「こーんにーちはーー!」というテンションの高い挨拶で始まる漫才で、昨年のM‐1グランプリ王者となった錦鯉。何より話題となったのは彼らのキャリアと年齢。共に芸歴は20年以上。ボケの長谷川雅紀さんは現在50歳、ツッコミの渡辺隆さんは現在44歳。M‐1史上最年長ファイナリスト&チャンピオンの記録を打ち立てた。長谷川雅紀:僕らが優勝できたのって、去年のM‐1のとき、松本(人志)さんが「一番バカに(票を)入れた」みたいなことをおっしゃっていたんですけど、本当にそこだったんじゃないかなって思うんです。一番派手で、一番声が大きくて、バカみたいだったから、あの中で目立ってたのかなって。渡辺隆:やっぱり一番特徴的だったのは年齢です。長谷川:ギャップもあるのかもしれないです。ある程度の年齢で芸歴もあって、どんないぶし銀の芸を見せてくれるのかと思ったらバカな挨拶から始まるわけだから、ズッコケるんじゃないですか。長く芸人をやってきて、「たどり着いたのがこれか!?」って(笑)。渡辺:「今まで何やってたんだ!?」ってみなさん思うんでしょう(笑)。――結成は’12年。さまざまなコンビを経て、当時ピン芸人としてそれぞれ活動していたふたりだが、渡辺さんが飲み仲間でもあった長谷川さんを誘う形で錦鯉ができた。長谷川:僕はその頃40歳で、そろそろ芸人も限界かなぐらいに思っていたときに隆から声をかけられたから、考える間もなく、やろうかみたいなノリでした。普通コンビ組むときって、これからのこととか話しそうなもんですけど、そんな話は一切しなかったですから。朝まで居酒屋にいたのに、ふたりともドラマ『北の国から』が好きだってわかって、どのエピソードが好きで、誰がいいとか、そんな話ばっかりで、全然お笑いの話はしなくて。渡辺:歳を重ねてからのコンビだから、お互いに真っ当な理由があるように見られますけど、全然そんなものはなくて(笑)。長谷川:ドラマにならないんですよ。夜景見ながら「天下取ろうな!」みたいなこともないですし。渡辺:そもそも、この先の人生どうでもいいと思っているんで、そこまで深い考えがあったわけでもなく、みなさんが想像するより全然軽い理由で。ただ、自分は見た目からして目立つ感じではないから、コンビでフロントマンになってくれる人が必要だっていうのはあって、雅紀さんは舞台に立つと明るくなるし最適だったんです。長谷川:組んで2~3年目あたりから、だんだんお笑いライブでウケるようになったり、お客さん投票で1位を獲るようになったり。周りの芸人からも、面白いよねってライブに呼んでもらったりっていうことが増えて。その頃からちょっと手応えみたいなものは感じ始めました。渡辺:昔じゃ考えられなかったけど、深いネタより、軽いネタほどウケるようになる。それも雅紀さんの老化が進むに従って(笑)。最近は老眼もひどいし、どんどん理性がなくなってきているし。長谷川:老化はしょうがないですよ。歳ですから(笑)。――そんな中でのM‐1グランプリだ。一夜にして景色がガラッと変わるといわれるけれど、ふたりにとってもっとも大きな変化は?長谷川:優勝する前の年、初めて決勝まで行かせてもらって、そこで30何年間で初めてアルバイトを辞めたのが一番大きかったです。渡辺:僕もずっとアルバイトしてきて、お笑いはお金がもらえないって変な刷り込みがあったので、初めてお笑いでお金をもらえるんだって気付かされました。長谷川:でも、憧れのテレビの世界の人たちと一緒にお仕事するようになって、嬉しい以上に正直戸惑いは大きかったです。せっかく番組に出させていただいても全然しゃべれなかったり…。渡辺:今、テレビで活躍している人、全員すごいし面白い。だからテレビに出ているし、すごく見せないところがすごいんだなって、出させていただくようになって、あらためていまそう思います。――おふたりが思う、錦鯉がコンビとして順調な理由は?渡辺:ただ解散するようなこともなかっただけで…。長谷川:やっぱりこの歳になって組んだってことは大きいんじゃないかと思うんです。これが例えば、20代同士で組んでいたらどうなっていたかわからない。お互いに解散も経験してるし、年齢も重ねているから、相手の細かいことを気にしなくなっているし、嫌がるだろうなってことはしないですし。――後輩芸人にもリスペクトを見せる謙虚さも。今後の目標は?長谷川:謙虚とかじゃなく、僕の場合はもともとの性格なんです。あと、後輩にお金を借りたりしてきたので、偉そうにできないというか、逆に卑屈な意識がいまだに張り付いていて…。だからこれから天狗になっていこうかなと(笑)。渡辺:まずは償いが先だよ(笑)。長谷川:償いを挟んで天狗になっていく壮大な計画を立ててます。渡辺:嫌なやつになるな(笑)。WEB限定公開!錦鯉の「一問一答」長谷川さんと渡辺さんへ10の質問!Q. 朝起きて、一番にすることは?飲み物を飲む。水やお茶で喉を潤す。(長谷川)タバコを吸う。(渡辺)Q. なかなか眠れない夜、何をする?スマホをいじる。よく見るのはTikTok。美味しいお店、若い子のダンス、ニュース…などランダムに流れてくるのを見ますね。(長谷川)寝ないっす。酒飲んでますね。主にビールです。(渡辺)Q. 犬派?猫派?猫派。札幌で飼っていました。(長谷川)犬かな。昔飼っていたので。(渡辺)Q. タイムマシーンがあったら過去に行きたい?未来に行きたい?過去ですね。恐竜を生で見たい。あと江戸時代に行って、街並みを見てみたい。(長谷川)帰ってこれるなら未来。一人インサイダー取引をしたい(笑)。(渡辺)Q. 宝くじが当たったら、何に使う?世界一周。豪華客船とかあるじゃないですか。(「居酒屋のトイレに貼ってるやつね」と渡辺さん)そういうんじゃなくてさ、ひとつの街が動いていて、カジノがあったりするような豪華なやつ。(長谷川)特にないんですけどね…。生活に溶かしたい。なんとか使い切ります。(渡辺)Q. 愛用のマスクはどんなデザイン?コンビニとかで売ってる、普通のマスクを使ってます。(「長谷川さん、一回シースルーのマスクつけてきたよね。作りが薄すぎるやつ」と渡辺さん)あぁ、配ってたやつね!半紙みたいに薄かったやつ。羽衣みたいな。みんな僕を見て笑ってました。(長谷川)なんでもいいっす。(渡辺)Q. 好きなおにぎりの具は?親が作ってくれた納豆おにぎり。普通に売っているのであれば、シーチキンか五目。(長谷川)僕、シャケ。普通のシャケです。(渡辺)Q. あなたの弱点を教えてください。硬い食べ物が難しいです。特に鳥の軟骨揚げと、マカデミアナッツと、ガム。高校の頃は雨が苦手で学校を休んでいましたが、今は克服しました。(長谷川)体が弱い。風邪ひきますし、だいたいどっか痛いです。(渡辺)Q. 子どもの頃の夢は?漫画家。コロコロコミックが好きで大学ノートに描いてました。(長谷川)こけし職人。木を削る機械を使ってみたかった。(渡辺)Q. 無人島に持って行くなら?業務用のマヨネーズですかねぇ…。マヨラーなので、なんでもつけたいんです。それがなくなるまでの間に脱出したい。(長谷川)無人島に行きたくねぇもんな…。スーパーハウスかな。工事現場にある事務所みたいなやつ。中にエアコンもつけたいです。(渡辺)にしきごい長谷川雅紀(左)と渡辺隆(右)により2012年に結成。’20年のM‐1グランプリで初めて決勝進出、翌年初優勝を果たす。初書籍『くすぶり中年の逆襲』(新潮社)発売中。※『anan』2022年5月25日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月18日「m.m.m」が画期的な取り組みをスタート2022年4月29日(金)ナチュラルコスメブランド「m.m.m(ムー)」が、製品の廃棄ロスを軽減する新たな取り組みとして、“トライアルプライス”をスタートしました。これにより使用期限間近な商品や廃盤予定の製品が、「m.m.m公式サイト」「Cosme Kitchen 公式サイト」「osme Kitchen VILLAGE 御殿場プレミアム・アウトレット店」にて、スペシャルプライスで提供されます。愛用商品や気になる商品をお得に購入自然由来成分にフォーカスし、輝く女性たちの日常を彩るコスメを展開する「m.m.m」。これまで「m.m.m」では、限りある資源を大切にし、サスティナブルな未来を目指す活動に取り組んできました。そんな同ブランドの新しい取り組みが“トライアルプライス”です。できる限り廃棄を無くすため、使用期限の迫った商品やまもなく廃盤となる商品が、50%オフで販売されます。在庫限り、無くなり次第終了となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※「m.m.m」公式サイト
2022年05月05日2022年4月22日(金) にK,D,C,,,(JR新大久保駅ビル)で記者発表会を開催グランプリは一般投票で私のSDGs、ご当地食材でもったいなくない雑煮!公益社団法人 全国調理師養成施設協会(会長:服部幸應、所在地:東京都渋谷区) は、オリジナル雑煮コンテスト「Z-1グランプリ」を企画し、プレ大会を実施しています。2022年4月22日に記者発表会・三次審査を開催し、最終審査に進む2作品が決定しました。6月に開催される第17回食育推進全国大会で、来場者の投票でグランプリを決定します。Z–1グランプリ公式ページ : ■主なできごと開会挨拶(服部幸應氏)試食審査審査員講評(写真は笠原将弘氏)全景、取材参加者も試食左より中川純一( (公社)全国調理師養成施設協会副会長)、笠原将弘(日本料理「賛否両論」主人)、服部幸應( (公社)全国調理師養成施設協会会長)、姜明子(株式会社オレンジページ常務取締役)、粕谷浩子(お雑煮研究家)、大崎久美子( (公社)全国調理師養成施設協会専務理事))三次審査作品5作品■最終審査2作品もったいなくない! 遠州の海&山の恵みたっぷり!ZO-NI☆推薦:中遠調理師専門学校(静岡県)きのこの土瓶蒸し風 トラぞうに推薦:中川学園調理技術専門学校(茨城県)Z–1グランプリとは?年中行事と食事の結びつきは、ユネスコ無形文化遺産となった「和食」の重要な要素となっています。なかでも、新年を祝う正月行事は古来より日本人が受け継ぎ大切にしている行事であり、その時に食べる「雑煮」は郷土色が豊かで扱う食材や調理法に地域的特徴があり、代表的な日本の食文化の一つです。しかし、生活スタイルの変化に伴って、家族がそろって雑煮を食し、新年を祝う機会が減ってきています。そこで、食文化継承の役割を担う調理師を養成する教育機関として、雑煮の食文化を次世代に受け継ぐためにも、まずは、雑煮に親しんでもらうきっかけ作りとなるオリジナル雑煮コンテスト「Z–1グランプリ」を開催します。■最終審査日程2022年6月18日(土)・19日(日)会場第17回食育推進全国大会Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場:愛知県常滑市セントレア5-10-1)流れ18日:来場者の投票数でグランプリを決定19日:投票結果発表賞賞状、協賛会社より副賞■Z–1グランプリ・プレ大会概要名称Z–1グランプリ・プレ大会参加対象全国の小・中学生、高校生※個人、グループどちらでも可(応募は、1人または1グループにつき1点のみ)コンテストの流れ一次審査(書類選考・各調理師学校で5作品)➡二次審査(書類選考・全国で5作品)➡三次審査(実食審査・2作品選定)➡最終審査(グランプリ決定)応募総数1,027点主催公益社団法人全国調理師養成施設協会後援文部科学省、農林水産省、一般社団法人食文化ルネサンス協賛株式会社和泉利器製作所、貝印株式会社、鈴廣かまぼこ株式会社、全国漁業協同組合連合会、全国餅工業協同組合、伯方塩業株式会社、ヒガシマル醤油株式会社■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?1973年(昭和48)設立。全国211校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は教材の出版、各種資格付与事業、「調理技術教育学会」、当大会の運営等。調理師養成教育は、専修学校をはじめとして、高等学校、各種学校、短期大学等さまざまな学校群・教育課程で展開されている。会長服部幸應 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月27日「m.m.m」よりスティックタイプの日焼け止め誕生自然派コスメブランド「m.m.m(ムー)」より、天然由来成分100%の日焼け止めスティック「ムー スキンエクスパート UVスティック」(税込3,990円)が新登場。2022年4月15日(金)、「m.m.m」公式オンラインショップ、コスメキッチンおよびメイクアップキッチンの各店舗などで発売される。数量限定アイテムだ。天然成分だけの肌に優しい日焼け止め「ムー スキンエクスパート UVスティック」は、天然成分だけで作られたスティックタイプの日焼け止め。SPF40 PA ++で強力な紫外線から肌を守りつつ、サラサラのセミマット肌へ整える。またオリーブの果実から抽出した希少な「オリーブスクワラン」が肌のうるおいを保ち、アルプス山岳地帯の過酷な環境でたくましく育つエーデルワイス由来の「エーデルワイスエキス」が肌荒れを防いでくれる。自然なメイクアップ効果も同アイテムは計算されたベージュカラーで毛穴、色むらを自然にカバー。またブライトアップ効果で、くすみ知らずの明るい仕上がりに。石油系界面活性剤、パラベン、鉱物油、タール系色素、合成香料不使用で、敏感肌の人にも優しい処方だ。汗や水に負けないウォータープルーフタイプながら、専用のクレンジングは不要で、石けんで簡単にオフできる手軽さも嬉しい。(画像はプレスリリースより)【参考】※「m.m.m」公式サイト
2022年04月10日お笑い賞レース過去随一の優勝賞金出場芸人たちが多方面の実力を発揮するYouTube配信中G-1グランプリ実行委員会(発起人:島根さだよし)主催、『ジカタNo.1グランプリ(G-1グランプリ)』決勝戦 が2022年4月10日(日)に烏山区民会館(東京都世田谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて劇場チケット・配信チケットともに発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ★配信チケット 公式ホームページ 公式Twitter(@G1gp2022) 公式YouTubeチャンネル 参加条件は<芸歴15年以上・ネタジャンル不問>“お笑いの地肩”が鍛えられた 芸人たちに過去最大のチャンス賞金総額500万円!優勝賞金300万円!埋もれた”お笑い強肩(きょうけん)”の発掘野球界では、「肩が強い」「鉄砲肩」など、人よりボールを遠くに投げたり、速いボールを投げることができるなど、元々持っている才能、潜在能力を持っている人のことを「地肩が強い」と言いますが、お笑い界においても「元々面白い人」「笑いのセンスがある人」のことを「地肩が強い」と言うことがあります。芸歴が何年であろうと面白い人は面白い!…にもかかわらず、芸歴のために世に出るチャンスが制限されている芸人たちもいる現状において、“地肩→ジカタ”がある芸人にスポットを当てるべく、埋もれた“お笑い強肩(きょうけん)No.1”を決めるライブとして、「ジカタ」の「G」を取って、「ジカタNo.1 グランプリ(G-1 グランプリ)」と命名しました。発起人:島根さだよしコメント今回、メインスポンサーさんの代表の方がお笑いが大好きで、普段から芸人を応援してくださり、「もっと沢山の芸人を盛り上げるイベントは出来ないか?」とお話を頂きました。私にも昔からこの人たち面白いのにと思った芸人さんが沢山います。15年縛りや色々なしがらみで芸人を諦めてしまう方がこれから増えていくかもしれない、そんな方々のチャンスになればと、志半ばで離脱した芸人として、この企画を提案致しました。G-1グランプリ大会概要規定参加資格は「芸歴 15 年以上」。メンバーのうち 1 人でも芸歴が 15 年以上なら OK。即席ユニットも出場できます。ネタのジャンルは「漫才・コント・ ピン芸・漫談・ユニットネタ」。エントリー費は 1 人あたり 500 円となります。注目は、その賞金総額。番組企画を伴わないお笑い賞レースとしては、過去最高額(※)ではないかとも思われる 500 万円(※G-1 グランプリ実行委員会調べ)。優勝賞金 300 万円、準優勝賞金 50 万円、3 位賞金 30 万円、4 位・5 位賞金 10 万 円、さらに 1 回戦を突破した 100 組の中から、ネット投票で 1 位のユニットに 100 万円を進呈します。これらの賞金は 17 社以 上のスポンサーが出資。今後も本賞レースに協賛いただけるスポンサーを募集いたします。さらに、大会参加者芸人たちによる YouTubeバラエティー番組を毎週配信予定。トーク、街ブラ、食レポなど、芸人にとって必要なさまざまスキルを盛り込んだ企画で、出場芸人たちのネタ以外の実力も御覧いただきます。出演者総合司会:おぼんこぼん審査員:渡辺正行 / 宮迫博之 / げん / 他【決勝進出者】エルシャラカーニTOKYO COOLアモーンだーりんず流れ星☆なすなかにし三拍子や団アモーン磁石【エキシビジョン】妖怪客ふやし決勝戦 開催概要『ジカタNo.1グランプリ(G-1グランプリ)』決勝戦開催日時:2022年4月10日(日)14:30開場/15:00開演会場:烏山区民会館(東京都世田谷区南烏山6-2-19)■スタッフ主催:G-1グランプリ実行委員会製作:株式会社SMK company運営:K-PRO発起人:島根定義■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月31日3月21日(月・祝)に7人組ボーイズグループ7m!n(セブンミニット)が結成1周年記念ライブ『7m!n 1st Anniversary Live』を舞浜アンフィシアターにて開催した。YouTuberグループ『ナナトイチセイ』としての顔も持ち、ライブ活動とSNSの積極的な活用で、次世代ボーイズグループとしてティーンの間で人気を拡大してきた彼ら。2021年末には所属事務所「WAIWAI」の先輩グループ・9bicとぴあアリーナMMで合同ライブを成功させ、結成1年足らずでSNS総フォロワー数100万人を達成している。本公演はそんな7m!nの1年の活動の集大成。会場を埋め尽くすペンライトの海を前に、活動を振り返るように全17曲が披露された。この日のために「キツい練習を乗り越えてきた」(藤堂 伊月)というパフォーマンスには、サプライズやチャレンジが沢山盛り込まれた。迫力のダンスが見どころの「絶帝クロニカル」ではメンバー全員がステージ全体をダイナミックに使い、バク転などのアクロバットを披露。アクロバット初披露ながら堂々とクールに成功させた後のMCでは「怖かったー!一回失敗しちゃって、その後は恐怖心との戦いだった」(水原 匡也)「深夜練とかした甲斐があったね」(宇佐美 健土)と飾らない言葉で感想を語り、ファンと等身大で真摯に向き合ってきたグループの姿勢を感じさせた。