《偽善・売名だと言われても、私の行動で「もう少し踏ん張ろう」と思ってくれる被災された方が1人でもいたら、何か被災した場所・人の力になりたいと思ってくれる人が1人でもいたらなと思っています》7月14日、Twitterにこうつづったのは、タレントの指原莉乃(27)だ。各メディアによると、連日の豪雨で深刻な被害を受けた地元・大分県と日本赤十字社に各1千万円ずつ寄付したという指原。合計2千万円もの巨額な寄付金だが、《額とかじゃなく、できる時にできる人ができる事を。一日も早く皆さんの笑顔が戻りますように》と復興への思いをつづっている。36万件以上の「いいね」を記録し、彼女を讃える声が広がっている。《偽善・売名で出来ることではないです。勇気と決断力の行動に敬服します》《寄付は偽善ではないし、指原さんはもともと売れてるので売名でもないですね応援してます!》《金額の大きさに関わらず、自分に何かできることはないかという想いと行動が、なによりも尊いことだと思います》「指原さんはレギュラー、準レギュラー含めると9本を超える番組に出演しています。CMの契約数は10本以上。彼女がプロデュースするカラーコンタクトの売れ行きも好調のようで、バラエティ番組でもたびたび『年収が億単位では?』と話題になるほどです。しかし指原さんは、老後保険への加入や両親に家を建てるなど“堅実ぶり”を明かしてきました。またHKT48在籍中にメンバーへお年玉をあげるなど、家族や仲間へは惜しみなくお金を使う印象です」(芸能関係者)また指原の27歳という年齢も、《20代でなかなか出来ることじゃない》と多くの人々を驚かせているようだ。また、新型コロナウィルスの感染が深刻化して以来、20代~30代の寄付者が増加しているという。YouTuberのHIKAKIN(31)は、「Yahoo!基金」と共同で「命を守る人を支えたいコロナ医療支援募金」のプロジェクトを立ち上げた。開始と同時に自身も1億円を寄付。HIKAKINの呼びかけに賛同したYouTuberのはじめしゃちょー(27)も、1千万円寄付したことを報告している。同基金は総勢21万6,295人の支援者から、総額3億7,061万274円もの寄付金が集まった。俳優の志尊淳(25)もインスタグラムで開始した「#志尊の自粛部屋」の収益から、日本赤十字社と共同募金会に合計1千万円を寄付した。また起業家の竹花貴騎氏(28)は「教育が一番失敗しない投資」とし、故郷の東京東村山市に個人資産の1億1円を寄付。この寄付額の理由について、「わざと1円の端数を作ることで切りを悪くし、継続的な支援ができるように」とコメント。同市の全小中学校で、オンライン学習環境の整備に充てられるという。「コロナ給付金寄付実行委員会」は全国の20代以上の男女に、政府による10万円の特別定額給付金の使い途について調査を行った(計1,249名/期間6月11日~18日)。なかでも「少しの金額でも寄付したい」と考える人は、20代が約4割と最多だったという。「あるNPO代表者によると、『何かできることをしたい』という若者が増えているそうです。現在の20代、30代はSNSやオンラインが浸透しており、手軽に共感できる寄付先を選ぶことができます。寄付方法もクレジットカードやポイント活用など多様化。またコロナ禍を機に、資金用途が明確な寄付やクラウドファンディングの呼びかけもいっそう盛んになりました。好きな芸能人やYouTuberによる呼びかけや寄付報告に感化され、『自分もやってみよう』という流れもあるようです。若者を中心に、日本でも寄付文化が根付き始めているのでしょう」(全国紙記者)
2020年07月15日世界で2億8,600万人以上のユーザーが利用する、音楽ストリーミングサービス「スポティファイ(Spotify)」にて、若者のオピニオンリーダーとして、ソーシャルメディアや動画共有サイトなどを通じ、様々なトレンドを生み出してきた“kemio”がパーソナリティを務める、スポティファイオリジナル・ポッドキャスト番組「kemioの耳そうじクラブ」を、6月20日より配信する。同番組は、kemioがいま一番会いたい人や、興味がある分野の第一線で活躍する人を毎回ゲストに招き、“好奇心の赴くままに耳からたくさんのことを吸収していこう”というトーク番組。記念すべき第一回目のゲストには、日本でユーチューバーという職業を切り拓いてきたHIKAKINを招き、今に至るまでの歩みを辿るとともに、企画の立て方や時間との付き合い方、いま一番大切にしていることなどを楽しく探っていく。落ち込んだ時に聴く曲を尋ねる「あなたの病み曲教えて」コーナーをはじめとする、様々な企画も随時展開されていく。kemioのコメント「音声で発信することに挑戦したいと考え、僕が住んでいるアメリカでいま人気のポッドキャストに興味を持ちました。ポッドキャストは何かをしながら楽しめる手軽さと興味があることを探究できるところが魅力で、Spotifyなら音楽と行ったり来たりでき、機内などの移動中にも楽しめます。新しい刺激を受けて脳内チャージしたい皆さんに聴いて欲しいです」>>その他のSpotifyの記事はこちらから
2020年06月18日動画クリエイター・kemioが18日、Spotifyのオンライン記者説明会に出席し、20日からSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『kemioの耳そうじクラブ』をスタートすることを発表。また、初回ゲストにHIKAKINが出演することも明らかにした。ニューヨークからのリモートで参加したkemioは、「各業界で活躍されている方をゲストにお招きして、いろいろなお話を聞いて、脳内に知識をチャージしていく番組です」と同番組の内容に言及。タイトルの由来については、「深く考えてしまったら負けなタイトル」とし、「打ち合わせをさせていただいた時にポロッと出てきて」「お耳からいろいろな知識だったりとか、エネルギーをチャージするという意味」と説明した。また、「いろいろなトークを中心に展開していこうと思うんですけど、各業界で活躍されている方をゲストに招くので、そういう方に例えば悲しかった時とか病んでる時、壁に直面した時に聴く音楽を紹介していただくコーナーもあります」と補足。「もともとラジオやポッドキャストをやりたいという願望があって」「自分が住んでいるアメリカではポッドキャストが若い人を中心に流行っているのでやってみようと思いました」とポッドキャストで番組を始める理由にも触れた。そして、「『kemioの耳そうじクラブ』の第1回ゲストは、HIKAKINさんに来て頂きました!」と明かし、「だいたい2時間ぐらい、2週分を録りました。僕自身が、HIKAKINさんはリスペクト大爆発という感じの方なので、今回のポッドキャストできちんとお話をしてみたいという思いがあってお声掛けさせて頂きました」と出演オファーの経緯も報告。その魅力を「すごく優しくて、何より普段もYouTubeでいろいろなお話をされている方なので、1つの回答に50万個分ぐらいの回答とプチ情報と豆知識みたいな感じでフルセットで返してくださる方。とってもカッコいいなと思いました。とても話しやすかったです」と振り返り、「やっぱりナンバー1の方は違うなと思いました。話しが終わって、勝手に身が引き締まりました。HIKAKINさんは道を切り開いた方、そういうすごい方として認識して尊敬しているので、裏話や勉強になる話を聞かせて頂いて、すごくすごくためになりました」と人柄を絶賛しながら、感謝の言葉も送っていた。
2020年06月18日2020年1月以来、世界中を混乱させている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。同年5月25日、日本政府は全国の緊急事態宣言を解除し、今後はコロナウイルスとの共存を目標として掲げています。コロナウイルスが消滅したわけではなく、ワクチンの完成もいつになるか分かりません。緊急事態宣言が解除されても、不要な自粛は控える必要があります。満員電車を避けたり、県をまたいでの外出を控えたり、手洗いうがいを心がけるなど、一人ひとりの自衛が重要となるでしょう。緊急事態宣言解除後の世間に、ヒカキンが違和感同年6月3日、YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんがTwitterを更新。近所のコンビニで買い物をするために東京都内を歩いていたヒカキンさんは、道中で周囲の人たちを見て違和感を覚えたといいます。コンビニで買い物するために夜外出たら、すれ違う人たち半分くらいマスクしてない。。。東京、意識を高く持って欲しいねぇ。— HIKAKINヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) June 3, 2020 5月下旬は徐々に1日の新規感染者数が減っていた東京都ですが、6月2日には都内で34人の新たな感染者が確認されました。感染者数急増を受け、東京都は都民に警戒を呼び掛けるために『東京アラート』を発動しています。緊急事態宣言解除後、ネットでは「時期尚早ではないか」「第二波が来てしまうかもしれない」といった声が続出。ヒカキンさんも、マスクを装着していない人の増加から気の緩みを感じ、不安を感じたようです。投稿は拡散され、多くの人から共感する声が寄せられました。・分かる!解除後は一気に危機感が薄れたように感じる。まだ油断できないのに…。・気温が上がってきてマスクを着けたくないけど、東京都内はまだ怖いので気を付けます。・先日買い物に行ったら周囲の人がほとんどマスクつけてなくてビックリした。おいおい。小池百合子都知事や集中治療室から退院した感染者と対談したり、1億円を使って医療従事者を支援する募金活動を行ったりと、いろいろな活動を行っているヒカキンさん。コロナウイルス終息に向けて真剣に取り組んできたからこそ、周囲の変化に疑問を覚えたのでしょう。マスクを着用できない事情がある人を除き、引き続き感染対策に努めたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月04日人気YouTuberのHIKAKIN(31)が5月21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。新型コロナウイルス感染拡大の中で働く医療従事者のために、Yahoo!基金と共同で「コロナ医療支援募金」を開設したと告知した。またその基金に先んじて、HIKAKIN自ら1億円を寄付したことを発表。「僕と一緒に募金してください」と視聴者に寄付を呼びかけた。基金を立ち上げたきっかけは、SNSに寄せられた医療従事者からの悲痛なダイレクトメールだったことを明かしたHIKAKIN。そこから自分なりに医療従事者の労働環境などを調査。彼らが立たされている環境を知って「自分にできることは何だろう」と考えた結果、今回の基金設立に至ったと経緯を語った。また募金はクレジットカードやTポイント、キャリア決済から手続き可能でHIKAKIN自らが動画で操作方法を説明。「Tポイント1円から誰でも簡単に募金できます。また(募金が難しくても)この動画を拡散して頂くことが支援に繋がります」と強調した。この動画は120万回以上の再生を記録し、募金の情報もSNSで急速に拡散。同日の23時現在で寄付人数はすでに9万人を超え、HIKAKINを除いた募金総額は5,000万円を突破している。