HugMugブロガーがおすすめのお出かけスポットをレポートする連載企画。2歳と6歳の姉妹ママ・ハグマグブロガーの佐藤みなみさんのおすすめスポットを紹介します。今回は、世田谷「松陰神社前」で素敵なカフェ巡り♪ベビーカーでそのまま入店できたり、子連れにも親切なスタッフさんがいるおしゃれカフェを3ショップ教えてくれました。ベビーママ必読です!こんにちは。今回は世田谷線にあるお洒落エリア「松陰神社前」駅周辺でカフェ巡りをしてきました。[今回の子連れにやさしいお出かけスポット]BRICK LANEKANNON COFFEEBY&BYBRICK LANEまずは、『BRICK LANE』さんをご紹介いたします!店内も賑わっていたので入れるかな?と覗いていたら、すぐに店員さんが来てくれてそのままベビーカーのままどうぞ!と優しく声をかけて下さり、ベビーカーのまま入店させてもらえました♪この日娘は起きていたので降ろしましたがお昼寝している時にベビーカーのまま入れるのは嬉しいですよね。店内にはTシャツやオリジナルのグッズピアスなどのアクセサリーも置いてありましたiPhoneケースやタンブラーも可愛かった〜ショーケースにはおいしそうなケーキやタルトがあって娘は大興奮でした。クッキーもおいしそうで目移りばかり。メニューも豊富なので迷いましたが、店員さんも優しく丁寧なので、慌てることなく決めれました♪今回は気になっていた黒蜜きな粉の炭ロールケーキとカフェラテにしました。友人はティラミスとチャイカフェラテが私好みのミルク多めでおいしかった〜!!そして「黒蜜きな粉のロールケーキ「が甘すぎずこちらもかなり好みのお味でした♡娘はこのロールケーキがかなりお気に召した様子でほとんど食べられちゃいました(笑)この時にも小さいお子さん連れ方がテイクアウトもしていたのでテイクアウトもいいですね!我が家はほうじ茶のケーキをお持ち帰り。こちらも本当においしかった〜!!他にも気になったケーキもあったので、また買いに行こうと思います!KANONN COFFEE続いては、『KANNON COFFEE』さん店内は平日のお昼くらいの時間でしたが混み合っていました。店員さんもすぐ話しかけてくれたり、小さい子連れにとても優しい。他にも小さなお子さん連れの方もいました♪おいしそうな焼き菓子がたくさん並んでいました。コーヒーは、紙コップかマグカップを選べるんですが、そのマグカップがとても可愛いんです!!そのマグカップは販売もされているので要チェックですよ。ただ、写真を撮り忘れてしまい画像はありません…。すみません!!(笑)今回は店内も混んでいたのでテイクアウトにしました。メニュー右下にはキッズのドリンクもあるので子連れの方は嬉しいですよね!気になるドリンクがたくさんあるー!!と悩んでいると、店員さんイチオシは「苺おしるこラテ」とのこと。ということで気になっていた「苺おしるこラテ」にしてみました。娘はキッズミルクをオーダーしました♪一見甘いのかな?と思いきや…全然甘くない!!エスプレッソが入っているので、甘いのと苦いのが混ざって初体験の味でした!下には小豆がたっぷりと入っていて色んな味が楽しめておいしかった〜。娘は大好きなミルクを無心で飲んでいました(笑)。店内に入らなくてもテイクアウトもできるので、子供がぐずっていてもサラッと買えるので嬉しいですね!次はモーニングメニューも頼んでみたいなと思いました!!BY&BY最後は『BY&BY』さん。こちらには12時半頃来ましたがメインはドリンクメニューで、あとは焼き菓子があるくらいなので、ランチタイムの時間は空いていて、この時間に来て正解でした!夜は20時〜BARになるそうです!テーブル席3つにカウンターがあって店内奥は広いのでベビーカーのまま入店させてもらえました♪ドリンクメニューに+200円でバニラアイスがトッピングできるのでもちろんトッピングしちゃいました♪店内にはオリジナルのTシャツやスウェットなどが並んでいました!来ました来ました…!!チョコミントモカ+バニラアイスレモンスカッシュ+バニラアイスもう、コレは、、、♡映えです!!!(笑)かなりのボリュームでアイスも盛り盛りと乗せてくれるので溢れそうなほど♡コレは大人も子どももテンション上がります!!なんて可愛いんでしょうか。取り皿もいただけたのでバニラアイスを娘とシェアしました。味もおいしくて、見た目も可愛くて他のドリンクも頼んでみたくなりました!おいしくて娘もこんなテンションになります(笑)至福の時間でした〜。松陰神社前駅周辺はお洒落なカフェやパン屋さんが多くて他にも行きたいところがたくさんありました!!お店も近くに密集しているのでお子さん連れでもカフェ巡りも楽しめますよ♪ぜひ行ってみてくださいね♪少しでも参考になれば嬉しいです。読んで下さりありがとうございました。佐藤みなみさんハンドメイドブランド『hialopili(ヒアロピリ)』のデザイナーとしても活躍中。カフェ巡りが趣味で、ベビー連れにやさしく、おしゃれで可愛いお店をたくさんお届けしてくれる予感。2歳と6歳の姉妹ママ。ブログ::@ajito373
2020年02月01日つかこうへい没後10年を偲ぶ「つかこうへい演劇祭」の第一弾『飛龍伝 2020』が1月29日(水)のプレビュー公演を皮切りに開幕。それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には主演の菅井友香(欅坂46)、石田明(NON STYLE)、味方良介が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、つかこうへいが1973年に発表した作品で、学生運動真っただ中の時代を舞台に、全共闘40万人を束ねる委員長・神林美智子(菅井)を中心に、革命と夢と現実、愛を描いていく。演出は岡村俊一。取材で菅井は「偉大なつかさんの作品に、つかさんが亡くなられて10年、そして2020年というタイミングでこうして挑戦させていただけることを誇りに思います。つかさんが伝えたかったことを、舞台を通して伝えられればと思っています」と語る。そんな座長・菅井の姿を石田は「成長がすごい。正直、最初はどうなることかと思いましたが、今は声も出るようになったし、感情の振れ幅もどんどん広くなった。幕が開いてからもさらに良くなるんじゃないかと思います」、味方も「多くを語るわけではないけれど、自分がきちんとやることで周りを惹きつける座長。“神林美智子がいる”ということを見せてくれる素晴らしい女優さんです。僕も最初はどうなることかと思ったのですが(笑)、今の姿を見られて嬉しい。(カンパニーの)みんなが菅井さんのことを大好きだと思います」と共に絶賛。菅井は「この未熟すぎる座長を皆さんがサポートしてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。絶大に信頼できる方々と出会えて嬉しいです」と明かす。開幕を前に「僕はできる限りのことをやるだけ。つかさんに届くようなお芝居ができたら。面白いものにしたいなと思います」(石田)、「つかさんの作品は何作かやらせていただいているのですが、つかさんに会えなかったという悔しさがある。その悔しさをバネに、自分ができること、できる以上のことをやって、この作品を後世に伝えていけるようにがんばります」(味方)、「新たな挑戦がすごくたくさんある舞台。つかさんが伝えたかったことを、世代を超えて皆さんにお届けする使命があると思うので、精一杯努めたいです」(菅井)とそれぞれ語った本作。ゲネプロで見せられた、明日の世界を夢見て希望を持って生きること、愛すること、信じることに命懸けで向き合う学生そして機動隊の姿、そしてそれを全力で演じる役者たちの姿は、どこか胸倉をつかまれているような感覚にさえ陥る強さがあった。それは劇場でしか体感できないもの。ぜひ足を運んでほしい。公演は2月12日(水)まで東京・新国立劇場 中劇場、2月22日(土)から24日(月・祝)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。
2020年01月31日日本テレビ系「アナザースカイII」の1月31日(金)オンエア回は、俳優の大沢たかおをゲストに迎えてお届け。今回大沢さんは英国・ロンドンを訪れる。大学時代にスカウトされ「MEN’S NON-NO」のモデルとして活動、その後俳優業へ進出。ドラマ「星の金貨」や映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』などに出演し注目を集めると、『解夏』で第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。メガヒット作となった『世界の中心で、愛をさけぶ』や『地下鉄(メトロ)に乗って』、シリーズ化された「JIN-仁-」などに出演。近年では『藁の楯』や『風に立つライオン』『キングダム』などで重厚な演技を披露。ミュージカル「ファントム」をはじめとした数々の舞台や、劇場アニメ『おおかみこどもの雨と雪』や数々のドキュメンタリーでも活躍する大沢さん。今回、ロンドンを訪れた大沢さんは、俳優活動を休止してまで海外に長期滞在した訳や、舞台「王様と私」の壮絶な裏側などを明かし、世界的俳優として拍手喝采を浴びた瞬間をふり返る。大沢さんが主演を務める映画『AI崩壊』は本日より全国にて公開。AIをテーマにオリジナル脚本で、2030年、医療・金融・交通・セキュリティなどAIが国民の生活を支えるインフラとして欠かせない存在となっている“AI社会”の日本で、ある日、AIが暴走。日本中を巻き込む、想像を絶する大惨事が発生する――という物語。AI開発者の桐生浩介を大沢さんが演じるほか、AIを管理する企業の代表・西村悟役で賀来賢人。警視庁の天才捜査官・桜庭誠役で岩田剛典。同じく警視庁捜査一課の刑事・奥瀬久未役で広瀬アリス。熱血刑事・合田京一役で三浦友和。さらに芦名星、玉城ティナ、高嶋政宏、余貴美子らも共演する。映画『AI崩壊』は1月31日(金)より全国にて公開。「アナザースカイII」は1月31日(金)23時15分~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年01月31日1月30日~2月12日に東京・初台の新国立劇場で公演される舞台『飛龍伝2020』の公開稽古が29日、同所で行われ、欅坂46の菅井友香、味方良介、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が出席した。2010年7月10日に死去した演劇界の風雲児、つかこうへい氏の代表作でもある『飛龍伝』。これまで同舞台のヒロインでもある神林美智子には、初代の富田靖子をはじめ、名立たる女優が演じてきたが、第8代目には欅坂46の菅井友香が演じることに。全共闘運動が全盛だった1960年代から1970年代を時代背景に、全共闘40万人を束ねる委員長にまつりあげられてしまった神林美智子の姿を描く。菅井は「歴代の女優さんもそうですし偉大なつかこうへいさんの作品を亡くなられ10年というタイミンで挑戦させていただくことを誇りに思っています。つかさんが伝えたかったことを舞台を通して伝えられるように精いっぱい頑張りたいなと思っています」と意欲。石田は菅井について「成長がすごいんですよ。正直最初はどうなるのかと思いました。声が最初はモスキートーンだったんですけど、今は飛行機が通ったんか? というぐらい出るようになったし感情の振れ幅が広がってきました。公演が始まったらさらに良くなりますよ」と絶賛した。菅井がキャプテンを務める欅坂46は、先日中心メンバーの平手友梨奈が出演したラジオで脱退を宣言。さらに織田奈那と鈴本美愉が卒業、佐藤詩織が休業を発表した。それにも触れた菅井は「グループでやっていく限りどうしても卒業やお別れはあるものだと思っています。それが今回一気に発表されたので、ファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、ここから変化の年でもあると思うので、それを機に新たな姿をどんどんお見せしていきたいです」と前向きで、「旅立っていくみんなのことはずっと応援しつつ、私たちもファンの方を心配させないように色んなことに貪欲に挑戦したいと思います」と決意新たに。さらに「卒業と脱退の違いは?」と聞かれると、「本人の気持ちなのかなと思いますね」と回答した。ほか、同じ事務所の先輩である雨上がり決死隊の宮迫博之がYou Tubeで復帰することについて石田は「頑張ってください! もうね、ここだけオンエアされたら終わります。マジで勘弁してください! お願いします」と笑いを誘っていた。舞台『飛龍伝2020』は、1月30日~2月12日に東京・初台の新国立劇場 中劇場、2月22~24日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールでそれぞれ公演される。
