それぞれ5歳より三味線を始めた吉田兄弟。1999年にアルバム『いぶき』でメジャーデビューし、津軽三味線ブームを巻き起こした。その後もアメリカ・ヨーロッパなど世界各国での活動や、EXILEやMONKEY MAJIK、海外アーティストたちとのコラボレーションなど、日本の伝統芸能の枠を超えて活躍中。来年11月に迎えるデビュー20周年を前に、新たなツアーに挑むふたりに話を聴いた。今回開催中のツアー「三味線だけの世界」は、兄弟ふたり、三味線2丁だけの構成。原点に戻り、新曲を含むオリジナル曲や、観客にも人気の高い民謡『津軽じょんがら節』を演奏する。「三味線だけがより鮮明に聴こえるからごまかしようもなくて(笑)。僕らにとっては修行のようなコンサートですが、三味線の可能性を今まで以上に見せていきたいです」(兄・吉田良一郎)今年のツアーには新たに「JAPAN VALUE PROJECT」というテーマが加わった。今回は島根県浜名市の石州和紙(石州半紙がユネスコの無形文化遺産に認定)にスポットを当て、このツアーの為に職人に漉いてもらった石州和紙をスクリーンほか舞台美術に使用している。「2003年の全米デビュー以降は海外活動が増えたこともあって“和”と“洋”のコラボが多かったんです。ここ最近は、津軽三味線と“フロム・ジャパン”や“メイド・イン・ジャパン”のもの、つまり“和”と“和”を組み合わせることによって、より強く“日本の良さ”を発信していきたいと思うようになりました。このプロジェクトもそのひとつです」(弟・吉田健一)今は学校教育でも和楽器が導入されており、ダンスの授業や運動会で彼らの楽曲が使われることも多いという。また、パルクールという人気スポーツとコラボした動画はYouTubeで1600万回以上再生され、世界的にも注目度が高いことがわかる。このように“和”への関心が高まってきた中で2020年の東京オリンピックを迎えることができるのは「世界に“和”の総力を見せる絶好のチャンス」と熱く語ってくれた。この年末には、吉田兄弟を始めとした若手奏者だけでの世界初の三味線フェス『SHAMI FES 2018』が東京で開催される。津軽三味線の世界は若い奏者も増えてきて勢いがあると感じていると語るふたり。「他の和楽器界も引っ張っていけるような存在になりたい」と意気込む。若い三味線奏者には九州出身者も多く「昔から三味線の音色に慣れ親しんできた東北の人とは、また違った新鮮さがあるのかも」。九州でのライブはいつも観客の反応が熱いと笑顔で口を揃える。「“お兄ちゃん”、“弟”、って名前で呼ばれないんですけど(笑)、よく声をかけていただきます。今回も津軽三味線の響き、そして兄弟バトルを楽しみに来てください」公演は2月28日(木)に福岡シンフォニーホールにて開催。チケットは発売中。
2018年12月07日人気雑誌の表紙や挿絵などを手掛けるメルボルン出身のアーティスト・イラストレーター、エイドリアン・ホーガン(Adrian Hogan)の個展「Adrian Hogan Solo Exhibition "Slow Burn" Drawings from 2013~2018」が開催。12月4日から20日まで代官山のMONKEY cafe & galleryにて行われている。エイドリアン・ホーガンは、『POPEYE』や『Casa BRUTUS』などの人気雑誌の表紙や挿絵、スターバックスといったレストランやアパレルショップの壁画などを手掛けるメルボルン出身のアーティスト・イラストレーター。鮮やかな色彩や日本大好き外国人ならではのウイットな表現で多くの人々を魅了している。今回は、活動拠点を東京に移して6年、雑誌や広告などのクライアントワークの原画や、パーソナルなスケッチに加え新作も発表。普段なかなか原画を見ることができない彼のアーカイブを堪能できる。【展覧会情報】Adrian Hogan Solo Exhibition "Slow Burn" Drawings from 2013~2018会期:12月4日〜12月20日会場:MONKEY cafe & gallery住所:東京都渋谷区猿楽町12-8時間:10:00〜19:00
2018年12月06日グリーンルームフェスティバル’19(GREENROOM FESTIVAL’19)が、2019年5月25日(土)と26日(日)の2日間、横浜・赤レンガ地区で開催される。⽇本最⼤級のサーフカルチャーフェスティバル⽇本最⼤級のサーフカルチャーフェスティバル として、毎年多くの人々で賑わいをみせるグリーンルームフェスティバル。“ビーチを後世に残していこう”という思いに端を発し、「Save The Beach、Save The Ocean」をコンセプトに掲げ、世界中の音楽、アート、フィルムを通して、海やビーチのライフスタイルとカルチャーを伝えていく。国内外の注目アーティスト集結!海外アーティスト2019年も、国内外から豪華なアーティストが集結。海外からは、甘い歌声で高い評価を得ているトム・ミッシュ(Tom Misch)が登場。ビートメイカーやプロデューサー、シンガー・ソングライターなど多彩な才能を持つ若干20歳のロンドンの天才が、ノスタルジックなメロディーと甘い歌声を響かせる。また、イギリス出身のシンガーソングライター・コリーヌ・ベイリー・レイ(Corinne Bailey Rae)も参戦。グラミー賞にノミネートされた、ソウルフルかつ優しい歌声で観客を魅了する。加えて、米・テキサス出身の新世代ソウル・シンガーであるレオン・ブリッジズ(Leon Bridges)や、過去にグラミー賞にノミネートされ、ビルボードでトップ5にランクされるなど、実力派の世界的オルタナティヴ・ロックバンド、スウィッチフット(SWITCHFOOT)、ファンク、スカ、レゲエなどをミックスしたロサンゼルス出身のバンド・フィッシュボーン(FISHBONE)もステージに登場する。さらに、アヴィーチーのシングル“Wake Me Up”のヴォーカルとして知られるカリフォルニアのシンガー・ソングライターのアロー・ブラック(Aloe Blacc)も要注目のアーティストだ。国内アーティスト日本からは、2018年にデビュー20周年を迎えたクレイジーケンバンドや、Chara、KICK THE CAN CREW、EGO-WRAPPIN’、ORIGINAL LOVE、Nulbarich、竹原ピストル、HY、Yogee New Wavesらが出演。また、KREVA、King Gnu、Caravan、YOUR SONG IS GOOD、安藤裕子といった面々もステージを盛り上げる。人気DJが多数参戦DJ陣には、「Kyoto Jazz Massive」「Kyoto Jazz Sextet」の沖野修也や「MAJOR FORCE」の⾼⽊完 & K.U.D.O、 DJ HASEBEといったベテラン勢をはじめ、水原希子の妹でありモデルとしても活躍するYUKA MIZUHARAら若手実力派DJも参戦する。【詳細】グリーンルームフェスティバル’19開催日:2019年5月25日(土)、26日(日)開催場所:横浜・赤レンガ地区野外特設会場アクセス:JR・市営地下鉄「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分JR・市営地下鉄「関内駅」より徒歩約15分みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分「みなとみらい駅」より徒歩約12分※ 休日は駐車場及び近辺道路が大変混雑するため、車での来場は控え、電車・バス等の公共機関の利用を推奨。■出演アーティスト(最終)・25⽇(⼟) Leon Bridges / FISHBONE / SWITCHFOOT / Allah-Las / クレイジーケンバンド / THE BAWDIES / KICK THE CAN CREW / The BONEZ / Nulbarich / King Gnu / Caravan / Yogee New Waves / 向井太⼀ / SIRUP / jizue / NakamuraEmi / ReN / TRI4TH / AmPm / 中村佳穂 / DÉ DÉ MOUSE / 沖野修也 (Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet) / ⾼⽊完 & K.U.D.O (MAJOR FORCE) / リベラル(SANABAGUN.) / grooveman Spot / やけのはら / YonYon / YUKA MIZUHARA・26⽇(⽇) Tom Misch / Aloe Blacc / Corinne Bailey Rae / Tommy Guerrero / Chara / EGO-WRAPPIN’ / KREVA / ORIGINAL LOVE / OAU (OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND) / YOUR SONG IS GOOD / ⽵原ピストル / 安藤裕⼦ / HY / KANDYTOWN / TENDRE / FIVE NEW OLD / LUCKY TAPES / ichikoro / yahyel / ビッケブランカ / RIRI / MAJOR FORCE / BAKU(KAIKOO) / 野崎良太(Jazztronik) / DJ HASEBE / DISCO MAKAPUʼU / MONKEY TIMERS (DISKO KLUBB) / TSUBAME (from TOKYO HEALTH CLUB) / Minnesotah (KANDYTOWN) / MASATO (KANDYTOWN)■出展アーティスト ※アートセクション(赤レンガ倉庫2Fギャラリーエリア)Yusuke Hanai / Matthew Allen / Luke Taaffe / Jonas Claesson / Aaron Rathbone / Max Stewart Heather Brown / Kris Goto / Bree Poort / Thomas Lodin / Koji Toyoda / hi-dutch / Sho Watanabe / Ryuji Kamiyama/ Keeenue / Jonas Glass 他■一般チケット発売日:2019年4月1日(月)販売場所:オフィシャルウェブストア、プレイガイド価格:1日券 11,730円(税込) / 2日券 19,000円(税込)
2018年12月03日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「タイアップ曲と自分の曲」です。ニュースなどでご存じの方も多いでしょうが、そろそろ私、岡崎体育が現在放送中のNHK連続テレビ小説『まんぷく』に出演します。「どうも、朝ドラ俳優の岡崎体育です」って、いやマジでこれはすごいことで、非常に貴重な体験をさせていただきました。僕が演じたのは進駐軍の男です。長谷川博己さん演じる萬平さんが進駐軍に逮捕されるんですが、そのときの看守役。カリフォルニア生まれで片言の関西弁を話す日系二世です。そもそもこのキャスティングは、NHKさんの勘違いからはじまります。僕の楽曲には「Natural Lips」という英語風の曲があったりするので、普段から僕は英語のええ発音を心がけています。それがなにをどう間違って伝わったのか、岡崎体育は英語できるやつ、いわゆる“英ぺキャラ”として選ばれてしまったんです。打ち合わせの際、「僕は英語がしゃべれません」とはっきり申し上げたら「えっ、ご、ご堪能じゃない!?」と、とてもびっくりされました。結局、英語指導の方に発音の音源をいただいて、必死に練習することに…。思い込みって怖いですね。現場には出演者としてMONKEY MAJIKのお二人もいたので、指導の先生と一緒に英語の指導鞭撻をきっちりいただいて、NGもださずに撮影は無事、終了しました。それにしてもプロの役者さんは本当にすごいです!僕は俳優業は初心者なので“本読み”とか言われても、ライブのリハくらいのイメージで、流れを確認する感じ?とゆるく思っていたんですが…。みなさん一言一句、魂を込めてセリフをおっしゃる。橋爪功さんとかマジすごかったな…。これ、そのまま本番やんと思ってしまいました。いつもと違うクリエイティブの現場を体験できたことは、めちゃくちゃラッキーですし、いい刺激をいただいたなと思っています。それと同時に、本業をしっかりやらないと、と気持ちも引き締まりました。お芝居でも高く評価されているミュージシャンの方々ってたくさんいますけど、でもそれってやっぱりミュージシャンとしての足場をしっかり持っているからこそ、ファンの方々が俳優としても応援してくれると思うんですよね。音楽という基礎があるから役者としてもより魅力的にみえる。僕も他に類をみない、この憎めない系ぽっちゃり三枚目キャラを最大限に活かして、ハリウッドデビューできるまでがんばりたいと思います。おかざき・たいいくJINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」開催中。12/1(土)札幌市民ホールほか、全国7か所にて。来年の6/9(日)さいたまスーパーアリーナ単独公演も決定!※『anan』2018年11月28日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年11月25日10月19日(金)にオンエアされるテレビ朝日系「ミュージックステーション 2時間スペシャル」に人気ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」が出演。映画『億男』の主題歌「話がしたいよ」をパフォーマンスする彼らのために映画で主演を務める佐藤健と高橋一生が駆けつける。1999年デビュー、2002年に発表したドラマ「天体観測」挿入歌の「天体観測」が大ヒットすると、その後も『ALWAYS 続・三丁目の夕日』主題歌の「花の名」をはじめ、『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団』の「友達の唄」、映画『ガッチャマン』主題歌の「虹を待つ人」、『寄生獣』シリーズには「パレード」「コロニー」など映画、ドラマ、アニメにゲームとあらゆるジャンルに楽曲を提供、作品を音楽で彩ってきた「BUMP OF CHICKEN」。今回、彼らは映画『億男』のためにメンバーの藤原基央(Vo,G)が書き下ろした新曲「話がしたいよ」をパフォーマンス。それに併せて『億男』に出演する佐藤さん、高橋さんも登場する。超人気バンドと超人気俳優2人のコラボは必見だ。2回目の登場となるジェジュンはアニメオープニングテーマ曲となっている「Defiance」をテレビ初披露。また、以前からファンと公言しているHYDEとも共演!会う機会があったものの、偉大すぎる存在に恐縮しきりだったというジェジュンさん。今回の共演で、そのときのリベンジを果たすことができるのか!?緊張の面持ちでアーティスト席に座るジェジュンさんの姿をお見逃しなく。また「嵐」はメンバーの相葉雅紀が主演するドラマ「僕とシッポと神楽坂」主題歌で、56枚目のシングルとなる「君のうた」を披露。「MONKEY MAJIK」は同郷の芸人「サンドウィッチマン」とコラボした楽曲「ウマーベラス」を引っさげ出演、番組初登場となる「サンドウィッチマン」に注目だ。また「King&Prince」はメンバー出演の人気ドラマ主題歌「Memorial」を、「E-girls」は岩田剛典と杉咲花がW主演する『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の主題歌「Perfect World」を披露。佐藤さん、高橋さんが共演し「BUMP OF CHICKEN」が主題歌を手掛けた映画『億男』は、兄の借金を返済し続ける主人公が家族にも家を出て行かれ失意のなか3億円の宝くじに当選。しかしその後の人生に不安を抱き親友に相談するが、その友人が3億円と共に姿を消す…というストーリー。3億円が当選する図書館司書の一男を佐藤さんが、一男の大学時代の親友で起業して億万長者となった九十九を高橋さんが演じている。映画『億男』は10月19日(金)より全国東宝系にて公開。「ミュージックステーション 2時間スペシャル」は10月19日(金)20時~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)■関連作品:億男 2018年10月19日より全国東宝系にて公開©2018映画「億男」製作委員会
