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ポーラ(POLA)から、日本初JAXA採用の宇宙発想のスキンケアブランド「コスモロジー(COSMOLOGY)」がデビュー。「クレンジングウォッシュ」と「ローションクリーム」を2024年1月1日(月)より発売する。“宇宙発想”の新スキンケア「コスモロジー」ANAホールディングスと2020年9月に発足した「コスモスキン(CosmoSkin)」プロジェクトから誕生した「コスモロジー」は、宇宙と地球の“未来の豊かさ”を追求する宇宙発想の新スキンケアブランド。宇宙生活においても、自分らしく調和のとれた状態へと導くことを目指し開発されたスキンケアは、宇宙品質を満たす機能性と、気分まで豊かに潤うような感性品質を両立している。なお、同プロジェクトにて開発された「コスモロジー スペースクルーキット」は、2024年頃、宇宙飛行士・油井亀美也(ゆいきみや)の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在において搭載されることも決定している。簡単2ステップで潤いに満たされた肌へ“宇宙”に視点を置く「コスモロジー」では、ストレス環境下における肌の乾燥とバリア機能に着目。ポーラオリジナルの複合保湿成分「ホホバクローブエキス」を配合することで、うるおいに満たされた肌へと導く。また、宇宙品質を満たす高い機能性から、スキンケアを簡潔&凝縮ケアに。洗い流し不要&ふき取りタイプの「クレンジングウォッシュ」と、ローションとクリーム機能を併せ持つ「ローションクリーム」の簡単2ステップのみで完了するのがポイントだ。ステップ1:洗い流し不要&ふき取りタイプの「クレンジングウォッシュ」まず、ステップ1は「クレンジングウォッシュ」でつるんと清らかな肌に。微小重力の宇宙環境でも使えるようにと開発された「ウォータリングクレンジング処方」を採用しており、流動しないジェル剤型でありながら、肌にのばすとローションのようなテクスチャーに変化する。肌の負担の軽減を目指した処方なので、摩擦を感じづらく、なめらかでみずみずしいままメイクをふき取りオフできる。洗い流しも不要なので、長時間の飛行を伴う旅行の際などにも便利そう。ステップ2:じゅわっととろける「ローションクリーム」ステップ2は、じゅわっととろけるようなミルキーなジェルクリームの「ローションクリーム」で、つるんとみずみずしい肌へと導く。使用前は半固形でありながら、使用中はパシャっとみずみずしく、塗布後にはミルクとクリームを重ねたような感触でつるんとなめらかな肌を体感できるだろう。地球の大地をイメージした、安らぎを感じるフローラルウッディの香りも魅力的だ。2つのスキンケアを試せる「コスモロジー スペースクルーキット」なお、10月1日(日)からは実際に宇宙へ飛び立つ「コスモロジー スペースクルーキット」が一足先に店頭へ。朝晩使用で14日分の「クレンジングウォッシュ」60gサイズと「ローションクリーム」30gサイズのセット展開となる。【詳細】コスモロジー 新スキンケア発売日:2024年1月1日(月)取扱い店舗:全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」、旗艦店「ポーラ ギンザ」、全国有名百貨店等ポーラコーナー、ポーラ公式オンラインストア、日本国内空港免税店コーナー、ANA国際線機内販売(プリオーダーのみ)価格:コスモロジークレンジングウォッシュ 120g 6,160円 ※朝晩使用で約1か月分コスモロジー ローションクリーム 50g 6,600円 ※朝晩使用で約50日分■コスモロジー スペースクルーキット 7,480円発売日:2023年10月1日(日)取扱い店舗:コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」を含む一部店舗(数量限定)、旗艦店「ポーラ ギンザおよび「ポーラ スクエア フタコ」、ポーラ公式オンラインストア、日本国内空港免税店コーナー※2023年12月中旬以降からは、全国のポーラ ビューティーディレクター、「ポーラ ザ ビューティー」にて順次展開。ANA国際線機内販売(プリオーダーのみ)とANA公式販売サイトA-Styleでも順次販売内容:クレンジングウォッシュ 60g、ローションクリーム 30g ※朝晩使用で約14日分【問い合わせ先】ポーラお客さま相談室(フリーダイヤル)TEL:0120-117111
2023年08月31日2023年3月7日、『宇宙航空研究開発機構(JAXA)』が、H3ロケット試験機1号機の打ち上げに失敗。同機に搭載されていた地球観測衛星『だいち3号』も失われたことが報じられると、期待していた多くの人々から落胆の声が上がっています。そんな中、とある企業が、密かに『JAXA』を応援していました。その企業は、コンビニエンスストアの『ファミリーマート(以下、ファミマ)』です。まずは、こちらの投稿をご覧ください。自信をもって販売中のファミマのコーヒー「やばい、コンビニでもここまでのクオリティになるのか」と思って頂けるようさらに進化して新摘みブレンドとして販売。まめはブラジル セラード産の最高等級豆。けっして甘くない審査を通ることができた旬なコーヒーをぜひご賞味ください pic.twitter.com/jMCkQBb6Yz — ファミリーマート (@famima_now) March 9, 2023 一見、『ファミマ』のコーヒーをアピールしているように見える、同社による投稿。投稿文を読んでみると、ところどころ、おかしなところで改行されています。特に「決して甘くない審査を通ることができた旬なコーヒーをぜひご賞味ください」の文章は、「なんでこんなところで改行したの?」と疑問に思いますよね。実は、各行の冒頭をつなげて読むと、このようになります、自やクさまけるな各行、冒頭の文字だけを縦につなげて読ませる『縦読み』で『ジャクサまけるな』とエールを送っていたのです!『ファミマ』がこのエールを投稿したのは、同月9日のことでした。『JAXA』の新規事業促進部は、『ファミマ』のエールをしっかりと受け取っていたようで、同月15日にこのような文章を投稿しています。ふゆも終わりあたたかくなってきましたが、みな様いかがお過ごしですか?まだ冷え込む日もありますが、寒さにも花粉にも負けずJAXAはがんばっています。とり急ぎ、ご挨拶まで — JAXA新事業促進部 (@jaxabiz) March 15, 2023 こちらも『ファミマ』と同様、縦読みでメッセージを返信したのでしょう。冒頭の文字に注目してみると、このように読むことができます。ふあみまありがと『ファミマありがと』と、読むことができますね!2社による温かいやり取りに気が付いたTwitterユーザーは多く、さまざまな声が上がりました。・『ファミマ』さん、粋なことをしますね。大好きになりました。・失敗は成功の母。頑張れ『JAXA』!『ファミマ』と同様に、僕も応援しているよ。・2社のやり取り、泣けてきてしょうがないな。・『JAXA』が打ち上げを失敗したことに対して、責め続けても仕方がない。私も『ファミマ』のように応援したいです。「『JAXA』負けるな」という、『ファミマ』をはじめとする多くの人の声援は、同職員たちにしっかりと届いたようです![文・構成/grape編集部]
