ロックバンド・Mr.Childrenが、3月4日に両A面シングル「Birthday / 君と重ねたモノローグ」をリリースすることが決定した。「Birthday」は、3月6日公開の映画『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の主題歌としてすでに発表されていたが、W主題歌として「君と重ねたモノローグ」も手掛けることが新たに発表された。「映画ドラえもん」の歴史の中でもW主題歌を起用するは史上初であり、Mr.Childrenにとっても1つの作品に主題歌を2曲書き下ろすのは史上初となる。新たに発表した主題歌「君と重ねたモノローグ」は、のび太と双子の恐竜の“絆”を描いた物語にやさしく寄り添う歌詞のバラード。明るく壮大なメロディーの「Birthday」とは、異なる魅力の楽曲に仕上がっている。「Birthday」と「君と重ねたモノローグ」は、W主題歌として桜井和寿が書き下ろし、ロンドンにてレコーディングを行った。シングル作品としては、前作「himawari」より、約2年8ヶ月ぶりとなる。■『映画ドラえもん のび太の新恐竜』主題歌についての桜井和寿コメントハッキリと覚えている。小学4年生の時、両親が僕にドラえもんを買ってきてくれた。家に帰り、自分の部屋のベットに寝転ぶと、頭上にある小さな棚に1巻から5巻がきれいに並んで置かれていた。そしてそれを僕は複雑な思いで受け取った。なぜなら、当時僕は勉強を全くしない子供だった。宿題なんかした事がない。漢字も書けなければ、読書もした事がなかった。当然、通知表に刻まれる数字は体育以外は1と2で埋まった。それを見兼ねた両親はきっと「しっかり勉強しなさい」そう言いたかっただろう。でも、そう言ったところで、素直に勉強するはずがない事をわかっていて、「宿題しなさい」でも、「読書しなさい」でもなく、「まずはここから始めましょうね。はい、ドラえもん」そんな気持ちで買ってきたのだろう。そして、その複雑な親の心情を子供ながらにキャッチした僕は、逃げ場をなくした気持ちになって、しばらく読みも開きもせず、並んだ背表紙の1から5の数字を眺めていた。警戒心の強い猫にオモチャを与えた時のそれのように、僕は3日後くらいにドラえもんを恐る恐る開き、その後、我を忘れ夢中で読みふけった。僕にとってはじめての読書。はじめて好きになった本。はじめて感動で泣いた本。それ以来、背表紙の数字は増えていき、棚に入りきらないくらいのドラえもんが並んだ。中2の夏に音楽と出会うまで。本当はその後も、僕の人格形成に関わるドラえもんとのエピソードがあるのですが、長くなるのでこの辺でやめておきます。ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。のび太にとってのドラえもんのように、「ドラえもんという存在が、ストーリーが、プロジェクトそのもの」が、弱く情けない自分に寄り添ってくれているのだと、改めて噛み締めながら、音楽でドラえもんに携わらせてもらいました。絶対観てくださいね。聴いてくださいね。■川北桃子プロデューサーコメント(テレビ朝日)実は、初めての主題歌打ち合わせの際に、桜井さんは早くもデモを用意してくださっていました。桜井さんの歌声とギターが響くその音源を聞き、既にこの作品のテーマを丁寧に、しっかりと受け止めてくださっているその内容に、今井監督、川村元気さんをはじめ、私達プロデューサーも非常に感激した事を鮮明に覚えています。そんな雰囲気の中で、もう1曲、違うアプローチの曲も考えてみようというアイデアから生まれたのがW主題歌です。最初のデモがどちらの曲だったのかは、今は皆様の想像にお任せし、劇中での『Birthday』と『君と重ねたモノローグ』、2曲のドラマティックな展開にご期待いただければと思います。
2020年01月09日ロックバンド・Mr.Childrenが、25日に発売するライブDVD&Blu-ray『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』のジャケットビジュアルが解禁となった。「“Against All GRAVITY”=すべての重力に対峙する」をテーマに、全国5大ドーム・沖縄での全11公演で約40万人を動員した同ツアー。今回の映像作品では、ファイナルのナゴヤドーム公演が完全収録される。また、ライブDVDから「everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~」のライブ映像もYouTube上で公開されている。
2019年12月04日ロックバンド・Mr.Childrenが、ライブDVD&Blu-ray『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』を12月25日に発売する。「“Against All GRAVITY”=すべての重力に対峙する」をテーマに、全国5大ドーム・沖縄での全11公演で約40万人を動員した同ツアー。今回の映像作品では、ファイナルのナゴヤドーム公演が完全収録される。さらに、スペシャル特典として、5月20日に行われた東京ドーム公演のライブ音源が、CD2枚組で同梱される。また、本作のトレーラー映像も公開された。『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』収録内容01. OPENING02. Your Song03. Starting Over04. himawari05.<S.MC>06. everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~07. <MC>08. HANABI09. Sign10. <MC>11. 名もなき詩12. <MC>13. CANDY14. 旅立ちの唄15.<MC>16. ロードムービー17. addiction18. Dance Dance Dance19. Monster20. SUNRISE21. Tomorrow never knows22. Prelude23. innocent world24. 海にて心は裸になりたがる25. SINGLES26. Worlds end27. <MC>28. 皮膚呼吸29. END ROLL
2019年10月30日トッズ(TOD’S)から、“ユニコーン”チャームがセットになった新作バッグ「トッズ&Mr. Bags ユニコーン D スタイリング」が登場。2019年6月26日(水)より、トッズ 表参道、伊勢丹新宿店、銀座三越、阪急うめだ本店より発売される。「トッズ&Mr. Bags ユニコーン D スタイリング」は、中国のファッションブロガーMr. Bagsとの最新コラボレーションバッグ。Mr. Bagsお気に入りのスカイブルーで彩ったアイコンバッグ「D スタイリング」に、彼がデザインした“ユニコーン”チャームをセットにしている。「D スタイリング」は1997年に発表された「D バッグ」を、独特なカーブを描くクラシカルなハンドルと共に、モダンなシルエットにアップデートしたバッグ。“モカシンステッチ”と呼ばれる特徴的な縫製技術やトッズの伝統的なレザー製作技術はそのままに、今シーズンはより柔らかなレザー素材を用いて仕上げている。コラボレーションバッグはそんな「D スタイリング」のマイクロサイズをスカイブルーに染め上げ、丁寧にハンドペイントしたホワイトのエッジでアクセントを効かせたデザインだ。【詳細】トッズ&Mr. Bags ユニコーン D スタイリング発売日:2019年6月26日(水)販売店舗:トッズ 表参道、伊勢丹新宿店、銀座三越、阪急うめだ本店価格:263,000円+税サイズ:H14×W22×D10.5(cm)素材:カーフレザー【問い合わせ先】トッズ / トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2019年06月29日みはる「新婚だし、とにかく1人は寂しいから、どんなに遠方の仕事でも、2人とも日帰りすることが多いよね」Mr.シャチホコ(以下・シャチホコ)「明日の仕事は北海道で、スタッフさんには『おいしいお店がある』と言われたけど、『妻が待っているので日帰りで』って」そんな仲むつまじいやり取りをみせるのは、ものまね芸人のMr.シャチホコ(26)とみはる(49)。シャチホコは和田アキ子、みはるは天童よしみのものまねを得意とし、互いに“クオリティが高すぎる”と話題になっている。2人は、’18年の10月17日に結婚した“年の差夫婦”。交際がはじまったきっかけは’16年5月。ものまね界の大御所・コロッケから「得意のネタでデュエットしてみては?」という提案があった。シャチホコがMr.Childrenの桜井和寿、みはるが中島みゆきになりきり、『糸』を歌うことに。その後「お付き合いしましょう」と告白することなく、自然と同棲がはじまったという2人。当時、シャチホコは仕事が全くなく、バイト生活を送る日々だった。友達や両親からも「お前はヒモ状態だ」と言われ続けるなかで、シャチホコは“結婚”への意思を固めていく。シャチホコ「警備員のバイトをしているとき、ぼくは朝の4時半起きだったけど、みはるさんは毎朝、僕よりも30分早く起きて、お弁当を作ってくれた。みはるさんもステージ仕事で忙しかったのに」みはる「ある日、『バイトをやめさせてくれ。1年間ものまねやって、全く芽が出なかったら芸人をやめて、普通に働くから結婚してくれ』とプロポーズされて」シャチホコ「『芸で成功したい』という思いと、『みはるさんと一緒にいたい』という気持ちを天秤にかけたときに、後者が勝った。でも、ものまねもめちゃくちゃ好きだったから、この芸だけでみはるさんを幸せにするためには、“人生でいちばんの本気でものまねに打ち込まなきゃ”と思って。プロポーズの言葉は、自分にプレッシャーをかけるためのものだったのかもしれない」みはる「でも、そこからの集中力はものすごかった。食事と睡眠以外は、ずーっとドラマやバラエティ番組のDVD見て、高橋克典さんとか所ジョージさんのものまねを研究して」シャチホコ「思えば、和田アキ子さんのネタも、2人でDVDを見ているときに思いついたネタだった。アッコさんにめちゃめちゃ詳しい先輩芸人さんに、アドバイスをもらったりして」研究に明け暮れた成果もあって、’18年5月『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出演。「君は何をされてる方なの?」と、和田アキ子の語り口の特徴を見事に捉えたものまねを披露したところ、大ウケ。これをきっかけに番組出演も増え、今年に入ってのテレビ出演数は150本以上に、多忙を極めるシャチホコだが、夫婦のすれ違いは全く感じさせないラブラブな会話を繰り広げる。みはる「ケンカも、付き合っていたときから全くしていないもんね」シャチホコ「僕は服を脱ぎっぱなしにするから、それで怒られるいっぽうだけど……。あるとすれば、芸についてのことくらいかな。自分で“これはいいかも!”と思ってみはるさんにネタを見せたら、『しっくりこないなあ』なんて」みはる「ハハハ。でも、『ダメだよ』とか否定はしないでしょ。『私の経験を踏まえて、こういうふうにしたらどうですか?』と、たまに言っちゃうけど(笑)」シャチホコ「でも、みはるさんは、僕のネタが似てるときは『あっ、いいじゃん』、似てないときは『うん。なるほど』って言うことに最近気づいたよ」みはる「バレバレだね(笑)。それにしても、シャチホコのものまね研究は“イマドキ”だよね。ユーチューブで桜井さんが歌っているのをスロー再生にしたりして。私たちの世代はビデオを再生しては戻して、の繰り返しだもん」シャチホコ「スロー再生すると、その人の特徴もわかりやすいからオススメだよ。ステージ音楽も、僕はパソコンで編集してUSBメモリに保存するけど、みはるさんはいまだにMDを持ち歩いているよね。MDって、もう絶滅したものだと思っていたよ(笑)」みはる「ベテランの音響さんは『MDのほうがわかりやすい』と言ってくれるからいいの!」シャチホコの活躍は和田アキ子の耳にも届き、’18年9月『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)にて初共演。以来、“本人公認”として、和田主催の飲み会にも参加するなど、プライベートでも付き合いがあるようだ。みはる「入籍は、アッコさんの50周年イベントの『WADA fes』当日、会場に向かう前に手続きしたんだよね。終演後、アッコさんに挨拶にうかがったときは緊張して、『今日入籍したんです!』とは言えなかったけど」シャチホコ「でも、その日にアッコさんから靴をいただいて、“結婚祝い”として重宝してますよ。ヒロミさんとフットボールアワーの後藤輝基さんに婚姻届の保証人になってもらったことがアッコさんの耳に入ったのか、ラジオで『ヒロミと後藤に書いてもらっておまえ、それ、絶対に浮気できへんで。ほんまに』って(和田アキ子の声をまねながら)」売れっ子になったいまでも、和田になりきるときに着る白いジャケットは1着のみ。毎日、みはるが洗濯しているという。シャチホコ「夜中に帰ってくると、近所迷惑なので洗濯機を回せないから、そうすると手洗いしてくれて……ありがたいなぁ。アッコさんも、僕に、衣装をあげようとおっしゃってくださるんだけど」みはる「でも、体がデカすぎて入らないよ。アッコさん、めちゃめちゃ細いもん。20キロくらいは痩せないと入らないかも」シャチホコ「アッコさんのドレスをいただけるように、ダイエット企画をどこかでやってくれないかな!?でも、みはるさんの料理がおいしいから食べちゃうんだよ」みはる「忙しくなって、家でご飯を食べる時間も遅くなってきたから、それで太っちゃったのかな?ダイエット、がんばろうね!」終始みはるに“ベタぼれ”状態だったシャチホコ。ものまねではなく、“ホンモノ”の愛であふれていました。