2018年10月19日先日放送が決定した「世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編」の第2弾ラインナップがこのほど発表。国仲涼子が主演する不思議で不気味なファンタジードラマ「あしたのあたし」を放送することが分かった。■「あしたのあたし」ストーリー本作は、35歳の主婦・斉木香織が主人公。刺激のない退屈な生活を送っていた香織は、夫・拓也ともすっかり倦怠期に入り、トキメキとはほど遠い状況。そんなある日、香織のスマホ画面にバナー広告らしきものがポップアップされ、そこには“あしたのあたし”という文字が…。興味本位でアクセスすると、いきなり香織本人の姿が画面に現れ、映画の予告編のような動画が流れる。元カレで医者の小野寺修二と再会を果たす香織。“元カレとの再会”、“神様もう一度恋をしてもいいですか?”と、まるでラブストーリーのような展開。もう一度再生しようとするも再生はできなかった。そして翌朝、目の前に修二が本当に現れた。“あしたのあたし”動画で予告されたことが翌日現実に起こる。そんな不思議なことが幾度となく繰り返され、香織は元カレ・修二と急速に接近。“最終回”で事態は急展開。想像を絶する“まさか”の結末が――。■国仲涼子、「世にも奇妙な物語」初主演!主人公・斉木香織を演じるのは、連続テレビ小説「ちゅらさん」のヒロインを務め、その後も様々なドラマに出演した国仲さん。本シリーズには、2011年放送「世にも奇妙な物語 21世紀 21年目の特別編」の一遍、「PETS」に出演。今回シリーズ7年ぶり2度目の出演で、初主演を務める。■産後復帰第1作目は「刺激的で面白い話」今年、第二子を出産し、今作が産後復帰第1作目となる国仲さんは、「わたしも主婦なので、こういう主婦の身に起きる奇妙なストーリーは、刺激的で面白い話だなと思いました」と言い、「映画の予告ってとってもかっこいいし、ドキドキしますよね。きっと一度は“予告の中のヒロインになれたらな”“主人公が私だったらな”と空想することってあると思うんです。普段、客観的に自分の生活を“物語”として見ることはないと思うので、“予告の中に自分が主人公として登場する”という題材が面白いと思いました」と本作についてコメント。また、「見ている人の捉え方によって色々な見方ができる作品なんだと思います。元カレに偶然再会して、しかもデートまでしちゃって…。全体的にひやひやするんじゃないかな(笑)。ぜひ楽しんで見てもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せている。■元カレ役は忍成修吾国仲さんのほかにも、忍成修吾が元カレ・小野寺修二役。元「アイドリング!!!」の森田涼花、俳優・渋谷謙人も出演。演出は「THE YELLOW MONKEY」など様々なアーティストのMVを手掛けてきた高橋栄樹が務める。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編」は11月10日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月19日●吊るし上げ? 好感度上げ?9月28日より、「HiGH&LOW」プロジェクトのスピンオフ映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』が3週間限定で公開される。プロジェクト初期のドラマシリーズから中心キャラクターとして人気を博してきた山王連合会のダン・テッツ・チハル3人組による、「ケンカ0、笑い80、感動20」なロードムービーだ。「HiGH&LOW」シリーズは、昨年秋公開の『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』で“第1世代”の物語に幕を下ろし、今後は次世代に主軸を移行していくことが示唆されている。本サイトでは、今回の「DTC」映画公開にあたり、山王連合会の“第2世代”となるテッツ役・佐藤寛太(劇団EXILE)と、チハル役・佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)にインタビューを敢行。LDHの後輩でもある彼らに、先輩・ダン=山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)の“欠席裁判”開廷を持ちかけてみた――。○後輩の面倒見がすごく良い――今日はダンさんが不在なので、後輩であるお二人が、普段ダンさん=山下さんに思っているけど言えないことを聞いてみたいな、と。いわば欠席裁判ですね。佐藤寛太(以下、寛太):吊るし上げますよ!――映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』を拝見して、他媒体でのインタビューも読ませていただきました。監督の平沼紀久さんは大樹さんとの対談で「ここぞというところではダンで笑いを取りたいけれど、実は3人の中でダンが一番のかっこつけ」「ダンは三枚目という意識はあるけど、スイッチが入るとかっこよくいたいと思うみたいで、それを見るのがまた楽しい」(白夜書房『Audition blue』2018年10月号)とおっしゃっていました。大樹さんや寛太さんから見ても、山下さんにはそういうところがあるんでしょうか?寛太:へー! そうなんですか? それはわからなかったですね。佐藤大樹(以下、大樹):「もっとこうしてほしい」と言った時に、健二郎さんが「いや、僕はこう思うんですよね」ってかっこよく見える方向に持っていきがち、という話でしたね。ノリ(平沼紀久)さんからそう聞いても、僕らはあんまりわからないんですよ。ただ確かに、以前HIROさんが「三代目のMVを見ていても健二郎が映ると少し笑っちゃう」と話していて、そのときはわからなかったんですけど、今になってちょっとわかるというか。「あ、ダンさんだ」と思うマインドが入っちゃうところはありますね。――それは「HiGH&LOW」ファンとして少しわかる気がします。後輩から見てもそうなんですね。寛太さんはどうですか?寛太:僕は健二郎さんに対しては本当に思うところがないんですよね。ひたすら「お世話になってる」しかない。大樹:さっき「吊るし上げますよ!」って言ってたじゃん。寛太:めちゃくちゃいい人なんですよ。後輩の面倒見もすごくよくて、撮影の後もスケジュールが合えば時間作って「飯行こう」って言ってくださいますし。このあいだも完成披露試写会(「PKCZ®×DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW 完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW」)のリハのとき、大樹くんは来れなかったんですけど、将康(八木将康/劇団EXILE)さんと一緒に連れてってもらいました。面倒見が良すぎて、ツッコむところがないんですよね。大樹:あ〜、これは好感度上げようとしてますね。寛太:健二郎さんが?大樹:お前がだよ!寛太:えー、なんのことですか?(とぼけ顔)●山下健二郎のかわいいところは「すぐ寝ちゃう」○グループの裏話で盛り上がることも――大樹さんはEXILE兼FANTASTICSですし、寛太さんは劇団EXILEです。山下さんは三代目J Soul Brothersなので、直属の先輩ではないですよね。いってみれば“斜め”の関係ですが、それはDTCで動くときに何か影響はありますか?大樹:だからやりやすいんですよね、たぶん。全員が全員、同じグループじゃないから。毎日会っているわけじゃないからこそ、リハやプロモーションで会うときも楽しみですし。それと、やっぱり僕らも人間なので、各々のグループの裏話というか、「最近どう?」「そっちはどうですか?」という話で盛り上がるんですよ。そういうノリが、DTCにも活きていると思います。寛太:それでいうと、普段は別々で活動していて、健二郎さんが一番スケジュールが空いてないんですよ。だから僕ら2人で集まって準備することが多いんですけど、健二郎さんはリハが嫌い。大樹:嫌いだねー。僕らは不安なんで何回もやりたいタイプなんですけど、健二郎さんはめんどくさがりですね。寛太:いや、「僕ら」って言ったけど、僕もリハ苦手です。大樹:あ、そうだね。寛太がいちばん苦手だね(笑)。僕は結構入念にやりたいんですけど、健二郎さんは本番一発でできちゃうんですよ。それがうらやましい。あとはなんだろう……あ、「やたらとバイクのシーンを入れたがる」。寛太:たしかに!(笑)大樹:正直、乗り慣れてないから、バイクのシーンはめちゃくちゃ怖いんです。寛太:大樹くん、本番でもエンストしてましたからね。寛太:そう、苦手なんですよ。でもダンさんが言うならやります。ダンさんが「右」っていったら僕らは右行きますから。○夢の中でもセリフを…――逆に、後輩から見て「かわいい」と思うところはどんなところですか?寛太:いつの間にか寝てるところですね。大樹:それはある!寛太:本当に、「5秒前まで話してませんでした!?」みたいな感じで寝ちゃうんです。大樹:Huluで配信した「HiGH&LOW THE DTC」を撮ったとき、2日で全11話撮るっていうタイトなスケジュールだったんですよ。寛太:3日です。大樹:3日だっけ……細かいな(小声)。健二郎さんはちょうど三代目さんのツアーの時期だったので、寝てなかったみたいで。冬で、ストーブの前で読み合わせをしてたら、だんだん健二郎さんのセリフだけモゴモゴなっていくんですよ。パッと見たら、しゃべりながら寝落ちてました。でもちゃんとセリフは返ってくるんです。夢の中でも言ってるんでしょうね。寛太:あれは動画撮っときゃよかったですね。○みんな「コブラから目配せされてる」?――以前に大樹さんは、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』での山王連合会分裂の際、「チハルは本来コブラ(岩田剛典)側だけど、ダンとテッツだけにしたら収拾がつかなくなってしまうから、コブラとの間で『こっちは任せてください』と目配せでのやり取りがあった」「山王連合会でいうコブラの役割をDTCではチハルが担う」とお話されていましたよね(『サイゾーPremium』18年3月8日)。寛太:だいぶ大口叩きましたね。大樹:うるせぇな(笑)。――それでいうと寛太さんは、DTCにおけるテッツは山王でいう誰にあたると思いますか?寛太:うーん、ノボル(町田啓太)さん的な面もあるとは思いますけど、やっぱりヤマト(鈴木伸之)さんですね。――なぜですか?寛太:テッツもずっとバカなんで(笑)。いや、それより、大樹くんがコブラさんっていう話が気になる。大樹:気づいてないだけだよ。台本の読み込みが甘いんじゃない?寛太:俺も4年間演じてるんですけど……。髪の色だけじゃなくて?大樹:違いますよ。『END OF SKY』でのコブラさんとチハルの目配せに、寛太は気づいてない。寛太:いや、コブラさんからの目配せは俺にもありましたよ。大樹:ないない。寛太:ありましたって!大樹くんが気づいてないだけですよ。コブラさんはああいうシーンで、ちゃんと仲間全員に目配せするんで。大樹:重さが違う、天秤にかけたら俺が勝つ。――全員に「俺が目配せされた」と思わせるコブラがデキる男ですね(笑)。今回の『DTC -湯けむり純情篇-』には、達磨ベイビーズ(水野勝、田中俊介、守屋光治、井澤勇貴)やSMG(廣瀬智紀、松田凌、西川俊介、西村一輝)も出演していて、SWORD第2世代の始動といえる作品だと思います。でもダンさんは、コブラやヤマトと同世代で、厳密には第2世代とはいえない気がするんですが。大樹:ダンさんは実は第2世代でもないですね。1.5というか。寛太:もともと僕たちの教育係だったのが、ミイラ取りがミイラになる感じでこっちに降りてきた。――平沼監督も「山王連合会はチハルとテッツという次の世代が中心にいる」と発言されていました(同『Audition blue』)。大樹:今回の映画の中で、チハルとテッツが山乃湯で「コブラさんたちが引退したら、次は俺たちの代になるよな」って話すシーンがあるんですが、これはダンさんの前ではしない話なんですよね、たぶん。2人きりだからする話であって。寛太:一応、先輩だとは思ってるんですよ。仲間だけど先輩っていう、絶妙な距離感があります。●今後、ダンさんの身に起こってほしいこと○全力で困ってほしい――では今後、先輩であるダンさんの身にどんな出来事が起きたらおもしろいと思いますか?大樹:「冤罪」ですね。寛太:寝て起きたら記憶がなくて、みたいな。大樹:冤罪で指名手配されて、「ヤバい、俺やってへんのに!」。寛太:「ヤバい、死ぬかもしれん!」。『ハングオーバー!』みたいに、全力で困ってほしいです。大樹:もしくは、人質になるとかね。それをバカな僕らや縦笛兄弟も一緒になって解決するようなストーリーをやってみたいです。あと、美人局に遭うダンさんも見てみたいな〜。■佐藤寛太1996年6月16日生まれ、福岡県出身。2015年より劇団EXILEメンバーとして活躍している。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』(16)に出演し、『イタズラなKiss THE MOVIE』シリーズ(16)で初主演を務めた。2018年は映画『わたしに××しなさい!』が公開した他、公開待機作に『走れ! T校バスケット部』(11月3日公開)、『家族のはなし』(11月23日公開)、『jam』(12月1日公開)、『今日も嫌がらせ弁当』(2019年公開)がある。■佐藤大樹1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。11年、FUNKY MONKEY BABYSの「ラブレター」のMVに出演し俳優デビュー。14年EXILEに加入、17年にはFANTASTICSとしても活動を始め、12月5日にデビューシングル「OVER DRIVE」が発売される。俳優としても活躍の場を広げており、出演作にTVドラマ『シュガーレス』(12)、『俺たちの明日』(14)、『ワイルド・ヒーローズ』(15)、『HiGH&LOW』(16-17)、『錆色のアーマ』(17)など。2018年には映画『ママレード・ボーイ』、『センセイ君主』と出演作が立て続けに公開されている。○佐藤寛太&佐藤大樹 サイン入りチェキプレゼント佐藤寛太さん&佐藤大樹さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2018年9月27日から2018年10月2日23:59まで■当選人数:1名様○応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ株式会社 ニュースメディア事業部事業推進部長 news-personal_data@mynavi.jp
