“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、早くもリリース&先行デジタル配信が決定。今回、「アベンジャーズ」シリーズ完結編となる本作やMCUの魅力がギュッと詰まったボーナスディスクの内容の一部が明らかになった。先日のMovieNEX発売決定のニュースから一夜にして、すでに一部ECサイトでは売り切れの商品もあるなど、日本での盛り上がりも加速し続けている本作。SNSでは「これは買ってしまうよね。毎日家でアッセンブルできるんですよ。今日は英語でアッセンブル。明日は日本語でアッセンブル。そんなの素敵やん」「大人買いしようかな」「3000回観ないといけないな!!」など、リリースを喜ぶファンの声も多く飛び交っている。MovieNEXには、映画本編を収録したブルーレイとDVD、いつでもどこでもスマホなどで繰り返し見ることができるデジタルコピーに加え、初回限定でブルーレイ・ボーナスディスクを1枚封入。約1時間に及ぶボーナス映像を見ると、あの興奮と感動が再びよみがえり、さらに新たな発見と驚きが体感できるはずだ。生前のスタン・リーがカメオ出演をふり返る!まず、「スタン・リーの功績」には、昨年、惜しまれながらこの世を去ったアメコミ界のレジェンドで、マーベルの名誉会長でもあるスタン・リーの歴史をふり返る映像が収録。スタン・リーといえば、これまでのマーベル作品に必ずと言っていいほどカメオ出演をしており、劇中での彼の登場を楽しみにしていたファンも多い。このボーナス映像は、そんなカメオ出演について生前の本人がふり返るほか、撮影の舞台裏の様子も収めた貴重映像。『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも最後のカメオ出演を果たしているスタン・リー。本編のどこに登場しているのかを探しながら、ボーナス映像と一緒に楽しんでほしい。アイアンマンとキャプテン・アメリカ、これまでの歩みに感涙また、“アベンジャーズ”の核を担う2人、アイアンマンとキャプテン・アメリカのこれまでをふり返る映像も見逃せない。「ロバート・ダウニーJr.の存在」は、「アイアンマン」(’08)から11年間に渡り、絶大な人気を誇るキャラクター、アイアンマン/トニー・スタークを演じてきたロバート・ダウニー・Jr.にスポットを当てた映像。今年のMTVムービー&TVアワード2019では「ベストヒーロー賞」を受賞するなど、MCUシリーズの中で唯一無二の存在感を放つアイアンマンだが、そのアイアンマンを演じてきたロバートもまた、この10年間続いてきた超大作シリーズの立役者のひとりである。そして、「キャプテン・アメリカを振り返る」では、アイアンマン同様、アイコン的な存在でシリーズを盛り上げてきたクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを紐解いていく。極秘実験“スーパーソルジャー計画”によって史上最強の兵士へと生まれ変わった彼が、どのようにして“アベンジャーズ”となって活躍するのか、改めてふり返ってみてほしい。あの“ヤバいソー”の舞台裏も!ほかにも、『アイアンマン2』で初登場してから“アベンジャーズ”の中心メンバーのひとりとしてシリーズを支えてきたブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)のキャラクターに迫る「ブラック・ウィドウの過去と現在」や、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では衝撃的な姿を見せた雷神ソー(クリス・ヘムズワース)の撮影の舞台裏が楽しめる「ヤバいソー」など、それぞれお気に入りキャラクターが堪能できるコンテンツなども収録。未公開シーンには、涙なしでは見られない、あのラストシーンの別カットが収録!ほかにも、トニーと父・ハワードの会話や、家で過ごすトニーとポッツの様子など、惜しくも本編ではカットされた6つの未公開シーンを見ることができる。そして、毎回大好評のNGシーン集ももちろん収録。長年に渡り共演してきたキャストたちの仲の良さが垣間見える貴重な映像も楽しみのひとつ。世界中の観客を魅了している“マーベルの集大成”である本作には、“アベンジャーズ”最後の勇姿、キャプテン・アメリカとアイアンマンの共闘など、ファンにとっては胸アツのシーンが次々に登場。怒涛の展開で繰り広げられる予想不可能なストーリーに感動のラストなど、喜び、悲しみ、驚き、全ての感情が揺さぶられるエンターテインメントの頂点ともいえそうだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年07月03日“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”シリーズのなかで、女性ヒーローの活躍を描いた『キャプテン・マーベル』が、7月3日(水)にMovieNEXで発売される。この発売を記念して、これまでに何人ものヒーローを発掘し、アベンジャーズ計画を立てたニック・フューリー役を務めるサミュエル・L・ジャクソンが、これまでのMCUを振り返っていく特別映像が公開された。この映像では、2008年の『アイアンマン』から、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキーパーソンが登場する『キャプテン・マーベル』までのMCUシリーズを、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーをはじめとするお馴染みのヒーローたちの過去映像とともに、“ジャクソン節”を炸裂させながら、駆け足でおさらいするといったもの。フューリーが目を付けたのは、「アイアンマンのスーツを開発したセレブ」、「感情丸出しの天才科学者」、「本物の雷神」など、“ヤバい奴ら”だとジャクソンは言う。また、戦時中に最強兵士となったスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)は、第2次世界大戦後に氷漬けにされるも、タイミングよく解凍され復活。そんな彼らがチームを組み、6つ集めると指を鳴らすだけで全宇宙の半分の生命を消すことができるインフィニティ・ストーンのひとつである“スペース・ストーン”を狙う宇宙人からニューヨークを救ったのが、2012年の『アベンジャーズ』だ。「だが戦いは始まったばかりだった」とジャクソンが言うように、事件の黒幕であるサノスという悪役が、6つのインフィニティ・ストーンを集め始める。さらに、平和を守る組織“シールド”は壊滅し(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』)、アベジャーズは仲違い(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)するなど事態が悪化。そこへ、アベンジャーズと一緒に宇宙を救うため、スパイダーマンやアントマン、ブラックパンサー、ドクター・ストレンジなどの新しいヒーローたちが仲間入り。そしてついに、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、すべてのストーンを手に入れ、宇宙の半分の生命を消したサノスが消してしまう。この映像では、そんな衝撃映像も映し出される。しかしフューリーは、自分が消える間一髪で助けを呼んでいた。それがアベンジャーズ最後の切り札、キャプテン・マーベル。果たして、ニック・フューリーが助けを求めたキャプテン・マーベルとは何者なのか?『キャプテン・マーベル』をMovieNEXやデジタル配信で、その謎が明かされる。『キャプテン・マーベル』7月3日(水)MovieNEX(4,200円+税)発売先行デジタル配信中
2019年07月03日「ぴあ」調査による2019年6月28日、29日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、マーベル最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が第1位になった。出口調査では、2017年に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』(満足度88.8点)を上回る94.4点を記録した。本作はトム・ホランドがスパイダーマンを演じるシリーズ第2弾で、世界各国で大ヒットした『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後の世界を舞台にした物語が展開する。アイアンマンを師と仰ぎ、真のヒーローを目指して奮闘する高校生ピーター・パーカーが、S.H.I.E.L.D.の司令官ニック・フューリーの下で新たな脅威に立ち向かうさまを描く。劇場には10代から70代までの観客が来場しており、友人同士グループで観に来ている若者の姿が目立った。出口調査では「サプライズがいっぱい用意してあって、ずっと圧倒されっぱなしだった!」「予告から想像していた内容と全然違って面白かった! 戦闘シーンのカメラアングルが上手いなと思った」「ジェイク・ギレンホールの存在感がすごかった」「敵の心理作戦が上手い!と思った。恋愛も含めて脚本がよかった」「現実で葛藤している人とか、前に進めない人に主人公の姿を観てほしい」などの声があがった。また、「あくまで主人公は高校生で、今までのスーパーヒーローものとは違う。普通の男子高生の生活だったり恋愛が描かれていて、映画を通して男の子の成長を観られるのもよかった」「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大きな波を引っ張って繋げてくれるような意味もある作品。日常パートのやり取りがコミカルで、今どきのものが出てきたりするので親近感が沸く。青春映画としても面白かった」と語る人もいた。(本ランキングは、6/28(金)、6/29(土)、に公開された新作映画15本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年07月01日マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の<フェーズ3>を締めくくる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が6月28日(金)、世界に先駆け、ここ日本で最速上映される。本稿ではネタバレなしで、いち早くレビューをお届けする。ピーターの葛藤に共感、物語に深みと重みがまず言えるのは、前作『スパイダーマン:ホームカミング』と比較し、完成度が飛躍的に向上したということ。物語に奥行きがあり、その積み重ねによって、訴えかけるメッセージにも深みと重みが増した。「スパイダーマンは、アイアンマンの遺志を継ぐに値する存在なのか?」。悲劇に見舞われた世界中の皆が、誰よりもピーター・パーカー本人が、この問いと向き合う姿が、本作の大きな柱になっている。考えてみれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前後では、世界のありようが全く変わってしまった。一方、以前はアベンジャーズの一員として認められようと躍起だったピーターも、いまは友達とヨーロッパ旅行をエンジョイしたいと思う若者だ。ただし、現実はそれを許してはくれない。人間はときとして、無理やり成長“させられる”存在なのだ。そう教えてくれる主人公の葛藤が非常に身近で、共感できるポイント。正直、ただ騒がしかっただけの前作とは、まるで違う。喪失はバネに立ちあがるピーターはもちろん、『エンドゲーム』以後のMCUを紡ぐ覚悟を決めたクリエイターたちが、背筋をピンと伸ばした結果、作品そのものがケタ違いの進化を遂げている。ひねりが効いたミステリオの存在、エンドゲーム後の“5年問題”は?トニー亡きあと、ピーターに影響を与えるのが、新キャラクター(コミック版ではお馴染みの)ミステリオ。新たな師弟コンビは、ヨーロッパで大暴れする謎のクリーチャーたちと激闘を繰り広げる。アクション描写も、目を見張る進化だ。ジェイク・ギレンホール演じるミステリオのキャラ設定はひねりが効いており、スリリング。対照的にニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の安定感、映画『アイアンマン』の生みの親、ジョン・ファブローが演じるハッピー・ホーガンの包容力には心が和む。MCUの歴史の厚みがなせるワザだ。サノスの指パッチンによって、跡形もなく姿を消した人類半分(ピーター・パーカー含む)は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘の末、無事に現実世界に帰還。きっと誰もが気になっていた「行方不明だった5年の間に、年齢ってどうなったの?」という問題について、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では明確な答えを示される。また、夏休みが舞台になっているだけに、多感なティーンならではの恋や友情も、大きな進展が見られるので期待してほしい(『グレイテスト・ショーマン』を経てのMJ役、ゼンデイヤがすばらしい)。エバーグリーンな青春映画の魅力にあふれている。もちろん、MCUの醍醐味として、エンドロールが終わるまでは絶対に席を立たないで!スパイダーマン/ピーター・パーカーの“未来”に待ち受ける、まさかの展開が示唆されており、早くも<フェーズ4>への期待が高まること間違いなし。本作は次世代への力強い決意表明でもあるのだ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月27日俳優の伊藤健太郎が、日本で世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6月28日公開)のアンバサダーに就任することがこのほど、明らかになった。さまざまな映画、ドラマ、舞台などで広く活躍し、注目度の高い若手俳優のひとりである伊藤健太郎。無類の映画好きとして知られ、『スパイダーマン』シリーズをこよなく愛していることから、今回の就任が決定した。伊藤は「映画シリーズはもちろん、アニメシリーズでも見ている大好きな『スパイダーマン』最新作の公開を、アンバサダーとして応援できることをとてもうれしく思います!」と喜び、「『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の続編とも言われているので、あの戦いの後の世界がどう描かれているか、ピーター・パーカーがどのようなヒーローに成長していくのかを見届けるのがとても楽しみです。アベンジャーズの中でも特にスパイダーマンが一番好き! 本作の魅力をしっかりとアピールするべく、アンバサダーとして頑張ります!」と意気込んでいる。アンバサダーの初ミッションとして、本日ロサンゼルスにて開催されるワールドプレミアに伊藤の参加が決定。このワールドプレミアには、主演スパイダーマンを演じるトム・ホランド、新ヒーロー“ミステリオ”役でMCU初参戦のジェイク・ギレンホール、『アベンジャーズ』シリーズに出演するニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンなど、作品の豪華キャストが大集結する。
