カスタムできるスマートフォンケースやアップルウォッチバンドが海外セレブや国内外の著名人・インフルエンサーの中で話題となり、SNS投稿から人気に火が付いた、L.A発グローバルライフスタイルブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」。この度、「ナショナル・ケチャップ・デー」を記念して、世界中で愛されているケチャップである「ハインツ」とコラボレーションし、見た目にも「美味しい」テックアクセサリーコレクションを発表いたします。HEINZ x CASETiFYコレクションは、6月5日販売を開始し、世界中でご購入いただけます。HEINZ x CASETiFYコレクションは、150年以上にわたり時代を超えて愛され、誰もが知るケチャップのブランディングや、世界中の食卓に必需品となったアイコニックなハインツのボトルからインスパイアを受けて誕生しました。コレクションはiPhoneケース、 AirPodsリングケース、 Apple Watchバンドや、iPadケース、 Macbookケースなどを幅広くラインアップし、価格は2,700円からご購入いただけます。CASETiFYにとって初めて食品ブランドとコラボレーションしたテックアクセサリーというだけでなく、ハインツにとっても史上初のカスタムできるテックアクセサリーコレクションです。購入の際は、CASETiFYのカスタムスタジオで2つのデザインをパーソナライズでき、モノグラムや名前を高品質なテックアクセサリーに入れることが可能です。また、待望のHEINZ x CASETiFYコレクションは、世界中のトップ ブランドやアーティストたちとのコラボレーションを制作する、CASETiFYの注目のクリエイティブ プログラム「CASETiFY co-lab」の一環となります。このプログラムの限定版のコレクションは、数時間のうちに完売となることで知られ、HEINZ x CASETiFYコレクションは世界中で購入でき、180カ国にお届けいたします。このコラボレーションの発表にあたり、米国クラフトハインツカンパニーのブランドリード、ダリア・アドラー氏は次のようにコメントしています。「ハインツのケチャップはグラスボトルのタトゥーや、スタッシュケースとしてまで、世界中のファンに親しまれています。ハインツのケチャップが大好きなファンの皆さんに、スマートフォンやラップトップをフライドポテトのように“美味しく”飾ってもらえ、『ナショナル・ケチャップ・デー』を最高の方法で祝うことができます」CASETiFYの新商品として、今回のコレクションではキルティング素材のスマホケースが初登場。こちらはハインツケチャップのぷっくりとしたミニパックを、見た目と感触で再現した遊び心に溢れたスマホケースです。コレクションは他にも、CASETiFYのベストセラーアイテムにプリントされたケース、今までにないケチャップとフライドポテトが流れるフローティーケース、HEINZ x CASETiFY UVサニタイザーや、最近発売になった2-in-1グリップスタンドを取りそろえました。「HEINZ x CASETiFYコレクションはこれ以上ない組み合わせであり、テックを最も『美味しく』飾れるコレクションです。スマートフォンをしっかり守るだけでなく、ハインツがファッションとしてメッセージ性を持つグローバルなコレクションを発表できるように、全力を尽くしてきました」とCASETiFY CEO兼共同創設者のWes Ngはコメントしています。CASETiFYはハインツのテックアクセサリーを発表するために、クラフトハインツカンパニーの海外向けライセンス代理店となるBrand Central(ブランド・セントラル)と、クラフトハインツカンパニーと共に取り組んで参りました。このライセンスのコラボレーションは、ハインツにとって初めて実現した公式ライセンスコラボレーションであり、2019年に発表されたクラフトハインツカンパニーの拡大した海外向けライセンス戦略の一環です。HEINZ x CASETiFYコレクションの詳細や、ローンチ日に行われる先行販売へのウェイトリスト登録に関しては、CASETiFY公式サイトでご確認ください。他にも、CASETiFYソーシャルメディア ( Instagram : @CASETiFY_JP、 Twitter : @CASETiFY_JP、Facebook : @CASETiFYJP ) や、ハインツのソーシャルメディア( Instagram : @Heinz、Twitter @Heinz_Ketchup)でもご覧いただけます。HEINZ x CASETiFYコレクション商品内容:iPhone ケース、Macbookケース、iPad ケース、AirPodsケース、AirPods Proケース、AppleWatchバンド、ワイヤレスチャージングパッド、2-in-2 グリップスタンド、スマホ用UVサニタイザー販売価格:2,700円~1万3,200円(非課税)コレクションページはこちら: 【CASETiFYについて】CASETiFYは香港とL.AをベースにするEコマースを行うグローバル企業として、2011年に設立。EコマースとInstagramの特性を活かし、個人で気軽にカスタムかオーダーできるスマートフォンケースを市場でいち早く導入したことで、世界中から注目を集めるテックアクセサリーブランドとなる。急成長を続ける中で、日本国内のテックアクセサリー市場においてはNO.1のフォロワー数を誇り、カスタムケースの先駆者存在と言われる。また、同ブランドの象徴であるカスタマイゼーションは海外セレブのカイリー・ジェンナーやジジ・ハディッドをはじめ、森星さんや河北麻友子さんなど多くの著名人やインフルエンサーを魅了。2019年に行われたPokémonとのコラボレーションが大好評を博した他、これまで、フランスのファッションブランドVetements (ヴェトモン)や日本のファッションブランドsacai (サカイ)、 国際航空輸送会社のDHL、「コカ・コーラ」とのコラボレーション等も実施。新作アイテムのローンチは勿論、今後も影響力の高いインフルエンサーとの協業も予定。SNS映えやオリジナリティを気にする若年層を中心に日々愛用者が増え続けている注目のブランド。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月28日テックアクセサリーブランド「ケースティファイ(CASETiFY)」とポケモン(Pokémon)のコラボレーションによるiPhone ケース、Macbookケース、AirPodsケースが、リステア ブティックにて2019年9月27日(金)より販売される。即完売の“ポケモン”テックアクセサリーをリストックDay(昼)&Night(夜)をコンセプトにした「ケースティファイ」とポケモンのコラボレーション。2019年5月の第1弾、7月の第2弾、8月の第3弾はオンライン上で展開され、いずれも即完売となった。そして今回、その人気アイテムが第1弾から第3弾まで全てリストック。リステア限定で、実店舗販売を実施する。第1弾第1弾からは、ポケモンたちの個性を活かしたスタイリッシュなテックアクセリーをラインナップ。iPhoneケースは、ポケモンたちをステッカーモチーフにしたものと、ピカチュウ・フシギダネ・ヒトカゲ・イーブイ・ミュウのそれぞれのデザインを施したものが登場する。さらに、AirPodsケースとMacbookケースは、ステッカーモチーフとピカチュウをあしらった2種で展開される。第2弾また、第2弾では、カントー地方で発見された全151匹のポケモンをデザインに取り入れたiPhoneケースの中から、「ピカチュウ」の人気デザインをピックアップした。第3弾9月27日(金)にリステア初入荷となる第3弾は、ニューヨークとロンドンを拠点に活動しているアーティストデュオ「クレイグ&カール」とタッグを組んだ、「ザ アイコンズ バイ クレイグ&カール(The Icons by Craig & Karl)」コレクションを展開。「クレイグ&カール」のユニークなエッセンスを反映した、ピカチュウやモンスターボールのモチーフが描かれたキュートなアイテムたちは要チェックだ。【詳細】CASETiFY & Pokémon発売日:2019年9月27日(金)販売店舗:リステア ブティック住所:東京都港区赤坂9-6-17価格:iPhone ケース:4,400円~6,500円+税Macbook ケース:6,000円+税AirPods ケース:2,700円+税※9月27日(金)21:00~ RESTIR.COM & RESTIR STYLISTS APP販売開始【問い合わせ先】リステアTEL:03-5413-3708©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
2019年08月22日代官山 蔦屋書店では11月19日から12月3日まで、ストリートファッションにフィーチャーした『STREET MAGAZINE』とパーバーズ(PERVERZE)のポップアップイベントが期間限定で開催される。パーバーズは、80年代、90年代のパリ・ロンドンなどのストリートファッションからインスピレーションを受け生まれたファッションブランド&プロジェクト。今年10月にローンチしたばかりだが、ローンチ前から流行に敏感なファッショニスタの間ではインスタグラムを中心に話題となるなど注目が集まっている。1985年に創刊された『STREET MAGAZINE』は、国や文化で異なるスタイルこそがファッションであるという考えのもと、ハンターと呼ばれるフォトグラファー達によって世界のストリートシーンを撮り続けてきたファッション誌。リニューアルを果たした最新刊では、17SSニューヨークファッションウィークのストリートシーンを中心に紹介する。今回のポップアップでは、『STREET MAGAZINE』最新刊とパーバーズ最新コレクションを発売する他、同誌の80年代、90年代アーカイブからセレクトされたオリジナルのZINE(ファッションや音楽、イラストや写真などのさまざまな内容をまとめた少部数発行の同人誌)、代官山 蔦屋書店限定の『STREET MAGAZINE』×パーハーズコラボレーションMacbookケースも発売される。
2016年11月19日アップルが「USB-C充電ケーブル交換プログラム」を開始した。対象は、2015年6月まで12インチ「MacBook」に同梱されていたUSB-C充電ケーブル。設計上の問題から、電源アダプタに接続してMacBookを充電しても、断続的に充電が途切れたり、全く充電されない不具合が起こる可能性がある。交換対象製品は、ケーブル部分に印字されている文字で見分けられる。「Designed by Apple in California. Assembled in China」とだけ記されていたら交換対象、「Designed by Apple in California. Assembled in China」の後にシリアル番号が印字されていたら新設計の充電ケーブルなので交換は必要ない。交換プログラムには、1. Apple Store直営店(Genius Barの予約が必要)、2. Apple正規サービスプロバイダ、3. Appleサポートのいずれかを通じて申し込める。交換の際にはMacBookのシリアル番号が必要になる。
2016年02月13日ラナは5日、MacBookやノートPCの天板に貼り付ける「初音ミク」デコレーションシール「PetaMo! for MacBook 初音ミク」シリーズを販売開始した。キャラクター雑貨販売サイト「ラナタウン」で取り扱い、価格は税込2,160円。11月下旬から順次発送する。イラストレーター「オサム」氏描き下ろしの「初音ミク」デコレーションシール。MacBookやノートPCの天板を初音ミク仕様にアレンジできる。中央のアップルロゴ部分は透明で、MacBookに貼り付けた場合、電源オン時にミクが抱えるロゴがそのまま光る。イラスト部分、ロゴ、ナンバーはそれぞれ別のシールで、好みの位置に貼り付け可能。本体サイズはW29×H21.5cm。想定する使用端末は13型のMacBookだが、これ以外のPCでも利用できる。(C) Crypton Future Media, INC.
