心機一転したいとき、財布を新調するという人も多いはずです。財布を選ぶときに大切にするポイントは人それぞれ。色の持つパワーを取り入れたり、使いやすさを重視したり、好きなブランドから選んだり。理由はいろいろありますが、大人の女性が大切にすべきことは、〝本格〟であることではないでしょうか? いいものをずっと愛する喜び。ウォレット¥25,000/MARGARET HOWELL(アングローバル)本格なものを探したいときに、真っ先に向かうブランドは『MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)』。細かなところまで考え抜かれたデザインで、〝シンプル・イズ・ベスト〟とはこういうことなんだ!と教えてくれるブランドです。その力は洋服だけにとどまらず、小物にも共通しています。ワンカラーのレザーで作られたこちらの長財布は、知的さと華やかさを両立させたデザインで魅了します。 カラー名は「ルバーブ」。日本でも最近人気の赤い茎の野菜ですよね。実際は、赤みの強いブラウンだけれど、光の当たり方によって、優しいピンクが見え隠れして、そのピンクを見つけたときにふっと心が柔らかくなります。この奥深さが、大人に似合う理由のひとつです。 スリム見た目ですが、ラウンドジップはサイドまで大きく開くので、どこに何があるのか一目瞭然。収納力だって、心配ご無用です。センターのジップを開けると、2つに分かれたコインケースが登場。さらにカードは12枚、お札は2箇所に分けて収めることができます。 ソフトな手触りのスムースレザーで作られていて、手にするたびにその滑らかさに嬉しくなります。牛革の持つ魅力を引き立てる極シンプルなデザインで、長く使っても飽きることはないでしょう。使い込むほどに表情が変わって、そのひとつひとつの変化がより愛おしくなることでしょう。 アングローバル03-5467-7864www.margarethowell.jp photograph:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext:Kisae Nomura
2018年12月28日日常に寄り添うもの、ひとつひとつが選び抜かれたお気に入りのアイテムでそろえられたライフスタイルは永遠の憧れ。そんな暮らしを目指すとき、ブランドそのもののスタイルがお手本になるのが『MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)』ではないでしょうか。洋服からハウスホールドグッズまで、タイムレスなデザインとハイクオリティを真髄とし、その哲学はオリジナルアイテムのみならず、ミッドセンチュリーのプロダクトなどセレクトされた名品にも共通しています。至極の品々が並ぶストアを訪れ、「こんな場所で暮らしたいなあ」と思ったひとは少なくないはず。 デザイナーのマーガレット・ハウエルが服作りにおいて追及する着心地のよさ。スタイルがリラックスしていて、息吹を感じるナチュラルなものづくりは、バッグや小物のデザインも同様に。定番のアイテムは「これじゃなきゃ!」というリピーターも多く、質の高さをうかがわせます。 黒のシュリンクレザーがスマート。スクエア型の定番ポーチ シュリンクレザーを使用した、シンプルなスクエア型のポーチも長く愛され、ファンの多いアイテムのひとつ。ほどよく厚みのある牛革のしっかりとした作りで、裏地にはコットンを使用。コードやモバイルバッテリーなど、バッグの中で行方不明になりがちな電子機器周りの携帯品入れとして、裏生地があるのでアクセサリーを収納しても安心です。 長く使って、風合いの変化を楽しむ ポーチは使用頻度の高いアイテムなので、ナイロンやビニール素材だと劣化が早く使い捨てになりがちですが、レザーならたとえ傷がついても味わいに。風合いの変化も楽しめます。 同じシュリンクレザーを使用した、デザインやサイズ違いのポーチを揃えて使うのもおしゃれ。パッと目につくアイテムではないけれど、日々の心地よさを求めるならポーチひとつの選択にもじっくり吟味してみてはいかがでしょうか。 ポーチ¥12,000/MARGARET HOWELL HOUSEHOLD GOODS(アングローバル) アングローバル03-5467-7864:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext : Momoko Yokomizo