2019年06月27日“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』でもキーパーソンとして活躍を見せた新たなヒーローを描く『キャプテン・マーベル』。7月3日(水)のMovieNEX発売に先駆け、豪華キャスト陣がダンスや歌を披露する(!?)ノリノリすぎるNGシーン集が解禁となった。キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンを始め、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、またコールソン役のクラーク・グレッグ、スクラル人タロス役のベン・メンデルソーンら豪華キャスト陣のNGシーンを見ることができる本映像。フューリーとコールソンの車の中のシーンでは、サミュエルの腕がクラークの顔に2度もぶつかり、彼は「大丈夫だ」というもののサミュエルが「ダメだ」と笑い、カットがかかる。そして、ブリーは大事な四次元キューブをうっかり落としてしまうシーンも。また、ネコのグースが活躍していたシーンの一部は、ぬいぐるみを使って撮影していたことが判明。ブリーがネコのぬいぐるみを投げ、とっさに避けたベンは、おどけた様子でネコの鳴き真似を披露。また、スクラル人を演じた役者たちや、モニカ・ランボー役のアキラ・アクバルのほか、普段から仲が良いというサミュエルとブリーのコンビがノリノリすぎるダンスを披露しているのも見逃せない!さらに、ベンの歌声にも要注目。以前、ブリーはインタビューで撮影中の裏話として、「ベン・メンデルソーンは音楽プレイヤー持参でセットに現れ、いつも歌いながら踊っていたので、音楽で彼の居場所がわかるほどだった」と答えているが、そんな様子も垣間見ることができる。90年代ならではのポップさが話題の本作だが、今回解禁となった映像からも、その撮影現場の和気あいあいとした雰囲気やキャストの仲の良さが伝わり、豪華キャストたちの意外な一面が垣間見える貴重なNGシーンとなっている。『キャプテン・マーベル』は先行デジタル配信中。7月3日(水)よりMovieNEXで発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年06月26日ジェイク・ギレンホール演じるニューヒーロー“ミステリオ”の登場でも話題を呼ぶ、トム・ホランド主演『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。この度、「アベンジャーズ」のあの戦いが生んだ新たな脅威が明らかになる、期待高鳴る本編映像が公開された。今回解禁となる映像は、トム・ホランド演じるスパイダーマンことピーター・パーカーと、ニューヒーロー、ミステリオ(=クウェンティン・ベック)とのファーストコンタクト。ミステリオを演じるのは、カメレオン俳優として知られ、MCU作品初参戦となるジェイク・ギレンホール。元S.H.I.E.L.Dの長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、新たなる脅威と戦うためにスパイダーマンの力が必要だとピーターに告げている。それは、それぞれ風、水、火、土の四大元素のうちの一つを操る、“エレメンタルズ”と呼ばれる巨大なクリーチャーたち。この怪物たちは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』での出来事によって宇宙にできたブラックホールから、地球上に現れたのだ。別の地球からやってきたミステリオは、スパイダーマンと共闘し、このエレメンタルズという脅威に立ち向かおうとするが、「僕は“親愛なる隣人”ですよ」とピーター。前作『スパイダーマン:ホームカミング』から引き続きメガホンをとるジョン・ワッツ監督は、ミステリオについて、「コミックの中では魅力的なヴィランだった。だからヒーローとして描かれる彼は、今まで誰も見たことがないんだ。スパイダーマンとミステリオとニック・フューリーがチームとなって、全世界に対する脅威と戦うというアイデアがエキサイティングだ」と語る。映像冒頭、ミステリオが初めてスパイダーマンと向い合い、その活躍をねぎらうとき、ピーターの瞳はかつてアイアンマンに向けられていた尊敬の眼差しのようにも感じられる。自分のことを誰よりも信じてくれた人がいない世界で、ヒーローとして葛藤するスパイダーマンを前に、新たなヒーロー・ミステリオは共にエレメンタルズに立ち向かい、スパイダーマンを“親愛なる隣人”から“真のヒーロー”へと導くことはできるのだろうか?『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月24日2019年上半期を盛り上げた1本『アベンジャーズ/エンドゲーム』で特に印象深かったのが、ロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマンとクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカの“仲直り”からの共闘、そして、それぞれに選んだエンディングだ。『キャプテン・マーベル』では、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルとサミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーとの友情も注目を集めていた。また、DC作品『アクアマン』では、ジェイソン・モモアが『スター・ウォーズ』シリーズの“ハン・ソロとレイア”に例えるほど、アンバー・ハード演じるメラとは相性ぴったりのコンビだったことを明かしている。もちろん現在公開中の作品や待機作品にも、どこまでもアツくて、ド派手な注目の組み合わせが目白押しだ!クリヘム&テッサの『マイティ・ソー』コンビ再び!『メン・イン・ブラック:インターナショナル』ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズというトップクラスの人気俳優がコンビを組み、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めて1997年から2012年まで3作品が公開された『メン・イン・ブラック』。6月14日(金)より日米同時公開された『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は、その7年ぶりの新作だ。新たに、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』で雷神ソーと戦士ヴァルキリーを演じたクリス・ヘムズワース&テッサ・トンプソンが、「MIB」のエージェントHとエージェントMとなって登場。『メン・イン・ブラック』が持つ独特のユルさはそのままに、新コンビとなったことでシリーズを知らない人も楽しめ、舞台はニューヨークからロンドン、パリ、モロッコと、まさにインターナショナルに。『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』まで6作(カメオ出演は除く)でソーを演じてきたクリヘムといえば、同シリーズや『ゴーストバスターズ』(2016)などでも度々コメディセンスを発揮しており、今回は仕事はできるが、チャラくて大胆不敵なエージェントHに。人たらしどころか、“宇宙人たらし”のモテっぷりには要注目。エージェントHはかつて、リーアム・ニーソン演じるMIBロンドン支部長のハイTとのコンビで地球の危機を救ったことがあるという。190cm近いふたりがオーダーメイドの「ポール・スミス(Paul Smith)」のブラックスーツに身を包み、エイリアンの痕跡を追って夜のパリに颯爽とやってくるシーンが、物語の幕開けとなる。また、『クリード』シリーズのビアンカ役としても知られているテッサ。人気海外ドラマ「ウエストワールド」では、クリスの兄ルーク・ヘムズワースとも共演している。今作の有能で、何事にも真面目に取り組む新人エージェントMは彼女にぴったり。なんとエージェントMは、子どものころにエイリアンに遭遇するも、記憶を失う“ニューラライザー”の光を偶然逃れており、その日からMIBに憧れ続け、ついには自らの英知と勘で宇宙一の極秘組織MIBのニューヨーク本部を探し当ててしまう。そんなエージェントMを“勧誘”するのは、エマ・トンプソン演じる本部のトップ、エージェントO。これがまた、とびきりにカッコいい上司を演じており、2人が話す「“メン(男)”・イン・ブラック?」については劇中でフォロー(?)があるものの、もし次回作があればぜひとも突っ込んでほしいところ。共演経験のあるテッサとクリヘムによる、しっかり者の新人といい加減な先輩の凸凹コンビは、さすがに相性抜群で、それぞれの持ち味が発揮されている。さらに、“かわいい上に役に立つ”肩乗りエイリアン・ポーニィも大活躍!しゃべり出したら止まらないポーニィにも、惚れること間違いなし。『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は全国にて公開中。ソフィー&ジェシカがX-MEN最後の脅威に!『X-MEN:ダーク・フェニックス』『アベンジャーズ』をはじめとする“MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)”より以前に始まり、アメコミの実写化映画として人気を不動のものにした「X-MEN」シリーズ。本シリーズやスピンオフの『デッドプール』を有する20世紀フォックス映画がディズニー傘下に入ることもあって、今回の『X-MEN:ダーク・フェニックス』が最終章に。20年にわたるシリーズの歴史が幕を閉じる。本作の主人公は、幼いころにプロフェッサーX/チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)と出会い、X-MENの一員となったジーン・グレイ。しかし、プロフェッサーXと同じ、いや、それ以上の能力を持つジーンの秘められた別人格“ダーク・フェニックス”が覚醒、家族同然だったプロフェッサーXやミスティーク(ジェニファー・ローレンス)らX-MENも手に負えないほどのパワーが暴走を始める。そんなジーンの弱みにつけ込むように近づくのが、ジェシカ・チャステイン演じる“謎の女”だ。マーベル史上最強キャラとの呼び声も高く、X-MEN最大の脅威となってしまうジーンことダーク・フェニックスを演じるのは、人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のサンサ役を務めたソフィー・ターナー。先日、完結を迎えた同ドラマは放送の度に世界トレンドを占拠するなど話題を呼んだが、ソフィー演じるサンサの知恵とタフネスは最終章でも世界中の人を魅了した。とはいえ、今作では…。前作『X-MEN:アポカリプス』(16)でX-MENを極限まで追い詰めた最古のミュータント、アポカリプスを最後の最後で消滅させたのが、プロフェッサーXの訴えにより真の力を解き放ったジーンだったはず。だが、どうやらプロフェッサーにとってジーンは、スコット/サイクロップス(タイ・シェリダン)と交際するようになっても、まだまだ目の離せない“子ども”同然らしい。一方、自らの暴走に戸惑うジーンに、“私ならあなたの真価を理解できる”とばかりに近づいていくのが、ジェシカ演じる謎の女。11月公開『IT/イット THE END“それ”が見えたら終わり。』ではプロフェッサーX役のマカヴォイと再共演しているジェシカだが、今回は敵同士。しかも、ジーンに近づいてその力を利用しようとする!この2人に襲われたら、たとえX-MENでも逃げ切れない!?これまで、ほかの人気シリーズよりも先んじて女性キャラクターが魅力を放ってきた「X-MEN」。今回はソフィー&ジェシカ、さらにジーン/ダーク・フェニックスを止めようと尽力するジェニファー演じるミスティークが大きな鍵を握る。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。トムホ&ジェイクで共闘!?『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』世界最速公開MCUも『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後の物語を描く『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が控えている。フェーズと呼ばれるMCUのひと区切り、ブラックパンサーやキャプテン・マーベルなど新ヒーローが続々登場したフェーズ3のラストを、本作が飾る。アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)という精神的支柱を失ったトム・ホランド演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーは、傷心のまま、親友ネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)らと夏休みにヨーロッパ旅行へ。そこで対面を果たすのが、これまで何度か電話を無視してきた(?)元S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)。スパイダーマンに新しいミッションを与えるようだが、どうやら彼自身は闘う気分になれず、ほかのヒーローを当たってほしい様子。