2020年01月30日今月末より公開される映画『AI崩壊』で主演を務める俳優の大沢たかおが、1月26日(日)今夜の日本テレビ系「おしゃれイズム」にゲスト出演。5年ぶりの出演となる大沢さんが俳優業に関する衝撃発言や、その肉体美をキープするストイックな私生活などを明かす。「MEN’S NON-NO」等のモデルとして活動、「若者のすべて」や「星の金貨」などドラマ作品で注目を集めると、「劇的紀行 深夜特急」シリーズに沢木耕太郎役で主演。ギャラクシー賞などを受賞し俳優としても評価される存在に。2000年代に入ると『異邦人たち』『リリイ・シュシュのすべて』、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した『解夏』に同助演男優賞を獲得した『地下鉄(メトロ)に乗って』などに出演。さらに演技派としての地位を確立。その後もザテレビジョンドラマアカデミー賞に橋田賞など各ドラマ賞を総なめにした「JIN-仁-」や『藁の楯』『風に立つライオン』、アクション大作『キングダム』などの作品に出演。フィクションだけでなく数多くのドキュメンタリー作品も世に送り出している大沢さん。そんな大沢さんが「実は引退を考えていた」と“衝撃告白”。秘かに休業してやっていたことを明かす。またオファーを受けるのは“○○次第”と意外すぎる仕事選びの基準や、『AI崩壊』で共演した女優の松嶋菜々子が明かす弱点など大沢さんの様々な側面が明かされていく。また圧倒的な肉体美をキープするためのストイックな食生活や、MCの上田晋也、藤木直人、森泉も爆笑した“ご近所さんに配る物”まで、俳優・大沢たかおのプライベートが満載の30分になりそう。大沢さんを主演に迎えAIをテーマにオリジナル脚本で挑むサスペンス超大作『AI崩壊』は、1月31日(金)より全国にて公開。2030年、医療・金融・交通・セキュリティなどAIが国民の生活を支えるインフラとして欠かせない存在となっている“AI社会”の日本で、ある日、AIが暴走。日本中を巻き込む、想像を絶する大惨事が発生する――というストーリー。「おしゃれイズム」は1月26日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年01月26日『MEN’S NON-NO』専属モデルであり、2017年以降は俳優としても活動している宮沢氷魚(25)。昨年は、杏主演の連続ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)で相手役を務め、俳優としての知名度を一気に上げた。そんな宮沢が映画初主演を務める『his』が1月24日に公開された。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』(19)の今泉力哉監督が、8年ぶりに再会したかつて恋人同士だったふたりの青年の姿を軸に描く人間ドラマだ。宮沢は、自分がゲイだと周囲に隠して、ひとり田舎に移り住んだ青年・井川迅(しゅん)を演じている。「生きづらさ」を抱える迅を演じるにあたり、自らもクォーターというマイノリティの立場から、共感を覚えたという宮沢が、演じた迅のことだけでなく、自分自身について語った。さらに、俳優として強い影響を受けた先輩俳優とのエピソードを明かし、これからやってみたいこととして、意外な願望も告白した。○■迅の生きづらさには少なからず共感した――初主演映画です。どう臨みましたか?最初はプレッシャーがありました。作品の顔ですし、何よりもLGBTQを題材にした映画ということで、センシティブなテーマでもあるので、責任を強く感じました。でもプレッシャーがありつつも、こうした作品に出られる喜びや楽しみを大きく感じて、前向きに作品に入りました。僕はもともとLGBTQの友達もいるし、そうした友達や同じような境遇にいる人たちが住みやすい世の中になってくれればと思っていました。いまだセンシティブな問題ですけど、ゆくゆくはセンシティブだと思わない環境になってくれればという思いで挑みました。――お友達にLGBTQの方がいるとのことですが、今回の作品に携わったことで改めて感じたことはありましたか?僕も4分の1アメリカの血が入っていたりして、偏見の目で見られた時期があったし、それで辛いと思っていました。でも自分の経験してきた苦しみや居場所のなさといったものでは計り知れないくらいの生きづらさがあるのだと、迅を通じて感じました。――迅はもっと生きづらいと感じたとはいえ、宮沢さん自身、偏見の目で見られることは少なからずあったと。そうですね。なので、そうした部分では共感できます。でも迅には、誰にも言えない辛さとか、自分にウソをつく辛さがある。自分にウソをつくって一番辛いことだと思うんです。迅も(かつての恋人)渚(藤原季節)もそれを抱えていたので、大変だったなと本当に思いました。――宮沢さんも偏見に苦しんだとのことですが、田舎に移り住んだ迅に寄り添ってくれた緒方さん(鈴木慶一)のように、人から認めてもらったり肯定してもらえたといった出来事はありますか?ひとりの人物というわけではないのですが。僕はインターナショナルスクールに通っていたので、みんながみんな違うんです。国も言語も。僕にとってはそこが本当にオアシスのようでした。みんなもそれぞれに、色んな目に遭っていて、通学中や電車に乗っていて何かを言われたりしてきています。そういうことって経験してきた人にしか分からないことも多いですし、そうした仲間は今もすごく仲が良いです。――逆に考えると、そこがオアシスだったということは、外ではかなりの差があったということですよね。そうですね。今でも正直、感じます。でも日本も徐々に変わってくるだろうし、変わってほしいです。結局、教育がすべてだと思います。○■俳優として影響を受けた人、これからやってみたいこと。――迅は接してくれた緒方さんから影響を受けます。俳優としての宮沢さんが、強い影響を受けた人物はいますか?綾野剛さんですね。初めてのドラマ『コウノドリ』(第2シリーズ・17年TBS系)でご一緒したのですが、とにかく緊張していて、そこに立っているだけでもいっぱいいっぱいな状態でした。全く余裕がなくて。そのとき、ずっと剛さんが気にかけてくださったんです。吉田羊さんとか、星野源さんとか大森南朋さんとか、坂口健太郎くんとか。すごいキャストばかりで、本当に緊張していたんです。でも剛さんが、「いいよ、ミスして。みんなミスするんだから。何回でも付き合うから」って。何度も言ってくださったんです。そのひと言ひと言が、いまでもすごく残っています。やっぱりその場でミスするのが怖くて、萎縮して自分の納得いくものができないと、いいものはできないので。剛さんが「いいんだよ」と言ってくださったことで、すごく楽になれました。――先輩とのステキなエピソードですね。今、坂口さんのお名前も出ましたが、坂口さんも『MEN’S NON-NO』の元専属モデルです。現役の方でも元でも、メンズノンノ出身の俳優さんは多いですが、意識はしますか?『MEN’S NON-NO』の先輩方は、僕にとって一番近い存在なので、彼らの背中を見て頑張る部分はあります。仲間でもあり、ライバルでもあり。何か不思議な、兄弟に近い感覚ですかね。兄弟って負けたくないけど、近くにいて安心するし、尊敬もしている存在。そういう兄弟に近い存在なのかなと思うときがありますね。――これから挑戦したいことを教えてもらえますか?長期的な目標でいうと、いつか海外でお仕事をしたいです。今年に関しては、オリンピックの年なので、どこかで英語を使う機会があればなと思います。スポーツもカルチャーとしての影響力もあるし、人の感性を高めてくれるものだと思います。今年はスポーツの1年だけでなく、芸術の年にもなるような気がしているので、その波にしっかり乗っていきたいです。――モデル、俳優業以外のことにも機会があればチャレンジしたいということですか?取材をしてみたいんです。する側。普段は取材される側なので、どういう質問をしたら答えやすいかなとか、いい質問ができるんじゃないかなと思って。準備期間があれば、ですけど。アスリートの方は英語を話す人も多いし、通訳を介さずに直接お話ができるメリットってたくさんあると思うんです。アスリート以外にも、ハリウッドの俳優さんも、日本に来る機会があるので、お話をしてみたいです。――そうした宮沢さんを見るのも楽しみです。最後に、この作品を通じて、感化されたことがあれば教えてください。人はひとりでは生きていけないと改めて感じました。迅も、ひとりの力で生きていくという覚悟を決めて、田舎で生活を始めるわけですが、やっぱり近くに住む緒方さんだったり、村の方々の力なしでは生きていけない。迅や渚だけでなく、(渚が女性の玲奈と結婚してできた)空ちゃん(外村紗玖良)のお母さんの玲奈さん(松本若菜)も、玲奈さんのお母さん(中村久美)の力や渚の力なしでは空ちゃんを育てることができない。やっぱり人はひとりでは生きていけないと感じました。■プロフィール宮沢氷魚(みやざわ・ひお)1994年4月24日生まれ。アメリカ・カリフォルニア州出身。身長184センチ。2015年開催の第30回「MEN’S NON-NO」専属オーディションでグランプリを獲得し、芸能界入り。2017年のTBS系『コウノドリ』にレギュラー出演し、俳優デビューも飾った。以降も、『トドメの接吻』(18・日本テレビ系)、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(19・テレビ朝日系)、『偽装不倫』(19・日本テレビ系)などのドラマに出演。2020年は、6月19日公開の映画『騙し絵の牙』を控えている。
2020年01月26日インタビューが行われたのは2019年の年の瀬。その年は、宮沢氷魚にとって間違いなく駆け抜けた、そして飛躍した1年だった。「コウノドリ」第2シリーズで俳優の門をたたいてまだ3年弱というのに、2019年はドラマ3本、映画1本、舞台1本と切れ目なく出演を続け、実績を積み上げたのだから。変化の2019年「この場にいていいのかな」から「今なら自信を持ってその場にいられる」「2018年の夏くらいから、ずっと何かが入っている状態で、振り返る余裕もないまま次が始まって、終わって、また次が、となっています。正直、2019年の一番最初の頃と、今とでは全然違うと思うんですけど、どこがどう変わったかとかは、いまいちまだわからないんです。何か大きく“ひとつの出来事があったから変わった”とかではないので。ひとつ、ひとつ、作品が終わっていくと自信がつくというか。ちょっとずつ、無意識なんですけどね」。一息で言い終えた後、宮沢さんは、「うまく説明できなくて申し訳ないんですけど」と前置きしてから、こう続けた。「こうして取材を受けたりして、スチールのときに特に感じたりもします。その場にズシッと自分の体があって、100%でいる感じがするというか。今までもそのつもりでいたんですけど、思い返してみると、どこかフワフワしていたような、“この場にいていいのかな”みたいな感覚が、どこかにあったみたいで。今なら自信を持ってその場にいられるから、そう思うのかもしれません」。冷静に自身を分析する宮沢さんは、常に穏やかなトーンで話し続ける。身長184cm、「MEN’S NON-NO」専属モデルという人目を引くプロポーション、透明感にあふれるたたずまいも彼の大きな持ち味だ。しかし、それ以上に、自分を過小評価も過大評価もしない真っすぐに生きているスタイルが、多くのライバルがいる若手俳優群の中でも注目を集める存在となっているのだろう。独特の魅力を放つ源泉を探りたくなる。「自分ひとりだけの考え方、生き方、物の感じ方だと、たぶん限界があると思うんです。僕は周りの人たちからいろいろ刺激を受けています。けど、それに流されてはいけないと思っていて、自分という人間を持ったまま、刺激を受けてどんどん自分に着せていくことが大事だと考えています。流されてしまうと自分ではなくなっちゃうし、その人の分身になってしまうから。けど、人から受ける影響は、いいことも悪いことも、すごく素敵だと思います」。「誰かのコピーにはなりたくないんですね」と確認すると、「そうですね、はい。それはよくないですよね」と、変わらず穏やかな口ぶりながら、はっきりとうなずいた。「偏見・差別を受けたこともあります」宮沢さんが語る『his』の役作り宮沢さんが映画初主演を飾った『his』が間もなく公開を迎える。宮沢さんは、8年たっても忘れられない初恋相手・日比野渚(藤原季節)の想いを胸に、周囲にゲイだと知られることを恐れ、東京から離れて、ひとり田舎に住まう井川迅を演じた。「同性愛の美しいところも描いていれば、そうではない醜いところ、苦しいところ、つらいところもすべて見せている作品です。実際の現代社会がLGBTQをどう見ているのか、偏見・差別もきちんと描いているので」と宮沢さんが説明する通り、男性同士の純愛を軸に置いている本作だが、「POPなBL」系統とは一味も二味も違う仕上がりだ。現代のLGBTQについて、田舎で生活することについて、夫婦間の価値観のズレのもの悲しさなどを通して、生きること、人と関わることという根底のテーマが照らし出される。華やかな世界に身を置く宮沢さんと、差別を恐れる迅は、一見まったく共通点がないように見える。伝えると、彼は小さく首を振った。「僕はアメリカ生まれで、向こうの血が4分の1入っているので、小さい頃偏見・差別を受けたこともあります。日本にいても、日本人扱いをされないときもあるから、いまいち居場所が見つからなかった。“向こうに行けば居場所があるかな”と思ってアメリカ留学したときも、ローカルの人とはまた別の“日本人”という見られ方をしましたし。そうなると、“自分の居場所ってどこにあるんだろう”と考える時期もあったので、当時の経験を思い出しつつ迅をやっていました」。さらには、「あまり周りに相談せず、自分ひとりで考えこむ」という宮沢さんの性格も、迅に重なるところがあり、寄り添いながら役を自分色にしていったという。けれど、「よほどのことがない限り、そういうことはないんですけど、結果、最後の最後まで役のことをあまりつかめなかったというか…。ずっと悩んでいたんです。撮影中もわからなくて、クランクアップしてからも“果たしてこれでよかったのかな”と残っているところがありました」。そうした宮沢さんの迷う気持ちは、ある種、今泉監督の「理想通り」だったようだ。「この間、取材で今泉監督とご一緒したときに“なるべく役者がその役のことをつかまないようにしていた”とおっしゃっていたんです。僕は“つかんだ”と思った瞬間はないんですけど、きっとあえてそうしていたのかな、と思いました。今泉さんが難題をどんどん与えてくれて、毎日悩んで、正解って何なんだろう、とずっと考えていました」。2020年は「自分の実力でどんどん仕事をしていきたいし、決めていきたい」宮沢さんと二人三脚でふんばり、10日間の共同生活をともにした藤原さんの存在なくして、本作はなしえなかったと、宮沢さんは感謝を忘れず口にする。「季節くんの存在は本当に大きかったです。とにかく傍にいてもらったことは、僕が季節くんにやってもらって一番うれしかったことでしたし、僕も同じことをしました。役もですけど、テーマもテーマで、自分ひとりで考え始めちゃうと、本当に孤立して孤独になっていくんです。僕も季節くんも、どちらかと言うと、自分の中にあるもので必死に答えを見つけ出そうとしてしまうので、どうしてもしんどくなってくる。そこで近くにいてくれて、僕がすごい悩んでるときにスッと一言かけてくれたりとかが救いでした。終わっていろいろ考えてみたら、ああいう瞬間ってすごく大事だったな、と思うんですよね」。全身全霊をかけた当然の結果か、撮影終了後はとてつもない疲労感に襲われたとも話す。「よかったなと思ったのは、終わった後、精神的にも体力的にも疲れた…ってグッタリしたこと。それだけ、エネルギーをこの作品に注ぎ込んでいた証拠だと感じられたので、やっぱり自分がやってきたことは間違っていなかったかな、と思っています」。そして、2020年に突入。『his』の公開後も様々な作品が宮沢さんを待ち受けている。先のことを尋ねると、「どうなりたいだろう~!」と口角をキュッと上げて、期待に満ちた微笑みをひとつ残した。「2018年の終わりから2019年いっぱいは、タイミング、作品、人にすごく恵まれた1年でした。役者を始めて間もないこともありますし、まだ謎が多いだろうから、“宮沢氷魚を使ってみたら面白いかな”“宮沢氷魚ってどんな人だろう”と、面白そうという興味本位(の起用)もゼロではないと思うんです。でも、これからは、それだけではダメだと感じるので、自分のスキルも気持ちももっと高めていき“役者としてどんどん使っていきたい”と思ってもらえる1年にしなきゃいけない。2020年以降、自分の実力でどんどん仕事をしていきたいし、決めていきたいというのがあります」。(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:his 2020年1月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2020映画「his」製作委員会