「僕、Singファイター」ではボクシングジムで本気のレッスンを重ね、「(ファンの)みんなを一発KOできるぐらいに頑張った」(日之出 莉玖)というボクシングを取り入れたパフォーマンスを披露。グローブをつけてボクシングパンツとガウンをモチーフにした衣装で登場し、格闘技の試合さながらの熱気を生み出した。間奏ではなんとステージに懸垂器具が登場し、メンバー全員が上裸で懸垂をするという驚きの演出も!真剣に挑んできたトレーニングの成果と、フレッシュな健康美を会場に見せつける。ファンへのサプライズはこれだけには留まらない。ライブも終盤に差し掛かった頃、健康上の理由で活動休止中だった木瀬 怜芽が、約4ヶ月振りにファンの前に姿を見せた。星空のようにペンライトが輝くなか、ファン人気の高いメッセージソング「nebula」の曲中で、ステージ中央に木瀬が登場。落ちサビを一節一節、噛みしめるようにアカペラで歌い上げる勇姿に、メンバーのみならず会場全体が思わず涙した。「僕がいなくてもライブで緑のペンライトを振って待っていてくれたみんな、SNSで暖かいコメントをくれたみんな、ありがとう。僕の居場所はここにあるんだなと改めて思いました」(木瀬 怜芽)まっすぐに客席を見つめて感謝の言葉を伝える姿は、活動再開への固い決意を感じさせた。木瀬はそのまま本編ラストの「クロノメーター」、アンコールの「エクスクラメーション」にも参加。「エクスクラメーション」の7人そろっての披露はこの日が初。きらめくような明るいサウンドと共に、彼の復帰を祝福する暖かな空気感で会場が包まれた。アンコールでは7月24日のBIGCAT(大阪)公演を皮切りとした、グループ初の東名阪ツアーを発表。1周年の大舞台を乗り越えて更に実力を増し、7人そろってフルパワーでまた走り出す彼らを要チェックだ。なお、この日の公演の内容はM-ON!にて3/27(日)15:00より放送予定である。<公演情報>7m!n結成1周年記念ライブ『7m!n 1st Anniversary Live』2022年3月21日(月・祝)舞浜アンフィシアターセットリスト1:エクスクラメーション2:近況ロードshow!3:気になるあの娘にクッキーを4:絶帝クロニカル5:僕、Singファイター6:OOPARTS7:メドレー(buuuuuuun!・海老sorry・インディアンポーカー・ドキドキしちゃってしょうがない・マイクテスト)8:そしていつまでも9:ショートスリーシーパー10:わがままジャーニー11:nebula12:クロノメーターEN1:エクスクラメーション<番組情報>M-ON! LIVE 7m!n 『7m!n 1st Anniversary Live』3/27(日)15:00~17:00放送概要、視聴方法はこちらからオンライン同時視聴会WAIWAI公式YouTubeチャンネル<コンサート情報>7m!n夏の東名阪ライブツアー(ツアー名称未定)2022年7月24日(日)BIGCAT(大阪)2022年8月14日(日)ダイアモンドホール(名古屋)2022年8月20日(土)横浜1000CLUB(東京)詳細はこちら:関連リンクOfficial site: Fanclub『ななっち』:
2022年03月23日●父親になって目線変化「モテたいより子供に喜んでもらいたい」お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司は、2015年の『M-1グランプリ』で優勝するなどお笑い芸人として活躍する一方、持ち前の歌唱力を生かし、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではオーディションの末、テナルディエ役を勝ち取るなど多才ぶりを発揮している。3月18日公開の映画『SING/シング:ネクストステージ』でも、ブタのグンター役として、前作から続投して声優にも挑んでいるなど快進撃が続くが、本人は「まだまだ全然足りていないし、いつ戦力外と言われるか……という不安はずっとあります」と胸の内を明かす。映画『SING/シング:ネクストステージ』で斎藤が演じるグンターは、歌って踊れるブタ。アイデアマンでもあり、物語の進む方向に光を照らすエンターテイナーだ。前作同様オファーを受けたことに「シンプルにメチャクチャ嬉しかったです。ここまできたらずっと作品が続いてくれて、グンター=斎藤みたいになれば最高ですよね」と喜びを爆発させる。斎藤は2018年に第1子、2020年に第2子が誕生し、2児の父となったが「なによりもうれしかったのが、子供に見せられるということですね。今回お話をいただいたとき、まずそれが頭に浮かびました」と語ると「実際僕が映画に出てくるわけではないので、正直グンターが僕の声だと気づかないとは思うのですが、映画は作品として残るので、子供が大きくなったとき『グンターの声はお父さんなんだよ』と言えるのはうれしいです」と破顔する。また、子を持つ親になったことで、仕事への見方も変わったという。「いろいろな仕事がありますが、この映画のように子供が楽しめる作品に携わるたびに『これが親父の喜びか……』と実感するんです」と笑うと「以前はやっぱりモテたいなみたいな感情はあったのですが、いまはシンプルに『この仕事をしたら子供が喜んでくれるかな』みたいな目線になるんです。だからこそ、今回もまた声を掛けていただけたことは、とてもありがたいですし、そこを目指している気はします」。前作から、約5年ぶりとなるアニメーションの吹き替え。「自分のなかでは、結構テクニカルに演じたつもりだったので、『前回どんな感じでしたっけ?』と確認したら、音響監督から『普通にしゃべってください』って言われたんです。そのとき完全にノーテクニックだったんだと気づいてからは、思い切りやらせてもらいました(笑)」。とは言うものの、斎藤と言えば、2019年上演のミュージカル『レ・ミゼラブル』で、テナルディエ役をオーディションで勝ち取ったほど、歌唱力には定評がある。「もともと僕は芸人になりたかったというよりは、歌って踊れるスーパースターになりたいという思いがあってこの世界に入ったんです。もちろん人を笑わせることは大好きですし、素敵な仕事だと思いますが、あくまで目標はスーパースターなので(笑)。そのために吸収できることは、どん欲にやっていきたいんです」。永遠の憧れを聞くと、間髪入れず「木村拓哉さんですね」と答えた斎藤。「圧倒的な存在感で名声もあって……きっと富もある。まさにスーパースターですよね。世界で言えばジョージ・クルーニーさんとかもすごいですよね」と羨望の眼差しを向ける。●いつ戦力外になるかもしれないという不安はあるそんな斎藤も43歳になった。「もう言いわけできない年ですよね」と苦笑いを浮かべると「まだ自分の理想にはほど遠いです。全然です」と自嘲気味に語る。『M-1グランプリ』での優勝をはじめ、芸人としての知名度もあり、この発言も謙そんなのかなと感じたが「少しは知っていただけているかもしれませんが、実態が伴っていない。いつ戦力外になるかもしれないという不安はあります。僕らが『M-1』で優勝したときとは、時代も大きく様変わりしていますからね。ましてやここ2年はコロナもあり、戦い方も変えていかなければいけないと思っています」と危機感を募らせる。その意味でも、幅広いチャンネルを持つ必要性を実感しているという。「以前、島田紳助さんが『一発売れるのは意外と簡単だけれど、売れ続けるのは難しい』と誰かに話していたのを聞いていたのですが、いまその言葉を実感しています。だからこそ、こうした声の仕事はありがたいですし、それ以外にも歌もダンスも、なんでもフレキシブルに対応していきたいです」と心情を吐露する。さまざまな思いを抱えながら進む40代だが、一方でシンプルに物事を考えれば、「子供に誇れるようなお父さんでいたい」という結論にたどり着くという。「結局は子供が自分をどう見てくれるか――そこだと思うんです。だから、最悪もし舞台とかですごく滑ってしまっても、子供から『面白い』と言ってもらえたり、『最高だよ』と思ってもらえたりすればいいのかなと。でも、そのためにはやっぱり、周囲の目も必要なのかなと。スーパースターになれば、自然と子供もそう見てくれるじゃないですか」。「誇れるお父さんになる」という意味では、夢と希望がたくさん詰まった本作は、最高の贈りものとなる。「月並みな言葉ですが、パート1よりもメチャクチャパワーアップしています。こういう作品を観て、頑張れば夢は叶うんだと前向きになってほしいです」と作品をPRした。■斎藤司1979年2月15日生まれ、神奈川県横浜市出身。大学卒業後、楽天で約2年間勤務した後、吉本総合芸能学院(NSC)に入学。同期のたかしと2005年4月にお笑いコンビ・トレンディエンジェルを結成した。ハゲネタで注目を集め、2013年に『オンバト+』チャンピオン大会で優勝。2015年には『M-1グランプリ』で優勝した。歌唱力に定評があり、2019年に上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』では、オーディションでテナルディエ役に選ばれ、2021年も同役を務めた。
2022年03月14日公益財団法人ノエビアグリーン財団は、東京2020オリンピックや世界陸上出場など、世界を舞台に活躍される陸上競技 女子100mハードルの寺田明日香選手監修のもと「一般社団法人世界ゆるスポーツ協会」( )と共同で家事をしながらおうちで楽しく運動できる“家事ササイズ”を考案し、その動画を公式YouTubeチャンネルにて配信しました。新しい生活様式が浸透し、自宅での過ごし方の工夫に関心が高まる中、“家事ササイズ”を通して、充実した「おうち時間」を提供します。【“家事ササイズ“YouTube動画】1月26日公開!URL: 家事をしながらおうちで運動 “家事ササイズ”寺田明日香選手(陸上競技 女子100mハードル)【“家事ササイズ”とは】掃除や洗濯など日常の家事の動きを基本とし、お子さまはもちろん、年齢・性別・運動神経に関わらず誰でも楽しく取り組めることをテーマに考案した全10種目のエクササイズ。<家事ササイズ(例)>・ぞうきんしぼり:肩こう骨の伸び縮みを意識する上半身のエクササイズぞうきんしぼりのエクササイズぞうきんしぼりのエクササイズ(親子でチャレンジ)・低いところの窓ふき:ふくらはぎの伸びを意識する下半身のエクササイズ低いところの窓ふき低いところの窓ふき(親子でチャレンジ)■寺田 明日香(てらだ あすか)陸上競技 女子100mハードル1990年生まれ 北海道出身10歳から陸上競技を始め、日本選手権3連覇や世界陸上出場を果たし、23歳で現役引退。結婚・大学進学・出産を経て、2016年夏から7人制ラグビーで現役復帰。その後陸上界に復帰して、2019年、日本新記録を樹立し、10年ぶりに世界陸上出場。2021年、日本選手権で優勝を果たし、自身初となる東京2020オリンピック出場。公式サイト : 公式Facebook : 公式Instagram : 公式Twitter : 公式YouTubeチャンネル: 【公益財団法人ノエビアグリーン財団概要】 設立日 :2013年3月21日(公益財団法人移行日:2013年12月3日)所在地 :東京都中央区銀座7-6-15事業目的:環境及びスポーツ並びに児童・青少年の健全な育成に関する事業を行い、地球環境の保全及びスポーツの普及と発展並びに未来を担う児童・青少年の育成を通じ、豊かな社会の形成に寄与すること。事業内容:(1) 環境活動の普及と啓蒙(2) 環境活動団体及びスポーツ団体等への助成(3) 各種スポーツの普及と選手育成の支援(4) 児童・青少年の健全育成支援(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月26日公益社団法人 全国調理師養成施設協会(会長:服部幸應、所在地:東京都渋谷区) は、オリジナル雑煮コンテスト「Z-1グランプリ」を企画し、プレ大会を実施します。現在レシピを募集中、 締め切りは1月31日です。Z–1グランプリ公式ページ : オリジナル雑煮コンテスト Z–1グランプリプレ大会Z–1グランプリ・プレ大会概要レシピ募集期間2021年12月1日(水)~2022年1月31日(月)必着参加対象全国の小・中学生、高校生※個人、グループどちらでも可(応募は、1人または1グループにつき1点のみ)コンテストの流れ一次審査(書類選考・各調理師学校で5作品)➡二次審査(書類選考・全国で5作品)➡三次審査(実食審査・2作品選定)➡最終審査(グランプリ決定)主催公益社団法人全国調理師養成施設協会後援文部科学省、農林水産省、一般社団法人食文化ルネサンス協賛株式会社和泉利器製作所、貝印株式会社、鈴廣かまぼこ株式会社、全国漁業協同組合連合会、全国餅工業協同組合、伯方塩業株式会社、ヒガシマル醤油株式会社、他三次審査日程2022年4月22日(金)審査員服部幸應((公社)全国調理師養成施設協会会長)笠原将弘(日本料理「賛否両論」主人)姜明子(株式会社オレンジページ常務取締役)最終審査日程2022年6月18日(土)・19日(日)会場第17回食育推進全国大会(全国調理師養成施設協会ブース)Aichi Sky Expo(愛知国際展示場:愛知県常滑市セントレア5-10-1)流れ18日:来場者の投票数でグランプリを決定19日:投票結果発表応募要項・方法応募要項◎すでに発表されている類似のレシピがなく、オリジナルであること。◎餅(形、調理法は問わない)を入れること。◎ご当地食材を1種類以上入れること。◎SDGsを意識し、食材をむだなく使っていること。◎1杯分の材料費が500円以内であること。 ※レシピは4人分で記載◎応募レシピは、2022年6月19日までは本大会以外には使用しないこと。応募方法◎応募は調理師学校への持参、郵送、メールにて受け付けます。※担当調理師学校は、Z–1グランプリ公式ページから確認あるいは事務局にお問い合わせください。◎持参、郵送される場合は、公式ページから応募用紙をダウンロードして出力し、必要事項を記載の上、雑煮写真とともに、担当調理師学校宛てにお願いします。◎メールの場合は、公式ページから応募用紙をダウンロードして必要事項を記載の上、雑煮写真を添付して、担当調理師学校メールアドレスにお送りください。Z–1グランプリとは?年中行事と食事の結びつきは、ユネスコ無形文化遺産となった「和食」の重要な要素となっています。なかでも、新年を祝う正月行事は古来より日本人が受け継ぎ大切にしている行事であり、その時に食べる「雑煮」は郷土色が豊かで扱う食材や調理法に地域的特徴があり、代表的な日本の食文化の一つです。しかし、生活スタイルの変化に伴って、家族がそろって雑煮を食し、新年を祝う機会が減ってきています。そこで、雑煮の食文化を次世代に受け継ぐためにも、まずは、雑煮に親しんでもらうきっかけ作りとなるオリジナル雑煮コンテスト「Z–1グランプリ」を開催します。■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?1973年(昭和48)設立。全国213校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は教材の出版、各種資格付与事業、「調理技術教育学会」、当大会の運営等。調理師養成教育は、専修学校をはじめとして、高等学校、各種学校、短期大学等さまざまな学校群・教育課程で展開されている。会長服部幸應 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月07日お笑いコンビ『錦鯉』が優勝という結果で幕を閉じた、日本一の漫才師を決めるコンテスト『M-1グランプリ』の2021年大会。50歳の長谷川雅紀さん、43歳の渡辺隆さんからなる錦鯉は、結成10年未満ではあるものの、2人はこれまで別の相手とのコンビ結成・解散を繰り返しており、それぞれ芸歴は20年以上にもなります。年齢もあり、『中年の星』『遅咲きのお笑い芸人』ともいわれる錦鯉の優勝が決定した際には、ネット上に祝福と感動のコメントが寄せられました。また、お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきおさんは、自身もまた、かつて『遅咲き』といわれたことに触れたうえで、ブログを通して錦鯉に祝福のコメントを送っています。伊達みきお「もし、自分たちだったら…」2007年の『M-1グランプリ』で優勝している、サンドウィッチマン。当時、伊達さんは33歳でした。今振り返ると「かなり若いな」とし、錦鯉の2人を「これぞ遅咲きという」ともつづる伊達さん。さらに、同じ遅咲きのお笑いタレントとして、お笑いコンビ『TOKYO COOL』の名前をあげ、「昔からずっと面白い人は時間が掛かっても必ず世に出て来る」と続けます。やっぱり、昔からずっと面白い人は時間が掛かっても必ず世に出て来る。逆に言うと、時間が掛かっても世に出て来る人は必ずずっと面白いと言われてる人のみ。タイミングが遅かっただけで、急に面白くなった訳ではない。周りの芸人が次々とテレビに出る様になる中、なかなか世に出れずとも、決して腐らずに頑張っていた事を知っているから、戦友として、彼等がネタ番組で評価されると自分の事の様に嬉しくて、自然と涙が出てくる。サンドウィッチマン 伊達みきおオフィシャルブログーより引用「自分達だったら、きっと随分前にお笑いは辞めてると思う」という伊達さんは、「だから、錦鯉や彼らはすごいんだ」と称賛。伊達さんのブログは反響を呼び、「読んでいて、また涙が」「決勝の感動がよみがえる」と、コメントが寄せられています。・40歳をすぎて夢を追う、地道に続けるなんて、簡単なことではない。本当に、すごい!・ブログを読んで、また涙が出てきた。これまでを知っている伊達さんだからこそ、言葉の重みがある。・これまでの大会で、一番感動した。これまでにも、数々のドラマを繰り広げてきた『M-1グランプリ』。その中でも、2021年は、特に多くの感動を呼んだ大会となったことでしょう。ついに漫才日本一に輝いた錦鯉の2人が、どんな快進撃を見せてくれるのか、多くの人が期待しています。[文・構成/grape編集部]
2021年12月21日昨日行われた漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2021』で優勝したお笑いコンビ・錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が20日、都内で行われた「#Twitterトレンド大賞 2021」に出席した。「#Twitterトレンド大賞」は、データ・ドリブンで集計された「2021年に最も話題となった上位20個」のトレンドワードを発表するもの。錦鯉はゲストとして登場し、決勝で見せたネタを披露した。渡辺は「ふわふわした状態です。なんでみんな僕に挨拶してくれるのか。こんなおじさん2人に」とたくさんの人たちから挨拶される状況にまだ慣れていない様子。長谷川は「マネージャーの電話が止まらない。朝、生放送番組を5つくらいやらせてもらって、2時間くらいしか寝てない。(決勝後に)生配信があって、取材があって。うれしい悲鳴ですけど……」と優勝後の状況を説明した。
