NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務め、NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の3月9日(金)放送回に、好評放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」に出演している俳優の濱田岳がゲスト出演した。冒頭で濱田さんが挨拶すると「朝から癒されるなぁ」「がくちゃんが可愛すぎる~~」「濱田岳かわええな」と早速ネットが沸き立ち始める。トークでは「わろてんか」内で披露されている濱田さんのアドリブに関する話題に触れ、濱田さんのアドリブシーンと共に夫婦役で共演している徳永えりからのコメントVTRが流された。徳永さんによれば「最初はシャイで目も合わせてくれなかったが、その後“生粋の甘えん坊”が出始め、私とのシーンでは甘えていいんだとわかった瞬間、私のセリフにどんどんアドリブを被せてくるようになった」という。さらに濱田さんの未公開アドリブVTRもオンエア。放送では使われた部分の後も延々とアドリブで芝居を続ける濱田さんと徳永さんの姿に、MCの井ノ原さんが思わず「(監督の)カットかからないと演じるしかない」とコメント。濱田さんはその場面を「見えないトンネル状態で演じた」とふり返り、「そっちがその気ならこっちも行く」状態で演じきったそう。これには「下手なコントより面白いw」「風太夫妻の掛け合い(アドリブ)は好きだな」「怒涛のアドリブ(笑)」「アドリブで爆笑(*≧∀≦*)」など、次々と濱田さんの演技を賞賛する声が上がっていた。また同作で主演を務める葵わかなからの「お酒の飲みすぎには気をつけて」というメッセージには「お酒のほうが僕に寄って来てる気がする」という“迷”回答が飛び出し、これには「昭和の役者が言うことみたい」「落語に出てくる酒呑みみたいだ」などのコメントが寄せられていた。16歳で「金八先生」に出演した際を振り返り、半年拘束で学校と両立できずものすごく悩んだが、両親からは「好きにしなさい」としか言われなかったが、ふり返ってみると自分で選んだからいまは悔いがない。この仕事は同じ役が二度と来ない。物理的に保証されてない、明確なことがない理不尽さが魅力」と自身の“俳優観”を語り、「自分に才能があるとしたら、それは人と巡り合う運があること」と話した濱田さんに、ネット上からは「濱田岳ちゃんの言葉身に染みる」といった声も上がっていた。(笠緒)
2018年03月09日34歳のとき、兄弟子21人を抜いて真打に昇進。さらには、200を超える落語の持ちネタがあるだの、年間に上がった高座が940を超えただの、春風亭一之輔さんは、とかく記録に事欠かない落語家だ。落語のバラエティ番組や雑誌の落語特集には、必ずと言っていいほど引っ張り出される人気者。先ごろ、週刊誌で連載中のコラムが『いちのすけのまくら』と題され、書籍としてまとまった。喫茶店、よく行きます。ガラホで原稿書くためにね。――連載開始が4年前で、いまも続いていますが、ずっとガラケーで書いていたそうですね。一之輔 :いまは、ガラケーじゃなくガラホです(どや顔)。――ガラホ?一之輔:ガラケーは、使いすぎて壊れちゃったんですよ。操作ボタンが次々と取れちゃった。使えるものを捨てるのがイヤで、取れた箇所に油性ペンで数字を描いたりしてずいぶん使ってたんですけど、買い替えたほうがいいんじゃない、とカミさんに説得されてしぶしぶですよ。歯を食いしばって店に行ったら、もうガラケーはうちでは扱ってないと。店先に並んでいるのを指さして「あるじゃねえか」と言ったら、…いえ、実際には「えー、あれってガラケーじゃないんですか」と丁寧に聞いてみたら、あれはガラホです、見た目はガラケーですけど、中身はスマートフォンと同じ機能です、って。LINEもできるらしいけど。やりませんけど。――『いちのすけのまくら』に収録されている100本のコラムは、「45度」「地平線」なんていう、どんな展開になるか予想もつかないものから、「マイナンバー」や「○活」といった時事ネタ、「思い込み」のように下ネタで落とすものまで、いろいろですね。一之輔:下ネタ?そんなのありましたっけ。――落語のクスグリの話が出てきて、茶せんを喩えて〈アナル・ザ・バンブー〉と言ったとか。一之輔:アナルくらい、いいでしょ、医学用語ですよ(笑)。本当は下ネタ、もっと書きたいくらいです。――これだけお忙しいのに、いつ書いているんですか。一之輔:僕、移動の合間にちょこちょこ書くんです。1回、喫茶店で書き終わったのを、うとうとしてたらクリアボタンを長押ししてたらしくて消えちゃって。くやしいから「30分で書いてやる!」と要らぬ奮起。しかも同じ話題だとクオリティは変わってしまうから、違う下げ(オチ)に変えました。――より面白く、という落語家の矜恃ですか。一之輔:そんなの誰にも伝わらないんですけどね。――高座はお客さんを「笑わせたい」という気持ちで臨むと思うのですが、コラムは読者に対してどんな気持ちで書いていますか。一之輔:ものを書く仕事はこれが初めてなんですね。もともと作文は好きでした。小学生のころはもう少しマジメに書いていましたけれど、中学高校くらいになればね、「適当でいいんだ、好きなように書けばいいんだ」とわかってきて、そうしたら面白くなりました。かえって、型にはまっていなくて自由でいいって、先生に褒められたりしましたね。――お題は、一之輔さんが決めているんですか。一之輔:僕はあらかじめお題があったほうが書きやすいので、毎回、編集者さんに送ってもらっています。連載のタイトルが「ああ、それ私よく知ってます。」なんです。全然知らないことを、知ったかぶりして書くのが最初のコンセプト。――知ったかぶりを笑う古典落語みたいな感じですか。「転失気(てんしき)」や「千早振(ちはやふ)る」のような。一之輔:最初のころは読んでくれる人に気を遣って、投げられたお題からちゃんとつなげて、最後はオチをつけなきゃ、面白くしなきゃ、と考えていたんですが、最近はどうでもよくなりました。キーワードがどっかひとこと出てくりゃいいだろ、くらいですね。落語もそうなんですよね。マクラも噺も、自分がしゃべって楽しいのがいちばんなので、あまり人に合わせたりしなくなりました。しゅんぷうてい・いちのすけ1978年1月28日生まれ、千葉県野田市出身。2001年、日本大学藝術学部卒業後、春風亭一朝に入門。NHK新人演芸大賞、文化庁芸術祭新人賞、国立演芸場花形演芸大賞など数々の受賞歴あり。年間900席を超える高座に出ている。『週刊朝日』で連載中のコラムが書籍化。執筆ツールは、現在、ガラケーから自慢のガラホに移行。連載から選りすぐった100本のコラムを、テーマ別にカテゴライズ。最終章には、落語好きで知られる俳優・東出昌大さんとの対談も収録されている。読むマクラともいえる味わい深さを体験して。『いちのすけのまくら』朝日新聞出版1500円※『anan』2018年3月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年03月08日そのためだけに時間を取るのは大変だけど、社会人として一通り押さえておきたい最新ニュース。朝支度をしながら、それとも通勤時間?ニュースをチェックする時間を聞いてみました。ニュースをチェックする時間帯で一番多いのは?朝起きてから、家を出るまで42%夜21%朝の通勤時間18%帰りの通勤時間8%仕事中6%昼休み5%一番よく見るニュース番組は?※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/1/24〜2/6有効回答数:122人朝、家を出るまでにニュースチェックする人が多数!昼休みよりも仕事中のほうが見やすい?「朝起きてから家を出るまでの間」と答えた人が42%で1位となった今回のアンケート。通勤時間にチェックする人がもっと多いのかと思いきや、朝と帰りを合わせても26%となりました。また、仕事中と答えた人が6%と、昼休みよりも多い結果に。ニュースチェックも仕事のうちということ?また、前回のサイトに続き良く見るニュース番組を聞いたアンケートでは、「NHKニュース」が1位に。コメントでも、ニュースだけを簡潔に知れるNHKニュースが1番という意見が。あなたがニュースに求めるものは、なんですか?朝起きてから朝食中にチェック。朝の通勤時間は電車内が混んでいてスマホは使えないので、帰宅途中に電車内で確認することもあります。朝は主にニュースと天気予報を見ます。スポーツとかエンタメはいつでも確認できるので、朝の私には必要がありません。個人的には、ビジネスサテライトのような番組が好きです!(南国♪/45歳)今の仕事は結構ヒマなので、仕事中にニュースサイトを見ています(みーこ/31歳)本当は朝の支度をしながらテレビでニュースチェックしたいが、テレビがついていると子どもの準備の手が止まってしまう。スマホだと自分の準備の手が止まってしまう…(かにかに/42歳)通勤電車の中で、ほかには待ち時間などにスマホでチェックすることが多いです。なので座れると、ゆっくりチェックできてラッキーです。(雪椿/43歳)仕事中に業務のための調べものをするはずが、いつの間にかYahoo!ニュースにかじりついていることが多いです…(YONE/26歳)編集部VOICE朝のニュース番組、気になる番組があってもコーナーで時間を把握しているから変えられない…一番よく見るニュース番組は?他のランキングもCHECKする一番よく見るニュース番組は?NHKニュース31%ZIP!18%めざましテレビ17%そのほか12%報道ステーション10%NEWS ZERO7%スッキリ3%ワールドビジネスサテライト2%ニュースをチェックする時間帯で一番多いのは?他のランキングもCHECKする※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/1/24〜2/6有効回答数:122人
2018年03月08日北島三郎(81)の次男である大野誠さんが亡くなっていたことが3月7日、分かった。51歳だった。 大野さんは88年にロックバンド「1ST BLOOD」のボーカル「MAKOTO」としてデビューし、歌手として活動。その後は「大地土子」名義で作詞・作曲活動に励んだ。特にアニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)のオープニング曲であり、父である北島が歌う「詠人」「夢人」は大野さんにとって代表曲と言えるだろう。 「おじゃる丸」は98年から放送されており、20年近くの歴史がある長寿アニメ。Twitterでは若い世代からの《懐かしい。大好きだった》といった声が。そして子育てを終えた親たちからは《ゆったりあったかい詩とメロディーに、忙しい心が立ち止まり、安らげる時間でした》といった楽曲とのエピソードが上がっている。 松嶋尚美(46)も8日「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、「おじゃる丸」で使用された楽曲は「息子も娘も今も口ずさむぐらい、みんな知ってる」と発言。そして大野さんに感謝の気持ちを述べた。 「(「おじゃる丸」の楽曲は)30代、40代の人だけではなく、1桁の子らが聞いている。すごい“いいもの”を残して下さった」 大野さんにはまだ世に出していない楽曲があるようで、北島は7日「私がアイツにしてあげられるのは、残したものを世に出していくこと」と取材陣に応じて語った。大野さんは亡くなったが、楽曲は歌い継がれていくだろう。
