■前回のあらすじ「人に点数をつけるのはやめて!」と訴えてからは、面と向かって採点はしなくなった彼。安心していたが、ある時、彼のSNS裏アカウントを見つけてしまう。そこにはなんと里帆の点数が書かれており、しかも里帆の点数が元カノより低評価で…。 >>1話目を見る 私に別れを切り出されたことが、相当彼のプライドを傷つけたのでしょう。最後の最後に彼からは私の「成績表」がびっしりと送られてきました。しかも「今回はごめんなさい」と、なぜか彼が私を振ったことになっていて…!?もう本当、なんなのこの人!?次回に続く(全6話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ お花
2023年04月01日■前回のあらすじなんでも点数をつける彼氏ってどうなんだろう…と少しだけ彼との将来を不安に思っている里帆だったが、たまたま彼が友人の仕事相手であり、周りからの評価も高い素敵な人、というお墨付きをもらったことで安心するのだった。 >>1話目を見る 彼のSNSを確認すると…ある意味、浮気よりも衝撃的なものを見つけてしまいました…。次回に続く(全6話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ お花
2023年03月31日こんにちは。ぐっちぃと申します。 「双子を授かっちゃいましたヨ」 という現在中学1年生の双子絵日記を描いています。ジェネレーションギャップって常日頃感じてるんですが、最近ではそれが日常茶飯事になって気づかないことも多くなってきましたよ(笑)。そんななか、ちょっと前にびっくりした出来事をお話したいと思います。娘たちが、わたしが昔よく聴いていた歌を口ずさむことが多くなりました。聞いてみたところ、SNSなどで使われているらしいです。もう「昔の歌」や「ナツメロ」とくくられずに、良い歌は良い歌のまま引き継がれているんだなと嬉しくなりました。しかし、良すぎると学校の歌に昇格しちゃうんですね。まさかの音源が学校というのにびっくりしました。もう「母の青春」は学校で取り扱ってもおかしくない時代だったのか……となんとも言えない気持ちになりました。きっと今流行っている歌も、何十年もすれば学校で歌われるようになるのかな。伝わると思っていましたが、伝わらないのもあるのかな?おわり
2023年03月29日私が妊娠した当時、同じ時期に出産予定の友人が多く、心強いこともあり、よく情報交換をしていました。私が出産してからは、SNSを通して友人たちの近況を知ることが多かったのですが、友人たちの投稿が自分よりも子育てを楽しんでいるように見えてしまったのです。私は慣れない育児の中で、周りと比べて落ち込んでしまうことが増えていったのでした。体調が悪い自分を受け入れられない出産後、慣れない育児や赤ちゃんの夜泣きで睡眠不足な私は、体調が悪い日が多くなりました。胃腸の調子が悪く食欲のない日が続いたり、疲れやすくなったり少しの時間外出するだけでクタクタになってしまう毎日。 そんな中で友人のSNSを見ると、赤ちゃん連れでのおでかけや、楽しそうに育児をする写真がアップされていたのです。それを見て私は、友人たちは元気に育児を楽しめているのに、どうして私は同じようにできないのだろうかと思い悩んでしまったのでした。 無理して出かけようとしてストレスにそういった日々の中、友人に赤ちゃん連れでランチに誘われることがありました。私は行きたい気持ちがあったので無理をしてでも行こうとしたのですが、当日になり私や赤ちゃんの体調が悪くなってしまい、キャンセルすることが続いてしまいました。 そのうち私は、友人と会う約束をしても、また同じようにドタキャンしてしまうのではないかという不安を強く感じてしまうように。みんなのように赤ちゃんと楽しく出かけたいという気持ちが、私にとって逆にストレスになってしまったのです。 赤ちゃんの成長とともに考え方に変化が赤ちゃんが1歳になるころ、私も子育てに余裕が出てきて、体調も徐々に回復してきました。赤ちゃんと一緒のお散歩や、2人の時間を楽しめるようになると、以前のように友人と自分を比べて落ち込むことがなくなっていきました。 また、友人と実際に会って話をしてみて、みんなそれぞれ育児に苦労や悩みを抱えていたということを、私は初めて知りました。そして私は、決して自分だけがつらくて大変な思いをしているのではなかったことに気付いたのです。 今になって思い返してみると、当時の私はどうしてあんなに自分と周りを比べてしまったのだろうかと後悔しています。人は人、自分は自分と割り切って、自分らしさを大切に子育てができていたなら、もっと早い時期から育児を楽しめたのではないかと思います。現在、私は2人の子どもを育児中で、思い通りにいかないこともありますが、周りと比べずにのびのびと楽しく子育てができています。 著者:水沢 雫5歳男の子と2歳女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
2023年03月14日人の投稿を見て気持ちが落ち込む、頻度の高いやりとりがしんどい、攻撃的な言葉に傷ついてしまった…。本来、楽しいはずのSNSなのに、使うことに嫌気が差してしまったという人が増加している模様。そこで、さまざまな疲れの解決法をレクチャー。主体的に使うことでSNS疲れを撃退。「SNS疲れ」という言葉が一般化するなど、SNSにまつわる悩みを抱える人は多いよう。なぜ、そうした問題が起こるのだろうか。「SNSは個人の事情を無化しやすいツールです。それぞれに違う生活を送る人たちが画面の中で並列に表示され、本当は人それぞれ苦労もあると知っているはずなのに、一枚の写真を見ただけで“キラキラした人生を送っている”と思い込んで羨ましく感じるなど、認知の歪みが起こりやすくなります。また、現実とは異なるSNS内の時間感覚に従うため、たとえ夜であっても“すぐに返信をしなければ”などのプレッシャーも生まれやすく、結果、疲れを感じる人が多いのではないでしょうか。流れてくる情報をただ消費するのではなく、“自分は何のためにSNSを使っているのか”という目的を一度はっきりとさせ、自分の判断軸を持って主体的に使うことが大事になります」(心理カウンセラー・みきいちたろうさん)「自分が投稿する際にも、リアクションを気にしすぎないことが大切です。この投稿はいいねやコメントをもらえるのか、投稿を見た人が自分を羨ましく見てくれるのかなどを考えてしまうと、期待通りの反応がもらえない時に辛くなります。SNSでのつながりがリアルで接している人間関係と近い人ほど投稿へのリアクションが気になりますが、“見る専”の人も多いため、いいねやコメントをしていなくても好意的に受け取っている人もいるはずです」(ITジャーナリスト・鈴木朋子さん)SNSにまつわる疲れから解放されたいという思いから新しいムーブメントも生まれているという。「アメリカを中心に、加工したり盛ったりしないリアルな姿をシェアするSNSが人気になっており、日本にも徐々に、その流れが到来しています」(鈴木さん)2人の専門家が、SNSを気楽に楽しむためのマインドセット法や付き合い方をガイド。心地いい距離感を見つけよう。お疲れタイプ別“お悩み解決法”一口に“SNS疲れ”といっても、人との比較、盛りたい願望、言い争いなどのトラブル、やめたいのにやめられない…などタイプはさまざま。ここでは、なかでも悩んでいる人が多いという悩みをピックアップ。疲れの主な原因と、現状と距離のとり方などの解決法を紹介します。これを読んで、気楽で楽しいSNSライフを取り戻そう!他者と比較して疲れる“みんなキラキラしていて自分がつまらなく感じる”“劣等感が刺激される”などが代表例。「多くの人がSNSにハレの日のことを投稿します」(鈴木さん)。「人は誰しも、最新のスマホを買えても服は買えないなど、何かしらトレードオフをしているもの。それを忘れてこうだと思い込むと疲れの原因になります」(みきさん)【解決法】一枚の写真がすべてだと惑わされないことが大事。「SNSは切り取られたもの、見せたい部分を見せるツールであることを改めて認識して」(鈴木さん)。「SNSの中では並列でも現実の人生はそれぞれに違い比較できません。ドキュメンタリー作品で山あり谷ありの人生を見てみては」(みきさん)自分を良く見せたいと思って疲れる自分を良く見せたい気持ちが強く、反応を期待して無理をし、疲れるタイプ。「認められると嬉しくなりますが、頑張りすぎは禁物です」(鈴木さん)。「投稿へのリアクションが自分の評価だと感じ、固執して躍起になるのでは。ただ、人は本来、多面的で複雑なもの。写真へのリアクションだけで人の本質は測れません」(みきさん)【解決法】盛らないSNSで気楽さを取り戻す。「最近、アメリカの若者の間では、盛ることがダサい、リアルへ回帰しようという新しいムーブメントが起こっています。