マーベル・スタジオが手がける映像作品シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」。今年、その“フェーズ4”と呼ばれる新たな展開が、ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で幕を開けました。MCUは、なぜこんなにも世界中を熱狂させるのか…今からでも間に合う、楽しみ方をたっぷり教えます!ここでは、MCU作品のファンが多い劇団EXILEの中から同期の小野塚勇人さん、SWAYさん、八木将康さんと、キャプテン・アメリカ担の声優・山本希望さんがアッセンブル!新シリーズの見どころや深いMCU愛を語っていただきました。山本:ついに待ちに待ったフェーズ4が始まりましたね!八木:ドラマシリーズ、めちゃくちゃおもしろくないですか?小野塚:MCUのドラマって正直どうなんだろうって思っていたんです。クオリティが下がるくらいなら、映画でドンと派手にやってほしいなって。でも蓋を開けてみれば、クオリティはそのままに、むしろ芝居の部分が増えて、映画では描き切れなかったキャラクターのバックボーンが、かなりクリアになりましたよね。SWAY:映画ではノーマークだったファルコン(ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の主人公の一人)が、めっちゃいいやつじゃん!とか。山本:私は、フェーズ4の第1弾の『ワンダヴィジョン』を初めて観た時は驚きました。SWAY:ヒーローとかアクションが代名詞のMCUが、“シットコム”ですからね。でも、回を追うごとにさすがMCUだな、と。山本:シットコムならではのおもしろおかしさと、不穏な空気が同居していて、新しい感じがしましたよね。あれを観て続きが気にならない人なんていないのでは!八木:次の配信までの1週間が辛いほど。だから僕は2~3話溜めて観るようにしていました(笑)。山本:その気持ち、よくわかります。毎週新エピソードが配信されるのが楽しみすぎて、見終わるとすぐ友達に連絡して「スティーブ・ロジャースのキャプテン・アメリカはやっぱり偉大だったよね」などと熱く語り合っていました。八木:『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でジョン・ウォーカーという人が二代目キャプテン・アメリカに就任していましたね。小野塚:あのキャプテン・アメリカ、僕はあまり好きじゃないなぁ。SWAY:わかる。自己顕示欲がちょっと…。キャプテン・アメリカのスーツも似合っていないし。山本:私もそう思います。私たちが親しんできたあの輪郭じゃないことへの違和感が…。私はMCUのキャラクターの中でもスティーブのキャプテン・アメリカが大好きなので、余計に切なくて。小野塚:僕もスティーブのキャプテン・アメリカが一番好きです。最初はアイアンマンだったんですが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で「アッセンブル!」って出撃の決め台詞を言うじゃないですか。あれがかっこよすぎました。SWAY:僕も最初は、キャプテン・アメリカ派だったんですよ。でも、それを超えるキャラクターが出てきてしまって。山本:え、誰ですか?SWAY:ヒーローではなく、まさかのヴィラン。マイケル・B・ジョーダンが演じるキルモンガー(『ブラックパンサー』)です!小野塚:あ~。キルモンガーは、めっちゃかっこよかった!SWAY:初めて敵役を好きになりました。その姿に魅了されて、キルモンガーと同じ金のグリル(歯につけるアクセサリー)を作りましたから(笑)。将康は?八木:ルックスでいったらマイティ・ソーですね。でも、作品でいうと『アントマン』かな。SWAY:何でなの?絵的に?八木:『アントマン』って人間ドラマが詰まっているから。親子の物語でもあり、何よりアントマンの娘のキャシーがかわいくて。小野塚:アントマンはサブキャラのようで、実はキーパーソンでもありますからね。そういえば僕、ハルクも好きなんです。博識なのにハルクに変身すると狂暴で、ソーとも対等に戦える。八木:ハルクか…。好きっていうより、自分が誰かヒーローになれるなら、ハルクがいいな。SWAY:うそー。大変だよ。小野塚:抑制できればいいけど、できなかったら速攻、事務所辞めさせられますから(笑)。ハルクは『アベンジャーズ』で好きなシーンがあって、ハルクがロキの足を持って床にバンバン叩きつけるところ。ロキが「ひ~ん」ってなっているのが、おもしろくて。八木:好きなシーンといえば、僕はトニー(アイアンマン)が『~エンドゲーム』で言った「3000回愛してる」。あんなビデオメッセージを家族に残すなんて。小野塚:あれは名シーン。SWAY:僕が好きなのは、キルモンガーの登場シーン。デニムのセットアップが私服っぽくて「こんなかっこいい敵役もアリなんだ」とシビれました。山本:私はブレずにキャップ(キャプテン・アメリカ)。とくに『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は何度も観ていて、スティーブが超人血清を打ちに行く時、おばあさんとカーター(スティーブの案内役のエージェント)が合言葉を交わすシーンは台詞がおしゃれで「この映画好き!」