大みそか恒例の「第68回NHK紅白歌合戦」。このたび今年の出場歌手・全46組がNHKより発表され、紅組は「SHISHAMO」「Little Glee Monster」、そして韓国のガールズグループ「TWICE」ら4組、白組は「Hey! Say! JUMP」、三浦大知、竹原ピストルら6組、計10組が初出場を決めた。先日、総合司会を内村光良、紅組司会を有村架純、白組司会を「嵐」二宮和也が務めることが発表された2017年の紅白歌合戦。紅組は、映画『ミックス。』の主題歌&挿入歌を手がけていることでも話題の3人組バンド「SHISHAMO」、圧倒的歌唱力とハーモニーが絶賛されているリトグリこと「Little Glee Monster」、演歌界の新星・丘みどり、“TTポーズ”で大人気となったガールズグループ「TWICE」が初出場。韓国のアーティストの出場は「KARA」「少女時代」「東方神起」と3組が出場した2011年以来、6年ぶり。また、白組はデビュー10周年を迎える「Hey! Say! JUMP」が初出場。デビュー20周年を迎え、先日の「めちゃイケ」コラボも話題を呼んだ三浦大知、30周年のベテランバンド「エレファントカシマシ」も初めての紅白。そして、CMソング「よー、そこの若いの」がロングヒット、西川美和監督の『永い言い訳』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞にも選ばれた竹原ピストル、「三太郎」のCMソングで話題を呼んだ男性3人組バンドの「WANIMA」、そして「ウルフルズ」としては2度出演しているトータス松本が、個人で初出場。紅組に椎名林檎も出場することから、今年話題を呼んだ「GINZA SIX」のデュエットソングを披露する可能性も?そのほか、紅組では「欅坂46」が2年連続、「乃木坂46」は3度目、「AKB48」と「Perfume」は10度目の出場が決定。さらに、朝ドラ「わろてんか」の主題歌「明日はどこから」を手がける松たか子が実に18年ぶり、3度目の出場。『アナと雪の女王』の劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が期待された2014年は妊娠中で出場が叶わなかっただけに、今回は待望の出場となる。白組ではジャニーズから「Hey! Say! JUMP」と、「嵐」「関ジャニ∞」「Sexy Zone」そして「TOKIO」と5組が出場。星野源は3度目、「三代目J Soul Brothers」が6度目、福山雅治は10度目の出演を果たす。「第68回紅白歌合戦」は12月31日(日)19時15分~NHKにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月16日(写真:THE FACT JAPAN) 韓国の9人組ガールズグループ・TWICEの日本ファーストシングル「One More Time」が20.1万枚を売り上げ、10月30日付オリコンウィークリーチャートで1位を獲得した。 この売り上げ枚数は、海外アーティストの日本ファーストシングル初週売上でも歴代1位だという。 「15年に韓国のオーディション番組で選ばれたメンバー9人ですが、そのうちモモ(20)、サナ(20)、ミナ(20)の3人は日本人。1人は台湾人で、残る5人が韓国人です。動画投稿サイトYouTubeで楽曲『TT』の動画が1億回以上再生され、日本でも女子高生を中心に大人気に。両手の親指と人差し指で矢印を作り、泣いている顔文字のような形にする『TTポーズ』がウケしました」(音楽業界関係者) 日本ファーストシングルのためテレビ番組にも出始め、来年には日本初のライブツアー開催が決定している。だが大規模な会場がないため、チケットは争奪戦が繰り広げられているという。 またTWICEと同じく日本人メンバーが加入しており、来春日本デビューが決定したのが男性アイドルグループ・NCT127だ。 「東方神起と同じ、事務所で世界に向けて売り出す戦略。日本人のメンバーはユウタ(22)で、ほかに韓国、中国、アメリカ、カナダ、タイと多国籍のメンバーで構成。いずれは世界の各都市を拠点にしたチームが公開されるそうで、日本も戦略の拠点の1つになっています」(芸能記者) かつて少女時代、KARAを筆頭に巻き起こったK-POPブーム。男女各グループが日本進出を果たしたが、日本人のメンバーはいなかった。 日本人メンバーを擁したTWICE、NCT127はより多くの日本人ファンの獲得が見込めるだけに、来年以降は再びK-POPブーム巻き起こりそうな兆しだ。
2017年11月06日桐谷美玲が2年ぶりに主演を務め、性格以外はパーフェクトな“イタイ女”を演じる『リベンジgirl』。この度、本作の主題歌が、JYの新曲「Secret Crush~恋やめられない~」に決定したことが分かった。元「KARA」のメンバーで、現在、知英の名で女優活動も行うJY。桐谷さんが主演した月9ドラマ「好きな人がいること」では主題歌担当し、ドラマにも特別出演したことも記憶に新しい。また、動画再生サイトにて関連動画含め4000万回以上の再生を誇るなど、デビュー1年半にして多くの注目を集める彼女。今年の5月には待望の1stアルバム「Many Faces」をリリース、アーティストとして今後の活躍に期待が寄せられている。今回本作の主題歌に決定した「Secret Crush~恋やめられない~」は、グラミー賞受賞プロデューサーでもあるサム・ホランダーとの共同作業によるもの。「ワン・ダイレクション」をはじめ、ケイティ・ペリーや「ウィーザー」など多くのアーティストをプロデュースし、ローリング・ストーン誌が選ぶ年間ベストプロデューサーにも選ばれているアメリカのプロデューサー、サム・ホランダーによる書き下ろし楽曲で、作詞にはJYも参加している。映画の脚本を踏まえてJY自身も作詞に参加した歌詞は映画のストーリーに合わせつつも、「どうして恋やめちゃうの?」「あきらめちゃうの?」「自分の気持ち信じなきゃ」と自分自身を鼓舞する歌詞にも表わされるように、恋する女の子の素直になれない思いを後押しするJYからの応援歌。冬らしいサウンドアレンジの上に乗る、JYの弾んだ歌声が印象的な一曲となっている。JYは、「映画の脚本を読んで女の子の恋する気持ちにとても共感できたので、この素敵な曲と私も参加させて頂いた歌詞にも是非注目して聴いてほしいです」と話し、「映画が公開されるクリスマスシーズン、冬のラブソングとしてぴったりの曲なので、『密かな片想い』を経験したことがある方も多いと思いますが、恋は思い悩むことがあっても、諦めずに頑張ろうと思う前向きな気持ちもあると思うので、恋をしている女の子の応援ソングになればいいなと思います」とコメントを寄せている。「Secret Crush~恋やめられない~」は12月20日(水)リリース。『リベンジgirl』は12月23日(土・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月06日JY名義で歌手活動をしている元KARAの女優・知英(23)が、初めて映画主題歌を担当することが6日、明らかになった。女優・桐谷美玲が主演する映画『リベンジ girl』(12月23日公開)の主題歌「Secret Crush~恋やめられない~」は、グラミー賞受賞のプロデューサーでもあり、ワン・ダイレクションやケイティ・ペリーなどヒット曲を連発するサム・ホランダーによって書き下ろされた。JYは映画の脚本を読んで作詞に参加し、映画のストーリーに合わせながら、恋する女の子の素直になれない気持ちを表現した。今回の発表を受け、「今まで数多くの素晴らしい楽曲を生み出し、グラミー賞も受賞されたサム・ホランダーさんと今回コラボする機会を頂きとても光栄です。最初にサムさんが曲を提供してくださると聞いた時はびっくりしましたが、私もイギリス留学の経験があるのでワン・ダイレクションのチームとお仕事をご一緒できてとても嬉しかったです」と喜ぶJY。「映画の脚本を読んで女の子の恋する気持ちにとても共感できたので、この素敵な曲と私も参加させて頂いた歌詞にも是非注目して聴いてほしいです」と語り、「映画が公開されるクリスマスシーズン、冬のラブソングとしてぴったりの曲なので、『密かな片想い』を経験した事がある方も多いと思いますが、恋は思い悩むことがあっても、諦めずに頑張ろうと思う前向きな気持ちもあると思うので、恋をしている女の子の応援ソングになればいいなと思います」と同曲に込めた思いを伝えている。
2017年11月06日元KARAで女優の知英が21日、都内で行われた映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』の初日舞台挨拶に出席。ミニスカ姿で美脚を披露した。アメコミの代表格であるDCエンターテイメントと日本の低予算フラッシュアニメ『鷹の爪』がタッグを組んだ同作で、ハーレイ・クインの声を演じた知英。「声優のお仕事は2回目なんですが、今回はセリフもいっぱいあって、難しいセリフもあった」と振り返り、「普段からハーレイ・クインというキャラクターがとても好き。悪役なんですけどジョーカーを"プリンちゃん"と呼んで、大好きすぎなかわいいところもとっても好きでした」とハーレイ愛を語った。また、『鷹の爪』の魅力を聞かれると、「予算を表に出しているのがまずおもしろい。あと、くだらない話をしてそれに笑っちゃうっていうのがすごく魅力的だと思います」とアピール。司会者が「みなさん褒めてますよ!」と言うと、知英も「褒めてますよ!」と伝え、「みなさんもそういうところが好きですもんね?」と観客に問いかけると拍手が起こった。舞台挨拶には知英のほか、バットマン役の山田孝之、ジョーカー役の安田顕、FROGMAN監督、バト田とスパ田(着ぐるみ)が出席。キャストと監督は、胸にタイトル題字、背中に「予算崩壊」と書かれたオリジナルTシャツ姿で登場し、監督が「舞台挨拶の予算を残していなかったと言われ…」と『鷹の爪』らしい苦しい状況を打ち明けた。監督は「すいません」と申し訳なさそうにしていたが、知英は「Tシャツすごい好きですよ。楽な感じが。チームって感じがする」とうれしそうにコメント。安田が「初めましてですけどね」とツッコむと、「はじめまして」と2人で挨拶を交わし、会場から笑いが起こった。『鷹の爪』劇場版第9弾となる本作は、DCエンターテイメントとタッグを組むという格差コラボが実現。DCの中のジャスティス・リーグに所属するスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグの6人に加え、悪役にはジョーカー、ペンギン、ハーレイ・クインの3人が登場する。
2017年10月21日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。医者という男医者という男に皆さんはどんなイメージをお持ちだろうか?「頭がいい」「高収入」「白衣姿がかっこいい」・・・旦那さんにしたい職業なんてものがあれば間違いなく上位にランクインするはずだ。何を隠そう私は女子大生だったときに東京大学医学部(理3)サッカー部のマネージャーをしていた!!!私が最も人生について堅実に考えていた時期のことである。医学部や歯学部は他の学部とカリキュラムやらスケジュールやらが違うらしく、部活動も独立していて、対外試合なども医科歯科リーグなどというものが存在している。試合に行くとどの大学も部員はそう多くないのにキラキラした女子大生のマネージャーはたくさんいる。しかも美人率高し!医者の青田買いはすでにここから始まっているのである。最高峰の頭脳!東大の医学部私がマネージャーをしていた東大の医学部は医学部の中でも最高峰!死ぬほど頭のいい集団である。日本全国で神童と呼ばれた子たちは受験勉強を終えても勤勉だ。大学生活が始まっても医学部生はちゃんと学業に忙しい。その忙しい合間をぬって部活動に汗を流そうという精神が健全じゃないか。サッカーなんて上手くなくっても素晴らしい!今ならそう思う。でも若かりし私は自分のことは棚に上げて、相手に求めるものが多かった。本当若さって怖いもんですね。彼らはちっともオシャレじゃないし、気の利いた会話なんてできない。乙女心なんて全くわからないし、いまひとつどんくさい。そんな男より、着る服も選ぶお店も女子に気遣って、いろんな話題で楽しませてくれる早慶テニスサークルにいる男の方が断然楽しかった。広告代理店やテレビ局に就職してくような男との未来も十分楽しいと思えたのだ。未来のお医者様であることは当時の私のとっては魅力的ではあるものの最優先の条件にはならなかった。何度も言うけど若さって怖いね。やっぱりモテる私立医大生東京大学は国立大学なので真面目で地味な医学生が多かったけれど、私立大学の医学部となるとちょっと雰囲気も違う。かかる学費も倍以上なので経済的な問題も大きいのかもしれないが、だいぶ派手な学生が増える。しかも入りやすい私大の医学部になればなるほど派手さは増していく。イケてる医大生の方が当然群がる女子も増えるので争奪戦は激しくなる。おかげでモテ期が到来し、勘違い医大生が誕生する。もはや大学生にして「女には不自由しないぜ」状態の私大医学部のチャラ男も誕生する。対外試合に来ている他大学のマネージャーをナンパだってしてくるゲスっぷりさえかいま見せてくれる彼らは、おそらく無事に医者になったら看護師さんと不倫しかねないタイプだ。