こんにちは!【良品計画元社員のリノベ日記】を書いているk.kumikoです。部屋の中で視界に入る大部分の面積を占めるのは、壁ですよね。壁の色や質感は部屋の雰囲気を作り出し、住む人の気分も左右するものだと思います。我が家は引っ越し後、リビングの壁の色がどうしても気に入らずセルフペイントでガラッと雰囲気を変えました。子どもも一緒にでき、一度やったらまたいつか飽きたときに色を変える楽しみも増えました。今回は、2種類のセルフペイントをご紹介します。■ 「ポーターズペイント」は人にも環境にも優しい初心者がペンキを塗るときにまず思うのは、きれいに塗れるかな?匂いがきつかったりして大変じゃないかな?といったことではないでしょうか。我が家が選んだ「ポーターズペイント」は、匂いはほとんどなく、初心者でも1回の講習を受ければ自分たちで簡単に塗り終えられるものです。セルフペイント前は鮮やかなネイビーでしたセルフペイントにしよう!と決めてから「セルフペイント手軽」などとネット検索する中で見つけたのがポーターズペイントでした。さらに検索してみると有名建築家も利用していて、これにしよう!とすぐに決めました。ポーターズペイントは、ホームセンターなどでは売られていません。ショールームのワークショップに参加して塗り方を教えてもらい、実際に試し塗りをして、色を決め、購入できるものです。作業当日は、一日で終わらせたかったこともあり、友人に遊びがてら手伝いに来てもらいました。早速、大人4人、子ども1人で作業開始です。■ セルフペイントで一番大事なのは、養生!セルフペイントで一番大事なのは、養生をいかに隙間なく、きれいにしておくかです。ホームセンターで買ってきた養生テープを隙間なく張り付けておけば、初心者でも子どもでもためらわず塗ることができました。養生テープの張り方もワークショップで教えてもらえます。ポーターズペイントの塗りやすさは、ペイントの質感と刷毛の扱いやすさです。細かな石が入っているペイント見本壁の大部分は、専用の大きな馬の毛の刷毛で塗っていきます。細かい石が入っているので仕上がりは凸凹になります。塗りムラを気にせず塗れました。初心者が塗っても、反対色のネイビーがまったく分からない仕上がりで、見本の色味・質感がそのまま再現できました。光の加減で凹凸が出て、良い雰囲気になります見本と同じように、ザラザラした質感がしっかり出ました元々の色より、家具やウッドデッキ等の素材と違和感なくなじみ、落ち着くリビングダイニングになりました。ちなみに「ポーターズペイント」の参考価格は、4リットル缶×2で約50,000円(刷毛のレンタル費用・送料込み)になります。■ 子ども部屋は「マグネットペイント」と「アクセントカラー」で我が家の子ども部屋は、リノベーションの際に机を造作してもらっています。将来は勉強机になる予定なので、机の上の壁は、学校のプリントや写真、なんでも貼付けられるマグネットペイントにしようと決めていました。実家の私の部屋は、当時好きだったバンドのポスターや友達との写真を画びょうで貼り付けていて穴だらけだったので……。用意したのは、ネットで買ったマグネットペイントとアクセントカラーに選んだJCOLOURのトラッドイエローです。JCOLOURは、お値段が手頃で乾燥が早く、においが少なく安心、安全!とのことでDIYする方に人気の高いペイントのようです。200色の中から気になる色見本を送ってもらい、カラーを決めました。■ 鮮やかすぎない黄色が子ども部屋にぴったり!もともとセルフペイントする予定だったので、このような状態での引き渡しでした。マグネットペイントを3度塗りし、くっつき具合を確認。完全に乾いた上にアクセントカラーのペイントを2度塗りしました。ローラーを使って夫と子どもで塗り塗り。光のあたり加減で塗りムラがあるように見えるので、見る方向をいろいろと変えて仕上がりを確認しました。きれいな仕上がりに大満足!鮮やかすぎない黄色が子ども部屋にぴったりで、柔らかい雰囲気の部屋になりました。参考価格は以下になります。マグネットペイント500ミリリットル×2/約10,000円、JCOLOURトラッドイエロー×1/約3,600円。■ 意外と簡単!何回でもやりたくなるやる前は、本当にできるのかと不安もありましたが、仕上がりに大満足です!多少の失敗も愛着が湧きますし、業者さんに頼んでいたら細かい所も気になってしまいそうですが、自分たちでやっているとそれほど気になりません。家を自分で作っていくことの面白みが子どもにも伝わって、大きくなった時に自分で部屋に手を加えていってくれたらいいなと思っています。みなさんもぜひ、愛着の湧く我が家にしてみませんか。
2019年01月24日