満島ひかり主演映画『ラストマイル』の新たなキャストとして、TVドラマ「MIU404」のメンバーが出演することが今朝、明らかに。SNSでは歓喜の声が多数見られる。本作は、TVドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線と交差する、シェアードユニバース作品で、「アンナチュラル」から石原さとみや井浦新、「MIU404」からは綾野剛、星野源らが出演することが発表されている。今回の発表に、ドラマ・映画公式Xなどには「待ってました~」、「おかえりなさい!!!!!!!!」、「楽しみすぎる」、「胸熱」、「アンナチュラルとMIU404のキャストの共演最高過ぎて震えてる」、「な、なんですか神ですか」、「豪華すぎて3時間映画3部作くらいでお願いしたい」とたくさんの喜びのコメントが寄せられているほか、「メロンパン号も出るのかな!?」、「待ち遠しい‥夏はいつ?」、「九ちゃんにも会いたいよー」など、正式な公開日の発表や、今回発表されていない登場人物の出演を切望する声なども見られた。『ラストマイル』は夏、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024年夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年04月19日女優の満島ひかりが主演を務める、映画『ラストマイル』(2024年夏公開)の追加キャストが19日、明らかになった。○■『MIU404』伊吹&志摩ら“4機捜”が連続爆破事件の初動捜査にあたるドラマ『アンナチュラル』『MIU404』の世界線と交差する“シェアード・ユニバース作品”となる同作。すでに石原さとみ・井浦新ら『アンナチュラル』キャストも出演することが発表されていたが、綾野剛・星野源らドラマ『MIU404』キャストも3年半ぶりに再始動する。警視庁刑事部・第4機動捜査隊(通称:4機捜)に所属する、機動力と運動神経に長けた“野生のバカ”伊吹藍役の綾野と、常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事・志摩一未役の星野をはじめ、今回の連続爆破事件の指揮を執る桔梗ゆづる役・麻生久美子、“4機捜”のベテラン班長・陣馬耕平役の橋本じゅん、“機捜”所属のスパイダー班・班長 糸巻貴志役・金井勇太といったおなじみのメンバーが、今回の連続爆破事件の初動捜査にあたる。さらに、ドラマ内で警察をからかうために虚偽通報し、伊吹と熾烈な鬼ごっこを繰り広げた高校生4人組の1人・勝俣奏太を演じた前田旺志郎も再登場。さらに、警視庁捜査一課で刈谷(酒向芳)とコンビを組む刑事・田島雄介役の永岡卓也もドラマから引き続き登場し、毛利(大倉孝二)とバディを組んでいた西武蔵野署の刑事・向島進(吉田ウーロン太)と、新たなバディを組んで“4機捜”メンバーとともに連続爆破事件の犯人逮捕に奮闘する。(C)2024「ラストマイル」製作委員会【編集部MEMO】映画『ラストマイル』(2024年夏公開)はドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』を手掛けた塚原あゆ子監督と脚本家・野木亜紀子による完全オリジナル映画作品。『アンナチュラル』・『MIU404』と同じ世界線で起こる爆破事件を描いている。主演は満島ひかり、共演には岡田将生の出演が決定している。
2024年04月19日監督・塚原あゆ子、脚本・野木亜紀子の最強タッグによる、ドラマ『アンナチュラル』(2018年)と『MIU404』(20年)の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画『ラストマイル』(夏公開)に、吹藍役の綾野剛&志摩一未役の星野源ら“4機捜”メンバーをはじめとする、ドラマ『MIU404』のキャスト7人も出演することが解禁となった。ドラマから変わらない、伊吹と志摩の軽快な会話劇と“4機捜”の抜群のチームワークがスクリーンに帰ってくる。先週『アンナチュラル』のキャストの出演を解禁するや、「まさかMIUも…」と、キャスト出演に期待の声が高まっていたが、その期待に応えるように、『MIU404』のキャストも3年半ぶりに再始動。警視庁刑事部・第4機動捜査隊(通称:4機捜)に所属する、綾野演じる機動力と運動神経に長けた“野生のバカ”伊吹藍と、星野演じる常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事・志摩一未。また、連続爆破事件の指揮を執るのは、3年半前、女性初の機捜隊長となり、その後西武蔵野署署長となった桔梗ゆづる役・麻生久美子。そして、伊吹(綾野)と志摩(星野)が所属する“4機捜”のベテラン班長・陣馬耕平役の橋本じゅん、“機捜”所属のスパイダー班・班長としてハイテク捜査を駆使する糸巻貴志役・金井勇太というおなじみのメンバーが、今回起こった連続爆破事件の初動捜査にあたる。さらに、2020年に放送されたドラマ内で警察をからかうために虚偽通報し、伊吹と熾烈な鬼ごっこを繰り広げた高校生4人組の一人だった前田旺志郎演じる勝俣奏太も再登場。警視庁捜査一課で刈谷(酒向芳)とコンビを組んでいた刑事・田島雄介役・永岡卓也もドラマから引き続き登場し、毛利(大倉孝二)とバディを組んでいた西武蔵野署の刑事・向島進(吉田ウーロン太)と、新たなバディを組んで“4機捜”メンバーとともに、限られた時間の中で連続爆破事件の犯人逮捕に奮闘する。本作は、『アンナチュラル』の法医学ミステリー、『MIU404』の機捜エンタテイメントに続く、塚原監督いわく「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」の物語。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。本作の主人公、爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の舟渡エレナ役に満島ひかり。エレナに振り回されながらもともに事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー梨本孔役に岡田将生。連続爆破事件に巻き込まれる関係者として阿部サダヲ、ディーン・フジオカ、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己ら出演も発表されている。
2024年04月19日映画『ラストマイル』に綾野剛、星野源、麻生久美子ら、TVドラマ「MIU404」のメンバーが出演することが分かった。本作は、TVドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線と交差する、シェアードユニバース作品。先日、「アンナチュラル」から石原さとみ、井浦新らの出演が発表されたが、今回は「MIU404」から7名の参加が決定。警視庁刑事部・第4機動捜査隊(通称:4機捜)に所属する、綾野さん演じる機動力と運動神経に長けた“野生のバカ”伊吹藍と、星野さん演じる常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事・志摩一未。今回の事件の指揮を、麻生さん演じる西武蔵野署署長となった桔梗ゆづるが執り、橋本じゅん演じる4機捜のベテラン班長・陣馬耕平、金井勇太演じる第1機動捜査隊のスパイダー班班長としてハイテク捜査を駆使する糸巻貴志が、初動捜査にあたる。また、ドラマ内で警察をからかうために虚偽通報し、伊吹と熾烈な鬼ごっこを繰り広げた高校生4人組のひとり、前田旺志郎演じる勝俣奏太も登場。刈谷(酒向芳)とコンビを組んでいた永岡卓也演じる田島雄介も、向島(吉田ウーロン太)と新たなバディを組んで、4機捜と共に連続事件の犯人逮捕に奮闘していく。『ラストマイル』は夏、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024年夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年04月19日満島ひかりが主演を務め、岡田将生が共演する映画『ラストマイル』の新キャストが発表された。『ラストマイル』は、ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』の世界線と交差するオリジナル作品。「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生する。やがてそれは、日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく――。爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の主人公・舟渡エレナ役で満島、エレナに振り回されながらも、ともに事件解決に奔走する同センターのチームマネージャー・梨本孔役で岡田が出演する。監督は、『アンナチュラル』『MIU404』『最愛』などの演出を手がけた塚原あゆ子、脚本は、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した野木亜紀子が務める。今回アナウンスされたのは、連続爆破事件に巻き込まれることになった6名。ショッピングサイト商品の運搬を担う運送会社の関東局局長・八木竜平役を阿部サダヲ、エレナの上司で日本支社の統括本部長・五十嵐道元役をディーン・フジオカ、運送会社の委託ドライバー・佐野昭役を火野正平、勤めていた会社が倒産したことで、父・昭と一緒に配達員をすることになる佐野亘役を宇野祥平、ふたりの子どもをもつシングルマザー・松本里帆役を安藤玉恵、そして警視庁警備部爆発物処理班の班長・小田島役を丸山智己が演じる。また、『アンナチュラル』でUDIラボに解剖依頼をしていた西武蔵野署の刑事・毛利忠治(大倉孝二)と、『MIU404』にてパワハラ全開で機捜に対して厳しく接していた捜査一課所属の刑事・刈谷貴教(酒向芳)が本作に登場することが決定。ふたりは今回バディを組み、連続爆破事件を調査していく。■新井順子プロデューサー コメント『アンナチュラル』『MIU404』2本の連続ドラマを経て、このチームで映画に挑戦したいと企画が動きだしたのは3年ほど前でした。台本を読んで企画に賛同してくれたキャストの皆さんは、パンチ力があり、画面支配力があり見ごたえ抜群です!ブラックフライデー前夜から始まる、連続爆破事件に、それぞれの人物がどのように関わっていくのか。さらに、その事件を捜査する刑事役として、『アンナチュラル』から毛利刑事、『MIU404』から刈谷刑事にも参加いただきました。本作の事件の行方を、是非、劇場で目撃してください。<作品情報>映画『ラストマイル』2024年夏公開公式サイト:「ラストマイル」製作委員会
2024年04月05日監督・塚原あゆ子、脚本・野木亜紀子の最強タッグによる、ドラマ『アンナチュラル』(2018年)と『MIU404』(20年)の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画『ラストマイル』(夏公開)。これまでに発表されている、満島ひかりと岡田将生とともに連続爆破事件解決に巻き込まれる6人のキャストが解禁となった。さらに、『アンナチュラル』から大倉孝二、『MIU404』から酒向芳の出演も明らかになった。『アンナチュラル』の法医学ミステリー、『MIU404』の機捜エンタテイメントに続く、新作『ラストマイル』は、塚原監督いわく「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」の物語。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。誰が、何のために事件を仕掛けたのか。残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか。世界的な巨大ショッピングサイトを舞台に物語は展開し、起こった事件の先にどんな世界がつながりあうのか…。事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長・舟渡(ふなど)エレナ役を満島。エレナに振り回されながらも事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー・梨本孔(なしもと・こう)役を岡田が演じる。今回解禁となったの次の6人。サイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長・八木竜平役に阿部サダヲ。エレナの上司で日本支社の統括本部長・五十嵐道元役にディーン・フジオカ。羊急便の委託ドライバー・佐野昭役に火野正平。勤めていた会社が倒産したことで、父・昭と一緒に配達員をすることになる佐野亘役に宇野祥平。2人の子供をもつシングルマザー・松本里帆役に安藤玉恵。そして、警視庁警備部爆発物処理班の班長・小田島を丸山智己が演じる。そして、エレナと孔が巻き込まれる連続爆破事件の捜査を担当するのは、『アンナチュラル』でUDIラボに解剖依頼をしていた“西武蔵野署”の刑事・毛利忠治(大倉)。そして、『MIU404』にてパワハラ全開で“機捜”に対して厳しく接していた、昔気質の捜査一課所属の刑事・刈谷貴教(酒向)。日本を震撼させる重大事案の発生により、捜査一課の刈谷と西武蔵野署の毛利が、バディを組んで『ラストマイル』に参戦する。大倉が演じる毛利は、『MIU404』にも出演しており、今回で塚原×野木の手がける3作品すべてに登場。シェアードユニバース作品を体現しているキャラクターの1人となる。ドラマと変わらない2人のキャラや絶妙な掛け合いに注目だ。■新井順子プロデューサーからのコメント『アンナチュラル』『MIU404』2本の連続ドラマを経て、このチームで映画に挑戦したいと企画が動きだしたのは3年ほど前でした。 台本を読んで企画に賛同してくれたキャストの皆さんは、パンチ力があり、画面支配力があり見ごたえ抜群です!ブラックフライデー前夜から始まる、連続爆破事件に、それぞれの人物がどのように関わっていくのか。さらに、その事件を捜査する刑事役として、『アンナチュラル』から毛利刑事、『MIU404』から刈谷刑事にも参加いただきました。本作の事件の行方を、ぜひ、劇場で目撃してください。