この戦場に挑むつもりなら覚悟をしたほうがいい。とはいえ、熾烈な戦いの末に勝ち取った医者の卵との恋についての心配事は、「ナースとの不倫」の前にある。というのも、こんな風にモテるタイプの医者は「恋愛と結婚は別だ」と割り切っていて、あっさり自分よりブスだけど女医や家庭環境の似たお嬢さまと結婚なんてエンディングはよくある話だ。選ぶ基準が重要なのだ私が一緒にマネージャーをしていた仲間は二人、部員と結婚した。この二人はどちらも美人なんだけれど男を選ぶ基準が私とは対照的だった。結婚相手に一人は部内で一番のいい人、一人は部内で一番のハイスペックな人を選んだ。部内で一番いい人はルックスは残念だったけれど、とても優しくて誠実だった。イケメン好きの私は「世の中には20歳前後で人の内面をちゃんと見て好きになれる女性もいるんだ」と思った。もうね、徳を積んでおられる。前世でたくさん良いことをしたに違いない。薄っぺらい私と同級生とは思えない。そして部内で一番ハイスペックな人はルックスは程々だけどお父さんもおじいちゃんもお医者さんでどこかの医大の教授だった。今が楽しいのが一番な私は「世の中には20歳前後で未来を見据えて経済的安定や社会的地位を優先して付き合う相手を選べる女性がいること」を知った。ただ医者なだけじゃない、医者としての将来性とか生まれる子供のDNAとか私には考えも及ばなかった。お母さんはどんな教育をしてこんな価値観を身につけさせたんだろ?ここが一番知りたい。医者の彼女、妻になるということ医者と言っても実際はいろんなタイプがいる。専門が何科なのかでもびっくりするほど違うし、開業医か勤務医か、開業医でも自分が開業したのか、実家が病院を持っているのか。勤務形態も収入も違ってくる。そして生死に関わる仕事である以上、ストレスも大きいだろうし、今は医療ミスなどで訴訟に発展することもある。確かに旦那様が医者なら身内は心強いし、食べるには困らない経済力もある。子どもは勉強しなさいなんて言わなくても学年トップかもしれない。ただし、忙しいからイクメンなんて望むのは難しいだろうし、息子を医者にした姑はなかなか手強い。万が一、生まれた子供の成績が悪かったらすべて嫁のせいにだってしかねない。医者の彼女、妻の座は座り心地が良さそうではあるが、長く座っていくには苦労もありそうでなのである。選んではいけないタイプとは先日、久しぶりにサッカー部のみんなで飲む機会があった。みんな立派なお医者さんになり、「今ここで具合が悪くなっても助けてくれる人がいっぱいいるから安心だ!」などと言いながら飲む私を呆れながらも「変わんないねー」と面白がってくれていた。お互いに恋の相手としては戦力外だけど頼もしい友人である。彼らに「医者という男、気をつけなきゃいけないのはどんなタイプ?」と聞いてみた。最近は成績がいいから医者になる人が増えているという。そういう人は医者という仕事に大切な倫理観に問題がある場合が多い。人の命を預かる仕事にはその倫理観が重要なのだと。相変わらず話が難しいので具体例を挙げてもらった。最近来た研修医が最初の挨拶で「僕は夜勤とかダメなタイプなんですみません」と言ったそうだ。・・・「夜勤とかダメなタイプ」!?あなたが夜勤しなきゃ死んじゃう人もいるよね?なんで医者になった?確かにこれはダメなタイプの医者に間違いない。医者の倫理観、大切なことである。ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「抱きしめたい/ボクノネガイゴト」(2016/12/14リリース)チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほかTwitter:@odamarindawebサイト:アルデンテ・エンターテインメント
2017年09月30日数年前に日本で巻き起こった空前のK-POPブームをけん引した、韓国のガールズユニット・KARA。先日、同じ事務所に所属し弟分にあたる長身イケメン男性5人組・A-JAXが都内でイベントを開催した。 各スポーツ紙によると、同グループは新曲「Romeo」(9月19日発売)の発売記念イベントを8月18日に開催した。 ピンクのおそろいの衣装で登場した5人は、同曲など5曲を披露。イベント2回で集まったファン300人を熱狂させたという。 日本で一般的な知名度こそそれほど高くない同グループだが、実はすでに一度日本でデビューしていた。 「また7人体制だった12年、大手レコード会社からCDデビューしました。同年に2枚シングルを発売しましたが、売り上げは1万枚にも満たなかった。翌13年まで日本で活動していたのですが、いつの間にか撤退していたのです」(レコード会社関係者) 昨年7人から5人になり、新体制で初のシングルが同曲。発売後は日本で積極的にプロモーション活動を行う予定で、“再起”にかける意気込みはかなりのもの。 イベントの際、リーダーのドウ(28)は「全世界で活躍するグループが多いですが、(自身は)日本でもっと頑張りたい」と意気込んだ。 「売れる要素は十分にあるだけに、あとは売り方次第でしょう。一度日本デビューしたときからのファンも多いため、『K-POP界に多いトラブルさえなければ軌道に乗るのでは』と期待されています」(韓国の芸能界に詳しい芸能ライター) “再出発”は吉と出るか凶と出るか。
2017年08月24日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。■元彼という男元彼、読んで字のごとく元の彼氏。彼氏ってことはお互い好きになって期間は長短あれど付き合っていた男のことである。元ということは、今は付き合っていないわけで、何らかの理由で別れているということ。一度は好きだった男のはずだが、思い出すときに浮かぶ感情はさまざま。「もう二度と会いたくない」「私の歴史から抹消したい」といった黒歴史的な元彼。「思い出してもキュンと切なくなる」「今なら上手くやれそうな気がする」という思い出がシャイニングしてる元彼。いずれにしても元彼という男はかなり厄介な存在であるのだ。■気持ちが冷めれば他人…恋とは不思議なもので、他人だった二人が親や兄弟にも見せたことない顔を見せ合い、自分でも知らなかった感情を知る。お互いの気持ちが通じ合ったなら手をつなぎ、唇を合わせ、身体を重ねることも自然だと思う。そして気持ちが冷めればまた他人のように振る舞う。それが恋。そんな濃密な時間を過ごしたなら、恋のエンディングでは「もう誰も好きになれない」もしくは「もう誰も好きにならない」と思ったりするのも無理はない。心配した友達は「時間が解決してくれる」と常套句で慰めようとするだろう。ダメージを受けている当事者にしてみたら、これほど役立たずなフレーズはないと思うのだけど、言い続けられてきただけあるこの言葉は、振り返ってみると「解決はしてないけど、確かにね」と思うものだ。彼なしでは生きていられないと毎日泣き明かしても、眠くもなるし、お腹も空く。あんなヤツ最低だと文句を言いながら、朝が来れば学校や仕事に行く。変わらない日常は切なくもあるけれど、そんな日常を過ごすことで少しずつ気持ちは整理され、傷口は塞がり、いつしか彼のことを思い出す日も減っていく。■思い出補正される元彼そうしてできあがった元彼という存在。さらに時間が経つことで、ちょっとややこしいことになる。ありがたいことに人間は忘れゆく生き物だから、悲しい苦しい感情は、いつの間にかに薄れていく。そのまま綺麗さっぱり忘れてしまえれば良いのだけれど、思い出はいつの間にか自分に都合よく変化していくことがある。それはそれでいいのよ、真実はどうであれ老後に「あぁ私の人生楽しかった」ってなるのはいいことだもの。でもそんな老後を迎えるまでに、いろんなことがあるじゃない?生きてりゃ思い通りにならないことの方が多いし、我慢だとか、理不尽だとかもいっぱいのエブリデイだよ。そんな疲れたときや上手くいかないとき、ふと思い出しちゃうのが元彼。しかも楽しかったことばかり思い出し、なんだったらルックスまでイケメンに割り増しされたりしてる。■元サヤに戻るということは…携帯電話に消せなかった元彼のデータなんかあったら、相当危険。電話する勇気はなくても、メールやLINEならハードルも下がるから、つい勢いで連絡しちゃったりするのだ。こんなとき、「今ならもしかして?」って思ったりするでしょ?これが本当に大間違いだからね。確かに今のあなたはあの頃のあなたと違うでしょう?毎日頑張ってあなたは素敵な女に成長したんだからね。でもでもよく考えてみてよ。元彼だってあなたと同じ年月を過ごしてるんだから、あの頃のままのわけがないじゃない?そして一番大事なこと。それはあなたと元彼は別れを決めた理由があるって点。あんなにツラい思いをしてまで離れなきゃならなかった二人なのだ。その理由は解消されたのだろうか?あなたが元彼に会いたいと思ったとき、元彼もあなたに会いたいと思い、お互いにフリーだったという奇跡の連続があって、もう一度二人が始まったとしよう。最初は再会の喜びから楽しい日々がまた始まるだろう。でも程なくして思うのは「そういえばこの人こんな人だった」、「あぁそうだ、こういうとこが嫌いだったんだ」という変わらない現実。あれから流れた歳月がそんなことも簡単に乗り越えられるほど、あなたを変えていたなら元サヤって言葉もあるくらいだから、丸くおさまることもあるかもしれない。でもね、一度歩いた道を辿るような恋はよく言えば穏やかだけど、新鮮さに欠ける。そんな関係は縁側でお茶を飲むときにとっておいてもいいと思う。今は今しかできない恋があることをあなたには覚えておいてほしい。■元彼は一度捨てたガム?ブルゾンちえみさんが、元彼を「味のしなくなったガム」と表現していたけれど、私は元彼って味がしなくなった上に、「一度出したガム」だと思う。一度出したガム、もう一度口に入れて食べられる?やめときなさいってそんなリサイクル。もっともっと素敵な男に出会うため、そのガムは捨てたんだもの。だって男は35億と5000万人いるらしいじゃない?ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「抱きしめたい/ボクノネガイゴト」(2016/12/14リリース)チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほかTwitter:@odamarindawebサイト:※画像出典/shutterstock
2017年08月10日(写真提供:THE FACT JAPAN) 韓国の人気女性グループKARA出身のク・ハラ(26)が自身のインスタグラムに公開した写真をきっかけにネットで大麻吸引疑惑の議論に巻き込まれた。 ハラは26日に手巻きタバコのようなものを手に持った写真を「これ酸っぱい味がする。おいしい」というコメントとともにインスタグラムに投稿した。これを見たファンやユーザーたちの間で「本当にタバコなの?」「どう見ても大麻でしょ(笑)」「酸っぱい味ってなに?」と議論が勃発。 それを知ったのか、ハラは同写真を削除し、青空の写真とともに「巻きタバコです。不思議だったので写真を撮っただけです」と疑惑を一蹴した。 最近ではBIGBANGのメンバー・T.O.P(29)の大麻吸引騒動があっただけに、韓国では敏感な話題となっているようだ。
2017年07月26日アメコミの代表格であるDCエンターテイメントと日本のアニメ『鷹の爪』がタッグを組んだ映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』(10月21日公開)のゲスト声優がこのほど発表され、バットマン役に山田孝之、ハーレイ・クイン役に元KARAの知英、ジョーカー役に安田顕が決定した。『鷹の爪』劇場版第9弾となる本作は、DCエンターテイメントとタッグを組むという格差コラボが実現。DCの中のジャスティス・リーグに所属するスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグの6人に加え、悪役にはジョーカー、ペンギン、ハーレイ・クインの3人が登場する。山田は「小さい頃から好きだったバットマン役で参加できてうれしく思います」と感激し、「言いたいことをガシガシ言っていく鷹の爪の気持ち良さとDCスーパーヒーローズたちの東京での活躍にご期待ください。僕がまだ作品を見てないのでなんとも言えないのですが、きっと面白い作品になると思います」とアピール。知英も「世界的なキャラクターが出てくるこの企画に参加できてうれしいです!」と喜び、「自分が演じたハーレイ・クインも可愛くって大好きです。そういったキャラクターたちと日本を代表する鷹の爪が一緒に出てくる作品です。みなさん、ぜひ楽しんでください」と呼びかける。また、安田も「役者としては1度はやってみたいクレイジーな憧れのジョーカー役を演じさせてもらって光栄でした」と大満足。「DCと鷹の爪のコラボ、毛色の違う両者が作る映画ですから何かあるかもしれないし、ないかもしれない。それを判断するのはあなた次第です!」とコメントしている。(C)Warner Bros. Japan and DLE. DC characters and elements (C) & DC Comics. Eagle Talon characters and elements (C) & DLE. All Rights Reserved.
