ー 女性ならではの繊細な感性で、様々な美しいプロダクトを生み出す女性クリエイターたち。連載【Creation by Ladies】では、そんな彼女たちの作品...そしてその作品に込められた想いや背景を紹介していきます。 ——————————————— 第6回目は、柔らかく繊細な世界観にぎゅっと心を掴まれる。フェーヴ作家の misaki takeuchi さん。 " フェーヴ "をご存知だろうか。 フェーヴとは、フランスで1月に食べる伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」に入れる、陶器製の小さなオブジェのこと。オブジェと言ってもただのオブジェではない、小さな幸運のモチーフなのだ。日本でも近年、じわじわと認知度が高まりつつある。 ガレット・デ・ロワは元々、キリストの誕生を知った東方の三博士がお祝いを持って訪れた日 “エピファニー” の前後に食べるお祝いのお菓子。 フェーヴはフランス語で誕生の意味を持つ、「そら豆」の意。前述の通り、キリストの誕生を意味している。フェーヴが登場する前は、本物の豆を入れていたそうだ。豆といえば冬至のシンボルで、春に成長する最初の野菜。 冬至と言えば1年で一番日が短くなる日だが、別の言い方をすればそれ以降は日照時間がどんどん長くなるということでもあり、光が世界に戻ってくる象徴でもあった。きっといにしえの時代のフランス人たちは、長く厳しい冬を乗り越えてもうすぐ訪れる春への期待を、ちいさなフェーヴに託したことだろう。 ガレット・デ・ロワを家族や友人などと皆で切り分けて食べ、フェーヴが当たれば、その人が王様orお姫様! 紙の王冠を被って王様のように振る舞うことができ、その一年幸運が続くと言われている。 — 「お菓子を作ることが好きな母とカフェを営んでいました。当時陶芸を学んでいた私は、ケーキの中にフェーヴという可愛らしい陶器のアイテムを入れるフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」の存在を知り、自分で作ったオリジナルのフェーヴを入れたガレット・デ・ロワをお店の商品として企画してみたのがきっかけです。その頃、日本でフェーヴの展示会などをやっていらっしゃるフェーヴ愛好家の磯谷佳江さんという方に出会い、展覧会にてフェーヴを販売し始めるようになりました。」 そう語るmisakiさん。現在はブーランジュリー向けのオリジナルフェーヴの受注製作や、日本やフランスの展示会でフェーヴの販売を行っているほか、自身の店「Oeuf」で毎年テーマを持たせたガレット・デ・ロワを企画し、販売しているのだそう。 ー 「フェーヴを作る時は大抵、石膏の型を作り、そこに粘土を挟んで形を抜きます。とても小さいものなので細部が型でもうまく出ないことがあり、型から外した後、乾燥する前に細かい修正をします。壊してしまわないよう一番集中力が必要な作業です。」 ー 「マーガレットに金色のてんとう虫をあしらったモチーフのフェーヴで、私のお店Oeufの2018年度のガレットデロワに入れて販売しました。てんとう虫はヨーロッパでは幸運のモチーフのひとつで、一見マーガレットに見えながら、よく見るとてんとう虫という遊びを入れた作品です。日本の見立て(※ある物を、他のものになぞらえて表現する技法)のような感覚が好きで、過去にも薔薇と白鳥の姿を重ねたようなイメージのフェーヴも作っています。」 ー 「生の白い粘土の状態です。型から外してどんどん並べていくと、サイズ感からチョコレートやクッキーのように見えてきます。小さいものがたくさん並んでいく様子を見るのが好きでどんどん製作のテンションが上がってきます。型が綺麗に出来ていると嬉しいのもこの時!」 ー 「出来上がりはこちら!