って思いました。みなさんがMCUにハマったきっかけは何ですか?小野塚:僕は中学生くらいの時に、映画館に『アイアンマン』を観に行ったのがきっかけです。アクションとか金属製のアーマーとか、男の子が惹かれる要素ばっかりで。すぐにハマって、新作が公開されるたびに劇場に観に行っています。八木:僕は’10年くらいかな?MCUを初めて観たのは地上波で放送していた『アイアンマン』です。それからしばらく追っていたんですけど、映画って次が公開されるまで時間が空くじゃないですか。それでいったん、熱がなくなって。SWAY:なくなったんかーい!八木:でも、今年ディズニープラスでMCU作品がいろいろ観られるのを知って、とりあえず『アベンジャーズ』シリーズだけ観ようと思ったら止まらなくなって、結局、全部観ちゃいました(笑)。SWAY:僕はきっかけって何だろう。ヒーローものって子ども向けに作られているようなイメージがありますけど、MCUって時代背景の描き方がリアルだったり、現実社会の問題も扱っていたりして、没入感がありますし、考えさせられることも多いんですよね。だから観ていて飽きないというか。八木:そうそう。それにヒーローにも短所があって、そこがまた人間味があっておもしろい。小野塚:キャプテン・アメリカ、ちょっと頭カタいな、とか(笑)。あとやっぱりMCUは、アクションが圧巻。とくに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最後の戦いはベスト級です。SWAY:作品単体でも楽しめて、しかも世界が全部つながっているところがまたすごいですよね。山本:まだ観たことがない人は、今なら一気に観られて羨ましい。八木:ファンにとっては、今後のラインナップも楽しみですよね。『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』は、噂によるとソー史上最高の体に仕上がっているらしい。SWAY:僕が気になるのは『ブラックパンサー』の続編。またキルモンガーに出てほしいけど…。山本:MCU世界の起源にも迫る内容になりそうな『エターナルズ』も楽しみ。今後、続々新作が観られるなんて嬉しすぎます!写真左から、SWAY1986年6月9日生まれ、北海道出身。DOBERMAN INFINITYのMC。新曲『konomama』6月9日発表、映画『リスタート』(7月16日公開予定)に出演。ジャケット¥28,600(スケアー/アンシングス TEL:03・6447・0135)Tシャツ¥11,550(ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)その他はスタイリスト私物好きな作品:『ブラックパンサー』好きなキャラクター:エリック・キルモンガーNOZOMI YAMAMOTO8月9日生まれ、青森県出身。『ヒプノシスマイク』碧棺合歓役、『ウマ娘 プリティーダービー』ユキノビジン役など。はちみつソムリエの資格あり。特技はラップ。ドレス¥50,600(フリッカ/フリッカ インターナショナル TEL:03・6712・6280)その他はスタイリスト私物好きな作品:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』好きなキャラクター:キャプテン・アメリカHAYATO ONOZUKA1993年6月29日生まれ、千葉県出身。TXT vol.2『ID(アイディー)』(6月17日~公演予定)に出演。smash.オリジナルドラマシリーズ『スマホラー』が配信中。ブルゾン¥50,600シャツ¥27,500(共にタクタク/スタジオファブワーク TEL:03・6438・9575)その他はスタイリスト私物好きな作品:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』好きなキャラクター:キャプテン・アメリカMASAYASU YAGI1987年8月28日生まれ、北海道出身。“STRAYDOG”Produce公演『夕凪の街 桜の国』(8月4日~東京、大阪で公演予定)出演。兄はEXILEのSHOKICHIさん。シャツ¥29,700(ラッド ミュージシャン 原宿)その他はスタイリスト私物好きな作品:『アントマン』好きなキャラクター:ハルク※『anan』2021年5月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一(SWAYさん、八木さん、小野塚さん)中根美和子(山本さん)ヘア&メイク・福田 翠永井友則(共にLuana/SWAYさん、八木さん、小野塚さん)和田麻希子(山本さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年05月22日ダンス&ボーカルユニットONE N’ ONLY(ワンエンオンリー/TETTA、REI、EIKU、HAYATO、KENSHIN、NAOYA)が23日、オンラインライブ「1N’ 2N’ ONE N’ ONLY ~X’mas Live 2020~」の配信を行い、全15曲を披露した。黒いレザーの衣装を身にまとい、ハードな雰囲気を醸し出しながら登場した5人は「クリスマスライブでもあり、今年最後のライブでもあります!」