2018年09月27日10月からスタートする連続テレビ小説「まんぷく」に、人気若手実力派俳優の菅田将暉が出演することが決定。ほかにも、11月下旬からの物語の中盤を彩るバラエティ豊かなキャストが決定した。本作はチキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルに描いたヒューマンドラマ。主人公・福子役を安藤サクラ、夫・萬平役を長谷川博己が務めるほか、松下奈緒、要潤、松坂慶子らが出演。主題歌は「DREAMS COME TRUE」が担当することでも話題だ。菅田将暉、“東京弁”の弁護士役先日、最終回を迎えた山田孝之とのW主演ドラマ「dele」も好評だった菅田さん。今回彼が演じるのは、理不尽な理由で逮捕され有罪となった萬平を助けるために、福子が依頼した弁護士・東太一。事務所を開いて2年目と経験は浅いが、東京帝大法学部を首席で卒業した優秀な頭脳と、強い正義感を併せ持つ。「久々の朝ドラだ!しかも以前お世話になった方々がたくさんいる!」と今回の出演決定に心躍らせる菅田さんだが、「大阪が舞台のドラマなのに僕ひとり東京弁。しかも弁護士、若き秀才…」とその役どころに不安げな様子。しかし、「ひとつも気が抜けない環境の中ですが、武力を捨て弁論で戦っていこうとする人たちを少しでも風当たりのよいところへ連れていってあげられるように、微力ながら頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。「MONKEY MAJIK」&岡崎体育、朝ドラ初出演ほかにも、萬平たちを逮捕する進駐軍の兵、ハリー・ビンガムとジョナサン・メイ役に、4ピースロックバンド「MONKEY MAJIK」のメイナード・プラント(Maynard)とブレイズ・プラント(Blaise)。2人は今作で連続テレビ小説初出演を果たす。そして、萬平たちを見張る大阪なまりの日本語を話す日系人兵士、チャーリー・タナカ役には、テレビドラマ初出演のシンガーソングライター・岡崎体育が抜擢された。メイナード・プラント&ブレイズ・プラント コメント日本中で親しまれているNHKの連続テレビ小説に出演をさせていただけること、そして「まんぷく」チームに加われることを光栄に思います。萬平率いる仲間たちを問い詰めるシリアスな役どころですが、今回は役者として、チームと共に物語を盛り上げていきたいと思っています。岡崎体育 コメント「存在するだけで鼻につく」という天性の才能を活かして、生意気なキャラクターを演じられるよう尽力しますので、温かい目と冷ややかな目の両方で見守っていただけると幸いです。連続テレビ小説「まんぷく」は10月1日(月)より毎週月曜日から土曜日、8時~NHK総合にて放送(全151回)。(cinemacafe.net)
2018年09月18日先日9月16日で芸能界を引退した安室奈美恵さんの歌手生活最後の1年に密着した「これで見納め!安室奈美恵引退スペシャル!!~最後の1年と最後の1日に独占密着~」が9月18日(火)今夜日本テレビ系でオンエアされる。1977年、沖縄県那覇市に生まれ沖縄アクターズスクールでレッスンを受けるなかでダンスに魅入られていき中学時代に「SUPER MONKEY’S」のメンバーに選出されると、1992年に「恋のキュート・ビート/ミスターU.S.A.」でCDデビュー。1995年にリリースした「TRY ME ~私を信じて~」がユーロビートブームに乗ってヒットすると、90年代を代表するヒットメーカー・小室哲哉プロデュースで「Body Feels EXIT」を発表、その後小室プロデュースでミリオンヒットを連発。彼女のファッションを真似る10代の少女が続出、ファッションリーダーとしても注目される存在となった安室さん。人気絶頂の1997年に結婚を発表、翌年出産すると歌手に復帰。2000年には九州・沖縄サミットで各国首脳を前に歌唱するなど国際的な舞台にも進出。小室プロデュースを離れるとセルフプロデュースで活動を続けこれまでシングル47枚、アルバム17枚をリリース。史上初となる10代、20代、30代、40代でのミリオン突破を達成するなど日本の音楽界に輝かしい業績を残すと、昨年、今年9月16日で引退することを発表した。本番組はアルバム『Finally』のレコーディングからPV撮影、昨年のラスト「紅白」の裏側から全国ラジオキャンペーンに、沖縄での凱旋ライブ、2月から始まった全国5大ドームツアーにアジア公演。この夏開催された安室展へのお忍び訪問まで「最後にできる限りの事を精一杯し、有意義な1年にしていきたい」と誓った彼女の「最後の1年」に密着。また人生初のドッキリ仕掛け人となった「イッテQ」の裏側なども公開されるほか、すでに伝説となりつつある沖縄ラストライブ「WE LOVE NAMIE HANABI SHOW 前夜祭 ~I LOVE OKINAWA/I LOVE MUSIC~」での模様もたっぷりお届け。そして“引退の日”の安室さんの姿にも独占密着。平成の時代を駆け抜けた安室奈美恵の25年の集大成を、日本テレビに残されている映像と独占密着でふり返る「これで見納め!安室奈美恵引退スペシャル!!~最後の1年と最後の1日に独占密着~」は9月18日(火)21時~日本テレビにて放送。(笠緒)
2018年09月18日音楽好きファミリーから圧倒的な人気を誇る「GREENROOM FESTIVAL」を手がけるGREENROOMがこの秋、新たなフェスを開催します!テーマは「音楽」「植物」「水」2018年9月1日(土)、2日(日)に、横浜赤レンガ倉庫特設会場で行われる「Local Green Festival」。「MUSIC(音楽)」、「GREEN(植物)」、「WATER(水)」をキーワードに「地球が綺麗になれば、もっと楽しく、もっと美味しく、生活が豊かになる」というコンセプトを掲げ、ライブはもちろん、グリーンマーケットやフードマーケットなどが楽しめる新しいフェスティバルです。おしゃれなグリーンショップが大集合!グリーンマーケットには各地の人気ショップが大集合。千葉県上総一ノ宮に本拠地を置く「Saboten Missile(サボテンミサイル)」や、神奈川県横須賀市の工房を拠点にグリーンコーディネートを発信している「gröna tred(グレナトレド)」、千葉県市川市に直営ショップを構えるハワイアングリーンショップ「LaniHawaii(ラニハワイ)」など、こだわりのお店が軒を並べます。ライブも豪華!ライブは3ステージ、2日間で約30組が登場。MONKEY MAJIKやDef Tech、birdなどのヒットメーカーから、グリーンなフェスにぴったりの大橋トリオやCaravan、お祭りムードを楽しめる在日ファンクやNICO Touches the Wallsといったバンドや……大沢伸一、ライムスターのDJ JINなどのレジェンドDJ、さらにはLicaxxxなどの新世代DJなどが会場を盛り上げます。もちろんご飯も美味しい!フード&ドリンクも忘れてはいけません。「ローカルフード」をテーマに、湘南の人気パンケーキショップ「LONCAFE(ロンカフェ)」や、牛乳や卵を使っていない「ヴィーガンプリン」と、自家製シロップで作るドリンク各種を提供する「TRIPLE R(トリプルアール)」など、家族みんなが美味しく食べられるお店が並びます。そのほか「GREENROOM FESTIVAL」でも人気の「キッズエリア」も設置。子どもと遊べるコンテンツも予定されているそう。また保護者1名につき小学生以下の子どもは1名無料というのも嬉しいポイントです。期待いっぱいの「Local Green Festival」。チケット情報や最新情報は公式HPをチェックして下さいね。【参考】Local Green Festival
2018年08月16日常識やルールに縛られてばかりいると、ふつふつと湧き上がる思いが心のなかに溜まってしまうもの。そこで今回は、そんな気持ちを一気に吹き飛ばしたいと思っている女子にオススメの衝撃が走る映画をご紹介します。それは……。観客を熱狂させる問題作『REVENGE リベンジ』!【映画、ときどき私】 vol. 175ヤングセレブのリチャードと不倫関係にあるジェニファー。ある日、砂漠地帯にある彼の豪邸を訪れ、2人だけの甘い休日を過ごそうとしていた。ところが、リチャードの狩猟仲間であるスタンとディミトリも現れ、徐々に不穏な空気が漂いはじめることに。セクシーなジェニファーを執拗に見つめるスタンは、自分の欲望が抑えられず、ついにジェニファーに襲い掛かってしまう。その後、混乱に陥るジェニファーだったが、男たちは助けるどころか、口封じのために崖から突き落とすのだった。ジェニファーは瀕死の重傷を負うものの、ふたたび立ち上がり、復讐を決意。対する男たちは、ジェニファーの息の根を止めるため、“人間狩り”を始めるのだった……。本作には、「血みどろ」「バイオレンス」「レイプ」「人間狩り」といった言葉が並び、とても女子が観るタイプの映画ではないと思われがちですが、実はこの作品は男性よりも女性のほうがアドレナリンが放出される作品。そこで、どのあたりが女子的な見どころとなるのか、監督と脚本を務めたフランスのコラリー・ファルジャ監督の解説ともに、各ポイントを探っていきたいと思います。ポイント1:監督が女性である!ストーリー内容やビジュアルからは、想像できないかとは思いますが、なんとこの作品は女性監督によるもの。ファルジャ監督は、本作で長編デビューをはたした新進気鋭の女性監督として注目を集めていますが、男性監督でも躊躇してしまいそうなテーマに真っ向から挑み、世界各国の映画祭でも「ド肝を抜かれた!」と話題となっています。―では、女性監督が避けそうな題材をあえて選んだ理由は何ですか?監督私はもともと映画の大ファンで、いろいろなジャンルの映画を観て育ってきたの。だから、今回の長編を作るにあたっては、そういった経験を踏まえたうえで、自分がどのような問題意識を観客に与えられるだろうかという思いがあったのよ。あとは、ビジュアル的にもすごく強い世界観を作りながら、自分のメッセージを伝えたいと考えていたの。それで、こういう作品になったんだけれど、バイオレンスという手法を使ったのは、アーティスティックなものを極端な方向で表したかったから。そして、自分の芸術的な思いを究極まで突き詰めていったときに、こういったジャンルが私にとってはしっくりくるなと感じられたの。だから、キャラクターたちも極限のところで自分の人間性を取り戻すような姿を描いているのよ。ポイント2:男目線ではなく、女目線で描いている!これまでは、男性ヒーローが復讐に立ち上がって戦うという男性からの目線で描かれたリベンジ・スリラーを数多く目にしてきたと思いますが、今回は真逆の展開。ヒロイン自らが命懸けで男たちに挑んでおり、そのたくましさには思わず惚れ惚れしてしまうほど。―なぜ、女性が主人公の復讐劇にしたのですか?監督通常のジャンル映画では、男性が女性のために復讐するというのはよくある話。でも、私が描きたかったとのはそういうものではなくて、あくまでも屈辱を強いられた女性が自分の手で屈辱を晴らすというものだったの。だから、そのためには、ジャンル映画やリアルな社会の慣習にとらわれることなく、女性自身が復讐を遂げていく姿を描くほうが大事だと思ったのよ。ポイント3:実は女性のほうがバイオレンスに強い!作品が進むにつれて過激さを増していくものの、女性のほうが男性よりも血や痛みに対する免疫が強いのか、目を背けるどころかどんどん続きが観たくなってしまうほど引き込まれてしまうはず。―男女でかなり反響が分かれると思いますが、そのあたりはいかがでしたか?監督今回感じたのは、女性のほうが意外とバイオレンスなシーンを避けずに、ちゃんと見てくれる気持ちの強さがあるということ。特にこういうタイプの映画のファンじゃなかったとしても、ただの残酷なシーンとらえるのではなくて、そこに流れている物語性のようなものに対して女性は共鳴しているということなの。だから、「女性は血に弱い」とか「暴力的なシーンに耐えられない」というのも、いまや単なる決まり文句みたいなものなのよ。実はトロント国際映画祭で、この作品を観て気絶してしまった人がいるんだけど、それがあとで男性だったとわかったときには、「ああ、やっぱりね」と思ったわ(笑)。そんなふうに、実際の女性は世間で思われているのとは違うんだということがわかって、私としてはすごくおもしろいことでもあったわね。ポイント4:ヒロインが美しすぎる!今回、主人公のジェニファーを演じているのは、モデルとしても活躍しているイタリア人女優のマチルダ・ルッツ。同性から見てもくぎ付けになってしまう完璧なプロポーションの持ち主ですが、徐々に強く成長していく姿には、思わず両手を挙げて応援してしまいそうになるほど。―今回、マチルダを抜擢した決め手は何ですか?監督ジェニファーを演じる女優には、2つのことが求められていたのよ。まずは、セクシーでかわいらしいロリータ的な要素があること。そしてもうひとつは、動物的なフィジカルを持っているかどうかということだったの。そういう意味で、マチルダはその2つを兼ね備えた女優だったといえるわね。しかも、本人は気づいていなかったけれど、撮影を進めていくうちに肉体から放たれるパワーも強くなっていたのよ。まさにジェニファーが変貌していくとの同じようにマチルダも変わっていったから、そういう部分が重なったのも作品にはいい効果が出たと思うわ。ポイント5:女性監督ならではの演出が冴えわたっている!一見、「男性に虐げられる女性の姿を見るのはつらいのでは?」と思いがちですが、レイプシーンの描き方や男性キャラクターが発するセリフなど、「男性監督だったらこうは描けなかっただろう」と思わされる部分は、女性にしか共感できないところ。―最後に、この作品で伝えたかった思いを教えてください!監督まず、私はこの作品で肉体を映したレイプシーンを見せる必要はないと感じていたんだけど、なぜならそれは今回のテーマではなかったから。じゃあどういうふうに見せようかと考えたとき、もっと心理的なレイプというところを重視して、このシーンを描くことが重要だったと考えたの。だから、ジェニファーが襲われる前に、男性から「すべての責任はお前にあるんだ」「お前がああいうことをしなければこうはならなかったんだ」みたいなことを言われてしまうんだけれど、それは肉体的なことよりもよりいっそう女性を辱める行為だと思ったのよ。あとは、クライマックスでリチャードが「俺に従っていれば勝ち組になれたのに、女はいつだって面倒な戦いを仕掛ける」というセリフを言うんだけれど、それも多くの男性が実は思っていることだったりするのよね。そうやって女性を黙らせることをよしとしている男性もいるけれど、女性からしてみれば、沈黙を強いられること自体が屈辱なこと。だから、そういった思いを込めて作ったのよ。以上、話題作『REVENGE リベンジ』を女子目線で楽しむポイントをご紹介しました。最強ヒロイン誕生の瞬間を目撃せよ!いまにも血の匂いが漂ってきそうなほど、超過激なのに最後まで目が離せないウルトラバイオレンス・スリラー!どんなに地獄に突き落とされても、不死鳥のごとく蘇る “美しすぎる復讐の女神” に、日々戦っている女子たちは自分を重ねてしまうかも。何かにリベンジを誓っているのなら、まずはジェニファーとともに、自らを鼓舞してみては?ヤバすぎる予告編はこちら!作品情報『REVENGE リベンジ』7月7日(土) シネマート新宿・心斎橋他にて全国順次ロードショー!配給:アルバトロス・フィルムⓒ2017 M.E.S. PRODUCTIONS - MONKEY PACK FILMS - CHARADES - LOGICAL PICTURES – NEXUS FACTORY – UMEDIA