2021年12月20日お笑いコンビ・オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が20日、都内で行われた「ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2022」記者会見に出席した。昨日行われた漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2021』決勝で、ファーストステージを1位通過するも、錦鯉に敗れたオズワルド。会見では、「CHEF-1グランプリ」のスペシャルサポーター就任が発表され、「非常に光栄です」と喜んだ。来年の『M-1』について「絶対優勝してやるからな」と優勝宣言も。伊藤は「ネタをたくさん作りたい。もうすっからかんなんで。昨日、今ある全部を出しちゃったんで、もう1回ゼロからやり直したい」と述べ、畠中も「新しいネタを作って1から出直したい」と決意を新たに。「料理で言うと、稲作から始めたい」と加えると、伊藤も「来年の今頃には最高のディナーを用意します」とCHEF-1仕様にアレンジした。昨日の『M-1』では、伊藤の妹で女優の伊藤沙莉がツイッターを通じて応援。「よし!よしよしよしよし!!!がんばれ!がんばれ兄ちゃん!!!」「よっっっっっっっし!よしよし!突き進め!!!!!!!!!!」とエールを送り、優勝は逃したものの「本当にかっこよかった。自慢で、誇りだよ。また一年、しんどいかもだけど楽しみだよ。妹は。悔しいけどそれはあと1時間ちょいで捨て去ろうと思う!今日中で!だって君らは面白かった!妹馬鹿だろうが関係ない!」などと健闘を称えた。沙莉のSNSを見たか聞かれると、伊藤は「実況みたいな感じでつぶやいてくれて、応援してくれているみたいで、終わったあとも連絡来て、『本当に面白かったよ。般若(はんにゃ)さんも絶対来年優勝すると思うって言ってるよ』って言ってくれた」と決勝後に直接連絡があったことを明かし、「決勝が決まったときも神戸牛を家に送ってくれたりして、同居人の森本サイダーがまるで490円(の肉)みたいな食い方をしていて……」と笑いを交えてエピソードを披露した。「CHEF-1グランプリ」は、吉本興業とABCテレビによる、世界に通用する次世代スター料理人を発掘する47都道府県シェフ№1決定戦。昨年、「DRAGON CHEF」として開催したが、さらなる発展を目指してタイトルも進化させ、国民的コンテンツを目指す。
2021年12月20日お笑いコンビ・オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が20日、都内で行われた「ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2022」記者会見に出席した。昨日行われた漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2021』決勝で、ファーストステージを1位通過するも、錦鯉に敗れたオズワルド。会見では、「CHEF-1グランプリ」のスペシャルサポーター就任が発表され、「非常に光栄です」と喜んだ。「CHEF-1グランプリ」は、吉本興業とABCテレビによる、世界に通用する次世代スター料理人を発掘する47都道府県シェフ№1決定戦。昨年、「DRAGON CHEF」として開催したが、さらなる発展を目指してタイトルも進化させ、国民的コンテンツを目指す。昨年の「DRAGON CHEF」では、『M-1グランプリ2020』で優勝したマヂカルラブリーがスペシャルサポーターを務めた。伊藤は「今年のチャンピオンは錦鯉さん。(チャンピオンではないオズワルドがサポーターで)皆さん納得しているんでしょうか」と自虐。番組MCの山里亮太は「むしろよ、むしろ!」と返し、伊藤が「『むしろ』ってそんな便利な日本語じゃない」とツッコむと会場は笑いに包まれた。そして伊藤が「っていうか他事務所が優勝したからですよね」とズバリ指摘すると、山里は「逆によ!」と無理やり納得させようとし、「昨日だってあんだけ面白い漫才をやっている。あんな漫才を発明した人間はぴったりです、助かります!」とフォローした。畠中は、「CHEF-1グランプリ」に参加する人たちに向けて、「2本目が大事だぞ。料理2品作るならどっちも大事に」とアドバイスし、伊藤も「大事」と同調。山里は「大丈夫だったって。(コロナ対策の)パネルがなかったら抱きしめてあげたい」と健闘を称えた。会見では、来年の『M-1』について「絶対優勝してやるからな」と優勝宣言も。伊藤は「ネタをたくさん作りたい。もうすっからかんなんで。昨日、今ある全部を出しちゃったんで、もう1回ゼロからやり直したい」と述べ、畠中も「新しいネタを作って1から出直したい」と決意を新たに。「料理で言うと、稲作から始めたい」と加えると、伊藤も「来年の今頃には最高のディナーを用意します」とCHEF-1仕様にアレンジした。
2021年12月20日今年は史上最多6,017組の漫才師が出場した『M-1グランプリ2021』(ABC・テレビ朝日系)。12月19日の生放送で、決勝進出者9組と敗者復活戦から勝ち上がった1組、計10組による漫才の日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。決勝進出コンビは、真空ジェシカ、ゆにばーす、ロングコートダディ、もも、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、錦鯉、モグライダー(以上、準決勝での出場順)と、敗者復活戦で勝ち上がった1組。今大会にエントリーするために芸人に復帰し、3回戦進出を果たしたインタビューマン山下が『M-1グランプリ2021』決勝の展望をつづった。前編は真空ジェシカからオズワルドまでの5組。■真空ジェシカ(川北茂澄/ガク)初の決勝進出を果たした真空ジェシカは学生お笑い出身。直近3年のM-1チャンピオンの霜降り明星、ミルクボーイ、マヂカルラブリーも学生時代からお笑いを始めているコンビなのだ。彼らが優勝すると4年連続となり、さらに学生お笑い勢の強さを印象づけることになる。多種多様な設定でボケの切り口も新しく、どんどん新たなネタにチャレンジしている彼らは同業の芸人からの評価も高い。スピードワゴンの小沢一敬さんは2、3年前から絶賛しており、今年の始めに真空ジェシカの決勝進出を予想して見事的中させた。彼らのネタは少し難解なため、見る側が前のめりになり、ネタを理解しようとしないと楽しめないところがある。準決勝は即完売となるプラチナチケットを手に入れたお笑い好きの観客だったため、彼らのネタで会場は沸いていた。しかし、決勝はコアなお笑いファンばかりではない、一般的なフラットなお客さんなので彼らの面白さを、はたして理解してくれるのか少し気がかりなところではある。■ゆにばーす(川瀬名人/はら)3年ぶり3度目の決勝進出を果たしたゆにばーすはファイナリスト唯一の男女コンビだ。王者になれば一夜にして芸人人生が変わると言われるM-1グランプリ。しかし川瀬名人は優勝したら芸人引退を宣言している。このことから川瀬名人は変わり者扱いされているのだ。しかし引退の理由を聞くと、M-1で優勝するために芸人になったので、その目標が達成されれば芸人を辞めるという、実はすごく筋が通っている宣言だった。川瀬名人はM-1の傾向と対策をもっとも理解している芸人と言っても過言ではない。吉本芸人は自社の劇場を多く抱えているため、外のライブにあまり出ることはない。しかし吉本ライブと外のライブのお客さんとでは、ウケるポイントが微妙に違うという。そこで吉本興業所属のゆにばーすは積極的に外のライブに出演し、ネタの調整を重ねているのだ。決勝に過去2度進出している経験と、長きにわたる分析に加え準決勝では漫才のスタイルをマイナーチェンジしてきており、笑いの量も多く文句なしのできだった。今年こそは、聞きたいようで聞きたくない川瀬名人のM-1史上初の芸人引退宣言が飛び出すかもしれない!■ロングコートダディ(堂前透/兎)初の決勝進出だが2020年の『キングオブコント』(TBS)ではファイナリストになっており、どちらかと言えばコントが得意なイメージのコンビだ。準決勝はしっかりとしたパッケージになっている漫才で、天然っぽいところがある兎さんのキャラもちゃんと生かされたネタだった。キングオブコントのファイナル経験者ということもあり、舞台も広く使っているためネタが見やすく完成度も高い。関西の芸人が東京でネタをするときに、お客さんの認知度の低さから不利になる場合がある。ロングコートダディは大阪吉本だが、コロナ感染の影響で今回準々決勝の会場が東京になった。しかしそんな影響は全くなく、めちゃくちゃウケていたそう。もし準決勝で披露したネタを1本目にやれば大ウケすることは間違いない。そうなると2本目のネタの強さがカギとなる。■もも(せめる。/まもる。)結成4年目で初の決勝進出を果たし、ファイナリストの中で、もっとも芸歴が浅く知名度が低いコンビ。2019年はミルクボーイがそうだった。その年にテレビで、はじめて漫才をやったのが、なんと優勝した『M-1グランプリ2019』だったのだ。そう考えると知名度は勝敗にあまり関係ないことがわかる。むしろメディアでネタをやってなかったことが、ネタバレせず、有利に働いたともいえる。ももとミルクボーイにはもう1つ共通点がある。ミルクボーイは「行ったり来たり漫才」と呼ばれる「型」がある。ももも、お互いのことを言い合う「型」の漫才なのだ。型がある漫才は年数を重ねれば重ねるほど鮮度が落ちてくるため賞レースでは不利になる。そうなると、ももは今回初進出ながら優勝を決めておきたいところだ。■オズワルド(畠中悠/伊藤俊介)3年連続で決勝進出し、19年は7位、20年は5位と年々順位を上げてきている。さらに今年7月に行われたM-1の前哨戦と言われている『ABCお笑いグランプリ』(ABC)でも優勝している。今年の予選ではオズワルドが登場した瞬間のお客さんの拍手がすごく大きくて、かなり高い期待値を感じる。オズワルドもしっかりとその期待に応え爆笑をかっさらっていた。今年の大本命はオズワルドで間違いないでしょう。さらに、オズワルドの準決勝でやったネタが新ネタではなかったのだ。ということは、まだ決勝用に温存している新ネタがあるかもしれない。はたしてどんなネタを見せてくれるのか今から楽しみだ。【PROFILE】インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2021年12月18日今年は史上最多6,017組の漫才師が出場した『M-1グランプリ2021』(ABC・テレビ朝日系)。12月19日の生放送で、決勝進出者9組と敗者復活戦から勝ち上がった1組、計10組により漫才の日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。決勝進出コンビは、真空ジェシカ、ゆにばーす、ロングコートダディ、もも、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、錦鯉、モグライダー(以上、準決勝での出場順)と敗者復活戦で勝ち上がった1組。今大会にエントリーするために芸人に復帰し、3回戦進出を果たしたインタビューマン山下が『M-1グランプリ2021』決勝の展望をつづった。後編はランジャタイ以降の4組と、敗者復活組。■ランジャタイ(伊藤幸司/国崎和也)去年初めて準決勝に進出するも、残念ながら敗退し敗者復活戦に回った。結果は最下位だったのだが、敗者復活戦の放送で国崎さんの奇想天外なボケがインパクトを残しネタ番組に呼ばれるようになったのだ。それをきっかけに今年テレビの出演数が増え、知名度がアップしたことで今回初の決勝進出につながったことは間違いない。お笑いライブの世界では、国崎さんのクレージーなボケはすでに認知されており、お客さんが笑い疲れるほどウケていると聞く。しかし決勝のお客さんに、どれくらいランジャタイの免疫ができているのだろうか。それ次第で彼らの漫才のウケが変わってくる。決勝のお客さんがどんな反応をするのか楽しみだ。■インディアンス(田渕章裕/きむ)今年3年連続のファイナリストとなったインディアンスは、とにかくハイテンションに田渕さんがボケまくる漫才。おそらくボケ数はファイナリストの中で1番だと思う。多くの芸人さんや関係者から、今、インディアンスが予選で爆ウケしており、ライブでも、すべり知らずだと聞く。さらに驚くのが新宿にある吉本興業が常設する劇場『ルミネtheよしもと』でM-1用のネタをやってもちゃんとウケていると、ある芸人さんから聞いた。なぜ筆者が驚いているかと言うと、ルミネの劇場の客層は、お笑いファンに加えファミリー層や観光のお客さんもたくさん来られていている。つまり寄席に近いのだ。そのためM-1でやるような4分間に凝縮され研ぎ澄まされたネタは、あまりウケないことが多い。実際に去年オズワルドを取材した際に伊藤さんが「M-1の決勝でやるネタを調整目的でルミネでやったら、1笑いもなくて焦りました」と言っていた。しかしインディアンスはライブも寄席も関係なく両方でウケているというのだ。もし出番順が前半であれば、万人にウケるハイテンションな漫才のインディアンスが、勢いそのまま上位に行きそうだ。■錦鯉(長谷川雅紀/渡辺隆)去年初めてM-1の決勝に進出し、長谷川さんは49歳で歴代最年長のファイナリストになった。そして今年2年連続で決勝進出を決め、自らの最年長記録を破り50歳でのファイナリストとなった。去年のM-1の後に錦鯉を取材したとき「僕らはM-1の登場してくるときの階段が怖いから、リハーサルで2回ぐらい階段を降りる練習をしました。だから来年のM-1は手すりが欲しいです」と言っていた。そんなコンビはほかにはいない。錦鯉の漫才は、ネタがどうこうというより、とにかく長谷川さんという人間が面白い。その『ぎょろ目スキンヘッド人間』に渡辺さんの切れ味鋭いツッコミがバシッと入る。もうそれだけで最高の漫才になるのだ。今年は『上半期ブレイクタレント』の4位にランクインするほど活躍し、錦鯉の面白さは完全に世間に浸透した。決勝の舞台で、今年もさらなる大爆発が起きること間違いない。■モグライダー(ともしげ/芝大輔)ずっと期待されていたコンビで、やっと初の決勝進出を果たしたモグライダー。おバカキャラでどこまでが、ネタなのかわからない、ともしげさんのボケに、芝さんが的確にツッコむスタイルの漫才だ。今年のネタは、つかみのボケで初見の人でも、ともしげさんのキャラが伝わるネタで、例年より整理され見やすくなっていると聞く。吉本以外の東京の芸人さんからよく聞くのは、芝さんはライブのコーナーの仕切りがうまく、先輩でも後輩でもビシビシとツッコんで笑いに変えるそう。さらにいじられる側に回ることもありオールマイティでポテンシャルが高くカズレーザーさんも一目置く存在だという。周りの芸人からも慕われていて決勝進出者の名前を呼ばれた時の祝福の拍手が1番大きかった。ともしげさんのおバカなキャラがハマれば一気に優勝する可能性は十分ある。■敗者復活組どの組が決勝に這い上がってくるのだろうか。やはり注目は3年連続となる決勝進出を逃したニューヨークと4年連続進出を逃した見取り図でしょう。ニューヨークは準決勝でネタのチョイスを失敗した感があった。しかし個人的には見取り図は面白かったし、めちゃくちゃウケていたので敗退という結果を耳にしたときは正直驚いた。二組とも雪辱に燃えているに違いない。後は、からし蓮根は毎年完成度の高いネタを持ってくるのだが、今年は特にボケの質も上がっていて、さらに面白くなっていた。是非決勝で見てみたい。敗者復活戦はパソコン・スマホ・データ放送から投票され、最も多くの視聴者票を獲得したコンビが復活する。視聴者投票で決まるとなると、知名度が高く勢いのあるニューヨークか見取り図が有力だ。今大会の特徴としては吉本興業所属以外の芸人が過去最多の4組決勝に進出している。過去の17回の大会で4組選ばれたのはわずか3回だけ。吉本興業VS吉本以外の図式で見ても面白いかもしれません。『M-1グランプリ2021』のチャンピオンに輝くのは、果たしてどのコンビになるのか!芸人人生が変わる瞬間を12月19日の生放送で目撃することになる。【PROFILE】インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2021年12月18日今年は史上最多6,017組の漫才師が出場した「M-1グランプリ2021」(ABC・テレビ朝日系)。12月19日の生放送で、決勝進出者9組と敗者復活戦から勝ち上がった1組、計10組により漫才の日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。実は筆者は今大会の6,017組のうちの1組としてM-1にチャレンジしていた。ここで筆者の経歴を簡単に紹介させてください。1992年にジャリズムというコンビでデビューし、2011年に解散。相方は世界のナベアツとしてピンでも活動し、現在は落語家に転身した桂三度さん。ちなみにジャリズムでは2004年、2005年、2006年のM-1にエントリーし、いずれも準決勝敗退。その後、筆者は2017年に芸人を引退しライターに転身したが、今年再び、『M-1グランプリ』に挑戦したいという思いから芸人に復帰した。■取材を通して、再燃した舞台への思いライターを始めた2017年から『M-1』の準決勝の会場に足を運んだり、その年のチャンピオンにインタビューしたりと、M-1にチャレンジしている多くの芸人さんに取材をしてきた。その取材の中で大会に向けてネタを考えたり、ライブでネタを調整したり、たった4分間の漫才を作るために相当な量のエネルギーを何年間も注ぎこみ、高い目標へ向かって日々精進している芸人さんの姿を見て、正直めちゃくちゃうらやましく感じた。そこで自分も「やりたい!」という気持ちが湧いてきて、52歳にして挑むことになったのだ。今年に入って筆者は相方を探し始め、ピン芸人に照準を絞りネタ動画を片っ端から視聴した。すると、体重100キロを優に超える、丸坊主でセイウチのような大男に目が止まった。その名は街裏ぴんく(36)。架空の出来事を、さも自身が実体験したかのように熱を込めて話す漫談は秀逸だった。以前からぴんくさんの存在は知っていたが、相方探しの観点から見ていると、よりぴんくさんの漫談に引き込まれた。ぴんくさんの漫談は架空の話のため、少しわかりづらくなるところもある。もし漫才にすれば、その部分をツッコめるため、お客さんに面白さをより伝えられるのではないかと筆者は考えたのだ。■審査員にまさかの元相方が…ぴんくさんと面識がなかった筆者はSNSのダイレクトメッセージでコンタクトを取った。