現実を分かち合うことをテーマとした、加工なしの写真を投稿するSNS『BeReal.』などを活用して意識を変えて」(鈴木さん)頻繁なコミュニケーションが負担で疲れるすべての投稿に「いいね」をつけるなど、リアクションが負担という声も多い。「コミュニティから脱落したくないという“見捨てられ不安”が一因」(みきさん)。「職場などSNS以外にも関係性がある場合にプレッシャーを感じる人が多いよう。以前は“いいね”の数、今はリアクションに一喜一憂する人が増加中です」(鈴木さん)【解決法】思い込みを捨てて自分軸でSNSを使う。「見捨てられ不安の解消には、“他人はどうであれ自分は変わらない”という自信を持つ努力を。また、SNSの中と現実の時間軸は違うことを認識したり、“きちんとやらなきゃ”という思い込みを捨て、振り回されないことがカギです」(みきさん)悪口や誹謗中傷に疲れる嫌なコメントがついたり、中傷を見て心が削られることも。「匿名性の高いTwitterはネガティブなことを言いやすく、特有のツッコミ文化もあり、巻き込まれる場合が。近年のコロナ禍など社会不安があると荒れやすくなるというデータもあります」(鈴木さん)。「他人への悪口も見ると共感し、影響を受けます」(みきさん)【解決法】非表示やミュートなど機能を活用して防御を。「攻撃的なアカウントには、非表示やミュート機能で対応を。おすすめの投稿にネガティブな内容が上がる場合も非表示に。あまりにもひどいコメントは、できる限り運営に報告して。警察への相談用にスクショを撮ることも大事です」(鈴木さん)SNSをやめたいのにやめられなくて疲れる疲れを理由にいったんSNSを離れようとするも、つい手に取ってしまうという人も多数。「SNSに依存している状態といえます」(みきさん)。「“新しい情報に乗り遅れたくない”“コミュニティにちゃんと参加している気持ちが欲しい”などと思っている人に見られがち。デジタルデトックスに失敗する人は多いです」(鈴木さん)【解決法】SNSの優先度の見直し&アイコン削除で対策を「生活におけるSNSの優先順位の見直しを。案外大したことないと気づける可能性が高いです」(みきさん)。「アカウントを消すのは大変なので、ホーム画面のアイコンを消してアクセスしづらくしましょう。通知を切るのも有効」(鈴木さん)みきいちたろうさん心理カウンセラー、公認心理師。トラウマ、愛着障害のケアを専門にカウンセリングを行う。著書に『発達性トラウマ「生きづらさ」の正体』(ディスカヴァー携書)、『プロカウンセラーが教える 他人の言葉をスルーする技術』(フォレスト出版)。鈴木朋子さんITジャーナリスト、スマホ安全アドバイザー。SNSのトレンドや安全な使い方について執筆、講演を行う。メディア出演も多数。著書に『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)、『親子で学ぶスマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)など。※『anan』2023年3月8日号より。イラスト・伊藤ハムスター取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月05日2023年2月21日に放送された、バラエティ番組『午前0時の森』(日本テレビ系)に出演した、アナウンサーの水卜麻美さん。SNSに関する悩みを、お笑いコンビ『オードリー』の若林正恭さんに打ち明けました。水卜麻美、家族旅行の写真をインスタに載せたら?同月12日、家族で岐阜県へ旅行に行った時の写真を、いくつか切り取りつなぎ合わせて、Instagramに投稿した水卜さん。切り取った写真の画角が不自然に見えたのか「恋人を隠すために無理やり切り取った写真なのでは」という憶測が飛び交ったそうです。投稿された写真がこちら。 この投稿をInstagramで見る 水卜 麻美(@mito_meat)がシェアした投稿 水卜さんは、自分の姿を一面に大きく載せることに抵抗があり、なおかつ顔を小さくしてかわいく見えるように、写真を切り取ったといいます。憶測で上がっているような『誰かを隠す』意図はまったくなかったため、「そんな風に思う人がいるのか」と驚いたのだとか。水卜さんは、この出来事を受け「自分が恋人と行こうがどうでもいいのに弁明するのも恥ずかしい」「自意識過剰なのではないか」と考え、モヤモヤしたそうです。自意識が5周くらいしちゃったんで、聞いてもらいたいんですけど。そもそも、インスタに上げて切ってたのもキモイし、家族と行ってたのに、彼氏と行ってるって思われても別にいいのに、なんかちょっと恥ずかしくなってる自分。「お前が誰と行こうと誰も興味ねえよ」っていう…自分もあるじゃないですか。しかも、そもそもなんですけど、あの切ったの、誰かを切りたかったんじゃなくて、もとの写真を見てもらうと分かるんですけど、横に誰もいないんですよ。午前0時の森ーより引用番組内では実際に家族4人で写っている写真や、隣には誰もいないという証拠写真を公開し、憶測は間違いであることを証明します。「投稿を消せばますます憶測を生んでしまうし、弁明をしたところで『お前が誰と行こうがどうでもいい』と思われてしまう」など、『自意識』が5周するほど悩んだという水卜さん。「どうすればいいか」と若林さんに相談したところ、「投稿に『#自意識5周目』を付け足してみたら」と提案を受けます。その後、投稿文を編集して『#自意識5周目』を付け足し、番組を見た人への感謝を伝えていました。【ネットの声】・『自意識5周目』で笑いました!難しく考えずに気楽にいってね。・本当にハッシュタグを追加してる!著名人はいろいろと大変ですね。・番組見ました!かわいい~!誤解が解けましたね。多くの人が見ているであろうSNS。コメントなども残せる場だからこそ、水卜さんは気を使ってしまうのかもしれませんね。若林さんの助言もあり、水卜さんのモヤモヤした気持ちは、これでなんとか落ち着いたことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年02月24日感情のまま書きつづった1つの投稿。誰の目にも留まらないと軽い気持ちでSNSにアップしました。書いたことも忘れていたある日、名前しか知らない、ほとんど交流のない会社の別営業所の同僚にSNSアカウントを特定され、数名の先輩や直属の上司に私の投稿を報告されていたことを知ります。自分の知らないところで、SNSが原因でトラブルになっていた体験談です。★関連記事:「SNSに反応するのに疲れ…」41歳で出産、年の離れたママ友たちとの付き合い方を学習【体験談】SNSアカウントをある人物に特定されて…イジメは日常茶飯事。女性ばかりの職場40歳のときに入社してから4年目の春。4年の間に職員は何人も入れ替わり、よく知っている先輩以外は私よりも後輩が多くなっていました。もともと女性が8割を占める会社です。人間関係のトラブルは日常茶飯事。正直、いじめのような対応をされている職員もいましたし、自分も似たようなことをされ、精神的にかなり弱った記憶もあります。2カ所目の異動先で先輩事務員から無視や嫌みの応酬、それに仕事を回してもらえないといったことがありました。半年で3カ所目に異動となったのですが、そこでの2年目の春、異動してきた先輩からあり得ない話を聞くことになるのです。まさしく寝耳に水といった出来事に絶句するしかありませんでした。簡単に見つかったSNSのアカウント「もう終わったから言うけど」と始まった先輩の話。耳を疑う話でした。私のSNSのアカウントをある人物が特定し、「上司の悪口が書いてある。副業禁止なのに副業をしている」と、私の投稿を見てその人物の先輩へ内容を報告していたそうです。困ったその先輩はさらに違う営業所の事務員へ相談し、話が広がって私の直属の上司にまで伝えられていたと言うのです。その渦中、本人である私自身はそんなことが起こっているなどつゆ知らず。特に何の処分も注意もないまま収束したと言うのですが……。報告された内容の愚痴は上司へではなく、いじめを受けた先輩宛てで誤解もありましたし、副業もたしかにしていたので私自身にも落ち度はあります。それについて弁明しようとは思わなかったです。しかし驚いたのは、その人物はリモートで顔を合わせる程度で実際に会ったこともない、あいさつ以外は言葉を交わさない後輩でした。年齢も私の2歳下の40代。ただ、本当に交流はなく、なぜそのような報告をされたのかわからず、当時はきつねにつままれた気持ちでした。不用心であったと反省私のSNSは食べたものや作ったお弁当の投稿が中心で、時に仕事の話題や愚痴を書いたこともありました。なるべく特定されないようにフェイクを入れ、配慮していたつもりでした。しかし、その人物はたった1つのハッシュタグで特定したそうです。それはたしかに職業を表していましたが、同業他社が多い業種です。