TOMORROW X TOGETHERがジャパンツアー「TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : SWEET MIRAGE> IN JAPAN」を大盛況のうちに終了した。このツアーは2023年4月14日の大阪公演を皮切りに、埼玉、神奈川、愛知の4都市で開催。さらに追加公演として京セラドームでの2デイズが行われ、これが彼らにとって初めてのドーム公演となった。ファンも待ち望んでいたドーム公演、2日目の7月2日(日)の模様をレポートします。念願のドームでサプライズプレゼント!【ペンになってもいいですか!?】vol. 184お城のような豪華なセットをバックに、TOMORROW X TOGETHERの5人がステージ上に姿を見せると、それだけで歓声が爆発。「5時53分の空で見つけた君と僕[Japanese Ver.]」と「Can’t We Just Leave The Monster Alive?」で、まずはオープニングを華々しく飾った。今回のツアーでは魔法のように光がきらめいたり、蒸気機関車が登場したり、さまざまな演出にこだわりが感じられたが、今回の追加公演では会場に香りが広がるという趣向が凝らされていた。「香りとともに、魔法のような時間が始まった今日の公演を、最後まで一緒に楽しんでいただけたら」とTAEHYUNもこの新しい試みに満足げ。SOOBIN今回のツアーのお楽しみコーナーと化している「Cat & Dog」では、ドームをいっぱいに埋め尽くしたMOA(ファンの総称)とともに楽しくコール&レスポンス。「今の一瞬が永遠になるように、TOMORROW X TOGETHERと一緒に逃げようか」というTAEHYUNの言葉で始まった「9と4分の3番線で君を待つ(Run Away)[Japanese Ver.]」ではさやわかな疾走感で駆け抜けたかと思えば、HUENINGKAIがまるで魔法をかけるようなソロパフォーマンスから始まる「We Lost The Summer」では、ステージに現れた汽車にメンバーが乗り込み、しっとりと歌い上げる。ステージが赤く燃え上がるような演出の中で歌われた「Can’t You See Me?」では5人それぞれの表情が鋭く、切なく見えて、このツアーの間に彼らのパフォーマンスがより一層研ぎ澄まされていったのを感じさせた。YEONJUNVTRを挟んで再びステージに登場した5人は「0X1=LOVESONG (I Know I Love You)feat. 幾田りら[Japanese Ver.]」でドームの温度を一気に高めたかと思えば、曲の終わりにはそれぞれトロッコに乗り込んで、メインステージから遠い席にいるMOAに会いに行く。トロッコに乗りながら「LO$ER=LOER」を歌い、お札をばらまく彼らはまさにMVに登場するロードムービーの主人公たちのよう。この1曲で、 ドームを一瞬にして“劇場”にしてしまった。BEOMGYUメインステージに戻って歌われた「Magic」ではTAEHYUNとHUENINGKAI、SOOBINとBEOMGYU、そして最後にYEONJUNがソロでパフォーマンスするライブアレンジ。「ひとりの夜 (Hitori no Yoru)」、「君じゃない誰かの愛し方 (Ring)」と、日本オリジナル曲2曲を連続して披露したステージは、パフォーマンスや演出に注目されがちな彼らの歌唱の力があらためてよくわかる構成に。彼らの澄んだ歌声がドームに響き渡り、日本語で歌われた歌詞の意味もより深く沁みわたるよう。TAEHYUN「Good Boy Gone Bad[Japanese Ver.]」では一転、BEOMGYUが 口に赤いバラをくわえて火をつける衝撃的なパフォーマンスで悲鳴に近い歓声を引き出したかと思えば、続く「Tinnitus (Wanna be a rock)」では淡々としたリズムの中に押さえた感情がチラ見えする 振り付けでMOAの心を揺さぶる。「Devil by the Window」まで、TOMORROW X TOGETHERのカッコよさが際立つステージが続く。日本語で歌われた「Angel Or Devil」、ファンとともに掛け声をしながら歌った「Ice Cream」では一転、彼らが持つポップさがよく表現されていた。特に「Ice Cream」ではメンバーがバズーカで紙吹雪を振らせ、サインボールを投げ入れるファンサービスも。「今日の思い出として大切に取っておいてください」(BEOMGYU)と、特別な演出のこだわりを語った。HUENINGKAIYEONJUNが振り付けを作った「Happy Fools (feat. Coi Leray)」は、会場にいるMOA全員に踊ってもらいたいと、曲に入る前にメンバー全員でレクチャーする一幕も。この一連の流れは今回のツアーの間中続いていたため、その甲斐あって、会場が一体となる盛り上がり必至の曲に。本編ラストの「Sugar Rush Ride [Japanese Ver.]」まで、元気いっぱいに駆け抜けた。「Farewell, Neverland」で始まったアンコールでは、「Nap of the star」、「Blue Spring」と続く。「このコンサートのために作った新曲『Blue Spring』は、MOAのために作った曲です」(HUENINGKAI)、「あたたかい春のようなMOAのみなさんに出会えたおかげで、僕たちの青春は幸せなものになったと思います」(YEONJUN)というように、「Blue Spring」は今回のツアーの中でとても意味のある曲。そして、「僕たちの明日を約束するために、7月5日、ニューアルバムをリリースします!」とTAEHYUNが紹介すると、リリース前の日本2ndアルバム『SWEET』に収録されている日本オリジナル楽曲「紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)」をサプライズ披露。 この曲は韓国でもいろんなK-POPアーティストが楽曲をカバーするなど人気が高い優里が楽曲提供したもので、「愛する君と過ごす日々をひとつひとつかき集めて、そのすべてが君になり僕になる恋愛を、数々の小さな花びらが重なって美しく咲く紫陽花に例えたラブソング」(YEONJUN)だそう。その言葉どおり、今の季節にぴったりのさわやかなバラードに仕上がった。「Our Summer」ではメンバー同士肩を組んだり、ステージを自由に行き来して、会場のMOAに向かってハートを作ったり、自由な雰囲気に。この日最後の曲「Ito」は曲の世界に浸りながら歌い上げて、コンサートは終了。…するかに思えたが、最後に「遠くにいるMOAのみなさんにも挨拶してみるのはどうですか?」というSOOBINの言葉で、はトロッコに乗って、会場を一周。 最後まで、MOAとのふれあいを楽しんでいた。【メンバー最後の挨拶】SOOBIN昨日の感想でも言ったんですが、僕はデビューする前から“ドーム公演”にロマンがありました。とても遠い未来のように思っていましたし、とても大きな夢のように思えて、口には出さなかったんですが、早い時期にMOAのみなさんで埋め尽くされたドームで公演ができて本当にうれしいです。こんなに幸せでいいのかなと思うくらい、今年の僕は地球で誰よりも幸せな気がします。これもMOAのみなさんのおかげです、本当にありがとうございます。ありがたいことに、昨日はYEONJUNさんが両親に感謝の挨拶をしたんですけど、今日は僕の家族が来てくれました。(会場に向かって手を振りながら)誰よりも愛してる僕のお母さん、お父さん、お兄さん、お姉さん、そして叔母さん、本当に愛しています。今日は最高に幸せな日なので、今日は泣かないで、笑顔で帰りましょう。アンニョン!みなさん、ありがとうございました。愛してます。HUENINGKAIまず、2日間幸せな思い出を作ってくださってありがとうございます。(日本語で)ありがとう!僕はたしかに愛されてるんだな、ということを感じました。MOAのみなさんと家族の愛があるから、僕はこの場に立てているんだと思います。いつもありがとうございます。僕のカラダ中の細胞がMOAのみなさんを愛してると言っています。元気でいてくれなきゃダメですよ、また会いましょう!BEOMGYU初めて京セラドームで公演をすると聞いたとき、ドームの会場がMOAのみなさんでいっぱいになる光景を想像できませんでした。僕は舞台に立つと、気づいてる方もいるかもしれませんが、ずっとこう(手で目の上にひさしを作って)していたんですよ。MOAのみなさんがいつ、こんなに増えたんだろうと思うとすごく不思議で、多くのMOA のみなさんが観に来てくださることがとても不思議で、2日間幸せでした。実は、前回のツアーのときに、次のツアーの目標はなんですか?と聞かれて、「今よりも元気に、幸せな気持ちでメンバーとステージに立ちたい」と答えました。メンバーのおかげで、そしてたくさんのMOAのみなさんのおかげで、この目標が叶いました。僕を幸せにしてくれて本当にありがとうございます。僕たちも、MOAのみなさんのことを幸せにするために努力します。(日本語で)ありがとうございます、愛してる!YEONJUN話には聞いていたこの京セラドームは、夢のステージの1つだったんですが、昨日と今日、MOAのみなさんだけでこの会場がいっぱいになりました。こんなに大きな会場を、僕が愛するみなさんといっぱいにできたのは、とても幸せなことだと思っています。こんな瞬間を作ってくださったMOAのみなさん、本当にありがとうございます。そしてスタッフのみなさんにも感謝しています。これからも多くのMOAのみなさんに会えるとうれしいです。そして、今日は父が来てくれました。僕のお父さん、見てる? カッコいいでしょう? 愛してます。またあとで会おう。そしてMOAのみなさん、これからもずっとずっと一緒にいましょう。(日本語で)大好きです、ありがとうございます!TAEHYUN実は、京セラドームの公演が発表されたティザー映像が流れたとき、MOAのみなさんの歓声をステージ裏で聞いていました。それからずっとこのドーム公演をしたいと思っていたんですが、期待以上に楽しいですね!(サムズアップしながら) 僕たち5人もこの京セラドームでどんな公演をするべきか悩んで、もともと計画にはなかったんですが、メンバー5人の考えで、「ひとりの夜(Hitori no Yoru)」と「君じゃない誰かの愛し方(Ring)」、「紫陽花のような恋(Hydrangea Love)」をお見せしたいと思いました。なので、みなさんが気に入ってくれて、心に残ってくれたらいいなと思っていました。また次も素敵なセットリストを準備して戻ってきます。昨日と今日、ほぼ4時間近い公演をずっと僕たちを応援するだけでも大変だったと思うのですが、本当にお疲れ様でした。ライブストリーミングで見ているMOAのみなさんも、そして会場に来てくださったMOAのみなさんも、(日本語で)大好き!(P)&(C) BIGHIT MUSIC※写真は7月1日(土)撮影。取材・文 尹 秀姫
2023年07月06日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪韓国語「내 꺼(ネッコ)」の意味は?キュンとするあの言葉!日常で度々使う言葉です。知っておくと韓国人の日常会話をもっと深く知ることができますよ!いったい「내 꺼 (ネッコ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「僕(※私)のもの」でした!発音がとっても可愛いですよね♪数年前...ASTRO兼俳優のチャ・ウヌが「내 꺼 할래 (ネッコ ハルレ)訳:僕のものだよ」という歌詞を歌い日本でバズりました。(ぜひ고백(Confession)で調べてみてくださいね!)コンサート会場やファンサイトで「은우는 내 꺼야(ウヌヌン ネッコヤ) 訳:ウヌは私のもの」と見せるともしかしたらファンサをもらえるかも...!? 韓国語「영통(ヨントン)」の意味は?推し活で使うあの言葉!推し活で使う言葉です。知っておくと推し活や日常で役に立つこと間違いなし!いったい「영통(ヨントン)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください正解は…答えは「ビデオ通話」でした!アイドル好きなら必ず一度は聞いたことのある単語ではないでしょうか。「영상통화(ヨンサントンファ)訳:映像通話」は、簡単に言うと「ビデオ通話」「テレビ電話」のことです。 コロナ禍で韓国との行き来ができなくなり、サイン会、ハイタッチ会などの対面イベントの中止が余儀なくされましたよね。その中でどこにいても推しと会えるとして企画されたオンラインイベントが「영통(ヨントン)訳:ビデオ通話」です。韓国語「잘 생겼다(チャル センギョッタ)」の意味は?K‐POPやKドラマ好きは覚えておきたい言葉!韓国人が日常で使う言葉です。知っておくと韓ドラをみる際に役に立つこと間違いなし!いったい「잘 생겼다(チャル センギョッタ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「かっこいい」でした!外見、容姿がかっこいい、ハンサムと言いたい時に使えます!「은우야!진짜 잘 생겼다(ウヌヤ! チンッチャ チャル センギョッタ)訳:ウヌ!本当にかっこいい」あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。
2023年06月24日日本から世界に羽ばたく9人組のハイクオリティグローバルグループ、&TEAM。2ndEP『First Howling : WE』の発売を記念して行われたショーケースイベント「&TEAM 2nd EP SHOWCASE[First Howling : WE]」の様子を紹介します。「HYBE成功のDNA」を見せつけるパフォーマンス!【ペンになってもいいですか!?】vol. 1832023年6月14日に発売された&TEAM 2nd EPのリリースを記念して、6月18日に六本木ヒルズアリーナにて&TEAM 2nd EP SHOWCASE [First Howling : WE]が開催された。すでに真夏のような炎天下の中、ステージに登場した&TEAMは、まず2nd EPの収録曲「Road Not Taken」でパフォーマンスを披露。アクロバティックな動きが続く難易度の高いダンスに観客からはそのたびに大きな歓声が飛び、パフォーマンスが終わった後もしばらくはどよめきがおさまらなかったほど。この日のショーケースは六本木アリーナを訪れたファン、マスコミだけでなく、オンラインで全世界に向けて公開された。そのためEJが日本語と韓国語で挨拶すると、その後にはMAKIが英語で、NICHOLASが中国語で続き、グローバルなグループであることを印象付けた。さらにステージで行われたフォトセッションでは、ファンの前での撮影に照れるメンバーが続出。「かわいい!」「カッコいい!」というファンの声に思わず笑いそうになって下を向くFUMAや、照れて耳が赤くなるJO、手でうさみみを作って存分にかわいさをアピールするHARUAなど、会場を大いに盛り上げた。EJ(ウィジュ)デビューから半年が経っての感想をたずねられると、「たくさんのことを学ばせていただきました。たくさんのことを経験しながら、すごく意欲が湧いた半年だったんじゃないかと思います。その中で僕たちも話し合う機会も増えましたし、創造意欲とか、もっといろんな姿を見せたいという欲が湧いてきました」とK。NICHOLASは「この半年、&TEAMとして活動しながら、足りない部分がわかるようになったので、そういう部分を直すために一生懸命がんばっていって、今回は成熟した姿をみなさんに見せたいと思います」としっかりとした日本語で語った。リーダーのEJからは「メンバー同士でたくさんコミュニケーションを取ろうとしています」と&TEAMの絆を感じさせるエピソードも。「短い時間であってもみんなで話し合って、おたがいのことを理解しあって、この半年で&TEAMの結束力も高まったんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。FUMA(フウマ)2nd EPのタイトルは[First Howling : WE]。「デビューEP[First Howling : ME]では、同じ想いをもつみんなの存在を知ったんですけど、今作では君を探す9人の少年たちの旅路や成長などが表れていて、ようやく僕と君が出会い、WEとなる瞬間を描いた作品となっています」とTAKIがEPに込められた想いを語ると、タイトル曲「FIREWORK」については「初めて聴いた瞬間からめちゃくちゃテンションが上がった」とFUMA。変わりたいと願う少年が、同じ想いを持つ仲間を探して、ずっと探し続けた人に出会えた瞬間を花火に例えた曲で、完成した曲を聴いた時は車の隅で泣いてしまうくらい感動したそう。「なかでも僕は個人的に自分のパートが大好きです。いつもSOMAさんはメンバー一人ひとりに合うパートを分けてくださるんですけど、僕の『湿りきった導火線 もう一度火をつける』というサビ前のパートは、諦めそうになった自分が&TEAMという目標を探して、もう一度走り出すという自分の気持ちと歌詞がすごくリンクしていて、お気に入りの歌詞でもあり、本当にお気に入りの曲ですね」としみじみ語った。K(ケイ)「FIREWORK」のパフォーマンスは、ずっと探していた君に出会う衝撃的な瞬間や、爆発的な喜びを表現するために、ハードな仕上がりになった、とK。「最初の頃は、曲を練習していて、1サビ終わってみんな倒れるぐらいきつかったです。本当に何度も練習して、体力を慣らしていって、何度もモニタリングして、そうやってみんなで切磋琢磨して完成度を高めていったのではないかなと思います」と語ると、客席からは拍手が起きた。さらに、花火師が花火を制作する過程に思いを馳せて、「なので、僕たちも一生懸命準備したものをみなさんに見ていただいて、本当の花火を見ているみたいだと思っていただけたら嬉しいです」と続け、花火から連想するすべてのことをメンバー全員で挙げて、指の表情ひとつにまで気を配ったパフォーマンスであることをアピールした。NICHOLAS(ニコラス)MAKIが流暢な発音で読み上げた収録曲「Road Not Taken」についてはYUMAが「君を探して走り出した道のりを表現した曲」と解説。「君を探すために、誰も行かない険しい道を、苦しいけれど、それが君につながる道だと信じて進んでいくストーリー」だそう。アクロバティックな振り付けが多いのも、「とても前向きで生命力のある曲。途中で“ウルフフェイス”といって狼の顔を作る振り付けがあるので、ぜひ“隠れウルフ”を探してください」と笑いを誘った。NICHOLASもMAKIに負けないくらい流暢に「Road Not Taken」を発音してみせると、「この曲で一番重要なのはチームワーク。難しいアクロバティックな動きが振り付けに入っているので、ちょっとでも集中できないとケガしやすいので、そういう部分も注意して練習してきて、もともとできなかった部分ができるようになって、“Proud”ですね」と誇らしげに語った。YUMA(ユウマ)今回は収録曲の中に今までとはテイストの違うラブソングが2曲収録されている。その中でも「月が綺麗ですね」というタイトルは、夏目漱石が「I LOVE YOU」をそう訳したと言われている文言が使われている。「困難を乗り越えてようやく出会った運命の君は、言葉にしなくても心が通じる特別な存在で、2人でいればどんなこともできそうな気がするという、愛しい人に対する想いを込めた曲です」とEJ。なかでもHARUAとコーラスを入れるパートは「ロボットっぽく歌って」というオーダーがあり、感情を込めずに歌うことに注力したのだとか。「僕は歌いやすかったんですけど、HARUAは大変そうでした」とEJが言うと、「めちゃくちゃ難しくて、『月が綺麗ですね』の中でそのパートが一番時間をかけました」とHARUA。「好きな人の前で緊張しすぎてロボットみたいになっちゃったのかな」というEJの解釈に、メンバーもうなずいていた。MAKIは、この曲が「今回のアルバムの中で一番、LUNÉ (ルネ・&TEAMのファンネーム)のみなさんのことを歌っている曲なんじゃないかなと思っています。例えば、『君を見上げているMOON』とか、月にまつわる歌詞がたくさんあるので、この曲を歌う時はLUNÉのみなさんのことを想って歌っています」というと、客席からは大きな歓声がわきあがった。JO(ジョウ)もう一つのラブソング、「Blind Love」は&TEAMとして初めてドラマの主題歌に採用された曲で、「ドラマの主題にしていただいて、そのドラマに&TEAMも出演させていただいて、すごく思い入れのある楽曲です」とHARUA。「愛を伝えることに対しての戸惑いだったり、ふとした瞬間に君のことを考えてしまう、そういった甘く切ない歌詞がエモーショナルなサウンドで表現された楽曲です」と紹介してくれた。最後のパートでJOが僕たちなりの愛を表現しているとも。さらにEJもこの曲がお気に入りだそうで、「&TEAM初めてのバラード曲をいただけてうれしかったです」と語った。HARUA(ハルア)2nd EPには今回のタイトル曲「FIREWORK」とデビューEP収録の「Scent of you」の韓国語バージョンも収録されている。レコーディングにはプロデューサーのSlow Rabbitが立ち会ったのだとか。「『Scent of you』のレコーディングが一番心から楽しめた気がします。たまたまやってみたフェイクが実際に使われて、形になったことで達成感を感じました。2サビのところでYUMAくんと歌うパートが日本語バージョンと韓国語バージョンで違っているので、注目してみてください」とMAKI。「FIREWORK」の韓国語バージョンについても「雰囲気が違って聴こえると思うので、たくさん聴いてほしいです」とFUMAが語った。TAKI(タキ)先日公開された「FIREWORK」のMVは、火花のようにほとばしる9人それぞれの感情を表現した。「例えば切なさだったり、愛だったり、嫉妬だったり、そういう感情が描かれています。喜んで笑ったりとか、悲しんで泣いたりとか、そういう9人それぞれの演技がたくさん入っているので、そこを注目して観てほしいです。撮影も映画のように大掛かりなもので、一つのロードムービーのような仕上がりになっています」とJOが笑顔でコメント。