ぴんくさんは1週間考えた末、M-1挑戦を快諾してくれ「山下ぴんく」が誕生したのだ。我々はネタ合わせを重ね、出演者のほとんどが20代30代の若手芸人に混じってライブに出た。ウケたときのアドレナリンが放出される快感と、スベったときの心臓がキュッと締め付けられるような嫌悪感を約10年ぶりに感じ、嬉しく思えた。そこから何度かネタのブラッシュアップを重ね、我々はM-1の1回戦に挑んだのだ。1回戦の会場に着くと審査員の名前が張り出されていて、そこには「友野英俊」という名前があった。実はジャリズムは2度解散しており、1回目の解散後に友野さんと「ガリッパナ」というコンビでM-1に挑んだ過去があったのだ。かつての相方がまさかの審査員という複雑な思いを抱えながら1回戦に挑み、意外にも、さほど緊張することもなく無事終えることができた。漫才終了後に友野さんがわざわざご挨拶に来てくれた。そのときM-1の密着のカメラが回っていたこともあり、筆者は審査員の友野さんに「元相方なんですから、お願いしますよ」と冗談で言った。当然、友野さんも「そんな不正ができる訳ないでしょ!」とツッコんでくれたのだが、現場は何とも冷ややかな空気感に包まれたのだ。その現場は広々としたロビーだったのだが、出場者の控室でもあり、その冷ややかな空気は1回戦の出番を待つ出場者からのものだった。いわば若者たちが人生をかけて挑んでいる緊張感のある現場で、何とも不謹慎なノリをしてしまい反省しかない。そんなしでかしがありながらも、なんとか2回戦にコマを進めることができた。続く2回戦は1回戦とは違い、会場にはたくさんのお客さんが入っていて、リアクションも大きく満足して舞台を降りることができた。■相方にはハマってなかった!?しかしまたもや漫才終わりのM-1の密着中に事件が起きたのだ。インタビュアーから「山下ぴんくさんはユニットコンビですが、来年はどうするんですか?」という質問がきた。筆者は当然、もし今年がダメでも来年という気持ちがあったので「やりたい」と即答。そして同じ質問がぴんくさんにも。するとピンクさんは「その話はここでは、ちょっと」と口ごもったのだ。なんと、まだ2回戦の結果も出てない状況で、ぴんくさんは来年、山下ぴんくで漫才をやる気がないということが発覚した。理由は年上の筆者に自分が気を使い過ぎて、漫才に向いてないと思ったそう。筆者のモチベーションがガタ落ちの中、皮肉にも山下ぴんくは3回戦にコマを進めた。結局気持ちを切り替え、全力で挑んだものの3回戦敗退。山下ぴんくの『M-1グランプリ2021』は終わった。わずか半年ほどのコンビ活動だったが、若手のころ賞レースにかけてネタを磨いていた時代を思い出し、青春がよみがえってきたようで、最高に楽しかった。そんな貴重な体験をさせていただき、ぴんくさんには感謝しかない。そして今週の日曜日に、いよいよ選ばれしM-1ファイナリストたちが漫才で火花を散らす。その戦いをテレビの前でしっかり見届けた後、筆者は「M-1グランプリ2022」に向けて動き出す。【PROFILE】インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し、現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
2021年12月18日公益社団法人 全国調理師養成施設協会(会長:服部幸應、所在地:東京都渋谷区) は、オリジナル雑煮コンテスト「Z-1グランプリ」を企画し、プレ大会を実施します。現在レシピを募集中、 締め切りは1月31日です。Z–1グランプリとは?年中行事と食事の結びつきは、ユネスコ無形文化遺産となった「和食」の重要な要素となっています。なかでも、新年を祝う正月行事は古来より日本人が受け継ぎ大切にしている行事であり、その時に食べる「雑煮」は郷土色が豊かで扱う食材や調理法に地域的特徴があり、代表的な日本の食文化の一つです。しかし、生活スタイルの変化に伴って、家族がそろって雑煮を食し、新年を祝う機会が減ってきています。そこで、食文化継承の役割を担う調理師を養成する教育機関として、雑煮の食文化を次世代に受け継ぐためにも、まずは、雑煮に親しんでもらうきっかけ作りとなるオリジナル雑煮コンテスト「Z–1グランプリ」を開催します。Z–1グランプリ公式ページ : Z–1グランプリ・プレ大会概要レシピ募集期間2021年12月1日(水)~2022年1月31日(月)必着参加対象全国の小・中学生、高校生※個人、グループどちらでも可(応募は、1人または1グループにつき1点のみ)コンテストの流れ一次審査(書類選考・各調理師学校で5作品)➡二次審査(書類選考・全国で5作品)➡三次審査(実食審査・2作品選定)➡最終審査(グランプリ決定)三次審査 ・審査員服部幸應((公社)全国調理師養成施設協会会長)笠原将弘(日本料理「賛否両論」主人)姜明子(株式会社オレンジページ常務取締役)最終審査日程2022年6月18日(土)・19日(日)会場第17回食育推進全国大会 Aichi Sky Expo(愛知国際展示場:愛知県常滑市セントレア5-10-1)流れ18日:来場者の投票数でグランプリを決定19日:投票結果発表賞賞状、協賛会社より副賞応募要項・方法応募要項◎すでに発表されている類似のレシピがなく、オリジナルであること。◎餅(形、調理法は問わない)を入れること。◎ご当地食材を1種類以上入れること。◎SDGsを意識し、食材をむだなく使っていること。◎1杯分の材料費が500円以内であること。 ※レシピは4人分で記載◎応募レシピは、2022年6月19日までは本大会以外には使用しないこと。応募方法◎応募は調理師学校への持参、郵送、メールにて受け付けます。※担当調理師学校は、Z–1グランプリ公式ページから確認あるいは事務局にお問い合わせください。◎持参、郵送される場合は、公式ページから応募用紙をダウンロードして出力し、必要事項を記載の上、雑煮写真とともに、担当調理師学校宛てにお願いします。◎メールの場合は、公式ページから応募用紙をダウンロードして必要事項を記載の上、雑煮写真を添付して、担当調理師学校メールアドレスにお送りください。主催公益社団法人全国調理師養成施設協会後援文部科学省、農林水産省、一般社団法人食文化ルネサンス協賛貝印株式会社、鈴廣かまぼこ株式会社、全国餅工業協同組合、ヒガシマル醤油株式会社、他全国のお雑煮全国調理師養成施設協会では、食文化継承の役割を担う調理師を養成する教育機関として、雑煮の食文化を次世代に受け継ぐための活動を行っています。■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?1973年(昭和48)設立。全国213校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は教材の出版、各種資格付与事業、「調理技術教育学会」、当大会の運営等。調理師養成教育は、専修学校をはじめとして、高等学校、各種学校、短期大学等さまざまな学校群・教育課程で展開されている。会長服部幸應 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月16日「現代を生きる王子様」をコンセプトに、SNSやYouTube、ライブを中心に活動中の9bicと、その後輩グループ7m!nが所属するWAIWAIが1日限りのスペシャルライブを12月26日に開催!ライブでは2グループ合同のパフォーマンスだけではなく、シャッフルユニットも登場予定です。今回はシャッフルユニット「四天王」、「3kyu」、「ちーむふぁいやー!」それぞれにインタビュー!それぞれのユニットのアピールポイントや、ライブへの意気込み、さらにクリスマスの過ごし方についてお聞きしました。※7m!n「木瀬怜芽」に関しましては、体調不良のため12/26に行われるWAIWAI LIVE 2021 ~X’mas Edition~には出演取止めとなりました。詳しくは公式HPをご参照ください。( )四天王「登場でみんなをノックアウトしたい」左から、日之出莉玖(7m!n)仮屋瀬さつき(9bic)四季涼雅(9bic)藤堂伊月(7m!n)最初に登場いただいたのは四季涼雅さん(9bic)、仮屋瀬さつきさん(9bic)、日之出莉玖さん(7m!n)、藤堂伊月さん(7m!n)によるユニット「四天王」です。――今回、7m!nのみなさんはぴあ初登場ということで、まずは9bicのおふたりからご紹介いただいてもいいですか?仮屋瀬さつき(以下さつき):じゃあ僕のほうから。日之出莉玖(以下莉玖):お願いします!さつき:莉玖は歌もダンスもMCもすべてが完璧なんですよ。すべての頂点に立つような百獣の王です!四季涼雅(以下涼雅):WAIWAIのドンですね。さつき:誰も逆らえません。莉玖:ちょっとやめてくださいよ!(笑)さつき:でも本当に歌もダンスもうまくて、初めてレッスンでダンスを観たときは腰を抜かしました。何回か一緒にカラオケにも行ったんですけど、めっちゃ上手で、まじリスペクトです。莉玖:俺もさつきくんをリスペクトしてます!歌がめちゃめちゃうますぎです。さつき:えっ、本当に?ありがとう! 伊月は本当に見た目がカッコイイですね。洋服もすごくオシャレなんですよ。自分でも作ってたよね。藤堂伊月(以下伊月):そうですね(照)さつき:本当にオシャレだな、と思って。あと、アクロバットができるんですけど、アクロバットの話になったときに「僕、そこでバク転しますよ」って軽く言っていて、こいつタダ者じゃないな、と思いました。涼雅:確かに!さつき:莉玖も伊月もなんでもできる人ですね。伊月:莉玖が最初からダンスも歌もできていたので、僕は追いつきたいって気持ちが強かったんです。それでずっと練習していました。――お二人を紹介していただいたところで、ユニットのアピールポイントをお聞きしていきたいんですが、「四天王」ということは、4人の王、ということですよね。さつきさんと涼雅さんは何の王なんでしょうか?さつき:僕は一応歌の王ということでやらせていただいております。涼雅:言いにくいんですけど、顔です。……本当にすごく言いにくい(笑)莉玖:歌の王、顔の王がいて、一応僕はダンスの王をやらせてもらっていて、あとは伊月がアクロバットの王で。全部が揃っているわけです。涼雅:グループ名からもう惹かれるもんね。莉玖:顔にも注目してほしいし、パフォーマンスにも注目してほしい。もう全てを見てほしいです!――このユニットでそれぞれがんばりたいところや、観てほしい点についてお聞きしたいです。さつき:全員が王ということで、他のユニットとは違ったオーラがあるパフォーマンスがしたいですね。登場だけでお客さんを失神させるほどに。(笑)一同:おお~!(笑)さつき:僕らが締めの登場だといいですよね。トップで出ると誰も残らないので(笑)涼雅:うん、登場の時点で僕らの出せる魅力を全部出しちゃうんで、本当にみんな失神すると思います。(笑)莉玖:他のユニットはかわいい系とか、かっこいい系なんですけど、「四天王」は全てを持っているので!登場ですべてをバン!と出すことによって……やっぱり失神させていく、そこですかね。涼雅:うん、ノックアウトさせていきます。――伊月さんはいかがですか?伊月:チームとしてみんなを輝かせられるようなパフォーマンスをしたいということが一番ですね。さつき:カッコイイ。僕ら登場の話しかしていなかったので、言ってくれてよかったです(笑)みんなの理想のクリスマスは?――ライブが26日ということで、クリスマスの翌日となるわけなんですが……理想のクリスマスの過ごし方はありますか?涼雅:やっぱりいくつになってもプレゼントは枕元に置いてほしいな、というのはありますね。長靴みたいなのあるじゃないですか。あれに入ってるのが好きなんですよ。――誰かからプレゼントもらいたい、というのはありますか?涼雅:友だちにもメンバーにも長靴に入れてほしい、というのは伝えました(笑)伊月:僕は1回もクリスマスプレゼントをもらったことないんですよ。さつき:えっ!?そうなの?伊月:一応、それには理由があって……クリスマスが両親の結婚記念日なんです。莉玖:ロマンチック!伊月:ライブに両親を呼びたいですね。今回ちょっと親孝行できるかな、って。さつき:わ、かっこよすぎる!莉玖:僕は弟が誕生日なんですよ。だから毎年、弟のお祝いをしていて。5人兄弟で僕が1番上なので、もらうより、弟たちにプレゼントあげる立場でいたいですね。さつき:クリスマスはケーキとか、お肉とか、美味しいものがたくさんあるので、みんなでワイワイ食べたいですね。WAIWAIだけに(笑)それで、夜はちゃんとプレゼントが欲しいです。どんなささやかなものでもいいので。やっぱりプレゼントの数は幸せの数だと思っているので、クリスマス付近で会う人はみんなプレゼントの用意はしておいてほしいですね!(笑)――このユニットでクリスマスパーティーをやるとしたら、どういうことをやりたいですか?涼雅:やっぱりみんな王だから高いステーキとか用意して……想像つかないけど。莉玖:でも、プレゼント交換はしたいですね。さつき:してみたい!あ、でも2人とも高価なものをあげないと喜んでくれないかな(笑)。伊月:僕は何か変わったものあげますね。いい靴下とか……いいものをあげるようにしますね。涼雅:えっ、くれるんですか!僕とプレゼント交換しませんか!伊月:しましょ、しましょ!ぜひ!――続いて、9bic+7m!nの新曲「MARCH」についてお聞きしたいのですが……歌ってみていかがでしたか?さつき:13人全員で歌うところも多いので、みんなの声が重なったらどうなるかはすごく楽しみですね。涼雅:僕はサビの歌詞がかわいくて好きで。今までは9bicの6人でひとつの声だったんですけど、13人が集まったときにどんな化学反応があるのか楽しみです。莉玖:7m!nの楽曲はアップテンポな曲がすごく多いんですけど、『MARCH』はスローテンポの曲。そういう曲がずっとやりたかったんです。初めて9bicさんとの合同の楽曲ということで、普段とは違ういろんなメンバーの組み合わせが楽しめる感じになっています。伊月:曲の世界観的には、ファンの方たちがくじけたときとか、辛いときに聴いて欲しい曲なんですけど、逆に僕たちも辛いときに助けられる曲だな、って思ってます。めっちゃ好きな曲です。――ライブに向けての意気込みをお願いします。さつき:7m!nのパフォーマンスがすごいので、僕らも負けないようにもっと頑張らないとな、って不安もあるんですけど、一緒にできるのがすごく楽しみです。みんなでワイワイできたらいいなと思います。涼雅:さつきが言った通り、7m!nのパフォーマンスはすごいです。負けないように、必死で頑張って2グルーブで大成功を収めたいですね。莉玖:9bicさんは一度経験されていますけど、僕らはぴあアリーナという大きな舞台でやるのは初めてなので。会場の迫力に押しつぶされそうになったり、緊張や不安もあると思うんですけど、それ以上に自分自身が楽しんでパフォーマンスして、皆さんにも楽しく帰っていただけたらなと思います。伊月:常に一番輝いているつもりでがんばります!3kyu「普段とのギャップが一番大きい」左から、水原匡也さん(7m!n)六花清春(9bic)火ノ宮夕さん(7m!n)市川慶一郎(9bic)続いては市川慶一郎さん(9bic)、六花清春さん(9bic)、火ノ宮夕さん(7m!n)、水原匡也さん(7m!n)のクール&セクシーな「3kyu(さんきゅー)」。――まずは9bicの市川慶一郎さん、六花清春さんによる7m!nの紹介からお願いします。市川慶一郎(以下慶一郎):火ノ宮は元気なんですけど……うるさい。そこもかわいいんですけど。ここまでうるさい人間に会ったことないです。本当にずっとテンションが高くて。前に撮影で一緒だったとき、7m!nが朝から入っていたんですけど、朝なのにうるさいんです。朝からずっと夜中までそのテンションを引っ張ってる。――すごい。朝起きた瞬間から元気なんですか?火ノ宮夕(以下夕):いや、その日がたまたま元気だったんです。六花清春(以下清春):今日も朝からテンションが高くてすごいな、って。逆に元気をもらえますね。眠かったのに目が覚めました。あと、7m!nの中では一番後輩っぽいですね。――この紹介を受けていかがですか?夕:おふたりとも僕のことが好きなんだな、って思いました。慶一郎・清春:(笑)――匡也さんについてはいかがですか?清春:初めて会ったのは1年ぐらい前なんですけど、一緒にレッスンもしていて。7m!nの中ではまとめ役なのかな。結構真面目で……僕も9bicの中なら真面目なほうでやらせてもらっているんですけど(笑)立ち位置とか似てるな、って思います。価値観が合うというか、一番話しやすいです。慶一郎:匡也は根が真面目なんですよ。清春はキャラです。清春:違う違う(笑)慶一郎:そこだけは皆さんに間違えないように書いていただいて……(笑)匡也は努力家だな、と思いますね。ダンスに関しても、努力しているのがすごく伝わるというか。水原匡也(以下匡也):ありがとうございます。多分負けず嫌いなので、常にそういう向上心は持っていますね。――「3kyu」としてはどういうユニットなのでしょうか。匡也:まずかっこいいっていうコンセプトなんです。クールで……。パフォーマンスでも、ダンスがメインな感じのユニットなので、そこを注目していただければな、と。夕:普段とは違うクールな部分を見せられて嬉しいです!――それぞれ、ユニットのパフォーマンスで見てほしいところ、頑張りたいところなどをお聞かせください。慶一郎:見てほしいところは7m!nとパフォーマンスをするのは初めてなので、一番はそこかなっていうのと、普段見られないパフォーマンスが見られると思います。あと7m!nの中でも関わることが多い2人と同じグループでやれるっていうのがすごい楽しみですね。清春:個人的に、7m!nで推すとしたらこの2人なので、そのメンバーとできるのが嬉しいですね。でも、2人ともダンスがめちゃくちゃうまいので、負けないように頑張らなきゃって思います。吸収できるところは吸収して。衣装もスタイリッシュな感じになっているので、楽しみにしてもらえればな、と。かっこいいところを見せられたらいいな、と思っています。夕:今回初めて9bicさんと一緒にやらせてもらうんですけど、9bicさんにも負けないくらい頑張っているところを見てほしいです。あと、9bicさんも僕らもかわいい曲が多いんですけど、今回3kyuはバチバチにかっこいい曲をやるので、普段とのギャップを一番見せられるんじゃないかなと思っております。匡也:合同ライブで、学ぶことがたくさんあると思うんですけど、9bicさんに負けないぐらい、いいパフォーマンスをできるように頑張りたいです。そして、3kyuのパフォーマンス力で、他のグループを圧倒していきたいと思います。――クリスマスのお話というのも伺っていきたいんですが……みなさんの理想のクリスマスの過ごし方について教えていただきたいです。夕:クリスマスデート的な?――なんでも!四天王では、長靴にプレゼントが入っていてほしい、という話が出ました。慶一郎:3kyuはクールなんで……ちょっとリアルなほう攻めますね。