こんにちは、MOTOKOです。前回のコラム「若々しさの決め手は素肌感~MOTOKO流ミニマムメイクのすすめ」(記事リンクは本稿末尾に掲載)では、気になるところだけをカバーし、素肌感を残す大人向けミニマムメイクをご紹介しました。ファンデーションはなるべく薄く・少なくが大人向けミニマムメイクのポイントですが、肌のタイプによって、ちょっとした違いがあります。Miss Grand Japan代表の吉井絵梨子さんをメイクしたときの写真です。ナチュラルメイクでは、素肌感は残しつつ、ふんわりした肌の質感や唇の艶感を加えます。眉毛を綺麗に整えることできちんと感をプラス。■ミニマムメイク成功の秘訣~肌タイプ別ポイントオイリー・普通肌時間の経過とともに、メイクの崩れが気になる肌タイプです。朝つけたチークが昼にはもう跡形もない! なんてことも。ファンデーションは、オイルフリーやマットタイプがおすすめです。日焼け止めだけ塗った上に、薄くルースパウダーをのせるだけでもOK。どうしても気になるところはコンシーラーでカバーしましょう。チークはクリーム系かリキッド系を選ぶと崩れにくくておすすめです。乾燥肌ファンデーショはしっとり感のある保湿成分が入っているものがおすすめ。色付き下地クリーム・CCクリーム・ファンデーションなど、お好みのタイプを保湿クリームと一緒に混ぜて、気になるところにのせた後、うすくルースパウダーをのせるだけ。健康的なツヤ感がお好みの方はルースパウダーはなくてもOKです。シワが気になる肌目の周りなどシワが気になる場所は、できる限りファンデーション、コンシーラー、パウダー類は塗らないでください。かえってシワが目立ってしまいます。保湿クリームとCCクリーム、ファンデーションを混ぜて、肌がくすんでいるところだけを部分的にカバーする程度がおすすめです。どうしてもカバーしたいときは、シワとシワの間に塗り込むようにつけてください。表面的に塗り伸ばすのはNGです。パウダーはあまりおすすめしませんが、使いたい場合は、つけた後、両手で顔を何回か押さえ包み込むように肌になじませてください。毛穴が目立つ肌肌にツヤ感が出る下地を毛穴を埋めるようにつけ、まずは毛穴をカモフラージュしてからファンデーションを塗ると良いです。きっちりメイクをしたいときは、シリコンベースの毛穴を埋めるクリームも効果的です。ファンデーションは、必要最低限の量を軽く叩きながら毛穴を隠すようにつけてください。全体に伸ばすようにつけるのはNG。毛穴がより目立ってしまいます。ファンデーションは薄ければ薄いほど毛穴は目立ちません。CCクリームなど軽めの下地だけの方が、かえって肌は綺麗に見えます。■化粧直しもミニマムに時間が経ったときのメイクのよれ、気になりますよね。メイク直しの際、崩れた上からファンデーションなどを二度塗りするのは逆効果です。まずは、よれた部分をトントンと指の腹で抑えながら直してみてください。そのとき、手は清潔で乾燥した状態であることが大切。オイリー・普通肌の方の場合、小鼻の周り、額、顎がテカりもこの方法で落ち着きます。あぶらとり紙を使うこともおすすめします。■気になる場所のカバーもミニマムにシミ・シワ・くすみを隠そうとメイクをのせればのせるほど、時間が経つにつれてかえって目立ってきてしまうという経験をされた方も多いのでは? また、ひとつ隠すと次、またその次と全部隠したくなり、結果的に厚化粧になってしまう……ということも。どうしても気になるところだけをコンシーラーやファンデーションなどでカバーし、周りにしっかりなじませるのが秘訣。このとき、気になるところ全部を隠そうとしないのがポイントです。***肌のハリが年齢とともに失われていくのは当然のこと。ぴんと張った肌よりも、笑いジワや頬のやわらかさなど、大人のナチュラルな美しさを大切にしてくださいね。