またHIKAKINは今回の基金設立以前から、YouTube動画を通じて新型コロナウイルス問題に関する様々な発信をおこなってきた。『若いみんなへ、ヒカキンより』では早い段階で若者に外出自粛を呼びかけた。『小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた』では若者代表として視聴者目線の質問を並べた。『コロナ感染して集中治療室から復活した方にインタビューしたら恐怖でしかなかった』ではコロナ感染の恐怖を拡散すべきであると唱えた。この日も動画の最後に「ネットには本当にたくさんの人を巻き込む力があると信じてます。今回YouTuberの本気とネットの本気を出し切りたいです」と熱く語ったHIKAKIN。ネット上でも、このHIKAKINの「社会に貢献するための発信」を絶賛する声が相次いだ。強い想いに裏付けされた“発信力”と幅広い世代に受け入れられる“柔軟性”を兼ね揃え、チャンネル登録者数はすでに840万人を超えているHIKAKIN。ネット上では支持者を中心に日本が誇るトップYouTuberの政界進出を期待する声も多くあがっていた。《HIKAKINさんが、いつか政治家になるとこまでイメージ出来ました笑 「好きなことで生きていく!」で有名なヒカキンさんだったけど、いつの間にか世のため人のために生きる漢に。YouTuberの枠組じゃないね、もはや…》《協力を頼む前に自分は1億円寄付…お金あってもできる事じゃない、本当に尊敬する!家でできる寄付なんてやり方も分かりやすくて最高!こんな人が国政に携わればいいのに。HIKAKINさん、あなたには800万人以上の支持者(チャンネル登録者)がついています!》《もうさ、HIKAKINのような若い世代に政治してもらった方がいい。政治家がコロナの怖さをどれだけ若者に訴えても響かないけれど、HIKAKINが言うと若者たちはないお金を振り絞って寄付までする。何を言うかももちろん大事だけど、誰が何を使って発信するかの時代に突入してるなと感じる。HIKAKINのスーパーヒーロ感すごい!》
2020年05月22日2020年5月現在も世界中で猛威をふるっている、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。感染した人の命を救うため、今も日本国内ではマスクや防護服が不足する中、自らも感染のリスクを負って医療従事者たちが懸命に闘っています。ヒカキンが『コロナウイルス医療支援募金』を立ち上げ同月21日、YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんが動画を公開し、新たな取り組みについて発表。ヒカキンさんはYahoo!Japanの運営する『Yahoo!基金』の協力を得て、『コロナ医療支援募金』を立ち上げたといいます。今回の基金を立ち上げるにあたって、ヒカキンさんは1億円の寄付を行いました。募金は東京都などの自治体を通じて、医療現場へのマスクや消毒液、防護服などの配布や、NPOへの支援などに使われるそうです。九州北部豪雨や平成30年7月豪雨、2019年の台風19号など、これまでも日本で多くの人が被害を受けた時、多額の寄付を行い募金を呼びかけてきた、ヒカキンさん。今回、募金を設立した理由について「僕自身が募金するだけでなく、この輪を広げることができるのが僕の価値だと思っているので、今回は募金設立という形にした」とコメントしています。影響力の高い人が行動することで『支援の輪』が広がるでしょう。ヒカキンさんは若いファンが多いため、子供たちも「困っている時は助け合う」という考えを持つようになるかもしれません。募金サイトでヒカキンさんはこのようにメッセージを送っています。いま、世界中の人たちが新型コロナウイルスの危機に直面しています。そのなかで、僕にも何かできることはないかと、小池都知事との対談をはじめ、できる限りの発信を行ってきました。皆さまの頑張りによって、日本国内では少しずつ感染者数が減少してきました。以前の生活に戻りつつある人も多いでしょう。しかし、新型コロナウイルスが依然脅威であることには変わりありません。そして、この脅威のなかで僕たちの命を守ってくれている医療関係者の方々は、必要な医療器具が足りず、マスクを何日も繰り返し使いまわしたり、不十分な防護服で対応にあたったり――様々な不安のなかで、僕たちの命を、生活を、守り続けてくれています。そんな方々に対し、僕は僕のできることで、すこしでも僕たちの生活を守ってくれている人を守りたいと思い、この度「コロナ医療支援募金」を立ち上げました。そして、まずは具体的なアクションとして、自分が寄付をすることを決めました。僕ひとりにできることは、決して大きいことではありません。もし、この想いに共感していただける方がいたら、力を貸してくださるとうれしいです。僕たちを守ってくれる人を、僕たちでも支えましょう。Yahoo!ネット募金ーより引用動画内で「僕と一緒に募金してください」といいながら頭を下げたヒカキンさん。その真摯な姿を見て、きっと多くの人が心打たれたのではないでしょうか。21日14時現在、1万7千人以上から寄付が行われています。これらの優しさはたくさんの人を救うことでしょう。命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金 - Yahoo!ネット募金[文・構成/grape編集部]
2020年05月21日吉本興業とUUUMは28日、資本業務提携を締結するとともに、吉本興業に所属するタレントのYouTubeチャンネルをUUUMと共同で運営していくことを発表した。両社協力のもとに関係値を強化し、お互いの持つアセットを最大限活用することにより、両社所属のタレント・クリエイターの価値向上につながるという考えで合意し、資本業務提携契約に至ったいう。今回の提携を通じて、吉本興業に所属するタレントのYouTubeチャンネル(約800チャンネル)は、チャンネル規模の成長や、企業タイアップの獲得などに向け、豊富なノウハウを持つUUUMによる様々なサポートを受けることになる。また、YouTubeチャンネルでのコラボレーションや、合同イベント開催、吉本興業のサポートによるUUUMクリエイターのマスメディアでのキャスティング推進など、両社所属の芸人、タレント、クリエイターのバリュー最大化に向け、様々な取り組みを実施していく。両社の取り組みによる第1弾として、「HIKAKIN×カジサック」コラボ動画を、YouTubeチャンネル「カジサックKAJISAC」にて、きょう28日18時頃に公開予定とのこと。
2020年04月28日2020年4月10日、YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんが、『小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた』という動画をYouTubeで公開。新型コロナウイルス(以下、コロナウイルス)についての疑問や不安な点を、東京都知事である小池百合子さんとの対談で解決していく動画に、称賛の声が寄せられています。今回の企画は、ヒカキンさんから小池都知事に打診し実現したとのこと。ヒカキンさんは、「コロナウイルスについての正確な情報を拡散し、未来で人が助かれば」という思いがあったといいます。動画では、若い世代も多く見ていることから若者への注意喚起や、『ソーシャルディスタンス』の意味を小学生でも理解できるような言葉に言い換えて説明がされていました。非常事態宣言や医療現場についてなど、ヒカキンさんから小池都知事に質問した数はおよそ15問。ヒカキンさんの元には、医療従事者からの大変な声も届いていたといい、医療現場で働く人々へのサポートを小池都知事に求めました。【ネットの声】・小学生でも分かるような内容でとてもいい。・的確すぎる質問。とても参考になった。・分かっていると思っていたことでも、今回改めてちゃんと理解できた。・この動画を収益化していないところが素晴らしい。この動画は、公開してから1日も経たずに、再生回数が500万回を超えていました。ヒカキンさんと小池都知事の対談で、幅広い世代の人に正しい情報として伝わったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月11日HIKAKIN(30)が4月10日、新型コロナウイルスについて小池百合子東京都知事(67)に質問するという動画をアップした。大きな反響を呼んでいる。同日、「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた」という動画をYouTubeに投稿したHIKAKIN。動画の冒頭で「若者代表だと思って」と意気込み、「今出来ることは何か」「若い人はどんなことに気を付ければいいか」などを小池都知事に訊ねた。続けて緊急事態宣言やソーシャル・ディスタンス、さらに「都内の病床数を増やす予定は」「人工呼吸器は今後増やせるのか」と医療現場についても問うた。最後、HIKAKINはインフルエンサーに「♯STAY HOME」「♯うちで過ごそう」を広めるよう協力をお願い。そしてソーシャル・ディスタンスの重要性も改めて伝えた。動画は6時間で290万回以上もの再生を記録。TwitterではHIKAKINの質問力を讃える声が上がっている。《若者代表として都知事に質問して下さり、ありがとうございます 知りたい事ばかりでしたので、とても助かるし心強いです お話も、分かりやすくて とても理解できます》《有名YouTuberが素直な質問をしてくれるのは本当にありがたい。都知事も、言えないこともあるだろうけどできる範囲で答えてくれるのは感謝でしかない》《都知事もヒカキンさんも忙しいなかで時間をとって動画を作っていただき、ありがとうございます 小池都知事の説明もとてもわかりやすかったし、ヒカキンさんも聞きたいことをきちんと聞いてくれて》《HIKAKINさんは、今疑問になっている点を的確に質問されていて、分かりやすいし、有難い》小池都知事も動画について《ヒカキンさんのご協力に感謝です》《ぜひおうち時間にご覧ください!》とTwitterで呼びかけている。2人の動画をキッカケにコロナ対策への意識がさらに高まりそうだ。
2020年04月11日YouTuberのHIKAKIN(30)が3月30日に、『ニュースウォッチ9』(NHK総合)にVTR出演した。29日に新型コロナウイルスが原因で亡くなった志村けんさん(享年70)を、「幼い頃から憧れていた。実感がない」と涙ながらに偲んだ。HIKAKINの“志村さんの死を無駄にしたくない”という思いが反響を呼んでいる。東京都が26日に週末の外出自粛を呼びかけるなか、27日に自身のチャンネルを“緊急配信”していたHIKAKIN。志村さんがウイルスに感染したことで、より強い危機感を抱いたという。そのため若者に向けて「#うちで過ごそう」と、不要不急の外出や買い占めを控えるように注意喚起を促したのだ。その再生回数は、31日20時の時点で445万回を超えている。そんなHIKAKINは、動画を配信した理由について「意識が変わったら未来が変わるかもしれない。僕が発信したら若い人々の意識が変わるのではないかと思った」と番組内で語った。また志村さんの死を無駄にしないためにも、「1日1日危機感を持ってほしい。志村さんの死で助かる人が出てくるだろうと僕は思う」と呼びかけた。真摯に訴えるHIKAKINに、賛同の声が上がっている。《私も危機感のない若者のひとりでした。でもヒカキンさんの動画や今回の訃報を見てコロナに対する思いがガラッと変わりました。今からでもしっかりと考えて行動していきたいです。ヒカキンさんの思い伝わってます》《声を震わせながら語るHIKAKINさんを見て、コロナへの危機感を国民みんなでより高めなければいけないと思いました。志村けんさんにご冥福をお祈りします。カメラの前で志村けんさんへの思いや、コロナへの注意喚起を呼びかけて下さりありがとうございました》《ヒカキンさんの涙は辛すぎました。でも、志村さんが亡くなったことで、事の重大さに気づく人たちもいるかもしれない。『志村さんの死で助かる人がたくさん出てくるだろうと僕は思う』というヒカキンさんの言葉、心に響きました》チャンネル登録者数は814万人にものぼるHIKAKIN。その強い影響力は“若者代表”として、感染を食い止める一助を担っているだろう。