2017年07月06日FROGMANが生み出した「鷹の爪団」と、バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンのDCヒーローたちが驚愕の“格差”コラボレーションを果たす映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』。このほど、本作のバットマンの声優に、以前からバットマンの大ファンという山田孝之、さらにハーレイ・クイン役に知英、ジョーカー役に安田顕と超豪華なキャスティングが決定した。2017年、東京。なぜかシェアハウスに住むジョーカーとハーレイ・クインを訪ねる男、ペンギン。彼らの目的は「鷹の爪団」だった。彼らの仲間、天才博士レオナルドが開発した秘密兵器を奪い、汚くお金を稼ぎ、その資金で映画を作ろうとしていたのだ。その映画の主人公は、兵器で身長600mに巨大化されたシン入社員!!無駄な動きが多いシン入社員が暴れ始めたら街は壊滅する。ジョーカーたちを追ってきたスーパーマンやワンダーウーマンなどが所属するスーパーヒーローチームの「ジャスティス・リーグ」と共闘して戦うことになった鷹の爪団。しかし、ジャスティス・リーグの派手なアクションシーンは、途端にバジェットゲージが蒸発し、画面が雑になる問題が発生!このままでは、ジョーカーたちを倒せない。こうなったらジャスティス・リーグの仲間たちから離れアメリカにいるあの金持ちで暗いヒーローに資金援助してもらおう!そう、バットマンだ!果たして気難しいバットマンの説得は成功するのか?日和見なDXファイターや新キャラ「吉田ジャスティス・リーグ」も交えて物語はクライマックスを迎えるが…。ハリウッドのDCスーパーヒーローズと、日本でも独自路線を行く「鷹の爪」の史上空前のプロジェクトとなるのか!?という本作。「鷹の爪」劇場版9作目にして、なんとアメコミの代表格であるDCエンターテイメントとタッグを組むという無謀とも思える“格差コラボ”が実現。DCの中の「ジャスティス・リーグ」に所属するスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグの6人に加え、悪役にはジョーカー、ペンギン、ハーレイ・クインの3人が登場する。今回、この豪華なコラボキャラクターの中でも、日本でも人気の高い3つのキャラクターのゲスト声優が決定。バットマン役には、自他ともに認めるバットマンファンの山田さん、頭脳明晰でクレイジーなジョーカー役には、舞台・ドラマ・映画に、いまや見ない日がないくらい幅広い演技力を持つ安田さん、そしてジョーカーのために命をささげるキュートな悪役ヒロイン、ハーレイ・クインには、元「KARA」で女優として活躍中の知英(ジヨン)さんが務めることになった。FROGMAN監督は、山田さんの圧倒的な演技力に注目をしていたそうで、「私の作風で出ていただける場もないだろうとあきらめていましたが、偶然にもバットマン好きと聞き、ダメもとでオファーを出してみました」とコメント、「こんな鷹の爪のような映画で、山田さんのキャリアに傷が付かないか、心配しております」と吐露する。一方、「ハーレイのキャスティングは、物凄く難航しました」というが、「僕の中では、リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』に登場した、レプリカントのリーダーの恋人役だったプリスをイメージしていました。キュートだけれど、どこか現実感のない雰囲気。知英さんは、海外からやってこられたアーティストで、どこか目の前にいても幻のような透明感と存在感を感じ、名前が出てきたとき彼女しかないと決めました」と明かした。また、安田さんについては「まさしくジョーカーにうってつけ」と告白。「ジョーカーは悪党だけれど、己の中の愉快さを求める本物の狂人。気味の悪さとユーモラスさ、そして油断のならない悪党でなければなりません。俳優としての芝居の巧さと、どこかひょうきんな雰囲気を持ち合わせている」安田さんはまさにぴったり?「なにより、家族含め、私も『水曜どうでしょう』に出ているときからファンだったという理由もあります」と実のところを語っている。さらに合わせて、特報映像とともに、崩壊した東京の景色を背景に佇むバットマンとバト田(鷹の爪の吉田くんのバットマンバージョン)をとらえた、やけにカッコいいティザービジュアルも初公開。ジョーカー、ハーレイ・クイン、ペンギンらの悪巧みを阻止するため、“史上初”東京にやってくるハリウッド屈指のヒーローたちの活躍に注目だ!■山田孝之(バットマン役)コメント小さい頃から好きだったバットマン役で参加できて嬉しく思います。(声、少し枯れました)言いたいことをガシガシ言っていく鷹の爪の気持ち良さとDCスーパーヒーローズたちの東京での活躍にご期待ください。僕がまだ作品を見てないのでなんとも言えないのですが、きっと面白い作品になると思います。■知英(ハーレイ・クイン役)コメント世界的なキャラクターが出てくるこの企画に参加できて嬉しいです!自分が演じたハーレイ・クインも可愛くって大好きです。そういったキャラクターたちと日本を代表する鷹の爪が一緒に出てくる作品です。みなさん、ぜひ楽しんでください。■安田顕(ジョーカー役)コメント役者としては1度はやってみたいクレイジーな憧れのジョーカー役を演じさせてもらって光栄でした。DCと鷹の爪のコラボ、毛色の違う両者が作る映画ですから何かあるかもしれないし、ないかもしれない。それを判断するのはあなた次第です!『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月06日2日、韓国の7人組アイドルグループ防弾少年団が大阪なんばグランド花月で行われた吉本新喜劇にゲスト出演した。新喜劇の韓国アイドルが出演するのが’11年のKARA以来、2組目で男性グループとしては、新喜劇58年の歴史上初となる。 この日、演目は「すち子の、社員食堂ラブストーリー」。食堂でお笑い芸人、すっちー(45)がクレーマーの吉田裕(38)に拳銃で脅され誰かに助けを求める。「防弾チョッキはないけど、そんな感じの人なら用意できます」の声に合わせて、防弾少年団が防弾チョッキの代わりとして登場。 吉田が銃を発砲すると、ジョングク(19)が蹴り飛ばし、ジェイホープ(23)がお盆で跳ね返すなど悪者を撃退する防弾芸を見せた。最後にすっちーは撃退のお礼にそれぞれ食べたいものを聞いたものの「カレーライス7丁!」とオーダー。ここでメンバー7人がお約束のズッコケを披露し会場は爆笑に包まれた。 防弾少年団は終演後に取材に応じ、リーダーのラップモンスター(22)は「韓国にはこういうギャグはない。いい経験ができました」。すっちーと吉田裕による鉄板ネタ「乳首ドリル」にメンバーのV(21)は「そんなギャグ、僕は本当に好きです。教えて下さい!」とノリノリの反応をみせた。また、すっちーはメンバーのズッコケ芸について「すばらしい。新喜劇でも若干、手を抜いている若手がいるのに。100点あげましょう!」と絶賛した。 この模様は7月8日のMBSテレビ「よしもと新喜劇」(土曜・後0時54分)で放送される。
2017年06月03日歌手のJYこと女優の知英(23)が21日、東京・台場のZepp Diver Cityにて、自身初となる東名阪ソロツアー「JY 1st LIVE TOUR"Many Faces 2017"」のファイナル公演を行った。会場には2,000人が詰めかけ、終演後には"神対応"でさらに盛り上げるなどファンへの思いがあふれたライブとなった。その一部始終を2階席から見守った。5月10日にファーストアルバム『Many Faces~多面性~』をリリースしたJY。この日のセットリストはその収録曲を中心に構成され、アンコール2曲を含め、全15曲を披露した。日替わりソングは、「私が一番好きな曲」という山口百恵のカバー曲「Crazy Love」。「自分のコンサートで歌えるなんて思わなかったです。すごくうれしいです」と笑顔を見せ、情感たっぷりに歌い上げた。大切な人たちへの感謝を込めて歌った「大切な時間(とき)」。続く、バラードバージョンの「好きな人がいること」でも万感の思いが込み上げたのか、涙を流してついには歌えなくなってしまう。そんなJYを優しく包み込むように、ファンは手拍子とコーラスでその思いをつないでいく。2階席には元KARA・ニコルの姿もあった。JYがKARAを脱退し、活動拠点を日本に移したのは今から3年前。言葉の壁に怯むことなく女優として実績を重ね、2016年には歌手活動を再開する。JYは、がむしゃらに走り続けてきたことを振り返りながら、「KARAの時からずっと応援してくれている方もいる」と過去があっての今があると暗に伝える。「JYとしてこんなに早く、こんなにたくさんの人の前でライブできるとは本当に思ってなかった」「だから今日は……いろんなことが込み上げて」と涙の意味を整理しつつ、「みなさんの3年もそんなに簡単じゃなかったと思います」と自分だけが特別な存在ではないとも語る。そんな自分を支えてくれたファンに等しく恩返しを。今回のライブではそんな思いやりを感じる場面を数多く目にすることができた。コールアンドレスポンスを求めた際には、会場を左右に区切っての呼び掛けのほか、男女に分けての掛け合いも。韓国から多くのファンが駆けつけていることを知ると、3年間の心境を語る場面では、「せっかくだから韓国語でもいいですか? ありがとう」と了解を得た上で、韓国語でも思いを伝えた。ファンとの記念撮影でカメラマンから立つように求められた時には、「みんなが隠れちゃう」と腰を沈める。アンコール後、「ブギウギ」を歌い終えると場内は熱気と歓声に包まれ、JYは丸めたタオルを客席に投げ入れようとするが、「危ないから気をつけてよ! 本当に気をつけてよ!」と注意を促し、「こっちにあげよう!」と会場隅の車椅子エリアに。別れを惜しみながら「じゃーねー!」とその場を後にした。程なく、終演を告げるアナウンス「本日の公演はすべて終了しました」。それでもファンからは「JY!」コールが止まず、再登場したJYは「後ろの方はみんな帰っちゃったし、歌っちゃったら『あれ?』ってなって、みんな走って来て危ないことになっちゃう(笑)。でも、本当にありがとう」と語りかけ、「何をすればいい?」とリクエストを求めながら、「女子モドキ」をアカペラで披露。「これで本当にさよならだよ! 以上! JYでした」「本当にバイバイよ!」と明るく呼び掛けて、締めくくった。初のソロツアーをファンと共に完走したJY。最後に、MC部分で印象的だった言葉を記録しておく。○「フェイク」後のMCみなさん、こんばんは! JYです。緊張してます! 今日がJY最後のツアーの日なんですけど、やっぱり東京はすごいですね! いろんなところから来て下さったんですか? 「私、一番遠くから来たよ」という人いる? 韓国? 韓国から来たの!? 韓国!大阪、名古屋の公演が終わってからずっとそわそわしてて。大阪が終わってから、毎日眠れませんでした。中で"小さいおじさん"が踊ってるみたい(笑)。そういう気持ち分かります? みなさんも楽しみにしてました? ありがとうございます。ということでJYのファーストライブツアーだったんですけど、大阪と名古屋来てたよという人います? ほとんど初めての人ばかり! 最初で最後? みなさん、今日はよろしくお願いします!○「最後のサヨナラ」後のMC毎日緊張して眠れませんでした。この日が来るまではちょっと長かったけど、あまり練習する時間もなくて。コンサートのリハだけだと、10日ぐらいやってたのかな。あまり時間がなくて、そんなに練習できませんでした。○「Crazy Love」後のMC一言では言い表せない曲。一人になってからのことを振り返ってみると、私は今まで何をやってきたのか正直覚えてないくらい本当にがむしゃらに走ってきたし、駆け抜けてきたんだなと思います。今日という日を皆さんとこうやって迎えて、今私は歌っています。この瞬間も大切な時なんだなと思いますし、今の自分しか歌えない曲なんだと思います。「大切な時間」、歌詞も今の自分にしか歌えない、そういう曲になっていると思います。今この瞬間、生きていることを感謝して歌います。○「女子モドキ」後のMC日本に来て3年になります。JYとしてデビューして、1年ちょっと経ったのかな? JYとしてこんなに早く、こんなにたくさんの人の前でライブできるとは本当に思ってなかったんですけど、だから今日は……いろんなことが込み上げて来て、泣いちゃったんだろうなって。みなさんも自分を見てて分かると思うんですけど、みなさんの3年もそんなに簡単じゃなかったと思います。1人になってから応援してくれてる人もいるだろうし、あとはグループの時から、KARAの時からずっと応援してくれている方もいるんだろうと思います。あとは女優の活動も一人ではじめて、その後JYの活動が決まって歌えることになりました。振り返ると、さっきも言ったんですけど、「私何をやったっけ」と思うくらい、時間があっという間でした。でもその3年が、ただの3年じゃなかったんだなと思いますし、今日あらためて皆さんの前に立って思うのは、3年がんばってよかったなと思います。たまにはさびしい思いをしたり、韓国に帰りたいと思った時もありましたし、家族に会いたいとか、つらい思いもたくさんしたんですけど。でも、本当に「ただ頑張っていた」だけじゃないんだなって思うのは、みなさんからの一言一言。優しい目で見てくれていること……お父さんみたいに優しい目で(笑)。分かりますよね? そういう優しい目が、自分を温かくしてくれるんです。みなさんからの手紙とかで、毎日毎日がんばっています。■セットリストOverture1 Many Faces2 フェイク[MC1]3 Hello Mr.4 恋をしていたこと5 I’m Just Not Into You6 君にキスを君にハグを君に愛を7 最後のサヨナラ[MC2]8 Crazy Love[MC3]9 大切な時間10 好きな人がいること -Piano Slow Edit-11 RADIO12 Come Back13 Up In The Air[MC4]14 女子モドキ15 LetterEN1 好きな人がいること[MC5]EN2 ブギウギ(C)hajime kamiiisaka