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアイアンマンに見出され、『スパイダーマン:ホームカミング』では彼に認めてもらいたい一心で空回りを繰り返し、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』を得たトムホ演じるスパイダーマンは、大きな壁にぶち当たっているのかも…。それでも、フューリーに「スタークに選ばれてアベンジャーズの一員になったんだろ」と言われ、ハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)からも「トニーは君に全てを託した」 と勇気づけられているスパイダーマンの、ヒーローとしてのさらなる成長に期待せずにはいられない。また、そんな中でフューリーに引き合わされるのが、原作コミックではスパイダーマンを脅かす“ヴィラン”として登場する、パラレルワールドの地球からやってきたミステリオ/クエンティン・ベック。演じるのは、作品ごとに肉体改造や驚異の豹変ぶりを見せる実力派ジェイク・ギレンホール。トムホ自身、いつか共演したい俳優のひとりと明かしていたジェイク演じるミステリオもまた、戦いへの参加をためらうピーター/スパイダーマンに“ヒーロー仲間”として、ひとりの友人として寄り添っていくらしいが…。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。ロック様&ステイサムの犬猿コンビ大暴れ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』ド派手なカーアクションとファミリーの絆で規格外の人気を誇る『ワイルド・スピード』シリーズから、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン演じるワイルドな元FBI特別捜査官ルーク・ホブスと、ジェイソン・ステイサム演じるクールなスタイルの元MI6エージェントのデッカード・ショウが主役のスピンオフが爆誕。先日、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』海外予告映像が公開されるや、その日本国内再生数はこれまで最高記録だった『ワイルド・スピード ICE BREAK』を上回る900万回を突破、シリーズ屈指のヤバい2人が手を組んだ“超スーパーコンボ”の画力の濃さに大興奮の声が続出中だ。元はといえば、この2人はかなりの犬猿の仲。シリーズ第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』から登場したホブス(ドウェイン)は、第6弾『EURO MISSION』でドム(ヴィン・ディーゼル)たちとともに国際犯罪組織のボス、オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)をボコボコに。すると、その兄で特殊部隊出身のデッカード(ステイサム)が現れ、第7弾『SKY MISSION』でファミリーに猛反撃。ホブスがようやく逮捕したのもつかの間、続く第8弾『ICE BREAK』ではドムの“裏切り”とサイバーテロリストの出現により、最大の敵だったデッカードとやむを得ず手を組む…という紆余曲折があった。ロンドンで繰り広げられるカーチェイスや、サモアのファミリー大乱闘、ヘリコプターにチェーンを巻き付けて引っ張り回すシーンなど、ド派手アクションはそのままに、この2人が組んだことで肉弾戦の迫力も増し増しに。さらには本作のキーパーソンとして、デッカード・ショウの妹・ハッティが登場。華麗でキレッキレのアクションを披露してくれるのは、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に出演していたヴァネッサ・カービーだ。そして、主役の2人の前に立ちはだかるのが、自ら“ブラック・スーパーマン”と名乗るブリクストン。ドウェイン、ステイサムと並んでも全く引けをとらないイドリス・エルバが、史上最強の敵として降臨する。『ランペイジ 巨獣大乱闘』で巨獣と大乱闘したドウェイン、『MEG ザ・モンスター』で巨大サメと闘ったステイサムは、「誰が組むかこんなクソヤロー!」と衝突しながらも意外に息ピッタリ!早くもドウェインには、続編にジェイソン・モモアを出演させる構想があるという。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は8月2日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporationスパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定メン・イン・ブラック:インターナショナル 2019年6月14日より全国にて公開ワイルド・スピード/スーパーコンボ 2019年8月2日より全国にて公開(C)Universal Pictures
2019年06月20日長年、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品にアイアンマン/トニー・スタークとして出演し、貢献してきたロバート・ダウニー・Jr.が、今後のMCU作品にアイアンハートが仲間入りすることを希望しているという。コミックの「アイアンハート」の作者イヴ・ユーイングがSNSで明かした。イヴは、先週ジーン・シスケル・フィルム・センターで行われたジョン・ファヴロー(MCUのハッピー役)を称えるイベントで、ロバートを紹介するプレゼンターとして登壇した。そのイベントにてロバートが「アイアンハート」について語ったのを聞いたイヴは、「現実の話よ。ロバート・ダウニー・Jr.が、人がたくさんいる会場で公に言ったの。アイアンハートがMCUに仲間入りするべきだって!」とツイート。「私はそのあと、取材陣のところに直行して、思わず『ねぇ、みんな、聞いたでしょ。ちゃんと書き留めてよね』って言っちゃったわ」と興奮した様子を綴った。イヴは2015年、ブライアン・マイケル・ベンディスとマイク・デオダートとともに「アイアンハート」を手掛けた。同コミックは、アイアンマン風のスーツを作り上げ、アイアンマンからお墨付きをもらってスーパーヒーローのアイアンハートになった15歳の少女リリ・ウィリアムズの物語。(Hiromi Kaku)
2019年06月19日6月28日(金)に日本で世界最速公開となるトム・ホランド主演のスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。文字通り「世界最速」のタイミングとなるべく、6月27日(木)に上映最終日を迎える『アベンジャーズ/エンドゲーム』と2作品連続上映カウントダウンイベントの実施が決定した。本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の戦い後の世界で、親愛なる隣人であるスパイダーマンことピーター・パーカーがヒーローの師匠であるアイアンマンの“鉄の意志”を継ぎ、“真のヒーロー”になるために新たな脅威に挑む、この夏最大の話題作。今回のイベントは、その世界最速公開日6月28日(金)に日付が変わる瞬間から上映がスタートされるだけではなく、前日6月27日(木)20時より『アベンジャーズ/エンドゲーム』を先に鑑賞し、MCUフェーズ3の流れを存分に堪能するイッキ見企画。開催場所であるTOHOシネマズ 新宿では計11スクリーンにて本イベントを実施。2D、3D、MAX(R)、MX4Dの各フォーマットにて上映が行われるため、お好のみのフォーマットで鑑賞が可能(※2作品とも同一フォーマットでの鑑賞)。なお、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の3D字幕版は、本イベントのみの限定上映となっている。“スパイダーマン”声優・榎木淳弥が登壇予定!2作品の上映の間には、トークイベントも開催。スパイダーマンことピーター・パーカーの声優を務める榎木淳弥(予定)をゲストに迎え、MCUフェーズ3を締めくくる歴史的瞬間を熱くトーク。さらには『アベンジャーズ/エンドゲーム』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のスペシャルフッテージの上映(予定)や、豪華プレゼントがあたる大抽選会も。そして来場者にはもれなく、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のUS版ビジュアルポスター(B2サイズ)、ホットトイズ社提供の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』特別グッズ、さらには『アベンジャーズ/エンドゲーム』特製ポストカードといった豪華特典が用意されている。チケットは本日6月19日(水)18時よりチケットぴあにて発売開始。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は6月27日(木)まで全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年06月19日スパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に登場する、新ヒーロー・“ミステリオ”。演じるのは、カウボーイや映像パパラッチ、ボクサーなど、実に様々な作品でカメレオンぶりを発揮してきた実力派俳優ジェイク・ギレンホール。そんな彼のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の加入は映画界のビッグニュースであり、ファン待望でもあった。本作ではスパイダーマンを“真のヒーロー”へと導く存在となるのか、ジェイクと彼が演じるミステリオに迫った。1980生まれのジェイクは、『デイ・アフター・トゥモロー』(’04)などで注目を集め、『ブロークバック・マウンテン』(’06)でカウボーイ同士の悲恋を熱演してアカデミー賞助演男優賞にノミネート。『ゾディアック』『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』『ミッション:8ミニッツ』『複製された男』など話題作に次々出演し、崖っぷちのパパラッチを演じた『ナイトクローラー』(’15)で14kg減量した後、ボクサー役で主演した『サウスポー』(’16)では21kg増量して鍛え上げられた肉体美を披露、徹底した役作りによるカメレオンぶりで演技派俳優としての地位を確立していった。今年は本作のほか、製作も兼ねたポール・ダノ初監督作『ワイルドライフ』、名匠ジャック・オディアール監督作『ゴールデン・リバー』が同日公開されるなど、出演作が続いている。実は原作本でのミステリオ(クエンティン・ベック)は、スパイダーマンを脅かす“ヴィラン役”として登場。しかし本作では一転、パラレルワールドの地球からやってきたヒーローであり、地、風、水、火の四大元素のうちの1つを操り地球を襲うエレメンタル・クリーチャーズとの戦いを熱望している。「やつらがこの地球にやってきたことは、自分の地球での出来事とつながっている、とベック(ミステリオ)は考えている。だから彼にとっては、エレメンタル・クリーチャーズを倒すことは自分の責務なんだ」とジェイクは言う。そのため、誰も観たことのないミステリオが本作では描かれており、ファンの期待がより高まっている。さらに本作では、アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)という存在を失ったスパイダーマン/ピーター・パーカー(トム・ホランド)が、“ティーンエイジャーである自分とヒーローとしての自分との間に苦悩する姿”が描かれる。戦いへの参加をためらうピーターにミステリオは理解を示しつつも、どのヒーローにも伴う感情であることを伝え、ひとりの友人として想う姿にいつしかピーターは心を開いていく。実際トム・ホランドは、いつか共演したい俳優リストにジェイク・ギレンホールを上げていたほどで、「今まで僕が共演した役者には必ずスイッチがあった。『アクション』と声がかかり、彼らが演技をしているというのはわかった。でもジェイクはそうじゃない。役に入る時、役から出る時の境目がないんだ。僕に話しかけているんだと思っていると、『しまった!もうシーンを演じてるんだ!』って気づくんだ」と熱く語り、若手俳優にとっても憧れの存在であることを打ち明けている。名優揃いのMCUについに加入したジェイクは、果たしてどんなミステリオを演じているのか?新たなヒーローの誕生、そしてスパイダーマンと力を合わせて強敵に挑む姿をぜひ映画館で確かめてみて。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月13日日本で世界最速公開となるトム・ホランド主演『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から、スパイダーマンの新しい“赤×黒スーツ”の製造シーンが明らかとなるTVスポット<最新鋭スーツ編>が解禁となった。本作初登場!赤×黒スーツ誕生の秘密が明らかに!?全4種類のスパイダースーツが登場するという本作。今回解禁となるTVスポット映像では、新しい配色の赤×黒スーツの製造シーンが描かれている。ヨーロッパ各地で突如現れた未知の敵と闘うために、「新しいスーツを!」と意気込むピーターことスパイダーマン。アイアンマンことトニー・スタークの運転手兼ボディーガードのハッピー・ホーガンが「任せろ」と快諾すると、ピーターの後ろの壁が開き…マシンの中から赤×黒スーツが出来上がっていく様子が映し出されている。スターク・インダストリーズの技術を引き継いで作られたと思われる新スーツ。その新機能について、先月バリで行われたファンイベントの記者会見でトム・ホランドが「ウェブシューターがスーツの中に組み込まれている」と公表!新スーツを着たスパイダーマンは一体どんな活躍を見せるのか?『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇場上映が6月27日(木)までと発表されている中、その後の物語を描くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェイズ3完結編となる本作に、期待が膨らむTVスポットとなっている。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月12日『マイティ・ソー』でアスガルドの女戦士として活躍したレディ・シフが、MCUに帰ってくるかもしれない。『マイティ・ソー』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に登場するも、3作目の『マイティ・ソー バトルロイヤル』には出演シーンがなかったシフ。映画2本とドラマ「エージェント・オブ・シールド」へのゲスト出演のみで“消えてしまった”感が否めないが、今後再び彼女の姿をスクリーン上で見られる可能性が浮上した。マーベルのエグゼクティブ・プロデューサーのヴィクトリア・アロンソが、シフのファンに期待を持たせるコメントをしたのだ。MCUのフェーズ4にシフの出演の可能性があるか問われたアロンソは、「決してないとは言えませんね。私たちはシフというキャラクターが大好きですし、演じているジェイミー・アレクサンダーのことも大好きですから」と答えた。シフ役のジェイミーは『マイティ・ソー バトルロイヤル』に出演しなかった理由を、同作とドラマ(「ブラインドスポット」)の撮影時期が完全に重なってしまったからと当時説明。スケジュールの調整を必死にやってみたが「無理だった」といい、「マーベルが好きだから、ほかのプロジェクトで声がかかったらいつでもやるわ。スーパーヒーローになりたくない人なんていないでしょ?」と今後もオファーを受ける意欲を語っていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年2月1日より全国にて2D/3D同時公開© 2013 MVLFFLLC. TM & © 2013 Marvel. All Rights Reserved.マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017