と気合十分な様子を見せつつ、激しいダンスヴォーカルチューン「JUST LIKE ME」「Breathe」を皮切りにライブをスタート。続けて、優しい笑顔と共に歌い上げるポップなラブソング「Beautiful」、フォーメーションなどの構成をNAOYAが担当したという、セクシーかつエモーショナルな新曲「L.O.C.A」(2021年1月20日配信リリース)など、全く異なるジャンルの楽曲を次々と披露し、ONE N’ ONLYの様々な世界観を濃厚に凝縮させたステージを冒頭より展開した。また今回はクリスマスが近いという事もあり、弟分グループBUDDiiSも飛び入り参加をし、クリスマスソングも披露された。これまでの雰囲気から一転、メンバーの素が大いに発揮され、ステージはクリスマスらしい楽しく、賑やかな空気に包まれた。まずサンタ帽子を被ったTETTA・REI・EIKUが「俺らと一緒にリア充しようぜ!」と呼びかけ「Last Christmas」を熱唱。楽曲の途中にはトナカイの被り物を被りソリを引いたKENSHIN、そのソリに乗ったサンタ服のHAYATO・NAOYAも登場し「EIKU、ソリ乗る?」「次は俺が乗らせて!」「重たくてソリが引けない!」「トナカイ頑張れ!」など、メンバーたちは次々とソリに乗り合いながら、楽しそうにはしゃぐ姿を見せていた。2曲目は弟分グループBUDDiiSも加わり「Christmas Time Again」を歌唱。続けてBUDDiiSは初のオリジナル曲となる「CLICK ME」も初パフォーマンスも行った。その後、EDM調のパーティーチューン「Sexy Beach Party Yes!!」、社会問題に対して彼らの考えや強い想いを歌詞に込めた「Shut Up! BREAKER」、ラストソングとなる「Category」を披露した。ここで一旦ライブが終了となるものの、SNSを通じてアンコールが起こり、メンバーが再び登場。挑発的なダンスで観る者を翻弄する「Black Hole」、SNSでのコメントを通じてコール&レスポンスでオーディエンスと大きな一体感を作り上げる「HOLIDAY」、ライブのラストを飾る「My Love」の3曲でアンコールに応えた。メンバーは「今年も色々あったけど応援してくれてありがとう! 来年も応援してね!」「2020年ありがとう !2021年もよろしくね!」と楽曲の合間にオーディエンスに対して感謝の気持ちを伝えながら、最後まで、笑顔を見せつつ楽しそうにパフォーマンスを行い続けた。○HAYATO コメント2020年を締めくくる最高のクリスマスライブになりました。念願のソリにのれた「Last Christmas」にBUDDiiSとの「Christmas Time Again」もみんなでワイワイ盛り上がっちゃいました!今日初披露した新曲の「L.O.C.A」も1月20日にリリースするのでたくさん聴いてほしいです!今年はなかなか直接SWAGに会うことができなかったので来年はみんなに会えますようにとサンタさんにお願いします!!来年もONE N’ ONLYを応援してね!それでは一足先に良いお年を。○セットリストM1:JUST LIKE MEM2:BreatheMCM3:BeautifulM4:Don’t worryM5:L.O.C.AMCM6:Last ChristmasM7:Christmas Time AgainMCM8:CLICK MEM9:Sexy Beach Party Yes!!M10:Shut Up! BREAKERMCM11:Dark KnightM12:CategoryEn1:Black HoleMCEn2:HOLIDAYEn3:My Love
2020年12月25日ダンス&ボーカルユニットONE N’ ONLY(ワンエンオンリー / TETTA、REI、EIKU、HAYATO、KENSHIN、NAOYA)が23日、2回目となるオンラインライブ「1N’ 2N’ ONE N’ ONLY!! 〜Special Live〜」の配信を行った。今回も前回同様ライブハウスでの無観客ライブを行い、パワフルかつワールドトレンドを感じさせる洗練されたサウンドのダンスチューン「I’M SWAG」「Dark Knight」「LA DI DA」「POP! POP!」、爽やかなメロディの「My Love」、エモーショナルな「Bla Bla Bla」など鮮やかなフォーメーションダンスと共に全13曲を披露した。"社会に対して問いかけをしたい”という強い想いでメンバー自身も携わった「Shut Up! BREAKER」では、彼らの想いが詰まった歌詞に様々な演出を施し、ダンスや歌と融合させたステージを展開。楽曲の世界観やメッセージ性を視覚的により強く伝えるようなパフォーマンスを披露。この日は今年3月に解散をしたPRIZMAXの元メンバーである小川史記・ケビン・森英寿を中心とした新たなダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS(バディーズ)」も参加。ONE N‘ ONLYの「Everything’s Changing」をカバーし、グループ初となるパフォーマンスを披露した。BUDDiiS のパフォーマンスを観たONE N’ ONLYのメンバーたちも、後のMCで「新たな仲間が出来た」「(自分たちの)弟分」など嬉しそうな様子を見せていた。