2024年04月05日脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子がドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の世界線上で新たに描く満島ひかり、岡田将生出演の『ラストマイル』から連続爆破事件解決に巻き込まれる総勢6名のキャストが解禁となった。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜。世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがて、それは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく――。爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の主人公・舟渡エレナを演じるのが、満島さん。さらに、満島さん演じるエレナに振り回されながらも共に事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー、梨本孔を岡田さんが演じる。昨年12月の映画化発表の際には、「塚原×野木=最強の布陣!!」「この世界線に満島・岡田コンビの投入は大正解過ぎる!」「夏が待ちきれない!」など、本作への期待のコメントが数多く寄せられ、この完全オリジナル作品に多くの注目が集まった。塚原×野木が生み出した「アンナチュラル」「MIU404」とも繋がるシェアードユニバースの世界に、塚原組初参加の2人が新たな命を吹き込む。そんな本作から今回解禁となったのは、ブラックフライデー前夜に突如起こった連続爆破事件に巻き込まれることになった6名のキャラクター&キャスト陣。サイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長・八木竜平役を、阿部サダヲ。エレナの上司で日本支社の統括本部長・五十嵐道元役をディーン・フジオカ。羊急便の委託ドライバー・佐野昭役に火野正平。勤めていた会社が倒産したことで、父・昭と一緒に配達員をすることになる・佐野亘役に宇野祥平。2人の子をもつシングルマザー・松本里帆役に安藤玉恵。そして、警視庁警備部爆発物処理班の班長・小田島を丸山智己が演じる。さらに、「アンナチュラル」から大倉孝二、「MIU404」から酒向芳が本作『ラストマイル』に出演決定。今回、エレナと孔が巻き込まれる連続爆破事件の捜査を担当するのは、大倉さん演じる「アンナチュラル」でUDIラボに解剖依頼をしていた“西武蔵野署”の刑事・毛利忠治。そして、酒向さん演じる「MIU404」にてパワハラ全開で“機捜”に対して厳しく接する、昔気質の捜査一課所属の刑事・刈谷貴教がバディを組む。大倉さんが演じる毛利は、「アンナチュラル」「MIU404」にも出演しており、今回で塚原×野木の手掛ける3作品全てに登場している、まさに≪シェアードユニバース作品≫を体現するキャラクターの1人となる。大倉孝二本ユニバースの新井順子プロデューサーは、「『アンナチュラル』『MIU404』2本の連続ドラマを経て、このチームで映画に挑戦したいと企画が動きだしたのは3年ほど前でした。台本を読んで企画に賛同してくれたキャストの皆さんは、パンチ力があり、画面支配力があり見ごたえ抜群です!」と絶賛。「事件を捜査する刑事役として、『アンナチュラル』から毛利刑事、『MIU404』から刈谷刑事にも参加いただきました。本作の事件の行方を、是非、劇場で目撃してください」と期待を煽っている。『ラストマイル』は2024年夏、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年04月05日野木亜紀子脚本、綾野剛主演で贈る『カラオケ行こ!』。大ヒットドラマ「MIU404」に続いてのタッグに大きな期待が寄せられている。和山やまの同名マンガを映画化した本作。変声期に悩む合唱部の中学生と歌に悩むヤクザがカラオケを通じて交流する姿を描く。人気コミックの実写化ということでハードルが上がる中、「野木亜紀子×綾野剛」のタッグが発表された際には多くの期待の声が上がった。綾野さんは、映画公式ビジュアルブック内で、「野木亜紀子さんの魅力的な脚本をどう解いていくのか――それぞれの見方や感じ方でこうも作品のテイストが変わるのかと驚きました」と、野木さんの脚本を自身なりに解釈し、作品へ向き合ったことを語っている。野木さんはヤクザである成田狂児役に挑戦した綾野さんについて、「綾野さんはこの映画における狂児、「綾野剛の狂児」をきっちり作り上げて演じてくれました。今までやっていそうでやっていないキャラクターですよね。狂児のもつユニークさと、哀愁や色気を存分に、魅力的に見せてくれたと思います」と信頼の思いも語っており、その詳細は発売中の映画公式「ビジュアルブック」で確認してほしい。原作者の和山氏もかねてよりファンだったと公言する、スピード感ある描写の緻密さが魅力の野木脚本。綾野剛とタッグを組んだ「MIU404」も根強いファンが多く、本作で祭林組・組員の小林を演じている橋本じゅんも、綾野さんと同チームの隊員役として出演しており、「MIU404」のキャストが再集結する形となっている。さらに、2024年夏には野木ファン待望の「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線が交差した映画『ラストマイル』が公開予定。年末年始にはTBSにて『「アンナチュラル」「MIU404」一挙放送SP』の放送も決定しており、本作を前に野木亜紀子の魅力を再確認する絶好の機会となりそうだ。原作の和山やまが織りなす“和山ワールド”にどのように野木亜紀子の脚本が溶け込んでいくのか。野木さんが描く、原作にはない映画オリジナルシーンにも注目したい。『カラオケ行こ!』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年12月31日人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)」の世界線と交差する完全オリジナル映画『ラストマイル』が、2024年夏に公開される。主演は満島ひかりが務め、監督は塚原あゆ子、脚本は野木亜紀子が務める。「アンナチュラル」「MIU404」の世界線と交差する“3作目”が映画に映画『ラストマイル』は、野木亜紀子脚本の人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線と交差する、“シェアードユニバース”のノンストップサスペンス・エンタテインメント映画だ。法医学ミステリーの「アンナチュラル」、刑事ドラマ「MIU404」「アンナチュラル」は、「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に、毎回さまざまな“死”を扱いながら、“死”の裏側にある謎や事件を解明していく1話完結型の法医学ミステリー。一方、綾野剛と星野源のW主演でも話題を呼んだ「MIU404」は、警視庁機動捜査隊を舞台に、主人公2人が様々な事件を解決へと導いていく刑事ドラマ。「アンナチュラル」の主要スタッフが再結集し、同作とリンクする世界線で描かれていた作品でもある。いずれの作品も放送話数を重ねるごとに、その緻密なストーリー展開で人気に火が付き、最終回で高視聴率をマーク。2作品ともに優れたテレビ番組に送られるギャラクシー賞や、放送文化基金賞などの賞も受賞している。『ラストマイル』ではネット、流通システムの隠れた姿に着目映画『ラストマイル』の舞台は、世界的な巨大ショッピングサイト。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すサスペンスエンタテインメントとなっている。流通業界最大のイベントのひとつである11月の「ブラックフライデー」前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。数えきれないほどの宅配業者たちが常に懸命に荷物を届ける巨大な流通システムが、もし爆弾という驚異に脅かされたら?血液のように大事な流通の生命線は止めずに爆弾を見つけ出し、犯人を止めることはできるのか?起こった事件の先に「アンナチュラル」「MIU404 」の世界がどのように繋がっていくのかにも注目だ。主演に満島ひかり、岡田将生が共演映画『ラストマイル』で主演を務めるのは、連続ドラマ 「カルテット」や「First Love 初恋」、映画『愚行録』『TANG タング』などに出演し、活躍を続ける満島ひかり。共演には、『1秒先の彼』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』の岡田将生が名を連ねている。また、ドラマ「MIU404」「アンナチュラル」でおなじみのキャストも勢揃いしており、どのように物語に絡んでくるのかに注目だ。主人公・舟渡エレナ…満島ひかり世界規模のショッピングサイトの関東センターに配属されたばかりのセンター長。関東の4分の3を担う巨大物流倉庫を任されたばかりながら、チームマネージャーの梨本とともに未曾有の事態の収拾にあたることに。梨本孔…岡田将生転職して、世界規模のショッピングサイトの関東センターにやってきた入社2年目のチームマネージャー。エレナに振り回されながらも事件解決に奔走する。八木竜平…阿部サダヲサイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長。五十嵐道元…ディーン・フジオカエレナの上司で日本支社の統括本部長。佐野昭…火野正平羊急便の委託ドライバー。佐野亘…宇野祥平勤めていた会社が倒産したことで、父・佐野昭の元、配達員見習いに。松本里帆…安藤玉恵二人の子供と暮らすシングルマザー。小田島…丸山智己警視庁警備部爆発物処理班の班長。毛利忠治…大倉孝二西武蔵野署所属の刑事。本事案の捜査にあたり、捜査一課の刈谷とコンビを組むよう命じられた。ドラマ「アンナチュラル」ではUDIラボに解剖依頼をしていたことでおなじみ。「MIU404」にも出演している。刈谷貴教…酒向芳警視庁捜査一課刑事。西武蔵野署の毛利を案内役として捜査にあたる。「MIU404」では“機捜”に対してパワハラ全開で厳しく接する場面も度々見られるなど、昔気質の刑事。綾野剛&星野源らドラマ「MIU404」キャストが出演伊吹藍(いぶき・あい)…綾野剛警視庁刑事部・第4機動捜査隊の“通称4機捜”隊員。機動力と運動神経はピカイチの“野生のバカ”。“4機捜”チームで連続爆破事件の初動捜査にあたる。志摩一未(しま・かずみ)…星野源警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊員。観察眼と社交性に長け、常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事。陣馬耕平(じんば・こうへい)…橋本じゅん警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊長を務めるベテラン。勝俣奏太(かつまた・そうた)…前田旺志郎高校生の頃、西武蔵野署管内で虚偽通報事件を起こした4人組のうちの1人。糸巻貴志(いとまき・たかし)…金井勇太警視庁刑事部・第1機動捜査隊・スパイダー班班長。ハイテク捜査を駆使する。田島雄介…永岡卓也警視庁捜査一課所属の刑事。刈谷とコンビを組んでいた。西武蔵野署の刑事・向島進と新たなバディを組み、“4機捜”メンバーとともに捜査にあたる。桔梗ゆづる…麻生久美子連続爆破事件捜査の指揮を執る西武蔵野署署長。かつては女性初の警視庁刑事部機動捜査隊・隊長だった。石原さとみなどドラマ「アンナチュラル」キャストも集結三澄ミコト…石原さとみ死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する法医解剖医。ドラマ「アンナチュラル」の主人公。中堂系…井浦新「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する法医解剖医。久部六郎…窪田正孝6年前、「不自然死究明研究所(UDIラボ)」にバイトとして雇われていた新人。現在は東央医大の研修医。東海林夕子…市川実日子「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する“三澄班”の臨床検査技師。木林南雲…竜星涼フォレスト葬儀社に勤務。「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に遺体を運ぶ。坂本誠…飯尾和樹(ずん)「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する“中堂班”の臨床検査技師。向島進…吉田ウーロン太西武蔵野署所属の刑事。いつもは毛利とコンビを組んでいる。三澄夏代…薬師丸ひろ子ミコトの義理の母親。法律事務所にて弁護士として勤務。神倉保夫…松重豊「不自然死究明研究所(UDIラボ)」所長。塚原あゆ子×野木亜紀子が再びタッグ人気2作品の世界線が交差する『ラストマイル』でメガホンをとるのは、「アンナチュラル」と「MIU404」をはじめ、名作ドラマの数々を手掛けてきた塚原あゆ子。映画ではこれまで、『コーヒーが冷めないうちに』や『わたしの幸せな結婚』でヒットを収めた。また脚本は、「アンナチュラル」「MIU404」だけでなく、「フェンス」、「逃げるは恥だが役に立つ」といったドラマを手掛け、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した野木亜紀子が担当する。映画『ラストマイル』あらすじある日、届いた荷物は爆弾だった。日本中を震撼させる4日間。11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔と共に、事態の収拾にあたる。誰が、何のために爆弾を仕掛けたのか?残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか?決して止めることのできない現代社会の生命線。世界に張り巡らされたこの血管を止めずに、いかにして、連続爆破を止めることができるのか?【詳細】映画『ラストマイル』公開時期:2024年夏監督:塚原あゆ子脚本:野木亜紀子出演:満島ひかり、岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、 酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己、火野正平、阿部サダヲ、石原さとみ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、竜星涼、飯尾和樹、薬師丸ひろ子、松重豊、綾野剛、星野源 、橋本じゅん、前田旺志郎、麻生久美子、金井勇太、永岡卓也
2023年12月14日12月11日(月)今朝、発表された満島ひかり×岡田将生共演の新作映画『ラストマイル』が、話題を呼んでいる。来夏に公開が決定した映画『ラストマイル』は、ネットや流通システムの隠れた姿を映し出す極上のノンストップ・サスペンスエンタテインメント作品。ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の塚原あゆ子監督と野木亜紀子(脚本)が再タッグを組み、2作品の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画となっている。この公開決定にSNSでは、「めっちゃたのしみです」、「これは凄いことが起こりそう」、「これは嬉しい。絶対観るし映画館行く」、「おもしろそう!!!!」、「たまらない!!」、「ずっと待ってましたー!!!」、「めちゃくちゃ嬉しいし楽しみ」などと期待の声や、「みんな出るってこと?」、「ジャンプしてる白いダウンの背中...伊吹???」、「ポリまるが」、「これは中堂さんとミコトくるんじゃ?」などとキャストの続報が気になっているファンが多く見受けられ、またドラマ公式、脚本の野木氏、「アンナチュラル」に中堂系役で出演した井浦新、「MIU404」公式キャラクター・ポリまるの声を担当した緒方恵美のSNSも反応しており、こちらにも多くのコメントが寄せられている。12月28日(木)深夜からは、石原さとみ主演の「アンナチュラル」、綾野剛&星野源W主演の「MIU404」の一挙放送SPも決定しており、こちらも必見だ(※一部地域除く)。▼「アンナチュラル」「MIU404」一挙放送SP(※一部地域を除く)・2023年12月28日(木)深夜0:36~深夜3:35・12月29日(金)あさ4:00~あさ6:50深夜0:14~深夜3:50・12月30日(土)あさ4:00~あさ6:50深夜2:00~深夜3:50・12月31日(日)あさ4:00~あさ7:20・2024年1月1日(月・祝)深夜1:25~あさ5:50『ラストマイル』は2024夏、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2023年12月11日女優の満島ひかりが、映画『ラストマイル』(2024年夏公開)で主演を務めることが、明らかになった。塚原あゆ子監督と脚本家・野木亜紀子がタッグを組んだ同作は、2人が手掛けたドラマ『アンナチュラル』『MIU404』の世界線と交差する完全オリジナル映画。満島ひかりが主演を務め、物語の舞台となるショッピングサイトの関東センター長・舟渡エレナを演じる。さらに、エレナに振り回されながらも事件解決に奔走するセンターのチームマネージャー・梨本孔役で岡田将生も出演。