2015年10月26日センチュリーは22日、リテイル事業のひとつ「秋葉館」から、MacBookのACアダプタ専用ケース「Juiceboxx Charger Case」を発売した。MacBookのMagSafe電源アダプタ容量に合わせて85W用(18インチおよび17インチMacBook Pro)、60W用(MacBookおよび13インチMacBook Pro)、45W用(MacBook Air)の3種類をラインナップ。いずれの価格も2,970円(税込)で、カラーはクリアのみ。Juiceboxx Charger Caseは、MacBookのMagSafe ACアダプタに装着するケース。アダプタとコードをつなぐコネクタ部で発生しやすい衝撃や摩擦によるコードの断線を防止する。また、使用しない時や持ち運ぶ際には、本体にコードを巻き付けてまとめることができる。素材は軽くて高強度のポリカーボネットを採用している。本体サイズと重量は、85W用がW91×H92×D34mm/37g、60W用がW85×H81×D34mm/33g、45W用がW71×H72×D34mm/29g。
2015年07月22日ディーフは7月下旬から、MacBook用のジャケットタイプケース「PU Leather for MacBook」を発売する。ブラック / ブラウン / レッドの3色を用意。価格はオープンで、同社の通販サイト「Deff ダイレクトショップ」での価格は5,556円(税別)。ケースはMacBookのキーボード側とディスプレイ側に分かれており、それぞれをはめ込むだけで装着完了。液晶をたたんだ状態でMacbookの全方位を保護し、ケースを付けたままでもイヤホンやUSBケーブルの脱着が可能だ。ケースの芯材にはポリカーボネイトを使用し、表面はPUレザーで覆った。本体サイズはW283×D200×H1.5mm、重量は約175g。対応機種は2015年版MacBook。
2015年07月07日フォーカルポイントは17日、新型MacBook 12インチ用のシェルケース「TUNEWEAR eggshell for MacBook 12インチ」を発表した。発売は6月下旬。同社オンラインストアでの直販価格は税別3,686円。TUNEWEAR eggshell for MacBook 12インチは、薄さ約0.9mmのMacBook用シェルケース。新型MacBook 12インチに対応する。同製品はMacBookの天面と底面をカバーする2つのパーツで構成されており、ケースをつけた状態でもMacBookの各ポートへアクセスできる。素材には耐久性に優れたポリカーボネートを採用。底面の四隅には滑りを防ぐラバーパッドが付いている。本体サイズはW283×H196mmで、重量は約118g。カラーはマットクリアを用意する。
2015年06月18日シリコンパワージャパンは12日、MacBookのストレージ容量を簡単に拡張できるアダプタ「xDrive L12」と「xDrive L13」を発表した。容量は「xDrive L12」が64GB、「xDrive L13」が64GB / 128GBを用意する。7月上旬より発売し、価格はオープン。○xDrive L12「xDrive L12」は、MacBookのSDメモリーカードスロットに挿して使用する容量拡張用ストレージ。容量は64GB。本体が短いためMacBookのSDメモリーカードスロットに挿しても出っ張らない。転送速度はリード最大90MB/s、ライト最大60MB/s。本体サイズはW17.1×D28.4×H3.1mm、重量は約1.05g。対応機種は、13型MacBook Pro Retina 2012年モデル以降。○xDrive L13「xDrive L13」は、本体が大型のモデル。容量は64GBと128GBで、基本仕様はほぼ共通。本体サイズはW22.6×D28.4×H3.1mm、重量は約1.4g。対応機種は、13型MacBook Air 2008年モデル以降、15型MacBook Pro Retina 2012年モデル以降、13型MacBook Pro 2009年モデル以降、15型MacBook Pro 2009年モデル以降。
2015年06月12日ラナは5日、MacbookやiPadの背面に貼り付ける「リラックマ」デコレーションシール(4種類)を発売した。キャラクター雑貨販売サイト「ラナタウン」にて発売し、価格は1,620円(税込)から。○Petamo! for Macbook リラックマ「お空でリラックス」と「ボンジュールリラックマ」の2種類をラインナップ。価格は2,160円(税込)。Macbookの液晶背面をデコレーションするシール。パーツごとにシールが分かれているので、自由なレイアウトが可能。MacBookだけでなく、他社のノートPCなどにも使用できる。一度貼り付けたら貼り直しができない点に注意。○Petamo! for iPad リラックマ「お空でリラックス」と「ボンジュールリラックマ」の2種類をラインナップ。価格は1,620円(税込)。iPadシリーズの背面デコに適したシール。パーツごとにシールが分かれており、自由にレイアウトできる。s
2015年06月05日山田商店は25日、Macbookのボディをラッピング加工するサービス「Macラッピング」に、「鏡面デザイン」の新色を追加した。価格は11インチ向けが9,000円、13インチ向けが10,000円。Macラッピングは、Macbookの表面にシートを貼り付けて着せ替えるサービス。シートには特殊な粘着剤を使用しており、何度でも貼り替えられる。今回は鏡のように輝くデザインの「鏡面シリーズ」に、新しく3色を用意する。新カラーはピンク、パープル、グリーン。
2015年05月28日バッファローは27日、新しいMacBookなどで採用されているUSB Type-Cポートに対応した変換ケーブル3シリーズ12製品を発表した。発売は5月下旬。○「BSUCAC31」シリーズ「BSUCAC31」シリーズは、USB Type-CポートをUSB 3.1 Type-Aポート(メス)に変換するケーブル。新しいMacBookなどのUSB Type-Cポートを持つPCで、USB 3.1 / 3.0対応の外付けHDDやUSBメモリ、カードリーダー/ライターなどを接続できる。ラインナップはケーブル長0.15mの1モデルのみで、カラーはブラックとホワイトの2色。価格は税別7,500円。○「BSUCMB2」シリーズ「BSUCMB2」シリーズは、USB Type-C端子をmicroUSB 2.0端子(オス)に変換するケーブル。microUSB搭載スマートフォンやタブレットなどの機器を充電したり、データ同期したりできる。ラインナップはケーブル長1.0m / 2.0mの2種類で、カラーはブラックとホワイトの2色。価格は1.0mモデルが税別6,290円、2.0mモデルが税別6,450円。○「BSUCA」2シリーズ「BSUCA」2シリーズは、USB Type-A端子をUSB 2.0 Type-C端子(オス)に変換するケーブル。USB Type-Cポートを搭載したスマートフォンやタブレットなどを接続すると、充電や同期などが行える。ラインナップはケーブル長1.0m / 1.5m / 2.0m / 4.0mの4種類で、カラーはブラックとホワイト。ホワイトは1.0m / 2.0mの2種類のみを用意する。価格は1.0mモデルが税別5,970円、1.5mモデルが税別6,100円、2.0mモデルが税別6,290円、4.0mモデルが税別7,500円。
2015年05月27日ロア・インターナショナルは25日、SLG Designブランドの新しいMacBook 12インチ用スタンドケース「D5 Artificial Leather」を発売した。価格は税別8,990円。カラーバリエーションは、ホワイト、ピンク、ネイビー、タンブラウン、ブラックの5色。D5 Artificial Leatherは、ケース外側に合成皮革、ふたの内側に白色の天然牛皮を使用した、新しいMacBook用のケース。ふたの部分を利用して、MacBookのキーボードに傾斜を付けるスタンド機能が付いている。本体サイズはW30×H21.5×D1.4cm、重さは178g。
2015年05月25日クロスフォレストは22日、新しいMacBook(Retina、12インチモデル)用のガラス製液晶保護フィルム「CF-GHMB12」を発表した。価格はオープルで、推定市場価格は税込3,480円。2015年5月下旬より、同社Webストア「CROSS FOREST」などで発売する。本製品は、日本旭硝子製の0.33mm厚ガラスを使用した新しいMacBook(Retina,12inchモデル)用液晶保護フィルム。化学強化処理を行うことにより、高い硬度を備えた。表面には、超撥水撥油性化学処理を施し、指紋が付きにくく、汚れを拭き取りやすくなっている。ディスプレイとの吸着面にあたるシリコン層は、Retinaディスプレイの画質を損ねないように、薄く光の透過率の高い日本製を採用した。
2015年05月22日●12インチ、13インチ、15インチ4月は、MacBook、MacBook Pro 13インチという、3月9日のイベントで発表された新しいMacBookシリーズのうちの2機種をじっくりと試してみました。今回は少し、まとめとしての記事を書いておこうと思います。元々使っているMacBook Pro 15インチと合わせて、12インチのMacBook、13インチのMacBook Proの3つのサイズのMacを比べてきたことになります。またMacBook Air 13インチについては、今使っているマシンの前に使っていました。作業の負荷として、テキスト編集が主で、これに加えて写真編集と短いビデオ編集を行うという筆者の前提で、今現在における筆者のチョイスについて答えを出しておこうと思います。結論から言うと、「必要なときが買い時」という点ではMacBook Pro 13インチが今のところ良いと思います。同時に、切羽詰まっていなければ「ステイ」、というポジションです。お題【2015年に欲しい、理想的なMacとは?】解決策→MacBook Pro 13インチ、もしくは次のMacBook Air?●ノートPCを再定義するであろうMacBook○多分、未来はMacBookMacBookに触れてみて、必ずしも「思い切り新鮮だった」という印象は受けませんでした。しかし、非常に軽く、小さく、そのため画面の美しさが際立つ「キレイな製品」であるのには違いありません。これは、一般に懸念材料とされているUSB-Cポートや薄型化されたキーボードについて、筆者は特に問題にならなかったことから、単体で使っている上では大きなネガティブなポイントがなかったということが理由でしょう。おそらく、あのキーボードがどうしても嫌だという人もいるでしょうし、これらは筆者も困ったポイントでしたが、ThunderBolt2やSDXCカードスロットがないことで不便をする人もいるでしょう。