ガレット・デ・ロワをモチーフにしたフェーヴで、磯谷佳江さんが開催しているフェーヴ展のオリジナルフェーヴとして、その年のテーマだった"リボン"をデザインに取り入れて作った受注品です。ガレット・デ・ロワにリボンをかけたデザイン。」 ー 「名古屋のブーランジュリー・パティスリー、Le Plaisir du painさんの2017年のガレット・デ・ロワ用に受注製作したフェーヴです。4種のパンを組み合わせたデザイン。並べてみるとテキスタイル模様のように。」 ー 「“小鳥の巣”。コトリ花店さんというお花屋さんの9周年の記念用に受注製作したフェーヴです。お店から注文を受けるときはそのお店の雰囲気や店主さんの好みをできるだけ汲み取り、そこに溶け込めるような作品をイメージして作ります。このときは鳥の巣というご希望でしたので、小さな卵を優しく包み込む巣に、お花屋さんにちなんで小さなお花とコトリの羽を一枚あしらったデザインにしました。繊細で可憐、色を使っていても透明感のある花束のアレンジがとても印象に残ったのでフェーヴも透明感を大事にして色はつけませんでした。誕生を予感させる縁起の良いモチーフだと思います。この作品は今まで製作した中で一番細かい細工を施しました。自分の製作のレベルを一つ上に上げてくれた大切な作品となりました。フランスでもフェーヴが好きな方が記念日にフェーヴを作ってもらうという話をよく聞きます。」 ー 「“精霊”。このフェーヴは立たせるとスカートの後ろの裾がふわっと浮いているデザインになっています。空気の中を踊るように漂う儚い姿をイメージして作りました。」 ー 「“胡桃リス”。2015年自身のお店Oeufのガレット・デ・ロワに入れたフェーヴです。胡桃の殻の中に丸くうずくまっているリスの姿をイメージして作りました。裏にすると胡桃の殻になっています。リスといえばどんぐりや胡桃など木の実を食べている姿が浮かびますが、そもそも本物の胡桃自体がすでにフェーヴのようなサイズ。この小さな殻の中にすっぽりとリスが収まっていたらとてつもなく可愛いのではないか、とある時ひらめいたのがきっかけです。」 ー 「“花と遊ぶ”。アンティークのものからインスピレーションを受けて作った一点ものの作品シリーズの一つ。特定のものからインスピレーションを引き出して作ってみるという今までとは異なった発想方で取り組んでいます。お花模様のレースから、そのモチーフと花に戯れる虫たちを連想して作りました。元となったアンティークの品と一緒に箱にセットして販売しています。」 ー 「風船、ネズミ、四葉のクローバーのフェーヴ。この三つは落とし込みを結構考えた作品。飛んでいる風船を描くのは簡単だけど立体で表現したらどうなるか、四葉のクローバーはフェーヴのモチーフでは定番中の定番なので、すでにいろんなデザインのものが出ている中でどうオリジナリティを出していくか悩みました。和菓子のようにシンプルだけど可愛い形が私の目指す理想です。また、お菓子の中に入れるものなので極端に細くて折れそうなデザインや高さがあってお菓子からはみ出してしまうようなデザインは避けます。」 ー 「こちらは“浅草ライヲン百貨店”というイベント向けに、『フェーヴの製作技術を活かしながら枠を超えて作品を作ろう』と思い製作した、陶器製ビーズのネックレスです。小さな花や葉のビーズを陶器で製作し、糸に編み込んで一連のネックレスに仕立てました。道端に咲いているような野草の小花が好きなので、そんなさりげない感じの雰囲気でリネンのワンピースなどに似合いそうなものをイメージして作りました。」 ー 「こちらも番外編。花のビーズと帯留めの、焼成前の生の作品です。まだ釉薬を掛けていないので、形の輪郭がはっきりと浮かび上がるのでよく写真に撮って残しておくようにしています。」 ー 「完成した帯留めです。上から鶉鳥。棗袋。帆立貝。古典モチーフですが、陶器独特の柔らかい雰囲気とパステルカラーで少し軽いイメージになるように仕上げています。」 