2019年06月21日「君は何をされている方なの?」。和田アキ子の“口癖”を見事にとらえ、大ブレークしたMr.シャチホコ。大活躍の原動力は、23歳離れた姉さん女房への無限大の愛情だった!Mr.シャチホコ(以下・シャチホコ)「今日はみはるさんの故郷の茨城県で、ものまねショーの仕事だった。みはるさんのご両親が、いちばん前の席で見てくれていたよ」みはる「あら!驚かせようと、私に内緒でチケットを買ったのかしら?」シャチホコ「楽屋にも挨拶に来てくださって。『これ、持って行って』と、渡されたのがまさかのお米5キロ(笑)。ぶっちゃけ重かったけど、ありがたいね」みはる「ハハハ、次は送ってもらおうか。明日からさっそく食べようね!」そんな仲むつまじいやり取りをみせるのは、ものまね芸人のMr.シャチホコ(26)とみはる(49)。シャチホコは和田アキ子、みはるは天童よしみのものまねを得意とし、互いに“クオリティが高すぎる”と話題になっている。2人は、’18年の10月17日に結婚した“年の差夫婦”。交際がはじまったきっかけは’16年5月。ものまね界の大御所・コロッケから「得意のネタでデュエットしてみては?」という提案があった。シャチホコがMr.Childrenの桜井和寿、みはるが中島みゆきになりきり、『糸』を歌うことに。シャチホコ「2人でカラオケボックスに練習しに行ってから仲よくなったのを覚えてる」みはる「何回か会うたびに、『あ、ちょっと好きかも』と思うようになって。何かと、“好き好きビーム”を出していたの(笑)」シャチホコ「初めて“大先輩”からの好意に気づいたのは、ショーパブでのステージからの帰り。急に雨が降ってきて、傘を持っていない僕に『私の傘を、持っていって大丈夫だから』って渡してくれたんだよね」みはる「『私は、そこのコンビニで買うから。じゃ!』って」シャチホコ「大学時代(日本体育大学出身)の友達に“これって好かれてるのかな?”と相談したら、『大先輩の女性をぬれたまま帰らせるなんて、ありえないぞ!』とむしろ怒られたけど(笑)」みはる「東京で家を探しているあなたに『ないんだったら、決まるまでウチにいたら』と、話したのがダメ押しだったかな」「お付き合いしましょう」と告白することなく、自然と同棲がはじまったという2人。当時、シャチホコは仕事が全くなく、バイト生活を送る日々だった。友達や両親からも「お前はヒモ状態だ」と言われ続けるなかで、シャチホコは“結婚”への意思を固めていく。シャチホコ「警備員のバイトをしているとき、ぼくは朝の4時半起きだったけど、みはるさんは毎朝、僕よりも30分早く起きて、お弁当を作ってくれた。みはるさんもステージ仕事で忙しかったのに」みはる「ある日、『バイトをやめさせてくれ。1年間ものまねやって、全く芽が出なかったら芸人をやめて、普通に働くから結婚してくれ』とプロポーズされて」シャチホコ「『芸で成功したい』という思いと、『みはるさんと一緒にいたい』という気持ちを天秤にかけたときに、後者が勝った。でも、ものまねもめちゃくちゃ好きだったから、この芸だけでみはるさんを幸せにするためには、“人生でいちばんの本気でものまねに打ち込まなきゃ”と思って。プロポーズの言葉は、自分にプレッシャーをかけるためのものだったのかもしれない」みはる「でも、そこからの集中力はものすごかった。食事と睡眠以外は、ずーっとドラマやバラエティ番組のDVD見て、高橋克典さんとか所ジョージさんのものまねを研究して」シャチホコ「思えば、和田アキ子さんのネタも、2人でDVDを見ているときに思いついたネタだった。アッコさんにめちゃめちゃ詳しい先輩芸人さんに、アドバイスをもらったりして」
2019年06月21日ロックバンド・Mr.Childrenのライブツアー「Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"」が、6月1日、2日の沖縄公演で終わりを迎えた。ここでは、5月19日に行われた東京ドーム1日目のライブをレポートする。オープニングでは、田原健一によるギターから始まり、続けてサポートメンバーのSUNNYと世武裕子、そして鈴木英哉(JEN)、中川敬輔といったメンバーも登場。しかしまだ桜井和寿の姿はステージにはない。スクリーンには、桜井がステージへと歩いていく後ろ姿が映し出され、そのままステージ前方に伸びた花道から登場すると、会場からは大きな歓声があがった。1曲目は「Your Song」。前回のツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」では、大トリを飾った曲がいきなり演奏され、会場のボルテージはさらに高まった。続いては、「Starting Over」。イントロで桜井は「さあ、行くよ! 東京ドーム!」と呼びかけ、スクリーンにはMr.Childrenメンバー4人の姿が大きく映された。「himawari」では桜井が鬼気迫る表情を見せ、さらにはステージの端から端までダッシュするなど、序盤からトップギアのパフォーマンスを見せる。続いてJENのドラムが鳴る中、桜井が「いいぞー、その感じ! もっとちょうだい! サイコー、東京ドーム! 準備はいいですか、ついてきて!」とファンを煽り、「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」のイントロが鳴らされる。MCでは、桜井が「どうもありがとう」と感謝を述べた後、「元気そうじゃないか、東京ドーム! 5万人だぞー! 広いからね、後ろの人はすごい遠いでしょ。だけどちゃんとそこまで届くようにやりますから」と宣言。そして「平成のヒット曲をやります。もう1回、もう1回、もう1回!」と叫び、「HANABI」を演奏。さらには、こちらも"平成のヒット曲"である「Sign」を続けて披露した。「Sign」が終わると、メンバー全員がいったんステージを降り、その後桜井だけが登場した。今回のツアータイトル「Against All GRAVITY」について、「すべての重力に抵抗していこう」という意味で、ここで言う"重力"はただの重力のことではなく、願っているものと逆に働くエネルギーのこと。それと闘っていこうという意味だと説明した。「年はとりたくないわよねー(笑)。そう思っている人はたくさんいると思いますけど、その場合は、時間というものが"重力"なんです」とも話していた。「令和になりました。変わっていった方がいいものと変わらない方がいいものがありますが、Mr.Childrenはそのどちらなんでしょう。そういったことを自問自答しながら、この曲をお届けします」と言い、「名もなき詩」をアコースティックギター1本で演奏し、歌い始めた。曲の途中からJEN、中川、田原が登場し、花道へと歩いていき、1番のサビから3人のドラム、ベース、ギターの音も加わった。2番に入ると、メンバー 4人がお互い向き合って演奏する様子が印象的だった。左から田原健一、鈴木英哉、中川敬輔その後のMCで、「続いての曲は2005年にリリースしたアルバムに入っている曲です」と桜井。「2004年にBank Bandという、Mr.Childrenとは違うバンドで演奏、ライブをしました。素晴らしいミュージシャンたちのすごい実力、演奏技術に圧倒されました」とリスペクトを込めた前置きの後で、「でもなんかちょっと違う。サッカーで例えるなら、僕は1個のボールに10人ぐらいがぐちゃぐちゃ集まっている小学校のサッカーが好きなんです。技術よりも思いの方が強くなりすぎて、うまく伝えられない。そんな様が大好き」と明かした後、「CANDY」を歌った。「旅立ちの唄」の後、「ロードムービー」を披露したのだが、桜井は「ロードムービー」が「僕が1番好きな曲」という。その理由を、ミレニアム問題で揺れていた2000年の元旦にできた曲で、明け方、頭の中に歌詞がパーッと浮かんできて目が覚めたという。浮かんだ歌詞を書いていくと、新しい世紀に歓迎された気分で、「まだまだ21世紀も音楽を続けていていいぞ」と言われたような気分になったから、とMCで明かした。「addiction」では、花道がせり上がり、JEN、中川、田原が一段高いところから演奏。「Dance Dance Dance」の後の「Monster」でも、花道が上がり、その上で桜井が熱唱していた。次は、Mr.Childrenの大規模ツアーでの演奏は初となる「SUNRISE」。「Sunrise brightens up」と歌う後ろのスクリーンには、地平線から太陽が昇る映像が映し出された。Mr.Children史上最大のヒット曲である「Tomorrow never knows」が歌われた後、桜井は「いつもステージ上で思っていること。音楽という船に乗せて、悲しみや苦しみ、退屈から、みんなをできるだけ遠い場所に運んで行きたい」と語りかけ、「Prelude」を奏でた。ライブ終盤だが、「さあいくぞ!まだまだ!まだエネルギーはあまってますか?」と観客を煽り、「innocent world」を。そして「海にて、心は裸になりたがる」で締めくくった。「innocent world」の大サビでは、スクリーンに観客の顔が映し出されたが、みな歌詞を口ずさんでいた。改めて、Mr.Childrenの残し続けた曲の知名度、影響度を感じる。アンコールで再びステージに現れたのち、「SINGLES」「Worlds end」を届けた。桜井は「最後の曲の前に、少しだけ話をさせてください」と切り出し、最近の朝起きた後の日課がネットニュースを見ることだと明かす。そして「『あの人、お亡くなりになったんだ』、『あの人、大きい病気にかかっちゃったんだ、闘っているんだ』、『あの選手、ちょっと前までめちゃくちゃカッコ良くプレーしてたのに、引退してしまったんだ』とか、そういうニュースが目に飛び込んできて、ついつい自分もいったいあとどのくらいできるのかなと考えたりします」と心境を吐露した。続けて「でも結論は、もし明日声が出なくなっても、バンドがどうにかなっても、きっと後悔はしないだろうなと思っています。なぜなら、こんなに長くやっているのに、いまだにこんなに多くのリスナーが足を会場に運んでくれて、一緒に歌を歌ってくれて、こんなに幸せなことはないと思っています。日本一幸せなバンドじゃないかと思っています」と語ると、会場からは大きな拍手が起きた。さらに桜井は、「だから、これ以上多くのことを求めるとバチが当たるんじゃないかと思っています。でも、バチが当たるかもしれないけど、歌えなく、続けられなくなる前に、少なくともあと10曲は、この5万人を1つにできるようなすげえ歌をつくりたい」と思いを語った。「僕らはこのツアーが終わったら、ロンドンにレコーディングに行ってきます」と明かし、「みなさんに再会できることを心から願って最後にこの曲を送ります」と言い、「皮膚呼吸」を最後に歌い上げた。時代は平成から令和へと変わった。平成を彩ったスーパースターの中には、平成の終わりとともに現役を退いた者もいる。Mr.Childrenもまた、平成を代表するスーパースターであるが、平成の時代の終わりとともに、総括される気はさらさらなさそうだ。Mr.Childrenにとっての"重力"は「年齢」や「時間」といったものであり、だからこそ桜井もMCで「自分もいったいあとどのくらいできるのかなと考えたりします」という心境を明かしたのだろう。しかしMr.Childrenは、これからもすべての"重力"に抗い、さらなる新しい音楽を追求し続けるのだろう。「Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"」は、ロックバンド・Mr.Childrenが、令和になっても第一線で闘い続ける決意表明であると感じたライブだった。(撮影:渡部伸)