しかし一方で、極限までシンプルに削り取られた、ディスプレイとキーボードが備わるだけのMacBookは、ノート型コンピュータの未来、あるいは最終的な形、理想の原点、といったところでしょうか。これ以上どうしようもないところまで来てしまったような印象を受けます。ノートパソコンとして単体で利用する上では、これで問題がないのです。MacBookは、Appleのノートブック型ラインアップにおける「当面の基本形」として、再定義されたマシンと考えることができます。薄型キーボード、フォースタッチのトラックパッド、Retinaディスプレイ、9時間以上のバッテリーライフ、USB-Cポートなどを基本性能に、その他のモデルはこれに何らかの機能や性能を追加しながら、モデルのラインアップが刷新されていくでしょう。例えば、少し大きな13インチのMacBookが出てきたらどうか。ちょっと強度に不安を覚えますが15インチのMacBookが出てきたらどうか。面白そうですが、どちらもその必要性がない、と考えています。○完全なる過渡期とはいえ、MacBookの購入しにくい理由は、ベンチマークでは2011年モデルのMacBook Airと大差ないという結果からでした。実際にまっさらなシステムとして使い始めると、レインボーカーソルを見ることなく快適に利用できます。ただ、個人的な性格として、今使っているものより性能の低いマシンを買おうという気に、どうしてもなれなかったというのが実際のところです。やはり最新のCore i5ファミリーを搭載したMacBook Air以上を選択したかったわけです。一方で、これまでも連載で述べてきた通り、一度MacでRetinaディスプレイを使ってしまうと、後戻りできない「感覚」が身についてしまいます。これまでノート型のRetinaディスプレイはMacBook Proの特徴でもありましたが、MacBookでも採用され、採用モデルは拡大することが考えられます。今現在、MacBook Pro以下のラインアップでは、MacBook Proと同じCore i5ファミリーを搭載する「MacBook Air」と、MacBook Proで採用されているRetinaディスプレイを搭載する「MacBook」、という選択をしなければならず、性能面からすれば13インチのMacBook Proを選ぶしかない、というチョイスになります。完全に過渡期。2015年はMacBookシリーズのラインアップが整理される1年と言えるでしょう。●近い将来刷新されるかも? なMacBook Air○次のMacBook Airへの期待一つ、インターフェイスの視点での考察を。3月9日に発表されたMacBookシリーズのうち、新型の薄型キーボードとフォースタッチに対応したトラックパッドの両方を搭載したのはMacBookだけでした。同時に発表されたMacBook Pro 13インチには、新しいフォースタッチのトラックパッドは搭載されましたが、新型キーボードは搭載されませんでした。そして、同じ日に刷新されたMacBook Airシリーズには、その双方が搭載されていません。トラックパッドは今後、フォースタッチ対応へと切り替えられていくでしょう。しかしキーボードについては、もしかしたら、既存のキーボードをPro向け、MacBookに搭載された薄型をそれ以外のモデル向けへ振り分けることも考えられます。MacBook Airは3月9日にアップデートされましたが、インターフェイス面では古いトレンドをそのまま引きずっており、例えば新しい薄型キーボードとフォースタッチのトラックパッドの両方を採用するモデルが登場する可能性があるのではないか、と思います。Retinaディスプレイと新型キーボード&トラックパッド、1つもしくは複数のUSB-Cポートを搭載し、加えてSDXCカードスロットぐらいを搭載したMacBook Airが登場してきても良さそうな気がしてきました。すると、これまで13インチでRetinaディスプレイの差異しかなかったMacBook AirとMacBook Proの間に、キーボードやポート類という差異が生まれるのではないか、と考えています。それがラインアップ上、充分な際になるかどうかはわかりません。松村太郎(まつむらたろう)ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を執筆している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura
2015年05月12日●MacBookは本当にUSB-Cポート1つで大丈夫なのか?MacBookのレビューをしている最中に、Apple Watchの発売日を迎えました。筆者のチョイスはApple Watch 42mmとミラネーゼループ。ステンレススチールはピカピカと磨かれており、つや消しでサラサラとした表面のMacBookシリーズとは異なる輝きがあります。Apple Watchを腕に巻きながらMacのキーボードを使うと、金属のバンドは特に、パームレスト部分との摩擦が気になります。ミラネーゼループの場合、バンドの磁石が仕込まれている部分が平面となっており、ここはより傷が目立ちそうです。タイピングの時は、他の時計のように外して使っても良いのですが、締め切り直前のどきどきや、ペースに乗ってタイピングしているときの軽い興奮状態が記録できないのももったいない、と思ってしまい、少し悩んでいます。ちょっと、手首部分を上げてタイピングすれば良いじゃないか、という問題解決で、一応の結論を迎えようと思っております。さて、本題のMacBook。今回は、論争の的となった1ポートのUSB-Cについてです。お題【本当にUSB-Cポート1つで大丈夫なのか?】解決策→いや、そもそも使うのは1日1回だった●USB-Cポートの使用頻度は高くない、使い心地は固い○限りなく、使う頻度は少ない結論は早い方が良い、ということで、この議論を終わらせてしまいましょう。「MacBookのUSB-Cポートは、1日1度しか使わなかった」もう、USB-C対応のアクセサリがないとか、ポート数が少ないとか、そういう話じゃなかったんです。MacBookを使う上で、USB-Cポートに何かを差し込むのは、帰ってきてから、家に置きっ放しにしていた充電アダプタに差し込むときだけ。それ以外でこのポートに何かを差し込むことはなくなりました。バッテリーの持続時間が長い、という話はこれまでもしてきましたが、故に出先で電源を探すことも、バッテリー残量が減ってきてそわそわすることもなくなりました。数日で、ACアダプタそのものを持ち歩かなくなります。外部ディスプレイに接続することもなく、デジタルカメラから写真を取り込むこともなく、外付けハードディスクにデータが入っていることもない。MacBookを使うのは、こうした「これまでのパソコン的な何か」がない人たちであり、用途だと割り切っていることが大切です。裏を返せば、上に触れることが1つでもあるなら、MacBook AirやMacBook Pro 13インチを選ぶべき、と思いました。○固いUSB-Cポートを使うのは付属の電源ケーブルだけ。MacBookを選ぶべきかどうかの非常に分かりやすく、検討し始めて早々に現れる分岐点の存在が明らかになったところで、USB-Cポートの使い心地を一言で表すならこうです。「固い」比較対象はこれまでのUSBポート、そしてAppleがMacBookシリーズのために考え出した磁石でくっつく電源コネクタ「MagSafe2」。前者はとにかく、MagSafe2はコネクタを近づければ吸い付いて充電が始まり、指でもちょんと当たれば本体と離れる、そんな優れたコネクタです。筆者もMagSafe2には、覚えているだけで3度は助けられました。充電中のMacBook Proの電源ケーブルに足を引っかけてしまい、「これはもうテーブルからMacが落ちた、終わった」とスローモーションで真っ青になる瞬間。そんなぞーっと背中に気持ち悪い寒さが走ったものの、Macはびくともせず、ケーブルだけがただ外れて落ちるだけで済んでくれるのです。これだけで、MagSafe2の御利益を感じずには入られないわけです。しかしMacBookのUSB-Cポートは、普通のUSBポートと比べても固く、しっかりとコネクトされてます。怖くて結局少し持ち上げただけでやめましたが、MacBookが持ち上がるくらい、というとその固さが分かると思います。心持ち、USB-Cポートが両端に付いているケーブルも太いですし……。この固さは、足を引っかけたら、確実にMacBookもろとも床に落ちるパターンです。つまり、充電しながらMacBookを使うな、ということでしょうか。それは言い過ぎにしても、確かにバッテリーの持続時間を考えると、充電しながら使うシチュエーションは日中はありませんでした。また、もしも家に帰ってきてさらにMacBookを使い続ける際、充電が必要なほど電池が減っていたら、多分その日はもう仕事をやめた方が良い、というくらい働いているはずです。●USB-Cポートの充電以外の用途はどうなる?○ドックや外部ディスプレイなど、環境整備に期待MacBookではUSB-Cも含めて、外部ポートはさほど重要性を感じることはありませんでした。とはいえ、もしも今後USB-Cポートを搭載するMacが増えていくとすれば、充電以外の用途をきっちりと整えて行く必要があります。MacBookには、USB-Cから通常のUSBポートへの変換コネクタ、USB-CからUSB-Cポート・通常のUSBポート・ディスプレイ出力(HDMIもしくはVGA)というコンビネーションのコネクタが用意されています。しかしこれらのコネクタだけでは不十分と言えるでしょう。Appleが何を意図して(隠して?)いるのかは分かりかねますが、USB-CポートからThunderBolt2(DisplayPort)に変換するアダプタが必要です。さらに言えば、少なくともMacBook Air 13インチと同じ外部ポート構成になるようなドックを売り出してくれても親切ではないか、と思います。もっとも、Appleに期待するより、サードパーティーの仕事が早いかもしれません。あるいはディスプレイの進化も期待しています。USB-Cケーブル1本をつなげば、充電・給電、ディスプレイ出力、USBハブ機能が使えるようなインターフェイスを備えてくれると、これ1台をデスクに置いておけばMacBookをスマートに使いこなせます。一方で、ワイヤレス化、クラウド化が進んで、やっぱり充電用途だけで良いんじゃない?という結論が最終的に待っていることにも期待しています。ディスプレイは現状でも、1080pまではApple TVを接続したディスプレイに無線で飛ばすことができます。デジタルカメラからも、Wi-Fiで写真を取り込めますし、iPhoneで撮影した写真はiCloudフォトライブラリを通じて自動的に「写真」アプリに入ってきます。問題は写真以上に大きなデータの保存ということになりますね。松村太郎(まつむらたろう)ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を執筆している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura
2015年05月08日●MacBookのキーボードは打ちやすいのか?MacBookを試し初めて10日がたちました。軽くなった920gのMacBookは、どこまででも持ち運んで行けそうな、そんな気分になってしまいます。天候不順の4月の東京、ばっちりと防水が施されたサンフランシスコ製のバックパックには小さすぎるグレーの板は、しっかりと活躍してくれています。この期間に書いている原稿のほぼすべてはMacBookの本体のキーボードを叩いています。パフォーマンスにも問題がなく、レインボーカーソルに見舞われることもありません。まあ、仕事柄、普段はそんなに負荷のかかる作業をしていないことも挙げられます。こうして原稿を書いている最中、パームレストやキーボードの指先から熱を感じることもありません。あと、バッテリー残量89%で、残り時間11時間39分、っていうの、やめてもらえませんかね。前回から何度も言っていますが、そんなに筆者のスタミナはありません。今回は、長時間仕事を続ける上で、目に並んで重要な要素である指先の話です。お題【MacBookのキーボードは打ちやすいのか?】解決策→コツはなでるように●MacBookのキーボードは叩くな、なでろ○新しいメカニズムとほとんどないタッチMacBookで賛否両論の新しいキーボード。薄型化を極めるため、しかし打ちやすさを作り出すため、新しいメカニズムを採用しているそうです。Appleによると、新しいキーボードの構造はバタフライ方式。これまでのシザー式に比べて揺らぎが少なく、薄い構造を実現できるとのこと。またキーのどこを押してもきちんと認識されることから、キートップの面積を大きくできるというメリットもあります。キーの安定性について一番分かりやすいのはスペースキー。これまでのキーを押さずに前後に揺すってみると意外と動くことに気づきます。まあ、今までやったことがなかったので知らなかったのですが。しかし新キーボードでは、この揺らぎがほとんどありません。ただ、このことはもう一つの特徴であるキーの浅さから来ているようにも思いますが、その話は後から、ということで。キートップが大きくなることは、おそらく少しラフなポジショニングでのタイピングでも、きちんとズレずにタイピングできる、というメリットがあるかもしれません。もっとも、文章を書く仕事をしている身からすると、ミスタイプを減らすことは文章を気持ちよくキーボードから書いていく作業には不可欠なことだし、仕事の効率にも関わります。キートップがちょっと小さいからといってミスするようではダメなわけで、個人的には、キートップが大きくなることは、さほど使い勝手に左右しない、というところが本音です。○叩くな、なでろこれもいろいろな場所で指摘してきたことではありますが、キーボードのような接触時間の長い、やや複雑なインターフェイスはおそらく、慣れたモノが一番使いやすくなっていく、という性質があると思います。現状、iMacなどに付属してくるAppleのキーボード、MacBook Air/MacBook Proに搭載されているキーボードは非常に近いタッチであることから、割と素直に移行することができるのではないか、と思います。特に、MacBook Airを使っていて、性能面でステップアップしたい、とMacBook Proに移っても、剛性感やキーボード面の傾斜の違いはあれど、さほど大きな違和感を覚えないのではないか、と思います。ただ1点、その傾斜とエッジのせいで、MacBook Proを長時間使っていると、手首よりやや肘に近い部分にスジがついてしまうのですが。そういう「タッチの共通点」からすると、MacBookのキーボードはこれまでにないものでした。MacBook Airなどの既存のキーボードは、「薄いけれど打鍵感がある」というラインだったのですが、MacBookのキーボードは「打鍵感は指先の振動だけ」というと言いすぎでしょうか。そのため、今までみたいにキーを押し下げるつもりで指先に力を込めると、すぐに底打ちしてしまい、その力が必要以上のものだったことを伝えてくれます。もっと柔らかに、もっと力を抜いて。今までのキーボードの感覚からすれば、「叩くな、なでろ」という意識で触れると、ちょうど良い力加減になってきます。このコツをつかみ始めると、新しいキーボードへの慣れは加速度的に進んでいきます。慣れる時間は、さほどかからないのではないか、というのが現状の評価です。●打鍵するときの音はより静かに○触れるときの感触が楽しめるようになるなでるように力を抜いて指を早く動かす。そんな感覚でMacBookのキーボードに馴染んでいくと、なでているのに指先にフィードバックが打鍵感として返ってくるという勘所をつかむことができます。すると、もちろん指の移動距離も短くなりますが、それ以上に打鍵するときの音が静かになっていくことに気づかされます。慣れないうちはつい力をかけ過ぎてしまい、ついつい「パチパチ」という音を鳴らせながらのタイピングになってしまいます。「キーを叩いている」という意識は存分に味わうことができますが、キーを押し下げても指して戻る力が強くないため、あまりテンポ良いタイピングができません。だんだん力を抜いていくと、そのパチパチ音が軽減されていき、前述の指先へのフィードバックに意識が向いていきます。すると、そのフィードバックを得て次の打鍵に進んでいくようになり、スムーズさが増していくのです。今までのタイピングがスタッカート(跳ねるように演奏)だとすれば、MacBookのキーボードはスラー(滑らかに)という感覚と言うべきでしょうか。あれ、割ともう、このキーボードが大好きな自分がいることに気づかされます。滑らかに、優雅に。なかなか良いじゃないですか。今後、このキーボードが他のモデルにも波及するかもしれませんが、個人的には大歓迎です。松村太郎(まつむらたろう)ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を執筆している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura
2015年04月24日●クリック感を振動で再現?今回取り上げる記事は以下のものだ。アップル、オンラインのApple Storeで新しい「MacBook」の販売を開始 (4月10日掲載)アップルは4月10日に新しいMacBookを発売した。実はこの原稿も、その新しいMacBookで執筆している。といっても、現状ではレビュー用の貸出機材であり、自前のものが到着するのはまだ先の話だ。さて、新しいMacBookは薄型・軽量ということで注目を集めている。実際には日本のPCメーカーからは、同クラスのプロセッサーを使った、もっと軽い製品がリリースされているのだが、これだけの薄さと軽さ、そして美観を並立させた製品はなく、実にアップルらしい製品といえる。さらに、周辺機器と電源を接続するコネクターを1つにまとめてしまう、という荒技もアップルらしい。○新しいMacBookに秘められた「マジック」もし、周囲にMacBookを買った人がいたら、ぜひ試していただきたいことがひとつある。今春に発売されたMacBook Proでも同じ技術が使われているので、そちらでもかまわない。まず最初に、動いているMacBookのタッチパッドをクリックしてみていただきたい。まあ、普通だ。特に驚きはないだろう。その後、マックの電源を落とし(スリープでなく、完全にシャットダウンしてほしい)、同じようにタッチパッドをクリックしてみよう。予備知識がなければ、まるでクローズアップマジックをかけられたように、驚くはずだ。クリックできたはずのタッチパッドが「まったく動かない」ことに気づくからだ。実はこの春から、アップルはタッチパッドの構造を変えた。ボタンを仕込むのではなく、スマートフォンのパネルと同じ静電センサーに切り替えた上で、「クリックした」感触を「TAPTIC Engine」と呼ばれる振動機構でまねるようにしたのである。この仕組みには利点がいくつもある。まず第一に薄くなること。これはまあ、元々ストロークもないボタンだから、たいした意味はない。第二に、どこを押しても「クリックになる」こと。通常、タッチパッドのボタンは下半分に取り付けられるため、クリックするためには指を下の方へ移動する必要がある。しかしアップルが採用した仕組みの場合、どの場所でも一様にクリックが働くため、ホームポジションから指をあまり動かさなくてもクリックができる。第三に、クリックに加え「深いクリック」ができるようになったことが大きい。押し下げ感のない板のはずなのに、さらに「深い押し下げ感のあるクリック」とは、どうにも矛盾しているように思える。しかし、そもそもこのタッチパッドにおけるクリックは「感覚の詐称」であり、通常のクリックに加え「深く押した感覚もマネしている」と思えば、納得できるだろうか。深いクリックは、タッチパッドに新しい操作の可能性を与える。現在は、従来「三本指でのタップ」で行っていた単語からの辞書引きのほか、動画再生用のQuickTime Playerで再生速度調整に使われている程度だが、今後APIが開発者に広く公開され、アプリの中で自由に使えるようになるという。マジックのような驚きという意味で、MacBookのタッチパッドはおもしろい。だが、アップルは別に「一発芸」としてこの機能を搭載したわけではあるまい。深いクリックに似た「プレス」という要素はApple Watchにも採用されている。こちらも、ディスプレイ面はへこむわけではないのだが、押し込んだような感触がわかる。ポイントは、アップルが「平らな面を押す、という操作に感触を与えたい」と考えているらしい、ということだ。●押した感覚を振動で「まねる」技術の可能性ここからは筆者の想像である。今のスマートフォンやタブレットのキーボードにおける難点は、物理的なキーボードと違い「押した感触」がないことだ。ディスプレイの一部が液体で盛り上がる機構などを提案するベンチャー企業もあったが、採用例はない。しかし、今回アップルが使った「振動で押したと感じさせる」技術が使われるとしたらどうだろう?物理的なキーボードと同じレベルになる、ことはないだろうが、今までのソフトウエア・キーボードより、入力位置がわかりやすい製品が生まれる可能性がある。もちろん、思いつく難点はいくつもある。キーを1つ1つ判別できるほど、振動する位置を正確に制御するのは難しい。だから、かなり「おおまか」な感触になるはずだ。また、スマートフォンに求められる振動機能との同居がどうなるかもわからない。