2017年05月22日猫カフェや猫の癒し系動画が話題となり、雑誌「an・an」をはじめ多くのメディアでも取り上げられ、いまや「ネコノミクス」という言葉まで生まれるほどの猫ブーム。もちろん映画界にも影響は及び、今年の春も続々と猫映画が公開!スクリーンに可愛い猫たちが大集合する。現在公開中の伊藤淳史主演『ねこあつめの家』は、累計1,900万ダウンロードを突破した大人気ゲームアプリをまさかの実写映画化。伊藤さんほか、忽那汐里、田口トモロヲ、木村多江、大久保佳代子など豪華キャストがずらり。片田舎の古民家でスランプに陥った小説家の前にふらりとやって来た1匹の猫との出会いをきっかけに、「ねこあつめ」する姿を映し出す。CHOYA梅酒「うめほのり」CMなどで知られるシナモンのほか、りんご、りの、ゆず、がんも、ひげ、ソフト、ベーコン、きゃりー、スイッチ、ドロップ、キャベツといった“スター猫”たちが登場することでも話題となっている。4月8日に公開され、6月2日(金)よりDVDがリリースされるのが、猫を通じて惹かれあっていく男女を描いた韓国の恋愛ファンタジー『サヨナラの伝え方』。猫の中に入り込んだ人間の魂と対話できる能力を持つ青年ナビは、隣家に引っ越してきた女性イジョンの飼い猫ヤンマに、中年女性の魂が宿っていることに気づくが…。ガールズグループ「KARA」の元メンバー、パク・ギュリがイジョン役を務め、ドラマ「花ざかりの君たちへ」などのソ・ジュニョンがナビ役を演じ、大切な人との“幸せな別れの準備”を綴る優しい愛の物語。不思議な猫がもたらす、思いがけない奇跡に注目だ。5月20日(土)に全国公開となるのは、映画『猫忍』。2014年に大ヒットを記録した『猫侍』のスタッフが再集結し、「猫×忍者」をテーマに描いた時代劇コメディ。忍び込んだ屋敷で、生き別れた父・久世剣山によく似た太っちょ猫に遭遇し、その猫が秘伝“変化の術”で化けた父だと思い込んだ陽炎太が、父を元の人間の姿に戻そうと抜忍となり、「秘伝の巻物」を探す旅に出る。若手演技派俳優の大野拓朗が主人公の陽炎太を好演し、その父役には名優・船越英一郎、さらに佐藤江梨子、藤本泉、渋川清彦、鈴木福、永澤俊矢、柄本明、麿赤兒と豪華キャストが集結。本作で主役猫・父上を演じるのが、大きなボディに対して意外と(?)小顔、つぶらで愛らしい瞳が特徴の次世代トップスター猫・金時!本作の情報が解禁されると、“わがまますぎる”ボディがSNSで拡散され、写真集とグラビアDVDが緊急出版されるほどの人気を見せている。スクリーンいっぱいに映し出される愛らしい猫たちの活躍は、正真正銘の猫好きの期待も裏切らない、癒し系ムービーとなりそうだ。映画『猫忍』は5月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ねこあつめの家 2017年4月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2017 Hit-Point/「映画ねこあつめ」製作委員会
2017年04月23日「さまざまなジャンルの楽曲が入り、多面性を持ったJYが表現されています」 そう語るのは、元KARAで日本を拠点に活動中の女優・知英(ジヨン・23)。アーティスト名義「JY」として初となるアルバム『Many Faces〜多面性〜』(5月10日リリース)は、新ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系・4月13日スタート)の主題歌『女子モドキ』をはじめ、ソロ歌手JYの多種多様な姿が収められている。 「私が作詞を手がけた新曲をはじめ、私自身のことを歌っている楽曲も多いのも特徴ですね。母国でない国で生きるつらさだったり、自分を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちだったりを言葉にしています」 そんな彼女に、自身の“意外な一面”を分析してもらった。 「友人からは、サバサバしてるとか、男らしい性格だってよく言われます。回りくどいのが嫌いで、前置きはいらないから『結論から話して!』っていう感じです。決断も早くて、ショッピングに行っても即決ですから。見た瞬間に『これ、私の!』って(笑)。そういう性格なんです!」
2017年04月15日元KARAで女優の知英(23)が、映画『レオン』(2018年公開)で主演を務めることが14日、明らかになった。劇場用長編映画の主演は今回が初。ピュアで甘酸っぱい恋心を描くコメディ作で、セクハラ社長(竹中直人)と入れ替わる派遣OL役を演じる。アイドルグループ・KARAのメンバーとして活躍後、2014年に拠点を日本に移した知英。「今回ご一緒させて頂いた竹中さんは、日本でのソロデビュー前から魅力的で好きな俳優さんだったので、まさか共演できるとは思ってもいませんでした」と竹中との縁を喜び、「しかもその竹中さんと入れ替わる役なので、撮影中はずっとワクワクしてました。現場でもとても気さくに話しかけて下さり、更に役作りに関してもアドバイスを下さったりと、助けて頂き、とても心強かったですし勉強になりました」と撮影を振り返る。また、「入れ替わったときは、竹中さん演じる朝比奈玲男になりきり、エロオヤジ社長炸裂でやりきりました」と手応えもあったようで「気分は爽快でした」と満足気。「限界ギリギリ!?の表情にも挑戦しているので」と見どころをアピールしつつ、「是非楽しんで観て頂きたいです」と呼びかけている。一方の竹中は、「知英は本当にチャーミングで優しく美しく時には男っぽく柔らかな女性でした。知英はたくさんの可能性を秘めた女優です。コメディエンヌとしても素晴らしいテンションを持ち備えた方だな…と感じました。知英と出逢えた事に感謝しております」と知英に向けて絶賛の言葉を送る。メガホンを取るのは、『お迎えデス。』(日本テレビ系・16年)など数多くのテレビドラマを手掛けてきた塚本連平監督。彼氏にフラれ、会社もクビになった地味な派遣OL・小鳥遊玲音(たかなし・れおん)と女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(あさひな・れお)は事故に巻き込まれ、心が入れ替わってしまう。
2017年04月14日一世を風靡した韓国の大人気ユニット「KARA」で活躍後、日本へ活動の場を移した知英が、この度、映画『レオン』で劇場用長編映画初主演を務めることが決定。共演には竹中直人を迎え、来年劇場公開を予定している。創業30年の老舗の食品会社「朝比奈フーズ」。そこで派遣社員としては働く小鳥遊玲音は、磨けば美人でナイスボディの持ち主なのだが、男性社員からは“ムダパイ”と呼ばれ、根っからのネガティブ思考でイケテない存在。そんな玲音にも社内恋愛で彼氏が出来るのだが、喜んだのも束の間、弄ばれた末にあっさりフラれ、さらに派遣切りで会社をクビになってしまう。一方、朝比奈フーズ代表取締役社長・朝比奈玲男は、仕事は出来るが、女子社員へのセクハラまがいは日常茶飯事の根っからの女好き、そして誰の意見にも耳を貸さない超ワンマン。ある日、そんな2人は同じ車の事故に巻き込まれてしまい、病院に担ぎ込まれる。先に目を覚ました玲男は、危うく一命を取りとめたと安堵したのもつかの間、体の異変に気付き…。原作はスマホマガジン「Hot-DogPress」で連載し、絶大な人気を誇ったオリジナル漫画。派遣社員と会社社長といった、性別も社会的地位も性格も何もかもが正反対の2人が入れ替わってしまって…というストーリー。ハチャメチャで破天荒な展開を笑いたっぷりに、そしてピュアな恋心を甘酸っぱく、痛快な胸キュンコメディを繰り広げる。監督には、「アット・ホーム・ダッド」や「ドラゴン桜」「お迎えデス。」の塚本連平。『ヒロイン失格』やアニメ「TIGER&BUNNY」などを手掛ける吉田恵里香が脚本を担当する。本作で主演を務めるのは、『暗殺教室』シリーズで日本映画へ初出演、ドラマ・映画と活躍の場を広げ、昨年はJY名義でソロ歌手デビュー。月9主題歌となったセカンドシングル「好きな人がいること」では、配信チャートで軒並み1位を獲得した知英さん。今回は彼氏にフラれ、会社もクビになった地味な派遣OL・小鳥遊玲音役で劇場用長編映画初主演を果たす。そして、玲音と入れ替わってしまう女好きのワンマンオヤジ社長・朝比奈玲男役を竹中さんが演じる。竹中さんと入れ替わる役ということに、撮影中はずっとわくわくしていたと言う知英さん。「現場でもとても気さくに話しかけて下さり、さらに役作りに関してもアドバイスを下さったりと、助けて頂き、とても心強かったですし勉強になりました」と竹中さんとの撮影中のエピソードを明かし、「入れ替わったときは、竹中さん演じる朝比奈玲男になりきり、エロオヤジ社長炸裂でやりきりました。気分は爽快でした。限界ギリギリ!?の表情にも挑戦しているので、ぜひ楽しんで観て頂きたいです」とコメント。また竹中さんは、「知英と僕が入れ替わるなど、演じる私にも想像出来ることではありません。監督の指示に従いながらどんな映画になるのかしら…と美しい知英を感じながら心と身体を動かしてゆきました」と話し、「知英は本当にチャーミングで優しく美しく、時には男っぽく柔らかな女性でした。知英はたくさんの可能性を秘めた女優です。コメディエンヌとしても素晴らしいテンションを持ち備えた方だな…と感じました。知英と出逢えたことに感謝しております」と絶賛している。おっさんぶりが弾ける知英さんと、ナヨナヨ乙女の竹中さん。2人がお互いのキャラをどうなりきりるのか?その演技に期待したい。『レオン』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月14日●知英のアドバイスで相手を見つめる"ポスト堀北真希"とマスコミが熱い視線を送る女優がいる。ごくごく普通の中学生として岐阜で日常生活を送っていた松風理咲(16)は、下校時にスカウトされたことで運命が変わる。初仕事は2015年。今年2月に引退を表明した堀北真希さんとのCM共演だった。その後、ネスレのショートムービー『そちらの空は、どんな空ですか?』では同じく事務所の先輩である知英と共演し、初めて本格的な演技に挑戦。昨年4月期のテレビ朝日系『グッドパートナー 無敵の弁護士』では初の連ドラレギュラーに抜てきされ、高校1年生ながら小学6年生の役を器用に演じてみせた。そして、今年5月には初主演映画『トモシビ ~銚子電鉄6.4kmの軌跡~』が公開される。デビューから2年が経つ今、松風は役者業や芸能界とどのように向き合っているのか。今回の約5,000字にわたるインタビューでは、3月27日から配信を開始したショートムービー『恋茶の作法』をはじめ、「ネスレシリーズ作」「堀北真希」「知英」といったルーツともいえるトークテーマから、松風の原点と可能性を探る。――いろいろな取材記事を読んできましたが、常に課題を見据えている印象です。ご自身が出演した映像を見返すことも多いのでは?何度も見返すことはありませんが、完成したものを最初に見た時に「ここがダメだったなぁ」といつも反省しています。撮影してから映像を見るまでの間、ふと、「今だったらもうちょっとできたのに」と思うことも……。――ネスレのショートムービー「そちらの空は、どんな空ですか」(15年)では事務所の先輩である知英さんとの共演でした。いま振り返ると、どのようなところが足りなかったと感じますか? すごく自然にやりとりされているように見えました。とにかく初めてのことばかりで(笑)。よく分からないままやっていたので、ほかのことを考える余裕もなかったんだと思います。きっと今だと、カメラがこっちを向いていたらこういう動きをすればいいとかいろいろ気づくこともあったはずです。あの時は、1カット目と全然違うところを歩いてしまったりすることも(笑)。――知英さんとの共演で印象に残っていることは?一緒のシーンの時、あまり目を見ない私に、「目を見て話して」と言ってくださいました。普段、人と話す時は相手の目を見るんですけど、セリフを言う時にどうしたらいいのか本当に分からなくて。やっぱり目を見た方が相手をちゃんと意識している雰囲気も出ますし、私にとってはすごくありがたいアドバイスでした。――われわれは何気なく役者さんの演技を見ていますが、いざ自分がやるとなると手のやり場、視線や表情など、「どうすればいいの?」という所作がたくさんあることに気づきます。やっぱり現場でしか磨けないものなんですかね。そうだと思います。本を読んでいても、相手のセリフがどんな感じで飛んで来るのか、想像するしかないですし、そこがどんな場所なのかは想像の中にあるもの。