2018年07月05日小説家・村上春樹の短編小説「ハナレイ・ベイ」が実写映画化。2018年10月19日(金)に全国の劇場で公開される。村上春樹の短編集『東京奇譚集』所収の一篇が実写化原作の「ハナレイ・ベイ」は、2005年に発表された、単行本と文庫で累計70万部を超えるベストセラー短編集『東京奇譚集』所収の一篇。ハワイのハナレイ・ベイで一人息子のタカシをサーフィン中の事故で亡くしたシングルマザーのサチを主人公に、普遍的な親子愛を描く人間ドラマだ。あらすじピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチは、息子タカシが、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。サーフィン中の事故で、大きな鮫に襲われて死んだという。サチはハナレイ・ベイに向かい、もの言わぬ息子と対面を果たした。息子の遺骨と共に日本へ帰ろうとした矢先、彼女はふと足をとめ、息子が命をおとしたハナレイ・ベイへと向かう。サチはチェアを持って海岸に行き、時折じっと海を見つめながら、本を読んで時間を過ごすこの「行為」は、10年もの間続いた。タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、同じ場所にチェアを置き、数週間過ごす彼女だが、決して海には近づかない。ある時、偶然出会った2人の若い日本人サーファーに息子の姿をダブらせるサチ。そんな時、2人からある話を耳にする。「赤いサーフボードを持った“右脚のない日本人サーファー”がいる」と…。主人公サチ役に吉田羊、その息子タカシ役に佐野玲於主演は近年多くの映画・ドラマに出演し、主演から脇役まで幅広い活躍を見せる女優・吉田羊。その息子で、サーフィン中の事故で早世してまうタカシ役には、佐野玲於。所属する音楽グループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」での活動だけに留まらず、『虹色デイズ』などの演技面でも注目を集める彼が、本作でも役者として鮮烈な印象を残している。また、サチがハナレイ・ベイで出会う日本人サーファー・高橋役を村上虹郎が務める。『トイレのピエタ』の松永大司が監督&脚本監督&脚本を務めるのは、RADWIMPSの野田洋次郎が主演を務めた映画『トイレのピエタ』や、THE YELLOW MONKEYのドキュメンタリー映画『オトトキ』を手がけた松永大司。ハワイはカウアイ島の神秘的に美しいハナレイ・ベイを舞台に、一筋の希望を探し求める女性の10年を感動的に描き出した。「私の代表作」吉田羊にとって転機となった『ハナレイ・ベイ』吉田は、『ハナレイ・ベイ』について「私の代表作になった」と話している。彼女にとって女優人生のターニングポイントと言える作品となったようだ。なぜなら、サチを演じるにあたって幾つもの大きな挑戦があったという。10年間をわずか1ヵ月の撮影期間で演じなければいかなかったことに加え、演じるにあたって撮影前に英語のセリフ、ピアノ演奏といった修得すべき技術が多かったこと。さらに、吉田に対する松永監督の演出は非常に厳しく、撮影は、「その感じは嫌いです」「そのアプローチはやめて欲しいです」など、サチを引き出すため、吉田のこれまで武器にしてきたものやアプローチを否定するところから始まった。厳しさのあまり、吉田は「この撮影が終わったら女優を辞めようかと思いました。」という言葉をこぼしている。しかし、吉田にとって松永監督の作品は念願だったこともあり、追い詰められながらもサチの10年を演じきった。そのため、カウアイ島のハナレイ・ベイでの撮影では、24時間サチとして生きるため、敢えて孤独な環境に身を置き過ごすことも厭わなかったそうだ。撮影後には「吉田さんにサチを演じてもらえて本当によかった。彼女はサチそのものだった」と松永監督もプロデューサーも絶賛の言葉を贈っている。これまで見たことのない新たな魅力を放つ吉田羊の姿にぜひ注目したい。作品情報映画『ハナレイ・ベイ』公開日:2018年10月19日(金)原作:「ハナレイ・ベイ」(新潮文庫刊『東京奇譚集』)村上春樹著脚本・監督・編集:松永大司出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類音楽:半野喜弘©2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会
2018年05月13日●マネージャーさんが興奮した『ママレード・ボーイ』漫画家・吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載されシリーズ累計発行部数1,000万部突破、アニメ化もされた人気作『ママレード・ボーイ』が満を持して実写映画化され、27日より公開された。両親のパートナーチェンジ再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希と、同い年の松浦遊の恋物語は多くの女性を惹きつけたが、さらに話題となっていたのは光希の同級生・銀太の存在。「遊派? 銀太派?」と、どちらの男子が好みか人気を二分した銀太を演じたのは、EXILEの最年少であり、FANTASTICSのメンバーとしても活躍する佐藤大樹だ。恋愛映画初出演という佐藤にインタビューした。○参考映像を集めるタイプ――『ママレード・ボーイ』という作品はもともとご存知だったんですか?最初は知らなかったです。お話をいただいたときにマネージャーさんが「すごい作品だよこれは!」と興奮していて、調べてみて伝説的な作品だと知りました。それから原作も読んでアニメも見たので、「銀太役が僕でいいのかな」という気持ちにはなりましたが、不安の反面、やり甲斐もあるし、絶対に頑張ろうと臨みました。――恋愛作品は初ということですが。初めての恋愛作品で、年齢的にも、今、やりたい役でした。すごく嬉しかったですし、完成した作品を観ても、今までにない役をやっている自分が新鮮でした。周囲の方から嬉しい言葉ももらうことができました。――最近は、LDHの皆さんもかなり恋愛映画に出てらっしゃるイメージがありますね。僕も、どんどんやりたいと思っています。会社としても壁はなくなってきていますし、先輩が出ている作品を観て研究もしました。――どんな作品を観て勉強したんですか?いっぱいあります! 廣木監督の『オオカミ少女と黒王子』も観ました。山崎賢人さんの作品や、先輩の岩田剛典さんの作品、ジャニーズさんの作品も、ありとあらゆる恋愛映画を観ました。もともと映画を観るのが好きだし、勉強も好きなんです。役作りのために、とことん自分で参考映像を集めるタイプなので、楽しかったです。――今までの作品でも結構そういう風に参考になる作品を観られてきたんですか?役が来るごとに、「違う自分になるためにはどうしたらいいんだろう?」と考えて、近い作品や監督の作品を観ています。監督のおっしゃる言葉も助けになるんですけど、自分で考えなければいけないところもたくさんありますし、いろいろな作品を見て吸収して反映させるのが、合っているのかなと思います。●レモンサワーに助けられた○グループの存在も知ってもらいたい――前からお芝居もしたいと言われていたそうですね。根っから表現することが好きなんです。お芝居は、普段の自分じゃない自分になれるんですよね。ライブは”自分”なので、役を演じることによって、普段着ない服や髪型、言葉遣いに挑戦できるのが大好きです。――今回の作品では、緊張したシーンや大変だったシーンはありましたか?テニスシーンの後、光希に告白したシーンと、公園のシーンはすごく緊張しました。銀太の見せ場だし、原作でも印象が強いシーンですよね。原作ファンの方が待っているシーンだとも思ったので、緊張しました。監督からも、理由のないNGを何度も出していただいたので、悩んだシーンでしたが、OKをもらった時には達成感を得ることができました。――ふだんはEXILE、FANTASTICSとしてご活躍されていますが、『ママレード・ボーイ』の出演が決まった時、メンバーはどのような反応でしたか?最初は「ついにやるんだ、恋愛映画」という感じでした。FANTASTICSのメンバー全員で試写に行ったら、みんな「変な気持ちだった」と言っていて(笑)。でもエンドロールで、「EXILE」「FANTASTICS」と名前が出てきたことに鳥肌が立つくらい感動しました。作品を通して、グループの存在も知ってもらえたら嬉しいです。――FANTASTICSさんの中では率いる側だと思いますが、銀太は少しコミカルな演技もあって、みんなに見られるのはもしかしたら照れる部分もあるのかな、と思いました。メンバーに、かっこ悪い姿を見られた、というのはあるかもしれないですね(笑)。普段の僕と違うところを見てもらえるのは、狙い通りなのでいいんですが、逆に「普段の大樹が出ていたね」と言われたので、それは今後の参考にしたいです。○「ママレード・サワー」を作って欲しい――佐藤さんは、遊と銀太だったら、どちらがかっこいいと思いますか?映画だったら、遊を選びます。原作だったら銀太を選びますね。シンプルに、亮くんがかっこいいです(笑)。俳優・吉沢亮としての格を存分に発揮されているなと思ったので、単純にすごいなと思いました。――自分が選ぶ視点で(笑)。実際に自分に近いのはどちらですか?絶対、銀太ですね! かっこ悪い部分、めちゃめちゃあるので。全然、プライベートでもあるんだろうなというところばかりでした(笑)。テニスや恋に一生懸命に走る姿は好きなところで、ダンスを始めた頃の自分に似ていて、応援したくなりました。――普段も集団で活動されていて、映画もたくさんの人たちと作られていくと思いますが、コミュニケーションの取り方などで気をつけたことはありましたか?同世代ということもあって、入り口は戸惑うんですけど、今回は「レモンサワー」に助けられました(笑)。監督と亮くんが食事に行く時に、僕も誘ってもらったんですが、亮くんは2度目の座組だったのでもう監督と仲が良くて。僕は初めてだったのですが、やっぱりEXILE=レモンサワーというイメージがあったので、その話で盛り上がりました。そのきっかけをくれたのも亮君だったんですよ。――『ママレード・ボーイ』で「レモンサワー」に助けられたって、なんだかいいですね。感謝しました! いつか「ママレード・サワー」を作ってほしいです(笑)。●光希と茗子、どちらがタイプ?○プレッシャーや決意もあった――他の方の印象も伺えれば。桜井日奈子さんはどのような印象でしたか?日奈子ちゃんはいい意味で男性っぽい。本当に真面目で、長年バスケをやっていたので、体育会系でしっかりしています。年下なんですけど、ふっと会話に入ってきていつの間にか4人で話している機会が多かったです。今まで作品で観ていたときのイメージが変わりましたし、すごい女優さんだなと思いました。――優希美青さんの印象は。4人で過ごされることも多かったそうですね。天然ですごく変わり者で、常にみんなにいじられていて、ムードメーカーでした。彼女が発言したことに対して、みんなで笑うことが多かったです。ただ今回、意外と4人のシーンがないんですよ。それがちょっと心残りでした。――佐藤さんご自身は、光希と茗子、どちらがタイプですか?うーん、光希かなあ。茗子もかわいいけど、映画を観た後だと、やっぱりまっすぐに頑張っている光希が好きになると思います。――では、最後にこの映画を楽しみにしている方にメッセージをいただければ。これだけ、いろいろな世代に愛されてる作品を演じる上で、みんな決意やプレッシャーがあったと思うんです。でも、胸を張ってみなさんに観てもらいたいという作品になっているので、原作を知らない人も知ってる人も、キュンキュンしてもらえます! ぜひ観てください。■佐藤大樹1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。11年、FUNKY MONKEY BABYSの「ラブレター」のMVに出演し俳優デビュー。14年EXILEに加入、17年にはFANTASTICSとしても活動を始める。出演作にTVドラマ『シュガーレス』(12)、『俺たちの明日』(14)、『ワイルド・ヒーローズ』(15)、『HiGH&LOW』(16-17)など。2017年6月には舞台『錆色のアーマ』で主演を務め、アーティスト活動のほかにも俳優としてマルチに活動中。
2018年04月29日4月7日に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の2時間スペシャルに松任谷由実(64)がゲストとして初登場し、話題になっている。 番組では「松任谷由実記念館」と題した企画で松任谷の半生を振り返った。54年、東京・八王子にある老舗呉服屋店の二女に生まれた松任谷は66年にお嬢様学校・立教女学院中学校へ入学。小学校時代はオール5の成績で優等生だったという。しかし、中学校時代はカツラをベッドに置いて夜遊びするなど“やんちゃ”だったことを明かした。 半面、音楽の才能はこのころ一気に開花。なんと中学生にして六本木の老舗イタリア料理店『キャンティ』に出入りしていたというのだ。当時、『キャンティ』は黒澤明監督(享年・88)やイヴ・サンローラン(享年・71)など名だたる文化人の社交場として知られていた。 そこで才能を見出され、弱冠14歳で作曲家デビュー。ザ・タイガースのメンバー、加橋かつみ(70)に『愛は突然に…』を提供した。 このエピソードについてミッツ・マングローブ(42)が「14歳でしょ、中2って大体。14歳ってね、ちょっと面白い年で。実は、世の中の天才と呼ばれる人って何かが14歳で起きてることが多くって。安室ちゃんも14歳デビューなの。宇多田ヒカルさんもそう」と言及。 安室奈美恵(40)は14歳だった91年に『SUPAER MONKEY’S』のメンバーに選出されている。宇多田ヒカル(35)は98年のデビュー当時はすでに15歳になっていたが、14歳のころから作詞を始めていた。 この鋭い指摘にスタジオでは「将棋の藤井聡太くんもだ!」という声が上がった。「14歳なんかあった?」と振られた平成ノブシコブシの吉村崇(37)は「鼻垂らしてたわ」と笑いを誘っていた。 ミッツの言う通り、14歳でデビューを果たすスターは多い。 番組では名前が上がらなかったが、米歌手のジャスティン・ビーバー(24)もそのひとり。往年の歌姫・山口百恵(59)も73年に『としごろ』歌手デビューし、同級生の桜田淳子(59)、森昌子(59)とともに“花の中三トリオ”と呼ばれていた。 14歳で何かを始めていれば、その世界で大成するかも!?