だから、上記の「想像」がまったく的外れである可能性も否定はしない。しかし、ここで重要なのは、いままで「操作にとって重要」と思われていた感覚が、実際には別の感覚で代替可能であり、そうした要素を加味すれば、これまで当たり前とされてきた制限を乗り越えていくことが可能かもしれない、という点である。現在、我々は機械との接点として「視覚」を多用する。人間は視覚に頼って生きているから、視覚重視になるのも当然といえる。しかし、それだけで過ごせるわけではない。視覚のほかに、聴覚や触覚にも頼っている。物理キーボードを好むのは触覚による「押した」というフィードバックが存在するからだし、道を歩く際には、どちらから音が聞こえてくるかが重要な情報となる。特にIoTの時代がやってくると、視覚以外でのフィードバックは重要なものになるだろう。小さな機器には満足なディスプレイを搭載できないし、通知する情報によっては振動だけで十分、ということもあるからだ。振動による錯覚を使ったデバイスは「ハプティック(力覚)デバイス」などと呼ばれ、バーチャルリアリティの分野でも広く研究されている。ペンに触覚を与えて「ものの堅さを感じさせる」ことに使ったり、方向を指示したりといった使い方が検討されている。それらに比べると、アップルのやり方はシンプルなものに思えるが、「本来搭載できないユーザーインターフェースをハプティックで代替する」と思えば、使い方としては正しい。Oculus RiftのようなVRデバイスで目を覆い、ハプティックデバイスで触覚をカバーすると、人間の感覚は容易にだませる。もちろん、画質・触覚の質はまだまだ本物にはほど遠いが、リアリティをあげるには十分すぎる効果を持っている。また、視覚に頼れないシーン、例えば自動車の運転中などのための通知用として、振動や音は非常に有用だと考えられている。携帯電話にバイブレーターが搭載されるようになってかれこれ15年。ゲーム機のコントローラーにバイブレーターが乗るようになって、こちらもだいたい15年ほどだ。比較的荒い「通知」のために使われることが多かったが、今後は触感の再現も含め、より精緻なコントロールを伴った技術が広がっていくことになりそうだ。アップルはそうしたトレンドに対し、一歩先んじたといえそうだ。
2015年04月16日4月10日に販売が開始された新型MacBook。Apple Store実店舗での入荷は未だなく、一部量販店のみでごく少数が販売されたのみのこの機種を運良く手に入れることができた。セットアップを通して得たMacBookのファースト・インプレッションをお届けしよう。4月10日から発売開始というアナウンスがあったこの機種だが、発売日当日に販売が開始されたのはオンラインストアのみ。これまで最も在庫を持っていたApple Store実店舗での販売は行われなかった。実際、店頭販売があったのは一部の大手量販店のみでしかも翌11日。ここでも在庫はごく少数。筆者は運良く秋葉原の某量販店で入手できたが、販売開始から30分を待たずに売り切れてしまったようだ。どうやらApple Store実店舗が行われなかった理由は、数日前にAppleのRetail&Online Store担当副社長Angela Ahrendts氏がスタッフに送った「Apple WatchとMacBookをオンラインで注文することを薦めるように」というメールが理由の一つのようだ。今後、Apple Store実店舗が持つ店頭在庫は少なくなり、ショールームとサービスステーション的要素が強くなるということだろうか。新製品が登場するたびに恒例となっているApple Storeの「行列」がなくなるのは楽になると思う反面、店頭で新しい製品を触って、購入してすぐ使える喜びを感じられないのはかなり残念な気もする。○セットアップを通して新しい部分を確認さて、Intel CoreMという省電力CPUと待望のRetinaディスプレイを搭載した完全新設計のMacBook。1kgを切る軽さと極薄のボディ、充電も兼ねるUSB-Cポート1つのみという思い切った外部接続端子と新設計のキーボード&トラックパッドなど注目すべき点が盛りだくさんだ。筆者が購入したのは最も廉価なIntel Core M 1.1GHz 256GBのスペースグレイモデル。MacBookは初代ではあるものの15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルをすでに持っているが、カメラバッグに納まらないのが問題だった。最近は趣味、取材で旅行も増えてきたためモバイル性能の高いマシンを求めており、かねてから噂になっていたRetinaディスプレイを搭載した薄型のMacBookをずっと待っていたというわけだ。そのため、処理能力よりもモバイル性能に重点を置いて、必要最低限の能力だけで良いと判断して購入した。いつもの化粧箱ケースから出した最初の印象はやっぱり「軽い」。11インチのMacBook Airよりもさらに軽く、スペースグレイのボディも引き締まって感じる。アップルロゴは透過式ではないため光ることはないが、スペースグレイのボディには黒光りのするロゴも良く似合う。中に入っているのはUSB-Cのケーブルと充電器、そしていつもの簡単なクイックスタートガイドのみ。恒例のロゴシールは今回、ボディカラーに合わせたモノが入っているようで、初めて見るスペースグレイのアップルマークは新鮮だ。新設計のバタフライ構造のキーボードはとても薄い。MacBookはずっと使ってきたがここまで薄いキーボードは初めてだ。しかし薄いなりに打鍵感はしっかりあり、ゴムっぽいぺらぺらな感じではなくしっかりキーを叩いている感じがする。しかもバックライトがちゃんと光る。この薄いキーボードでこれらを実現するのは大変だろう。筆者はデスクトップ機では機械式のキーボードを使っているため微妙にキー配置で迷うところもあるが、この原稿を書いている間に慣れてきた。慣れてくればタイピングのミスも減り、問題なく使えるはずだ。電源を入れてセットアップ。今回は他機種から設定を引き継ぐのではなく、完全に別ユーザーとしてイチから設定、インストールをし直すことに。実際、他機種から引き継ぐ形だと、単体ではWi-Fi以外の接続方法を持たないMacBookではネットワーク経由でTime Machineのディスクや他機種のHDDを見に行く必要があり、非常に時間がかかるであろうことが予想される。また最近では多くのソフトウェアをMac App Store経由で購入したり、ネットからダウンロードしてインストールすることが多くなってきたため、ほとんどのソフトをApp Storeの「購入済み」アイテムから必ダウンロードすれば良いという点ではかなり便利になった。新しい感圧タッチトラックパッドはこれまでとまったく違和感がないためほとんど気にすることがないが、電源を切るとクリック感のない「ただの板」になるのが分かる。設定は[システム環境設定]-[トラックパッド]に「クリック」という項目ができており、ここを「大」にするとフィードバックが大きくなってクリック感が増す。また「強めのクリック」でこれまで三本指クリックで使っていた調べる機能やQuicklookで画像を表示する機能が使えるが、どうもコツがあるようで最初はなかなかポップアップが出てこない。例えばQuicklookの場合、表示したいファイルをクリックして選択、そのままトラックパッドを押していると再度クリック感があり、そのあとでQuicklook表示される。今後、他機種やMagicTrackpadなどに採用されて普及してくるとともに、もう少し使い方もこなれてくるのではないかと思われる。○RetinaディスプレイとCPU性能Retinaディスプレイは標準で1280×800(2560×1600/144px)で、それ以外に1440×900、1152×720、1024×640が選択できる。iPhoneからiPad、iMacにいたるまですべてRetinaな環境になった今ではすでに目新しいものではないが、やはり小さなディスプレイサイズでもフォントの表示が綺麗で読みやすいというのは重要なポイントだ。最も気になるのはCPU性能だろう。処理能力が低いと言われているIntel Core Mは果たしてどれくらいの性能なのだろうか。まず普段使っている「メール」「Safari」などでは不満は全く感じられず軽快だ。原稿を書くのに使っているエディタソフトなども問題なく動作する。画像の加工については、Mac OS Xの新しい「写真」アプリは問題なく軽快に動作する。「Adobe Lightroom」を使った30MB超のRAWデータの現像作業は読み込み時やプリセットのフィルター適用時にはさすがに少しもたつく感じはするが、待たされるというほどではない。「Adobe Lightroom」から直接「Adobe Photoshop」へ送ってフィルターを適用しても思った以上に快適だ。大量の写真をバッチで処理したり、フィルターを重ねてかけたりするような状況でなければ問題なく利用できるだろう。「iWork」や「Microsoft Office」などのオフィススイートソフトも試してみた。「Pages」でポスターテンプレートを加工してみたが、写真アプリから直接画像を読み込んできても待たされる感じはない。思っていたよりも十分な処理能力があるようだ。この原稿もほぼMacBookで執筆し、画像の加工も「Adobe Lightroom」をインストールして行っているが、他のMacとの違いは大きく感じられない。よく使うソフト、処理の重くなりそうなソフトもざっと試してみたが、各所で言われているような「Intel Core Mだから処理能力は……」といった心配は、決して正しくないことが分かる。もちろんそれなりの負荷をかければ問題も出てくるかもしれないが、少なくとも今回の試用では問題は感じられなかった。もうひとつ気になる部分としてはUSB-Cのポートが挙げられるだろう。現在は外付け機器を繋いだり、HDMIで外部ディスプレイに接続したりするためにはアダプタが要る。それなりの出費を強いられるのは仕方ないところだ。今後、USB-Cのポートを持つ周辺機器も登場してくることを期待したい。そしてUSBから充電するようになったことで、USB接続のACアダプタやiPhoneで使っている外部バッテリーから給電・充電ができるという報告がいくつか上がっているようだ。これに関しては筆者はまだケーブル等の準備が整っていないため試していないが、近々追加レポートをしてみたい。状態は使用機器によって状態は異なるようだが、これまでのように専用のACアダプタを持ち歩く必要はなくなるかもしれない。○持ち出して使ってみるMacBookの利用は「ワイヤレス」が基本だ。使っていると「新しいMacBookへようこそ。」という通知が表示され、「Safari」で呼び出せる「MacBookのヘルプ」にも「ワイヤレス環境で使うために作られました。」