ー 「こちらはわずか高さ3センチほど(!)のガラスドームとセットになった陶器製ミニチュアのガレット・デ・ロワです。白いそら豆のフェーヴ、レーザーカットで加工したオリジナルの紙の王冠もこだわったポイント。」 柔らかな世界観を纏った、misakiさんの作品の数々。 その作品ひとつひとつに、あるいはそのひとつの中にも更に細かい部分まで、意味を持って考え抜かれてデザインされている。聞けば聞くほど、もっともっと作品たちが持つストーリーを聞いてみたい、そんな気持ちにさせられる。 彼女が生み出すパステルカラーのちいさなオブジェたちに、心を奪われっぱなしの日々になりそうだ。 Fèves en céramique (フェーヴ作家):misaki takeuchi 多摩美術大学でデザインを学んだのち、化粧品のパッケージデザイナーとしてデザイン事務所に所属。陶芸は大学卒業後に勉強し、その後フリーランスになったのをきっかけに独自でフェーヴの製作と販売を開始。2012〜2017年 My Charm 「フェーヴの世界展」2019Collectionneurs de feves des rois (パリ) HP::
2019年03月12日今年のアジア大会で参考競技に採用されるなど、急激に盛り上がりを見せるeスポーツシーン。この夏、日本テレビではプロチーム「AXIZ」を結成し、eスポーツに特化した番組『eGG(エッグ)』がスタート!観戦、プレイ、推しメン探しも!?eスポーツの楽しさを伝える新番組。そもそもeスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略で、ざっくりいうとコンピューターゲーム競技。「番組では独自に、人と人が対戦し、課金ではなく技術を磨くことで強くなるゲームと位置づけています」とは、番組プロデューサーの佐々木まりなさん。実は、自身もゲームが大好き。やっぱり、ゲームをプレイする人でないと楽しめないもの…?「いえいえ!サッカーをやらなくても中継を観て応援しますし、解説や実況を聞くと、すごさが伝わりますよね。eスポーツもまったく同じ。観戦する楽しみもあるんです!」ゲームは目下猛勉強中という制作プロデューサーの山本大輔さんは、MCのDAIGOさんや生駒里奈さんが「視聴者とeスポーツを繋ぐ役割を果たしてくれている」と言う。「おふたりとも、僕同様の超初心者。生駒さんにいたっては運動も苦手で、サッカーゲームをやってもらうと、どっちに進めばいいのかすらわからないくらい(笑)。そんなおふたりが楽しんでいる姿を見れば、自分もやってみたいと思ってもらえるはず」番組には一線で活躍中のプロゲーマーも多数登場。佐々木さんからは、女性目線の、こんなアドバイスも。「推し選手を見つけてもらうのもおすすめ。普段はクールなのに自身の配信では優しくコメント返しをしてくれたり、ファンサが素晴らしいんです(笑)。番組では今後、ゲーム自体だけでなく『AXIZ』所属ゲーマーの本気な姿や人となりを丁寧に見せ、“ゲーマー”に対するマイナスイメージを払拭していきます!」“ゲーマー”の常識を変える!?日テレ発のプロチームが始動!32 倍もの倍率を勝ち抜いた精鋭チーム「AXIZ」。元ラグビー部所属のBO-IN、自称モアイ像のROB 、現役東大生のGEMO、ヘアワックスにこだわるMISAKI。「高い実力を持ちながらも親しみやすい、eスポーツ界の嵐になってほしい!」(佐々木さん)『eGG(エッグ)』MCのDAIGOさんと生駒さんがeスポーツの最新シーンをお届け。番組タイトル『eGG』は“e₋sports Good Game”の頭文字から。木曜24:59~日本テレビ系で月1回放送。次回放送日は9/20。Huluでも配信中。