アイドルグループ・嵐が出演するJAL国内線割引運賃「先得」新TVCMが放送されることが20日、わかった。新CM「旅の写真」編は23日から全国で放映される。CMでは、JALの「先得」を使って北海道へ旅に来た嵐の5人。相葉雅紀は広大な大地と水平線に「すげ~」と驚き、大野智はファインダー越しの景色に感動して「絵になるねぇ」とつぶやく。さらに二宮和也が「あれ、やってみようよ!」と、旅の写真を遠近法で撮ることを提案し、櫻井翔が持ち上げた帽子の中から4人が飛び出す写真や、松本潤&相葉が広げた手の平の間を飛び移る大野&二宮&櫻井、二宮の呼吸にシンクロする4人など様々な写真を撮って旅を満喫していく。実際に北海道で行われた撮影に、景色を眺めながらCMのセリフと同じように自然と「すげ~」とつぶやく5人。撮影前に降っていた雨が上がると、櫻井は申し訳なさそうに「5人そろうと雨が降ることも結構あるんですよ。嵐のあるあるなんです」とスタッフに説明していた。また、松本と相葉が広げた手の間を、他のメンバーがジャンプして行ったり来たりするシーンでは、二宮が「(後ろに)倒れそうになる演技もおもしろいかも」とアイデアを出すと、監督も「それ、おもしろい」と賛成し、早速大野が取り入れた。メンバーはほとんどが遠近法写真を未経験で、櫻井が「海外旅行の時に、建物をつかんで見えるように写真を撮ったよ」と語ると、羨ましそうに話を聞いていた。さらにCM撮影時の写真について「出来上がりが楽しみだな」とうれしそうに話す仲の良さを見せた。
2017年09月20日アイドルグループ・嵐の5人がJALの新CMに出演することが12日、わかった。新CM JAL先得「紙飛行機」編は13日よりOAされる。CMは、広大な草原にたたずむ5人が見上げた空にJALの飛行機が通り、5人が赤い飛行機を大空に向けて飛ばすという展開に。紙飛行機は沖縄や北海道、九州と日本各地へ飛んでいく。CM曲として、嵐の楽曲「Reach for the sky ~天までとどけ~」が使用される。撮影では、白を基調としながら赤のワンポイントを差し色にした衣装でスタジオに登場した嵐。紙飛行機を飛ばすシーンから撮影がスタートしたが、久しぶりに手にした紙飛行機に、メンバーたちは少年のようなテンションで臨んでいた。相葉雅紀は飛ばし方のシミュレーションを行い、二宮和也と大野智は紙飛行機の折り方をチェックする。1カット目で一斉に紙飛行機を飛ばすと、思わず「おお~!」「飛んだ~!」と歓声を上げた5人は、撮影の合間にも仲良く雑談。相葉が「みんなで超巨大飛行機を作って飛ばしたよね!」というと、メンバーも懐かしそうにうなずいていた。また、松本潤が「みんなが夏の先得を使って行ってみたい旅先は?」と質問すると、二宮は「う~ん、四国?」と回答。他のメンバーも「いいね!」「うどん食べよう!」と同意し、「5人でゆっくり温泉も良いなあ」「名所とか巡りたいよね」と”5人旅”のプランを楽しそうに考えていた。
2017年05月12日JAL国際線15路線のプレミアムエコノミークラス及びエコノミークラスでは3月1日から5月31日まで、スープ ストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)のスープを機内食として提供する。今回提供されるのは、北海道産のとうもろこしをふんだんに使った特製のシチュー。マッシュルームと香味野菜をじっくりソテーし、牛肉でとったブイヨンを使用して濃厚なシチューに仕上げられた。ジェノベーゼのショートパスタや石窯パン、黄桃とヨーグルトのゼリーなどと合わせて、到着前の2食目の食事として提供される。対象路線は、成田発シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、ダラス・フォートワース、バンクーバー、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー線、羽田発ロンドン、パリ、サンフランシスコ、ニューヨーク線(※羽田発ニューヨーク行きは4月1日より運航)、関西発ロサンゼルス線。また、この「北海道産とうもろこしと鶏肉のシチュー」は3月からの機内提供に先駆けて、2月13日より全国のスープ ストックトーキョーでも期間限定で提供されている。
2017年02月14日アイドルグループ・嵐の5人が出演する日本航空(以下、JAL)の新CM「Wi-Fi」編が11日より放送されることがわかった。同社は国内線機内Wi-Fiサービス対応機材(777-300型機、777-200型機、767-300型機、737-800型機 計77機)で、2月1日~8月31日まで時間無制限で無料インターネット接続できるキャンペーンを実施中。CMは、黒スーツ姿の5人が飛行機に搭乗し、出発するとスマートフォンで無料Wi-Fiキャンペーンを楽しむというもの。ネクタイやチーフに赤の差し色をきかせた5人は、クールな雰囲気でWi-Fiを"スイッチオン"する様子を演じた。松本が「機内でどんな使い方をしたいか」とメンバーに質問した所、二宮は「ゲーム」、相葉は「ネットサーフィン」と回答。櫻井が「大野さんは?」と尋ねると、大野は「調べ物かな」と答えた。しかし、メンバーが「何を調べるの?」「調べものしているイメージがない」と疑問に思う回答だったようで、最終的には相葉が「釣り情報じゃない?」と予想し、納得していた。また、松本は以前のCM撮影時に「今度メンバーと飛行機に乗るときに、あえてメンバーにメールを送ってみようかな」と話していたが、結局「送っていない」と告白した。しかし、松本が「みんな寝ていたから悪いかな?」と遠慮していたことを明かすと、「気にしなくていいよ」「頼むよ、送ってよ」「ウェルカムだよ」とあたたかい言葉が飛び交い、松本も「じゃあ、今度は送るね」と約束。メンバーも「待ってるね」と嬉しそうな様子を見せていた。