2018年04月09日今年で開催14回目を迎える「グリーンルーム フェスティバル(GREENROOM FESTIVAL)」が、5月26日から2日間、横浜赤レンガ地区野外特設会場にて開催。出演アーティストの日割りが発表された。初日の5月26日には、Jimmy Cliff、Vintage Trouble、ハナレグミ、EGO-WRAPPIN’、THE King ALL STARS、平井 大、MONKEY MAJIK、GLIM SPANKY、never young beach、SOIL&”PIMP”SESSIONS、Nulbarich、七尾旅人、KNOWER、スガ シカオ(solo)、藤原さくら、SANABAGUN. 、WONK、小袋成彬、Port of Notes、King Gnu他が出演。2日目の27日は、Sublime with Rome、The Wailers、ASIAN KUNG-FU GENERATION、UA、大橋トリオ、サンボマスター、在日ファンク、GRAPEVINE、水曜日のカンパネラ、MOROHA、HYUKOH、Nick Moon、手嶌葵、Ovall、KANDYTOWN、高野寛、武藤昭平withウエノコウジ BAND SET、THE CHARM PARK他が出演する。本イベントは、ビーチカルチャー・サーフカルチャーをバックボーンに持ち、2005年よりスタートしたMUSIC・ART・FILMのカルチャーフェスティバル。“Save The Beach Save The Ocean”のコンセプトを掲げ、急速に減少しているビーチと海の環境を守るための活動も行っている。【イベント情報】GREENROOM FESTIVAL ’18会期:5月26日~27日会場:横浜赤レンガ地区野外特設会場時間:開場 11:00、開演 12:00、終演 21:00(予定)料金:1日券 1万1,730円(税込) 2日券 1万9,000円(税込)
2018年03月22日フェンディ(FENDI)より松屋銀座店限定のカプセルコレクションが登場。カプセルコレクションでは、透け感のあるチェック柄ドレスや鮮やかな色彩が映える「ラナウェイ(RUNAWAY)」バッグ、フェンディならではのクラフツマンシップが光る繊細なディテールの「コリブリ(Colibrì)」シューズといったアイテムを展開。2018年春夏コレクションのランウェイで注目を集めた、新作チャーム「スペース モンキー(SPACE MONKEY)」の限定カラー、ライトグリーンも発売する。フェンディ 松屋銀座店では、カプセルコレクションの発売を記念して、3月14日(水)から3月20日(火)までスペシャルイベントを開催。さらに、3月16日(金)・17日(土)の2日間はモデルによるプレゼンテーションと、プロのカメラマンによるフォトセッションも実施する。【詳細】フェンディ 松屋銀座店限定カプセルコレクション・ドレス 179,000円+税・「ラナウェイ」バッグ 319,000円+税・「コリブリ」シューズ 98,000円+税・「スペースモンキー」チャーム 87,000円+税■スペシャルイベント期間:2018年3月14日(水)~3月20日(火)場所:フェンディ 松屋銀座店住所:東京都中央区銀座3-6-1 1F※モデルプレゼンテーションは、3月16日(金)・17日(土) 12:00、14:00、16:00、18:00より開催。※フォトセッションは、3月16日(金)・17日(土) 12:15、14:15、16:15、18:15より実施。
2018年03月17日●漫画原作の魅力はキャッチーなキャラクター第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい! 2009オンナ編」第1位に輝いた小玉ユキの漫画『坂道のアポロン』が実写映画化され、3月10日より公開される。長崎・佐世保を舞台に、孤独な青年・薫(知念侑李)が札付きの不良と恐れられるクラスメイト・千太郎(中川大志)と、心優しいクラスメイト・律子(小松菜奈)と出会い、ジャズを介して心を通じあわせていく。アニメ化されたときには、演奏シーンのリアルさが「名場面」として話題を読んだ同作。実写映画化にあたっては、三木孝浩監督自らキャスティングに関わっているという。今回のキャスティングのポイントや脇を固める俳優陣の魅力について、三木監督に話を聞いた。○男性ファンが多い作品――原作やアニメが人気の『坂道のアポロン』ですが、私の周りにも男性でこの作品が好きな人がいて、幅広い世代に支持されているのかなと思いました。男性ファンがすごく多い作品ですよね。選曲も良くて、「Moanin」や「My Favorite Things」は、初心者でも聞きなじみのある曲ですし、全然ジャズを知らない薫が段々ジャズを演奏する喜びに気付いていくという展開なので、薫目線で入っていけるのだと思います。僕もこの作品に関わるまではそんなにジャズに詳しくなくて、作品に関わりながら「あ、ジャズってこういうところが楽しいんだ」と気づいていけたので、映画にする上でも入りやすさはすごく大事にしました。――今、漫画原作の映画がすごくたくさんあるという状況ですが、その魅力はどういうところにあると思いますか?やっぱり、良い作品が本当に多いという、日本の漫画文化の深さがあるのだと思います。もちろん小説原作でもたくさんありますが、漫画原作の面白さは、キャラクターにあるのではないでしょうか。ストーリーの起伏だけでなく、それぞれのキャラクターに魅力がある作品がすごく多いなと思います。今回も、客観的に見ると千太郎はすごくキャッチ―なキャラクターだと思うんですよね。その魅力に薫が引っ張られていくのですが、漫画ならではの面白さが出ている強烈なキャラクターなのではないかと思います。――今までの中川さんのイメージとも、また少し違うキャラクターのように思いました。そうですね。映画化の企画をもらったときに、誰よりもまず「千太郎、誰がやるの? 今の日本映画界にいる?」という話になりましたから(笑)。ハーフ顔に見えて、ガタイが良くて、ドラムができて……もう、キャスティングする側からしたらゾッとするようなキャラクターですけど、だからこそ、トライしがいがある。ヴィジュアルもドラムの演奏も含めて、大志君がキャラクターを体現してくれて嬉しかったです。●薫と千太郎はセットで考えていた○運命的な2人にオファー――キャスティングには1から関わっていらしたんですか?もちろん、まっさらな状態から関わっています。多分キャスティングだけで半年か1年以上かかりましたし、「いいキャストが見つかるまで、これは進められないね」と言っていました。定期的にプロデューサーと集まってキャストを探していたのですが、何かのタイミングで、フッと「知念君と大志君の身長差は面白いな」という話になったんです。そこから大志君がドラムをかじったことがあると聞いて、「おっ!」と思って、プロフィール写真を茶髪にしたり短髪にしたり落書きして、「千太郎、いけるんじゃないの!?」という話になってから、グッと現実味を帯びて来ました。――薫と千太郎はセットで探されていたんですか?完全にセットでしたね。組み合わせを考えているうちに、知念くんと大志くんのコンビにすごくピンときたんですが、2人が、実は共演経験もあって仲が良いということは、全然知らなかったので、すごく運命的だと思いました。――小松さんについてはいかがですか?律子のキャストは、まず「薫と千太郎を決めてから」という思いはありました。すごく難しいポジションなんですよね。薫と千太郎の2人はキャラクター作りの拠り所があるのですが、律子は受け身の立場。2人を見てどういう表情になるのか、というのが芝居のベースになります。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を監督したとき、菜奈ちゃんの演技のすばらしさを感じていましたが、本当に何かを感じて出る表情のリアリティが素晴らしい女優さんだと、改めて思いました。お客さんは律子というフィルターを通すことで、2人のことをより深く理解していくので、すごく重要な役どころです。菜奈ちゃんが素敵なのは、技術で泣いたりするんじゃなくて、現場で内から湧き出た感情を大事にするところ。その表情の嘘のなさに、ますます信頼できる女優さんになったと感じました。――ほかにも豪華キャストが集まっているのがすごいですよね。ディーン・フジオカさん(桂木淳一役)も、真野恵里菜ちゃん(深堀百合香役)も、中村梅雀さん(律子の父・迎勉役)もすばらしかったです。梅雀さん、本当にその世界では名の知れたベーシストですし。もともとご本人はエレキが得意ですが、今回を機に「ぜひウッドベースもやりたい」とおっしゃっていて、実際にめちゃくちゃうまくて。何よりやはり、「プレイするのが楽しい」という表情が1番出ていましたね。あの梅雀さんの表情で、恐る恐る入ってくる薫が「ジャズって、楽しい」と思えるような、優しく迎え入れてくれる感じに助けられました。もちろんディーンさんもアーティストなので、ピアノもギターもできるんですよ。でもトランペットはやったことがなかったので、「これを機にぜひ覚えたい」と特訓してくださって。音楽に対するモチベーションがものすごく高いメンバーに集まってもらえたことが嬉しかったです。■三木孝浩1974年生まれ、徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE等、数多くのPVやライブ映像、TVCM,ショートムービーなどを手掛け、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、『僕等がいた』(前篇・後篇/12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『青空エール』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)などがある。(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
2018年03月09日●友情を超えた、眩しい絆の物語第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、「このマンガがすごい! 2009オンナ編」第1位に輝いた小玉ユキの漫画『坂道のアポロン』が実写映画化され、3月10日より公開される。長崎・佐世保を舞台に、孤独な青年・薫(知念侑李)が札付きの不良と恐れられるクラスメイト・千太郎(中川大志)と、心優しいクラスメイト・律子(小松菜奈)と出会い、ジャズを介して心を通じあわせていく。メガホンをとった三木孝浩監督は、恋愛映画の名手としても知られているが、今回は薫と千太郎の友情が物語を動かしていく。知念、中川、小松という若手トップクラスの俳優陣や同作の見どころについて、三木監督に話を聞いた。○未成熟な人間がもがく姿を描きたい――恋愛映画のイメージが強い三木監督ですが、今回は薫と千太郎、2人の友情がメインなのかなと思いました。恋愛映画のイメージ、強いですか?(笑) 僕は、大きなくくりで「青春映画」が多いということなんだと思います。だから恋愛も青春映画だし、友情も青春映画なんですよね。「未成熟な人間が、自分のあるべき姿に向かってもがく」ところに美しさを感じるし、キャラクター達がすごく愛おしくなるので、描くのが好きなテーマです。もがく対象が恋愛のときもあれば、部活のときもあり、音楽や友情だったりもする。でも目指すものがそれぞれ違うだけで、根底には未成熟な人間の成長があります。――今回の『坂道のアポロン』では、これまで恋愛映画で使われていた手法を、2人の友情を描くときにもとられていたというお話でしたが。普通のラブストーリーに使う手法を、薫と千太郎の関係を描くときに応用したところはありますね。たとえば薫が千太郎を見る時の音楽や映像表現は、女の子が魅力的な男の子を見た瞬間の演出にしています。「強烈な魅力を放つ千太郎に、どんどん反発しながらも惹かれていく薫」という図を、一種のラブストーリーに見えてもいいかな、くらいの感覚で撮っていました。というのも、この作品は単なる友情の話ではなく、それぞれが奥底に孤独を抱えながら、「独りじゃない」と思わせてくれる相手に出会う物語だからなんです。薫と千太郎が音楽を通じて「自分がここにいていい」という証明を見つけて、互いに存在理由を見出していく。その友情を超えた結びつきは、律子の目線で見るとすごくうらやましく感じるし、映画を観た方が「その中に入りたい」と思ってくれたら、世界観が描けているということなのだと思いました。――夜の教会に2人で並んでいるところや、2人で坂道を駆け下りていくところなど、あまりにもまぶしすぎて……。手を取ってダッシュするって、映画『卒業』のような駆け落ちパターンですからね(笑)。しかも笑顔で駆け下りていく。でも、薫と千太郎だったら「そうだよな」と納得してしまう感じがありますし、観客の方にも愛おしく見えたらいいなと思いました。●期待以上の演奏シーンに、監督もキュンキュン○律子のキュートさは小松菜奈ならでは――一方で、律子と薫もキュンとするシーンが多くて、糸電話のシーンやキスシーンも素敵でしたよね。糸電話も、昭和の時代設定だからこそ描けるアナログ感でしたね。電話も携帯ではなく家の電話ですし、なかなかコミュニケーションを取れない難しさがある。でも顔を見合わせることがやっぱり一番のコミュニケーションというところが、この時代を描く面白さだったりもしますし、今までにない空気感を出せたのですごく楽しかったです。――出演者の方も少しレトロポップ感のある顔立ちなのかなと思いました。特に菜奈ちゃんは、60年代のファッションがすごく似合うんですよ。元々、モデルもやっているので何でも似合うんですけど、あのキュートさは、なかなか出せない。やっぱり、菜奈ちゃんだなと思いました。――三木監督は、映画を観てキュンとしたりするタイプなんですか?めちゃめちゃします(笑)。もう、キュンキュンしてますね。――撮影中もキュンキュンされているんですか?かなりしています(笑)。でも今回何が一番キュンと来たかって、完成披露のときの舞台挨拶かな。その場でピアノを演奏した知念くんと、ドラムを演奏した大志くん、2人の目線が合った瞬間は、もうキュンキュンしました。映画の演奏シーンも、千太郎と薫が「よしいくぞ!」と目を合わせたり、相手の演奏を見て「すごいな」と笑顔になっていたりする瞬間、2人は笑顔なのに、観ているこっちは泣けてくるんです。彼らが音楽を演奏している姿を見て、孤独を抱える2人が本当に幸せそうな表情をしているところが、やっぱりグッときました。