2018年03月08日3月7日放送のテレビ朝日系ドラマ『相棒 season16』に、子役出身の俳優、加藤清史郎(16)がゲスト出演し、成長ぶりが話題になっている。 加藤は、2009年放送のNHK大河ドラマ『天地人』で主人公の幼少期を演じ注目を集め、同年トヨタ自動車のCMキャラクター「こども店長」役で人気を博した。 CMの出演から8年が経ち16歳になった加藤。今回出演した『相棒』では、ホステスの女性が自宅マンションで撲殺され、現場付近で目撃された容疑者“少年A”を演じ、水谷豊演じる主人公の杉下右京の事情聴取にも、本当のことを話さず特命係を困惑させるという役柄。さらにドラマ内では、6つに割れた腹筋も披露している。 これに対しネットでは。、「あのこども店長で馴染みの加藤清史郎くんがもうこんな男前になっとった。 成長ってすごいな…」「加藤清史郎くんの成長ぶりに…唖然(・д・ )… イケメン系になってる」「今日の相棒、感動。こども店長の加藤清史郎くん、いい役者になったと、つくづく感じた。少年Aという10代の容疑者の難しい役柄を、演技力で勝負できるステキな俳優さんになったと思う。昔から見てるので、親心的な感慨深さもある」「ねえちょっと!! 今の加藤清史郎くんの腹筋見ました???? めっちゃ割れてたけど?? めっちゃ割れてたけど????」など加藤の成長ぶりに驚きの反応を見せている。
2018年03月08日今年デビュー25周年を迎える斉藤和義が3月8日(木)今夜オンエアされる「SONGS」に出演。スペシャルライブで名曲の数々をパフォーマンスするほか、親交が深い笑福亭鶴瓶、リリー・フランキーも登場、斉藤さんの知られざる一面が明かされる。1993年にシングル「僕の見たビートルズはTVの中」でデビューした斉藤さん。翌年リリースの「歩いて帰ろう」が話題となり一躍注目を集めることに。弾き語りからバンドスタイルまで幅広い表現で魅せるそのスタイルはまさに自他共に認めるライブアーティスト。これまでに「歌うたいのバラッド」「ウエディング・ソング」「ずっと好きだった」「やさしくなりたい」といった楽曲を発表、いずれもファンはもちろん様々なアーティストにも愛される名曲となっている。さら自らの音楽活動だけでなく様々なアーティストへの楽曲提供やプロデュースでもその才能を発揮。中村達也とのバンド「MANNISH BOYS」など多彩な活動を行って、ついに今年デビュー25周年を迎えるに至った。そんな斉藤さんが今回ファンを集め「SONGS」だけのスペシャルライブを実施。初期の名曲「歩いて帰ろう」からドラマ「家政婦のミタ」の主題歌として大ヒットした「やさしくなりたい」、今年発表された新曲「青空ばかり」まで、25年のキャリアをたどる3曲を披露。また一問一答インタビューでは斉藤さんの知られざる素顔に迫るほか、鶴瓶さん、リリー・フランキーさんの2人からは25周年のお祝いメッセージも。メッセージのなかで鶴瓶さんは「斉藤の音楽には『狂気がある』」と語り、斉藤さんらしい肩の力の抜けた“裏エピソード”も明かす。一方のリリー・フランキーさんは、斉藤さんと2人で行った“裸に近いお姉さんがポールで踊る店”で「歩いて帰ろう」が突然かかったときのことを振り返り、“下ネタ好き”だという斉藤さんに「デリカシーのない発言はしないように」と念押しする。ゆるくてマイペース、下ネタ全開という“普段の顔”と、ライブパフォーマンスの際の“カッコよさ”。デビュー25周年を迎えた斉藤さんの魅力満載の「SONGS」は3月8日(木)今夜22:50~NHK総合でオンエア。(笠緒)
2018年03月08日朝ドラ「花子とアン」の武、『ちはやふる』の“肉まんくん”、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の“之の字”…。これまで数々の話題作に出演し、着実に知名度を上げてきた矢本悠馬は、MBS/TBSにて放送中の深夜ドラマ「賭ケグルイ」で強烈キャラの不良生徒・木渡潤役を熱演し、「ウザい」「ムカつく」と話題を呼んでいる。小憎らしいけれど、どこか憎めないお坊ちゃまや、やる気の感じられないゆとり世代、チームのムードメーカーなどがハマってきた矢本さんは、人気若手俳優たちがテンション高めの芝居で勝負する「賭ケグルイ」で、2018年大ブレイク間違いなしのその才能の片鱗を見せつけている。「かっこいい!」という声はもちろん、現在27歳ながらもまだ学生服が似合う童顔もあって「可愛い」という声も上がる矢本さんの魅力に迫った。いま最もアツい若手俳優が豪華競演!「賭ケグルイ」に出演中「賭ケグルイ」は、主人公・蛇喰夢子役に『君の膵臓をたべたい』『となりの怪物くん』の浜辺美波、鈴井涼太役に『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』の高杉真宙、早乙女芽亜里役に『リバーズ・エッジ』の森川葵ら、いま注目の若手俳優たちを迎え、それぞれが披露する滾(たぎ)ってしまうほどの怪演や“顔芸”が見もの。その中で矢本さんは、鈴井役の高杉さんに“飛び蹴り”をくらわす第1話から要所要所に登場していた木渡役を喜々として演じている。政治家の息子という権威を傘に、賭けに負けて「ポチ」「ミケ」に堕ちた生徒を「家畜ちゃん」と呼び、執拗にいたぶる強烈な悪役キャラだ。部活に1人はいてほしい!?ムードメーカー役はピカイチ!矢本さんは1990年・京都生まれ。2003年に映画「ぼくんち」で観月ありさの弟役にオーディションから大抜擢されてデビュ-。その後、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」などに出演したが、一時は芸能界から離れて学業に専念していた。2011年から劇団「大人計画」の研究生となり、宮藤官九郎が手がけたドラマ「11人もいる!」などに端役で出演、2014年に吉高由里子がヒロインを務めた「花子とアン」で横柄ながら抜けたところもある地主の息子・徳丸武を演じて、まず注目された。その後、『銀の匙 Silver Spoon』『クローズEXPLODE』ほか、中島裕翔に山崎賢人、千葉雄大、中川大志、吉沢亮、間宮祥太朗らキャストが全員ブレイクした「水球ヤンキース」にも出演。「ブスと野獣」では「おかずクラブ」ゆいPとW主演でTVドラマ初主演を務めた。2016年は宮藤さん脚本「ゆとりですがなにか」や『ちはやふる 上の句/下の句』でも印象を残し、昨年は『君の膵臓をたべたい』の“ガム君”こと宮田一晴、『トリガール!』のメガネ+マッシュルームヘアの古沢、同世代の太賀&中村蒼と“悩める高3男子”を演じた『ポンチョに夜明けの風はらませて』など4作の映画に出演。その確かな演技力で製作陣を魅了しており、クラスや部活に1人はいてほしい、底抜けに明るいムードメーカー的なキャラクターで人気を集めている。そんな矢本さんが新たな魅力を開花させたのが、昨年の大河「おんな城主 直虎」だった。直虎役の柴崎コウを相手に、最初こそは「おなごに何ができる」とキレまくっていた家臣の“之の字”こと中野直之役は、いざというときにはしっかりと主君を守ろうとする忠誠心やそのツンデレぶり、意外な(?)イケボぶりに落ちる人が続出。また、門脇麦にはっきり「(本命ではなく)保険」と言われてしまう「保険のビュッフェ-結婚式篇-」をはじめ、「サントリー角ハイボール-新顔篇-」「クラッシュ・ロワイヤル-目指せモテ男!駆け引き勝負だシリーズ-」などCM界でも注目されつつあり、いまや“全国区”の人気を獲得したといっても過言ではない。注目俳優たちがイメージ打破!「賭ケグルイ」でも狂演そして、浜辺さん、高杉さんらがこれまでの可憐な美少女やイケメン好青年のイメージを打破するかのように挑んでいる「賭ケグルイ」においても、矢本さんの存在感は絶大。「おんな城主 直虎」と対極ともいえる悪役キャラに、驚愕しながらも惹かれる人が続出している様子だ。本ドラマは各回のキーパーソンを迎えたオープニングで知られるが、第6話では「家畜」としていじめてきた蕾奈々美(松本妃代)を引き連れ、矢本さん演じる木渡がオープニングを独占。「二枚インディアンポーカー」で夢子(浜辺さん)や芽亜里(森川さん)と熱戦を繰り広げ、単なるいじめっ子キャラではない、強力なギャンブラーとしての才能も示した。 (各話のオープニングは公式サイトにて公開中!要チェックだ)続く第7話でもキレッぷりを披露したが、夢子たちに追い込まれるや「ママ~」とまさかの泣き叫ぶ姿も!実はマザコン?小心者?さながら“木渡劇場”ともいっていいほどコロコロと変わる表情で、舞台で培ってきた実力をいかんなく発揮してみせた。かと思えば、7話の告知の際、「観ないと俺様の奴隷にすんぞ」とTwitterでつぶやくも「じゃあ観ます」「むしろなりたいです」といった声が寄せられ、かえって面白がられることに…。まさに最低の役どころながら視聴者を魅了する点は、今期ドラマ「きみが心に棲みついた」「ホリデイラブ」などの“狂気的な男子”にも共通する。いい意味での“ゆとり”と“野心”が魅力まもなく、瑞沢高校競技かるた部のムードメーカー、“肉まんくん”こと西田優征役を再び演じる『ちはやふる -結び-』が公開され、自身3作目となる朝ドラ「半分、青い。」が4月2日(月)よりスタート。しかもまた町内の実力者の息子でガキ大将、通称・ブッチャーという西園寺龍之介役を演じるという矢本さん。加えて、地元・京都で京料理の板前見習いとして奮闘する若者に扮したNHK BSプレミアム「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中」の新作「祝う春」の放送(4月14日(土)21時~)や、「ピース」又吉直樹が主演、劇団「ヨーロッパ企画」上田誠が脚本を手がけたシュールなコメディ『海辺の週刊大衆』の劇場公開も4月14日(土)に控えるなど、引く手あまた。池松壮亮や林遣都、本郷奏多、三浦春馬と同い年、その前後にも菅田将暉や太賀ら実力派がひしめく世代にあって、コミックから抜け出てきたようなキャラもハマるルックスに、いい意味で力の抜けた演技から迫真の演技もこなせる実力派として、2018年はさらなる飛躍が期待されている。「そもそも誰それが同年代というような意識はしないし、20代の俳優が多いと言われて、そうなんだぁと思う程度。人のことをいちいち気にしていたら負のスパイラルに陥るだけ」と、シネマカフェのインタビューで語っていた矢本さん。子役の後、一旦、芸能界と距離をとった経験もあってか、そのスタンスにもどこか“ゆとり”を感じさせるのが魅力でもある。そんな彼の役者としての成長は、まだまだ続いていきそうだ。(text:cinemacafe.net)