2017年02月09日アイドルグループ・嵐の出演するJAL「先得」最新CM「山に願いを」編が3日より全国で放送される。最新CMでは、JALの国内線割引運賃「先得」を使って嵐の5人が九州へ旅に赴き、山々の風景に感動する映像が流れる。メンバーが口々に「帰りたくねぇ~!」「温泉サイコ―!」「来てよかった! JALの先得で!」と叫ぶと、偶然通りかかった地元の人が「JALの先得とあの山は関係ないばい」とツッコミを入れる展開となる。撮影は標高900mの高台で行われたため、メンバーも「きれい」「すごい景色!」「絶景!」と感激した様子。大野智は「年末年始も予約受付中~JALの先得!」と「春休みも予約受付中~JALの先得!」の2パターンのセリフを言わなければならなかったが、両方が混ざり「年末年始も予約受付中~春のジャキトク!」と叫んでしまった。メンバーは聞き逃さず、「え?」「今なんて(言った)?」と総ツッコミ。大野は間違いにうなだれ、現場は笑いに包まれた。また、松本潤と二宮和也のシーンでは、松本が二宮のセリフを言ってしまうハプニングも起こった。自分が言うはずだった「九州来てよかった!」というセリフを松本に言われてしまい、セリフを続けられなくなった二宮は「俺の(セリフ)とられた」と笑顔に。松本は恥ずかしそうに謝っていた。
2016年09月03日JALホノルル線のプレミアムエコノミークラス/エコノミークラス機内食にて9月1日から17年8月31日まで、「資生堂パーラー For Resort」が提供される。西洋の文化を取り入れた日本ならではの洋食を生業とする資生堂パーラーと、日本の食を世界向けて発信するJALがタッグを組んで提供する「資生堂パーラー For Resort」。9月から提供される秋メニューには、資生堂パーラーらしい“ご飯に合う洋食”の代表メニューであるビーフシチューを彩り豊かに仕上げた「ビーフシチュー 資生堂パーラースタイル ターメリックライスを添えて」が登場する。サイドディッシュには、カリっと焼いたベーコンを混ぜ込んだ「ベーコンキッシュ」と定番の「ポテトサラダ」も用意された。また、資生堂パーラーの看板商品であるチーズケーキをハワイらしくパイナップル味に仕上げた「『資生堂パーラー For Resort』スペシャルフレーバー“パイナップル”のチーズケーキ」も提供される。
2016年08月26日JALは4月6日、1日に生じた「重量管理システム」の不具合に関し、その原因が3月23日に変更されたプログラムの不具合であることを発表した。「重量管理システム」とは、搭載計画や重量重心計算などのロードコントロール業務を行うシステムのこと。今回、重量管理システムの不具合は1日7時48分頃~9時40分頃まで生じ、羽田便を中心に国内線46便が欠航、約6,670人に影響した。遅延に関しては、国内線で最大155分の遅れ(JL184便: 小松=羽田)と、国際線で最大42分の遅れ(JL814便: 台北=関西)が生じ、折り返し便を含む最大30分以上の遅延は137便、最大約1万7,000人に影響した。今回の不具合は、3月23日に変更されたアプリケーションプログラムにおいて、システム内に同時に動作している2つのプログラムが互いに処理を待つ状態となり、正常に作動しなくなったことが要因となった。現在、製造元ベンダーであるルフトハンザ ドイツ航空の子会社ルフトハンザシステムとプログラム修正・検証を行っており、検証が完了次第、同システムへの適用を予定している。今後の対策としては、近日中に今回の不具合の原因となったプログラムを修正するほか、本番システムが停止した際の現場での業務継続能力を高めるため、バックアップとして準備している環境の能力を高める。製造元ベンダーとの情報共有をこれまで以上に密にし、外部専門家の知見も活用しながらシステム検証能力を向上させていくとしている。なお、JALは2014年6月にも重量管理システムに障害が発生。9時15分頃にシステムが停止し、同日の17時頃に復旧したものの、合計174便の国内線が欠航、約1万4,000人に影響がおよんだ(詳細は「なぜJALでは終日、「重量管理システム」の不具合で欠航・遅延になったのか」を参照)。同件に対して、プログラムに不要なデータを発生・滞留させてしまう不具合があり、この不具合が蓄積したことでシステムが停止し、不具合のあったデータを削除することで復旧させた。その後、同様の不具合が発生しないよう、対策がなされている。
2016年04月07日JALは4月1日、羽田空港格納庫にて2016年度入社式を実施した。JALグループ34社より1,468人の新入社員が一堂し、2012年に発表した5カ年のJALグループ中期経営計画最終年として植木義晴代表取締役社長から、「先頭には私がいます。後に続いてくれている約3万2,000人とともに、燃える集団となって世界一の翼を目指しましょう」と激励。スペシャルゲストとして、元メジャーリーガーの松井秀喜氏も駆けつけた。○「真剣にぶつかったときにイノベーションが生まれる」JALは2010年1月に会社更生法適用を申請し、その約2年半後となる2012年9月、東京証券取引所に再上場を果たした。2012年に発表したJALグループ中期経営計画の最終年にあたる2016年、その幕開けとなる4月1日の入社式にて、「数ある会社からJALを選んでくれてありがとう」という言葉から始まった植木社長のあいさつは、中期経営計画の完遂に触れた。「2016年度のJALの目標はひとつ、中期経営計画を完遂することです。利用者のみなさま、そして株主のみなさまのお約束を毎年クリアすることはJALの自信にもなっています。JALはいま、ダイバーシティーに真剣に取り組んでいます。一人ひとりの輝く個性を大事にしてほしい。真剣にぶつかったときにイノベーションが生まれるものです。今、みなさんが持っている無垢(むく)な心、謙虚な気持ち、情熱をJALグループが必要としています。世界一はひとりで成し遂げられるものではありません。かけがえのない仲間とともに世界に選ばれる翼を目指し、今日から一緒によろしくお願いします」(植木社長)。○「私もJALのファンです」入社式の特別ゲストとして、元メジャーリーガーの松井秀喜氏がサプライズで登場。突然の出来事に、新入社員からも驚きの声があがった。松井氏がメジャーに挑んだ2003年、その翼を担ったのがJALだったという。いろいろな不安の中で、JALのサポートが力になってくれたと、当時を振り返って松井氏は語った。「みなさんは今、ルーキーですね。13年前にJALに乗ってメジャーに挑むという私には希望とともに不安がありましたが、JALの温かさに触れて不安が少し和らいだことを覚えています。私は野球に対して不器用でしたが、練習は苦ではありませんでした。若い内にいっぱい失敗をしてください。その失敗は次の成功につながります。私もJALのファンですが、みなさんの力でファンを増やしていってください」(松井氏)。入社式の最後には、「世界で一番愛される翼になりましょう。明日の空へ、テイクオフ」という掛け声とともに、全新入社員が植木社長と松井氏とそろって、それぞれの決意を託した紙飛行機を空に放った。