2020年01月20日2010年に62歳で急逝した演劇界の伝説・つかこうへい。没後10周年となる今年、東京・新国立劇場 中劇場にて「飛龍伝2020」を上演する。この度稽古場公開が行われ、出演者が一部シーンを披露、また囲み取材に応じた。【チケット情報はこちら】舞台は学生運動真っ只中の1970年。これまでも石田ひかり、広末涼子、桐谷美玲といった名だたる女優たちが担ってきた全共闘委員長に祭り上げられる主人公・神林美智子を演じるのは欅坂46・菅井友香。また美智子と恋に落ちる全共闘作戦参謀の桂木純一郎役には、先日放送されたドラマ『教場』では警察学校で切磋琢磨する生徒のひとり・都築耀太役で注目を集めた味方良介。美智子、桂木と敵対する機動隊員・山崎一平には、近年のつか作品公演で重要な役を担ってきたお笑いコンビ・NON STYLEの石田明が出演する。この日公開されたのは、全共闘と機動隊の最終決戦を前に、美智子を女として機動隊員・山崎の部屋に潜入を企てる、劇中でも印象的なシーン。演出の岡村俊一に「真っ白なキャンパスどころか、透き通るような透明感。こんな純粋な人を見たことがない」といわれた菅井は、俳優を蹴り飛ばし、踏みつけるといった大胆な殺陣も披露。しかし山崎の部屋へ潜入する不安を吐露し桂木にすがる場面は弱弱しく、反して全共闘40万人を束ね作戦を遂行しようと「女」を武器に未来を見据える、美智子の持つ二面性をそれぞれ体当たりに演じる姿をみせた。これまでも『新・幕末純情伝』『熱海殺人事件』とつかこうへい作品を多く経験してきた味方。公開稽古ではと、桂木の美智子を「俺の女だ」と抱きしめながら、敵の部屋へ送り込む、共闘に巻き込まれる男の荒々しい心情を丁寧に表現した。つか作品に続けて出演し、何度も「飛龍伝をやらせてほしい」と直談判してきたという石田。多くの怪演をみせてきたが、会見では「台詞の勢いで息継ぎができない」と話した、美智子を守った山崎の思いをまくし立てる、つかならではの長台詞も披露した。囲み取材では、菅井が美智子を演じることについて「日々新しい感情と出会っている、観にきてくれたお客様に何か感じてもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。公演は1月29日(水)から2月12日(水)まで東京・新国立劇場 中劇場にて、2月22日(土)から24日(月・祝)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKATTホールにて。チケットは現在発売中。また「つかこうへい演劇祭 ー没後10 年に祈るー」として、3月には『熱海殺人事件 ザ・ロンゲストスプリング、モンテカルロイリュージョン』 7月に『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』を上演予定。
2020年01月15日今泉力哉監督が、最新映画『his』でテーマにしたのは同性愛。田舎町に住む迅(宮沢氷魚)のもとへ子連れで現れたのは、8年前に別れた恋人・渚(藤原季節)。二人は再び愛し合う関係になるが、渚とその妻(松本若菜)は親権を争い裁判へ発展してゆく…。宮沢さんと藤原さんにお話を伺いました。宮沢:LTBTQをテーマにした作品だけに、今回は相手役が重要だと思った。それが(藤原)季節くんだと知り、これまで季節くんが演じた役柄とか写真を改めて見たときに、ちょっと怖いかも…って、それが第一印象(笑)。藤原:(笑)宮沢:でも実際に季節くんに会うとすごく正直でいい人で。僕が演じる迅が、季節くん演じる渚を愛せると思ったし、宮沢氷魚として藤原季節を好きになれると思った。藤原:ありがとう。僕は、まず、宮沢氷魚×今泉力哉監督という組み合わせが想像つかなかった。だって、今泉さんがこれまで描いてきたのは、ありふれた日常の恋愛模様であり、群像劇だったから。そこに氷魚くんみたいなスターが入ってくるんだ、って。宮沢:いやいや…。藤原:今泉さんが氷魚くんの相手役になぜ僕を選んだのかに、必ず意味があると思ったんだよね。だから、迅と渚はお互いにないものをきっと持っていて、それを与え合える関係が作れればな、って。宮沢:(岐阜県加茂郡)白川町の現場に入ってすぐに、同じ部屋に住み始めたのはよかったと思う。毎晩夜中まで、鍋をつつきながら、熱く語り合ったよね。藤原:僕がその前の作品で訪れていた、熊本の天草で手に入れた焼酎を飲みながらね。宮沢:あれ、うまかった!そういえば撮影初日に、天草の教会で買った貝殻ももらったね。藤原:いつもはいきなりそんなものあげたりしないんだけど、きっとスタートの時点から自分が氷魚くんにとって異物でありたかったのかな。ただの映画の相手役じゃないという、枠組みを超えた間柄になろうとしていたのかも。宮沢:お互いに知らない世界に飛び込んでいくことに不安しかなかったし、撮影中も苦しいことのほうがはるかに多くて…。センシティブな部分と向き合っていくうちに、どんどんしんどくなったよ。藤原:渚が子供を連れて迅の前に8年ぶりに突然現れて、しばらく3人で暮らすシーンはただただ幸せだった。でもそのあとに、陰で傷ついている人がいると気づいてからが、僕は辛くて。宮沢:親権争いの裁判シーンは、季節くんはとくに辛かったと思う。藤原:辛かったね…。ちなみに僕が印象的なシーンは、迅が自給自足の田舎生活をしている中で頼りにしている、(鈴木)慶一さん演じる緒方と、山に鹿を狩りに行くところ。鹿を撃ったあとの迅の表情が、すごいんだよね。僕はいつも映画を観るときに、一見すると“ちょっとしてる”ふうに見えるけどじつは“ちょっとしていない”、ふとした瞬間を見たいんだけど、一つの命を奪ったときのあの言葉にならない興奮や激情が込み上げる表情は感動的だった。迅という人間の価値観が崩れ落ち、そして立ち上がるのを感じて。あの芝居はすごかった。宮沢:う~ん、今考えると自然とああなってたかも。慶一さんのオーラと緊張に引き込まれたのもあって、独特な空気が流れていた。藤原:あの瞬間だけが、社会や日常と関係のない、裸の迅だなって。迅と慶一さん二人のシーンは、僕の知らないところで、迅の核が見えるから、気がついたらすっかり一人の人間として氷魚くんを好きになってた。これって僕にとってすごく大事なことだったかもしれない。だって、僕とか氷魚くん、監督たちが唯一忘れちゃいけないのは、「この映画はただ2人の同性愛者の恋愛を描いたもの」なんだってこと。観てくれた人たちにも、「2人の人間がただお互いに好きだってことを描いた映画」だと思ってもらいたくて。特別なことじゃないんだよ、当たり前に存在している人たちなんだよって。宮沢:そうそう。でも、それを作り上げるのは本当に難しかった。藤原:そこにたどり着くために僕ら二人も、そして監督も相当悩んでいたもんね。宮沢:監督に相談すると、監督が一番悩んじゃうからね(笑)。藤原:そうなの(笑)。撮影が終わったからといって、僕らの仕事はまだ終わらない。ここからだと思うんだよね。こんなふうにインタビューを受けることで、自分の認識をどんどん更新していかなければならないって思う。宮沢:話せば話すほど、僕らの認識も変わるから、毎回言ってることが違ってしまうのは本当に申し訳ない気持ちがある。でも、僕らも日に日に新しい発見があって認識を更新していくし、取材で問われる度に考え直してしまう。でもそれでいいんだよね。藤原:考えないこととか、捉え方を更新しないほうが危ないと思う。とはいえ、古かったものが猛烈に新しくなっていくわけじゃないけど、でも10年後には、今はまだ当たり前じゃないことがごく当たり前になっていると思うし、同性愛者のカップルが手を繋いで街を歩いているなんて普通だと思うの。だからこの作品が、その“当たり前”を作るきっかけになればいいなって。10年後にこの映画を観返したとき、本当にこんな裁判があったのかよ、ってなったら楽しいよね。きっとそうなっているよ。宮沢:アンアンが60周年のときにはね!そうそう今年、アンアンは創刊50周年らしいよ。藤原:そうなんだ、すごい!宮沢:100周年になるまで出たいね。でも、僕は75歳か…。藤原:僕らが頑張らないと…(笑)。宮沢:めっちゃ頑固な役者になってたりして!藤原:(笑)。また『his』の続きを作りたいよね。子供の空ちゃんも大きくなって、やべ、反抗期だ、ってなったり!宮沢:あははは(笑)、作りたい!“複雑な感情こそが人間らしい”ということ。物語で描かれる幸せは、迅と渚、その子供・空(外村紗玖良)との日常のシーン。主演の二人も、撮影期間中は役に入り込むのが辛かったが、この場面は幸せに感じたと語る。空を連れ戻しにきた渚の妻。ともすれば悪人になりがちだが、そうはさせないのが監督の手法。それぞれの弱さや言葉足らずな部分から生まれる衝突を、低い温度で描いている。頭を寄せることで相手を求め合う感情を表現。「一人の人間にいくつもの感情がある。派手にしないほど繊細になり、また好きを伝えるパターンは無数にある」と監督。©2020映画「his」製作委員会みやざわ・ひお1994年4月24日生まれ、アメリカ出身。MEN’S NON-NO専属モデル。‘19年はドラマ『偽装不倫』(日テレ系)に出演し、大きな話題に。‘20年は舞台『ピサロ』が上演。ニット¥30,000(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)カットソー¥14,000(カイコー/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)パンツ¥39,000(ワコ マリア/パラダイストウキョウ TEL:03・5708・5277)靴¥42,000(リーガル シュー&カンパニー TEL:03・5459・3135)ふじわら・きせつ1993年1月18日生まれ、北海道出身。‘19年はU-NEXT『すじぼり』で連続ドラマ初主演を務めた他、『監察医 朝顔』(CX系)に出演。‘20年は映画『のさりの島』で主演。ジャージートップス¥29,000中に着たカットソー¥22,000靴¥58,000(以上トーガ ビリリース/TOGA原宿店 TEL:03・6419・8136)パンツ¥35,638(オフィシン ジェネラル/マッチズファッション TEL:0800・919・1268)※『anan』2020年1月15日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE) スタイリスト・秋山貴紀(宮沢さん)八木啓紀(藤原さん)ヘア&メイク・スガ タクマ(宮沢さん)中村兼也(藤原さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年01月12日木村拓哉主演、『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一脚本で、長岡弘樹の人気ミステリーをドラマ化する「教場」が、1月4日(土)今夜と1月5日(日)の二夜にわたりオンエア。工藤阿須加、川口春奈、林遣都、三浦翔平ら超豪華キャストも共演し“警察学校”の裏側を描き出す。原作は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「このミステリーがすごい!」第2位を獲得し、2013年にミステリー界を沸かせて累計70万部のベストセラーとなった長岡弘樹の「教場」シリーズ。主人公は警察学校カリスマ教官・風間公親。この、クールで落ち着いた物腰で卓越した観察眼と推理力を備えた孤高の男を木村さんが演じる。白い髪で冷酷な表情を浮かべる木村さんの“ヒールぶり”は本作最大の見どころといってもいいだろう。本作では冷酷無比な教官・風間が「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」という考えのもと、生徒たちを常に監視し、生徒がトラブルを抱えた途端、退校届を突きつけていく。いつも生徒たちに突然理解しがたい指令だけを告げてその場を立ち去る風間のもと、“教場”という名のサバイバルゲームを生き抜くため、生徒たちの秘密と思惑が渦巻き、いろいろな事件が巻き起こっていく…というのが本作の物語。風間が教壇に立つ教場(警察学校教室)、通称“風間教場”に集う生徒役には「ニッポンノワール」などの工藤阿須加、今年度の大河ドラマ「麒麟がくる」にも出演する川口春奈、『おっさんずラブ』も大ヒットした林遣都、連続テレビ小説「わろてんか」などの葵わかな、「集団左遷!!」の井之脇海、「僕らは奇跡でできている」で注目される「なにわ男子」西畑大吾、「3年A組」の富田望生、「テニミュ」で人気の味方良介、「戦国鍋TV」などの村井良大、「会社は学校じゃねぇんだよ」などの三浦翔平、連続テレビ小説「スカーレット」の大島優子といったキャスト。そのほか佐藤仁美、和田正人、「NON STYLE」石田明、高橋ひとみ、筧利夫、光石研(友情出演)、小日向文世らも出演。脚本は『踊る大捜査線』『グッドモーニングショー』などの君塚氏が担当し、演出をかつて木村さんが出演した「若者のすべて」も手掛けた中江功が手がける。“風間教場”のクラスメートは30人。果たして最後までふるい落とされずに生き残り、何人の生徒が卒業証書を手にすることができるのか?生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の真の狙いとは?フジテレビ開局60周年特別企画「教場」は1月4日(土)、5日(日)の21時からフジテレビ系で二夜連続放送。(笠緒)