演じるのは大変だったそうで、YUMAが「演技するシーンがめちゃくちゃ多かったですね。常に僕はLUNÉだけを想って役作りしました。EJくんが僕に大嫉妬するシーンがあって、そこで激しくケンカするので、たくさん見てください」と笑いながら説明すると、EJも「YUMAとそのシーンを撮る時、笑っちゃダメなのに笑ってしまって大変でした」と、意外な苦労を語った。MAKI(マキ)今回の2nd EPも2種類のコンセプトフォトが展開。「THIRSTY」バージョンは同じ想いを抱く君に会いたいと強く願って、探しさまよう少年たちを表現したもので、もう一つの「BLOOM」はようやく君に出会えて、告白するような喜びを表現したそう。「EJくんがピンクになったり、Kくんが金髪になったり、僕も初めてブルーになったり、メンバーそれぞれ髪を染めて撮影に臨んだのが記憶に残ってます。自転車を漕いでいる姿をたくさん撮影していただいたんですけど、遠くまで行ったらその分帰ってこなきゃいけないんですが、帰ってくる時、向かい風だったんですよ。みんな一生懸命帰ったんですけど、FUMAくんだけ自転車をかついで走っていて、しかも一番速いんですよ(笑)。それがヒーローみたいでかっこよかったです」と撮影秘話を語ってくれた。その自転車はメンバーそれぞれの雰囲気に合わせてわざわざオリジナル自転車を作ってくれたものだそうで、そこもチェックポイントになっているそう。ここからは海外メディアに向けて質疑応答と、最後に「FIREWORK」のパフォーマンス披露、そして韓国での活動に向けた想いも語った。ショーケースの途中ではなぜか虫に好かれるものの虫が苦手で逃げまくるYUMA、英語の単語が出るたびに発音させられるMAKI、そしてメンバーの言葉にツッコミを入れたりやさしくフォローするKや、中国語での挨拶に反応するファンに喜ぶNICHOLASなど、ハプニングを笑いに変える強さと仲のよさ、そしてをLUNÉへの愛を発揮していた&TEAM。デビューから半年が経ち、ますます研ぎ澄まされていく彼らにこれからも注目したい。<質疑応答>――2nd EPではどんな姿をお見せしたいですか。何か楽しみにしていることはありますか?NICHOLAS「FIREWORK」はすごく好きな曲なんですけど、でもパフォーマンスをうまく見せられないといい曲だと伝えられないので、一生懸命練習して、もっともっとできなかった部分が練習でできるようになったので、自分の自信も強くなりましたし、これから&TEAMとして、どんな難しい問題があっても、克服する自信があります。――この半年でデビューして初めてカムバックを経験されましたが、今年の後半はどんな活動が期待されますか?JOこれからは日本や韓国でイベントや音楽番組に出演させていただくんですけど、その時にもっと僕達を知らない方にも魅力を伝えられるように、これからがんばっていきたいと思います。そして今年の9月には結成1周年を迎えるので、それに向けて今、実はいろいろ喜んでいただけるようなことを計画しているので、楽しみにしていてください!――これから韓国での活動も増えると思いますが、意気込みを教えてください。EJ(韓国語で)HYBEアーティストとして先輩方のようにグローバルで活躍できるために一生懸命準備してきましたが、ついにお見せする時が来て本当に嬉しいです。今まで以上にたくさんの方に見ていただけるので緊張もしていますが、9人で一生懸命準備してきたので、LUNÉのみなさんにも喜んでいただけると思います。K(韓国語で)もともと心配が多いタイプなので、練習をたくさんして、これからは見せるだけだという気持ちです。今は心配よりもたくさんのところで見せたいという想いが強いです。期待していてください!――&TEAMには「HYBE成功のDNA」というキャッチフレーズがつきます。メンバーの考える「HYBE成功のDNA」とは一体なんでしょうか?TAKI(韓国語で)言葉や地域に関係なく、人の心を動かすパフォーマンスと音楽をお見せするため、成長し続ける気持ちを持っているところだと思います。そして、HYBEの先輩アーティスト方のように、僕たちも音楽で世界をつなぐことができるようにがんばります。――&TEAMはK-POPとJ-POPの境界に立ったグループだと見られます。&TEAMの音楽のカラーについて教えてください。K-POPとJ-POPのどんな点に自分たちの長所としてそれを吸収したのでしょうか?EJ(韓国語で)僕は韓国で生まれたので自然とK-POPに触れて、BTS先輩がK-POPを一つの文化として世界に知らせる姿を見て、僕もアーティストになりたいという夢を持ち、そんなアーティストになりたいと思いました。HYBEのアーティストとして活動する以上、どんな言語を使っても、どんなアイデンティティを持っていても、先輩方のように全世界の人に愛される音楽を作りたいです。そのために、K-POPとJ-POPだけでなく、あらゆるジャンルで活躍するクリエイターのみなさんと一緒にいい音楽を作り上げていきたいです。FUMA(韓国語で)どんなジャンルかは見てくださる方が決めてくれればいいものだと思っています。僕は音楽を通じて世界中の人を魅了するK-POPに憧れてアーティストを夢見るようになりました。僕たち&TEAMは共感と多様性を重視していますし、一つのジャンルにこだわらず、世界中の人たちが共感できる音楽とパフォーマンスで感動を伝えたいです。――デビューした時、Billboardにチャートインするようなアーティストになりたいとおっしゃっていましたが、すでにJAPAN HOT 100では達成しました。何か他に目指したいチャートはありますか?また達成するためのプランはありますか?MAKI(英語で)僕たちの次の目標は、間違いなくBillboard 200のトップになることです。 僕たちはみんなさまざまな出発点から来ていますが、僕たち9人の個性が1つのチームになり、世界を結びつけるという共通の意志によってつながっています。僕たちはこれからも成長し続けますし、ポジティブなエネルギーを持って一緒に走り続けることに全力を尽くします。©HYBE LABELS JAPANInformation取材・文 尹 秀姫 ©HYBE LABELS JAPAN
2023年06月21日ロエベは新しいグローバル ブランド アンバサダーに、K-POP界のセンセーション、テヨンを迎えます。Courtesy of LOEWE独自のスタイルとファッションへの深い愛で知られるテヨンは、ロエベの革新的なデザインとクラフトマンシップを長年にわたり支持しており、ロエベのランウェイピースとカジュアルなアイテムをブレンドしながら、現代的でこなれたルックを披露し続けています。Courtesy of LOEWE今回、グローバルな役割を担うことになったテヨンは、パリで開催されるロエベのSS24メンズ ランウェイショーに出席する予定です。クリエイティブ ディレクター ジョナサン・アンダーソンのコメント:テヨンをロエベファミリーに迎えられることを嬉しく思います。彼は長い間ロエベに憧れを抱き、着用してきたというブランドとの特別なつながりがあり、私たちは彼の個性的なスタイルを愛しています。ソングライティング、パフォーマンス、ビジュアルクリエイションと、多くの才能を持つテヨンとのコラボレーションが何をもたらすのか、本当に楽しみです。テヨンのコメント:ロエベのグローバル ブランド アンバサダーに就任でき、大変光栄です。ロエベのデザインだけでなく、ブランドの哲学やユニークなコミュニケーションにも惹かれ、大ファンでした。ロエベとの新たな船出の機会に心から感謝しています。Courtesy of LOEWEテヨンについてテヨンはK-POPグループNCTのメンバーとして2016年にデビューし、卓越したパフォーマンス力、魅惑的なボーカル、ビジュアルで、オールラウンダーなアーティストとしての地位を確立。CT、NCT 127、NCT Uの一員として、「2 Baddies」「Sticker」「Kick it」「The 7th Sense」「BOSS」「Baby Don’t Stop」などのヒット曲で各種グローバルチャートを制覇。幅広い音楽スタイルと、さまざまな変身ぶりで世界的に人気を博しています。作詞・作曲に取り組み、自分の感情を最大限に表現した初のソロアルバム「SHALALA」を6月5日にリリースしました。31地域のiTunesトップアルバムチャート、ワールドワイドのiTunesアルバムチャート、中国のQQ Music デジタルアルバム販売チャートにて1位を獲得し、世界中のファンから愛されています。また、タイトル曲「SHALALA」は14地域のiTunesトップソングチャート、日本のローカルプラットフォーム「AWA」のリアルタイムチャートにて1位を獲得するなど、爆発的な人気を博しました。ロエベについて1846年スペインにて誕生したロエベは、176年以上にわたって世界的なラグジュアリーブランドの一つとして名を連ねてきました。2013年からはジョナサン・アンダーソンによる指揮のもと、新たな章へ。知的かつ遊び心に満ちたファッションと、大胆でいきいきとしたスペインのライフスタイル、レザーにおける類稀な専門性を背景に、クラフトとカルチャーを重んじるブランドとして存在感を示しています。お問い合わせ:ロエベ ジャパン クライアントサービス電話:03-6215-6116
2023年06月21日初めてのフルアルバム「Unlock My World」で約1年ぶりにカムバックしたfromis_9。2023年6月5日に韓国「YES 24LIVE HALL」で行われたメディアショーケースの様子を紹介します。サマークイーンが1年ぶりのカムバック!【ペンになってもいいですか!?】vol. 182fromis_9がデビュー5年にして初のフルアルバム『Unlock My World』をリリースした。fromis_9といえば昨年6月にリリースしたMini Album「from our Memento Box」では韓国音楽番組5冠を達成し、韓国の新たなサマークイーンとして君臨しつつある。そんな彼女たちが約1年ぶりに、再び夏にカムバック。アルバムタイトル『Unlock My World』は「自分の世界をロック解除して、より広い世界に進みたい」というメッセージが込められているそう。ROH JI SUNJI SUN理想的な姿を切り捨てて、堂々と自分の姿で世界に向かって進みたいという私たちの勇気と意志が込められています。アルバムにはタイトル曲を含めて計10曲が収録。タイトル曲の「#menow」は、感覚的な洗練されたメロディ、メンバーの力強いボーカルが耳に染み渡る曲。JI SUN『全部私だよ。このままでいい』という歌詞には自分に対する自信が込められています。豊かなボーカルと中毒性の強いサビが魅力。SONG HA YOUNGJI SUNが歌詞を解説すると、ダンスについてはHA YOUNGが腕をウェイブする動きを、CHAE YOUNGは親指と小指だけを開いた状態の手を上下にひっくり返してドアの開閉を表現する動きをしてみせた。サウンドについてはNA GYUNGが、LEE NA GYUNGNA GYUNG一度聴いたらずっと耳に残る聴きやすいメロディがいいと、たくさんの方に言われました。私たちの本音が込められた歌詞もしっかり伝わる曲になっています。リスナーのみなさんの没入感を高めて私たちの物語に共感していただく助けになっています。と、自信を覗かせた。初めてのアルバムということで、アルバム制作について尋ねられると、SAEROM1stアルバムなので、いい曲をお届けしたいという気持ちでいっぱいでした。メンバーみんなでたくさん話し合って、しっかり準備をしました。LEE SAE ROMアルバムにはユニット曲が4曲収録。メンバーも作詞作曲に参加している。SEO YEONいろんなジャンルにチャレンジしながら、いろんな音楽をお届けしたいと思って、本当にがんばりました。四季のようにさまざまな雰囲気と感性を感じることができると思います。ユニット曲にもたくさん期待していただければと思います。とSEO YEONも笑顔で期待を煽った。CHAE YOUNGはアルバムを制作する過程でメンバー同士でよく話し合ったと当時を振り返る。CHAE YOUNG私もメンバーも、自分のことを振り返る時間をたくさん持ちました。正直な気持ちもよく話し合いました。会話をする時間を増やしたことで、チームワークや絆が深まる時間が持てたと思います。本音をさらけ出す勇気も持てたと思いますし、このアルバムを制作するすべてのプロセスが成長に繋がったと思います。LEE CHAE YOUNG昨年は音楽番組で5冠を達成、たくさんのファンに愛されていることを実感した。それだけに今回のアルバムでもいい成績が期待されるが、SEO YEONは、まずはアルバムに込められたメッセージが届くことを願った。SEO YEONみなさん、本当の自分自身というものについて一度は悩んだことがあると思います。私たちもどんな姿を見せればみなさんにもっと近づくことができるのか、いい音楽を届けることができるのか、いろいろ考えてみました。『Unlock My World』は、私たちが苦労して見つけた、その答えです。私たちの本当の気持ちを余すところなく込めたアルバムなので、 私たちの歌を聴いて勇気をもらってしいです。LEE SEO YEONこのアルバムではHYBEのパン・シヒョク統括プロデューサーが「Bring It On」という楽曲を提供したことでも話題に。NA GYUNG初めて聴いた時、今まで私たちがやったことがない曲だと感じたので、素敵に歌いこなしたいと思ってがんばりました。JI SUNパンさんが私たちのことを考えながら曲をプレゼントしてくださったと聞きました。初めて曲を聴いた時はいつもと違う感じがするなと思いながらも、私たちの幅を広げられる、うまくできるスタイルだと思ってがんばりました。BAEK JI HEON彼女たちにとって新たな挑戦だったよう。また、アルバムを制作しながらチームワークが強くなったと感じたのはいつだったのか尋ねられると、JI WONミュージックビデオで道路を疾走するシーンを撮影していた時。メンバーと一緒に走っていた時、みんなの笑い声が聴こえてきて、楽しく撮影できました。今でもその時のことを思い出すんですけど、本当に私たち仲がいいなと感じました。とエピソードを明かした。また、アルバムを制作する中でJI HEONは、JI HEONメンバーといろんな会話をしました。ごはんも一緒にたくさん食べに行き、会話の場をたくさん設けました。練習をしながら、みんなで一緒に座って今回のアルバムをどういうふうに作ろう、どういうふうに表現しよう、どんな表情をしよう、この歌詞はどうしよう、といった感じで会話を交わして、私たちもさらに成長して、もう一段階グレードアップしたグループになったと思います。とfromis_9というグループの絆の強さを強調した。PARK JI WON「新しいドアを開けて前に進む」という歌詞と振り付けが印象的なタイトル曲「#menow」にちなみ、最後にはリーダーのSAE ROMからメッセージも。SAE ROMすべての花は咲く時期が違いますが、fromis_9の花が咲くのは今だと思っています。今回の1stアルバム『Unlock My World』は、本当に心血を注いで準備しました。私たちの正直な気持ちと、新しいドアを開いて前に進むんだという気持ちが多くの方に届くことを願っています。K-POP第四世代を代表するガールズグループとなったfromis_9がこの夏、素直になる勇気を届けてくれるかもしれない。(P)&(C) PLEDIS Entertainment取材・文 尹 秀姫
2023年06月09日BTSからNewJeansまで名だたる人気グループを擁するHYBEの傘下で、ZICOが立ち上げたKOZ ENTERTAINMENT。その第一弾グループとしてBOYNEXTDOORがいよいよデビューを飾った。同日、ソウルで開催されたメディアショーケースでの模様をレポート!HYBEの末っ子で、KOZ ENTERTAINMENTから誕生する初めてのグループ左からWOONHAK、RIWOO、JAEHYUN、SUNGHO、LEEHAN、TAESAN【ペンになってもいいですか!?】vol. 181BOYNEXTDOORはHYBEとKOZ ENTERTAINMENTがタッグを組んで初めて披露するグループ。グローバルシーンで活躍するグループを多数抱えるHYBEと、個性あふれる音楽で愛されるKOZとの出会いによって誕生したこのグループは、デビュー前から注目度も抜群。メディアショーケースでは国内のマスコミのみならず、海外のメディアもリモートで参加し、質問を投げかけた。写真撮影から始まったメディアショーケースでの6人は、緊張しつつ笑顔を見せる余裕も。デビューシングル『WHO!』収録曲全てのパフォーマンス初披露においては新人らしからぬ落ち着いたアティテュードと表情演技を見せ、早くもステージへの期待を抱かせるには十分だった。「But I Like You」のパフォーマンスデビュー前から「But I Like You」、「One and Only」のMVが公開され、注目を集めていたBOYNEXTDOOR。5月30日にリリースしたデビューシングル『WHO!』は3曲ともにタイトル曲というトリプル・タイトル仕様。3曲のMVは“恋”がテーマになっていて、「But I Like You」では、メンバーたちが恋に落ちた相手にまつわるストーリーがそれぞれにつづられ、初々しい片思いのときめきが感じられる映像となっている。「One and Only」では告白する前にメンバーたちがカッコよく見せようとする姿を表現しているのだが、「僕は最高だ!」と叫ぶメンバーたちのかわいい姿が収められている。そして「Serenade」はこれから告白しに行くという少年たちの初々しいセレナーデ(小夜曲・恋人のために窓辺で歌う恋の歌)をロングテイク技法で撮影したそう。「One and Only」のパフォーマンス「Serenade」のパフォーマンス質疑応答では、まずはデビューした感想を聞かれた6人。「全世界のみなさまに僕の声を届けられることになり、感慨深い気持ちです。カッコいいチームと思っていただけるようにがんばって活動します」(WONNHAK)、「みなさんにいい姿をお見せしたくて、メンバー全員、一生懸命準備しました。これからも期待を超える実力をお見せできるチームになるようがんばります」(RIWOO)、「デビューすることになり、感謝しています。いつもファンの方々のそばに。 いつも一緒に居られるグループになりたいです。いつもいい音楽を聞かせるグループになります」(JAEHYUN)、「僕はKOZに入社して初めて練習生生活を始めましたが、このようにデビューの日を迎えてとても幸せです。 僕たちの音楽を早く聴いてもらいたいという気持ちが大きかったのですが、いよいよ実現できてとても嬉しいです。これから活発に活動します(SUNGHO)、「練習しながら、デビューの日だけを夢見て準備してきました。今日このステージを思いっきり楽しみたいと思います」(LEEHAN)、「長い練習生生活の間、準備してきたことをお見せできてとても胸が騒いで感慨深い気持ちです。これから見せるものが多いチームですので、僕たちなりの魅力をお見せできるようにがんばります」(TAESAN)と、マイクをしっかり両手で握りしめながら感想と抱負を語った。BOYNEXTDOORというちょっと変わったグループ名については、「BOYNEXTDOORは、文字どおり“隣の少年”という意味です」とSUNGHO。「日常的な話を、僕たちならではの表現でストレートに表現するグループです。僕たち全員、華やかさより気楽な姿が似合うグループなのに、いざ周りを見回すとなかなか見つからない、そんな素敵な姿をお届けしたいと思います」と続けた。LEEHANも、「初めてグループ名を聞いた時、メンバー全員、僕たちのことを一番よく表現した名前だと感じました。友だちみたいに自然な雰囲気が感じられるようにがんばります」と語った。さらに、JAEHYUNも「BOYNEXTDOORの音楽には普段の生活でよく使うジェスチャーと表情、しゃべり方を盛り込んでいます。そんなところもBOYNEXTDOORというグループ名とぴったりだと思います」とグループ名を気に入っている様子が伺えた。BOYNEXTDOORはKOZ ENTERTAINMENTにとっては初めてのグループであり、HYBEとしては末っ子にあたるグループ。そういう意味でプレッシャーも大きかったのではないかと問われて、LEEHANは「僕たちにたくさん興味を持っていただけて、感謝の気持ちが一番大きいです。さすがHYBEの末っ子だ、KOZのグループは一味違うと言われるように、一生懸命がんばります」ときっぱり。TAESANも、「たくさんの先輩方が作ってくださった環境の下でデビューしました。こうして責任感を持って良い音楽をお届けできるグループになりたいです」と決意を新たにした。「KOZはキングオブジャングルという意味」と語りだしたのはWONNHAK。「その名にふさわしく、いい音楽を お届けできるように僕たちもがんばりたいと思います」と笑顔を見せた。続いては、デビューシングルに収録されている楽曲を1曲ずつ解説してくれた。1曲目「But I Like You」についてSUNGHOは、「ガイド音源を聞いた時、爽やかでありつつ感情を告白するようなサウンドが独特でした。初めて聞いた時、すぐにパフォーマンスと歌詞のイメージが思い描けるような、最初から色が感じられる曲でした」と振り返る。また、この曲はTAESAN、JAEHYUN、WONNHAKが作詞・作曲に参加した曲だそう。「メンバーたちそれぞれ性格に合ったジェスチャーで、歌詞を詳細に表現しました」と、曲制作に携わったTAESANが紹介してくれた。2曲目「One and Only」は「ドアの小道具を使ってパフォーマンスします」とRIWOO。「ドアを揺らすとメンバーたちが出てくる振り付けがあるんですよ」と語った一方で、JAEHYUNは「この曲を初めて聴いた時、間違いなくダンスがかっこよく作られるだろうと思いました。この曲をメディアコンテンツにしたとき、一緒に踊ってもらえると思いました。今は音楽を耳だけで消費する時代ではなく、目でも一緒に楽しむ時代だと思うので、『One and Only』はたくさんの人に愛されると思いました」と、パフォーマンスでも楽しめる曲であることを強調した。