1930年にドイツで生まれた『LAMY』 『LAMY』は1930年、カール・ジョセフ・ラミーによってドイツの古都ハイデンベルクでスタートしました。ブランドとしては1952年に始まり、「機能によって形作られるデザイン」をコンセプトに、何年たってもすたれることのない美しい万年筆やボールペンを作りつづけています。たとえば1966年に誕生した「ラミー 2000」という1本のペンには、「西暦2000年になっても通用するデザイン」という思いが込められていたそうですが、実際にそのデザインのまま、今も多くの人に愛されています。そんなエピソードからも『LAMY』の魅力が伝わってきます。 ラミー サファリ オールブラック 万年筆 ¥4,000 世界中にファンを持つ、時代を超えた定番品 “筆記具の歴史的ヒット”と言われるサファリは、1980年の発売から40年近くロングセラーが続く定番シリーズ。軽くて丈夫な樹脂製のボディ、子供から大人まで正しく使えるようにデザインされたグリップ部分のくぼみ、ワイヤー製のクリップ。無駄のない美しいデザイン、書きやすさ、使いやすさが一体となったまさに“機能美”を体現している名作なんです。一度使ってしまうと他の万年筆は使えないと言われるほどのなめらかな書き味も、文房具好きに愛されています。 「サファリ」と言えばレッド、イエロー、ブルー、ホワイトなど鮮やかなカラバリも有名なのですが、今年のリミテッドカラーは“オールブラック”。マットな質感のブラックを全身にまとったソリッドな一品は、サファリシリーズの魅力をぐっと引き立てたスペシャルな仕上がりです! ラミー アルスター ヴァイブラントピンク ¥5,000 ビジネスシーンにも映える渋めのピンク 先ほど紹介した定番品、サファリシリーズをアルミ素材でモディファイしたのが「アルスター」。正しくペンを握るためのくぼみやワイヤー式のクリップなどの機能性はそのままに、ボディを少し太くデザインしたことで、大人のユーザーがビジネスや日常のシーンで使いやすい設計になっています。 限定カラーのヴァイブラントピンクは、鮮やかで躍動感がありながら、どこか渋みを感じさせる落ち着いたカラー。女性にはもちろん、男性にもおすすめできるピンクなんです。 ラミー ピコ ネオン ¥7,500 数々のデザイン賞を受賞したコンパクト設計 コロンとしたシルエットが可愛い「ピコ」は、まずその機能性に驚きます。携帯時はわずか92mmほどのコンパクトなつくりですが、一度ノックするだけで123mmのフルサイズに早変わり。このダイナミックなメカニズムが評価され、2002年にはデザインプラス最優秀賞を受賞するなど、数々のデザイン賞で認められてきた一本なのです。クリップがない代わりに転がり防止の突起がついていたり、細やかな部分までしっかりと配慮された実用性が『LAMY』らしいアイテムです。 限定カラーとして並ぶのは、まぶしいネオンカラーでペンケースやバッグの中でも探しやすいブライトイエロー。デザイン性の高いアイテムなので、鮮やかなカラーとマッチしてファッションのアクセントにもなってくれるはず。 ラミー ティポ トルマリン ¥1,700 上品な光沢感と筆記性の高さが魅力「ティポ」シリーズは、美しく光るアルミボディとマットな質感の樹脂を組み合わせたハイブリッドデザイン。キャップレスのローラーボールペンという普段使いできる操作性のいいアイテムでありながら、ラグジュアリーな雰囲気に惹かれます。最も多くの『LAMY』商品を手がけているプロダクトデザイナー、ウルフギャング・ファビアンによるデザイン。 リミテッドカラーとして登場したのは集中力を高めると言われるトルマリンカラー。ビジネスシーンでもしっかりと主張してくれるシックで使いやすい一本です。 ラミー ロゴプラス レーザーオレンジ ¥1,500 高級感のあるオレンジカラー 鮮やかな発色のプラスティックボディにメタルパーツを組み合わせたシンプル&ミニマムな「ロゴプラス」。その名の通り、ボディに『LAMY』のロゴが入ったベーシックなデザインが魅力です。ノック式のボールペンは軽いクリック感が毎日使いたくなる心地よさ。クリップや口金には上品な光沢を放つステンレスヘアライン加工が施されており、高級感のある仕上がりがヨーロッパで大人気のモデルなのです。 パワフルなレーザーオレンジは、今年だけの限定色。プラスティックボディだからこその美しい発色で、使うたびに元気をくれそうです。 ラミー ジョイ ホワイト ¥4,000 ユニークなカリグラフィー万年筆 最後にご紹介する「ジョイ」は、一風変わったカリグラフィー用の万年筆。平坦にカットされたペン先で、太い線と、横に滑らせたときの細い線、また中間線までスムーズに変化させることのできる使いやすい一本です。最近話題になっている「カリグラフィー」好きな人はもちろん、通常の筆記具として日本語の筆記に応用するのもおすすめだとか。グリーティングカードや席札など、心のこもった文字を書きたいシーンできっと活躍してくれるはずです。 「サファリ」のデザインを受け継いだシンプルなモデルに、限定色のホワイトをオン。「ジョイ(喜び)」という名前を持つ万年筆は、お祝いの席にもぴったりではないでしょうか。 デザイン性が高くリーズナブルで、そして何より“使いやすさ”がとことん追求された『LAMY』のステーショナリー。使い慣れた万年筆を1本持っておくのも大人の嗜み。毎日のパートナーとして、そして特別な手紙を書くときのスペシャルな一本として、きっと頼りになってくれるはずです。 LAMY Tokyo Aoyama 03-6721-0771www.lamy.jp text:坂崎麻結
2018年11月25日