2019年06月07日●モノマネ誕生秘話「ひどいなと思いながらも…」2018年に歌手・和田アキ子のモノマネで大ブレイクしたお笑い芸人・Mr.シャチホコ。和田の"歌モノマネ"ではなく、「何をされてる方なの?」などといったフレーズが印象的な"しゃべりモノマネ"で、数多くの番組に出演した。そんなシャチホコの、ブレイクに至るまでの経緯や和田本人との交流、そして2018年に印象的だった仕事などについて明かした。○■YouTube投稿がきっかけだった初テレビ出演――経歴を拝見しましたら、日本体育大学を卒業されているんですね。中高はバレーボールや水泳、テニス、柔道など色々とやっていました。体育教師を目指していたので、日体大に進学し、大学ではボクシング部に入りましたね。――それでは、大学入学までは芸人さんになりたいと思ってなかったのですね。まったく考えてなかったです。大学のボクシング部を途中で辞めて、バレーボールのサークルに入ったんですが、部活と比べると味気ないなと思って、YouTubeへの投稿を始めました(笑)。1本目にアップしたのが、Mr.Childrenと桑田(佳祐)さんの「奇跡の地球」を1人2役でモノマネして歌う動画だったんですが、それがきっかけで日本テレビの特番に呼ばれました。モノマネをやっている素人を集め、『ニコ生』のユーザーが似ているかどうか審査するという内容だったんですが、本気でモノマネ芸人をやりたいと思ったのはその番組がきっかけでしたね。――その番組に出演された後、プロとして活動されるまでどのような経緯があったのですか。大学4年生になった頃に、(ものまねショーパブの)『そっくり館キサラ』のオーディションを受けたんですが、落ちてしまいました。どうやったらプロになれるのかと考えた結果、音響のアルバイトを始めたんです。モノマネ芸人さんが営業でネタをするときに、照明やマイクの手助けしながら、ネタを見て勉強していました。その後、大学卒業してすぐに、『キサラ』のオーディションに合格して、ミスチルの歌モノマネをずっとしていました。「Mr.シャチホコ」の"Mr."はMr.Childrenからですし、"シャチホコ"は「Tomorrow never knows」の仮タイトルである「金のシャチホコ」からとっています。――そうなんですね。プロになってからの初テレビ出演はいつだったんですか。1年後の2016年春、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』(フジテレビ系)ですね。当時は今より20kgくらい痩せていたので、ミスチルの桜井(和寿)さんに見た目もかなり寄せて出演したんです。今は嫁のみはるの料理が美味しいこともあり、幸せ太りの限度を超えてしまっています(笑)。○■"しゃべりモノマネ"誕生の影にあった想い――Mr.Childrenのモノマネが中心だったわけですが、現在の代名詞ともいえる和田アキ子さんのモノマネをやり始めたのは何がきっかけだったんですか。みはるとは昨年に結婚しましたが、それ以前もずっと婚約状態が続いていました。桜井さんのモノマネでモノマネ番組には呼んでもらっていましたが、歌モノマネだったので、バラエティ番組には呼ばれるわけではなく…。そういった状況で、「俺はこのままだったら収入も少ないし、この先、みはるを支えていけるのかな」と。そこで「売れたい」という気持ちがさらに強くなり、しゃべりのモノマネを極めて、その人でずっとトークができる状況を作りたいと思ったんです。だから、根底には誰かのしゃべりモノマネをやりたいという理想があって、「アッコさんのモノマネをしよう」という決め打ちではなかったんですよ。2017年の年末にSNSで「結婚します」という発表をしたこともあって、2018年は自分の中で新しいMr.シャチホコの年にしたいと思いました。――実際に2018年に大ブレイクされたのですから、その言葉通りになりましたね。2018年は殻を破りたいという思いが強かったです。そんな折に『アッコにおまかせ!』(TBS系)を見ていたら、確かガンバレルーヤさんがゲスト出演したときに「ちょっとごめんなさいね、君らってさ、そもそも何をされてる方なの?」とアッコさんがおっしゃって、ネタをやらせた後に「あーはいはい。それは見たことあるから分かってんねんけど」と(笑)。そのときにひどいなと思いながらも、これを取り上げてモノマネしたら面白いんじゃないかなと思いました。――では和田さんのモノマネはたまたま生まれたんですね。そうですね。そして、まちゃまちゃさんのお店によく飲みに行くんですが、まちゃまちゃさんがアッコさんにすごく詳しくて、昔のCDを貸していただいたり、「番組でこういうことを言ってたよ」と教えていただきました。――そこから本格的に和田さんのモノマネをスタートされたんですね。まずは『キサラ』などで試したんですが、実は最初は反応があまり良くなかったんです。そんなウケないので、「やっぱり違うのかな」と思っていたところ、ステージに一緒になった芸人の皆さんが「普段のアッコさんのモノマネをする面白いヤツがいる」とすごく広めてくれて。そういう口コミのおかげもあり、『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に出させていただき、そこから『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出させていただきました。『ウチガヤ』で披露したところ、共演した芸人さんにめちゃくちゃウケましたね。――芸人さんは一般の方よりも和田さんに関する前提知識があるので、より面白さが伝わったんでしょうね。そうだと思います。あとはスタッフさんも面白がってくれましたね。アッコさんの芸能界における繋がりのすごさが今の自分を作り上げてくれたと言いますか、周りの芸人さんが面白がってくれたのが、自分にとっては1番大きいです。○■和田アキ子との初共演はドッキリ「泣いちゃいました」――その後、多くの番組に出演されることになりますが、印象に残っている番組はありますか。やはり9月に『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)でアッコさんと共演したことですね。収録後にはアッコさんが僕との2ショット写真をインスタにあげてくれて、周りも「公認になったんだ」と。それ以降は、ありがたいことに出演オファーがさらに増えました。――『初耳学!』では、シャチホコさんは「和田さんがモノマネを認めずに怒っている」というドッキリを掛けられていましたね(笑)。いや~、怖かったですよ、あれは(笑)。まさか初対面でドッキリだとは思いませんでしたし。アッコさんが振り切って、「お前、テレビ出さへんからな!」と言ってくだされば、おかしいなと気づいたかもしれませんが、僕があまりに怯えすぎてしまって。アッコさんは本当はすごく優しい方なので、そんな僕の表情を見て、怒りながらも「でも優しそうな顔してるよね」などとちょくちょく挟んできたんですよ(笑)。――(笑)。和田さんも心の葛藤があったんでしょうね(笑)。ネタばらしの後、アッコさんからは「せやから私、やりたくないって言うたんや。ホンマごめんな」と言っていただきましたが、怖すぎて泣いちゃいました。●和田アキ子からのプレゼント――そんな和田さんから言われてうれしかった言葉はありますか。22日に放送される『ウチガヤ』の収録の際に、攻めたネタをやったんです。収録後に「わたし、あんなこと言う?」とおっしゃったので、「ヤバい、怒られる」と思って謝ったところ、「いやいや、めっちゃおもろいわ」と褒められて、ホッとしましたし、うれしかったですね。最初の頃はアッコさんに「シャチホコ、ちょっと惜しいのはイントネーションがね、違うんですよ。ずっと聴いてたら、私は大阪にいましたから、分かるんですよね」と言われていましたから(笑)。――モノマネも快く認められていますし、和田さんはやはり器が大きいんですね。「モノマネをやっていいよ」と認めてもらえているのが、自分にとってすごく後押しになっていますし、本当にありがたいです。10月の『WADA fes』(和田フェス)で館内放送を担当させていただいたのですが、そのときに靴をいただきました。「サイズ合わへんかったやろ。無理して履かんでいいからね。ちっちゃいと思うから」とおっしゃっていたんですが、ピッタリでした。ただ、そのオーダーメイドの靴には26.5cmと書かれていたのですが、僕の足のサイズは27cm。アッコさんは女性ですので、もしかしたらサイズを小さく書いていたのではと思ってます(笑)。――とはいえ、足のサイズがピッタリというのも何かのご縁ですよね。アッコさんも照れ隠しで「別に私、あげようと思って用意したとかじゃなくて、見てみたら私が履かへんタイプの靴やったから。あんた、靴ださかったからさ、ちょっとあげるわ」とおっしゃって。本当に大事に履かせていただいています。○■手ごたえがあった『サンジャポ』『脱力タイムズ』――その他に、2018年のお仕事で手ごたえがあったものはありますか。いくつかありますが、まず1つは『サンデー・ジャポン』(TBS系)が大きいですね。アッコさんに自分の存在を知ってもらったきっかけとなった番組です。アッコさんいわく、普段テレビを見られないそうですが、『サンジャポ』は『おまかせ!』前ということもあり、楽屋で絶対にご覧になっていて。『サンジャポ』のスタッフさんは、アッコさんをよく知る方が多かったので、ワードの引き出しもそこで増えました。――ワードの引き出しというと、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)でのよゐこ・濱口(優)さんとの掛け合いも印象的でした。「ずっとしゃべることもできるんだ」と他の芸人さん方からの評価も上がったので、この回も自分の中では印象に残っていますね。濱口さんも途中で「いつまでやってるんだよ」ということもなく、ずっと最後までアッコさんとして接してくださって、ありがたかったです。――シャチホコさんを見ていて感じることですが、その場のアドリブにもかかわらず、和田さんが言いそうなことでずっと会話を続けられるのがすごいですよね。題材がアッコさんじゃなかったら、アドリブであそこまでしゃべれないと思います。毎日研究していく中で、アッコさんの要素が自分の中に潜在的に入っていて、自然と出ているような感じです。○■先輩芸人とのやり取りは「いまだに緊張」――そういったやり取りの中では、シャチホコさんは"和田アキ子"として接するため、先輩にもひどいことを言う場面もありますよね(笑)。その点についてはいかがですか。やはり不安やドキドキはあります。でも僕がものすごく若いということもあってか、先輩方にはすごく可愛がっていただいていますし、面白がってくれていますね。――確かにシャチホコさんはまだ25歳ですので、共演するほとんどの芸人さんは年上ですよね。いまだに緊張はしますが、大前提として「振り切ってやらないと面白くならない」という覚悟があります。初めてお会いする方に対しては、嫌な気持ちになるんじゃないか、「アッコさんになりきって調子に乗ってる」って思われたらどうしようと頭をよぎることもあります。でも自分が折れてしまったら、芸人さん方にも救ってもらえないだろうし、実力ある方だらけなので、せめて振り切ってやっちゃおうと。そこで変な空気になってしまっても、本当に皆さんに救っていただいています。○■妻・みはるとの"掛け合い"で「応用力がついた」――プライベートでは昨年、みはるさんと結婚されました。みはるさんはモノマネ芸人の大先輩でもありますが、やはり助けられている点はありますか。それこそアッコさんのしゃべりモノマネも、最初はどういう風にやっていくかのイメージもわかず、自分1人でしゃべって完結させるという"自己完結型"の枠しかありませんでした。誰かとの掛け合いでの面白さというのは、家で僕とみはるがモノマネの掛け合いをするなかで応用力がつき、身についたものです。――それでは、自宅での掛け合いが練習となり、テレビ等の実践の場で活かされたんですね。そうですね。みはるはこれまでに何度もテレビにも出ていたこともあり、教えてもらって助けられた部分はかなり大きいです。――それでは最後に、2019年の抱負をお聞かせください。まずは、アッコさんのモノマネをさらに掘り下げて追求したいと思います。それに加えて、アッコさん以外で、新しい形でのモノマネの出し方、「これとこれを組み合わせたら、こういう出し方ができるんだ」という実験を重ねていきたいですね。アッコさんのしゃべりモノマネのように、王道のネタの中でも新しい着眼点で出していくことをMr.シャチホコのカラーにしたいです。■『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系 毎週火曜23:59~)22日の放送では、「芸能生活51年! 和田アキ子のTV初体験SP!」と題して、和田アキ子のテレビ初体験をガヤ芸人が奪う。「アッコとシャチホコが入れ替わり!和田アキ子ひな壇初体験でまさかのモノマネ披露!」「ガヤ恒例ビリビリマシンvs和田アキ子人生初体験」など。