2016年04月01日JALは30日、国内線での機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」の無料ビデオプログラムを、従来の10チャンネルから30チャンネルに拡大する。提供開始は4月1日から。JAL SKY Wi-Fiは同社が提供する機内インターネット接続サービス。2014年7月に導入した国内線版の料金は30分400円(税込)で、利用時間に制限のない1フライト単位での料金プランも用意するほか、動画コンテンツの無料Wi-Fi配信も提供している。今回、無料の動画コンテンツが30チャンネルに拡大。配信番組は、「孤独のグルメ Season3」全12話の一挙上映(4~7月)に加え、バラエティ、ドラマ、スポーツからキッズ番組など、多彩なジャンルの番組を用意するという。JAL SKY Wi-Fi対象機材は現在61機。2016年度末までに77機に拡大する予定。
2016年03月31日JALは4月1日より、該当機材の国内線全線において、国内線ファーストクラス限定で提供していた「JAL CAFE LINES」のドリップ仕立てのコーヒーを、クラスJ/普通席も含めた全クラスでの提供に切り替える。「JAL CAFE LINES」は、JALが2011年に開始した機内サービスのコーヒーラインナップの総称。従来、機内でドリップしたコーヒーは国内線ファーストクラスのみで提供されていたが、今後は使用する豆を差別化し、他のクラスでも提供する。使用する豆は日本が世界に誇るコーヒーハンター川島良彰氏によって選ばれ、焙煎・抽出の第一人者である石脇智広氏の全面協力により、無料で提供されている。4月1日よりボーイング777-200/300、4月11日よりボーイング737-800による運航便にてサービスを開始する。また今後、エンブラエル170/190による運航便でも提供を予定しており、総じて国内線の約70%の路線で、ドリップ仕立てのコーヒーが飲めるようになる。なお、一部の777-200においては機内設備などの都合により、従来通りのソリュブルコーヒーになることもある。
2016年03月28日JALは7月より、"ひとクラス上の最高品質"をテーマとする「JAL SKY SUITE(スカイスイート)」を国際線用の777-200ERに「JAL SKY SUITE 777(スカイスイート777)」として導入する。既存の777-300ER、767-300ER、787-8/787-9に続く今回のJAL SKY SUITEのビジネスクラスは「JAL SKY SUITE III(スカイスイートスリー)」とのこと。過去のJAL SKY SUITEシリーズとの違いを比べてみた。○3代目はヘリンボーン型同機は7月からの羽田=バンコク線への導入を皮切りに、羽田=シンガポール線へ、今冬にホノルル路線への拡大を予定している。777-200ERのビジネスクラスには、1-2-1配列で全席通路アクセス可能な新しいフルフラット型座席のJAL SKY SUITE IIIを採用。ベッド長は最大約198cm(座席位置によって異なる)、ベッド幅は最大約74cm、シート幅は約51~52cmとゆったりとしたプライベートスペースを確保した。なお、同行者とのコミュニケーションもできるよう、可動式のプライバシーパーティションも設置している。現行の777-200ERでは9.0~10.4インチだった個人モニターは、同機では17インチに拡大した。ビジネス利用にも対応すべく、PC作業などに適した収納式の大型ダイニングテーブルや、身の回り品を手軽に収納できる専用収納スペースを設置。また、全シートにユニバーサルPC電源やUSBポート、4段階に調節可能なLEDライトも完備している。なお、ビジネスクラス用のトイレには、温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」を装備している。では実際、既存のJAL SKY SUITEシリーズとはどう違うのか。以下がJAL SKY SUITEシリーズのスペックである。777-300ERに搭載されているJAL SKY SUITEはスタッガード型、767に搭載されているJAL SKY SUITE IIは足元の空間を確保した通常配列型、今回のJAL SKY SUITE IIIはヘリンボーン型になっている。モニターのサイズや空間の占有率を考えると、JAL SKY SUITEが一番快適性に優れているように思われる。○エコ、プレエコもこだわり空間を777-200ERの「SKY SUITE 777」にはビジネスクラスのSKY SUITE IIIの他にも、プレミアムエコノミー「SKY PREMIUM(スカイプレミア)」と、エコノミークラス「SKY WIDER(スカイワイダー)」を展開。同機ではSKY SUITE IIIを42席、SKY PREMIUMを40席、SKY WIDERを154席の合計236席を設置する。2-4-2配列のJAL SKY PREMIUMは、既存の「JAL SKY SUITE 777」「JAL SKY SUITE 787」に導入されている座席で、座席ピッチは約107cm(一部座席を除く)、座席幅は約48cm(一部座席を除く)、個人モニターは12.1インチ(最前列は10.6インチ)となる。一方のSKY WIDERは、777のエコノミークラスで一般的な3-3-3配列ではなく、2~4人連れの乗客にも配慮した3-4-2配列を採用。既存の「JAL SKY SUITE 777」「JAL SKY SUITE 767」に導入されている座席で、座席ピッチは約84~86cm(一部座席を除く)、座席幅は約47cm(一部座席を除く)、個人モニターは10.6インチとなっている。同機の全クラスには新機内エンターテインメントシステム「MAGIC-VI」を導入し、最新の映画や話題の楽曲を中心とした300を超える映画・ビデオ・オーディオなどのプログラムが楽しめる。客室照明には色彩豊かなLEDを採用するほか、既存の「JAL SKY SUITE 777」「JAL SKY SUITE 767」、一部の「JAL SKY SUITE 787」で導入している国際線機内インターネット接続サービスを利用できる。