2023年03月19日株式会社グリーンパワーインベストメント(以下「GPI」)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下「JST」)の受託事業「超広帯域アンテナ・デジタル技術を用いたレーダ及び放射計の開発と実証」の一環として、「超広帯域電波デジタル干渉計(Scanning Array for hyper-Multispectral RAdiowave Imaging、以下「SAMRAI」)(*)の洋上風力発電分野利用の検討」に関する協定を締結いたしましたので、お知らせいたします。GPIとJAXAは本協定の下、両者の強みを生かし、「SAMRAI」による海上風速データを「風の地図」として可視化し、洋上風力発電事業における適地選定の効率化に向けた検証を実施してまいります。風の地図 イメージ(出典: )SAMRAI観測データの 洋上風力発電事業への利用イメージ(提供:JAXA)JAXAの「SAMRAI」は、従来にはない超広帯域での電波スペクトルの観測を可能とし、雲や雨など天候の影響を受けずに精度の高い海上風速を観測することができます。現在は、航空機搭載による技術開発・検証を実施しており、2026年度に衛星へ搭載した実証機を打ち上げることを目指して研究開発を進めています。GPIは、地域の資産や強みとなるようなエネルギーづくりを加速すべく、日本最大規模の陸上風力発電所や、石狩湾新港での洋上風力発電所の開発など、最新技術を活用し風力発電の普及拡大を推進しています。また、JAXAは、洋上風力・気象防災・漁業といった様々な分野の事業者に対して「SAMRAI」の観測データの提供と社会実装を目指しています。GPIとJAXAは、日本初となる「風の地図」を活かしてエネルギー自給率向上に欠かすことができない風力発電事業の普及拡大を推進し、温室効果ガスの削減を目指す政府方針の下、洋上風力発電の主力電源化、日本のエネルギー安全保障を目指した活動に努めてまいります。(*)「SAMRAI」の詳細は、 をご参照ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月13日2021年11月から始まった、JAXA宇宙飛行士候補者の募集。4127人という過去最多の応募者の中から、トータル5段階の選考を経て、宇宙飛行士候補者2名が決まりました。JAXA宇宙飛行士候補者に決定したのは、諏訪理(すわ・まこと)さんと米田あゆさん。2人は2023年2月28日に行われた記者会見に出席し、記者からの質問に答えました。世界銀行で上級防災専門官として働く諏訪さんは、宇宙飛行士は小さい頃からの夢だったといいます。日本赤十字社医療センターで外科医師として働く米田さんも、同じく幼い頃から宇宙飛行士を目指しており、「医師としてのキャリアが宇宙空間で生かせるのではないかと考えている」と語りました。注目が集まったのは、記者から寄せられたある質問に対する米田さんの回答です。記者から上がったのは、「パートナーはいるのか、子供はいるのか」というプライベートに関する質問。生配信で見ている視聴者から「プライベートの質問はよくないのでは…」というコメントも寄せられる中、米田さんはこのように答えました。家族に関すること、パートナーに関することはすいません、大変申し訳ないんですけど、プライベートのことで回答するのは差し控えさせていただければと考えております。JAXA | 宇宙航空研究開発機構ーより引用プライベートの質問に疑問を抱いていた視聴者からは、「いい返答だ」「そりゃそうだよな!」「角の立たない断り方が上手」といった声が上がっていました。さらに、同じ記者から米田さんに「若い女性という観点から、宇宙開発のどういうことに貢献できるか」という質問をされると…。若い女性というところに対してなんですけれども…。もちろん年齢のこと性別のこと、男性・女性という見方がされることが多いと思いますが、私自身は特に若い女性であるという特性に対して、それを押し出してといいますか、意識してではなく、一宇宙飛行士候補生として頑張っていければなと考えております。JAXA | 宇宙航空研究開発機構ーより引用2023年3月現在、現役の日本人宇宙飛行士は全員男性ということや、現役の日本人最年少宇宙飛行士ということで『若い女性』という観点に注目されがちですが、米田さんは「特に若い女性であることを意識しない」とコメント。視聴者からは、「かっこいい!」「時代に合わない質問に対して素晴らしい回答」「答えが痛快」などのコメントが上がっていました。2人は、これから約2年間の基礎訓練を重ねるといいます。その後、訓練結果の評価によって、JAXA宇宙飛行士に認定されるそうです。月面着陸を目指している『アルテミス計画』での活躍も期待される2人。宇宙や月の新たな謎の解明につながるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年03月02日2023年2月28日、文部科学省の永岡桂子大臣が閣議後記者会見を実施。宇宙航空研究開発機構(通称:JAXA)が昨年4月に始めた宇宙飛行士選抜試験で、日本人2名が合格したことを正式に発表しました。JAXA宇宙飛行士試験で、日本人2名が合格今回、JAXAで14年ぶりに誕生した飛行士候補者は、46歳男性の諏訪理(すわ・まこと)さんと、28歳女性の米田あゆさん。多様な人材を獲得することを目的に、今回の試験では初めて応募条件が学歴不問とされ、4千人以上から応募が寄せられたといいます。そんな中から選ばれた、諏訪さんと米田さん。諏訪さんは世界銀行上級防災専門官であり、米田さんは日本赤十字社医療センターの外科医として働いています。海外にいる諏訪さんは、会見にオンラインで参加し、「『大きな責任を負うことになった』という感覚です。しっかりと仕事をしていかなければいけないと思っています」とコメント。米田さんは会見の会場で、「月から見る地球がどう見えるのか…そんな経験を伝える立場になれれば」と今後について想いを明かしました。諏訪さんと米田さんの合格に、ネットからは「まさに期待の星だ!」「かっこよすぎる、心から尊敬する」といった声が続出。また、元宇宙飛行士の野口聡一さんをはじめとする、宇宙に旅立った『先輩』たちからも、合格を祝福し、2人の未来を応援する声が上がりました。諏訪理さん、米田あゆさん、 #JAXA #宇宙飛行士 合格おめでとうございます!これから始まる #宇宙 までの長い旅路に幸大きことをお祈りします。これまで支えてくれた周りの人々への感謝を忘れずに、そしてこれから会う人々に夢と幸福を与えますように。我々先輩宇宙飛行士も心から応援しています!— NOGUCHI, Soichi 野口 聡一(のぐち そういち) (@Astro_Soichi) February 28, 2023 飛行士の平均年齢は、52歳ほど。諏訪さんと米田さんは今後、正式に飛行士になるため、およそ2年間の訓練を受ける必要があります。4千人以上の応募から選ばれた2人に、日本人をはじめ、世界中が期待をしているはず。広大な宇宙に秘められた謎や可能性を探るため、諏訪さんと米田さんはたくさんの人の期待を背負って、前に進んでいくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日2月17日の発射直前で、打ち上げ中止となったJAXAの次世代主力ロケット「H3」初号機。JAXAは同日午後2時から中止についての会見を行ったが、そこでの記者のある発言が物議を醸している。17日午前10時37分の打ち上げ予定時刻に向けて、ロケットの自動カウントダウンシーケンスも開始していたが、機体システムが異常を検知し、補助ロケットへの着火信号が送信されなかったため、発射中止となったH3。会見にはH3プロジェクトチームプロダクトマネージャであるJAXAの岡田匡史氏が出席し、事情を説明。