3曲目の「Serenade」は、ボーカルにもっとも力を入れた曲だそう。「好きな人に気持ちを告白する内容ですので、歌を聴いただけでもそのときめく感情をよく感じられるように録音しました」とSUNGHO。そしてWONNHAKが「この曲は僕とTAESANさん、JAEHYUNさんが作詞に参加しました。この曲を聴いて初めて思ったのは、歌詞が本当に重要な曲だということ。なので、この歌詞の中でメンバーの実際の話し方などを反映しようとがんばりました」と語ったように、歌詞への思い入れが強い曲でもあるそう。デビューシングルの3曲に共通するのは、聴きやすいイージーリスニング系の音楽であること。これにはメンバーの意見が反映されているのだとか。「アルバムの全体をプロデュースしてくださったPop Timeさんは、僕たちが好きな音楽スタイルをたくさん反映してくださいました。僕たちの音楽は、サウンドは聴きやすいですが、パフォーマンスは面白いポイントがたくさんあります。そういうところが僕たちが一番うまくできる音楽だと思います」とSUNGHO。JAEHYUNは、「僕たちは聴きやすい音楽をベースに、目で見ても楽しめる音楽を追求しています。視覚的な要素をどうすればうまく表現できるか、常に考えながら曲作りに励みました。悩みながら作った曲なので、いろんな方に(ダンスを)真似していただければうれしいです」と、振り付けチャレンジを期待する声も。TAESANは「メンバー全員、みなさんが楽しく踊って共感してくださる音楽をやっていきたいという気持ちが大きかったです。なので、いつか今この時期を振り返った時、みなさんが僕たちの音楽を思い出してくれてくださればうれしいです」と、展望を語った。パフォーマンスについては、パフォーマンス・ディレクターと意見を交わしながら最終的な振り付けを完成させたそうだが、「振り付けの試案を自分たちで直接撮影しました」とRIWOO。「この振り付けが本当にこのグループに合うのか、僕たちが踊った時にどんな感じになるのかはやってみなければわからないので、自分たちで試案を踊って、撮影してみました。そうすることで、それぞれの性格に合った動きを自然と取り入れることができたと思います」とLEEHANもパフォーマンスへの自信を覗かせた。レコーディングでは、JAEHYUNのある行動がプロデューサーのPop Timeに「怖い」と言われたそう。「僕は、1つのパートを録音するたびに6~7個くらいの方法を考えて提案したんですよ。そしたらPop Timeさんに、JAEHYUNとレコーディングするのが怖いと言われました(笑)。でも僕だけじゃなく、メンバー全員、音楽に対して本当に真剣なので、みんな一生懸命でした」とJAEHYUN。また、タイトルに関するこんなビハインドも。「デビュー曲の『But I Like You』の韓国語タイトル『돌아버리겠다(おかしくなりそう)』はTAESANさんのアイデアでした。まだ歌詞がなかった頃、この6文字の韓国語を埋めるためにプロデューサーさんから『何でもいいから書いてみて』と言われたのですが、その時にTAESANさんが180個ぐらいアイディアを書いて、メンバーも100個以上書いたんですけど、TAESANさんが書いた『돌아버리겠다』が選ばれました」(RIWOO)。そのTAESANは、シングルの3曲すべてのイントロを担当したそう。「でも、ラップのたった4フレーズをレコーディングするのに9時間かかったことがあります。RIWOOさんは1つのパートに30分以上かかったことがなくて、スタッフの方がみんな喜んでいました」と語って笑いを誘った。デビューシングル収録曲3曲すべてMV撮影をアメリカのロサンゼルスでオールロケで撮影したことも新人としては異例。WONNHAKいわく、「『One and Only』のMVの最後の部分で、ダンサーのみなさんと一緒に雨に打たれながら踊るシーンがあるんですが、そのシーンが印象的でしたし、楽しかったです。MV撮影が終わった後も、ずっと記憶に残っています」だそう。またJAEHYUNは「『Serenade』のMVを撮っている時、ロングテイクでの撮影を初めて経験しました。難しかったですが、楽しかったです。ロサンゼルスの道端で、カメラを追いながら歌うシーンがありました。少し曇っていたんですけど、僕のパートになるとロサンゼルスの眩しい日差しが僕を照らして、本当にきれいに撮ることができました」と晴れ男ぶりをアピール。待望のデビューを飾った今、目標としていることはという質問に、新人賞と答えたSUNGHO。「メンバー全員が同じように言っている目標が新人賞です。やはり生涯一度しかもらえない新人賞を獲得したいです」という一方で、WONNHAKは「僕たちの曲が音源サイトの年間チャートに入ったら、と思います。 2023年を席巻した音楽として残ってほしいです」、RIWOOは「BOYNEXTDOORは聴く楽しさ、見る楽しさのある音楽を追求するグループですので、動画プラットフォームで人気急上昇動画1位になりたいです」、LEEHANは「僕にはささやかな目標があります。ファンのみなさんが僕たちの写真をスマホの壁紙にしていただけたら嬉しいです。スマホに僕たちの写真があれば、ファンのみなさんの愛を肌で感じられるんじゃないかと思います」と、それぞれ心に掲げた目標を語った。質疑応答――日本でもデビューをお祝いしているファンがたくさんいらっしゃいます。日本も含めて海外ではどのような活動をしていきたいですか?LEEHAN海外のファンの皆様にも直接ステージを見ていただきたいです。ステージで僕たちのエネルギーと自然な魅力姿をたくさん見てもらいたいです。海外のファンの皆さんとも早く会えるように、これからよりがんばって活動していきたいです。LEEHAN――デビューシングルの「But I Like You」と「Serenade」の楽曲制作に携わったそうですが、何からインスピレーションを受けたのでしょうか?JAEHYUN僕は「Serenade」の作詞に参加したのですが、父が母にプロポーズした時の話を参考にしました。「僕の本音は、この街ではみんなが知っている」というパートがあります。これは父が母の家の前で毎日好きだと告白していたという話を聞いてインスピレーションを受けて、それを歌詞にしてみました。JAEHYUNTAESAN僕は思い出を保存することが好きです。写真や画像を保存するのが好きなんですね。曲作りには、僕の感情を飾らず書くようにしています。後で曲を聴いた時、こんな気持ちでこの曲を書いたなと思ったりします。でも今回のデビューシングルは、この曲にどんな感情を込めて、どんな話を書いたらみなさんに共感してもらえるか、ということに注力しました。そして音楽制作は僕にとってストレスではなく、自分が好きな趣味でもあるので、今回の曲作りの作業も楽しかったです。TAESANWONNHAK僕は曲を書きはじめた頃から目標がはっきりしていました。僕が書いた曲をたくさんの方が共感してくださったらいいなと思いながら曲を書いていました。今回のシングルも、そんな思いで曲作りに集中しました。WOONHAK――イージーリスニングを選んだ理由は?また、デビューシングルをトリプルタイトルにしたことの意味は何ですか?TAESANイージーリスニングを中心に僕たちのデビューシングルを作ったのは、このシングルを作る時、メンバー一人ひとりの意見と、それぞれの好みを集めたからです。ZICOプロデューサーも僕たちの意見を尊重してくれて、このような形でデビューすることになりました。トリプルタイトルという形になったのは、実はこの3曲はストーリーがつながっているんですよ。1曲目で恋に落ちて、カッコよくなって、告白する前、そのストーリーに沿って音楽を聴いていただきたいと思って、トリプルタイトルという形になりました。そんなところに注目していただければと嬉しいです。――パフォーマンスについて、みなさんはシンクロダンスというよりはメンバーの個性あふれるダンスが目立ちました。メンバーたちの意見が反映された具体的な振り付けがあれば教えてください。シンクロダンスは角度まで合わせて練習するそうですが、BOYNEXTDOORはどういう風に練習していますか?RIWOOメンバーそれぞれの好みと意見が反映されたシングルなので、振り付けにおいてもそういったところを生かすことを念頭に、メンバー全員とディレクティングチームのみなさんと一緒に振り付けを作りました。なので、シンクロダンスの割合は振り付け全体に影響するほどではない分量になったのですが、振りを合わせなければならないところはディテールにこだわって、調整して作りました。RIWOOJAEHYUNRIWOOさんの言葉に付け加えると、僕たちはいつも振り付けの練習をする時、1つの木になろうという考えを持ってやります。呼吸を合わせて一つのダンスを見せるのが一つの根っこを持つ木であるとするならば、その根っこから伸びているのが枝だと思います。その根っこをもって、枝を伸ばしていくという形で練習をしました。ポイントダンスとしては、「Serenade」でRIWOOさんが自分のパートで僕たちとは違うダンスを披露するところがあるんですよ。そこは、RIWOOさんの動きをスタッフのみなさんが気に入ってくれて、そのまま振り付けに反映されました。LEEHAN振り付けにおいても、僕たちのグループの強みがあります。メンバーたちのダンスのスタイルはそれぞれ違いますが、1つになった時、調和して美しい振り付けになるというのが僕たちの強みだと思います。――BOYNEXTDOORはKOZ ENTERTAINMENTからデビューするグループですが、初めて練習生を経験した方が多いと思います。どういう経緯でKOZ ENTERTAINMENTに所属することになったのでしょうか?初めてのグループとしてのプレッシャーはありましたか?(プロデューサーの)ZICOさんからのコメントはありましたか?JAEHYUN僕は、自分1人で曲を作っていた時代がありました。そんな時、KOZ ENTERTAINMENTから僕の曲を聴かせてほしいと声をかけられました。その時にZICOプロデューサーから、グループとして活動をする魅力、そして今後音楽人として成長するためのいろんなアドバイスをしていただきました。その言葉で、僕は「この会社なら、いい人たちと、いい環境の下で自分がやりたい音楽活動ができる」という確信を持てました。僕たちBOYNEXTDOORがKOZ ENTERTAINMENTの新人として、たくさんの方の興味を集めていることについてとてもありがたく思っています。SUNGHO先ほども言ったように、僕はKOZ ENTERTAINMENTが初めて入社した会社です。初めて歌手という夢を持ったきっかけは、中学3年生の時でした。好きなことをして生きていきたいと思ってじっくり考えたところ、歌も好きだし、ステージに上がるのも好きだし、観客と意思疎通するのも好きなので、自然と歌手になりたいという夢を持つようになりました。多くの方がKOZ ENTERTAINMENTから初めてデビューするグループということでたくさんの関心を寄せていただいていると思いますが、興味を持っていただくだけで本当に感謝しています。みなさんの期待に応えられるようにがんばりたいです。SUNGHO――ZICOさんからのアドバイスはありましたか?TAESANZICOプロデューサーはいつも僕たちに個性が大事だと強調しています。メンバー一人一人の個性が強いというのもよくご存知なので、その個性をグループとしてよく調和する方法を教えてくださいました。ZICOプロデューサーは僕たちBOYNEXTDOORのことを本気で考えてくださって、たくさんサポートしてくれています。WONNHAKこの現場にはいらっしゃらないですが、ZICOプロデューサーは楽曲制作をする時、レコーディングする時、音楽に対する姿勢や、楽曲制作する過程を見て、たくさん学ばせてもらいました。そのアティテュードを見てたくさん刺激を受けて、僕もがんばろうと思いました。JAEHYUNZICOプロデューサーは何かをアドバイスするというより、言葉より行動で示す方だと思います。WONNHAさんが言ったように、音楽に対する姿勢とか、いろんな姿において、どのように人を引っ張っていくべきなのか、どう音楽に接していくべきなのかを示してくださいました。――“ZICOさんが作ったグループ”、“HYBEの末っ子”と呼ばれていますが、言われたい言葉はありますか?BOYNEXTDOORならではの魅力は何だと思いますか?TAESANデビューする前からこのように大きな注目を集めた中でデビューすることができて、本当に光栄に思っています。僕たちも責任感を持って、より努力するグループになります。言われたい言葉は、メンバーたちもよく言っていることですが、デビューシングルの曲のタイトルにもあるように、“One and Only”、唯一無二のグループになりたいです。先ほども僕が言ったように、今この時期を後から振り返った時、僕たちの音楽が思い出されたらいいなと思います。一言で言えば、みなさんにとっての青春というイメージですね。そしてBOYNEXTDOORというグループは、日常において共感できることを音楽にするグループです。ステージ内外でたくさんのコンテンツが準備されていますので、そういった点も楽しみいただければと思います。JAEHYUN僕は“ファンと共に成長するグループ”と言われたいです。そしてTAESANさんが言ったように、ステージ内外でたくさんのコンテンツを準備していて、お見せしたいこともたくさんありますので、これからたくさん応援してください。©KOZ Entertainment. All Rights Reserved.取材、文・尹 秀姫
2023年06月07日Stray Kidsが、6月2日(金) にリリースする韓国3rdアルバム『★★★★★ (5-STAR)』の先行予約注文数が5月30日(火) 時点で493万枚を突破。K-POP史上最多のアルバム予約注文数を記録し話題となっている。『★★★★★ (5-STAR)』には、メンバーが作詞作曲を手がけた楽曲を収録。YouTubeに公開されているティザー映像からは、Stray Kidsの特別で変わった個性をふんだんに詰め込んだ、まさに“5つ星”のアルバムであることを期待させる。なおタイトル曲「S-Class」とアルバムは、6月2日(金) 13時に配信がスタートする。Stray Kids『★★★★★ (5-STAR)』ティザー映像Stray Kids「S-Class」MVティザー映像 #1Stray Kids「S-Class」MVティザー映像 #2<リリース情報>Stray Kids 韓国3rdアルバム『★★★★★ (5-STAR)』6月2日(金) 13時 配信リリース関連リンクStray Kids オフィシャルサイト: Kids 日本公式Twitter: Kids 日本公式Instagram: Kids 日本公式TikTok: Kids オフィシャルYouTube: Kids オフィシャルFANCLUB:
2023年05月31日ENHYPENが2023年5月23日、4枚目のミニアルバム『DARK BLOOD』をリリース。同日、アルバムリリースを記念してメディアショーケースを開催した。ショーケースの様子を詳細レポします。『DARK BLOOD』でヴァンパイアコンセプトが結実!【ペンになってもいいですか!?】vol. 1802022年7月に3thミニアルバム『MANIFESTO : DAY 1』を発売してから、実に10か月ぶりのカムバックとなる。そのせいかメンバーもほんの少し緊張を覗かせながらも、ショーケースに臨んだ。まず行われたフォトセッションでは、メンバーそれぞれ今回のアルバムを象徴するものとして、首筋に指を2本当てたポーズを見せたり、会見の合間にポイントダンスを踊ってみせたり、アルバムを貫く“ヴァンパイア”というコンセプトをENHYPENなりに表現してみせた。タイトル曲「Bite Me」のパフォーマンス初披露では、念願だったワールドツアーを経験した彼らの成長ぶりも伺わせた。また、今回のレコーディングではHEESEUNGがディレクションを担当し、NI-KIが「Bite Me」の振り付け製作に参加するなど、クリエイティブ面においても成長著しい彼ら。最新アルバム『DARK BLOOD』の制作秘話とエピソードを語った。−−デビュー以降、一番長い空白期間でした。その間、どのように過ごしていましたか?JUNGWONデビューして初めてワールドツアーを開催しましたし、いろんな授賞式にも招待されて、本当に有意義な1年となりました。音楽番組だけでなく、海外のファッションウィークにも招待されて、ENGENE(ファンの総称)のみなさんに会って…。本当にたくさんの活動をした2022年でした。個人的には、練習生の時から夢見ていたワールドツアーができるようになって本当に嬉しかったです。JUNGWONJAY僕たちが初めてワールドツアーを経験して、ステージに臨む姿勢、パフォーマンス、ステージ、マナーなど、いろんな方面で成長することができたように感じます。第四世代K-POPグループとしては初めてドームで単独コンサートを開催したことも、新しい目標に向かうための次のステップに向けて大きな原動力となりました。−−アルバム『DARK BLOOD』についてご紹介ください。SUNGHOON『DARK BLOOD』はつながりの大切さを描いたアルバムです。ここにはENHYPENとENGENEのつながり、その関係の大切さも含まれています。ストーリーとしては、少年が運命の相手である君と再開して、君のための犠牲の物語を描いたアルバムですが、少年と運命の相手をつなげるその媒介として“血”という素材を活かしました。わかりやすい恋の物語だと言えると思います。HEESEUNGHEESEUNGヴァンパイアと狼少年が展開する恋と最後の戦いを描いたHYBEオリジナルストーリー「黒の月: 月の祭壇」ともつながっています。傲慢、呪い、運命というキーワードで「Bite Me」という曲を発表しました。また違う楽しさを感じられると思いますので、その点に注目していただければと思います。−−アルバムに込められた意味も特別だと聞きました。ファンの大切さ、そしてファンに対するENHYPENへの感謝の気持ちを伝えるという意味が込められているそうですが、みなさんはどういう時にファンのみなさんに一番感謝して、その大切さを感じていますか?SUNOO僕はすべての瞬間にENGENEのみなさんに感謝の気持ちを感じています。僕たちのコンテンツを全部見てくださるし、褒めてくださるし、僕たちのステージを見るためにどこにでも来てくださるので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ENGENEのみなさんがいなければ僕たちは成り立たないので、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。ENGENE大好きです!JAYJAY僕も、いつもENGENEに感謝していますし、力強さを感じていますが、特にENGENEのみなさんでいっぱいの会場を見るとENGENEのみなさんの大切さと感謝の気持ちを一層を感じます。 みなさんでいっぱいの会場で公演するたびに、自信もつきます。−−タイトル曲「Bite Me」はどんな曲ですか?SUNGHOON今回のタイトル曲は、忘れていた運命の相手と再会した少年が、運命を自覚した後、運命の相手である君に僕をもう一度噛んでほしいという気持ちを表現したものです。ミニマルな雰囲気の曲は初めてだったので、僕たちにとっても本当に新しい経験であり、挑戦でした。HEESEUNG「Bite Me」を初めて聴いた時は、少し聴き慣れない感じがしました。レコーディングではいろいろな角度からアプローチしてみましたし、メンバーの特性を最大限に引き出すための方法を探すということで、僕がレコーディングディレクターとして参加することになりました。結果的に僕のアイディアが採用されて、僕たちにより似合う曲に仕上がったような気がします。本当に満足していますし、メンバーのみんなも満足に思っているようなので、本当に幸いです。努力した分だけいい曲になったと思うので、嬉しいです。JAKENI-KIこの曲を初めて聴いた時、僕はすごくいいと思いました。この曲で早く活動したいなと思いましたし、どうすればこの曲の雰囲気やコンセプトをうまく活かせるか、すごく悩んだんですが、ヴァンパイアの要素が入っているので映画の「トワイライト・サーガ」を観ながら研究して、僕が感じた 感情を思い浮かべながらレコーディングに臨みましたし、ミュージックビデオもそういった感情を思い浮かべながら撮影しました。−−アルバム『DARK BOOLD』には“FULL”、“HALF”、“NEW”の3つのコンセプトが存在し、それぞれ異なるビジュアル、異なる魅力を見せてくれています。一番好きなコンセプトは?SUNOO僕は、“HALF”が一番気に入っています。 僕は個人的に新しい挑戦が好きなんですけど、撮影する時に水の中に潜りながら撮影するということを初めてやってみたので、今回の撮影は本当に楽しかったです。実際、仕上がった写真も本当に満足できて、一番気に入っています。JUNGWON僕は“FULL”バージョンが好きです。“FULL”にはヴァンパイアのギミックがたくさん詰め込まれていて、鏡とか棺とか、ヴァンパイアらしい要素がたくさん入っています。それに“FULL”バージョンの撮影で僕は初めてヘアピースをつけてみたんですけど、思っていたよりよく似合っていた気がするので、個人的に気に入っています。−−今回のパフォーマンスはどのように作られたのでしょうか?NI-KI「Bite Me」の振り付けの制作に参加した僕からお話ししたいと思います。ワールドツアーの途中で「Bite Me」のデモをもらったんですが、聴いてすぐ、僕が作った振り付けで踊れたらいいなと思いました。それでホテルの部屋で振り付けを作って、韓国に帰ってから練習室で動画を撮ったんですけど、幸い僕のスタイルを盛り込んだ振り付けが選ばれてうれしかったです。HEESEUNGすべての動きがダンスになっている前回のタイトル曲「Future Perfect (Pass the MIC)」に比べたら、この「Bite Me」という曲は体力的には余裕のある曲なので、練習する時も表情演技やアティテュード的な部分に集中しました。個人的には俳優さんの作品を見ながら、表情をどのようにしたほうがいいかということを考えながら練習しました。