※『anan』2018年9月19日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年09月13日毎日立つキッチンだからこそ、おしゃれなキッチンインテリアを置いてテンションを上げていきたいもの。さらに便利なキッチンアイテムをそろえて、ストレスフリーにお料理をすることができたら最高ですよね♪そこでここでは真似したくなるキッチンインテリアのDIYアイデア、100均グッズ、コーディネートをご紹介。キッチンを快適空間にして、充実度を上げていきましょう♪お気に入りのインテリアで家事を楽しもう家事をしていて、家の中で一番立つ場所といえばキッチン。毎日の料理はもちろん、炊事に関わるあらゆることをキッチンは担っています。そんな滞在時間の長いキッチンだからこそ、お気に入りのキッチンインテリアに囲まれていたいですよね。プラス、大切なのは「利便性」。見た目良し、使い勝手良しのキッチンインテリアのアイデアやコーディネートの実例をご紹介します。突っ張り棒でオシャレに収納♪突っ張り棒がキッチンインテリアに役立つ?イメージがつきにくいかもしれませんが、LIMIAインフルエンサーの瀧本真奈美さんの手にかかればおしゃれなインテリに早変わり!突っ張り棒の色を黒やステンレス素材にすることでスタイリッシュになるのだとか。滝本さんがキッチンで使っているのは黒の突っ張り棒。シンク下の引き出しに数本横づかいをすれば、簡単に仕切りが完成。これならたくさんケースを使って収納するよりも有効なスペースが増えるため、1つひとつをまったく重ねずに収納できます。取り出しも片付けも完全にストレスフリー!▼詳しいアイデアはこちら▼突っ張り棒で便利収納&お手軽インテリア!!!「こんな事も出来る」7選シートを貼るだけ!カフェ風インテリアにプチ模様替えガラス扉になっている食器棚。なんとなく垢抜けないとお悩みの方は我が家さんのアイデアがおすすめですよ。ガラス部分に黒板シートを貼るだけで一気にブラッシュアップ!扉3面のうち1面だけに十字の装飾を入れて雰囲気を変えてみたそうです。ストック食材の乾物類も100均の瓶でストックすればこんなにおしゃれに。和の食材もガラス瓶に入れただけでカフェ風になりますね♪▼詳しいアイデアはこちら▼食器棚のガラス面を黒板シートでカフェ風に ♪シンク下をシンデレラフィットで快適に♡キッチンのシンク下はちょっと油断をするとあっという間にごちゃつく場所。毎日目にする場所だからこそ、気分が上がるキッチンインテリアでそろえたいですよね。そこで参考にしたいのがMISAKIさんのアイデアです。まさにシンデレフィットと言えるこちら。ラックを使って二段にすることで収納力アップ!ホームセンターで購入したラックの下には汚れ防止に100均のシートを敷きます。あとは収納したいものに合わせてトレーやカゴを置いていくだけ。使用頻度に合わせて手前に置くものを決めていくと、家事効率がグッとアップしますよ♪▼詳しいアイデアはこちら▼【シンク下収納♡】シンデレラフィットでピッタリスッキリ収納!コスパ最強!即買い必至の100均アイテムローコストでおしゃれなキッチンインテリアがそろう100均。豊富な商品の中から「買ってよかった!」をレポしてくれたのはHANDWORKS*RELAXさんです。1つ目は〔セリア〕のガラスボトルシリーズ。取っ手付きボトルはキッチンツールを入れてもよし、ドライハーブを入れてもよし、グリーンを飾ってもよし!と、使い勝手抜群なのだとか。続いても〔セリア〕の商品です。《アルミキャップPETキャニスターシリーズ》は、サイズや形が豊富なのがポイント。口が広くて取り出しやすいため、お掃除アイテムから麦茶のパックやグラノーラなどの食品をストックするにも重宝しますね。キッチンツールを吊るして収納するのっておしゃれですよね。そんな時に便利なのが〔セリア〕の《レンジフードフック》です。クールなフォルムもさることながら、S字フックにしっかり固定されるので、キッチンツールを使うたびにフックが落ちる心配もありません。