2016年03月25日JALとANAは3月1日、2017年度入社の採用概要を発表。JALは地上職事務系社員を70人程度、地上職技術系社員を30人程度、運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)を60人程度、客室乗務職社員を350人程度(正社員)採用。ANAは総合職事務職を30人程度、総合職技術職を50人程度、客室乗務職を東京ベースで700人程度採用する。JALは客室乗務職を除き、2014年4月~2016年3月までの間に4年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了した人 (就業経験者も可能)、あるいは、2016年4月~2017年3月までの間に4年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了見込みの人を対象としている。客室乗務職は、2016年4月~2017年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士 課程)を卒業見込みで、2017年2月以降、会社の指定する時期に入社できる人としている。なお、JALは2016年4月より、客室乗務職における契約社員制度を廃止し、在籍する契約社員を正社員として雇用。4月以降に入社する客室乗務職についても正社員として雇用する。地上職の選考方法は書類選考・面接試験・筆記試験など、運航乗務員訓練生は書類選考・面接試験・適性検査・筆記試験・身体検査など、客室乗務職は書類選考・面接試験・筆記試験・健康診断・体力測定・適性検査などを予定している。ANAの総合職採用では、2015年4月から2017年3月までの間に4年制大学を卒業または大学院を修了(見込み)の人を対象に、書類選考・グループ面接・グループディスカッション・個人面接などで選考する。客室乗務職では2016年4月から2017年3月までの間に専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院(修士課程)を卒業または修了見込みの人を対象に、書類選考・面接・身体検査などで選考する。なお、ANAの客室乗務職もまた、正社員としての採用となる。
2016年03月02日JALは3月4日、2015年11月にパートナー契約を締結したプロテニスプレーヤー錦織圭選手をデザインした特別塗装機「JET-KEI(ジェット・ケイ)」を国際線に就航させる。ジェット・ケイはボーイング777-300ER型機(JA733J)をキャンバスにして、「JET-KEI」のロゴとともに大きく錦織選手をデザイン。なお、2015年11月にパートナー契約を締結した際、JALからは錦織選手を描いたゴールドに輝く特別塗装機のモデルプレーンが贈呈された。今回の特別塗装機では、錦織選手の特徴である攻撃的なプレースタイルと世界の頂点にチャレンジする姿勢を表現。また、3月4日からイギリスで開催される男子テニス国別対抗戦デビスカップに出場する錦織選手をはじめとする日本代表チームの活躍を期待し、同日の羽田発ロンドン・ヒースロー行JAL43便を初便として特別塗装機を運航する。ジェット・ケイは3月4日より、主に東京(羽田、成田)発着の国際線長距離路線で運航される。JAL×錦織選手のプロジェクトについては、特設サイト「JAL×KEI NISHIKORI SPECIAL SITE」内で順次更新していく。
2016年02月27日米国が1月21日に「ビザ免除プログラムの改定およびテロリスト渡航防止法」を施行したことに伴い、JALとANAはともに同法律の施行による条件変更について注意を促している。同法律は、日本を含むビザ免除プログラム参加国の国籍で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航・滞在したことがある人、または、ビザ免除プログラム参加国の国籍と、イラン、イラク、スーダン、シリアのいずれかの国籍を有する二重国籍の人は、ビザ免除プログラムを利用できず、非移民ビザの取得が必要になるというもの。ただし、国際・地域・政府機関の代表公務、人道支援を行うNGO、ジャーナリストの報道渡航、合法的な商用目的によるイラン・イラク渡航等、個々の審査により免除される場合もある。この条件に該当する渡航者は、最寄りの米国大使館・領事館に相談することを推奨している。
2016年02月24日JALは3月1日より、JAL機内食AIRシリーズの第19弾としてスープストックトーキョーとコラボレーションした「AIRスープストックトーキョー」第2弾を提供する。「AIRシリーズ」は、JALが有名店とコラボレーションして展開する機内食で、スープストックトーキョーと展開するのは2014年4月に続く第2弾となる。第1弾では「帆立と野菜のチャウダー」を提供したが、今回は店舗で人気のトマトシチューをJAL機内食オリジナルにアレンジした「鶏肉とトマトのシチュー」が登場。野菜や鶏肉のうまみと栄養が溶け込んだシチューをトマトの風味でさっぱりと仕上げられている。付け合わせとして、バジルソースのショートパスタ、石窯パン、フルーツ(グレープフルーツとオレンジ)添えられているので、シチューパスタとして楽しむことも可能。AIRスープストックトーキョーは第1弾と同様、スープストックトーキョーの店舗の雰囲気をイメージした木目調のトレイマットでサービスされる。AIRスープストックトーキョーは3月1日~5月31日の期間、成田発シカゴ/ダラス/ボストン/ニューヨーク/ロサンゼルス/サンディエゴ/バンクーバー/フランクフルト/ヘルシンキ/パリ/シドニー行き、羽田発ロンドン/パリ行き、関西発ロサンゼルス行きの到着前の2食目の食事として提供される。対象クラスはプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスとなる。