2019年01月21日●あまり語られてこなかったMr.Children昨年発売された書籍『日本代表とMr.Children』(2018年11月28日発売/ソル・メディア)。この本は、1998年のワールドカップ初出場を機に国民的コンテンツとなったサッカー日本代表と、モンスターバンドとして90年代から席巻し桜井和寿が大のサッカー好きでもあるMr.Childrenの関係性を、音楽・映画ジャーナリストの宇野維正氏と音楽ブロガー・ライターのレジー氏が読み解くという内容だ。共著者の1人であるレジー氏に、桜井和寿とサッカーとの出会いや、ミスチルの楽曲がサッカー選手に支持される理由などについて聞いた。○■『日本代表とMr.Children』書籍化の経緯は――まず、書籍化の経緯をお聞かせください。『日本代表とMr.Children』というタイトル通り、サッカー日本代表とMr.Childrenの関係性を分析する内容となっています。ロシアワールドカップのベルギー戦が終わり、キャプテンを務めてきた長谷部(誠)が代表引退を表明して、あの世代の日本代表が一区切りついた感がありました。そして、大のミスチルファンでもある長谷部がキャプテンに就任した2010年くらいから「自分たちのサッカー」というのが日本代表を取り巻くキーワードになっていて、それがミスチルの歌ってきた「自分らしさ」とつながる部分があるなと。そんな話をツイッターでつぶやいたところ、共著者の宇野(維正)さんと話が広がり、そのやり取りを見ていたソル・メディアの方からお声がけがあって、結果的に書籍化に至りました。――本書では、長谷部キャプテンを中心とした日本代表を「ミスチル世代」と呼んでいますね。レジーさんご自身もミスチルがお好きとのことですが、ミスチル好きになったきっかけをお聞かせください。最初は小学生のときに聴いた「CROSS ROAD」ですね。今まで自分が聴いてきた音楽とは雰囲気の違うことをやっているバンドが出てきたなと思いました。決定的だったのは、「innocent world」です。中学校のクラスの友達もみんな聞いていましたね。それに関連して言うと、今回の本を書く上でのモチベーションとして、90年代に世間の人が最も接しているコンテンツのひとつとしてミスチルがあるはずなのに語られることが少ない、そういう状況に風穴をあけたいという思いが個人的にはありました。――確かに「小室ファミリー」などについてはよく語られていますが、ミスチルについてはあまり語られてこなかった印象です。人気が落ちておらず、いまだに"現役"であるがゆえに、振り返られないんでしょうね。今回の本の大きなテーマでもある「自分探し」に関連する文脈だと、『エヴァンゲリオン』が90年代の精神性を語るうえでよく話題に挙がるじゃないですか。でも僕の体感としては、『エヴァ』を見ていた人より、ミスチルを聴いて影響を受けていた人の方がたくさんいるような気がするんです。○■重要だった桜井和寿とサッカーの出会い――書籍化にあたり、過去のインタビューなども多く調べたそうですが、なにか発見はありましたか。桜井(和寿)さんがサッカー好きであることはもちろん知っていましたが、こんなにいろんなところでサッカーの話をしてるんだ!というのは改めて驚きました。本の作業を始めた当初は長谷部や名波(浩)といった代表選手がミスチルから影響を受けている、いう話が中心になるのかなと思っていたんです。でも、今まで思っていた以上に桜井さんのサッカーへの思い入れは強烈でしたね。桜井さんのインタビューでは、「サッカーをやっているときは色んなことから解放され、普通の人になれる」という話題がたびたび出ていました。周りが考えるよりもずっと、ご本人の中ではサッカーが大事なものなんだなと。アルバム『深海』『BOLERO』を経て、ミスチルが活動休止したタイミング、ある意味で1人の人間としての"桜井和寿"をやり直そうというタイミングでサッカーと出会ったのは、すごく重要だったんだろうなと思います。――その一方で、サッカー選手をはじめとしたアスリートには、ミスチル好きが多い印象です。レジーさんはその理由をどのように分析されますか。いろいろ理由はあると思いますが、特にアスリートがよく好きな曲に挙げる「終わりなき旅」の「高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいいもんな」という歌詞への共感が強いんだろうなと思います。実際はミスチルはあの時点で高い壁に登った後であり、上に上に目指していこうという歌ではないのですが、アスリートの多くが競技を極めるうえで必要な上昇志向に読み替えて受け取っているのではないでしょうか。また、「終わりなき旅」の本来のメッセージは上昇志向というよりも「自分の中にあるものに対して打ち勝っていく」という話だと思うんですが、それもアスリートの「最大の敵は自分」という考え方とリンクして鼓舞されるんでしょうね。――特にサッカー選手はミスチル好きが多いですよね。これまでの日本代表選手のなかで、桜井さんと似ている面があると感じる方はいますか。やはり長谷部じゃないですかね。一見すると、良い人そうで真面目そうだけど、強烈なエゴのようなものがあり、どちらも天才的というよりはバランスの良さを感じます。桜井さんもすごいソングライターであり、ボーカリストですけど、たとえば宇多田ヒカルのようなアーティストと比べると“天才”というよりも“普通感”があるなと。長谷部も天才肌のプレーヤーというよりは「バランス」「努力」といった言葉が似合うと思うので、そういう部分が共通しているかなと思います。○■2010年以降のMr.Children――確かに桜井さんは、『モヤモヤさまぁ~ず』や『ゴッドタン』を見ていることを明かしたりと、“普通感”がありますよね。そんな長谷部選手は2010年から日本代表キャプテンを務めていましたが、レジーさんは2010年以降のミスチルをどうとらえていますか。桜井さんはあるインタビューで、「『彩り』はあの歌詞があるからあの曲になるけど、『エソラ』はあの歌詞じゃなくても曲のメッセージが伝わるはずだ」というようなことを言っていました。この発言が象徴的だと思いますが、2010年代のミスチルは言葉と音楽の融合について試行錯誤していたフェーズだと思うんです。歌われるテーマについても、「自分探し」は終わり、大量消費されるスーパーマーケットであっても良い(=アルバム『SUPERMARKET FANTASY』)というレベルまでいった後に震災があったりして、ミスチルとして何を歌うかというピントが定まり切らない時期だったんだろうなと。――桜井さんも雑誌『MUSICA 2015年1月号』のインタビューでは「(曲を)当てにはいっているが、難しい」「投げてもすり抜けていく感覚がある」と告白していましたね。そうですね。ただ、10年代の後半の楽曲、「ヒカリノアトリエ」や「himawari」からは何かを掴んだのかなという印象も受けました。今はバンドとして過渡期だと思うので、まだまだもっとすごいのが来るんじゃないかなと期待しています。――最近、Mr.ChildrenはRADWIMPSやくるりなどと対バンをやったり、ホールツアーを行ったりしましたよね。そういった活動でなにか掴んだものがあったんでしょうね。きっとそうなんでしょうね。「大会場で弾けるミスチルが見たいのに何で今さらホールツアーなんてやるんだろう?」とか文句を言ったりもしたんですけど(笑)、ミスチルにとって必要なプロセスだったんだなと思います。●批評することの難しさと重要性○■プロデューサー・小林武史から離れたMr.Children――そして2010年以降のミスチルで大きな出来事といえば、ブレイク前からの関係であるプロデューサー・小林武史から離れたことだったと思います。その点についてはいかがでしょうか。もちろん良し悪しあるんでしょうけど、バンドとして新しい一歩を踏み出すきっかけにはなったんだと思います。個人的には、今のような状況だからこそ「小林武史っぽい曲」をセルフプロデュースでやってみてほしいなと。ちょっと話が逸れますが、最近サザンオールスターズのアルバムをすべて聴いたんですけど、世の中の人が「サザンっぽい」と思っている音の多くは80年代後半~90年代前半に作られていて、それらの楽曲をプロデュースしていたのが小林武史なんですよね。つまり、世の中の人が「サザンっぽい」と思っている音は「小林武史っぽい音」でもあると言えると思います。――「真夏の果実」「希望の轍」「涙のキッス」などは小林武史プロデュースですね。歌謡曲からJ-POPに時代が移り変わるタイミングを小林武史と乗り切ったのは、サザンとしても本当に大きかったんだなと実感しました。小林武史は、桑田佳祐のブルース的というか、土着的な感覚を華やかなものに落とし込むのが得意だったんだと思います。それと同じように、浜田省吾や甲斐バンドに影響を受けていた桜井さんの音楽性をよりポップな方向に開花させたのが小林武史と言えるのかなと。――確かに小林武史はミスチルの初期には、桜井さんに楽曲制作のイロハをマンツーマンで教えていたそうですしね。はい。今のミスチルはそういう「小林武史的なもの」ではない、より生々しいバンドサウンドをやりたいんだと思うんですけど、桜井さんの根底には小林武史とともに培ってきた「ポップソングを作るセンス」みたいなものが今もあると思います。バンドとして身軽になった今だからこそ、僕としては「エソラ」とか「Marshmallow day」のような、ストリングスやホーンががっつり入ってメロディも派手な曲、いわゆる「小林武史っぽい曲」であり「ミスチルっぽい曲」をやったらどうなるのか聴いてみたいです。――色んな経験を積んだ今、改めての「ミスチルっぽい」ですね。そうですね。きっとまたこれまでのミスチルとは違う、でもミスチルらしい、素晴らしい曲ができるんじゃないかなと。桜井さんは『MUSICA』(2018年11月号)のインタビューで、「2020年の東京オリンピックの時に日本を代表するミュージシャンとしてもし僕らの名前が挙がった時に…」と、東京オリンピックに関する話をしていました。五輪のことを挙げるということは、時代の真ん中で色んなものを背負うことに対して自覚的なはずなので、またそういうモードが前面に出てきたときにミスチルがどういう曲を生み出すのか楽しみです。○■ワールドカップ直前に監督交代したサッカー日本代表――2月にミスチルは台湾で初の海外単独公演も予定していますし、新たなステージに進もうとしているのではという感じはありますよね。そして本書のもう1つのテーマ、日本代表の話題でいいますと、今年はワールドカップ直前で監督が交代するというゴタゴタがありました。しかし決勝トーナメント進出を果たしたことで「結果良ければすべて良し」となっている感もありますが、こちらについてはいかがでしょうか。