満島と映画『悪人』以来14年ぶりの共演を果たす。流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。次第に日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。関東の4分の3を担う巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりのエレナ(満島)は、チームマネージャーの梨本(岡田)と共に、未曾有の事態の収拾にあたる。そして、今回ティザービジュアルとティザー映像も同時に公開。ビジュアルは強い眼差しでこちらを見つめる満島と岡田の表情が印象的な1枚に。ティザー映像では、満島が震えて涙ぐむ姿、荷物を運ぶベルトコンベアーを見つめながら「止めませんよ、絶対」と言い切る姿など、様々な表情を見せており、ショッピングモール内での爆発と「届いた荷物は、爆弾だった」というひと言で、一気に息つく暇もない展開へと動き出す。連続爆破事件の発生により、本来止まることの許されない流通システムが止まることで、世界が止まるほどの一大事件となることを予感させる。コメントは以下の通り。○■満島ひかり『ラストマイル』の主演が私で良かったのか、今もまだ自信を持てないでいますが、塚原あゆ子組に参加してみたいという前のめりな気持ちが勝り参加しました。塚原さんの人気は見て聞いていましたが、撮影が終わった今も、また共に現場を過ごしたいと感じる、魅力的な監督さんです。野木さんの脚本マジックには、今作でもほぅと唸らされるところがあります。感情をあまり描いていないのに、登場人物たちが状況に没頭することで、隙間からその人だけの気持ちを感じられる。難解な本でしたが、監督や岡田さんと謎を解いてゆく撮影現場は面白いものでした。共演は14年ぶりでしょうか? やっぱり岡田将生さんは不思議な佇まいを持つ俳優さんで、彼にしか出せない品性とおかしみをとても素敵に感じます。柔らかいのに男性らしい、岡田さんの背中に何度か助けて貰いました。静かなるサポートに、感謝しています。撮影中も、終えたあとも、完成作を一足先に観た今も、映画『ラストマイル』は物語が決まりきらずに動いている感じがします。あまり持ったことのない感想です。主人公・舟渡エレナの選択したことの続きはまだ、私の毎日の中にもあります。私たちの日常で、身の回りで起こっている止められない現実。一人の力では動かせない苦しさの連鎖。観る方がどんな気持ちになって、どんな余韻で日々をすごしてゆくのか、そんなことを想う映画でした。○■岡田将生念願のチームに参加させて頂きました。どんな役でも参加したいと熱望していたのがようやく叶い、そしてとても難しい役を頂き、現場では常に頭を抱えながら監督と満島さんと、この難しい脚本に臨ませてもらいました。脚本の野木さんとは以前お仕事させてもらってからだいぶ時間が空いたのですが、この脚本の密度が濃すぎて重たい何かを渡された感じでした。満島さんも10年以上ぶりでして、この方の前で嘘がつけない。見透かされる。こんなにも自由に、嘘がなく、カメラの前に立つ姿は見惚れてしまうほど素敵でした。この映画から皆さんが受け取る、感じ取るものは様々だと思いますが、こんなにもワクワクする映画もないかと思われます。期待して待っていただけたら嬉しいです。○■塚原あゆ子監督この度、素晴らしいキャスト・スタッフに集まっていただき、野木さんとの映画が実現しました。連ドラと同じ世界線での3作目ですが、今回は「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」のお話です。ビールとポップコーンにあう映画にしようと始まった作品です。ワクワクドキドキしながら楽しんで貰えたら嬉しいです。○■脚本家・野木亜紀子お待たせしました、三作目です。法医学者、機捜刑事ときて、今回は会社員。21年のはじめ、どんな映画がいいか塚原監督に訊ねたら「宅配荷物が爆発する話は? 物流が止まると大変」とのこと。そのワンアイデアで1本書きました。憧れの満島ひかりさんを召喚することに成功、久方ぶりの岡田将生さんも来てくれて、幸せな座組が実現しました。無謀な台本を見事に顕現させる剛腕、それでいて情感豊かに紡ぎだす塚原監督の新たな世界を、スクリーンで堪能してください!【編集部MEMO】ドラマ『アンナチュラル』(18)は、石原さとみが主演を務めたドラマ。不自然死究明研究所(UDIラボ)を舞台に、法医解剖医・三澄ミコトの活躍を描いている。『MIU404』(20)は、綾野剛と星野源がW主演を務めたドラマ。警視庁・機動捜査隊(通称:機捜)の志摩一未(星野)が、伊吹藍(綾野)とバディを組み、様々な事件に挑んで犯人を追う。両作品ともに塚原あゆ子氏が監督、野木亜紀子氏が脚本を務めている。放送が進むごとに話題を呼ぶストーリー展開で、『アンナチュラル』最終回は13.3%、『MIU404』最終回は14.5%と高視聴率をマークした。(C)2024「ラストマイル」製作委員会
2023年12月11日満島ひかり主演映画『ラストマイル』の公開が決定。共演に岡田将生を迎え、ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル作品となっている。11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは、日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。関東の4分の3を担う巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔と共に、未曾有の事態の収拾にあたる。決して止めることのできない現代社会の生命線。世界に張り巡らされたこの血管を止めずに、連続爆破を止めることができるのか?それぞれの謎が解き明かされるとき、この世界の隠された真の姿が浮かび上がる――。放送話数を重ねるごとに、その緻密なストーリー展開で人気に火が付き、最終回での視聴率は高視聴率をマークした「アンナチュラル」と「MIU404」。この作品でタッグを組んだのが、「最愛」も手掛けた塚原あゆ子監督と、「獣になれない私たち」も手掛けた野木亜紀子(脚本)。そんな最強タッグが今回、ネットや流通システムの隠れた姿を映し出す極上のノンストップ・サスペンスエンタテインメントを製作。満島さんが演じるのは、事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長・舟渡エレナ。彼女に振り回されながらも、事件解決に奔走する同センターのチームマネージャー・梨本孔を岡田さんが演じる。2人は、『悪人』(’10)以来、14年ぶりの共演となり、塚原監督作品へは初参加だ。さらに今回、強いまなざしでこちらを見つめるエレナと梨本のティザービジュアルと、30秒のティザー映像が公開。事件の様子、震えて涙ぐむ姿、荷物を運ぶベルトコンベアーを見つめながら「止めませんよ、絶対」と言い切る姿など、本作の緊張感をそのまま切り取ったような映像になっている。キャスト・スタッフコメント●満島ひかり「ラストマイル」の主演が私で良かったのか、今もまだ自信を持てないでいますが、塚原あゆ子組に参加してみたいという前のめりな気持ちが勝り参加しました。塚原さんの人気は見て聞いていましたが、撮影が終わった今も、また共に現場を過ごしたいと感じる、魅力的な監督さんです。野木さんの脚本マジックには、今作でもほぅと唸らされるところがあります。感情をあまり描いていないのに、登場人物たちが状況に没頭することで、隙間からその人だけの気持ちを感じられる。難解な本でしたが、監督や岡田さんと謎を解いてゆく撮影現場は面白いものでした。共演は14年ぶりでしょうか?やっぱり岡田将生さんは不思議な佇まいを持つ俳優さんで、彼にしか出せない品性とおかしみをとても素敵に感じます。柔らかいのに男性らしい、岡田さんの背中に何度か助けて貰いました。静かなるサポートに、感謝しています。撮影中も、終えたあとも、完成作を一足先に観た今も、映画『ラストマイル』は物語が決まりきらずに動いている感じがします。あまり持ったことのない感想です。主人公・舟渡エレナの選択したことの続きはまだ、私の毎日の中にもあります。私たちの日常で、身の回りで起こっている止められない現実。一人の力では動かせない苦しさの連鎖。観る方がどんな気持ちになって、どんな余韻で日々をすごしてゆくのか、そんなことを想う映画でした。●岡田将生念願のチームに参加させて頂きました。どんな役でも参加したいと熱望していたのがようやく叶い、そしてとても難しい役を頂き、現場では常に頭を抱えながら監督と満島さんと、この難しい脚本に臨ませてもらいました。脚本の野木さんとは以前お仕事させてもらってからだいぶ時間が空いたのですが、この脚本の密度が濃すぎて重たい何かを渡された感じでした。満島さんも10年以上ぶりでして、この方の前で嘘がつけない。見透かされる。こんなにも自由に、嘘がなく、カメラの前に立つ姿は見惚れてしまうほど素敵でした。この映画から皆さんが受け取る、感じ取るものは様々だと思いますが、こんなにもワクワクする映画もないかと思われます。期待して待っていただけたら嬉しいです。●監督・塚原あゆ子この度、素晴らしいキャスト・スタッフに集まっていただき、野木さんとの映画が実現しました。連ドラと同じ世界線での3作目ですが、今回は「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」のお話です。ビールとポップコーンにあう映画にしようと始まった作品です。ワクワクドキドキしながら楽しんで貰えたら嬉しいです。●脚本・野木亜紀子お待たせしました、三作目です。法医学者、機捜刑事ときて、今回は会社員。21年のはじめ、どんな映画がいいか塚原監督に訊ねたら「宅配荷物が爆発する話は?物流が止まると大変」とのこと。そのワンアイデアで一本書きました。憧れの満島ひかりさんを召喚することに成功、久方ぶりの岡田将生さんも来てくれて、幸せな座組が実現しました。無謀な台本を見事に顕現させる剛腕、それでいて情感豊かに紡ぎだす塚原監督の新たな世界を、スクリーンで堪能してください!『ラストマイル』は2024夏、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2023年12月11日これまで『アンナチュラル』や『MIU404』など社会的な問題を鋭く切り取りつつエンターテインメントに昇華してきた脚本家の野木亜紀子さん。今回、野木さんのオリジナル脚本で制作された『連続ドラマW フェンス』は、2022年に本土復帰50周年を迎えた沖縄が舞台。今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄で起きた、とある性的暴行事件の真相を追うドラマの中で、JO1の與那城奨さんは米軍基地で働く仲本颯太という青年を演じている。沖縄の基地問題に真正面から挑んだ、野木亜紀子さん脚本の最新作。「まず、沖縄の基地問題を扱ったドラマが制作される、ということが衝撃的でしたね。内容も、実際に沖縄で起きていることがそのままドラマになったというのが正直な感想です。沖縄における基地問題はもちろん知識として知ってはいましたが、僕たちの世代はそれに対してアクションを起こしたことがない人の方が多いんです。なので、このドラマが関心を寄せるきっかけになれば、と期待しています」実際に沖縄出身である與那城さんにとって、米軍基地は自分が生まれる前から存在するもの。そこに疑問を感じる余地はなかったという。「車を走らせれば道路の右側か左側にずっと基地が続いている風景は、子供の頃からなじみのあるものでしたし、当時はそれに対して不思議だとも、怖いとも思いませんでした。劇中、松岡茉優さん演じるライターの“キー”が東京から沖縄にやってきて、その上空を轟音を響かせながらオスプレイが飛んでいくシーンがあるんですけど、僕が子供の頃はヘリコプターが飛んでいました。10年程前にオスプレイが導入されましたが、オスプレイになったからといって騒音や危険性がないわけではない。基地も同じで、颯太みたいに基地で働く人もいれば、反対する人もいる。基地のおかげで生まれる需要がある一方で、不利益もある。立場が違えばものの見え方も違いますし、一概には言えないんですよね」與那城さんが演じた颯太も、基地に反対する家族と、基地で働いて得たお金で家族を養わなくてはいけないという現実との板挟みに苦しむ。「沖縄というバックグラウンドを持つ僕にとって、颯太が抱える問題はある程度理解できることでもあるし、彼がどういう葛藤を抱えているのかという理解は早かったかもしれないですね。僕にも妹と弟がいるので、妹を大事にしたい気持ちは颯太と同じだなと思いました。ただ、僕自身、颯太を演じる以前は基地問題について知ってはいたけど、身の回りのこととして考えたことはなかったんですよ。颯太を演じたことで、そんなに簡単な問題ではないと再認識しました」昨年に節目を迎え、関心が高まっている今だからこそ、このドラマにはより意義がある、と語る。「沖縄という場所でこういうことが起こっている、ということをまずは知ってもらいたいです。ニュースとして見聞きしたことがある人はたくさんいると思うんですけど、それがドラマとしてリアルに描かれることでより深く関心を寄せてもらえるんじゃないかと思いますし、この作品に参加させていただいた一員として、特にJO1のファンや若い世代の方々が関心を持つきっかけになれば嬉しいです。僕一人の力では何も変えられないけど、このドラマを通じて伝えることはできると思うんです。まずはいろんな方に沖縄のことを知ってもらう。そこから動くこともきっとあると信じています」『連続ドラマW フェンス』松岡茉優演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と、宮本エリアナ演じる沖縄生まれの桜が、沖縄で起きた性的暴行事件の真相を追うクライム・サスペンス。3月19日(日)22時よりWOWOWにて放送・配信スタート。よなしろ・しょう1995年10月25日生まれ、沖縄県出身。2020年、JO1としてデビュー。昨年末は『第73回NHK紅白歌合戦』に初出場。4月5日に7枚目のシングル『TROPICAL NIGHT』をリリースする。ジャケット¥77,000パンツ¥45,100シャツ¥41,800(以上YUKI HASHIMOTO/Sakas PR TEL:03・6447・2762)靴¥82,500(Paraboot/Paraboot AOYAMA TEL:03・5766・6688)イヤカフ¥18,700リング¥66,000(共にe.m./e.m.青山店 TEL:03・6712・6797)※『anan』2023年3月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・増田翔子ヘア&メイク・西尾さゆりインタビュー、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2023年03月20日「アンナチュラル」「MIU404」、映画『罪の声』などを手掛けてきた脚本家・野木亜紀子による待望の新作オリジナルドラマとなる連続ドラマW「フェンス」が、WOWOWにて2023年春に放送・配信。松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持つ宮本エリアナがW主演する。今回、野木さんが描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、いまも世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。