原因については究明中とし、中止の受け止めについて問われると、「きょうという日を待っていたミッションオーナーや、見守ってくださっていた方が大勢いる。申し訳ないと思っているし、われわれもものすごく悔しい。一緒に頑張ってきた人に残念な思いをさせてしまった」と悔しさをにじませていた。問題となっているのは、会見開始から30分ほど過ぎに質問した共同通信社の男性記者のやり取り。まず記者は「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出した上で、「意図的なものじゃなくて止まっちゃたよということは、一般に言う失敗じゃないかと思うのですが、どうですか?」と質問。岡田氏は「こういった事象が時々ロケットにはあるのですが、その時に自分たちは失敗と言ったことがありませんので」と返答するも、記者は「みなさんの中では失敗と捉えてないけれども、失敗と呼ばれてしまうことも感受せざるを得ないという状況ではないですか。どうですか?」と食い下がる。すると、岡田氏はこうコメント。「どのような解釈をされるのかは、受け止められ方はもちろんあると思いますので、そうではないですとは言い難いんですけれども、ロケットというものは基本安全に止まる状態でいつも設計しているので、その設計の範囲の中で止まっている、つまり意図しないというのはそういう設計の範囲を超えて、そうじゃない状態になることは大変なことになると思いますが、ある種想定している中の話なので、そこに照らし合わせますと失敗とは言い難いと思います」「失敗とは言い難い」と断言した岡田氏だが、記者は「確認ですが、つまりシステムで対応できる範囲の異常だったけれども、考えていなかった異常が起きて打ち上げが止まった。こういうことですね」と再度確認をする。これに対して岡田氏は「ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です」と返答してやり取りは終了するかと思いきや、最後に記者はこう言う。「わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」やり取りの中で“失敗”という言葉にこだわり、失敗ではないと否定したJAXAに対して、「それは失敗といいます」と締めくくった記者。この“指摘”にネット上では、批判が殺到した。《JAXA会見、共同の記者の質問聞いてるけど何なん腹立つ》《JAXAの担当者の方が丁寧に説明してるのに「失敗」ありきで人の話も聞かず最後に言い捨ててく共同の記者マジで酷いな》《共同の人の質問、ひどいね。「一般にそれは失敗という」って、「一般」を自分で勝手に定義するなよ》
2023年02月18日アンリアレイジ(ANREALAGE)の2022-23年秋冬コレクションにて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力が決定。パリファッションウィークにて、日本時間2022年3月5日(土)20:00よりデジタルコレクションを発表する。JAXAの協力のもと新作を発表アンリアレイジ 2022-23年秋冬コレクションの舞台となるのは、JAXA相模原キャンパスにある「宇宙探査実験棟」。同施設は、月や惑星の表面地形を模した実験場を備えた施設で、探査機等の実験に利用されている。宇宙で人類が活躍する“未来のファッション”を提案そんな宇宙探査に関わる研究開発の拠点が舞台となる新作コレクションのテーマは、「プラネット(PLANET)」。JAXAから宇宙探査活動に関連する映像データの協力を受け、宇宙で人類が活躍する“未来のファッション”を提案する。なお、コレクションの全体演出は金子繁孝が担当し、演出の中でライゾマティクスとの協業による表現も発表する。【詳細】アンリアレイジ 2022-23年秋冬コレクション<コレクション映像配信>日本時間:2022年3月5日(土)20:00パリ時間:2022年3月5日(土)12:00<ビハインドザシーン映像配信>日本時間:2022年3月5日(土)20:15パリ時間:2022年3月5日(土)12:15配信先:パリファッションウィークオンラインの専用プラットフォーム、ANREALAGE OFFICIAL ONLINE■スタッフクレジットCOOPERATION WITH:JAXASHOW DIRECTION:SHIGE KANEKO (SHIGE KANEKO Co., Ltd,)MOVIE FILM DIRECTOR:TOMOYUKI KUJIRAI (NION)SOUND:ISAO TOMITADEVICE DESIGN/PROGRAMMING:RHIZOMATIKSSTYLIST:TEPPEIHAIR&HEADDROP:TOMIHIRO KONOMAKE:RENA TAKEDA(SHISEIDO)ART DIRECTION:MASAYA MUTO (ANREALAGE)SUPPORTED BY:NTT / TOYOTA / BRIDGESTONE / ONWARD / 株式会社空調服 / DAIKI
2022年03月05日株式会社アストロコネクト(本社:神奈川県川崎市多摩区代表取締役:荒井大作、以下、アストロコネクト)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)が立ち上げた、「Hello! EXPLORERS PROJECT」に応援サポーターとして参加し、今後子どもたちに向けた各種イベントの企画・実施を行います。「Hello! EXPLORERS PROJECT」とは現在、アメリカ航空宇宙局(以下「NASA」)が中心となって進めている、人類を再び月に送り届ける月面有人探査や将来の火星探査を目指す、国際宇宙探査計画「アルテミス計画」など、これからの新たな宇宙開発に携わる「アルテミス世代」の宇宙飛行士を応援するプロジェクトです。このプロジェクトでは、人類の未来を開拓する宇宙飛行士たちだけではく、宇宙飛行士を目指し、宇宙飛行士候補者募集にチャレンジする全ての人たちを応援するプロジェクトです。「Hello! EXPLORERS PROJECT」公式サイト : チャレンジする大人の姿を子どもたちに届けますアストロコネクトは、リアル・オンライン問わず、子どもたちに向けた「宇宙・天文」に関する様々な視点のイベントの企画・実施をおこなってきました。この度、JAXAが立ち上げた「Hello! EXPLORERS PROJECT」の趣旨に賛同し、弊社が企画・実施する子ども向け講座等を通して、宇宙飛行士候補者応募にチャレンジする大人たちの姿を、目指す世界を、子どもたちにわかりやすく届けるためのイベントの企画・実施を行います。これにより、宇宙飛行士候補者応募ならびに宇宙飛行士に関する認知度向上等を図り、宇宙飛行士を目指しチャレンジする方々を応援するとともに、子どもたちに宇宙を目指す、チャレンジするきっかけを提供してまいります。会社概要社名:株式会社アストロコネクト所在地:神奈川県川崎市多摩区菅北浦2-17-8 ESPOIR21 503代表取締役:荒井大作(あらいだいさく)公式URL: 事業内容1)宇宙・天文・星空に関するイベント等の企画・運営・コンサルティング2)「オンラインプラネタリウム」「SpaceShowroom」の企画・運営・配信3)出張「天井プラネタリウム」企画・運営4)宇宙に関する子供向け教室の企画・教材開発・運営5)オンラインライブ配信支援サービス事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月08日現在、NHK Eテレで放送されているアニメ『プラネテス』を巡って、元JAXA職員の酷評ツイートが物議を醸している。