クリスマスって人も多いからあんまり出かけたくないんですよね。遊園地に行くとか、外食に行くとかも素敵だなと思うんですけど、クリスマスだからこそ、逆に家でゆっくり大切な人と過ごしたりとか、そういうのにすごく憧れますね。匡也:大人……!清春:僕もそうですね。インドア派で基本的にずっと家に1人でいるタイプなので、どこかに出かけるとか苦手なんです。思い出とかもないんですよね。今年は25日がリハーサルなので、「仕事があるから」といって、断るのがなんか優越感というか。「暇じゃないんだよ、ごめん」みたいな感じで行きたいですね。(笑)今年はハロウィンライブもあって、クリスマスライブもあるので、個人的にはそれがすごく思い出になるなって思います。――ファンの皆さんとしては嬉しいですね。清春:嬉しいですね、僕も。慶一郎:いや、やっぱりファンのみんなとの時間が一番大事だよね。清春:急に!(笑)匡也:僕は食べるのが好きなので、七面鳥3羽ぐらい食べたいですね。あの、中に野菜が詰まってるやつ。――3羽!大食いなんですか?匡也:めちゃくちゃ食べるんですよ。――ちなみに、今までにこれはすごくたくさん食べた!みたいなものはありますか?匡也:え、どうだろう……。夕:米じゃない?匡也:そうだ、何合食べたか分からないけど、米は尋常じゃなく食べます。――尋常じゃないくらい……すごいですね!夕:僕はこれまでクリスマスに何かした思い出がなくて。強いていうなら……そうですね、雪合戦とかできたらいいな、って感じですね。――3kyuでクリスマスパーティーをするとしたら、何がしたいですか?夕:スマブラですね!オールでやりたい。で、市川くんに自慢のツイートをします。慶一郎:うーん。このユニットでクリスマスパーティーが開かれるとして、1回連絡が来るじゃないですか。「行くね」って返信するけど、行かないです。夕:えっ!?慶一郎:クリスマスぐらい仕事のことを忘れたいんで、行くっていう連絡だけしてそこから音信不通にします。匡也:追いかけます(笑)夕:ひとつしたいのはみんな成人済みなんで、ちょっと軽くお酒でも嗜みたいですね。市川:それはいいね!――続いて、9bic+7m!n合同の新曲「MARCH」についてお伺いしたいです。市川:ラストのサビを多分13人全員で歌うんですけど、生で聞いたらすごいんじゃないかな。どんな大所帯のグループでも13人の声が重なることって滅多にないじゃないですか。だから、その迫力を楽しんでもらえたらなって思いますね。まだ生で全員で歌ったことはないので、自分たちもどんな感じになってるかわかんないんですけど。清春:全員で歌うのにぴったりの歌詞だったり、パートも9bicと7m!nの同じメンバーカラーの人がペアで歌うところがあるんですけど、僕はそこがすごい素敵だなと思っています。実際にどうやってこの曲をライブで表現するのかも個人的にすごく楽しみですね。夕:初めて聞いたときはこの曲を13人みんなで歌うんだ、っていうことにすごく感動したのを覚えていて。皆さんも初めて聞いたときは感動すると思います。9bicさんとライブ中にどうやって絡みながら歌うのかも楽しみですね。匡也:一番最後の部分の歌詞が大好きなんです。歌詞の内容についてはまだ詳しくは言えないんですけど、ポイントだと思っているので、注目してほしいですね。――最後に、ライブに向けて意気込みをお願いします。匡也:僕たち7m!nはデビューしてまだ半年くらいなんですけど、大きな会場でやらせていただけるということで感謝の気持ちと、そこに対するファンの気持ちにちゃんと応えられるように、リハーサルなども気合入れて頑張っていきたいと思います。夕:今回、大きい舞台でやらせていただけるのは本当に9bicさんのおかげだと思っていて、まず感謝を忘れずにいたいです。そしてデビューして半年しか経ってないのにそこまで足を運んでくれるファンの方がいるっていうことにも感謝して、今までの人生で一番いい思い出を作りたいのと同時にファンの人にも作って帰っていただけるように頑張っていきたいと思います。清春:急に真面目。夕:真面目なことも言わないと(笑)清春:初めての合同ライブで、しかも初めてのクリスマスライブなので、思い出にも残ると思います。そして、やっぱり3つユニットがある中で、この4人でやってよかった、3kyuが圧倒的に良かったねって言ってもらえるように、バチバチに決めたいですね。全員で力を合わせて頑張っていきたいなと思います。慶一郎: 13人だから出せる色とか、この4人だから出せる色とかいろいろあると思うんですけど、今までの9bicのライブとはまた違った視点でも見て欲しいなって思いますね。あと、せっかく7m!nと9bic一緒にやるので、9bicのファンと7m!nのファンの交流のきっかけにもなったら嬉しいですね。ファンの人たちがみんなで盛り上がってくれたらすごくいいライブになるんじゃないかなと思うので、仲良くしてください。ちーむふぁいやー!「ステータスを100%かわいいに振り切ったユニットです」後列から時計回りに、双葉小太郎(9bic)木瀬怜芽(7m!n)宇佐美健土(7m!n)椚三波斗(9bic)白金倫太郎(7m!n)トリをかざるのは双葉小太郎さん(9bic)、椚三波斗さん(9bic)、木瀬怜芽さん(7m!n)、白金倫太郎さん(7m!n)宇佐美健土さん(7m!n)による「ちーむふぁいやー!」です。――かわいい魅力を持つメンバーが集まったこちらのユニットは、もともと仲が良いメンバーも多いようですね!他己紹介をお願いします。椚三波斗(以下三波斗): 宇佐美くんはこの中だと一番中性的なんですけど、身長高いしスタイルもいいし、かっこよさもありつつの、かわいさもありますね。個人的に一番かわいいと思うときは、一緒にご飯行って僕がおごってあげる雰囲気出したときの顔が一番かわいいです。とにかく跳ねて喜びます。宇佐美健土(以下健土):めちゃめちゃプライベートで仲がいいんで、いつも一緒にいます。三波斗:本当に結構一緒にいるよね。一緒にいないときはだいたい家でゲームしてますね。双葉小太郎(以下小太郎):じゃあ僕は倫太郎を……7m!nライブをたまに見に行くんですけど、倫太郎は普段、めちゃめちゃアイドルなんですよ。ただ、倫太郎の面白い話があって。TikTokとか撮るときに自分で自分を盛り上げるんです。「いいよ、倫太郎、今日もいいよ!」って言いながら1人で撮ってるんです。自分を高めながら撮るとかちょっと変わった面もあるんです。――それは撮影前に自分を鼓舞するという感じなんですか?白金倫太郎(以下倫太郎):自分のテンションを上げるために「いいよ、いいよ、俺!かわいいよ!」って言いながら何度も撮り直します。10テイクぐらい撮って、その中で一番いいやつを選びます。小太郎:「もっといい服なかったの、倫太郎!」とか言いながらやってるよね。ほんとおもしろい。――自分でスイッチを入れる、みたいな?倫太郎:確かに自分でスイッチ入れてテンション上げてとにかくやってます。三波斗:7m!nで一番面白いです、この人。ハロウィンのときに、7人全員でインスタライブをやっているのをちょっと見たんですけど、みんなかわいらしい仮装をしてるのにひとりだけ顔真っ白で髪を全部かきあげて。誰かな?と思ってたら倫太郎でした(笑)倫太郎:みんなかっこいいんで、ひとりぐらいそっちにいってもいいかな、みたいな。三波斗:ひとりだけガチ仮装だったよね。―――怜芽さんはいかがですか?小太郎:僕と唯一の同い年なんですよ。いつもコタくんコタくんって喋りかけてくれるんです。ドライブに行こうって約束してたんだよね。まだ行けてないんですけど、怜芽が免許持っているので、早く助手席に乗せてほしいです。木瀬怜芽(以下怜芽):早く行きたいですね。小太郎:前に7m!nがみんなで花火を観に行ってるのを見ていいなー、と思ってたんだよ!――みなさんの仲の良さが伝わってくるのですが、「ちーむふぁいやー!」はどんなユニットなんでしょうか。小太郎:一言で言うとかわいいの権化です。WAIWAI唯一のかわいくて母性本能をくすぐるようなグループになっているので、やっぱりそこに注目していただけたらなと思います。――個人としてそれぞれ、このユニットで見てほしいとか、がんばりたいポイントについてお聞きしたいです。三波斗:曲も見せ方も全部かわいいので、ずっと口角上げながら見ていられるグループかなって思います。あと、結構みんな仲いいのでライブ中の掛け合いとかも楽しみにしててくれたら嬉しいなって思います。小太郎:ちょっと小動物感があると思うので、本当になんですかね……ディズニーのパレードを見に来たみたいな感じのテンションで見ていただけたら、楽しめるかなと思います。衣装もめちゃめちゃ派手なのでそういう面も見てほしいです。健土:仲良しでかわいい5人が集まっているので、お客さんも多分50回ぐらい「かわいい」と言うと思います(笑)衣装も曲もわちゃわちゃしていて、他のユニットにはないじゃれ合いも見ていただけたらなと思います。倫太郎:ステータスを100%かわいいに振ってます。プライベートでも仲良くしてくれている先輩2人なんで、僕たちが楽しくワイワイやってるところを、みなさんと共有できたらなと思います。怜芽:パフォーマンス面でかわいいところっていうのはあるんですけど、それぞれの衣装に、名前が入っていたり、結構こだわって作られてるのでそこも見てほしいですね。――今回、ライブがクリスマスライブということで、みなさんの理想のクリスマスについてお聞かせください。三波斗:今20才なんですけど、19歳で東京に来たので、これまで18回は家族と過ごして、19回目は涼雅(四季)と過ごしたんですよ。今年は20回目で大事なので、仲が良い友達とケンタッキーとか頼みまくって、ちょっとお酒も嗜みながら。小太郎くんはまだちょっとね、未成年だからジュース飲んでもらって。小太郎:うん。三波斗:みんなでクリスマスパーティーしたいですね。プレゼント交換とかもしたい人なんで。倫太郎:今までクリスマスを家族以外と過ごしたことがないんです。でも今年は多分リハーサルなのでみんなでホールケーキを食べたいですね。切るんじゃなくて、もうそのままみんなでフォークでつっついたりして。あと、高校生になってから急にサンタさん来なくなったんです。三波斗:最近、いい子にできてないのかな。倫太郎:そうなのかな。今年は来てもらえるように、いい子にします!健土:僕はクリスマスが誕生日ということもあって、今までは結構家族や友達と過ごしたりで、1人で過ごすことはなかったんですけど、今回もリハーサルでみんなとね、過ごすと思うんですけど。誕生日、なおかつ、ライブの前日ということで、今年はみんなで盛り上がっていければいいなって感じで……期待してます!三波斗:誕生日プレゼントね。小太郎:任せて!怜芽:まだ東京でクリスマスを過ごしたことがないので、メンバーの誰かと東京のイルミネーションとかいけたらいいな、と思いますね。倫太郎:いいね、ロマンチック!小太郎:行こう、行こう。車は出してもらっていい?(笑)怜芽:わかりました!(笑)小太郎:僕はそうですね……外は寒いので家にいたいですね、ずっと。あんまり外に出たくない。誰かが来てくれる分にはいいんですけど……すみません(笑)――家で何かしたいとかありますか?小太郎:特に……ゴロゴロするっと感じですね。三波斗:彼の一年にはイベントがあんまりないんです。年中無休でベッドの上なんで。小太郎:そう、そんなにイベント好きじゃない……。――理想の過ごし方はバラバラだったんですけど、このユニットでクリスマスパーティーをするなら何がしたいとかありますか?三波斗:家にいたい?小太郎:車を出してくれるならどっか行く(笑)でも、今はなかなかね。鍋とかしたいよね。倫太郎:ホームアローン観たい!健土:映画いいね。みんなでお鍋とお鮨。倫太郎:すきやきもいいな。健土:全部まとめる?オールスターみたいな(笑)――続いて、9bic+7m!n合同の新曲「MARCH」の感想について聞かせてください。小太郎:初めて13人で一緒に歌うのも新鮮ですし、皆さんに、この13人の想いを届けられたらなと思います。健土:グループの垣根を越えて、ファンの皆さんも一緒に横並びになって前に進んでいくという深い意味があってめちゃめちゃ前向きになれる曲です。皆さんも前を向いて、一緒に歌ってほしいですね。あとは13人で一緒に歌う迫力とエモさも持ち合わせているので、その辺りにも注目していただけたらなと思います。倫太郎:今まで自分たちの楽曲ってずっとコンセプトっぽい曲が多かったんですけど、今回はファンのみんなに語りかけるような歌詞になっているので、僕らの曲で前向きになれたらなって思います。三波斗: 13人で歌う分、一人一人の歌割りは減っちゃうんですけど、その分みんなの思いがフレーズにしっかりのってると思います。歌詞もみんなで頑張っていこう!っていう励ますものになっているし。スローテンポなので盛り上がる曲ではないんですけど、みんなでワイワイ楽しく歌いたいなと思います。怜芽:それぞれの個人パートも、もちろんあるんですけど、サビとか13人で歌うところに注目してほしいです。あとは、この曲をファンのみんなに覚えてもらって、サビは僕らと一緒に歌っていただければな、と思います。――最後にライブへの意気込みをお願いします。三波斗:このライブは絶対に僕が一番楽しみにしてると思います(笑)ずっとやりたいって言っていたシャッフルユニットができることがすごく楽しみですし、あとメンバーが最強にかわいいんで。今までで一番かわいいって思ってもらえるようにして、頑張って張り切って、キメたいと思います。小太郎:プライベートでも7m!nさんと仲良くさせていただいてるので楽しみな気持ちが強いです。9bicだといろんな個性があるんですけど、ここだとかわいいで統一されてるので、もっと大きな何かを見せるんじゃないかな、と。シャッフルユニットだけじゃなくて13人で歌う「MARCH」もあるので、13人の熱い歌声が重なったときの音色もよく聞いてもらえればなと思います。健土:僕たちはぴあアリーナという大きな舞台に立ったことがないので、まだ緊張とかはあんまりないんですけど、こうやって取材をしていただいたり、撮影やレッスンがあったりしてどんどん近づいてきてるんだなっていうのを実感しています。僕たちはデビューしてまだ1年も経ってないグループなので、この大きな舞台に立たせていただく感謝と頑張らなきゃな、という気合を持って臨みたいなと思っております。倫太郎:9bicさんの弟分としてデビューさせてもらったときから、こういう機会があったらいいな、やりたいなと思ってたのが実現できるということで……。楽しみ8割と、頑張れるかな、かっこいい人が13人いる中で輝けるかな、っていう不安が2割あります。でもその日しかないコンテンツがたくさんあるので、来てくれた人がみんなが楽しかったって言ってくれるようなライブにしたいですね。怜芽:まずデビューして半年ちょっとでぴあアリーナに立てるのはが僕たち7m!nだけの力じゃないので、そこに感謝したいです。あと、緊張しいなんで、絶対ステージの上で緊張すると思うんですけど、それも今回で終わりにする、というぐらいの意気込みで迎えたいと思います。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントそれぞれのユニット別のサイン入りポラを各1名にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!▼9bic official LinksOfficial site & Streaming Fanclub『9bic House』 ▼7m!n official LinksOfficial site Fanclub『ななっち』 【「MARCH」 Music Video】【WAIWAI LIVE 2021 ~X’mas Edition~】■出演者9bic / 7m!n■会場ぴあアリーナMM■開催日時2021/12/26(日)1部 13:30 開演 ( 12:00 開場 )2部 18:30 開演 ( 17:00 開場 )詳細はこちら:【9bic Zepp tour 2022~Theater~】■ツアー日程1/9(日) Zepp Nagoya1/16(日) Zepp Sapporo1/23(日) Zepp Fukuoka1/30(日) Zepp Osaka Bayside2/6(日) Zepp Haneda詳細はこちら:撮影/奥田耕平、取材・文/ふくだりょうこ