2020年01月04日1年をふり返ると口コミからのロングランヒットを記録した『愛がなんだ』や、「おっさんずラブ」、「コンフィデンスマンJP」といった人気ドラマの映画化、1969年に公開されてから今も愛され続けている“国民的人気コメディ映画”『男はつらいよ』のシリーズ50作目公開、さらに動画配信サービス周りではNetflixの「全裸監督」が映像業界含め大きな話題を呼びました。そんな2019年、シネマカフェでは今年も映像に関わる方々に取材をしてきました。2019年に掲載したインタビュー記事の中から、多くの方に読まれた人気記事をランキングにして発表します!10位:安達祐実『ゾンビランド:ダブルタップ』年端もいかない子どもの頃から、演じる世界に身を置いた安達さんの言葉は、経験に裏打ちされながらも、実に軽やかだ。出演作はドラマ、映画、舞台と枚挙にいとまがないが、 その数と同じだけ、演じる責任も負ってきた。プレッシャーに押しつぶされる夜はなかったのか?「もう女優なんて嫌だ」と思うことはなかったのか?人目や作品の評価が気になって仕方がないときだってあるのでは?――次々に浮かぶ質問を一蹴するかのように、安達さんは「本当に“強い”とはよく言わるんです」と、さらりと話す。9位:小栗旬×成田凌『人間失格 太宰治と3人の女たち』道ならぬ恋のうわさが絶えず、自殺未遂を繰り返しながらも、憎めない、惹かれずにはいられない魅力あふれる太宰を小栗さんが、そして、成田さんが太宰の行動に戸惑いながらも、才能にほれ込む編集者・佐倉を担当した。関係そのままとは言わないまでも、先輩俳優である小栗さんの魅力や立ち居振る舞いに、成田さんが心を寄せていることに違いはなく、インタビューでも嬉々として語られた。そして、現在俳優としても伸び盛り、本作でも未知の顔を見せ、さらには「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍する成田さんの才能を、小栗さんも「作品への溶け込み方が優れている」という最上の表現で、さらりと語ったのだ。8位:香取慎吾×白石和彌監督『凪待ち』白石和彌監督の『凪待ち』は、ファーストショットからガツンと来る。「荒んでる」。昼日中の街を行く主人公・郁男を演じる香取慎吾を見て、まず頭に浮かんだ言葉だ。6月28日(金)より公開される『凪待ち』の中で生きる彼の淀んだ表情を目の当たりにすると、いままでずっと見ていた“慎吾ちゃん”という竜宮城が一瞬にして消え去り、ギャンブルにはまる自堕落な男のリアリティが現れる。だからといって、それが40代を迎えた香取慎吾という人の真実かといえば、目の前にいるその人は当然ながら、郁男ともまた違うのだ。7位:杉咲花『楽園』杉咲花、22歳。おいしそうに回鍋肉を食べていた姿が鮮烈だった少女は、いまや紛れもない演技派女優となった。納得の評価に関しては、2016年、『湯を沸かすほどの熱い愛』での最優秀助演女優賞ならびに新人俳優賞の受賞に代表されるだろう。当時の自身のことを「暗かったですよね(笑)。いまは明るくなったんです」とふり返る杉咲さんは、ここ1~2年で転機を迎えているという。6位:窪田正孝『東京喰種 トーキョーグール【S】』物腰や空気感はやわらかいが、自分の意思はきちんと告げる。誰もができそうでできないことを、窪田正孝はさらりとやってのける。演技にも通じるその佇まいは、主演作はもちろん、助演、脇に回ったときにも光り、心のひだに触れる存在感で魅了する。多くの作品に出演し、様々な監督から信頼を寄せられ、リクエストに応え続けている窪田さんは、インタビューにて「もっと貪欲になるべきかな、と思う」と胸中を吐露した。5位:池田エライザ『貞子』撮影期間中はお腹を壊すくらい自分を追い詰め、金縛りにもあった。泣きのシーンでは床が涙でぬれてしまうくらい涙を流したという。演技という範疇を超えた取り組みは「不器用だから。力加減の調整ができないタイプ」と謙遜するが「学生時代に、チケット代高いなぁと思いながら映画の料金を払っていた体験もあるからこそ、中途半端なものを見せてお金を取ってはいけないと思う。中途半端な気持ちでやっているとお客さんに必ずバレます。私の生活もかかっていますから、いただいた仕事にすべてをかけるのは当たり前」。4位:杉咲花×新田真剣佑×北村匠海×高杉真宙×黒島結菜×橋本環奈『十二人の死にたい子どもたち』映画『十二人の死にたい子どもたち』では、本件が最後のそろってのインタビューになるらしいと告げると、出演する杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈は、即座に名残惜しそうなムードを漂わせた。一緒にいることの心地よさと、慣れ合いではない、ほどよい緊張感が彼らを前にすると伝わってくる。それはそれは、実り多く刺激的な撮影現場だったのだろう。キャリアも性格も容姿も性別もバラバラの彼らだが、同世代ということ、こと芝居にかける熱量がほとばしっている点こそ共通項。インタビューでは、互いへの想いを解放してもらい、存分に本音を語ってもらった。3位:中村倫也×木下晴香『アラジン』実写版『アラジン』“プレミアム吹替版”で主人公アラジン&ヒロインのジャスミンを担当したのが、中村倫也と木下晴香。通常、日本語版ではあまり吹き替えられることのない楽曲についても、本作においては本人たちがしっかり歌っているのも大きなポイント。この日、アラジン、ジャスミンを連想させるエレガントな装いで登場してくれたふたりに、喜びに打ち震えたという『アラジン』日本語版声の出演への想いについて、歌唱について、語り合ってもらった。2位:星野源『引っ越し大名!』音楽家としてはもちろん、俳優、文筆業もこなす星野源。その彼の、実に6年ぶりの主演映画が『引っ越し大名!』だ。実際に江戸時代に行われていた国替え=引っ越し。その理由は様々だが、ささいな出来事をきっかけに国替えを命じられた藩のドタバタを描いた本作。“引きこもり”で“コミュ障”という時代劇としてはちょっと特殊な主人公・片桐春之介を演じている。1位:横浜流星『チア男子!!』横浜流星の存在を広く世に知らしめた、まばゆいばかりのピンクの髪色は、この日、透き通るようなアッシュカラーに変わっていた。聞けば、取材日の前日に色を変えてきたばかりだという。スッと伸びた鼻筋、引き締まった口元、物怖じしない瞳によく似合った。伝えると、横浜さんは屈託のない笑みを広げ、「うれしいです!自分でもお気に入りなんですよ!」とサラサラの髪の毛に手をやり、こう付け加えた。「髪色を変えただけでも、ガラッと雰囲気が変わると言われます。毎回“印象が違う”と言われる俳優になりたいんです」と。1位は2019年大活躍となった横浜流星。2位は『引っ越し大名!』で主演をつとめた星野源。3位は実写版『アラジン』のプレミアム吹替版で見事な歌声を披露した中村倫也&木下晴香。そのほか、若手俳優が集結した『十二人の死にたい子どもたち』キャストや『凪待ち』で主人公を好演した香取慎吾と白石監督の2ショットインタビューなどがランクインしました。来年は作り手たちのどんなエピソードが聞けるのか…乞うご期待!(text:cinemacafe.net)
2019年12月31日東野幸治が司会を務め、芸能人宛てに届いた大量の手紙からゲストの素顔を紐解いていく「拝啓、芸能人さま~手紙がたくさん届いてます~」が12月28日(土)オンエア。今回は成田凌、森田望智、板橋駿谷ら今年注目を集めた俳優、女優を迎える。美容専門学校に在学していた頃、雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルオーディションを受け芸能界へ。昨年末公開の『スマホを落としただけなのに』から『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『愛がなんだ』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』、そして主演作『カツベン!』の公開と多数の映画出演を果たした成田さん。「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」では“国民的キャラ”のひとりともいえる磯野タラオを演じ、「さんまが泣いた日」では明石家さんま役で主演するなど、2019年は怒涛の快進撃を続けた成田さんの恩師からの手紙に書かれていた赤面エピソードとは?また映画『一週間フレンズ』やドラマ「賭ケグルイ」への出演を経て、今年8月Netflixで配信された「全裸監督」で伝説のセクシー女優・黒木香役に抜擢され、日本のみならず世界で注目される存在となった森田さんには“あの大物”から手紙が。さらに森田さんが特技を披露する。大学時代に劇団を立ち上げ俳優として活動開始。『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』や『渇き。』『バンクーバーの朝日』などの映画に出演して着実に実績を重ねていくなかで、今年NHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演。同作で演じた番長役が大きな話題となり一躍人気俳優の仲間入りを果たした板橋さん。そんな板橋さんの“衝撃過去”とは!?また「コロコロチキチキペッパーズ」ナダルへの手紙にはスタジオが騒然。ナダルの“異様な生態”にも注目。様々な映画、ドラマへの出演で2019年を駆け抜けた成田さんだが、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が2020年2月21日(金)より全国東宝系にて公開。成田さんは前作に引き続き連続殺人鬼の浦野役で出演。犯人が捕まったはずの殺人現場から若い女性の死体が再び発見され、事件を追う加賀谷(千葉雄大)は浦野に協力を仰ぐ…という展開。加賀谷の恋人で新たな事件に巻き込まれていく松田美乃里役で白石麻衣が今作より出演する。「拝啓、芸能人さま~手紙がたくさん届いてます~」は12月28日(土)16時30分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年12月28日この1年で、公式インスタグラムのフォロワー数がおよそ10倍の140万人超え、紛れもなく“2019年の顔”となった横浜流星。さらに、初主演映画を含めて6本の映画に参加し、日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた昨年度以上の活躍を見せた成田凌、世代随一の演技力で広く認知された若き才能・清原果耶など、平成から令和へ、時代が変わった今年、映画に、テレビにと大躍進を見せた俳優たちに迫った。横浜流星、“ゆりゆり”で時の人に“どーやん”“藍ごはん”もSNSを席巻「日経トレンディ」が選ぶ「2019年“今年の顔”」、「Yahoo!検索大賞」大賞・俳優部門賞のW受賞、「GQ MEN OF THE YEAR」の「New Generation Actor of the Year」と、2019年をふり返る各賞を受賞した横浜流星。「ワイモバイル」、資生堂「recipist(レシピスト)」、森永「ダース」などCM数は一挙に5社となり、「2019年TV-CM急上昇ランキング」でも第1位となった。1~3月に放送された「初めて恋をした日に読む話」の東大を目指すピンク髪の高校生・由利匡平役をオーディションで獲得して、初めて出演をしたプライムタイム連続ドラマで大ブレイク。クールで物憂げな眼差しと儚げな色気、時折覗かせる気骨さ、あざとすぎるほどの“舌ペロ”などで、深田恭子演じる主人公・春見順子のみならず、年上女性を中心に多くの視聴者を魅了した。1つの役で、ここまで広く、大きく知られるようになった若手俳優の登場は久しぶりかもしれない。1996年9月16日、横浜市生まれ。モデル活動を経て2012年「仮面ライダーフォーゼ」で俳優デビューし、「烈車戦隊トッキュウジャー」にレギュラー出演。その後、『オオカミ少女と黒王子』『キセキ―あの日のソビト―』『虹色デイズ』など話題作に相次いで出演してきた。「技術がないからこそ、真正面からぶつかっていけるところ」が自らの“武器”と謙遜し、「例えば、お芝居が上手い人たちは、毎回同じタイミングで涙を流せたりする。“どうやっているの?感情、どうなっているの!?”と驚くこともあるけど、俺はそういうタイプではない。毎回違うようになるからこそ、ぶつかっていけるところもある」と、シネマカフェが行ったインタビューで語っていた横浜さん。そうやってぶつかってきた結果、ピンク色だけではない、様々な色合いを作品ごとに見せてくれた。大ブレイクの後、スクリーンで彼を見たいと“飢えた”ファンのために(!?)、恋をしたことがない内気少年を演じた『愛唄 ―約束のナクヒト―』、イケイケキャラながらギャップのある『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』、身体能力の高さを見せつけた『チア男子!!』、抑えた演技を見せた『いなくなれ、群青』と、恋愛王道ものから青春ミステリーまで4作の映画が公開。うち3作がW主演を含む主演作品となった。忘れてはならないのが、紆余曲折あって2018年12月に公開された『青の帰り道』(藤井道人監督)だ。群馬県・前橋と東京を舞台に、7人の男女の10年間を描いた青春群像劇は、5月にアップリンク渋谷にて再上映がスタートするや、35回連続満席を記録、その後全国各地でも再上映された。横浜さんの大ブレイクはもちろん、藤井監督らスタッフ・キャスト、何より本作に魅せられたファンたちの草の根的な活動もあり、ソフト化および配信もされている現在でも劇場でかかれば大入り。同作で演じたのは、藤井監督の親友がモデルという、漠然と“デカイことをやる”と粋がっているリョウ。地元に残るも窃盗事件を起こし、上京するもオレオレ詐欺の道へ。だが、根っこには仲間への熱い思いがあり、建前にあらがい、忖度はしない、何物にも染まらない役柄で、結果的に仲間を救い出すキーパーソンとなったその姿は、どこか“ゆりゆり”にも通じるところが。いまとなっては、渋谷スクランブル交差点付近でのロケシーンはなかなかの貴重映像だ。さらに、同作で深まった縁により、藤井監督が手掛ける「amazarashi」の「未来になれなかったあの夜に」のMVに、『L・DK ひとつ屋根の下~』で共演した杉野遥亮や、泉澤祐希、柄本時生らと参加。バンドが空中分解してもなお、音楽にこだわり続けた男性(メンバーの秋田ひろむがモデル)を無精ヒゲや長髪姿で体現。これがまるでショートムービーのようなクオリティで、横浜さん自身も「このチームで映画を創りたい」とコメントするほど。その映画が実現したら、ぜひとも観てみたい。また、2クール連続のドラマ「あなたの番です」に“反撃編”から理系大学院生・“どーやん”二階堂忍として登場。西野七瀬演じる黒島沙和との初々しいイチャイチャ、田中圭演じる手塚翔太との鍋を挟んだ掛け合いなどで最終回まで目が離せない存在となった。「4分間のマリーゴールド」でも、花巻家4兄妹の末っ子・藍役で注目を集め、本格的な料理シーンに初挑戦。序盤の手作り誕生日ケーキやきんぴら、サバの味噌煮から最終回のグラタンまで、食卓に並ぶ「藍ごはん」が「毎週美味しそう」と話題に。2020年は早速1月12日から、「あな番」と同じ日曜ドラマ枠「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」で「今日から俺は!!」の清野菜名とW主演にして連ドラ初主演。吉高由里子とのW主演でキックボクサー役を演じる恋愛映画『きみの瞳が問いかけている』、伊藤健太郎と共演する舞台「巌流島」などが待機し、さらなる飛躍に期待がかかる。成田凌、ミュージシャンやダメ男から活動弁士まで演じ分け躍進の年となった2018年と同様、今年も『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』など話題作ばかりに出演した成田凌は、現在公開中の『カツベン!』で満を持して映画初主演を務めている。1993年11月22日生まれ。2013年より「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍し、翌年「FLASHBACK」で俳優デビュー。社会現象となった「逃げるは恥だが役に立つ」やNHK連続テレビ小説「わろてんか」で注目を集め、新海誠監督『君の名は。』にも声優として出演した。そして2018年、大ヒット作『劇場版コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー 』から井浦新と共同生活を送った『ニワトリ★スター』など、大作からインディーズ映画まで縦横無尽な活躍が魅力だ。埼玉県出身であることから、今年スマッシュヒットとなった『翔んで埼玉』に友情出演して劇場を沸かせたかと思えば、『さよならくちびる』ではそれぞれが複雑な思いを抱えた女性デュオ、ハルレオ(門脇麦と小松菜奈)解散ツアーに同行するマネージャーに。