栄養満点な豆苗を水耕栽培している方必見!〔ダイソー〕の《根菜ジュートストッカー》ならリビングの窓際に置いても違和感なし♪風も適度に通してくれるので根腐れの心配もありません。100均の優秀キッチンインテリアを使って、おしゃれに便利にキッチンを彩ってみてはいかが?▼詳しい記事はこちら▼買ってよかった♪使ってよかった♪100均キッチンアイテムおすすめ5選!オシャレすぎるカフェ風のゴミ箱をDIY♪キッチンから出るあらゆるゴミ。種類ごとにゴミ箱が必要ですが、「既製品は美しくない!」とお嘆きの方、DIYぼっちさんのDIYテクなら憧れのカフェのようなゴミ箱をゲットすることができますよ!ホームセンターに売っている1×4のSPF材を使って画像のように組み立てるだけ。入り口の枠にベニヤ板でフタを付け、蝶番でつないで開け閉めができるようにします。あとはお好みで塗装をすれば完成!ナチュラルは雰囲気はまさにカフェのようですね。▼詳しいアイデアはこちら▼おしゃれなカフェ風ゴミ箱の作り方。ゴミを見せないインテリアダストボックス。モザイクタイルシールが便利すぎる!キッチンの壁のデザインがイマイチ。目にするたびにテンションが下がるなんて、キッチンに立っていても楽しくないですよね。賃貸でも復元可能なモザイクシールを使ってリメイクされたkakihomeさんのアイデアをご紹介しましょう!kakihomeさんが使ったのは〔dreamsticker〕の《モザイクタイルシール》。リアルなデザインが気に入ったとのこと。シールとシールの合わせ目は、上に重ねて貼る方のみ、少しカットして下さい。それをしないと、シールのつなぎ目が目立ってしまうそうです。リメイクシートのように、空気が入るなどの心配がないため、慣れていなくてもきれいに貼ることができて、誰でも簡単に使えるのが嬉しいですね。▼詳しいアイデアはこちら▼本物に見間違える?!リアルなモザイクタイルシールでキッチン壁を簡単改造!調味料の収納は統一感が鍵☆キッチンをおしゃれかつ、美しく見せつ鍵は「統一感」とレクチャーしてくれたのはhiroさん。スパイスラックの収納を見直した際に〔セリア〕で見つけた商品でスッキリした収納に生まれ変わったとのこと。大小さまざまな形状でも、色味をそろえることでスッキリとした印象に。一番上には、よく使う調味料を入れて並べるなど、動線に合わせて収納するのもポイントです。▼詳しいアイデアはこちら▼セリアグッズで作る見た目もスッキリな調味料収納冷蔵庫をキッチンインテリアの主役に♪キッチンで存在感を放つものと言えば冷蔵庫。こればっかりはDIYというわけにはいきませんよね。キッチンインテリアに合わせた冷蔵庫したい!を実現したのがももたくママさんです。〔ダイソー〕の《ホワイトウッドのインテリアシート》を使えば、ナチュラルな冷蔵庫に早変わり!マグネットでディスプレイすることでさらにインテリア感がアップ。冷蔵庫のデザインに満足していない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。▼詳しいアイデアはこちら▼【100均】ダイソー&セリアで冷蔵庫を男前リメイク♪追記ありキッチンインテリアにこだわれば、家事が楽しく、もっと便利に!キッチンは見た目だけじゃなく、機能性にも優れていなければならない場所。その両方を叶えるためには、自分に合ったアイデアが必要です。ご紹介したアイテムやDIYテクニックを参考に、あなただけのお城、キッチンをデザインしてみてはいかが?