2018年03月08日あの伝説の番組『あいのり』が、この1月から、『あいのり Asian Journey』として8年ぶりに地上波放送リバイバル!ピンクのラブワゴンに見知らぬ男女7人が乗り込み、“真実の愛を探す地球無期限の旅”に出るこの番組は、放送が始まった’99年当時、画期的な恋愛バラエティで、参加メンバーと同世代の若者を中心に視聴者のハートを鷲掴みにしてきた。シリーズの復活にあたり、オードリーの二人とともにスタジオMCを務めるのは、ベッキーさん。「最初にオファーを受けた時、私がラブワゴンに乗る方だと本気で思いました。私の恋愛、心配されてる…って(笑)。そうしたらまさかのMCで、喜び爆発!だって、高校時代に毎週欠かさずに見ていたし、見終わった後はブログに感想を書き綴っていたぐらいの、あいのり好きだったから。今、MCの立場になっても、まるで家にいる時のようにスタジオでドキドキして、キャーキャー言いながらVTRを見ています」自他ともに認める“あいのり好き”だけあって、番組の楽しみ方にもベッキーさんなりの持論が炸裂!「普通に旅をしていた仲間が、ある日突然、恋愛対象になったりするその過程がまず面白い。旅の間は、何台ものカメラを回し続けているので、それを放送枠の30分に編集すると、エスプレッソみたいにギュッと旨味が凝縮されていて、ものすごく内容が濃くなるんです。私のおすすめは、まず普通に1回見てから、今度は編集の仕方や伏線探しをしながら2回目を見る。場合によっては、録画しておいたものを何話か遡って照らし合わせることも。ここまできたら、もうマニアですけどね(笑)」好きになったら告白、うまくいったら二人で帰国、ふられたら一人で帰国というルールもシンプルゆえに楽しみやすい、とベッキーさん。「現在放送中のアジアンジャーニーは、ミャンマーやタイを旅しているのですが、参加者のキャラがとにかく濃い!凄腕の脚本家でも書けないようなストーリー展開を生み出してくるあたり、さすがだなと思います。さらに、女子が強かったり、草食男子が多かったりして、恋愛や告白の仕方が昔とは変わってきているのも、今だからこその見所です」スタジオの共演者については、抜群のチームワークだと太鼓判を押す。「オードリーの二人とは、これまでもレギュラー番組で一緒になる機会が多かったので、芸能界の同級生的な感覚。あの春日さんが、たまにいいこと言ったりするんですよ。若(林)さんは持ち前の繊細な性格から心配してばかりで。コメンテーターの(河北)麻友子は気持ちいいぐらいガンガン突っ込むし、大倉(士門)っちは、『女子がもうわからない~』なんてつぶやいたりして。5人の性格がバラバラなところが、逆に自然にいいチーム感を生み出しているのではないでしょうか」ところで、ベッキーさんが告白するとしたら…。「私から告白することはないかな。第一印象で笑顔が私にとって素敵だなと思える男性ならキュンとして、もう恋モードになっちゃうし、自然に恋愛が始まっちゃうタイプです」1984年3月6日生まれ。タレントや女優として幅広く活躍。MCを務めるバラエティ番組『神々のスマホ』(NHK総合)が3月20日放送、主演ドラマ『くノ一忍法帖 蛍火』(BSジャパン)が4月から放送開始予定。毎週金曜24:55~フジテレビにて放送中。最新話は、NETFLIXで毎週木曜17:00(3/22のみ16:00)に配信、続いて毎週日曜17:00にFODにて公開、その後地上波放送の順。NETFLIXとFODでは地上波未公開シーンもあり。※『anan』2018年3月14日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・永田彩子ヘア&メイク・aiko(angle)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年03月07日演技派女優となった姉・満島ひかり(32)に刺激を受けて芸能界入りした弟で俳優の満島真之介(28)だが、今やすっかり売れっ子俳優となった。脇役での出演が多いが、昨年公開されたものだけでも「無限の住人」、「忍びの国」、「三度目の殺人」など映画7本に出演。ドラマは単発ドラマを中心に次々と仕事が舞い込んでいる。 3月24日と31日にNHK総合で放送される内野聖陽(49)主演の特別ドラマ「どこにもない国」では、主要キャストの1人に抜てき。旧満州に取り残された日本人の帰国を実現に導くため、わが身を捨てて奔走した登場人物を演じる。 「満島さんはハットをかぶって登場。写真撮影の際、内野さんに声をかけられた満島さんはどぎまぎしながら帽子を取って、虹色のようなカラフルな短髪をお披露目。しかしドラマがシリアスな内容だっただけに、『違いますよね……』と申し訳なさそうに再び帽子をかぶり内野さんを苦笑させました。中国本土での過酷な撮影だったそうですが、満島さんがムードメーカーとなり現場を盛り上げていたそうです。スタッフたちもそんな満島さんに感謝しきりだったといいます」(NHK関係者) 先日は木村拓哉(45)主演の連続ドラマ「BG〜身辺警護人〜」にも重要なキャラクターとして出演した満島だが、「無限の住人」で主演した木村との間にはよく知られてエピソードがあるという。 「初対面にもかかわらず『木村さん!』と大声を出しながら走って近づき、『よろしくお願いします!』と握手。木村さんがその手を握り返すと、満島さんはその手をグイッと引き寄せいきなりハグしたというんです。周囲は固まったそうですが、木村さんはすっかりお気に入り。後日、自ら満島さんを食事に誘ったそうです。その縁で『BG』への出演も実現したようです」(映画業界関係者) 持ち前のフレンドリーさで、すっかり大物も虜にしてしまったようだ。
2018年03月07日NHK「おかあさんといっしょ」で9年間歌のお兄さんを務めた横山だいすけが、4月14日(土)・15日(日)大阪城ホールにて、初の単独ライブ『横山だいすけ Family Live 2018 in 大阪城ホール』を開催する。これを記念して、3月6日、大阪市内で「だいすけお兄さんと一緒に踊ろう!」と題したイベントを行った。「横山だいすけ Family Live 2018 in 大阪城ホール」チケット情報横山のファンクラブ会員から抽選で選ばれた約100名の親子の「だいすけお兄さ~ん」という大きな掛け声で呼び込まれ、歓声の中横山が登場。まずは、約1カ月後に迫った初の単独ライブについて聞かれると「着々と準備を進めているところです。皆さんからリクエストを募って、ディズニーやジブリの歌や歌謡曲など、今まで僕が歌ったことのない歌や皆さんの知っている歌も歌いますし、今までやりたいと思っていたことをたくさん入れたファミリーライブになると思うので、楽しみにしていただきたいです」と意気込みを語っていた。そして、「子どもには元気に踊って、大人も大きな声を出して、みんなで楽しんでほしいという意味を込めてファミリーライブというタイトルにしました。泣いちゃっても騒いじゃってもOKというライブにしたいと思っています」とファミリーライブをアピール。また、ゲストについて聞かれると「鈴木福くんや瀧本美織さん、タコヤキレインボーさん、そしてここで初めて言うんですが、同志社香里高校と池田高校のダンス部の皆さんにも出演していただくことになりました!」と発表。そして、今回のライブのテーマソング『地球カーニバル』が完成したことが発表されると、「この歌は振付があるので、みんなと一緒に踊って楽しみたいと思っています。今日ここにいらっしゃる皆さんに初めて見てもらうことになるので、ぜひここで覚えて帰ってもらいたいです」と観客に語りかけていた。そこで横山と鈴木が踊る『地球カーニバル』のDVDが流れると、初めて見るはずなのに早くも映像に合わせて一緒に踊る子どもやお母さんも。そして横山が「テンポがちょっと早く感じるかもしれませんが、サビの部分は覚えやすいので、少しでも覚えて帰ってもらえると嬉しいです」と振付をレクチャー。何度か練習した後、横山が皆と一緒に踊っている動画と写真を撮影すると、子ども達はいち早く横山の周りを囲んでいた。最後に「今日、皆さんと踊ってみて、大阪城ホールでたくさんの人と踊るのがさらに楽しみになりました!また大阪城ホールで皆さんに会えるのを楽しみにしています!」とコメントし、イベントは終了した。『横山だいすけ Family Live 2018 in 大阪城ホール』のチケットは発売中。取材・文:華崎陽子
2018年03月07日有村実樹の幸せ美人になる方法NHK文化センターにおいて、モデル有村実樹によるビューティーレッスンが、仙台、東京、横浜、京都で開催される。各講座は、NHKカルチャーのウェブサイトにて、申し込みを受け付けている。「幸せ美人になる方法 ~美肌の基礎と春メイク~」開催概要2018年3月25日(日)、NHK文化センター仙台教室において、「幸せ美人になる方法 ~美肌の基礎と春メイク~」が開催される。有村実樹が、美肌を作る基礎と、トレンドをおさえた春メイクを分かりやすく解説する。開催時間は、13:00から14:40まで。受講料は、会員が3,931円(税込み)、一般が4,492円(税込み)。女性限定。「有村実樹の幸せ美人になる方法 メイクの基礎知識」開催概要2018年5月23日(水)と6月27日(水)の2日間、NHK文化センター青山教室において、「有村実樹の幸せ美人になる方法 メイクの基礎知識」が開催される。ファンデーションの選び方や塗り方をはじめ、ツヤ肌の作り方、眉の描き方などメイクの基本を、2回にわたって伝授する。開催時間は、両日とも19:00から20:15まで。受講料は、会員が11,232円(税込み)、一般が13,478円(税込み)。女性限定。(画像は有村実樹 オフィシャルブログより)【参考】※有村実樹 オフィシャルブログ※NHK文化センター 仙台教室※NHK文化センター 青山教室※NHK文化センター 横浜ランドマーク教室※NHK文化センター 京都教室
2018年03月07日全国のNHK文化センターで開催される「佐伯チズの美肌塾」「佐伯チズの美肌塾」が、全国のNHK文化センターで開催される。同講座は、佐伯チズまたは、佐伯チズ認定セミナーインストラクターが講師を務める。佐伯チズ曰く、お金をかけなくてもキレイになれるという。正しい理論と、自分にあったスキンケア法をしっかり学んで、美肌を手に入れてみてはいかがだろうか。「佐伯チズの美肌塾」開講スケジュール「佐伯チズの美肌塾」は、2018年3月23日(金)11:00から13:00まで、NHK文化センター青山教室にて開催。4月8日(日)14:00から15:30まではNHK文化センター名古屋教室、4月15日(日)10:30から12:00まではNHK文化センター福岡教室、4月21日(土)11:00から12:30まではNHK文化センター豊橋、4月21日(土)15:30から17:00まではNHK文化センター浜松教室にて実施。5月13日(日)14:00から16:00まではNHK文化センター札幌教室、5月26日(土)13:30から15:00まではNHK文化センター新潟教室での開催を予定している。以降の予定と各講座の詳細な情報は、佐伯チズ オンラインショップ公式ブログまたは、NHK文化センター ウェブサイトを確認。(画像は佐伯チズ オフィシャルブログより)【参考】※佐伯チズ オフィシャルブログ※佐伯チズ オンラインショップ公式ブログ※NHK文化センター ウェブサイト
2018年03月07日(写真:アフロ) 「ハーフタイム中の“もぐもぐタイム”で彼女たちが食べた、焼きチーズケーキ『赤いサイロ』は品切れ。また、藤澤さんが勤務する地元の保険会社には1日10件以上の申し込みが殺到しました。その多大な影響力にはCM業界のみならず、音楽業界や大手芸能事務所も今から目をつけているようです」(広告代理店関係者) 平昌五輪でカーリング史上初の銅メダルを獲得した、女子日本代表「LS北見」。チームの司令塔・スキップを務める藤澤五月(26)を筆頭に、“カー娘”5人のフィーバーが止まらない。2月24日にNHKで放送された3位決定戦は、瞬間最高視聴率42.3%を叩き出し、一気に日本全国の人気者となった。むろん、テレビ業界が放っておくはずもなくーー。 「5人が勢揃いする“初の特番”を狙って、民放各局で争奪戦が巻き起こっています。主にバラエティ番組からのオファーが殺到していますが、出演料は1人あたり150万円という異例の超高額ギャラが提示されています」(テレビ局関係者) そんな引っ張りだこ状態の彼女たちをどうしても口説き落としたいと、こんな“超贅沢プラン”を考えている局もあるという。 「北海道出身の彼女たちが南の国へバカンスに行きたがっているという情報をキャッチし、ハワイへの旅番組の企画も出ています。16年に日本選手権で優勝したご褒美としてスポンサーがメンバー全員を沖縄旅行に連れて行ってあげたことがあり、彼女たちは今回の五輪後も『またみんなで旅行に行きたいね』と話していたそうなんです。往復の飛行機はビジネスクラスで、滞在先も一流ホテルを用意。さらに現地グルメも堪能してもらいたいですね。海外ロケだと拘束時間も長いのでギャラは1人あたり300万円くらいになりそうな勢いですが、出し惜しみはしませんよ」(別のテレビ局関係者) 銅メダルより“おいしいご褒美”が待ってるかも!?