また、近隣市町にも同じような事業所が多数存在しているため、まさか自分が身バレして上司や先輩に迷惑をかけるとは考えていませんでした。また、私は同じ趣味や好きな芸能人が同じ人と交流したかったため、SNSは誰でも見られるように設定してありました。範囲を狭めて設定していれば見つかることはなかったし、そもそも仕事の話題や愚痴を書かなければよかったと、今は反省しています。まとめ子どもの学校で携帯電話やSNSの講習を何度も聞き、わかったつもりでした。子どもたちにも投稿や使い方は気を付けるように口を酸っぱくして言い続けてきました。まさか自分が知らずにトラブルを巻き起こす原因になるとは思っていませんでした。当時は上司が上席へ報告せず、内々に収めてくださったことで鎮火し、私自身はその燃えかすを見たという結末でした。トラブルの火種になった記事をよく考えずに投稿したことを反省し、同時に発信する言葉は細心の注意が必要だと実感しました。今も全体公開ですが、友だち以外の第三者に特定されないよう、投稿の内容にも気を付け、読み返してから投稿するように心がけています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/あさり著者/えっか(45歳)22歳専門学生の長男、19歳専門学生の次男、18歳高校3年の長女の3人を育てるシングルマザー。末っ子が大学進学となり収入を増やすべく副業ライターを始める。おいしいものを食べるのが特に大好き。 お出かけ好きで体形の割にフットワークは軽い。ジャニーズアイドルに日々目がハート。若く見せたいちっさいおばはんである。
2023年02月22日SNSが発達し、今や遠く離れた人とも簡単にコンタクトをとることができるようになった現代。インターネットの進化は、私たちの生活を便利にしてくれる一方で、残念なことに犯罪にも利用されています。世の中には、常人では思いつかないような手を使い、時には他者の善意を利用してまで悪行を働く人が存在するのです。『人探しの投稿』を簡単に拡散してはいけない理由シェア機能に長けたSNSで、『拡散希望』のひと言とともに、こういった投稿を目にしたことはありませんか。「家族が行方不明になりました。目撃情報を待っています」行方不明者は、昔から全国でたびたび報告されています。多くの人に情報を拡散できるSNSは、目撃情報を募りやすい場といえるでしょう。近しい人が突然いなくなる不安は、誰もが想像できるはず。だからこそ、そういった投稿を目にした人は、「拡散するだけで協力できるなら、ぜひ力になりたい」と思うのではないでしょうか。しかし、拡散する前に一度立ち止まり、確認してほしい点があります。善意が『加害』につながってしまう恐れ投稿に、行方不明になった対象の情報が細かく記載されていたら、信用してしまうのは仕方のないこと。ですが、もしかすると投稿者はストーカー行為をする人や、家庭内DV、虐待などをしている人かもしれないのです。『行方不明者』を心配するふりをしているだけで、ネットを通して目撃情報を集め、相手の居場所を特定するのが目的の可能性があります。もちろん中には、本当に助けを求めて投稿をした人もいるはず。拡散してもいい投稿かを見分けるには、主にこういったポイントがあります。・掲示されている連絡先が警察の電話番号か・警察に行方不明者届を出した際の、受理番号が記載されているか・投稿者の過去の投稿や、フォロー欄などに怪しい部分はないか拡散ボタンを押す前に、これらの点を確認すれば、不審な部分に気付きやすいかもしれません。『行方不明者』について、投稿者がどれだけ詳しい特徴をつづっていても、警察が把握している情報かを確認するのは重要といえるでしょう。なお、警察はウェブサイトでも行方不明者の情報を公開しているため、そちらも併せて確認するとより安全です。※写真はイメージ2012年に神奈川県逗子市で起こった『逗子ストーカー殺人事件』では、加害者がネット上で被害者の情報を募っていたことが明かされています。いうまでもなく、悪いのは他者を利用して悪事を働こうとする人です。しかし、よかれと思った行動で意図せず人を傷付けてしまうのは、とても悲しいもの。善意を正しく活用するためにも、一人ひとりが気を付けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月11日あなたがまだ知らないマイチャームが心理テストで判明!?ここでは、SNSでバズるジャンルを診断します。SNSでバズるジャンルSNSで人気に火がつくのは、チャームとニーズが重なった時。強みをチェックして。【HOW TO TEST】Q1からスタートして、選んだ答えに示された次の設問へ進んでください。Q1. あなたの休みの日の過ごし方は?a:自宅中心にリラックスQ2へ、b:外出メインでアクティブQ3へQ2. あなたの金銭感覚は?a:コツコツ貯めたいアリタイプQ4へ、b:遊んで暮らすキリギリスタイプQ5へQ3. 今、支出が大きいのは?a:食費と社交費Q5へ、b:趣味や勉強代Q6へQ4. ライフスタイルは?a:規則正しいQ7へ、b:不規則Q8へQ5. 友達との話題は?a:何かを教えてもらうことが多いQ8へ、b:何かを教えてあげることが多いQ9へQ6. 一日ポッカリ時間が空いたら?a:忙しくなりそうQ9へ、b:のんびりできそうQ10へQ7. 夢をよく見る?a:YES【A】タイプ、b:NOQ8へQ8. 「変な人」は?a:ほめ言葉【B】タイプ、b:けなし言葉Q9へQ9. 財布、キーホルダー、スマホケース、ここ一年で買い替えた?a:2つ以上買い替えた【C】タイプ、b:買い替えていない、または1つだけQ10へQ10. 「昨日何を食べた?」思い浮かべたのは?a:朝食、またはランチ【D】タイプ、b:夕飯【E】タイプ診断【A】タイプのあなたは…ダンス、歌、大食いなどパフォーマンス系推したいニーズにマッチ、急成長のあなたを大公開!あなたは隠れエンターテイナー。見せ場を作るのが得意でしょう。ただ、やるからには完璧を目指したいと思ってしまうため、SNSでの発信にも慎重になりそう。かっこよくキメて、みんなをあっと言わせたい、驚かせたい一心でレッスンを重ね、やっと発表してもいいレベルになる頃には世の中の流行が去っているという悲劇が起こりそう。オーディション番組が人気なように、成長過程も見せていくのがよさそう。最初はダメダメでも、回を重ねていくうちに応援したくなる、そんな仕掛けがバズる道に!【B】タイプのあなたは…お笑い、ネタ、ドッキリなど面白い系笑いのツボは人それぞれ。バラエティ豊かに発信を。あなたは、隠れコメディアン。友達や家族など親しい人には、愛あるツッコミやいたずらを仕掛けていそう。クスッと笑える間を取ったり、人の意表を突いた仕掛けを考えたりするのが好きでしょう。SNSでもウケ狙いの路線がヒットにつながりそう。体を張って笑いを取りにいく、ボケた文章を練る、面白動画を撮影してみるなど、どんどんやってみて。ただ、狙えば狙うほど、思った方向とは違うニュアンスが出ることも。案外それがいいので、数を撃って。NG特集やすべった総集編も意外と話題になりそうです。【C】タイプのあなたは…ゲーム、ドラマ、スポーツなど実況&考察系あなたなりの視点が新鮮!ただし身バレ予防は万全に。マニアックな一面を持っているあなた。好きなこと、興味があることについて語り出したら、何時間あっても足らないのでは?日常の生活の中では特異な目で見られたり、ウザがられたりしやすい属性ですが、SNSの中では同志に深くコミットできそう。思う存分、心のままに、語り散らすのがオススメ。ただ、バズりと炎上が紙一重なフィールドですから、身バレしない工夫はしておきましょう。寝食を忘れて打ち込む世界なのに、いらぬ敵を作って生きにくくなるなんて本末転倒です。ネットリテラシーも遵守を。【D】タイプのあなたは…メイクや料理、部屋のDIYなど解説系お役立ち情報にニーズが!伝えるテクニックを磨いて。あなたは、隠れマエストロ。好きなことを続けていくうちに、プロ顔負けの知識やテクニックを備えていきそう。SNSで発信するなら、磨き上げた匠の技を披露するのが一番です。ゼロから何かを作り出す、簡単お手軽レシピを公開するなど、オリジナリティを売りにしてみて。また、あなたにとってはできて当たり前のこと、わざわざ説明する必要がないと感じることでも、ノウハウやプロセスを丁寧に見せることで潜在的なニーズを掘り起こせる可能性が高め。誰かのためになる発信が、バズりへの第一歩になりそう。【E】タイプのあなたは…ペット、旅行、キャンプ、Vlogなど日常系あえて狙わないあなたが親近感と共感を呼びそう。あなたは、ナチュラリスト。SNSでの成功にそれほど興味はないでしょう。でも、SNSでの発信が誰かの癒しや励みになったり、同じカテゴリー、趣味や好みが近い人とつながったりするなら意味があると考えるはず。そこで、オススメするのは、大切な友達に向けるつもりで日常を切り取ってみることです。今日あった幸せな出来事、キレイな風景、かわいいもの、クスッと笑える記録を宝箱に詰めるように、そっと公開してみて。センスの良さ、着眼点の面白さが注目されて、思いがけずバズる可能性が!※『anan』2023年2月8日号より。テスト作成、文・章月綾乃イラスト・牛久保雅美(by anan編集部)