2019年06月07日“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が6月1日(土)時点で早くも国内興行収入57億円&動員390万人を突破し、全世界歴代興収1位『アバター』にも着々と迫っている。そんな世界が注目する作品のキーパーソンとしても話題沸騰の新たな女性ヒーローの活躍を描いた『キャプテン・マーベル』が、本日6月5日(水)より先行デジタル配信開始。それを記念して本編冒頭から8分を超えるプレビュー映像が解禁された。今回の映像では、事故で失った記憶の代償として強大な力を得た主人公“ヴァース”が、事故の記憶の断片を夢に見ては、うなされる日々を過ごしているシーンからスタート。ヴァースは事故の原因がクリーの宿敵であるスクラル人であると考え、打倒スクラル人を胸に特殊部隊スターフォースに所属した矢先、スクラル人が侵略したという星にいる諜報員を救う任務に参加することに。果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?気になる続きはぜひ本編でチェックして。映像のハイライトは、ブリー・ラーソン演じるヴァースとジュード・ロウ演じる上官ヨン・ロッグが組手をするバトルシーン!監督を務めたアンナ・ボーデンとライアン・フレックはこのシーンの撮影について、ブリーとジュードの2人が何日もかけて訓練し、アクションはほぼ彼ら自身でやっていたとMovieNEXの音声解説で明かしている。さらに、ファイト・コーディネーター曰く、「ジュード・ロウが初日にブリー・ラーソンのアクションを見て『負けてられない』と思い、2人に本当のライバル意識が芽生えていた」とか。実力派俳優たちが魅せる本格アクションにも注目。亡きスタン・リーを偲んだオープニングロゴが胸熱また、マーベル・スタジオ作品ではお馴染みのオープニングで登場するマーベルロゴが、本作だけの特別仕様になっているところも見逃せない。昨年に惜しまれながらこの世を去ったアメコミ界のレジェンド、スタン・リーの登場シーンを集めた追悼を意図した仕様になっており、ロゴのあとには「THANK YOU STAN」の文字が。監督たちは本作の編集中に彼が亡くなったことを明かしており、悲しみに打ちひしがれているところにマーベル社からこのオープニングロゴが届き、感動したと話している。もちろん本作にもカメオ出演を果たしているスタン・リー。先行デジタル配信で、その姿も探してみてほしい。『キャプテン・マーベル』MovieNEX(4,200円+税)は7月3日(水)リリース、先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年06月05日アンジェリーナ・ジョリーとリチャード・マッデンの出演が確実視されているMCU映画『The Eternals』(原題)に、キアヌ・リーブスが出演するかもしれない。「MCU Cosmic」が報じた。これまで、キアヌは少なくとも2度、MCUに仲間入りするうわさがあった。1度目はベネディクト・カンバーバッジが演じたドクター・ストレンジ役、2度目は『キャプテン・マーベル』でジュード・ロウが演じたヨン・ログ役の出演オファーがあったという。『キャプテン・マーベル』への出演は、『ジョン・ウィック:パラベラム』の撮影スケジュールとの兼ね合いで実現しなかった。つい最近、キアヌは「Buzzfeed」に「マーベルかDCコミックスのキャラクターで演じてみたいのは?」と聞かれ、「どうかなぁ。小さい頃はウルヴァリンを演じたいって思っていた。だから、ウルヴァリンかな」と答えていた。『エターナルズ』に出演するとなれば、もちろんウルヴァリンではない役を演じることになる。『エターナルズ』は『Black Widow』(原題)の製作が終了後、今年後半に撮影がスタートするとみられている。監督はクロエ・ジャオ、脚本はマシュー&ライアン・フィルポ。(Hiromi Kaku)
2019年06月04日公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキーパーソンとしても話題沸騰中の新たな女性ヒーローの活躍を描いた『キャプテン・マーベル』。もうすぐ本作がMovieNEXとデジタル配信でリリースされ、再びあの興奮が味わえる!そこで今回リリースに先駆け、“記憶抽出”シーンのこだわりが明かされる映像をシネマカフェが独占入手した。全世界大注目のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズ。現在公開中の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、『タイタニック』を超えて全世界歴代興収2位という歴史的快挙を達成、5月20日時点で早くも国内興行収入50億円&動員350万人を突破し、全世界歴代興収1位に構える『アバター』にも迫る勢いだ。そんな注目の『アベンジャーズ/エンドゲーム』と併せて是非観たい『キャプテン・マーベル』は、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが主演を務め、新たなヒーローの誕生を描いた初心者も歓迎の作品。過去の“記憶”を失い、その代償として強大な力を得た戦士ヴァース。彼女の過去に隠された“秘密”が、恐るべき戦いの引き金に。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる!今回到着したのは、デジタル配信(購入)でのみ楽しむことができるボーナス映像の中から、ヴァースが四次元キューブの在りかを探るスクラル人によって、“記憶を抽出されるシーン”のメイキングをスタッフが語る映像だ。映像ではまず、共同監督を務めたアンナ・ボーデンが「”記憶抽出”から逃れるシーンは、ストーリーボードやプレヴィズで最初に制作を始めたの」とコメント。“プレヴィズ”とは、CG映像を実際に制作する前に、完成した状態を想像するために作るシミュレーション映像のこと。続けて「脚本が完成する前に、ここが物語の肝だと分かってた」と重要なシーンになると確信していたという。そして、このシーンでは、ヴァースが目を開いたり閉じたり、ぼんやりしつつ、だんだんと意識がはっきりしていく中、回転して引きの映像になると、彼女が逆さ吊りになっていることが分かる。アンナは「彼女が目を覚ました時の様子を捉えたかったの」とその意図を説明している。また、これまで数々のMCU作品に携わってきた製作総指揮のヴィクトリア・アロンソも、「記憶を抽出されるのはどんな感じかを考えた」とふり返る場面も収められており、こだわって作られたことが分かる映像になっている。デジタル配信(購入)ではほかにも、ヴィクトリア・アロンソがMCUの視覚効果について語る映像も収録。ボーナス映像の提供がない配信サービスもあるので、続きを見たい方は各サービスの購入ページで確認してみて。『キャプテン・マーベル』MovieNEX(4,200円+税)は7月3日(水)リリース、6月5日(水)より先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年06月02日MCU“フェーズ3”完結作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の日本語吹き替え版声優が決定。スパイダーマン役の榎木淳弥、ニック・フューリー役の竹中直人が続投する。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を描く本作。スパイダーマンこと、ピーター・パーカー役の続投が決定した榎木さんは「エンドゲーム後の世界で、スパイダーマンの新たな戦いが始まります。ピーターが、スパイダーマンが、ヒーローとしてどのように成長していくのか僕自身も楽しみです。ご期待下さい!」とメッセージ。また『アベンジャーズ』をはじめ、長年に渡りニック・フューリーの吹き替えを担当する竹中さんは「とうとうこの日がやって来た…!!そう!!あのニック・フューリーが《ファー・フロム・ホーム》に登場するその時がっ!!スパイダーマンとニック・フューリーの夢の共演!!!」と喜び、「再びニック・フューリーの声優を務めさせて頂くとはっ!我が心臓が音を立てて軋みだす!わたくし竹中直人、全勢力をかけて挑みたい!」と熱く語っている。さらに今回、迫りくる新たな脅威にスパイダーマンと共に立ち向かう新ヒーロー、ミステリオ/ベック役を、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の城之内克也役、「テニスの王子様」の菊丸英二役の高橋広樹が演じることが決定。演じるジェイク・ギレンホール同様、MCU作品初参戦を果たす。「また、新しいジェイクに会えて嬉しい」と喜んだ高橋さんは、「彼は、出演する映画毎に役作りがとても深いので、楽しみです」と期待している。そのほか、これまでトニー・スタークのサポートを行い、本作ではピーターを支えるハッピー・ホーガン役(ジョン・ファヴロー)の大西健晴。ピーターが密かに恋心を寄せるMJ役(ゼンデイヤ)の真壁かずみ。ピーターの同級生・ネッド役(ジェイコブ・バタロン)の吉田ウーロン太。ミッドタウン高校のニュースチャンネルのパーソナリティー、ベティ役(アンガーリー・ライス)の水瀬いのり。そして、ピーターの叔母・メイおばさん役(マリサ・トメイ)の安藤麻吹が今作でも続投する。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年06月01日興行収入50億を突破した『アベンジャーズ/エンドゲーム』。このほど、マーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギが、本作で初めて日本が舞台となっていることについて語った。僕らの映画には、もっと日本のシーンを入れたいアベンジャーズ最後の戦いを描く本作は、マーベル作品で初めて“日本”が一つの舞台となることが、大きな話題となっている。ファイギ社長は、本作で日本を舞台にしていることについて「このストーリーは世界中を舞台にしている。そのうちの一つのシーンが日本を舞台にしているのは、ナイスだと感じたんだ。ある日本の役者が映画に出ているんだけど、とても興奮させられたよ」と大絶賛、日本のシーンに手ごたえを感じている様子だ。さらに「僕らの映画には、もっと日本のシーンを入れたいんだ。今後やる映画でも、日本を舞台にした作品を作る機会を探してる。実際に日本に行って撮影する作品を、いつか実現させるつもりだよ」と、なんと再び日本が舞台となることを示唆。MCU(マーベル・シネマテック・ユニバース)作品を日本で撮影する日は、そう遠くはないのかもしれない。真田広之VSホークアイのバトルへケヴィンが絶賛している今回の日本のシーンは、ビルが立ち並ぶ夜のネオン街、そしてレインボーブリッジや東京タワー上空を戦闘機が飛行する場面。全宇宙の生命を半分に追いやった最凶最悪の敵サノスを倒すべく、再集結したアベンジャーズ最後の戦いに、なぜ初めて日本が舞台となっているのか、“謎”が残るシーンだ。また、ケヴィンも明かしているとおり、劇中には『ラスト サムライ』(’03)や『ライフ』(’17)などへの出演で知られる、日本の俳優・真田広之がMCUデビューを果たしており、ジェレミー・レナー演じる地上最強の射手ホークアイとの共演シーンがどのように描かれているかも、気になるところ。ケヴィンが彼に絶賛を贈っていることから、さらなる日本の俳優がMCU作品に登場し、数々のマーベルヒーローたちと共演を果たす可能性もありそうだ。ホークアイはなぜ日本に?さらに、なぜ“日本”にホークアイが登場するのか、ということも謎のひとつ。妻と子どもを養う父親でもある彼は、家族を危険にさらさないため遠く離れた土地で暮らしていたが、アベンジャーズを国連の監視下に置くソコヴィア協定を巡って、アベンジャーズ同士の戦いが勃発した後は政府との司法取引を受け入れ、自宅軟禁生活を強いられていた。その後、MCUに登場することはなかった彼だが、全宇宙の生命が半分になった危機的状況下に、再びその姿を現したのが日本だった。ホークアイが姿を現したのが、なぜ日本だったのか、彼の身に何があったのか。まだ見ていない人はもちろん、すでに見た人も、ぜひ改めて謎多き”日本“のシーンを目撃してほしい。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月25日全米公開よりも早い、日本で世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から、キャラクターポスター4種が公開された。