東京・白金のOUR FAVOURITE SHOPでは、ひなまつりの展示にあわせ、2月21日から3月15日までクリエイティブ・ユニットのクビーナ(kvina)を招待作家に迎えた展覧会「“希望”と可能性の日傘」を開催する。©kvina × Coci la elleクビーナは、作家・マンガ家の小林エリカ、グラフィックデザイナーの田部井美奈、写真家の野川かさね、イラストレーターの前田ひさえからなるクリエイティブガールズユニット。2010年春より「リブロデクビーナ(LIBRO de KVINA)」としてLIBRO(=本)をモチーフに、日本語・英語・エスペラント語3ヶ国語でのセルフパブリッシング、プロダクトデザイン、展示などを手掛ける。月に何度か開かれる朝食会でそれぞれのアイディアや夢を話し合いながらプロジェクトをすすめている。今回の展覧会では、クビーナが斬新なオリジナルの傘を創り続けるコシラエル(Coci la elle)のひがしちかと一緒につくった日傘を展示・販売。アメリカの詩人エミリー・ディキンソンの2つの詩「Hope is the thing with feathers(「希望」それは羽根を持つもの)」と「I dwell in Possibility(わたしは可能性の中に住んでいる)」をモチーフにした、2つの晴雨兼用傘を、限定各16本のエディション付きで販売する。©kvina × Coci la elle関連イベントとして、2月24日の14時からクビーナのメンバー4人がそろってお祝いのための温かなお茶を用意する「ひなまつりをお祝いするお茶会」を開催。15時からは、クビーナによる展覧会の説明や傘に込めた想いなどを話すスモール・トークを開催する。どちらも予約は不要、誰でも参加できる。また2月24日からは、「春を楽しむ“希望”と“可能性”のお菓子」として、下高井戸の“日々のお菓子屋”ヤスケサンフード(yaskesunfood)が用意する、ひなまつりをテーマにした人気の焼き菓子を特別に販売する。なお、ギャラリーには、キギ(KIGI)の渡邉良重が所有する1960年代はじめごろに作られた御殿飾りのお雛さまも展示される。【展覧会情報】OUR FAVOURITE SHOPのひなまつり “希望”と可能性の日傘会期:2月21日~3月15日会場:OFS gallery(OUR FAVOURITE SHOP内)住所:東京都港区白金5-12-21時間:12:00〜19:00(展示最終日は17:00まで)休館日:月・火(祝日を除く)
2020年02月18日震災からもうすぐ1年。クリエイティブユニットのkvina(クビーナ)が東北の魅力を伝える展示「Mi amas TOHOKU(ミ アーマス トウホク)」をロゴスギャラリーにて開催する。Kvinaは作家の小林エリカさん、グラフィックデザイナーの田部井美奈さん、写真家の野川かさねさん、イラストレーターの前田ひさえさんによるクリエイティブユニット。震災後「つながるひろがる東北応援プロジェクト」を発足し、仙台を拠点にする編集プロダクション「SHOE PRESs(シュープレス)」とともに、その活動のひとつとして「Mi amas TOHOKU」プロジェクトを発足。東北の企業とボーダーこけしグッズを製作、販売し、売上金を寄付することで被災地を支援する活動を続けてきた。Mi amas TOHOKUは、かつて岩手に暮した宮沢賢治も学んだエスペラント語で、「東北が好き」を意味する。徐々に希望を取り戻し始め、その姿を全国の人に見てほしいという「SHOE PRESs 」を中心とする現地の人々の思いから、kvinaのメンバーがそれぞれ現在の東北を旅行。ガイドブックを製作し、少しずつ復興している沿岸部の街、温かな祭り、おいしい食べ物、守り続けられる民藝、震災を機に立ち上がった地元の人々の活動を見つめ、その魅力を伝える。東北ガイドブック2012「Mi amas TOHOKU 東北が好き kvina×SHOE PRESsの観光案内」(私家版) 1,050円展示ではガイドブックで使用した、kvinaメンバーによる作品や写真を展示。「Mi amas TOHOKU」のボーダーこけしグッズや福島プロジェクト“ライフク”のピンバッチ、青森のセレクトショップ「STABLES」のセレクト商品、「SHOE PRESs 」が編集した書籍、各地域が出しているパンフレットや地図などを販売する。また、青森の伝統的な民藝「こぎん刺し」を体験するワークショップやミュージシャンのアン・サリーさんとともにライブ&トークショーも開催。kvinaを通して東北の魅力を改めて確認し、東北を訪れることで観光から復興支援を目指す今回の展示。復興についてもう一度考え直すきっかけにもなりそうだ。東北が好き「Mi amas TOHOKU」会期:3月9日(金)~21日(水) 10:00~21:00(最終日は17:00まで)会場:ロゴスギャラリー 東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷パルコPART1 B1Fお問い合わせ:ロゴスギャラリー 03-3496-1287(10:00〜20:00)※3月16日(金)はイベント準備のため、14:00~15:30クローズ。※入場無料企画制作:パルコ協力:kvina・SHOE PRESs・高橋亜弥子・西村亜希子・mokka・オープニングアクト「Mi amas TOHOKU 東北が好き」日時:3月9日(金) 19:00〜20:00予定(18:30開場)出演・演奏・歌:VOQ映像・スライド:西村亜希子+kvina・こぎん刺しワークショップ「Mi amas AOMORI 青森が好き」日時:3月10日(土) 14:00~参加料:1,000円(材料費込み)定員:10名予約:メールのタイトルを「こぎん刺しワークショップ」と明記の上、お名前、人数、連絡先をご記入し、logos-g@parco.jp宛にご予約ください。返信のメールをもって予約を完了いたします。 ※予約の定員数に達し次第受付を終了させて頂きますのでご了承ください。・ライブ&トークショー「Mi amas FUKUSHIMA 福島が好き」日時:3月16日(金) 16:00~18:00予定(開場15:30~)出演:アン・サリー、LIFEKU、kvina取材/赤木真弓
2012年03月08日