2018年09月09日調理器具や食器、調味料やストック食材などキッチンには収納すべきものがたくさん!それに対してキッチンは収納スペースが少ないとお悩みの方も多いのでは?そこで今回は、キッチンをスッキリかつおしゃれに見せてくれる収納とDIYアイデアをご紹介。誰かに見せたくなるキッチンを目指しましょう!キッチンは収納スペースが足りなくなりがち!調理器具や食器、ストック食材や調味料など、キッチンには想像以上に収納するものがたくさん!それなのに吊り棚や備え付けのカップボード、シンク下の収納ってそれほど収納力がありませんよね。冷蔵庫に電子レンジ、炊飯器などの家電を置いたらキッチンはもういっぱい。使い勝手の良い動線にしたいけれどそもそもスペースがないのであきらめている方も多いことでしょう。そんな限られたスペースのキッチンをスッキリ収納するアイデアからDIY術をご紹介。キッチンを「機能良し!見た目良し!」の場所にしちゃいましょう♪スッキリ収納の第一歩は「断捨離」。オススメの収納テクニックも!キッチンの吊り棚やシンク下の引き出しを開けると、いつの間にか増えてしまったストック食材やキッチンツールがごちゃついてはいませんか?片付けるのが面倒でつい後回しにしていると、乾物などのストック食材の賞味期限が切れていたなんてことも。そんなキッチンの収納をスッキリさせるためにまずすべきことは「断捨離」です。mai3さんのアイデアをご紹介しましょう!シンクの下や吊り棚などに入っているものをすべて出していきます。mai3さんは賞味期限アプリを利用して、賞味期限内に使い切るようにしているのだとか。賞味期限を一元管理できるため、無駄なストック食材を増やす心配がないので便利ですね♪すべてのものを棚から出したら、・よく使うもの・たまに使うもの・いつか使うかもしれないもの・使っていないものこれらのルールに沿って分類。使用頻度の高いものから順に取り出しやすい場所に収納をしていきましょう。思い切って捨てられない場合は、ダンボールに入れ、期限を決めて収納しておくのもオススメなのだとか。断捨離を終えたら、それぞれのアイテムを収納していきましょう!●コンロ下コンロ下には、コンロ周りで使用頻度の高いフライパンや鍋、調味料などを収納。mai3さんがフライパンや鍋収納に愛用しているのが、〔カインズホーム〕の《Skitto(スキット)》です。シンプルなデザインにくわえ面底がカーブになっているため汚れが拭き取りやすいというのが気に入っているそうです。●シンク下観音開きの扉がついたシンク下は配管などがあってく奥のものが取りにくく、デッドスペースになってしまいがち。mai3さんは〔ニトリ〕の《シンク下ワイヤーラック》を使ってこの問題を解消!100均の収納ボックスを活用すれば、奥のものも簡単に取り出すことができ、収納ボックスの高さを低くすることで中身が見え、在庫管理がしやすくもなります。●引き出し引き出し内部には計量スプーンやおろし金、ワインオープナーなどのキッチンツールを収納しているmai3さん。ここで紹介したいのが、ふりかけやパスタソース、のり、かつお節などの乾物およびストック食材の収納テクニックです。mai3さんはなんと、〔無印良品〕の《EVAケース・ファスナー付(A5)》を使って収納されています!縦収納ができる半透明のケースは中身も見やすく、細々とした小物の収納にとても便利。散らかりやすい小袋のふりかけなども、商品別に分けてケースに入れれば簡単にスッキリ収納できますね。▼mai3のキッチン収納の詳しいアイデアはこちら▼キッチン用品の断捨離と収納方法ラックを使用してキッチンの収納効率をアップ①続いてご紹介するのが、既存の収納スペースにラックをプラスして収納力をアップさせるアイデアです。我が家さんが見つけたのが、〔3COINS(スリーコインズ)〕の《ウッドケーブルボックス》です。電化製品のごちゃつきがちなケーブルをスッキリさせてくれるこちらのアイテムを、カップボードとして活用。おしゃれな見た目はキッチンに置くことで、収納ラックとしてはもちろん、おしゃれなインテリアにもなってくれますね。