MCパートではSNSに寄せられたオーディエンスのコメントを読み上げてコミュニケーションを取りつつ、個性豊かなメンバーによる和気あいあいとしたトークが展開された。10月14日に配信リリースとなる新曲「JUST LIKE ME」についてのMCでは、TETTAが誤った日本語訳を口にしてしまったタイミングで、配信により生じていたタイムラグが解消。TETTAに対して、オーディエンスからSNSを通じてリアルタイムのツッコミが起こる事態が発生し、急に配信の調子が良くなった事に慌てながらも「(自分を)いじめないで!」とおちゃめにオーディエンスへ呼びかける姿を見せ、笑いを誘った。また配信ライブを再び開催できた喜びについても度々触れ、「皆さんが観てくれて、1回目を盛り上げてくれたからこそ2回目ができた。とても嬉しい事。ありがとうございます」とオーディエンスへの感謝の気持ちを口にしていた。ラストのMCでは「やりきった! 最高のオンラインライブになりました」とライブへの手ごたえを見せつつ「直接会えないけど、画面越しに皆さんに会えて嬉しかった。1日でも早くこの状況が良くなるよう願いつつ、また会場で皆さんと会える時まで、一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけた。この言葉を受けてオーディエンスもSNSを通じて様々なコメントを寄せており、それらを観たメンバーたちも「リアルタイムでみんなの声が聴けて良いね」(HAYATO)、「ここのコメントは、いつもライブを観終わった直後のみんなの気持ちなんだね」(NAOYA)と噛み締めるように口にし、ファンとメンバーの双方がオンラインを通じて心を通わせている様子を見てとる事ができた。○HAYATO メッセージ今回は2回目のオンラインライブだったので前回よりも演出にこだわったり客席をステージとして使ったりオンラインならではのライブを作りましたそして新曲のBreatheとJUST LIKE MEも披露できてみんなを驚かすことができたのではないかなと思います!画面越しでしたがみんなのコメントでSWAGの愛を感じることができました。はやく直接SWAGのみんなに会いたいです!これからも一緒にいろんな景色を見ましょう! 今日はありがとうございました!○セットリストM1.I’M SWAGM2.Dark KnightM3.BreatheM4.Don’t worryM5.LA DI DAM6.Everything’s Changing(カバー)/ BUDDiiSM7.POP! POP!M8.JUST LIKE MEM9.Shut Up! BREAKERM10.HOLIDAYM11.My LoveEn1.Bla Bla BlaEn2.Category
2020年09月24日ダンス&ボーカルユニットONE N’ ONLY(ワンエンオンリー / TETTA、REI、EIKU、HAYATO、KENSHIN、NAOYA)が26日、オンラインライブ「ONE N’ ONLY "Shut Up! BREAKER" Special Live」を配信した。この日のライブでは4月に発売された1stアルバム『ON’O』より「Shut Up! BREAKER」「Beautiful」などライブ初披露となる楽曲のほか、オリコンウィークリーランキング1位、Billboard JAPAN HOT100 1位の2冠を達成した2ndシングル表題曲「Dark Knight」などアンコールを含め全9曲を披露した。本来であれば4月に全国ツアーを行っているはずだったが、新型コロナウイルスの影響により中止となってしまい、今回の配信ライブが2020年初めてのライブに。しかし、これまで溜め込んでいたものを一気にぶつけるかのように、終始気迫と熱気溢れるステージを展開した。セットリストについては、ONE N’ ONLYの様々な音楽性や世界観が凝縮された楽曲で構成。「Shut Up! BREAKER」「Dark Knight」などパワフルなダンスチューンから、夏らしさ満載の「Sexy Beach Party Yes!!」、優しいポップチューンの「Everything’s Changing」、メンバーの愛らしい仕草に視聴するオーディエンスが沸いた「Beautiful」や、メンバーが全身を使ってハートの絵文字を作る「My Love」など、彼らの様々な魅力に触れる事ができる楽曲が用意された。一方MCパートではSNSに寄せられたコメントなどを読み上げながら、ライブを視聴しているオーディエンスたちと楽しそうにコミュニケーションを取り合う姿を見る事ができた。この日、ヘアカラーチェンジをしてきたメンバーも多く、NAOYAが「EIKUの髪の色が変わって似合っている」というコメントを読み上げると、すかさずHAYATOとREIが「俺たちだって染めたのに…」と不満そうな様子を見せていた。そして最後のMCではNAOYAが「ツアーが中止になってしまって不安もあったけど、こうしてオンラインライブが出来て嬉しい。これも目の前にはいないけど、画面越しで観てくださる方がいるからこそできる。第二弾のオンラインライブもやりたいし、SNSでの発信もどんどんしていきたい。会えないからこそ、近くにいたいと思っています」と笑顔で語ると、メンバーも同調。