2020年03月31日ミクスチャーバンドのKing Gnuが1月9日、新しいMV「Teenager Forever」を公開。わずか22時間で166万回もの再生回数を記録するなど、大きな反響を呼んでいる。メンバーそれぞれのプライベート風映像で構成されている同MV。冒頭で大金を手にしたメンバーたちだが、各メディアによるとそこには新井和輝(27)が母親に車をプレゼントし、勢喜遊(27)が新婚旅行で向かったグアムで遊ぶ姿が。そして常田大希(27)がロシアでのびのびと過ごす様子のいっぽうでは、ボーカル・井口理(26)はフィリピンのガールズバーと思しきところで大金をばらまくなど豪遊する内容だという。Twitterで常田は《King Gnuチーム一同この一年間よく頑張った!!!という事で, 金を使ってやりたい事やってきてくれって感じでゆるふわMVを作りました》とつづり、勢喜は《大希が「新婚旅行でも行ってくれば?」と粋な事言ってくれたのでグアム行かせていただきました!》といったエピソードを明かしている。新井は《ちょーーーーーーーーいい映像だから何回も見て愛してほしいぜ!》とツイートし、井口は《お金もらった4人が それぞれ好きなことやりました ずっと笑って生きていこうってな!!!》と呼びかけている。MVが公開されるやいなや、Twitterでは「King Gnu」や「Teenager Forever」といった関連ワードが次々とトレンド入り。YouTuberのHIKAKIN(30)も井口がタンクトップ姿で走るシーンのスクリーンショットをアップし、《全力ダッシュwww》と思わずツイート。、さらにこんな声が上がっている。《やるべきことやってる人たちは、楽しそうにしてる姿さえカッコいい!》《もう何回見たんだろうってくらいMV見た。最高》昨年の『第70回NHK紅白歌合戦』でのパフォーマンスも記憶に新しいKing Gnu。その際、白組の司会を務めた嵐・櫻井翔(37)がバンド名を紹介する際に「キング・アンド・ヌー」と言い間違えたことも話題を呼んだ。10日に放送された『King Gnu井口理のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)で井口は櫻井が謝罪してくれたと明かした井口。さらに、番組中で嵐の「Troublemaker」を流すだけでなく、「対バンしましょう」と声をかけたが櫻井にスルーされたといった逸話を冗談交じりに報告していた。そんな寛容さを見せた井口にネットでは《櫻井翔さんに対するフォローが逆に倍返しの愛になってるとこ井口さんらしくて素敵》《井口さんも優しいよね。ラジオで話してくれるんやもん》といった声が。紅白でのハプニングをさらなる好感度アップのキッカケに変えたようだ。「紅白に出場したことで、今月13日付のBillboard週間アルバムチャートで17年発表の1stアルバム『Tokyo Randez-Vous』が初のトップ20入りを果たしました。また昨年1月にリリースした2ndアルバム『Sympa』は第12回CDショップ大賞2020に入賞。さらに新作『CEREMONY』の収録曲が2月に公開される映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の主題歌に起用されることもすでに決定しています。昨年末にはWeiboのアカウントも開設しており、20年は日本だけでなく世界規模での活躍に期待できそうです」(音楽関係者)King Gnuからますます目が離せない!
2020年01月10日チャンネルの総登録者数、約303万人。ゲーム実況系YouTuberの赤髪のともさんの謎に満ちた素顔を、ちょっとだけ覗かせてもらいました。――早速ですが、赤髪のともさんがゲーム実況を始めたきっかけから教えていただけますか?ぼくよりも先にゲーム実況をしている人がいて、その動画がとても面白かったんです。それで真似しようと思ったんですが、そもそも自分の高い声がコンプレックスで。だから、最初は録音した声を聞き直すのが本当につらかったんです。でも、その動画を見た視聴者さんから「声が良い」と褒めてもらうことが多くて、コンプレックスも消えていきました。そこから動画投稿にもどんどんハマっていって、HIKAKINさんとコラボしたことによって、爆発的に視聴回数が増えたんです。結果的に3年で登録者数100万人を達成することができました。数字だけを見るとあまり実感が湧かないんですけど、視聴者さんからコメントをいただくと、「こんなにたくさんの方が見てくださってるんだ」とうれしくなりますね。――プラスのことが重なっていったんですね。ゲーム自体は、幼い頃から好きだったんですか?ゲーム好きの姉がふたりいて、いつも横に座って彼女たちがゲームをプレイするのを眺めていたんです。姉の権力が大きかったので、ぼくにはプレイさせてくれなかったんですけどね(笑)。本格的に遊び始めたのは、小学校に上がる頃。ぼく専用のスーパーファミコンを買ってもらって、マリオやロックマンでひたすら遊んでいました。――投稿されている動画を見ていると、仲間とワイワイ遊んで盛り上がっている様子が印象的です。いまの話の続きにもなるんですが、仲良しのイトコがいて、小学生の頃に一緒にロックマンで遊んでたんです。ミスをしたら交代で、ステージをクリアしていく。そのとき感じた「誰かと一緒にプレイする」という楽しさが忘れられなくて。メインチャンネルでは、8人のゲーム仲間と遊んでいる様子をアップしているんですけど、もしかしたら幼少期の思い出が根っこにあるのかもしれないですね。――いまでは売れっ子YouTuberとしての立ち位置を確立されていますが、当初から動画で食べていこうと考えていましたか?いやいや!ぼくが動画投稿を始めた頃は、まだ収益化の仕組みすらなかったんです。だから、完全に趣味のつもりでした。もちろん、他にお仕事もしていましたよ。実は、板前をしていたんです。食に携わる仕事に就くのが夢だったので。でも、YouTuberという言葉が生まれて、それで収益が得られるようになってからは、動画投稿一本に絞りました。――趣味としてスタートした動画投稿が予想外に「仕事」になったことで、心境としてなにか変化はあるのでしょうか?うーん…。動画投稿でごはんを食べていますけど、あまり“仕事”という感覚がないんです。楽しんでやっていることの延長という感じなので、全くつらくもなくて。もちろん、大変なこともありますけど、ずっとこんな毎日が続けばいいなぁって思います。――いま若者を中心にYouTubeが熱狂を集めていますが、その理由をどう分析しますか?みんながYouTubeにハマるのって、“手軽”だからだと思うんです。誰もがスマホを持っている時代で、いつでもどこでも動画が見られるようになった。それがなによりも魅力ですよね。しかも、YouTuberって、良い意味で“素人っぽい”んです。そこに親近感を持たれているんじゃないかな、と。一昨年、昨年とリアルイベントも開催したんですけど、2000人もの人たちが集まってくださって、凄まじい熱狂を感じました。同時に、こんなに大勢の方がぼくの動画を楽しんでくださっているのなら、もっともっと頑張らなきゃって思いましたね。――ここ最近は芸能人でYouTubeを始める人も珍しくなくなりました。新規のYouTubeユーザーが増え、今後もますます盛り上がりそうですよね。おっしゃる通り、続々と芸能人の方がYouTubeに参入してきているように、今後はテレビ側の人たちが押し寄せてくると思うんです。だからこそ、それに負けないように、テレビの映像は常に参考にしています。テロップの出し方、効果音やBGMの付け方など、やはり歴史の古いメディアにはかないませんから。でも、素人っぽさは忘れずにいたいですね。――人気にともなって、これからも競争は激しくなっていくと思いますが、将来的な目標があれば教えてください。もっと大勢の方に楽しんでいただける動画を作っていくのはもちろんなんですが、個人的なことを言うと、いまの仲間たちとの関係がいつまでも続けばいいなって願っているんです。小学生の頃、イトコとずっとゲームをしていたみたいに、彼らとの時間がこの先も続いていけば理想ですね。赤髪のとものゲーム実況チャンネル!!“赤髪のとも”が誕生したメインチャンネル。仲間と賑やかにゲームをプレイする様子が微笑ましく、登録者数200万人も!?赤髪のともの実写チャンネル!!キャンプや釣り、サバゲーなど、アウトドアな趣味を満喫する姿が見られる。元板前という経歴を活かし、料理の腕を披露する動画も。赤髪のとものサブチャンネルメインチャンネルにアップされなかったオフショットなどが楽しめるチャンネル。素の姿を見せたいと、ライブ配信も定期的に行う。あかがみのともゲーム実況系YouTuber。2009年よりゲーム実況を開始し、その後、実写、サブチャンネルを開設。今年で10周年を迎え、3チャンネルの総登録者数は約303万人と、トップレベルの人気を誇る。趣味の釣りなど、アウトドアが好きという意外な一面も。常にマスクを着用し、その素顔は謎に包まれている。ジャケット¥15,800パンツ¥11,800(共にスーパーサンクス/バンプロ TEL:03・6455・4131)シャツ¥33,000(ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)靴¥32,000(アシックスウォーキング/アシックスジャパン株式会社お客様相談室 TEL:0120・068・806)靴下はスタイリスト私物※『anan』2019年12月18日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・後藤仁子ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)インタビュー、文・五十嵐 大(by anan編集部)