2018年03月07日岡崎体育の「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ミュージシャンのファッション」です。ミュージシャンは人前に立つ仕事ですからファッションは絶対に大事なんです。どんだけ尖っていてもええ服を着るべき。そうなんですけど、僕は寝間着のままライブしたりしてますねぇ。この間、小さめのライブハウスでライブがあって。どうせ前のほうしか見えへんやろと思って上半身だけパーカ着て岡崎体育感を出して、下はユニクロのスウェットのままステージに立ったら、そのあとマネージャーの松下さんに本気で嫌な顔されてめちゃくちゃ怒られてしまいました…。昔、オアシスのライブDVDを観たんです。オアシスはイギリスの国民的ロック・バンドです。そのフロントマンであるリアム・ギャラガーはカリスマ的な人気を誇るボーカリスト。その彼が地元のマンチェスターに凱旋したときのライブで、わけわからんトレーナー1枚着てステージに登場して。当時小6の僕は、こいつめちゃくちゃダサいなと思ったんです。でも、はっと気付いたんです。熱狂する何万人を前によれよれのトレーナーで出てきて思い切り歌い上げるのって、めちゃめちゃかっこよくない?と。あ、そっか俺、その影響で寝間着で出ちゃったのかもしれないな。…って、マネージャーの視線がそれはリアムだからかっこいいのであって、お前リアムじゃないからと訴えかけてきてますね…。確かに、その人のキャラクター大事ですよね。リアムだったら寝間着でもかっこいいかもしれません。リアムはマネージャーに怒られてへこんだりしないんやろな…。でも、実際にその映像の印象が潜在的にあったから僕は自分の定番のステージ衣装をパーカに決めたのかもしれません。それに、単純にパーカが好きなんです。ミュージシャンの中には普段着は全然違う方もいると思いますが、僕はオンもオフもパーカです。あと、パーカは七難隠すじゃないですけど、Tシャツだと体のラインというかむっちり感が出てしまう…。パーカはふんわりお肉隠しにもなっているんです。それで、冬場にこれでええやんと決めたんですが、はっきり言って夏のパーカは暑すぎて地獄ですね。とはいえ、自分のやってる音楽とこのスタイルは合致していると思うので、僕はこれでいいんです。最近も、モテたくてちょっと前髪を伸ばしたりしたんですけど、デブで前髪長いのはきしょいだけと気付いて、自分でばっさり切ってやりましたよ。おかざき・たいいくおかざき・たいいく2016年メジャーデビュー。NHK Eテレ『天才てれびくんYOU』にレギュラー出演中。3/25より岡崎体育ワンマンツアーがスタート!※『anan』2018年3月7日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年03月06日サケ・エキスパートの資格を生かして海外で活躍!「資格を取ったはいいけど、ホントに役立つの?収入につながるのかしら?」資格を取得する際、こんな風に考えることありますよね。資格を取得するのは決して安くはありません。一生懸命働いたお金で投資をするのですから、当たり前のことです。ジャパン・サケ・アソシエーションが発給する「サケ・エキスパート」も、そうした事情を考え、飲食のお仕事や、これから日本酒関連のお仕事に就こうとする方々にとって、「すぐにつかえる知識」をお伝えするようにしています。現に飲食店関係の受講生からは「受講してよかった。今日から使える知識で助かった」という感想もあります。また私たちのセミナーでは、単に知識を詰め込むのではなく、「国内外で活躍できる日本酒の伝道師」として自分の言葉で日本酒を伝えられるよう、知識やペアリングを教えています。ジャパン・サケ・アソシエーションの一番の特徴は、海外での定期的なセミナーの開催です。理念である「日本酒を圀酒から、国際酒へ!」の考えの元、バンコク、イタリア(ミラノ、ローマ)で日本と同様のセミナーを行っています。昨年、2回目となるバンコクでのサケ・エキスパート資格取得セミナーは全員合格となり、タイ人2名を含む資格取得者が現地で活躍しています。直近では、イタリアで今年初となるイタリア語、日本語の二か国語でのセミナーを開催しました。イタリア人のソムリエ、ジャーナリストも参加し、質問につぐ質問の白熱したセミナーとなりました。日本酒の海外人気は輸出量を見ても明確ですが、実際は「今がスタートライン」というのが本当のところ。私たちは「サケ・エキスパート」という資格を通し、日本酒、そして日本の文化をお伝えし、「日本酒の国際酒化」に貢献できるよう活動を行っています。今後、海外でサケ・エキスパートとして活躍したい人のために、サケ・エキスパートの正式名称(商標登録での名称)は「SAKEEXPERT」と英語表記となっています。海外での就職を視野に広げている人にとってもプラスになること間違いなしです。ノン・オフィシャルではありますが、日本酒を英語で説明するためのセミナー(ペアリングディナー付き)も行っています。難しい専門用語も日本語を交えながら楽しく学ぶことができると好評です。資格を生かしたいなら、「即、行動」がカギこの連載でも何度かお話していますが、資格は生かさなければ意味がありません。ただの自己満足に終わってしまいます。つまりは資格を生かすも、殺すも、自分次第なのです。あくまでも私の周囲の人ということを前置きしてのお話ですが、資格をきちんと生かしている人は「とにかく行動が早い」という共通点があります。目的を決めたら、それに向かって、どう動いたらいいのかをプランニングし、具体的な行動を一つずつこなしています。実際、私もそうでした。具体的なプランニングは下記のような流れです。(1)資格を取得するために資料取り寄せ、申込(2)受講(3)試験勉強(4)合格(5)名刺に資格名を挿入(6)資格を取得したことを周囲にアナウンスという感じで、行動した結果、お酒の仕事を中心とする今に至ります。机上でいくら考えていても、行動に移さない限り、夢は夢のままでしかありません。現実に少しでも近づきたいと思うなら、まず行動に移すこと。行動に移せば、付き合う人も変わってきますし、自然と情報が集まってきます。日本酒の知識がゼロでも大丈夫。知らないからこそ、お伝えしたことをスポンジのように吸収できます。知れば知るほど、日本酒がもっと楽しくなる。サケ・エキスパート資格取得セミナーは、あなたの日本酒ライフ、そして生活そのものを豊かにしてくれること間違いなしです。プロフィール/葉石 かおり(はいしかおり)エッセイスト・酒ジャーナリスト一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーション理事長1966年東京都練馬区生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経て現職に至る。全国の日本酒蔵、本格焼酎・泡盛蔵を巡り、各メディアにコラム、コメントを寄せる。「酒と料理のペアリング」を核に、講演、セミナー活動、酒肴のレシピ提案を行う。2015年に一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションを設立。国内外にて世界に通用する酒のプロ、サケ・エキスパートの育成に励み、各地で日本酒イベントをプロデュースする。そのほか執筆をはじめ、「日本酒のいろは」(NHK Eテレ)など各種メディアで活躍。日本酒と食事をよりおいしく味わえるペアリングの極意を、ロジカルかつわかりやすく解説。
2018年03月06日女優の竹内愛紗が4日、東京・神保町の書泉グランデで『竹内愛紗カレンダー 2018.04-2019.03』(発売中 2,500円税抜き 発売元:東京ニュース通信社)の発売記念イベントを行った。「竹内愛紗カレンダー 2018.04-2019.03」の発売記念イベントを行った竹内愛紗2017年3月にY!mobileのCMでデビューを果たし、フジテレビ系のドラマ『明日の約束』、桐谷美玲主演の映画『リベンジgirl』に出演して話題を集めた新鋭女優の竹内愛紗。そんな彼女の初めてとなる同カレンダーは、昨冬に神奈川・三浦半島で撮影され、弾ける笑顔はもちろん、ちょっと背伸びをした大人っぽいカットも収録されるなど、竹内の魅力が詰まったカレンダーとなっている。白いシャツに黒のミニスカート姿で登場した竹内は「出来栄えは100点満点です! 写真はあまり自信がありませんでしたが、出来上がった写真を見た時はすごいバリエーションのある表情でビックリでした」と話し、「わりと笑顔の写真が多いんですが、海に足を入れた時のものは大人っぽい写真になっていたので、私の中ではすごくお気に入りです」と満足げ。普段着用しない赤いコートも着たそうで「クリスマスの衣装みたいなのがあって、天気も明るかったし心がウキウキしちゃいました」と振り返り、「カレンダーをどこに飾って欲しいか?」という質問には「リビングの壁に飾ってもらって、ご飯を食べる時とかに、今日の予定を見るついでに見て欲しいですね」と回答した。デビューから1年が経過しようとしている竹内。この1年を「昨年はドラマや映画にも出演させていただきました。どちらも初めてだったので、すごく緊張したり思うような演技ができなかった部分もありました」と反省しつつ、「2年目の今年は演技面でもっと磨いていきたいし、色んなものを見て人として成長していきたいです」と抱負を。芸能界に入った感想として「年齢の上下もあるし芸歴の上下もあるので、厳しい世界だと感じています」と本音も。「たくさんの方々に笑顔やパワーを与えられるような、皆さんに愛される女優になりたいです。高畑充希さんを目標にしちえます。女優のお仕事をするか悩んでいた時、『とと姉ちゃん』(NHK総合)を見て勇気や元気をもらいました。高畑充希さんのようになりたいですね」と目を輝かせていた。
2018年03月05日グラビアアイドルの大原優乃(おおはら ゆうの)が4日、東京・神保町の書泉グランデで写真集『ゆうのだけ』(発売中 2,500円税抜き 集英社刊)の発売記念イベントを行った。写真集『ゆうのだけ』の発売記念イベントを行った大原優乃2009年にNHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』のオーディションに合格し、同番組で発生したダンス&ボーカルユニット"Dream5"のメンバーとして活躍した大原優乃。2016年12月31日をもって同ユニットの活動は終了したが、以降は活動の拠点をグラビアに移し、Fカップバストを武器に大人気を博している。そんな彼女の記念すべき1st写真集は、昨年12月にハワイのオアフ島と北海道でロケを敢行。ハワイでは燦然と輝く太陽の下で躍動する自慢のボディーを、北海道の温泉宿ではしっとりとした大人の表情を見せるなど、18歳の今が凝縮された1冊となっている。赤いセクシーなワンピース姿で豊満ボディーを強調しながら登場した大原は「昨日高校を卒業してきましたが、高校卒業前に写真集を撮らせてもらいました。今の私らしい等身大の自分を撮っていただけたと思います。あとは今まで見せたことない大人っぽい私もいると思うので、ぜひ楽しんで欲しいです」としっかりとした口調で写真集を紹介し、「いつもは笑顔な写真が多いんですけど、今回は18歳になったということで、18歳の私はこんなもんじゃないぞ! という私から皆さんへの挑戦状にもなっています」とファンを刺激するコメントも。紺と白のビキニ水着を着用した四つん這いの写真がお気に入りだそうで「一緒にいるような気持ちになってもらえるページだと思いますよ」とアピールした。イベントの前日に鹿児島の高校を卒業したばかりの大原。高校3年間は「鹿児島から東京に通っていた高校生活で大変でしたが、先生や友だち、家族や事務所の皆様に支えられて一生忘れられない3年間になりました」と振り返り、「一つ一つの撮影を大切にして、前回を超えられる写真を撮ってもらえるように毎回感謝を忘れずに頑張りたいです。今年は控えめにグラビアのテッペンを取りたいです」と宣言していた。