一言でいうと、ちゃんと引き継いでほしいなと思っています。ポジティブな面では、森保一監督は西野ジャパンでコーチをしていた人なので、ワールドカップ後の監督人事としては今までで一番継続性がある人選になっていると思います。ロシアワールドカップでは結果を残して、日本はこういうサッカーをやれば良いんだと見えたものもあったので、それを森保監督がさらに発展させてくれるといいなと思っています。その一方で、大会直前という意味の分からないタイミングでハリルホジッチをクビにして、本来は監督を評価すべき西野(朗)技術委員長が監督になるというおかしなことが起きました。にもかかわらず、16強に進出したことで、そういった経緯が不問になってしまっているようにも思います。その点については、「森保ジャパンいいよね」という話とは別に、引き続きウォッチして何かあれば声をあげなければ、また同じことが起きてもおかしくないなと思います。――「声をあげる」ということはすなわち、「批評する」ということだと思います。しかし、レジーさんは宇野さんとの対談で、「(世の中が)批評が機能しない構造にどんどんなっている」と話していました。「批評が機能しない構造」というのをもう少しかみ砕くと、「本人の発言以外は興味ない」というような風潮、そして何かについて掘り下げて語ること自体への忌避感ということになると思います。前者については、当事者がSNS等で直接発信できるから、当事者の言葉が教典化してしまう。後者は脊髄反射的に反応しがちなツイッターと考察という行為の相性の悪さを感じます。「何難しいこと言ってるの、感じることが一番だよね」とか「本人が話してないから考えても仕方ないよね」というような意見はよく目にしますし、一方でそういうことを言う人たちのことを考察する側の人たちがバカにするような構造もあると思います。そういった分断を少しでもつなぐことはできないものか、というのは文章を書くうえでいつも考えていることです。テーマがメジャーで多くの人にとって自分ごと化しやすい本書を通して、いくつかの出来事を結びつけて考察を深めることって面白いんだなと感じてくれる人が1人でもいればいいなと思っています。いわゆる「批評」を読んだことがなかった人が、論じるって楽しいと思ってくれたらうれしいですね。■レジー1981年生まれ。会社員兼音楽ブロガー・ライター。2012年に立ち上げた「レジーのブログ」での音楽シーン分析が話題となり、その後は一般企業勤めと並行して複数の雑誌やウェブメディアに寄稿。著書に『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』。
2019年01月09日ロックバンド・Mr.Childrenは今年10月、アルバム『重力と呼吸』をリリースし、10月6日から『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』と題したツアーを実施している。12月23日の大阪城ホールがアリーナツアー国内最終公演となり、来年2月にはバンド初の海外単独公演となる台湾公演も予定している。(総動員数は約20万人を予定)。ここでは、11月29日に行われた神奈川・横浜アリーナ2日目のライブをレポートする。Mr.Childrenのライブオープニングでは、ビジョンに趣向を凝らした映像が流れることが多い。しかし今回はシンプルなSEが流れる中、サポートメンバーのSUNNYと世武裕子、そして鈴木英哉、中川敬輔、田原健一に続いて桜井和寿が登場し、会場から大きな歓声があがった。1曲目の「SINGLES」のイントロが流れると、会場のボルテージはさらに高まり、それにつられるかのように、桜井も手を上に広げ、「来い来い」という仕草で煽っていった。2曲目の「Monster」の後、早くも「himawari」を披露。荒々しいサウンドと桜井の熱唱に、会場は聴き入っていた。そして「幻聴」のイントロが流れると、桜井は「さあ始まったぞ、横浜アリーナ! ついてきて! Mr.Childrenです!」と叫び、そして「さあ、横浜アリーナ! でっかい声を聴かせて」と桜井が呼びかけると、会場は「オーーオーー!」の大合唱となった。MCでは、桜井は会場の横浜アリーナについて「Mr.Childrenが1番、ライブをしている会場です。なので、ホームグラウンドだと思っています」と明かす。そして「(Mr.Childrenのライブに来たのが)初めての人いる?」と問い、手が挙がると、「そういう人を大事にしていきますよ」と話した。そして「何回も来ている人も初めての人も、僕らと皆さんの出会いを祝してこの曲を送ります」と「HANABI」が演奏された。映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の影響もあり、改めて注目された同曲。今回、ステージの床にもライトや映像が映っており、ビジョンにはステージ真上からの映像が流れるなど、演出面で新たな試みがあった。続いて桜井が「Mr.Childrenの骨格の音です」と評するJen(鈴木英哉)のドラムソロから、「NOT FOUND」を披露。次にSUNNYのピアノから始まる「忘れ得ぬ人」をしっとりと歌い上げると、会場は水を打ったように静かに。これに対して、桜井は「すごいシーンとしている。なにかの事故かと思いました。楽しんでる? 大丈夫? 聴き入ってたということ? ありがとうございます」といじり、さらに観客について「今日は荒々しい、男の声がすごい飛んでる」と漏らし、「その力をキープしておいて」と呼びかけた。そしてサポートメンバーのSUNNYと世武を紹介。世武はMr.Childrenのツアーに今回から参加しており、「新たなすごい才能を見つけてしまいました。"セビー"と呼んでいます」と桜井から紹介された。「花 -Mémento-Mori-」では、Mr.Childrenのメンバー4人が花道の縦に並んで演奏。さらに花道の中央には幕が降り、そこにも映像が映し出される。MCでは、1994年に大ブレイクした後、人気が"下り坂"になることへの恐怖があったことを告白し、その恐怖を払拭するかのように音楽制作に没頭していた中で完成した曲だと明かされた。「addiction」でJenのドラムと世武のピアノの掛け合いによる、2人の"セッション"で盛り上げたのち、田原のギターフレーズが印象的な「Dance Dance Dance」へ。次の「ハル」では一転して、空中にカーテンのようなものがフワフワと揺れ、桜の吹雪が舞う演出で、幻想的な雰囲気を誘う。さらに「and I love you」「しるし」を、しっとりと歌い上げた。「さっきの男、荒くれ者ども出番だぞ!」という桜井の煽りで始まった「海にて、心は裸になりたがる」は新曲ながら、会場の盛り上がり・一体感はかなりなものになった。曲中の「Oh~! Oh~!」では桜井が中川にマイクを向け叫ばせ、その後の「可愛げのないあなたにも」という歌詞を中川を指さしながら歌って笑顔を浮かべるなど、仲の良さがうかがえる場面も。そして、「擬態」「Worlds end」を演奏後、MCで「僕らはまだまだやりたいこと、憧れ、理想がある。まだたどり着いてないけど、今からでも遅くない。1歩ずつたどり着いていきたい」とアルバム『重力と呼吸』制作の想いを語り、「ティーンエイジャーじゃなくても、まだ伸びしろがあると信じています」と、「皮膚呼吸」で締めくくった。アンコールで再びステージに現れたのち、「here comes my love」「風と星とメビウスの輪」と立て続けに披露。アンコールに感謝しつつ、「この季節(秋)が大好きです。公園のベンチに座るような気持ちでこの曲をお届けします」と「秋がくれた切符」を歌った。「僕らの情熱と愛情をこの歌にのせてお届けします。みんなの、みんなへの歌です!」と最後に演奏されたのは「Your Song」。全曲を終えると、メンバーとサポートメンバーはファンに深々と頭を下げた。そして桜井は「どうもありがとね~~! ちょっと早いけど良いお年を~! バイバイ!」とファンに別れを告げ、去っていった。撮影:渡部伸
2018年12月23日ミュージシャンの世武裕子が、29日に都内で行われた『Yahoo!検索大賞2018』プレ・イベントに出席し、ロックバンド・Mr.Childrenに対して感謝の気持ちを述べた。「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年と比べ検索数が急上昇した人物、作品、製品を発表・表彰する同大賞。12月5日の開催に先がけて、プレイベントでは「流行語部門賞」と、検索データから現在のトレンドや今後の傾向を分析した「Yahoo!検索トレンドマップ2018」から「ネクストブレイク」が発表された。ミュージシャン篇の「ネクストブレイク」として選出された世武は、「なんで私が選ばれているんだろうと思ったんですけれど」と本音を漏らしつつ、「映画のサントラを8本やったりとか、Mr.Childrenさんの影響力もあったりとか、広島カープ戦で国歌斉唱したりとか、色々やっていたので、おかげさまでありがとうございます」と感謝した。世武は現在開催中の、Mr.Childrenのツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」にキーボードで参加している。ヤフーの検索トレンドアナリスト・池宮伸次氏は「自身のTwitterをやられていて、Mr.Childrenのツアーに参加される発表をしたタイミングで検索が非常に伸びました。さらに年間通して非常に検索されており、10月のニューアルバム発売の際にも、検索が伸びました」と分析した。また、世武は「普段仕事をやっていく中で、出会う人から影響されるというか、尊敬するところがあります。一緒に仕事していると、立ち振る舞いや哲学など、深いところまで見ることができるので育てられています」と明かし、「ネットとかでは、リスナーの方とコミュニケーションをとれるような場になればと思っていたので、うれしいです」と受賞を喜んだ。「ネクストブレイク」のお笑い芸人篇はジソンシン、アイドル篇はKissBeeが選出され、「流行語部門賞」には「大迫半端ないって」が決定した。
2018年11月29日Mr.Childrenが本日11月17日と明日18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』を開催する。本ツアーは、10月6〜7日の広島公演を皮切りに、全13カ所25公演を行うアリーナツアー。ツアーが始まる直前の10月3日には、前作『REFLECTION』以来、約3年4カ月ぶりとなるニューアルバム『重力と呼吸』を発売した。本作には、『himawari』(映画『君の膵臓をたべたい』主題歌)、『here comes my love』(フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌)、『SINGLES』(テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌)を含む全10曲を収められた。昨年のドームツアーをはじめ、ここ数年は毎年ツアーを開催するなど、積極的にライブに取り組んでいるMr.Children。楽曲も、鍵盤やストリングス、ホーンなどのアレンジを取り入れながらも、バンドサウンドを生かした作風が特徴的だ。5月には過去にリリースしたシングル全37枚、アルバム全21枚の収録曲全曲が各配信サイトにてダウンロード配信およびサブスクリプション配信され話題になったMr.Children。また『重力と呼吸』と同時に、詩集『Your Song』(文藝春秋刊)も発売された。この詩集には、1992年のデビューアルバム『EVERYTHING』から最新作まで、すべての楽曲の歌詞を収録。2018年、あらためてMr.Childrenのこれまでの楽曲を振り返ることになり、その魅力に注目が集まった。ツアーは、このあと12月に国内公演を終え、2月には、初の海外単独公演となる台湾公演を開催。アルバム収録曲、そして往年の名曲たちが披露されることにも期待だ。公演情報『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』会場:さいたまスーパーアリーナ11月17日(金)開場/16:00開演/17:0011月18日(土)開場/15:00開演/16:00