同作は漫画家の幸村誠氏の同名作品をアニメ化したもので、’03年にBS2で放送され19年ぶりの再放送となる。西暦2075年の宇宙を舞台に、宇宙開発にともなって発生する「デブリ」と呼ばれる宇宙ゴミを回収する業者たちの姿を描いている。アニメのクレジットには取材協力として、JAXAも名前を連ねている作品だ。1月23日で第3話まで放送されたが、25日に元JAXA職員・野田篤司氏が次のようにTwitterで酷評したのだ(ツイートは全て、原文ママ)。《今まで見ていなかったので、義務的に再放送を3話目まで見ているのだが何処が面白いんだ、このアニメ軌道力学的な考察が無茶苦茶なのは、まだ許せるが、主人公だあろう新人、もし私のところに配属されたら、速攻で、不適格者としてクビだ宇宙特にEVAを甘く見すぎている》野田氏のプロフィールによれば、36年間JAXAで勤務し、’21年3月に定年退職。同年9月には人工衛星開発を手がける「Our Stars株式会社」の最高技術責任者に就任しており、同社は実業家・堀江貴文氏(49)が代表取締役社長を務めている。“同僚”である堀江氏も、野田氏のツイートに反応するかのように《描いた側にはそれが宇宙開発に与える悪影響までは考慮していなかったのでしょう。が、かなりの悪影響を与えています。なんらかの訂正アクションが欲しいところです》とシビアな意見を綴っている。■原作者が陳謝する事態にまで発展さらに野田氏は連続するツイートで、《どうやら7話まで我慢したら面白くなると言う助言を頂いたので、7話までは何とか見ようと思う》や《プラネテスの影響で宇宙に対して誤解してる人が多く、実際に宇宙をやっているプロとして迷惑しているので、義務でも何でも最後まで見なくてはと》と主張している。野田氏のツイートは瞬く間に拡散され、Twitter上では「野暮だ」として批判が巻き起こっている。《フィクションとノンフィクションの境界を見誤って空想世界にリアルを突き付けるとか非常識》《フィクションに対して、よくそこまで喧嘩腰になれますね。義務的とか嫌味言うなら、見なければいいじゃないですか》《マウント取るなよ専門家先生》さらに原作者の幸村氏もTwitterを更新し、次のように陳謝する事態にまで発展している。《全くもってプラネテスはフィクションでございまして、ウソばっかりでございます。ありもしない宇宙船、ありもしないデブリ、いもしない人物、未来が舞台のボクの空想でございます。「面白くない」というご感想については、全くボクの力不足で申し訳ございません》その一方で、“宇宙に対して誤解を与えている”と指摘した野田氏に対して、専門家ならではの科学考証を望む声も上がっている。《プロに迷惑かかるレベルでこのアニメが影響力あるなら、誤解というやつを説明しても良いのでは あれはあくまでもアニメの話ですよ、実際は〜〜みたいな解説入れてほしい》《こういう人にこそ解説してほしい。作者は批判されて言い返す権利があるけど、視聴者としては実際の宇宙との間違いの解説とかめちゃくちゃ聞きたい!》《「どこが間違っているのか」「どういう問題があるのか」「ここはどうすべきだったのか」を語っていただいたほうが、作家もファンも宇宙開発に興味のある人も皆にとって有意義で、Win-Winになれると思うのです……!》27日の午後6時過ぎに野田氏はTwitterで、《先日、Twitterにて分をわきまえない不適切な発言をしたことをお詫び申し上げます》と謝罪し、当該ツイートを削除したことも明かしていた。こうしたフィクションにおけるリアリティで双方が納得できる“境界線”は一体どこにあるのだろうか。
2022年01月28日展覧会「めぐりあいJAXA─ながのとながめ」が、2021年6月19日(土)から8月15日(日)までの期間、長野県立美術館にて開催される。「めぐりあいJAXA─ながのとながめ」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「だいち」が撮影した、宇宙から俯瞰した長野県の姿を迫力のある映像作品で体験することが出来る展覧会。「だいち」から見る、長野県の高精細画像を元にした映像作品を関連資料と共に展示する。地図作成や観測、災害状況把握の為の高精度な環境測定を行う、2006年に打ち上げられた地球観測衛星「だいち」。会場では、データとしてだけでなく、多くの映像作家、写真家のインスピレーションの源となっている最先端の宇宙観測技術の凄みを感じることが出来そうだ。また、長野県立美術館では期間を同じくして、展覧会「つながる美術館宮崎浩とランドスケープ・ミュージアム」も開催。1966年開館の長野県信濃美術館を全面改築し、2021年4月に誕生した長野県美術館の完成までの歩み、その全貌を紹介する。さらに、同時開催となるマメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)のデザイナー黒河内真衣子の単独展覧会「10 Mame Kurogouchi」も併せてチェックしてみて。【詳細】展覧会「めぐりあいJAXA─ながのとながめ」「つながる美術館宮崎浩とランドスケープ・ミュージアム」会期:2021年6月19日(土)~8月15日(日)会場:長野県立美術館 展示室1・2住所:長野市箱清水 1-4-4 善光寺東隣観覧料:無料※「10 Mame Kurogouchi」は一般観覧料500円。高校生以下または18歳未満無料。
2021年05月16日23日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)が発表した、13年ぶりとなる日本人宇宙飛行士の募集。21年秋頃を目処に募集要項が発表され、1年かけて最終的に若干名が選ばれることという。これに伴い、JAXAのHPでは、宇宙航空研究開発機構特別参与/宇宙飛行士の若田光一氏が、コメントを発表した。《新しい宇宙飛行士を来年秋ごろに募集することを目指し、準備を開始いたします。多くのみなさんが月探査でも活躍できる宇宙飛行士を目指して応募してくださることを期待しています。》選ばれた宇宙飛行士は、JAXAが国際的パートナーを務める月面着陸などを目的とするNASA(米国宇宙航空局)に参加することが念頭に置かれている。つまり、日本人が初めて月面に降り立つ可能性があるのだ。そんな夢のような展開に人々が盛り上がるなか、あの“大ヒット宇宙漫画”を思い浮かべる人も少なくなかったようだ。その漫画とは『モーニング』で連載中の『宇宙兄弟』。幼少期に宇宙へ行くことを誓い合った兄弟、南波六太と南波日々人が切磋琢磨しながら、成長し宇宙を目指していくという物語の本作。すでにアニメ化、実写映画化されており、累計発行部数は2400万部を越える。この『宇宙兄弟』の物語内の時系列が、現実の時系列と、似たものになっている。そして、今回の募集計画と『宇宙兄弟』にはいくつかの“共通点”がある。募集要項が発表される21年は、『宇宙兄弟』の作中で日本人として初めて月面へ降り立つ日々人が宇宙飛行士に認定される年である。また、日々人の兄・六太は26年に宇宙飛行士選抜試験に合格。JAXAは今後5年に1回程度、宇宙飛行士を募集していくと発表しており、日々人に遅れて六太が宇宙飛行士となった時系列と展開も似ている。こうしたシンクロぶりにSNS上では同作のファンから感動の声が相次いだ。《JAXAの宇宙飛行士募集とか、このタイミングだと宇宙兄弟を連想するわ》《5年頻度で今後は募集かけていくって…まじで宇宙兄弟なぞってるやん…うむむ…良い》