2016年02月23日JALは4月中旬、リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピックに参加する日本代表選手団を日本の空から応援するため、特別塗装機「JALがんばれ! ニッポン! JET」(ボーイング777-200型機)を国内線に就航させる。今回の特別塗装機は、JALの「高度1万メートルからの応援プロジェクト」に応募した「応援」をテーマにした写真から約1万枚を選定し、それらをつなぎ合わせたモザイクアートとして機体にデザイン。日本代表選手団をはじめ、家族・友人・チームメイト・仕事仲間・恋人・ライバルそして自分に対する「がんばれ」の写真をつないだ特別塗装機が日本の空を舞う。特別塗装機の機内では、リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック日本代表選手団への応援機運を盛り上げる演出も予定している。なお、JALは「東京2020オフィシャルパートナー」として2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会に向けた応援の第1弾として、2015年6月より嵐の大野智氏がデザインした特別塗装機「JAL FLY to 2020 特別塗装機」(ボーイング777-300型機)を運航している。
2016年02月12日JALとANAは4月1日~5月31日発券分に対する燃油サーチャージに対して、国際線の全路線で適用しない見通しとなっている。燃油サーチャージゼロとなるのは約6年半ぶりとなる。燃油サーチャージは燃油特別付加運賃とのことで、原油価格の高騰した際、航空燃料費用の一部を利用者に負担する料金となっている。JALとANAはともに直近2カ月のシンガポールケロシン市場価格の平均をもとにしており、2カ月間の平均燃油価格が1バレル=6,000円を下回った場合は、燃油サーチャージを適用していない。4月1日~5月31日発券分の燃料サーチャージは、2015年12月~2016年1月の平均から計上されるが、この期間のシンガポールケロシン平均が1バレル=6,000円未満となるため、燃油サーチャージの適用対象外となる見通しとなっている。正式には2月中旬~下旬頃に発表される。なお、キャセイパシフィック航空などの海外航空会社には、2月1日より燃油サーチャージを徴収していないところもある。
2016年02月10日NECは、JALグループのIT中核会社であるJALインフォテックから、SDNを活用した次世代オフィスLANを受注したと発表した。受注したネットワークは、JALインフォテックの本社ビルや外部データセンターに導入されるもので、5月の稼働を予定しているという。JALインフォテックは、既存のネットワーク機器を活かしつつNECのSDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」やSDN Ready製品「UNIVERGE QXシリーズ」を部分的に導入することで、コストの最適化を図ると共に、SDNの特長を活かし、仮想ネットワークによるセキュリティや通信品質の確保、GUI画面による容易なネットワークの設計・設定、テレビ会議などの利用拡大によるデータ量の増大に応じた迅速かつ柔軟なネットワークの拡張などを実現するという。具体的には、ネットワークを仮想化し、一つの物理ネットワーク上に基幹業務用途やシステム開発用途など複数のネットワークを論理的に構成することで、相互に影響を与えず、セキュリティや通信品質の確保を実現することや、ネットワーク全体の集中制御により通信経路の柔軟な変更を実現するという。また、GUI画面を活用し、高度な専門知識なしに直観的な操作でネットワークの設計・設定を行うことや、ネットワーク機器の増設の際、各機器に対する設定変更を一元的に実施することを可能にする。
2016年02月08日JALと野村総合研究所(以下、NRI)は2月9日~18日まで、サービスロボットを活用したサービス向上の実証実験を実施する。サービスロボットとは、工場の生産現場などで使われる「産業用ロボット」と区別されたオフィスや家庭で使われるロボットの総称。家庭向けの「お掃除ロボット」や危険な現場で活躍する「警備ロボット」、また、大手インターネット小売業の配送倉庫で活躍する「搬送ロボット」まで多岐にわたる。今回の実証実験は、羽田空港第1旅客ターミナルビル南ウィングのJALインフォメーションカウンターと保安検査場Cの前で行う。JALインフォメーションカウンターではサービスロボットと併設したデジタルサイネージ(電子看板)とを連動し、空港施設の案内や航空機の運航状況、行き先の天候・口コミ情報などを対話形式で利用者に提供する。また、保安検査場前での締め切り時間をアナウンスする業務において、空港スタッフが装着しているスマートウォッチからサービスロボットへ指示を送るほか、サービスロボットからの通知を空港スタッフが受けるといった、空港スタッフとサービスロボットが連携することで得られる効果を検証する。加えて、多言語(英語・中国語)による訪日外国人へのロボット活用の可能性も検証する。今回の実証実験は、NRIが進めている新たなビジネスやサービス共同創出のプログラム「NRI未来ガレージ」を活用し、JALとNRIが共同で新たな付加価値サービスの創出を目指して行う。NRIはサービスロボットを活用したシステムの開発を担当するほか、自然なユーザインタフェースに関する実用レベルの検証、および多様なセンサーやシステム間のインタフェースに関わる新しい開発手法の研究を行う。実証実験では、動きの自由度が高く多言語への対応が可能という観点から、仏アルデバラン社製ロポット「NAO」を使用する。JALは今回の実証実験を通じ、空港現場でのロボット導入における課題抽出や、デジタルサイネージなどの表示機器とは一線を画するロボット活用の意義検証を行い、サービスの新たな価値創造を目指す。それと同時に、空港スタッフの業務支援としての利用可能性も探索する。なお、羽田空港国際線旅客ターミナルでは現在、3月31日までの期間限定でNTTなど4社が「情報ユニバーサルデザイン高度化」の共同実験を実施している。