▼我が家さんの詳しいアイデアはこちら▼3coins のコンセントBOXを別の使い方でオシャレ収納 ♪ラックを使用してキッチンの収納効率をアップ②限られたキッチンの収納を手軽にアップしてくれるラック。出しっぱなしにすることが多いため、見た目もおしゃれなものを選びたいですよね。我が家さんは〔コストコ〕の《アインアンラック》を使ってキッチンの収納問題を解決。クールなフォルムはインテリアとしてもぴったり。我が家さんはパンや玉ねぎ、じゃがいもなどの冷蔵不要の食品をラックに入れているそうです。ラックに置かれたトートバッグは〔セリア〕のものを愛用。こちらに食材を入れればさらにおしゃれ度アップ!中身を見せたくないものも、こんなバッグなら生活感を隠したまま、使いたいときにすぐに取り出すことができるのでオススメですよ。▼我が家さんのラック収納の詳しい記事はこちら▼【コストコ】食品以外で買って大正解だった男前ラック!一人暮らしや新生活におすすめのキッチン収納テクニック春を迎え、一人暮らしや引っ越しなど新生活をスタートした方にオススメのキッチン収納テクニックをご紹介してくれた我が家さん。《突っ張り棒式スパイスラック》を使えば、収納問題を解消するとともにおしゃれなキッチンを演出することができますよ。突っ張り棒式なので棚の高さもキッチンのスペースや収納したいアイテムに合わせて自在にコントロールすることができるのがポイント。スペースをさらに有効活用したいなら、板を置いてワイドに。引き出し式のボックスをおけばティーバッグなどの細々としたものを収納することができます。▼我が家さんの突っ張り棒式スパイスラックを使ったアイデアはこちら▼新生活!収納にオススメの「突っ張り式スパイスラック」 ♪おしゃれなキッチン収納をDIYするアイデア①土鍋やホーロー鍋など重い調理器具の収納も悩みどころ。高所に置くと取り出すのにひと苦労だし、危険ですよね。そんなときはキッチンのデッドスペース使ってDIYにトライしてませんか?スライドレールを使ったwagonworksさんの男前なDIY術を見ていきましょう。wagonworksさんが見つけたのはキッチンの収納下のデッドスペース。土鍋やホーロー鍋の収納にぴったり♪wagonworksさんはまず、取り出しやすいようにレールを取り付けたとのこと。これなら重い鍋もストレスなく出し入れができますね。杉板を塗装し、Lアングルを取り付けて引き出しの完成!スライドレールを使えば好きな場所に好きなデザインで引き出しを取り付けることができます。重い鍋の収納にお困りの方はぜひ参考にしてくださいね♪▼wagonworksさんの詳しい収納アイデアはこちら▼【収納DIY】キッチンのデッドスペースをフル活用で必要なものを取り出しやすく!おしゃれなキッチン収納をDIYするアイデア②調理の際にほぼ毎日使うものってありますよね。例えば昆布や顆粒だし、コーヒーに麦茶のティーバッグ。ひと目で中身がわかれば便利だと思いませんか?miiiさんは100均アイテムを使って取り出しやすいく、中身が上から見えるキッチン収納をDIYで実現!使用するアイテムへのこだわりは、「片手で開けられて取り出せるケース」。調理中は手が濡れていることもあるので、片手で調味料を取り出すことができるととても助かりますよね。〔セリア〕の《フタが立つ》は容量もたっぷり。いちいち蓋を開けなくても中身が見えるのもポイントです。透明なら上から見るだけで中身がわかるので、ラベリングしなくても大丈夫。買い足さなければいけないものも一目瞭然なので無駄にストック食材を増やす心配もありません。100均アイテムを使えば、煩雑になりがちなキッチンの収納もスッキリかつ、機能的に収納することができますね。▼100均アイテムを使ったmiiiさんの詳しいアイデアはこちら▼セリアとキャンドゥのアイテムで作る、取り出しやすい&中身が上から見えるキッチン収納おしゃれなキッチン収納をDIYするアイデア③配管などでデッドスペースになりがちなシンク下を持て余している方も多いことでしょう。