2023年02月04日回転寿司店での不衛生的な行為を映した動画をはじめ、客による『迷惑行為』が続々とSNSで拡散され、世間を騒がせている、2023年2月現在。非常識ともいえる内容の『炎上動画』は、飲食店以外でも撮影されているようです。『カラオケまねきねこ』迷惑行為への対応発表ネット上で新たに拡散されたのは、『カラオケまねきねこ』で撮影された2本の動画。1つは、マイクを除菌するスプレー缶を無断で使用し、ライターで引火させるというもので、一歩間違えば大事故につながる危険な行為が映っています。もう1つは、ドリンクバーに設置されているソフトクリーム機器からソフトクリームを直接食べるといった行為。衛生的な問題を指摘する人が続出していました。『カラオケまねきねこ』を運営する株式会社コシダカホールディングスは、同月3日にSNSにて、この2件についての対応を発表。どちらも、所轄警察署に相談済みとのことで、厳正に対処していくことを明らかにしました。なお、ソフトクリーム機器に関しては、全店で洗浄を行い、衛生管理を徹底するよう通達したといいます。【SNS で拡散されている迷惑行為に関するお知らせ】 pic.twitter.com/2KhVYnjLU0 — カラオケまねきねこ【公式】 (@maneki_official) February 3, 2023 【ネットの声】・また迷惑行為か…。なんでこんなことをするの?・『カラオケまねきねこ』はいつもお世話になっているよ。応援しています。・『1人カラオケ』をしによく行くのに…。大迷惑だよ…。・引火はマジでシャレにならない。大事故になるよ。立て続けに拡散される、客による迷惑行為を映した動画を見て、不快な思いをした人は少なくないでしょう。こうした迷惑行為が厳しく対処され、なくなっていくことを祈るばかりですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月03日パソコンやガラパゴス携帯、スマートフォンが登場し、インターネットが身近になったことで、私たちの日常は大きく変化しました。さらには、SNSが発展したことで、一度も顔を合わせたことのない遠方の人とコミュニケーションをとることが容易に。しかし、便利なネット社会だからこその問題も多数発生しています。乙武洋匡、デジタルタトゥーについて持論を展開2023年1月30日、タレントの乙武洋匡さんが自身のTwitterアカウントを更新。デジタルタトゥーについての考えをつづりました。デジタルタトゥーとは、一度ネット上にアップロードされた情報を簡単に削除できない状況を指します。公開範囲を設定しない限り、ネットに公開されたデータは簡単に拡散されてしまいます。また、公開範囲を絞っていても、外部に漏れてしまう可能性は十分にあり得るでしょう。ネット社会で問題視されているデジタルタトゥーについて、乙武さんはこのように持論を展開しました。「人生は何度でもやり直せる」とか言われるけど、もう少し正確に言うと、デジタルタトゥー時代には人生のリセットボタンなんてどこにもないので、これまでの盛大な黒歴史や人々からの批評もすべて引き受けて、それでも醜態を晒しながら生き続けていくしかない、ということなのだと思います。— 乙武洋匡 (@h_ototake) January 30, 2023 同日、寿司チェーン店『スシロー』で撮影された、若い男性客による不適切行為の動画が拡散され、ネットでは批判の声が続出しました。もしかすると、乙武さんは今回の『炎上』を目にしたことで、デジタルタトゥーについての考えを述べたのかもしれません。この件に限らず、ネット上で拡散された情報はあちこちに拡散され、事態が収拾しても『完全にネット上から消す』ことはできないでしょう。乙武さんは、デジタルタトゥーによってやり直しの効かない現状に対し、「人生にリセットボタンなんてものはない」と述べました。『スシロー』で撮影された動画の炎上が話題になっていたこともあり、乙武さんの投稿には多くの人から共感の声が寄せられています。・過去は変えられないし、消すこともできない。反省して人生を進むことが大事なんだな。・本当にその通りだと思う。乙武さんがいうと説得力があるな…。・「人生はやり直せる」はきれいごとだと思う。だからこそ、後悔と自省が必要。『失敗』という名のデジタルタトゥーを抱えながら生きるには、自分を見つめ直し、改善する力が必要といえるでしょう。程度は違えど、誰しも失敗はするもの。そこで自分を変えることができるかが、今後の人生を左右するのはないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年01月30日インターネットやSNSが発達し、さまざまな情報が自然と目に入るようになった現代。中でもTwitterは情報の拡散力が強いプラットフォームとされており、リツイート(通称:RT)機能を使えば気軽に投稿をシェアすることができます。情報を拡散する時、無意識のうちに「もっと、たくさんの人に知ってほしい」という気持ちがあるでしょう。『投稿をシェアする時の気持ち』に共感の嵐!篠山。(@SchwarzWehrwolf)さんがTwitterに投稿したのは、『他人の投稿を拡散する時の気持ち』を漫画で表現した作品。他人の作品が好みのツボにハマった時、投稿者さんはこのような気持ちでRTのボタンを押すのだそうです。Twitter利用者から「分かる!」という共感の声が続々と寄せられた、こちらの漫画をご覧ください!私が他の人の大神絵をRTする時こんな感じ pic.twitter.com/9VmvzFhhcm — 篠山。@デジタル初心者 (@SchwarzWehrwolf) January 21, 2023 2023年1月現在、Twitterでは、自身の投稿にリアクションがあった時に加えて、自分がRTした投稿に対するリアクションも通知が来ます。つまり、「〇〇さんがあなたのRTをRTしました」「〇〇さんがあなたのRTをいいねしました」といった通知が来ることで、誰がシェアした投稿に反応したのかが分かるのです。目にした作品が好みだった場合、もっと多くの人に広めたいと思うのは、いたって普通のこと。こうして、人は気付けば『周囲に圧をかけながら見てもらいたがる人』になってしまうのです…!好みの作品をシェアする人の心理をうまく描いた作品に、多くの人からコメントが寄せられています。・本当にそう。素敵な作品をRTする時は、まさにこの気持ちです。・めっちゃ分かるわ…。みんな、素晴らしいものは拡散したいのが当然よね?・自分もそうです!いつも圧が強くてすみません!きっと今のこの瞬間も、「〇〇さんがあなたのRTをRTしました」「〇〇さんがあなたのRTをいいねしました」という通知を見て、満足げにほほ笑んでいる人が全国にいるに違いありません…![文・構成/grape編集部]
2023年01月27日SNSなど便利なデジタルコミュニケーションツールを用いて、多くの人と繋がれるようになった昨今。うれしい半面、顔が見えない相手と気軽にやり取りができるからこそトラブルも少なくない。恋愛コンサルタントの関口美奈子さんとSNSカウンセラー・浮世満理子さんがデジタルコミュニケーションの悩みについて答えます。自分を守りながらハッピーなやり取りを。デジタルコミュニケーションが盛んになり、自分のプライベートな部分も包み隠さずにあるがまま発信している人をよく見かける。しかし、「内容をしっかりと精査してから発信すべき」と、恋愛コンサルタントの関口美奈子さん。「自分の行動や思いを多くの人に知ってほしいがゆえに、個人情報を含めて何でもかんでも投稿している方がいますが、それが自分のネガティブキャンペーンに繋がってしまっているケースが往々にしてあります。一度投稿・公開されたものは簡単に消すことができず、『デジタルタトゥー』としてインターネット上に半永久的に残ってしまうことがあるので、しっかりと知識や、誤解を生まないための表現方法を身につけた上でSNSに投稿するのが、結果的に自分を守ることになります」だからこそ常に見られている意識を持つことが大事。さらに「顔が見えないからこそ、デジタルコミュニケーションを円滑に進めていくために、一番必要なのは心理的安全性」と話すのはSNSカウンセラーの浮世満理子さん。「特にプライベートで利用する個人アカウントは、自分がハッピーになるためにやっているものなので、気持ちよくやり取りができるコミュニケーションを心がけましょう。一気に距離を縮めようとすると、こちらに悪気がなくても、突然ブロックされたりと、メンタルに大きなダメージを受ける場合も。