2018年03月05日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「eエストニア」です。日本の未来の姿がここに?いま注目のI T 先進国。今年の1月、安倍首相は日本の首相としては初めて、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国と、ブルガリアなどの東欧諸国を訪問しました。北朝鮮の脅威に対抗するには、他国との連携が必要。エストニア以外の国は北朝鮮と国交があるため、首脳会談のなかで、経済制裁の強化の必要性などを説きました。今回の歴訪には、日本企業約30社の幹部も引き連れており、経済交流を深めたいという意図もあったようです。バルト三国は1991年にソ連から独立しましたが、ソ連時代に、ラトビアは車両や造船、リトアニアは電子産業、エストニアはインターネットの分野に力を入れていました。そしてエストニアは、いまや世界を代表するIT先進国に成長。Skypeを開発したのもエストニアです。この国では政府、病院、警察、学校などの公的手続きがすべてインターネットで行える電子政府化を進めており、「eエストニア」と呼ばれています。まず、マイナンバー制度のようなものを導入し、15歳以上に配布されるIDカードには、身分証明、医療情報、運転免許のみならず、お店のポイントなどの個人情報も統合されています。電子投票も導入されていて、2005年に地方議会議員選挙で、2007年には国会議員選挙、2009年には世界で初めて、欧州議会議員選挙でも電子投票を行いました。ロシアからサイバー攻撃を受け続けた結果、高レベルのセキュリティガードを確立。NATOのサイバー防衛協力センターも首都タリンに置かれています。エストニアの国土は、日本の9分の1の4.5万平方キロメートル。人口は約132万人で日本の100分の1です。2014年には、エストニアに住んでいなくても、外国人が電子居住権を得て、口座開設をし、エストニアで会社を登記することもできるようになりました。最新鋭のIT技術によって、小さな国土、少ない人口でも、外国企業を呼び込み、税収を確保できるようにしたのです。これは、人口減少に悩む日本にとっても学べる手法かもしれません。いま、財界人や経営者たちはこぞって、エストニアの視察に行っているんです。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年3月7日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年03月04日『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』など洋邦メジャー作品のみならず、特撮からアニメ、エログロ、SFなど、多彩なジャンルの作品が毎年上映され、多くの映画ファンから支持され続けている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、3月15日(木)より開幕する。本映画祭には、国籍・年齢・性別問わず、さまざまな役者が顔を揃えるが、中でも今年は、今後の活動が期待される若手実力派女優たちが集結!“目覚ましい活躍を見せる映画人へ、新しい波を起こしてほしい”という想いを込め称える恒例「ニューウェーブアワード」において、ブレイク前の松岡茉優や杉咲花らにいち早くスポットライトを当ててきた本映画祭。いまや日本映画界には欠かせない存在となった2人に続く、いまから抑えておくべき若手女優に注目した。“蒼井優級”の透明感が魅力!どこか憂いを帯びた存在感/湯川ひな(17)インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『そうして私たちはプールに金魚を、』憂いを帯びた瞳と、17歳とは思えぬクールな雰囲気を漂わせる女優、湯川ひな。「ミサワホーム」のTVCMで初々しい演技を見せデビューすると、彫刻家・内藤礼のアートの本質に迫る『あえかなる部屋』で女優としてスタートを切り、その後もNHK戦後70年ドラマ「一番電車が走った」、橋本愛×宮崎あおい共演の映画『バースデーカード』などにも出演し、役者として着々と実力をつけてきた湯川さん。そんな彼女が主演を務め、第33回サンダンス映画祭短編部門に正式招待され、日本作品で初めてのグランプリを受賞した『そうして私たちはプールに金魚を、』が、今回上映される。本作は、埼玉県狭山市で実際にあった事件を元に映画化。ある中学校のプールで400匹の金魚が発見された。犯人は4人の女子中学生たち。彼女たちはどうしてプールに金魚を放ったのか…?大人びて落ち着いた雰囲気と、まるで蒼井優を彷彿とさせるかのような、繊細さや透明感を兼ね備える湯川さん。観る者を惹きつける彼女の演技に必見だ。すでに映画・舞台で幅広く活躍中!“おのののか似”の癒し系美女/堀春菜(21)ゆうばりチョイス部門(短編)上映作品『過ぎて行け、延滞10代』映画『ガンバレとかうるせぇ』で2014年に映画デビューを果たし、その後もインディーズ映画や舞台などを中心に精力的に活動を続け、摂食障害の女子高生を演じた主演映画『空(カラ)の味』では、第10回田辺・弁慶映画祭で女優賞に輝いた“若きミューズ”堀春奈も、今後の活躍が気になる若手実力派女優の1人。彼女は、2016年の本映画祭でオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞した『脱脱脱脱17』の松本花奈監督がメガホンを取る『過ぎて行け、延滞10代』で主演を務める。高校生活最後の年。とある田舎町に住む夏子は毎日、夜こっそりとベッドの中で携帯のボイス録音にその日の出来事や悩み、気になる人のことなどを吹き込む。夢や目標がなく将来に焦りを感じながらも何となく生きていた彼女は夏休み前の試験当日、昼休みに抜け出して、同級生の将也と憧れのバンドの復活ライブを見るために東京へと出ていくが…。ありふれた日常を駆け抜けていく10代たちの姿を、大河ドラマ「おんな城主直虎」の小野万福役を好演し話題を集めた井之脇海との共演で描く。素朴で癒し系なオーラを放つ、彼女の魅力が光る本作にも要注目。朝ドラ「わろてんか」で話題!黒木華に続く“昭和顔女優”の新星/辻凪子(23)オフシアター・コンペティション部門 上映作品『温泉しかばね芸者』インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『ぱん。』そして最後に紹介するのは、NHK連続テレビ小説「わろてんか」で大後寿々花らと“安来節乙女組”のメンバーを演じ、歌やダンスなど芸事には自信はないが、食いしん坊で愛されキャラの小豆沢とわ役を好演した辻凪子。「演技に引き込まれた…!」とSNSでもジワジワと話題を集めている逸材だ。自身のTwitterで「ずっと行きたかった映画祭」と語る本映画祭では、彼女が主演を務める『温泉しかばね芸者』と『ぱん。』の2作が上映される。『温泉しかばね芸者』では、“呪われた芸者伝説”がある村へ行ったことがきっかけでアイディアが浮かび、シナリオを書き上げるが、書いたことが現実に起こっていき、徐々に豹変していく冴えない脚本家を熱演。一方、『ぱん。』では、自身がパン屋をクビになった経験をモチーフにした物語を描き、なんと主演と監督(阪元裕吾との共同監督)を兼任!さらに本映画祭では、そんな彼女が出演する『スロータージャップ』『おとな鉄ドンシャバダバ無法地帯』も上映予定という。“昭和な雰囲気”を漂わせながら圧倒的演技で世界を魅了する黒木華に続く、ほんわかした笑顔を武器に新たな“昭和顔女優”として活躍を見せてくれそうだ。今後、頭角を現しそうな次世代の若手女優たちの姿を、ぜひ一足早く本映画祭でチェックしてみて。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」は3月15日(木)~19日(月)の5日間開催。(text:cinemacafe.net)
2018年03月04日●昔は人前でしゃべれなかったアイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子(23)が、マーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー』(公開中)でハリウッド声優に初挑戦した。百田が演じたのは、超文明国ワカンダを治める国王でありながら、漆黒のスーツを身にまとったヒーロー"ブラックパンサー"でもある主人公ティ・チャラの妹・シュリ。ワカンダNo.1の天才科学者であるシュリは天真爛漫で元気なキャラクターで、百田のイメージと合致することから抜てきされた。公開にあたり百田にインタビュー。ハリウッド声優初挑戦の感想や、シュリとの共通点、女優への思いなどを聞いた。○演じたシュリとの共通点――まずは、ハリウッド声優初挑戦の感想をお聞かせください。あの素晴らしい映像に自分の声があたっているというのは、信じがたい不思議な感覚で、でも、できあがったものを見させていただいたときに、ものすごく幸せな気持ちになりました。作品自体もすばらしいですし、作品に関われているという事実を改めて目の当たりにして、本当にこの世界に入れたんだなと。この仕事をやっていてよかったなと思いました。――演じられたシュリの元気なキャラクターが、百田さんと本当に合っているなと思いました。百田さんは昔からずっと元気で明るい性格なのでしょうか?昔から元気でしたが、人前に出ると縮こまっちゃったり、声が小さくなっちゃったりする性格で、裏ではめちゃめちゃ元気なのに人前に出ると何もしゃべれなくなっちゃうタイプでした。学校の授業の発表も「声が小さくて先生のところまで届かない」って三者面談で先生によく言われ、「なんであの子はずっともじもじしているんでしょう」って先生がお母さんに言ってました。人前でこんなに明るく話せるようになったのは仕事を始めてから。たまに今でも、大勢の人の前に出たときに一瞬、昔の自分が出て「どうしよう」って思うときもあります。でも基本の性格はずっとうるさいんだと思います(笑)――人前で本来の元気な自分を出せるように、意識して変えていったのですか?意識して変えたってわけじゃないですけど、この仕事を始めて人前で話さないといけない環境になり、自然と人前でも普段の自分が出せるようになってきたんだと思います。仕事以外でも、親戚の人たちと久しぶりに会ったときにお母さんの後ろに隠れちゃっていたのが、今では自分からあいさつしに行けるように、そんな風になりました!――そうだったんですね! あと、映画を見ていて、運動神経の良さというのもシュリと百田さんが重なりました。戦うシーンを見ても、シュリちゃん絶対に運動神経いいですよね! シュリちゃんもきっと運動が好きだと思うので、そういう部分も似ていると思います。――本作はアクションも魅力の一つですが、アクションへの興味はありますか?あります! シュリちゃんがやっていたようなアクションはかっこいいなって思うし、自分もあのようなアクションをやってみたいなという興味はあります。○実際の兄妹の関係も「すごく仲良し」――兄のティ・チャラについて「お兄ちゃんかっこいい!」と絶賛されていましたね。百田さんはお兄さんと弟さんと3人兄弟とのことですが、実際はどんな関係ですか?シュリちゃんだから言えるお兄ちゃんへの口調は、私とお兄ちゃんの会話に似ているなと。「もーうるさい!」とか「ちょっと静かにして!」とか、そういうのは普段から私も言っているので、関係性は似ているのかもしれないですね。お兄ちゃんとはすごく仲良しで、仕事が終わって私が家に帰るときは駅まで迎えに来てくれます。――実際の兄妹関係がまさに生かせた役だったんですね。そして、迎えてに来てくれるお兄さん、優しいですね!そうなんです。「迎えに来い!」って私が言ってるんですけど(笑)。一番フットワークが軽いので、「あー、また?」とか言いながら迎えに来てくれて、あとライブも見に来てくれます。昔はめちゃめちゃケンカしてましたけど、今は本当に仲良しで。でも、弟とは今でもケンカします(笑)――どんなことでケンカするんですか?冷蔵庫に入れて食べるのを楽しみにしていたものとかを、ヤツは勝手に食べたりするんですよ! 絶対怒られるってわかっていて食べてるし、怒っても怖くないなとかそういう気持ちが混ざった上で、甘えで食べてるんです。もう激怒ですよ!(笑) 「言ったよね!?」「前食べた時に言わなかった!?」みたいな、そういうくだらないことで。怒るとしょぼんとしていますね(笑)●女優への思いとアイドルとの切り替え○朝ドラ『べっぴんさん』で感じた喜び――NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』での好演で女優としても注目されましたが、女優への思いをお聞かせください。いろんなお仕事をさせていただいて、どんなお仕事も「だれかに何かを伝えたい、思いを届けたい」という根本は一緒で、伝え方が違うだけだと感じました。演技の場合は、その役の思いを届ける。なので、どんなジャンルでも伝えられるようになりたいなと。伝えるには気持ちが大事ですが、気持ちだけでは伝わりきらない部分もあるので、それぞれの世界で必要な技術を学びながら伝えるっていうことがもっと上手になりたいです。『べっぴんさん』で言うことを聞かない息子に悩む母を演じたときには、大阪のおばちゃんに「あんたんちの子、大丈夫!?」って声をかけてもらって、それがすごくうれしかったんです。自分が伝えたい通りに伝わってるなと感じることができました。――今回声優をやってみて、声だけでの演技に苦労したことや新たな発見などありましたか?声の出し方が違うなと感じました。ドラマとかでの演技は日常と変わらない発声の仕方で会話をしますが、声優の発声はそれとは違い、ミュージカルの発声に近いんだろうなと。まだ経験ないので明確なことはわからないですが。○アイドルは普段の自分、女優は切り替えが必要――アイドルと女優で気持ちの切り替えはしていますか?アイドルの活動をしているときは、わりと普段の自分。アイドル・ももいろクローバーZとしての百田夏菜子はずっとやってきているので、「よしっ仕事するぞ!」っていう仕事スイッチは入れますが、気持ち的な切り替えは特に。でも、お芝居だとその役になりきるので、その世界に入り込むという気持ちの切り替えが必要だなと思います。例えば、水を飲むときにどっちの手でつかむのかなとか、ストロー使うかなとか、その子だったらって考えて行動しないといけないので、切り替えていますね。――女優として今後挑戦したい役を教えてください。映画でご一緒させていただいた本広克行監督には、自分のキャラクターと正反対の役、すごく暗い役や世間に嫌われるような役をやってほしいと言われました。自分としても、すっごい悪役とかやってみたい。