2018年11月17日今週発表された最新10月29日付オリコン週間アルバムランキング(集計期間10月15日~10月21日)において、Mr.Childrenのオリジナルアルバム『重力と呼吸』が週間2.1万枚を売り上げ、10月15日付、22日付に続き3週連続の1位を獲得した。アルバム同一作品による3週連続1位は、今年度(17年12月25日付よりスタート)のオリコンランキングでは初となる。また、Mr.Childrenとして3週連続1位を獲得するのは、ベストアルバム『Mr.Children 2005-2010』(12年5月10日発売)以来、6年5か月ぶりとなる。『重力と呼吸』には、「here comes my love」(フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌)、「SINGLES」(テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌)、「himawari」(映画『君の膵臓をたべたい』主題歌)のタイアップ曲3曲に加え、「docomo 25thanniversary キャンペーン CM」で"未発表曲 DEMO"として採用された楽曲の完成型「皮膚呼吸」などが収録されている。
2018年10月23日オーガニックカフェ「Mr.FARMER」木更津にオープン「美と健康は食事から」をテーマに、産地直送の新鮮野菜を使ったヘルシーメニューを提供するオーガニックカフェ「Mr.FARMER」が、2018年10月26日(金)、千葉県・三井アウトレットパーク木更津店にオープンする。2014年に1号店としてオープンした原宿店をはじめ、新宿、六本木など都内に5店舗を構える同カフェ。今回6店舗となる木更津店で、千葉県への初進出となる。こだわり野菜たっぷりのヘルシーメニュー同カフェの料理には、全国に約100軒ある契約農家から仕入れる、自慢の新鮮野菜がたっぷりと使われている。またドリンクや調味料なども極力オーガニックのものを採用。化学調味料は一切使用せず、素材本来の美味しさを活かした、身体が喜ぶメニューを楽しむことができる。一番のおすすめは看板メニューでもある「サラダ」。季節毎に新メニューが登場し、飽きが来ないよう工夫されている。たっぷり野菜でボリュームも満点。手作りドレッシングと合わせてどうぞ。また植物性食材を使用しない”ビーガン”や、小麦を代表するグルテンを含まない”グルテンフリー”にも対応している。ダイエット中の方やアレルギーに悩む方でも、安心して楽しめるのが嬉しい。「Mr.FARMER」のこだわりメニューで、身体の中からキレイを目指してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社クリエイト・レストランツのプレスリリース※「Mr.FARMER」公式サイト
2018年10月20日ロックバンドのMr.Childrenが、10月3日より台湾版Spotifyでも楽曲を配信した。Mr.Childrenはメジャーデビュー日にあたる2018年5月10日、国内で全シングルと全アルバムのダウンロード配信、サブスクリプション配信を開始。各ランキング上位を席巻した。2019年2月に台北で開催するライブに先駆け、日本以外の国や地域では初めてストリーミング配信を台湾で開始。SpotifyからSNSにシェアされた再生数を指標化したバイラルチャートの台湾版では、1位の「HANABI」を筆頭にトップ50内に15曲がランクインした。台湾での人気も追い風となり、代表曲を集めたプレイリスト「This Is Mr.Children」の再生数も増加。月間リスナーは前月比24%増となっている。
2018年10月19日豆乳ヨーグルトの美味しさを伝えるために株式会社太田胃散は、株式会社イートウォークが展開している「ミスターファーマー(Mr.FARMER)」の全店舗で、「豆乳専用種菌 ソイヨーグル(R)」を使用したスペシャルコラボメニュー『Vegan White ソイヨーグルのシーザードレッシング』と『ソイヨーグルバーク』を提供中である。太田胃散は、簡単に豆乳ヨーグルトを作ることができる「豆乳専用種菌 ソイヨーグル(R)」を2017年7月に発売した。牛乳を使用せずに、豆乳と同商品を混ぜるだけで「豆乳ヨーグルト」が完成する。太田胃散は、京都の「すぐき漬け」生産農家の協力により、「ラクトバチルスプランタラム(KS-1)」乳酸菌を採取し、豆乳を発酵させることが可能な豆乳専用種菌を完成させた。「ラクトバチルスプランタラム(KS-1)」は、乳酸菌のサイズがビフィズス菌の約1/3であり、「豆乳専用種菌 ソイヨーグル(R)」を使用して作った「豆乳ヨーグルト」には、一般的なヨーグルトの約30倍の乳酸菌が含まれているという。10月12日は「豆乳の日」『Vegan White ソイヨーグルのシーザードレッシング』(価格 1,150円)は、低カロリーでヘルシーなシーザーサラダである。「豆乳ヨーグルト」を使用したドレッシングを新鮮野菜と和えて、ソイチーズをトッピングした。『ソイヨーグルバーク』(価格 950円)は、アメリカのSNSを中心に流行している「ヨーグルトバーク」を、「豆乳ヨーグルト」を使用して作った。「豆乳ヨーグルト」とフルーツの味を楽しむことができるデザートとなっている。スペシャルコラボメニューは、10月12日の「豆乳の日」から販売をスタートしており、11月11日までの1か月間提供する予定である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社太田胃散※Mr.FARMER(ミスターファーマー)
2018年10月17日Mr.Childrenが、3日に発売されたアルバム『重力と呼吸』から3本のMVを公開した。公開されたのは、「Your Song」MVフルバージョン、「Your Song(Original Story)」、「SINGLES」MVショートバージョン。今回新たに公開となった「Your Song(Original Story)」MVと新曲「SINGLES」MV(Short ver.)は、映像作家・林響太朗監督による"都会を舞台にした若者達の人間ドラマ"。 「Your Song(Original Story)」MVには、林遣都・村上穂乃佳が出演しており、「SINGLES」MVには、井之脇海・阿部純子が出演している。「Your Song(Original Story)」MVには、Mr.Childrenメンバーも全員出演しており、林と村上はメンバーと共演する形となった。また過去には、02年に発売された「君が好き」のPVに俳優の窪塚洋介が出演している。3日発売の『重力と呼吸』には、「here comes my love」(フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌)、「SINGLES」(テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌)、「himawari」(映画『君の膵臓をたべたい』主題歌)のタイアップ曲3曲に加え、「docomo 25thanniversary キャンペーン CM」で"未発表曲 DEMO"として起用された楽曲の完成型「皮膚呼吸」などが収録される。
2018年10月03日シンガーソングライターのスガシカオが22日、自身のツイッターで、ロックバンド・Mr.Childrenの新アルバムについての印象を明かした。Mr.Childrenのヴォーカル・桜井和寿と親交が深いスガは、ツイッターで10月3日発売の新アルバム『重力と呼吸』について、「だいぶ前に音源を聴かせてもらった」と明かし、「方向がはっきりしてるアルバムだよ」と印象を語る。そして「今バンドが目指したい、こうなりたいっていう思いが全部の曲に、全部のメロに現れてるアルバム!」と振り返っていた。ファンからは「スガさんの言葉を聞いてますます楽しみになりました」との声の他、「そんなシカオさんのアルバム待ってます」とスガの新アルバムに期待する声も寄せられた。『重力と呼吸』には、「here comes my love」(フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌)、「SINGLES」(テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌)、「himawari」(映画『君の膵臓をたべたい』主題歌)のタイアップ曲3曲に加え、「docomo 25thanniversary キャンペーン CM」で"未発表曲 DEMO"として起用された楽曲の完成型「皮膚呼吸」などが収録される。
2018年09月26日ロックバンドのMr.Childrenが、10月3日に発売するニューアルバムの詳細を発表した。アルバムタイトルは『重力と呼吸』で、収録曲は10曲。また、ジャケットと新アーティスト写真も合わせて発表された。Mr.Childrenがアルバムをリリースするのは、前作『REFLECTION』以来、3年4カ月ぶり。また、アルバムタイトルに漢字が使用されるのは、『深海』(96年発売)以来だ。『重力と呼吸』には、「here comes my love」(フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌)、「SINGLES」(テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌)、「himawari」(映画『君の膵臓をたべたい』主題歌)のタイアップ曲3曲に加え、「docomo 25thanniversary キャンペーン CM」で"未発表曲 DEMO"として起用された楽曲の完成型「皮膚呼吸」などが収録される。また、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(16年度下半期)の主題歌に起用された「ヒカリノアトリエ」は今回収録されず。桜井和寿は「思いっきり大口を叩きます。最高のアルバムが出来ました!!」とコメント。さらに「後輩ミュージシャンがこのアルバムを聴いたら、音楽をやめたくなるような、また、もう僕らを目標にするなんて思わないくらい圧倒的な音にしたいと、熱い気持ちでアルバム制作に向かいました」と力強く語っていた。さらに、アルバムタイトル決定により、10月からスタートするアリーナツアーのタイトルも『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』に決定した。『重力と呼吸』01. Your Song02. 海にて、心は裸になりたがる03. SINGLES04. here comes my love05. 箱庭06. addiction07. day by day (愛犬クルの物語)08. 秋がくれた切符09. himawari10. 皮膚呼吸
2018年09月20日次世代MRエンターテインメント施設「ティフォニウム シブヤ(TYFFONIUM SHIBUYA)」が、2018年11月23日(金)にオープンする。「ティフォニウム」は、リアルとバーチャルを融合させた“MR=Mixed Reality(複合現実)”という技術を駆使した、新感覚のエンターテイメント施設。2017年7月から8月にかけて赤坂サカスにて体験イベントが行われた際には、約5,000人が来場するなど好評を博し、同年10月に東京・お台場のダイバーシティ東京 プラザに常設店舗をオープンしている。今回新たにオープンする「ティフォニウム シブヤ」でも同様に体験出来るのは、ゲーム型ではなく、体験を重視するアトラクション型のMRという新ジャンルのエンターテインメント。体験者はMR用のヘッドマウントディスプレイを装着し、ハイクオリティのCGで作られた仮想空間内で、自分と同伴者の実際の姿が見えるという感覚とともに圧倒的な没入感が楽しめる。オープン時点では、廃墟となった洋館コリドールの中を歩いて巡るホラーアトラクション「マジックリアリティ:コリドール(Magic-Reality: Corridor)」と、船に搭乗し、目眩く異世界を旅するVRファンタジーアトラクション「マジックリアリティ:フラクタス(Magic-Reality: FLUCTUS)」の2つのアトラクションが用意されている。【施設情報】「ティフォニウム シブヤ(TYFFONIUM SHIBUYA)」オープン予定日:2018年11月23日(金)所在地:東京都渋谷区宇田川町 27-4 喜山ビル 6〜8階営業時間:10:00〜23:00