2020年11月08日■先に描くのは「眉山〜眉尻」。眉メイクのやり方〜基本編今さら人に聞けない美眉メイクの基本。美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんが、眉メイクのやり方を紹介してくれます。まずは基本のやり方をおさえましょう。■美眉づくりに欠かせないコスメの選び方・使い方美眉アドバイザーの玉村麻衣子さん連載「美眉レッスン」の第2弾。眉メイクに必要なコスメと使い方を教わります。■美眉づくりに欠かせない道具の選び方・使い方美眉をつくるためにはまず必要な道具を揃えて使い方をしっかりマスターすることが不可欠。美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本をご紹介いただきます。■5アイテムで作る大人太眉。道具とやり方を詳しく紹介【偏愛コスメ#4】DRESSで連載「偏愛コスメ」を書いてくださっているゆっこさんが、今っぽい大人の太眉メイクを教えてくれます。必需品は5アイテム。ゆっこさん流の「平行太眉」の作り方、必見です。■大人の美人眉は立体的。自眉を活かしてナチュラルに見せるコツメイクアップアーティストのMOTOKOさんが、大人のための美人眉の描き方を解説。まずは自眉を知って、それを活かすこと。そして、立体的に仕上げること。大人の女性がおさえておくべきアイブロウメイクの肝が詰まっています。こちらもおすすめ黒髪の場合、眉メイクを間違ってしまうと野暮ったい印象になりかねません。そんな悩みに寄り添う玉村麻衣子さんの「黒髪さん向けの眉メイク」。黒髪にしっくりなじみナチュラルに仕上がる眉メイクを伝授していただきます。
2019年12月18日顔全体の印象を左右する眉。雑誌のお手本のようには生えてない。流行を取り入れたいけれど、なんだか変になってしまう……なんてお悩みの方も多いはず。あるべき場所ではないところに眉があり、眉を上下に動かすと盛り上がる眉弓筋の動きとずれて、とても不自然になっている方も見かけます。大人のキレイに欠かせないのは、基礎となる自分の眉を知ることです。トレンドを取り入れるのは、まず基礎ができてから!今回はMOTOKO流の眉メイク、基本のキからお伝えします。■自眉を活かして、自分に合った眉を作る自分の持っている眉骨や眉弓筋の位置、眉毛の量や流れと相談しながら形を決めるのがベストです。そもそも一番しっくりくる位置に眉毛が生えているはずなので、いじりすぎるのは禁物です。もっと自然に戻って、自分に合った眉毛の形、好みの形を見つけてください。それが、眉のお悩みから解放される一番の近道です。そうはいっても、もともとの眉は濃すぎる、足りない、形が不揃い……。理想の眉に近づけるために、眉全体を短く剃って、さらに左右の形を整えるためにシェーバーや毛抜きでトリミング。その方法は危険信号!MOTOKO流の眉メイクでは、自眉を最大限活用します。まずは骨格に合った眉を描いてみましょう。そこからはみ出た不要な部分のみを最小限、カット、毛抜き、眉シェーバーで整えるのがおすすめです。■毛足を残すのが自然な眉に見せる秘訣毛足をなくして一本一本の毛を短くしないのもコツです。「描きました」感満載の平面的な眉は、老けて見えるので要注意です。特に眉頭は、自然に描くのがとても難しい場所。ナチュラルな眉を作るためにも、触らずに残しておきましょう。ただし、ノーズラインよりも中央にはみ出している部分は、毛抜きかシェーバーでトリミングしてOKです。すでに形を整えてしまっている方は、毛を伸ばしながら理想とする形を目指してください。■眉上は触ってはいけないエリアこれは今回の最重要ポイントと言っても過言ではありません。眉上は抜いたり剃り落としたりしないこと。眉を動かしたときに眉弓筋が不自然に盛り上がって見えてしまうからです。基本となる眉ラインの上にはみ出している産毛や、眉山に尖ったように生えてしまっている部分は、形を整えるために剃ってもいいのですが、眉弓筋が見えるほど剃ることは絶対しないでくださいね。眉と目の間を狭く見せたり、下がり眉を演出したりするために、眉上を剃り落としている方を見かけますが、剃り跡が見えてしまいますし、眉弓筋の動きとずれてとても不自然に見えるのでNGです。■眉メイクを洗練させてくれる優秀アイテム眉頭や眉尻など、毛足をプラスしたい場合にはペンシル、リキッドタイプを使って、毛並みに沿って一本ずつ描き込みながら眉の形を作ってください。全体量をプラスしたい場合には、隙間を埋めたり、色をブレンドしやすいパウダータイプやクリームタイプを使ったりすると良いでしょう。