OAUが、10月25日(水) にリリースするライブ映像作品『Tour 2023 Tradition at 人見記念講堂』より「Peach Melba」「Homeward Bound」の映像を公開した。本作には、アルバム『Tradition』を引っ提げた全国ツアーのファイナルにあたる、7月8日(土) に東京・人見記念講堂で行われたライブの模様を完全収録。『Tradition』の制作を経た彼らの最新ライブパフォーマンスを見ることができる。OAU「Peach Melba」「Homeward Bound」ライブ映像<リリース情報>OAU ライブ映像作品『Tour 2023 Tradition at 人見記念講堂』10月25日(水) リリースOAU『Tour 2023 Tradition at 人見記念講堂』ジャケット●Blu-ray:6,600円(税込)●DVD:5,940円(税込)【収録曲】1. Old Road2. こころの花3. Family Tree4. 世界は変わる5. Thank You6. セラヴィ -cʼest la vie7. Whispers8. Blackthorn’s Jig9. 月だけが10. Bamboo leaf boat11. Change12. Without You13. Linden14. 夢の続きを15. A Better Life16. Peach Melba17. Homeward Bound18. Again19. Time’s a River20. Making Time21. This Song -Planxty Irwin22. 懐かしい未来23. 帰り道【購入特典】■各ショップ購入特典タワーレコード:『Tour 2023 Tradition』A4ポスターAmazon:『Tour 2023 Tradition』コットン巾着楽天ブックス:『Tour 2023 Tradition』A4 クリアファイル上記以外のお店:『Tour 2023 Tradition』ポストカード予約リンク:関連リンクOFFICIAL HP::
2023年10月20日OAUの映像作品『Tour 2023 Tradition at 人見記念講堂』が、10月25日(水) にリリースされることが決定した。本作には、アルバム『Tradition』リリースツアーのファイナルにあたる7月8日(土) 人見記念講堂で行われたライブを完全収録。コロナによる規制が緩和され、声出しが解禁されたライブ当日の空気を感じ取れる作品となっている。『Tour 2023 Tradition』より<リリース情報>『Tour 2023 Tradition at 人見記念講堂』完全生産限定盤 Blu-ray / DVD10月25日(水) リリース『Tour 2023 Tradition at 人見記念講堂』ジャケット●Blu-ray:6,600円(税込)●DVD:5,940円(税込)【収録曲】01. Old Road02. こころの花03. Family Tree04. 世界は変わる05. Thank You06. セラヴィ -cʼest la vie-07. Whispers08. Blackthorn’s Jig09. 月だけが10. Bamboo leaf boat11. Change12. Without You13. Linden14. 夢の続きを15. A Better Life16. Peach Melba17. Homeward Bound18. Again19. Time’s a River20. Making Time21. This Song -Planxty Irwin-22. 懐かしい未来23. 帰り道【早期予約特典】『Tour 2023 Tradition』バンダナ※8月4日(金) 18:00~9月19日(火) 23:59までにご予約の方が対象【店舗別購入特典】Tower Records:『Tour 2023 Tradition』A4ポスターAmazon:『Tour 2023 Tradition』コットン巾着楽天ブックス:『Tour 2023 Tradition』A4 クリアファイル上記以外のお店:『Tour 2023 Tradition』ポストカード予約リンク:関連リンクOAU OFFICIAL HP::
2023年08月04日OAUが、4月12日(水) にリリースするニューアルバム『Tradition』を携えたリリースツアーを開催することが決定した。本ツアーは、6月3日(土) の北海道・札幌サンプラザホールを皮切りに、7月8日(土) の東京・昭和女子大学 人見記念講堂まで、全国8カ所のホールで開催予定。併せて、ツアーのティザー映像が公開された。『Tradition』は、映画『追想ジャーニー』の主題歌「世界は変わる」や、昨年開催された『New Acoustic Camp 2022』のテーマ曲「Time’s a River」、多くのファンから音源化を望む熱い声が長年上がっていた「Old Road」など全14曲を収録。なおCDとLPには、ツアーの最速先行受付に申し込むことができるシリアルナンバーが封入される。OAU Tour 2023『Tradition』ティザー映像<ツアー情報>OAU Tour 2023『Tradition』6月3日(土) 北海道・札幌サンプラザホール開場17:00 / 開演18:00(問)スマッシュイーストTEL:011-261-5569月7日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼ開場18:00 / 開演19:00(問)グリーンズTEL:06-6882-1224月9日(金) 岡山・ルネスホール開場18:30 / 開演19:00(問)夢番地岡山TEL:086-231-3531月14日(水) 愛知・名古屋市芸術創造センター開場18:00 / 開演19:00(問)ジェイルハウスTEL:052-936-6041月23日(金) 宮城・トークネットホール仙台 小ホール開場18:00 / 開演19:00(問)ノースロードミュージックTEL:022-256-1000月30日(金) 福岡・電気ビルみらいホール開場18:00 / 開演19:00(問)キョードー西日本TEL:0570-09-2424月5日(水) 新潟・新潟市音楽文化会館開場18:00 / 開演19:00(問)キョードー北陸TEL:025-245-5100月8日(土) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂開場16:30 / 開演17:30(問)スマッシュTEL:03-3444-6751(問)ホットスタッフ・プロモーションTEL:03-5720-9999■アルバム『Tradition』封入シリアルナンバー・チケット先行受付期間:4月12日(水) 12:00〜4月19日(水) 23:59<リリース情報>OAU ニューアルバム『Tradition』4月12日(水) リリースOAU『Tradition』ジャケット●初回生産限定盤(CD+DVD)4,400円(税込)●初回仕様限定通常盤(CD):3,300円(税込)●完全限定盤(LP2枚組):5,500円(税込)【CD収録内容】01. Old Road02. セラヴィ -c’est la vie-03. 