2018年09月08日シリーズ最新作『インクレディブル・ファミリー』の公開を記念して、8月4日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」ではシリーズ第1作となる『Mr.インクレディブル』を本編ノーカットで放送する。数々のCGアニメ作品を世界的にヒットさせてきたディズニー/ピクサーが『トイ・ストーリー』『バグズ・ライフ』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』に続いて世に送り出したキャラクターであるMr.インクレディブルと妻、そして子どもたち。Mr.インクレディブルことボブ・パーと妻のヘレンは、かつては世の中の平和を乱す悪と闘い人々を危機から救い出す大活躍をしていたものの、15年前のスーパー・ヒーロー制度廃止を機に一般市民として暮らすことを余儀なくされて、ヴァイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャックの3人の子どもたちと共に“普通”の家族生活を送ろうと努力する日々を送っていた。しかし、再び世界を救うことを夢見続けるボブのもとに謎の手紙が届いたことから、ボブとその家族が想像を絶する冒険に巻き込まれていく…。監督は最新作『インクレディブル・ファミリー』のほか、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『トゥモローランド』などを手がけたブラッド・バード。製作総指揮を『アナと雪の女王』や『ベイマックス』『ズートピア』など数々のディズニー/ピクサー作品で知られるジョン・ラセターが務める。日本語吹き替えの声優には、Mr.インクレディブル役に三浦友和、インクレディブル夫人に黒木瞳、そのほか宮迫博之、綾瀬はるか、小倉智昭、高田延彦ら個性的なキャストが集った。本作に続くシリーズ最新作『インクレディブル・ファミリー』は現在大ヒット全国公開中。ディズニー/ピクサー長編アニメーション第20作目という記念すべき作品でもある同作は、全米で公開されると『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』『ファイディング・ドリー』を超え、アニメーション史上全米興収歴代No.1を記録。日本でも大人気となっている。『Mr.インクレディブル』は8月4日(土)21時~フジテレビ系「土曜プレミアム」で本編ノーカット放送。(笠緒)■関連作品:インクレディブル・ファミリー 2018年8月1日より全国にて公開© 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.Mr.インクレディブル 2004年12月4日より全国にて公開©Disney/Pixar
2018年08月04日ロックバンド・Mr.Childrenが、10月3日に新アルバムをリリースし、さらに初の海外単独公演を含むアリーナツアーを開催することが明らかになった。Mr.Childrenがオリジナルアルバムをリリースするのは、15年6月発売の『REFLECTION』以来。アルバムタイトルや収録曲はまだ発表されていない。アリーナツアー「Mr.Children Tour 2018-19」は、10月6日から全13カ所25公演を予定。19年2月2日には台湾・台北アリーナで初の海外単独公演を行う。また、アルバム発売日と同じ10月3日には、デビューアルバム『EVERYTHING』から最新アルバムの収録曲まで、26年間の全曲の歌詞を収録した詩集『Your Song』も発売される。■Mr.Children Tour 2018-192018 年 10 月 6 日(土)・7 日(日) 広島グリーンアリーナ2018 年 10 月 13 日(土)・14 日(日) セキスイハイムスーパーアリーナ2018 年 10 月 20 日(土)・21 日(日) 和歌山ビッグホエール2018 年 10 月 27 日(土)・28 日(日) 函館アリーナ2018 年 11 月 3 日(土・祝)・4 日(日) 北海道立総合体育センター 北海きたえーる2018 年 11 月 10 日(土)・11 日(日) サンドーム福井2018 年 11 月 17 日(土)・18 日(日) さいたまスーパーアリーナ2018 年 11 月 23 日(金・祝)・24 日(土) 別府ビーコンプラザ2018 年 11 月 28 日(水)・29 日(木) 横浜アリーナ2018 年 12 月 5 日(水)・6 日(木) 日本ガイシホール2018 年 12 月 15 日(土)・16 日(日) マリンメッセ福岡2018 年 12 月 22 日(土)・23 日(日) 大阪城ホール2019 年 2 月 2 日(土) 台北アリーナ
2018年08月02日ロックバンドのMr.Childrenが、彼らのメジャーデビュー日にあたる5月10日、全シングルと全アルバムがダウンロード配信並びにサブスクリプション配信されることが決定した。対象となるのは、1stシングル「君がいた夏」から最新シングル「himawari」までの全37作品、デビューアルバム『EVERYTHING』から最新アルバム『REFLECTION』、ベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1996-2000』『Mr.Children 2001-2005 』『Mr.Children 2005-2010 』の全21作品の全楽曲。ヴォーカルの桜井和寿は、16年の11月にライブで訪れた街のCDショップを訪問する「I ※ CD shops!」(文中※はハートマーク)プロジェクトを立ち上げ、公式HPで「『CDを手に取る喜び』『お店に足を運ぶワクワク感』を、改めて感じてもらえるようなプロジェクト」とコメントするなど、配信に消極的な印象もあったMr.Childrenだが今回、全シングルと全アルバムの配信が開始された。公式HPでは、これを受けて、過去の楽曲やPV、ジャケットなどが組み合わされた特別ムービーも公開されている。■配信先<ダウンロード>iTunesGoogle Play Musicdwangomusic.jpmoraLINE MUSICレコチョクエンジンモバイル<サブスクリプション>Apple MusicAWAGoogle Play MusicKKBOXSpotifyLINE MUSICレコチョクBestうたパスdヒッツ
2018年05月10日新鮮な野菜で心身ともにリフレッシュ!表参道等に店舗を構える「Mr.Farmer」は、「美と健康は食事から」をテーマにした野菜を中心とする飲食店です。「畑の伝道師」と呼ばれ、シェフとしても有名な渡邉明さんが厳選した野菜をふんだんに使用したメニューは、見た目も味も元気を分けてくれるものばかり。新鮮な味を求めて、連日多くのお客さんで賑わっています。店内には随所に植物や雑貨が飾られており、雑貨店のようなオシャレな空間に仕上がっています。イメージは、アメリカ西海岸のカフェ。開放的でありながら温もりを感じることが出来るお店です。テラス席やテーブル席、ソファー席もあるので、じっくり腰を据えて料理を楽しむことが出来ますよ。そんな「Mr.Farmer」では、産地直送の野菜を、サラダやサンドイッチのみならず、コールドプレスジュースやヴィーガンメニュー(肉や魚、卵など、動物性の食物を使わない料理)など、様々メニューがラインナップされています。またウォーターサーバーも常設されていますので、好みのものや気になるものを選んで、体の調子を整えることも出来ます。野菜の力を借りて体の健康を呼び戻しつつ、更なる健康をも手に入れましょう。心と体に必要な栄養素をバッチリ補充出来るお店です。この記事では「表参道店」の情報を中心にお伝えします。表参道駅から歩いて6分「Mr. FARMER 表参道店」は、渋谷区神宮前にあります。電車の場合最寄り駅は「表参道駅」です。A2出口を出て「アップルストア表参道」沿いの道を歩き、突き当りを左折します。なお、ここで右折してもぐるっと回ってお店にたどり着くことは可能です。左折後すぐに「ギャラリー川野」の角を右折し、直進します。しばらく進むと左手にセブンイレブンがあり、その向かい側にある建物「セピア原宿」の1階です。駅から徒歩で約6分程度の道のりですので、周囲を散策しながらお店を目指すのも楽しいと思います。車の場合表参道駅方面を目指しましょう。「Mr. FARMER 表参道店」は路地の一角にありますので、曲がるところを間違えないように注意してくださいね。青山通りからの場合は「アップルストア表参道」の角を曲がり、そこからは電車の場合と同じルートで向かいましょう。なお、駐車場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。営業時間案内「Mr. FARMER 表参道店」の営業時間は下記の通りです。営業時間:9:00~20:00定休日:なし比較的早い時間から営業していますので、休日のブランチにも最適ですね。なお、土日祝日の10:00~18:00は予約不可なので、時間に余裕を持って来店しましょう。野菜の新たな魅力を発見出来るメニューがズラリ産地直送された新鮮な野菜は、生で食べても十分美味しいものばかり。そんな野菜を個性的な調理法で華麗に仕上げたメニューは、新たな野菜の魅力をに気づかせてくれますよ。チキンプレストのグルテンフリーパスタサラダ(1,609円)モチモチした米粉のパスタ麺に、カラフルな野菜が色鮮やかにトッピングされています。彩りと食べごたえを両立した、最後まで食べ飽きることのない大人向けのサラダです。ホワイトエッグOMELET メキシカンサルサ&アボカド(1,825円)卵を3つ使ったオムレツは、ふんわり食感が人気です。サルサの辛味がアクセントとなった、コクの有る味わいを楽しめますよ。オムレツの周囲を野菜がぐるりと取り囲んでいるので、食べごたえも栄養も抜群です。キヌアとブラウンライスのヴィーガングリーンカレー(1,890円)スーパーフードが満載のグリーンカレーは、健康志向の人に嬉しいヴィーガンメニューです。カレーに野菜が溶け込んでいるだけでなく、ブラウンライスの周囲にも野菜がありますので、様々な調理法の野菜を味わうことが出来ます。他にも新宿ミロード店と六本木店が共に昨年オープンしており、今後更なる店舗拡大も期待出来ます。日頃の生活で中々充分な野菜を摂取出来ていない…と心配な方は、ぜひ一度お店を訪ねてみてくださいね。スポット情報スポット名:Mr.FARMER 表参道店住所:東京都渋谷区神宮前4-5-12 セピア原宿1F電話番号:03-5413-4215