それが僕としては振り付けの練習よりもっと難しかったですが、うまく表現できるようにがんばりました。−−「Bite Me」のポイントダンスを教えてください。HEESEUNGこの振り付けはENGENEのみなさんも真似しやすいと思います。首を噛まれるところを連想させる動作が特徴ですが、2か所ポイントとなるところがあって、それぞれ“Bite Meダンス”、“Come hereダンス”と名付けました。2本の指で首を左右ポンポンと押した後、噛まれたような動作をするところがポイントです。−−ミュージックビデオはソン・ミンギュ監督と共にポーランドでオールロケーションで撮影されたと聞いています。SUNGHOONSUNGHOONミュージックビデオを海外オールロケで撮影したのは初めてでした。ポーランドのあるお城で撮影しましたが、行ってみるとまるでゲームのような、昔の映画のような感じがしました。背景と僕たちのパフォーマンス、衣装がぴったり合っていて、本当に見応え充分なミュージックビデオができ上がったと思います。JAY僕はミュージックビデオで馬に乗るシーンを撮りましたが、トレーナーの方のおかげで馬に愛着が湧いて、今すごく会いたいです(笑)。−−タイトル曲以外で、今回のアルバムでメンバーたちが一番好きな収録曲は?JAKEタイトル曲ももちろんいいですが、収録曲の「Bills」もいい曲です。この曲は失ってしまった恋への後悔と苦しみを請求書にたとえた曲です。僕が幼い頃からよく聴いていたような雰囲気の曲なので、個人的には本当に気に入っています。僕の好みをよりうまくお見せできるようにがんばりました。実は、この曲は最初からカップリング曲として決まっていたわけではないんですよ。パン・シヒョクPDがレコーディングしたものを聴いて、レコーディングがうまくできたと褒めてくださって、カップリング曲になりました。ステージでも「Bills」をお届けできて本当にうれしいです。JAY僕は最後のトラックである「Karma」が好きです。爽やかなサウンドが魅力的なパンク・ヒップホップの曲です。前世から続く運命であることを忘れないで、というストレートなテーマを持つ曲で、公演する時にファンのみなさんと一緒に歌えたら幸せだなと思える曲です。−−今回のアルバムで特にこれだけは一番だと自信を持っている部分は?JUNGWON僕は、コンセプトとパフォーマンスを挙げたいと思います。たくさんの方々がENHYPENと言って思い浮かべてくださるのがダークな雰囲気だと思います。これがENHYPENならではのグループのカラーだと思います。半年間ワールドツアーをしながらメンバー全員、パフォーマンス的にも、ステージにおけるアティチュードも、体力的にもすごく成長したので、今回のアルバムで成長した姿をお見せすることができると思います。ぜひ楽しみにしていてください。JAY僕は、ENHYPENのキーワードと言えば“欲”なのではないかなと思います。 僕たちのグループは7人のメンバー全員がパフォーマンス、ステージ、音楽、そしてそれ以外にもENGINEのみなさんを代表するENHYPENとして行うすべてのことに対して“欲”を持って貪欲に、妥協せずに研究してきたので、“欲”というキーワードが僕たちにとって大きな原動力ですし、僕たちを言い表せる単語ではないかなと思います。−−今回の活動で叶えたい目標は?SUNGHOON今回の活動を通じて、僕たちのグループがそのグループと比べて確実に差別化できるポイントがあるということをはっきりお見せしたいです。そしてアーティストとしてもっと成長できる活動したいです。SUNOOSUNOO僕は音源チャートのランキング入りを目指したいです。アルバム『DARK BLOOD』でENGENEのみなさんといい思い出を作ることができると思いますし、この10か月間、本当に一生懸命準備しましたので、目標を達成できるのではないかと思います。JAKE今回の『DARK BLOOD』は本当に全曲はずれなしの素晴らしいアルバムだと自負しています。収録曲も素晴らしいENHYPENとしてたくさんの方に記憶していただければと思います。−−これまで暗示してきたヴァンパイアというコンセプトを今回のカムバックで完全に受け入れていますよね。ヴァンパイアの特徴の中でみなさんが共感したり、似ていると思うところはなんですか?JUNGWON僕たちはデビューから今回のアルバムまで、その都度感じた感情をもとにアルバムのストーリーを紡ぎ続けてきました。大きな筋書きはつながっていますが、このアルバムに込められた要素としてヴァンパイアを用いています。JAKEヴァンパイアは人間の血がエネルギーですよね。僕たちENHYPENはENGENEの みなさんの愛がエネルギー源だという点が似ています。それと、ヴァンパイアは容姿が優れていると描写されることが多いですが、僕たちもビジュアルは悪くはないので、そういったところも似ていると思います。−−昨年始まったワールドツアーと今年、日本で開催したドーム公演を成功させたみなさん、これからの目標と今後海外でやってみたいことを教えてください。NI-KINI-KIアーティストとして成長し続ける姿をENGENEのみなさんにお見せしたいですし、もっと多くの方にENHYPENというグループを広めていきたいです。また、ワールドツアーや合同公演などを通じて、いろんな地域にいらっしゃるENGENEのみなさんに会って、たくさんの思い出を作りたいです。−−ENHYPENはデビュー2年で第四世代K-POPグループとして位置づけられましたが、ここまでたどり着けた原動力は何だと思いますか?HEESEUNGまずは僕たちをそう見てくださってありがとうございます。僕たちの曲の中に、「ひとまず走れ」という歌詞があります。僕はその歌詞がすごく気に入っているのですが、後ろを振り向かず、前に向かってひたすら突き進むという姿勢が、僕たちがここまでたどり着けた原動力になっていると思います。そしてENGENEのみなさんの愛と関心が僕たちにとって大きな力になって、これまで活動ができたと思います。−−ミュージックビデオとコンセプトトレーラーにCM制作の監督が参加されています。こういったコンテンツは今まで撮影していない方ですが、どういった経緯で監督と一緒に撮影することになったのか、またこれまでの撮影と違った点はありましたか?JUNGWON今まで僕たちを撮影してくださった監督さんも本当に素晴らしい方ですが、今回は新しい姿をお見せしたいと思って撮影に臨みました。ミュージックビデオをソン・ミンギュ監督が、コンセプトトレーラーをユ・グァンギン監督が撮影してくださったのですが、このお二人とご一緒したら、もっと新しい雰囲気が出るんじゃないかと思って撮影に臨みました。撮影したものを見ても、雰囲気や撮影のアングルも今までとはまた違う感じが出ていると思います。SUNGHOONトレーラーの撮影では演技やアクションを見せました。そういった演技をするのは初めてで心配していましたが、ユ・グァンギン監督がわかりやすく教えてくださって、うまく撮影できたと思います。−−ハイライトメドレーが公開されて、2000年代初めやレトロな雰囲気を感じられるという反応がありました。今回のアルバムでどんな反応を得たいですか?JUNGWON今回のアルバムは、僕たちが今までリリースしてきたなかでも初めて試みるスタイルのものです。僕たちもレコーディングをしながら、本当に新しい感じを受けましたし、実は難しい部分もあったんですけど、こういったコンセプトも見せることができるということをみなさんに知っていただければと思いますし、どんなコンセプトも表現できると信頼されるグループになりたいと思っています。HEESEUNG今まで次々とアルバムをリリースしてきてメンバーも成長しましたし、収録曲の中でも僕たちのカラーが反映されている曲がどんどん出てきています。アルバムをお聴きになって、もちろん一つ一つはそれぞれスタイルが違うかもしれませんが、最終的に満足できるものに仕上がったので、ENGENのみなさんに喜んでいただけるアルバムになったのではないかと思いますし、好きな曲を見つけていただけると思っています。(P)&(C) BELIFT LAB Inc.取材・文 尹 秀姫
2023年05月25日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「잘 생겼다(チャル センギョッタ)」の意味は?韓国人が日常で使う言葉です。知っておくと韓ドラをみる際に役に立つこと間違いなし!いったい「잘 생겼다(チャル センギョッタ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は...答えは「かっこいい」でした!外見、容姿がかっこいい、ハンサムと言いたい時に使えます!「은우야!진짜 잘 생겼다(ウヌヤ! チンッチャ チャル センギョッタ)訳:ウヌ!本当にかっこいい」あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。 あわせて読みたい🌈“いいね”700万超の大反響!世界中が注目した“コーチェラ”BLACKPINKのパフォーマンスが圧巻!
2023年05月23日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪컴백 정보(コンベック チョンボ)の意味は?推し活をする際に必ず耳にする言葉。知っておくとより一層推し活が楽しくなること間違いなし!いったい「컴백 정보(コンベック チョンボ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「カムバック情報」でした!「カムバック」とはアイドルがアルバムや新曲リリースした際に行う音楽活動!音楽番組やイベントなどでプロモーションやファンとの交流を行います!省略して「カムバ」ということが多いです♪カムバック情報を事前に抑えて推しを全力で応援しましょう。「희망(ヒマン)」の意味は?BTSペンなら覚えておきたい言葉!ポジティブなシーンで使われるあの言葉。特にBTSのメンバーとの関連が強いかも...!? この言葉を知っておけば、より一層推し活が楽しくなること間違いなし!いったい「희망(ヒマン)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「希望」でした!日常で使用することはあまりないですが、ポジティブで素敵な言葉なので覚えていて損はないです♪ちなみに、コンサートでJ-HOPEが韓国で挨拶するときはこのように話しています。「나는 여러분의 hope.여러분은 나의 hope.나는 J~~~~hope!」「ナヌン ヨロブネ ホープ。ヨロブヌン ナエ ホープ。ナヌン ジェーホープ」「私はみなさんのホープ(希望)。みなさんは私のホープ(希望)。私はジェーホープ」「오빠(オッパ)」の意味は?日常で使う言葉!韓国人が日常で使う言葉です。知っておくとオタ活や旅行先で役に立つこと間違いなし!いったい「오빠(オッパ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「お兄さん」でした!女性が親しい年上男性を呼ぶときに「오빠(オッパ)」と言います。上司やお年寄りなど、目上の人や、男性が年上の男性に向かって「오빠(オッパ)」と呼ぶことはありません。また初対面から使うのではなく、親しい間柄になってから使い始めるのがベターです!ただし、年上のアイドルには「오빠(オッパ)」と言っても大丈夫。ぜひ使ってみてくださいね♪「진 오빠(ジンオッパ)訳:ジンお兄さん」「에스굽스 오빠(エスクプスオッパ)訳:エスクプスお兄さん」もちろん、単に「오빠(オッパ)」呼びも大丈夫です!あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。 あわせて読みたい🌈【K-POPファンは要チェック!】「ポゴ シッポ」は好きなアイドルに言って♡推し活に便利な韓国語3選
2023年05月20日韓国発の水びたし音楽フェス「WATERBOMB」が日本上陸!どのようなフェスなのか、韓国音楽事情に詳しいライターの尹さんが解説します。ステージ客席双方向で楽しむ夏の音楽フェス!この夏、韓国からヤバい音楽フェスが日本にやってくる。その名も「WATERBOMB JAPAN 2023」。タイトルどおり、まさにアーティストもフェス参加者も水の砲撃を浴びて、全身びしょ濡れになりながら楽しむ音楽フェスだ。韓国で2015年に始まったこのフェスは、観客同士やアーティストが水鉄砲を撃ち合う“ウォーターファイト”と呼ばれるパフォーマンスや、ステージの周りに設置された40台もの砲台から放出される大量の水を浴びる“ウォーターキャノン”など、ステージの上も下も一様に水びたしになることで一体感が生じる、まさに真夏にピッタリの音楽フェス。しかも、出演陣も毎回豪華。「WATERBOMB」のスタートから名を連ねるZICOやJ.ParkといったK-HIPHOPアーティストをはじめ、これまでEXOのKAIやCL、MAMAMOOのファサなど、そうそうたるアーティストが一堂に会することでも人気。気になる日本の出演者だが、こちらもかなりの人気アーティストが勢揃い。J.Parkはもちろん、ATEEZ、TREASURE、そしてBIGBANGのD-LITE、SUPER JUNIOR-D&E、NICHKHUN & JUN.K(2PM)、さらに日本からはちゃんみなが参戦など、単独コンサートのチケットをゲットするのも難しいアーティストたちがイベントに参加するとあって、チケットはすでに2次発売までソールドアウト(まだ購入は可能!)。「WATERBOMB」が楽しいのは、普段はライブ会場で一方的に見守ることが精一杯の彼らたちと一緒に水を浴びてはしゃぎ、時にはアーティストから水を撃たれて、逆に観客席からステージに向かって水を撃つこともできるということ。また、水を浴びること前提のフェスなので、ステージに登場するアーティストの衣装も「WATERBOMB」仕様。完全にビキニを着て参加する人もいれば、普段どおりのカジュアルルックのまま登場してびしょ濡れになる人もいる。そんなフェスに参加する観客も、水着に大きな水鉄砲といういでたちの人も多く、水に濡れることを前提とした服装で来場する。今回は日本初上陸ということでどんなイベントなのか、どんな準備が必要なのかをレクチャーします!1.前方に行くなら水対策必須、後方は濡れないエリアもアリ会場は100%濡れるエリア、50%濡れるエリア、0%濡れるエリアなどに分けられており、水に濡れる確率が示されている。自分がどの程度濡れてもいいかで行くエリアを決めよう。ちなみに100%濡れるエリアは本当に100%濡れるので要注意。生活防水がついているスマホでも水没すると言われるほどの水量なので、このエリアに行く人は必ずスマホを防水ケースに入れていこう。濡れて困る荷物は、まず会場に持って入らないこと。着替えなどはロッカーに預けよう。また、上からかなりの量の水が降ってくるので、ゴーグルよりもつばのついた帽子のほうが目を守るには適している。せっかく前方にいるのに水で目を痛めてはステージを観ることができない。帽子を忘れた場合は、“ウォーターキャノン”の際に下を向くなどの対処を!2.水に撃たれても怒らない。人に向ける場合、顔はNG!「WATERBOMB」は水に濡れることを楽しむフェス。このフェスで「濡れた!」と怒るのはナンセンスだ。客席上空から降ってくる大量の水だけでなく、アーティストから直接向けられる“ウォーターキャノン”は、むしろごほうび。観客同士の撃ち合いも、このフェスならではのコミュニケーションだ。でも、だからといってどこに撃ってもいいわけではない。ステージに立っているアーティストはもちろん、たとえステージにいる人でなくても、人の顔に向けて撃つのは絶対にNG。おたがいに節度を持って楽しもう。3.どんな格好でもOK!だけど熱中症には気をつけてこれまでの「WATERBOMB」の観客のほとんどは水着が圧倒的に多いけれど、必ずしも水着を着なければいけないというわけでもない。会場には更衣室とロッカーも設置されているので、会場では濡れても平気な服装に着替えて、帰りは違う服に着替えて帰ることができる。7月の開催とあって日本では猛暑が予想される。いくら水を浴びるフェスとはいえ、熱中症には気をつけて、適宜休みながら、飲食しながら、フェスを楽しもう。タイでは今年3月、日本に先駆けて「WATERBOMB BANGKOK」が開催。「水かけ祭り」とも言われるソンクラーン(タイのお正月)と同じタイミングで開催され、こちらも大盛況だった。ZICOをはじめSUNMIやCL、GOT7のYUGYEOMとBamBamなど、人気アーティストがこぞって参加するとあって、韓国からやってくるファンもいたほど。暑いタイでは普段から開放的な服装の人も多く、そんなお国柄のせいか、海外からの来場者たちも水着率高し。みんな笑顔で水を撃ち合い、「WATERBOMB BANGKOK」を楽しんでいた。7月15日、16日の大阪・舞洲スポーツアイランド 空の広場を皮切りに、22、23日には愛知・Aichi Sky Expo 多目的利用地A、29、30日には埼玉・ベルーナドームで、いよいよ日本初の「WATERBOMB JAPAN 2023」が開催される。「WATERBOMB」で、暑い夏を吹き飛ばそう!※写真は2023年のタイ・バンコクでの「WATERBOMB BANGKOK」InformationWATERBOMB JAPAN 2023(ウォーターボムジャパン)【大阪公演】 舞洲スポーツアイランド 空の広場2023年7月15日(土)開場12:00 / 開演 14:00 2023年7月16日(日)開場12:00 / 開演 14:00【名古屋公演】 Aichi Sky Expo 多目的利用地A2023年 7月22日(土)開場12:00 / 開演 14:00 2023年 7月23日(日)開場12:00 / 開演 14:00【東京公演】 ベルーナドーム(埼玉)2023年 7月29日(土)開場12:00 / 開演 14:00 2023年 7月30日(日)開場12:00 / 開演 14:00※各会場ともに1日1公演※開場・開演時間は予定です。変更になる場合がございます。取材・文 尹 秀姫
2023年05月17日ATEEZのワールドツアーアンコール公演「THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL ANCHOR IN JAPAN 」が2023年5月2日、3日に東京・有明アリーナで、5月6日、7日に神戸・ワールド記念ホールで開催された。今回は東京公演2日目の5月3日の模様をレポートします。一緒に歌って!一体感あふれるステージ【ペンになってもいいですか!?】vol. 179オープニングのVCRが終わると、黒いマントをかぶったメンバーが登場。そのマントを脱ぎ捨てると、「HALAZIA」がスタートする。ライブの始まりから重々しくパワフルなパフォーマンスに、客席も熱く呼応。「今日も東京に錨を下ろします」というHONGJOONGの声で挨拶が始まっても、客席の興奮は止まらない。メンバーが思い思いの挨拶をするなか、MINGIは「世の中には二種類の人しかいない。俺か、俺以外か。だから俺だけを見ろよ。愛してる」と一風変わった挨拶で会場を沸かすと、YUNHOも「らーめん、つけめん、MINGIイケメン!」と囃し立てる。JONGHOのハイトーンが響く「Paradigm」に続き、「The Ring」ではMINGIがマイクをクルクル回しながら花道を歩きながらラップし、真っ赤に染まったセンターステージにメンバー全員が立つ姿はこれぞATEEZというケレン味を感じさせる。ATINY(ファンの総称)たちの大きなコールから始まった「HALA HALA」は緩やかなスタートから次第に熱を帯びていき、クライマックスではメンバーが倒れる中、WOOYOUNGだけが意味深な笑顔を浮かべるという劇的なパフォーマンスでライブ序盤を盛り上げた。HONGJOONG白を基調にターコイズのベルベットとオーガンジーを組み合わせた衣装に着替えて現れたATEEZは、「Dazzling Light」でHONGJOONGとMINGIのラップの掛け合いを見せたかと思えば、SANの美しいファルセットから始まる「Mist」ではスタンドマイクで幻想的に歌い上げる。パワフルなパフォーマンスと壮大な演出に目を奪われがちだが、ATEEZの真骨頂はその実力。それをこの2曲でしっかりと証明してみせた。MCではSANから「好き好きしてみせて」とリクエストされたMINGIに、SEONGHWAとYEOSANGも加わり3人でやって見せたりと、大サービス。SANは「僕たちはATINYと共にする瞬間が本当にありがたいですし、幸せな時間なんです。こうやってストレスを発散して!」と言いながらしゃがみパンチをして見せると、なぜか全員でやることになり、メンバー全員でしゃがみパンチをしてストレス発散。「気分転換できる存在がいること自体が大きな力になるじゃないですか」とライブの醍醐味を語った。SEONGHWA「ATINY、僕を抱きしめて」とキスを投げたYEOSANGの言葉で始まった「AURORA(Japanese Ver.)」、囁くようなYEOSANGの低い声から始まる「DIAMOND」、始まりから駆け出したくなる「Limitless」と次第に疾走感を増していく構成でライブを駆け抜けると、ここでWOOYOUNGが足の負傷のために椅子に座ってライブに参加することに。申し訳ないと謝罪するメンバーたちに、会場のATINYたちはあたたかい拍手と歓声で理解を示し、WOOYOUNGを励ました。YUNHO客席のペンライトが宇宙に浮かぶ星のように瞬いて始まった「ILLUSION」では途中で客席に大きな風船が投げ入れられ、センターステージに移動したメンバーたちも風船を客席に返したり、ATINYとのやりとりが楽しい。その勢いのまま始まった「WAVE」はこれからの季節にぴったりのサマーチューン。椅子に座るWOOYOUNGの元へMINGIが駆けて行き一緒にラップし、HONGJOONGも「WOOYOUNG、愛してるよ!」とWOOYOUNGがさびしさを感じさせないように盛り上げる。そんなところにもATEEZのメンバー愛、絆の強さが感じられる。YEOSANG「ではまた出港しましょうか」というHONGJOONGの言葉でセンターステージに戻ると、そこは海の上。「船員ども、位置につけ!」とキャプテンが号令をかけると、荒々しくしぶきをあげる海を往く船の上で「WIN」が始まる。