2016年02月08日JALは1月19日、ブラジル・エンブラエル社のエンブラエル190型機(以下、E190型機)を新たに導入し、グループ会社のジェイ・エアが運航することを発表。初号機は5月10日より、大阪(伊丹)=鹿児島線に投入し、順次路線を拡大していく。E190型機は2005年より引き渡しが始まり、全世界で44社が購入し、すでに523機が引き渡されている(2015年12月31日現在)ベストセラー機種であり、国内航空会社では初めての導入になる。General Electric(GE)社製CF34エンジンを搭載し、低騒音・低コスト運航を実現する。機内では、国内線で導入している「クラスJ」サービスをE190型機でも展開する。 クラスJではリージョナルジェット機で初めてとなる本革のシートを導入し、全席アクセス可能なユニバーサルPC電源を装備する。また、普通席にも高品質な本革を採用する。運航開始は5月10日の予定(機材納入状況により変更になる可能性もある)。就航路線は大阪(伊丹)=鹿児島線を皮切りに、大阪(伊丹)=仙台/福岡線へも順次展開していく。座席数は95席で、うちクラスJは15席、普通席は80席となっている。
2016年01月19日日本航空(JAL)は8日、新電力の洸陽電機と提携し、電力購入でマイルが貯まる同社初のサービスを開始すると発表した。○電力会社との提携は初4月の電力小売り完全自由化を巡っては、KDDI、JXホールディングス、東京ガスなどが参入を表明。顧客の取り込みのため、独自の割引プランやポイント付与サービスを実施するとしている。このたび航空大手のJALと業務提携を発表したのは、兵庫県神戸市に本社を置き「enesys」のブランド名でサービスを提供する洸陽電機。4月より、洸陽電機が自社で提供する電力サービス利用者を対象にJALマイレージを積算する。JALマイレージバンクは、2012年10月時点の会員数が2,500万人を超す国内最大級のマイレージサービス。ビックカメラ、NTTドコモ、東京海上日動火災保険など様々な企業と提携しているが、電力会社との提携は全国初となる。洸陽電機の担当者によると、現時点では電気購入の契約特典及び毎月の使用電力量に応じたJALマイレージ積算サービスを検討しているという。マイルの積算率や詳細条件については後日発表予定。
2016年01月13日12月に入り、JALやANA、エールフランス航空、デルタ航空、カタール航空などの各社は、ホバーボードなどリチウム電池で作動する小型乗りものの機内持ち込みおよび受託手荷物を、発火危惧の理由により禁止することを発表している。対象となるのは、ホバーボードや電動スケートボード、エアーウィール、小型セグウェイなど、リチウムイオン電池で作動する電子機器。航空会社によっては歩行が不自由な乗客が使用する電動車椅子や電動スクーターなどは、引き続き受託手荷物として対応している。JALは日本トランスオーシャン航空(JTA)など全グループ会社で規制を適用し、コードシェア便に関しては運行会社の規定に準じるとしている。JALは12月13日より、ANAより12月14日より規制を適用しており、両社ともに歩行が不自由な乗客が使用する電動車椅子や電動スクーターなどは、引き続き受託手荷物として対応する。
2015年12月18日JALは12月15日、2016年4月に客室乗務職における契約社員制度を廃止し、在籍する契約社員を正社員として雇用することを発表。2016年4月以降に入社する客室乗務職についても正社員として雇用する。JALは1994年から客室乗務職の契約社員制度を導入。入社3年目までは契約社員として雇用し、4年目からは適性判断を経て正社員への切り替えを行ってきた。今回の正社員雇用に関しては、昨今の雇用環境をとりまく変化や女性活躍を推進する社会情勢の変化を踏まえて決断した。同様にJALグループ航空各社においても、客室乗務職の雇用形態の変更について検討を進めていくという。JALは、経済産業省と東京証券取引所が女性活躍推進に優れた上場企業を紹介する、2014年度「なでしこ銘柄」(2015年3月発表)に選ばれている。また、JALではこのほど、女性をはじめとする多様な人財の活躍をうながすためことを目的として「JALなでしこラボ」を新設するなど、人財育成や支援体制の強化に取り組んでいる。
2015年12月16日JALは12月15日、2016年1月12日~2月29日まで成田=パリ線を運休することを発表した。11月13日にパリで発生した同時多発テロにより、フランス国内では非常事態宣言が発令されて以降もJALは運航を続けてきたがしてきたが、需要の大幅減に考慮して成田線の運休を決めた。運休する路線はJL415(15:05成田発/19:40パリ着)とJL416(21:20パリ発/翌17:05成田着)の1日1便。運休期間は1月12日~2月29日(1月20日、21日、22日、25日、2月11日、12日、14日を除く)で、3月以降については現状、未定となっている。該当便の予約者にはJALより順次連絡される。なお、羽田便は通常通り運航となり、希望者には羽田便への振り替えなどにも対応する。
2015年12月15日JALは12月28日に国際線ビジネスクラスで提供しているアメニティキットを刷新し、NASAがアポロ11号が月の石を持ち帰る際に採用したことで有名なバッグメーカー「ゼロハリバートン」とコラボレーションをする。ゼロハリバートンとコラボレーションしたアメニティは世界初となり、デザインはJALオリジナルとなっている。デザインは日本発と海外発で異なり、日本発はソフトケース ダークグリーンとオレンジの2種類を、海外発はセミハードケース レッドとブラックの2種類を用意している。サービス開始時のカラーは、ソフトケースはダークグリーン、ハードケースはレッドとなる。アメニティは、リップクリーム、歯磨きセット、モイスチャーマスク、アイマスク、 耳栓、ポケットティッシュをセットにしている。提供期間は12月28日からで、対象クラスはJAL国際線ビジネスクラスとなる。対象路線は羽田=サンフランシスコ/ロンドン/パリ線、成田=ニューヨーク/ボストン/シカゴ/ダラス/ロサンゼルス/サンディエゴ/バンクーバー/パリ/フランクフルト/ヘルシンキ/モスクワ/シドニー線、関西=ロサンゼルス線。