2018年03月16日ジャニーズJr.から誕生したユニット「Mr.KING」&「Prince」が、1月17日(水)今夜放送の「TOKIOカケル」のゲストとして登場。なんと今回はゲストのメンバーが「TOKIO」に逆質問。芸能界の極意を大先輩である5人が伝授する。本番組は「TOKIO」城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の5人が毎回ゲストを迎え、さまざまなゲームやトークを展開するというもの。今回のゲストである「Mr.KING」と「Prince」は「ジャニーズjr.」から誕生したユニット。2015年、6人からなる「Mr.KING&Prince」通称“キンプリ”としてスタートし、現在は平野紫耀、永瀬廉、高橋海人の3人による「Mr.King」と、岸優太、岩橋玄樹、神宮寺勇太の3人による「Prince」の2つに分かれて活動。メンバーは個々にも精力的に活動しており、平野さんがこの3月に公開を控える映画『honey』で主演を務めるほか、永瀬さんはドラマ「信長のシェフ」などに、岸さんは「黒崎くんの言いなりになんてならない」シリーズなどに、岩橋さんは「ガードセンター24広域警備指令室」などに、神宮寺さんも「幽かな彼女」など数々のドラマや映画で俳優経験がある。そんな6人を迎えて今回行なわれるのは「Mr.KINGとPrinceがTOKIO先輩に初めて聞かせてもらいました」。これは番組で人気の「生まれて初めて聞かれました」の“逆バージョン”で、通常ならば「TOKIO」の5人が事前に考えたゲストがいままで聞かれたことがないであろう質問をカードに記入し、ゲストはそれらのカードを1枚ずつ引き、そこに書かれた質問に答えていくところを、今回は後輩の彼らが大先輩である「TOKIO」に対し芸能界で生き抜くための質問を用意。芸能界の大先輩である「TOKIO」の5人が彼らの質問に答えていく形で進行する。「TOKIO」が伝授する芸能界の極意は必見だ。「Mr.KING」と「Prince」の6人は現在帝国劇場で公演されている「JOHNNYS’ Happy New Year IsLAND」に出演中。彼らのほか、HiHi Jet、東京B少年、Love-tune、Travis Japan、SixTONES、Snow ManといったジャニーズJr.のユニットが多数出演するほか、東山紀之も特別出演する。公演は1月27日(土)まで。「TOKIOカケル」は1月17日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年01月17日ディズニー/ピクサー作品としては初の人間社会を舞台に描き、アカデミー賞2部門に輝いた『Mr.インクレディブル』。この度、待望の最新作が『インクレディブル・ファミリー』の邦題で8月1日(水)より日本公開されることが決定。あわせて、日本版特報映像&場面写真が初解禁された。前作『Mr.インクレディブル』は、かつてはヒーローとして活躍し、ずば抜けた身体能力を持つ家族がヒーロー廃業に追い込まれ、窮屈な日常に四苦八苦する様と、再び奮起してヒーローとしての仕事と家族の絆を取り戻す物語。今作は、ディズニー/ピクサー長編アニメーション第20作目という記念すべき作品となり、前作同様にブラッド・バード監督がメガホンをとる。また、11月に先んじて全世界で公開された予告映像は、24時間で1億1,300万回再生され、「公開まで待ちきれない!!」「これは楽しみ過ぎる」とコメントが寄せられ瞬く間に話題に。この再生数は、24時間以内の予告再生数歴代1位の記録(アニメーション部門)となっている(※Entertainment Weeklyより)。そして今回解禁された映像は、公開中の予告映像の日本オリジナル版。主人公のMr.インクレディブルことボブ・パーの息子で、なんとも愛らしい赤ん坊のジャック=ジャックの目からビームが飛び出し、ロゴが動き出、タイトルが登場するという、ファンにとっては待望の映像となっている。バード監督は、「観客の皆さんは、ジャック=ジャックがスーパー・パワーを持っていることを知っていますが、家族はまだ気づいていません。本作ではそのアイディアを使って楽しんでいます。様々な新しいスーパーヒーローたちと出会い、『インクレディブル・ファミリー』の世界全体は、とても拡大することになります」と本作について語っている。(※2017年D23Expo引用)『インクレディブル・ファミリー』は2018年8月1日(水)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月18日おいしくてヘルシーな朝食を朝7時から提供2017年9月1日(金)より「Mr.FARMER 駒沢オリンピック公園店」にて、ヘルシーな朝食メニューが新登場した。今回の新メニューは、駒沢公園でランニングやウォーキング後に、しっかり食べられてヘルシーなメニューへの要望が多かったことによるもの。運動後だからしっかりと食べたいけれど、せっかく運動をした後だから、カロリーは抑えたい。そんな顧客の声に応える形で登場したのが、ヘルシーなのにボリューム感があり、おいしい朝食メニューだ。朝の7時から提供されているので、仕事前に食べていきたい人にもうれしいサービスとなっている。Mr.FARMERの豊富なヘルシーメニューMr.FARMERでは、様々なヘルシーメニューを用意。定番のアサイーボウルやアボカドトーストはもちろん、【無花果とバナナのフルーツトースト】や【ヴィーガングリーンサラダ】【アボカドベーコントースト】など、野菜やフルーツをふんだんに使用したメニューを数多く取りそろえている。それだけでなく【厚切りフレンチトースト】や【ベーコンエッグトースト】【サーモンエッグベネディクト】に【ホワイトエッグオムレツ】など、ボリューム感のあるものもきちんと提供。男性など、しっかりと食べたい人にも男性にも満足の内容となっている。さらに、動物性のものを一切使わないヴィーガンメニューやグルテンフリー、高タンパク低カロリーのメニューを用意。食事で健康を目指したい人やアスリート向けのメニューも豊富なところが魅力だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社イートウォークのプレスリリース
2017年09月26日アジアを代表する男チャン・チェンが日本のSABU監督のもと主演を務め、第67回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された話題作『Mr.Long』が、『Mr.Long/ミスター・ロン』として12月、日本公開されることが決定。チャン・チェンの鋭い眼光をとらえたメインカットも到着した。ナイフの達人・殺し屋ロン。東京・六本木にいる台湾マフィアを殺す仕事を請け負うが、失敗。北関東のとある田舎町へと逃れる。日本語がまったくわからない中、少年ジュンやその母で台湾人のリリーと出会い、世話好きの住民の人情に触れるうちに、牛肉麺(ニュウロウミェン)の屋台で腕を振ることになる。屋台は思いがけず行列店となるが、やがてそこにヤクザの手が迫り…。第67回ベルリン国際映画祭では熱烈なスタンディングオベーションで迎えられた本作。主人公の腕利きの殺し屋・ロンを演じるのは、今年、25年の時を経て4Kレストア・デジタルリマスター版で劇場公開された『クー嶺街少年殺人事件』(’91)の主演を務めてデビュー、『グリーン・デスティニー』『レッド・クリフ』など、アート系からハリウッド大作まで幅広く活躍しているチャン・チェン。心を閉ざした少年ジュンを演じるのは、オーディションを勝ち抜き今後の活躍が期待される新星バイ・ルンイン。ジュンの母リリーを演じるのは、中国のTVドラマなどで活躍しているイレブン・ヤオ。そしてリリーの過去の恋人・賢次を、『たたら侍』にて主演を務めた「劇団EXILE」の青柳翔が演じる。監督を務めるのは、『弾丸ランナー』(’96)にて衝撃のデビューを飾り、その後も『アンラッキー・モンキー』『MONDAY』『蟹工船』『天の茶助』などを手掛け、ベルリン国際映画祭常連のSABU。チャン・チェンは日本語を喋れない殺し屋ロンを、そのわずかな表情の変化で絶妙な心の動きを表現、10人のヤクザと対峙するシーンでは流れるような美しいナイフさばきをスタントなしで披露。そのナイフさばきは、劇中たびたび描かれる調理シーンにも表れ、手際よく料理するチャン・チェンの貴重な姿も映し出される。ロンと心を閉ざした少年との父子のような愛、リリーに一途な思いを寄せる賢次の想いには胸を打つものがあり、世話好きで「食いついたら離れない」という「すっぽん村」の住人たちと、孤高の殺し屋ロンとのコミュニケーションの中にSABU監督のユーモアが存分に散りばめられている。まさに、アクションと笑い、涙のツボを抑えたハートウォーミング・バイオレンスがここに完成した。併せて解禁となったメインカットには、鋭い眼光を向けるロンの姿が。その表情が意味するのは、愛するものを守ろうとする決意か、それとも復讐の怒りなのか!?チャン・チェンの甘いマスクとミステリアスさが存分に発揮される本作を、期待して待っていて。『Mr.Long/ミスター・ロン』は12月、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月07日「anan」2067号8/30水曜日発売「Nextジェネレーション!!!」特集、表紙はMr.KINGのみなさん。今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部期待の大型アイドル、Mr.KINGの3人が表紙初登場です!今回、表紙に登場してくださったのは、ジャニーズJr.内のグループであるMr.KINGこと平野紫耀さん、永瀬廉さん、髙橋海人さん。写真をご覧になっていただければ分かるように、メンバー全員、ビジュアル完璧な3人組です! でも、彼らの魅力は外見のかっこよさだけではありません。まだまだ残る“初々しさ”とのミクスチャーに、これから多くの女性がしびれるに違いない、と確信した取材日でした。たとえば、ananスタッフが用意した、マスカットを丸ごと使ったお菓子を見るなり「うわー、これ大好きなんです! めちゃくちゃ美味しいですよね!」と大喜びし、他のメンバーにも「食べてみて」とすすめる平野さん。撮影した画像が映っているモニターをスタッフと一緒に眺めながら、「今日の衣装すごく好きでしたし、撮影楽しかったです!」と嬉しい感想をしっかり伝えてくれる永瀬さん。メンバーが撮影中、すぐ横で(時には、なんと機材を動かすのを手伝ってくれながら!)一緒に盛り上げてくれる髙橋さん。3人が3人とも、少女漫画のヒーローのようにかっこいいだけでなく、どこかお茶目で、若いのに勘もよくて、しかも礼儀正しくて、スタッフみんなで感動してしまいました。終始ほのぼのとした雰囲気で進んだ撮影でしたが、特に笑ってしまったのが、髙橋さんの盛り上げ方(笑)。今回、裏テーマとして「スタイリッシュ」「ナチュラル」「セクシー」と、雰囲気を変えて3パターン撮り下ろしたのですが、その「セクシー」を他のメンバーが撮っている間、ずっとその目の前で「妖艶~! すっごく妖艶~!」と歓声をあげて応援してくださいました。途中、平野さんに「さっきから同じ言葉ばっかり言ってる、海人(笑)」と突っ込まれると、ちょっと考えて、今度は「セクシー! 色気出てる~!」とバージョンチェンジ。ところが、ご自身の撮影では、「かっこいい!」と歓声があがると「やめて~…笑っちゃうから~」と誰よりも大照れする……というオチまでつきました。大きな可能性を秘めた3人の、キラキラした瞬間を切り取った表紙とグラビアページ。これを見ないで後悔しないよう、しっかり手に取ってチェックしてみてくださいね!(Y)
2017年08月30日あす15日に開幕する「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」(サマステ、8月27日まで開催)の応援サポーターを務めるアイドルグループ・Mr.KINGが14日、会場の東京・六本木ヒルズで行われた開幕直前イベントに登場し、ファン3,000人とハイタッチを交わした。この日の気温が31℃を記録する中、Mr.KINGの平野紫耀、永瀬廉、高橋海人は、サマステ会場の目玉のひとつである「LIVEアリーナ」に登場。その後、テレ朝の周囲でスタンバイしているファン3,000人とハイタッチをしながら、約2kmの道のりを駆け抜ける「六本木ハイタッチマラソン」に挑戦した。平野は「ハイタッチをすると同時に、夏に控えたコンサートに向けて体力を作れる。一石二鳥のマラソンですので、頑張りたいと思います!」と意気込むなど、3人とも出発前から気合十分。笑顔でアリーナから飛び出すと、コース沿いで見守るファンとしっかり触れ合いながら、元気にハイタッチしていった。そして約20分後、ファンからの「KINGコール」に包まれながらアリーナへ帰還。平野は「さすがにちょっと疲れました(笑)。今、ふくらはぎに(筋肉痛が)来てます」と明かしながらも、「皆さんからパワーをもらいながら、僕の気持ちも伝えたし、素敵なやりとりができたんじゃないかな」と感慨深げ。高橋も「走る前は『2kmって長いな』と思ってたんですけど、皆さんがめちゃくちゃ元気に話しかけてくれたので、僕たちも楽しくやれました」と、充実の表情を見せた。また、永瀬が「ファンの皆さんとハイタッチするほど近い距離で向き合う機会はあまりないので、すごく新鮮な気持ちになったし、これからもどんどんやっていきたい」と、今後の開催へ意欲を示すと、ファンからはうれしそうな声が上がっていた。
2017年07月14日