だからこそ、ジェンダーを過度に感じさせず、お互いのパーソナリティを尊重して、慎重に警戒心を解きながら距離を少しずつ縮めていくこと。そのためにも相手を敬う気持ちと、感謝を常に忘れずに持って接しましょう」気軽にコミュニケーションがとれるからこそトラブルも多いが、最低限のマナーを身につけていれば、メンタルを守りつつ、自分の世界を広げるチャンスにもなる!お悩み1うっかりLINEで誤爆してしまった…?どう対応すればいいですか?誤爆は起こり得るからこそルールを決めて対応をできるだけ読まれたくないような表現は避ける。“つい、うっかり、ぽろっと”が誤爆のもと。「時間帯や精神状態に気をつけて、習慣的なルールを決めておけば、トラブルは起きにくい。また日ごろから誤爆してもギリギリセーフな表現方法を意識しておくことも大事です。しかし特にプライベートでのやり取りは気が抜けることが多く、誤爆は誰にでも起こり得るので、気にしすぎないにかぎる。それでも誤爆してしまった場合は、既読マークがついたとしても、すぐに送信取消でメッセージを消去しましょう」(浮世さん)お悩み2グループLINEに乗り遅れた!どう反応するのがスマート?リアクションボタンで静かに意思表示返事が欲しい場合は、個別メッセージが無難。複数人でトークできるのが魅力的なグループLINEだが、忙しくてスマホが見られない間に未読件数がすごいことに…、なんて経験は誰しもあるはず。しかし慌てずに対処を。「乗り遅れたとしても、すでにやり取りが完結しているような内容ならわざわざ掘り起こさずに、リアクションボタンを押して反応だけ示しておきましょう。もし自分がいない間に物事が進んでわからないことがあれば、面倒でもどんな内容で決定事項は何か、個別に聞いたほうが、角が立ちません」(関口さん)お悩み3既読スルー、未読スルーをされてしまったとき、追いLINEをしてもいいですか?追い詰めずフランクに反応を窺う相手が答えやすい話題を投げかけてみる。返信が欲しいのになぜかスルーされていると、「あれ私、嫌われている?」と思いがち。「既読・未読スルーで悩むのは、本人が意図的に避けているのか、それともただ返信を忘れているだけか判断が難しい点。しかし、返信が欲しいなら、『あれ読んでくれた?』と、催促じみた文面にならないように気を付けながら追いLINEして大丈夫」(浮世さん)リアクションに困ってメッセージを返せていない場合もあるので、相手が答えやすいような話題や投げかけを心がけることも大切。お悩み4推し活アカウントに見ず知らずの人から攻撃的なコメントが…。適切な対処法は?アンチは相手にせずブロック一択相手の挑発に乗るのが一番のトラブルのもと。SNSをやっている人なら、攻撃的なコメントやネガティブな書き込みが自身に寄せられることもあるかも。「SNSに批判はつきもの。しかし推し活など、特に趣味用は、自分の好きなものを発信するアカウントなので、共感を得られない相手はブロックして問題なし。ブロックするのが失礼だと思っている人もいますが、言い争って炎上にでもなったら、痛い目を見るのはこっち。トラブルは先に回避しておくに越したことはありません」(浮世さん)お悩み5マッチングアプリで相手に負担をかけずに次の展開に繋げるには?共通の話題を見つけて自然と誘い出す無意味なやり取りは避ける。ときには切り替えも必要。マッチしたのにやり取りが続かなかったり、一問一答の質問ラリーになったり、なかなか話が盛り上がらないときの対処法とは?「目的=会うこと。定型的な内容でダラダラとやり取りしても発展しません。共通点を探して、相手への興味関心を明確に示しながら、次のアクションに繋がるネタを提供しましょう。『寒いときにおでんを食べようと誘う』のはあくまで一例ですが、寒いという共通の話題から自然と誘うことで、目的達成にぐっと近づけます」(関口さん)お悩み6意中の人に連絡を取るならLINE?SNSのDM?どれを使うのが適切ですか?年代に合わせて選択。まずは軽めに気まずくならないように友達感を出せるとグッド。10~20代はSNSのDM、30代以降はLINEの利用率が高いといわれているので、相手の年齢に合わせて選ぶこと。「メッセージが送られてきた相手は、まずその人がどんな人なのかを探るためにSNSをチェックする可能性が高いので、清潔感のある写真や自分の人となりがわかるような投稿をアップしておくと、返信率が上がります。ただしブランディングは必要ですが、加工はほどほどに。連絡をする際は相手が誘いに乗りやすい『軽さ』も大切」(関口さん)関口美奈子さん恋愛コンサルタント、結婚相談所「エースブライダル」主宰。元銀座ナンバーワンホステス。著書に『「最初の男」になりたがる男、「最後の女」になりたがる女 夜の世界で学ぶ男と女の新・心理大全』(KADOKAWA)。浮世満理子さんSNSカウンセラー。全国SNSカウンセリング協議会常務理事、全国心理業連合会代表理事。『カウンセラーが悩み解決!SNSコミュニケーション』(日本能率協会マネジメントセンター)など、著書多数。※『anan』2023年1月18日号より。イラスト・福田玲子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年01月13日■インフルエンサーママにモヤモヤ…。そんなある日!子どもの幼稚園が一緒の沙耶はインフルエンサーママとして、周りのママからは憧れの存在のよう。でも、陽子にとっては少しモヤモヤする存在でもありました。そんなある日、事件が起こったのです。偶然会った外出先で、一緒にランチを食べたときの写真が、無断でアップされていたのです。しかも、子どもの名前も書かれていました。■削除を頼んでも拒否!ついに幼稚園が特定された写真の投稿を頼んでも聞き入れてもらえず、せめて子どもの名前だけでもと頼んでみたのですが、それも聞き入れてもらえなかった陽子。さて、この後どうなってしまうのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に2022年8月18日 よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■非常識すぎるインフルエンサーママに非難の声まずは、沙耶に対するコメントを紹介します。SNSの危険性を理解せずにインフルエンサーをしているなんて、非常識すぎるという声が多数ありました。・許可も取らず写真をアップ、しかも名前まで投稿するなんて非常識すぎ!何かあったら責任をとらせなきゃね。・不審者に子どもを誘拐でもされればわかるんじゃないですか? 芸能人でさえ、子どもの写真はモザイク入れてるのに、頭が悪い人ですね。今のところはまだかわいい一般人ですよね。・デジタルタトゥーとしてもう誰かのパソコンの中にダウンロードされていますよね。アカウント削除だけじゃないんですよ。・こう言う人ってなんなんでしょうね。「フォロワーがたくさんいる自分すご〜い」みたいな。子どもの写真を載せて、わざわざ特定されて危険に晒すとか、バカとしか言いようがない。・たかが「いいね」のために自分の娘を晒すのは、親としては悪手。子どもをダシにして儲けようとするのは最悪です。次にご紹介するのは、SNSと一定の距離を置いているというママたちのコメントです。トラブルになる前に、そういうママとは付き合わないという選択をするのもアリ!?・普段でも面倒なママ友づきあいにさらにSNSがツールとしてあると、当事者だったら面倒だろうな。 子ども会に入るときに、SNSアプリを入れましたが徐々に使わなくなり、穏やかな日々を送っています。・SNSは便利な反面、制服などから住所などの個人情報が特定されてしまう怖い面もあります。・SNSに子供の写真を上げるのは、私も陽子さんと同じで危険しか感じません。私の周りでも、子供が裸で水浴びする姿などを度々アップしている人がいますが、ただただ心配です。もちろんSNSにはメリットもたくさんありますが、自分の子どもの危険や、他人のプライバシーには慎重になって楽しむのがいいのかもしれませんね。▼漫画「インフルエンサーのママ友」