と書いてある。そこで実際、外に持ち出して使ってみることにしたが、これまで入らなかった小さなショルダーバッグに入る大きさや、カメラと持ち歩いても負担にならない軽さはやはり良い。カフェに入ってスリープから復帰して、カバンの中のiPhoneを使ってインターネット共有でネットワークに繋いで作業するまでの手間のかからなさもスマート。モバイルで力を発揮するマシンだと言える。面倒なのはデジタルカメラからの画像取り込みなど、外部機器を利用するときだろうか。iPhoneで撮影した写真なら、iCloudを経由してそのままMacBookの写真アプリに読み込まれるが、できればデジタルカメラの写真なども直接読み込みたいところ。最近はWi-Fi接続のできるデジタルカメラも増えてきたし、Eye-Fiカードなどを使えば従来のカメラでもそのままネットを経由して利用できるようになる。スマートな利用のためにはこの手の仕掛けを用意したいところだ。言ってみればMacBookは機能をそぎ落としたライトウェイトスポーツカーだ。性能的にはデスクトップはもちろん、他のノート型Macよりも低くはあるものの、その軽やかさや快適さは遙かに気持ちがいい。使う側もそれなりに用意をしなければならないが、オープンカーに乗るときは服装に気を遣うように、MacBookもそれなりの用意をしてスマートに使いこなしたいところだ。購入対象者はMacを初めて触る初心者ではなく、すでにMacを所有している人のためのサブマシンといったところだろうか。初心者ならある程度の処理能力があってポートも多く、価格も安いMacBook Airが良いだろうし、処理能力を優先するならMacBook Proにするべきだろう。「分かってる人のためのMac」、それがMacBookだ。
2015年04月15日●新しいMacBookを試す!4月10日からApple StoreなどでApple Watchの展示・試着・予約がスタートしています。予約はオンラインで受け付けていますが、今オーダーしても納期の表示は「6月」。米国では1日で100万台の予約を受け付けたとの情報も流れてきており、スマートフォンの1ブランドが数年間で売ってきた台数を1日のしかも予約で軽く上回る、といった事態が起きているようです。そんな時計の狂乱の裏で発売されたのが、こちらも話題になっていたはずのMacBook。MacBook Airよりも、最も厚い部分が薄く、920gという軽さを実現し、3色が用意された新型Macを入手できたので、少しずつ感想を述べていきたいと思います。3月からのテーマとして、メインマシンにできるか? という課題があります。それについても考えていくことにしましょう。果たして、既に成熟の域に達していたMacBook Pro 13インチに勝つことができるのでしょうか。お題【MacBookを試す】解決策→(5)15インチから約1.1kg減量の破壊力●MacBookの本体以外のものを持ち歩く必要ナシ!○軽い、静か、長持ち筆者の手元には、スペースグレーのMacBookが届きました。第一印象はとにかく軽くて静かということ。さほどサイズが小さい、と感じないのは、フルサイズのキーボードと、縁がより小さくなり、解像度も高いRetinaディスプレイの存在感からでしょうか。Intel Core Mを採用し、ファンレスボディを実現したことで、既に取り払われていたDVDドライブ、ハードディスクを含め、大きめの回転する部品がなくなったのは、一つの象徴的な出来事です。結果、より薄いボディを実現しています。同時に、消費電力が多いRetinaディスプレイをまかなうために、大量のバッテリーをボディーラインに合わせて搭載する、という涙ぐましい工夫で、9時間という持続時間を実現しています。ただ、より性能が高く、少し大きなRetinaディスプレイを備えるMacBook Pro 13インチも、バッテリ持続時間を9時間まで延ばしており、13インチMacBook Airはさらに長い12時間を実現しています。まあ、ここまで長いと、「十分電池が持つ」の一言で済ませたくなってくるほどですね。だって電池が持つと言うことは、出先でも仕事が続けられる、ということなわけで、9時間というスタミナは、やはり自分の集中力や目の疲れの方が先に来る数字だと思うわけです。やはりMacBookシリーズは、充電器を持たずに外出し、バッテリーがなくなったら「もう仕事をしない!」と決めた方が良いのではないか、と。○馴染みのあるデザイン、マイナス1kgの破壊力黒いMacBookを使っていた筆者にとって、「MacBookという名前」と、「黒いボディ」(正確にはスペースグレー)が用意されるだけで、懐かしさもあってかなり惹かれるものがあります。キーボードやディスプレイなどについては次回以降触れますが、ボディデザインは、スリムになったものの、MacBook Airを踏襲するもの、と捉えることができます。つまり、手前のパームレスト部分に最薄部があり、ヒンジ部分が最も厚みを持つ、側面から見ると三角形をしているデザインというわけです。左側面のUSB-Cについてはスルーしつつ、右側側面のヘッドフォンジャックを見ると、穴の直径に合わせて高さが設定されているようにも見えます。もうヘッドフォンもBluetoothオーディオで良いじゃないか、という割り切りを見せれば、USB-Cのコネクタの高さまで、本体最厚部を切り詰める余裕もありそうな気もしてきます。次のMacBookなのか、その上位に位置するMacBook Airなのか、いずれにしてもヘッドフォンジャックの排除と薄型化は、もう少し進んでいきそうな気がしています。薄さももちろんですが、MacBookの軽さは、やはりMac史上に残る軽さ、と言えます。これまで使って来た2012年モデルのMacBook Pro 15インチRetinaディスプレイモデルよりも、MacBook Pro 13インチのほうが約400g軽かったのですが、MacBookはMacBook Pro 15インチRetinaディスプレイモデルよりも1kg以上軽い計算。MacBookを入れたリュックは、さらに軽さを実感できます。カバンの中で延長ケーブルがくだを巻いているMacBook ProのACアダプタとは異なる、iPad用のようなACアダプタも軽いわけです。しかも、持ち始めて2日目からは、ACアダプタすら持たなくなってしまいました。「電池がなくなったらその日はもう仕事をしない!」。大切なキーワードなので2度目の登場ですが、断続的に使っていると、あまり電池、なくならないですね……。話を戻すと、そもそもオプション品がないため、MacBookを1枚カバンに入れれば、Macを出先で使う上で他に持つものはありません。本体の軽さに加えて、拡張可能性が完全に取り除かれたことで、その他の持ち物もなくなった、というわけです。●MacBook Airの2011年モデルと同等の性能と言われているが……○パフォーマンスの考え方についてMacBookのパフォーマンスについては、既に様々なベンチマークでも語られているとおり、最新機種ながらさほど期待しない方が良いでしょう。2011年に発売されたCore i5モデルのMacBook Airと同等、あるいはiPad Air 2と同等、と言われています。裏を返せば、これらのマシンを現役で使っている人にとっては、パフォーマンス面で問題が出ることが少ない、と考える事もできるのです。筆者のように、テキストエディタ、iWork、iLifeで写真やビデオの編集を少々、という使い方では、パフォーマンス上の問題を感じたことはありません。アプリを全画面で1つずつ使えば、画面サイズの小ささも余り気になりません。キーボードについては、次回以降触れたいと思います。松村太郎(まつむらたろう)ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を執筆している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura
2015年04月14日●新MacBookはiPadキラー的な存在にAppleの「Spring Forward」イベントは、最初から最後まで面白かった。飽きることなく、あっという間の90分だった。まず、買えるものならすぐにでもポチりたいと思ったのが新しい「MacBook」。ユーザーを選ぶMacだが、筆者の使い方にフィットする。処理能力が必要な作業とメディア管理にはMac miniがあるため、すでに13インチMacBook AirをほとんどiPadと同じように使っている。常にバッテリー動作で、ケーブルを接続するのは充電の時だけ。データのやり取りは全てワイヤレス。だから、ポート類がヘッドフォンポートとUSB-C×1ポートだけでも全く問題ない。薄くて軽くて、打ちやすいキーボードが付いている理想的なモバイルノートだ。簡単に着脱できるという点では端子をポートに差し込む必要があるUSB-Cよりも、マグネットで引っつくMagSafe電源アダプタの方が扱いやすい。MagSafeでなくなったのは残念だが、「ケーブル1本」をユーザーに強いるのがポイントだから仕方ない。USB-CはUSB規格であり、将来対応する周辺機器が増えることを考えると「PCをUSBで充電できること」のメリットは大きいと思う。これまでAppleはMacのあるべき処理能力の基準を設けて、その範囲でMacBookシリーズをデザインしていた。新MacBookは、そうした基準を一旦ご破算にし、iPhoneやiPadがモバイルの主流になった時代のモバイルノートとして一からデザインし直している。新MacBookのプロセッサは従来のMacBookでは基準を満たしそうにないほど非力であり、代わりに電力効率が良く、ファンレスでポータビリティに優れている。MacBookと名付けられ、見た目もMacBookだが、従来のMacBookとは設計思想が異なるデバイスである。名称を「iMacBook」とかにしても良かったぐらいだ。従来のMacBookシリーズのユーザーから見ると、新MacBookはCPUパワーが犠牲になりすぎている。しかし、日々のコンピューティングをiPadやiPhoneでこなしている人たちにとっては十分なパフォーマンスであり、むしろ打ちやすいキーボード、操作しやすいトラックパッド、そして他のPCにはないポータビリティ(薄型軽量、ケーブル1本)が大きな魅力になるはずだ。その意味で新MacBookは最強の「iPad Air 2」キラーになる。筆者自身、新MacBookに魅了されているが、iPad Air 2を気に入って毎日使っているだけにちょっと複雑な気分でもある。でも、こういう競争はSurface Pro 3も含めて大歓迎だ。噂の12インチiPadへの期待も高まる。新MacBookはiPhoneやiPadのユーザーに馴染むこれからののPCであり、これで存在が危うくなるのはiPadではなく従来のモバイルPCだ。