演奏シーンでは互いの目線を撮るときに、2つのカメラでそれぞれ顔に寄っていたんですが、モニターを並べて見ていたら、「これだけ演奏を練習してきたけど、もう、表情だけでシーンが成立するんじゃないか?」という気持ちになりました。これまでの準備や練習があって、感情も高めて来たからこそ、この表情が出来るんだなと思いました。表情だけで2人のすべてが伝わる、それくらいの演技をしてくれたんです。○アニメ版に刺激された――映画を拝見しても、よくあの演奏を……とびっくりしました。やはり演奏シーンはすごく大事に撮られていたんですか?原作も素晴らしいですし、僕も元々アニメ版を観ていたので、文化祭のシーンのすごさは身に染みていました。プレイヤーの動きをトレースして、もはや音楽が流れていなくても音の伝わるようなアニメーションになっていて、すごいと思っていたのに、それを自分が撮らなきゃいけない。これを実写でやるとなると、役者に相当負担がかかると思いました。実際に若い年代の俳優さん達がやらなければいけないと考えると、最初は「それは無理じゃないかな」と、思ったくらいです。でも目標としては、遜色ないものを作りたかったですし、特にこだわって作った部分でした。――演奏シーンをプロの方の吹き替えにしようと考えたりはしなかったんですか?最初は、手元はプロのプレイヤーに任せるという選択肢もあるのかな、と思いました。でもこちらの想像以上に、2人が演奏曲を完璧にトレースできていたので、もう本当に、感動しましたね。嘘をつかなくてすむというのは、監督として本当に幸せな事です。本人が演奏しているというリアリティがあるからこそ、感動できるというのは大きいです。■三木孝浩1974年生まれ、徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE等、数多くのPVやライブ映像、TVCM,ショートムービーなどを手掛け、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、『僕等がいた』(前篇・後篇/12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『青空エール』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)などがある。(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館
2018年03月07日シルクスクリーンアーティストやペインター、イラストレーターとして幅広く活躍する、神山隆二のソロエキシビジョン「faceless」が、代官山のMONKEY cafe & galleryにて2月15日から27日まで開催される。神山は、グラフィック業界から衣服の世界、そしてライブペイントと、その時々でフィールドを変えながら活躍してきたアーティスト。90年代初頭からTシャツの手刷りや古着のリメイク、ハンドメイドによる作品を中心としたブランド、FAMOUZとして裏原宿での活動を10年行った後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを中心としたARTへの活動、さらに2003年の東京・中目黒での個展を皮切りに、サンフランシスコ、ロサンジェルス、北欧などでエキシビジョンを開催。国内外で壁画やシルクスクリーン作品を残した。近年は、BlANKS名義のもと、B品(陶器/ガラス)の再生プロジェクトや企業のショールーム、ウィンドウ、壁画を描き続けている他、石川顕、JERRY鵜飼と共にULTRA HEAVYとしての活動も行っている。同エキシビジョンついて神山氏は、「日頃使用しているマーカーやスプレーなどで試し描きや吹いたものを、後でゆっくり見返すと何故だか “顔” に見える瞬間がある。それに少しの塗り足しや、オーバードローすることが面白くなり、自分の意図した事とはまた違ったもの生まれてくる。必然のような偶然のようなこのライブ感を新しい形としてまとめ、2018年最初の作品展として発表。今回は自分の中で何故だかこの感覚に大きな愛を感じている。新たに描いた新作、昔に描いたものに手を加えた作品共々ぜひ観ていただきたい!」と語る。偶然と閃きのライブ感から生まれた作品の魅力を体感しに行ってみては。なお、会期初日の15日18時から20時半にはオープニングレセプション、17日の12時から14時、15時から17時にはライブシルクも開催。参加費用は1名1プリントのみ、1,500円。【展覧会情報】RYUJI KAMIYAMA SOLO EXHIBITION “faceLess”会期:2月15日〜2月27日会場:MONKEY cafe & gallery住所:東京都渋谷区猿楽町12-8 THE SOHO CORNER D.K.Y 1F時間:10:00〜19:00
2018年02月15日2月24日(土)に東京・TSUTAYA O-WEST、TSUTAYA O-nest、duo MUSIC EXCHANGEにて開催される「DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2018 winter-」の全出演アーティストとタイムテーブルが発表された。【チケット情報はこちら】「MUSIC MONSTERS」はディスクガレージが毎年夏と冬に開催する都市型音楽フェス。今回の発表でBACK LIFTが追加され、12回目となる今回の大トリはtricotがつとめることが決まった。チケットは発売中。■DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2018 winter-日程:2月24日(土)会場:TSUTAYA O-EAST / O-WEST / O-nest / O-Crest / duo music exchange(東京都)出演:I Don’t Like Mondays. / INNOSENT in FORMAL / All Found Bright Lights / Omoinotake / 空想委員会 / Goodbye holiday / CRAZY VODKA TONIC / Cloque. / ココロオークション / THURSDAY’S YOUTH / The Cheserasera / SUNNY CAR WASH / JYOCHO / The 3 minutes / DENIMS / tricot / トレモノ / 鳴ル銅鑼 / KNOCK OUT MONKEY / BURNOUT SYNDROMES / BACK LIFT / パノラマパナマタウン / FABLED NUMBER / フレンズ / PENGUIN RESEARCH / Bentham / BOYS END SWING GIRL / ラックライフ / ЯeaL / Rhythmic Toy World / THE LITTLE BLACK / Rude-α / LUCCI / ROS
2018年02月15日世界で最も注目されているアーティストの1人、ステファン・ケニー(Stephen Kenny)が主宰する活版印刷スタジオ「A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS(ア トゥー パイプ プロブレム レタープレス)」による個展が、代官山のMONKEY GALLERY & CAFEにて12月14日から27日まで開催。イーストロンドンに拠点をおく「ア トゥー パイプ プロブレム レタープレス」。1800年代から1900年代のヴィンテージ・ウッドタイプとレタープレス機を使用した、芸術性の高いプリント作品は本国イギリスをはじめ日本でも人気。活版印刷の歴史においても貴重な、アルファベットと数字が揃った多くのウッドタイプをミックスし、バランスの優れた配置や技法とセンスの良い言葉選びの作品の数々は、活版印刷ならでの味わいのある懐かしさにポップな今っぽさをプラスした温故知新な魅力がある。2年ぶりの開催となる同展では ”たくさんの笑顔” をテーマに「MILES OF SMILES」と題して、ポジティブな作品の数々を発表する。また会期中の12月16日と17日には、ステファン・ケニーを講師に迎えたワークショップも開催。活版印刷機の名機で知られるADANA社の1970年代の8 x 5 活版印刷機を使用して、活字配列やプリントを実技体験しながらオリジナルノート1冊を制作する。なお、時間は両日とも13時からと15時からの2回、各回8名まで、受講料は2,000円。受講応募ページ()にて参加受付中。大人から子供まで活版印刷の魅力を気軽に体験できる貴重な機会、ぜひ訪れてみては。【展覧会情報】A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS SOLO EXHIBITION by STEPHEN KENNY『MILES OF SMILES』会期:12月14日〜12月27日会場:MONKEY GALLERY & CAFE住所:東京都渋谷区 猿楽町12-8 THE SOHO CORNER D.K.Y時間:10:00〜20:30
2017年12月14日グリーンルームフェスティバル’18(GREENROOM FESTIVAL’18)が、2018年5月26日(土)と27日(日)の2日間、横浜・赤レンガ地区で開催される。コンセプトは「Save The Beach、Save The Ocean」。ビーチを後世に残していこうという思いから、世界中の音楽、アート、フィルムを通して、海やビーチのライフスタイルとカルチャーを伝えていく。2018年も豪華アーティストが続々登場過去にはリップスライムやクレイジーケンバンドなど国内の有名アーティストも参加していた本フェスティバル。2018年出演アーティストには、ジャマイカのレゲエシンガー ジミー・クリフ(Jimmy Cliff)が登場する。2014年にも出演したジミー・クリフは、ジャマイカがイギリスから独立した1962年にデビュー。まだ「レゲエ」というジャンルが確立していなかった頃からジャマイカの音楽シーンを支え、レゲエを世界中に広めた人物の1人でもある。また、アメリカ西海岸の伝説のスカ・パンク・バンド、サブライム・ウィズ・ローム(Sublime with Rome)も出演。「ホワット・アイ・ゴット」など、全世界で1,700万枚のセールスを記録している。2009年に新たなシンガーのロームを加え、再始動したスリーピースバンドはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。さらに、初登場となるASIAN KUNG-FU GENERATION、サンボマスター、水曜日のカンパネラ、大橋トリオ、平井 大、SOIL&”PIMP”SESSIONS、在日ファンク、MONDO GROSSOなども出演。ジャンルや国籍を超えた豪華なアーティスト陣が各々の熱いステージを繰り広げる。グリーンルームフェスティバル’18 ビーチクリーン&ライブ"「グリーンルームフェスティバル」に行く前に海岸をキレイにしよう!"というコンセプトを掲げ、「グリーンルームフェスティバル’18 ビーチクリーン&ライブ(GREENROOM FESTIVAL’18 BEACH CLEAN&LIVE)」を4月22日(日)に開催。ビーチクリーンへ参加した人は無料で、グリーンルームビーチクラブで行われるbirdやNakamura Emiらが出演するライブを楽しむことが出来る。【詳細】グリーンルームフェスティバル’18開催日:2018年5月26日(土)、27日(日)時間:開場11:00/開演12:00/終演21:00(予定)一般チケット:1日券 11,730円、2日券 19,000円開催場所:横浜・赤レンガ地区野外特設会場アクセス:JR・市営地下鉄「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分JR・市営地下鉄「関内駅」より徒歩約15分みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分「みなとみらい駅」より徒歩約12分※ 休日は駐車場及び近辺道路が大変混雑するため、車での来場は控え、電車・バス等の公共機関の利用を推奨。■出演者情報5月26日(土):Jimmy Cliff/Vintage Trouble/ハナレグミ/EGO-WRAPPIN’/THE King ALL STARS/平井 大/MONKEY MAJIK/GLIM SPANKY/never young beach/SOIL&”PIMP”SESSIONS/Nulbarich/七尾旅人/KNOWER/スガ シカオ(solo)/藤原さくら/SANABAGUN./WONK/小袋成彬/Port of Notes/King Gnu/DATS/LUCKY TAPES / DJ HASEBE/高木完/Rude-α/リベラル/DJ TOGA/DJ NORI/ Kenichiro Nishihara / Dazzle Drums5月27日(土):Sublime with Rome/The Wailers/ASIAN KUNG-FU GENERATION/UA/大橋トリオ/サンボマスター/在日ファンク/GRAPEVINE/水曜日のカンパネラ/MOROHA/HYUKOH/Nick Moon/手嶌葵/Ovall/KANDYTOWN/高野寛/武藤昭平withウエノコウジ BAND SET/THE CHARM PARK/MONDO GROSSO/D.A.N/The Babe Rainbow/大比良瑞希/DAISHI DANCE/DISCO MAKAPU’U/Gakuji “CHABE” Matsuda / Chip Tanaka/JUN “JxJx” SAITO/高木完/NOEL & GALLAGHER/YonYon■参加アーティストMATTHEW ALLEN/JONAS CLAESSON/NATHAN MCKEE/SLIGHTLY CHOPPY/RUSS POPE/ERIK ABEL/EDEN SAUL/TRAVIS REYNOLDS/JAMES MCMILLAN/SHAUN GONZALEZ/KRIS GOTO/NICK KUCHAR/PAUL HARBOUR/BREE POORT/KOJI TOYODA/SHIBATA MITSUYUKI/YUSUKE HANAI/KENTARO YOSHIDA/core/hi-dutch■グリーンルームフェスティバル’18 ビーチクリーン&ライブ開催日:2018年4月22日(日)開催時間:14:00集合集合場所:・材木座海岸エリア グリーンルームビーチクラブ(神奈川県鎌倉市材木座5-8-25)・鵠沼海岸エリア 神奈川県立湘南海岸公園(神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-17-3)サーフビレッジ 施設外 海側料金:無料ライブ出演者:bird、Nakamura Emi<タイムテーブル>14:00~ ビーチクリーンアップ15:00~ 渋木さやかによるヨガ教室16:00~ Nakamura Emi ライブ17:30~ bird ライブ【問い合わせ先】GREENROOM FESTIVAL実行委員会TEL:03-6692-0939