曲中、カウントから始まる激しすぎるパフォーマンスはATEEZにしかなしえないステージ。最後にはHONGJOONGが黒いフラッグを掲げ、ATEEZの存在感を示した。「Horizon」ではサンが白鳥のように舞い踊り、YUNHOが花道を駆けて行き大勢のダンサーに掲げられたまま歌ったり、目を奪うようなパフォーマンスが続く。その勢いのまま、会場が燃え盛るように赤くなり、サバイバル番組「KINGDOM」でも披露した「WONDERLAND (KINGDOM ver.)」へ。このバージョンはドヴォルザークの交響曲第九番「新世界より」をサンプリングしたもので、HONGJOONGの吠えるようなラップからソンファの剣技、JONGHOの気迫溢れる4段高音など、まるで映画を観ているような見どころあふれる圧巻のステージに、曲が終わると万雷の拍手が起きた。SANオールブラックの衣装に着替えて再びステージに登場したATEEZは、「Cyberpunk(Japanewe.Ver)」で椅子を使ったダンスでこれまでの激しいステージから一転して妖艶さを表現。この曲は今回のツアーのために新しく用意していた曲だったが、日本公演では特別に日本語版で歌うことにしたそう。「ATINYはセクシーな服も好き」とSEONGHWAが言うと、SANも「SEONGHWAさんのセクシー見せて!」と煽り、一節を踊ってみせる。そんなSEONGHWAに負けじとHONGJOONGがピースであざとくかわいいポーズをすると、SANは髪をなでつけ、MINGIは黒いキャップをかぶって投げキッスと、ATINYへのアピールが止まらない。MINGIライブはいよいよ終盤へ。「Fireworks(I’mThe One)」、「ROCKY(Boxers Ver.)」、そして「Say My Name」まで、凄まじい運動量でステージを駆け抜ける。「『ROCKY』も『Say My Name』も公演するたびにATINYからエネルギーをもらう感じがします」とSEONGHWA。そして「ATINYのエネルギーが必要です」とHONGJOONGがこのツアーのタイトルにもなっている「BREAK THE WALL」をATINYたちに叫ばせると、本編ラスト「Guerrilla」がスタート。ATINYの声に引き上げられるようにATEEZのパフォーマンスにも熱がこもり、彼らのパフォーマンスにあてられたように会場のATINYの声もさらに大きくなっていき、公演の最後の最後まで全力のステージを見せた。WOOYOUNGアンコールでは「夜間飛行(Japanese.Ver)」を歌い、カジュアルな私服っぽい服でステージに登場。「僕たちが『BREAK THE WALL』ツアーの間いろんなところを回りながら思ったのは感謝の気持ちでした。今日もこうして同じ空間でこの熱気を肌で感じることができて、ありがとうという気持ちでいっぱいです」とSANが言うと、MINGIは「僕たちがどの方向に進むべきかを深く考える時間でもありました。人生でこんな素晴らしい経験をするなんて、今でも胸がいっぱいです」と語った。「公演をすればするほどさらに良いステージにするための考えや悩みも多くなるのですが、僕たちのステージを完璧にしてくれるのはやはりATINYです。これからもよろしくお願いします!」とJONGHOも感謝を表現。YEOSANGは「ATINYたちにもっともっと心からやさしく接したいし、そんな僕たちの気持ちがみなさんにたっぷり伝わった日になっていたらいいなと思います」、HONGJOONGも「いつも言うんですが、みなさんが僕たちの今を作ってくださって、また、ここまで共にしてくれました。僕たちの一番大きな原動力であって、ゆっくり過ごしたい場所はATINYであることを忘れないでください」とATINYを褒め称えた。JONGHO「一緒に歌ってください」というYUNHOの言葉で始まった「Celebrate」は歌の合間にJONGHOがMINGIのお尻を叩いたり、YUNHOが歌いながらSEONGHWAの肩を抱いたり、くだけた雰囲気の中、ATEEZの仲のよさがわかるステージに。途中、メンバーたちが次々とセンターステージへ移動する中、JONGHOが椅子に座るWOOYOUNGに駆け寄り、おんぶして一緒に連れて行く。センターステージで歌われた「From」ではみんな思い思いに会場のATINYたちへ手を降ったり、ハートを作ったり。そしてWOOYOUNGは再びJONGHOに背負われてメインステージへと戻っていった。最後の挨拶では「僕が昨日よりも今日、今日よりも明日、もっと幸せにしてあげるよ。本当に本当に本当に本当に愛してるよ」とMINGIが力強く愛を伝えると、JONGHOは「去年からずっと掲げている目標ですが、ここで一つ目標を約束して締めくくりたいと思います。今年も日本語の勉強を一生懸命して、来年のコンサートの時にはクロージングコメントを自由にしゃべれるようにがんばって勉強してきます!」と宣言。WOOYOUNGは「最後までステージに立てなくて残念です」と言うと、会場からは「大丈夫!」と大きな歓声が返ってきた。そして「あまり深刻ではないので心配しないで。座ってステージにいたのは初めてでしたが、ATEEZのメンバーが本当に頼もしかったです」とメンバーの頼もしさに感動。HONGJOONGは「僕はこの瞬間のために生きて、この瞬間のために残りの時間を過ごしています。僕の人生の理由になってくださってありがとうございます」とあらためて感謝を口にすると、YEOSANGは「ATINYにとって力になるのであればいつでもがんばりたいと思います。これからも僕ら一緒にいましょう」とATINYの健康を願った。SANは「嬉しい時も悲しい時も僕はATINYのそばにいますので、これからもずっと一緒に歩きましょう!」、SEONGHWAは「ATINYがいて僕がいます。僕にとって一番輝く星はみなさんです。いつも大好きだよ」、YUNHOは「いつも僕たちを待ってくださってありがとうございます。たくさんの愛をくださって感謝しています。その気持ちに恩返しできるYUNHOになります」とそれぞれの表現でATINYへの愛を語った。「僕たちの旅を共にしてくださったみなさん、ありがとうございます」とHONGJOONGが最後の挨拶をして、いよいよ最後の曲「The Real(興Ver.)」へ。本編で見せた完璧なパフォーマンスとは対象的に、アンコールらしくATEEZの茶目っ気が大いに発揮され、YUNHOは歌いながら「WOOYOUNGさん、愛してるよ!」と絶叫。曲の終わりにはJONGHOが「WONDERLAND」のSEONGHWAのように剣を構え、最小限の動きで近くにいたダンサーたちを斬り倒していく。最後の最後まで大いに会場を沸かせた彼らは、全員一列になって締めくくり。WOOYOUNGが座っていた椅子をJONGHOとSEONGHWAが片付けるところまで、真のカッコよさを知るATEEZらしさを発揮したコンサートだった。©田中聖太郎写真事務所次ページ>>ATEEZ、東京・有明アリーナ公演の模様はこちら!写真 田中聖太郎写真事務所 取材・文 尹 秀姫
2023年05月09日イタリアのラグジュアリーブランド、ドルチェ&ガッバーナは、K-POP グループ NCT のドヨンを日本と韓国の両国にわたる初のアンバサダーに抜擢しました。Photographer : Junkyung Leeドルチェ&ガッバーナは、次のように表明しています。「グローバルな K-POP のアイコンが、私たちの新しいメンバーとして加わることを発表することができ、大変嬉しく思います。NCT のドヨンは、ドルチェ&ガッバーナの顔として、韓国と日本を代表する存在となります。音楽は常にドルチェ&ガッバーナにとって最大のインスピレーション源であり、私たちのブランド・アイデンティティを表現する非常に表現力の高い手段です。ドヨンの才能は、音楽とファッションの両方で常にユニークなスタイルを生み出してきました。ドルチェ&ガッバーナのアンバサダーとして、彼の芸術性の高さにこれからも期待し続けたいと思います」Photographer : Junkyung Leeアンバサダーに就任したドヨンは、次のようにコメントしています。「ドルチェ&ガッバーナ ファミリーの一員となることに、とても興奮しています。私とブランドの間には、素晴らしい相乗効果を生み出すことができるつながりがあると信じています。私たちが共に創り出すものを楽しみにしていてください」Photographer : Junkyung LeeドヨンはNCT 127で3年連続ミリオンセラーを達成。また NCT からの新生ユニット NCT DoJaeJung でも、卓越したパフォーマンスを見せ続けてくれます。4月17日にファーストアルバム『Perfume』をリリースした NCTDoJaeJung は、アルバムセールスと音楽チャートで首位を独走しています。Photographer : Junkyung Lee#dolcegabbana#ドルチェガッバーナお問合せ先:ドルチェ&ガッバーナ ジャパン電話 : 03-6833-6099www.dolcegabbana.com
2023年05月09日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「예쁘다(イェップダ)」の意味は?韓国人が日常で使うキュンとする言葉です。知っておくと役に立つこと間違いなし!いったい「예쁘다(イェップダ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「きれい・かわいい」でした!特にK-POPやKドラマが好きな方はアイドル、女優に対して「きれい!かわいい!」と思ったり、憧れたりする方が多いのではないでしょうか!「예쁘다(イェップダ)」は「きれい・かわいい」の原形です。「예뻐요(イェッポヨ)訳:きれいです・かわいいです」「예뻐(イェッポ)訳:きれい・かわいい」「사쿠라 언니!너무 예뻐요(サクラ オンニ!ノム イェッポヨ♡)訳:サクラさん!とってもかわいいです♡」活用すると上記のように表現でき、会話で使うことができますよ。「팬(ペン)」の意味は?推し活をしてる人なら日常的に使う言葉です。知っておくとより一層推し活が楽しくなること間違いなし!いったい「팬(ペン)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「ファン」でした!K-POPアイドルを好きになると「ペンってなに?」と1番最初に疑問になる単語かなと思いますが、意味は「팬(ペン)訳:ファン」!사나 팬(サナペン)유타 팬(悠太ペン)모모 팬(モモペン)上記のように好きなアイドルの名前やグループ名の後ろにくっ付ければそのアイドルを推してるという意味になります。「좋아요(チョアヨ)」の意味は?どんなシーンでも使える単語!知っておくと旅行先でも役に立つこと間違いなし!いったい「좋아요(チョアヨ)」は、どういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「いいね・好き」などの意味でした!・SNSのいいねボタンの意味の(좋아요 チョアヨ)・OKの意味の(좋아요 チョアヨ)日常でもよく耳にし、どんなシーンでも使える単語です!「요 ヨ 」が付いているのは丁寧語なので「いいですよ」という意味ですが、友達同士で使うときは「좋아(チョア)」といいます。あなたは正解がすぐにわかりましたか?ハングル文字クイズは、覚えておくと推し活やライブがもっと楽しくなるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。あわせて読みたい🌈【K-POPファンは要チェック!】「ポゴ シッポ」は好きなアイドルに言って♡推し活に便利な韓国語3選
2023年05月05日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「보고 싶어(ポゴ シッポ)」の意味は?コンサート、ドラマ、歌詞いろんなところで目にする言葉です。知っておくと韓国人が使うリアルな言葉がわかって、より一層推し活が楽しくなること間違いなし!いったい「보고 싶어(ポゴ シッポ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「会いたい」でした!ファンサイトに書き込む際に「지민 보고 싶어요~~! (ジミン ポゴシッポ~~! )訳:ジミン 会いたい~~!」と使用することができますよ。 好きなアイドルが「아미들 보고 싶어요 (アミドゥル ポゴシッポヨ) 訳:アーミー達 会いたいです」と言ってるのを聞き取れるだけで、直接理解できる喜びが増えますよね♪「막내(マンネ)」の意味は?推しが日常的に使う言葉です。知っておくと推しのリアルな言葉が分かって、より一層推し活が楽しくなること間違いなし!いったい「막내(マンネ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「末っ子」でした!よく耳にするのがアイドルグループの「末っ子」という表現かと思いますが、実際には家族の末っ子や組織の最年少者(末っ子)に対して親しみなどをこめて使いますよ♪「응원(ウンウォン)」の意味は?推し活をする際によく使う言葉です。知っておくとより一層推し活が楽しくなること間違いなし!いったい「응원(ウンウォン)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…答えは「応援」でした!「항상 응원할게(ハンサン ウンウォナルケ) 訳:いつも応援してるよ」。アイドルを推すペンならどんな時でも使いたいのではないでしょうか♪ファンサイトや応援ボードの書き込みに使える言葉なのでぜひ使ってみてくださいね!あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。あわせて読みたい🌈【韓国旅行に行く人は要チェック!】「コマウォ」は日常でよく使うことば!覚えておくと便利な韓国語3選
2023年05月03日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「촬영지(チャリョンジ)」の意味は?日常や推し活で使う言葉です。知っておくと推し活で役に立つこと間違いなし!いったい「촬영지(チャリョンジ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は...答えは「ロケ地(撮影地)」でした!韓国の都市「ソウル」にもドラマや映画で使われたロケ地がたくさんあります!ぜひ下調べして旅行されてみてはいかがでしょうか♪あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。 あわせて読みたい🌈韓国語「귤(キュル)」の意味は?韓国人がリアルに使う言葉!
2023年04月28日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「연예인(ヨネイン)」の意味は?日常や推し活で使う言葉です。知っておくと推し活で役に立つこと間違いなし!いったい「연예인(ヨネイン)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は...答えは「芸能人」でした!韓国の代表的な芸能人は・BTS・パク・ソジュン・ヒョンビン などではないでしょうか♪「제가 좋아하는 연예인은 BTS입니다.(チェガ チョアハヌン ヨネイヌン BTS イムニダ)訳:私が好きな芸能人はBTSです。」あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。 あわせて読みたい🌈韓国語「공기밥(コンギパッ)」の意味は?韓国人が日常で使うあの言葉!
2023年04月24日確かな実力と自然体の魅力で音楽シーンに新風を吹き込むK-POPガールズグループ・SECRET NUMBER(シークレット・ナンバー)が4月7日、東京・渋谷ストリームホールでファンミーティングを開いた。彼女たちは韓国で2020年にデビュー。しなやかさと力強さを兼ね備えた歌唱とパフォーマンスで活動当初から注目を集めており、その人気は国境を越えて各国に広がっている。日本でも3月3日よりデジタルシングル「LIKE IT LIKE IT」のリリースを機に本格的な活動をスタート。同曲はフジテレビ系列の人気バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』のエンディングテーマ曲に採用され、TikTokでは動画の再生が6000万回に達し、動画作成数は2万5000を超えるほど世界的に“バズる”など、今後の飛躍が期待される。日本のファンとリアルにふれあう機会は今回が初めて。そのせいか、メンバーたちも本番前からすでに緊張気味だ。とはいえ、開演前に行った「LIKE IT LIKE IT」のCD購入予約者とのチェキ撮影会(抽選による参加)を通じて徐々にリラックス。ファンに見守られながらの公開サウンドチェック(同)では、終始穏やかな表情でプロフェッショナルな歌と踊りを見せてくれた。ファンミーティングは定刻通りに開始。観客が期待と興奮をもって眺める中、愛らしく個性的な6人のメンバー(レア、ディタ、ジニ、ミンジ、スダム、ジュ)のシルエットが次々と現れると大きな歓声が沸き上がる。記念すべき1曲目は、日本デビュー曲「LIKE IT LIKE IT」。スマートフォンに耳をあてながら会話をするレアとスダムで始まり、間髪を入れずにパワフルなリズムが鳴り響く。緩急をつけたインパクトのあるサウンドとガールクラッシュ(女性が憧れる女性)的なビジュアルで瞬く間に観る者を引き付ける力量は相当なものである。レアの「みなさん、どうでしたかー!」との呼びかけに熱い声援で応えるファンたち。続いて各メンバーが自己紹介していくと、会場内はすっかり和やかなムードに。次の曲は「Love,Maybe(Japanese Version)」。人気俳優のキム・セジョンとアン・ヒョソプが出演したドラマ『社内お見合い』(2022年)の挿入歌で、オリジナルは実力派の男性デュオ・MeloMance(メロマンス)が歌っている。ドラマでは幸福感あふれるシーンに流れて視聴者に好評だったナンバーだが、今回の日本語バージョンは情感と癒し度が増したおかげで、聴き手の心によりダイレクトに訴えかけてくる。ここでSECRET NUMBERとゆかりのあるダンサー/振付師のKOTARO IDEが登場。彼の進行で、事前に集めたファンの質問に6人が答えるコーナーが始まった。ところが感動のあまり、ジニやミンジなどが次々と泣き出してしまう。そんなハプニングもファンミーティングならではと言えよう。「ダイエットのモチベーションは?」「日本デビューの感想は?」「韓国から観に来た人へメッセージを」といった風にメンバーへの質問は多岐にわたった。なかでも「あなたにとって幸せなことは何ですか?」との問いに、ジュが「やっぱり日本のファンのみなさん(がいてくれること)です」と、日本語でかみしめるように語ったのが印象的だった。楽しい一時のおかげでステージと客席の距離が縮まった後は、再びライブパフォーマンスへ。韓国デビュー曲「Who Dis?」の日本語バージョンが始まると、ファンは再びヒートアップ。自分らしく堂々と生きようと力強く訴える同曲は、既存のアイドルのイメージとは一線を画す。そしてラストは本国での第2弾シングルとなる「Got That Boom」の日本語バージョンを披露。EDMやハウス、ヒップホップをミックスしつつ、韓国、インドネシア、日本、アメリカとメンバーの出身地が異なるグループならではの無国籍なムードがたっぷりと味わえる仕上がりで、オンリーワンの輝きを放っていた。「私の人生の中で忘れられない素晴らしい時間になりました」(ジュ)「今日、(来てくれた)お母さんの前で初めて歌いました。母国のステージに立てて本当に嬉しく思います」(レア)「(涙ぐみながら)インドネシアの両親が来日して私たちの舞台を観てくれているんです。みなさん、本当にありがとうございました!」(ディタ)このような感動の挨拶で最後を締めくくった6人だったが、続く会場内の人たちとの記念撮影では満面の笑みに。そして「アンコール」の大合唱に応えて2度目の「LIKE IT LIKE IT」を全力で歌いきり、名残惜しそうに舞台から去っていった。K-POPシーンは昨年あたりからガールズグループの活躍が目立つ。楽曲派、セルフプロデュース型、ビジュアル派と、各々が独自のスタイルを磨き上げ奮闘する中、SECRET NUMBERは常にナチュラルに自らの可能性を追求していく。この揺るぎのない姿勢こそが“新世代のガールクラッシュ”であり、ファンもそこに引かれているのだろう。とにもかくにも日本での活動は始まったばかりである。今後どのような魅力を振りまいてくれるのか、ファンならずとも注目したいところだ。Text:まつもとたくおPhoto:関口佳代<公演情報>SECRET NUMBER "LIKE IT LIKE IT" FAN MEETING4月7日(金) 東京・渋谷ストリームホールセットリスト1. LIKE IT LIKE IT2. Love, Maybe(Japanese ver.)3. Who Dis?(Japanese ver.)4. Got That Boom(Japanese ver.)EC. LIKE IT LIKE IT
2023年04月10日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「배우(ぺウ)」の意味は?日常や推し活で使う言葉です。知っておくと推し活で役に立つこと間違いなし!いったい「배우(ぺウ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は...答えは「俳優」でした!「ペウ」という発音がとても可愛いので一度聞くとすぐ覚えらそうな単語ですよね♪「제가 좋아하는 배우는 차우누예요.(チェガ チョアハヌン ぺウヌン チャウヌイェヨ)訳:私が好きな俳優はチャウヌです。」このように好きな俳優を紹介する時にも使えますよ。あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。 あわせて読みたい🌈韓国語「팬미(ペンミ)」の意味は?KPOPアイドル好きなら知っておきたいあの言葉!