2020年10月26日太陽の出ている時間帯は暑くても、夜になると少し涼しくなる8月上旬。2020年は、花火大会が中止のところも多く夕涼みをしながら空を眺めるということは少ないかもしれません。ですが、同年8月2~6日頃は、ぜひ空を見上げてください。なぜなら…国際宇宙ステーション『きぼう』が日本の上空を通過するのです!20時半頃に日本上空を通過宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)によると、サッカー場くらいの大きさの『きぼう』。肉眼で見ると木星並みの明るさに見えるといいます。飛んでいる様子は「明るい光がすーっと移動していくイメージ」とのこと。光が点滅してる場合は、飛行機の可能性が高いため気を付けましょう。また、双眼鏡や望遠鏡を使うと視野が限られてしまうため、肉眼での観察を推奨しています。JAXAでは、『きぼう』が見える予想時間をウェブサイトで公開。各地点での見え始めの予想時刻は、以下の通りです。北海道・東北8月2日20時31分頃8月3日19時43分頃関東・中部8月2日20時32分頃8月3日19時44分頃近畿8月2日20時31分頃8月3日19時44分頃中国・四国8月2日20時31分頃8月3日19時44分頃(角度が低いため見えにくい)九州8月2日20時31分頃(角度が低いため見えにくい)8月3日21時20分頃沖縄8月6日20時34分頃JAXAの予想情報には、多少の変化が出ることもあるといいます。少し早い時間から夜空を観察し、暗いところに目を慣らしておくといいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年08月02日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月29日、26日より通信トラブルが続いているX線天文衛星「ひとみ」の状況を説明した。同衛星は26日16時40分頃の運用開始から、衛星からの電波を受信できない状況にある。また、26日10時42分頃に地球の周回軌道上を監視している米国国防総省戦略軍統合宇宙運用センター(JSpOC)が「ひとみ」の近くに5つの物体を確認したと明かし、衛星が分解したのではと考えられている。発表によれば、JAXAは28日以降、衛星からの電波を2回受信したとのこと。1回目の受信は内之浦宇宙空間観測所で28日22時頃、2回目はチリ・サンチャゴ局で29日0時半頃だった。しかし、いずれも極めて短い時間の受信であったため、衛星の状態を確認するには至らなかった。また、JSpOCの発表に関しては事実関係を確認するため、日本宇宙フォーラム所有の上齋原スペースガードセンター(KSGC)のレーダおよび美星スペースガードセンター(BSGC)の望遠鏡による観測を行っており、これまでにBSGCにおいて当初の「ひとみ」の軌道近傍に2つの物体を確認し、KSGCでもそのうちの1つの物体を確認している。また、サンチャゴ局で受信できた電波は、KSGCで観測した物体の軌道方向からのものであることが確認されている。なお、JAXAはJSpOCが公表した情報および今回の通信異常との関係について引き続き確認中だとしている。
2016年03月29日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月28日、26日から通信トラブルが発生しているX線天文衛星「ひとみ」が複数の物体に分離した可能性があると米国国防総省戦略軍統合宇宙運用センター(JSpOC)が明かしたことついてコメントを発表した。ひとみは26日16時40分の運用開始時から、衛星からの電波を受信できず状態を確認できない状況が続いており、通信の復旧および原因調査が進められている。JSpOCは世界各地に設けられたレーダーや望遠鏡で、地球の周回軌道上にある大小さまざまな物体の監視を行っており、27日に「ひとみ」の近くに5つの物体を確認したとTwitter上で明かした。衛星から破片が分離したか、衛星が5つの物体に分解したと考えられている。JSpOCの発表に対しJAXAは「米国 JSpOCから、衛星が複数の物体に分かれている可能性があるとの情報が公表されておりますが、複数の物体を確認したとされる時刻以降に短時間ではあるものの衛星からの電波を受信できたことから、機構において衛星の通信異常との因果関係について確認中です。」とコメント。また、今後新しい情報が確認できたら、速やかに知らせるとしている。
2016年03月28日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月23日、アメリカ航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)と協力し木星のオーロラを2週間にわたって観測した結果、太陽風の速度と木星オーロラの強度が深く関わり合っていることがわかったと発表した。同研究成果は3月23日に米国地球物理学専門誌「Journal of Geophysical Research」に掲載された。木星のオーロラは電波、紫外線、X線など多くの波長帯において地球のオーロラよりも百倍以上明るく光っていることが知られている。その中でX線波長域で観測されるオーロラ(X線オーロラ)は、光速に近い速度の酸素や硫黄のイオンが木星大気に衝突して発光すると考えられているが、イオンが光速近くまで加速されるメカニズムは謎とされていた。今回の研究では、JAXAの惑星分光観測衛星「ひさき」、NASAのチャンドラX線望遠鏡、ESAのXMMニュートンなどが協力し、木星のオーロラを2週間にわたって観測。その観測結果を用い、太陽風の変動とX線オーロラの発生場所や場所による違いなどを比較した結果、太陽風の速度と木星オーロラの強度が深く関わりあっていることがわかった。さらに、数値計算の結果、X線オーロラを貫く磁力線は木星磁気圏と太陽風の境界面につながっていることがわかり、X線オーロラは地球のオーロラと同様にイオンが太陽風で加速されて発生している可能性が高いことが示唆された。研究グループは今後さらに観測を進め、X線オーロラの全貌に迫っていくとしている。
2016年03月23日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月22日、アラブ首長国連邦宇宙機関(UAESA)と機関間協定を新たに締結したと発表した。UAEとJAXAは2013年に打ち上げられたUAEの地球観測衛星「ドバイサット2」にJAXAのマイクロ波放電式中和器を搭載するなど、協力関係を築いてきた。また、UAESAは2014年に設立されて以来、火星探査ミッション計画を発表するなど宇宙活動に積極的に取り組んでいる。今回の協定では、JAXAがこれまで培ってきた宇宙開発利用の技術・人材を活用し、互恵的な協力関係の構築を目指す。今後、宇宙活動に関する研究開発・利用、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟の利用、人材育成などの分野で相互協力を深めるために協議を進めていくとしている。