2019年12月17日情報収集やコミュニケーションをいつでもどこでも行える時代。追い風に乗るYouTubeはいま、さらに魅力的なメディアとして人々を掴んで離さない!一体なにがみんなをそこまで駆り立てているのか。YouTubeのトレンドを、徹底分析しました。様々なニーズに応える各ジャンルの動画が増加。いまや若者のカルチャーのひとつとして根付いたYouTube。どうして彼らは、こうも熱狂しているのか。その理由は、若者特有の“時間意識”にあるという。「いまは情報過多な時代です。ネットの普及により情報量が爆発的に増え、それを取捨選択しなければいけなくなりました。現代に生きる若者たちは、想像以上に忙しい。だからこそかける時間と得られるメリットとを天秤にかけ、判断するようになりました。そんななか、任意のタイミングで好きなコンテンツに触れられるYouTubeは、彼らのライフスタイルにマッチしたといえるでしょう。それがここ数年の爆発的な広がりの一因です」(電通若者研究部プランナー・古橋正康さん)しかもYouTubeにはレコメンド機能もある。好きな動画を見ていれば、次から次へと好みの類似コンテンツが表示され、自ら探しにいく手間すら省けるのだ。「費用対効果を“コストパフォーマンス”と表現するように、我々の間では時間対効果を“タイムパフォーマンス(略して、タイパ)”と表現しています。若者の間では、この意識が強く、YouTubeはまさにタイパのいいメディアというわけです」(古橋さん)また、一昔前に比べ、投稿される動画にバリエーションが出てきたことも熱狂の理由だという。「HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんが出始めの頃は、いわゆるお笑い系が全盛期。2017年頃からはメイクなどのハウツー系をはじめ、ジャンルの広がりが加速しました。そこで熱狂ぶりがよりセグメント化されたんだと思います。さらに双方向のメディアとして、YouTuberとファンがより一体化してきたのも一因です。昔は話題重視の振り切ったネタが多かったけれど、いまはファンのニーズに合ったコンテンツも提供する方向にシフト。それにより、根強い支持を獲得する人たちが目立つようになりました」(インプリメント株式会社取締役社長・木村博史さん)そして、若者たちの“検索の仕方”の変容も関係している。「いまは“動画検索”の時代です。なにかを知りたいときはまず動画を探す。その方がわかりやすいですから。そういった動きも、YouTubeが支持される理由なのでしょう」(木村さん)プラスαの価値を提供するチャンネルが人気上昇中!YouTubeに投稿される動画には、より専門性やオリジナリティが求められるようになった。なかでも人気を集めているのは、楽しみながらなにか知識を得られるような、“一石二鳥”のコンテンツ。これもまた、タイパ意識が高まった結果なのだろう。「いまの若者は、情報に確かな価値があるかどうかという“情報確実性”を重視する傾向が強い。だから、娯楽として楽しみながら、ちょっとした情報も得られるハウツー系のような動画が支持されているんです」(木村さん)知的エンタメ日々時間に追われる生活のなかで、タイパの高さから厚い支持を集めているのがこのジャンル。バラエティ番組を見るような感覚で楽しみながらも、様々な知識や雑学を仕入れることができる。はなお微分積分をカジュアルに!理系ってこんなに面白い。「文系でも楽しめる理系動画」がメインのチャンネル。微分積分や円周率の計算とバラエティを融合させ、笑いながら知識を身につけられる。チャンネル登録者数は約148万人。QuizKnock(くいずのっく)テレビでも活躍する東大生。頭脳を駆使して難問に挑む。チャンネル登録者数は100万人を突破。人気テレビ番組『東大王』(TBS系)に出演する伊沢拓司さんが中心となり、様々なクイズや入試問題に挑戦する動画を公開している。NEOバラエティ“素人っぽさ”がウケるYouTubeで、テレビ番組と肩を並べるくらいハイクオリティな動画も出現。CGなどの特殊効果を駆使したり、テレビ級の企画力を発揮したりと、技術力の高いものが続々。だいにぐるーぷずば抜けた企画規模。一度見たらやみつきに。チャンネル登録者数は約51万人。中学校からの友人6人組で結成され、心霊スポットや無人島を舞台にするなど、手の込んだ企画を番組化。企業協賛も入るほど本格的で、注目度も高い。れーと先生ゲームの世界を完全再現。VFX技術で日常が壮大に。日常生活を映し出した動画にCGを合成した、ダイナミックかつクスッと笑えるチャンネル。短い制作期間で、技術を活かした動画を投稿している。チャンネル登録者数は約125万人。YouTubeが生み出すのは“より身近なスター”。ファンにとって、YouTuberの魅力のひとつは“距離の近さ”だ。ゆえに視聴者はより親近感を抱きやすく、それが彼らの人気を支えているのだという。「ときに失敗した姿も見せてしまうYouTuberは、その身近さで若者たちの心を掴んでいます。でも、映像が持つ近寄りがたいスターのようなオーラも兼ね備えている。いわば、彼らは“身近なスター”。新しい時代に誕生したカリスマですよね」(木村さん)また、ここ最近はテレビの第一線で活躍するような芸能人も続々とYouTubeに参戦してきている。持ち前のタレント力を活かしてあっという間に登録者数を増やし、生配信やイベントなども開催。それもまた、普段テレビでは見せないようなフランクな姿を垣間見られるとして、人気を博しているスタイルだ。「元々フォロワー数を持つ芸能人が入ってきて、一気に視聴者との距離を近づければ、人気が出るのは当然のことでしょうね。彼らはたった一度の配信で100万を超える再生回数を記録したりもします。その事実に戦々恐々とするYouTuberも少なくないとは思いますが、結果的にYouTube全体が盛り上がることにもつながっていくと思いますよ。今後も、芸能人がどんどんYouTubeを始める可能性は高いのではないでしょうか」(古橋さん)ジャンルが細分化され、専門性が高まり、芸能人も参加するようになったYouTube。より多くの人が楽しめるメディアとして、今後さらにどんな進化をしていくのか、要注目!古橋正康さん電通若者研究部(電通ワカモン)プランナー。若者の新しい感性や価値観の潮流をいち早く捉え、企画・プランニングを行っている。木村博史さんインプリメント株式会社取締役社長/COO。動画プロモーションのサポートなどを行い、YouTubeに関する著書も出版している。※『anan』2019年12月18日号より。イラスト・黒猫まな子取材、文・五十嵐 大(by anan編集部)
2019年12月13日公式アンバサダーの反町隆史とアリッサ・チアが、オープニングステージに登場!「ASIA FASHION AWARD」とは、アジアの最旬ファッションや文化、エンターテイメントを、テレビやインターネットでアジアや世界中に生配信する、アジア最大級のイベントのこと。©2019AFA / beachwalkers.昨年と同じ台北・中正紀念堂民主大道前に、高さ15メートル、全長100メートルの巨大な特設ドームを建設。1500人の来場者だけでなく、テレビ生中継やWEB生配信などを合わせると、アジア各エリアの推定500万人が注目するアジアで最大規模のイベントです!©2019AFA / beachwalkers.オープニングステージでは、イベント公式アンバサダーを務める反町隆史と、アジアトップ女優のアリッサ・チアが登場!反町が出演するドラマがアジア中で放送され人気を博していることから、今年のアンバサダーに就任。©2019AFA / beachwalkers.ほかにも、日本からはKis-My-Ft2が初の海外ライブとして参加。北山宏光主演ドラマ「ミリオンジョー」主題歌の『Edge of Days』など、全5曲のパフォーマンスを披露。さらに動画クリエイターのHIKAKINは、新たなカルチャーの時代を築いたリーディングパーソンとしてアワードを受賞しました。©2019AFA / beachwalkers.香港からは、MVの再生回数が2億回以上を誇るG.E.M.(鄧紫棋)が歌声で会場を感動に包み、韓国からはキム・ヒョナがセクシーなダンスとキュートなステージで観客を魅了。台湾からは、今年の台湾の音楽新人賞を獲得したØZI(陳奕凡)が、パフォーマンスのトップバッターを務め、さらに映画監督のウェイ・ダーションにAWARDが贈られました。料理人からは、香港の若きスターシェフ、ヴィッキー・チャンが受賞!昨年新設された、アジアの文化向上に貢献した方を表彰する「ASIA FASION AWARD 2019 CEREMONY」部門。今回受賞したのは、動画クリエイターHIKAKIN、香港の人気レストラン【VEA restaurant and Lounge】のヴィッキー・チャン、台湾映画監督のウェイ・ダーションの3名。©2019AFA / beachwalkers.中でも注目なのが、香港の若きスターシェフと称される、【VEA restaurant and Lounge】のヴィッキー・チャン。自身のアイデンティティをフランス料理のフィールドで表現し、創造性溢れる料理を提案したとし、その姿勢に敬意を表され受賞しました。©2019AFA / beachwalkers.ヴィッキーは、「この賞をいただけて光栄で嬉しいです。4年前香港で中国式フレンチ料理をはじめて、あの時はまさかここまで来られると思いませんでした。初心を忘れずに、中華とフレンチを一体化するというフィロソフィーを大事にして、色々な国にお店を作っていきたいです」と語りました。©2019AFA / beachwalkers.“ONE ASIA”をテーマに、アジアのカルチャーを世界中に届ける「ASIA FASHION AWARD 2019 in TAIPEI」。今後も、この“ONE ASIA”プロジェクトのさらなる広がりに目が離せません。ヴィッキー・チャン(左)ニューヨークの星付きレストラン【Daniel】などでフランス料理を習得。2011年、香港で、広東料理をベースに中国各地方の料理も取り入れ、フランス料理のエッセンスを融合した、【VEA restaurant and Lounge】をオープン。「アジアのベストレストラン50」にも選ばれ、ミシュラン1つ星も獲得した世界が注目する若きシェフです。「ASIA FASHION AWARD 2019 in TAIPEI」 概要開催/G時:2019 年11 /I30 /G(/)開催場所:中正紀念堂 .主/$道前beachwalkers.×AFA 特設ドーム(台北市中/-南路21 号)主催:ASIA FASHION AWARD 実/委員会出演:Kis-My-Ft2、反町隆史、HIKAKIN、ダレノガレ明美、香川沙耶、アンジェラ芽衣、蜂谷晏海、キム・ヒョナ、台湾タイヤル族少年少女合唱団、ØZI(陳奕凡)、G.E.M. 鄧紫棋、ウェイ・タ0ーション、他多数来場者数:1,500 /
2019年12月10日YouTuberとして活動している“カジサック”ことキングコング・梶原雄太が4日、千葉県幕張イベントホールで開催された、YouTube上で高い人気を誇るクリエイターやアーティストとそのファンが集うライブイベント「YouTube FanFest 2019」に登場した。カジサックが登場したのは、今年チャンネル登録者が100万人を突破したクリエイターを表彰するステージ。レッドカーペットから登場したカジサックは、客席に向かって深々と土下座して会場入りして笑いを誘うと、足取りも軽く花道を闊歩した。日本で初めて個人としてチャンネル登録者100万人を達成した、人気動画クリエイターのHIKAKINから、金の盾が贈呈されると、カジサックは高々と盾を掲げて喜びを爆発させた。この日はカジサックがトークをする場面は無かったが、YouTuberの晴れの大舞台に芸人魂に火がついたのか、とっさのボケで会場を驚かせた。同じ100万人を突破した調理系大食いYouTuberとして活躍する谷崎鷹人(谷やん)が、喜びコメントを緊張気味に話していると、司会から「どなたかリップクリームをお持ちの方はいませんか」と緊張を察しのフォローが入ると、すかさず美男美女の2組YouTuberとして人気の「ヴァンゆんチャンネル」のヴァンビがリップクリームを差し出した。そこにすかさず割って入りリップクリームを受け取ったカジサックは、自身の唇にリップクリームを塗ると、唇を突き出し徐々に谷やんの前に。ダチョウ倶楽部を彷彿とさせるお約束のチューで、しっかりお笑いの爪痕を残すと、満足そうにステージを後にしていた。