2015年12月07日JALは、地域の活性化を目的に北海道と包括連携協定を締結したと発表した。JALが都道府県と包括連携協定を締結するのは、今回が初めてだという。包括連携協定では、以下の事項において連携・協力を推進するべき課題などに関する情報・意見交換を実施し、相互に合意した具体的な事業について協働で取り組むという。(1) 北海道の「観光」振興に関する事項(2) 北海道の「食」の振興に関する事項(3) 北海道の「環境」保全に関する事項(4) 明日の北海道を担う「人づくり」に関する事項(5) 北海道の「文化」「スポーツ」の振興に関する事項(6) その他、相互の協議により必要と認められた事項同社では協定締結を記念して、北海道各空港発着のJALグループ便を利用した顧客を対象に搭乗キャンペーンをスタートする。キャンペーン期間中、JALグループ国内線北海道各空港発着便に2回ご搭乗した顧客の中から、抽選でJAL国内線往復航空券や北海道の食・宿泊券などの賞品を用意する。また、JALのバンコク・マニラ両空港支店を「ほっかいどうスマイルステーション」に登録し、2016年2月にタイとフィリピンにて実施される「北海道キャンペーン」に連動し、バンコク・マニラ空港のJALサクララウンジにて北海道スイーツを提供する。
2015年12月03日JALは12月1日より、欧州発ファーストクラス・ビジネスクラスの2食目アラカルトメニューにて、欧州各国の食材を活かしたJALオリジナル丼メニューを提供する。オリジナル丼は4種類あり、どれも食材やネーミングにその就航地ならではの要素を加えている。ロンドン発日本便にて提供する「ロン丼」は、地中海マグロや脂ののったノルウェーサーモンなど、海の幸を活かした海鮮丼。ロンドンの寿司屋でも人気のサーモンを用いており、出汁に工夫をこらしたたまり醤油とともにいただく一品となっている。フランクフルト発日本便にて提供する「フランクフル豚(トン)丼」は、ホテル・ニッコー・デュッセルドルフ「弁慶」シェフが監修したメニュー。旨味に定評のあるドイツ産オーガニックポークをドイツビール・生姜・醤油などの特別ソースで仕上げ、ザワークラウトをあしらった"和独折衷"の丼となっている。ヘルシンキ発日本便にて提供する「フィンラン丼」は、旨みのあるフィンランドポークを生姜焼きに仕立て、フィンランドの森で採ったカンタレリキノコとともに、ルッコラを敷きつめた一品。そして、パリ発日本便にて提供する「フランス丼」は、フランスならではのシャンピニオン・ドゥ・パリ(マッシュルーム)とエビを揚げた天丼になっており、おろし生姜が添えられている。これらのメニューはJALのホームページでレシピを公開している。また、同じ12月1日から、"つけめんの元祖"である「大勝軒」と行列ができるハワイカフェ「カフェ・カイラ」とコラボレーションした機内食をエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスで提供する。
2015年11月28日JALは12月1日からの冬メニューで、"つけめんの元祖"である「大勝軒」と行列ができるハワイカフェ「カフェ・カイラ」とコラボレーションした機内食をエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスで提供する。どちらも「機内でおいしく」をコンセプトに特別に開発された味に仕上げられているという。どんなこだわりが詰まっているのか、実際に食べてみた。○一番苦労したのは麺の開発大勝軒の機内食「AIR大勝軒『つけめん』」はJAL機内食AIRシリーズの第18弾で、同シリーズでは過去に、吉野家やモスバーガー、俺のイタリアン等とコラボレーションを展開している。JALのエコノミークラスでカップ麺以外のラーメンが提供されるのは今回が初めてであり、機内で調整して提供するのにベストの味になるよう、約1年かけて開発されたという。提供期間は12月1日~2016年2月29日で、対象路線は成田発シカゴ/ボストン/ニューヨーク/ロサンゼルス/サンディエゴ/ダラス/バンクーバー/フランクフルト/ヘルシンキ/パリ/シドニー行き、羽田発ロンドン/パリ行き、関西発ロサンゼルス行き。対象クラスはエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスで、いずれの路線も到着前の2回目の食事として提供される。開発には、亡き山岸一雄氏が創り上げた味を受け継ぐ東池袋大勝軒本店の二代目店主・飯野敏彦氏が携わり、特に苦労したのが麺だという。「私たちは通常、生の麺をその場で調理して提供していますが、機内食として提供するにはゆでたものを機内で温めて調整するというフローになります。大勝軒は麺絆(めんばん・小麦粉)を用いたもちっとしたコシのある麺が特長です。麺がのびてしまったりくっついてしまったりするのを防ぐために、同じ材料を使いながら配合を変え、また、少し油を加えるなどと絶妙なバランスも模索しました」(飯野氏)。もうひとつの工夫はスープのバランスだ。スープそのものは大勝軒ならではの甘酸っぱくコクのあるスープを踏襲しているが、客室乗務員たちがスペースの限られた機内でサービスすることを考えると、スープの量は少なすぎても多すぎても駄目ということになる。「足りないのは論外ですが、店舗でのようにスープ割りを提供することはできないので飲み干すということも難しいです。なので、誰が食べての適量が残るように工夫しました」とJALの機内食開発担当者は話す。○デザートのリンゴにもストーリーを提供されるつけめんは「あつもり」タイプで、機内で麺とスープを温めて提供される。具にはチャーシューにメンマ、モヤシ、ナルト、味玉(煮玉子)、そして焼き海苔を用意。この具はそのままおつまみとして食べるという選択もできる。機内食が提供される際、英語も併記された「AIR大勝軒のおいしい食べ方」のカードも配られ、カードには大勝軒の歴史も紹介されている。スペースの限られた機内では、つけめんのような汁ものは食べるのにやや苦労するもの。そこでこのAIR大勝軒はボックスの底にスープの器を入れ、ボックスの中に麺や具を加えて食べるというスタイルになっている。