2018年12月12日「チョコレートだけじゃ少し物足りない」「彼がチョコレートをあまり食べないから毎年悩む」など、バレンタインデーに何をプレゼントするのか迷う女性は意外と多いのでは。そこで今回は、男性向けのこだわりグッズを紹介している雑誌『Goods Press』(徳間書店)の編集長、長谷部敦さんに、オススメアイテムをセレクトしていただきました。女性目線では考えつかない、目からウロコの逸品ぞろいです!■シンプルなTシャツ 長谷部さんによれば、「グラフィックが入っているとセンスが問われますが、シンプルな無地のTシャツなら、男性なら誰でもほしいし、絶対に何枚か持っていたいアイテム」とのこと。なかでも一押しは、メリノウール素材。「冬は温かく夏は汗を吸収してくれるため、冬ならニットの下に、夏はシャツの中にと、オールシーズン着回せます」。化学繊維ではなくナチュラル素材&肌に身につけるグッズという点も高ポイント。<オススメブランド>・ ibex(アイベックス) ・ icebreaker(アイスブレーカー) <2015年のトレンド>「オーソドックスな定番アイテムの再評価が進みつつあります。スニーカーで言えば5年に一度発売される大定番のニューバランス1300が、今年は以前よりも反響がいいそうです。シンプルだからこそ素材にはこだわるという流れが今年は続くのでは」(長谷部さん)■チタンマグカップ 「アウトドア用品ではありますが、日常使い用として意外に使えます。温かさと冷たさをキープしてくれるので、飲み物をゆっくりと楽しみたいときに最適。女性目線で見るとかわいくないかもしれませんが(笑)、チタンのシルバーっぽい色合いと無骨でシンプルなデザインに“男の道具感”がにじみ出ているため、喜ばれるはずです」と長谷部さん。2個購入して、1個は彼の自宅でアナタが使う手もアリ!<オススメブランド>・ snow peak(スノーピーク) ・ SUS gallery (サスギャラリー) <2015年のトレンド>「ここ数年来、チタン製品や陶器のはさみ焼きが代表するように、職人の伝統技術にデザイナーのフィルターが入ったメイドインジャパン商品の売れ行きが好調です。品物の裏にあるストーリーやロマンに対価を支払うブームは、今年も継続するはずです」(長谷部さん)■ドローン ドローンとは、スマホで操作できるカメラ搭載の無人飛行機。いわゆるラジコンのこと。「弊誌で特集を組んだ際、テストで飛ばしてみたんですが、男性一同『おぉっ!』と感動して欲しいという声が続出しました。最先端のグッズを即入手したいタイプの男性にとっては、まさにうってつけの“大人の玩具”です」(長谷部氏)。俯瞰で静止画と動画が撮影できるので、彼に甥や姪がいるなら、子供と一緒に遊ぶグッズとしてプレゼントしても。<オススメブランド>・ Parrot(パロット) ・ G-Force(ジーフォース) <2015年のトレンド>「ロサンゼルスで開催されたエレクトロニクス展示会で、ドローンだけのブースが組まれるほど、ブームになりつつあります。最近になって価格もコンシューマー向けの低価格になってきたので、新たな表現方法を生むアイテムになるかもしれません」(長谷部さん)■メンズ用エプロン 「セレクトするなら、ポケットがたくさんついたタイプを。メンズ用バッグの内部には、小物がいくつも収納できるオーガナイザーパネルが付いたタイプが多いことを見てもわかるとおり、男性はポケットが大好きなんです(笑)」(長谷部氏)。厚手のコットンやデニム素材ならゴツさがあり男性ウケも◎。しかも、使い込むうちに味が出て、自分だけの1枚にできるところも道具っぽさがあり男性には好印象とのこと。<オススメブランド>・ Lee(リー) <2015年のトレンド>「料理やアウトドアなど趣味を楽しむ男性が増えた流れを受けて、カジュアルアパレルブランドやアウトドアブランドから最近、男性向けエプロンが続々と発売されています。今年はさらにメンズ用の種類が豊富になりそうな予感がします」(長谷部さん)以上、4つのアイテムのうち、どれを彼にプレゼントしたらいいのか悩んでしまったら、心理テスト「 タイプ別に診断! 彼にぴったりのバレンタインギフトは? 」をぜひチェックしてみてくださいね。『Goods Press』編集長/長谷部 敦 プロフィール1994年徳間書店入社。『 Goods Press 』編集部に。以来、20年近くになる雑誌編集者歴のほとんどをモノ雑誌の編集者として過ごした、業界でも数少ない純正・モノ雑誌編集者。2008年より月刊『BestGear』編集長。2012年からは事業プロデューサーとして、B to Bの仕事や女性ファッション誌のプロデュースを。2014年11月より現職。Twitter: ※価格はすべて税別です。※2015年1月15日時点の情報です。
2015年01月15日