W主演を、映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同・優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つWOWOW初主演の松岡茉優、そして2015年にミックスルーツとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見をなくすための活動を続けるWOWOW初登場にして初主演の宮本エリアナが務める。松岡さん演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本さん演じる沖縄で生まれ育った“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う。ジェンダーや人種、世代間、沖縄と本土、日本とアメリカなど様々なフェンスを乗り越えていく人と人との物語を、日本を代表するヒットメーカー・野木さんが描き出す。野木亜紀子「たくさんの闘う女性たちに励まされた」2020年の夏に初めて本作の企画を打診されたという野木さんは、「とてもじゃないけど背負えない」と一度断ったそう。「翌年に普天間出身の高江洲(義貴)Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、『こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか』と幾度も挫けました」と言う。「この『複雑で重い荷物』 は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェン スに挑む話です」と語り、「今、多くの人に見てもらいたい」とコメントする。小松綺絵役:松岡茉優「もれなく私も野木さんの作品のファンです」「いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました」と語る松岡さんは、「今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたい」と力強く語る。そして、「もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプ レッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています」と明かし、「相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたら」と意気込みを語った。大嶺桜役:宮本エリアナ「自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山ある」「松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います」と語る宮本さん。「野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です」と本作を語る。そして視聴者に向け、「SNSが当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか? どんな現実があるのか? 何が正しくて何が間違いなのか? そして、私達には何が出来るのか? 様々な視点から考えさせられる作品になっている」とアピールした。連続ドラマW「フェンス」は2023年春、WOWOWプライム・WOWOW 4Kにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信(全5話/第1話無料放送・無料トライアル実施中)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月24日ドラマ『アンナチュラル』、『フェイクニュース』、『MIU404』、映画『罪の声』等、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子の待望の新作オリジナルドラマ『連続ドラマ W フェンス』が、WOWOWにて2023年春に放送・配信されることが決定した。今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。東京から来た雑誌ライター“キー”と沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディがダブル主人公の連続ドラマだ。W主演を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同賞の優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つ、WOWOW 初主演の松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見を無くすための活動を続ける、WOWOW 初登場にして初主演の宮本エリアナ。雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があったのだ。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、桜の経営するカフェバーMOAIへ行き、観光客を装って接近。桜の祖母が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。一方でキーは、都内のキャバクラで働いていた頃の客だった沖縄県警の警察官・伊佐兼史に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った“ある真相”に辿り着く。キーが見つけた事件の真相とは……?さらに、比嘉奈菜子、佐久本宝、志ぃさー、吉田妙子らの出演も決定。地元・沖縄出身のキャストが集結し、本作のリアリティを高めていく。撮影は物語の舞台となる沖縄で10月上旬よりスタートしている。ジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、様々なフェンスを乗り越え、人と人が分かり合う姿を、日本を代表するヒットメーカーである野木がエンターテインメント・クライムサスペンスとして描き出していく。<コメント全文>脚本:野木亜紀子かつて報道記者として沖縄に住んでいたという北野Pから「沖縄が舞台のクライムサスペンスを作りませんか」と言われたのが2020年の夏。そのときは「とてもじゃないけど背負えない」と断りました。翌年に普天間出身の高江洲Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、「こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか」と幾度も挫けました。この『複雑で重い荷物』は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェンスに挑む話です。今、多くの人に見てもらいたいです。WOWOWの無料トライアルをぜひご活用ください。小松綺絵役:松岡茉優【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】難しいテーマや描きにくいことにチャレンジさせていただけるイメージがあり、いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました。今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたいと思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプレッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています。野木さんからの俳優に対しての信頼が、ぎりぎりと音を立て詰まっていました。努めて、務め上げたいです。【視聴者の皆様へメッセージ】この度、WOWOW『連続ドラマ W フェンス』にて小松綺絵ことキーを演じさせて頂きます。松岡茉優です。相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたらと思っています。見守って頂けたら嬉しいです。大嶺桜役:宮本エリアナ【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】WOWOWの作品に出演できる事が決まり、凄く嬉しい気持ちと共に、今回は松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です。【視聴者の皆様へメッセージ】SNS が当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか?どんな現実があるのか?何が正しくて何が間違いなのか?そして、私達には何が出来るのか?様々な視点から考えさせられる作品になっていると思います。是非皆様に見て頂きたいです!『連続ドラマW フェンス』2023年春放送・配信スタート脚本:野木亜紀子(「アンナチュラル」「MIU404」『罪の声(塩田武士原作)』)出演:松岡茉優 宮本エリアナ / 比嘉奈菜子 佐久本宝 志ぃさー 吉田妙子 ほか監督:松本佳奈(『きょうの猫村さん』『パンとスープとネコ日和』『マザーウォーター』)音楽プロデューサー:岩崎太整プロデューサー:高江洲義貴 北野拓製作:WOWOW NHK エンタープライズ番組特設サイト:
2022年10月24日ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」や映画『罪の声』の野木亜紀子が脚本を手掛ける、和山やまの人気マンガの映画化『カラオケ行こ!』のメインキャストに、綾野剛とオーディションで選ばれた新星・齋藤潤が決定した。原作は、合唱部部長の中学3年生がヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるというストーリー設定とゆるい笑いで、マンガ大賞2021第3位を始めマンガ賞に続々ランクインした累計55万部突破の超人気コミック。今年6月に先行して映画化が発表されると、キャスト未解禁にも関わらずSNSではトレンド入りするほど話題沸騰となった。成田狂児絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役を演じるのは、『ヤクザと家族 The Family』「オールドルーキー」など映画・ドラマで様々な役を演じ分ける綾野剛。そして物語のカギを握る真面目だが毒舌、変声期に悩む合唱部部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤。岡聡実オーディションを通して誰よりも成長し、そのパフォーマンスで山下敦弘監督や脚本の野木さんら審査員を魅了。綾野さんもオーディションの様子を見守り、決定後に早速、齋藤さんとの対面が実現、現在はハイレベルなレッスンを受けながら役作りの真っ最中。11月から撮影がスタートし、2023年の公開を目指す。<綾野剛コメント>お話を頂いた時は、とても嬉しかったです。大好きな作品、魅力的な狂児を体感できる喜び、なにより和山やまさんの世界を、山下敦弘監督、野木亜紀子さん、信頼するチーム、スタッフ、そして聡実くん役として出会った齋藤潤くんと一緒に創作できるという色々様々な喜びが渋滞してます。映画を通して『カラオケ行こ!』の新しい魅力をさらに見つける事ができたらと、原作に敬意を抱きながら、映画としての表現を最後まで諦めず、皆さんにとって魅力的な作品になるよう努めて参ります。よろしくお願いします。<齋藤潤コメント>初めまして。この度、『カラオケ行こ!』で岡聡実を演じさせていただくことになりました。齋藤潤、15歳です。オーディションに合格した時は正直本当に信じられなくて、今は本当に嬉しいです。最終オーディションで初めて綾野さんにお会いしたのですが、本当にかっこいい方です。これからも頼らせていただきたいと思います! 変声期という悩みを抱えている聡実くんですが、狂児さんとの出会いややり取りを通じて少しずつ気持ちが変わっていく…そんな変化をスクリーンから伝えられるような聡実くんを目指したいと思います。綾野くんとは何度か面識はあるが、一緒に映画を作るのは初めて。ストイックな印象のある綾野くんが、どんな“狂児”をイメージし、撮影までに仕上げてくるのか? 監督として、楽しみでしょうがない。オーディションで選ばれた齋藤潤くんも、もちろん一緒に映画を作るのは初めて。様々なハードルがある“聡実”という役を演じるのはかなり大変だとは思うが、良い意味でまだ未完成な齋藤くんが、綾野くんの演じる“狂児”をどう感じて、どんな影響を受け、“聡実”を演じきるのか? たぶん、この映画の肝はそこにかかっていると思う。綾野さんに狂児を演じてもらえるのはとても光栄に思います。どの役も魂を込めて演じられているお芝居に心を打たれていたので、狂児という役を安心してお任せできると思いました。齋藤さんを拝見したときは、なんてバランスのいい方なんだ…と驚きました。きっとどんな役もこなしていかれる役者さんだと思い、そんな齋藤さんの聡実くんはスクリーンでどう輝くのでしょう。映画化がますます楽しみになりました。『カラオケ行こ!』は2023年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カラオケ行こ! 2023年全国にて公開予定©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2022年10月07日綾野剛主演の日曜劇場「オールドルーキー」が9月4日の放送でフィナーレを迎えた。国立競技場でのラストシーンに「綾野剛に0地点ですか?それはMIU404」「綾野剛が国立競技場ってゼロ地点…」などの声が続出。SNSでは大きな盛り上がりを見せている。サッカーだけの人生を歩んできた主人公が突如現役引退することに。しかしスキルや経験が何もないためどん底に追い込まれ、そんななか出会ったのがスポーツマネージメントの世界だった…スポーツマネージメントとアスリートのセカンドキャリアを描いてきた本作。高柳と対立、「ビクトリー」を解雇されてしまった新町亮太郎役で綾野さんが主演。綾野さんのほかスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の優秀な若手社員・深沢塔子に芳根京子。新町の妻・留美と親しくなっていくサッカー好きな城拓也に中川大志。塔子のことが好きな梅屋敷聡太に増田貴久。高柳と一緒に「ビクトリー」を立ち上げた葛飾吾郎に高橋克実。「ビクトリー」社長秘書の真崎かほりに岡崎紗絵。元人気アナウンサーで料理本がヒットした新町の妻・新町果奈子に榮倉奈々。果奈子の妹で料理ライターをしている糸山留美に生田絵梨花。新町の新たな道を理解し応援するようになった娘・泉実に稲垣来泉。その妹の明紗に泉谷星奈。“すべてのアスリートにリスペクトを”という企業理念を掲げ「ビクトリー」を立ち上げたが、20年を経てビジネス中心のマインドに変化していった社長の高柳雅史に反町隆史といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では「ビクトリー」を解雇された新町に続いて、塔子と城も会社を退職。3人で伊垣(神尾楓珠)の海外チームへの移籍を実現させようとする。交渉は難航するがそこに矢崎(横浜流星)が現れ、自分のチームのGMが伊垣の出場する代表戦を見に来ると話す…。1話に登場した矢崎の再登場にSNSでは「初回最終話と出演する横浜流星キーパーソンすぎてとても素敵な演出!」「金髪の横浜流星かっこよすぎたな」「金髪の横浜流星くんかっこよい」などの声が送られる。さらに伊垣が出場する代表戦でのユニフォームにも「日本代表が発表されたばかりの代表ユニ着てるの驚き」「日本代表ユニフォームが、先日発表された最新版という抜け目のなさ」「日本代表のユニフォームも既にニューユニフォームってゆ~のが凄い」などの反応が集まり、最新ユニフォームでの代表戦シーンにも多くの視聴者が注目した模様だ。伊垣の海外移籍が決まった後、高柳は新町を国立競技場のコートに連れてきて、そこでビクトリーに戻るよう告げる…。このラストシーンに「国立競技場で最終回そして、綾野剛とかMIU404と被るなw」「綾野剛に0地点ですか?それはMIU404フラグか?胸熱」「綾野剛が国立競技場ってゼロ地点…」「綾野剛くんが国立競技場にいる!0よ0!」など、綾野さんが主演した「MIU404」の最終回を思い出す視聴者が続出している。(笠緒)