2022年11月25日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、SNSのファッション投稿がきっかけでアパレルブランドのディレクターを務める22歳女性。ひょんなことからある発言をして炎上してしまい…。三松先生が絶対に言ってはいけない、人を傷つけるNGワード、表現を教えてくれます。しおり(22)“整形レス”をよしとする調子こき女。「整形なんてありえない」と言ったら恋も炎上【レスなひとびと】vol. 181しおりはアパレルブランドのディレクター。もともと目指していたわけじゃなかったけれど、SNSで自撮りや服やアクセサリーをアップするうちに気がつけばこうなっていた。一般人ながら、写真をアップするたびにプチバズで、フォロワーは5.7万人。今日は新作のチェックのセットアップの写真を撮るため、彼氏の俊哉と汐留のイタリア街に来た。俊哉は、彼氏兼、しおりのカメラマン。ふだんのお出かけでも何気ないスナップを撮りまくってくれるし、新作お洋服が出るたびに撮影してくれるいいパートナーだ。「しおり、いいねー。めっちゃかわいい、いいよ。次ちょっとしゃがんで目線こっちちょうだい」イタリアっぽい雰囲気のあるビル街で、しゃがみこむ。少しだけ挑戦的な目で女優ぶったりする。街で撮影していると、いろんな人がこっちを見る。でも大丈夫。しおりは、見てくるどんな人よりも、自分が一番キレイだと自信があるんだから。帰宅後、俊哉に写真をリタッチしてもらって、次々アップしていく。みるみるコメントが増加。「かわいすぎ。しおりさんしか勝たん。絶対買います」「こんなふうになりたすぎる人生だった…」次々にポジティブコメント。丁寧にリプライをしていく。「ありがとう、ミチランちゃんも似合うと思うので、ぜひ」「あこがれだなんて、ありがたすぎる涙」などなど、いたって謙虚をよそおう戦略。でも、俊哉には本音をぽろり。「リプライしてきたこの子、ありえないくらい整形顔でびびる。見てよ、これ」「どれどれ。ああ、ちょっと不自然かもな」「いや〜、わたし整形とかせずのこの顔で、ほんっとよかった。正直、ずいぶん整形ってメジャーになったけど、それでもやっぱりちょっと引くよね。いや、肌のレーザーくらいだったらいいけどさ」「そうかもねぇ…」しおりにはずっとだまっていたけれど、俊哉は鼻をちょっと整形していた。しおりのことは好きだけど、時々ある「整形レス至上主義」な発言は、ちょっと…というかかなり傷ついていた。3か月後、結局一緒にいるのがつらくなった。しおりは、顔立ちのことで無意識にマウントを取る女なんだと今更ながら納得。残念な気持ちが膨らんできたのだ。置き手紙をして別れた。「僕の鼻」のこともちゃんと書いて。翌日、しおりのSNSをのぞいて俊哉は驚いた。なんとしおりが俊哉からの手紙をアップしている。「男で整形とかまじびびるわ」と投稿していたのだ!投稿は、批判をあびて大炎上。「ずっとあこがれてたけど、ファン辞めます」といったネガコメントがたくさんついて、アカウントにはまもなく鍵がかけられた。いつかは燃えると思っていたけれど、しおりのブランドは、もう終わりだ。【三松さんからのコメント】しおりさん、自分のお顔立ちを気に入っているのはいいのですが、心ない発言で、彼氏も仕事も信頼も一気に失ってしまいましたね。しおりさんにあこがれている人は「しおりさんみたいにキレイになりたい」「しおりさんを目指そう」っていう健気な気持ちでいたはず。ひとの気持ちを踏みにじるような発言、いけませんよ。人の見た目について、あれこれいうのは絶対NG。今の時代は特に。しおりさんと俊哉さんのように親しい間柄だったとしても、です。コンプレックスのある部分って、パートナーにすら秘密にしていることもあるでしょう。なにが、相手を傷つけるかわかりません。察してあげよう。疲れていたり、人間関係で大きな変化があったりすると、感情がたかぶって余計なことをSNSに書きがちです。一般のかたはインフルエンサーのように、炎上することはないけれど、信用を失ってしまうことは十分ある。感情に任せて投げた文面が、まわりにいる人を傷つけることがないか、万全の注意をしてくださいね。「整形でなりたい自分になってもいいじゃない!ひとの好み、容姿、癖、個性についてダメ出ししちゃだめよ。ただひとつ。彼とのエッチについてはダメなことはダメと言える関係を作ってくれ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Photographer, Basak Gurbuz Derman/Gettyimages文・三松真由美
2022年10月27日何気なく利用していたSNSが原因で、まさかママ友からクレームがくるなんて思いもしませんでした。仲良くしていたママ友から責められるなんて……。考えが足りなかった私が悪いのか……。大人になって、こんなにも人に怒られることがあるなんて私は思いもしませんでした。一緒に遊んでいたときに娘が病気に娘が3歳のころ、ベビーサークルで出会ったAさんとよく遊んでいました。そのときは、某有名キャラクターが来るイベントへ、AさんとBさんと出かけました。キャラクターの踊りと音楽に合わせて体を動かす子どもたちを微笑ましく見ていると、娘の手に赤いブツブツが。よく見ると手や足に数個ブツブツがありました。 そのころ、手足口病が流行していたことから、もしかして娘は手足口病かもしれないと思った私。「ごめん、手足口病な気がするから先に帰るね」と言って私と娘は帰宅しました。その後、病院を受診すると、やはり娘は手足口病でした。 ママ友の子どもも手足口病に!?娘の手足口病は3日ほどで回復。ちょうどそのころAさんからAさんの娘さんの写真付きで「うちの娘も手にもブツブツがあるんだけど手足口病かな? どう思う?」という連絡が来ました。私は医者ではないし、写真を見て判断できるわけではありません。 しかし、タイミング的にうちの娘の病気がうつったと思って連絡をしてきたのかなと思いました。私は「ごめん、手足口病かわからないけれど、可能性は高そうだよね。病院へ行ったほうがいいと思うよ。ひどくならないといいけど」と返信をしました。 SNSを見てクレームの電話が来たその週末、私は元気になった娘と家族でお出かけをして、その様子をいつものようにSNSに投稿しました。すると、その日の夜に突然Aさんから着信が。 「自分の娘が病気をうつして私たちは出かけられない週末を過ごしているのに、どんな神経で出かけた様子をSNSにあげているの。信じられない」というすごい剣幕の連絡でした。あまりの剣幕に怖くなり、私は「ごめんね」としか言うことができずにその電話を切りました。 Aさんは交友関係が広く、お出かけすることも多いようで、SNSはいつもキラキラしていました。そのころ手足口病が流行っており、娘にブツブツが見られた時点で、もしかしてと思った私はすぐに帰宅しました。そして、手足口病が回復するまでどこにも出かけていません。もちろん、もし娘がうつしていたら申し訳ない気持ちなのですが、回復後のお出かけをSNSに投稿したことでこんなに責められるとは思いもしませんでした。 その後、Aさんは以前のように仲良くしてくれました。しかし、私はAさんが怖くなってしまいそのまま疎遠に……。今では、自分の家族はもちろん、周りに体調不良の人がいるときなどは、SNSへの投稿も控えるように気をつけています。いつも気軽に利用していたSNSですが、誰からでも見られることを再認識し、SNSの活用の仕方を見直す出来事となりました。著者:柚木 はるかワンオペ2歳差育児の幼少期を乗り切り、現在は小学生2児の母。作業療法士パートをしながら家でもできるモンテッソーリ教育を実施中。「遊び」「子育て」を中心に執筆活動もしています。
2022年10月20日SNSの発展により、有名人は一挙手一投足が取り上げられてしまう時代。そんななか、オススメする話題の映画は、実在するトップスターが誘拐されてしまう事件の裏側を生々しく描き、ネットを騒然とさせてしまうのではないかと言われているサスペンスです。『人質韓国トップスター誘拐事件』【映画、ときどき私】 vol. 518韓国では主演作の累計観客動員が1億人を超え、“1億俳優”とも呼ばれている名優ファン・ジョンミン。ソウルで新作映画の記者会見に出席した夜、何者かに自宅前で突然拉致されてしまう。パイプ椅子に縛りつけられた状態で意識を取り戻すと、高額の身代金目当ての若者5人に誘拐されたことを知る。しかも、冷酷なリーダーが率いる彼らはソウルを震撼させている猟奇殺人事件を起こした凶悪集団でもあった。情け容赦ない脅迫に屈し、身代金の支払いを約束したジョンミンは、同じく監禁されている女性を励ましながら、必死に脱出策を模索する。警察を翻弄して暴走する誘拐犯に対し、ジョンミンは渾身の“熱演”で一か八かの賭けに打って出るのだが……。韓国では「大スターのファン・ジョンミンが誘拐される」という衝撃の展開で、公開時に大きな注目を集めた本作。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。ピル・カムソン監督短編映画でキャリアを積み、本作で長編映画監督デビューを果たしたカムソン監督。今回は、現場での様子や撮影の舞台裏、そして日本での忘れられない思い出などについて、語っていただきました。―本作のきっかけは、有名な俳優が誘拐されたドキュメンタリー番組を見たことだそうですが、主人公をファン・ジョンミンさんにしたのはなぜですか?監督僕が絶対にファン・ジョンミンさんにお願いしたかった理由は、3つありました。まず1つ目は、縛られた状態で演技が求められる作品において、上半身だけで多様な演技ができるのは、ファン・ジョンミンさんだと思ったからです。