を手がけている「M/M(Paris)」だが、今回パルコで展覧会を行うことにしたのは「他よりもさまざまなトレンドがミックスされている場所なので、展示会のテーマにもふさわしいと思ったから」だそう。「展示会場も螺旋のようなレイアウトにし、ポスターもフランスのボードゲームである『LE JEU DE L’OIE』のマス数である、“63”に合わせてフランスからアーカイブの63枚の厳選されたポスターを運んできた」という言葉通り、まさにマティアスが話す“テリトリーがあってルールがある、ゲームのような感覚の展覧会”が創り上げられていた。ところで、どうしてマティアスは日本の「すごろく」を知っていたのだろうか。「もちろん、リサーチして見つけたんだよ。やったことはないけれど、だいたい、同じようなゲームが各国1つずつ存在するもの。それで『すごろく』が『LE JEU DE L’OIE』と同じような気がしたので、それらの名前を混ぜ合わせた展示会名にしたんだ」。展覧会の構成をゲーム仕立てにした理由について、「ゲームのように駒を進めていくようにするなかで、自分たちが決めたことがどのような運命を歩むことにつながったのか、ということを表現している。20年続けてきたポスター作りのアーカイブを並べることで、それを伝えることにもなる」と話す。つまり、ゲームというものは、サイコロを振ることでさまざまな人生が決まる。次にどんな目が出るか予想できないように、これまでM/M(Paris)が経験した出会いもまた偶然。彼らのクリエイションとゲームとを重ねる展示方法が、彼らの作品特有の神秘性や暗号性を現わしている。まさに「すごろく」のボードを彷彿とさせるレイアウトの展示会場では1996年に芸術センター「Le Theatre de Lorient」とのコラボレーションで制作したポスター作品「Brancusi contre Etats-Unis」から2014年に公開した最新作まで、順を追って展示している。その中には、M/M(Paris)がタッグを組むことが多いフォトグラファー、イネス・ ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・ マタディンとのコラボレーション作品で、俳優のビル・マーレイをコラージュのように見せた「Opening Parenthese」、カール・ラガーフェルド、ビョークが登場するビジュアルなど、アーティストやクリエイターとの共同作品も展示。彼らのこれまでの“軌跡”とも呼べるマス目に見立てたポスターを、来場者が“コマ”を進むように1枚ずつ観ていく、ユニークな体験ができる会場になっている。--後編はM/M(Paris)と日本との繋がりについて。
2015年04月17日