夢の続きを04. Time’s a River(※『New Acoustic Camp 2022』テーマ曲)05. 世界は変わる(※映画『追想ジャーニー』主題歌)06. Homeward Bound07. Blackthorn’s Jig08. 月だけが09. Whispers10. Family Tree11. Linden12. This Song -Planxty Irwin-13. Without You14. 懐かしい未来(※J-WAVE『HEART TO HEART』テーマ曲)【DVD収録内容】※初回生産限定盤のみ■OAU『New Acoustic New Year 2023』Billboard LIVE TOKYO(2023/1/21)1. Apple Pie Rag2. Thank You3. Hold Your Head Up High4. Follow The Dream5. 夢の跡6. 世界は変わる7. Peach Melba8. Again9. Time’ s a River10. Making Time11. This Song -Planxty Irwin-12 .Change13. 帰り道■OAU『New Acoustic Camp 2022』(2022/9/17)1. Old Road2. こころの花3. Peach Melba4. Making Time5. Midnight Sun【LP収録内容】■Side A1. Old Road2. セラヴィ -c’est la vie-3. 夢の続きを■Side B1. Time’s a River2. 世界は変わる3. Homeward Bound■Side C1. Blackthorn’s Jig2. 月だけが3. Whispers4. Family Tree■Side D1. Linden2. This Song -Planxty Irwin-3. Without You4. 懐かしい未来【店舗別購入者特典】・タワーレコード:アザージャケット(メンバー印字サイン入り)・楽天ブックス:アクリルキーホルダー・Amazon.co.jp:メガジャケ・セブンネット:ミニスマホスタンドキーホルダー・FLAKE RECORDS特典:缶バッジ・汎用特典:チケットホルダー※絵柄は後日発表いたします。※特典対象外の店舗もございますので、特典ご希望のお客様は事前にご購入予定の店舗にご確認ください。※ECサイトによっては「特典あり」と「特典なし」でカートが分かれている場合がございます。特典希望の場合は必ず「特典あり」と書かれたカートから商品をご購入ください。※特典は数に限りがあり、なくなり次第終了となります。特典ご希望の場合はお早目のご予約をおススメいたします。予約リンク:関連リンクHP::::
2023年03月10日今年4月に行われたOAUの春の野外音楽堂公演『New Spring Harvest』が、2023年4月9日(日) に大阪城音楽堂で開催されることが決定した。前回の公演時に、熱を帯びたステージ終盤で「春の恒例イベントになればいい」とメンバーが語ったことが実現。舞台装飾の演出や新曲が初披露されたりと特別な夜となっただけに、今回も感動と驚きにあふれた一日になりそうだ。『New Spring Harvest』2022年大阪公演より併せて、オフィシャルチケット先行が本日よりスタート。また、今年の『New Spring Harvest』日比谷野外音楽堂公演から「Again」のライブ映像が公開された。「Again」New Spring Harvest 日比谷野外大音楽堂(2022.04.16)<ライブ情報>『New Spring Harvest』2023年4月9日(日) 大阪城音楽堂開場 16:00 / 開演 17:00■チケット先行1次:2022年12月25日(日) 11:00〜2023年1月8日(日) 23:592次:2023年1月10日(火) 12:00〜1月15日(日) 23:59受付はこちら:問合せ:グリーンズ06-6882-1224関連リンクHP::::
2022年12月25日OAUが新作EP『New Spring Harvest』を2022年2月2日にリリースすることが決定した。『New Spring Harvest』には、タイトルからもわかるように春の収穫期を思わせるような軽快で穏やかで楽しげな楽曲を収録。さらに“New”と頭に付いているように、新たな時代のスタートをポジティブに迎えようという思いも込められている。今作のリードトラックとなる「世界は変わる」は、TOSHI-LOWによるシンプルで優しく力強いメッセージが綴られており、アコースティックギターを基調としたサウンドは滋味に富み、心にスッと染みいるような1曲となっている。またMARTINがメインボーカルをとる「Sunny Day」もタイトルどおりの心地よさで、アウトドアの開放感が感じられる軽快な楽曲に仕上がっている。そのほか『New Spring Harvest』には、まるでディスコサウンドのようにも聴こえるアッパーな「Peach Melba」や、明るいスイングが異国の爽やかな風を感じさてくれるような「Apple Pie Rag」といった2曲のインスト曲と、「Life」を加えた全5曲が収録される。リリース形態はCDとアナログ盤の2形態。CDに付属のDVDには、初の日比谷野外大音楽堂単独公演となったベストアルバム『Re:New Acoustic Life』レコ発ツアーファイナルの模様が完全収録されており、まさに“ベスト”といえる22曲をライブ映像でじっくりと堪能することができる。さらに今作のジャケット写真が公開された。CDのジャケットは、Harvest(収穫)とあらたなOAUの旅を象徴するような、時計と果物や穀物がならぶ印象的な写真となっており、アナログ盤のジャケットは、まさにその空間でレコードに針を落としてじっくりと音に浸りたくなるような、コーヒーショップの風景を切り取った1枚が使用されている。<リリース情報>OAU New EP『New Spring Harvest』2022年2月2日(水) リリース●通常盤(CD+DVD):3,850円(税込)OAU『New Spring Harvest』通常盤ジャケット●完全生産限定盤(12inchアナログ):3,300円(税込)OAU『New Spring Harvest』完全生産限定盤ジャケット※各初回生産分には特典封入あり【CD収録内容】1. Peach Melba2. 