2016年03月22日宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立天文台、アメリカ航空宇宙局(NASA)の3者は3月10日、太陽観測衛星「ひので」が撮影した部分日食の画像を公開した。公開された画像は「ひので」が3月9日午前9時(日本標準時)に高度680kmでインドネシア上空を飛翔している際に、搭載しているX線望遠鏡で撮影したもの。X線で輝く太陽コロナを背景に、新月状態の黒い月が太陽の南西(画像の右下)から現れ、北に向けて太陽面を横切って行く様子がとらえられている。「ひので」は2006年に打ち上げられた日本の太陽観測衛星。搭載された望遠鏡は、国立天文台が日本国内のパートナーとして、NASAおよび英国素粒子物理学・天文学研究会議(STFC)が国際パートナーとして参加して、共同開発された。また、これらの機関に加えて、欧州宇宙機関(ESA)とノルウェー宇宙局(NSC)が協力して、軌道上での科学運用を実施している。
2016年03月10日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月29日、2月17日にH-IIAロケットで打ち上げたX線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」について、冷却システムの立上げ、軟X線分光検出器(SXS)の試験動作、伸展式光学ベンチ(EOB)の伸展など、重要なシーケンスが正常に実施されたことを確認したと発表した。同衛星はこれでクリティカル運用期間を終了。今後、搭載機器の初期機能確認を約1カ月半、その後キャリブレーション観測をさらに約1カ月半かけて実施する予定となっている。「ひとみ」は2015年に科学観測を終了したX線天文衛星「すざく(ASTRO-EII)」の後継機。すざくに比べて観測能力が大幅に向上しており、ブラックホールの観測などを行う。名前は「ひとみ」(ASTRO-H)が「熱い宇宙の中を観るひとみ」であることや、画竜点睛の故事などが由来となっている。
2016年02月29日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月25日、独航空宇宙センター(DLR)との新たな機関間協定を締結したと発表した。両者はこれまでも「陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)」データとDLRのTerraSAR-X/TanDEM-Xによる災害監視の共同研究や、小惑星探査機「はやぶさ2」にDLRの小型着陸機「MASCOT」を搭載するなど協力を実施してきた。今回の新協定では民間部門や宇宙新興国の台頭など、宇宙開発利用を巡る世界的な環境が変化する中、JAXAとDLRの戦略的協力関係を構築し、日独間で実効性ある機関間協力の実現を目指す。具体的には、宇宙航空技術開発、宇宙利用、産業育成などの分野で協力を進めていく。
2016年02月26日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月17日、同日17時45分に種子島宇宙センターから打ち上げられたH-IIAロケット30号機に搭載されていたX線天文衛星「ASTRO-H」が正常に分離し、太陽電子パドルの展開が正常に行われたこと確認したと発表した。また、同衛星を「ひとみ」と命名したことも明かした。「ひとみ(ASTRO-H)」は打ち上げ後14分15秒後にロケットから分離。同日19時40分にASTRO-Hからの電波をJAXAの内之浦局で受信し、太陽電池パドルの展開が正常に行われたことが確認された。「ひとみ」という名称の由来は以下のとおり:「ひとみ」(ASTRO-H)が「熱い宇宙の中を観るひとみ」であること。画竜点睛(竜を画いてひとみを点ず)の故事において、ひとみを描きこんだ途端に、竜が天に昇ったことから示されるように、物事の最も肝要なところという意味に使われる。「ひとみ」(ASTRO-H) は、X線天文学において、物事を知るのに最も肝要なミッションになってほしいという願いが込められている。瞳は、眼の中で光を吸い込む部分でもある。ブラックホールは「宇宙の瞳」であるともいえる。「ひとみ」で「宇宙の瞳」を観測する。同衛星は今後、ブラックホールなどの観測を行っていくこととなる。X線天文衛星「ASTRO-H」について詳しくは大塚実氏によるレポート「X線天文衛星「ASTRO-H」がプレス公開 - 絶対温度0.05度を実現する冷却装置に大注目」をお読みいただきたい。
2016年02月17日宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は2月11日夜、X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機の打ち上げを延期すると発表した。天候の悪化が理由。新しい打ち上げ日は現時点(12日12時)でまだ決まっていないが、週末の種子島は荒れた天候になる見込みで、週明けまで延期になることもありそうだ。発表によれば、「射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲の発生が予想されること」と「打ち上げ作業に支障のある強風が予想されること」が延期の理由だという。10日のY-1ブリーフィングでは、氷結層の心配は無いとされていたが、その後の観測により、当初の見込みよりも氷結層が厚くなる予想になったようだ。2つめの理由は強風だ。法令により定められた風速以上になると、射場での作業ができなくなる。ロケットを射点に出した後、天候がさらに悪化すれば戻せなくなる恐れもあるため、機体移動の前に延期を決めた。気になるのは打ち上げ日だが、現時点で未定。打ち上げ前々日の15時までに決定し、関係機関に通達する必要があるため、この通りであれば最短でも14日ということになる。ただ、JAXA広報によれば「ミッションの性質によっては例外措置を取る場合もある」とのことで、必ずしもそうなるとは限らないようだ。なお、搭載しているASTRO-Hは、観測装置の冷却に液体ヘリウムを使用している。液体ヘリウムは蒸発により徐々に減少するため、延期が長引くと再充填が必要になる可能性もある。現在、残量の確認を行っているそうで、もし再充填の作業が必要になれば、そのあたりも打ち上げスケジュールに影響する可能性がある。
2016年02月12日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月9日、昨年秋に募集していた「革新的衛星技術実証1号機」に搭載する実証テーマの選定結果を発表した。選ばれたテーマは、小型衛星への搭載機器や超小型衛星などとして開発され、2017年度に「イプシロン」ロケットで打ち上げられる予定となっている。革新的衛星技術実証プログラムは、イプシロン・ロケットの打ち上げ機会やH-IIAロケットの余剰能力を活かして小型衛星や超小型衛星を打ち上げることで、民間企業や大学などが開発する革新的な技術や部品の軌道上実証を適時かつ安価に実施することを目的としたもの。人工衛星に使われている宇宙用部品の安定供給は、国内の宇宙利用を進めるプロジェクトを支える産業や科学技術の基盤として重要な課題となっており、政府が定めた宇宙基本計画でも「宇宙システムの基幹的部品等の安定供給に向けた環境整備」の実施が掲げられている。このプログラムはその一環として実施されており、宇宙分野を支える技術基盤・産業基盤の持続的な維持や発展、衛星産業の国際競争力の獲得・強化や、新規の民間企業などの参入による宇宙利用拡大、またチャレンジングかつハイリスクな衛星技術・ミッションの開発・実証機会を確保することなどが目指されている。第1回となるテーマは昨年10月から11月にかけて募集が行われ、応募のあった32テーマの中から、ミッションの意義・価値(衛星技術/競争力向上、イノベーション創出、宇宙産業活性化に資する可能性等)技術的実現性(インタフェース要求、安全要求等への適合性、開発実現性等)の2つの観点で、革新的なFPGAや低毒・低コストな衛星用スラスター、高性能な地球観測機器、展開式の構造物の試験や実証など、計12テーマが選定された。JAXAは今後、打ち上げに向けて、必要な取決めの締結、技術調整、安全審査などの準備を進めていくとしている。また今後の設計を進める中で搭載リソースの余剰が確保できた場合には、実証テーマを追加する可能性もあるという。打ち上げは2017年度に、イプシロン・ロケットで行われる予定となっている。参考・Pick Up:研究開発部門・革新的衛星技術実証及び超小型衛星の打上げ・放出機会提供|JAXA新事業促進部・革新的衛星技術実証|革新的衛星技術実証及び小型・超小型衛星の打上げ・放出機会提供|JAXA新事業促進部・革新的衛星技術実証グループ:研究開発部門