今泉力哉監督と念願のタッグとなった『愛がなんだ』では、スキじゃないのに一緒にご飯を食べたり、一晩過ごしたりできるダメ男、マモル役へのハマりっぷりが“リアルすぎる”と話題に。特に、料理を作る主人公・テルコ(岸井ゆきの)に“肩トン”からの“追いケチャップ”は、日本映画界の流行語大賞となり得る強力ワードとなった。これらの作品で評価された成田さんは、“石原裕次郎を彷彿とさせる将来性豊かな映画デビュー5年以内の新人”を対象にした「日刊スポーツ映画大賞」石原裕次郎新人賞を受賞したばかり。そして、『それでもボクはやってない』『舞妓はレディ』の周防正行監督の最新作『カツベン!』では、映画がまだモノクロでサイレントの「活動写真」と呼ばれていたころに、独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士“カツベン”として大奮闘。約100年前の大正時代にも違和感なく溶け込み、喜劇の中で若き弁士として生き生きと躍動し、猛特訓したという見事なカツベンぶりも披露している。また、スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」での“就活するタラちゃん”役も印象的だった成田さん。浜辺美波と安田顕がバディを組むテレビ朝日系の新ドラマ「アリバイ崩し承ります」では、“見た目だけは”クールな刑事というかつてない役柄に挑む一方、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)では千葉雄大演じる加賀谷刑事と“コインの裏表”のような殺人鬼・浦野を再演する。「同期のサクラ」の脚本家・遊川和彦の第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』(3月20日公開)では初共演の波瑠とW主演でラブストーリーに挑戦するほか、『糸』『窮鼠はチーズの夢を見る』など2020年も公開作が続き、今度は主演男優候補の一角を担う存在となることは間違いない。宮沢氷魚&清原翔、メンノンモデルの活躍に熱視線成田さんと同じく「MEN’S NON-NO」専属モデルであり、今年俳優として広く認知されたのは、「偽装不倫」で4年ぶりの連ドラ主演となった杏の相手役を務めた宮沢氷魚だ。繊細でどこか謎めいている、海外で活躍していたカメラマンという役柄は彼にぴったりだった。1994年4月24日、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの東京育ち。父は「THE BOOM」のボーカル・宮沢和史、母はタレントの光岡ディオンという二世俳優。2017年「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューした。今年は「僕の初恋をキミに捧ぐ」「賭ケグルイSeason2」「偽装不倫」と3本のドラマに相次いで出演し、映画初出演となった『映画 賭ケグルイ』でもギャンブルに反対する「ヴィレッジ」のリーダー・村雨天音役を演じた。184cmのすらりとしたスタイルで黒い衣装を着こなす様は、白装束ばかりのヴィレッジの中で映えに映えた。2020年は今泉監督による『his』(1月24日公開)で、藤原季節と同性カップルを演じる。恋愛映画の旗手といわれる今泉監督が“好きだけではどうしようもない”恋愛のその先を描く同作で、映画初主演。今後の伸びしろに、大いに期待したい。また、成田さんと同じ1993年(2月2日)生まれの清原翔も、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で人気を獲得。綾野剛似の塩顔、クールで現代的なルックスながら、北海道・十勝で牛と共に生きるピュアな“照男兄ちゃん”としてお茶の間を魅了し、「あさイチ」に初登場した際にはギャップのある“きよたんスマイル”に多くのファンが沸いた。2017年「レンタルの恋」で俳優デビュー。映画『うちの執事が言うことには』『PRINCE OF LEGEND』ほか、今年10月期は「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」「死役所」と2作のドラマに引っ張りだこ。1月24日より映画『サヨナラまでの30分』が公開、松下奈緒演じる腫瘍内科医と木村佳乃演じる消化器外科医が登場する新・木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」への出演も決定している。清原果耶中学生から母親役まで!確かな演技力見せる驚異の17歳「日刊スポーツ映画大賞」にて新人賞を受賞したのが、山田孝之がプロデューサーを務めた藤井監督『デイアンドナイト』や、ヒロインの中学時代を演じた『いちごの唄』などで映画ファンを唸らせた若き演技派・清原果耶。NHKドラマ「透明なゆりかご」(2018)の反響も冷めやらぬ中、今年はその圧倒的なまでの演技力が幅広い層に知れ渡った。2002年、大阪生まれ、1月30日で18歳になる。「アミューズオーディションフェス2014」にてグランプリを獲得して芸能界入り、13歳にしてNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主要キャストに大抜擢された。雑誌「nicola」から「Seventeen」へと移籍し、専属モデルとしても活躍中だ。命の誕生の現場に寄り添う若き看護見習いを演じた「透明なゆりかご」は毎回話題となり、平成30年度(第73回)文化庁芸術祭(テレビ・ドラマ部門)大賞を受賞、「東京ドラマアワード」では自身の主演女優賞を含む3冠を獲得(『愛唄 ―約束のナクヒト―』で共演した“ゆりゆり”横浜さんが助演男優賞)。また、今年7月放送のNHK BS「螢草 菜々の剣」では時代劇にも初挑戦した。『デイアンドナイト』で演じたのは、企画・原案・主演の阿部進之介が児童養護施設で心を通わせていく少女・大野奈々。昼は子どもたちのために料理を作り、夜は車の盗難やアコギな裏商売を繰り返す阿部さん演じる主人公・明石と、“親がいない”現実に直面する孤独な奈々の心のやりとりも見どころとなった。また、劇中の役柄・大野奈々名義で、山田プロデューサーが「RADWIMPS」野田洋次郎にオファーした主題歌「気まぐれ雲」を歌唱、透明感のある歌声がエンドロールを優しく包み込んでいる。さらに、連続テレビ小説=“朝ドラ”100作目「なつぞら」で演じた奥原千遥は、登場シーンはそれほど多くなくとも、清原さんが演じたからこそ、より人間味と深みを持ったキャラクターとなった。戦災孤児のなつ(広瀬すず)と千遥の姉妹は幼いころに生き別れになっていたが、第14週(7月1日~6日)では18歳の千遥が北海道・十勝の柴田牧場を訪れ、ひとり去っていくエピソードが涙を誘った。第24週の144回(9月14日)、なつたちが新天地・マコプロで手掛けたTVアニメ「大草原の少女ソラ」が放送されると、なんと母になった千遥が再登場。続く第25週(9月16日~9月21日)では神楽坂の小料理屋の女将として、苦労を重ねた横顔と大人びた姿を披露した。なつや咲太郎(岡田将生)らと空白の時間を埋め合うような会話から、それまで“ちゃんと生きてきた”生き様が伝わってくるような佇まいでもあった。そして、「新鮮なキャラ」「演技が上手い」と話題となったのが、先日最終回を迎えた傑作ホームコメディ「俺の話は長い」だ。主演の生田斗真と姉役・小池栄子、「なつぞら」にも出演していた安田顕、「透明なゆりかご」では婦長だった原田美枝子らによる会話劇の中にあって、全く引けをとらないばかりか、最終回では“母”小池さんさながらの鋭いツッコミをするなど、新たな魅力が開花。2020年は元旦1月1日(水)から、NHK「2020巻頭言 10years after 未来への分岐点」(仮)で次世代の代表としてMCを務める。大ヒットドラマ「あな番」奈緒、「3A」福原遥にも注目朝ドラといえば、2018年前期の「半分、青い。」でヒロイン(永野芽郁)の親友・菜生を演じて注目され、今年は「あなたの番です」の“尾野ちゃん”こと尾野幹葉役で一躍ブレイクした奈緒。先日、永野さんとの久々の2ショットがSNSにアップされるや、瞬く間にネットニュースにもなった。1995年2月10日生まれ、福岡県出身。地元でモデルをしていたが、脚本家・野島伸司が総合監修を務める俳優養成スクール第1期生に合格、女優としての道を本格的に歩み始める。今年は連ドラ初主演となった「のの湯」で幕を開け、10月期の「まだ結婚できない男」などにも出演し、前川知大(劇団イキウメ)×山田裕貴主演「終わりのない」で初舞台を体験したばかり。「あなたの番です」では2クール通して出演、当初は翔太(田中圭)、やがては二階堂(横浜さん)に一方的に好意を寄せる粘着質なキャラや、二階堂と交際し始めた黒島(西野七瀬)に緑色の“毒霧”をお見舞いするなど、その奇怪な言動が毎回話題に。交換殺人ゲームを発端にした連続殺人の“容疑者”の1人として、翔太たちのみならず、視聴者をも撹乱させた。そんな奈緒さんの初主演映画『ハルカの陶』が現在公開中だ。同名コミックの映画化で、奇をてらったストーリーでもなく、殺人事件も起こらず、備前焼に魅せられて人生が変わった女性が新たな1歩を踏みしめていくまでを描いた陶芸映画。現・朝ドラ「スカーレット」は滋賀県甲賀市の信楽焼だが、こちらは岡山県備前市が舞台となり、実際の工房や窯で撮影が行われた。本作では、役を離れたときの話しぶりのように柔和でありつつも、芯の強さと情熱を感じさせる主人公を好演。特に、“私だって覚悟を決めてやってきた”と叫ぶシーンは、女優になるため福岡から一念発起して上京してきた奈緒さん自身の姿にも重なる。今後は、「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔が主演する日本テレビ系深夜ドラマ枠「シンドラ」の「やめるときも、すこやかなるときも」が2020年1月20日深夜よりスタート。又吉直樹の恋愛エッセイの映画化『僕の好きな女の子』、吉原の花魁を演じる『みをつくし料理帖』などが公開される。一方、「ニッポンノワール」との連続性が話題となった、1月期に放送された「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も2019年を代表するドラマ。菅田将暉演じる教師のもと、生徒役にブレイク必至の若手俳優たちが勢揃いし、それぞれが新境地を見せる中、NHK教育(現・Eテレ)「クッキンアイドル アイ!まい!マイン!」で“まいんちゃん”として親しまれた福原遥の号泣演技に多くの人が驚愕することに。1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。「3A」後の活躍ぶりは素晴らしく、『4月の君、スピカ。』では佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と、現在公開中『羊とオオカミの恋と殺人』では杉野遥亮という、話題の若手俳優とW主演。『映画 賭ケグルイ』では主演・浜辺美波や高杉真宙、矢本悠馬、森川葵らが熾烈な演技合戦を繰り広げる中で豹変演技も。主演ドラマ「コーヒー&バニラ」 、「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」、そしてシチュエーションコメディ「ウレロ☆未開拓少女」にも加わるなど、多彩な顔を見せてくれた。桜井ユキ、時代がようやく彼女に追いついた!?最後に、大活躍した桜井ユキも挙げずにはいられない。ドラマでは、「絶対正義」では山口紗弥加演じる“正義モンスター”に疑念を抱くジャーナリストに、「東京独身男子」では斎藤工と滝藤賢一から惚れられる敏腕弁護士に、初主演作「だから私は推しました」では白石聖演じる不器用な地下アイドルを“推す”アラサーOLに、そして「G線上のあなたと私」ではバイオリン教室の講師を演じ、配信も含めると7作もの作品で輝いた。1987年2月10日生まれ、福岡県出身。2011年、24歳で女優デビューする。2013年から活動の場を映画に移すと、『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』の園子温監督をはじめ、三池崇史、石井岳龍ら日本映画界の名だたる鬼才監督の作品に出演。月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)が連ドラ初出演、高橋一生と妖艶なラブシーンに挑んだ『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ-』(2017)で映画初主演を飾った、いわゆる“遅咲き”。松坂桃李×三浦大輔『娼年』にも“顧客”の女性として出演しており、体当たりの演技には定評がある。今年は、ドラマ版に続いて映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』に登場、22歳の新鋭・井樫彩監督の『真っ赤な星』(小松未来とW主演)などのほか、『マチネの終わりに』では福山雅治と石田ゆり子の恋に割って入り、一途な思いのあまりに2人の運命を変えてしまう役柄で強い印象を残した。これらの活躍により、第44回報知映画賞・助演女優賞にノミネートされている。一方、「G線上のあなたと私」では、波瑠演じる主人公・也映子や松下由樹演じる夫・姑との関係に悩む幸恵をバイオリンの世界に引き込む眞於先生に。中川大志演じる理人から片思いされ、公私ともに挫折を経験した女性を柔らかく、繊細に演じ、いくえみ綾の世界観にもハマる存在であることを実証してみせた。ソフトバンクの新CM 「恋人がサンタクロース」篇では、大根仁監督のもと田中圭と共演。パパラッチに追われる田中さんが待ち合わせていたのは、サンタ…に変装した“恋人”桜井さんという設定で、早くも「かわいすぎる」との声が続々。どんな役も自分のものにしてしまう実力派に、ついに時代が追いついてきた、と言っても過言ではないだろう。(text:Reiko Uehara)
2019年12月26日タレントの安田美沙子が、17日に投稿したインスタグラムで、続々と寄せられている共感や励ましの声に感謝の思いを伝えた。2歳の息子を持つ安田は前日のインスタで、「怒鳴っちゃいけない、怒鳴っちゃいけない。。そう誓ったのに、新幹線で怒鳴ってしまって自己嫌悪。人目をはばからず泣きながらパパに電話。どうしていいか分からなくなっちゃいました」と告白。乗車時に居合わせたお笑いコンビ・NON STYLEの石田明がベビーカーや荷物を運んでくれたことに感謝しつつ、「なのに、なのに、イライラしてしまう私。説得して、分かってもらう手法を取りたくとも、周りに迷惑をかけてしまうと余裕が最近なくなってしまう。こんなに大好きなのにね。ごめんね、こんなママで」と息子に対して感情的になってしまったことを猛省していた。この投稿に対し、「みんなそうなんだと思います」「そんなにご自分を責めないでください」「どんな年齢になっても育児の悩みって尽きません」「凄く分かります。私も自分の心に余裕がないとカッとなって怒鳴ってしまう」「ものすごーく分かりますよ!」「大丈夫!! みんな同じですよ」などの温かい声援が次々に書き込まれた。再びインスタを更新した安田は、「皆さん、沢山の共感、そしてあたたかいお言葉心からありがとうございます。みんなの経験を読ませて頂いていたらまた涙腺が。。泣き虫です、昔から。沢山の先輩ママ、とっても偉大で、尊敬しない日はありません。皆さんの知れない時間を知ることが出来て、とても救われました。ありがとうございます」と感謝。「どこまで分かってくれてるのかは分からないけど、仲直りしようね、大好きだよ、ぎゅ。と伝えてみました。今日は何度も、『ママ、すき!』といつになく言ってくれて。本当に好いてくれているのだなぁと」と実感しているようで、「また、弱音を吐いてしまうかもしれないけど、これも成長と思えるように頑張ろう」と前向きな思いをつづった。「今日も怒らなかったかと言えばうそになります。笑」と気丈に振る舞う安田。「晩ごはんは笑顔になってほしくて一緒に新幹線作りました。心から喜んでくれてた」と報告し、2つ並んだ“新幹線型おにぎり”の写真をアップしている。