世界は変わる3. Sunny Day4. Apple Pie Rag5. Life【DVD収録内容】■OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life- FINAL at 日比谷野外大音楽堂(2021/4/18)1. A Strait Gate2. こころの花3. Follow The Dream4. all the way5. Black and Blue Morning6. Thank you7. 朝焼けの歌8. Dissonant Melody9. 夢の跡10. Memories11. I Love You12. Americana13. Where have you gone ※Guest Chorus:細美武士14. 帰り道15. 世界は変わる16. Bamboo leaf boat17. Peach Melba18. Again19. Midnight Sun20. Making Time21. 最後のニュース22. Change【12inchアナログ収録内容】■A面1. Peach Melba2. 世界は変わる■B面3. Sunny Day4. Apple Pie Rag5. Life【CDショップ購入特典】・TOWER RECORDS:B3ポスター・楽天ブックス:アクリルキーホルダー・Amazon.co.jp:メガジャケ・7net:三つ折り卓上カレンダー・上記以外の店舗:ポストカード※一部対象外の店舗がございます。購入前にご購入予定の店舗にご確認ください。※ECサイトによっては【特典あり】と【特典なし】でカートが分かれているショップがございます。※特典は無くなり次第終了となります。『New Spring Harvest』予約リンク:関連リンクOAU オフィシャルサイト: Instagram: RECORDS Twitter: YouTube CHANNEL:
2021年12月03日【音楽通信】第62回目に登場するのは、結成15年を迎えたアコースティックバンド「OAU(オーエーユー)」のフロントマン、TOSHI-LOWさん!【音楽通信】vol.62BRAHMANもOAUも、もう1回はやりたくないTOSHI-LOWさんは、1995年に結成された日本が誇るライブバンドでもある、ハードコアパンクバンド「BRAHMAN(ブラフマン)」のボーカリストとして、そのカリスマ性で多くのロックファンから支持されています。2005年には、TOSHI-LOWさん(Vo, A.G)、KOHKIさん(A.G)、MAKOTOさん(Cb)、RONZIさん(Dr)からなるBRAHMANの全メンバー4人に、ヴァイオリニストでフロントマンも務めるMARTINさん(Vo, Violin, A.G)とパーカッショニストのKAKUEIさん(Perc)の2人を加えた6人からなる、アコースティックバンド「OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND」を結成(その後の名称は「OAU(オーエーユー)」)。そんなOAUが、2020年12月9日にオールタイムベストアルバム『Re:New Acoustic Life』をリリースされるということで、バンドを代表してフロントマンのTOSHI-LOWさんに、お話をうかがいました。ーー1995年にBRAHMANを結成されてから今年で25年となりますが、これまでを振り返るといかがでしょうか。あっという間でしたね。でも、BRAHMANを最初から「もう1回やれ」と言われたら、絶対イヤですね(笑)。ーーそれはなぜですか?苦しい思い出しかないから。ただ、BRAHMANを続けてきたことに対してのご褒美として、いい思い出もたくさんもらっているので、それはありがたいです。でも、もう1回はしたくない。ーーその一方で、2005年にはOAUを結成されて、今年で15年となります。OAUも「もう1回やれ」と言われたらイヤですが(笑)、15年経ちましたね。いまの時代は、けっこうアコースティック音楽の理解が深い。自分ではジャンルで隔てたことはなく、ロックの人がアコースティックを歌ってもいいと思うし、弾き語りをやってもいいと思うし。でも、15年前はそうじゃなかった。「なんでロックの世界の人がアコースティックをやるのか、よくわからない」ということや「やるべきじゃないんじゃない?」という意見も多かったんです。それに加えて、自分たちもうまく演奏ができていないということもあって、苦しいこともありましたね。アルバムは「サラッと聴いても何か心に残ったら」ーー2020年12月9日に、オールタイムベストアルバム『Re:New Acoustic Life』をリリースされます。タイアップ曲やライブでの人気曲など、15年間のさまざまな楽曲が収録されていますが、もともとリリースのご予定があったのですか。予定はありました。コロナ禍になってもずっと、最低限の人数でレコーディングしていたんですが、スタジオにキャンセルが相次いで他の方が入らないので、予定より早くできちゃいました(笑)。だからコロナの影響も悪いことばかりじゃなく、作業がしやすい面もありました。ーー1曲目「世界の地図」は、NHK『みんなのうた』2020年6、7月の曲ですね。この曲はどんなお気持ちで書かれましたか。これは『みんなのうた』のために曲を書き下ろしました。コロナ禍の前に作った曲ですが、歌っている内容は、いま実際に起きていることにもつながってしまったところもあるので、説得力のある曲にはなっていると思っています。ーー映画『新聞記者』(2019年公開)主題歌「Where have you gone」、ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系 2019年放送)のオープニング曲「帰り道」など、映画ファンやテレビ視聴者といった、より多くの人に曲が届く機会もありましたね。どれもお話をいただいてから提供した曲ですが、“何食べ”は、作って出したら「テンポ感が違う」と言われて。次の日はもう業界の方向けの試写会があって、そこから「1日で作らなきゃいけない」となって、試写会用の1分間のところのみですが1日で作りました。ーー1日で曲作りができるものなのですか、すごいお話です。いや、本来は作れないですね(笑)。でもなぜか作れるときもある。この曲は、深く考えなかったからこそ素直にあふれでるメロディと、素朴なんだけどある意味、人によっては深くとらえてもらえるような歌詞が書けて。どれも偶然の産物なんです。そうなってくると、タイアップものというのは、すごくおもしろいなと思いました。先ほどお話しした「世界の地図」ではお子さんが聴くとか、“何食べ”では男性同士のカップルの方が聴くとか、さまざまな層の方が聴くということは、悪くないなと。いままではどうしても、自分に近いところから出るものしかなかったから。