2022年09月05日法医解剖の観点から人間の生と死に向き合った『アンナチュラル』。現代社会を映し出した新たな刑事ドラマとして話題を呼んだ『MIU404』。そしてサスペンス的展開と過去の恋とを交差させラストまで目が離せなかった『最愛』。テレビ離れが叫ばれる時代に、毎週SNSを賑わせ、放送終了後も話題に上ることの多い名作ドラマたち。それを手がけているのが、演出の塚原あゆ子さんと、TBSプロデューサーの新井順子さんのコンビ。このふたりが新たに手がける連続ドラマが『石子と羽男』。このタイトルロールである石子と羽男に扮するのが有村架純さんと中村倫也さんだ。中村倫也:おふたりの手がけた作品は僕も楽しく拝見させていただいていて、ドラマ『MIU404』なんて「出してよ」って言っていたくらい(笑)。演じるという意味では、どんな方との仕事も同じですけど、今、現場に入って一緒にお仕事してみて思うのは、お客さんが楽しみにしてくれるものを作ろうとしている現場だなということ。有村架純:私は『中学聖日記』でご一緒していますが、おふたりが現場でああでもないこうでもないと言い合いながらドラマを作る姿を拝見して、すごく気持ちがいいなと。お互いを信頼し合っているのも感じて、またご一緒できるのが嬉しかったです。中村:塚原さんって、全登場人物…ひと言ふた言だけの役にも愛情を持って掘り下げようとしているのを感じるんだよね。有村:役者以上にそれぞれの役について考えていらっしゃいますよね。演出を受けるたび、自分はそこまで台本を読み込めていなかったと思わされます。中村:しかも芝居にとどまらず、カメラや照明…現場のあらゆるものを、顕微鏡みたいな目で見ている気がする。些細で微妙なニュアンスにこだわられるから、それが水に起こる波紋のように見てる方の中で徐々に増幅されていく感じがあるのかなって。有村:現場ではいつも作品のサントラを聴いていらっしゃるんですが、きっと音楽だけじゃなく、そうやっていろんなものをいったんご自分の中に取り入れてからシーン全体を構築されているんだろうなと思います。――石子は、東大卒ながら司法試験に何度も落ちたパラリーガル。羽男は高卒ながら司法試験に一発合格の弁護士。凸凹のふたりがバディを組み、誰にでも起こりうるトラブルに対峙していく。中村:シリアスもコミカルも、ドラマティックも疾走感も、閉塞感も…いろんなものが矢継ぎ早に来るような、すごく振れ幅の広い、いい意味で先の読めないドラマだと思います。彼らはヒーローではないけれど、一生懸命な姿が、滑稽ながらも、どこかヒーローのように見える瞬間があったりしたらいいなと。有村:物語はテンポよく進んでいきますが、その中に繊細な部分がある。塚原監督がそこもしっかり考えてくださっているので、コミカルなだけじゃない部分も見えてくるといいですよね。中村:わりと好き勝手にやっちゃう僕に対して、架純ちゃんは自由にやらせてくれながら、たまに付き合って一緒に遊んでもくれる。たぶん合わせてくれているんだろうけど…なんかその感じが、今回の芝居の呼吸にも出てる気がする。本質的に甘やかしてもらっているんだろうな。有村:…そんなこと全然ないですよ。ただ中村さんは引き出しがものすごい多い方なので、リハーサルからドライ、本番が始まっても、カットのたびに目まぐるしく表情や表現が変わっていくのがすごいなって思って。私もなんとかそこに乗っかれるときには、石子として乗っかろうとしているだけです。しかも、こちらの芝居を受け取る、その器の大きさがすごくて…。中村:ヘぇ~、器デカイんだって。これ大きく書いてください。――ドラマのスタイルも多様化していっている今、エンターテインメントとしての連続ドラマの魅力をおふたりに聞いた。中村:演じる側としては、ぶっちゃけ違いはないですけどね。有村:そうですね。ただ映画と比べると撮影期間が長いので、3~4か月、みんなでひとつのところを目指して頑張るっていうチーム感はありますよね。中村:そういうとこ!架純ちゃん、ほんとちゃんとしてる。なかむら・ともや1986年12月24日生まれ、東京都出身。秋には、出演ドラマ『仮面ライダーBLACK SUN』配信、主演ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』上演が控える。ありむら・かすみ1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。冬公開の映画『月の満ち欠け』に出演しているほか、来年放送の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)への出演も決まっている。ドラマ『石子と羽男─そんなコトで訴えます?─』東大出身ながら司法試験に4回落ち、父・綿郎(さだまさし)の法律事務所に勤めるパラリーガル・石田硝子(通称“石子”/有村)は、高卒ながら一発で司法試験に受かった弁護士の羽根岡佳男(通称“羽男”/中村)とコンビを組むことに。さっそくある依頼を担当することになるのだが…。正反対のようでどこか似た者同士のふたりが、身近なトラブルに挑みながら成長していく姿を描く。7月8日(金)22:00 ~TBS系にて放送開始(初回15分拡大)。※『anan』2022年7月13日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・金 順華ヘア&メイク・百地優里子(有村さん)永野あゆみ(中村さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月07日『恋はつづくよどこまでも』『MIU404』と話題作に出演し、ネクストブレイク間違いなしと言われていたのが、つい1年前のこと。今年の出演作はドラマ4本、映画1本。『推しの王子様』では、2番手としてヒロインの理想の男性を演じ、多くの女性をときめかせた渡邊圭祐さん。映像の世界で急速に人気と存在感を増していく中、『彼女を笑う人がいても』で初舞台を踏みます。作品のためなら、ポリシーを曲げられるけど、簡単には曲げたくない。――もともと舞台に出演したい気持ちは強かったんですか?正直、めちゃくちゃ出たいと思っていたわけではないんです。というのも、25年暮らしていた仙台は、同じ地方でも大阪、福岡、名古屋に比べると舞台があまり上演されず、身近ではなくて。地元の仙台の人にとっては、映画やドラマのほうが親しみがあるので、僕の存在を届けるためには、映像に力を入れていきたいと思って、ここまではやってきました。――舞台を初めて観たのはいつ?デビューした年の24歳です。劇団新感線の『髑髏城の七人』という作品だったんですけど、舞台ならではの生の熱量を感じました。舞台に立つ側としては、『彼女を笑う人がいても』が初めて。これまで、ターニングポイントらしいターニングポイントがなかったんですけど、この舞台がそうなる予感がします。初舞台が世田谷パブリックシアターで、しかも栗山(民也)さんとご一緒できるなんて、すごく嬉しいです。――本作品は、安保闘争をテーマに、1960年と2021年を行き交い、しかも俳優がそれぞれの時代で別の人物を演じます。初舞台が2役とは、大変そうですね。そうなんです。どうしても’60年のほうは、安保闘争に馴染みがないので、掴むのが難しくて。そちらに比べると、現代の役はものすごく今っぽい“ザ・ゆとり”の新聞記者なので、感覚としてわかる部分もあります。唯一登場人物の中で、安保闘争をよく知らない観客と作品を近づけることができるキャラクターなので、彼が持つ軽やかさを大事に演じたいです。――台本からどんなメッセージを受け取りましたか?“声”や“言葉”など、それぞれの人から発せられるものがずっとテーマになっていて、登場人物の言葉がストレートに届く作品だと思います。SNSだったり、いろんな場で声を上げられる時代において、自分の中に芯を持つ大切さを改めて感じました。考えを言葉にして表に出すか出さないかは、それぞれの自由ですけど、そういう芯を持つことに、自信をつけられる作品になっていると思います。――ご自身は、想いや考えを言葉で伝えるタイプですか?高校生くらいから、思ったことはわりとハッキリ言っていましたけど、最近は言ったらどうなるのかをちゃんと考えるようになりました。言わないほうがいいこともあるというか。社会の歯車として、息苦しさや不条理を感じる瞬間って、誰しも絶対にあるじゃないですか。そこで、自分が折れるのか、折れないのかは自分次第だと思うんですけど、自分の中の芯を折ったことで、新たに伸びる芽もあるってことに気がついたんです。――俳優として、絶対に曲げたくない、譲れない部分は?自分なりのポリシーはありますけど、同時に俳優は、柔軟でなければいけないとも思っています。台本を読んで、「このキャラクターなら、この台詞はこう言うだろう」と僕が思っても、監督やプロデューサーさんの考えは違うことがあって当然。そこで、意見を曲げないのも、逆にすぐ折れるのも違う。両方を試して一番いいところを探っていきたい。いいものを作るためにぶつかり合った結果なら、自分のポリシーを曲げられるけど、簡単には曲げたくない。そんなスタンスです。――そういうスタンスでいられるようになった理由は?1作品目の『仮面ライダージオウ』で生瀬勝久さんとご一緒した時に、芝居をするにあたって教えていただいたことがすごく大きかったです。ざっくり言うと、「準備してくるな」ということなんですけど、事前に台本を読んで話の展開を知っていると、つい自分の中だけで段取りを組んでしまいがちで。でも、その段取りはただの独りよがりで、意味がないよと教わったんです。この教えが僕の中に根づいていて、常に実践しようと心掛けています。台本を読みながら、考えることがあっても、現場には“段取り、考えてきました”というのは持ち込まないようにして、相手と芝居した時のリアルな感覚を大事にしていきたいです。わたなべ・けいすけ1993年11月21日生まれ、宮城県出身。2018年、『仮面ライダージオウ』で俳優デビュー。以来、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』『恋はDeepに』などに出演。一躍、人気俳優の仲間入りを果たす。フォトブック『渡邊圭祐「推しの王子様」PRECIOUS BOOK』(東京ニュース通信社)が発売中。読売新聞でコラム「箸休め」を執筆。ニット¥39,600(Iroquois TEL:03・3791・5033)パンツ¥50,600(SEVEN BY SEVEN/Sakas PR TEL:03・6447・2762)その他はスタイリスト私物『彼女を笑う人がいても』は、1960年の安保闘争に参加する学生、現代の東日本大震災の被災者の、声なき声を掬い上げようとする二人の新聞記者を通じて、正義とは何かを問う。主人公は瀬戸康史さん。12月4日(土)~18日(土)、世田谷パブリックシアターにて上演。福岡、愛知、兵庫公演もある。世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515※『anan』2021年12月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・木内真奈美(OTIE)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年12月04日時代をときめく方のエピソードを通して、“今、私に必要な自己投資は一体どんなことなのか”一緒に考えてみませんか?ここでは、TBS SPARKLE エンタテインメント本部 ドラマ映画部 プロデューサー・新井順子さんにお話を伺いました。『アンナチュラル』『中学聖日記』『着飾る恋には理由があって』など、話題のドラマを次々に手掛けるプロデューサー・新井さんにとって「自らの人生が、ドラマを作る上でのベース」となる。「全く経験したことのないところから想像するのが苦手で、主人公の行動ひとつとっても、自分ならどうするか、イメージがわかないドラマは作れないんです。なので、一つでも多く、経験値を増やしておきたいんですよね」興味を持ったら、即行動!陶芸、ビリヤード、ボウリング、英会話、ランニング…さまざまなことに挑戦してきた。「突然始めては、すぐやめるんですけどね(笑)。過去最短記録は、イラストの通信教育。ドラマに活かせそうという動機ではなく、イラストを通信で教えるとは一体どういうことなのか、知りたくなったんです。常々、疑問を持ったことは実際にやってみて、経験として知っておいて損はないと思うのでイラストを始めたんですが、テキストに『線をなぞってください』とあり、ひたすら線をなぞるという作業に飽きて、早々にやめました(笑)」人との会話はネタの宝庫だそう。だからこそ「人からの誘いは断らない」というのが人付き合いにおける基本的なスタンス。そんな新井さんにとって、お金、時間、体力のすべてを使ってでも、行く価値があるのがごはん会。「コロナ以前は毎晩のように、スマホがピコンピコン鳴っていたんです。『今、どこ?』『来られない?』と誘われれば、翌朝早くても、必ず行くようにしていました。オンライン飲みが流行った時は、オンライン上をはしごです(笑)。人って、お酒が入ると、高校の時の彼氏がどうだったとか、昔話を始めるじゃないですか。そこで出てきた恋愛ネタや家の事情はリアルだからこそ面白いんですよ。いろんな場に顔を出しては、見聞きした話をどんどん脚本家に伝え、監督と共に台本を仕上げていくので、作品への大切な投資になっていますね。正式な取材であればもちろん経費で落ちますが、たとえ落ちなくても、ドラマを作る上で絶対に話を聞くべき人がいれば、その人との集まりにはガンガン投資しますし、ハリウッドで頑張る女性のドラマを作りたくなれば、自腹でもハリウッドに行くと思います(笑)」リアリティを大切にしたドラマ作りの原点は、小学生時代にある。「鍵っ子だったので、親が帰ってくる夜遅くまでずっとテレビを見られたんです。姉が4つ上だったのもあり、小学生には少し早い恋愛モノも見ていました。中3の文化祭では、自分で劇の脚本を書いて、配役も決めました。全校生徒の投票で順位が決まるので、クラスで一番のイケメンを主役にしたんです(笑)。その体験が楽しくて、高校を卒業したらドラマの世界に入ろうと、ドラマのエンドロールに出てくる制作会社に手当たり次第、電話をかけました。でも、どこでも『高卒での採用は厳しい。専門学校は出たほうがいい』とやんわり言われて、専門学校に行くことにして、1年の夏にはもうバイトとして現場に出ていました」卒業後、狭き門の制作会社に就職し、本格的にドラマ制作の道へ。「後から聞いた内定の理由は、本当かどうかわかりませんが『面接後、机の下に椅子を入れたのがあなただけだったから』だそう(笑)」そう謙遜するが、小学校からのドラマへの愛や知識量、専門学校での現場体験が評価されたに違いない。目指していた業界で、「ワーカホリック」と自覚するほど、ドラマ作りに邁進する日々で、新井さんに精神的な安らぎをもたらしてくれることは?「旅行。今は難しいけど、新しいドラマが始動する前に、弾丸スケジュールでもどこかへ行って、仕事から離れます。肉体的には疲れても、すごくリフレッシュできる。心の投資ですね」私、こんな自己投資をしてきました!・興味がわくことは、やって損はなし。・ネタの宝庫は身近に!人の誘いは基本断らない。・小学生時代から大人のドラマを観賞。旅行先では衝動を止めない!旅先での買い物でストレス発散。「アロハのワンピとか、仕事には使えない小さいバッグとか買っちゃいますね(笑)。その時は欲しかったんだから後悔はなし!」ヒット作を連発!時代を読むドラマづくり。綾野剛さんと星野源さんがW主演した『MIU404』。