ファンもこれを受けて「最高のライブでした」「楽しかった」などコメントで発信をすると、メンバーも「僕たちも一緒」と応え、距離は離れているものの温かな一体感が作り出されていた。○終演後 HAYATO メッセージオンラインライブありがとうございました!今年初のライブでメンバー全員ステイホーム中に溜め込んだパワーを爆発させました!!画面越しだったけどみんなのコメントが歓声のように聞こえてきました!!ありがとうSWAG!!今日の感想 #ワンエン #ONOSPLIVE をつけて沢山呟いてね!!オンラインライブ第二弾もやりたいです!!○セットリストM1. Shut Up! BREAKERM2. Sexy Beach Party Yes!!M3. Everythingʼs ChangingMCM4. BeautifulM5. Black HoleMCM6. Dark KnightM7. CategoryM8. HOLIDAYMCEn1. My Love撮影:堀内彩香
2020年07月28日ダンス&ボーカルユニットのONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)が4月15日、自身初となるアルバム『ON’O(オー・エヌ・オー)』をリリースする。ONE N’ ONLYはグローバルトレンドを彷彿とさせる “攻めるダンス・ボーカルサウンド”が特徴的な6人組で、デビュー1年半というキャリアながら、2ndシングル「Dark Knight」がオリコンウィークリー及びBillboard JAPAN HOT 100において1位となり、2冠達成。続く3rdシングル「Category / My Love」でも2作連続でオリコンウィークリー1位を獲得した。またYouTubeに公開されたミュージックビデオはアジア・南米・欧州など世界各地からアクセスがあり合計再生回数は1,000万回を超えるなど国内ダンス・ボーカルグループの中でも突出した勢いをもって快進撃を続けている。今回は、1stアルバム『ON’O』について彼らにインタビュー。前半では楽曲に込めた想いを中心に話を聞いたが、後半では「東京ドーム」「海外公演」など尽きない今後の目標など、様々な話を紹介していく。○■リリースされる曲は“6人の意思表示”――ボーカル、ラップパートの皆さんへお伺いします。今回は皆さんの中で“挑戦だった”と思う事を教えてください。HAYATO:僕はラップの一環として、セリフパートに初挑戦しています。TETTA:HAYATOのセリフパート、鳥肌が立ちました! ONE N’ ONLYとしても初めての取り組みだったから、何度も何度も録り直ししたり、頑張っていたよね。HAYATO:実は普通のラップよりも苦戦しました……。ラップはビートに乗りながら気持ちを口にできますが、ビートがない中で気持ちを入れて歌う事はとても難しくて。TETTA:僕はボーカルとしてより曲の世界観を伝えるため、技術面で色々工夫を重ねたりと、チャレンジをしました。例えば「Shut Up! BREAKER」はメッセージ性が強いので、それを伝えるために歌うというよりは、魂で叫んで伝えるような表現方法を選びました。また「Breathe」はとてもセクシーな世界観の曲なので、例えば深い吐息を歌詞の終わりに入れたり、歌い方もそちらに寄せたりするなど、より効果的な表現を引き出すために、色々試行錯誤しました。結成当初は今のような余裕もなかったので、ずっと聴いてくださっている方には、歌い手として成長の過程も楽しんでいただけるのでは、とも思っています。REI:今回はボーカル全員で、全曲を通して「ONE N’ ONLYの世界観を伝えること」を念頭にレコーディングに挑むべく、始まる前に集まって意見を持ち寄り、意識合わせの話し合いを行いました。例えば「Shut Up! BREAKER」は、先ほどTETTAが言ったように、サウンドの強さとストレートな表現が特徴だなと僕も感じていたので、歌うよりも叫ぶという表現の方向性を全員で確認し合った上で、レコーディングに挑みました。またバラードなどの優しい曲をはじめ、様々なジャンルの曲が増えたので、その都度、曲の解釈や技術面についても話し合ったりしました。これはボーカル担当、そして6人全員が納得して、リリースした曲が僕たち全員の「意思表示」となることを目指すためです。今後もこうして話し合いは続けていきたいと思いました。そのために、日ごろから些細なことでも意思を伝え合うようになりました。そうした積み重ねが、表現にも出てくると思っています。EIKU:「Shut Up! BREAKER」は、TETTAくんとREIくんと話し合って方向性が決まり、僕はこれまで以上に強い自分を見せていくため、力強さを大切にして歌いました。周りから自分の声を「ハスキーだ」と褒めていただくこともあって、今回はその強みを最大限に活かすことも意識しました。また、「もっと大きな愛で包み込むから...」「Destiny」もこれまでにないジャンルのバラードで挑戦が多かった曲です。ONE N’ ONLYは攻撃的な曲が多く、バラード曲でもリズム感のあるものが多かったんですが、この2曲はメロディにアコースティックギターやピアノが入っていて雰囲気が異なっていたし、バラードは歌い方1つで世界観が全く変わってきてしまうので、色々試行錯誤をしながら曲を作り上げることができて、とても勉強になりました。