2019年12月05日人気動画クリエイターのHIKAKINとSEIKINが4日、千葉県・幕張イベントホールで行われた、YouTube上で高い人気を誇るクリエイターやアーティストとそのファンが集うライブイベント「YouTube FanFest 2019」に登場した。この日は事前に告知していた新曲「夢」を初披露。今月15日にSEIKIN TVで同曲のMVの公開することを予告しており、MV公開前の生歌唱は今回が初。日本のYouTube界の先駆者として走り続ける2人らしい、夢を応援する力強いメッセージソングになっている。ライブが新曲の初公開の場と言うこともあり、HIKAKINは「今までそんなこと一度もしたことない」と興奮冷めやらぬ様子で、SEIKINは「こんな大きな会場でやらせてもらって嬉しく思います」と感慨深い様子だった。同イベントでは、はじめしゃちょー、東海オンエア、水溜りボンド、Fischer’s、スカイピースら人気動画クリエイターが集結。司会をおるたなChannelが務めた。
2019年12月05日動画クリエイターのHIKAKINと、俳優の武田鉄矢が3日、都内で行われた「メルペイスマート払い新CM発表会」に出席した。2人が出演する新CM「鉄矢とヒカキン」シリーズは、5日より全国でオンエアが開始される。「現金派」の先生役の武田と、「キャッシュレス派」の元教え子役のHIKAKINが、「メルペイスマート払い」の便利さをコミカルに伝えるストーリーとなっている。今回が初共演ということもあり武田は「彼(HIKAKIN)に関して情報がなかった。許してね」と苦笑いを浮かべながらも「娘から、その世界では大変な人。開拓者でトップランナー、自分で立案し、企画し、出演する。かつて自分が憧れたシンガーソングの世界と共通するものがある」と大絶賛。一方HIKAKINは「小さい頃から金八先生を見ていた。その雰囲気の武田さんとコラボできて、うれしかった」と感激した様子で、「まさか教える役で驚きました。教えられて光栄でした」と満足そうな表情を浮かべていた。同サービスは、フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルペイが、本日より開始するスマホ決済サービス。メルカリの売上金を、メルカリ内の商品購入や、大手コンビニチェーンや、飲食店など、全国170万箇所の加盟店で利用することができる。銀行口座を登録することで、売上金がない場合でもチャージが可能となっている。また、万が一不正利用が発生した場合は、損害額は全額補償される。
2019年12月03日コラボレーションカフェ「トーキョー パレード グッズ&カフェ(TOKYO PARADE goods & cafe)」が、2019年11月22日(金)、渋谷パルコにオープン。その第1弾として、YOUTUBEなどの動画クリエイターが集まるウーム(UUUM)とのコラボレーションカフェを、11月22日(金)から2020年1月20(月)まで展開する。新しい“フードエンタメ”を提案「トーキョー パレード グッズ & カフェ」は、アートカルチャーからオタク・コンテンツまで幅広い分野とのコラボレーションを手掛け、独創的で新しいフードエンタメを提案するカフェだ。第1弾は、人気YouTuberが集結「ユーフェス」とコラボその第1弾では、ヒカキンら有名YouTuber(ユーチューバー)を擁するコンテンツカンパニー・ウームの祭典「ユーフェス(U-FES.)」とコラボレーション。ヒカキン、セイキン、はじめしゃちょーの畑ら人気クリエイターが考案したメニューを展開するほか、オリジナルグッズも販売する。第一弾、第二弾で参加するクリエイターも異なるのでファンはチェックが必要だ。第1弾HIKAKINタピオカスペシャルヒカキン考案のタピオカミルクティーは、こだわりのタピオカに程よい甘さのミルクティーをミックス。トッピングのクリームに添えられた“サングラス”モチーフもチャーミングだ。SEIKINのふわふわパンケーキ風プレートまた「セイキンのふわふわパンケーキ風プレート」は、ふわふわの生地にマスカルポーネクリームを合わせた一品。メープルシロップやバニラアイスに生クリームを添えて、味の変化を楽しめる。はじめしゃチーズ土ッグはじめしゃちょーの畑に埋まったチーズドッグを表現した「はじめしゃチーズ土ッグ」は、ユニークな一品。周りの土!?は食べられるので、ぜひチーズドッグと一緒に味わってほしい。添えられたジョーロの中には、パンプキンポタージュをセット。【きょんくま】カレーの上で”イカダ”漂流生活!!きょんくまの人気動画・イカダ24時間漂流生活を再現したメニューも展開。プールのような鮮やかなカレーに、イカダに見立てたカツをのせた。そのほか、ユーフェスをイメージした5種類のドリンクなど、“フォトジェニック”なメニューを多数用意する。第2弾12月14日(土)からは、フィッシャーズ、東海オンエアなど11組のクリエーターが参加し、総勢19組のYOUTUBEクリエーターのコラボレーションメニューやグッズを楽しむことができる。カフェメニューも4品が追加となる。フィッシャーズは、苺やブルーベリーなどフルーツをのせたカラフルなパンケーキ「フィッシャーズのじゃんケーキ」を展開。東海オンエアは、人気コンテンツ「全く料理できない男が想像だけで作ってみた」シリーズのラタトゥイユを再現。ぜひ味わって、本物のラタトゥイユなのか、東海オンエア的『ラタをトゥイユしたもの』なのか確かめてほしい。また、コラボレーションメニューをオーダーすると、メニュー1品注目につきカフェオリジナル描きおろしイラストを使用したコースターをランダムにプレゼント。12月14日(土)からは絵柄が2種類追加となる。ここでしか買えないコラボグッズまた、コラボレーションカフェ併設のショップでは、ここでしか買えない人気YouTuber(ユーチューバー)のコラボレーショングッズを展開する。カフェに入店しなくてもショッピングは可能なのでぜひチェックしてほしい。ラインナップは、YouTuberのアクリルブロマイドやマグネット、コースターなど。バックステージPASS風のユニークなステッカーも展開予定だ。12月14日(土)からは、第2弾クリエーターバージョンのグッズも展開をスタート。また新商品として全13種の缶バッジセットが新発売となる。【詳細】「トーキョー パレード グッズ&カフェ(TOKYO PARADE goods & cafe)」オープン日:2019年11月22日(金)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 6F営業時間:10:00~21:00(F.lo20:00,D.lo20:30)■U-FES. FOOD PARADE開催期間:2019年11月22日(金)~2020年1月20(月)※元日休業カフェ事前予約整理券:500円(税込) <オリジナルポストカード付き>※小学生以上有料※未就学児童、保護者同伴に限り入場可<第一弾参加クリエイター>HIKAKIN / SEIKIN / はじめしゃちょーの畑 / 木下ゆうか / ゆきりぬ / きょんくま / はなお / ボンボンTV<第二弾参加クリエイター>HIKAKIN / SEIKIN / はじめしゃちょーの畑 / 木下ゆうか / Fischer’s / 桐崎栄二 / ゆきりぬ / まいぜんシスターズ / 東海オンエア / Dracö(安東瀧) / きょんくま / すずしょうと / PARASTICA / 稲荷兄弟/ エミリンチャンネル / よつばぎるど / nanakoななこ / はなお / ボンボンTV【第一弾 予約整理券】一般発売開始: 11月9日(土) 10:00~販売対象日程: 11月22日(金)~12月13日(金)【第二弾 予約整理券】一般発売開始: 12月1日(日) 10:00~販売対象日程: 12月14日(土) ~1月20日(月)<カフェ利用特典>カフェメニュー1品注文につき1枚オリジナル描き起こしイラストを使用したコースターをプレゼント。※無くなり次第終了
2019年11月10日歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが6日、都内で行われたスマホ決済「メルペイ」新キャンペーン発表会に出席した。メルペイは、11月7日より同社が運営するフリマアプリ「メルカリ」のスマホ 決済サービス「メルペイ」において、キャッシュレスに消極的な若年層に、キャッシュレスの利便性を訴える「すすメルペイ」キャンペーン第2弾を実施。それに伴い、新CM「メルペイやってないなんて、もったいない篇」などが11月8日から全国で放送。イメージキャラクターにはきゃりーぱみゅぱみゅ、人気動画クリエーターのHIKAKINとはじめしゃちょーが起用され、3人が"メルカリやってるのにメルペイやってないなんて、もったいない!"をキーワードに同キャンペーンを訴求する内容となっている。イベントにはCMで着用した衣装に身を包んだきゃりーぱみゅぱみゅが登壇。「メルペイのブルーをイメージしました。HIKAKINさんとはじめしゃちょーさんが赤だったので、私はブルーとなって登場しました。最近は結構ブルーにハマっていて、iPhoneケースとかお財布もブルーなんです」とファッション解説した。HIKAKIN、はじめしゃちょーと共演した新CMについては「お二人がすごく仲良しなので、そこに入るのは緊張したんですけど、話しかけてくれたりして、みんなでダンスをしました。私もダンスはしているんですけど、(CMでの)ダンスが難しくて、はじめしゃちょーさんがすごう上手だったんです」とCMでのダンスは難易度が高かったそうだが、「出来上がりを見たら全体的にもまとまっていて格好良く決まっていました。部活みたいな感じでしたね」とCMの内容には満足げだった。きゃりーはメルペイをはじめ、メルカリもプライベートで利用しているという。「お洋服が溜まるのが嫌なので、一着買ったら一着処分することが多いんです。それを見ていた友だちから『メルカリやった方が良いよ』と言われ、住所や名前を出して大丈夫かなと思ったんですけど、匿名でやり取り出来ると聞いて最近始めました」と明かしつつ、「私物も売ってますし、今朝も一つ売り切れたので嬉しかったです。いつも朝起きて何が売れているかチェックしていますね」とハマっている様子だった。