2019年12月17日12月8日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に俳優の成田凌がゲスト出演。番組では美容師志望から俳優となった成田さんのプライベートの散髪に密着するほか、スタジオには“天敵”も登場。話題の俳優、成田さんの素顔に迫る。美容専門学校に通っていた頃、「MEN’S NON-NO」のモデルオーディションに応募。これがきっかけとなって芸能界入りし、モデルからキャリアをスタート。元々俳優志望だったこともありモデルから俳優へと活動の幅を広げ、社会現象となった「逃げるは恥だが役に立つ」などに出演。200億円を超える興行収入をあげた劇場アニメ『君の名は。』に声優として出演したほか、映画『キセキ -あの日のソビト-』などの映画にも出演。「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー 3rd season」、連続テレビ小説「わろてんか」などで知名度を飛躍的に上げた成田さん。そんな成田さんの大量の眼鏡コレクションに、自宅では裸族でタオルが命…など強すぎるこだわりが溢れるプライベートを一挙大放出。またプライベートの散髪でみせた独特すぎるオーダーにも注目。芸能界の交友関係も公開。苦手な先輩俳優「C」に、抱かれたい人「T」、謝りたい俳優「O」とは!?さらにスタジオには“天敵”も登場。天敵とは果たして…!?そのほかにも「電車でチュー」など衝撃エピソードから幼少期のかわいい貴重映像まで、いま注目の俳優、成田さんの素顔をたっぷりと紹介していく。成田さんの映画初主演作にして周防正行監督5年ぶりとなるオリジナル作品となる『カツベン!』は、およそ100年前、映画がまだ「活動写真」と呼ばれ、サイレントでモノクロだった時代に、楽士の奏でる音楽とともに独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士“カツベン”の姿を描く物語。成田さんのほか黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾らも出演、12月13日(金)より全国にて公開となる。「おしゃれイズム」は12月8日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年12月08日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」の12月5日(木)今夜の放送回に、映画『カツベン!』から成田凌、黒島結菜、音尾琢真の3人がゲスト出演。また「いきものがかり」も登場する。「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして活動を開始する一方、「逃げるは恥だが役に立つ」への出演などで俳優としても注目されるように。「コード・ブルー 3rd season」に連続テレビ小説「わろてんか」、『翔んで埼玉』などヒット作への出演が続く成田さん。映画『ストロボ・エッジ』や連続テレビ小説「マッサン」に出演、「時をかける少女」では主演を務め、その後も『サクラダリセット』シリーズのヒロインや『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』『十二人の死にたい子どもたち』などの映画から放送中の「死役所」まで幅広く活躍する黒島さん。「TEAM NACS」のメンバーで、『孤狼の血』『凪待ち』『ひとよ』など白石和彌監督作や三池崇史監督作『無限の住人』、原田眞人監督作『検察側の罪人』といった注目作に立て続けに出演するほか、日曜劇場「陸王」に連続テレビ小説「なつぞら」など多くの作品に出演する音尾さん。今回は本番組初登場となる3人の意外と知られていない本当の素顔を櫻井さんが徹底解剖。有吉さんも大喜びしたまさかの事実とは?さらに成田さんが苦手な◯◯を催眠術で克服できるかチャレンジする。また「いきものがかり」はメンバー個々の知名度がないという悩みを抱えて登場。ボーカルの吉岡聖恵は事務所NGだったモノマネを解禁、爪痕を残そうと奮闘する。大ヒット曲を生み出し続ける彼らの素顔にも注目だ。成田さん、黒島さん、音尾さんが出演する『カツベン!』は、周防正行監督5年ぶりとなるオリジナル作品でおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった時代、楽士の奏でる音楽とともに独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士、通称“カツベン”を主人公にしたストーリーが繰り広げられる。『カツベン!』は12月13日(金)より全国にて公開。「櫻井・有吉THE夜会」は12月5日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年12月05日“女”に怒る“女”たちが集結、女性が女性に対して感じている不平不満をただ吐き出しまくるストレス解消バラエティー「女が女に怒る夜【令和元年愚痴納めSP】」が12月2日(月)今夜オンエア。今回は山田裕貴、清原翔、眞栄田郷敦がゲスト出演する。「あなたにも嫌いな女いませんか?」――これまでもスペシャル番組として何度か放送されてきた本番組が好評に応えこの度再びオンエア。司会を「くりぃむしちゅー」上田晋也が務め、いとうあさこ、大久保佳代子、田中みな実、MEGUMI、若槻千夏、「納言」薄幸、「マキシマム ザ ホルモン」ナヲ、西原啓子、ファーストサマーウイカ、一龍斎貞鏡、岡田サリオ、高橋あやな、丸山礼といった面々がスタジオに集い、日頃の不平不満はもちろん、今回は“女”にうるさい女性芸能人が女目線でみた「イイ女」について真剣に考える企画などで盛り上がる。またスペシャルゲストとして、戦隊ヒーロー「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビューすると、超ビッグヒットコンテンツとなった「HiGH&LOW」シリーズをはじめ、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『万引き家族』や『となりの怪物くん』『虹色デイズ』、連続テレビ小説「なつぞら」など幅広い作品に出演する俳優となった山田さん。「MEN’S NON-NO」モデルから演技の道へと活動の場を広げ、「兄に愛されすぎて困ってます」や「PRINCE OF LEGEND」シリーズなどで注目される俳優へと成長。「HiGH&LOW」シリーズや「なつぞら」で山田さんと共演経験もある清原さん。千葉真一の息子にして新田真剣佑の弟という俳優一家に育ち、映画『小さな恋のうた』や、この夏日本に感動を巻き起こし、ラグビーワールドカップブームを牽引した「ノーサイド・ゲーム」などでいま注目される眞栄田さんを迎えてお届けする。スペシャルゲストの山田さんは「ZIP!」12月の金曜パーソナリティーに就任。山田さんの出演する「ZIP!」は毎週金曜日5時50分~日本テレビ系で放送。清原さんはドラマ「CHEAT チート ~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」に出演中。こちらは毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系で好評放送中。眞栄田さんの映画最新作『午前0時、キスしに来てよ』は12月6日(金)より全国にて公開。「女が女に怒る夜【令和元年愚痴納めSP】」は12月2日(月)今夜21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年12月02日劇作家、つかこうへい没後10年に合わせて実施される「つかこうへい演劇祭」。その第1弾として来年1月から2月にかけて東京・大阪で「飛龍伝2020」が上演される事が決定した。1973 年に発表された『飛龍伝』は学生運動の真っ只中を舞台にした物語。1974年青山・VAN99 ホールで(平田満、故・三浦洋一など)の出演者3人のみで上演され、1980 年には紀伊國屋ホールで、つかこうへい3部作の中の1本として上演され、つかこうへいの隠れた名作として愛された。今回、全共闘40万人を束ねる委員長、神林美智子を務めるのは、欅坂46キャプテン菅井友香。全共闘作戦参謀の桂木純一郎役に『熱海殺人事件』で木村伝兵衛役を務めた味方良介。敵対する機動隊員山崎一平役を務めるのは『新・幕末純情伝』、『熱海殺人事件』にも出演したお笑いコンビ「NON STYLE」の石田明。演出は岡村俊一が務める。公演は1月30日(木)~2月12日(水)まで、東京・新国立劇場 中劇場、2月21日(金)~23日(日)まで、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールにて。また、「つかこうへい演劇祭」では3月半ばから新宿・紀伊國屋ホールにて『熱海殺人事件 ザ・ロンゲストスプリング、モンテカルロイリュージョン』。そして命日にあたる7月には新宿・紀伊國屋ホールにて『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』を上演する。■「飛龍伝2020」1月30日(木)~2月12日(水)新国立劇場 中劇場(東京都)※1月29日(水)プレビュー公演2月21日(金)~23日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール(大阪府)作:つかこうへい演出:岡村俊一出演:菅井友香(欅坂46)石田明/味方良介/細貝圭/小柳心/久保田創/小澤亮太/須藤公一/大石敦士/吉田智則 ほか
2019年11月29日TBS系ドラマ『4分間のマリーゴールド』(毎週金曜22:00~)の女子高生役でも話題のモデル・鈴木ゆうかが、20日発売のコンパクト版ファッション誌『non-no』1月号(集英社)で初の表紙を飾った。鈴木は2014年から同誌の専属モデルを務め、憧れを抱き続けていたカバーモデル。誌面では、2020年に向けて意気込みを語る初のロングインタビューも掲載されている。鈴木は、「“non-noの表紙が決まったよ!”とマネージャーさんに言われた時は全然聞き取れませんでした。驚きすぎて理解できなかったのだと思います。笑」と歓喜の瞬間を回顧。「憧れだったnon-noの表紙を飾らせていただけるというのは、正直モデルのお仕事を始めて一番嬉しい出来事です!!!」とあらためて喜びを伝えた。また、「表紙の撮影は普段の撮影よりも緊張してしまいました。でもいつもお世話になっているスタッフさんとの撮影だったのですぐに慣れて、素敵な表紙になったと思います!」と手応えも感じたようで、「たくさんの方々に届きますように」と呼びかけている。1996年10月1日生まれ、東京都出身。医療脱毛・レジーナクリニックのCMで見せたダンスや、AbemaTV『オオカミちゃんには騙されない』がネット上で話題に。『4分間のマリーゴールド』では、横浜流星演じる花巻藍に思いを寄せる女子高生を好演している。
2019年11月20日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が16日、オフィシャルブログを更新し、相方・井上裕介の熱愛報道に言及した。この日『NEWSポストセブン』により、NON STYLE・井上裕介と「桐谷美玲似美女」の交際が報じられた。石田は「デート報道?」と題し、同記事の配信先・Yahoo!ニュースの見出しを引用し、「めでたいことじゃないですか」「もう40歳手前ですからね」と相方の熱愛を祝福。さらに、「これが本当なら早急に『彼女ほしい』とかいうネタを作りかえねばですね」「いやー、めでたいわ。ほんとなら」と漫才の内容を変更することも覚悟しているようで、記事中の写真に触れ、「彼がかぶってる帽子のようにGOOD LIFEが続けばいいですね」とつづっている。2012年に一般女性と結婚し、2017年8月に双子の女児が誕生した石田。今年の「第9回イクメンオブザイヤー2019」で表彰され、授賞式後の囲み取材で相方の恋愛事情について聞かれると、「結婚したいとは言ってますよ。僕が子供の動画とかをついつい楽屋で見ちゃうじゃないですか。ホンマに悔しそうに楽屋から出ていく」と笑いを誘い、「井上のことはあまり知らないので。興味はあるんですよ? でも、昔からあいつ秘密主義なんです。もしかしたらいるんじゃないですか」とコメントしていた。
2019年11月16日11月7日放送の「VS嵐」(フジテレビ、水曜19時~)は通常の放送内容とは異なり、来週放送の3時間スペシャル「Mr.VS嵐」に向け、チーム分けのドラフト会議を行いました。「Mr.VS嵐」は番組史上初、嵐のメンバー同士が戦う内容となっており、今週のドラフト会議では、亜生さん(ミキ)、井上裕介さん(NON STYLE)、伊野尾慧さん、上田竜也さん(KAT-TUN)、狩野英孝さん、岸優太さん(King&Prince)、増田貴久さん(NEWS)、三宅健さん(V6)、山崎弘也さん(アンタッチャブル)、吉村崇さん(平成ノブシコブシ)の中から、嵐の5人が自分のチームに入れるメンバーを真剣に選出しました。その結果、以下のようなチーム編成に。チーム相葉:三宅健さん、狩野英孝さんチーム松本:岸優太さん、亜生さんチーム櫻井:上田竜也さん、井上裕介さんチーム大野: 吉村崇さん、伊野尾慧さんチーム二宮:山崎弘也さん、増田貴久さん同じジャニーズ事務所の先輩後輩が各チームに分けられたことにより、それぞれのファンもツイッターでは大盛り上がり。グループや入所歴の垣根を超えたシャッフルチーム編成。どのようなチームワークを見せるのか、来週の放送が楽しみですね。また番組内では嵐からの重大発表として、相葉さんが2019年12月4日と11日に行われる「FNS歌謡際」の司会を務めることも発表されました。これには「おめでとう」「最高にうれしい発表」と祝福の声が相次ぎました。最近うれしい発表続きの嵐。来週の「VS嵐」も目が離せません!