スリリングな展開に、SNS上も大きな盛り上がりを見せた。最新作『最愛』は吉高由里子さんが主演するサスペンスラブストーリー。『MIU404』DVD BOX/Blu‐ray BOX 好評発売中/10月スタート TBS系 金曜ドラマ『最愛』あらい・じゅんこ大阪府出身。2001年、ドリマックス・テレビジョン(現TBSスパークル)入社。’08年『ラブレター』でプロデューサーデビュー。’21年、『MIU404』で第45回エランドール賞プロデューサー奨励賞を受賞。10月から新ドラマ『最愛』がスタート。※『anan』2021年9月22日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年09月18日2021年9月10日から金~土曜と祝日を含む11日間のみ開催される『TBS Drama Car Festival』。TBSで放送された『MIU404』『着飾る恋には理由があって』『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の3つのドラマに登場した車が展示されています。『TOKYO MER』『MIU404』『着飾る恋』人気ドラマの車が集結あの自転車も!?『MIU404』のまるごとメロンパン号に乗ってみた2020年6~9月まで放送されていた『MIU404』は、俳優の綾野剛さんと星野源さんがダブル主演を務めました。ドラマの放送終了後も人気があり、子供から大人まで夢中の作品です。警視庁刑事部・第4機動捜査隊に召集された、志摩(星野源さん)と伊吹(綾野剛さん)は、第1話から激しいカーチェイスの末、車を破壊してしまいます。代車として用意されたのが、メロンパンを売るキッチンカーにしか見えない『まるごとメロンパン号』。時に愉快な音楽を流しながら、『まるごとメロンパン号』を相棒に捜査に向かいます。最終回で大活躍した志摩の自転車最終回では、逃走する久住(菅田将暉さん)を追いかけるために志摩は自転車で追いかけていました。『TBS Drama Car Festival』では、実際に志摩が乗っていた自転車も展示されています。(※天候によっては展示なし)貴重なまるごとメロンパン号内部の写真今回は特別な許可を得て、まるごとメロンパン号の運転席を撮影させてもらいました。志摩や伊吹が運転していた、まるごとメロンパン号。ドラマでは、運転席の手元や内部が映る機会は少なかったでしょう。また、展示されていても内部はなかなか見えないため、16枚の写真とともにじっくりご覧ください!まずは、運転席です。『MIU404』のオリジナルキャラクター、ポリまるが乗っているのは…。本部からの指令を聞くための機械でしょうか。キッチンカーではなく、捜査に使う車両ということが分かりますね!奥に見える『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』のERカーと並ぶと、重大な事件が発生したようにも見えてきます…!これも、『TBS Drama Car Festival』ならではの光景でしょう。そして、運転席にかけられているジャケット。『POLICE』の文字がかっこいいですね!助手席には、志摩や伊吹…ではなく大きなポリまるが乗っています。外から見たことのある人は多いかもしれませんが、中から見ると顔がちゃんと出るように調整されていたのですね!ドラマでは分かりにくかったのですが、運転席と助手席の間には若干の距離がありました。ほか、2つのバックミラーや、スピーカーなども搭載されています。まるごとメロンパン号の車内といえば、万国旗が飾られていた覚えがある人もいるかもしれません。もちろん、展示しているまるごとメロンパン号にも万国旗が飾られていましたよ!外から見たまるごとメロンパン号まるごとメロンパン号のボディに貼ってある、メロンパンマークのシール。『404』と書かれたファイルも置いてあります。本物のメロンパン店と間違えられることもあった、まるごとメロンパン号。メロンパンについて書かれているのを見ると、つい食べたくなってしまいますね!クリックすると画像を拡大しますTBSドラマの人気車両がほかにも『TBS Drama Car Festival』では、実際に撮影に使われていたドラマの車両を間近で見ることができます。大好評だったテレビドラマ、日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の緊急車両『ERカー』近くで見るとその大きさに驚きます!特別に運転席に乗せてもらい、ERカーの内部に潜入してきました!劇中では一瞬もしくは、まったく映らないこともあるERカー内部にもこだわりが…。『TOKYO MER』のERカー実際に運転席に座ってみると…このボタンは?また、『着飾る恋には理由があって』に登場したFuji Bal号のキッチンなどを取材した記事は、こちらから読めますよ。『着飾る恋』、Fuji Bal号のキッチンに潜入!劇中のまま残されていて…?細かいところをチェックしてからもう一度ドラマを見ると、より楽しめるかもしれませんね!限定グッズも販売中『TBS Drama Car Festival』では、オリジナルグッズを販売しています。『MIU404』のグッズもありますよ。気になった人はチェックしてみてくださいね!【MIU404 キャラバン1周年記念グッズ】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)、TBSショッピング通販(9月17日~)■1周年ポリまるマスコットキーチェーン1,800円(税込)■1周年ポリまるクッション4,000円(税込)■1周年ポリまるアクリルチャーム付きボールペン850円(税込)■1周年ポリまるマグカップ2,000円(税込)■1周年ポリまる刺繍ハンドタオル800円(税込)■1周年ポリまるデニムポーチ2,000円(税込)■1周年ポリまるカレンダー800円(税込)[文・構成/grape編集部]
2021年09月14日ドラマに欠かせない俳優や音楽。さらに、小道具やセットなど、ドラマはさまざまな素材が重なり合って完成します。車もその1つ。中でも、TBSで放送された『MIU404』『着飾る恋には理由があって』、そして7月から放送中の『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の3つのドラマには、車が欠かせない存在でした。TBS Drama Car Festival東京にある複合施設『赤坂サカス』では2021年9月10日から『TBS Drama Car Festival』と題して、人気テレビドラマに登場した『3つの車』の展示が始まります。grapeではさっそく、展示初日に会場へ行ってみました!『TOKYO MER』ERカー2021年7月からTBSで放送されているテレビドラマ日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』。鈴木亮平さんを主演に、賀来賢人さんや中条あやみさんなど豪華俳優陣が出演する医療ドラマです。grapeでは、Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さんによるコラムを連載してきました。TOKYO MERドラマコラムはコチラから『TBS Drama Car Festival』で展示されている車の中でもひときわ大きく目立つ存在だった、緊急車両のERカー。劇中では、ERカーの中で多くの命を救ってきました。時に、中で手術をする喜多見(鈴木亮平さん)たちを守ってくれたERカー。見るからに頑丈そうな車でした。さらに、タイヤのホイールを見ると…。こんなに細かいところまでこだわっていたのですね!回を増すごとに、注目度も高くなっていった『TOKYO MER』。日曜の夜には『TOKYO MER』に関連するワードがたくさんTwitterのトレンドワードに入るほどです。最終回では、妹を亡くした喜多見が、MERの脱退を決意します。因縁のエリオット・椿(城田優さん)は、連続爆破テロを企て、東京中が炎上する一大危機に…!MERの最後の戦いが始まります。『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の最終回は9月12日、日曜の21時から15分拡大で放送。コラムもお楽しみに!もっとERカーの細かいところを見たい人はこちらの記事で紹介しています。『TOKYO MER』のERカー実際に運転席に座ってみると…このボタンは?『着飾る恋には理由があって』Fuji Bal号俳優の川口春奈さん主演の2021年春ドラマ『着飾る恋には理由があって』。価値観の違う人々がルームシェアをしてさまざまな恋を繰り広げる『うちキュンドラマ』として、人気を博しました。ドラマに登場したのは、横浜流星さん演じる藤野駿が店主を務めるキッチンカー『Fuji Bal(フジバル)号』です。Fuji Bal号は各地を巡るキャラバンを予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いていました。見たかったけど見られなかったという人も、チャンスがあれば赤坂サカスで見ることができますよ!劇中そのままの状態で展示されているFuji Bal号。今にもこだわりのカレーを出してくれる藤野(横浜流星さん)が、キッチンから顔を出してくれそうです!『MIU404』まるごとメロンパン号2020年6月から9月まで放送されていた『MIU404』。俳優の綾野剛さんと星野源さんがダブル主演を務めました。ドラマは、瞬く間に話題となり放送終了から1年経っても多くのファンがいます。刑事部・機動捜査隊の第4機捜に召集された、志摩(星野源さん)と伊吹(綾野剛さん)。第1話から激しいカーチェイスの末、車を破壊してしまい、まるごとメロンパン号を相棒に捜査に向かいます。メロンパン号も、ドラマの放送終了後に全国各地を巡るキャラバンを実施。キャラバンでメロンパン号を見られなかったという人も、赤坂サカスで再び見られるチャンスがありますよ!最終回で大活躍した、志摩(星野源)の自転車も展示!ファンにはたまらない光景となりそうですね。さらに、キャラバン1周年を記念した限定グッズも販売されているので要チェックです!『TBS Drama Car Festival』は、2021年9月10~12日、17~20日、23~26日の11日間、東京・赤坂サカスで開催中。それ以外の日は展示されていないため、注意してくださいね。『TBS Drama Car Festival』オリジナルグッズ販売オリジナルグッズも発売中!それぞれ販売日や、販売箇所が異なる場合があるため、事前の確認をおすすめします。【TBS DRAMA CAR FESTIVALオリジナルグッズ】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)、TBSショッピング通販(9月27日~)■保冷バッグ2,000円(税込)■車両ピンバッジ1,800円(税込)【MIU404 キャラバン1周年記念グッズ】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)、TBSショッピング通販(9月17日~)■1周年ポリまるマスコットキーチェーン1,800円(税込)■1周年ポリまるクッション4,000円(税込)■1周年ポリまるアクリルチャーム付きボールペン850円(税込)■1周年ポリまるマグカップ2,000円(税込)■1周年ポリまる刺繍ハンドタオル800円(税込)■1周年ポリまるデニムポーチ2,000円(税込)■1周年ポリまるカレンダー800円(税込)【TOKYO MER】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)■MER Tシャツ(新色グレー)3,300円(税込)■ERカー クリアファイル440円(税込)[文・構成/grape編集部]
2021年09月11日綾野剛と星野源がW主演を務め、バディを組み人気を博したTBS系金曜ドラマ「MIU404」が、来年1月3日(日)4時から全話一挙放送することが決定した。6月に放送された本作は、野木亜紀子によるオリジナル脚本ドラマ。犯人逮捕に全てを懸ける初動捜査のプロフェッショナル「機動捜査隊」(機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す、1話完結のノンストップ機捜エンターテインメントだ。綾野さん演じる伊吹、星野さん演じる志摩をはじめ、九重世人(岡田健史)、桔梗ゆづる(麻生久美子)、陣馬耕平(橋本じゅん)ら“4機捜”の個性豊かなメンバーたちの活躍はもちろん、黒川智花、菅田将暉らレギュラーキャスト、そして松下洸平、大倉孝二、吉田ウーロン太、美村里江、村上虹郎、りょう、飯尾和樹(ずん)らゲストたちの登場も話題になった。「MIU404」全話一挙放送SPは2021年1月3日(日)4時~15時までTBSにて放送。※一部放送されない地域あり(cinemacafe.net)
2020年12月04日「MIU404」での好演が記憶に新しい若手俳優の岡田健史が、「ABEMA」初となるオリジナルドキュメンタリー番組「MILLENNIAL/ミレニアル」の記念すべき初回を飾ることが分かった。新番組「MILLENNIAL/ミレニアル」は、その名の通り“ミレニアル世代”の視聴者に向けて、“ミレニアル世代”の多様な生き様や価値観を追いかけて届ける“ミレニアル世代”に特化したドキュメンタリー番組。そんな番組の初回に登場するのは、ドキュメンタリー作品初出演の岡田さん。有村架純主演の「中学聖日記」で鮮烈なデビューを果たし、九重役を演じた「MIU404」、主演を務めた「いとしのニーナ」などが話題に。今後は「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」や大河ドラマ「青天を衝け」、『新解釈・三國志』、『奥様は、取り扱い注意』などが放送・公開を控えており、これからの活躍に目が離せない。今回の配信では、岡田さんにとって“第2の故郷”である長崎県の母校にて撮影する様子や、自身のキャリア史上初となる役どころへの挑戦など、これまでメディアで見せることがなかった一面に迫る。岡田さんは「僕自身も今作品を観て密着時と“自分自身”がどれだけ変わっているのかを楽しみながら、皆様と一緒に見届けられたら幸いです」と思いを語り、「役者の『岡田健史』ではない一人間の『岡田健史』を公開するのは正直お恥ずかしい限りですが、是非ご覧ください」と呼びかけている。ほかにも、12月17日からの配信では、歌手やモデルなどマルチに活動するYOSHI。12月24日からの配信では、ロシアの名門バレエ団「マリインスキー・バレエ」に在籍し、数々の演目の主役に抜擢されるなど世界的に注目を集めるバレエダンサーの永久メイが登場。また来年は、クリエイターのkemio、雑誌「Popteen」専属モデル・莉子が出演する。出演者コメント<岡田健史>皆様、お初にお目にかかります岡田健史です。この度、自身初となる密着をABEMA様より発信することとなりました。僕も勿論のこと、生命を持つ生き物は常に変化し流動していくもの。1秒たりとも同じ瞬間は無い中で、不安定でも周りと共存し、その中で信念を持つことが“生きる”ということだと今回の密着で学ばされました。僕自身も今作品を観て密着時と“自分自身”がどれだけ変わっているのかを楽しみながら、皆様と一緒に見届けられたら幸いです。役者の『岡田健史』ではない一人間の『岡田健史』を公開するのは正直お恥ずかしい限りですが、是非ご覧ください。<YOSHI>俺はこの地球に暮らす70億分の1人の人間だ。人はみんなそれぞれ違うし、人が俺をどう見るかもそれぞれ違う。俺は1人なのに1人じゃなくて、小さかったり大きかったり、AだったりBだったりする。しかも、俺自身も変化し続けてるんだから、ジレンマや怒りも沢山ある。だからこそいつも自分に問いかける、俺の本質は何かって。そうすると思うんだ、一瞬一瞬を燃やし尽くせって。一度きりの人生、生まれて死ぬまでを精一杯生きろ!<永久メイ>今の私だから表現できるものがあるはずと信じ、ジュリエットを今年3月マリインスキー劇場で踊りました。原作を読み込み、先生と話して、レッスンして・・・ジュリエットに没頭した日々でした。映像に残してもらえて嬉しい気持ちと、リアル過ぎるのではないか、と不安も少しあります。でもこれが私。これからもこんな風に役や踊りを深めていきたい、と思っています。3歳からずっとバレエに夢中だった気がします。もちろん今も。ロシア・サンクトペテルブルグから 永久メイ<kemio>とても久しぶりに日本に帰国する!去年はありがたいことにお仕事で25、6回ほど日本とアメリカを往復したので今年はコロナの影響も有ってほとんどの時間をアメリカで過ごした。家族や友達そしてzoomじゃなくてやっと対面して皆さんとお仕事ができるのが嬉しくて泡吹いて倒れそう!いえーい!kemio<莉子>今回、錚々たる出演者の方々と一緒に起用していただくことになり、嬉しい気持ちと同時に、私でいいのかと不安も大きかったです。でも、小学生の頃から今の仕事をさせていただき、お仕事に対する姿や気持ちをきちんと皆さんにお見せする機会があまり無かったので、進路や将来に悩んでいる同世代の皆さんに何か伝えることができたらいいなと思っています。私自身にとっても女優業はまだ新しく挑戦しているところなので、この番組を通して、更に真っ直ぐ力強く成長したいと思っています。莉子「MILLENNIAL/ミレニアル」は12月10日(木)21時~3週連続毎週木曜ABEMA SPECIALチャンネルにて配信。※kemioと莉子の密着回は2021年以降配信予定(cinemacafe.net)