2016年02月09日国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と慶應義塾大学、京都産業大学は2月1日、コンピュータシミュレーションから、金星の極域上空の大気に生じている特異な気温分布を再現し、その生成・維持メカニズムを理論的に解明することに成功したと発表した。同成果は、JAXA 宇宙航空プロジェクト 安藤紘基 研究員らの研究グループによるもので、2月1日付けの英科学誌「Nature Communications」に掲載された。金星の極域上空の大気では、気温が高い領域を冷たい領域が囲っているという特異な気温分布となっていることが1970年代の金星探査によって明らかになっている。しかし、この特異な気温分布が生じるメカニズムは現在まで解明されていなかった。今回、同研究グループは数値シミュレーションを行い、太陽光が金星の雲層を暖めることにより生じた南北方向の大気の流れが同メカニズムに関連している可能性を指摘。この流れは極域上空で集まり下降流となるが、気圧の高い低高度に向かう際に圧縮されて気体の温度が高くなる。これが極域の一部で温度が継続的に高くなる原因であることが結果から示唆されている。今年4月から金星探査機「あかつき」が本格的な観測を開始するが、同探査機に搭載された複数のカメラによる観測から金星の南北方向の大気の流れの強さや気温分布がわかれば、今回の研究で用いられた理論モデルを実証することにつながると同研究グループは説明している。
2016年02月02日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月28日、2014年5月24日に打ち上げた陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)を用いた25m分解能の全球森林マップを無償で公開した。今回公開されたマップは「だいち2号」に搭載されているLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)の観測データを使って作成されたもので、隣接する観測画像をつなぎ合わせ、全世界で1枚のシームレスな画像にしている。PALSAR-2は森林の有無や土地利用状況などの観測に適した長い波長(約24cm)の電波を用いており、また天候や昼夜によらず観測ができるため1年の多くが雲で覆われる熱帯域での森林観測に特に適している。JAXAは今後、全球森林マップを年1回の頻度で提供する予定であるほか、国際協力機構(JICA)と協力して来年度から構築する「森林変化検出システム」でも、同マップのデータが基本情報として使用されるという。
2016年01月29日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月26日、小惑星探査機「はやぶさ」で培った電力制御技術を活用した「デマンドコントローラ(デマコン)」のデモンストレーションを公開した。「はやぶさ」では宇宙機として初めて電力のピークカット技術が導入されていた。JAXAは同技術をエネルギーマネジメントシステム(EMS)に活用する取り組みを進めており、今回の技術開発はその流れを汲むものとなる。デマコンとは、同時に使用されている機器の消費電力を監視し、設定された規制値を超過しないように警告や自動警告を行う装置のこと。従来のデマコンは、基本的に事業所向けで、あらかじめ決められた優先度に従って、電気の遮断・停止、削減を行う機能に限定されている。優先度を収集して、デマンド削減の指令を与えるためには双方向の通信が必要なためシステムが複雑化するほか、機器によってはインバーター化されていない場合があり、きめ細かい調整能力を得ることができない。これに対し、今回の技術は、変動する個々の機器での優先度に対しても、サーバーを要さずにきめ細かい電力の割り付けを可能とするもので、事業所だけでなく家庭でも高機能なデマコンの導入を可能とし、電気料金の低減・エコなどのメリットがある。○一方向の通信のみで機器を制御JAXAは今回、家庭向けと事業所向けソリューションのデモを実施した。家庭向けソリューションは、全体の電力消費量を監視するセンシングモジュール、その情報を各機器に展開するメディアコンバーター、メディアコンバーターから情報を受け取るスマートブレーカーという構成になっている。仕組みとしては、設定した規制電力を超過したときに、センシングモジュールがどれくらい超過しているのかという情報をメディアコンバーター経由で各機器が接続されているスマートブレーカーに送信する。各スマートブレーカーは送られてきた情報をもとに並列処理を開始し、その時点で一番電力を消費しているコンセントが切れる。例えば、電圧が100Vの住戸で使用可能電力が10Aに設定されている時に、800Wを消費するIHクッカーと600Wを消費するドライヤーを同時に使用した場合、合計消費電力は1400W(14A)となり上限値を超過してしまう。そうすると、各スマートタップが並列処理を開始し、より電力を消費しているIHクッカーが自動的に切れるというわけだ。このソリューションでは、機器を切るべきかどうかは各スマートブレーカーが判断するため双方向の通信が必要ない。また、スマートブレーカーを付け替えるだけで電力制御の対象とする機器を変更することができるほか、既存のコンセントと混在していても運用が可能なため、各家庭ごとの家電製品の使用状況に柔軟に対応することができる。一方、事業所向けソリューションはエアコンの電力制御にフォーカス。仕組みとしては家庭向けと基本的には同じで、センシングモジュール、メディアコンバーター、レシーバーモジュールを用いる。デモでは、業務用エアコンにレシーバーモジュールを取り付けることで、消費電力が設定値を超えた時にエアコンが自動で電力削減モードへ切り替わるようになっていた。同ソリューションは電力制御機能のほか、既存の機器をほとんど改造すること無く導入可能であるため、導入経費が低く済むこともメリットであり、販売に向けてJAXAは家庭用は6-8年、事業所用では数年で元が取れるような末端価格を目指したいとしている。