ーー『新聞記者』の主題歌「Where have you gone」も、映画をイメージしたのですか。当初そういうことではなく曲を作っていたんですが、その頃からすでに映画のお話があって、ちょうどいいんじゃないかと。映画にすり寄るわけではなく、自然と曲がはまっていくので、映画のエンディングにはふさわしかったんじゃないかと思っています。ーーこの曲は(ELLEGARDEN、the HIATUS、MONOEYES、the LOW-ATUSのギターボーカルとして活動中の)細美武士さんがゲストコーラスで参加されていますね。はい。MARTINが「こういうコーラスがほしい」と言ってきたキーが、俺が全然出ないキーなので、「高い曲が歌えるいい声の人は誰だ?」という話になりました。そこで「これは細美武士しかいない」となって、連絡したら「すぐやる」と言ってくれて。そういったコーラスも含めてひとつの楽曲なので、よかったですね。ーータイアップ曲だと、音楽ファンの方以外のお茶の間の方からも反応があったのでは。そうですね、反響は大きかったんじゃないかな。いままでライブに来る方はバンドファン、音楽ファンの方が多かったのが、明らかにテレビや映画を観てからいらっしゃったような方も増えました。しかもそれが、性別も年齢もバラバラ。ちっちゃいお子さんもいるし、おじいさんもいるし、OLさんもいるので、とてもいいことだと思っています。ーー17曲目「最後のニュース」のみオリジナル曲ではなく、井上陽水さんのカバー曲を収録されていますね。10月に放送された音楽番組『The Covers』(NHK BSプレミアム)で、OAUさんが披露されていました。番組でカバーさせてもらったことがきっかけですね。これは30年前の歌なんですが、いまのことをすごく当てている歌というか、予言のような歌です。井上陽水のように優れた音楽家の方は預言者でもあるというか、いま一番響く歌なのではないかなと。歌は、自分の歌だけではなくて、歌を誰かが引き継ぐことによって、自分の歌を違う人が歌ってくれたらうれしいと思うんですよね。時代が移り変わっても、歌はそのまま引き継がれていく。「最後のニュース」は、そんな歌い続けられることに値する歌だと思いますね。ーーもともとこの曲を聴かれていたんですか。これが新曲だった当時に聴いていたんです。報道番組『筑紫哲也NEWS23』(1989年〜2008年 TBS系列)の初代エンディングテーマでした。そのときはまだ自分がガキだったので、「おじさんがなんか言ってるなあ」っていう感じでしか観てなかったんですよね。でも、そうやって子どもなりに社会現象を見ようとしていたんじゃないかなと。ーーTOSHI-LOWさんが歌うこの曲を聴いて、『The Cover』司会の池田エライザさんが感涙され、同じ司会のリリー・フランキーさんに「番組で初めて泣いたんじゃない?」と声をかけられていた場面も印象的でした。最初はウソ泣きかと思ったんですよね(笑)。でも、エライザが「自分でもびっくりした」と言っていて、歌を聴いていたら「泣いてしまった」と。だから、インパクトがある曲なんだろうなと思いますし、そんなふうに思ってもらえることを自分たちがやれたんだったら、とても曲にもバンドにもいいことですし、うれしかったです。ーーやはりTOSHI-LOWさんの本物の歌の力に、エライザさんが感動したのだと思います。エライザは、自分でも感情にならない部分を話していたから、だから涙が出たのかなと。音楽をやっていて、望んでいることって、そういうことなのかもしれない。なんか「うまいですよね」と褒められたいわけじゃなく、説明できないけれど、心にドンッ! と深く刺さったり、「なんなんだろう、この気分」「涙が出てしまった」というのは、すごい話で。逆に、「イヤな歌です」という反応でもいいんですが、そういう何か、心にひっかかるものがやれたんだったら、音楽家としてとてもうれしいこと。それがべつに自分たちの作った曲じゃなくてもいいんですよね。ーーでは、いまのOAUを表現しているという、今回のアルバムで唯一の新曲となる16曲目「Change」はどのように生まれた曲でしょうか。今年、コロナ禍になってから作りました。「BALMUDA The Speaker」というライトが光るスピーカーとコラボの話があって、暗闇のなかの灯りをイメージしています。コロナ禍では何かが変わっていくんだけれども、変わった先に絶望ばかりじゃなくて、希望の光が見えるような意味合いの曲になればいいなあと思って作りました。ーーボリュームのあるアルバムですが、どんなふうに聴き手に届いてほしいでしょうか。どんなかたちでもいいので、サラッと聴いてほしいですね。それでも、何か心にひっかかるものがあるんじゃないかな。というのも、ものすごく「このジャンル」というように偏らない音楽性なので、聴きやすいと思います。普段はCDを買ってまでは曲を聴かないけれど、たとえば「テレビで流れている曲が好き」といった方も含めて、すべて音楽ファンだと思っているので、OAUはそういう人たちに聴いてもらえればいいなと思っているから。OAUのことも「なんだっけ? 英語の短いあのバンド」のように(笑)、名前を覚えていなくても、なんか鼻歌みたいな感じでも、心に残ってくれたらいいなと思っています。そういうなかで、「帰り道」はとくにいろいろな方に歌ってもらえているから、そういう存在でありたいですね。「心を開いて、おもしろく生きていきたい」ーー本日は東京都渋谷区にある幡ヶ谷で取材させていただいており、私自身も11年住んでいたことがあるのですが、TOSHI-LOWさんにとって幡ヶ谷はなじみのある場所なんですよね。いまもご飯を食べるなら、幡ヶ谷ですね。昨日も、子どもを連れて、幡ヶ谷にご飯を食べに来ました。このあたりは便利なんですよね。渋谷の田舎というか。気取っていないし、お店も庶民的なところばかりです。ーー普段のご趣味といえば、おうちでは何をされていますか。普段は体を動かしています。格闘技をしているので、蹴ったり殴ったり締め上げたりする練習ですね(笑)。ジムに行くこともありますし、家で鍛えたりも。子どもも、上の子は中3で下の子は小2という男ふたりですが、一緒に格闘技をしています。ーー東日本大震災の復興支援活動を行うNPO法人「幡ヶ谷再生大学 復興再生部」の代表も務めていらっしゃいますね。私は阪神・淡路大震災を経験した後に大阪から上京しまして、震災の大変さや影響を思うことがあります。TOSHI-LOWさんは震災がご自身にとって、大きな影響があったのでしょうか。阪神・淡路大震災のときは何もしなかったんですが、自分のなかで何かひっかかりがありました。何もしなかったからこそ、ボランティアをする人を偽善だと思っていたし、そういうときにできた歌をどちらかというと否定的に見ていたんです。でも、いざ東日本大震災のときに自分がボランティアをやったときに、以前の自分が思っていたようなことを人から言われました。でも、とてもその気持ちもわかるんです。