彼なら感情のスペクタクルというか、表現の幅広さを見せてくれるだろうというのがありました。2つ目は、後半の重要なアクションシーンにおいて、アクション俳優らしくないアクションの演技をうまくできるのも、やはりファン・ジョンミンさんではないかなと考えたから。そして最後は、これまでヤクザや刑事の役を多く演じてきた彼が、あまり経験のない被害者という立場でどんな顔を見せてくれるのか。監督としては、そういったところにも興味が湧きました。―実際、ファン・ジョンミンさんとお仕事をしてみて、いかがでしたか?監督彼の印象は、勇敢なアーティスト。「体のなかに火力発電所でもあるのだろうか?」と思わせるほど、誰よりも情熱的でもありました。また、驚かされたのは、どんな演技をするときでも、まったく恐れることなく取り組んでいたこと。現場にあるエネルギーを吸収し、それを表現に変えていく姿を見て、普通の人ではないなと感じました。初めての役に怖さを感じながらも、なりきってくれた―演じられてみて、ご本人は何かおっしゃっていたのでしょうか。監督今回のような役はしたことがなかったので、非常に怖かったそうです。「もし、自分が同じ状況に追い込まれたら、すぐに降参してしまうと思うけど、映画では違いますよね」という冗談をおっしゃっていたことも(笑)。そんなことを言いながらも、役になりきってくれました。―本作では誘拐犯グループに若手俳優を多く起用していますが、先輩であり、大スターでもあるファン・ジョンミンさんに激しく当たるシーンでは、彼らが躊躇してしまうようなこともあったのではないかなと。撮影時の裏話などがあれば、教えてください。監督この映画では、ファン・ジョンミンさんが本人役として出ていることもあり、そのほかの出演者たちはあえて有名ではない役者で構成しようと決めていました。そのため、今回のキャスティングでは、実力はあるけれどあまり知られていない人を選んでいます。彼らのなかには演技力はあっても経験が浅い人も多かったので、ファン・ジョンミンさんの前で緊張してしまわないようにマインドコントロールするのは大変だったのではないかなと。「自分がミスしてしまったら、映画に支障をきたしてしまうのではないか」というプレッシャーをたくさん感じながらやっていたと思います。―そんな状況のなかで、どのような演出をしていったのでしょうか。監督撮影に入る前に、練習室を貸し切ってみんなで3週間のリハーサルをしました。そこでの大きな目的は、新人俳優たちがファン・ジョンミンさんに気後れしないこと。そのために、ご本人も積極的にリハーサルに参加してくださったので、助けられました。しかも、彼は人間味があって気さくな方なので、若い俳優さんたちと仲良くなるためにボーリングに行ったり、お酒を飲んだり、一緒に映画を観たりしてくれたことも。ファン・ジョンミンさん自ら親しくなる努力をしてくれて、ありがたかったです。リハーサルの時間を取れていなければ、おそらく今回のような撮影はできなかったと思います。つらい気持ちを抑え、自分をせき立てながら撮影した―あれほど真に迫ったシーンが実現できたのも、納得です。また、劇中では“ファン・ジョンミンらしいネタ”も散りばめられていますが、注目してほしいポイントはありますか?監督誘拐犯グループの一員に、ファン・ジョンミンさんのファンであるキャラクターが登場し、韓国の人なら誰でも知っているようなファン・ジョンミンさんの有名なセリフを言うシーンがあります。本作は、全体的にすごく緊張感が漂っている作品ではありますが、その場面だけは少しだけ緊張をほぐせるようなシーンにしたいと思って作りました。ほかにも、あまり詳しくは言えませんが、ファン・ジョンミンさんが過去作で演じたキャラクターの名前を使うことで、ある危機から逃れようとするところがあります。そこも彼のファンなら気がつくはずなので、楽しんでいただけたらうれしいです。―本作は、監督にとって初の長編作品ですが、苦労したことはありましたか?監督ファン・ジョンミンさんが誘拐されたあと、すべてのシーンが思っていた以上に大変でした。なぜかというと、ファン・ジョンミンさんはロープで縛られていた状態が長かったですし、殴られるシーンもあったので、その様子を見ているこちらがつらくなってしまったからです。撮影後に体があざだらけになってしまうこともあり、本人もかなり大変だったとは思います。とはいえ、そこを適当に撮ってしまうとせっかくの苦労が水の泡になってしまうので、「集中してがんばって撮らなければ」と自分をせき立てるようにして撮影を続けました。そんななかで楽しかった場面を挙げるとすれば、カーチェイスのシーン。恐怖に震えるような室内の撮影が多かっただけに、外で車を壊したり、アクションをしたりというシーンは快感でした。いつか日本の俳優さんたちと映画を撮ってみたい―カーチェイスのシーンではCGを最小限にとどめているだけに、かなり迫力のあるシーンの連続で驚かされました。監督僕自身はすごく楽しかったですが、おそらくスタッフたちはみんな苦労していたのではないかなと(笑)。なぜかというと、これまでの作品で見たことがあるような「休日の朝に道を封鎖して撮ったんだろうな」と思われるシーンではなく、リアルな映像を僕が求めていたからです。それを実現させるために大変だったのは場所探しでしたが、ちょうど建物の撤去を予定していた理想的な区域を見つけることができ、そこで撮影を行いました。ただ、撤去の日程が近づいていたので、最速で撮らなければいけないというチャレンジをすることに。とはいえ、スタッフのみなさんもベテランの方々だったので、とても楽しく作業ができました。―本作を手掛けるうえで、参考にした作品などがあれば、教えてください。監督基本的に僕はサスペンスやスリラーが好きなので、普段から自分が好きな作品のことを思い浮かべながら脚本を書きました。そのなかでも1本だけ挙げるとするならば、今村昌平監督の『復讐するは我にあり』。この作品は、誘拐犯を演じた俳優たちとも一緒に観ました。―日本映画は、以前からよくご覧になっていますか?監督そうですね。韓国の映画監督のなかでも、僕くらいの年代で日本映画から影響を受けていない人のほうが少ないんじゃないでしょうか。尊敬しているのは今村昌平監督ですが、ほかにも黒沢清監督や中島哲也監督の作品は大好きです。―監督は日本の俳優にもお詳しいとうかがっていますが、一緒に仕事をしてみたい日本人の俳優はいますか?監督僕は日本の俳優さんがとても好きですし、いい俳優がたくさんいると思っています。そのなかでも、森山未來さんや安藤サクラさん、宮沢りえさん、妻夫木聡さんといった方々が好きなので、いつか日本の俳優さんたちと映画を撮ってみたいです。日本で過ごした大切な日をいまも思い出す―ぜひ、楽しみにしております。ちなみに、日本に対してはどのような印象をお持ちでしょうか。監督日本には何度も行ったことがありますが、毎回とてもうれしい気持ちになります。なかでも印象に残っているのは、初めて日本に行ったときのこと。当時まだ助監督だった僕は、日本映画に関わっている音楽関係の方々と作業することになり、レコーディングに参加していました。オーケストラのみなさんが非常に真摯に演奏をしてくださっているなとは思っていましたが、その様子を見ていた監督が感動の涙を流していたのです。僕はそんな姿にうらやましさを感じ、「自分も映画監督になりたい」と強く思うきっかけになりました。そんな大切な1日を日本で過ごしたことをいまも思い出します。―素敵なエピソードですね。それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。監督日本でこの映画が公開されることになり、光栄に感じています。なぜなら、僕は幼い頃から日本語で書かれた自分の映画のポスターを持つことが夢でしたから。今回はその願いが叶って、とてもうれしいです。ぜひ、自らの方法で危機を脱するファン・ジョンミンさんの素晴らしい演技に注目していただきたいですし、それに対する新人俳優たちの堂々とした覇気も見ていただけたらと思っています。誘拐犯とともに、観客も騙される!リアルな臨場感と緊張感に包まれ、思わず息を飲む予測不能な展開に引き込まれていく本作。見たことのないファン・ジョンミンの表情も、最大の“武器”となるおなじみの見事な演技力も堪能できる必見の1本です。取材、文・志村昌美衝撃が走る予告編はこちら!作品情報『人質韓国トップスター誘拐事件』9月9日(金) シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー配給:ツイン️© 2021 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & FILMMAKERS R&K & SEM COMPANY.All Rights Reserved.