開発の肝となった麺は簡単にほぐれるものの、もちっとした食感はそのまま。つけ麺ならではの太麺は食べごたえも十分だ。注目したいのがデザートにリンゴが添えられていること。創業者の山岸氏は実家がリンゴの名産地・長野県ということもあって、今でも大勝軒ではリンゴを加えたスープを提供している他、山岸氏の奥様が昔、客にリンゴを振る舞ったというエピソードもあるようで、リンゴは大勝軒のファンにとっても馴染みがある食材となっている。そんなリンゴはつけめんの後にさっぱりさせるものとしての役割以外にも、大勝軒のストーリーを感じるものとして加えられているようだ。なお、この機内食で提供されるのは青森産のリンゴである。○スパムとシロップのコントラストもうひとつの機内食としてコラボレーションをしたカフェ・カイラは、2007年にハワイオワフ島にオープンしたカフェ。オーガニックやフレッシュな素材にこだわったパンケーキやワッフルが人気で、日本にも表参道や舞浜に店をかまえており、行列ができる店として知られている。機内食ではパンケーキサンド「カフェ・カイラ for Resort」を、12月1日より羽田発ホノルル行きの到着前の食事として提供する。開発のポイントとして「朝食であること」「食べやすいこと」「意外性を感じれること」の3つを念頭に入れ、約半年かけてオリジナルメニューを開発。朝一番のご飯のため重すぎないもの、限られたスペースである機内ということを考えてフォークやナイフを使わなくても食べられるものを、そして、ファンも多い同店の常連を満足させる味を目指したという。カフェ・カイラも大勝軒同様、英語も併記された作り方のカードを添えて提供される。具はたっぷりチーズを挟んだチーズオムレツとスパム、レタス、トマトで、それを温かいパンケーキに挟んでいただく。朝食だから軽めのものをと言いつつも、ボリュームもしっかり。そしてこのパンケーキにはメープルシロップが添えられている。スパムのしょっぱさとメープルシロップの甘さのコントラストで、また食欲が増していく。サイドメニューとして、トマトソースを添えたハーブローストポテトとフルーツがごろっと入ったヨーグルトが並んでいる。大きめのポテトはホクホクで、ラズベリーやパイナップルの酸味もまたちょうどいい。「料理でレストランを選ぶように、『この料理が食べたいからJALに乗る』とお客さまが思ってくださるような機内食を作っていきたい」とJALの機内食開発担当者が語るように、今回の機内食も"JALスペシャル"となっている。大勝軒やカフェ・カイラのファンはもちろん、まだ味わったことがないという人も、ここだけの味を"空の上のレストラン"で存分に楽しんでいただきたい。
2015年11月27日JALは11月27日、世界ランキング最高位4位のプロテニスプレーヤー・錦織圭選手とのパートナー契約を締結。テニス4大大会(グランドスラム)や2016年に開催されるリオデジャネイロオリンピックなど世界中を転戦する錦織選手の移動をサポートするほか、2016年からはJALのCMに登場する予定となっている。○2015年「アップダウンはあったものの充実した1年」錦織選手は5歳からテニスを始めて13歳の時に単身で渡米、2007年にジャパン・オープンでプロに転向し、2012年のロンドンオリンピックでは5位入賞を果たし、2014年にはアジア人として初となるグランドスラム準優勝。そして2015年にはメンフィスの大会を3連覇し、世界ランキングは自己最高の4位となった。その後、7月のワシントンのシティーオープンでも優勝し、日本人としては最多となるツアー10勝目をあげている。2015年のシーズンを振り返って錦織選手は、「アップダウンはあったものの充実した1年だった。その勢いを来シーズンにもつなげたい」とコメントした。○植木社長からの激励ラリー今回の契約に対してJALの植木義晴社長は、「世界で戦う錦織選手は、日本のテニス界の歴史を塗り替え、世界でも注目されている選手です。テニスに対して真摯に取り組み世界の頂点にチャレンジする姿勢は、JALが掲げる『チャレンジ』『プロフェッショナル』に通じるものがあります」と語り、錦織選手自身も「移動時間が長いフライトも多いので非常にありがたい。これから世界で一緒に戦っていきたい」と語った。錦織選手自身、飛行機では眠ること・休養することを第一に考え、どうしても眠れない時には機内でゲームなどを楽しむようにしているという。JALは今後、海外遠征の多い錦織選手が機内でよりリラックスできるよう、万全の環境を整えていく。記者発表では、JALから錦織選手が描かれたゴールドデザインのJALのモデルプレーンが贈られ、錦織選手からも自身が使っているラケットと同じモデルにサインを入れて植木社長にプレゼントした。サインには「JAL」の言葉も添えられている。また、錦織選手は植木社長にラリーを提案すると、格納庫内に設置されたテニスコートへ移動。植木社長がテニスをするのは35年ぶりだったようだが、プレゼントされたばかりのラケットを手にして、「無茶振りですが少し鍛えてあげてもいいですよ」と笑いを誘った。現在、錦織選手のCMについては「世界に挑む錦織選手をどう表現していくか」をポイントとして構想しており、コラボ企画も合わせて展開を予定しているという。
2015年11月27日JALは12月1日より、JALマイレージバンクで貯めたマイルを東京駅=成田空港間を運行するバス「東京シャトル」(運行会社:京成バスほか3社)および「THEアクセス成田」(運行会社:ジェイアールバス関東ほか2社)の利用券に交換できる「JALバス特典」サービスを開始する。同バスは都内と成田空港を片道1,000円(事前予約で900円)でつなぐバスで、今回の特典では東京駅=成田駅間のみのサービスとなる。JALのマイルからバス利用券への交換サービスは今回が初めての設定であり、JALのマイル2,000マイルを「東京シャトル」および「THEアクセス成田」の東京駅=成田空港区間で利用できるバス利用券2枚に交換できる。「JALバス特典」への交換はJALホームページからで、ホームページでは日本語のほか、英語・中国語・韓国語でも案内する。交換手続後、約3~4週間で利用者が指定した住所へ「JALバス特典」が郵送される。
2015年11月26日