2023年04月06日「woo!ah!」のナナ、「CIX」のヒョンソク、「EPEX」のクム・ドンヒョンら人気K-POPアイドルが大集合した韓国のラブロマンスドラマ「君が落ちた世界」が、「ABEMA」にて4月7日(金)22時より国内初、独占無料放送される。本作は、国民的アイドルとして絶大な人気を集めるも、ネットでの嫌がらせに悩み、生きづらさを抱えていたヒロインのユ・ジェビがお気に入りのロマンス小説の世界に入り込んでしまうところから物語がスタート。学園を舞台にした小説の世界で、四天王と呼ばれる4人の男子のひとりで、最推しの人物であるチェ・スオに出会い、胸を踊らせるジェビだったが、実はジェビが入り込んだのは小説の中の“悪女”役で…。さらに、四天王のうちのひとりで生徒会長を務めるジヌとの関係性にもストーリーとは違う変化が…?別の世界にやって来たジェビが、新たな環境の中で自身を見つめ直し、様々なことを学びながら小説のエンディングを変えようと奮闘していく。小説の中の“悪女”に憑依してしまうヒロイン、ジェビを演じるのは5人組ガールズグループ「woo!ah!」のナナ。四天王の中で一番人気を誇るチェ・スオ役を、若手俳優として注目を集めるキム・ジェウォンが務め、同じく四天王である秀才の生徒会長ジヌ役には韓国のボーイズグループ「CIX」のヒョンソク。さらにボーイズグループ「EPEX」のクム・ドンヒョンが、小説の中でジェビを助けようと動く四天王のひとりシン・ハンセ役を演じる。現実世界で生き方を模索していた主人公のジェビが新たな人生を切り開いていこうとする姿が見どころとなる本作。ジェビの運命とスオ、ジヌとの三角関係にも注目だ。「君が落ちた世界」は4月7日(金)より毎週金曜22時より2話ずつ「ABEMA」にて国内初・独占放送(全20話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月05日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「노래(ノレ)」の意味は?日常や推し活使う言葉です。知っておくと推し活で役に立つこと間違いなし!いったい「노래(ノレ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は...答えは「歌」でした!アイドル好きなら必ず一度は聞いたことのある単語ではないでしょうか。「같이 노래 불러주세요♪ (カッチ ノレ プルロ ジュセヨ♪)訳:一緒に歌ってください♪」コンサートで合唱する際にこのように推しが言う場面があるかもしれません♪あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。 あわせて読みたい🌈韓国語「컴백 정보(コンベック チョンボ)」の意味は?推し活に欠かせないあの言葉!
2023年04月05日多くの品物がずらりと並ぶ店の売り場では、客へのアピールが重要。売り場で店員が直接呼び込みを行うほか、品物のそばに目立つPOPを掲示し、客の目を引くことが売り上げにつながります。イチ押しの品物は、売り場で特に目立つよう、蛍光色の紙を使ったり、インパクトの強いキャッチコピーを活用したりするのも手といえるでしょう。サワガニのPOPを見て、客がものすごく悩んだ理由ある日、海鮮売り場に立ち寄ったのは、北海道の十勝に住んでいる、がにまる(@ganimarutyan)さん。そこでは、さまざまな水産物が販売されていたのですが…がにまるさんの目に飛び込んできたのは、サワガニでした。体長が小さく、珍しい生き物というわけでもないサワガニ。しかし、北海道には生息していないため、がにまるさんは移住してから初めて目にしたといいます。サワガニの売り場には、複数枚のPOPが。それを見て、がにまるさんがその場で少し悩んでしまった理由とは…。迷ってる pic.twitter.com/xk1ghzCUTS — がにまる (@ganimarutyan) April 1, 2023 『ペットor素揚げに!』そう、がにまるさんは、POPによって生かすか食べるかの究極の二択を迫られてしまったのです!生き物はみな、ほかの生き物の命を『いただいた』上で成り立っています。とはいえ、こうして二択を迫られたら迷ってしまうのも仕方がないでしょう。POPに書かれた「生殺与奪はアナタ次第♥」という一見かわいらしい雰囲気のメッセージも、凄まじい圧力を感じます…!きっと売り場を通ったら、誰もが足を止めて悩んでしまうであろうPOPは拡散され、多くの人から反響が上がりました。・いや、食いづらいわっ!こりゃペット一択だな…。・まさに究極の二択。飼育サービスもあるのがすごいな!・売り方がまさに『DEAD or ALIVE』じゃん!がにまるさんによると、サワガニを食べる場合は素揚げや素焼きにすると、サクサクとした食感やぎゅっと詰まったうまみがおいしいのだとか。なお、ペットとして飼う場合は、北海道といった本来の生息地以外で飼育する際、逃がさないよう厳重に注意を払って終生飼養をする必要があります。売り場で、すぐ横にいた幼い子供が祖父に「このカニ、欲しい!」とねだっていたため、「飼うのか?食うのか?」とドキドキしながら聞いていたという、がにまるさん。この売り場を通りがかった客たちは、サワガニたちの命運に思いを寄せたことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年04月02日TOMORROW X TOGETHERが自身2度目のワールドツアー「ACT : SWEET MIRAGE」をスタートさせた。その2日目、2023年3月26日にソウル・オリンピック公園KSPO DOMEにて開催されたソウル公演の模様をレポートします!「一緒に逃げよう!」愛があふれるステージの始まり左から、SOOBIN、HUENINGKAI、BEOMGYU、YEONJUN 、TAEHYUN。【ペンになってもいいですか!?】vol. 178センターステージ上で白いカルーセルがまわる中、メインステージに王子様ルックのメンバーが登場。まずは時計の針のような振り付けで始まる「5時53分の空で見つけた君と僕」に始まり、「Can’t We Just Leave The Monster Alive?」まで、エナジェティックなステージを見せる。激しいパフォーマンスを元気いっぱいに歌って踊ってみせたメンバーは、2曲が終わるとすぐには話せないほど。息を整えている間に「オープニングから華やかにスタートしましたね」とHUENINGKAIが言うと、会場からはあたたかい歓声がわきあがった。今回の「ACT : SWEET MIRAGE」は2021年10月に開催されたTOMORROW X TOGETHER初めてのコンサート「ACT : BOY」、2022年7月からスタートした初ワールドツアー「ACT : LOVE SICK」に続く、いわば第3章。それだけにメンバーの気合もじゅうぶんで、「MOA(ファンの総称)の想像以上のものを準備しました」とYEONJUNが自信を覗かせると、BEOMGYUは「SWEETは“甘い”、MIRAGEは“蜃気楼”という意味ですが、今回の公演では僕たちの甘い蜃気楼をお見せします」とにっこり。「実はさきほど『553(5時53分の空で見つけた君と僕)』をやっていた時、553の香りが漂っていたと思うのですが、みなさん気づきましたか?」とTAEHYUNが言ったように、会場では香りがしていたそうで、そんな新しい試みからも彼らの今回のツアーへの意気込みが感じられる。再びパフォーマンスに戻ると、バスケットボールをパスしながら歌った「Drama」、腕の角度まで完璧にピタリと揃えてきた「No Rules」、曲の合間に見せる愛嬌がキュートな「Cat & Dog」まで一気に駆け抜ける。MOAからの人気が高いという「Cat & Dog」は「音楽もパフォーマンスも成長したところをお見せしたいとがんばりました」とHUENINGKAIが言うと、BEOMGYUは「かわいさが隠せませんね。なぜなら僕は生まれた時から『オギャー』と(普通に)生まれたのではなく、『オンギャー』と生まれた時からかわいかったので、かわいさを落とそうと思っても落ちないんですよね」としみじみ語った。YEONJUNが「大きな声で歌ってくださいね」と「Cat & Dog」の一節を歌うと、会場のMOAがそれに応えてコールを送り、それを見てTAEHYUNは「これを大型犬バージョンでやってみるのはどう?」と提案すると、会場からはさっきより低い鳴き声が響く。さらには会場の各地域に散らばったメンバーをお手本にペンライトを上げ下げしたり、ぐるぐると回してみたり、会場が一体となって楽しんだ。「今この瞬間が永遠になるように、TOMORROW X TOGETHERと一緒に逃げようか」というTAEHYUNの言葉で場内が暗くなると、「9と4分の3番線で君を待つ」がスタート。最後、サブステージに残ったHUENINGKAIが手をひらひらと回すと、その指に集まるように光の粒が集まってくる。まるで魔法を使っているようにHUENINGKAIのダンスで光が舞うと、メインステージには大きな列車が到着して−−。そしてここから怒涛のパフォーマンスがスタート。「0X1=LOVESONG (I Know I Love You)」や、「LO$ER=LOER」、「Magic」といった盛り上がり必至のヒット曲を続けたかと思えば、「Opening Sequence」で今までの明るいTOMORROW X TOGETHERとは一転して、クールでシックな彼らの魅力を思う存分に見せつけた。VCRを挟みながらとはいえ8曲連続してパフォーマンスして見せ、TAEHYUNも「僕たち、やりきりましたね!」と満足げ。「すべてのステージに物語を込められるのというのが、僕はTOMORROW X TOGETHERのメンバーとして誇らしいです」と語った。「たまにはダンスなしでお見せしたいステージもあります」とTAEHYUNが言うと、BEOMGYUも「次のステージでお見せする曲がそのワントップだと思うのですが、MOAのみなさんはどんな曲だか予想できますか?」と問いかけて始まった「Anti-Romantic」は、そんなメンバーの言葉どおりダンスはなしで、彼らの歌唱力の高さが際立ち、「Good Boy Gone Bad」では逆に歌詞のメッセージを伝えるようなパフォーマンスに特化したステージを展開。多方面においてスキのないステージでコンサートを進めていく。次の曲「Happy Fools」は今回のコンサートのためにYEONJUNが振り付けを作ったそうで、「ダンスがうまいだけじゃなく、振り付けを作るのもうまい」とTAEHYUNも大絶賛。それを聞いてYEONJUNは「これくらいはね」と余裕を見せつつも、「今回のコンサートでみんなで一緒に踊りたくてプレゼントとして作ってみました」と言いながら、ステージからあらためて振り付けを教えてくれた。そうして曲の前に全員で練習をしようということで、メンバーが会場のMOAを指定して踊ってもらったりしている中、客席にいたパン・シヒョクPDを見つけて、踊ってもらうというハプニングも。無事に踊り終えたパンPDの様子にメンバーたちも「かわいい!」「ありがとうございます!」と笑顔を見せた。そして「Sugar Rush Ride」まで、完璧なパフォーマンスでコンサート本編を終えた。「Farewell, Neverland」で始まったアンコールでは、今回のコンサートのために書き上げられた新曲「Blue Spring」を初披露。「MOAのみなさんだけを考えて歌詞を書いたので、感慨深かったです」とYEONJUNも無事にステージを終えてホッとした表情を見せた。「Blue Spring」は漢字で書くと青い春、つまり青春となるが、TAEHYUNは「MOAのみなさんに会うまでの僕たちには、春のあたたかい日ばかりではありませんでした。輝かしい青春とも縁遠かったです。だから僕たちのスタート地点に春はなくて、ただブルー、憂うつな日々の連続だったのではないかと思いました。でも春の日のようなMOAのみなさんとお会いできて、僕たちの青春が完成したという内容の曲です」と紹介した後、「このテーマは一体誰が考えたんだろう!?誰がこのトラックを作ったんだろう?」と意味深な表情を見せると、SOOBINはそんなTAEHYUNを指して笑顔に。「僕たちの青春は3月4日、TOMORROW X TOGETHERとしてMOAのみなさんにお会いした時から始まりました。その時のことを思い出しながら歌詞を全員で書きました」とSOOBINが言うと、YEONJUNも「春の日のようにあたたかいMOAのみなさんに出会えたおかげで、僕たちは本当に幸せに花開いています」と感謝の気持ちを伝えた。「僕たちが一緒なら、つらいことがあっても、乗り越えられると思います。それが青春ですよね」と語ったBEOMGYUは続けて「夢があるんですけど。ツアーが終わる頃にはこの曲をみんなで一緒に歌いたいです。この曲は僕たちとMOAのための曲だから」と笑顔を見せた。アンコールラストの「Our Summer」では会場のMOAを眺めながら手を振ったり、アイコンタクトをしたり、MOAとの別れを惜しむ姿が印象的。幕が下りる最後まで会場をいつまでも眺めていた。TOMORROW X TOGETHERはこの後、アジアとアメリカを巡るワールドツアーへと旅立つ。日本には4月14日の大阪公演を始め、4都市8公演が予定されている。メンバーコメントTAEHYUN「このKSPO DOMEは歌手にとってはとても象徴的な会場で、ずっと夢見てきた会場でした。そんなステージを2日も僕たちのファンだけで埋められるというのは、僕自身は僕のことをすごい人だとは思わないけど、みなさんを見ていると、少なくともすごく大きなことをしているんだなとは感じます。だからその大きなことをしている人として、責任感をもって、より成長して、みなさんに恥ずかしくないTAEHYUNになりたいと思います。いつもありがとうございます。みなさんがいなかったら『Blue Spring』は生まれませんでした。みなさんが僕にとってのインスピレーションです」YEONJUN「今日は泣きませんよ(笑)。TAEHYUNが言ったように、この大きくて意味深いKSPO DOMEで、MOAのみなさんの前で公演できるというのは、また考えてもとても光栄だと思います。さっき『Blue Spring』を歌いましたが、ある人にこんなことを言われたことがあるんです。『君は10代、20代をすべて失ってしまうんじゃないか』って。でも、こうしてたくさんのMOAのみなさんの前にいられる今この瞬間より美しい青春なんてどこにあるんだろうと思います。一度きりの人生、もっとも美しい青春をプレゼントしてくれたMOAのみなさんに心から感謝の気持ちを伝えたいです。愛してます!」BEOMGYU「昨日100%の力を出し切って、今朝起きたらカラダが痛いんです。今日のコンサートでも100%、200%の力を出さなくちゃいけないのに、MOAのみなさんの前で少しでも元気のないところを見せたらどうしようと心配していたんですが、MOAのみなさんを見たら、不思議なことに今日もまったく疲れませんでした。MOAのみなさんといたら僕は無敵になるんだと思います。今日もステージに立ちながら思ったんですけど、MOAのみなさんさえいてくれたら、僕は最後までMOAのみなさんのために歌って踊ってステージに立てるって、心から思いました。いつも感謝して、愛しています。今日のソウル公演のために本当にたくさんのスタッフの方々、ダンサーの方々が僕たちのために一生懸命応援してくださっています。みなさん、一度拍手してください」HUENINGKAI「やっぱりこの時間はとても価値がありますよね。心からありがとうございますという言葉をお伝えしたいです。この瞬間のために生きてきたんだと思いますし、このステージに立つという想いはとても切実でした。だからステージに立ちながらとてもありがたく思っていました。MOAのみなさんの声が近くで聞こえるのも嬉しかったです。昨日に続いて今日も熱い応援を送っていただいてありがとうございます。青春を共にしてくれてありがとうございます!」SOOBIN「昨日は家族をコンサートに招いたんですが、今日は僕が感謝している方をお招きしました。今日は『ミュージックバンク』のスタッフを招待したんですよ。コロナ禍は歌手にとっては誰もがつらい時期でしたが、その当時、歌手としての渇望が『ミュージックバンク』で満たされ、力を得ることができて、毎週金曜日が楽しみでした。1年と少しという短い期間でしたが、一生忘れることのできない縁としてくださってありがとうございます。そして練習生だった頃、友達が一人もいない高校生でしたが、その時に僕を支えてくださった担任の先生をお招きしました。ずっとデビューしたらコンサートに招待すると言っていましたが、今日ようやくその約束を守ることができました。先生、本当にありがとうございました。おかげでデビューできました!そして最後にMOAのみなさん。コンサートするたびに感じるのですが、今日の出会いが一過性のものではなく、これからもずっと続いていく出会いであればといつも思っています。MOAのみなさん、また僕たちに会いに来てくれますよね?いつもみなさんが僕たちの味方でいてくれるように、僕たちもずっとみなさんの味方です。大変なことも多い世の中だけど、僕たちだけはみなさんの安息所でありたいです。後悔しないように、みなさんを全力で愛します。MOAのみなさんと一緒にいるすべての瞬間を覚えておいて、つらい時、疲れた時にその思い出を振り返るのですが、みなさんにとっても今日のコンサートがそんな思い出となってくれたら嬉しいです。少しの間離れていても、今日の思い出でまた会える日を楽しみに待てると思いますし、また会える日にはもっと成長した姿をお見せしたいと思います。その時にもきっと来てくださいね」(P)&(C) BIGHIT MUSIC次ページ>>TOMORROW X TOGETHER、2度目のワールドツアー「ACT : SWEET MIRAGE」ソウル公演の模様はこちら!(記事で使っていない画像もこちらに)文・尹 秀姫
2023年03月30日7人組K-POPガールズグループ・CSR(チョッサラン)の初来日が決定。5月に大阪と東京で初のショーケース『CSR 1st Showcase in Japan [DELIGHT]』を開催することを発表した。CSRはメンバー全員が2005年生まれの同い年。SUA、DUNA、GEUMHEE、SIHYEON、SEOYEON、YUNA、YEHAMの7人で構成され、YUNAは唯一の日本人メンバーとして在籍している。2022年7月にデビューを果たし、今年3月29日(水) には2ndミニアルバム『DELIGHT』がリリースされた。各日1部・2部が行われ、2ndミニアルバムからの楽曲はもちろん、デビューから今までの活動の軌跡を辿れるようなショーケースとなる予定だ。併せて、日本公式Twitterと日本公式ウェブサイトもオープン。日本公式ウェブサイト「CSR JAPAN OFFICIAL WEBSITE」では、無料メルマガ会員の募集も開始となった。<公演情報>CSR 1st Showcase in Japan [DELIGHT]5月3日(水・祝) 大阪・YES THEATER1部:開場13:00 / 開演14:002部:開場17:00 / 開演18:005月6日(土) 東京・LUMINE 01部:開場13:00 / 開演14:002部:開場17:00 / 開演18:00【チケット情報】全席指定:7,700円(税込)※公演終了後、メンバー全員でのお見送り会付き枚数制限:お1人様各公演4枚まで■CSR JAPAN 無料メルマガ先行(抽選)CSR JAPAN 無料メルマガ会員様向けの先行販売を行います。無料メルマガ登録はこちらから受付期間:3月30日(木) 19:00~4月3日(月) 23:59まで※座席は後日抽選となります。メルマガ登録時期、チケット先行受付のお申込みタイミングによるお席の優劣はございません。※CSR JAPAN 無料メルマガにご登録いただいた方宛に、メールマガジン配信を通してお申込みURLをお送りいたします。※お申込み締切間近にご登録をいただいた場合、お申込み期間に間に合わない可能性がございます。お時間に余裕をもってお申込みください。当選発表日時:4月5日(水) 18:00入金期間:当選発表~4月7日(金) 23:59までチケットに関するお問い合わせ公演に関するお問い合わせ関連リンクCSR 日本公式Twitter: 日本公式ウェブサイト: JAPAN無料メルマガ:
2023年03月30日株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)は、有料オンラインレッスン「K-POPスターを育てた本場のボーカルトレーナーによる ワンポイント発声レッスン(有料体験版)~実践ボーカル力養成講座~」を、2023年4月17日に開催いたします。K-POPスターを育てた本場のボーカルトレーナーによる ワンポイント発声レッスン(有料体験版)~実践ボーカル力養成講座~▼イベント概要HYBE、JYP、Around US、CJ E&M、220などの事務所に所属する数々のK-POPグループのメンバーにボーカルトレーニングを行ってきたチョン・ギヨン氏によるワンポイント発声レッスンをオンラインで開催いたします。今回は、チョン・ギヨン氏の著書『実践ボーカル力養成講座』のなかから、次のような初心者向けのトレーニングを紹介していきます。・発声の仕組み・さまざまな発声法・基本的な発声トレーニング・メロディーを歌ってみるほか「K-POPミュージシャンに興味がある!」「目指したい!」という方はもちろん、世界で通用する本格的なボーカルトレーニングに興味があるという方、そして「カラオケがもっとうまくなりたい」といった方まで、まずはこのワンポイントレッスンで、チョン・ギヨン氏のボーカルトレーニングメソッドを体験してみてください。これまでGFRIEND、2AM、BEAST、HIGHLIGHT、SG Wannabe、クナクンなど、多くのグループのアーティストへの指導実績などで、韓国でも大人気のボーカルトレーナーのレッスンを受けるチャンスです!●ご自宅でひとりで受講できますが、少しでも声を出せる環境のほうがよりレッスンの効果を感じられます。●途中、ほかの受講者の前でチョン・ギヨン氏に直接指導を受ける「公開レッスン」の時間がございます。「公開レッスン」を希望される方は、申込時に「公開レッスン希望」とご記入ください。なお、時間の制限から必ずしも希望者の方全員が受けられるわけではありませんので、あらかじめご了承ください。▼イベント詳細■日時2023年4月17日(月)19時~20時30分■開催場所オンライン【ZOOM】※開催URLはお申し込みの方に追ってお知らせいたします。■参加費1,500円■主催株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスミュージックメディア部■お申込みはこちら ▼ご注意・インターネット経由【ZOOM】にて配信いたしますので、ご視聴にはPC/タブレット/スマートフォンが必要になります。回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合がございます。また、状況によっては、一時中断し、再接続して再開する場合がございます。予めご了承ください。・ Zoomの接続テストサイト( )にて、ご視聴環境を事前にご確認くださいますようお願いいたします。・お申し込みいただいた方には、Peatixから動画視聴のURL・パスコードをEメールでご案内いたします。・Peatixアカウント登録メールアドレスの変更をご希望の場合は、下記 URL にございますヘルプページをご確認ください。Eメールアドレスの変更: ・スケジュール、所要時間、内容等は都合により変更になる場合がございます。・講座の撮影・録画・録音はご遠慮いただきますようよろしくお願いいたします。▼参考書籍概要世界で活躍するトップトレーナーが教える 本格的ボーカルトレーニング本! 「実践ボーカル力養成講座~世界基準の声量と歌唱力を身につける~」◎商品詳細定価:2,530円(10%税込)仕様:A5判縦/304ページ発売日:2022年11月29日ISBN:978-4-636-10627-5商品コード:GTB01100872◎書籍商品ページ ◎Amazon ◎書籍内容1万人以上の声を変えたボーカルトレーニング理論!アメリカや韓国で多数のプロミュージシャンを指導するトップトレーナーがはじめて明かす、体系的ボーカルトレーニングのノウハウが満載。人体の構造や発声原理など確立した理論に基づく、具体的かつ詳細な訓練法を記載。さらに、基礎的な音響知識や体調や声の管理法などにも触れ、独習テキストとしても最適。本格的シンガーを目指す学習者、さらに上を目指すボーカリスト、そしてボーカルトレーナーなど必携の一冊!【目次】■Part1 発声の原理01. 発声02. 呼吸03. 共鳴■Part2 発声法の種類01. 発声02. 実声の種類と定義03. 仮声/ ファルセット04. その他の声■Part3 実践ボーカルトレーニング01. 発声タイプを把握する方法02. 5つの発声タイプ03. 長所と短所を知って改善点を把握する04. 発声トレーニングの基本原理05. 発声タイプによるトレーニング方法06. 音痴の種類と音感を育てる方法07. ビブラート(Vibrato)をマスターする08. 曲をコピーするために音楽を聴く方法09. スタイルをマスターする■Part4 ボーカルトレーニングとは何か?01. ボーカルトレーニングに必要なこと02. レッスンのときに考慮すること■Part5ボーカリストが必ず知っておくべきこと01. 基本的な音響知識を身につける02. コンディションを管理をする人間が声を出す方法は昔も今も同じです。しかし、以前は音響機器の助けなしに遠くまで届くような“共鳴する声”が必要とされていましたが、現在の音楽市場ではそれよりも歌手の個性と独自の音色が重要視されるようになりました。このような理由から、時代の嗜好に合わせてトレーニング方法を変えることが重要なのです。時折、まるで信仰のように、過度に発声に執着する人を見かけますが、私は“良い発声法は誰にでも必要なことだが、正しい発声法を使っても、 絶対に歌がうまくなるわけではない”と言いたいのです。もちろん、正しい発声法を使って、歌をうまく歌うことが理想ですが、これまでの経験に照らし合わせてみたとき、良い発声テクニックを駆使しても、あまりうまく歌えない人もいますし、逆に発声テクニックは不足していても、非常にうまい歌を歌う人もいます。これは“うまい歌”の基準を純粋に発声的な側面だけで見るのではなく、ほかの要素も含んで見ることによる観点の違いでしょう。人は誰でも自分が関心を持つことに、ことのほか執着します。しかし、トレーニングの真の目的は歌をうまく歌うことであって、発声自体が目的ではありません。本書は歌がうまくなるために役立つトレーニングの全般的な過程を扱っており、発声や一部のテクニックに限定した内容ではないということをご理解いただきたいと思います。(「はじめに」より)▼登壇者プロフィール■チョン・ギヨン韓国・論峴洞にあるプロ・ボーカル・インスティテュート(PVI)代表。幼少期から姉の影響でギターに触れビートルズに心酔。美術大学に進学し、バンド活動に打ち込んだあと、1990年代後半に渡米。ハリウッドのミュージシャンズ・インスティテュート(MI)でボーカル科を専攻。カリフォルニア州ベセスダ大学で講師として携わるほか、オペラの音楽監督やラジオ番組のパーソナリティーなども務めた。2007年、韓国人としてははじめてセス・リッグス(Seth Riggs)の発声テクニックであるSLS(Speech Level Singing)ティーチング・ライセンスを取得し、SLSの韓国代表(EAG)を歴任。帰国後は、韓国教育放送公社(EBS)の番組音楽監督として活動するほか、3枚のアルバムを発売。また、指導者として多数のアーティストやアナウンサーの指導を行っている。プロ・ボーカル・インスティテュートは、アメリカのミュージシャンズ・インステゥテュート(MI)、ロサンゼルス・カレッジ・オブ・ミュージック(LACM)、イギリスのインスティテュート・オブ・コンテンポラリー・ミュージック・パフォーマンス(ICMP)とパートナーシップを結んだ、韓国では唯一のボーカルトレーニング専門機関。K-POP、ミュージカル、オペラ、国楽、ポップス、ジャズなどさまざまな分野で活動する国内外の数多くのプロ歌手とスターが、このPVI にてトレーニングを受けている。自身は100歳まで現役でトレーナーとして活動することが目標。■ME YOU(満結)京都府出身。ハリウッドのミュージシャンズインスティテュート(MI)でボーカル科を卒業後、シンガーソングライターとして音楽活動をしながらボーカルトレーナーとしてもプロ志望の俳優やシンガーに発声を指導。ある日、韓国ミュージカルのレベルの高さと内容の素晴らしさに感動を受ける。成均館大・韓国外大で韓国語を学び、2015年より本格的に拠点を韓国に移し、音楽・韓国語の翻訳通訳(音楽・ドラマ・演劇など)に携わる。2022年現在は、韓国ドラマOST 作曲家のさらなるビジョンを掲げ、22年1月26日に歌手のLYDIAが歌う「모래시계(砂時計)」で、韓国内で作詞作曲編曲家としてもデビューを果たし活動中。現地で韓国のミュージカルやドラマに触れながら、その素晴らしさを日本に伝える架け橋になることを願う。【イベントに関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月30日セブチことSEVENTEENが地元韓国でファンミーティングを3日間開催。満員のドームで連日4時間超というビッグイベントとなりました。感動的な最終日の様子を詳細レポート!エンタメに満ちたファンとの一体感が溢れたステージ!【ペンになってもいいですか!?】vol. 177SEVENTEENが韓国・オリンピック公園KSPO DOMEで自身7回目のファンミーティングを開催した。オープニング、幕が下がったままのステージの中央には、なぜか「清掃中」と書かれた札が。中から出てきたDINOが札を持って下がると、次々とメンバーが幕の中から顔を出し、まずは「Pretty U」でスタート。曲の途中、THE 8が紙の筒をメンバーに配り、曲のラストに紙を開くと、そこには思い思いのメッセージが書かれていた。WONWOOが「これからも素敵な思い出を一緒に作りましょう」、JOSHUAが「つらい時は僕に寄りかかってもいいよ」というCARATに向けたメッセージを掲げたかと思えば、SEUNGKWANの「今日ジャンブすれば明日むくまない」というクスリとするようなメッセージまで、SEVENTEENらしいセンスあふれた気遣いがCARAT(SEVENTEENのファンの名称)を喜ばせた。これはメンバーが用意したスローガンだそうで、「いつもみなさんがスローガンを掲げてくださるので、今回は僕たちがみなさんのためにスローガンを準備してみました」とHOSHIが言うと、DINOも「メッセージも僕たち自身が考えたんですよ」と誇らしげに語った。今回のファンミーティングではSEVENTEEN公式YouTube「GOING SEVENTEEN」で人気のコーナー「論理ナイト」をステージ上で再現。「論理ナイト」とはMCのWONWOOを挟んで2組に分かれて、どちらがいいか議論を戦わせるもので、この日のテーマは「飛べないハゲワシ vsどこにでも飛んでいける雀」。まず雀のデメリットを語り始めたハゲワシチームのMINGYUは、雀の韓国語のチャムセと「水が漏れる」の韓国語を掛けて攻勢をしかけるが、DINOは「飛べないハゲワシはラップできないMINGYUと同じ」と反論して、会場を盛り上げる。HOSHIがハゲワシの韓国語トクスリと韓国語の呪文「スリスリマスリ」を掛けてさらにオリジナルな議論を展開すれば、JUNは飛べないワシでも努力すればカッコいいワシになれるし100年後、200年後にも語り継がれるだろうと熱弁。一方の雀チームからはDKが「僕たちはCARATに向かって飛んでいけます」と、手を羽ばたかせながらステージを飛び出し花道で愛嬌を振りまいた。その後も議論は続き、ハゲワシチームの勝ちを認める条件としてWOOZIが「ハゲワシのハゲの確率は1/6らしいから、誰か1人ハゲになって」と言い出し、議論がさらにぐだぐだになったところで、「論理ナイト」は終了。JEONGHANが「だから編集が大事なんですよ」と言えば、MCのWONWOOは「いや、今日は面白かったですよ」と会場のCARATに確認してみると、ハゲワシチームが上回る結果となった。「CARATたち、一緒にいこう!」と叫んで始まった「Together」では、メンバー全員が会場の中をぐるりと囲んだ花道を歩きながら後ろの席にいるCARATたちに挨拶。普段はパフォーマンス重視のSEVENTEENだが、歌っている最中もいつも以上に表情豊かにCARATと目を合わせて、手を振ってくれるのもファンミーティングならでは。最後にはCARATも一緒になって歌い、大合唱となった。「幸せは成績順じゃなく、ブソクスン!」というシャウトで始まったのは、BSSによる新曲「Fighting (Feat. Lee Young Ji)」。途中、VERNONによるラップパートも加わり、HOSHIから「VERNONがラップを準備してやってくれました。もしこの先、イベントに出ることになったら一緒にやってよ」と誘われていた。続いてジャージに着替えてメンバーが登場すると、SEVENTEENに似合わない曲を歌うコーナーがスタート。このコーナーはメンバーがS・V・Tの3チームに分かれた後、クイズをして、最下位のチームが罰ゲームとして似合わない曲をパフォーマンスするというもので、難題だらけのクイズだが当事者であるメンバーたちは自信満々にステージから客席を挟んだ向かい側にある花道の旗をめがけて駆けていく。その間、CARATは答えをメンバーに教えてあげることができるのだが、間違った答えもあり、混乱も…。どうしても罰ゲームをやりたくないWONWOOは「CARATのほうを見ないで走ってきた」というくらい、クイズに真剣。最後には正解の旗を掴んだSEUNGKWANにHOSHIがあの手この手で答えを変えさせようとするがきっぱり拒絶!したかと思いきや、席を離れている間にこっそりJOSHUAが旗を換えて、罰ゲームはSEUNGKWANのチームがやることに。まずはJEONGHANがステージの中央に立つと、ジャージのポケットから赤い手袋のとサングラスを取り出す用意周到ぶりを発揮。そしてZICOの「New thing」のSWAG味あふれるHIPHOPダンスを披露した。S.COUPSはIVEの「After LIKE」を踊ったが、やってもパフォーマンスに満足できなかったらしく、自らもう一度やると申し出て、バックステージでダンス。その後、JEONGHANももう一度バックステージで踊ることになった。SEUNGKWAN はジャージを脱いでEXOの「The Eve」をセクシーに踊ってみせると、本日のハイライトWONWOOによるNew Jeansの「Attention」では会場がCARATの絶叫で埋め尽くされるほど興奮のるつぼに。これで終わりかと思いきやS.COUPSが「JOSHUAのアレを見ずには帰れない」と言い出し、JOSHUAがトリをつとめることになり、結局メンバー全員がやることになったため、WOOZIの「Ditto」(New Jeans)、DKの「Pink Venom」(BLACK PINK)、DINOの「Shut Down」(BLACK PINK)、MINGYUの「POP!」(Na Yeon)、最後はHOSHIが「とっとこハム太郎」の主題歌を、ハムスターの着ぐるみに着替えて、手には大きなひまわりの種のクッションを持って歌い、踊った。JUNはJessiの「NUNU NANA」、VERNONはSTAYCの「Poppy」でかわいいPoppyダンスを無表情でクールに踊ってみせ、「歌がすごく可愛くてよかったですし、反応もよくてうれしいです」と感想を語っていた。THE 8は(G)-IDLEの「Nxde」を、歌に入った瞬間に前のジッパーを開けて妖艶に踊り、続けてLE SSERAFIMの「ANTIFRAGILE」も披露。そして最後に登場したJOSHUAはサングラスにネックレスをかけ、ポーズを決めるとメンバーも全員立ち上がってAgust Dの「Daechwita」を大迫力でラップ!メンバーを引き連れて花道をラップしながら会場を一周してまわった。ここからはカラオケ大会に突入し、JUNはサングラスをかけてG-DRAGONの「CROOKED」を熱唱すると、MINGYUとHOSHIは2人で「Trouble Maker」(4Minuteのキム・ヒョナとBEASTのチャン・ヒョンスンのユニット)を目を合わせながらパフォーマンスする熱の入れよう。全員で「Hype boy」をやることになったが、振り付けがわからないということで、会場のCARATに教えてもらって、全員でサビだけ踊ってくれた。最後は会場のCARATの希望でBSSの「Just Do It」を全員バージョンで披露した。VCRではメンバーたちが2組の“GOING RANGER”に扮してコントを見せた。続くユニットステージではパフォーマンスチームがヒップホップチームの「Back it up」を、ヒップホップチームがボーカルチームの「Imperfect love」を、ボーカルチームはパフォーマンスチームの「PANG!」を披露。ボーカルチームは曲の合間にWOOZIがうさぎのきぐるみに着替えて、お腹にしこまれた風船を大きく膨らませて破裂させるパフォーマンスもあった。そして今までのお笑いムードを払拭するかのように、「DON QUIXOTE」ではSEVENTEENらしいパフォーマンスを見せ、本編は終了した。再びメンバーがステージに登場すると、S.COUPSが「今日はWOOZIが泣かずに最後まで歌えるか気になります」と言ってアンコール「Circles」がスタート。そして曲が終わりに差しかかった時、ステージ上のスクリーンには、メンバーの両親からの直筆メッセージが映し出された。家族からのあたたかいメッセージに、メンバーたちは思わず号泣。涙を流すメンバーに寄り添い、立ち上がれないメンバーを抱きしめ、頭を撫でる様子に、SEVENTEENがこれまでこうして支え合ってきた歴史や関係性がが伺えた。いつしか会場のCARATからは「サランヘ(愛してる)」コールが沸き起こり、S.COUPSも「これは反則ですね」とこぼしていた。最後の挨拶で、結局3日間泣いてしまったWOOZIは「ファンミーティングで家族写真と直筆メッセージが出てくるって、すごくありがちなことだけど、僕たちにとってはそうじゃないから、とにかくありがとうございました。こんな状態ではあるけど、心配しないで。僕はこの曲をリハを除いては一度もまともに歌えたことがないですね」と苦笑しながら感謝を伝えた。去年1年はSEVENTEENにとって仕事以外でつらいことが多かったというS.COUPSは、CARAT LANDだからこそみんな心から泣いたり笑ってりしていること、そしてそれがCARATとSEVENTEENとの絆の証のように感じてうれしいと語った。そして、「WONWOOのお父さんが手紙で『あと20年は続けろ』って書いてくださったんですが、WONWOOのお父さんが僕たちのリーダーみたいな感じでたくさん助言もしてくださるので、だから(その言葉に)従わなければいけないですよね」と言うと、会場からは歓喜の声が上がった。DKは「WONWOOさんのお母さんがいつも僕たちを見守ってくださっているので、これから20年、200年、これからも長く活動します!」と笑顔で宣言。会場のCARATとの記念写真を撮って、イベントは終了ムードになりつつあったその時、会場のCARATが一斉に「私たちが共に歌うこの道は終わらないでしょう」と書かれたスローガンを掲げ、「Us,Again」を歌い始めた。「この曲キーが高いと思ってたのに、アリアナ・グランデみたいだった」とSEUNGKWAN。「みなさんと一緒にいるこの瞬間がHOTです!」というHOSHIの言葉で「HOT」が始まるかと思いきや、DKは「Campfire」が歌いたいと言い出し、しかし結局は「Healing」を歌うことに。会場を一周しながら、CARATと一緒にジャンプしながら「Healing」を歌い終えると、続けて無限「Fighting」モードに突入。それでも終わらず、メインステージに帰ったにも関わらず最後に「VERY NICE」を歌って、4時間半を越えた「2023 SVT 7th FAN MEETING ‘SEVENTEEN in CARAT LAND’」は最後まで盛り上がった。(P)&(C) PLEDIS Entertainment文・尹 秀姫
2023年03月15日国分グループ本社株式会社は、「K&K缶つま」シリーズより、新たに「K&K缶つま 豚ハラミ焼 スタミナガーリック」を3月6日(月)に発売いたしました。また『「K&K缶つま×レモンサワー」を楽しもう!キャンペーン』も実施中ですので、お知らせいたします。香ばしく焼き上げた豚ハラミにガツンと効いたガーリック■「K&K缶つま」シリーズ“肴で、酒はうまくなる”をブランドステートメントとして、ビール、ウイスキー、赤ワイン、白ワイン、日本酒、焼酎など、それぞれの酒類に合うおつまみを目指して商品開発をしてまいりました。2022年9月に「レモンサワーに合う」をコンセプトに発売した「K&K缶つま 国産 牛すじ煮込み」に続く、第2弾の商品として、今回「K&K缶つま 豚ハラミ焼 スタミナガーリック」を発売いたしました。もつ焼き屋で定番の「豚ハラミ」を香ばしく焼き上げ、ガツンと効いたガーリックをメインに、隠し味に野菜やりんごを入れたタレで仕上げた一品です。「K&K缶つま×レモンサワー」を楽しもう!キャンペーン・期間:2023年3月6日(月)~2024年3月6日(水)まで・概要:対象の「K&K缶つま」をご購入いただき、箱を開けて当たりカードが出ると応募可能・当選者数:最大100名様・賞品:特設サイト掲載賞品の中からお好きなレモンサワー1種24缶、または「K&K缶つま極 松阪牛大和煮」1缶※キャンペーン対象商品は公式サイトにてご確認ください。キャンペーンの詳細については、下記サイト・SNSからご確認いただけます。◆商品・販売に関するお問い合わせ国分グループ本社株式会社マーケティング・商品統括部 商品開発部開発一課電話:03-3276-4131(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年03月09日韓国語がわかれば、旅行やK-POPがもっと楽しくなる!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「보고 싶어(ポゴ シッポ)」の意味は?コンサート、ドラマ、歌詞いろんなところで目にする言葉です。知っておくと韓国人が使うリアルな言葉がわかって、より一層推し活が楽しくなること間違いなし!いったい「보고 싶어(ポゴ シッポ)」はどういう意味なのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は...答えは「会いたい」でした!ファンサイトに書き込む際に「지민 보고 싶어요~~! (ジミン ポゴシッポ~~! )訳:ジミン 会いたい~~!」と使用することができますよ。 好きなアイドルが「아미들 보고 싶어요 (アミドゥル ポゴシッポヨ) 訳:アーミー達 会いたいです」と言ってるのを聞き取れるだけで、直接理解できる喜びが増えますよね♪あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。あわせて読みたい🌈紅白初出場!日本人メンバーも所属する「IVE」ってどんなグループ?