2016年01月28日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月13日、今月下旬より開始する有人閉鎖環境滞在試験を行うJAXA筑波宇宙センター内の閉鎖環境適応訓練設備のプレス向け見学会を開催した。同試験が行われる閉鎖環境適応設備は宇宙飛行士の選抜に使用されたもので、円柱状のモジュールが2つ並べられ、上から見るとコの字型になるように短い廊下で結ばれている。各モジュールは長さ11×幅3.8×高さ2mで、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の形状に寄せて作られているという。設備内はおおまかに実験スペースとダイニング、ベッドルームに分かれており、実験スペースと居間には各2台ずつモニタ用のカメラが設置されている。ベッドルームは2段ベッドが4台あり、ベッドのサイズはそれぞれシングルより少し大きい。ダイニングにはキッチンがついているが、試験中は食事が制限されるためキッチンの出番はあまりないと思われる。また、風呂はユニットバスで、このほかトイレがもう1つある。○試験には約4400人が応募同試験は宇宙飛行士の精神心理健康状態を評価する手法の研究の一環として実施されるもので、一般から募った男性8名が2週間にわたり同施設で共同生活を送る。共同生活中は行動や食事などが制限されるほか、グループ作業をはじめとするさまざまな課題が与えられる。そうしたストレス負荷によって身体にどのような変化が起こるかを調べ、専門家の面談によるストレス状態評価の変化と比べることで、有効なストレスマーカーの確立を目指す。第1回試験は1月29日からスタートし、被験者は2月5日~18日まで閉鎖環境に滞在する。滞在前後のデータ取得を含む全日程を消化した場合、協力費38万円が支払われる。募集はすでに締め切られており、約4400人の応募があったという。今後、16名程度まで候補者を絞り、面接や健康診断を実施して被験者を選定する。試験の詳しい内容や背景ついてはこちらをご参照いただきたい。
2016年01月14日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月4日、「閉鎖環境適応訓練設備を用いた有人閉鎖環境滞在試験」の被験者募集を同日から1月12日正午まで再開すると発表した。同試験は12月24日に募集を開始してから12月28日午前までに2000件以上の応募があり、1月14日までの応募者の選考に支障を来す恐れがあると判断されたため、12月28日午前で一旦受付が終了していた。しかし、受付終了後も多くの問い合わせがあるなど同試験に高い関心が寄せられていることから、体制を強化し、ジャパンクリニカルボランティアネットワークのホームページにて被験者の募集を再開した。「閉鎖環境適応訓練設備を用いた有人閉鎖環境滞在試験」は宇宙飛行士の精神心理健康状態を評価する手法の高度化を目的として実施されるもので、20歳~55歳の健康な一般男性を対象とする。被験者はJAXAの筑波宇宙センターにある閉鎖環境適応訓練設備で2週間にわたり共同生活を送り、滞在前後のデータ取得を含む全日程を消化した場合は38万円が支払われる。
2016年01月05日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月24日、宇宙飛行士の精神心理健康状態を評価する手法の高度化を目的に、JAXAの閉鎖環境適応訓練設備を用いた有人閉鎖環境滞在試験を実施すると発表した。○現在宇宙のストレスチェックはビデオ問診のみこれまで、宇宙飛行士の精神状態を評価する手法は、基本的に2週間に1度の精神医学・心理学の専門家によるビデオ問診のみに限られており、より客観的な指標に基づくストレス状態評価手法の開発が求められている。今回の研究は2015年度と2016年度にわたって実施され、2015年度は閉鎖試験を1回実施し、ストレス状態評価に有効な客観的指標(ストレスマーカー)候補を絞り込み、2016年度には閉鎖試験を最大3回実施してストレスマーカーの決定を目指す。また、宇宙飛行士が滞在する国際宇宙ステーション(ISS)では健康管理を目的とした採血・採尿は行われておらず、ISSで解析されることはない。そのため同研究では非侵襲的かつ宇宙飛行士自身が軌道上でほぼリアルタイムに評価可能な手法の開発も目標とする。試験では、成人男性8名がJAXAの閉鎖設備で共同生活を送り、その間行動・情報・食事などを制限するほか、グループ作業を含むさまざまな課題を与える。そうしたストレス負荷が、血液や尿などの生理的指標、反応速度などのパフォーマンス、音声・表情などにどのような影響を与えるかを検証し、専門家の面談によるストレス状態評価の変化と比較することで、有効なストレスマーカーを探っていく。○被験者は一般から募集試験の対象となるのは20歳~55歳の健康な一般男性で、ジャパンクリニカルボランティアネットワークで被験者を募集する。第1回試験は2016年1月29日の基礎データ取得からスタートし被験者は2月5日~18日まで閉鎖環境に滞在することになる。なお、滞在後もデータ取得を行う。被験者が全日程を消化した場合、協力費として総額38万円が支払われる。同試験で使用される設備はJAXAの筑波宇宙センターにあり、宇宙飛行士の選抜にも使用されたもの。試験中の生活サイクルはISSでの生活サイクルに似たものになる。試験結果を被験者が知ることは基本的に出来ないが、遺伝子検査の結果は希望すれば提供される。また、対象が男性に絞られているのは、女性に比べてホルモンバランスの影響を受けにくく、精神状態に影響を与えるストレス以外の要素が少ないという点で、試験が実施しやすいためだという。宇宙飛行士の精神状態の健康維持は、ISSでの活動はもちろんのこと、将来の超長期宇宙滞在や民間の宇宙利用などでも重要なポイントとなる。そのため、今回の研究を通じて宇宙滞在者の精神健康状態を評価する有効な手法が確立され、ISS以降の国際宇宙開発競争における日本のアドバンテージとなることが期待される。
2015年12月25日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月21日、能代ロケット実験場(秋田県能代市)において、強化型イプシロンロケット第2段の地上燃焼試験を実施した。イプシロンは2013年9月に試験機の打ち上げに成功した新型の小型ロケット。打ち上げ能力の向上を目指し、2014年度からは強化型の開発に着手していた。初飛行は2016年度になる見込み。当日の天候は曇り。立地上、西風のときは実験できないという制約があったが、秒速2.5mの東風という全く問題無いコンディションの中、燃焼試験は定刻通り11時に開始された。燃焼時間は127秒で、推力は最大42トン(どちらも速報値)。試験終了後の外観にも異常は無く、燃焼は正常に行われた模様だ。強化型イプシロンでは、第2段モーター「M-35」を新規開発。打ち上げ能力(太陽同期軌道)を、試験機の450kgから590kgへと、3割ほどパワーアップする計画だった。初の強化型となるイプシロンロケット2号機は、ジオスペース探査衛星「ERG」を搭載し、2016年度に打ち上げられる予定だ。詳細については、追ってレポートする。
2015年12月21日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月18日、金星探査機「あかつき」に搭載された波長2μm付近に感度を持つ赤外線カメラ(IR2)の画像を公開した。公開された画像は12月11日に撮影されたもの。画像では雲頂の高低が明暗で現れており、南北半球ともに緯度50度付近よりも極側で雲頂が低くなっていることがわかった。低緯度の縞模様や南北に延びる構造は、今回初めて捉えられた構造で、今後の観測と解析によって、金星雲層と大気のダイナミクスを解明する手がかりになることが期待されている。「あかつき」にはIR2のほかに3つのカメラが搭載されており、すでに画像が公開されている。IR2は観測のために検出器をマイナス200度以下まで冷却する必要があったため、他の3カメラより立ち上げに時間を要していた。
2015年12月21日