2021年12月04日日々野 希色さんの注目の新連載「婚活パーティーで出会った人は既婚者でした」がスタートです!ある日婚活パーティーでM男というやさしそうな男性と出会ったS子でしたが…?婚活パーティーに参加出典:instagram最初の印象は…出典:instagram惹かれあう2人出典:instagramついに、夜ごはんを食べにいくことに…出典:instagram婚活パーティーで連絡先を交換し合った2人。楽しみにしていた夜ごはんに早速M男が現れますが…?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@hibino_kiiro)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年11月09日2020年、M-1グランプリでくっきりと爪痕を残したコンビといえば、おいでやすこがに他ならない。ピン芸人同士のユニットがビッグドリームを掴んだ。結成秘話、そしてこれからの夢を語ってもらおう!「知らんなああああああ!!!」美声で飄々と聞いたことない歌を歌うこがけんの横で、小田が絶叫ツッコミを繰り出す。このスタイルでM-1準優勝までたどり着いた、おいでやすこが。あくまで、それぞれはピン芸人。コンビではユニットという形式をとる二人のこれまでとこれからについて話を聞いた。――ユニットを組む以前の、初対面の印象は覚えていますか?小田:僕、覚えてないんです。ベロベロに酔ってたんで。こが:2019年のR-1で僕は初めて決勝に進出したんですが、その準決勝の日が初対面ですね。合格発表があって、そのあと(三浦)マイルドさんが「小田や粗品たちと飲むけど一緒に来るか?」と誘ってくれたんです。小田:知らんなあ。こが:小田さんや粗品たちは先に飲みに行ってました。僕が到着したころにはもう、小田さんは顔が真っ赤で出来上がってましたね。小田:ずっと、誰と勘違いしてんの?って言ってたんですけどね。一緒に飲んでいる証拠写真が出てきてもうて。これは僕の記憶が間違ってたと認めます。ただ、三浦マイルドはその時の話を大げさに、二人をくっつけたのは俺やと自慢しているようですが、まったく覚えてないんでね、そこは違いますときっちり否定しておきたい。こが:覚えてないんですもんね。小田:最初、僕はこがけんのこと、他の事務所の後輩芸人やと思ってたくらいで。ずっと大阪で活動をしていたので大阪のピン芸人同士の交流はありますが、東京のことはよくわかっていなかったんです。こが:小田さんはR-1で5年連続決勝進出しているレジェンドですから、もちろん存在は知っていました。ただ、R-1でしか見たことないというのも正直なところで。小田さんが言う通り、東京にいると大阪のピン芸人さんと会う機会なんてほとんどないんです。――そんな二人がユニットを組んだのだから不思議ですね。きっかけは’19年8月、大宮ラクーンよしもと劇場でのライブイベントで即席コンビを組んだことですよね。小田:そうです。くじ引きで相手が決まって、ほとんどネタ合わせもしないで即興で漫才を。お互いのネタを組み合わせた今のネタの原型のようなものです。それがめちゃくちゃウケた。その時に、ネタの相性ええんやなと思いました。こが:ピン芸人って普段ツッコまれないじゃないですか。それをツッコんでもらって笑いが起きている。しかも他の即席コンビはスベっている中、唯一僕たちだけウケまくった。こんなに楽しいことないなって思いました。ただ、だからってその後があるとは考えなかったです。小田さんは、なんせミスターR-1ですから。胸を借りていい経験させてもらったな、くらいの気持ちでした。――その後、その日の小田さんの様子を覚えていた奥様が、「M-1でユニットをやるなら、こがけんさんと組んだら?」と提案をされたんですよね。小田:ハイ。なんで自分で思いつかんかったんやろ、と思いました。で、その日のうちに電話をして。こが:僕はもうふたつ返事で「やります」と。小田さんと漫才ができるんだって。それだけでうれしかったです。ただ、ウケたとはいえ大宮のお客さんは20人くらいだったから。たった20人の反応を鵜呑みにしてこの人、大丈夫か!?ともちょっと思いました。――そうして出場した’19年のM-1は3回戦で敗退しています。小田:がっちがちやったんで。まあ、ダメやろな、と。漫才師っぽくしようとしすぎて、空回りしてしまったと思います。こが:僕も噛みまくってしまいました……。準備期間も短くて、ほぼネタ合わせもしてなかったし。小田:そう?やったつもりやったけどなあ。僕、その前年と前々年はゆりやん(レトリィバァ)と組んでM-1に出てたんです。ゆりやん、僕に輪をかけてネタ合わせしないんで。――その年のM-1の夢はそこで断たれましたが、翌’20年からおふたりでYouTubeを始めたり、コミュニティラジオのレギュラーもスタート。おいでやすこがとして、活動を続けたいというのはどちらからの発信ですか?小田:全部、僕です。こが:だって小田さん先輩だし、僕より確実に忙しい方ですから。僕からは誘えないですよ。小田:いや、こがけんはやりやすかったんですよね。年も同い年だし、芸歴も1年しか違わないから。こが:僕的には全部うれしかったです。ラジオなんてノーギャラですけど、でも当時は月に2~3回ライブがあればいいほうで。芸人としての活動ができるだけで、全然違う。とくに新型コロナウイルスの影響で、そのころは舞台もなくなっていたから芸人としての正気を保つのが難しかった時期。誘っていただいてありがたかった。小田:とはいえ、それ誘っていたのも別に、M-1を見据えてとかじゃ全然ないからね。――あ、そうなんですね?小田:M-1のこと考えたのなんて、めっちゃ直前やったもんな?こが:そうです。申し込みの締め切りがあるから。それで、「どうする?出る?」「あ、出ましょう、出ましょう」って。めっちゃ軽い感じでしたね。小田:賞レースに出るのも、勝ち抜きたい、一発当てたいという感覚ではなかったんですよね。どれもピン芸のため、R-1に還元できればいいという気持ちでいただけです。R-1以外の他の賞レースは武者修行のような感覚と言いますか。こが:僕に至ってはそこまでの気持ちもなかったかもしれません。ラジオで話すネタになるな、くらいで。お笑い芸人としての活動が一つ増えたら、もうそれだけでいいって思っていました。小田:僕、M-1大好きなんでね。憧れはありましたけど、漫才師のみなさんが持っているような積年の想いとはまた違う感覚だと思います。そんなに甘いもんじゃない、とも思っていましたし。こが:そうですよね。売れたらラッキーですけど、そんな簡単なことじゃないって身をもって知っている。だから決勝行けるんだってわかった時、「M-1すげえ」って思いました。参加したらいつか決勝まで行ける。面白いって認めてもらえたらユニットだろうがなんだろうが決勝に行かせてもらえるんだって。これガチなんだって。まず、そこに感動しましたね。小田:前年と違って意識したのはそれぞれのピンのスタイルを貫こうということ。前年、漫才師の真似事をして失敗したのでストレートに自分たちの持ち味を出せたら、と。それが最低限漫才の形になっていたらいい。センターマイクの前でちゃんとやる。それだけは守ろうと思いましたし、それが良かったのかな、と思っています。僕たちは会社と会社の業務提携みたいなもん。―――結果を見てどう感じました?小田:えっと、いまだに訳わかってないです。―――え、もうそろそろ1年たちますが……。小田:準決勝進出で僕の喜びの感情はマックスで、それ以降はずーっと訳がわからん状態です。ファーストステージ1位通過、決勝の3組に残って、最後の審査で上沼(恵美子)さんと松本(人志)さんが票を入れてくれた。もう全部、どういうことか訳がわかりません。――(笑)。もう、現実のことと思えないんですね?小田:そうですね。80回以上、録画したやつ見ていますけど、想像の域を超えています。もうなんか、できすぎているんですよ。こが:うん、できすぎてますよね。小田:目標を掲げて目指すとかそういうレベルを超えてしまっているんですよね。ドラゴンボール7個集めて神龍にお願いするランクの夢が叶ってしまった。だから、1年たっても現実味がないです。――こがさんもそんな感じ?こが:僕は小田さんほど忙しくないですが、それでも必死で食らいついてます。ananさんにももうすでに2回ほど映画のコラムのお仕事をいただいていますし、そういうふうに知ってもらっているからこそ頼まれる仕事も増えました。テレビの収録の合間に、漫喫で雑誌の原稿を書いて……みたいなこと自分がしているんだ、と思うと客観的に考えてびっくりします。だって1年前はバイトしてないと飯が食えないから、清掃の仕事をしていたんですよ。――これからのおいでやすこがは、どうなっていく?ユニットはずっと続くのでしょうか?こが:二人のネタを認めていただいてここまで来られたので、多くの方に求めていただけるうちはやり続けたい。あと、小田さんが一緒にやろうって言ってくださる間は、全力でやるだけです。小田:会社と会社の業務提携みたいなもんだと思います。結局は、ピン芸人同士。最終的な夢もやりたいこともそれぞれ違う。お互い好きなことをやればいい。そういういびつさもいいと思いますね。こが:でも、そうやってコンビらしくしていないから、レギュラーとか決まらないんですよ、僕たち。小田:え、そう?こが:そろそろ僕たちの冠番組だってあっていいのに!前例がないから誰も手を出せないんですよ。小田:確かに、かまいたちや霜降り(明星)と違って、どう扱っていいのかわからんのかもなあ。こが:僕たちの進化はこれからですからね。もっと、もっと、おいでやすこがに期待してほしいです。小田:出ようと思えばM-1だって56歳まで出られる。こっちはルール改正せんでほしいなあ(笑)。写真右・おいでやす小田(おいでやす・おだ)1978年生まれ、京都府出身。ツッコミ担当。左・こがけん1979年生まれ、福岡県出身。ボケ担当。2019年にユニット結成。こがけんの得意とする流暢な歌ネタに小田の鋭いツッコミをかぶせるピン芸とピン芸の融合が持ち味。同年、M-1グランプリで3回戦進出。翌年、準優勝をかっさらい大きな話題となった。おいでやす小田はNSC大阪校23期出身。かつて、モンスターエンジンの西森洋一らとコンビを組んでいたが2008年ごろよりピン芸人として活動。R-1ぐらんぷりで5年連続決勝進出。こがけんはNSC東京校7期出身。2012年ごろからピン芸人に。「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」でのハリウッド映画モノマネが注目されるなど映画通としても知られる。※『anan』2021年11月10日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・ナライユミ取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2021年11月05日お笑いコンビ・祇園(木崎太郎、櫻井健一朗)が17日、オンラインで開催された「SDGs-1グランプリ2021」で優勝した。「京都国際映画祭2021 ~映画もアートもその他もぜんぶ~」の一環として開催された「よしもとSDGs LIVE」内で行われた「SDGs-1グランプリ2021」。アキナ、ミキ、Everybody、ぼる塾、ヤンシー&マリコンヌ、おいでやすこが、祇園(ネタ披露順)が、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたネタを披露し、いかに楽しく、そしてわかりやすく伝えることができたかを競った。審査員長は西川きよしが務め、「お客さん審査員」として視聴者へのアンケート投票も実施。その結果、全票数の39%を獲得した祇園が優勝に輝いた。2人は、17の目標のうち「質の高い教育をみんなに」を取り入れたネタを披露。西川は「子供からご高齢の方まで、SDGsの趣旨がわかる。見事でした」と評価した。櫻井は「非常に光栄」とコメント。今後、よしもとSDGsアンバサダーとしてさまざまな活動を行っていくが、「いろんなお仕事ができるように勉強していきたい」と意気込んだ。木崎は「僕たち両親が、僕は両親とも教師、櫻井くんはお父さんが教師で、4分の3が教師」と明かし、「質の高い教育をみんなに」のネタにすることは「すぐに決まり、バッチリのネタができた」と説明。「母親が見ていてすぐLINEが来まして、国連さんの賞をいただくって、一番の親孝行やなと思います」と喜びを語った。現在、『M-1グランプリ2021』に挑戦している祇園。木崎は「3回戦免除してもらえないですかね」とおねだりもしていた。
2021年10月17日J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)とのコラボレーションアフタヌーンティー「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」が、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルで2021年10月1日(金)から11月30日(金)まで提供されます。J&M デヴィッドソンとのコラボアフタヌーンティー英国生まれのJ&M デヴィッドソンとインターコンチネンタルが初のタッグを組む「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、J&M デヴィッドソンの2021年秋冬コレクションから着想を得た、英国に馴染みのあるメニューを展開。“フリンジ カーニバル”バッグを表現したモンブランスイーツは、アイコニックな“フリンジ カーニバル”バッグをモチーフにした「モンブラン」や、コレクションに登場するスミレ柄のオリジナルプリントをデザインした「アップルクランブルタルト」、コレクションのキーカラーであるオリーヴグリーンを取り入れた苺&ピスタチオのチェック柄ケーキ、ナガノパープルとシャインマスカットを贅沢に使用した英国のグラススイーツ“トライフル”などが並びます。セイボリーは“イギリスと秋”をテーマに“イギリスと秋”をテーマにしたセイボリーは、伝統的なイギリス料理“ローストビーフ”やイギリス国旗のデザインから着想を得た“ズワイ蟹のジュレ”、秋トリュフとポルチーニ茸の芳醇な香りが印象的なライスケーキの3種類が揃います。ランチプランやテイクアウトプランもまた、「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、イギリス料理“コテージ・パイ”と一緒に味わうランチプランや、客室でゆっくり楽しむ「プライベート・アフタヌーンティー」、自宅で味わうテイクアウトプランなども用意。多彩なプランの中から希望のスタイルをセレクトして、特別なアフタヌーンティーを楽しむことができます。【詳細】「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」提供期間:2021年10月1日(金)~11月30日(金)場所:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)住所:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー時間:14:00~、16:30~(L.O.)※2時間制価格:5,380円メニュー・スイーツ:モンブラン、アップルクランブルのタルト、サン・セバスチャン、葡萄のトライフル、洋梨の赤ワインコンポート&チョコレートガナッシュ・セイボリー:ローストビーフグラハムトースト、ズワイ蟹のジュレカブ&ビーツソース、ポルチーニ茸のライスケーキ秋トリュフ&チェダーチーズ、・スコーン:マロン、アールグレイクロテッドクリームと無花果ジャムで・ドリンク:コーヒー、紅茶、ハーブティー、フレーバーティーなど20種以上のセレクションから好きなだけ楽しめる■ランチ&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:11:30~※2時間制価格:6,600円■プライベート・アフタヌーンティー時間:第1部 12:00~、第2部 16:00~※3時間制、月~木曜日の平日限定での提供。価格:1室大人4名利用時:9,800円、大人3名利用時:10,500円、大人2名利用時:11,800円、大人1名利用時:15,800円※上記は、1名・サービス料込の価格■テイクアウト・アフタヌーンティー J&M デヴィッドソン受取時間:14:00~19:30※受取希望日前日20:00までの要予約価格:スタンダード 4,320円、プチ 3,240円■ナイト・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:18:00~※2時間制価格:7,150円■STAY&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン価格:プレミアムルーム 1泊1室2名 49,600円~(サービス料込、都民税別途)※表示料金は特別表記がない限り、別途15%のサービス料が必要。※提供時間が変更になる場合がある。※画像はイメージ。【予約・問い合わせ先】TEL:03-5783-1258(レストラン予約直通)
2021年09月27日2年連続『M‐1グランプリ』決勝進出、『ABCお笑いグランプリ』優勝と、着実にスターへの階段を上っているオズワルドの二人。天職ともいえるお笑いとの向き合い方を伺いました。2019年から2年連続で『M-1グランプリ』のファイナリストに選出、さらに今年『ABCお笑いグランプリ』で優勝し、いま熱い視線を集めているお笑いコンビ、オズワルド。二人がお笑い芸人を目指したのは、「自分の好きなことを仕事にしたい」という、共通の思いからだった。畠中悠:中学生の頃、『爆笑オンエアバトル』を見たことがきっかけで、お笑いが好きになりました。高校卒業後に就職して3年くらい経った時に、さくらももこさんの『ひとりずもう』というエッセイ漫画を読んで、好きなことを仕事にするというのはなんて素晴らしいことなんだ、自分もそうしようと思ってNSCに入りました。伊藤俊介:僕が最初に影響を受けたのは、『ダウンタウンのごっつええ感じ』ですが、一番の理由としては、「面白い」と言われることくらいしか褒められることがなかったから。あと、もともとは教員を目指していたけど、朝起きられない俺なんかが、子どもに教えていいワケがないと思ったんです。一般社会で働くのは不可能だから面白おかしく生きようと思って、同じくNSCに入りました。畠中:仕事を辞めて芸人になることへの不安は一切、なかったです。チョコレート工場に勤務していた時、1t分の溶けたチョコを床にこぼしたことがあって。くるぶしくらいまでチョコに浸かり、パニックになってティッシュを2枚くらい手に取ったんですけど、まあ、無力で。こんな失敗をするやつは働けないと踏ん切りがついた。伊藤:芸人の何がいいかというと、失敗しても、自分のせいになるだけなんですよね。他の仕事は、特に教員とかは責任の塊だから。畠中:ミスさえも仕事になる、唯一の仕事だと思います。――NSCには、それぞれ別の相方と入所。その後、畠中さんは在学中、伊藤さんは卒業後にコンビを解散することに。畠中:それからはずっとピンで、肩書は一応、吉本の芸人でしたけど、月に1回、2分間のライブをするような生活。そんな時に伊藤が声をかけてくれたんです。伊藤:面白いなというのはもちろんですけど、一番の理由は、こいつは辞めなそうだと思ったから。おそらく才能があるのに辞めていくやつ、めちゃくちゃいるんです。畠中:しっかりしていて社会に適応できる人とか。伊藤:人生を逆算して、先が見えちゃうんでしょうね。あとはシンプルに頑張れないというか、だらしなくて、面白いんだけど辞めていくやつ。その点、畠中は、良くも悪くもあまり深く考えていなかったというか、売れようが売れなかろうが辞めなそうだなと。そういうやつが強いと思います。畠中:お金もないしどうなるかはわからないけど、幸せ指数は、就職をしていた時より、芸人になってからのほうが高いですから。伊藤:そんな僕も、月1回だけのライブを4年近くやるような生活だったけど、なぜか「売れる」と感じていて。根拠のない自信を持っておくことは大事だと思います。M‐1の1回戦で負けてボケとツッコミを逆に。――そんな二人が目指したのは、M‐1の決勝に進出すること。伊藤:芸人が辞める理由として一番大きいのが、売れないから、だと思うんです。俺は芸人を辞めたくないからこそ売れたいと思い、世に出るにはどうすればいいかと考えて、M‐1しかないなと。それが唯一にして最大の方法だと。畠中:ネタで売れたいという気持ちもありましたしね。――実際、ファイナリストに選出されたことで、変化もあったという。畠中:存在を知ってもらえたことで、劇場でネタをやった時の反応が変わりました。自分のクラスの面白いやつがやることでは笑うけど、隣のクラスのやつが同じことをしても笑わないみたいな感覚ってあると思うんですけど。隣のクラスの人も笑ってくれるように。伊藤:逆に、前に同じクラスで笑ってくれていた人が笑わなくなったらどうしようという懸念もあったけど、根本が変わってないので、「あの時のお前らのままじゃん」と受け入れてくれたみたいで。全校生徒に笑ってもらえるようにならないと、優勝できませんから。畠中:でも、M‐1の決勝に出るとすごく人気になるというイメージがあったけど、そういうことはなく(笑)。ただ、地に足がついたまま漫才ができので、逆にありがたいですけど。応援してくださっている人のこともちゃんと見えるし、大切にできるのかなと。――決勝進出時より、1回戦で落ちた時のことのほうがターニングポイントになっていると話す。