2017年12月04日2017年の日本の音楽シーンを代表する豪華アーティストが集結する大型音楽特番「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017」が11月28日(火)今夜、日本テレビ系でオンエアとなる。総合司会は昨年に引き続き「嵐」櫻井翔が、司会は羽鳥慎一と日本テレビアナウンサーの水卜麻美が担当するほか、バカリズムがアーティストが歌唱前に通る「NEXTゲート」で、ツアーグッズや衣装など2018年の提案を行う形で得意のイラストを披露して番組を盛り上げる。今年は「振り付けソング」50年の歴史をベストアーティストたちによる豪華コラボで綴る企画を実施。誰もがマネて踊ったことがある日本音楽史に残る振り付けソングメドレーでは「嵐」と「乃木坂46」がコラボ。「嵐」の伝説的デビュー曲「A・RA・SHI」をパフォーマンス。さらに「Perfume」×水卜アナウンサー×「ハリセンボン」近藤春菜による「ポリリズム」コラボにも注目。「TOKIO」は新宿DASHの屋上ベース基地にバンドセットを持ち込み、長瀬智也作詞・作曲によるロックバラード「クモ」を野外生ライブ。さらに「嵐」が「嵐2017スペシャルメドレー」として「I’ll be there」「Doors ~勇気の軌跡~」を今回限りのスペシャルメドレー版で魅せるほか、梅沢富美男が中野サンプラザの舞台終了後に駆けつけあの「夢芝居」をいつもとは一味違うステージ演出で披露する。出演アーティストは、aiko、「嵐」、「E-girls」、梅沢富美男、「AKB48」、「EXILE THE SECOND」、「NGT48」、オースティン・マホーン&ブルゾンちえみ、亀と山P、「関ジャニ∞」、きゃりーぱみゅぱみゅ、倉木麻衣、「欅坂46」、「THE YELLOW MONKEY」、「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」、「ジャニーズWEST」、「SEKAI NO OWARI」、「Sexy Zone」、DEAN FUJIOKA、「TOKIO」、“中丸雄一&Snow Man,SixTONES”、「NEWS」、「乃木坂46」、「back number」、「Perfume」、「B’z」、平井堅、「Hey!Say!JUMP」、星野源、「ポルノグラフィティ」、「MIGHTY WARRIORS」、三浦大知、「モーニング娘。’17」、「WANIMA」(50音順)。「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017」は11月28日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月28日GUESS?(ゲス)とA$AP Rocky(エイサップ ロッキー)のコラボレーションによるカプセルコレクション第4弾が、2017年11月25日(土)から、ゲス 渋谷店などで発売される。この限定のカプセルコレクションは、世界的に有名なヒップホップアーティスト「エイサップ ロッキー」とのコラボレーションによる、ハイエンドなショップのためだけに作られたものだ。ゲスのアーカイブコレクション内にあるヴィンテージロゴから影響を受けたデザインとなる。今回のメインとなるアイテムは、半袖と長袖のストライプロゴTシャツ。オレンジとベイビーブルー、パステルイエローからなるシャツは、ヴィンテージ感溢れる仕上がりとなっている。さらに、ウォッシュ加工が施されたデニムジャケットは、オーバーサイズで90年代の雰囲気を再現。アイテムの胸や背中には、「A$AP」の“$”を入れたGUE$$のロゴが入る。【詳細】GUESS U.S.A × A$AP Rocky Fall 17 カプセルコレクション発売日:2017年11月25日(土)発売店舗:GUESS(渋谷店、原宿店、心斎橋店)、NUBIAN(原宿店)、UNITED ARROWS MONKEY TIME(新宿店、大阪店)、SWAGGER(名古屋)、CHERRY(福岡)【問い合わせ先】GUESS(ゲス)コールセンターTEL:0120-82-3788
2017年11月13日昨年、申(さる)年に再結集し、全国で36万人動員の大型ツアー敢行、さらに15年ぶりの新曲リリース、紅白初出場など、まさに歴史に残る復活を遂げたロックバンド「THE YELLOW MONKEY」。その怒涛の1年に迫るドキュメンタリー映画『オトトキ』が現在公開中だ。メガホンをとるのは、現代アート、格闘技、ゴスペルなど幅広い分野のドキュメンタリー映画を手がけ、国内外で注目を浴びる松永大司監督。2015年には「RADWIMPS」の野田洋次郎を主演に迎えた『トイレのピエタ』で長編劇映画デビューを飾り、さらに評価を高めた。バンドに対して「思い入れはなかった。だからこそ(監督を)やってみたいと強く思ったんです」と語る松永監督の視点が捉えた“イエモン”こと「THE YELLOW MONKEY」、そしてメンバーである吉井和哉、菊地英昭、廣瀬洋一、菊地英二の姿とは?「自分で自分を超えることが一番難しいもの。ましてやTHE YELLOW MONKEYは確実に一時代を築き上げた存在ですから、ハードルが高いんじゃないかと…。でも、“伝説”のままじゃなく、未来に進んでいく姿がぜひ撮らせてもらいたいとオファーを受けました。お話をいただいたのは、ツアー初日(5月11日開催の国立代々木第一体育館公園)の1週間前というギリギリのタイミングでしたが」。バンド側から撮影に関して、細かなルールの提示はなかった。「こちらもあえて、準備はしなかったですね。『はじめまして』の挨拶に始まり、その後は1対1の人間として付き合っていこうと。その上で、目の前で起こる現象や、心が動いた出来事を、素直に誠実に撮っていれば、何かが見えてくると思っていました。もちろん、最低限の礼儀は大切ですが、人としてちゃんとしていれば、僕がメンバーに遠慮する必要はまったくなかったですね。あくまで『撮らせてもらっている』というスタンスですし、そのへんは僕、図太いので(笑)」。「すぐに謙虚で魅力的なメンバーの人柄に惹かれた」とふり返るが、一方で“被写体”であるバンドとの距離感には悩むことも。「一緒にいる時間が長くなる分、客観的であり続けることを意識しました。グッと“輪”に入り込まないと撮れないものもあるんですが、仲が深まり過ぎて、『分かる人にしか分からない』映画にはしたくなかった。カメラを回しながら『いま、この瞬間もニュートラルな感覚でいるのか?』と自問自答しましたね。毎日毎日、新しい日が始まる…。その中に実は宝物のような瞬間があるので、撮影が進むほど『当たり前の景色を、当たり前に捉える』大変さを感じる日々でした」。昨年5月に始まった密着は、今年3月、映画のためにバンドのルーツともいえるライブハウス渋谷La.mamaで行った無観客ライヴまで続いた。「素材は700~800時間になるはず」だといい、メンバー間を結ぶ“家族の絆”というテーマを軸に、丹念な編集作業がなされた。「事実を丁寧に積み重ねてきたつもり。だから、いい意味で、メンバーに対する印象は変わっていないですね。エマさん(菊地英昭)は『いまは音楽を始めた頃みたいに楽しんでいる』って言っていますが、僕の目にも、純粋な音楽少年の集まりに見えます」。「THE YELLOW MONKEYというバンドを知らない人にも観てもらいたいという思いを込めて。劇場の大きなスクリーンと音で、彼らの生きている時間を体感してもらいたい」という理由で『オトトキ』と名付けられた本作は、第22回釜山国際映画祭でのワールド・プレミア、第30回東京国際映画祭での特別上映を経て、ついに映画館に鳴り響くことになった。「舞台裏を通して、ライヴの見方が変わるような映画になっていれば。賛否あると思いますが、作って終わりじゃなくて、ご覧になる皆さんにどう届くのか楽しみに待てる作品になっている。それが自分にとって喜びです。何より、表現者として、僕のずっと先を走るメンバーの背中を追うのではなく、真正面を捉えることができたことが、刺激であり財産になりました。THE YELLOW MONKEYが虎視眈々と次の一手を打つように、僕も映画監督として、もっともっと頑張ろうと」。その言葉通り、松永監督は次なるステップとして、国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭によるオムニバス映画製作シリーズ「アジア三面鏡」の第2弾に、日本代表として参加。来年開催予定の第31回東京国際映画祭でのワールド・プレミア上映に向けて、インドネシア、中国の若手注目監督とタッグを組む。そして「THE YELLOW MONKEY」は12月9日、10日に東京ドーム、バンドの誕生日である12月28日には福岡 ヤフオク!ドームのステージに立つ。男たち“5人”は今日も、終わりのない青春を追い求める。(C)2017映画「オトトキ」製作委員会(text:Ryo Uchida)
2017年11月13日新風、貫禄、色気、味わい、再始動…。ドラマもバラエティも、CMも音楽も、“大人の男”抜きではもはや成立しないほど。その2017年の活躍ぶりをイラストエッセイスト・犬山紙子さんと、日経BP総研マーケティング戦略研究所上席研究員・品田英雄さんと共に振り返ります。今やCMにも不可欠、大人のブランド力遠藤憲一さんや松重豊さんなど、脇役としても渋さを放つ大人の男が、今年もCMでは引く手あまた。「最近はCMがシリーズ化する傾向があり、出演者に演技力が求められるように。その結果、実力のある俳優さんを起用するケースが増えています。また、普段のイメージとは違う、振り切れていたり、かわいらしい演技を見せることも多い。そんな姿を見て、“ここまでしてくれるんだ!”と、視聴者の好感度もアップ」(品田さん)「ドコモの綾野剛さんや、アフラックの西島秀俊さんなど、夫役を演じることも増える30代後半以降。“こんな夫が家にいてほしい…”と女性の深層心理に訴えかけるのは、大人の安心感や包容力が漂っているから」(犬山さん)【2017年上半期男性タレントCM起用社数ランキング】10社…相葉雅紀(嵐)、錦織 圭、9社…松本 潤(嵐)、遠藤憲一(56歳)、8社…櫻井 翔(嵐)、二宮和也(嵐)、DAIGO(BREAKERZ)(39歳)、7社…イチロー(44歳)、斎藤 工(36歳)、菅田将暉、長瀬智也(TOKIO)(39歳)、西島秀俊(46歳)、松坂桃李、松重 豊(54歳)、山崎賢人※調査期間:2017年1月1日~2017年6月30日対象局:日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区民放5局地上波オンエア分)日本モニター調べ※年齢は2017年11月8日現在。ベテランミュージシャンがぞくぞく活動再開。昨年から今年にかけて、’90年代を中心に活躍していたアーティストたちの復活が相次いでいる。「新しい音楽を真剣に求めていたミュージシャンたちばかりで、そのメロディは今聴いても色あせていません。当時を知らない若い人たちもカッコいいと感じているはず。また、みなさん現役感があって、“意識さえ高ければ、いつになっても素敵でいられるんだ”と思わせてくれるのも、彼らが支持される理由でしょう」(品田さん)「年を重ねたうえで、もう一度何かを始めるという熱い想いを持っていることや、実際に行動に移すエネルギッシュな姿が素敵。それに、大人の男が作る曲は、音楽だけでなく詞にも色気があふれていて、胸を打たれます」(犬山さん)【再始動した大人のミュージシャン】Hi‐STANDARD…2016年10月リリース(16年ぶり)、THE YELLOW MONKEY…2016年10月リリース(15年ぶり)、小沢健二…2017年2月リリース(19年ぶり)、コーネリアス…2017年6月リリース(11年ぶり)、T‐BOLAN…2017年8月リリース(21年ぶり)犬山紙子さんイラストエッセイスト。『ごごラジ!』(NHKラジオ第1)にレギュラー出演中。本誌の連載でもおなじみ。近著に『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)がある。品田英雄さん日経BP総研マーケティング戦略研究所上席研究員。『日経エンタテインメント!』創刊編集長。エンタメを専門にTVや講演で活躍。著書に『ヒットを読む』(日本経済新聞社)。※『anan』2017年11月15日号より。イラスト・粟津泰成文・重信 綾(by anan編集部)
2017年11月10日昨年15年ぶりに再結成し、12月には東京ドーム公演2DAYSが決定しているロックバンド、イエモンこと、ザ・イエロー・モンキー(THE YELLOW MONKEY)。彼らの2016年のツアーに密着した映画『オトトキ』の公開を記念して、新たなザ・イエロー・モンキーを体現したGALLERY&SHOPが、伊勢丹新宿店に隣接するイセタンウエスト 2にて11月8日から20日までの期間限定でオープンする。今回のイベントでは、ヅィメリ(ZIMMERLI)のボクサーパンツ(1万800円)やタンタン(TANGTANG)のTシャツ(各9,720円)など、メンバーとゆかりのあるブランドとのコラボアイテム他、カフスリング(2,700円)、ピンズ(700円)、ポーチ(2,700円)、タオルハンカチ(各1,600円)、焼酎グラス(3,000円)といった、伊勢丹とのコラボアイテムを販売。また、同会場の2階は、現在のザ・イエロー・モンキーに影響を与えてきたファッション、音楽、文学、映画など、彼らのの世界観や価値観を体現したギャラリーになっており、メンバーの私物を展示した「WORK ROOM」、「LIVING ROOM」、「MAKE ROOM」も展開する。さらに、本イベントでは3,000円以上の購入者を対象に数量限定のオリジナルショップ袋をプレゼント。会期内に映画『オトトキ』の座席指定券を持って来場するとオリジナルステッカー(数量限定)のプレゼントなど映画と連動した特典も。映画「オトトキ」公開期間中、イセタンウエスト 2で買い物をしたレシートを提示すれば、「新宿バルト9」のポップコーン(レギュラーサイズ)が100円OFF。映画「オトトキ」は、11月11日より全国ロードショー。【イベント情報】THE YELLOW MONKEY×ISETAN期間限定GALLERY&SHOP会期:11月8日~20日場所:伊勢丹新宿店イセタンウエスト 2(1階・2階)時間:10時30分~20時
