レインブーツ 左・アトモスフィア ¥23,000、右・グレー¥23,000/ILSE JACOBSEN HORNBÆK(ベルグート)1993年にデンマークで生まれた『ILSE JACOBSEN HORNBÆK(イルセ ヤコブセン ホーンバック)』は、トータルライフスタイルを提案するブランド。最初は靴の代理店だったこともあり、ブランドの顔はナチュラルラバーを使ったレインブーツです。今ではトレンドを取り入れたレインウエアも展開し、北欧デザインのレインアイテムは世界中で愛されるようになりました。 幅広いカテゴリーがありますが、やっぱり最初に手にしたいアイテムといえばレインブーツ。その理由は、長時間履いても疲れにくい履き心地のよさと、この洗練されたデザインにあります。 絶妙カラーでおしゃれの鮮度を上げて。レインブーツ 左上から・グレー、ダークインディゴ、アトモスフィア、アーミー 各¥23,000/ILSE JACOBSEN HORNBÆK(ベルグート)『ILSE JACOBSEN HORNBÆK』のレインブーツには、合成ゴムを使わずにナチュラルラバーを使うというこだわりが。石油由来の合成ゴムに比べ、ナチュラルラバーはとても柔らかくてしなやか。だから長時間履いても疲れにくいのです。またゴム臭さもなく、気温が下がっても固くならないのもナチュラルラバーのよいところ。 また、本体から靴底までが一体となったラバーブーツには、重くて靴底がすり減ると修復できないという問題があります。そこで『ILSE JACOBSEN HORNBÆK』では、本体と靴底を別々に考えるところからスタート。独自に開発したEVA製の靴底を使用することで、本体と靴底が一体となったラバーブーツに比べて、重量は約35%も軽量に! この靴底はすり減りにくいので長年愛用できるのと同時に、断熱性にも優れているので、暑いときも寒いときも靴環境を快適に保ってくれます。 ブーツ内側のライナーには、コットンと高級レーヨンの一種であるビスコースを配合した、独自のフェルト素材が使われています。長靴はムレやすく汗をかきやすいと悩む人も多いけれど、ライナーがブーツ内の水分を吸収してくれるので、ジメジメして暑い夏場でも不快感はなし。 シンプル好きには、このベーシックなカラーも魅力的。少しくすんだような、この絶妙な色味は北欧ブランドならでは。普段のコーディネートにそのまま合わせられるのに、レースアップのデザインが女らしさをプラスしてくれます。ショート丈なら、スポッと着脱できる手軽さもうれしいですね。 メンテナンスにはナチュラルラバー専門アイテムを。左_ケアスポンジ¥1,300、右_エマルジョンオイル¥2,800/ともにILSE JACOBSEN HORNBÆK(ベルグート)気になるラバーブーツのお手入れですが、ナチュラルラバー専用のケアアイテムを選ぶのがおすすめ。ゴムの表面の汚れを取り除いてツヤを与えてくれるオイルは、柔らかい布に吹き付けて、目立つ汚れを落としたブーツの全体に伸ばしながら磨きます。すると、ラバーの劣化を防ぎながら、紫外線保護成分のおかげで硬化も予防。ケースから取り出してすぐに使えるスポンジにも、同じオイルが染み込ませてあるので、ささっとケアしたい人におすすめです。いつものワードロープに加えたい、ナチュラルラバーのレインブーツ。きちんとお手入れをすれば、さらに愛着が増すはず。愛らしいこのブーツで梅雨を乗り切りましょう。ベルグート0561-76-3241:Masahiro Arimotostyling:Yumika Asai text:Kisae Nomura
2018年06月16日