伊藤:芸人としての何だかよくわからない自信とかを全て、粉々に砕かれました。でも、めちゃくちゃベタですけど、ピンチはチャンスというか、負けて学ぶことのほうが多いですよね。だって、勝ったら調子に乗るもの!M‐1で優勝した日には、町中を練り歩くんじゃないですか(笑)。畠中:いろいろ変えなきゃいけないと思い、先輩であるダンビラムーチョの原田(フニャオ)さんにネタを見てもらったんです。当時は、伊藤がボケて僕がツッコむというスタイルだったけど、「普段は伊藤がツッコんでいるんだから逆だ」と言われて、ハッとしました。実際にやってみたら、ちゃんと前よりウケたんです。ネタは会話の延長線上にあるものだと思うので、普段の人柄が映し出されるほうが見ているほうも自然な感じがするし、やっているほうも楽。こうした会話劇というのが、一番いい形なのかなと。伊藤:二人とも竹原ピストルさんが好きなんですけど、“積み上げたもので勝負しても勝てない、積み上げてきたものと勝負しなきゃ”みたいな歌詞の曲があって。それが刺さりましたよ(笑)。――今、目指すのはM-1優勝。伊藤:その目標が大きくドーンとあるから、その先が見えない。その先に何があるのかを知りたいから頑張っているところもあります。畠中:優勝しなきゃ、というプレッシャーとかはないですね。僕たちはチャレンジャー側ですから。守る人のほう、つまりM-1側こそ感じていると思いますよ。若手の憧れである大きな大会でい続けないといけないですから。伊藤:…何言ってるかわからないですけど(笑)。あと、僕はもっとテレビに出たいです。たまに“今のテレビは面白くない”と言う人もいるけど、知ったこっちゃないですよ。あの頃の自分が憧れていたものに出たい。僕は浜省スタイルというか、「ベッドでドン・ペリニヨン、純白のメルセデス」みたいなのが好きなので。とんねるずさんとか大好きなんです。畠中:僕は劇場で本物の漫才をやりたい。お笑いが好きで、お笑いが見せたいものを見せる。手作りで生産数が少ない革靴を、本当に欲しい人に売るような感じです。伊藤:そこは正反対なんですよ。でも、M-1優勝という目標は同じ。きっと、それが達成された時には、漫才師として別のレースがスタートすると思います。劇場で一番ウケるようになりたいし。M-1だと漫才の尺は4分くらいだけど、劇場だと10分とかありますから。その中でどれだけ笑わせられるかという勝負になると、他のコンビと話にならないくらい差をつけられているので。結婚式の余興でちゃんと滑りますし。畠中:目の前のお客さんを見てネタを変えられるレベルには、達していないですから。あくまで今は競技漫才に力を入れているので。伊藤:その時期を抜けた後、みなさん、めちゃくちゃ楽しそうになっているんですよ。畠中:新しい漫才の世界が、そこにはあると思うんです。オズワルドボケ担当の畠中悠、ツッコミ担当の伊藤俊介からなるコンビ。2014年結成。ヨシモト∞ホール15周年のリニューアルにより誕生した、劇場看板芸人「ムゲンダイレギュラー」として活躍中。※『anan』2021年9月22日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月21日一昨年、昨年と2年連続で『M-1グランプリ』のファイナリストとなったお笑いコンビ、オズワルド。今年の『第42回ABCお笑いグランプリ』では優勝を果たし、悲願のM-1制覇に向けて着実に歩みを進めています。今週のananではそんな、飛ぶ鳥を落とす勢いのお二人に“人生のターニングポイント”というテーマでお話を伺いました。「M-1という目標が大きすぎて先が見えない、その先を見たくて頑張っているのかも」という伊藤さんの静かな決意を感じさせる言葉や、「昔、1tのチョコレートをこぼした時に…」と衝撃的なエピソードを淡々と語り始める畠中さんのスケール感はぜひ誌面でチェックいただくとして、ここではオズワルドさんの撮影を機に漫才の見方が少し変わった、僕の極私的ターニングポイントを。今回の撮影では、漫才師のアイコンでもあるサンパチマイクを小道具として用意。いつものサスペンダー衣装を着こなした二人をクールに撮り下ろしました。感動したのは、伊藤さんと畠中さんがマイクの前に歩いてきて、伊藤さんがマイクの高さをサッと調節する、さりげないその仕草。真っ白で無機質なスタジオが、一気に満員のステージに見えてくるんだから、本当に不思議です。マイク一つで笑いをかっさらう漫才師の仕事人ぶりを見せつけられた瞬間でした。あまりにその仕草がかっこよかったため、帰ってから他の方の“マイク調節”も見てみようとネット検索すると、さまざまなお笑い芸人がマイクを調節するシーンだけを集めたマニアックな動画が。三者三様、それぞれのスタイルがあって奥が深い!あれ以来、テレビで漫才を見る時には思わず、高さを調節する仕草に注目してしまいます。個人的には、つかみの挨拶をしながら、ノールックで高さを整えるパターンが好み。例の動画、10万回以上も再生されていたので、共感してくださる方、きっといますよね…?(笑)ちなみに、マイクの前に立ってもらった後、そのまま漫才をする様子を連写させていただいたのですが、畠中さんが3割くらいの確率で目を閉じていました。思わず伊藤さんが「目ぇ、つぶってんなあ!」と突っ込んでいたのが忘れられません(本誌ではバッチリ目が開いているカットを掲載していますのでご安心ください)。(TN)
2021年09月14日自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿している、陸上競技100mで元日本記録を保持する桐生祥秀(きりゅう・よしひで)さん。100mで9秒98の自己ベストを持つ桐生さんが、50mを走った様子を投稿しました。桐生祥秀が、50mを走ると?多くの人が、体育の授業などで50mを走ってタイムを測定したことがあるのではないでしょうか。中学生や高校生が受験する『新体力テスト』の基準に従うと、男性なら8秒、女性なら9秒を切ると速いそうです。2021年8月16日現在における50mの日本記録は、2002年に朝原宣治(あさはら・のぶはる)さんが記録した5秒75。一般の人の感覚からすると、想像がつかない速さですね。桐生さんは今回、次の2種類のスタート方法で走りました。・立った状態で片足を前に出してスタートする『スタンディングスタート』・かがんで手を地面につけた状態からスタートする『クラウチングスタート』陸上の大会などで、スタート前にかがんだ選手が、足を器具にセットしている様子を見たことがないでしょうか。クラウチングスタートの時に使う、強く蹴って瞬発力をつける器具『スターティングブロック』(以下、スタブロ)と呼ばれるものです。「5秒7~8台を狙いたい」と意気込んでいた桐生さんの結果は…。スタンディングスタートだと5秒90、クラウチングスタートだと5秒83でした。日本記録にはおよびませんでしたが、さすがはプロの陸上選手。6秒を切る好タイムを出しています。桐生さんは、走り終えて次のように振り返りました。スタブロ使って、50m走ると少し速くなったので、0.0何秒が誤差と思われるかもしれないですけど。それでも僕ら(陸上選手)は0.01秒を競っているので、スタブロとスタンディングとでは全然違うと思いますし。50mの場合はそんなに差はないと思うんですけど、100mになるとスピードの乗りとかそれがスタブロがあるかないかで違ってくる。桐生祥秀 / Yoshihide Kiryu Channelーより引用短距離の場合、1秒以下のコンマ何秒台と激しい戦いを繰り広げるといいます。走り方によって、同じ秒台でも、コンマ以下が違うために順位が変わってくる…。短距離走の選手は、「どうやったら0.1~0.01秒を短縮できるか」を常に考えて日々、練習に励んでいるのでしょう。桐生さんの走りに、多くの人が驚いています。・速すぎます!50mってこんなに短かったっけ…と思ってしまうほどでした。・体育の授業で50mを走る、小学生にとっては、「こういうのが見たかった!」と興奮しそうですね。・あっという間に走り去っていく…。記録更新に向け、日々走り続ける桐生さん。今後の活躍から、目が離せないですね![文・構成/grape編集部]
2021年08月19日●上沼恵美子の酷評を乗り越えM-1優勝コンビ結成14年、お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)の躍進が止まらない。昨年、彼らにとって雪辱戦とも言える『M-1グランプリ2020』では見事トロフィーを手にし、野田はピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり2020』でも栄冠を手中に収めた。『M-1』優勝劇で同時に“漫才論争”が巻き起こったことは周知の通り。披露した「高級フレンチ」「つり革」のネタでは野田がほぼしゃべらず、村上が状況説明をしながらツッコミ続けるというスタイルが、漫才かどうかで話題になったのだ。「そもそも僕らの漫才は、そういうレベルじゃない」と無関心だった2人だが、DVD『M-1グランプリ2020 スピンオフ マヂカルラブリー漫才論争へのアンサーLIVE』(8月18日発売)で、何が漫才で何が漫才ではないのか、一つの道筋をつけているという。そんな2人にインタビューすると、漫才論争が巻き起こった時、今の漫才が置かれている状況に対して危機感を抱いたと明かす。チャンピオンの目には今のお笑い界の状況はどう映っているのか。忘れたことはないという上沼恵美子の審査や、コンビの関係についても語ってくれた。――その独特の漫才のスタイルは、初期から貫いているものなのでしょうか?野田:スタイルが変わらないというより、これと決めてやっていないので、変わっていると言えば変わっているし、変わっていないと言えば変わっていないです。村上:自然の変化しかないですね。変えようと思ったことはないです。――ネタは基本的に野田さんが作っている?野田:僕がやりたいテーマを持ってきて、村上とやりながら作っていく感じです。「つり革」だと、「つり革につかまりたくない」というのがあり、そこからどう動いていくかはやりながら決めて、それ村上が見てどう思うかみたいな。――相談をしながら作り上げていくのでしょうか。野田:相談はしないです。つり革で揺られて床を這いずり回った後、次は当然トイレもあるだろうし、気持ち悪くもなるだろうし、横揺れだけじゃなく縦にも揺れるだろうと。15分くらいでできますよ(笑)。村上:1回通したらもうできていますね(笑)。――とはいえ難産の場合もあるのではないでしょうか?野田:もちろんあります。でもそういう時はネタを変えます。追い詰めず、捨てて別のテーマに行きます。面白いネタはすぐできるので、行き詰まるってことは面白くないんだなと。最近は詰まることはないです。すんなりいくだろうなってわかるようになってきました。――そのスタイルが最初に世の中に広まったのが2017年の『M-1グランプリ』、審査員の上沼恵美子さんとの一件だったと思いますが、お二人はどう受け止めていたのでしょうか?野田:もちろん悩みましたし、もう嫌だなとも思いましたよ。知名度が上がればいいものではないんですよ。それはもう炎上と同じなので。村上:「面白い人だよ!」と言いたかったのに「面白くないでしょ?」だと逆ですから、一番嫌でした。――それはどう乗り越えたのですか?野田:切り替わった瞬間はないです。実は昨年の『M-1』は決勝が決まった瞬間、嫌で嫌で仕方なかったですから。ずっと引きずっていて、ああはなりたくないという思いで頑張りました。――あの一件がコンビにとってプラスになったと感じている部分もありますか?野田:仕事が増えたことによって、経験値はちょっと上がったのかなと。2017年の時に最下位でちょこちょこテレビに出ていたことがよかったと思います。村上:すべることもある、それをわかった状態でテレビに出ることは強いと思います。――あの2017年を踏まえると、昨年の『M-1』優勝は喜びもひとしおだったのでは?野田:優勝した直後は、忙しくなっちゃうなあと(笑)。でも、優勝はテレビに出ていくためには通らざるを得ない道だと思っていたので、頑張るしかないと思いました。村上:今夜は寝られなさそうだなと、それを最初に思いました(笑)。ただ、実を言うと、1本目のネタが終わったところがめちゃくちゃうれしかった。上沼さんが高い点をつけてくれて、「ごめんな、そんなことあったっけ?」って。あそこが一番うれしかったです。――やはり優勝効果は違いますか?野田:それはもう全然違いますよ。テレビで3~4本の収録が1週間続いたり、これはもう「タレントじゃねえか!」って(笑)村上:すごいっすよ(笑)。――チャンピオンキングの称号は重圧にはなっていないですか?村上:重圧はないです。『M-1』、マジ強いんですよ。仮にスベってもM-1チャンピオンだから、が勝つんですよ。M-1チャンピオンなのにスベっちゃった、じゃないんです。M-1チャンピオンでもスベることあるんだぜ、みたいな。『M-1』はすごい盾になるんです。●「漫才か漫才じゃないか論争」に自ら終止符――発売中のDVD『M-1グランプリ2020~漫才は止まらない!~』だけでなく、スピンオフDVD『M-1グランプリ2020 スピンオフ マヂカルラブリー漫才論争へのアンサーLIVE』が8月18日に発売されますが、そこでは「漫才か漫才じゃないか論争」に自ら終止符を打つそうですね。野田:漫才だ、漫才じゃないなど、どれだけのパターンがあるのかなと思って表を作ったら、すべての漫才師の漫才がその表の中に当てはまる、そういうものが作れました。でも、ほぼほぼみんな漫才だったなと思います。――漫才の定義とそうやって向き合ってみてよかったなと感じていることは?野田:この表を見てから『M-1』を見る人がいると思うと笑けてくるというか、ざまあ見ろって(笑)村上:みんなごめんねって(笑)――どういうことでしょう?野田:この表は、漫才を冷めた目で見た時に作れるものなので、これを踏まえると漫才がつまらなくなると思います(笑)。審査員やこれからM-1に挑みたいNSC生が見るべきもので、お客さんは見ないほうがいいです。村上:プロ向け、業者向けですね。野田:ただ、漫才は面白ければいいという大前提を取っ払ってこの話をしているんだよと、そこは理解しておいてほしいです。村上:そもそも『M-1』の審査基準はそれですからね。面白ければ何でもよかったわけなんですよ。――それにしても漫才論争、このスピンオフDVDを含め、お笑い界に何かしらを投じますよね。野田:投じているつもりはないんですけどね(笑)。ただ、あの時も漫才ではないという批判は、来そうだなとは思っていましたよ。逆に言えば、そういう漫才ですから。そんなの漫才じゃないだろ! ってなる面白さの笑いを審査員に届けていたところはある。村上:今田耕司さんなどは「しゃべってないやん!」で笑っていたわけですから。そういうものなんですよね。野田:ある意味、『M-1』そのものをフリにしているわけですから、そりゃそうだろうと。だから「あ、論争になっちゃったんだ」と思いました。素直にわからないから面白くないでいいのに論争になっちゃったので、漫才について考えなくちゃいけないなと。――それで今回の企画が生まれたわけですね。野田:まあ、マイクが立っていれば漫才ですけど。芸人で「あれは漫才じゃない」と言った人はほとんどいないんですよ。村上:漫才じゃないかどうかを言いたくもないと思うんですよ。もともと漫才だし。野田:そもそも僕らの漫才は、そういうレベルじゃないんですよ。漫才かそうじゃないかの論争になるくらい極めているわけでもないので。――なぜ論争になったのでしょう?村上:単純に勉強が足らんすね。論争をしたいのであれば、もっと深く勉強をしたらいいです。野田:料理に木の枝を入れただけで料理じゃないと言っているようなものです。まだまだ深いぞと。村上:でも僕らなりの解釈なので、「何言ってるんだ、こいつら!」と言い出す人もいるかもしれない。基本的に定義はないので、そこは結局のところもうわからないですね。●コンビの関係は「仲悪い兄弟」 目標も語る――お互いの魅力についてはどう思っていますか?村上:真面目なところですかね。野田:ザ・芸人の部分を村上がちゃんとしてくれるので、そのおかげで僕が芸人じゃない部分をやれている気がします。村上:途中で役割分担するようになったんです。僕は後輩や先輩と付き合い、楽屋でみんなと過ごす。先輩や社長に「ライブ呼んでください!」「仕事ください!」と話すとか。野田:お互いがやらざるを得ない部分を分担して担った感じですね。ネタを作らねばならないし、付き合いもしなくちゃいけないから。――『M-1』で優勝まで行ったことで改めて相方の良さを再確認されたりしましたか?野田:優勝して「コイツと組んでいてよかった!」と感じることはない。14年もやっていれば、急に何かに気づくことはないですよ(笑)。村上:特に「コイツでよかったー!」とは思わないです(笑)。野田:一応僕たち、これは仕事としてやっていますので、そうでもなければコイツとこんなにしゃべらないですよ(笑)村上:お金をもらわず、しゃべることはそんなにない。2人でずっとスマホを見ていると思います(笑)――世間で例えるとするならば『M-1』の優勝は、同期の社員が14年越しに大きな契約とれたみたいな感じですか?村上:僕はいつも「仲悪い兄弟」って言っているんです。「この間いつ口きいたっけ?」みたいな。そういう兄弟にいきなり遺産(優勝賞金)が入ってきたような感じですかね(笑)。――『M-1』優勝、漫才論争も含め、飛躍の2020年はいかがでした?野田:漫才じゃないもので優勝していたとしたらすごいなって。村上:点数けっこう入れさせたなあと。漫才じゃないのであれば上手くダマしたなあと(笑)。――お笑い芸人としての自信になりましたか?野田:認めざるを得なくなったと思います。大御所たちが点数を入れてしまったら誰も否定できない。「ほら!」って感じですね。村上:逆に漫才が伝統芸能になりつつあるのかな、ピンチかなと思いました。カタチが決まったら伝統芸能になってしまい、歌舞伎は飛んじゃダメでしょってみんなが思う。漫才もたぶんそうで、寝転んじゃダメでしょってみんなが思っていたら、カタチが決まっているということ。2人がしゃべり合うと決まってしまったら、もう伝統芸能になっちゃうので進化は止まってしまう。――やはりある意味で一石を投じていたことに。村上:そう思いながら漫才しているわけではないですけど、漫才ってそこまで行ってたんだ、ピンチ! と思いました。なのでこれで1回戻したかなと。野田:戻せたかは、今年の『M-1』次第じゃないですかね。今年、「ちゃんとした漫才が見られた」みたいな感じになったら、より一層漫才が凝り固まると思う。――コンビとしての今後の目標は?村上:目標は穏やかな暮らしですね。これは2人とも同じです。野田:ストレスフリーな暮らしですね。るんるん気分で仕事場へ向かう。そんな毎日がいい。1日の終わりが気持ちいいくらいの仕事量が毎日あって。村上:週3日休みで月80万円。野田:家賃25万。――もっとすごい野望をおっしゃるかと(笑)野田:いや、これ以上の野望はないでしょ! これぞ完全なる状態です。――『キングオブコント』の優勝も狙っているとのことですが、意気込みを聞かせてください。村上:もちろん出るからには優勝を目指しています。野田:見事『キングオブコント』で優勝して、勝ち逃げという感じにしたい。賞レースという僕らをずっと悩ませてきた悪魔を追い払おうかなと思っております。■マヂカルラブリー2007年結成のお笑いコンビ。ボケの野田クリスタル、ツッコミの村上で構成。『M-1グランプリ2017』の決勝で審査員の上沼恵美子が酷評し最下位になるも、全国区の知名度を得る。その後、『キングオブコント2018』では初の決勝進出を決め、2020年の『R-1ぐらんぷり2020』では見事、野田が優勝の栄冠に輝くなど着実に腕を上げ、『M-1グランプリ2020』では悲願の優勝を果たした。