2020年12月01日俳優の小栗旬と星野源が映画初共演することで話題を呼んでいる、映画『罪の声』(10月30日公開)。塩田武士氏の同名小説の実写化作である同作は、日本中を震撼させた未解決事件を追う新聞記者の阿久津英士(小栗)と、父の遺品の中にあるカセットテープを発見し、その事件の脅迫テープに幼いころの自分の声が使われていたことを知った曽根俊也(星野)の人生が交錯していく。実際にあった事件をもとに映画化した本作。今回は野木亜紀子氏にインタビューし、脚本化するときに感じた難しさや、原作もの/オリジナル作品の脚本を書く時に共通する矜持などについて話を聞く。○■実在する事件を扱う際に気をつけること――映画を観させてもらって、勝手に野木さんらしい作品だなと感じました。そう言われる意味がわかる気がします。塩田武士先生の書かれていることと、私が書いてきたことが、非常に親和性が高いと感じるので。塩田先生には1、2回しか会ったことがないんですが、私と塩田先生は過去に同じタイミングでフェイクニュースに関する話を発表していたりするんですよね。だから、ちょっと似たようなことを考えているのではないかと勝手に思っています。――野木さんも『フェイクニュース』をテーマにずばりのタイトルでオリジナルドラマを書かれてますもんね。野木さんが、原作のあるものを映画化するときって、何か軸のようなものを見つけて脚本化するのかなと思っていて、今回も報道する側の矜持のようなものがそうなのかなと思いましたが、実際にはいかがでしょう?原作自体、子供の未来をテーマにした話ではあるんですが、同時に警察の縦割りの構造が生んだ歪みへの批判、メディアへの批判が通底してあるので、そこをいかに粒立てていって、映画にしたときに目に見えるようにしていくかということを考えていました。その中で、記者の阿久津英士がなぜ社会部から文化部に移ったのかということを描いていかないと、単なる狂言回しで終わってしまう。主人公として機能させるためにも、記者としての矜持の部分を掘り起こしていきました。――阿久津のある部分が、完全にオリジナルの言葉で書かれていて、その部分が個人的にはぐっときてしまったので。阿久津の帰結の仕方みたいなところを「野木さんっぽい」と言われるとそうかもしれないですね。ただあれを書いたのは、あくまでも阿久津で、原作のト書きに潜んでいた心情を記事として起こしたという形ですね。――それとやっぱり、報道とかマスコミに関わるものとしては、「他人の人生に踏み込む」ということを考え出すと、どこまでやっていいことなのだろうかとドキっとするところがありまして。野木さんは、脚本を書いていく上で、そういう影響力とか責任みたいなものを感じることはありますか?脚本は基本的にはフィクションなので、というところはあります。ただ『MIU404』でも、実際の事件や、外国人労働者のことなんかも書いたので、現実にあることだし、現実に波及するものだということで、すごく気を使いました。例えば、いろんなフィクションで、実際の事件を元に書くことってありますよね。でも、被害者がまだ生きていたりするのに、元の事件を連想させる形のままで好き勝手に物語化していくというのは、どこまで許されるんだろうと。何十年も前の話で、すでに遺族もいないような事件であったり、都市伝説化してしまったようなものならばいいと思うんですけど、モデルとなった家族や被害者を直接連想させるようなものは、フィクションの名を借りて他人に踏み込みすぎているし、一種の暴力にもなりうるんじゃないかと思うんです。自分が実際の事件を扱う際には、そうならないように、あえていろいろ混ぜて、固有の事件そのものにならないようにしています。――それって、ルールが明文化されてもいないですし、その事件によっても、どこまで踏み込んでいいかの基準があいまいだから、すごく難しいですよね。最終的には、実際に傷つく人がいるということを繊細に想像するしかないですよね。書く側のある種の肌感覚というか、倫理観の世界なんですけど、そこはちゃんとしないとと思ってます。ただ、実在の事件を扱う意義がある場合もあるので、少なくとも加害者と被害者が逆転するような表現だけはやめようとか、ケース・バイ・ケースで難しいですよね。○■原作があるからこその難しさ――今回の原作は、塩田先生がものすごく取材をされていたということで、そこは安心があったんじゃないですか?それがまた難しかったんですよ。塩田先生がフィクションとして肉付けした部分と、ノンフィクションの部分との境が、すぐにはわからない。だから今回、映画を作るにあたって、まず1個1個、これはどこがフィクションでどこが事実なのかということを確認していきました。もう一段難しいのが、ノンフィクションの部分も「世の中で一般的に知られている事実」と、「塩田先生が独自に取材して『これは事実であろう』と認定して書いている部分」があって、さらに、それとはまた別に「完全なノンフィクションの部分」があるんです。映画を作るにあたっては、フィクションの部分だけは変えてもいいと思うんですけど、やっぱり、事実の部分は変えないようにしたいので、その境目を見つけるのが大変でした。細かいことをひとつひとつ、本打ち(脚本の打ち合わせ)のときに、みんなで確認していって、気づいたら12時間が経っていたということがありました。原作の中では地の文になっている箇所を、台詞に起こしたりする部分もあったんですけど、そこに関しても検証が必要だったりするので、かなり大変な作業でした。――『MIU404』でも、かなり取材を重ねて書いたそうですけど、それともまた違うものなんですか?違いましたね。オリジナルだと、映像としてベストなところで進めていけばいいんですけど、原作ものは、どこまで変えていいのだろうということがあるので。そういう意味ではオリジナルの方が楽なんですよね。――確かに、以前もまた別の意味でオリジナルが楽だということは言われてましたもんね。『罪の声』の原作は、映画を観た後でもぜひ読んでほしいです。臨場感があって入れたかった場面も、本筋を描く中では枝葉になってしまうところがあって、やむなく入れられなかったんですけど、そういう部分が面白い小説でもあるので。当時の警察の動きのあれこれや、新聞記者の取材技術が知れる部分など、見どころがたくさんあります。○■「巨悪」を描いても社会は変わらなかった――脚本を書かれた時期と、放送や公開の順番は逆になってしまいましたが、『MIU404』を見ていた私たちは、少しだけ『MIU404』と『罪の声』と地続きみたいな感覚がありまして。野木さん自身は、2つの作品が地続きのような感覚はありますか?同じ人間が書いているので、価値観は同じだし近くなることはあると思います。塩田先生もわりと近いことを考えてる人だろうなという点もあるし、『MIU404』の後半ではメディアやSNSに翻弄される人々のことを書きましたけど、『罪の声』も、SNSではないけれど、同じなんですよね。当時、マスコミや新聞が犯人によって踊らされ、それを読んだり見たりして興味を持った人が、世の中の空気を作ってしまったというところが共通していて、単なる過去の話ではないなと思いました。実は『MIU404』のSNSにまつわる後半は、『フェイクニュース』のリベンジでもあったんですよ。諸事情で放送終了後にお蔵入りしてしまったので、だったらもう一度違う形でやってやろうと密かに(笑)。だからつながっていると言えば、すべてつながってますね。――それとやっぱり地道に生きている人々の声をないがしろにしてはいけない、というところも共通しているなと。一方で『MIU404』の伊吹や志摩は地道に生きている人ですが、公権力の側の人でもあるので、もっと権力の側を疑う目線も必要なのではという意見も見たんですが、そこに対してはいかがですか?『MIU404』は結局、ドラマとして「巨悪」をやりたくなかったんですよ。それは、日本の刑事ドラマって、最後はすべて巨悪に向かっていくということが多くて。なので、自分が刑事ドラマをやるときは、やりたくないと思っていたんです。実はオンエアでは尺が足りずカットになってしまったんですが、ディレクターズカット版の最終話で志摩が「確かに警察は組織もデカいし、悪いやつらもいるかもしれないけど、末端の自分たちはルールの中で出来る限りのことをやってるんだ」という話をしています。『MIU404』は、末端の刑事たちを描くことで、「こうあるべき」という姿を見せるドラマにしようと思っていました。今までの刑事ドラマで「巨悪」を描いてきて、結果どうなったかというと、社会は変わらなかったし、権力側の不祥事を見ても「ああそんなもんか」といつの間にか慣れてしまってたんじゃないかと。それよりも、ルールは絶対に守る、公文書は破棄しないという、本来あるべき姿を描いていれば、それが当然だという空気になるかもしれない。もし実際の社会に、ルールを破る警察が出てきたり、公文書を破棄する官僚が出てきたら、「それはダメでしょう」という空気になるだろうと思うからこそ、私は、そっちの方を描いたし、むしろ今はそのほうが意義があると思ったんですね。――やっぱり、そういう視線は『罪の声』にも通じるところがありますね。そうですね。マスコミにもそうあってほしいですしね。■野木亜紀子1974年生まれ、東京都出身。主な作品に映画『図書館戦争』シリーズ(13・15年)、『アイアムアヒーロー』(16年)、ドラマ『空飛ぶ広報室』(13年)、『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』(16年)、オリジナル作品にドラマ『アンナチュラル』『獣になれない私たち』『フェイクニュース』(18年)、『コタキ兄弟と四苦八苦』(20年)、『MIU404』(20年)など。(C)2020 映画「罪の声」製作委員会
2020年11月11日2020年、コロナ禍でエンタメ界が大きな影響を受ける中、ひと際勢いを感じさせる俳優が岡田健史だ。ドラマ「MIU404」に続き、『望み』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』などこれから公開の映画が複数控えている。その岡田さんが「中学聖日記」(2018)で鮮烈なデビューを飾った後に初主演を飾り、さらなる成長を見せたドラマとして知られるのが、ABEMAオリジナル連続ドラマ「フォローされたら終わり」。ABEMA発のドラマは10代~30代を中心に圧倒的人気を誇り、岡田さんはもちろん、「Seventeen」モデルや「MEN’S NON-NO」モデルなど、次世代を担う若手俳優たちをいち早く起用している。その中から必見ドラマ3作品をピックアップした。◆岡田健史by「フォローされたら終わり」1年にわたるオーディションから「中学聖日記」で有村架純の相手役に大抜擢された岡田さんは、1999年5月12日生まれ、福岡県出身の現在21歳。2019年の初主演ドラマ「フォローされたら終わり」では、いま社会問題となっているSNSでの誹謗中傷や炎上、サラシと呼ばれる個人情報の特定、ネットストーキングなど、「MIU404」ともつながるテーマがリアルに描かれたが、そんな時代に“SNS嫌い”を公言する主人公・仲村壮太郎を好演した。そのほかのキャストには、映画監督としての顔も持つ小川紗良や、「あなたの番です」の中尾暢樹、朝ドラ「スカーレット」の松田るか、『殺さない彼と死なない彼女』のゆうたろう、『ぐらんぶる』の犬飼貴丈などが名を連ねている。そして今年は『弥生、三月 -君を愛した30年-』に出演し、夏には「MIU404」に加え、いくえみ綾原作のFODオリジナルドラマ「いとしのニーナ」と、時代劇に初挑戦したNHKBSプレミアム「大江戸もののけ物語」、NHK大阪制作のショートドラマ「これっきりサマー」が相次いで放送され、大きく注目を集めた。10月9日公開『望み』では堤真一と石田ひかりの息子で、清原果耶の兄となる高校生の長男・規士役に。殺人犯か、それとも被害者か、カギを握る重要な役柄を演じている。さらに11月13日公開『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』では再び綾野剛と共演、若手刑事役に扮し、12月11日公開『新解釈・三國志』では「呉」の建国者・孫権役に。近日公開が予定されている『奥様は、取り扱い注意』にも綾瀬はるかの“親友”役として登場するなど、ほぼ毎月、新作映画が公開される人気ぶり。2021年放送のNHK大河ドラマ「青天を衝け」では、吉沢亮演じる渋沢栄一の従弟役で大河初出演を果たす。◆安斉かれんby「M愛すべき人がいて」2020年上半期、最もSNSを席巻したドラマといえば、テレビ朝日×ABEMA共同制作ドラマ「M愛すべき人がいて」だろう。90年代の音楽業界を舞台に、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでとそこに秘められた出会いと別れを描いた同名小説(小松成美著・幻冬舎刊)を鈴木おさむの脚本によりドラマならではの彩りを加えて映像化。三浦翔平とともにW主演として大抜擢され、敏腕音楽プロデューサー「マサ」に見いだされ、苦難の中でトップアーティストとして成長していく「アユ」を演じたのが安斉かれん。アユとマサの純愛に、水野美紀演じる鬼トレーナーのしごき、ライバルの壮絶な嫌がらせ、そして田中みな実ら恋路を阻む強敵たちとの戦いなど、毎回ドキドキハラハラする要素が満載。新型コロナウイルス感染症の影響で撮影が一時中断したものの、その間もファンの心を掴み続け、Twitter世界トレンドTop3入りを果たした。安斉さんは1999年8月15日生まれ、神奈川県出身。次世代型ギャル「ポス(ポストミレニアル)ギャル」のひとりとして、令和元日・2019年5月1日にavexよりデビュー。世界的にも大きな潮流を生みつつあるリバイバル・サウンドをいち早く取り入れ、J-POPのニュージェネレーションを謳うソロシンガーでもある。「M愛すべき人がいて」の挿入歌にも採用された「CAN’T STOP THIS!!」を、世界的DJのスティーヴ・アオキがリミックスした「CAN’T STOP THIS!!ーSteve Aoki Remix」のMusic Videoが彼のYouTube チャンネルにて公開中だ。5thシングル「僕らは強くなれる。」は2020年夏季高校野球・都道府県別大会テーマソングと、テレビ朝日系木曜ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官シーズン2」挿入歌に起用されると、音楽関連ランキングにチャートインし、Googleトレンド急上昇ワードで1位を2度獲得。