これまでの23年間、「明るいね」って言ってもらうことが多いんですけど、そのイメージを一気に覆すくらいの役をやってみたいです!●リーダーの心がけと10周年への思い○まずはみんなの意見を聞く――ティ・チャラは国王として国を治めていますが、百田さんはリーダーとしてグループをまとめています。リーダーとして心がけていることを教えてください。みんな本当にしっかりしているので、私が特に何を心がけてやるというわけではないんですけど、例えばみんなで話すときに、とりあえずみんなの気持ちや意見を聞いた上で話した方がいいかなとか、ダンスの振り付けのときに率先して仕切ってくれていたら任せるとか、リーダーだからって変に口出しはしないようにしています。言った方がいいときは言いますが、それ以外は黙ってにやにやしている方が多いと思います(笑)――ティ・チャラも周りの人に任せるところは任せていますね。そうですね。本当に私も周りの人にいつも助けてもらっています。たぶん一番頼りないし、一番何もできないんじゃないかって思うんですけど、本当に周りがしっかりしているので甘えながら、でも、頑張るときは頑張ります! ちゃんとしないといけないときはちゃんとしますけど、あとはにやにやしているだけです(笑)――その笑顔こそ、グループにいい雰囲気をもたらしているんだろうなと。どうなんでしょう(笑)。そうだったらうれしいです!○10周年までに新しい4人でのページを――今年5月にももいろクローバーZ結成10周年を迎えます。最後に、10周年への意気込みをお願いします。10周年直前に4人になってしまって、いろいろやらないといけないことが山積みだったりするんですけど、4人になって新たな気持ちでみんなでできているので、10周年までに新しい4人でのページを完成できればいいなと思っています!■プロフィール百田夏菜子1994年7月12日、静岡県生まれ。ももいろクローバーZのリーダーであり、不動のセンター。キャッチフレーズは「茶畑のシンデレラ」。イメージカラーは赤。 特技は、新体操、ダンス、バスケットボール。女優としては、主演映画『幕が上がる』(15)や、2016年後期NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演。アニメ映画『かいけつゾロリ ZZ のひみつ』(17)で声優に初挑戦し、『ブラックパンサー』でハリウッド声優デビューも果たした。
2018年03月04日大学時代、北海道で結成されてから20年余り。メンバーそれぞれに、さらなる進化を続けているTEAM NACS。そんな5人に、それぞれのナックス愛を語っていただきました!森崎博之りんと通る声に、熱いまでのリアクション。言葉の端々には、裏表のないキャラクターがにじみ出る。個性的な面々が集まるチームナックスのリーダーを務める、森崎博之さん。「まとめない、引っ張らない、すごくない、の“3ない”リーダーですよ」と、自身を茶化しつつ、「でも、誰よりもナックスを愛しているんです」。そう、言い切る。メンバーの中でひとり北海道に拠点を置き続けるのも、「そこが僕たちの原点だから。フィールドに出る仲間の後ろで陣地を守る、ゴールキーパーのような存在でありたいんです」原案と6年ぶりの演出を手がける今回の公演にも、故郷への深い思いが。終戦の混乱時、北海道で実際にあった戦いを元にした物語は、「10年以上前から形にしたいと思っていたもの。骨太なテーマですが、みんな40代になった今、全員で向かい合うことに。もちろん、チームナックスらしさも忘れていません。誰もが観たいナックスを演出します」結成20年を過ぎ、ひと区切りの意味も?「とんでもない。一番年下の音尾が80歳になるまで全員続けますから!これ僕だけが言ってますが(笑)、でも、あいつらならできる気がするんです」安田 顕5人でいるときの安田顕さんは、賑やかなメンバーの中で一歩引いているような雰囲気。「主張しないほうだと思いますよ。僕がやいのやいの言っても、誰かしら何か言ってくるから(笑)。それに、たとえば稽古で煮詰まっても、本番までに何とかするやつらだってことは長年の付き合いでわかっているし。信頼しているんです、口には出しませんけどね」そんな安田さんにとって、チームナックスは“素”に戻れる場所なのだそう。「個人で他のカンパニーに行くときは、毎回、新しい自分と出会える感覚。でもここ(ナックス)では、変わらない自分でいられる。ナックスの舞台は、3年に一度くらいのペースでやっていますが、ちょうどいいサイクルで根本に立ち返ることができるんです」ファンも心待ちにしている今回の舞台では、壮絶な戦争体験により、泣くことができなくなってしまった男・桜庭仁平を演じる。「いつもそうあるべきだと思うんですけど、とくにこの作品は、『“いたこ”になりたい』という思いが強い。これまであまり知られていなかった史実を、自分の体をとおして、エンターテインメントという形でお客様にきちんと届けたい。やる意義は大きいと思います」戸次重幸結成して21年目となる今年。「チームナックスにとって、すごくいい時期がきたと思っています」と笑顔で明言する、戸次重幸さん。「メンバー全員が男40代。人生にはいろんな時期があるけれど、今はみんな、川の下流にある石みたい。角が取れ、丸く、ツルツルとした状態になっています。発破直後の岩石のように尖っていた頃は、“自分と合わない”とかメンバーの嫌な部分に目がいっていたけど、最近は、いいところを見るようになりました。“こいつのここが好きだ”と思いながら過ごすほうが、やっぱり、いいですよね」一緒に仕事をするのも安心感があるそう。「一人のときは“いい評価は自分のおかげ、悪いのは自分のせい”という、わかりやすい方程式がありますよね。それが、チームの場合には“評価がよかったらこいつらのおかげ、悪かったらこいつらがなんとかしてくれる”となる。野球と一緒で、たとえ自分が打てなくても、誰かが打てば勝てるんです」チームだからこその目標も胸に抱いている。「いつか、ナックスで映画を撮りたいんです。多くの人の目につかなくてもいい。登場人物は5人だけ。観た後には何も残らないけど、面白かったと思えるコメディがいいですね」大泉 洋大泉洋さんは、かつて、“ナックスの客寄せパンダ”だという自覚でいたのだそう。「でもそれでよかったし、ナックスが大きくなるためだったら、できることをいくらでもやろうと思っていました。ナックスというのは、僕が大学に入って、“腐っていてはいけない!”と踏み出したときに出会った、特別な仲間なんです。しかもとにかく面白く魅力的な奴らなので、その魅力を世の中の人にわかってほしいという思いがあったんですよね。だから、“『水曜どうでしょう』の大泉洋”というキャラで客が呼べるなら、という感じでした。でも今やナックスは、全員がパンダ状態(笑)。ナックスとして認められたいと思っていた僕的には、本当に嬉しい限りです」公演中の舞台は、第二次大戦後の北海道で起きた史実を元にした作品。これまでの彼らにはない、シリアスな内容となっている。「数年前だったら、“そんなテーマ、重いんじゃない?”って断っていたかもしれないですが、僕らも40代半ばに差し掛かり、下の世代に何かを残したいと考えるようになったんですかね。楽しく笑ってもらう芝居もいいですが、今回は、観てくれた人の心に何かを残せるような舞台になるよう、頑張ります」音尾琢真学生時代の先輩後輩で結成されたチームナックスで、一番若い音尾琢真さん。「何年経っても、学年の上下関係は変わらないんでしょうね。良くも悪くも(笑)」と苦笑するが、強烈な個性で突き進んでいく4人を静かに見守る、穏やかで冷静な、調和の人だ。「もともと受け身なんだと思います。ただ、納得しないことには首を縦に振らない。芯は頑固で、それを囲むようにして、柔軟な素材をいろいろ取り揃えている感じです」その芯にあるものとは、芝居への情熱だ。「演出家の飴屋法水さんや小川絵梨子さんを筆頭に、芸術のために人生のすべてを注いでいるような方々と一緒に仕事をして、自分もそっちに行きたいと思ってしまったんですよね。ただ、そこについていくためには、一切の嘘も妥協も許されない。生半可な覚悟はダメなんだと学ばせてもらいました」目前に迫った3年ぶりとなるナックスの公演も同様。相応の覚悟をもって臨んでいる。「他の作品と違うのは、メンバーやスタッフに対しての評価も全部ひっくるめて、自分のこととして感じるんです。それだけに覚悟の度合いは強まりますよね。21年かけて培ってきたものを見せられたらと思っています」チームナックス北海学園大学時代に結成された演劇ユニット。第16回公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』は4月1日まで全国6か所を回り、上演中。もりさき・ひろゆき1971年生まれ。北海学園大学時代にチームナックスを結成。リーダーを務め、多くの作品の脚本・演出を担当。2008年よりHBC『あぐり王国北海道NEXT』に出演。やすだ・けん1973年生まれ。2008年放送のNHK連続テレビ小説『瞳』に出演し、注目を集める。今年は映画『不能犯』や『北の桜守』『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』などに出演。とつぎ・しげゆき1973年生まれ。映画やドラマ、バラエティ番組を中心に活躍。現在、『電影少女‐VIDEO GIRL AI 2018‐』(テレビ東京)に出演中。映画『恋は雨上がりのように』は5月25日に公開。おおいずみ・よう1973年生まれ。3月には海賊船船長役で声の出演をした『映画ドラえもん のび太の宝島』が、5月には主演映画『恋は雨上がりのように』が公開。他、多数映画の公開が控えている。おとお・たくま1976年生まれ。大学在学中にチームナックスに最年少メンバーとして参加。昨年末のドラマ『陸王』や公開中の映画『祈りの幕が下りる時』など話題作に次々出演している。写真左から、安田さん・スリーピーススーツ¥94,000(麻布テーラー/麻布テーラープレスルーム TEL:03・3401・5788)森崎さん・すべてスタイリスト私物大泉さん・ジャケット¥57,000パンツ¥28,000(共にCalvin Klein Platinum/オンワード樫山 お客様相談室 TEL:0120・586・300)戸次さん・スーツ 参考商品(HIROKO KOSHINO homme collection/RENOWN PRESS PORT TEL:03・4521・8190 )音尾さん・スーツ¥82,000(サイコバニー/ジョイックスコーポレーション TEL:03・3486・1573)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年3月7日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也(ラインヴァント)白石義人(ima.)横山雷志郎(Yolken)文・新田草子保手濱奈美重信 綾河野友紀望月リサ(by anan編集部)
2018年03月03日17日間の熱戦を終え、2月25日に幕を閉じた平昌オリンピック。閉会式にはEXOや元2NE1のCL(27)など韓国を代表するアーティストが参加し、K-POPを世界にアピールした。そんな世界が注目する祭典での、NHKの“ある失態”が波紋を呼んでいる。 閉幕式ではEXOメンバーのカイ(24)が伝統衣装を身に着けて登場。伝統舞踊をアレンジしたパフォーマンスで、観客や視聴者を魅了した。続けてネオンに彩られた車に乗ってメンバーたちが登場し、大ヒット曲『ウルロン』を披露したのだが……。 「大好きなEXOが出ると聞いて、録画もセットして楽しみにしていました。しかし8人が登場してくるやいなや、実況の人が『EXOのメンバー全部で8人です!』『デビュー曲にして大ヒットしたウルロン』とか言い出して……。彼らのパフォーマンスそっちのけで、解説に度肝を抜かれました」(EXOのファン) この女性は、思わずファン仲間たちへ連絡。すると、ほかのファンたちの間にも衝撃が走っていたという。 「だってEXOは9人!それにデビュー曲は『ウルロン』ではなく、『MAMA』です。耳を疑いましたよ。天下のNHKがこんなミスを連発して、いいんでしょうか」(前出・EXOのファン) ネット上でもEXOペン(ファン)たちは大荒れ。「NHKマジでやばいよ、EXOは8人グループじゃないし、デビュー曲もウルロンじゃないよ!」「解説するならきちんと正しい解説を求める。嘘の情報を全世界に流さないでほしいわ」「EXOは全員で8人じゃなくて、9人です。本当に修正して頂きたい」「EXOは8人じゃないし9人だしデビュー曲MAMAだし。全国放送なのにちゃんと調べて!!」 と、炎上状態となっている。 五輪閉幕から1週間、最後に意外な形で“火種”が残ってしまったようだ。