2023年03月02日近年、K-POPや韓流ドラマをはじめとする韓国のエンタメが世界中を席巻していますが、そのほかにも関心が高まっているものと言えば、韓国映画が生んだ「Kゾンビ」。スピーディかつアクロバティックな動きで、徐々にファンを増やしています。そんななか、今回ご紹介するのは、“Kゾンビの最先端”が堪能できる注目作です。『呪呪呪/死者をあやつるもの』【映画、ときどき私】 vol. 553ある日、閑静な住宅街で凄惨な殺人事件が発生。被害者のそばには容疑者らしき死体も横たわっていたが、その死体は死後3か月が経過していた。チョン刑事率いる捜査隊が怪事件を追うこととなるが、事態はますます混迷を極めていく。事件の真相を暴くために動き始めたのは、ジャーナリストのイム・ジニ。調べを進めていくなかで、背後にとある企業の陰謀が関係していることを突き止める。ところが、強大な呪いによって蘇った“ジェチャウィ(在此矣)”という名のゾンビ集団が「3つの殺人」を果たすために、襲いかかってくるのだった。そこで、ジニは旧知の呪術師ソジンとともに、呪術でゾンビと彼らをあやつる黒幕に立ち向かうことに……。呪術とKゾンビをかけあわせ、“ハイブリッドホラー”と称されて話題を呼んでいる本作。今回は、その生みの親であるこちらの方にお話をうかがってきました。ヨン・サンホさん本作の原作と脚本を務めたのは、アニメ監督としても映画監督としても高く評価されているヨン・サンホさん。自身の代表作でもある『新感染』シリーズで、Kゾンビの人気を世界的なものにしたことでも知られています。そこで、物語が誕生した裏側やKゾンビの今後、そして日本から影響を受けていることなどについて語っていただきました。―本作はドラマ『謗法 ~運命を変える方法~』のスピンオフとなりますが、ドラマと同様に原作と脚本のみを担当されています。ご自身で監督をしようとは思わなかったですか?ヨン・サンホさんもともとこのシリーズに関わったのは、スタジオドラゴンから「ドラマを作る気はありませんか?」という提案を受けたのがきっかけでした。ただ、当時はちょうど自分が監督を務める『新感染 ファイナル・エクスプレス』の準備を進めていたとき。そういった理由から、ドラマまで演出をするのは難しいと伝えたところ、脚本だけでもいいと言っていただいたので受けることにしました。そして今回、ドラマから派生した映画が作られることになったときに、監督として適任だと思ったのはキム・ヨンワン監督。ドラマシリーズも手掛けてきた彼のほうが、俳優についても本作の世界観についても一番わかっているので、お任せすることにしました。ジェチャウィもキョンシーのようになってほしい―劇中に登場する“ジェチャウィ(在此矣)”は、これまでのゾンビとは動きやビジュアルなど一線を画する部分が多いように感じました。キャラクターを作り上げるうえで意識したことは?ヨン・サンホさんドラマを作る際にも、韓国のいろんな地域に昔からある伝説や妖怪に関する話について書かれている本を調べました。日本にはそういった本がたくさんありますが、韓国にはさほどありません。そのため、まずは本や資料を集めるのに苦労しました。そんななかで見つけたのが、本作に登場するジェチャウィ。死人をよみがえらせるという部分がすごく興味深いと思いました。―ジェチャウィを具現化するうえでは、中国の死体妖怪であるキョンシーを思い浮かべていたとか。ヨン・サンホさん僕は子どものころから香港映画のキョンシーが好きで、いつも楽しく観ていました。特に、カンフーとキョンシーを結合させて、非常に高いエンターテインメント性を生んでいるところがすごいですよね。あと、死体が呪術によって操られているのも面白いところですが、そこもジェチャウィと似ていると感じました。そんなふうに、ジェチャウィとキョンシーは共通点もたくさんあるので、できればジェチャウィもキョンシーのように一つのジャンルになってくれたらいいなと願っています。そういう意味でも、本作では犯罪モノというよりも、超常現象的なものが加わったある種のオカルトスリラーのような作品を目指しました。ゾンビのなかに、人間の姿をいかに入れるかがカギ―監督された『新感染』シリーズが世界的にヒットしたこともあり、Kゾンビの人気もますます高まっています。ご自身がゾンビを描くうえで、こだわっていることがあれば、教えてください。ヨン・サンホさんゾンビにはいろんな形態がありますが、いま例に挙げてくださった『新感染』シリーズを作っていたときは、ジョージ・A・ロメロ監督のようなかつての古典的なゾンビを思い描いていました。ただ、そのときに意識していたのは、ゾンビ映画というよりも、誰もが想像しなかった災難が突如起きたらどうなるかという点。そういった感覚で作っていたので、僕としては困難のなかで人々が必死に生き残ろうとする姿を映し出した作品として捉えています。というのも、ゾンビ映画というのはどうしてもマイナーなものになりがちですからね。そのなかで一般の方々にも共感していただき、より多くの人たちに興味を持って楽しんでもらえるには人々の生き延びたいという思いを描くのがいいではないかと考えています。その結果、僕のゾンビ映画では人間による生存記のなかに、アクションも加えるようになりました。―なるほど。いまやKゾンビを牽引する存在としても注目を集めていますが、今後のKゾンビをどのようにしていきたいとお考えですか?ヨン・サンホさん僕は、ゾンビ映画の持つ魅力というのは非常に幅広いと思っています。なぜなら、本作のように呪いや啓示のような要素を描いていたとしても、そこに観る人たちの共感を得られる要素を同時に入れることも可能だからです。これから先も多くの人たちに愛される映画を作るためには、ゾンビのなかに現実を生きている人間の姿をいかに盛り込むことができるかがカギになると考えています。日本からは多くの影響を受けている―本作に日本に関する描写も盛り込まれていますが、日本に対してはどのような印象をお持ちでしょうか。ヨン・サンホさん僕自身は、子どものころから日本のアニメや漫画、映画とともに育ってきた世代なので、日本からは多くの影響を受けています。そんななか、以前から日本と韓国には似ている文化があると感じていました。もちろんその反面、全然違うところもたくさんありますが、そういったところも含めて興味深いと思っています。ドラマシリーズには、日本の呪術師も登場しますが、同じ呪術でもお祓いの仕方など、異なるところも多いので、そのあたりも面白いところですよね。中島哲也監督の『来る』という作品を観たことがありますが、日本の霊媒師たちに混ざって韓国の呪術師もお祓いの儀式に参加しているシーンは特に興味深いなと。こういう形で文化交流をすることもできるんだなと改めて感じました。―そのほかにも、いま注目している日本のクリエイターや俳優はいますか?ヨン・サンホさん僕が最近ファンになったのは、片山慎三監督。彼の手掛けたドラマ『さまよう刃』や映画『さがす』はとてもよかったです。そして、新たにドラマ『ガンニバル』もあると聞いているのですごく期待しています。主演が柳楽優弥さんというあたりも楽しみですね。あと、日本の俳優さんでいいなと思っているのは、小栗旬さんや菅田将暉さん。それから松たか子さんと蒼井優さんも以前から好きです。活躍する女性たちの姿と友情を感じてほしい―また、現在は日本の漫画である『寄生獣』を原作とした作品の映像化も控えているということで、日本の観客も楽しみにしているところかと思います。ヨン・サンホさん僕は日本の漫画をたくさん読んできたので、端的に言えば大ファン。なので、自分が大好きな日本の漫画をもとにした映画を自分の方式で作れることに関しては、とてもうれしくて、気分が高まっています。楽しみながら仕事ができているので、これから先も自分が好きな漫画を何らかの形で映像化できる機会がたくさんあるといいなと願っているところです。―それでは最後に、ananwebの女性読者たちに本作を楽しむポイントを教えてください。ヨン・サンホさんかつての韓国映画では、アクションの要素があるような作品では男性が主人公となるケースが多かったかもしれませんが、本作に関して言えば、メインとなるキャラクターは女性。ジニとソジンという2人の女性が犯罪を解決していく様子も見られますし、彼女たちの友情も感じていただける作品となっています。そのあたりも含めて、ぜひ楽しんでいただきたいです。衝撃もゾンビも駆け抜ける!さらなる進化を遂げたKゾンビと唯一無二のストーリーで、観る者を釘付けにする本作。見たこともないゾンビによる圧巻のアクションはもちろん、90%以上を実際に撮影しているという迫力のカーチェイスシーンもスクリーンで体感したい1本です。取材、文・志村昌美引き込まれる予告編はこちら!作品情報『呪呪呪/死者をあやつるもの』2月10日(金)より新宿バルト9ほか全国公開配給:ハピネットファントム・スタジオ️©2021 CJ ENM, CLIMAX STUDIO ALL RIGHTS RESERVED
2023年02月09日“K-POPは韓国だけのもの、という時代は終わり。1つのジャンルとしてグローバルファンの愛で果てしなく拡張していく”。グローバルボーイズオーディション番組「BOYS PLANET」は、少年たちの目標となる「スターマスター」であり、「PRODUCE 101 SEASON2」を通じて「Wanna One」としてデビューしたファン・ミニョンのメッセージからスタートした。初回放送から「#ボイプラ」が世界トレンド3位となり、参加者の実力・魅力ともに「レベルが高い」と盛り上がりを見せる中、Kグループ、Gグループからそれぞれ注目必至の参加者10名を厳選ピックアップ!韓国はじめアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東など84の国と地域から応募日中韓9人組ガールズグループ「Kep1er」を生んだ「Girls Planet 999:少女祭典」(ガルプラ)に次ぐ「BOYS PLANET」(以下、ボイプラ)は、韓国人参加者からなるKグループと、日本、中国ほかアメリカ、カナダ、タイ、ベトナムなど韓国以外の国の参加者からなるGグループに分かれ、様々なミッションとコンテストを通して成長し、世界で活躍する“次世代”ボーイズグループの誕生を追う。少年たちを見守るグローバルファンは、次世代グローバルスターの創造者として「スタークリエイター」と呼ばれ、デビューメンバーとなるTOP9は100%、スタークリエイターの投票によって決まる。また、今回、少年たちを導く専門家マスターたちもアベンジャーズ級といわれている。ボーカルマスターとして「PRODUCE」シリーズでもお馴染み、多くのヒット曲を持つイ・ソクフン、「ガルプラ」のマスターも務めたイム・ハンビョル、ボーカルトレーナーとしても知られる「EXID」ソルジ、ラップマスターとして自身も大人気HIPHOPサバイバル番組「Show Me The Money」出身のpH-1。ダンスマスターにはダンスクルー「1MILLION」のメンバーで多くのK-POPの振付を担当、「PRODUCE 48」シリーズのトレーナーを務めたチェ・ヨンジュンと「ガルプラ」のダンスマスターペク・クヨン、さらに女性ダンスチーム「PROWDMON」のLIP-Jという豪華布陣。投票は、Mnet Plus公式アプリにて1日1回可能で、K・Gのグループに関係なく9名を選択して投票する。韓国票は50%、そのほかの国の全体票=グローバル票が50%という比重は「ガルプラ」と同じだ。現在開催中の第1次投票は、2月24日(金)午前10時に一旦締め切られる。デビューするのは9名!注目の練習生は!?★印はシグナルソング「Here I Am」でバッジあり(オールスター獲得)Kグループ▼ソン・ハンビン★5話第1回生存者発表式順位(3/2放送、以下同)1位生年月日:2001.06.13身長:179cm圧倒的なダンススキルとビジュアルでシグナルソングKグループのセンターに。「PENTAGON」や「Kep1er」ユジンらが所属するCUBEの元練習生で、現在はSTUDIO GL1DE所属。「BTS」や「Wanna One」のバックダンサー出身。1話ではダンスマスターのLIP Jとワッキングダンス対決で魅せた。▼キム・ジウン5話順位3位生年月日:1998.12.14身長:178cm2016年「INX(イネックス)」のジナムとしてデビュー→解散、2018年「ATEEN」のキングとしてデビュー、日本でのみ活動→解散、2019年「B.I.T」のジュンとしてデビュー、日本でのみ活動→解散。新大久保の会いに行けるアイドルとしての活動を経て、2021年韓国ウェブドラマで俳優デビュー。BLドラマ「君の唇を噛みたい」で元JYP練習生のユン・ソビンと共演した。▼ハン・ユジン5話順位4位生年月日:2007.03.20身長:177cm中国・北京と韓国・ソウルに拠点を構えるYuehua EntertainmentのKグループチームの1人として、スターレベルテストでダンス歴1年ながらダンスマスターたちを唸らせる力強いダンスを披露、強烈な印象を残した。「ENHYPEN」のヒスンに似ていると言われている。▼イ・ダウル5話順位13位生年月日:2004.04.06身長:171cm「Kep1er」マシロとイェソが所属する143Entertainment所属。シグナルソング「Here I Am」が公開されて以降、エンディングでニコニコと微笑む姿が「可愛い」と話題に。同事務所の“パク・ソジュン似”イム・ジュンソとともに練習生期間は6か月間と短いが、ここから実力が伸びていく原石かも!?▼キム・ギュビン5話順位6位生年月日:2004.08.30身長:182cm同じYuehua Entertainment所属のハン・ユジンとは仲良しの様子。初回のスターレベルテストではマイクが落ちるアクシデントがあったものの、自ら挙手して実力をアピールした。Gグループの練習生よりKグループのビジュアル代表に選ばれ、番組の“輝く少年”コンセプトポスター撮影に参加。▼イ・フェテク5話順位7位生年月日:1993.08.28身長:171cm2016年にデビューした「PENTAGON」のリーダーでメインボーカル、作曲も行うフイ。兵役を終えた1週間後に本オーディションを受けたことを初回で明かし、CUBE所属として最後に登場した際には驚きを隠せない練習生全員が起立して迎えることに。自身が作曲した「SHINE」をGグループの東京出身チームが披露した際は、感謝の気持ちと過去の自分の姿が重なり涙する場面も。▼キム・テレ★5話順位11位生年月日:2002.07.14身長:174cm「Kep1er」チェヒョンが所属するWAKEONE所属。趣味はギターを弾くこと、グルメ巡り。自己紹介動画ではギターを手に美声を披露している。そのボーカルはもちろん、クム・ジュンヒョン(★)とのケミでも注目度上昇中。▼パク・ゴヌク★5話順位10位生年月日:2005.01.10身長:183cm「Kep1er」ダヨンと同じJELLYFISH ENTERTAINMENT所属。鍛え上げた体躯から繰り出されるパワフルなダンスとダンスマスターをも納得させる繊細さが共存。体力系サバイバル番組「極限デビュー野生ドル」(2021)に参加していた。▼パク・ハンビン★5話順位22位生年月日:2002.03.01身長:175cmWAKEONE所属。趣味はエッセー集を読むこと、漢江を歩くこと、映画鑑賞。シグナルソングの青髪の子といえば、ピンと来る方も多いのでは?パフォーマンス中の表情管理、歌もこなせるオールラウンダーぶりで今後注目を集めそうな予感。▼イ・イェダム★5話順位42位生年月日:2003.01.19身長:167cm特技はリンボーダンス。JYPエンターテイメントのJ.Y. Parkと「江南スタイル」で知られるP NATIONのPSYによる合同オーディション「LOUD」(2021)に参加。表現力豊かなダンスとパフォーマンスは見る者を惹きつける。LM ENTERTAINMENT所属。Gグループ▼ジャン・ハオ★センター5話順位5位生年月日:2000.07.25身長:180.5cm中国・福建省出身。大学で音楽教育を学び、教師の資格を持つ“音楽の天才”。K-POPに魅せられてYUEHUA ENTERTAINMENTに所属。初回では特技のバイオリンも披露し、音感の良さやタレント性、リーダーシップなど評価を受けた。▼アントニー5話順位19位生年月日:2004.02.13身長:174cm日本・長野県出身。「INI」が誕生した「Produce 101 Japan Season2」(日プ2)ファイナリスト。1000万回視聴を記録する「花束のかわりにメロディーを」のカバーに代表されるようにその歌声が持ち味だが、ダンスにも磨きがかかった。WAKEONE所属。▼大翔(ヒロト)5話順位21位生年月日:2002.08.23身長:175cm日本・大阪府出身。井汲(いくみ)という名字から“いくみん”との愛称も。「JO1」が誕生した「Produce 101 Japan」(日プ)の後、中国版「プデュ」シリーズの「創造営2021」に参加し最終順位15位と大健闘。韓国語、中国語に堪能。RBW所属。▼佳汰(ケイタ)★5話順位8位生年月日:2001.07.04身長:165cm日本・大阪府出身。「TREASURE」を生んだ「YG宝石箱」(2018)に参加していたYGエンターテイメント JAPANの元練習生。2021年、RAIN(ピ)が設立したRAINCOMPANYのボーイズグループ「Ciipher」の一員としてデビュー。▼マー・ジンシャン5話順位32位生年月日:2004.02.16身長188cm中国・上海出身。練習生が選んだビジュアル=“輝く少年”としてキム・ギュビンとペアになり、ポスター撮影に参加。ふわふわの童顔ながら、188cmとモデルさながらのスタイルのよさから(特技はモデルウォーキング)、SNSには“ジャンアントベイビー”と呼ぶ声も。▼拓斗(タクト)5話順位15位生年月日:2007.11.13身長:165cm日本・埼玉県出身。シグナルソングのエンディングや自己PR動画で「トヨナガタクト、トヨナガタクト」と自分を指さすパフォーマンスがTikTokで話題に。Gグループのマンネ(末っ子)。▼ダン・ホン・ハイ5話順位33位生年月日:2003.10.26身長:180cmベトナム出身。特技は、瞬きせずに歌うこと。チャ・ウヌら「ASTRO」を擁するFantagioに所属。スターレベルテストでは同じベトナム出身のコンとともに「SHINee」の「View」を披露、爽やかで安定したパフォーマンスを披露した。▼ジェイ★5話順位9位生年月日:2001.03.08身長:175cmアメリカ出身。特技は左手でドラムを叩くこと。ソルジ(EXID)マスターがディレクターを務めた19歳未満の練習生対象のオーディション「UNDER19」(2018)に参加。踊りながらの安定した歌唱力と表情管理、そのスター性は群を抜く。▼ソク・マシュー★5話順位2位生年月日:2002.05.28身長:170cmカナダ出身。英・韓・仏の3か国語が話せる。「EXO」のシウミンに似ていると話題に。Gグループのビジュアル“輝く少年”としてマー・ジンシャン(中国)らと番組のコンセプトポスター撮影に参加。元練習生仲間だったソン・ハンビンとのケミにSNSが沸く。▼晴翔(ハルト)★5話順位16位生年月日:2004.11.16身長:170cm日本・東京都出身。趣味は外国語の勉強、人間観察とオートミールレシピの開発(!?)。2021年に「LOUD」に参加。WAKEONE所属で、スターレベルテストではアントニー、タイ出身のミンとパフォーマンス。“オールスター”の評価を獲得した。「BOYS PLANET」は「ABEMA」にて毎週木曜20時50分~K WORLDチャンネル(通訳版)、ABEMA SPECIAL 2チャンネル(簡易字幕版)にて日韓同時放送中(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2023年02月08日