過去は変えられないですが、未来は選べるわけですから、自分が「じゃあどっち側に行きたいか」と思ったら、偽善だ売名だと言われようが、大変な人に寄り添う活動がしたいと思って、いまでも復興支援の活動を続けさせてもらっています。今後もまだ何かあるかもしれない。「どうやったら未来によりよく生きられるか」と考えています。それは、お金を稼ぎたいとか、ラクをしたいわけじゃなく、「自分がどれだけ充実感を持って生きられるか」ということ。自分らしく生きるために、活動の場や活動の仲間というものを自分で作り上げるベースに、幡ヶ谷という街があります。ーーバンドも長く活動されていると、見えてくることもあるのでしょうか。長くやると、黒歴史みたいなものも変えられるんですよね。もし途中でバンドをやめていたら、最初の拙い音楽で失敗して終わっていたところも、長く続ければ「そっか、15年前にあんな失敗があったから、いまはこうしてみんなで仲良くやれるんだな」となる。「変わることができる」ことが、続けてよかったと感じるひとつです。だから、もしも「やらなきゃよかった」という失敗をした人がいたとしても、「続けていけばそれが変わるかもしれないよ」と伝えたいですね。過去は変えられないわけじゃない。以前の悔しい気持ちを書き直せるという感覚。ーーところで、TOSHI-LOWさんが息子さんへ作り続けたお弁当を紹介された書籍「鬼弁〜強面パンクロッカーの弁当奮闘記〜」が、4度の重版を記録して、さらに「中学生編」を追加して11月に発売されました。TOSHI-LOWさんがまさかお弁当エッセイを発売するとは当初驚いたロックファンは多いと思います。望んでいたことじゃないんですが、まさかです。出版のオファーをされてからも、3年間ぐらい渋っていたし、本を出そうと思っていなかったんですよ。ーーご自身でも、もともとお料理されていたんですか。していましたね、基本的に何でもできます(笑)。料理だけじゃなく、雑誌『クロワッサン』(マガジンハウス刊)も買って、生活の参考にしていたりしますよ(笑)。ーーおうちでは、奥さま(女優のりょうさん)もお料理されますよね。りょうちゃんも、もちろんやります。いまは舞台『両国花錦闘士』に入っているので、そういうときの食事は朝も夜も自分が担当して作っています。子どもも、気を遣ってなんですが、「おいしい」と言ってくれて。まあ、俺のほうが料理がうまいと思い込んで作っています(笑)。ーーTOSHI-LOWさんもりょうさんもご活躍されていると、なかなか食事の支度も大変だと思うのですが、普段は交代でされているのですか。りょうちゃんはけっこう家が好きなので、家にいるときはもちろん家事は何でもやってくれるんです。夫婦それぞれのバランスがあっていいですし、家庭はひとつひとつ違っていていいと思うので、たまたまうちはこういう感じですね。子どもたちが大人になったときに、「うちの親こうだったなあ」と、笑い話になればいいだけの話で、おもしろい家庭なんじゃないですかね。ーーすてきなご家庭のお話をありがとうございます。主題歌のお話もそうでしたが、「鬼弁」でも、音楽ファン以外のママ層の方などからも支持を集めたのではないですか。支持があるかはわからないですが(笑)、「鬼弁」を見てから来てくれても全然いいですよね。この本のサイン会があったんですが、俺の本を読んで、「コレしか知らないけど来ました!」という方もいたんですよ。俺が歌っていることはまったく関係なく。なんだろうと思いつつ(笑)、でも、それでいいかなと思います。ーーいろいろな方に、TOSHI-LOWさんの活動が届くのはいいことですよね。そうですね、以前はそういうことを否定して生きてきたんですが、もうそうじゃないなって。何かのきっかけでしか、どうせ出会えないし、それがドラマの主題歌でも、弁当の話でもいい。これからも音楽人生はもちろん、いろいろな人生が続いていくわけだから、できるだけオープンにさまざまな方と話したり交流したりしていきたいですね。ーー以前は否定していたことを肯定できるようになったというのは、そんなふうに意識が変わったきっかけは何だったのでしょうか。意識が変わったきっかけは、震災です。とくに印象に残っているのは、被災地に行ったときに、おじさんがギターを渡してきて「なんか歌ってよ」と言ってきたんですが、俺そんなんじゃないからと「いいです」と断ったら、残念そうな顔になって……。それを見て、「そんなちっぽけなプライドなんか要らなかった」とつくづく思ったから。ーーバンドのお話に戻りますと、2021年にはツアーもありますが、有観客ですか。もちろん。そのときの規制にあわせて、開催するかたちになりますね。OAUは、音楽的にもあまり密を生み出さないですし、ノリノリで大きい声で騒ぐというのも少ないです。これがBRAHMANだったら、無理ですね(笑)。今回はOAUだったから良かった。OAUだから、やれることもあります。ーーでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。今後のことは、コロナ次第じゃないですか。ただ、いろいろなことをやってみたいですけどね。前はまさか自分の本が出るとは思わなかったんですが、いまも本のお話をいただいています。どっちにしろ、すごくいいものはできないので、なんでも中途半端だし(笑)。でも、やっぱり自分なりに出せることのおもしろさもあると思っているので、おもしろく生きていたいですよね。おもしろく生きていくためには、自分で心を閉ざしていてもダメだし。心を開いて、新しいものを求めて、生きていかなきゃと。でもコロナ禍になって思ったのは、成長しなきゃいけないと思い続けるのは、みんな疲れるじゃないですか、ずっと頑張らなきゃいけないなんて。だから、「いいんじゃない? 自分のペースで」って最近、思いますね。取材後記刹那的なBRAHMAN、そして温もりのあるOAUと、一見まったく別のものに思える音楽が共存して良い変化を遂げているのも、TOSHI-LOWさんをはじめとしたメンバーのみなさんの思いがあるからこそ。バンドシーンのみならず、さまざまなフィールドでもご活躍されているTOSHI-LOWさんの姿は、前を向く力強さを放っていました。そんなTOSHI-LOWさんのバンド、OAUのアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・大内香織取材、文・かわむらあみりOAUPROFILE1974年、茨城県出身。1995年、ハードコアパンクバンドのBRAHMANをTOSHI-LOW(Vo, A.G)、KOHKI(A.G)、MAKOTO(Cb)、RONZI(Dr)の4人で結成。1996年、初のミニアルバム『Grope Our Way』をリリースし、1999年にメジャーデビュー。TOSHI-LOW は、2003年に女優のりょうと結婚。2006年から発足し、現在は東日本大震災の復興支援活動を行うNPO(特定非営利活動)法人「幡ヶ谷再生大学 復興再生部」の代表としても活動。