6thデジタルシングル「GAL-TRAP」が9月16日に配信開始となった。その一方で、コスメティックブランド「M・A・C」の店頭ビジュアルの連続採用やティーンから絶大な支持を受けるカラコンイメージキャラクターを飾るなど、ファッション・アイコンとしても注目を集めている。◆永瀬莉子&田鍋梨々花&秋田汐梨らby「17.3 about a sex」先日、第1話から第3話まで一挙に配信されると「思わず見入ってしまう」と共感コメントが続出、ABEMAオリジナルドラマ史上1位のコメント数を記録する大反響を呼んでいるのが新ドラマ「17.3 about a sex」。女子高校生の目線から“キスのその先”に向き合い、大人へと成長する姿を描く本作には、初回から「思わず感情移入した」「1話があっという間」「深い話なのに見やすい」など引き込まれる声が多数、「こんな恋愛ドラマ初めて」「学びが詰まってる」といった声も上がっている。そんな本作で、恋にセックスに揺れ動くリアルな心情を等身大で体現するのは、永瀬莉子、田鍋梨々花、秋田汐梨という「Seventeen」専属モデルの3人。2002年8月13日生まれ、広島県出身の永瀬さんは、同級生の劉生(新原泰佑)と付き合ってもうすぐ1か月、不安を拭えないまま運命の日を迎えることになるピュアで真面目な主人公・清野咲良を演じる。永野さんは第30回フジテレビヤングシナリオ大賞「ココア」(2019)でドラマ初出演にして初主演。「シャーロック」や「ストロベリーナイト・サーガ」など多数のドラマに出演し、今年「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」の第1話では約260人のオーディションの中からゲスト出演を射止め、1型糖尿病の少女を熱演したばかり。また、“人を好きになる気持ちがわからない”原 紬を演じるのは田鍋さん。2003年12月24日生まれ、千葉県出身。「そもそもセックスってしなきゃだめなわけ?」と咲良と祐奈に言い放ち、自分が周りと違うことに不安を覚える中で偶然、幼なじみの康太(藤枝喜輝)と再会する、という役どころ。田鍋さんといえば、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(2017)での天才ピアニスト役を記憶している人も多いだろう。その後、「死役所」や「ラーメン大好き小泉さん 二代目!」、ドラマL「年下彼氏」など立て続けに出演を果たし、その存在感や魅力的な演技が話題となっている。そして、3人の中で最も“性に奔放”な皆川祐奈を演じるのが秋田さん。マッチングアプリで出会ったIT企業勤務の26歳男性と交際していたが、ある日突然、身体に異変を感じ、性感染症の可能性を疑って咲良・紬とともにクリニックへ足を運ぶ。秋田さんは映画『惡の華』で数百人参加のオーディションを経て、春日(伊藤健太郎)が片想いするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役に大抜擢された。そのほか「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」でも生徒のひとりを演じ、山田裕貴主演「ホームルーム」でもヒロインに起用されるなど、多彩なジャンルの作品で様々な表情を魅せ、その演技の幅の広さも注目の的。こうした同世代の3人が個性豊かなキャラクターを体当たりで熱演する中、若手男性俳優陣にもフレッシュな顔ぶれがそろった。3人と同じ学校に通い、とある秘密を持った生物部部員・朝日悠役を演じるのは「MEN’S NON-NO」専属モデルでもある水沢林太郎。2003年2月5日生まれ、埼玉県出身。「ブラック校則」「都立水商!~令和~」などにレギュラー出演し、「俺の話は長い」(2019)では清原果耶の相手役をつとめて話題に。この秋にはドラマL「マリーミー!」にも出演が決まっている。咲良の彼氏・堀田劉生役を演じるのは、「男子高生ミスターコン2018」にてグランプリを受賞し、本作でドラマデビューを飾った新原泰佑。2000年10月7日生まれ、埼玉県出身。今後も俳優としての活躍が期待されるが、4歳から習い始め、数々のコンテストで優勝したというダンスの実力も気になるところ。また、紬と再会する幼なじみ・青木康太役を演じるのは、2002年6月21日生まれ、神奈川県出身の藤枝喜輝。本作で俳優デビューし、現在ABEMAで配信中の「オオカミくんには騙されない」にも出演中で、高い支持を誇っている。そして祐奈の新しい彼氏の新田貴大役を演じるのは、2003年9月10日生まれ、埼玉県出身の石川雷蔵。映画『愛唄 -約束のナクヒト-』や『午前0時、キスしに来てよ』など、映画やドラマに多数出演してきた。いずれも、これからの活躍が期待されている注目株ばかり。いまからチェックしておいてほしい。(text:cinemacafe.net)
2020年09月25日先日大好評のうちに終了したドラマ『MIU404』を執筆していたのが、脚本家の野木亜紀子さん。いま最も響くセリフを書く野木さんの魅力を、ライターの西森路代さんに聞きます。野木亜紀子の書くセリフがなぜ、いま私たちに響くのか。’16年から4年間、優れたテレビ番組を選ぶ「ギャラクシー賞」の選考委員を務めていたライターの西森路代さん。以降、それまで以上に熱心にドラマや映画を見るようになったそうで、当時まず目に留まったのが、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(’16年)。「テレビはわかりやすさが重要と思われているので、原作ものも、わかりやすく再構築されることが多いのですが、『逃げ恥』の場合は、原作の持つ主題を読み込み、ドラマを通じて言いたいことをより深めている、そんな印象を持ちました。このドラマの中に、石田ゆり子さん演じるキャリアウーマンの百合ちゃんの手掛ける化粧品の広告ビジュアルが、会社の上層部の判断で商品コンセプトに合わないピンク色に改悪されているというシーンもあり、それは原作にはない。でもこのシーンによって、見ている視聴者は自分たちと地続きの感覚も得ました。もしこの作品をほかの脚本家が作ったら、みくりと平匡さんの間の性別による役割分業の話なんかも薄くなったかもしれない。『逃げ恥』のときの野木さんの脚本には、原作にある問題意識を掘り起こし、かつ視聴者との距離を縮める力を感じました」いま野木さんの作品に支持が集まる理由の一つに、彼女が持つ“社会への批評的な眼差し”が脚本に反映されており、本質をつくようなセリフがあること、と西森さん。「例えば一番最近の『MIU404』は、それが顕著です。月収14万円で暮らす女性や日本で働く外国人労働者といった、社会からこぼれ落ちてしまいそうな人たちの問題を描いている。しかも、耳触りの良い癒し的な言葉ではなく、厳しい現実に気づき、はっとさせられるセリフを書く。問題に蓋をし目をそむけるのではなく、見ている側も他人事にしないで考えていこう、という野木さんの意志を感じました」一昨年の秋に放送された『獣になれない私たち』では、日本の若い世代の働き方や恋愛のリアルを盛り込んだ脚本が、大いに話題に。「主人公の晶(新垣結衣)の恋人・京谷(田中圭)の家には、前カノの朱里(黒木華)が住み着いていて、出ていかない。晶と朱里が、お互いに自身の思いや葛藤を吐露し合うシーンで、恋人を挟み反目し合う関係にもかかわらず、晶は相手も生きづらさを抱えていることに気がつき、“私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね”というセリフをつぶやきます。そのひと言によって、見ている日本の女性たちにも、“自分が思うままに生きてこられなかったのではないか”“これでいいんだろうか”と気づかせたのではないでしょうか。また同じ年の春のドラマ『アンナチュラル』は、殺伐とした日常の中でも“食べること”が随所に描かれるのですが、“食事”が、主人公・ミコト(石原さとみ)の絶望を救う小さな鍵になっている。なんでもないシーンなんですけど、妙に刺さるんです。これら3作の脚本からもわかるように、野木さんのセリフには、懸命に生きているのにままならない自分たちや、弱い立場の人たちへの眼差しが、確実にある。そこが、いま多くの人の心に響く大きな理由ではないでしょうか」絶望してる暇あったら、美味いもん食べて寝るかな『アンナチュラル』(2018年)法医解剖医のミコトを中心に、UDIラボで不自然な死を解明していくドラマ。このセリフは第2話、ラボのメンバーである夕子(市川実日子)に「絶望しないのか?」と問いかけられたときの、ミコトのセリフ。悟ったような諦めたような表情が印象的。私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね『獣になれない私たち』(2018年)第7話、部屋に転がり込んできた朱里と、晶が夜中に語り合うシーン。仕事や恋など、これまでの経験をお互いに口にする中で、朱里の言葉を聞いた晶が口にするセリフ。本当に、自分たちは主体的に生きているのか、それを自問自答する言葉が、私たちの胸にも響く。ジャパニーズドリームは全部嘘だ『MIU404』(2020年)警視庁機動捜査隊に属する伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)の刑事バディドラマ。第5話、ベトナムから来日し日本で働く女性が登場。借金を負い日本語学校で事務員をする男(渡辺大知)が、日本における外国人労働者の過酷な状況に絶望し、叫ぶセリフ。にしもり・みちよフリーライター。ドラマや映画など、エンタメにまつわる批評を数多く手掛ける。『ユリイカ』(青土社)9月号、「女オタクの現在」特集にも寄稿を。※『anan』2020年9月23日号より。写真・中島慶子イラスト・石山さやかサイトウユウスケ(by anan編集部)
2020年09月21日ドラマ「MIU404」で鮮烈な成長を見せた岡田健史が、主演・堤真一、石田ゆり子、清原果耶らと刺激的でサスペンスフルな演技合戦を繰り広げる映画『望み』。この度、そんな岡田さんにフォーカスした場面写真が解禁となった。本作では、堤さん演じる建築家の父・石川一登と石田さん演じる母・貴代美の長男・規士を演じた岡田さん。高校では人気者だった規士は、怪我でサッカー選手になる夢を閉ざされ、次第に夜遊びをするように。そんな規士が姿を消したその日、彼の友人が殺害される。家族想いの心優しい少年に、いったい何があったのか――。今回解禁された写真では、規士がサッカーに真剣に打ち込む姿が披露され、また別の写真では、顔には殴られた痕があり、問題を抱えているような表情からは事件の前兆を予感させる。実際には高校時代は野球部でキャッチャーとして活躍していた岡田さんが演じる、サッカー少年の姿も本作の見逃せないポイントだ。「MIU404」はじめ、『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『新解釈・三國志』など、次々と話題作に起用され、“いま観客が最も観たい逸材”といえる岡田さんに対し、堤幸彦監督は「16~18歳の男の子の心理そのものをひじょうに的確に演じてくれました。親と対立しているからといって、心底拗ねてやさぐれているわけではなく、親が考える以上に他者に対する優しさや未来に対しての確信をもっている。そういう複雑なキャラをこの若さで演じきるとは今後が楽しみな俳優です」と大絶賛。岡田さんは純粋だが芯の強さを感じさせる眼差しで、少年の心の複雑な深淵を演じ切っている。『望み』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年09月10日小栗旬と星野源が初共演、興奮冷めやらぬまま終了したドラマ「MIU404」の野木亜紀子脚本で描くベストセラー小説の実写化『罪の声』。今回、日本中を震撼させた未解決事件の“真相”へと迫る最新場面写真16点が一斉に解禁された。監督は、『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『麒麟の翼』『ビリギャル』など、数々の大ヒット作を手掛けてきた土井裕泰。脚本は、「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」などで土井監督とタッグを組み、「フェイクニュース」や「アンナチュラル」「MIU404」でリアルな社会問題を脚本に落とし込んできた野木氏が担当することでも話題。解禁された場面写真では、未解決事件の真相を追うため、主人公の新聞記者・阿久津(小栗旬)が東京・大阪・京都・岡山など日本各地、果てはイギリスのヨークまで飛び回り、取材する姿が写し出される。その一方、曽根(星野源)が、自分の声を脅迫テープに使われていたことを知る緊迫の場面や、妻の亜美を演じる市川実日子との家族団らんの場面写真も。また、先日9月4日(金)に最終回を迎え、多くのファンが「ロス状態」に陥っている「MIU404」で共演した星野さんと橋本じゅんの2ショット写真も必見。さらに、松重豊、古舘寛治など、同じく野木脚本作の常連メンバーたちの姿もあり、各作品で輝いてきた彼らが、今作でも存在感を発揮してくれそうだ。『罪の声』は10月30日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:罪の声 2020年10月30日より全国東宝系にて公開©2020「罪の声」製作委員会
2020年09月09日綾野剛と星野源がW主演、2人が演じる初動捜査のプロフェッショナルたちの活躍を描いてきた「MIU404」が9月4日の放送で最終回を迎えた。綾野さんと星野さん、2人と敵対する久住を演じた菅田将暉の演技に多くの視聴者からの反応が集まっている。本作は警視庁が働き方改革の一環で作ったという設定の、4番目となる機動捜査隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」の刑事たちの物語。綾野さんが機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく刑事の常識にも欠ける伊吹藍役で、星野さんが常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事の志摩一未役として出演し、岡田健史が警察庁刑事局長を父に持つ九重世人役で、橋本じゅんがベテラン機捜隊員・陣馬耕平役で、麻生久美子が機捜隊長・桔梗ゆづる役で、菅田さんが彼らの最大の敵となる久住役で共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は同時多発爆破テロの捜査の過程で陣馬がトラックに轢かれ意識不明に。志摩はナウチューバー・REC(渡邊圭祐)と手を組み独自に久住をあぶり出そうとし、久住が東京湾マリーナに潜伏してることを突き止める。伊吹は志摩の会話を盗聴し久住のもとに乗り込むが、逆に捕われ、伊吹を追った志摩も同様に捕われの身となる。久住は2人を海に捨てようとするが、意識を取り戻した伊吹と志摩はクルーザーを脱出。陸に戻った久住を追い詰める…というストーリーが展開した。視聴者からは「余韻がすごい。最高だった」「今までのドラマで三本の指に入る。傑作ドラマ」などの声とともに早くも「シーズン2も是非お願いします!」「来週も続くかのようだった、続編期待」と続編希望の声も上がる。「綾野剛の柴犬みたいな笑顔と自然体な演技に癒されたし、星野源のクールでキレッキレなのにナチュラルかつ繊細な演技にしびれました」「星野源と綾野剛の演技ちょっと凄すぎて言葉が出ない」など主演の綾野さんと星野さんに対する賛辞も多数。また“ラスボス”久住を演じた菅田さんには「眼の雰囲気の変化が凄すぎてさすが」「菅田将暉の目の演技凄すぎた引き込まれた」「悪の久住の目の奥と終わりだ…って吹っ切れた時の落差がとんでもない」など、逮捕された瞬間に変化する目の表情をはじめとしたその演技力に驚嘆の声が相次いでいる。(笠緒)
2020年09月04日