MCUフェイズ3完結作であることも明らかとなった本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の物語が展開される。今回到着したキャラクタービジュアルに写るのは、トム・ホランド扮するスパイダーマン(ピーター・パーカー)をはじめ、ピーターにミッションを与える元S.H.I.E.L.D.の長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)。アベンジャーズの最後の戦いを経て、新たに迫る脅威に共に立ち向かう異次元から来たというジェイク・ギレンホール演じるミステリオ(ベック)。そして、ピーターたちと夏休み旅行へ出かけるミシェル・“MJ”・ジョーンズ(ゼンデイヤ)と、主要キャラクターの4人だ。ソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない中、どう戦うのか!?公開まであと1か月。どんな戦いが待っているのかワクワクが止まらない。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年05月23日“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”に登場した新たな女性ヒーローの活躍を描く『キャプテン・マーベル』。この度、本作のMovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、劇中で大活躍し、あのニック・フューリーもメロメロにさせたネコのグースの魅力がたっぷり詰まったボーナス映像が解禁となった。グースとは、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)たちの失われた記憶を追う旅に、いつの間にか付いてきていたキュートなネコ。今回解禁となった映像では、グース役を演じたネコのレジーについて、作品の時代に合わせて90年代風のレトロポップな映像で紹介している。本作でかなり重要な役どころを務めたグースだが、監督を務めたアンナ・ボーデンとライアン・フレックは、最初のアウトラインをマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギに見せた際、「グースを200%増しに」と言われたと明かす。その結果、グースは中心キャラクターのひとりとして本編で大活躍することに。フィルムメーカーたちは、グースを演じることのできる有能なネコを探さなければならなかった。そして、オーディションによりその役を手にしたのがレジー。その演技力はかなりなもので、そのユーモアセンスに皆が助けられたという。グースは、見た目はネコだが、実は“フラーケン”という宇宙人。口からエイリアンのような触手を出し、何でも飲み込んでしまうという一面を持ち、本編ではその能力でフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)のピンチを救う場面も!原作のコミックではキャロルが飼っており、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のロケットが正体を明かすという設定だが、本作ではロケットの代わりにスクラル人のタロス(ベン・メンデルソーン)に正体を告げさせたと監督は別のインタビューで明かしている。そんな可愛すぎる!? グースの活躍を、MovieNEXやデジタル配信でぜひ楽しんでほしい。『キャプテン・マーベル』MovieNEXは7月3日(水)より発売。6月5日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年05月23日ベネディクト・カンバーバッチが魔術の力を身につけた天才外科医を演じ主演する映画『ドクター・ストレンジ』が、5月17日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。本作は上から目線の天才外科医が不慮の事故にあったことから神秘に満ちた魔術の力を身につけ、ミステリアスなヒーロー“ドクター・ストレンジ”となっていくというもの。ドクター・ストレンジは傲慢な性格の天才外科医だったが、悲劇的な交通事故で両手の機能を失ってしまう。様々な治療を受けるが回復することはなく希望を失いかけていたところ、“カマー・タージ”という治療施設の話を聞きネパールのカトマンズへ向かう。そこで待ち受けていたのは時空を操る力を持つエンシェント・ワンと弟子のモルド。エンシェント・ワンの手で“多次元宇宙”を体感したドクター・ストレンジは、彼女の元で修業を受けることになる。最初の修業は空間に異世界への“扉”を開ける“スリング・リング”を使いこなせるようになることだった。魔術を体得した彼は魔術師として成長していくのだが、エンシェント・ワンの蔵書“カリオストロの書”の破られたページを復元、“魔の魔術”の存在を知ってしまう。エンシェント・ワンたちは“魔の魔術”を駆使して世界を破滅に導こうとしているカエシリウスの一団と長年に渡って闘い続けていた…という物語。主人公・ドクター・ストレンジ役には『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でシリーズ屈指の敵“カーン”を演じ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』では実在の天才科学者・アラン・チューリングを演じアカデミー賞主演男優賞にノミネート。「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」では超人気キャラクター・シャーロック・ホームズに新しい息吹を吹き込んだベネディクト・カンバーバッチ。さらにエンシェント・ワンには『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』などのティルダ・スウィントン、モルドには『それでも夜は明ける』などのキウェテル・イジョフォー、カエシリウスには『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのマッツ・ミケルセンといったキャスト。なおドクター・ストレンジらマーベルのヒーローが集うMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』も現在絶賛公開中だ。金曜ロードSHOW!『ドクター・ストレンジ』は5月17日(金)今夜21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2019年05月17日トム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、6月28日(金)より日本で世界最速公開。この度、『アベンジャーズ/エンドゲーム』直後が舞台となる本作から新たな場面写真が解禁となった。今回、解禁となったのは、アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の壁画をバックにアイアン・スパイダー・アーマーに身を包んだピーター(トム・ホランド)が、葛藤しているかのような意味深な表情を浮かべる姿をとらえたもの。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でトニーにスカウトされ、『スパイダーマン:ホームカミング』ではヒーローとしては未熟ながら、自分が授かった力を世のために活かしたいと切望するピーターと、それを見守るトニーとの師弟関係にも焦点が当てられ、自分の力を過信して1人で躍起になるピーターに対してトニーが厳しく制する場面や、まさに“ヒーローとは何か”を諭す場面も描かれていた。そして、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、ヒーローの師弟から一種の親子のような関係へと発展をみせ、もっと2人の物語を観てみたい、と思ったファンも多いに違いない。そんなピーターことスパイダーマンは師匠から“鉄の意志”を継ぎ、“親愛なる隣人”から世界を守る真のヒーローとなることができるのか。本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一区切り、フェイズ3の完結作としても注目を集めている。さらにもう1枚、スパイダーマンの新たなルックスの場面写真も解禁。今回のスパイダーマンは、象徴的な赤と青のスーツのほか、トムホが“ステルス・スーツ”と呼ぶゴーグルが着いた真っ黒なスーツを身に纏うようだ。トムホはこの“ステルス・スーツ”について「最高にクールだよ。スパイダーマンのスーツは赤と青。それを新しい方向にもっていくことに観客はきっとワクワクしてくれるはずだよ」とコメントを寄せている。本作では、ニック・フューリーがスパイダーマンに大きく関わることも予想され、このスーツにどんな意味を持ち、このスーツを着てどんなミッションに立ち向かうのか、いまから胸が高鳴るばかりだ。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より世界最速公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年05月16日『アベンジャーズ』シリーズ完結編であり、多くのファンを熱狂させた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この作品は前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と連続して撮影され、900時間を超える映像からカットして編集したものなのだという。フィルム編集者のジェフリー・フォードが「Business Insider」誌に語った。「カットして、縮めて、何を再撮影すればいいのか、何を終わらせなきゃいけないかを考える毎日だったよ。製作準備の段階から製作、撮影後の編集と、そういうことが1年を通して続いたんだ」と苦労を口にするフォード。それは本当に壮絶な作業量だったようで、「狂気」と表現している。特に、『インフィニティ・ウォー』が公開を迎える前の、2018年1月から4月までの撮影後の編集期間は、フォードの編集者人生で「最も過酷で地獄を見た期間の1つ」だったそうだ。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ』、などのMCU映画にもフィルム編集者としてクレジットされているフォードは、これらについても「クレイジーな作品」と呼んでいる。『アベンジャーズ』のときはフォードのアシスタントだったマシュー・シュミットが、経験を重ねて『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では一人前の編集者に昇格。以降、フォードとデュオとなり『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』を完成させた。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月14日アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーら最強チーム “アベンジャーズ”の最後にして最大の逆襲を描く『アベンジャーズ/エンドゲーム』。全世界では『タイタニック』を抜いて歴代興収2位に躍り出る歴史的ヒットを記録、日本では4月26日(金)の公開から11日間で興収40億円を突破した。『タイタニック』を超え全世界歴代興収2位に!歴史的快挙全世界興行収入はすでに21億9374万959ドルを突破(Box Office Mojo調べ、1$=111円換算)するという驚異的な記録で、かつて社会現象を巻き起こしたあの『タイタニック』(1997)を超え、全世界歴代興行収入ランキング2位に躍り出た。現在1位に君臨している『アバター』(2009)は、全世界20億ドルの壁を超えるのに47日を要した一方で、本作はたった11日で突破。10年近く破られていなかった歴代1位に輝く日が、目前に迫っている!日本でもディズニー史上最速で30億円超え!わずか11日間で40億円に日本でも、アベンジャーズの“最後の戦い”を誰よりも早く目撃しようと初日から大勢のファンが劇場に殺到。初日の興行収入は5億736万円、動員33万6,186人(4月25日のマラソン上映含む)を記録し、平日の金曜日公開の作品としては歴代史上最高の数字を記録する大ヒットスタートを切った(当社調べ)。さらにその勢いはとどまることを知らず、ゴールデンウィーク突入の4月27~28日の公開初週末ランキングは第1位を獲得、その後ディズニー史上最速となる7日間で30億円を突破した。これは『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006)に並ぶ早さだ。また、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の興行収入も公開10日間で超えており、11日間で5月6日(月)時点で40億8653万円、動員は279万8,915人を記録している。ファンからの熱い声が止まらない!「夢と感動をありがとう」驚異的なのは興行収入だけに留まらず、鑑賞者から絶賛の声が相次いでいる点。鑑賞者からは「ヒーロー映画は全然好きじゃないし、特に興味持ったことなかったんですが、これは本当にすごかった」「涙を拭い、ハンカチで鼻を押さえ、、、今は、、、ただただアベンジャーズロスです」「夢と感動をありがとう。期待を超えてきた上に、MCUを好きでよかったと思わせてくれる最高傑作」など、その衝撃のストーリーと感動の展開が社会現象級の大ヒットをもたらしており、エンドロール後は拍手喝采、リピーターが激増するなど、“アベンジャーズ旋風”がいま日本を席巻している!“アベンジャーズ最後の戦い”応援上映の劇場第1弾発表!まさに映画史に名を刻む偉業を次々と成し遂げている本作。日本では応援上映の実施が決定。サノスに立ち向かうべく、最後にして史上最大の戦いに挑むヒーローたちを、劇場にいるファンが一丸となって応援することができる。「アベンジャーズ」完結編を飾る“魂揺さぶる戦い”に、劇場一体となって声援を送ろう!開催劇場は5月8日(水)より本作公式サイトで順次発表される。