また、“鬼”の愛称で知られながらも、息子へ作り続けたお弁当を紹介した書籍『鬼弁〜強面パンクロッカーの弁当奮闘記〜』(ぴあ)が好評発売中。OAUは、2005年結成。BRAHMANの全メンバー4人に、ヴァイオリニストでフロントマンも務めるMARTIN(Vo, Violin, A.G)とパーカッショニストのKAKUEI(Perc)の2人を加えた6人からなる、アコースティックバンド。欧米をはじめとしたトラッドやルーツミュージックを巧みに織り込んだ有機的な音楽性に、繊細さとダイナミズムとを併せ持ったパフォーマンスで多くのオーディエンスを魅了。国内最大級のフェスをはじめ海外でもライブを重ねるほか、2010年からは、すべてのアーティストがアコースティック限定の編成で出演するキャンプフェス「New Acoustic Camp」のオーガナイザーを務めている。2020年12月9日、オールタイムベストアルバム『Re:New Acoustic Life』をリリース。2021年1月9日からはリリースの全国ツアー「OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life-」を開催。InformationNew Release『Re:New Acoustic Life』(収録曲)01.世界の地図02.Thank You03.New Tale04.夢の跡05.Dissonant Melody06.朝焼けの歌07.Making Time08.帰り道09.Where have you gone10.all the way11.Memories12.Pilgrimage〜聖地巡礼〜13.The Rain14.Black and Blue Morning15.Freight Train16.Change17.最後のニュース2020年12月9日発売(通常盤)TFCC-86746(CD)¥3,000(税別)(初回生産限定盤)TFCC-86745(CD+DVD)¥3,800(税別)(完全生産限定盤)TFCC-86744(CD + DVD + リニューライフセット)¥6,800(税別)[特典]OAU結成15周年記念かまわぬ特製「ご縁をつなげる」てぬぐいセット ※OAU×七宝(赤) / OAU×あられ(紺)鬼オリジナルお弁当レシピBOOK『oniben』
2020年12月08日結成15周年にリリースされるOAUのオールタイム・ベスト・アルバム『Re:New Acoustic Life』(リニュー・アコースティック・ライフ)より、新曲「Change」のMVが公開された。「Change」は、本アルバム中唯一の新曲で、アルバムから先行配信も行われているスペシャルソング。「BALMUDA The Speaker」とのコラボレーションでも使用されており、OAUが主催するキャンプイベントNew Acoustic Campとのコラボムービーも公開中だ。本日公開となるMVはその続編とも言える内容になっている。OAU「Change」12月9日のリリース後には、ツアー『OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life-』もすでに決定している。さらに本日、ツアーファイナルとして4月18日に東京 日比谷野外大音楽堂での追加公演が解禁となった。こちらのチケットは、明日12月8日12:00より、アルバム封入先行が行われる。なお、ほか会場のチケットは一般発売中。すでに売り切れている会場もあるので早めにチェックしよう。リリース情報OAU All Time Best Album『Re:New Acoustic Life』(リニュー・アコースティック・ライフ)2020年12月9日(水) 発売・完全生産限定盤(CD + DVD + リニューライフセット)6.800円(税抜)➀OAU結成15周年記念〈かまわぬ〉特製「ご縁をつなげる」てぬぐいセット(七宝:赤/あられ:紺)➁鬼オリジナルお弁当レシピBOOK「ONIBEN」・初回生産限定盤(CD + DVD)3.800円(税抜)・通常盤(CD)3.000円(税抜)<CD収録曲>1. 世界の地図*NHK「みんなのうた」2020年6-7月曲2. Thank You3. New Tale4. 夢の跡 *江崎社グリコCM曲5. Dissonant Melody6. 朝焼けの歌7. Making Time *New Acoustic Campテーマ曲8. 帰り道*テレビ東京系ドラマ『きのう何食べた?』OP曲9. Where have you gone*映画「新聞記者」主題歌10. all the way11. Memories12. Pilgrimage〜聖地巡礼〜13. The Rain14. Black and Blue Morning15. Freight Train16. Change *NAC×BALMUDA The Speaker スペシャルソング17. 最後のニュース *井上陽水Cover曲<DVD収録曲>『OAU Hall Tour 2020 -A Better Life- at LINE CUBE SHIBUYA』 (2020/2/12)1. Old Road *未発表曲2. Ice Queen3. Pilgrimage〜聖地巡礼〜4. こころの花5. Follow The Dream6. Believe7. In all of a day8. Remedy9. 夢の跡10. Americana11. Where have you gone *Guest Chorus:細美武士12. A Better Life13. Thank you14. Again15. Freight train16. Midnight Sun17. Making Time18. 帰り道19.最後のニュース商品の予約・購入はこちら予約・購入特典はこちら配信情報OAU All Time Best Album「Re:New Acoustic Life」<ダウンロード>■iTunes■レコチョク■mora<ストリーミング>■Apple Music■Spotify■LINE MUSIC■AWA■KKBOX■Amazon Music Unlimited■Rakuten Music ツアー情報『OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life- FINAL supported by BALMUDA』・4月18日(日) 東京 日比谷野外大音楽堂アルバム封入先行12月8日(火) 12:00〜12月23日(水) 23:59『OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life- supported by BALMUDA』・1月9日(土) 福岡 福岡サンパレス・1月11日(月・祝) 大阪 NHK大阪ホール・1月16日(土) 愛知 名古屋市公会堂・1月23日(土) 広島 JMSアステールプラザ 中ホール・1月30日(土) 新潟 りゅーとぴあ・劇場・2月10日(土) 東京 Bunkamuraオーチャードホール・2月20日(土) 北海道 札幌サンプラザ・2月23日(火・祝) 宮城 仙台電力ホールチケット発売中関連リンク・OAU オフィシャルサイト・OAU YouTube CHANNEL