2019年11月08日若手女優・杉咲花が、「世にも奇妙な物語’19秋の特別編」内の一編「鍋蓋(ふた)」で初主演を飾ることが明らかになった。本作は、ある会社員女性がショッピングサイトでオススメされた商品を買うことで幸運を手にしていくが、やがて奇妙な世界に巻き込まれるという、ダークなシンデレラストーリー。そんなおとなしくて彼氏なし、少し地味な会社員・古川直美を演じるのが、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「花のち晴れ~花男 Next Season~」、現在公開中の『楽園』にも出演する杉咲さん。「小さいころから見ていたドラマに出演させていただくことができて、うれしかったです」と今回の出演を喜んだ杉咲さんは、「直美の、少しずつ歯車が狂っていく姿にハラハラさせながらも、奇妙な展開に思わず笑ってしまいました」と明かす。そして「タイトルでもある“鍋蓋”がどのように登場するか、是非注目していただきながらドラマを楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。さらに、同僚で直美とは正反対に華やかで、女子社員たちの話の中心になり、彼氏や彼氏候補が何人もいる手嶋由佳を、本番組初登場となるモデルで女優の石川恋。直美、由佳の憧れの先輩・荒井敦を、雑誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして活動後、「テラスハウス」などに出演、今回フジテレビドラマ初出演となる岩永徹也が演じる。「鍋蓋」あらすじある日、直美がパソコンを開くとネットショッピングサイトから「よりよい人生を送りたいと思っているあなたに新サービス!あなたへのおすすめプラチナム」というメッセージとともに、オススメの商品が通知されていた。特に興味もなくやりすごす直美だったが、何度も送られてくる通知により、つい購入してしまう。するとそれは、憧れの先輩・荒井のお気に入りのキャラクターグッズだった。翌日、そのグッズをきっかけに初めて荒井に話しかけられる。それから、サイトに勧められた商品を購入するたびに、直美には次々と幸運が舞い込み、周囲からも感謝される存在になる。唯一不可解なのは使い道が分からない“鍋蓋”をオススメされたこと。そしてついに荒井と2人でデートをするまでに。しかし、荒井と同僚の由佳が仲良さそうに帰宅しているところを目撃してしまう…。「世にも奇妙な物語’19秋の特別編」は11月9日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月26日ドラマ『偽装不倫』で見せた大胆な愛情表現、切ない表情、甘い笑顔。世の中の女性たちの心をわしづかみにした宮沢氷魚さん、25歳。彼が、その深く澄んだ瞳で見つめる色気のかたちとは。クールな佇まいや憂いを帯びた眼差しから醸し出される宮沢氷魚さんの色気。「自分の中にあるとはまったく思ってこなかった」と言いつつも、年上女性との恋愛を描いたドラマ『偽装不倫』出演を経て「色気というものがぼんやりと見えてきた気もします」と話す。「モテるキャラクターである伴野丈に説得力を出すには色っぽさが大切だと思い、大人っぽい色気を持っている、モデル仲間の成田(凌)くんや柳(俊太郎)くんと、撮影前、ごはんを食べに行ったんです。直接的な質問をしたわけではないので、二人は色気を研究したかった僕の意図には気づいていないはずですが(笑)。会話しながら思ったのは、二人は自分の行動や考えに確固たる自信と責任を持っているということ。そこから生まれる余裕が、色気に繋がっているのだとヒントをもらえました。あのドラマでは、人気原作のイケメンキャラクターを演じる責任をいい意味でのプレッシャーに変えることができ、それを色気に繋げられたかなと感じます」実際、ドラマの放送中、たびたび「伴野丈の色気がすごい」という嬉しい感想を耳にしたそう。「もちろん、キャラクターを褒めてくれた言葉なんだってわかってます。でも、僕自身にまったく色気がなかったら画面には映らないと思うし、伴野丈への褒め言葉のうち、3割くらいは僕に向けられているはず…と捉えています(笑)。それに、ドラマの撮影が終わって久しぶりに雑誌の撮影をしたら、デビュー時から撮ってもらっている男性カメラマンに『惚れちゃいそう』って言われたんです。男性からもカッコいいと思ってもらえる空気が僕から出てきているんだとしたら、すごく嬉しいですね」落ち着いた声、長い指先。宮沢さんには色気に繋がる要素が溢れている。自覚があるものは?と尋ねると、答えは「清潔感かな」。「小さなことですが、爪を切るとか、身だしなみは意識してます。部屋もきれいにしていたくて、2日に一回は掃除機をかけます。ゴミが溜まる透明な部分に埃や髪の毛が吸い込まれていくのを見るのが好き。そして、そこをいっぱいにして捨てるのが気持ちいい!」逆に、自分にはまだ足りないと思う、色気の必要条件は「経験」。「たくさんの経験を積み、自分の弱さやカッコ悪い部分もすべてさらけ出せる人に、不思議と吸い込まれそうになるんです。自分を知るって一番難しいこと。知れたとしても、自分のすべてを表現することに、僕はまだ怖さがあります。もっと経験を積まないと」俳優として、経験を積み上げている真っ最中。そのスタートとなったドラマ『コウノドリ』で主演を務めた綾野剛さんは、宮沢さん曰く、「色気の塊」。「“綾野剛”という生き方に対する自信と潔さを行動から感じます。買い物ひとつとっても、男気がすごいんですよ。ドラマ初出演のお祝いに、表参道に連れていってくれて『好きなサングラスを選んでいいよ』と。僕が、一緒に買い物できるだけで十分ですと言っても、『選ぶまで帰らないよ』とさらっと仰る。その潔さに惚れました」幼稚園から高校までインターナショナルスクールに通い、大学2年間はアメリカへ。アメリカと日本で、色気に違いはある?「あちらの男性は、肉体によって色気を表す人が多いように感じました。シックスパックの筋肉質な体がひとつのステイタスになっていて、ファッションにしても、タイトな白Tシャツにピチピチのデニムで、ボディを強調するスタイル。僕は見ての通り細いので、『中学生か』とか『男じゃない』とか、めっちゃイジられましたよ。まったく気にしませんでしたけどね。筋トレが大嫌いで、ジムに行くというオプションすら僕の中にはなかったので(笑)。女性にしても、アメリカではスタイルがいいことが、色気があってセクシーと捉えられていたような気がする。僕自身は、女性の透明感やピュアさに色気や美しさを感じます」女性に対して惹かれるそうした気持ちを、初主演映画『his』でゲイ役を演じたときには、恋人役の男性俳優・藤原季節さんにも向けることができたそう。「僕自身の恋愛対象は女性だけれど、ちゃんと季節くんを恋愛対象として見られなければ演じられない役で、すごく悩みました。でも結局、LGBTQについて知ろうと熱心に研究し、真っすぐ向き合う季節くんの姿が人として美しくて、好きだなって思えたんです」育ってきた環境の中で、さまざまな国籍、人種、バックグラウンドを持つ人たちと出会ってきた。「そのおかげで、人それぞれ違うことを自然と受け入れられるようになりました。もちろん、人間なので先入観で判断しそうになることもあります。でも、僕と違うからと突き放さず、その人を理解する努力はしているつもりです」宮沢さんの透明感のある色気は、こうした柔軟な心の在りようから生まれているのかもしれない。みやざわ・ひお1994年4月24日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ出身。2015年、『MEN’S NON-NO』専属モデルとしてデビュー。’17年、連続ドラマ『コウノドリ』で俳優デビュー。初主演映画『his』は’20年1月24日公開ジャケット¥319,000パンツ¥144,000レザーベルト¥60,000シューズ¥101,000*すべて予定価格(以上プラダ/プラダ クライアントサービス TEL:0120・45・1913)※『anan』2019年10月23日号より。写真・畑中孝弘(UM)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・スガ タクマ取材、文・小泉咲子撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2019年10月19日ノントーキョー(NON TOKYO)は、ブランド初のランウェイショーを開催。Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S2日目となる2019年10月15日(火)に2020年春夏コレクションを発表した。幼き頃、一度は耳にしたことがあるのでは…?ショーの始まりは心躍る、セーラームーンの音楽からスタート。主題歌のイントロだけをサンプリングしたというオリジナルのミュージックは、これから始まるショーへの期待を高めてくれた。ファーストルックは、セーラー戦士さながらのライティングとともに登場。サーチライトでモデルが見え隠れする演出は、エンターテイメント性がたっぷりだ。女の子のヒーロー「愛の戦士」現れたのは、キラキラ、フリフリ…の“女の子が大好き”がつまったドレス。超ボリュームのパフスリーブワンピースにはたっぷりのフリルをあしらっている。ピュアな純白のドレスには、リボン型のカラフルストーンピアスをコーディネート。女の子なら一度は憧れた、そんなキュートなヒーローの姿がそこにはあった。今季はセーラームーン、プリキュアなど、女の子のヒーローが着想源。花柄、オーガンジー、キラキラのストーン、リボン、フリル…などカワイイを全部詰め込んで「愛の戦士」を作り出した。“カワイイ”が詰まったヒーロールック白色のノースリーブドレスやカラフルなティアードドレスなど、フェミニンなウェアを多数ラインナップ。カジュアルなTシャツには、フリル付き胸ポケットをあしらい、フーディはフレアなAラインに整えることでキュートにアレンジしている。ワイドパンツはこれでもかと生地をたっぷりと使って、ロングスカートさながらのフォルムに。ただ、カワイイを追い求めるのではなく“戦士”の要素は、迷彩柄のロングコートやベストといったミリタリーウェアで表現。強くなりすぎないよう、迷彩柄の上には大ぶりな花模様を重ねて、女の子らしさを織り交ぜた。得意のリメイクでスニーカーがヒールにノントーキョーが得意とするリメイクは、フットウェアで顕著に表れた。ユーズドのスニーカーを解体して、シューレースを3つあしらいカスタム。さらに、機能性を追求したスポーティーなソールから、ピンヒールやウエッジソールへ変えて、女の子のためのスポーティシューズを完成させている。ヒーロー戦士さながらのヘアメイクこれまでルックや展示会で新作を披露していたノントーキョーが、ショーを行うにあたりこだわったのはエンターテイメント性。音楽、照明はもちろんだが、セーラームーンを想起させるキュートなヘアや、マットなピンクリップ、ハートモチーフを隠したメイクからも、デザイナー市毛綾乃の強い思いが感じられた。
2019年10月18日脚本家・演出家・俳優として活躍する、気鋭の表現者・濱田真和の2019年の新作舞台「365日、36.5℃」は、田舎街で起こった小さな事件にまつわる少年たちの物語だ。「喪失と再生の青春群青劇」という濱田本人の言葉もあり、一筋縄でいかない雰囲気がプンプンするが、主役の“輪星”を演じるのは、MEN’S NON-NOの人気モデル・三宅亮輔。稽古初日から3日目、役作りに悩みもがく彼の等身大の姿を、ありのままに紹介しよう。「僕のスタートは、MEN’S NON-NOのモデル。それからモデルとして3~4年活動していて、演技をすることになって、今でちょうど1年くらいですかね。楽しくやっているんですけど……正直、今回の舞台はやっぱり、一番キツいなって思います。キツいだけだと語弊があるかな、なんて言うんだろう……一番、思いは強い。だからこそキツい」初主演の舞台に緊張感が高まっているからと思いきや、そういうわけではないという。「初主演って言っても、周りがすごいことをされている方々ですから、そこにこだわりはないです。ただ、今年で24歳になったんですけど、『365日、36.5℃』の中で僕は輪星をいうキャラクターの14歳から24歳まで演じるので、ちょうど重なってきます。僕の14歳からの数年はサッカーばかりで、大会で涙したりのスポーツ少年の青春だったんですが、これまでの24年間のいろんなものを活かせていける、いいタイミングのお仕事だなと思います」主人公・輪星に決まったのはオーディション。脚本・演出の濱田真和との対話がある意味、象徴的な出会いだった。「オーディションは呼んでいただいたんですが、1時間枠があって。事前に台本をもらっていたけど、それをやったのは最後の15分くらいかな。本当はもうちょっと早く台本読みに入りたいなってたぶん、皆さん思われていたんでしょうけど、ただなんか延々と濱田さんと話してしまいました。濱田さんと僕はなんというか、“近い”んです。距離が近い、割と似ていると言えば似ている。濱田さんからもそれは言われました。あとは芝居に取り組む姿勢がいいとかも言ってたような……。まあ濱田さんは元美容師でいろんな経験をしていて、俳優もされてて、更に趣味がいろいろあるから、話がつきない。僕も趣味とか洋服の話とかさせてもらって。結局、気づいたら45分たっていました。しゃべり過ぎた(笑)」濱田の話を聞く態度に、感銘を受けての45分だったそう。「僕、金魚が好きなんで金魚の話をブワッてしたんですが、濱田さんが食いついてきてくれるんです。濱田さんって誰にでも対等に話すし、付き合ってくれるんですよね。でもそうじゃない人って世の中いっぱいいますよね。年齢というより、性格?怖い人とか上からくる人とか、いるじゃないですか。でも濱田さんはそれがぜんぜんなくて、面白かったしやりやすかった。ただ脚本の抜粋をやったら『あー、難しいなこれ』って内心思いました(笑)。同時に『これができたら、絶対に今後の仕事にも人生にも意味がある』とも思ったけど」更に濱田に惹かれたのは、彼の情熱、そして人生に圧倒されたから。「なんか濱田さん自身の言葉というか、熱量がね、すごかった。脚本に関することで言えば、死がテーマになっているのだけど、その中で彼自身の体験が書かれていて、想像を絶するような人生を歩んできてるのがわかって……僕にはないことがたくさん詰まっていた。震災のことも入っていて、なんか、嘘つけないなって思いました。まあ、ご自身のことはメインというより裏テーマだみたいなこと、言ってましたけどね。あとワークショップ的なことをしたときに、キャスト全員で丸くなって、それぞれの身近な人が亡くなった話をしたんですが、その時にこれはやっぱり、半端なものはできないとわかりました。僕は身近な死の経験がなかったんですが、段階を踏んで役に入るきっかけになりましたね、あれは」しかし役作りはそう簡単ではなく、このインタビューの最中も悩みの真っただ中にいた。「今日で稽古を3日間くらいやっていますけど、正直あんまりというか……どんどんわからなくなる。話自体の理解というより、たぶん輪星という人物に対しての理解がつかめないのかな。なんかこう、わかりそうでわからなくて、でも投げ出す気はもちろんなくて、それはやっていきますけど、やっているうちにわからなくなる。濱田さんと話していると、内容はわかりやすいはずで、演じるポイントもあるはずだけど、わからない。難しいと思わないようにしているけど、難しい。稽古中、なんか物が食べられないんです、今。精神的にお腹がすいてられないのかな。まあ、帰りに焼肉食べたりしてますが(笑)」▼稽古中の三宅さんその中で、一筋の光がチラリと見えたこともあったようで……。「僕の『わからない』と、輪星の『わからない』がクロスしたんですよ、昨日の稽古で。よくわからないと思いながらしゃべっていたら、最後に『わかんねえ』ってセリフがあって、なんか一瞬、感覚的に自分と役とが合わせられたという確信があった。そういうのが、連続していければいいのかなって思うけど、どうなるかなあ。青春群青劇って銘打っていますけど、どう演じるのか全部は見えない。演じるにあたり僕は僕のままでいたいし、一番輝いていたいから、一所懸命やるしかないですけどね。それほど長くはない役者史上とはいえ、間違いなく一番難しい役です。オーディション決まりましたってなったときは、楽しい期待ばっかりだったけど、今は『ヤバい、これやるのか俺』ってなってる(苦笑)。でもこの1ヵ月でまた変わるかもしれないから、先はわからないですね」ここまで聞くと「365日、36.5℃」が難解で暗い話のようだが、決してそうではない。「僕は、簡単に言えばすごく感動したんです。想像しながら脚本を読んで、感動して、これをやれたらすごいなって思いました。これを演じきれたら何でもできるんじゃないかってほど。手話を使っていたり、いろんな人が亡くなっていたりと、シリアスな場面や暗い場面もあるけれど、笑えるところもあるし、決して後ろ向きじゃない。昔はいろいろあったけど、ちょっと笑ってまではいかなくとも、普通に話せるようになるよね、みたいな感覚、覚えがありません?結局は明るい未来につながっていく、行かざるを得ない、そんな作品です。あとね、キャラクターがとにかく立っているので、絶対にお客さんは誰かに寄り添える。結果として、キャストと同じ目線・同じ反応をしてもらえるんじゃないかな。舞台と客席が、同じ熱量になれると思います」死がテーマのひとつではあるが、突き詰めていくにつれ死へのイメージが変わっていった。「僕の近しいところで亡くなった人がいないんですね。そこで僕の親友が、何年か前に友達を亡くしたので話を聞いたんですが、『最初はつらいけど、数年経つと心は変わる。仕事に行って、普通に生きていかなきゃいけないし』というようなことを言っていて、なんか考えたというか。日常生活に紛れる、死に出会っても普通に生きていくっていうことが、明るい未来とストレートに言ったら軽いですけど、結局は死も生活につながっていくのかなって。だから、死を扱いながらも見たら『これから頑張ろうぜ』って、なってもらえる作品だと思うんです。いろいろ抱えた人たちばかりが出てくるけど、最後は前向きな気持ちになるはずです」芝居に苦しみながらも、結局は芝居の面白さを見出す三宅も、前向きさを失っていない。「尊敬する先輩である、同じ事務所の高良健吾さんがが、役柄に自分を重ねることができなくてもいい、理解があれば演じられるとおっしゃっていたんです。他人のことを完全にわかって共感するって、無理じゃないですか。でも寄り添うことはできる。役柄を演じるうえでは、高良さんの言う通り『わからなくとも、理解する』が大事なんじゃないかな。僕も死に対しての思いを切実な経験としては持っていないけど、親友から聞いて僕なりに消化している。だからまさに、輪星を理解している最中に、僕はいるんです」気鋭の表現者の情熱に、全力でぶつかる主演──奇跡のスパークが起こること間違いなしの舞台は、まさに一期一会。がむしゃらにもがく三宅が本番で見せるパワーを、ぜひ客席から確かめたい。Superendroller企画・制作「365日、36.5℃」は、2019年10月30日(水)~11月4日(月)、「すみだパークスタジオ 倉」にて公演。初の主演を務める三宅亮輔の、会心の演技に期待したい。撮影/木村直軌、取材/藤坂美樹、構成・文/中尾巴