2021年08月15日『シックス・センス』の監督M.ナイト・シャマランによる最新作『オールド』が、2021年8月27日(金)より全国ロードショー。M.ナイト・シャマラン最新作、“一日で老いて一生が終わる”ビーチでの謎解きタイムスリラー映画『オールド』は、“時間”をテーマに恐怖とサバイバルを描く謎解きタイムスリラー。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、[時間]が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できないという極限状態に陥った家族を描く。『シックス・センス』のM.ナイト・シャマランが監督メガホンをとったのは、スリラー映画の名手、M.ナイト・シャマラン。シャラマンの作品は、見るものをじわりじわりと恐怖の世界に引き込む独特の世界観を特徴とし、これまで数々の話題作を送り出してきた。なかでも『シックス・センス』は、数々の伏線の延長線上にある驚愕の結末で話題を呼んだ名作であり、シャラマンの出世作。翌年続けて発表したブルース・ウィリス主演の『アンブレイカブル』のほか、『スプリット』、『ミスター・ガラス』なども手掛けている。そんなシャマランが、今回の『オールド』では“一日で老いて一生が終わる”脅威にさらされたビーチでの恐怖を、驚愕のラストまで誘っていく。『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエル・ガルシア・ベルナルほか出演出演者には、『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエル・ガルシア・ベルナル、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のアレックス・ウルフ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のエリザ・スカンレンらが名を連ねる。【映像】脱出不可能なビーチを舞台に描かれる“一家の恐怖とサバイバル”公開された映像は、ある家族がバカンスに出かけるありふれたシーンから始まる。秘境のビーチに到着すると美しい眺望が広がり、各々が浜辺で寛いでバカンスを楽しむが、暫くすると奇妙なことが起こり始める。砂に埋もれた大量のスマートフォン、海に漂流し異常なスピードで腐敗が進む死体。子供たちは急速に成長してしまった。さらに、このビーチから出ようとすると意識を失い、脱出できないことが判明し、一家はじめこの場所に訪れた人々は狼狽しパニックに陥る。なぜ、このビーチで子供たちは急に成長し始めたのか?この場から逃げることはできるのか?【詳細】映画『オールド』公開日:2021年8月27日(金)全国ロードショー出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープスアレックス・ウルフ、トーマシン・マッケンジー ほか原案:「Sandcastle」(Pierre Oscar Lévy and Frederik Peeters)監督・脚本:M.ナイト・シャマラン製作:M.ナイト・シャマラン、マーク・ビエンストックほか配給:東宝東和
2021年06月14日M·A·C(マック)の「M·A·C ボタニック パニック」が、2021年7月1日(木)より限定発売される。カラフルな花が咲く「夏の庭園」のようなカラーコスメ「M·A·C ボタニック パニック」は、“夏の庭園”を想起させる鮮やかなカラーメイクのコレクション。鮮やかに咲き乱れる色とりどりの花々を思わすエネルギッシュなカラーパレットは、“色の洪水”とも称されるほど個性豊か。ハッピーなカラーばかりだが、自然の中に存在する美しい色彩がモチーフになっているので、程よく肌になじむ。「M·A·C ボタニック パニック」のアイシャドウやリップスティックを取り入れれば、一気にトレンド顔にシフトできるのも魅力だ。“まるで色の洪水”花模様のアイパレット目玉となるのは、これまでにないほど大胆で、花びらのような柔らかいシェードを揃えたアイパレット「スモール アイシャドウ × 12 ボタニック パニック」。マット質感のパステルブルーやブライトイエローと、光沢のあるフロストシリーズのウォームゴールド、コッパーピンクなどをコンビネーション。カラフルな色を取り備えたこのパレットは、組み合わせ次第で、思いのままにアイメイクが楽しめ、洋服やアクセサリーとリンクさせたスタイリングも楽しむことができる。ジューシー花色リップスティック花模様をあしらったライラックカラーのパッケージに閉じ込めた、限定品のリップスティックもチェック。パッケージだけでなくカラーも限定色が3色も揃い、いずれも花のようにジューシーな色合い。マットのライラックやピーチレッド、ピンクといったカラーは、見たままの高発色で唇を彩り、クリーミーマットな質感でモードな要素をプラスしてくれる。また、既存色の中から「M·A·C ボタニック パニック」のムードに合わせたコーラルピンクカラーもチョイスして、限定パッケージに詰め込んだ。艶肌演出の“フラワー”ハイライター同時展開となる、ハイライター「エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ」は、肌にのせるとほど良い艶感をプラスして立体感を引き出してくれる、フェイスカラー。カラーは、肌を明るく上品に輝かせてくれるホワイトゴールドの「フルール シュア」と、チークとしても使用できるプラムカラーの「ロイヤル フラッシュ」の2色。アイパレット、リップスティック同様に、ハイライターも限定パッケージで展開され、メタリックトーンのピンクに花模様をあしらった華やかなスタイルで登場する。【詳細】M·A·C ボタニック パニック発売日:2021年7月1日(木)限定発売※M·A·C公式オンラインストアでは6月29日(火)より先行発売。・スモール アイシャドウ × 12 ボタニック パニック 9,900円<限定品>・リップスティック 限定3色/既存限定パッケージ1色 各3,630円<限定品>・エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ 限定2色 4,290円<限定品>【問い合わせ先】M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)お客様お問合せ先TEL:0570-003-770
2021年06月13日お笑いコンビの霜降り明星が8日、公式YouTubeチャンネル『しもふりチューブ』に出演。14代目王者となった2018年の『M-1グランプリ』の最終決戦で、ネタが飛んでいたことを告白した。動画「実はM-1決勝でネタが飛んでいた…今だから明かせるM-1優勝ネタ作りの裏話!【霜降り明星】」のなかで、『M-1』で披露したネタを振り返った霜降り明星。最終決戦では、「小学校」をテーマにしたネタを披露して初優勝を果たしたが、粗品が、「気づいてる人おるかな? ネタ飛んでるんですよ」とぶっちゃけると、せいやは、「一瞬飛んだ。俺がね」とポツリ。「『M-1』のために色んなネタを試し過ぎて、どれがどれか分からへんようになった」ことが原因だったことを明かした。すると粗品は、「でも、ネタ飛んでたよな? って言われたことないねん。すごいですよね。ネタ飛んでんのに、すぐ修正して演技したんです」と、臨機応変に対応したせいやを称賛。すると、せいやは、「漫才師って、飛んだ瞬間に飛ばないんですよ。2個前くらいで飛んでるって分かるんです。ヤバい、次の次のくだりなんやっけ? って思いながらしゃべってるんです」と語りつつ、「ヤバい思い出してない、なんかせなアカンって、アクションを適当にやって」と、最終決戦でのハプニングを述懐した。また、「せいやさんのおかげで優勝した」という粗品に対し、「俺は真逆やと思うで。俺はマジでずっとお前のおかげだと思ってる」と返したせいや。「粗品さんが、違うでしょ! 違うでしょ! って言ってんねん。そうじゃないでしょ? 違うボケでしょ? って。思い出せよみたいな間を作ってくれたんですよ。俺、思い出したの、あれのおかげやってん」と、すぐさまツッコんでくれた粗品に感謝しつつ、「ホンマ、最後に降りてくるのよね」と、奇跡のような出来事をしみじみと振り返っていた。
2021年05月16日ボーカルダンスユニットM!LKがライブツアー『M!LK SPRING TOUR 2021“energy”』をスタートさせた。その初日となるカルッツかわさきで行われた公演の模様をレポートする。M!LKのワンマンライブは、2020年1月に行われて以来1年3カ月ぶり、現在の5人態勢となってからは初めてとなる。昨年の4度の配信ライブを経て、大きく成長した姿を見せる公演となった。メンバーが待ちわびていたライブ。そして、み!るきーず(M!LKファンの総称)も待ちわびていたツアー初日。開演前から、会場にはソワソワと期待、ツアー初日ならではの空気が満ちていた。定刻。暗転すると、客席には5色のペンライトが揺れる。シンプルなステージにセットされた5つのLEDパネルにモノクロの花びら、砂時計、心電図が次々と映し出され、心音が会場に響き渡る。速くなっていく心音、LEDパネルにまるで閉じ込められているかのように5人の姿が。そして、一瞬の暗転のあと、パネルの前にメンバーが現れる。堪えきれないファンの声が客席から漏れた。みんな会いたかったぞー!オープニングで披露されたのは『疾走ペンデュラム』。冒頭からメンバーのテンションが上がっているのがその表情からわかる。1曲目を終えると佐野勇斗が「みんな会いたかったぞー!」と声を張り上げ、『テルネロファイター』でメドレーがスタート。『SAY YEAH』ではメンバーそれぞれの言葉でみ!るきーずにご挨拶。山中柔太郎は「会いたかったぞ!盛り上がる準備できてる?」と笑顔を見せ、塩崎大智は「会いたかったかー!?俺はみんなに会いたかったよ!」と気持ちを爆発させれば、曽野舜太は「みんな久しぶりやなあ~!盛り上がれるん?」とほんわかと、吉田仁人「盛り上がっていけるのか!」とチェストコールで力強く煽る。佐野が「東京初日盛り上がっていこうぜー!」とシャウトし、会場の熱を上げていく。そんな佐野が『Goin’Down』をしっとりと歌い始めると、客席もペンライトを振って応える。ジェットコースターのようなオープニングのあと、「ペンライト久しぶりに見た!」と興奮しつつも、改めて吉田が「み!るきーずのみんな、久しぶり!このような状況の中、足を運んでくれましてありがとうございます。来ていただいたからには、全力でパフォーマンスをして楽しんでもらえたらと思います」と挨拶。そして、「楽しんでもらえるところはまだまだありますから。このままいきましょう!新曲です」と塩崎が紹介したのは11thシングル『energy』に収録されている『行けたら行くよ』。ポップな歌詞をディスコナンバーに乗せて歌う5人をミラーボールの光が艶めかせる。続いては曽野と塩崎がメインボーカルの『SDR』。ロックなメロディに2人のシャウトがパワフルに響き、キレの良いダンスで曲の力強さを表現していく。幕間となる映像ではオープニングでも登場した砂時計や、しおれていく花。そして雨。少しばかり心を寂しくさせるような雨音が響く中、メンバーが白の衣装で登場すると、雨の映像をバックにスタートしたのは『May』。先ほどまでのパワフルなステージとは打って変わって、しなやかな、それでいてどこか色気を漂わせる。さらにその雰囲気を膨らませるかのように『君の知らない世界へ』では椅子を使ってのパフォーマンス。まるでキスをするような振り付けには客席からは小さく息を吞むような様子も見られ、大人のムードで酔わせた。更にさなりが手がけた『energy』ではクールなサウンドを響かせ、静かな空気をまとわせながらも力あるダンスでこれまでとは異なる魅力を垣間見せた。声が出せない中でも気持ちを伝えたいMCに入ると、佐野が「めっちゃしんどいじゃん、これ!」「M!LKすげぇわ!」と自画自賛したが、客席も同じ気持ちだったはず。パフォーマンスで圧倒したメンバーだったが、やはり気になるのが客席とのコミュニケーション。声が出せない中でどうやって気持ちをステージに伝えてもらうか、と苦心する。ペンライトを振るか拍手、どちらがいいか曽野や佐野、塩崎が「みんな大好きだよ」という言葉を例に反応を確かめ、「基本的に曲終わりは拍手で!」と佐野がファンに向かって呼びかけた。にぎやかなMCから一転、披露された曲は初披露の『何処へ』。山中の甘く繊細な声、佐野の力強い声が際立ち、吉田と塩崎、吉田と曽野のハーモニーが会場を包みこむように響く。『君がくれた宝物ならココにある』では歌声のみで思いを届けた。それぞれを照らすピンスポ、LEDパネルに映し出された表情に、歌声以上のものが届けられた気がした。再び幕間ではモノクロだった街や風景が色づいていく様子が。不安げだったメンバーの表情も笑顔に変わる。不安でふさぎこむ日々が続く中、少しずつでも彩りが戻り、そして、画面越しにしか会えなかったファンと、画面から飛び出しようやく同じ会場の空気が吸えるようになった――という喜びの気持ちが込められているようにも思える。スクリーンに咲き誇る花とメンバーの笑顔。そしてピンクを基調した衣装で登場し初披露したのは配信されたばかりの新曲『恋がはじまる』。照明も柔らかなピンクになり、キュートなフリで会場を華やかに彩っていく。続いて『My Treasure』では青空の映像をバックにさわやかに。メンバー同士が肩を組んで微笑み合ったりじゃれ合ったり、さらに曽野は「みんな大好きだよ」と曲中に笑顔で伝えみ!るきーずをニッコリさせた。「電力を溜める」対決!優勝は…そのあとのMCでは、塩崎が演出を、山中が衣装を担当していることが明らかに。山中は特にお気に入りの衣装を聞かれると曽野の衣装を挙げ、塩崎も「MC中のLEDパネルの映像にもこだわっている」と演出について語り、ぜひ今後の公演でもチェックしたいところだ。「(ライブの制作に関わることで)僕たちもやっていて責任感というか、より愛着が湧くようになった」と吉田。そんなライブも残すところあと数曲。山中が「残り数曲となりましたが、悔いないように楽しみましょう」という言葉を噛み、「ここすごく練習したのに!」と照れくさそうにいい、『桜咲く頃には』『Feel Alive』をメドレーで届け、『ERA』、『Now Story』とポジティブな曲でライブ本編を締めくくった。しかし、これで終わる彼らではない。アンコールでは『めちゃモル』がスタート……と思いきや、パネルには「なわとび」「風船」「バランスゲーム」などと書かれたルーレットが。どうやら書かれた内容で対決をするというものらしい。この日は「電力を溜める」対決。自転車を必死に漕ぐ山中、腕立てをする塩崎、ポンプを押す曽野、牛の人形を振る無心に振る吉田、エアロバイクを漕ぐ佐野……。曽野が一番電力を溜めているのは明らかだったが、なぜか優勝は吉田。動揺した吉田はそのあとのフリを間違え、塩崎は自転車を乗り回し、山中が地味に転ぶ……というまさにカオス状態。でもこんな笑いいっぱいのステージがM!LKらしいのかもしれない。ここが5人のスタート。改めての意思表明そして、改めてお決まりの自己紹介をしたあとは、塩崎のドラマ出演、佐野の映画、ドラマ出演の報告が。更には7月には全国5都市のZeppツアーが行われることを発表。会場のみ!るきーずを喜ばせた。ライブグッズ紹介では、「プライベートでもメンバーが一番買いたいと言っていた」というマスクストラップが客席からは不人気ということで驚愕の表情を見せ、グッズのプロデュースをした山中が崩れ落ちるなど、どんなシーンでもタダでは終わらせないところが彼らの魅力のひとつ。さて、ライブも本当に大詰め。『Brave Saga』ではステージの端から端まで走り、遠くのファンにもご挨拶、『DEAR LIFE』ではライブが終わることを惜しむかのように思いっきり飛び跳ね、メンバー同士で笑いあう姿が印象的だった。それでもダンスのキレが衰えることなく、文字通りで全力で最後までみ!るきーずを魅了し続けた。最後には、メンバーそれぞれからメッセージが届けられた。山中は「こんな中、お集りいただきまして、本当にありがとう、感謝でございます。開催できたことを本当に嬉しく思いますし、大成功に終わって……みんな楽しめましたか?」と客席に問いかけ、大きな拍手に顔をほころばせた。「僕の長い受験生活も終わって、みんなとやっと会えることができました。本当にここまできてくださってありがとうございました」という曽野には、メンバーからも「お疲れ舜ちゃん!」という声がかかる。そしてこの日、一番の運動量だったであろう佐野は「みなさん、今日はいかがだったでしょうか。M!LKの5人として初のツアーということで僕らもすごく楽しみにしていましたし、無事開催できて、無事みなさんとお会いできて本当に嬉しく思います。まだまだツアー続きますし、ケガのないように、そして体調にも気をつけてがんばっていきますのでよろしくお願いします!」と力を込めて言い、塩崎は「みなさんいい思い出作れましたか?僕たちも1年ぶりにみなさんにお会いすることができて本当に、本当に、楽しみにしていました。ここからどんどん続いていくので、今日の思い出を大切にまた会えるのを楽しみにしています」と次の再会を約束した。そして吉田は「この5人で初めてのツアーでみなさんを目の前にしてパフォーマンスをするっていうことが、改めて5人のスタートになるというか、やっとみなさんが僕たちのことを応援してくれてるんだな、と実感できた気がしました」と胸の内を明かし、「これからの6公演、そしてZeppツアーもありますので進化し続けるM!LKをこれからもよろしくお願いします」と力を込めて伝えた。深々とお辞儀をしたあと、会場全てのひとりひとりに手を振るように丁寧にあいさつをしてから帰っていくメンバー。明るく、前向きに、まさに“energy”をプレゼントしてくれるようだった今回の公演。ツアーで更に成長し、Zeppではどのようにパワーアップした姿を見せてくれるのか、今から楽しみだ。撮影/笹森健一、取材・文/ふくだりょうこ
2021年04月19日