2018年03月03日ふと手にした本。そこに書かれた一節を読んで、価値観や生き方を考えさせられることがある。そんな深さをもった特別な一冊をアンアンでもお馴染みの3人がセレクト。エッセイスト犬山紙子さん『草の花』福永武彦/新潮文庫/550円昭和20年代の、あるサナトリウム。成功する見込みのない手術を自ら受けてこの世を去った汐見茂思が遺した、2冊のノートに記されていたのは―。「17歳で初めて読んだときは正直理解ができず、ただ美しい描写と登場人物の魅力に浸っていました。けれど、彼氏もなくこのまま独りかも…と不安に感じていた30代の初めに再読したとき、物語のテーマがはっきりと胸に迫ってきたのです」。主人公は自分が愛した2人の兄妹を神聖化し、愛されているにもかかわらず自分の理想を押しつけようとする。「相手はそれによって苦しむ。人が避けて通れない“愛と孤独”が見事に描かれています。愛する人がいれば孤独ではない、というそれまでの考えが、大きく覆されました」いぬやま・かみこ本誌や『SPA!』で連載中。NHKラジオ第1『ごごラジ!』で月曜パーソナリティも。心理カウンセラー塚越友子さん『ライフ・レッスン』エリザベス・キューブラー・ロス、デーヴィッド・ケスラー 著/上野圭一 訳/角川文庫/720円著者は、人が死を受け入れる際の5つの段階モデルを提唱したことで知られる精神科医。医学界でもまだ死について語ることがタブー視されていた1960年代から「死」に向き合い、精神病院やホスピスなどで多くの患者を看取った。死に直面した人々の声を丁寧に集めたこの本は、「自己や人間関係、愛、恐れなど生きる上で避けられないテーマについて、静かに示唆を与えてくれる本です。私自身、病気で死に直面し、『死ぬこととは生きることだ』と漫然と考えていたときに手にし、この中にある多くの人々の言葉に勇気づけられました」。病後も、ことあるごとに目を通すという。「読むと自分自身の軸がすっと定まります。多くの人に読んでほしい、骨太な本です」つかこし・ともこ東京中央カウンセリング代表。的確な助言で、TVなどメディア出演も多数。モデル、女優池田エライザさん『さよなら、ムッシュ』片岡 翔/小学館/1300円小さな出版社で校正者として働く星太朗の親友は、幼い頃他界した母が遺してくれた、話す(!)コアラのぬいぐるみ・ムッシュ。ある日しゃっくりが止まらなくなった星太朗に、大きな転機が訪れる。星太朗とムッシュのやり取りにくすりと笑いながら、切なさにページをめくる手がふと止まる。何でもない一日が愛おしいものに思えてくる、温かな物語だ。「読むにつれ胸が熱くなり、涙がこぼれそうになります。誰にでも考えたくない、忘れてしまいたいことはあるものですが、そんな“目を向けないようにしてきたこと”に立ち向かう勇気を、ムッシュは与えてくれます。自分はひとりぼっち、とどこかで思っている人に読んでほしい。心にそっと寄り添ってくれるはずです」いけだ・えらいざ映画、ドラマでも活躍中。4月27日公開の映画『となりの怪物くん』に出演。※『anan』2018年3月7日号より。写真・小笠原真紀文・新田草子(by anan編集部)
2018年03月03日モデルとして芸能界に入り、15年。密かに抱いていた“女優”という世界で、才能を発揮している高橋メアリージュンさん。実は妄想好きという、意外な一面を熱く語っていただきました。芝居においては、遠慮していても意味がない。昨年から、『カルテット』をはじめ話題のドラマでの演技が光る、高橋メアリージュンさん。長い手足に美しい顔立ちという、まさにゴージャスなルックスの持ち主ですが、芸能界に入る前は「すっごい引っ込み思案」(本人談)だったそう。そんな彼女がなぜあの感情豊かな演技ができるの?――最初はモデルでデビューされた高橋さんですが、女優という仕事への憧れは、あったのですか?高橋:憧れは、なかったと言ったら嘘になります。でも私、本当にめちゃくちゃシャイで人見知りで、超消極的な人間だった…というか、今でもそうなんですけれど(笑)。なので、強い気持ちや憧れがあっても、絶対外には出せなかったんです。でも、芝居の仕事をさせてもらえるようになってから、強い女性だったり、近寄りがたい感じの女性の役を頂くことが多いので、私って、そういうイメージで見られているのか…って、なんかちょっと驚きました(笑)。普段は、どっちかというと「どうぞどうぞ」という感じで暮らしているので。――その性格は生まれ持ったものですか?高橋:譲る精神っていうのは、私の“長女イズム”ですね。高橋家は私が長女で、下に3人、弟と妹がいるんですが、小さい頃から「お姉ちゃんは譲ってあげなさい」と言われてきたので、自然に一歩引くクセがついたというか。我慢して譲る、というのとは違い、喜んでくれるなら譲るのはあたりまえ。たまに友達に、「我慢してない?」って言われますが、私としてはまったくそんなつもりはなくて。――でもその性格、自己主張と個性を必要とされるモデルの世界では、難しくないですか?高橋:そう、そうなんです。――何人かで撮影、とかなると、後ろに行っちゃうタイプ?高橋:はい。基本後ろにいて、たまーに出てくる。潜水艦みたいな感じで撮影してました(笑)。なので、正直向いてないんだろうな、芸能界の仕事って思ってました。――でも、女優の道を諦めたわけではなかった?高橋:うーん…、諦めるも諦めないも、女優にはなれないだろうな、と。――それはなぜ?高橋:15歳か16歳のとき、あるテレビのプロデューサーにお会いしたんですが、その方に、「女優顔じゃないね」と言われたことがありまして。それで、「あ、私は女優はないんだ」とずっと思い込んでいて。なので、前向きに考えたことすらなかったです。――それが一転、女優の道へ?高橋:事務所が、NHKの朝の連ドラのオーディションに私の書類を出したんです。で、「書類が通ったからとりあえず行ってきて」って言われて、「行っても落ちますよ?行くだけ無駄ですけど?」と。完全にネタとして行きました。だって女優顔じゃないし(笑)。――開き直ってます(笑)。高橋:フフフ。でも今思えば、暗示にかかっていたのかもしれません。もちろんその方も、それほど深い意味があって言った言葉じゃないのは、今となってはわかるんです。でもだからこそ、言葉の与える影響って、本当に大きいんだなと、改めて思いますね。――結果、合格したんですか?高橋:いえいえ、とんでもない。もちろん落ちまして。ヒロインオーディションだったので、ヒロインの「お父さん大嫌い、お父さん汚い」という台詞を言わなければいけなかったんですよね。でも、高橋家って本当に家族仲が良くて、私は父のことが大好きなので、その台詞を言うのがつらかったんです。で、「なんでつらいの?」という話になり、私が芸能界に入るきっかけになったオーディションに、滋賀の実家から父の運転する車で横浜まで行った話をしたら、なぜか涙がこぼれてきて…。その姿が印象的だったみたいで、別の役のオーディションにまた呼んでいただけで、結果的に、『純と愛』というドラマでマリヤという役を演じることになったんです。家族のことを話した、ということがきっかけになったので、私が評価されたというより、高橋家を素敵だと思ってくださったような気がしたので、本当に嬉しかったです。――妹さんの高橋ユウさんもモデル、弟の高橋祐治さんはプロサッカー選手。ご家族とのお写真を、よくインスタグラムなどに上げていますよね。高橋:はい。友達からも、「家族仲、良いよね」って、よく言われます。私の映画や弟の試合を観るために両親が出かけるので、子供たちとしては、デートの機会を増やしてあげられているので、嬉しいなって思ってます(笑)。――年齢を重ねると、親に素直になれなかったり、疎遠になる人が多い中、なぜそんなにまっすぐ、家族を大事にできるんですか?高橋:まず、両親が私を大切にしてくれるから、家族というのはそういうものだと思っているというか…。家族って、かけがえのない存在ですから、大切にしたほうが絶対にいいし、そのほうが幸せの度合いが上がる。それが上がれば、結果的に人生の濃度が上がる気がする。私は人生の色を濃くしたいと思っているので、だから家族を大事にするんだと思います。たかはし・めありーじゅん1987年生まれ、滋賀県出身。‘03年にオーディションに合格し、雑誌『CanCam』の専属モデルに。以降は様々な雑誌で活躍する一方、‘12年にNHK朝の連続ドラマ小説『純と愛』で女優デビュー。『闇金ウシジマくん』シリーズや映画『るろうに剣心』などに出演し、鮮烈な印象を残す。現在、ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)に出演中。中学時代、実家が大きな借金を背負ってしまったことや、大きな病気を2つも経験したということを通し、彼女の幸せへの思いを書いた著書『Difficult? Yes. Impossible? …No.わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして』(KKベストセラーズ)が、好評発売中。anan読者世代の女性の心にスッと染み渡るようなメッセージが詰まっています。※『anan』2018年3月7日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・松野下直大ヘア&メイク・山口理沙(by anan編集部)
2018年03月02日北川景子(31)が3月2日、「あさイチ」(NHK総合)に出演。“自暴自棄だった”という下積み時代について語った。 06年に公開された映画「間宮兄弟」で映画デビューを果たした北川。しかし同作のオーディションを受けるまで、100本近く“落選”したそうだ。北川は当時を回想する。 「また今日もダメなんだろうな……って思って。いま思えば自暴自棄になっていたのかも」 同作のオーディションにも「どうせダメだから」という投げやりな気持ちで挑戦していたことを明かした。 「自己アピールとかはほとんどしなかったですね。そこでアピールした方が受かるとか思ってやっててもずっと無駄だったから、自分らしく、私はこういう人間です!みたいな感じで」 実は北川が自暴自棄だったのは“下積み”をしていたから、という理由だけではない。08年8月、雑誌のインタビューで明かしている。当時の北川はまだ学生であり、「あと1回休んだら単位を落としてしまいそうな、大事な授業があった」そうだ。しかし事務所に勧められたので、大切な授業を休んでまで会場に向かったが――。 「(オーディションの)時間がすごく延びていて、授業を受けた後に来ても間に合う時間だった(笑)」 「授業を受けておけばよかった」という後悔で“自暴自棄”になってしまったそうだ。 オーディションが始まってからも「ブルー」だったという北川。森田芳光監督(享年61)から「『俺のこと誰だか分かる?』って聞かれても、『分かりません。私に自己紹介してください』みたいな受け答えをしてしまった」と明かしている。しかし監督は「森田です」と答えたそうだ。 「『君は何で今、不機嫌なの』って(笑)。脚本について意見を聞かれて、『この役は私じゃないと思います』って言ったら別の役(“夕美”役)をやることになったんです」 北川はそれ以来「『この子だったら合う』って、“人”としてキャスティングしてくれた」と、森田監督を尊敬するようになったそうだ。 「そうやって幅広くキャスティングしてるから、本当に映画を愛してるんだなって」 「あさイチ」でも森田監督との出会いが、仕事を続ける動機だと語った。 「親とか家族だけじゃなくて、森田監督にも成長した姿をお見せしたいと思うようになれた。出会えたことは大きかった。このために(オーディションに)落ち続けたんだと思いました」
2018年03月02日人間国宝でもある歌舞伎女方、五代目・坂東玉三郎が今春開催する特別コンサート“越路吹雪を歌う「愛の讃歌」”の制作発表会見が、2月28日、東京銀座のブルガリ プライベート ラウンジにて開かれた。【チケット情報はこちら】このコンサートは、昨年春に開催された“越路吹雪 三十七回忌 追悼特別公演”に坂東が出演し、越路の晩年の代表作でありシャルル・アズナヴールの名曲「妻へ」を歌唱したのをきっかけに、「越路が遺した歌のバトンを次世代に引き継ごう」という熱い思いから実現することになった。坂東は、「現代の人たちにとっては新曲に近いほどの歌もございます。50年代から80年代にできた素晴らしい心の入った歌を皆様にご披露できればと思います」と抱負を述べ、シャンソンの名曲「愛の讃歌」を披露。さらに、ゲスト出演が決定している元宝塚歌劇団のトップスター真琴つばさ、姿月あさと、大空ゆうひ、水夏希、霧矢大夢、凰稀かなめ、そして、数々のミュージカルに出演する海宝直人とともに「すみれの花咲く頃」を歌い、美しいハーモニーを聞かせた。「生前の越路さんにお会いしたことのないのがとても残念なんですけど、玉三郎さんから越路さんのエピソードをお聞きするのが楽しみ」(真琴)、「大好きな越路さんの歌を歌えるのは幸せ」(姿月)など、宝塚の大先輩である越路への思いを語るなか、坂東は話に出てくる越路の歌を自身の記憶だけで披露。「玉三郎さんの越路さん愛は本当にすごいんです!」と真琴が絶賛するように、「LPを何度も聴いていたので覚えています。舞台もほとんど観てました」と越路愛は筋金入り。「舞台人になるということがどんなことなのか、越路さんの舞台裏も勉強したかった」と越路の生き方を手本としていたことも明かした。コンサートでは、アコースティック編成で、シャンソン、ミュージカルの名曲を届ける。「越路さんの歌のなかで心を動かされるものは何かと相談しながら選曲しました。皆さんと一緒に歌うところを作りたいことからメドレーもあります」と明かした。また、衣装も見どころのひとつで、「皆さん背が高いので縦線の素晴らしさが出ると思います」とニッコリ。「越路さんの魅力は一言で言えない。生で観ないと分からなかった部分を皆さんと歌うことによって、夢が見られることが大事かなと思っております」と語った。