2019年10月17日お笑いコンビ・アンガールズの山根良顕が15日、都内で行われた「第9回イクメンオブザイヤー2019」の授賞式に出席し、相方・田中卓志への感謝の思いを伝えた。今年で9回目となる「イクメンオブザイヤー」は、「イクメンの日(10月19日)」の制定記念イベントとして開催され、「育児を楽しみ・頑張ったパパ=イクメン」の著名人が毎年表彰されている。山根は2013年11月に一般女性と結婚し、2015年5月に第1子となる女児が誕生。「イクメン芸人部門」で表彰されたことを受け、「こういう賞をとれたのも妻、会社のみなさん、そしてまだ独身でいる相方のおかげだと思っております」と周囲の支えに触れ、「これからも子育てがんばって、みんなで楽しく子育てができるような環境になるようにがんばっていきたい」と決意を新たにした。一方で、“イクメン度”の自己採点については、「子育ての面に関していうと60点ぐらいはいけると思うんですけど、奥さんからの評価でいうと55点ぐらい」と控えめ。「パパになって結構やることが増えたりしたんですけど、その(妻の)要望に全部応えられなかった」とその反省点を挙げた。そんな山根にとっての「イクメン」とは、「ママにとっての一番のプリンス」。「結婚してパパとママになっちゃうんですけど、ママはずっとプリンセスでいたいかなと。一番の理解者で一番かっこよくママを愛してあげることが大事かなということで、こういう言葉にしました」とその真意を説明した。終了後の囲み取材で、「パパもママも一緒にやることなのに、パパだけが表彰されるとか『がんばってるね』とか言われるのはちょっとどうかと思ったんですけど、『パパがやるのも普通になってきている』が浸透していくことにちょっと参加できるのであれば」と正直な思いを語った山根。「自分だけでとれた賞じゃなくて。本当に。奥さんや会社の人のスケジュール調整、相方がせっせせっせとアンガールズというものを残すためにネタを考えたりしてくれているから、僕がその分ちょっと育児に携われたというだけで」と周囲の支えにあらためて感謝していた。山根のほか、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が「知育メン部門」、俳優の杉浦太陽が「イクメン一般選出部門」、元巨人監督でプロ野球解説者の高橋由伸氏が「イクメンスポーツ部門」、YouTuberのSEIKINが「イクメン動画クリエイター部門」を受賞した。
2019年10月15日元モーニング娘。辻希美の夫で俳優の杉浦太陽が15日、都内で行われた「第9回イクメンオブザイヤー2019」の授賞式に出席し、自己流の“イクメン”について語った。今年で9回目となる「イクメンオブザイヤー」は、「イクメンの日(10月19日)」の制定記念イベントとして開催され、「育児を楽しみ・頑張ったパパ=イクメン」の著名人が毎年表彰されている。2007年6月に辻希美と結婚し、昨年12月に4児の父となった杉浦。通算3回目の表彰となり、今年は昨年に続いて「イクメン一般選出部門」(0歳から6歳までの子供を持つ既婚男女1,100人を対象に明治安田生命が「理想のイクメンだと思う有名人」を調査)を受賞した。杉浦は3度目の受賞を「本当に恐縮なんですけども、本当に光栄なことでございます」と喜び、「そして妻に感謝したいと思います」と辻への思いも伝えた。自身の“イクメン度”については「あえて言うならば」と前置きし、「88点」と自己採点。「100点を目指さなくてもいいと思うんですよ。無理をしていたら続かないので」といい、「『幸せやな』と思うための努力が必要だと思うんですよ。それは妻のサポートだったり、家事だったり、育児だったり」と考えを示した。そんな杉浦にとっての“イクメン”とは「妻ファースト」。その理由について、「やっぱり奥さんを大事に。うちにとって家庭の太陽は僕じゃなくて、妻が太陽」と語り、「彼女が笑顔じゃないと家が回らない。彼女を第一に。育児は奥さんが怒っているとみんなが暗くなってしまうので、いかに彼女を輝かせるか意識してやっております」と明かした。終了後の囲み取材で、「1人目が12年前になるんですけど」と2007年に第1子となる長女が生まれたことを振り返った杉浦。「当時は男性がベビーカーを押したり、抱っこひもで抱っこする姿は皆無に近かったです。こういう時代になってきて、今では当たり前の風景になってきました」と世間の変化を感じているようで、「こういう賞が世間に浸透することによって、男性が育児に参加するのは当たり前という思考がどんどん広がっていったのはうれしく思います」と同賞の意義についてもアピールしていた。杉浦のほか、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が「知育メン部門」、お笑いコンビ・アンガールズの山根良顕が「イクメン芸人部門」、元巨人監督でプロ野球解説者の高橋由伸氏が「イクメンスポーツ部門」、YouTuberのSEIKINが「イクメン動画クリエイター部門」を受賞した。
2019年10月15日YouTuberのSEIKINが15日、都内で行われた「第9回イクメンオブザイヤー2019」の授賞式に出席し、1歳になる長男の将来について語った。今年で9回目となる「イクメンオブザイヤー」は、「イクメンの日(10月19日)」の制定記念イベントとして開催され、「育児を楽しみ・頑張ったパパ=イクメン」の著名人が毎年表彰されている。新設された「イクメン動画クリエイター部門」で受賞したSEIKINは、同じくYouTuberとして活躍するHIKAKINの実兄で、2014年に一般女性と結婚、2018年4月に第1子男児誕生した。SEIKINは、「この度はこのようなすばらしい賞をいただきまして、本当にうれしく思います。動画のクリエイターとしては初ということで大変光栄です。ありがとうございます」と受賞に感謝。知育との向き合い方については、「すべてが刺激だと思っている」とし、「外に連れて行くようにしています。カメラとかパソコンとか機材があるので、そういうのも刺激になっていると思います」とうれしそうに話した。長男は「チビキン」としてSEIKINの動画に登場しており(顔は非公開)、「時々、動画に出演させています」と報告し、「とにかく楽しそうにしていますが、外に行くのが楽しいみたいで公園とか山とか川とか連れて行っています」。将来、YouTuberとしてデビューさせる可能性について、「やらせようとは思っていないですけど、自然にカメラとかを見ているので興味を持っている感じはします。もし本人がいずれやりたいと思ったらやらせてもいいかなと思っています」と息子の意思に委ねているようだ。また、SEIKINにとっての“イクメン”とは「あたりまえ」。「父親として子育てを一緒にやっていくのは当たり前。奥さんがやるものじゃなくて、2人で一緒にやっていくもの」と考えを示し、「これをずっと続けていければ」と父親としての決意を新たにしていた。SEIKINのほか、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が「知育メン部門」、お笑いコンビ・アンガールズの山根良顕が「イクメン芸人部門」、俳優の杉浦太陽が「イクメン一般選出部門」、元巨人監督でプロ野球解説者の高橋由伸氏が「イクメンスポーツ部門」を受賞した。
2019年10月15日富山県高岡市の匠の技と秘密を通じて探る、新しいものづくりの形。10月7日「Creators Meet TAKAOKA」を渋谷ヒカリエで開催秋といえば、イベントシーズン到来ですね。富山の職人直伝の伝統工芸ワークショップや、話題のプロダクトや職人にも出会えて、「d47食堂」によるオリジナルの富山フードが楽しめちゃう、ものづくりのイベントがあるって知ってますか?10月7日に渋谷ヒカリエ8F「COURT」にて、1日限りの高岡ものづくりの祭典「Creators Meet TAKAOKA」が開催されます。伝統の技から最新の産業まで、ものづくりの盛んな富山県高岡市。「Creators Meet TAKAOKA」は、高岡の歴史・ 文化・精神風土も含めた魅力を伝え、ものづくりに携わる人・関心のある人たちとの新しい出会いや協働の可能性を求めるイベントなんだとか。今回のイベントでは、デザイン活動家・ナガオカケンメイ氏ら国内外で活躍するクリエイターと、高岡市の地元職人によるトークイベントのほか、伝統工芸ワークショップや交流会などを通じて高岡の魅力と秘密の一端を伝えるとともに、11月に高岡市にて行う「クリエイター向けモデルツアー」の参加者を募ります。400年の歴史をもつモノづくりの街からやってくる富山の職人との出会いや、ものづくりへの心意気を身近に感じる濃厚な1日になる予感。総務省「関係人口創出・拡大事業」モデル事業Creators Meet TAKAOKA 高岡の、匠の技と秘密。地域で出合う新しいものづくりの形。日時: 2019年10月7日(月) 14:00~20:30会場: 渋谷ヒカリエ8F「COURT」(東京都渋谷区渋谷2丁目21)内容: 高岡のプロダクト・富山ローカルフード展示販売/伝統工芸ワークショップ/トークセッション+交流会料金: 展示は入場無料、伝統工芸ワークショップは参加費(材料費)別途、トークセッション+交流会は500円定員: トークセッション+交流会 100名申し込み方法: トークセッション+交流会のみPeatixより要事前予約。展示と伝統工芸ワークショップは事前予約不要。「トークセッション+交流会」の事前予約はこちら ※2019年9月30日(月)申込み締切。先着順につき定員に達し次第受付終了展示/14:00~20:30先人の技が凝縮した伝統的な作品から、デザイナーとのコラボレーションなどによって生み出されている話題のプロダクト、高岡の職人と先端のテクノロジーのエンジニアが協働した作品などを紹介。 ワークショップ/14:00~18:00高岡の技を体験するワークショップ。金属工芸と螺鈿細工の職人が教えてくれます。武蔵川 剛嗣(螺鈿細工職人・武蔵川工房)トークセッション・交流会/19:00~20:30高岡市とゆかりのあるクリエイターと地元の職人・作家を招き、高岡市のものづくりや文化・人の魅力、地方におけるものづくりについてなどについて意見を交わします。トークの後は、高岡の作り手、ゲストスピーカーとの交流会。d47食堂による富山の食材を使ったオリジナ ルメニューや富山の地酒も楽しめます。Session1ナガオカケンメイ(デザイン活動家)×島谷好徳(鍛金職人、島谷昇龍工房4代目)ナガオカケンメイ島谷 好徳 Session2小池博史(クリエイティブディレクター、NONーGRID INC.代表)×佐野文彦(美術作家・建築家)×尾崎迅(金工作家)モデレーター: 林口 砂里(エピファニーワークス代表)交流会ケータリング: d47食堂小池 博史佐野 文彦尾崎 迅林口 砂里 「Creators Meet TAKAOKA」の詳細はこちらのWEBでチェック!
2019年10月04日橋本環奈主演で、担任教師VS生徒36人の狂気と絶望のデスゲームを描く『シグナル100』。この度、橋本さん演じる主人公のクラスメイトに、小関裕太、瀬戸利樹ら最旬の若手俳優が集結、彼らを追い込む"最狂教師"を中村獅童が演じていることが判明。初映像となる超特報が到着した。橋本さん演じる樫村に密かに想いを寄せる、サッカー部一のモテ男・榊蒼汰役に、映画『春待つ僕ら』やNHK連続テレビ小説「半分、青い。」など話題作への出演が絶えない小関裕太、クールな性格の持ち主でクラスメイトたちからは一歩距離を置く和田隼役に、ドラマ「偽装不倫」のピンク髪のボクサー・八神風太役で注目を浴びる瀬戸利樹、そして、生徒を絶望の淵へと追い込む担任教師・下部役には、京都南座「八月南座超歌舞伎」にて初音ミクと共演したことでも話題を呼んだ中村獅童が務める。また、そのほか生徒役のキャストにも期待の若手俳優たちが集結!小関さん演じる榊と同じくサッカー部に所属し、キャンプテンを務める仲間思いの西園寺聖也役に、「花にけだもの」で注目され舞台「デスノート THE MUSICAL」の主演が決まっている甲斐翔真、同じくサッカー部所属で内気ながら優しい心を持つ藤春昴役に、ドラマ「あなたの番です」や映画『チア男子!!』などの中尾暢樹、同じくサッカー部所属でムードメーカーの桐野玄役に、『JK☆ROCK』「スカム」などの福山翔大、 野球部に所属し彼女思いの羽柴健太役に、「花のち晴れ~花男Next Season~」などに出演し、「MEN’S NON-NO」専属モデルとしても活躍する中田圭祐。人と関わるよりも読書が好きなクールな図書委員・園田樹里役に、「NON-NO」の専属モデルとしても活躍する山田愛奈、樫村と共にバドミントン部に所属する親友の小泉はるか役に、ドラマ「今日から俺は!!」などで注目を集める若月佑美、ダンス部に所属するクラスのお調子者・関克美役に、ドラマ「あなたの番です」NHK連続テレビ小説「まんぷく」などの前原滉、DJ部に所属するノリが軽い山本英司役に、ドラマ「ルパンの娘」でも好演を見せた栗原類、身体が弱いながらもマネージャーとして健気にサッカー部を支える箕輪紀子役に、『凪待ち』『アイネクライネナハトムジーク』などの恒松祐里らという強力な布陣。今回解禁となった超特報映像は、「クラスの全員は催眠にかかっている」と狂気の表情で放つ担任・下部(中村さん)のひと言を皮切りに、樫村(橋本さん)の顔には血が飛び散り、「遅刻したら」「スマホ使ったら」「あくびしたら」など日常の些細な行動により、生徒たちが次々と自殺していく姿が映し出されるなど衝撃的な展開が見てとれる。いま注目を集める若手キャストたちによる演技バトル、また中村さん演じる生徒たちを奈落の底に突き落とす“最狂教師”に期待が高まるばかりだ。小関裕太/榊蒼汰役「予測不可能な展開にリアルに怯える撮影の日々でした」スリリング作品が大好物な上、原作が大好きなので、出演が決まった時は嬉しくて飛び跳ねました。何を信じていいのか。何を疑わなければいけないのか。崩れて行く人間関係。1秒1秒のその人の選択するものによって未来が変わってしまう恐怖。そんなスリリング映画を観終わった後僕はいつも、水一滴の美味しさ、生きることへのありがたみ、自分の悩んでいることのちっぽけさを感じます。『シグナル100』の現場では、予測不可能な展開にリアルに怯える撮影の日々でした。是非この映画を観に来てくださる皆様には、僕たち生徒36人の「生きよう」とする様を、一瞬も逃さず手に汗握りながらご覧いただきたいです。瀬戸利樹/和田隼役「心の中のどこか一部分に小さな狂気を宿しているような役」和田隼役を演じさせて頂きました。この役は自分にとって挑戦でした!どう演じるか悩みに悩んで挑んだ役です。自殺催眠にかけられた生徒が生き残りを賭け、足掻いている姿、人間の本性、必見です!撮影中は狂気的な作品ということもあって刺激的な毎日を過ごさせてもらっていました。それと同時に毎日学校で撮影だったので、どこか高校時代に戻った気分になりました。僕にとって初めてとなる、心の中のどこか一部分に小さな狂気を宿しているような役柄を是非見て頂ければと思います。中村獅童/下部役「周りからみれば特異ですが、彼自身はそれが正義」教師役というのは、あまり演じる機会がなかったのでとても新鮮でした。下部の狂気じみた行動は、周りからみれば特異ですが、彼自身はそれが正義だと思っています。何を考えているのかわからない謎めいた不気味さを出せるよう努めました。撮影現場は、橋本さんを中心に明るく活気があり、束の間でしたが良い刺激を受けました。ストーリーがとても面白い作品なので、映画館の大きなスクリーンで是非ご堪能いただければと思います。『シグナル100』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月30日