●Appleは操作性と質感だけは伝わったが……○Apple Watchはプライムタイムのデバイスか?Apple Watchについては、よく言えば「ポイントを上手く見せていた」、悪く言うと「見せたいことだけ見せていた」という印象だ。操作性と質感の良さは伝わってきたが、OSやUIの出来については実際に時間をかけて使ってみないと分からない。The VergeのNilay Patel氏は、Watchインターフェイスには学習が必要で「どこにいるのか分からなくなる、何が起こるか予想できないという感覚はApple製品らしくない」と書いている。ハードウエアについても準備が整っているのか不明な点が多い。もしかすると、滑らかな動作によって、バッテリー動作時間が犠牲になっているかもしれない。AppleがApple Watchで目指していることは伝わってくる。そこは評価したい。だが、Apple WatchほどリッチなUIのウエアラブルで、Appleが目指すユーザー体験を、今日の技術(プロセッサ、バッテリーなど)で実現できるのか、疑問符を付けざるを得ない。どこかにひずみが生じていても不思議ではない。ただし、まだ早すぎるデバイスだとしても、Apple Watchが失敗するとは限らない。iPhoneだって、2007年に登場した初代モデルは早すぎるデバイスだった。それでも多くの人を魅了し、第3世代の頃にはハードウエアとのバランスが取れるようになって、Appleのビジョンが形になり始めた。Apple Watchはまだ、プライムタイムのデバイスではないかもしれない。そうだとしても、その時が来たら開花する可能性を感じられるものなら、このタイミングで飛びつく開発者やユーザーは出てくるはずだ。●Apple Watchの価格の噂はジョークかと思っていた○100万円超のApple Watchは誰が買うのか?さて、数カ月前からApple Watchの上位モデルが100万円を超えるという噂が飛び交っていたが、ジョークだと思っていた。だって、Apple Watchは職人が組み立てた精巧な機械ではない。デジタル機器である。しかも、発展途上だ。高価な時計は数十年、数世代にわたって大事に使われ、財産と見なされるが、Apple Watchの商品寿命は数年程度だろう。時間と共にディスプレイは明るさを失い、バッテリーはへたってしまう。高価な時計のようにリセールバリューを長期にわたって維持できそうな"何か"が今のところない。そんなApple Watchに一体誰が100万円超も支払うだろう?そう思っていたのだが、噂は本当だった。Apple Watch Editionは128万円から、最も高価な組み合わせは218万円である。しかし、今回のキーノートでぼんやりとではあるが、Appleの狙いが見えてきた。キーノートで同社はApple Watchを高価な時計として展開するようにアピールしてはいなかった。スーパーモデルのクリスティー・ターリントン・バーンズが登場したが、マラソンレースを目指す1人の女性という感じだったし、終始Apple Watchが普通の人たちの生活をどのように変えるのかに焦点を当てていた。Apple Watchは、やっぱりデジタル機器なのだ。となると、Appleが高級ブランドの腕時計市場を本気で奪おうとしているとは考えにくい。財産やコレクションとして大事にしまっておくような高級腕時計ではなく、使ってなんぼのデジタル機器なのだ。同じウォッチでも土俵が違う。こうした点から推測すると、Apple Watch Editionのターゲットは絞られる。財産やコレクションではなく、普段使いのために高級ブランドの腕時計を身につけている人たち。キズがつくのもお構いなしでロレックスを巻いている人たちだ。つまりデジタル機器としてApple Watchに興味はあるけど、他人と同じものは身につけたくないという人たちを満足させるモデルである。1万ドルを超えるApple Watch EditionについてTim Cook氏は「ユニークで特別な存在」と述べていた。Apple Watch Editionは「限定数」になるという。その言葉通りだろう。本当に少ないのだと思う。この世に数十本しかないというぐらい少なくなければ、1万ドルを超える値札の価値はない。AppleがVertuのようなビジネスに乗り出すのは、それはそれでApple好きとしてはちょっと複雑な気持ちなのだが、それがApple Watch Editionなのではないかと思う。
2015年03月12日米Appleは9日(現地時間)、12インチRetinaディスプレイを搭載した新しい「MacBook」を発表した。本体の厚さは13.1mm、重さは920gで、Mac史上最薄・最軽量を実現した。発売は4月10日で、価格は148,800円~(以下すべて税別)。新しいMacBookのRetinaディスプレイは、12インチで解像度2,304×1,440ピクセル(226ppi)。インタフェースは本体左側面のUSB-C 1基のみという大胆な設計で、バッテリーの充電もこのUSB-Cポートから行う。キーボードはバタフライ構造を採用したことにより34%の薄型化に成功。しかもフルサイズのキーピッチが確保されている。トラックパッドも感圧センサーを内蔵した新型で、クリック圧の強弱による動作カスタマイズが可能であるという。CPUは消費電力わずか5WのIntel Core Mを搭載。これによりファンレス設計を実現した。バッテリー駆動時間はワイヤレスでのWeb閲覧時で最長9時間となっている。新しいMacBookは2モデルの基本構成が用意される。主な仕様と価格は、2コア/1.1GHzのIntel Core M、メモリ 8GB、PCIe SSD 256GBの構成で148,800円。2コア 1.2GHzのIntel Core M、メモリ 8GB、PCIe SSD 512GBの構成で184,800円。OSはOS X 10.10 Yosemite。
2015年03月10日米Appleは9日(現地時間)に発表した新MacBookに合わせて、「USB-C」用の電源アクセサリーを発表した。新MacBookには、新しい規格の「USB-C」ポートが搭載されており、充電する際もこのポートを使用する。「USB-C」は、1つのポートで、充電、USB 3.1、ディスプレイ、HDMI、VGAに対応している。なお、すでにApple Storeには製品ページがあるが、出荷予定時期は未定となっている(10日19時現在)。○Apple 29W USB-C電源アダプタ「Apple 29W USB-C電源アダプタ」の価格は税別5,800円。USB-Cポートを持った新MacBook用と互換性がある電源アダプタ。別売りの「USB-C充電ケーブル」を使って、コンセントから充電ができる。○USB-C充電ケーブル(2m)「USB-C充電ケーブル(2m)」の価格は税別3,500円。両端にUSB-Cコネクタが付いており、別売りのApple 29W USB-C電源アダプタと一緒に使用して、新MacBookをコンセントから充電する。USB 2.0にも対応しているので、USB-C対応デバイスとの同期やデータ転送も行える。○電源アダプタ延長ケーブル「電源アダプタ延長ケーブル」の価格は税別2,200円。充電の際に、電源ケーブルの長さが足りない時に使用するAC用の延長ケーブル。MagSafeとMagSafe 2の電源アダプタや、10W、12W、29WのUSB電源アダプタにも対応している。
2015年03月10日Appleは9日(現地時間)に発表した新MacBookに合わせて、USB-C対応純正アクセサリを発表した。新MacBookには、新しい規格の「USB-C」が搭載される。「USB-C」は、1つのポートで、充電、USB 3.1、ディスプレイ、HDMI、VGAに対応している。なお、すでにApple Storeには製品ページがあるが、出荷予定時期は未定となっている(10日16時現在)。○USB-C Digital AV Multiportアダプタ「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」の価格は税別9,800円。片側は新規格のUSB-Cコネクタ、もう片側はUSB-C、HDMI、USB 3.1ポートの3ポートが付いている。このアダプタを使うと、USB-Cポートで充電および給電しつつ、別売りのHDMIケーブルで外部ディスプレイにつなぎ、USBポートでiPhoneを充電するといったことができる。○USB-C - USBアダプタ「USB-C - USBアダプタ」の価格は税別2,200円。片側は新規格のUSB-Cコネクタ、もう片側はUSB 3.1ポートが付いている。フラッシュドライブなどのUSBデバイスやUSBケーブルを接続して、iPhone、iPad、iPodを充電したり、MacBookと同期することができる。○USB-C VGA Multiportアダプタ「USB-C VGA Multiportアダプタ」の価格は税別9,500円。片側が新規格のUSB-Cコネクタ、もう片側はVGA、USB 3.1ポートが付いている。このアダプターを使用すると、MacBookのディスプレイを、VGA対応のテレビやディスプレイに最大1080pのHD画質でミラーリングできる。また、USB-Cポートを装備したMacBookをVGAディスプレイに接続しながら、USBデバイスやUSB-C充電ケーブルもつなぐことができる。