“越路吹雪を歌う「愛の讃歌」”は、4月12日(木)東京・NHKホール、5月3日(木・祝)大阪・フェスティバルホールなど、全国各地で開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2018年03月02日NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務めるNHK総合「あさイチ」の3月3日(金)オンエア回に、放送中の大河ドラマ「西郷どん」で篤姫役を演じる女優の北川景子が出演。大河撮影の裏話や夫のDAIGOとの家庭内エピソードまで幅広くトークした。番組では「西郷どん」で主演を務めている鈴木亮平がVTR出演。「北川さんは標準語と関西弁をしゃべるときで別人になる」という鈴木さんのコメントに、有働アナが「ここからは関西弁で行きましょう」と水を向けると、北川さんも神戸弁でトーク。「西郷どん」では関西出身の俳優が多いそうで「関西人を見つけるとそのノリを出してしまう」という。神戸弁で話す北川さんに「北川景子さんの関西弁ええな」「関西弁のノリツッコミ!北川景子さんもそうなんやー」「DAIGOを関西弁でしばき飛ばす北川景子、が頭に浮かんだ」といった反応がSNS上に続々とアップ。また「北川景子ちゃんから神戸弁がリアルに聞ける嬉しさ」「朝から北川景子と鈴木亮平の関西弁を拝めるなんてありがとう」といった声や、なかには「関西弁で怒られたい」という反応も。また鈴木さんいわく北川さんは「よく食べる人」だそう。「麺類もごはんも好き。食べないと力が出ない」と答える北川さんに、井ノ原さんが思わず「ラグビー部のよう」と突っ込みを入れる場面も。「西郷どん」で共演した泉ピン子とは短い収録期間ながらとても親しくなったと語る北川さん。VTRで出演した泉さんは「あっけらかんとしてて、きれいだけど三枚目なところに惚れた」と北川さんの魅力について語る。また北川さんにとって「芸能界のお母さんのような存在」だという泉さんからは、泉さんにとって芸能界の母である森光子からもらった浴衣を北川さんに託したというエピソードも明かされた。終盤には視聴者からの「落ち込んだときはどうしてるか?」の質問に「宝塚のチャンネルを見ながら、TVの前で一緒に歌い踊って気持ちを切り替えてる」と答えた北川さん。いまでは夫で音楽アーティストのDAIGOさんも女優の名前を覚えるまでに“洗脳”されてきたことを話すと、「北川景子やばいwww 1人宝塚www」「景子ちゃん宝塚めっちゃ好きなのよねw踊ったり台詞言ったりだなんてかわいい」と同じく宝塚ファンらしきアカウントから共感のツイートが数多く投稿されていた。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合/18時~BSプレミアムにて放送。(笠緒)
2018年03月02日性の極限を描いたセンセーショナルな内容で話題を呼び、直木賞候補にもなった石田衣良の恋愛小説を、2016年の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化する『娼年』。早くも話題騒然の本作の撮影に臨むにあたり、松坂さんは前作撮影終了後からわずか1日半で、見事なまでの切り替えを見せたという。この数年、多彩な役に挑戦し、振り幅の広い俳優として進化し続ける俳優・松坂桃李。2009年「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー後、単独初主演の映画『ツナグ』(12)、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(12)、大河ドラマ「軍師官兵衛」(14)などで大きな注目を集めてきた。その後も演じた役柄は、『日本のいちばん長い日』(15)の血気盛んな青年将校・畑中健二役、『ピース オブ ケイク』のオカマの天ちゃん(15)、『劇場版MOZU』の殺人鬼・権藤剛役(15)と実にさまざまだ。演技の幅を広げつつ、最も対極にある役柄に挑む最近では、連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの夫を務めつつ、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)ではペラペラなゲス男・水島真役、『パディントン2』(18)ではクマの紳士パディントンの吹き替え声優を務めるなど、あらゆる役柄に挑んでいる。そんな中、最大限に真逆に振れたのが、「ゆとりですがなにか」(16・17)の童貞の小学校教師・山路一豊役と、本作『娼年』の娼夫・リョウ役だろう。実は、その対極にある役柄を演じた2作品は、撮影時期が2017年の春、スペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」クランクアップ後、わずか1.5日後に映画『娼年』の撮影が開始された。つまり、松坂さんは“童貞”から“娼夫”へ、その短期間でシフトチェンジを果たしたわけだ。「リョウはすでに自分の中にあった」だが、松坂さんは「舞台をやっていたので、リョウはすでに自分の中にあったのが大きかったです。流れも把握していましたし。だからこれだけ濃い作品に1.5日でクランクインできたのだと思います」と涼しい顔。むしろ、舞台の感覚をとり戻すというより「映画化の話を聞いたときから頭の片隅にずっとあり、モチベーション、スタンスの準備はしていました」と言う。加えて、『娼年』ならではの切り替え術を、「今回は、その1.5日の間に渋谷に移り住んだんです」と激白する松坂さん。「環境を変えました。撮影期間中(約3週間)はずっと渋谷のビジネスホテルに住んでいました。この作品は、その日の撮影での熱量を次の日も冷まさない状態に保ちたかったのですが、家に帰ると好きなマンガやゲームがあってリフレッシュしてしまうので、半ば強制的に自分を追い込むためです。撮影場所も渋谷が多かったですし」と語る。さらに、「自宅から通ったら、現場に行っていなかったかもしれません。撮影があまりに過酷で…。この作品を身近なところに置く。それが重要でした」と、まさに渾身の撮影現場をふり返ってもいる。30代を見据え、難役もいとわず走り続ける松坂さんが「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語る本作で、どんな景色をみせてくれるのか、期待せずにはいられない。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年03月02日三代目 J Soul Brothersの登坂広臣と中条あやみが共演する映画『雪の華』が、2019年2月1日(金)に全国の劇場で公開される。映画『雪の華』は、発売から15周年を迎えるラブソングの名曲、中島美嘉の「雪の華」をモチーフにしたオリジナル作品。「雪の華」を主題歌に、東京とフィンランドを舞台にした壮大なラブストーリーが描かれる。冬の寒さの中に描かれる澄み切った雪景色や、夏の色鮮やかな朝市が並ぶ港町など、美しく壮大なフィンランドの景色が、2人の物語に華を添える。あらすじ幼いころから病気のために、幸せになることをあきらめてきた美雪(中条あやみ)。余命を宣告された彼女の唯一の目標は<約束の地>フィンランドでオーロラを見ることだった。ある日、美雪はひったくりにあい、声も出ずその場でへたり込んでしまう。そんな彼女の前に現れたのは、ガラス工芸家をめざす青年・悠輔(登坂広臣)だった。「声出してけよ!声!」まっすぐな彼の言葉は、凍りきっていた彼女の心をじんわりと溶かしていく。悠輔の働く店が危機になっていると知った美雪は「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて――。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。東京と<約束の地>フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。登坂広臣、5年ぶりの映画出演登坂が演じるのは、ガラス工芸家を目指す青年・綿引悠輔。両親を亡くし、妹と弟を男手ひとつで育てており、ぶっきらぼうだがまっすぐで優しい一面を持つ。登坂広臣は、三代目J Soul Brothersのボーカルとしてデビューし、ソロのHIROOMI TOSAKAとしても活動する人気アーティスト。2014年からは活躍の場を俳優にも広げ、映画初出演を果たした『ホットロード』では、第38回日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど、演技力も話題を呼んでいる。EXILE TRIBEのエンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の映画シリーズを除けば5年ぶりとなる映画出演に、期待が高まる。恋の相手役は中条あやみ中条あやみが演じる平井美雪は、幼いころから体が弱く、余命宣告をされ人生を諦めかけていた少女。両親が初めて出会った場所であるフィンランドで“奇跡が訪れる”赤いオーロラを目にすることを夢みている。悠輔と出会い、期間限定の恋人として過ごす中で自分の居場所がある幸せを感じるようになる。『セトウツミ』『覆面系ノイズ』などの映画に立て続けに出演し、2018年秋には『3D彼女 リアルガール』の公開も控える中条が、登坂の恋の相手役をどのように演じるのか注目だ。実力派俳優陣が集結その他、夫を亡くしてからも病弱な娘を懸命に育ててきた美雪の母・平井礼子役に高岡早紀、悠輔が働くカフェのオーナーで、面倒見の良いフレンドリーな性格の岩永役に浜野謙太、美雪を優しく見守り応援する主治医・若村役に田辺誠一と実力派キャストが集結する。監督は『orange-オレンジ-』『羊と鋼の森』の橋本光二郎、脚本は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』、NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」を手掛けた岡田惠和が担当。多くのファンに愛される冬の名曲「雪の華」が、彼らの手によりどのように映画化されるのか期待したい。中島美嘉のコメント「雪の華」を歌う中島美嘉は、映画化にあたり「脚本を読ませていただいた時はこの曲をこういう風に広げるんだと感動しました。本当に素敵なラブストーリーなので、観た人全員が共感できる、すごいなと思える作品になると私も確信しています」とコメントを寄せている。劇中音楽は葉加瀬太郎が担当また、劇中音楽は世界的ヴァイオリニストの葉加瀬太郎が手掛ける。全編を通して映画音楽を多能するのは初めての試み。「同じ曲が調を変えテンポを変えて、何度も出てくることによって、どんどん心に積まれていき、最後にクライマックスを迎えるというのが、僕の好きな映画音楽です。作品全体を通して、徐々に心に沁みていくのが理想ですね。それは、すべての音を手掛けるからこそ初めて出来ることで、とても楽しい作業でした」と、作品に携われた喜びを語っている。【詳細】『雪の華』公開日:2019年2月1日(金) 全国ロードショー出演:登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一主題歌:中島美嘉「雪の華」監督:橋本光二郎脚本:岡田惠和配給:ワーナー・ブラザース映画
2018年03月02日映画「めんたいぴりり」の製作発表会見が2月28日、ヨシモト∞ホールで開催。「博多華丸・大吉」の博多華丸(47)が登壇した。 同作は「ふくや」の創業者・川原俊夫さん(享年67)をモデルにした人情ドラマ。戦後の復興半ばに明太子を考案し、福岡を代表する食べ物に育てあげる姿を描いた作品だ。 主演を務める華丸は4月から「あさイチ」(NHK総合)の新司会者に抜てきされている。プレッシャーを感じているそうだが——。 「大きな番組を務めるというプレッシャー、どう作り上げていくかということを考える余裕が、この映画の撮影でなくなった。悩む余裕もないほど、スケジュールがタイト」 悩む暇もないほど、同作のことで頭がいっぱいのようだ。しかし「あさイチ」に因んで、コメントした。 「幸いなことに、明太子は博多の人間にとって“朝一(あさいち)”に食べるもの。そう言った意味でも繋がっていけばいいかなと」 いっぽう相方の大吉(46)は「朝型生活」に慣れることができるかどうかが、悩みのタネのようだ。先月17日「華丸・大吉のこんな仕事があったんだ3」(テレビ西日本・フジテレビ系)の収録後、取材に応じて明かしている。 「今まで夜中見ていたHuluとかNetflixとかAmazon(プライム・ビデオ)とか、ああいうのの解約から始めようかなと思ってます。スカパーのアンテナも、とりあえず外そうかな」 また大吉は、大の酒好きとしても知られている。周囲からも「夜のお酒はどうするの?」とよく訊かれることを先月28日、「たまむすび」(TBSラジオ)に出演した際に明かしている。大吉は「あさイチ」のために、最低6時に起きる必要があるそうだ。 「私も華丸もシンデレラのように、12時とともにお暇するような生活になるかもしれないですね。(「あさイチ」が始まるまで)残り少ない独身生活みたいなものですよ」 3月1日、NHKの上田良一会長(68)は「あさイチ」の新しいパーソナリティたちに向けて、「それぞれの個性を生かして、新しい番組を生み出して、視聴者の皆様に喜んでいただけたらと思います」と期待を寄せるコメントをした。悩みをバネに、楽しい時間を提供してほしい。
2018年03月01日