スポンジチップは眉全体にすばやく色を入れるのに便利。アングルブラシは隙間を埋めたり、形を整えたりするときに使います。もともとの眉がしっかりある場合には、マスカラタイプで毛並みを整えてみてください。カラーマスカラで色を調整することもできます。次回はさらに詳しく眉メイクをお伝えします。眉が変化すると顔の印象がガラッと変わるので、早速明日からメイクに取り入れてみてくださいね!MOTOKO Facebookページwww.facebook.com/motokomakeup/MOTOKO Instagramwww.instagram.com/makeupbymotoko/2016年9月20日公開2019年5月26日更新
2019年05月26日こんにちは、MOTOKOです。夏本番、暑さも本格的になりましたね。外を歩いて汗をかいた後、冷房の効いた部屋に入るのは気持ちのいいものですが、これも過ぎたるは及ばざるが如し。■メイクの現場はいつも冷え冷え私のメインの仕事場である、ワーナー・ブラザーズ・スタジオのStage 10はものすごく冷房が効いています。プレスや雑誌などの撮影会場となるホテルも同じです。撮影には熱を発する強力な照明が不可欠なことから、撮影現場は冬場でも常に冷房が効いています。この冷え冷えな環境は、女優が汗をかいてメイクやヘアスタイルが崩れてしまわないようにするためでもあるので、黒子の私は我慢せざるを得ません。■夏でも冬用上着は必需品それでも寒さは堪えるので、休憩時間はスタジオ内から逃げるように外へ出て、新鮮な空気と太陽の日差しを感じながら昼食などをとるようにしています。アメリカでは小柄で痩せている方の私は、寒さをより敏感に感じるのかもしれません。女優たちでさえ、出番までジャケットやバスローブを羽織っていることもあるくらいなので、私にとっては、冬用のショールとジャケットは仕事中に欠かせないアイテムです。■冷えると免疫力が落ちる?私の厚着癖は、小さい頃からの習慣が大きいと思います。子供の頃それほど体が丈夫ではなかったこともあり、心配する家族からいつも暖かくしていなさいと、厚着で育てられました。私自身ずっと「寒い=風邪をひく」と思っています。体の冷えは免疫力の低下につながり、風邪など病気の原因のひとつでもあるので、冷えを解消することが、私の健康管理の一番大切なポイントです。■冷え解消のためにしていること食べ物で整える好きなものだけ食べていた若い頃からの食生活を、ここ3〜4年で徐々に改善してきました。酵素を多く含む緑黄色野菜、繊維の多い野菜、果物、発酵食品などを毎日摂るように心がけています。また、よく飲んでいるコールドプレスのグリーンジュースには、必ず生姜を入れています。LAにはグリーンジュースの専門店がたくさんあります。今は家庭用のジュースメーカーも高性能なものが販売されているようですね。最近は、生野菜のサラダよりも、野菜をたっぷり摂れるスープで飲んだり、たんぱく質もバランスよく摂るようにしています。運動で整える車社会のロサンゼルスは、歩く機会が少なく、運動不足になりがちです。そのため、女優たちには日常的な運動の必要性に対する意識が高い人が多いです。私もその影響を受けて、毎日スクワット、柔軟体操、ヨガポーズをしています。サルサダンスも好きでときどきレッスンを受けています。体を動かすことは自分のためなんですよね。体調を整えるためにしていることについては、「風邪をひかないために続けている、6つの習慣【MOTOKO美容塾 #6】」で詳しく書いてあります。こちらも参考になさってくださいね。■冷房による乾燥に気をつけて暖房時の保湿は皆さんも気をつけていらっしゃると思いますが、冷房の効いた室内も実はかなり乾燥しています。私は、できるだけ水分は1日に1リットル近く飲むように心がけ、また目の周りに乾燥を感じたら、すぐ保湿クリームをつけるようにしています。いつも使っている基礎化粧品を小分けにして持ち歩き、乾燥を感じたらこまめに保湿するのを習慣化するといいですね。特に目の周りは保湿ジェルやクリームを塗るようにすると、乾燥感が和らぐと思います。夏は、汗をかいたり紫外線を浴びたり、ただでさえ肌に負担の大きい季節です。屋内での肌ケアもお忘れなく!
2017年08月10日