2019年11月06日YouTubeやTikTokで活躍する“発信系男子”は、今の時代が生んだ人気者として注目の存在。そんないまどき男子である彼らの人気の理由やその未来について、SHOWROOM代表の前田裕二さんに解説してもらいました。発信系男子とは…YouTubeやSHOWROOMなどのネットサービスを中心に、作成した動画の投稿やライブ配信を行うクリエイター。歌やゲーム実況、日常を切り取ったVlogなど、その内容は多岐にわたる。トップクリエイターの影響力はすさまじく、企画・撮影・編集など、ほぼ全ての工程を自身で行うため、マルチな能力の持ち主が多い。発信系男子誕生の契機はスマホの登場にあり。発信系男子の人気の背景には、ハードとソフトの2つの側面があります。ハード面はスマホの登場。スマホが定着する中で、多くの人が外出時だけでなく家の中でも使用し、多くの時間をスマホに割くように。そのため、小さい画面でも見やすいコンテンツの人気が上昇。画面に登場するのが1~2人で、スマホで見ても個が立つ作りになっている動画が支持されるようになっていきました。スマホ画面に合う個が立つスタイルの動画の人気が加速。次にソフト面。すなわち、コンテンツの内容です。ネット動画で人気を博すには親しみやすさや極端さが大事だといわれており、なかでもカギを握るのが“身近さ”。身近さとは偶像性の度合い。見る人にとっての“手に届きそうな度合い”です。マスメディアの人気者が100%偶像であるのに対し、発信系男子の偶像度は少し低くなります。実際には会えないけれど、動画で素がのぞけたり、コメントに“いいね”をくれたりと友達のようなリアリティを感じるのです。実はこの“偶像性”に対するファンの意識は男女によって異なり、男性の方がより“身近さ”を求める傾向があります。アイドルの握手会などがそれにあたり、男性のファン心理には“近くで触れ合いたい”という願望がある。一方、女性はどちらかといえば偶像派で好きな人には遠くで輝いていてほしいと願う特徴があると感じます。あまりに遠いと寂しいけれど、身近になりすぎると憧れの対象になり得ない。発信系男子の“程よい身近さ”は女性ファンにとって絶妙な距離感といえます。発信するプラットフォームによっても身近さは変わり、SHOWROOMなどでライブ配信をする場合はリアルタイムでファンが交流できるため、さらに身近度が上がります。一方、YouTubeはいつでもアクセスできるけれど、リアルタイムではなくファンとの交流も少ない分、身近でありながらも偶像度はやや高めに。更新頻度も重要で、テレビは多くても週1ペースですが、YouTuberは毎日動画をあげる人が多く、接触密度が濃厚になる。この身近さと密度の濃さが見る側の熱量につながって、ファンという限られた範囲の中で熱狂的支持につながります。“ファンの数×熱量=影響力”であることから次第に大きな影響力を生み出すようになり、今までになかった新しい人気者の形を構築していったのです。テレビにはできない濃厚なコンテンツで熱狂的な支持を獲得。発信系男子の中でもトップといえる存在には、様々な共通点があります。それが、熱意やモチベーションの高さであり、ストーリーの共有。視聴者は猛烈な更新頻度や動画内の空気感から熱量を感じ、その背景にあるストーリーや成長していく姿に惹かれます。複数人で発信している場合は関係性もストーリーの重要な要素であり、特に女性はその部分に心を動かされやすい傾向があります。互いに支え合う男同士の友情や共に目標へと進んでいく過程で生まれる絆に女性ファンは尊さを感じ、熱量を上げていきます。人気YouTuberであるスカイピースの二人も、まさにそれらを備えたクリエイターだと感じます。毎日更新を続けている誠実さに加えて、一緒に暮らしているという仲の良さ。動画の内容だけでなく、彼らの特性そのものが発信者としての魅力に繋がっていると思います。動画の裏側にある物語や関係性が人の心を動かす。さらに、セルフプロデュースや戦略性も発信系男子にとって重要な要素に。例えば、あるユーチューバーは再生回数で視聴者が好む髪型や衣装を研究し、キャラを設定しているそう。また、人気クリエイターの多くは市場の動向をチェックしながら動画を制作しているといいます。YouTubeのような群雄割拠の世界でトップを狙うのであれば、全体把握と個別戦略の構築を高いレベルで遂行できる、卓越した戦略性が必要です。彼らがこういった綿密な戦略立てや検証を実践できるようになった理由には、発信コストがほぼゼロであるという背景があります。今の時代は基本的にスマホさえあれば動画の作成も発信もできてしまうので、様々な可能性を気軽に検証することができるのです。マーケティングから動画制作までを基本的に自身でやっているわけですから、トップクリエイターは本当に頭のいい人が多いと感じます。ただし、戦略やストーリーはビジュアル要素があってこそ。テレビの人気者のように圧倒的である必要はないけれど、やはり何らかの方向性で“見心地”が良い方が好まれ、影響力もそれに比例します。そういったビジュアル面を含む様々な制約を取り払うものとして誕生したのがバーチャルキャラクターです。キャラを乗せることで表現の自由度が広がることから、今では発信系男子に様々な可能性を与える技術として注目されるように。僕らが取り組んでいるバーチャルジャニーズというプロジェクトがありますが、これもキャラがあることで成立しているもの。本人ではなくキャラクターを通して発信することで、ジャニーズとして革新的な挑戦である“身近さ”を取り入れながらも、適切な距離感を保つことができるのです。コスト不要の手軽さから綿密な検証が可能。発信系男子は新しい形の人気者ですが、今後さらに影響力を強めるカギとなるのが“身近と偶像の行き来”。最近はHIKAKINさんのようにテレビ出演する人や、東京ドーム公演が決定したまふまふさんのように偶像側で活躍する人も増加。彼らのようにネットの枠を超えた活動をすることで、クリエイターとしての偶像性やステイタスは高まっていきます。とはいえ、そこにとどまってしまうと、今までのファンは“遠くに行ってしまった”と感じて離れてしまうことも。だからこそ、テレビなどの活動をしつつファンとの交流を続けることが必要です。双方を行き来することで“テレビに出ている人なのに、身近に感じる”というプレミア感が生まれてファンが熱量をさらに高めていくのです。また、今後は発信者だけでなくコンテンツの面でも“身近と偶像”というキーワードが重要に。現状ではネット=身近、テレビ=偶像に偏りすぎているため、それぞれが逆側の挑戦(今、身近にいるなら偶像、偶像なら身近)の比重をますます増やしていく時代がくるのではないでしょうか。まえだ・ゆうじ1987年6月23日生まれ、東京都出身。SHOWROOM代表として、同名のライブ配信サービスを主宰。著書に『メモの魔力』(幻冬舎)など。※『anan』2019年11月6日号より。写真・小笠原真紀取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2019年11月01日YouTuberのSEIKINが15日、都内で行われた「第9回イクメンオブザイヤー2019」の授賞式に出席し、1歳になる長男の将来について語った。今年で9回目となる「イクメンオブザイヤー」は、「イクメンの日(10月19日)」の制定記念イベントとして開催され、「育児を楽しみ・頑張ったパパ=イクメン」の著名人が毎年表彰されている。新設された「イクメン動画クリエイター部門」で受賞したSEIKINは、同じくYouTuberとして活躍するHIKAKINの実兄で、2014年に一般女性と結婚、2018年4月に第1子男児誕生した。SEIKINは、「この度はこのようなすばらしい賞をいただきまして、本当にうれしく思います。動画のクリエイターとしては初ということで大変光栄です。ありがとうございます」と受賞に感謝。知育との向き合い方については、「すべてが刺激だと思っている」とし、「外に連れて行くようにしています。カメラとかパソコンとか機材があるので、そういうのも刺激になっていると思います」とうれしそうに話した。長男は「チビキン」としてSEIKINの動画に登場しており(顔は非公開)、「時々、動画に出演させています」と報告し、「とにかく楽しそうにしていますが、外に行くのが楽しいみたいで公園とか山とか川とか連れて行っています」。将来、YouTuberとしてデビューさせる可能性について、「やらせようとは思っていないですけど、自然にカメラとかを見ているので興味を持っている感じはします。もし本人がいずれやりたいと思ったらやらせてもいいかなと思っています」と息子の意思に委ねているようだ。また、SEIKINにとっての“イクメン”とは「あたりまえ」。「父親として子育てを一緒にやっていくのは当たり前。奥さんがやるものじゃなくて、2人で一緒にやっていくもの」と考えを示し、「これをずっと続けていければ」と父親としての決意を新たにしていた。SEIKINのほか、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が「知育メン部門」、お笑いコンビ・アンガールズの山根良顕が「イクメン芸人部門」、俳優の杉浦太陽が「イクメン一般選出部門」、元巨人監督でプロ野球解説者の高橋由伸氏が「イクメンスポーツ部門」を受賞した。
2019年10月15日YouTuberのHIKAKIN(30)が10月13日、自身のYouTubeチャンネルで台風19号で被災した地域への募金を呼びかけた。動画はすでに168万回近い再生回数を記録。さらにTwitterで告知したところ、21時間で1万のリツイートと3.1万もの“いいね”を数えるなど大きな反響を呼んでいる。動画で「台風19号の直撃から一夜明け、各地の被害が深刻であるということがわかってきました」と切り出したHIKAKINは、「今の僕が世の中のために1番力になれることは、僕の動画やSNSの拡散力を使って被害の現状を知っていただくことや、簡単に募金が出来るネット募金の方法を拡散することだと思いました」と話した。そしてYahoo!ネット募金のやり方を説明しながら、自らも100万円を寄付した。終盤、改めて募金を呼びかけたHIKAKINはこう語った。「僕1人の100万円よりも今見て下さってる皆さんの100円の方がすごい力を持っています。もし今見てくださってる100万人の方が1人100円ずつ募金したら、1億円になります」HIKAKINは「こういう時こそ助け合いましょう」「被災地の少しでも早い復興を祈っています」と結んでいる。寄付を呼びかけるだけでなく、自ら率先して行動するHIKAKIN。Yahoo!JAPANの公式Twitterアカウントも《ご協力ありがとうございます!》と感謝のリプライを送っている。さらにネットでは、讃える声が上がっている。《大物だからとか、有名だからいい人に見せるためにとかじゃなく、ヒカキンさんは心の底から救いたいって思ってるんだろうな》《今回もヒカキンさんのおかげでネットで簡単に寄付できることが沢山の人に知って貰えますね》《HIKAKINさん、ありがとう。リスペクト。ついていきます》昨年7月、西日本大豪雨の際にも100万円以上を寄付し募金を呼びかける動画を投稿したHIKAKIN。今年8月には難病と向き合うファンの子供たちに3,000個ものぬいぐるみを無料で配布している。そのいっぽうで、時には「偽善者」といった辛辣な声も上がる。「HIKAKINさんは仕事以外の趣味がなく、物欲もないといいます。ただ、“誰かのためになるお金”には人一番関心が強いんです。HIKAKINさんの影響で将来の夢にYouTuberと書く子供たちも続出しています。そのため、彼自身がそうして社会貢献を果たすことで子供たちにますます夢を与えられるのではとも考えています。そのため、一部からの心ない否定的な意見を目にしても、自分を信じて行動することができるようです」(芸能関係者)産経ニュースによると、14日12時時点でも停電や断水は各地で続いている。また住宅の床上浸水が1,784棟、床下浸水は1,590棟にも達し生活への影響は長期化しそうだという。しかしHIKAKINや彼に導かれた行動は、きっと誰かを支えるものとなるだろう。