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月08日トム・ホランドがスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じる最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から新予告と場面写真が到着!『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレがあることについて、トムホ自らが注意喚起して始まる本映像には新シーンが続々、さらに日本では6月28日(金)より世界最速公開されることが決定した。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が舞台に…先日、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェイズ3を締めくくる作品であることが発表された本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。師匠ともいうべきアイアンマンに導かれ、真のヒーローを目指してきたスパイダーマンこと高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)。『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経た彼は、次なる闘いに挑むことに――。ピーターは夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかし、そこでニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が突如現れ、ピーターにミッションを与える。目の前に立ちはだかる危機の大きさに、「僕はただの“隣人”だ」とピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。“鉄の意志”を引き継ぎ、僕は闘うヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは、炎や水など自然の力を操るクリーチャーたち。世界に危機が迫る中、ベック(ジェイク・ギレンホール)と呼ばれる人物をニックはピーターに引き合わせる。“別の世界”から来たという彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。ベックは、マーベル・コミックでは「ミステリオ」として知られる人物。本作では味方となるのか、それとも…。映像でも見られるように、この戦いにソーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。いま世界は、ピーター=スパイダーマンに託される!『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より世界最速公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年05月07日日本はもとより、世界中で記録的数字を打ち出す大ヒットとなっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』。今回のアベンジャーズは、最凶最悪の敵サノスを倒す最強の逆襲<アベンジ>に挑むだけでなく、究極の力を秘めた6つの石(インフィニティ・ストーン)によって消し去られた全宇宙の半分の生命をどうやって取り戻すか、が鍵となっている。すでにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“集大成”“総決算”といわれるこの映画を目の当たりにして、衝撃と感動に震えている方は多いはず。今回は、『エンドゲーム』に合わせてぜひとも観てほしいMCU作品を、“MCU沼”にドハマリしたライターが独断と偏愛でピックアップ。『エンドゲーム』をまだ観ていない方の予習になるのはもちろん、とりあえず『アベンジャーズ』は観たけれど…という方や、『エンドゲーム』鑑賞直後という方に向けて、感動がいっそう深まる10本を厳選してみた。1)アイアンマン(2008)「私がアイアンマンだ」ロバート・ダウニー・Jr. が主人公トニー・スターク/アイアンマンを好演して大ヒットした、MCUの記念すべき1作目。テロ組織に誘拐されたトニーは、命を救ってくれた外科医ホー・インセンの協力のもとアイアンマンの初号機(マーク1)をつくって脱出。兵器製造事業からの撤退を表明するが、そのことで重役による策略に巻き込まれていく。世間が突如現れた謎のヒーローに注目するなか、「私がアイアンマンだ」と宣言するラストシーンが印象深い。マーベル側の反対を押し切ってダウニー・Jr. を主演に後押しした監督のジョン・ファヴローには感謝しかないが、彼はトニーの運転手ハッピー・ホーガン役でもお馴染み。最愛の人ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)とは、まだ上司と部下のぎこちない関係なのも新鮮。『エンドゲーム』の後に見返せば、さまざまなシチュエーションやセリフの端々に本作へのオマージュが捧げられているのが分かる。誰もが後を引く“あの音”も…?2)アイアンマン2(2010)ブラック・ウィドウ初登場!大ヒットした前作に続く続編。政府はアイアンマンのアーマーを兵器とみなし、引き渡しを要求するが、トニーは軽く交わす。そんな中、アイアンマンと同じ動力源を持つイワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)が現れ、ライバル企業のハマー(サム・ロックウェル)が暗躍する。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフが優秀な秘書に扮してトニーに近づく。MCUといえば、エンドロールで席を立つのは損、次の物語につながる大事な映像が流れることで知られるが、『アイアンマン』のエンドロール後には、アベンジャーズ計画を口にするS.H.I.E.L.D.(シールド)のフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)が登場していた。本作ではフューリーとトニー、ナターシャが対面し、アイアンマンはアベンジャーズにふさわしいのか否かが話される。あっという間に大柄の男性たちを倒してしまう、ナターシャことブラック・ウィドウの勇姿にも注目。3)キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)キャプテン・アメリカ誕生!人一倍の正義感と愛国心はあれど、身体がひ弱だったスティーブ・ロジャースが、スーパーソルジャー計画によりキャプテン・アメリカというスーパーヒーローに。演じるのは、こちらも彼以外には考えられないクリス・エヴァンス。物語の舞台は第2次世界大戦中の1940年代でMCUでは最も過去にあたり、その後も人類の脅威となるナチスの科学部隊ヒドラが登場。四次元キューブと呼ばれるブルーのスペース・ストーンを、ヒドラが研究していた。戦争映画の側面が色濃く、キャップのコスチュームがダサいだの、地味だのと言われがち(!?)だが、キャップがスーパーソルジャー計画に選ばれた理由である善なる信念はアベンジャーズの精神面の支えとなり、トニーの父ハワード・スタークが作った盾を駆使した接近戦や強靱な肉体は攻撃の要。また、凄腕エージェント ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)との別れは涙なしには観られない。4)キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)『エンドゲーム』の監督作『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『インフィニティ・ウォー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督による本作を、MCU最高傑作に挙げるファンは多い。『アベンジャーズ』(2012)のニューヨークの戦いから2年後、キャップが実はヒドラの巣窟だった シールドに フューリー長官や ブラック・ウィドウと共に立ち向かっていく政治サスペンスアクションとしても見応えたっぷり。影の大ボス、国防長官 ピアースを演じていたのは、ハリウッドの名優 ロバート・レッドフォード。キャップを追い詰める謎の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”が登場するが、その正体はヒドラに洗脳されたキャップの親友バッキー(セバスチャン・スタン)だったという事実。サムことファルコン(アンソニー・マッキー)も初登場し、70年の眠りから覚めたキャップの現代での人間関係が大きく動き出す1作。5)エージェント・カーター(2015~16)キャップ最愛の人が活躍「エージェント・オブ・シールド」と並んで「エージェント・カーター」も、MCUと同じ世界観を共有しているTVシリーズ。キャップ最愛の女性ってどんな人?と気になる方に超絶にオススメ。『ザ・ファースト・アベンジャー』の後、キャップが氷漬けになって生きているとはつゆも知らないペギー・カーターの、シールドの前身SSR(戦略科学予備軍)での活躍が描かれる。女性であるゆえ、お茶くみや雑用しかさせてもらえなかった彼女に極秘任務を依頼するのが、トニー・スタークの父ハワード(ドミニク・クーパー)。後にアイアンマンの人工知能のモデルとなる執事ジャーヴィス(ジェームズ・ダーシー)が手助けする。40年代のレトロファッションで悪に立ち向かう、美しく、凛とした強さを持ったペギー。彼女の人生を知れば、『エンドゲーム』もまた違った受け止め方ができるかも。6)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)愉快なヤツら初登場!クリス・プラット演じるスターロードことピーター・クイルや、サノスの養女であるガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、遺伝子操作されたアライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)&歩く木グルート(声:ヴィン・ディーゼル)などが話題を呼んだ、銀河を舞台にしたアドベンジャー・アクション。個性豊かな彼らのコミカルなやりとりや、シーンに合った70年代の音楽も人気の秘密。惑星モルグで、クイルがノリノリの音楽を聴きながら奪う謎のオーブの中身は、インフィニティ・ストーンの1つである紫色のパワー・ストーン。とてつもない破壊力を持ち、普通なら触れた者が消滅してしまうが、クイルは触れても平気だった!その秘密は続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で明らかになる。7)アントマン(2015)アベンジャーズ起死回生の世界最小ヒーローひとり娘キャシーを愛する父親で、前科者のスコット・ラングが特殊スーツに身を包んだ身長1.5センチの世界最小ヒーロー・アントマンとなって活躍する。スコットを演じるポール・ラッドのどこか情けないキャラも相まって、これまでで最も庶民的で親しみやすいヒーローとなった。小型化の秘密は、かつてシールドでハワード・スタークやペギー・カーターと働いていたハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)が開発したピム粒子だ。ピム博士は実は初代アントマンで、続編『アントマン&ワスプ』(2018)でワスプとして活躍するホープ(エヴァンジェリン・リリー)の母ジャネット(ミシェル・ファイファー)が初代ワスプ。彼女は原子レベルまで小さくなり、量子世界に迷い込んだといわれている。8)シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)アベンジャーズ分裂…『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)が見せたアベンジャーズ全滅と世界滅亡の幻覚の恐怖によりウルトロンを生み出したトニーことアイアンマン。そして、信頼していた組織シールドが崩壊し、もう裏切りや陰謀はこりごりのキャップ。初対面から微妙な雰囲気になることが多かった2人は、キャップの親友バッキー/ウィンター・ソルジャーも引き金となって決裂。アベンジャーズも二分されてしまう。そこでキャップの仲間サム/ファルコンがスカウトしたのがアントマン。一方、トニーが新たにスカウトしたのが、YouTubeで話題になっていたスパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)で、以来、彼の父親がわりとなって面倒を見るようになるのだが…。結局、このときの決別が最新作『エンドゲーム』まで尾を引くことになるアイアンマンとキャップ。だからこそ、予告編にもあった2人の握手は胸に迫るものがある。9)マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)雷神ソーが成長見せるクリス・ヘムズワース演じる雷神ソーの物語からは本作を選択。美しく荘厳なアスガルドを我がものにしようとする、ソーの姉で死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)に立ち向かう。辺境の変な星サカールで再会したソーとハルク(マーク・ラファロ)という『シビル・ウォー』のバトルに登場していなかった2人の凸凹コンビぶり、タイカ・ワイティティ監督による前2作とはひと味違うポップな世界観はそれぞれの魅力を増し増しに。ワケありの女戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)も心強い助っ人となった。また、ソーといえば、腐れ縁の義弟ロキ(トム・ヒドルストン)の存在も欠かせない。『アベンジャーズ』で地球を大混乱に陥れたことから、再訪時にはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に“飛ばされた”ロキ。兄弟のこれまでの物語は、劇中序盤に登場する寸劇「アスガルドのロキの悲劇」からも伺える。