○■ラップ初挑戦・NAOYAのプロデュースに、TETTAが立候補!?――ちなみに今回ラップに初挑戦されたNAOYAさんですが、挑戦してみようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。NAOYA:以前からHAYATOに誘われてはいたのですが、新体制になって、これを機にやってみようかなと思いました。元々EBiSSHでラップも歌ってはいたのですが、ONE N’ ONLYのようなカッコよさや強い声を求められる曲では挑戦したことがなかったので、難しさはありながらも、新しい自分の表現に出会う事ができたと思っています。僕はメロラップが好きなので、今後機会があれば、そうしたものにも挑戦してみたいなと思っています。TETTA:俺、NAOYAにはラブソング系のラップやって欲しいな! NAOYAの厚い美しい唇がラブソング向きかなと思ってるんだよね。REI:見た目が理由かよ!(笑)TETTA:あと、NAOYAは聴いた人をキュンとさせる声を持っているので、絶対ラブソング系が似合うと思ってるんです。僕、プロデュースします!(笑)NAOYA:……TETTAにプロデュースされるのは、絶対イヤです(笑)!○■“やりたい事は山ほどある! 東京ドーム、海外…――では最後に、ONE N’ ONLYとして今後の活動や、グループとして目指す姿を教えてください。HAYATO:まずは世の中で僕たちを知らない人がいない、というくらいの存在になりたいです。1年半で僕たちを応援してくださっているSWAG(スワッグ/ ONE N’ ONLYファンの呼称)の輪がどんどん広がっていることに感謝しつつ、世の中ではまだまだ僕たちの事を知らない方が沢山いるので、色々な方に出会って、ONE N’ ONLYを「好き」と言っていただけるように頑張りたいと思っています。そのためにも、“もっっっと”実力を付けないといけないし、多くのアーティストさんたちが様々な活動をされている中、僕たちも引けを取らないくらいのグループを目指していきたいです。……どうでしょう? なお君。NAOYA:突然振ったね(笑)。僕も同じ想いで、その為には色々なアーティストの方がいらっしゃる中で、“ズバ抜けた何か”を持っていたいと思っています。例えばONE N’ ONLYはメンバー全員異なる個性を持っているので、それを活かして個々人でも様々な活動を頑張りながら、グループとして集まった時には、そこで得たものを持ち寄って“ヒーロー集団的”な感じになれたら、すごく面白い事になるんじゃないかなとか。……と、思ってるんですがどうでしょう?KENSHIN君!KENSHIN:来たね(笑)! 僕は今回のリード曲の「Shut Up! BREAKER」をはじめ、このアルバムはまさに今の時代に刺さるものだと思っていますし、色々な方に興味を持っていただけるチャンスだと思っているんです。先程2人が言ってくれた通り、僕もグループとしてもっと色々な方に知っていただいて、興味を持っていただけたら、ライブももっと大きな場所でやれたり、様々な演出にも挑戦できたりと、可能性が広がると思うんです。そのために個人活動をしっかり積み上げながら、グループとしてもパワーアップして、夢の東京ドームを目指せたらと思っています。全員が頑張れば、叶うと思っています。REI君、どうですか?REI:順番的に、隣にいるEIKUじゃないの!?(笑) まずは「Shut Up! BREAKER」をきっかけとして色々なONE N’ ONLYの曲に触れていただき、6人で披露するパフォーマンスを好きになってもらえたらと思っています。あとはNAOYAが言っていたように異なる個性が多いので、ライブでのソロはもちろん、3人や4人とか、自由に組み合わせてパフォーマンスをするのも面白いのかなと思っています。でも何よりも一番はONE N’ ONLYという名前を世の中に広めたいです。……と思っていますが、どう?TETTA君!EIKU:そっち行ったか~! 俺がトリ……。TETTA:(笑)。僕は、このメンバーで東京ドームに立つことが大きな夢です。セットリストも、ライブの構成や演出も、会場が大きければ大きいほど、今よりもやれることが増えると思うんです。また、来てくださる皆さんに楽しんでいただけるエンターテイメントや演出などをやりたいですね。それこそ、テーマパークに負けないライブを作りたいです! で、トリにEIKU!EIKU:みんなが言ってくれていたことは、僕もやりたいと思っていたことです。日本武道館や東京ドームへも行きたいし、ライブの演出も、例えばストーリー性があるものなど色々な挑戦もしてみたいと思っています。6人で歌う楽曲や、ラッパーだけの楽曲にも挑戦したら面白いと思っています。メロラップでも良いし、ガツガツのラップでも良いし、ラッパー陣だけのパフォーマンスは見てみたいです。HAYATO:やってみたいね!REI:それ見てみたい! 僕はゴリゴリのHIP HOPをラッパー3人でやったら面白いと思う。演出も、スモークを焚いてブラックな雰囲気を出したり。今までのONE N’ ONLYにはなかった世界観だよね。EIKU:ちなみにラップのプロデュースはTETTA君でお願いします(笑)。TETTA:やるとしたら、NAOYAにはかわいい曲を歌って欲しいかな(笑)。一同:(笑)EIKU:あとは、海外でパフォーマンスもしたいです。僕たちのミュージックビデオは海外の方からもアクセスが多いので、実際に僕たちが現地に行ってライブをして、一緒にステージを作り上げられたらとも思っています。他にもやりたいことは、全員山ほどあります!■ONE N’ ONLYTETTA、REI、EIKU、HAYATO、KENSHIN、NAOYAの6人からなるダンス&ボーカルユニット。2018年、EBiSSHとさとり少年団(SBC)の合同ユニットとして始動。同年11月にシングル「I’M SWAG」でデビューする。4月15日に1stアルバム『ON’O』をリリースする。