現場では相手の方のセリフの言い方や場所の雰囲気が実際に分かると、やっぱり自分の頭の中にあったものとの違いを感じます。――知英さんのことはデビュー前からご存知だったんですか?はい。――そんな人と一緒にお仕事をするのは、単純にどんな心境なんですか?KARAの時代から好きだったので、とにかく「うわー!すごい!」の連続です(笑)。でも、本当に気さくな方でたくさん話し掛けてくださったので、緊張が解れていい意味でリラックスして撮影できました。――その後に出演した『待ってろ!私の未来』は、受験に向けて必死に勉強をするリサキの姿を描いた物語でした。コメディ要素もあって、また違った演技力が求められる作品ですね。そうですね。役名が「リサキ」というのもあるんですけど、「そのままの気持ちで楽しんで」と言われていたので、難しく考えずに入ることができました。――先生役の原口あきまささんが、毎回ものまねを披露するのも見どころの1つです。爆笑してしまいました。原口さんは本番の演技が変わるので、本当に「次はどんな感じなんだろう?」と考えながらの撮影でした。本当に面白くて、ついつい笑ってしまう瞬間もたくさんありました(笑)。――コメディを演じる難しさは感じましたか?監督さんからも言われていたんですが、表情をなるべくオーバーに動かすとか、笑った後にすぐに真顔に戻すとか、普段やらないような表情がたくさんありました。「自分にもこんな表情ができるんだ」という発見もあったので、今後に生かしていきたいです。――その後の作品においても、とても貴重な経験になったそうですね。こんな動きをしてみようと工夫しても、実際はそこまで動いてなかったりします。思っていることと、やっていることが違うことが多かったんです。でも、あれだけオーバーに動いてみたことで、どんなふうに見えるのかを知ることができました。――3月27日から配信される「恋茶の作法」は恋愛をテーマにした作品ですね。茶道部に所属する、旅館の娘。1つ上の幼馴染・利休くんに思いを寄せていて、姉との三角関係のような展開になります。みんな自分の思いを相手に言えない。伝えられないからこそ、お茶を通して心を通わせていきます。――今回はどんな演技を求められたんですか?「元気で明るい子」という設定だったので、笑う時は思い切り笑いました。でも、お姉ちゃん役の横田(美紀)さんの方がすごく表情が豊かで……。見ていて役柄の元気な部分がより伝わって、すごく勉強になりました。●『グッドパートナー』の難役秘話――先ほどは知英さんとのエピソードもありましたが、共演者から得られるものは大きいんですね。出ている方がどんな演技をしているか勉強しようと思っても、画面を通してだと、どうしても客観的に見てしまいます。でも、実際に現場でご一緒させていただくと、相手の方を受けて感じる部分がすごく分かります。――知英さんの愛猫・レオンくんとの共演でしたね。実家で猫を飼っていたこともあって、自然に接することができました。現場の雰囲気に落ち着かない感じでしたが、少しでもリラックスしてくれたらいいなと思いながらナデナデしていました。――知英さんは活動拠点を日本に移してからレオンくんを飼いはじめて、時には悩みなども話しているそうです。松風さんは、猫とどのようにコミュニケーションするタイプですか?お母さんに怒られた時、猫がいると「おかしいよね?」みたいに言っちゃいます(笑)。私自身、猫を誰よりも大切にしていたので、お父さんが寝ている猫にちょっかいをかけに来ると怒っていました(笑)。私にとっては、「猫さま」という感じ。なんでも話せますし、一緒に寝たりすることもありました。――レオンくんと会話するシーンもありますね。ありました。猫はセリフ通りに動かないですし、目もなかなか合わせることができません。でも、普通の猫としてではなく、「人」と会話しているつもりで演じました。――着物での演技は今回が初めてだったそうですね。はい。祖母が着物好きで、お正月のような行事で何度か着させてもらってました。上品に見えるように意識しましたが、慣れない部分もあったかと思います。お茶を点てるシーンの動きは、先生が指導してくださいました。――前2作と比較していかがですか?テンションの振れ幅や感情の起伏があまり大きくなかったんじゃないかと反省しています。そこはやっぱりお姉ちゃんに負けていました。元気な子が急に静かになったら、「この子どうしたんだろう?」となりますが、そこの幅が狭いと注目されにくくなりますので……。――すごく冷静に分析されていますね。声を録音してセリフを聞き直すこともあるそうですが、その方法もご自身で編み出したことですか?レッスンの時に先生が「録音してみるのもいいんじゃない?」とアドバイスしてくださいました。実際にやってみると、自分が聞こえている声と違っていたり、声の大きさにも違いがあることが分かりました。――昨年4月には初の連ドラレギュラーとなる『グッドパートナー』(テレビ朝日系)に出演。当時高校1年生でしたが小学6年生の役でした。知英さんと共演させていただいた直後の撮影でした。周りにはたくさんの先輩方。小学6年生は3~4年前のことでしたので、意外とそんなに変わらないのかなと思ったりもしたんですけど、実際に学校に行ってシーンを撮った時にいた子たちをすごく子供っぽく感じてしまいました(笑)。――父親役は竹野内豊さん、母親役は松雪泰子さん。そのほかもスター揃いでしたが、平常心でいられましたか?そういうことは自然と意識しなくなりました。本読みの時では、「テレビで見たことある方だ!」と思いますが、現場に入ると普通に接していただいて、みなさんすごく優しい方でした。学校で流行っていることを聞いてくださったり、セリフを一緒に読んだりしてくださったりしたお陰で、そこまで緊張することもなく撮影できました。――最近、若い世代の方々とお話する機会が多いのですが、緊張しない方が多いように感じます。はじまる前はすごく緊張するんです。どうしたらいいんだろうとか、ついつい考えてしまって。でも、いざ始まると「そんなこと言ってられない」となる。現場に行くと覚えないといけないことがたくさんあります。だから、「緊張なんかしてる場合じゃない」となってしまいます。「緊張感ない」みたいに思われるかもしれませんが(笑)、もちろん緊張感はあるんです。それよりも緊張するのは会見やイベントなどの場所です。「間違ったこと言えない」という緊張感があります。ドラマだと自分とは違う人を演じていて、言うことも決まっていますので、比べるとそこが安心できる部分なんじゃないかなと思います。――演じる楽しさ、喜びは?うーん……今はまだ「どうしたらいいだろう?」ということが多いんですけど、いろいろな人間になれるのは楽しいです。この世界でしかできないことだと思います。――岐阜で下校時にスカウトされて、その後、事務所に入る前に現場を見学したそうですね。何を感じましたか?こんなに多くの人が関わっていることを知って驚きました。堀北さんの『まっしろ』(15年1月期・TBS系)というドラマ。本当にたくさんの方がいて、通路にいろいろな人やものが並んでいた。今まで見ていた世界とは全然違いました。●堀北真希さんからの言葉を胸に――見学するまでは、この業界に入るかどうか迷っていたんですか?どんな世界か、想像つかなかったんです。東京だとロケ現場を見かけることもあると思いますが、地元の岐阜では一切ありませんでした。どんなふうに撮影しているのかすごく気になったので、現場を見ることができたのは、よかったと思います。――事務所の方の勧めで?はい。ドラマ以外では雑誌の現場も見学させていただきました。現場で見たものが実際に誌面になったり、映像になったりすると、多くの人が関わって長い時間をかけていろいろなものが作られていると知って、すてきな世界だと思いました。――初仕事は堀北真希さんとのCM共演でしたね。あっという間の撮影で、スタッフさんに言われるがままの現場でした(笑)。堀北さんは、CMの現場はドラマや映画と違うということを教えてくださいました。カメラの向きを意識しつつ、そこに注意しながら動かないとカメラに映り込まなくなることも丁寧に教えてくださいました。すごく優しく接してくださったことを今でも思い出します。――それにしても、岐阜の下校時でのスカウト。あまりにも運命的です。友だちと一緒に帰っている時に声を掛けられて、普通にしゃべってたらその方が後日、家に来たので、こわいなぁと思っていました(笑)。スカウトされたのも、その時が初めてです。――最近、周囲はどのような反応ですか。寮生活になってから、家族は食生活のことを気にしてくれています。実家に帰った時も心配してくれて。友だちからはお仕事の話をあまり聞かれません。こういうお仕事をしていることとは関係なく付き合ってくれるので、それはすごくうれしいですし、ありがたいです。――芸能界に入ることは松風さんの選択だった。「やる」と決めた時、ご両親の反応は?自分で「やる」と決めたからには、しっかり頑張らないといけない。お母さんは最初は「できるの?」と心配してくれていましたが、「やる」と決めてからは「『子どもだから』『高校生だから』みたいな言い訳はダメ。大人の方々が優しくしてくれると思うけど、一人の社会人として、それに甘えることなく。良い事務所に出会えたのは幸せなことだから、この機会を無駄にせずにがんばってね」と励ましてくれました。――心に残る言葉ですね。仕事について感想は?つい先日、「前よりは安心して見れるようになった」と言われました(笑)。感想を言われることもありますけど、恥ずかしいというか……聞き流しています(笑)。演技のことについてはレッスンの先生に相談しています。寮に住んでいるので、そこで先輩や後輩と話をするのも大事な時間です。――実家に帰りたいとは思わない?帰りたい気持ちもありますが、その頃の自分を知っている人には何だか会いづらくて(笑)。中学の時の自分を振り返ると、反省するくらい子どもだったなぁと感じます。――それだけ成長したということですね。どんな女性になりたいですか?しっかりした「軸」がある女性になりたいです。ぶれない女性。「やる」と決めたことはちゃんとやり通す。まわりに流されず、人と違うことを自信をもってやれるようになりたいです。――力強いお言葉です。仕事面での今後の目標は?この世界に入ってから、「女優さんだけをやりたい」と思い続けてきました。いろいろな幅広い役と出会いたい。黒木華さんに憧れています。あのくらい柔らかい演技でインパクトを与えられたら……人の心に届けられるような、そんな女優さんになっていきたいです。――これまでの取材記事で、「女優一本」という言葉をたびたび目にしました。これにはどのような思いがあるのでしょうか?モデルは身長的にも厳しいというのもあるんですけど(笑)、やっぱり、1つのことを集中してやりたいという思いがあります。女優さんをやり続けていくと、きっと役柄によって楽器をやるとかスポーツをやるとか、そんな日が来ると思います。そうやっていろいろなことが経験できることもこのお仕事の魅力だと思います。女優一本。そんに器用じゃない私でも、まだまだできることがあるはずです。■プロフィール松風理咲(まつかぜ・りさき)2001年1月17日生まれ。岐阜県出身。身長153センチ。B型。中学2年生の時に地元・岐阜で下校時にスカウトされる。初仕事は東京メトロのCM。ネスレのショートムービー「そちらの空は、どんな空ですか」(15年)で知英と共演。2016年4月期のテレビ朝日系『グッドパートナー 無敵の弁護士』で連続ドラマで初のレギュラーを務める。2017年5月20日から、初主演映画『トモシビ ~銚子電鉄6.4kmの軌跡~』が公開される。
2017年03月31日28日、韓国・ソウルの東大門で開かれた『HEAR SEOUL FASHION WEEK F/W 2017』にSEVENTEENのエスクプス、ウォヌ、バーノン、ミンギュが来場。ミンギュはモデルとして同ブランドのランウェイを歩いた。 フォトセッションでは多くの報道陣が駆け付け、ミンギュがランウェイを歩いた際にも多くのフラッシュが光り、デセドル(売れっ子アイドル)の人気を証明させた。 ミンギュはベレー帽にコートを合わせたフォーマルなスタイルから、カジュアルなスタイリングまで完璧に着こなし、モデル顔負けのウォーキングを披露した。 この日は、このほかにもKARA出身のニコル、少女時代のソヒョン、T-ARAのヒョミンらが来場した。ソウルファッションウィークは4月1日まで開催される。