寸劇でソーとロキを演じている人物にも要注目!10)アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)『エンドゲーム』前日譚単体の作品で主役を張ってきたヒーローたちが集結する「アベンジャーズ」シリーズ第3弾は、『エンドゲーム』といわば前後編の関係にある。『マイティ・ソー バトルロイヤル』の直後から始まり、サノスはソーやアスガルドの民たちが乗る船を襲撃。さらに、ロキの杖の中にあったマインド・ストーンから誕生したヴィジョン(ポール・べダニー)、時間を操るタイム・ストーンを所有するドクター・ストレンジのいる地球に強奪者を放つ。アベンジャーズにガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、スパイダーマン、ブラックパンサーらが加わり、“異種混合”チームに分かれて立ち向かうが、ご存知のようにインフィニティ・ストーンを全て手に入れたサノスの野望は果たされ、全宇宙の生命の半分が消されてしまった…。なお、ここでは詳しく紹介しなかったが、シリーズ第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は5月5日(日・祝)にテレビ朝日系で、ストレンジの修行の様子が描かれる『ドクター・ストレンジ』は5月17日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でそれぞれ地上波初放送されるので、合わせてチェックしてみて。「私こそが絶対だ」と言うサノスを打ち砕き、“今はここにいない”仲間や失われた命を取り戻すことができるのか。アベンジャーズ最後の物語は、やはりスクリーンで見届けてほしい!『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.アントマン 2015年9月19日より全国にて公開© Marvel 2015マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月05日日本人俳優の真田広之が、あのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一区切りにして集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』にゲスト出演を果たしている。しかも、あるヒーローに関わる「始めから終わりまでカメラを止めずにワンカット」というシーンで、それが“できる俳優”ということで真田さんにお声がかかったらしい。マーベルから指名された上、「お祭りのような、オリンピックのような」『アベンジャーズ』の完結編への参加となれば、それは役者冥利につきるというもの。また、真田さんとともにトム・クルーズ主演『ラスト サムライ』(2003)に出演し、アカデミー賞にノミネートされるなどハリウッドで活躍する渡辺謙は、5月に『名探偵ピカチュウ』『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』が控えている。さらにMCUといえば、浅野忠信が『マイティ・ソー』シリーズでハリウッドデビューしており、以降も真田さん共演の『47RONIN』や、『バトルシップ』『沈黙ーサイレンスー』などに出演してきた。こうした先人たちの活躍を受け、いま次の世代の俳優たちが続々と海外作品への出演を決めており、注目を集めている。小栗旬がハリウッドゴジラシリーズに出演!きっかけは『銀魂』ギャレス・エドワーズ監督のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014)は日本では興行収入32億円、全世界では約529億円(1USドル=100円の場合)の大ヒットとなった。芹沢猪四郎博士役で出演した渡辺さんが英語発音の「GODZILLA」ではなく、日本語で「ゴジラ」と発音することにこだわったという話は有名。アメリカのプレミア上映では、このセリフの瞬間に拍手が巻き起こったという。そして、5月31日公開『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』に続く作品となる『GODZILLA VS. KONG』(以下、『ゴジラVSコング』)には、日本を代表する人気実力派俳優・小栗旬(36)が出演することが発表されている。『銀魂』シリーズをはじめ『クローズZERO』シリーズ、『信長協奏曲』などのヒット作を有し、今後は『人間失格 太宰治と3人の女たち』『Diner ダイナー』『罪の声』といった話題作が待機する小栗さんがついにハリウッドデビュー。役柄は明らかにされていないが、主要人物となるらしく、楽しみだ。『ゴジラVSコング』は、レジェンダリー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース、東宝が提携して製作する『GODZILLA ゴジラ』からスタートした「モンスターバース」の4作目で、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)に登場したキングコングとゴジラが激突!日本では1962年にそのオリジンといえる『キングコング対ゴジラ』が公開されており、同作はゴジラ映画初のカラー作品だった。小栗さんは、ハリウッド映画の“ハードルの高さ”を意識しつつも、「本作の監督やプロデューサー、レジェンダリーの皆さんのこの作品に対する情熱に触れて、そのハードルにチャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました。我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるという事に、今はひたすら興奮しています」とコメントしている。監督を務めるのは、Netflixで配信されたハリウッド版『デスノート』や『サプライズ』『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガード。プロデューサーのアレックス・ガルシアによれば、「三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』で初めて彼を見た時から、そして、最近では『銀魂』での小栗旬の仕事を高く評価している」と語っており、小栗さんがスクリーンで放つカリスマ性やアクションセンスなどが見込まれたようだ。そのほかのキャストには、『ターザン:REBORN』で知られるアレクサンダー・スカルスガルドをはじめ、『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』のミリー・ボビー・ブラウンやカイル・チャンドラー、チャン・ツィイー、『ベイビー・ドライバー』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のエイザ・ゴンザレス、『デッドプール2』のジュリアン・デニソンなど、多彩な顔ぶれがそろう。現在はポストプロダクション中で2020年5月22日に全米公開、日本でも2020年に全国東宝系にて公開予定となっている。竹内涼真『名探偵ピカチュウ』吹替に加え、急遽カメオ出演渡辺さんが主人公・ティムを助けるヨシダ警部補役で出演する、ニンテンドー3DSソフトのハリウッド実写映画化『名探偵ピカチュウ』。本作の製作にもレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー、東宝とともに、株式会社ポケモンが関わっている。『デッドプール』ライアン・レイノルズが演じる“中身はおっさん”のしわくちゃ顔がキュートなピカチュウに、随所に盛り込まれたポケモン愛が話題の本作。主人公・ティム(演:ジャスティス・スミス)の日本語吹き替えを務めているのが、先日26歳になったばかりの竹内涼真だ。2017年に『帝一の國』にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、ドラマ「過保護のカホコ」からブレイクした竹内さんは、映画『センセイ君主』や「陸王」「ブラックペアン」などでさらに注目を集め、いまや日本の若手トップ俳優のひとりとなった。昨年11月、製作発表会見のため来日した本作のロブ・レターマン監督が竹内さんに“ひと目惚れ”し、本編への出演をオファー。双方がスケジュールを調整した結果、ポケモントレーナーの役で竹内さん本人もカメオ出演を果たすことになった。「いつかハリウッドの現場を経験してみたいと思っていたので、今回その夢に一歩近づくことができました!」と竹内さんはコメントしており、「よりハリウッド作品に挑戦したいという思いが強くなりました」というから頼もしい。先日行われた『名探偵ピカチュウ』のワールドプレミアでは、レッドカーペットならぬ“イエローカーペット”を初体験、「ハロー、エブリワン!ウェルカム・トゥ・トウキョウ!」と英語で挨拶しており、気分は早くもハリウッドスター!同プレミアには『デッドプール2』でライアンと共演している国際派女優・忽那汐里も飛び入り参加して会場を沸かせた。本作には、飯豊まりえが声を務めるキャスリン・ニュートンほか、ビル・ナイ、リタ・オラ、スキ・ウォーターハウスらも出演。5月10日の世界公開よりひと足早い5月3日(金)から日本先行公開。また、竹内さんのハリウッド体験を追った「竹内涼真in ハリウッド!! Hulu完全版」が5月10日(金)・17日(金)にHuluにて期間限定配信される。綾野剛、中国映画『破陣子』で主演に抜擢そして昨年12月、綾野剛(37)が中国映画『破陣子(はじんし)』で主演を務め、海外デビューを果たすことが発表された。合作映画ではなく、完全中国製作映画で日本人俳優が主演を務めるのは綾野さんが初めて。中国映画界は、いまやハリウッドに次ぐ世界2位の巨大な市場だ。例えば4月24日から公開されていた『アベンジャズ/エンドゲーム』は初日だけで同国史上最高の約1億720万ドルを達成したと米メディアが報じており、日本円にして約120億円にも上るとされる。そんな中、綾野さんが主演する『破陣子』は中国で660万人を動員した人気舞台が題材。平安時代、壇ノ浦の戦いで海に飛び込んだ日本の貴族が南宋のある村にたどり着き、「平安(ピン・アン)」という名を与えられ、現地の女性と悲恋を繰り広げるという。『レッドクリフ』に出演していた人気女優ソン・ジアが相手役を務める。綾野さんといえば、『新宿スワン』『亜人』『怒り』『パンク侍、斬られて候』などで幅広い役柄を演じてきたが、念願の海外初進出となる。『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)が「モントリオール世界映画祭」監督賞を受賞しており、北米有数のアジア映画祭「ニューヨーク・アジア映画祭」では『日本で一番悪い奴ら』により“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られるライジング・スター賞を受賞、『怒り』でアジアン・フィルム・アワード助演男優賞にノミネートされるなど、その実力は海外でも認められている。舞台版の脚本家でもある監督のドン・ティエンイーはいくつかの日本人俳優の作品を見た上で綾野さんに決めたそうで、「作品を見ると毎回人間が変わっているように見える」と綾野さんのカメレオンぶりを高く評価しているようだ。綾野さんも「平安を生きるうえで確かな化学反応を起こしたい」と意気込みを語っており、中国語の習得はもちろん、アクションシーンに備えて肉体づくりも行ったという。なお、綾野さんは中国版ツイッター・微博(Weibo)にアカウントを開設、時折動画も交えて中国語で投稿している。綾野さんの微博デビューに合わせて、「花より男子」や『銀魂』などで中国でも高い人気を誇る盟友・小栗さんが約6年ぶりに自身も更新、『破陣子』を宣伝したことは現地でニュースになったほど。かつて、脱税が報道された“お騒がせ女優”ファン・ビンビン主演の『楊貴妃 Lady Of The Dynasty』は小栗さんが降板という形になっただけに、綾野さんがリベンジを果たしてくれるのかも。中国では年内に公開予定となっている。同じように歴史大作で、海外作品で主演を務めたことがある俳優には浅野さんやオダギリジョーらがいる。2007年、若きチンギス・ハーンが幾多の闘いをくぐり抜け、一大帝国を築くまでを描いたドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル合作『モンゴル』では、浅野さんが主演に抜擢。全編モンゴル語に挑戦し、カザフスタン代表作品として第80回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされる快挙となった。また、オダギリさんも韓国映画『マイウェイ 12,000キロの真実』、日仏合作の『FOUJITA』、阪本順治監督の日本・キューバ合作『エルネスト』ほか、クリストファー・ドイル×ジェーン・シュン共同監督による香港・マレーシア・日本合作『宵闇真珠』、中国の鬼才ロウ・イエ監督『SATURDAY FICTION』(英題/19年完成予定)などにも参加しており、活躍の場は国際的。記憶に新しいところでは、スティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』でダイトウ役を演じ、「俺はガンダムで行く」の名台詞を生み出した現在28歳の森崎ウィンもいる。ちなみに、中国で大規模ロケを敢行した山崎賢人主演『キングダム』は北米公開が決定した。山崎さんがロサンゼルスのソニー・ピクチャーズを表敬訪問した際には、同社インターナショナルプロダクションズ代表のレイン・クライン氏から「想像していた以上の面白さでアジア版の『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ているようだった」と絶賛を受けている。この機会に山崎さんはじめ、吉沢亮らもハリウッドにその名を知られることになりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ゴジラVSコング(仮題) 2020年、全国東宝系にて公開予定/北米:2020年5月22日公開予定名探偵ピカチュウ 2019年5月3日より全国にて公開予定(C) 2019 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.(C) 2019 Pokemon.