2015年03月10日米Appleは9日(現地時間)に行われた新製品発表会において、13インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデル、11インチ/13インチ MacBook Airのスペック強化と価格改定を発表した。いずれも同日からApple Online Store、直営Apple Store、Mac製品取扱店にて販売される。○13インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデル13インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、同日発表された新型MacBookに採用された感圧タッチトラックパッドを搭載。プロセッサは今年1月に発表された第5世代Intel Core (最大3.1GHz駆動、Turbo Boost時は最大3.4GHz駆動)を搭載し、これに合わせて統合グラフィックスはIntel Iris Graphics 6100に更新された。バッテリー駆動時間も強化され、最長10時間となっている。CTOオプションでは、3.1GHz駆動のデュアルコア Intel Core i7 プロセッサ(Turbo Boost時は最大3.4GHz駆動)、最大16GBメモリ、最大1TBフラッシュストレージの選択が可能だ。価格※いずれも税別○11インチ/13インチ MacBook Air11インチ/13インチ MacBook Airも、第5世代 Intel Core プロセッサ(最大2.2GHz駆動、Turbo Boost時は最大3.2GHz駆動)を搭載。こちらは統合型グラフィックスにIntel Iris Graphics 6000が採用された。また、Thunderboltは転送速度が最大2倍のThunderbolt 2にアップデートされている。CTOオプションでは、2.2GHz駆動 Intel Core i7 プロセッサ(Turbo Boost時は最大3.2GHz駆動)、最大8GBメモリ、最大512GBフラッシュストレージが選択可能だ。価格11インチ(1.6GHzプロセッサ/4GBメモリ搭載の場合)13インチ(1.6GHzプロセッサ/4GBメモリ搭載の場合)なお、15インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデルも価格改定が行われている(スペックには変更無し)。新価格は2.2GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ/256GBフラッシュストレージ搭載モデルが税別224,800円(旧価格は税抜194,800円)、2.5GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ/512GBフラッシュストレージ搭載モデルが税別282,800円(旧価格は税抜248,800円)。
2015年03月10日米Appleは3月9日(現地時間)、新しい「MacBook」を発表した。スマートフォンがモバイルの主流になった時代のモバイルノートブックとして一から再設計。12インチサイズで、薄さ13.1ミリ、重さ920グラムと、Mac史上最薄最軽量のノート型Macである。4月10日発売予定で、価格は148,800円から。iPhoneやiPadは充電やPCと同期する時のみケーブルに接続する。そうしたモバイルスタイルに慣れたモバイルユーザーにとってノートPCのケーブルは束縛である。新しいMacBookは充電・拡張用のポート類がUSB-Cポート1つに絞り込まれている。1つのポートが充電、USB 3.1、DisplayPort 1.2ビデオ出力に対応する。ワイアレス機能としてWi-Fi(802.11 ac/a/b/g/n)とBluetooth 4.0をサポート。薄い筐体に39.7Whのリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、ワイヤレスインターネット最大9時間、iTunesムービー再生最大10時間のバッテリー動作が可能。iPhoneやiPadと同じように、ケーブルに縛られることなく、手軽に持ち出せるノート型Macである。iPhoneやiPadの使用スタイルを取り入れると共に、新しいMacBookではMacの特長も強化した。キーボードとトラックパッドだ。フルサイズキーボードにバタフライ構造のキーを採用。シザー構造のようにキーがぐらつくことなく安定してタイピングできる。トラックパッドには、新たに感圧センサーを採用した。トラックパッドに触れる指先の圧力の強さをセンサーが感知する構造になっており、ユーザーがトラックパッドのどこを押しても同じようにクリックとして認識される。これまでトラックパッドをタップしてクリックするように設定するとクリックの感触がなく、クリックを実感できなかったが、感圧タッチトラックパッドはタプティックエンジンを搭載しており、トラックパッドの操作を指先で感じとれる。12インチディスプレイは、解像度2,304×1,440ピクセル(226ppi)のRetinaディスプレイだ。各ピクセルの開口部を広げることで、従来のRetinaディスプレイよりも少ない消費電力で同じ明るさを実現している。プロセッサは第5世代のIntel Core M (Broadwell)。消費電力は5ワットで、放熱が少ないため、ノート型Mac初のファンレス構造になっている。メモリーは、8GBのLPDDR3(1,600MHz)をオンボードで搭載。ストレージはPCIeベースのフラッシュストレージだ。標準構成で、プロセッサとストレージが異なる2モデルが用意されている。下位モデルは、プロセッサが1.1GHzデュアルコアIntel Core M(Turbo Boost使用時最大2.4GHz)、ストレージは256GB。価格は148,800円。上位モデルは、1.2GHzデュアルコアIntel Core M(Turbo Boost使用時最大2.6GHz)で、ストレージは512GB。価格は184,800円。オプションで1.3GHzデュアルコアIntel Core M(Turbo Boost使用時最大2.9GHz)を選択できる。そのほかの主なスペックは、480p対応FaceTimeカメラ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、ヘッドフォンポートなど。本体カラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。本体サイズは28.05×19.65×1.31センチ、重さは920グラム。OSは、OS X 10.10 Yosemiteだ。
2015年03月10日神奈川県・パシフィコ横浜で開催のCP+2015、トランセンドブースはMacBook対応製品を大きく取り上げているほか、UHS-I:U3規格に対応したSDメモリーカード製品を展示していた。Macbook対応製品の中では、「厳密にはSD規格から外れるので専用メモリ」という位置付けだが、奥行きが短いMacBook ProやMacBook Airの専用ストレージカードや、SSD製品などが目立った。UHS-I対応のSDメモリーカードは、リード速度が最大95MB/秒でライト速度が最大60MB/秒のUHS-I U3シリーズと、リード速度が最大95MB/秒でライト速度が最大85MB/秒のUHS-I U3Xという2種類をラインナップに加えている。トランセンド製品だけでなく、SDメモリカードの高速インタフェース規格「USH-I」、および、最低データ転送速度を保証する「UHSスピードクラス」に準拠した製品が増えてきた。ちなみに、UHSスピードクラス3(U3)の最低データ転送速度は30MB/秒だ。リーダー/ライター側(パソコン内蔵を含む)でもUHS-I対応が進んでいるため、デジタルカメラで多くの写真や動画を撮影する人は、UHS-I対応SDメモリーカードとリーダー/ライターの導入を検討してみてはどうだろうか。
2015年02月15日ロア・インターナショナルは27日、MacBook用キーボードカバーのBEFiNEキースキンシリーズとして、新製品となる「キースキン・ベーシック」を発売した。ホワイト、オレンジ、ピンク、バイオレット、ブルースカイ、ホワイトの6色を用意し、価格はそれぞれ2,095円(税別)。対応機種は、JISキーボードを備えたMacBook Air 13インチ、MacBook Pro Retinaディスプレイモデル 13インチ・15インチ。BEFiNEキースキン・ベーシックは、0.3mmという薄いシリコンカバーを採用。キートップ部分にはポリウレタンコーティングを施し、べたつきにくくした。MacBookの軽快なキータッチを損なわず、タイピング時の静粛性も高まるとしている。また、ホワイトモデルを除いて、MacBookのキーボードバックライトが点灯しているときも、バックライトの光を透過するようになっている。
2015年01月27日アーキサイトは25日、米infiniWing社のMacBook専用Dockingステーション「LandingZone」シリーズの取り扱いを発表した。対応するMacBookに合わせて全8モデルを用意し、12月下旬から発売する。価格はオープン、店頭予想価格は5,980円から。LandingZone Dockingステーションシリーズは、MacBook各機種の設計に合わせて、簡単に着脱できる構造。各種の外部インタフェースや、ケンジントンロックを備える。○LandingZone DOCK (MacBookPro用)MacBookPro with Retina display 15インチ専用モデル、および13インチ専用モデルを用意。店頭予想価格は23,800円。登載する外部インタフェースは、HDMI、Thunderboltスルー接続のMini DisplayPort、オーティオ出力、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 2.0×2、USB 3.0×3など。○LandingZone DOCK EXPRESS (MacBookPro用)MacBookPro with Retina display 15インチ専用モデル、および13インチ専用モデルを用意。店頭予想価格は10,800円。登載する外部インタフェースは、HDMI、Thunderboltスルー接続のMini DisplayPort、USB 3.0×1など。○LandingZone 2.0PRO (MacBookAir用)MacBookAir 13インチ専用モデル、および11インチ専用モデルを用意。店頭予想価格は19,800円。登載する外部インタフェースは、Thunderboltスルー接続のMini DisplayPort、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 3.0×3など。○LandingZone 2.0LITE (MacBookAir用)MacBookAir 13インチ専用モデル、および11インチ専用モデルを用意。店頭予想価格は5,980円。登載する外部インタフェースは、USB 3.0×1、Cutout for Thunderboltなど。
2014年12月26日ラナは8日、MacBookやiPadに貼り付けるシールタイプのデコレーションアイテムとして、「Petamo! for iPad/for Macbook ドラえもん」を発売した。同社が運営するショッピングサイト「ラナタウン」で販売する。価格はMacBook用が2,160円、iPad用が1,620円。MacBookやiPadにシールを貼り、剥離シートをはがすことできれいに飾れる。ラインナップは以下の4種類。Petamo! for MacBook ドラえもん(タケコプター)Petamo! for MacBook ドラえもん(どら焼き)Petamo! for iPad ドラえもん(タケコプター)Petamo! for iPad ドラえもん(どら焼き)(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-Asahi,Shin-ei,and ADK
2014年12月08日