2017年03月28日今田耕司と中条あやみがMCを務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪れる「アナザースカイ」。3月24日(金)放送回は女優で歌手の知英が「KARA」脱退後、武者修行で短期留学したロサンゼルスを再訪する様子を追う。1994年生まれで現在23歳の知英さんは、2008年に最年少メンバーとして「KARA」に加入。翌年発売されたアルバム「Revolution」収録曲「Mr.」でみせたヒップダンスが大きな注目を集めグループの人気が加速。日本でも2010年8月に第1弾シングル「ミスター」を、さらに同年11月に日本第2弾シングル「ジャンピン」をリリース、一大ブームを巻き起こし、2011年には「第62回NHK紅白歌合戦」に出場を果たす。その後2014年に入り「KARA」を脱退すると、日本で女優として活動をはじめ、日本テレビ系連続ドラマ「地獄先生ぬ~べ~」のヒロイン役や、映画『暗殺教室』シリーズやドラマ「民王」などに出演。『名探偵コナン 業火の向日葵』では声優にも経験し、ファッション誌「non-no」にてモデル活動も開始。2016年に入ると「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」に出演。さらに同作の主題歌を「JY」名義で歌唱し歌手活動を再開させるとミュージカル「スウィート・チャリティ」で舞台へも進出。活躍の場を広げ続けている。そんな知英さんが今回訪れた“アナザースカイ”はアメリカのロサンゼルス。「KARA」を脱退後、武者修行で短期留学したロスの地を再訪し、2年ぶりにレッスン漬けの毎日をふり返る。中国語、韓国語、英語、日本語の4か国語を駆使し、本場仕込みのアクションを披露する知英さんだが、当時のホームステイ先でお世話になった人との再会では涙を見せる場面も。なぜロスを修行先に選んだのか。日本語の演技に苦悩した日々を乗り越え見えてきた大きな夢とは!?女優として、ソロアーティストとして新たな道を歩き続ける知英さんが、自身の転機となったロスで当時をふり返り、未来を見つめる30分。「アナザースカイ」は3月24日(金)23時25分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月24日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第8回は「バンドやってる男」。そう、ハマっちゃダメな男の鉄板みたいなこのタイプと、どう恋愛すべきだと思いますか?■バンドやってる男ステージに立つバンドマンはゲレンデのスキー上手な男並みに輝いて見える。東京ドームのステージに立つようなバンドはもちろんのこと、文化祭のステージに立つクラスメイトでさえ、いつもと違った顔に見えてドキッとしたりする。最近ワイドショーを賑わせているバンドマンの恋愛事情。彼らはどんな男なのか、皆さんが大やけどしないためにもお伝えしておこう。■パートで見極める「バンドマン」と一括りにされがちな彼らだが、どのパートを担当してるかによってだいぶ性質が違う。バンドをやるにあたってどのパートを選ぶかは自分次第。不思議と深層心理が働くのか、その性質に合ったパートを選択している。バンドのパートはまず大きく2つに分かれる。ヴォーカルやギターといった目立つフロント、ベースやドラムといった縁の下の力持ち的なリズム隊である。それなりに売れているバンドであっても、ファンじゃなかったらなかなかメンバー全員の顔は憶えられないが、ヴォーカルの顔ぐらいはわかる人は多いのではないだろうか?今は楽曲が重視される時代だけれど、かつてはメジャーデビューするにはヴォーカルの歌唱力もさることながら、ルックスも重要視されてきた。もちろん今だってルックスが良いに越したことはない。文字どおりバンドの顔として存在するヴォーカリストなんてのは当然ナルシスト。360度視線を感じて生きている男なのだ。同じフロントを担うギタリスト、彼らは常に良くも悪くもヴォーカリストを意識して生きているちょっと複雑な男。戦隊ヒーローものに例えるとヴォーカルがレッドでギターはブルー。ちょっとクールで尖ったヤツなのだ。言葉ではなくギターを通して感情を伝える、そのちょっとエロい指先の動きにやられてしまう女子は多い。■土台を固めるリズム隊そんな「オレがオレが」と自分を前面に押し出してくるフロントチームに対して、リズム隊のアプローチはまったく違う。癖の強いフロントたちを抱えてバンドとして成立させるには、リズム隊が超重要。彼らが人間的にも音楽的にも土台をしっかり固めておかなければ、フロントは暴れることができないのである。ステージではヴォーカルを挟んで左右にギターとベースが並ぶことが多く、ドラムのようにドラムセットから動けないわけではないベースはフロントマンとしても役割も担う。お客さんを煽ったり、ギターやヴォーカルと絡んだりするが奏でるリズムは狂ってはならない。こんなややこしいパートを担当するベーシストはだいぶこじらせている男である。寡黙に刻まれる低音のリズムで自分をわかってほしいと叫んでいるベーシストはハマってしまうと一番抜け出せないタイプ。同じリズム隊でもベースが陰ならドラムは陽。非常にバランス感覚に優れたムードメーカー。ステージ上から振り返るといつもそこにいてその包容力でバンド全体を包み込む。派手なドラムソロでやんちゃな一面も見せるドラマーには社交的な人も多く、ついついほだされてしまいがちだけど、意外と頑固な一面もあるので要注意なのだ。■バンドマンとの楽しい付き合い方それぞれのパートで性質の違いはあるが、概ねバンドマンはモテる。音楽は日常生活に溶け込みながら、非日常に誘う魅力があるもの。バンドが奏でるラブソングの主人公に自分を投影したら、まるでお目当てのバンドマンと恋愛しているような気分になる。大きなステージでも、観客全員に満足してもらえるように、一人一人に届くようパフォーマンスをする。人の心のひだひだを感じて心に響く楽曲を作る。常日頃からそんなことを考えてるのがバンドマンである。そりゃ1:1になったら強いに決まってる。「たくさんの観客に向けて演奏しているけど、本当に愛してるのは私」なんて優越感を味わってしまったらなかなか抜け出せるものではない。私はあるアーティストのライブをステージの袖で見ていた時、彼が客席を指差すたびにその方向にいるお客さんの顔がピンク色に染まるのを感じた。指差す方向の横3列、縦50列にいる150人くらいは自分を指差したと感じ、夢見心地になるのだ。そりゃやってるバンドの方も楽しかろう。ライブの後、「私に気づいた(気がする)、目があった(気がする)」と話し、楽しげに帰っていく。これが彼女たちの明日からの活力になるなら、音楽って素晴らしい!これが楽しいバンドマンとの付き合い方である。あくまで擬似恋愛、妄想は自由なのだ。でもね、本当に恋をしてしまうと楽しいよりも苦しいと思う。ステージを降りたら私だけの男。そう信じていても疑心暗鬼になり、苦しくなる。ファンが増えることは嬉しいが不安が増していくのも事実。私は私。自分に自信を持って対等な関係でいられるなら、いいかもしれない。その不安に負けなかった女にしか見えない景色はきっとあるから。もしあなたがその茨の道を進むと決めたなら私はエールを送りたい。ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「抱きしめたい/ボクノネガイゴト」(2016/12/14リリース)チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほか
2017年03月15日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第8回は「バンドやってる男」。そう、ハマっちゃダメな男の鉄板みたいなこのタイプと、どう恋愛すべきだと思いますか?■バンドやってる男ステージに立つバンドマンはゲレンデのスキー上手な男並みに輝いて見える。東京ドームのステージに立つようなバンドはもちろんのこと、文化祭のステージに立つクラスメイトでさえ、いつもと違った顔に見えてドキッとしたりする。最近ワイドショーを賑わせているバンドマンの恋愛事情。彼らはどんな男なのか、皆さんが大やけどしないためにもお伝えしておこう。■パートで見極める「バンドマン」と一括りにされがちな彼らだが、どのパートを担当してるかによってだいぶ性質が違う。バンドをやるにあたってどのパートを選ぶかは自分次第。不思議と深層心理が働くのか、その性質に合ったパートを選択している。バンドのパートはまず大きく2つに分かれる。ヴォーカルやギターといった目立つフロント、ベースやドラムといった縁の下の力持ち的なリズム隊である。それなりに売れているバンドであっても、ファンじゃなかったらなかなかメンバー全員の顔は憶えられないが、ヴォーカルの顔ぐらいはわかる人は多いのではないだろうか?今は楽曲が重視される時代だけれど、かつてはメジャーデビューするにはヴォーカルの歌唱力もさることながら、ルックスも重要視されてきた。もちろん今だってルックスが良いに越したことはない。文字どおりバンドの顔として存在するヴォーカリストなんてのは当然ナルシスト。360度視線を感じて生きている男なのだ。同じフロントを担うギタリスト、彼らは常に良くも悪くもヴォーカリストを意識して生きているちょっと複雑な男。戦隊ヒーローものに例えるとヴォーカルがレッドでギターはブルー。ちょっとクールで尖ったヤツなのだ。言葉ではなくギターを通して感情を伝える、そのちょっとエロい指先の動きにやられてしまう女子は多い。■土台を固めるリズム隊そんな「オレがオレが」と自分を前面に押し出してくるフロントチームに対して、リズム隊のアプローチはまったく違う。癖の強いフロントたちを抱えてバンドとして成立させるには、リズム隊が超重要。彼らが人間的にも音楽的にも土台をしっかり固めておかなければ、フロントは暴れることができないのである。ステージではヴォーカルを挟んで左右にギターとベースが並ぶことが多く、ドラムのようにドラムセットから動けないわけではないベースはフロントマンとしても役割も担う。お客さんを煽ったり、ギターやヴォーカルと絡んだりするが奏でるリズムは狂ってはならない。こんなややこしいパートを担当するベーシストはだいぶこじらせている男である。寡黙に刻まれる低音のリズムで自分をわかってほしいと叫んでいるベーシストはハマってしまうと一番抜け出せないタイプ。同じリズム隊でもベースが陰ならドラムは陽。非常にバランス感覚に優れたムードメーカー。ステージ上から振り返るといつもそこにいてその包容力でバンド全体を包み込む。派手なドラムソロでやんちゃな一面も見せるドラマーには社交的な人も多く、ついついほだされてしまいがちだけど、意外と頑固な一面もあるので要注意なのだ。■バンドマンとの楽しい付き合い方それぞれのパートで性質の違いはあるが、概ねバンドマンはモテる。音楽は日常生活に溶け込みながら、非日常に誘う魅力があるもの。バンドが奏でるラブソングの主人公に自分を投影したら、まるでお目当てのバンドマンと恋愛しているような気分になる。大きなステージでも、観客全員に満足してもらえるように、一人一人に届くようパフォーマンスをする。人の心のひだひだを感じて心に響く楽曲を作る。常日頃からそんなことを考えてるのがバンドマンである。そりゃ1:1になったら強いに決まってる。「たくさんの観客に向けて演奏しているけど、本当に愛してるのは私」なんて優越感を味わってしまったらなかなか抜け出せるものではない。私はあるアーティストのライブをステージの袖で見ていた時、彼が客席を指差すたびにその方向にいるお客さんの顔がピンク色に染まるのを感じた。指差す方向の横3列、縦50列にいる150人くらいは自分を指差したと感じ、夢見心地になるのだ。そりゃやってるバンドの方も楽しかろう。ライブの後、「私に気づいた(気がする)、目があった(気がする)」と話し、楽しげに帰っていく。これが彼女たちの明日からの活力になるなら、音楽って素晴らしい!これが楽しいバンドマンとの付き合い方である。あくまで擬似恋愛、妄想は自由なのだ。でもね、本当に恋をしてしまうと楽しいよりも苦しいと思う。ステージを降りたら私だけの男。そう信じていても疑心暗鬼になり、苦しくなる。ファンが増えることは嬉しいが不安が増していくのも事実。私は私。自分に自信を持って対等な関係でいられるなら、いいかもしれない。その不安に負けなかった女にしか見えない景色はきっとあるから。もしあなたがその茨の道を進むと決めたなら私はエールを送りたい。ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「抱きしめたい/ボクノネガイゴト」(2016/12/14リリース)チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほか
2017年03月15日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第7回は「意識高い系の男」。一見カッコイイんだけど…やたら横文字を使う男、あなたの周りにいませんか?意識高い系の男ちょっと前に話題になった「意識高い系」という言葉をご存知だろうか?もともとは就職活動において「知識や経験が豊富で優秀な人材」などを「意識が高い」と文字通りの良い評価として使われていたのだが、いつしかそれは嘲笑の対象となっていった経緯がある。この嘲笑の対象となる「意識高い系」と呼ばれる男は主に大学生や若い社会人に今もなお増殖中なのでぜひ気をつけていただきたい。大学生における意識高い系はその若さゆえかわいいもんである。早めにその透けてみえるほどの薄っぺらい中身を指摘してくれる良質な大人に出会うことを心から祈ろう。厄介なのは社会人における意識高い系…その主な生息地はIT業界だ。知識豊富でコミュ力高い…でも違和感…彼らは書店に行けば大量に平積みされている自己啓発本やビジネス書を片っ端から読み、勉強会やセミナーには積極参加、とにかく人脈を広げることに熱心、それはそれで悪いことではないのだが、その行動に対する自己アピールが激しい。SNSツールを駆使することに長けた彼らは「他の奴らとは違うんだぜ」、「わかってるぜ、俺」的な表現で盛り盛りに攻めてくる。スティーブジョブスに自分の人生を重ね合わせて、どこかで聞いたことあるような名言をほざいちゃったりするんだから、その客観視ゼロな人格はある意味尊敬に値するんじゃないかとさえ思う。そもそもIT業界は新しい業界だ。他業界で見受けられる生き字引のような重鎮はまだ存在しない。特に日本ではもっさりした浪人生のような風情の男が、あっという間に成功し、セレブと呼ばれるようになって20年程度の若い業界なのだ。それゆえ「自分にもできるんじゃないか?」と言う幻想をいだかせてくれる数少ないフィールドとなり、そこには意識高い系の若者が生息しやすくなっている。基本的にコミュニケーション力の低い人が多く集まるIT業界の中で、意識高い系の男は目立つ。常日頃から研究熱心がゆえに彼らが作成するプレゼン資料は美しい。どこかで見たことがあるような気がするけど。またそこも常日頃から研究熱心がゆえに彼らのスピーチは流暢だ。どこかで聞いたことがあるような気がするけど。知識量が豊富で話題に事欠かない、高いリサーチ力で流行りのモノやお店もよく知っている、入り口は非常に入りやすい男だ。知らないことを教えてくれたり、苦手なことをサポートしてくれたり、なかなか役に立つ。悪くない…でも。もしその男にあなたが小さな違和感を感じたなら、ぜひ深入りせずに引き返してほしい。きっとその男は意識高いのではなく意識高い系の種族のはずだ。この二つの種族は似て非なる。その違いがわかったなら本物の意識高い種族を探す旅へ出よう。「横文字」が多い男は黄信号!私が知る限り意識高い系の男は会話に横文字が多い。横文字を多用して話すのは内容に自信がないからだ。受け売りのフレーズを多用して、専門用語を並べ立てればそれっぽく聞こえる。人は自信がない時ほど言葉数が多くなる。言葉数が多くなるほどボロが出る。でも本当に自信のある人は平易な言葉でゆっくり話す。そこには逃げ切る必要なんてない。私が知る限り意識高い系の男はデータを信じている。一つ一つのデータはきっと正しい。例えば日本一美味しいイチゴと日本一美味しい生クリームと日本一美味しいスポンジを使えば日本一美味しいイチゴのケーキが出来るはずだが、現実は違ったりする。そこには絶妙なバランスが存在し、その調整こそが難しいのである。人間は些細なことで心が揺れ動き変化する生き物である。そこには自分でも理解しがたい矛盾や感情が潜んでいる。恋愛においては「好き」と言う感情がゆえに相手の心の奥底に手を伸ばしたくなる。確信が欲しくて心がこすれ合い、ヒリヒリする瞬間がある。本当の意識高い男は苦しくとも、そこに触れようとするだろう。あなたと言う本質に触れようとせず、うわべばかりを撫で回し、高速PDCAを回すような意識高い系の恋愛はこちらから願い下げである。ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「抱きしめたい/ボクノネガイゴト」(2016/12/14リリース)チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほか
2017年02月09日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第6回は「捨てられない男」。そう、物が捨てられないのは女性だけの話じゃありません。そしてそこから読み取れることとは?■捨てられない男新年だからと言って何が変わるわけではないけれど、気分的には年末は片付けをしたくなるし、年始は新しいことを始めたくなる。これって日本人特有の感覚なんだろうか?ご多分に漏れず私も年末に大掃除をした。いらないものを捨てる時は思い切って捨てる方だが、何でこんなものまで大事にとっておいたのか?!と我ながら呆れることも多い。今回は断捨離しながら考えた「捨てられない男」について。■「捨てる」能力はなかなか身につかない学校でも職場でも、片付けの下手な男は多い。物が多ければなおさらだ。カバンの中にはあらゆる書類が本人しかわからないルールで詰め込まれ、いつ買ったかもわからないガムやフリスクが散乱、使用済みのティッシュやマスクまで入っている。当然机の上は常に書類や本で雪崩が起きていて、作業スペースを作ることから1日が始まることも多い。これだけペーパーレスの時代になっても捨てられない男の机は汚いままだ。例えば会社で頂き物のお菓子が配られたとき、すぐに食べれば良いのだが、何らかのタイミングで食べられなかったとする。そうするとそのお菓子はデスクの上に放置され、いつしか消費期限も切れる。きっと本人も食べる意思があったのだろうし、消費期限が切れた認識も少なからずあるんだと思う。でももう用をなさないそれを男は捨てない。いや捨てられないのだ。子どもの頃は親が定期的にカバンや部屋をチェックして、整理整頓もしてくれたりして問題は大きくならなかっただろう。しかし成長するにつれて自立を求められ、自己管理という能力が問われる。しかし本人に変わろうというきっかけや強い意思が芽生えない限り、性質に大きく由来するこの「捨てる」という能力はなかなか身につかないものである。■優しさゆえに捨てられない。つまり…捨てられない男というのはだらしないと言ってしまえば、その通りなのだが、その優しさゆえに捨てられない側面もある。そして10年に1度の可能性ではあっても「捨てなくてよかった!」という経験が少なからずあったりする。私自身、数年前のプロジェクトの企画書を当時一緒に働いていた男が捨てずにいたおかげで、参考にできた経験がある。(その節はありがとうございました。本当に助かりました!)他人の役に立ったり、喜ばれた経験は成功体験として心に残るものだ。愛されたい、喜ばれたいという感情は人を社交的にし、他者への共感力や思いやる気持ちを育んでいく。捨てられない男の部屋には妹の修学旅行のお土産から、祖父母から持たされた数年前のお守りまであらゆるもので溢れている。自分を思ってしてくれたこと、そんな思いを感じて捨てられないのである。だからこそだらしない割には誕生日や記念日は忙しくて会えなくても電話やメールを欠かさないという一面もある。パッと割り切って捨てられない性質ゆえに、頼まれごとも多く断れないし、程よい手抜きもできない生真面目さと優柔不断さを兼ね備えた男でもあるのだ。「本当にだらしないんだからー」と言いながら、あなたが片付けをすることがイヤでなければ、案外いいかもしれない。そのうちあなたは男に気づかれないうちに、そっと捨てる技術も身につけてしまうかもしれない。そして捨てられない男がゆえ、あなたのことも簡単に捨てたりしない。自分が許されている分、他者も許す度量の大きさがある男が多い。ただ一つ気をつけて欲しいのは、過去の女も捨てきれないという弱さもあるということである。ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「抱きしめたい/ボクノネガイゴト」(2016/12/14リリース)チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほか
2017年01月12日元KARAの知英(JY)が11日、東京・お台場ヴィーナスフォートで3rdシングル「フェイク」と4thシングル「恋をしていたこと」の発売記念イベントを行った。JYの名義で12月7日に待望の3rdシングル「フェイク」と4thシングル「恋をしていたこと」の2タイトルを同時発売した知英。その発売を記念したイベントがこの日行われ、訪れたファン100人がサンタクロースの帽子を被るなど、クリスマスシーズンに相応しいイベントとなり、新曲「フェイク」と「恋をしていたこと」を熱唱したほか、2ndシングル「好きな人がいること」も披露された。イベント後には報道陣の取材に応じ、「観客の皆さんが可愛いサンタさんになっていたので、クリスマスの雰囲気で気分も上がりました」とイベントの感想を述べた知英。新曲については「『フェイク』は今までのJYにはなかった曲でかっこ良い曲です。昭和歌謡曲の雰囲気を出しつつ、とても盛り上がる曲になっています。『恋をしていたこと』は、2ndシングル『好きな人がいること』に似ている雰囲気で、JYにとっては初めての冬ソングとなっています。ときめきを忘れている恋人の皆さんに聞いて欲しいです」とアピールした。12月ということで、今年1年を振り返ってもらうと「今年はすごい年だったと思います。やりたかったミュージカルもできたしJYとしてもデビューできたし、とっても充実した1年だったんじゃないかと思います」と笑顔を見せ、「来年はツアーが決まったので、それに向けてアルバムとか作っていきたいし、女優としても頑張っていきたいです。今までは変わった役しかやってないので、普通の女の子を演じたいですね。高校生とかもまだイケると思うんですよ!」と意欲。また、今年3月公開の映画『暗殺教室~卒業編~』で共演した成宮寛貴氏の芸能界引退にも触れて「素敵な俳優さんだと思っていたので、とても残念だと思います」と話すにとどめていた。
2016年12月12日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第5回は「外資系金融の男」。どう考えてもモテる彼らは、恋愛・結婚に対しては結構シビアなようで…。■外資系金融の男世の中の外資系金融の男は、いつ頃この業種を仕事としようと思ったんだろうか?今でこそインターネットで調べれば、ありとあらゆる職業を知ることが出来るが、ちょっと前までなりたい職業なんてものはテレビで見るか、身近な大人から知ることがすべてだったんじゃないだろうか?女の子はお花屋さんやケーキ屋さん、看護師さん。男の子はサッカー選手や野球選手、パイロットあたりが定番だった。最近ではYouTuberがランクインしてきたが、それもある意味身近な職業である。そこへいくと、「外資系金融が身近」な人ってとっても限られる。テレビで見る機会もそう多くない。そう考えると、真剣に考えるのは大学生になってからだろうか?やりがいは抜群、収入も抜群、選択の理由は確かに十分だ。■稼ぎが目当ての女とは結婚しない!あなたは日常生活のなかで、外資系金融の男と出会う機会があるだろうか?彼らに出会うにはそれなりに高学歴、高収入の人々が集う世界をのぞいてみるといい。「外資系金融の男って、こんなにいるんだー」とちょっと驚くことだろう。若い時から稼ぎがいいし、外国語も堪能、仕事相手に外国人も多いから、パーティなんかも慣れたもの。動かしている金額も大きいだけに、話もスケールが大きいし、取引相手に信頼してもらわなければならないので、年齢の割に落ち着いた大人の雰囲気まで醸し出しちゃったりしてる。そりゃモテるに決まってるわけだ。では、あなたはこの外資系金融の男に何を求めるのだろうか?「そりゃ収入でしょ?」と思ったあなたは気を付けて頂きたい。彼らは自分を求めている女が自分ではなくお金をみていることなんて百も承知だ。そして自分が稼いでいるお金が永遠に続かないことも知っている。だから楽して暮らしたい、贅沢三昧をしたいと思っているだけの女なんて初めから相手にしない。彼らは思った以上にお金にシビアなのである。それゆえに「遊ぶ女」と「結婚する女」の線引きはとてもはっきりしている。忙しい自分に代わって家庭を任せていけるだけの知性が必須なのである。モデルのような美女と夜な夜な遊んでるのをよく目撃されていたのに、結婚したのはMBAを取得するために留学した大学で一緒だった才女なんてことはよくある話だ。■浮気くらい想定内と思えるかハードな仕事をこなし、稼いだお金で裕福な暮らしをする男にとって、次に欲しくなるのは名誉である。お金があれば何でも買えるが、お金があるだけではどーにもならない世界がある。生活レベルが上がり、お付き合いする人たちも変わると、目の前に立ちはだかる壁を知ることとなる。庶民からみればみんな「お金持ち」なのだが、どうやら内情は違うらしい。「僕、金融なんで…」とやや卑下したような物言いに彼らの心のすき間を感じるのだ。常にクールでスマートな外資系金融の男に人間らしさが見える瞬間である。「ここまで必死に頑張ってきたんだね」とかわいく思え、頭のひとつでもなでてやりたくなる←しないけどw。もしあなたがこの心のすき間を上手く埋めてあげられるようなスペックなら、彼らにチャレンジしてみる価値はある。ただし、浮気くらい想定内と思える心の広さは必要となるだろう。彼らは賢いので浮気は浮気、本気になるなんてことはまずないのがせめてもの救いではあるが…。■ミーハーなことはしない。が、しかし…?タレントやアーティストのプライベートな食事会で、ビシッとスーツを着こなした、まわりと少し雰囲気の違う男がいたら、大抵は外資系金融の男である。彼らは控えめではあるが、堂々としてる。その場にいることが間違いじゃない空気を作り出してくる。そういう場には同じ芸能関係以外だと、飲食業、アパレル業、IT関係あたりの人間が出入りしてくるのが常で、彼らはそこに参加していることがステイタスと感じる人達である。タレント側も食事や買い物に行ったとき一般客から隔離してもらったり、新しい情報を知るきっかけになったりと、ほどほどwin-winの関係が成立する。ただしその種の人たちは口が軽いのがやっかいなのだ。そんななか外資系金融の男はちょっと違う。「一度飲んだらお友達」みたいなことも言わない。チケットも頼んでこない。メリットのない行動はしない彼らがゆえに…なんとも不気味だと常々思うのである。ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほかTwitter:@odamarinda