そこでおすすめなのが、洗剤や雑巾などのお掃除アイテムの収納です。MISAKIさんのアイデアをご紹介しましょう!汚れ防止のためにの防水シートを敷き、収納ラックを設置します。MISAKIさんのおすすめは本体が伸縮し、幅のサイズに合わせることができるタイプ。高さや段数も自由自在なのがポイントです。あとは収納するアイテムの形状に合わせてケースを設置。〔ニトリ〕で購入した《ファイルケース》にはスプレータイプの洗剤を。透明のケースには粉末洗剤を入れておしゃれに収納しています。スペースに合わせて収納アイテムを置くことで無駄のないシンデレラフィット!シンク下を有効活用できますよ。▼MISAKIさんの詳しいアイデアはこちら▼【シンク下収納♡】シンデレラフィットでピッタリスッキリ収納!おしゃれなキッチン収納をDIYするアイデア④おしゃれな対面式キッチンですが、リビングに入ってすぐにキッチンがある場合、横から丸見えというのがちょっと難点。常にきれいにしておけばよいのですが、丸見えというのはちょっと躊躇してしまいますよね。wagonworksさんが、SPF材を使った使い勝手抜群の目隠し棚にトライされたのでご紹介しましょう。SPF材の1×6を組立てて棚を設置。ちょうどこの裏のキッチン側に食器洗浄機が置いてあり、その目隠しになっているそうです。組み立てた棚にはお好みの塗料を塗っていきましょう。インターフォンを設置した部分は、目隠しにこのガラスの扉を取り付けます。無機質なインターフォンを隠すことができ、かつ、扉を開ければすぐに対応できるのがポイント。キッチンの目隠しにもなり、棚を付けたことで収納量もアップ!おしゃれなディスプレイになりましたね♪▼wagonworksさんの詳しいアイデアはこちら▼キッチンの目隠し&使い勝手も抜群に!SPF材で収納棚を作ったよ!均アイテムを活用したキッチン収納アイデアさまざまなシーンで大活躍の100均アイテム。〔無印良品〕のアイテムと組み合わせることでシンプルでおしゃれなキッチン収納を実現することができます。ak3さんによるすてきなアイデアを見ていきましょう。ak3さんが心がけているのは、キッチンの収納スペースは雑多に見え生活感が出てしまいがちなので、シンプルでスッキリした印象にすること。例えばカウンター下のスペースは〔無印良品〕のアイテムを使って、調味料ストックに。かさばりがちな箱は捨て、中身だけを保存することで収納スペースにぐっと余裕が生まれます。そんなときはジッパー付きの袋に入れて保管。100均のクリップにラベリングをし、賞味期限や箱に書かれていたレシピはその部分を切り取って食品と一緒にジッパー付きの袋に入れて置くのだとか!これなら箱を捨てても安心ですね。個包装にすることでジッパーバッグを頻繁に交換する頻度も少なくなり、省スペースにもなるというアイデア。あとは〔無印良品〕の収納ボックスに入れるだけ。クリップにラベリングすることでわざわざ取り出さなくても中身がわかるのもポイントです。▼ak3さんの詳しいアイデアはこちら▼調味料ストックを100均アイテムで整頓、無印良品でスッキリ仕上げてみました♪目指すは機能性重視のスッキリ収納術ご紹介したアイデアを見ていくと、スッキリとした見た目を追求することで、機能性がアップしているということ。いくらおしゃれでも使い勝手が悪いようでは本末転倒。スッキリ収納をすることで、欲しいものがすぐに取り出すことができ、ストック食材や調味料なども調理をしながらでもすぐに見つけることができます。キッチンの収納スペースが足りない!とお悩みの方はまず、断捨離をし、使いやすい置き場所はどこか、どんなケースに入れれば取り出しやすいかを考えて見てはいかがでしょう。その際、ご紹介したアイデアがきっと役に立ちますよ♪収納に関する記事をもっと見る
2018年05月12日