2019年10月14日俳優でYouTuberとしても活躍する草なぎ剛が27日、都内で行われた「U-FES.TOUR 2019 Kids」東京公演にスペシャルゲストとしてサプライズ登場した。“神様”に扮した草なぎは、人気クリエイターのHIKAKINとSEIKINらと共演を果たし、会場を大いに盛り上げた。同イベントは、日本最大級の動画クリエイターの祭典。今年6月から2020年3月まで、「Music・Games・Girls・Kids・Variety」の5つのジャンルのイベントが10都市20公演開催される。「小学生未満向け」「小学生向け」の2部構成で行われたイベントには、HIMAWARIちゃんねる、おるたなChannel、太陽チャンネル、Hane & Mari’s World Japan Kids TV、Leoichannelれおいちゃんねる、ファーストキッズTV ・ First Kids TV(・はハート)、ボンボンTV、ガチャピン・ムック、こうじょうちょー、Kazu、まえちゃんねる、みにきゅーとくら部、1D&ゆーぽん、ひまひまチャンネルが登場し、子どもたちを中心に大きな声援が飛び交った。草なぎは、2部のリアル脱出ゲームステージでドラキュラに扮したHIKAKINとSEIKINを倒す“神”として登場。このときばかりは、子どもたちと同じくらいの大人の声援が会場を包み、「みんなのパワーくれー!」と草なぎが叫ぶと、割れんばかりの拍手が起こった。無事にドラキュラを倒す役目を終えた草なぎは、ノリノリでステージを後にすると、カーテンコールで再び登場。人気クリエイターたちと一緒に会場を練り歩きながらファンサービスを行うと、「頭洗えよ。歯を磨けよ」とドリフターズ風に会場を後にした。
2019年08月28日「ナインティナイン」が司会を務める「ぐるぐるナインティナイン」の7月11日(木)今夜放送回に、俳優の窪田正孝がゲスト出演。人気ユーチューバーのHIKAKINもゲストとして参加し激辛四川料理でゴチバトルを展開。果たして今夜自腹を切るのは誰か!?設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというルールのもと、1年にわたる過酷な戦いの末、年間の自腹総額が多かったメンバーが“クビ”になるという「ゴチになります!」通称“ゴチバトル”。今回は連続テレビ小説「花子とアン」で注目されると「Nのために」「アルジャーノンに花束を」「THE LAST COP/ラストコップ」など話題作に続けて出演。「デスノート(2015)」や「HiGH&LOW」シリーズや『東京喰種トーキョーグール』などでみせるクール&ハードなテイストと、「ヒモメン」「ラジエーションハウス」などでみせる優しさと温かみに溢れる好青年キャラを巧みに演じ分けるその実力と、アクションをこなす肉体美も魅力の窪田さん。日本のユーチューバー界を牽引する存在として、「HikakinTV」、ゲーム実況の「HikakinGames」、ファッションを紹介する「HikakinBlog」の4つのチャンネル運営など多彩にこなすマルチクリエイターであり、ヒューマンビートボクサーとしてエアロスミスやアリアナ・グランデなどのアーティストとも共演を果たしたHIKAKINさんの2人がゲストに登場。激辛四川料理での中華ゴチバトルを展開する。ゴチ初登場となる窪田さんは果たしてどんな戦いを繰り広げるのか?HIKAKINさんと“OKAKIN”のチャーハンレシピ動画にも注目。2連続自腹で苦境に陥った土屋太鳳は劣勢を挽回できるのか?1年の折り返しポイントに差しかかったゴチバトルは見逃せない。窪田さんが殺し屋役で出演している映画『Diner ダイナー』は現在大ヒット公開中。藤原竜也が殺し屋専用<ダイナー>のオーナー、ボンベロを演じて主演する同作、窪田さんは腕は超一流だが、心根は優しい殺し屋・スキン役で出演しており、映画版とTVドラマ版の“デスノート”でそれぞれ夜神月(ライト)役を演じた2人が共演しているのも話題となっている。窪田さんが「ゴチになります!」初参戦となる「ぐるぐるナインティナイン」は7月11日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月11日その勢いが、ますます加速中!過熱するユーチューバーの最前線。人気ユーチューバーが多く所属するUUUMの代表取締役社長CEO・鎌田和樹さんに伺いました。日本YouTube界のパイオニア・HIKAKINが、世界的アーティストとビートボックスで共演を果たした時、当時すでにHIKAKINと知り合いだった鎌田さんは、YouTubeの可能性を感じたという。その後わずか1年の間に、TVCMや人気テレビ番組に出演するまでになったHIKAKINによって、“ユーチューバー”は一気に世の中に広まった。「昔は、情報発信はテレビや新聞、ラジオからがすべて。でも、ネットの普及によりその環境が無限に増え、とくにYouTubeで個人が自由に発信できるようになったことで、それまでスポットが当たらなかったものがクローズアップされるようになりました。例えば、アラスカでナイフを研ぐだけの動画なんて誰が見るの、って思うけど、100万回も再生されている。これも、YouTubeだからできること。自分の好きなコンテンツを自由に世界に発信すれば、世界の誰かが見てくれているんです」ユーチューバーという職業がブームになっている理由について、鎌田さんはこう分析する。「ユーチューバーはプロというよりアマチュア寄りの存在。一般の人との距離が近いし、生み出されるコンテンツも親しみやすい。“いいね”をし合ったり、コメント欄で直接やりとりができるため、親近感を抱きやすいんです。人間は一番接点のある人に憧れますから。例えば、最近は玩具やお菓子のプロモーションにユーチューバーが起用されることが増えていますが、子どもたちがテレビよりYouTubeを見る環境では、そうなるのも当然。時代とともに企業のスタンスも変わり、15~30秒のTVCMよりも実際に商品を使って10分の動画で紹介してもらうほうが消費者もわかりやすい、という意識になっています」チャンネル登録者数が数百万人を超える人気ユーチューバーは、今や小・中学生のヒーローだ。そんな人気ユーチューバーに共通するのは「動画制作が好きなこと」と鎌田さん。「毎日動画を作って投稿するのはすごく大変な作業で、好きだと思える人じゃないと続かない。人気になるほど広告収入などがどんどん入ってお金には困らなくなるはずなのに、それでも毎日動画をアップするって、仕事とは別の次元の感覚ですよね」動画先進国アメリカではユーチューバーはどんな扱いなのか。「アメリカではユーチューバーよりもYouTubeスターと呼ばれることが多いですが、例えばオバマさんが若者の意見を聞きたいとか、ティム・クックが次のデバイスどうしようって悩んでいる時に話を聞くのがYouTubeスター。日本でも次第にそうなっています。ちなみに、世界と比べると、日本は人口の割にコンテンツ天国。漫画、アニメ、和食、オタク…世界に誇れる文化が多いので、YouTubeを通して世界に何かを発信するのに恵まれた環境なんです。ユーザーにとっても、自分が欲しいコンテンツを見つけやすいはずだと思います」はじめしゃちょーの動画が海外で爆発的人気に。おそらく日本初!?再生回数が1億1000万回を超えた伝説の動画が、海外から取り寄せた巨大なグミを1人でひたすら食べるだけのもの。本人もびっくりのこの快挙、今YouTube がブームになっているというインドを含めて、世界各国で動画が再生されたことが理由。YouTubeにとどまらず活躍を広げるクリエイターも!世界的なアーティストとビートボックスによる共演を果たしたHIKAKINや、ミュージックアルバムをリリースした“思い出系ネットパフォーマンス集団”のフィッシャーズなど、YouTube以外のフィールドに出て多ジャンルで活躍する姿も見逃せない。かまだ・かずきHIKAKINやはじめしゃちょーなど、人気ユーチューバーが多く所属するUUUMの代表取締役社長CEO。※『anan』2019年7月10日号より。取材、文・若山あや(by anan編集部)
2019年07月07日女優の綾瀬はるかが10日、都内で行われた「コカ・コーラ社 東京2020オリンピック 聖火ランナー公募キャンペーン発表会」に登場。オリンピック聖火リレーを疑似体験した。発表会では、コカ・コーラ・チーフ・オリンピック担当オフィサーを務める五輪2大会連続平泳ぎ2冠の北島康介氏から「コカ・コーラ」の顔である綾瀬はるかを「Team Coca-Cola Ambassador」に任命するセレモニーを実施。綾瀬は「大変光栄です。ますます盛り上げていきたいと思います。オー!」と可愛らしく意気込みを語った。聖火リレープレゼンティングパートナーである日本コカ・コーラは、「東京2020オリンピック 聖火ランナー公募キャンペーン」を6月17日よりスタートする。発表会では、北島と綾瀬が応募のデモンストレーションを行い、綾瀬は「全国の皆さん、ぜひどしどし応募してほしいと思います」とアピールした。また、東京2020オリンピックへの出場とメダル獲得が期待されるサッカー日本代表のMF堂安律選手(FCフローニンゲン所属)も特別ゲストとして出席。さらに、YouTuberのHIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズ、東海オンエア、水溜りボンド、アバンティーズも登場した。そして、綾瀬、堂安選手、YouTuberたちがトーチを持って会場内に設けたコースを走り、オリンピック聖火リレーを疑似体験。聖火リレーを2回経験したことがある北島氏は「トーチを真っすぐ立てて走ったほうがカッコよく見えると思います」とアドバイスを送った。綾瀬は、声援に笑顔で手を振って応えながら走り、「トーチの重みを感じて緊張感がありました。みなさんの声援があってより興奮して、状況を想像できて楽しめました」と笑顔でコメント。「みなさんぜひ応募していただいて、多くの方に参加していただきたいと思います」と呼びかけた。