2020年12月07日OAUのオールタイムベストアルバム『Re:New Acoustic Life』の収録曲『Change』が、11月13日(金)より先行配信されることが発表された。ベストアルバムには、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND時代の楽曲を中心に「Re:New(再レコーディング)」された、『帰り道』(テレビ東京系ドラマ『きのう何食べた?』OP曲)や『Where have you gone』(映画『新聞記者』主題歌)などのTVや映画、CMタイアップ曲をはじめ、TV出演後に話題となったカバー曲、井上陽水『最後のニュース』も収録される予定だ。先行配信される『Change』は、今作品のなかで唯一の新曲だ。OAUと彼らがオーガナイズするキャンプイベント「New Acoustic Camp」と、今までにない音楽体験を届ける「BALMUDA The Speaker」のコラボレーションにより実現したスペシャルソングとなっている。初披露時は未発表曲にも関わらず、マスクの下の小さな声のシンガロングが巻き起こり会場が一体になったという。この力強さと希望に満ちたミディアムナンバーをアルバム発売を心待ちにしつつ堪能してほしい。さらに本日、バルミューダオフィシャルYouTubeチャンネルでは、新曲『Change』とBALMUDA The Speakerのスペシャルムービーが解禁となった。New Acoustic Campの映像とともに楽曲の一部も試聴可能となっている。OAU『Change』11月13日(金)より各サイトで配信スタート<ダウンロード>iTunes:レコチョク::<ストリーミング>Apple Music:: MUSIC::: Music Unlimited: Music: × New Acoustic Camp × BALMUDA The SpeakerスペシャルコラボムービーURL: ■リリース情報OAU『Re:New Acoustic Life』12月9日(水)発売・完全生産限定盤(CD + DVD + リニューライフセット)1:OAU結成15周年記念〈かまわぬ〉特製「ご縁をつなげる」てぬぐいセット(七宝:赤/あられ:紺)2:鬼オリジナルお弁当レシピBOOK「ONIBEN」・初回生産限定盤 (CD + DVD)・通常盤 (CD)<収録曲>1.世界の地図2.Thank You3.New Tale4.夢の跡5.Dissonant Melody6.朝焼けの歌7.Making Time8.帰り道9.Where have you gone10.all the way11.Memories12.Pilgrimage~聖地巡礼~13.The Rain14.Black and Blue Morning15.Freight Train16.Change17.最後のニュース
2020年11月11日12月9日(水)にリリースされるOAUのオールタイムベスト盤『Re:New Acoustic Life』(リニュー・アコースティック・ライフ)のアルバムジャケットが公開された。本作は、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND時代の楽曲を中心に再レコーディング。さらに、テレビ東京系ドラマ『きのう何食べた?』のOP曲として起用された『帰り道』や、映画『新聞記者』の主題歌『Where have you gone』などのタイアップ曲をはじめ、新曲『Change』や、井上陽水『最後のニュース』のカバーなども収録され、バンド結成15年の歴史を集約した作品に仕上がっている。今回公開されたジャケットには、楽曲タイトルが地層のようなアートワーク上に点在しており、OAUが15年間積み重ねてきたバンドの歴史と楽曲の成熟した奥深さを表しているとのことだ。また、完全生産限定盤の特典となる<リニューライフセット>のビジュアルも公開となった。有名てぬぐいブランド「かまわぬ」とタッグを組み、OAUとのご縁への感謝の気持ちを込めた、かまわぬ特製「ご縁をつなげる」てぬぐいセットが完成。縁(円)が広がる意味を持つ「七宝」柄の赤、伝統とRe:Newの遊び心を組み合わせた「あられ」柄の紺の2色セットとなっている。さらに、TOSHI-LOWのお弁当づくりにおける思考回路を覗くことができる、お弁当レシピ小冊子『ONIBEN』の2つのアートワークも公開された。また、2021年1月からは、東京Bunkamuraオーチャードホールなど全8カ所を回るレコ発ツアー「OAUTOUR 2021 -Re:New Acoustic Life-」の開催も告知されている。明日10月21日(水)12時からオフィシャル2次先行がスタートする。【リリース情報】◆OAU All Time BestAlbum『Re:New Acoustic Life』発売日:12月9日(水)発売<形態>・完全生産限定盤 (CD+DVD+リニューライフセット)TFCC-86744/6800円(税抜)(1)OAU結成15周年記念 かまわぬ特製「ご縁をつなげる」てぬぐいセット(七宝:赤/あられ:紺)(2)鬼オリジナルお弁当レシピBOOK『ONIBEN』・初回生産限定盤(CD+DVD)TFCC-86745/3800円(税抜)・通常盤(CD)TFCC-86746/3000円(税抜)<CD収録曲>1:世界の地図(NHK『みんなのうた』2020年6〜7月曲)/2:Thank You/3:New Tale4:夢の跡(江崎社グリコCM曲)/5:Dissonant Melody/6:朝焼けの歌7:Making Time(New Acoustic Campテーマ曲)/8:帰り道(テレビ東京ドラマ『きのう何食べた?』OP曲)9:Where have you gone(映画『新聞記者』主題歌)/10:all the way/11:Memories12:Pilgrimage〜聖地巡礼〜/13:The Rain/14:Black and Blue Morning/15:Freight Train16:Change/17:最後のニュース(井上陽水Cover曲)<DVD「OAU HALL TOUR 2020「A BETTER LIFE」at LINE CUBE SHIBUYA (2020/2/12) 」収録曲>OAU初のホールツアーを完全収録!