2016年12月10日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第4回は「実家暮らしの男」。理想のイケメンが実家暮らしだったら、どう思いますか?■実家暮らしの男一人暮らしを始めるタイミングは、高校卒業以後が多い。進学する人、就職する人と様々だが、実家から距離がある学校や職場の場合は寮に入ったり、親戚の家に下宿する事もあるかもしれない。ただ多くは一人暮らしとなるだろう。もし進学、就職のタイミングで一人暮らしを始めなかった場合、実家暮らしが継続されることとなる。実家の暮らしのありがたさというのは、たいがい離れて暮らして初めてわかるもの。つまりその男はずーーっとわからないのだ。家に帰っても、朝慌てて出て行ったままの状態の部屋。大して使っていないのに毎月徴収される公共料金。洗濯物もゴミも自分が動かない限りたまり続けるし、自分しかいないのにフローリングの床にはびっくりするほどホコリや髪の毛が落ちている。こんな一人暮らしあるあるに気が付かずに暮らしているのが、実家暮らしの男である。■シャツは語るあなたが好きな男がシャツを着ていたとしよう。一人暮らしであれば、そのシャツは自分で洗い、アイロンもかけてるかもしれない。ご存知のようにシャツは洗濯して適当に干してしまうとシワができる。一度シワがついた状態で乾いてしまうとアイロンがけも大変だ。たとえオールクリーニングに出している男だったとしても、「そろそろクリーニングに出さないと着るものがないな」なんて考え、まとめて週末に出したりする。そんな手間がそのシャツの向こうに見える。そんな面倒なことやってられない男は万年Tシャツorポロシャツ男になるのだ。一方、実家暮らしの男は脱衣所のカゴに投げ込んでおけば母親が洗ってくれる。脱いだまま裏返しだろうと、色落ちするシャツだろうとお構いなし、母親は文句を言いつつも可愛い息子のために洗濯を欠かさない。ボタンが取れそうなら付け直し、ほのかに香る柔軟剤なんかで丁寧に仕上げるかもしれない。畳んでタンスに入ったシャツをその男はあたりまえのように着てきただけである。そう、「あたりまえのように」ここが大事なポイント!もしもその男が全てをあたりまえのように感じているなら、気をつけてほしい。なぜならその男はサバイバル能力が低いからだ。実家に住んでいるなら雨風どころか暑さ寒さもしのげる家がある。そしてその家は安価か無料でその男を住まわせてくれている。「家賃の支払いさえなければどんなに生活が楽になるだろう」なんて思ったことはないが、「あとお給料が何万円多かったらもっと貯蓄ができる」とか「駅近のマンションに引っ越せる」というビジョンを描くことも少ない。つまり一人暮らしというのは生活を知り、社会を知ることになるのだ。お金も時間も将来への投資として、キャリアアップの勉強をしたり貯蓄をしてるような実家暮らしの男なら、少しは見込みがある。両親がしっかり教育した賜物だろう。ただ教育熱心なあまり世話を焼きすぎる母親に育てられると、将来、ゴミ出しをするだけで「やってやったぞ感」がアリアリの偽イクメンの男になりがち。そんな男に「いいかゴミ出しっていうのはな、家中のゴミ箱を集めて、大きなゴミ袋にまとめ、空になったゴミ箱に新しいゴミ袋をセットして元の位置に戻す!その一連の流れの先にゴミ集積所にゴミ袋を出すというfinal actionがあるのだ!」というゴミ出しの基本のキから教えなければならないのは大変な労力である。■他者を受け入れる余裕はあるかもしれない結婚するまで実家暮らしの男もいるだろう。いろいろ出来ないことも多いし、精神的に弱い部分もあるけれど、その男を愛する家族に囲まれて過ごした年月は確実な自己肯定感を育んでいる。自己肯定感が強い人ほど他者を受け入れる余裕もあるのだ。ちょっとだらしないけど、素直なヤツなので褒めておだてて教えれば吸収も早い。あとはあなたの忍耐力次第だ。実家暮らしの男には、夜中に電話して甘ったるい言葉でも言わせてみてほしい。きっと隣の部屋にいる家族に聞こえないように、小声で必死にこたえるだろう。そんな姿を想像して可愛いと思えたら大丈夫かもしれない?!ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほか
2016年11月09日「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。第3回は「体育会系の男」。これまた少々厄介な人種ですが、意外と愛せるタイプかもしれません。体育会系の男体育会系と言っても個人競技と団体競技、メジャー競技とマイナー競技、ご本人もしくは所属するチームが強豪か、弱小かによってずいぶん変わってくる部分もある。また文化系でもコンクールを目指してハードな練習してると「もはや体育会系だね」といった雰囲気にもなる。ただ主に中学、高校といった多感な時期に長い時間を費やした部活動は、その後の人生に多大なる影響を与えたことは間違いないのである。体育会系の男は概ね礼儀正しい。親ウケ、上司ウケは抜群である。部活に入部すると先輩から上下関係というものを叩き込まれ、その部活の伝統も学ぶ。先輩は神様、最下級生は奴隷扱い、ときにそれが理不尽であっても先輩や伝統は絶対なのだ。ちょっとイカした男だと「自分がされて嫌だったことは後輩にはやりたくないから」と悪しき伝統を断ち切った話を何度でもしてくれるはずだ。毎回面倒でも大げさに褒めてやってほしい。彼らは過去の勲章の誇りをもっているから。そして「大げさ」というのもポイント。彼らがするリアクションは大げさで、話は大きくなりがちだ。チーム競技の場合、レギュラーメンバーに選ばれなければ試合に出ることも出来ない。そのためには自己アピールも大切なのである。それはとかく彼女や友達にも求めがち、プレゼントやサプライズが大好きな彼らは受け手の反応を期待している。どうも「こんなに俺が頑張ったから、喜んでくれるに違いない」と思っている節があるのだ。彼らのハートを掴みたいなら、いつもよりちょっと大げさなリアクションをオススメしたい。白黒つけたいのが体育会系の男勝った負けたが日々を支配していた彼らは、何事においても白黒つけがち。仕事では成果を求め、そこに至らなかったならその経緯をはっきりさせたい。なぜ失敗したか?それがわからなければ次の勝利は望めないからだ。これはビジネスマンとしてはとても優秀ではないだろうか?少し年齢を重ねれば、失敗した部下を責めることなく自分が泥をかぶり、「同じ間違いはするなよ」と励ます素敵な先輩になる男もいるだろう。ただ恋愛における喧嘩においても白黒追求型になられるとやっかいだ。恋愛中の喧嘩なんて、何がキッカケだったかわからなくなるほど、くだらないものでありながら、その喧嘩が勃発するまでの様々な要因が絡み合った複雑なものであったりする。そんなもん、いちいち白黒つけられるもんじゃない。この手のタイプが「俺が悪いわけじゃないけど、とりあえず先に謝ったほうがよさそうだな」という境地に至るのは30歳を超えてからではないだろうか?マネージャー気分で見守ってそして体育会系の男は実はナイーブ。人の心の機微を理解出来ないし、行間なんて読まないくせに、自分の心は察してほしい。あぁなんて面倒くさい。感情の起伏が激しいので、落ち込むときはとことん落ち込むが、この際の心遣いは中途半端な慰めではないから要注意。気合と根性で過ごしてきた彼らは自分自身で這い上がる力がある。その心を察するなら、そっと見守り、浮上の気配が見えたら気分転換でもさせてやってほしい。常にそばで見守るマネージャー型の恋愛がふさわしいのかも知れない。基本的に彼らは情にもろく、素直な優しい男だ。多少面倒なこともあるけれど、仲間想いの彼らは彼女も大切にする。全力で守ってやらなきゃと本気で思ってる希少生物なのだ。だから、あいも変わらず仲間で集まっては10年前の練習試合の話しで熱くなることくらい大目に見てやってくれないだろうか?ライタープロフィール緒田茉莉1997年小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。近年の参加作品:チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」KARA「Girl’s Story」KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほか
2016年10月08日桐谷美玲を主演に、三浦翔平らいま人気の俳優陣を迎え贈る新月9ドラマ「好きな人がいること」。この度、ドラマの主題歌に元「KARA」のメンバーで、現在女優としても活躍中のJY(=知英)が担当することが決定した。櫻井美咲(桐谷美玲)は、キスの仕方も忘れるほどスッカリ恋愛にご無沙汰だった。というのも将来は独立したいという夢に向け、日々パティシエの仕事に邁進してきたため。だがある日、心のよりどころとしていた仕事をクビになり、転職活動もうまくいかないという大ピンチに…。そんなおり、高校時代の初恋の人・柴崎千秋(三浦翔平)と再会する。そしてなんと千秋に誘われ、彼が経営する海辺のレストランで住み込みのバイトを始めるという奇跡の展開に。憧れの千秋と一つ屋根の下で暮らすことになった美咲。だが、そこにはほかにも兄弟たちがいた。シェフを目指して学校に通う三男の柴崎冬真(野村周平)は面食らうほどお調子者のプレーボーイ。そして、レストランを支える天才シェフ、次男の柴崎夏向(山崎賢人)は最低最悪の超ムカつく男だった! 美咲のことをパティシエとは認めず、パシリ扱いしかしない夏向。こんな最低男と暮らす羽目になるなんて。こうして、三者三様の3兄弟とひと夏をすごすことになった美咲。果たして、いつも優しい理想の王子様・千秋、お調子者のプレーボーイ・冬真、そして嫌みや皮肉ばかりの天敵・夏向のうち、恋愛弱者・櫻井美咲の重い心の扉を開けるのは誰か…!?キャストには、今回満を持して月9初主演となる桐谷さん、柴崎三兄弟として長男・千秋役に三浦さん、次男・夏向役に山崎賢人、三男・冬真役に野村周平をメインキャストに、大原櫻子、佐野ひなこ、飯豊まりえ、菜々緒らも参加する。今回主題歌を歌うこととなったJYさんは、“知英”のアーティスト名でデビューしたシングルがオリコンデイリー最高5位、ウィークリーチャートでも7位を獲得。全編英語詞の楽曲「RADIO」がiTunesのPOP、TOP SONG CHARTでグラミー常連アーティストを抜いて1位になったことでも大きなニュースとなったのは記憶に新しい。そんな彼女が歌う主題歌は、ドラマタイトルと同じく「好きな人がいること」。今回は作詞にも挑戦し、自身の体験を基に、恋心に気づく女性の心の動きをリアルな言葉で表現。恋愛はもちろん、仕事、人生に対して、失敗を繰り返しながらも、何度も何度もやり直せばいいよね、という前向きな応援ソングで、軽快なギターの音色と、跳ねて楽しげなメロディーが印象的なアップテンポな楽曲。友情から恋愛に発展していく、かわいらしい女子心を歌っているようだ。曲中のフレーズ同様、“何度も何度も”書き直したという渾身の作となっている。楽曲についてJYさんは「曲を聞いた方々が、好きな人や大切な人のことを思い出せる曲になればいいなと思いながら言葉を選びました」と語り、「JYとしてセカンドシングルの段階で月9ドラマの主題歌になるなんて、本当に驚いていますし、うれしすぎて信じられませんでした。夏にぴったりの爽やかな曲なので、ドライブやビーチサイドにオススメです!」とアピール。また、グアムで撮影されたというミュージックビデオは、蜷川実花が監督を務め、蜷川実花プロディースのチャペル、海、ショッピングモールなど全7シチュエーションで6パターンの衣装を着こなすなど、JYさんの新たな魅力が満載のキュートな作品に仕上がっている。JYさんも「とても思い出深い作品となりました。まずは、蜷川さんの世界に参加することができたこと、とても光栄です。雑誌では何度かご一緒させていただいたことはありましたが、ムービーのお仕事は初めてだったので、どんな風に撮影されるのかとワクワクしながら撮影に臨みました」と喜びを語っていた。「好きな人がいること」は7月11日(月)21時~フジテレビにて放送開始(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2016年06月17日ガールズグループKARAのメンバーとして活躍し、アジア中にファンを持つハン・スンヨン。2016年春よりソロ活動をスタートさせた彼女が、7月、神戸と東京で初単独イベントを行う。ハン・スンヨン チケット情報神戸は、トーク&歌唱&ゲームのほか、ハイタッチも予定された、日本ソロデビュー記念ファンミーティング。一方、東京では、歌唱&ゲームのほか、ファンとの距離を縮めたスペシャルな企画を含んだアットホームな、日本ソロ・デビュー記念ランチ・パーティーを行う。ランチ―コースを食べながらスンヨンと過ごす濃厚な時は、プレミアムな時間になることだろう。ソロとなって初の単独イベントで、どんな話が聞けるのか? また、どんな曲を歌うのか? ソロを祝うに相応しい充実したイベントに期待。イベントは7月8日(金)に兵庫・神戸国際会館 こくさいホール、7月10日(日)に東京・パレスホテル立川 ローズ・ルームにて開催。チケットの一般発売は6月4日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選実施中、5月29日(日)午後11時59分まで受付。
2016年05月27日