2017年11月06日韓国・釜山市で12日から開催中の第22回釜山国際映画祭(略称BIFF)。まず話題になったのは、開幕式の司会を務めた、チャン・ドンゴンと少女時代のユナ。45歳と27歳の年の差コンビとして話題になったが、本来はチャン・ドンゴンとドラマ「紳士の品格」で共演経験のあるキム・ハヌルが司会を務める予定だった。しかし開幕直前にハヌルの第一子妊娠が判明し、医師団からの忠告で司会を辞退し、女優としても活動するユナに急遽交替したのだ。背中の大きく開いた大人っぽいドレスと、落ち着いた様子でレッドカーペットを歩く姿は、すっかり女優の顔だった。翌13日、海雲台ビーチのBIFFステージでオープントークを行ったチャン・ドンゴンは、「司会は慣れないので戸惑ったけれど、ユナさんが経験豊かなおかげで、うまく行きました」と語り、ユナと、「SHINee」のミンホと共に、釜山の居酒屋で海を見ながら焼酎を一緒に飲んだことも笑顔で明かした。同日、日本のバンド「THE YELLOW MONKEY」はドキュメンタリー『オトトキ』の上映に参加。韓国ではほとんど知名度がないため劇場は満席にならなかったが、メンバーは上映後の観客からの質問に真摯に答え、ボーカルの吉井和哉は、「ぜひ次は韓国でライブをやりたい」と語っていた。また、『ナラタージュ』の有村架純は、アジアの若手俳優へ贈られるアジア・スター・アワードを受賞。『メアリと魔女の花』の杉咲花は、今後アジアでの活躍が期待される俳優に贈られる「marie claire Asia Star Awards」のフェイス・オブ・アジア賞を受賞した14日の土曜日には、イベントが目白押し。BIFFステージには、菅田将暉、ヤン・イクチュン、岸善幸監督の『あゝ、荒野』組や、イ・ビョンホン、パク・ヘイル、コ・ス、パク・ヒスンらの『南漢山城』(原題)組らが登壇し、詰めかけたファンの歓声に応えた。2年ぶりに釜山入りした菅田さんは「ヤンさんに日本に来てもらってばかりだったので、韓国に来られてよかったです。また戻って来られるように頑張って面白い映画を作っていきます」と挨拶した。また、『Love Letter』で、韓国では絶大な人気を誇る中山美穂が『蝶の眠り』の記者会見を行った。しかし、15日にはさらなる大物が。なんと文在寅(ムン・ジェイン)大統領のサプライズで登場したのだ。現職の大統領が釜山映画祭に現れたのは初めて。文大統領は『女は冷たい嘘をつく』を鑑賞し、上映後には女優コン・ヒョジンらとQ&Aにも参加し、映画祭を大いに盛り上げた。誘拐事件を通してシングルマザーの生きづらさや、女性を囲む社会問題を描いた女性監督作品を大統領が選んだのは、ベストチョイスだと評判に。昨年まで、パク・クネ前大統領や釜山市政府が、映画祭側に圧力をかけていたのとは正反対で、文大統領は映画人や市民との交流を積極的に行い、市民から熱い声援を浴びていた。映画祭は21日まで。19日には、福山雅治と是枝裕和監督が『三度目の殺人』の舞台挨拶を行う予定だ。(photo / text:Ayako Ishizu)
2017年10月19日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:仰天目撃! さんま&カトパン、まさかのNYデート。最後の恋か!?『女性セブン』がいかにも「ウソでしょ」とツッコんでしまうデートを報じた。明石家さんま(62)と加藤綾子(32)が、極秘ニューヨークデートをしていたというのだ。9月のある日、2人はニューヨークの人気レストランで会い、楽しげに食事。さんまは例年、夏休みをニューヨークで過ごしていて、そこに同期のフジ・椿原慶子アナと旅行中のカトパンが合流。オフの日に遠い地でわざわざ会うのだから、恋仲でなくても、絆の深さがうかがえる。2人は年の差30歳だが、これまで共演番組で「さんまがカトパンにアプローチして断られる」というシーンが何度となくあった。さらに、「今年7月に開かれたさんまの誕生日パーティーでプロポーズしたが断られて落ち込んでいた」という報道も……。もともと、さんまは後輩芸人やスタッフに声をかけるなど面倒見のよさで知られるだけに、恋仲は考えにくい。ただ、一方で「カトパンは毎年さんまに手作りのプレゼントをあげている」「レギュラー番組が同じで、長期休暇のタイミングも合うだけに、この先距離が縮まってもおかしくない」という見方もあるらしい。それにしても、「どんなことでも笑いにつなげてしまう」、さんまがカトパンとのデートにふれないのはなぜなのか。これまでハニートラップに引っかかり続けた過去を踏まえると、まったく下心がないわけではないだろう。■4位:堤真一、次女誕生で決断。大河ドラマ主役より家族の時間!『女性自身』が堤真一(53)の次女誕生を写真つきで報じた。9月中旬の朝8時半ごろ、都内の有名私立幼稚園に堤の姿が。長女(3)を送っていたのだが、そこに16歳年下の美人妻もいて、赤ちゃんを抱っこしていたのだ。まだ公表していないが、今年の春ごろに誕生したという。その後、堤夫妻はデパートへ。「よく泣きまちゅねー」と赤ちゃん言葉で話しかけたり、子供服売り場で買い物したり、堤は終始パパの顔に。ランチを楽しんだあと、再び長女の幼稚園へ迎えに行くなど、家族4人の時間を大事にしている様子がうかがえた。ここで気になるのは、「第2子誕生を公表していないのは、大河ドラマ『西郷どん』の主演オファーを辞退したばかりだからでは?」という噂。辞退の理由は「本人の意向」としか報じられていないが、時期が重なるだけに無関係とは考えにくい。何せ大河ドラマの主演となれば、ほとんど家を空けることになってしまうからだ。ただ、それでも映画・ドラマ・舞台とスケジュールが埋まっているのは、「さすが堤真一」としか言いようがない。「第2子誕生を機に住まいも引っ越しした」というから、よく働く上に家族思いの満点パパなのではないか。■3位:合流か残留か? ジャニーズを秤にかける中居正広の「黒い影」『週刊女性』がいかにも“らしい”見出し、「合流か残留か ジャニーズまでも秤にかける中居正広の黒い影」と報じた。ちなみに、サブタイトルは「脱退3人への“餞別”は手切れの証か」「元マネージャーも『何を考えているのかわからない…』」。昨年、さんざん中居をホメたたえていたことを思えば、真逆のバッシング記事と言える。先日、「稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)がジャニーズ事務所を退社した際、中居正広(45)が高級バッグと服を贈った」という美談が報じられたばかり。しかし、同誌は「手切れの品では」という説を掲げる。「退社してすぐにコンタクトを取ってきた」「服やバッグは旅立ちをにおわすアイテム」と、その理由まで挙げていた。さらに、「『彼(中居)が人身御供になったことで脱退組の活動が保証された』と言われていますが、とんでもない。逆に、合流か残留かの選択肢を持っていて、ジャニーズをも秤にかけている」「中居の暗躍はジャニーズも、元マネージャーや元メンバーも把握できていない」という関係者コメントを紹介。よくここまで書くな……と思っていると、最後にオチがあった。「中居の番組ひとつで成り立っている制作会社もあり、残留はジャニーズや元メンバー、番組スタッフと、すべてがうまく回るように熟考した決断」というスタッフの声を上げつつ、「白と黒、どちらが本当の中居なのだろうか」とトーンダウンして締めくくった。こんな玉虫色の書き方は、女性週刊誌ならではのエンターテインメントに過ぎない。SMAPのファンも過敏に反応するのではなく、気楽に楽しんでしまえばいいのではないか。■2位:元SMAPの3人がファンサイトを開設! 早くも番組共演が決定今月8日にジャニーズ事務所を退社したばかりの稲垣、草なぎ、香取が22日、公式ファンサイトを開設。サイト名は「新しい地図」で、3人のプロフィールやファンクラブ入会案内、「10月16日本格始動」という予告がつづられていた。同サイトについて、「新しい地図は皆さんと一緒につくる集いの場所です!その地図は、まだ、真っ白です。皆で面白いこと、為になること感動すること、その他いっぱいいっぱい、その地図に入れていきましょう!」と説明。ロゴマークを見ると、「東西南北を表す“N”“E”“W”“S”に、地図の“MAP”を足すと“SMAP”」「“N”“E”“W”が逆向きで、“S”だけ通常の向きで書かれていることから、“新しくない=変わらない”SMAP」と2つの解釈ができる。意味深なのは、50秒間の動画。そこには「逃げよう。自分を縛りつけるものから。ボーダーを超えよう。塗り替えていこう。自由と平和を愛し、武器はアイデアと愛嬌。バカにされたっていい。心をこめて、心を打つ。さあ、風通しよくいこう。私たちは、新しい地図」というメッセージが発信されている。映像やフレーズの世界観から「香取が手がけたのでは?」と感じさせるが、いずれにしても、心がクリアになり、状況が好転しているのは間違いない。さらに10月4日、香取がレギュラーを務める『おじゃMAP!!』に草なぎがゲスト出演することが明らかになった。独立からわずか1カ月でのテレビ共演。ファンにとっては、今後に期待が広がる第一歩となった。■1位:安室奈美恵が引退へ!「美学」「劣化嫌い」「長男成人」憶測飛び交う今週の1位はこれしかないだろう。「安室奈美恵(40)が2018年9月16日で引退」。安室は40歳の誕生日を迎えた20日18時50分、公式サイトで引退を電撃発表した。もともと安室は、「コンサートにMCを入れず、歌とダンスだけで構成」「テレビ番組には出ない」などのストイックさで知られていたが、身の引き際もアーティストというより、アスリートのような潔さを感じさせる。引退の理由は、「『40歳になったら引退』という美学を貫いた」「負けず嫌いで『劣化した』と言われるのを嫌った」「デビュー25周年と、長男が来年5月に成人するという人生の節目」などと報道されているが、どれも憶測にすぎない。ただ、「安室が強い意志を持ち、それを貫ける女性」なのはまぎれもない事実だろう。思えば人気絶頂の20歳で結婚し、出産のため休業したのも、強い意志によるものだった。その後、母が殺害される事件が起き、セールスが落ち「人気低迷」と報じられる苦しい時期が続いたが、自力で乗り越えたことで、さらにカリスマ性がアップ。バラエティ番組で面白おかしく話し、プライベートをひけらかすアーティストが多い中、異彩を放っているだけに引退はインパクトが大きい。今後は、集大成のベスト盤リリース、日本全国とアジア各国へのツアーなどが予定されているが、早くも「引退後は京都移住へ」「音楽プロデューサーと再婚か」なんて報道が出たように、一年前のSMAPと似たフィーバーがあるだろう。SUPER MONKEY’S時代の姿を思い出すと寂しさはあるが、来年9月、どんなラストを見せて伝説となるのか、楽しみだ。□おまけの1本「泰葉が謎のイラン人と再婚! 先週の脅迫状報道に伏線が」おめでたいのに、これほど嘲笑が飛び交うニュースも珍しい。20日、泰葉(56)がイラン人会社経営者のメィヒディ・カーゼンプールさん(36)との婚約会見を開いた。報道陣からの祝福を受けた泰葉は、「感無量だわ……。彼は優しくて寛大な人です」と瞳をウルウル。一方、14日に来日したばかりというメィヒディさんは、「心の優しい女性。一緒にいることをうれしく思う」とコメントした。ツッコミどころだらけだが、メィヒディさんが穏やかな人だったことにホッとさせられる。2人は今年4月にフェイスブックで知り合い、ビデオチャットのやり取りで交際に発展。今後は結婚に向けて、メィヒディさんは泰葉の母・海老名香葉子さんと対面し、泰葉もイランを訪れる意向という。さらに泰葉は「イスラム教に入信する」と宣言するなど、愛の深さをアピールした。しかし、泰葉は先週の『週刊女性』で、「元マネージャーが怒りの告訴! 泰葉が自宅に送りつけた出刃包丁、脅迫状、犬のフン」という記事を書かれたばかり。しかも泰葉は、この報道を全面的に認めていた。気になるのは、その脅迫状に「イラン人がおまえ(元マネージャー)をやりにいく」と書かれていたこと。イラン人とは、まさかメィヒディさんのことか!?彼は豚肉を食べないイスラム教の信者だが、かつて元夫・春風亭小朝(62)に放った迷言「金髪豚野郎」が微妙にリンクしていることに、笑いを誘われた。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年09月24日歌手・安室奈美恵(40)が来年9月に引退すると20日に発表したことを受け、ダンスボーカルグループ・MAXのMINA(39)が21日、自身のインスタグラムを通じてメッセージを送った。安室と同じ沖縄アクターズスクール出身で、2人は共にSUPER MONKEY’Sとして1992年にデビューした間柄。インスタグラムに投稿したのは、「小学生の頃に出会い同じ夢を追い続け共に歩み育った仲間」からはじまる直筆文で、努力家の一面を称えながら、「なんだか奈美恵らしいね」とその決断を尊重した。そして、「本当に本当にありがとう」と感謝しながら、「この一年私も精一杯応援します。美奈子」と同志に誓ったMINA。安室へのはなむけの言葉を記したこの"手紙"には、「愛を込めて」のハッシュタグが添えられている。これにファンは即座に反応。「素敵なメッセージ」「直筆のメッセージ本当に泣けて来ました」「本当に愛がこもってて泣けます」「涙が溢れてきました」「手紙泣けます!」「5人のステージみたいです」など、MINAが書き残した言葉から、多くの人が安室との深い絆を感じ取っている。○MINAが投稿した全文小学生の頃に出会い同じ夢を追い続け共に歩み育った仲間25年前 SUPER MONKEY’Sとしてデビューが決まり共に上京あの頃から誰よりも努力家で、自分の道をしっかり歩いてきた奈美恵その姿がカッコよくて誇らしくもあり、羨ましくもあったよなんだか奈美恵らしいね本当に本当にありがとう。この一年 私も精一杯応援します。美奈子#愛を込めて max_minaさん(@mina_1977)がシェアした投稿 - 2017 9月 20 5:04午後 PDT
2017年09月21日