2019年05月02日ついに公開を迎えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。作品を観た各国から続々と“衝撃”“感動”“興奮”の声が寄せられ、これまでの映画史に新たな時代を切り開く“傑作の誕生”に、いま世界中で社会現象が巻き起こっている。そんな中、スカーレット・ヨハンソンが約10年間演じてきた変幻自在の女性エージェント、ブラック・ウィドウの“一番お気に入りのヘアスタイル”を明かした。サノスにより全宇宙の生命が半分に消え去ってしまい、残されたヒーローたちは、消えた仲間を救うべく史上最大の最後の戦いに挑むことになるのだが、その残された者のうちの一人が、スカーレット演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ。彼女は、『アイアンマン2』の初登場からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で活躍する世界最高のエージェントで、その万能な戦闘スキルとタフな精神でキャプテン・アメリカらと共に数々の脅威と戦ってきた。ブラック・ウィドウといえば、作品ごとに変わるそのヘアスタイルも魅力的だ。「彼女のヘアスタイルはその心境を表現しているの。私は特に、この『エンドゲーム』のルックスのファンよ」とスカーレット。「ヘアスタイルだけではネタバレにはならないけど、このスタイルも明らかに、彼女が心理的にどういう状態にあるかを示しているの」と語っている。ブラック・ウィドウことナターシャの心理がヘアスタイルに影響していると明かすスカーレット。そこで、これまでの彼女のヘアスタイルをふり返ってみた。『アイアンマン2』(2010)MCUに初登場!トニーを誘惑!?ブラック・ウィドウが初めてMCUに登場した作品。アイアンマンとして世界平和を守る活動をするトニー(ロバート・ダウニー・Jr)だが、政府はアイアンマンのアーマーを兵器とみなし、引き渡しを要求。そんな中、アイアンマンと同じ動力源を持つ刺客があらわれる!秘書に扮してトニーに近づいたブラック・ウィドウは、赤髪ロングのパーマヘアで、女性らしく優しい印象。『アベンジャーズ』(2012)最強ヒーローチームの一員に!世界を破壊する力を持つ四次元キューブが、地球の支配をもくろむ邪神ロキ(トム・ヒドルストン)に強奪された。ロキを阻止するため、最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が結成され、ブラック・ウィドウはその一員に加わることとなる。大きなウェーブのきいた、90年代風のフェミニンな髪型が特徴的。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)キャップと逃亡中にキスも!仲間であるはずのS.H.E.L.D.から追われる身となったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。信じてくれる者たちと共に陰謀の真相に迫る中、彼らの前に最強の暗殺者ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)が立ちはだかる。この時のブラック・ウィドウは前作とガラリと変わり、センター分けのストレートヘア、大人っぽいスタイルでキャプテン・アメリカをサポートする。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)ハルクとの関係に変化が…アイアンマンが起動した人工知能ウルトロンが暴走をおこし、争いを繰り返す人類を滅ぼそうと企む。ブラック・ウィドウはアベンジャーズとともにそれを阻止しようとする一方、自分と同く“普通”の人生を捨てて生きるハルク(マーク・ラファロ)と互いに哀しみを知るもの同士、惹かれ合う。今作では赤毛でショートという、活気あふれる髪型に。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ブロンドヘアで敵を圧倒するも…全宇宙の生命を半分にしようとするサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうため、キャプテン・アメリカらと共に戦いを繰り広げたブラック・ウィドウ。激戦の中で金髪ショートの髪を激しく揺らしながら戦う姿は、美しくもあり、かっこよくもあり、まさに女性が惚れる女性を体現した。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(公開中)新たなヘアで大逆転を狙う!サノスによって、失われた35億の人々と仲間を取り戻すため、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結したアベンジャーズ。予告編では赤髪のロングヘア、さらにおさげ姿も披露しており、また新たな美しさ、かっこよさを放つブラック・ウィドウを見ることができそうだ。最初はロングヘアで“女性らしさ”が強かったブラック・ウィドウだが、短髪や金髪など、逞しさとパワフルさが溢れる姿へと変化している様子が伺える。ヘアスタイルだけではなく、ブラック・ウィドウ自身の精神面や戦闘能力も確実に変化しており、物語が激戦へと化していく中、彼女のヘアスタイルは“美しさ”だけではなく“強さ”も表すようになっているのかもしれない。MCUで「人生を変えるような体験を一緒に分かち合った」そして10年もの間ブラック・ウィドウを演じてきたスカーレットは、『アベンジャーズ』完結を迎える本作に対してこう語る。「ほろ苦い感じね。すべてのことが終わりを迎えないといけないと思うの。そして、間違いなくいまが正しい時期だと感じるわ。私たちは、1年半か2年おきにここに戻ってくることにとても慣れてきていた。他の仕事や人生に傷ついたり、ぼろぼろになりながらね。私や他のキャストは、人生を変えるような体験を一緒に分かち合ったから、そういったことを楽しみに出来なくなるのは奇妙よね。私が、この“終わり”を完全に気持ちの上で整理出来たかどうかわからないけど、これは正しい時期なんだと感じられるわ」。史上最大の戦いを迎えるブラック・ウィドウの活躍、そしてアベンジャーズの一員としては“最後”となるであろう彼女の雄姿は、絶対に見逃せない。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開© Marvel 2015アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月01日最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が4月26日から公開されたのを記念して、テレビ朝日では4月27日(土)今夜、シリーズの第1作目となる『アベンジャーズ』をTV放送する。本作は2008年から公開された『アイアンマン』シリーズ、『インクレディブル・ハルク』『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ』といった、アメリカの大手コミックレーベル・マーベルのヒーロー作品の世界をクロスオーバーさせるプロジェクトのはじまりとなった作品。地球侵略へのカウントダウンが開始された時、70億人もの人類の未来は“最強”の力を持つヒーローたちに託された。彼らの名は、“アベンジャーズ”。だが、意思に反して集結させられた彼らはそれぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明らかにされる“アベンジャーズ”の知られざる過去と苦悩…。人類史上最大の敵を前に、果たして彼らは地球を救うことができるのか?それとも…?アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.をはじめ、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンス、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロ、ソー役のクリス・ヘムズワース、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役のスカーレット・ヨハンソン、ホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナー、ロキ役のトム・ヒドルストン、フィル・コールソン役のクラーク・グレッグらお馴染みのキャストの雄姿。そして藤原啓治、中村悠一、宮内敦士、三宅健太、平川大輔、村治学ら日本を代表する声優陣に米倉涼子、宮迫博之らも加わった吹き替えキャストの声にも注目だ。そして本作から始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』が現在絶賛公開中。最凶最悪の敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が一瞬で滅ぼされてしまった。残されたアイアンマンをはじめとするヒーローたちはもう一度集結し、サノスに立ち向かうため、そして世界を救うために、最後にして史上最大の戦いに挑む――興奮と驚愕のラストバトルをお見逃しなく。『アベンジャーズ』は4月27日(土)今夜22時15分~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月27日シリーズ完結作『アベンジャーズ/エンドゲーム』のスペシャルスクリーニングイベントが25日(木)TOHOシネマズ六本木にて行われ、これまでMCU作品で日本版吹き替えを務めた米倉涼子、加藤浩次、竹中直人、内田有紀、山寺宏一、遠藤憲一、溝端淳平、秋元才加、百田夏菜子の9名が出席した。米倉涼子、真っ赤なドレスで登場『エンドゲーム』国内最速上映となったこの日、カーペットイベントでは、マーベルカラーの赤をポイントにした衣装で9名が登場。ブラック・ウィドウの声を担当した米倉さんは「前売りが日本の洋画史上一番という、本当にたくさんの人に期待されている作品に関わることができて嬉しいです。もう展開を言いたくて言いたくて仕方がない」と言い、グルートの声を担当した遠藤さんは「涼子ちゃんがいるということは、絶対に“失敗しない”のでよろしくお願いします!」とあの人気ドラマにかけて挨拶した。山寺&溝端&竹中、最速上映権を交渉? 「譲って」続いて行われた舞台挨拶では、まず米倉さんが抽選で最速上映のチケットを獲得した観客に「どうやって抽選当たったんですか?私も見たかったです!」と素直なコメント。一方、スターロード役の山寺さんは「日本で最速でご覧になる皆さん!五千円で譲ってくれませんか?一万ではいかがですか!?というくらいウズウズしています」と会場の笑いを誘い、続けてファルコン役の溝端さんも「前作から1年、ずっと待っていました。2万円でどうでしょうか!」と乗っかり、さらにニック・フューリー役の竹中さんも「声だけの出演ですが苦しいくらいドキドキしています。3万円、4万円、5万円で譲ってほしいけど、お金ないし…どうしよう!」と会場を沸かせた。山寺宏一、豪華俳優陣集結に「声優の僕だけ浮いてる」今回豪華メンバー勢揃いという舞台挨拶について、山寺さんは「吹替版なのにすごいですよね。逆に声優の僕だけ浮いてるという(笑)」とぽつり。これまでにも、藤原啓治(アイアンマン)、中村悠一(キャプテン・アメリカ)、三宅健太(ソー)、宮内敦士(ハルク)ら声優陣が参加してきた本シリーズ。「ここにいないけれど関わってきたたくさんの声優とも、現場で会うと『どうなの?どうなの!?』といつもアベンジャーズの話をしているくらい、声優にとっても憧れの作品なんです。今日は声優の代表として立たせていただいているのかなと思っています」とコメントした。完結への思いを語る…「辛い」最初のシリーズ『アベンジャーズ』から参加している米倉さんは、本作でアベンジャーズが終わることについて「衝撃的で辛い。本当に終わるの?嘘でしょ!というイメージ」と心境を明かし、山寺さんは「『エンドゲーム』を観ないと平成が終わらない。あと数日しかないですけど、気持ち的には終わらない」と熱く語る。マーベルファンである秋元さんは「ファンとして前回の最後を何度見ても泣いちゃう。最速でご覧になれる皆さんが羨ましいです。羨ましすぎてもう悔しいです(笑)!」と言いつつ、「明日の深夜チケット勝ち取ったので観に行きます!」と宣言。そして「予告が出た時から何度も一時停止して、誰が出ているのかを確認しました」と明かした溝端さんだが、「でもMCUは予告で内容がバレないようにしているんですよね。だから大好きなキャップとアイアンマンの関係性がどう終わるのか、または始まるのか。男同士の友情や人間ドラマに注目しています」と語っていた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月26日