未発表曲『Old Road』を含む新旧織り交ぜた全19曲で綴られる115分の物語1:Old Road(未発表曲)/2:Ice Queen/3:Pilgrimage〜聖地巡礼〜4:こころの花/5:Follow The Dream/6:Believe/7:In all of a day8:Remedy/9:夢の跡/10:Americana/11:Where have you gone(Guest Chorus:細美武士)12:A Better Life/13:Thank you/14:Again/15:Freight train16:Midnight Sun/17:Making Time/18:帰り道/19:最後のニュース【ツアー情報】◆「OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life-」・1月9日(土) 福岡/福岡サンパレス・1月11日(月・祝)大阪/NHK大阪ホール・1月16日(土)愛知/名古屋市公会堂・1月23日(土)広島/JMSアステールプラザ 中ホール・1月30日(土)新潟/りゅーとぴあ・劇場・2月10日(水)東京/Bunkamuraオーチャードホール・2月20日(土)北海道/札幌サンプラザ・2月23日(火・祝)宮城/仙台電力ホール<オフィシャルサイト先行>1次:10月12日(月)18:00~10月18日(日)23:59 受付終了2次:10月21日(水)12:00~10月25日(日)23:59<チケット一般発売日>11月14日(土)OAU オフィシャルサイトURL:
2020年10月20日ドラマ『きのう何食べた?』のオープニングテーマ「帰り道」のノスタルジックで温かな歌が印象に残っている人も多いだろう。OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND改め、OAUがアルバム『OAU』をリリースする。瞬発力では決してできない、年齢を重ねて鳴らす楽しみ。OAUが結成されたのは2005年。すでに日本が誇る孤高のライブバンド・BRAHMANのメンバーとして活動していた彼らが、バイオリンを奏でるMARTINさんを含むアコースティックバンドとしての活動を新たにスタートさせたことに驚いたファンも多かった。当時のことを振り返り、TOSHI-LOWさんはこう語る。「MARTINに『アコースティックバンドやらない?』って誘われたのが始まりだったんですけど。当時はBRAHMANの尖った部分が好きなファンに『アコースティックなんてやる必要ないんじゃない?』って言われました。でも、瞬発力では決してできない、年齢を重ねるごとに鳴らす楽しみがあるのがアコースティック音楽なんだなって、今ようやくわかってきた感じがします。自分自身も30代から40代になり、それまで独り者だったのに家族が増えた変革期にOAUの音楽に出合えたことは、救われたと言っていいほど大きなものでした。BRAHMANというひとつの側面だけをやっていたら年齢や体力に抗ってステージに立っていただろうけど、OAUは自然とポロンと楽器を鳴らして歌えばいい。その両方があるからバランスがとれているし、バンドマンとして幸せだなと思います」バイオリンやアコースティックギターなど豊かな弦楽器の音色を生かした楽曲や、生楽器ならではの繊細さと熱気が今作『OAU』には鮮やかにパッケージされている。「ずっとこういう音楽をやりたくてやってきたんだなっていう作品ができました。初めは生楽器の鳴らし方や録音の技術もなかったけど。今は逆に生楽器を聴かせたいからこそ実は生じゃない処理もしてる。お寿司屋さんの昆布締めみたいなことをやってるわけですよ(笑)。そしてこのアルバムの最後には『I Love You』というMARTINがずっとやりたがっていたオーケストラに子供たちの声を入れた曲が収録できた。15年前なんて俺とMARTINは喧嘩ばかりしてたけど(笑)、今はOAUの音楽が確立できたし、今作ではアコースティック音楽が本来持っているふくよかさみたいなものを味わってもらえるんじゃないかな」BRAHMANとOAU、それぞれで異なる表情を放つ、TOSHI-LOWさん。最近では長男のために作った弁当を紹介した本『鬼弁~強面パンクロッカーの弁当奮闘記~』の出版も大きな話題に。カリスマ的なイメージとは異なる、家庭的な一面も魅力だ。「弁当ひとつ作るにしても人を楽しませたいっていう気持ちがあるんでしょうね。もう最近は父性を超えて母性に溢れてますよ(笑)。俺はもともと子供なんて苦手だったけど、それは自分がまだ子供だったから。今は男性も遠慮せずどんどん育児参加した方がいい。自分はこうだからって決めつけずに、変わっていくことをちゃんと受け入れた方が、人生って面白いと思うんですよね」オーエーユーメンバーはMARTIN、KAKUEI、TOSHI-LOW、KOHKI、MAKOTO、RONZIの6人。9/28~レコ発ツアー、来年2月に追加公演のホールツアーが決定。『OAU』【初回限定盤CD+DVD】¥3,800【通常盤CD】¥3,000豊かで生々しいアコースティックの音色から郷愁や希望や生命力が伝わってくる。「帰り道」など全13トラック。(トイズファクトリー)※『anan』2019年9月11日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年09月10日9月4日(水)にニューアルバム『OAU』を発売するOAU。10月より約5年ぶりとなる全国縦断ツアーの開催が決定した。【チケット情報はこちら】OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDからOAUへ名前を一新し、数々のフェスやイベントでその圧倒的ライブパフォーマンスで観客を魅了してきた彼ら。ツアーは10月4日(金)岡山を皮切りに、ファイナル12月5日(木)東京国際フォーラムホールCまで全国13公演の開催となる。チケットの一般発売に先駆け、チケットぴあではオフィシャル先行を実施中。1次先行の受付は7月7日(日)午後11時59分まで。■OAUTour 2019 -A Better Life-10月4日(金)岡山ルネスホール(岡山)10月6日(日)広島Live Juke(広島)10月11日(金)仙台darwin(宮城)10月12日(土)盛岡CLUB CHANGE WAVE(岩手)10月25日(金)梅田Shangri-La(大阪)10月27日(日)Gate’s7(福岡)11月2日(土)松山WstudioRED(愛媛)11月9日(土)新潟ジョイアミーア(新潟)11月15日(金)名古屋CLUB QUATTRO(愛知)11月17日(日)京都磔磔(京都)11月21日(木)水戸LIGHT HOUSE(茨城)11月29日(金)高崎CLUB FLEEZ(群馬)12月5日(木)東京国際フォーラムホールC(東京)オフィシャル1次先行7月4日(木)21:00~7月7日(日)23:59(抽選)オフィシャル2次先行7月11日(木)21:00~7月14日(日)23:59(抽選)
2019年07月04日