2019年06月10日元号も変わり、まさに言葉通りの新時代がスタートした昨今。そんな新たな時代を築くアーティストへ、現代を生きるスタンスやマインド、音楽や社会において感じている未来への可能性について質問を投げかけるインタビュー連載が始動した。vol.1として登場するのは、Spotifyが今年大きな飛躍を期待する新進気鋭の国内アーティスト10組「Spotify Early Noise 2019」にも選出された、若きクリエイターのMega Shinnosuke。2000年生まれ、現在18歳の彼はCDも買ったことがなく、ライブもほとんど観ないと語りながらも、洒脱なサウンドを特徴とした楽曲群は、すべてひとりで作詞・作曲・編曲を手がけている。今回、6月5日に初の全国流通盤『HONNE』のリリースを控えるMega Shinnosukeに、その音楽活動のスタートから自身のスタンスに至るまで、様々なことを訊いた。その回答の端々から、新世代ならではの感性が垣間見れることだろう。――Mega Shinnosukeさんは、高校生の時に先輩のバンドに誘われたことがきっかけで音楽活動を始めたそうですね。はい。文化祭に出ようってことで、コピーバンドに誘ってもらえたんですけど、その先輩が学校外でやっているバンドを観に行ってみたら、何かあまりおもしろくなくて(笑)。「これだったら自分の方がおもしろい音楽を作れるんじゃないか」っていう根拠のない自信が湧いてきたんです。――それまでの音楽経験は?ほぼなかったですね。公園で友達の前で遊びで弾き語りしたりとか、本当にそれくらいで。ただ、高校に入る前から軽音部に入りたいなとは考えていて。――それはなぜ?怠惰な高校生活を過ごさせないために、お母さんから「何かしら部活に入れ」って強く言われていて。でも、自分としては本当にやりたいことが見つからなかったんです。そんな中で、強いて言えば「軽音部かな」って思って。――音楽以外で小さい頃から夢中になった物事はありますか?なんでしょう。モンハンとかパズドラですかね。小学生の時は野球もやっていたんですけど、正直途中からずっと辞めたいって思いながらやってましたね(笑)。――では、ある意味初めて夢中になれたのが音楽?そうかもしれないですね。ただ、音楽もここ2年くらいの話なんです。普通、中高の部活って3年間やるじゃないですか。だから、まだその部活よりも短い期間の話なんですよね。あと、服とかは好きです。© るなこさかい――それはいつからですか?小6くらいですかね。きっかけはたぶんYouTuberだったと思います。ワタナベマホトさんとか、ストリート系の洋服を着てたりするじゃないですか。そういうのを見て、少しずつ興味を持つようになっていったんだと思います。今だと考えられないですけど、当時はサイズ感とか素材とかを何も考えずに、(ファッションセンター)しまむら系列店の「アベイル」っていうお店で、いっぱい買い物してましたね。超安いんです(笑)。――YouTuberに対する憧れは在りましたか?今もYouTuberをやってる友達の手伝いを少しだけしていたことがあって。撮影だったり編集だったり。それで中学生の時に、HIKAKINさんと同じ編集ソフト「Final Cut」を使いたくて、親にMacBook Proをねだるんです。そしてカナダへの語学留学と交換に買ってもらうんですけど、カナダに行ったことは特別感想はないんですけど、このMacBook Proが後々に音楽制作用になり、僕の人生を変えてくれました。――なるほど。今の本名名義となる前に、Fow two.というバンド・プロジェクトとしても活動していましたよね。その立ち上げの経緯を教えてもらえますか?先輩のバンドを観て、自分でやりたいって思ってから、いざ曲も作ってみて。でも、「自分のソロ・プロジェクトを始めたから(楽器)弾いてくれ」って中々高校生で言いづらいじゃないですか(笑)。あとはバンドをやりたいっていう気持ちもあったので、周りの上手い人たちを集めて。ただ、実際の活動形態は今とあまり変わっていなくて。僕が曲を書いて、演奏してもらう。――そこから今の名義、活動形態へと変化するきっかけは?ぶっちゃけ、同い年くらいの人たちとあまり反りが合わないというか。僕だけテンション高いしフットワークも軽くて、他のメンバーと距離ができてしまう。各パートのアレンジは他の人にお願いしてもいいんだなということがわかったので。――昨年3月にはFow two.としての自主制作盤『me me glue.』を発表しています。出してみてからの反響はいかがでしたか?CDというよりは、今はもう消してるんですけど、収録曲「O.W.A.」のMV(以前のVer.は現在YouTube上から削除済み)をUPした翌日から、SNSのDMにめちゃくちゃ色々な連絡がくるようになって。メジャーレーベルの方とか流通の方とか。それで東京に伝手ができたし、今後も音楽活動やっていけるんじゃないかなって思いました。――今回、初の全国流通盤となるEP『HONNE』がリリースされます。既発曲も収録されていますが、本作の制作において苦労した点などはありますか?う〜ん。特にないかもしれないです。基本的に作曲段階でアレンジも頭に浮かんでいるので、それを弾いてもらったりするっていうだけなので。敢えて挙げるとしたら、エンジニアリングの面ですね。基本的に、何かを参考にして作るっていうことがほぼないので、リファレンスとかを挙げてくれって言われてから自分の曲に合う楽曲を探すっていう。「ドラムはこの曲で、ギターはこの曲みたいな感じで」っていう感じでお願いして、全部立ち会いましたね。――なるほど。何かから影響を受けた自覚もないし、知識もない。だから、信じるのは自分の感覚だけですよね。自分の感覚を、いかに根拠付けるか。最初は感覚で「なんとなくこうした方がよくなるんだろうな」っていうのがあっても、不安になったりすることもあったんです。でも、今はより意識的に自分の感覚を信じるようになりました。© るなこさかい――今後やってみたいことはありますか?ピアノが弾けるようになれば、作る曲も変わると思います。シンセも弾けるようになるし、色々なことができるようになるので。ただ、今は作曲の幅とか方向性とか1㎜も困ってないので、練習したりはしてないですけど。まだまだ進化形態を残してるんだぞっていう余裕はあります(笑)。――では、未来の自分の理想像のようなものを描くとしたら?音楽活動的には今と同じく、変わり続けることを楽しめていけたらいいなって思います。あとは……結婚して代々木に住むとかですかね(笑)。――ハハハ。音楽以外の表現活動に手を出す可能性は?それはもちろんあると思います。音楽をやりたいから音楽活動しているわけじゃないので。今、音楽がおもしろいと思ってるから、音楽をやっているだけで。――ちなみに、憧れている人などはいますか?いないですね。僕、音楽とかクリエイティヴな活動に目標とかゴールも設定していないし、頑張っていないんですよ。ただやりたいからやってるだけ。お腹空いて、ご飯食べる時に「頑張る」って言わないですよね。これ以上食べられないけど、頑張って食べるっていうパターンはありますけど。やりたいことをやることは「頑張る」って言わないですよね。音楽において、まだまだやりたいことがあるからやるだけ。好きこそ物の上手なれって言いますけど、まさしくそれですよね。© るなこさかいMega Shinnosukeの新作EP『HONNE』が6月5日にリリース!Mega Shinnosuke『HONNE』Release Date:2019年6月5日(水)Label:Mega ShinnosukePrice:1,204円Cat.No:MGSN-1001Tracklist:01. 桃源郷とタクシー02. O.W.A.03. 憂鬱なラブソング04. 狭い宇宙、広いこの星05. 本音■Mega Shinnosuke:Twitter / Instagram
2019年05月31日YouTuberのHIKAKINと日清ヨークの乳酸菌飲料「ピルクル」とのコラボ第2弾が実現。ヒーローに扮したHIKAKINが描かれた「ピルクル おなかまヒーローズ」パッケージが5月下旬より順次登場する。これに先駆け、後楽園周辺での駅貼りポスターやヒカキンボイスも聞けるスペシャルWebサイトなどが、24日より期間限定で展開される。昨年実施した第1弾「ピルクル HIKAKIN パッケージ」は、ピルクルを「世界一おいしい飲み物」と絶賛したHIKAKINをパッケージデザインに起用し、子どもたちを中心にSNS上でも店頭でも大きな話題に。この第1弾コラボの反響を受け、ピルクルをより多くの子どもたちに手に取ってもらい、子どもたちの健康をおなかの中から支えたいという思いから第2弾コラボが実現した。第2弾コラボでは、HIKAKINが子どもの頃に夢見ていたヒーローに扮した姿を載せた合計12種のパッケージを、5月下旬より順次店頭切替で発売(※一部65ml×12の増量パックは7月上旬より順次店頭切替)。また、24日よりさまざまなプロモーションが展開され、悪と戦うヒーローとなる架空のストーリーが楽しめるWebサイトがオープンする。さらに、ヒーローの聖地である後楽園にて、ヒーローになったHIKAKINパネルと一緒に撮影ができるフォトブースが設置される。撮影は2月某日に行われ、撮影現場に来たHIKAKINは、ヒーロー衣装の出来栄えに大満足。おなかの調子を整えて、真剣に撮影に臨んだ。HIKAKINの代名詞である変顔も多用し、終始楽しい雰囲気で撮影が行われた。HIKAKINは「子どもの頃の夢はヒーローになることだった。保育園の卒業アルバムにも書いていたんですよ」と明かし、「ぜひ、後楽園に来てくれた子どもたちには、僕ちんがやってる正義の味方のポーズと写真を撮ってSNSで発信してほしいですね!! ピルクルを飲んで、僕と一緒に、この世界とおなかの調子を整えよう!!」とメッセージ。さらに、「屋外広告になるのは久しぶりで、ヒーローHIKAKINパネルと自撮りしたい。いつ訪れるかは内緒だけど、現地で会えるといいね」と話している。
2019年05月24日女優の今田美桜が16日、都内で行われた「LINE・LINE Pay」記者発表会に、YouTuberのHIKAKINとともに登場。新時代・令和の目標として、「福岡に恩返ししたい」と地元への恩返しを誓った。新時代・令和を意識して振り袖で登場した今田。「初夏な感じの振り袖で」と説明し、その場でくるりと回転して後ろ姿も披露した。そして、新時代・令和での目標をボードに書いて発表。「福岡」の二文字を書き入れ「福岡出身で、自分で言うのはあれなんですが…、“福岡一かわいい女の子”をキャッチコピーとして最初やらせていただき、福岡を使わせていただいたので、福岡に恩返ししたい」と思いを語り、「恩返しできるように頑張りたいと思います」と力強く宣言した。同発表会では、5月20日~29日に開催されるキャンペーン「祝! 令和 全員にあげちゃう300億円祭」が発表され、今田とHIKAKINがひと足早くスマートフォンを使って体験。今田は「すごい簡単」「お得」と感激していた。
2019年05月16日女優の今田美桜とYouTuberのHIKAKINが16日、都内で行われた「LINE・LINE Pay」記者発表会に登場。HIKAKINは今田の小顔ぶりに「僕の3分の1くらいですね」と驚いた。新時代・令和を意識して振り袖&袴姿で登場した今田とHIKAKIN。今田は「初夏な感じの振り袖で」と説明し、その場でくるりと回転して後ろ姿も披露した。今田の振り袖姿にHIKAKINは「輝いています。キラキラしています」とうっとり。「顔の大きさが僕の3分の1くらいですね」と小顔ぶりにも驚いた。HIKAKINは、人生初の着物だったそうで、「生まれて初めて着ました。令和になったんだなって」とちょっと緊張した様子。「大丈夫かな? 最近体重が増えてきて、ギュッとやっているのでお腹がたぷってなっている」とお腹を気にしていた。同発表会では、5月20日~29日に開催されるキャンペーン「祝! 令和 全員にあげちゃう300億円祭」が発表され、LINE Payのアンバサダーを務める今田は、HIKAKINにLINE Payの魅力をアピール。一方、HIKAKINは、自身のYouTubeでおなじみの「ブンブンハロー ユーチューブ」をアレンジしたフレーズ「ブンブンハロー LINE Pay」を今田に伝授。今田は照れながら披露し、「まさか挨拶をいただけると思わなくて、すごくうれしいです」と喜んだ。
2019年05月16日