2020年04月14日ダンス&ボーカルユニットのONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)が15日、自身初となるアルバム『ON’O(オー・エヌ・オー)』をリリースする。ONE N’ ONLYはグローバルトレンドを彷彿とさせる “攻めるダンス・ボーカルサウンド”が特徴的な6人組で、デビュー1年半というキャリアながら、2ndシングル「Dark Knight」がオリコンウィークリー及びBillboard JAPAN HOT 100において1位となり、2冠達成。続く3rdシングル「Category / My Love」でも2作連続でオリコンウィークリー1位を獲得した。またYouTubeに公開されたミュージックビデオはアジア・南米・欧州など世界各地からアクセスがあり合計再生回数は1,000万回を超えるなど、国内ダンス・ボーカルグループの中でも突出した勢いをもって快進撃を続けている。そんな彼らが満を持して発表した1stアルバムが『ON’O』となるが、今回はリリースを控えたメンバー6人にインタビューを実施。前半記事では、ONE N’ ONLYらしく忖度なしでストレートに社会へ問題提起を投げかける「Shut Up! BREAKER」をはじめ、アルバムの楽曲に込めた想いについて聞いた。○■ハマっている事は納豆、ラーメン、アニメ、筋トレ!――今回ONE N’ ONLYさんがマイナビニュースに初登場いただくので、まずは読者に向けての自己紹介と、最近ハマっている事を教えてください。KENSHIN:ラップ・ダンスを担当しているKENSHINです。最近ハマっている事はベンチプレスで、今はまだ75㎏までしか上げられませんが、目標は100㎏です。NAOYA:ダンサー、そして今回のアルバムからラップも担当しているNAOYAです。アニメを観る事にハマっています。『約束のネバーランド』からアニメにハマり、今は『鬼滅の刃』がお気に入りです。HAYATO:ダンサー、ラップを担当しているHAYATOです。最近は納豆の魅力に気付いてしまい、ハマっています。どんな料理にでも合うと思っています。好きなタレは玉子醤油です。ご飯に迷ったら納豆ご飯を食べています。EIKU:ボーカルのEIKUです。去年の冬以降、スノボにハマっています。去年はメンバーのTETTAくんと僕の地元・山梨にスノボをしにも行きました。REI:ボーカルのREIです。“二郎系”ラーメンの食べ歩きが好きです。インスパイア系も含めて、週4くらいで食べています。尺が足りなくなってしまうので、今日は詳しくは語りません(笑)。TETTA:ボーカルのTETTAです。最近ハマっているのはアロマです。山や自然が大好きで、部屋の模様替えを森や山をイメージしたものにしたんですが、香りもこだわろうと思って今はシダーウッドの香りを楽しんでいます。雨上がりの森のような香りなんですよ。○■ONE N’ ONLYとして世の中へ問いかける――ありがとうございます。では次に15日に発売になる1stアルバム『ON’O』についてお伺いします。まずは本作がどういったアルバムに仕上がったかを教えてください。HAYATO:今回初めてのアルバムをリリースしますが、1stシングルから最新曲まで収録されていて、まさにグループ結成から1年半の歴史が詰まった集大成とも言えるものです。僕たちを知らない方や、最近興味を持ってくださった方も、これを聴いてくださればONE N’ ONLYについて知っていただけるのではと思っています。またタイトルはグループの頭文字から取りましたが、「今の自分たちだからできる事、考えている事」がダイレクトに、ストレートに届いて欲しいという願いを込めて、敢えてシンプルにしました。特に注目していただきたいのは、アルバムのリード曲「Shut Up! BREAKER」です。今起こっている事などに対して自分たちが考えている事をメッセージとして発信したいと思い、どうしたら表現できるかをずっと僕たちの音楽プロデューサーのJUNEさんと話し合ってきました。日ごろ様々な社会問題を目にしますが、今回は僕たちにとっても聴いてくださる方にとっても身近なSNSのコミュニティで、誹謗中傷やいじめが起こっている事や、最悪の場合、自ら命を絶ってしまう方もいるという事態をテーマにしました。僕たちが思っている事やメッセージをダイレクトに伝えるため、回りくどさを取り払って想いを込めたのが、この「Shut Up! BREAKER」です。心情を表現するため、歌詞やダンスも刺激的で、激しいものとなっています。KENSHIN:ダンスパートは楽曲の世界観に合わせて、メンバー間でお互いに意見を出し合いながら、振付師の方と一緒に作り上げていきました。例えばサビは歌詞の心情や世界観を伝えるために、とても激しいものになっています。HAYATO:今回のダンスは、練習期間中、毎日筋肉痛になってしまうほどで、ONE N’ ONLYの中では史上最高ともいえるくらい激しいダンスです。ちなみに楽曲タイトルは翻訳をすると「黙れ!」なので、ダンサーとしてはパフォーマンスでオーディエンスを「(圧倒させて)黙らせるぞ!」という力強い気持ちで挑んでいます。ライブでも盛り上がれる曲だと思うので、皆さんにも一緒に熱狂してもらえたらと思っています。KENSHIN:あとは活動を始めてから1年半、表現や音楽性の幅が広がってきた事にも、ぜひ注目してもらえたら嬉しいなと思います。活動当初は、音楽チャートで1位を獲得した「Dark Knight」をはじめ、激しいダンス曲が多かったのですが、今は「HOLIDAY」などのポップチューンからバラードまで、ONE N’ ONLYの音楽の幅や深みも増していると思います。「Dark Knight」で僕たちの曲に触れた事がある方も、ぜひアルバムを通してONE N’ ONLYの幅広い音楽の世界観を楽しんでいただきたいです。TETTA:ちなみに、「My Love」「Destiny」「もっと大きな愛で包み込むから...」の3曲は2020年4月スタートのフジテレビドラマ『運命から始まる恋~You are my Destiny~』の主題歌、挿入歌になっています!「Destiny」「もっと大きな愛で包み込むから…」はこのドラマをイメージして書き下ろした曲です。ドラマと一緒に楽しんで頂けると、歌詞の意味をより深く理解できると思いますので、ぜひ視覚でドラマを、耳で曲を、両方をじっくりと楽しんでもらいたいです。HAYATO:ドラマの主題歌をずっとやりたいとみんな思っていたので、今回夢が1つ叶いました。■ONE N’ ONLYTETTA、REI、EIKU、HAYATO、KENSHIN、NAOYAの6人からなるダンス&ボーカルユニット。2018年、EBiSSHとさとり少年団(SBC)の合同ユニットとして始動。同年11月にシングル「I’M SWAG」でデビューする。4月15日に1stアルバム『ON’O』をリリースする。
2020年04月13日間違いなく、いま押さえておくべきバンドだ。耳に残る柔らかく甘いボーカルと、トレンド感のあるサウンドで人気急上昇中の4ピースバンドFIVE NEW OLD。メジャー2枚目となるアルバム『Emulsification』をリリースした。タイトルは直訳で「乳化」という意味だそう。水と油のように本来は混じり合わないものが混じり合う現象を指す言葉だ。ジャンルや国の壁を超えて溶け合うサウンドを目指す。「矛盾しているもの同士を混ぜ合わせるっていうのが僕たちっぽいなと思ったんです。なんでも白黒とはっきりさせなくてもいい。どんな年代の音でも邦楽でも洋楽でも、混ぜ合わせて自分たちの音として“乳化”できたらって」(HIROSHI)もともとパンクロックバンドとして結成した彼ら。しかし、そこにこだわることなく、ルーツにあるブラックミュージックやUKロックの要素を取り入れて、ジャンルレスな独自のサウンドを生み出してきた。「僕やWATARUはJ-POPも好き。だからそういう要素もしっかり溶け込んでいると思う。ツアー中、移動車でかけた上田正樹さんのアルバムが全員にグッと刺さったりとか(笑)。そういう歌謡曲のムードも意外と好きなんです」(HAYATO)耳の早いリスナーが反応しているのは日本ばかりではない。今年4月には初のアジアツアーを開催し、香港・台湾・中国・タイでもステージを成功させている。「海外に行くと、本当にシンプルにいいものはいいと反応してくれる。丸裸で勝負できた分、僕たちもすごくタフになれたと思います。バンドとしてひとつギアを入れられた感覚があります」(SHUN)その経験は、さらに上のステージへと、彼らの意欲を掻き立てる。「海外だからこそ母国語の大切さみたいなものを感じましたね。日本語で歌うっていうこともひとつ求められていることなんだなって。あとは、やっぱり音で負けてられないなって思って。そこは強く思うようになりましたね」(WATARU)アルバムにはそんな熱量もぎっしりと込められている。「ここまでやってきた集大成ですよね。それがこれから出会う人たちにもちゃんと響くとうれしい。国内外問わず区別せず、聴く人も気持ちを“乳化”させて聴いてほしいです」(HIROSHI)ファイブ・ニュー・オールドWATARU(Gt&Key)、HAYATO(Dr)、HIROSHI(Vo&Gt)、SHUN(Ba)。2010年、神戸で結成。’18年にサポートメンバーだったSHUNが正式加入し、この4人に。『Emulsification』【初回生産限定盤CD+DVD】¥3,800【通常盤CD】¥2,500シングル曲「Gotta Find A Light」「What’s Gonna Be?」やライブでも人気の「Please Please Please」など全13曲収録。(TOY’S FACTORY)※『anan』2019年9月25日号より。写真・映美取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年09月18日