2022年09月07日SNSとは切っても切り離せない生活を送るなか、たったひとつの投稿で人生が変わってしまうこともあるのがいまの時代。そこで注目の1本としてご紹介するのは、全米でバズったあるツイートを映画化した話題作です。『Zola ゾラ』【映画、ときどき私】 vol. 514デトロイトでウェイトレス兼ストリッパーとして働いていたゾラは、レストランの勤務中に客としてやってきたステファニと出会う。2人は「ダンスができる」という共通点があることで意気投合し、連絡先を交換する。するとその翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われるゾラ。あまりに急なことで困惑するも、ステファニの不器用なボーイフレンドのデレクと、得体の知れない危険人物である“仲間”の Xと一緒に行くことに。しかし、これが48時間の悪夢の始まりになるとは知る由もなかった……。2015年10月、デトロイトに住むアザイア“ゾラ”キングという名の一般女性が連続投稿した計148のツイートがもとになっている本作。自身のリアルで淫らな失敗談は瞬く間に拡散され、アメリカでは魅了される有名人も続出して大きな話題に。今回は、映画化の裏側について、こちらの方にお話をうかがってきました。ジャニクサ・ブラヴォー監督映画やドラマで着実にキャリアを積んだあと、人気ブランドmiu miuの女性監督シリーズに抜擢されるなど、今後が期待されているブラヴォー監督。ハリウッドでもっとも勢いのあるスタジオA24ともに新たなヒット作を完成させ、さらなる注目を集めています。そこで、制作の過程や作品へのこだわり、さらに女性たちに伝えたい思いについて語っていただきました。―Twitterという限られた短い文章で綴られたものを映画にするのは難しさもあったと思いますが、行間を埋めていく作業は苦労しましたか?監督ツイートがあったことによって、助けられた部分は大きかったと思います。というのも、それがあることによって、どこまでやっていいのかという基準になっていたので。本作は友人でもある脚本家のジェレミー・O・ハリスと共同で執筆しましたが、大枠を先に考えてから細かいところを埋めていく伝統的な作り方ではなく、自由に書きながら物語を見つけていく方法を取りました。―実際、148ものツイートをどのようにして組み立てていったのでしょうか。監督もともとこの話には冒頭と中盤と結末がしっかりとありましたが、私たちが考えた物語をベースに、それらをわけていき、順番にメモを壁に貼っていきました。そのなかでも私たちに任されていたのは、それぞれのツイートにどれくらいの時間を使うのかということ。たった1行のツイートを1分にすることもあれば、17分にすることもありましたし、12のツイートをひとつのセクションにまとめることもありました。ある場所から移動するシーンでは、車で18時間以上もかかるくだりが1つのツイートだけで語られていたので、時間の経過を感じてもらうために、展開を膨らませて物語を追加したこともあったほど。そんなふうにひとつひとつ考えながら、作り上げていきました。女性には、瞬時に頭を働かせなければならないときがある―主要キャラクターでいうと女性にはスマートなところがあるいっぽうで、男性はどこかまだ成熟していないように感じました。キャラクターを描く際、男女で違いを出しているのは意図的だったのでしょうか。監督おもしろい質問をありがとうございます。これに関しては、実話だからそれに合わせていたというのもありますが、一番の理由は、ゾラ本人から見た彼らがそうだったから。もちろん、人に伝える際に誇張されている部分もありますが、これはゾラが描いたキャラクターなのです。私が思うに、彼女が知性を感じるかどうかは、自分が相手に対してリスペクトしているかどうかと連動しているのではないかなと。それが各人物像にも反映されているように感じました。たとえば、ゾラはおそらくステファニのことを好きではないけれど、ある面ではリスペクトしていて、それはXに対しても同じような感覚。いっぽうで、デレクは頭が悪そうに描かれていますが、たまたま彼がゾラに見せた姿がリスペクトできないものだったから、ああいう描き方になったのだと思います。―では、ゾラに対して監督はどのような印象を受けましたか?監督彼女は、いろんなことを計算できるキャラクターだと感じました。残念ながら女性は社会的な立場や仕事において、自分が望まない状況に追い込まれることがあるので、そういうときにどうやってここから抜け出せるのかを瞬時に考えなければいけませんからね。特に、相手が男性の場合は怖いと感じることもあるかもしれませんが、そこでいかに頭を働かせられるかが大事かなと。そういう意味では、ステファニのほうがゾラよりも頭が回るので、彼女に対してリスペクトをしているように感じました。がんばったことがあれば、きちんと祝福すべき―また、効果音や構成など、細かいところまでこだわっていたと思いますが、なかでも観客に注目してもらいたいポイントがあれば教えてください。監督劇中でTwitterの通知音がたびたび聞こえますが、それはいまのセリフがオリジナルのツイートと同じであることを伝えているので、ぜひそれを知ったうえで観てもらうといいかなと思います。そこは、オリジナルのツイートへのオマージュのような意味合いで入れているものです。―そのほかに、ゾラとステファニの個性的なファッションも女性にとっては大きな見どころだと感じました。監督笑われてしまうかもしれませんが、「ハロウィーンのときにこのキャラクターのコスプレをしている人を見かけたら、自分たちの伝えたいことがしっかりと認められる証拠だね」という話を衣装デザイナーやカメラマンなどと事前にしていました。そういったこともあって、キャラクター造形に関しては、漫画や油絵の具で描かれたような強烈な個性をしっかりと表現したいと思いました。―監督自身も非常にエネルギッシュな方なので、仕事をするうえでのモチベーションについてもお聞かせいただきたいです。監督以前はスタイリストをしていたこともあり、私がこの仕事をできるようになるまでは多少時間がかかりましたが、いまは続けていける自信を少しは持てるようになりました。ただ、映画を作っているときは肉体的にも精神的にも疲弊するところはあるので、大変なときもありますよ。でも、「自分がずっとやりたかったことができているんだ」と考えて、難しい顔はしないように心がけています。私は自分が成し遂げたことに対してお祝いをするのが苦手というか、いいことに対して浮かれすぎないように育てられてきました。でも、いまはがんばったことがうまくいったら祝福すべきだと思うし、喜びに対してしっかりと目を向けるようにも意識しています。他人と自分を比べ過ぎるのは、有益ではない―なるほど。ところで、まもなく公開を迎える日本に対しては、どのような印象をお持ちですか?監督実はまだ行ったことがないので、今回の映画と一緒に行けるかなと思っていましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。この映画の共同脚本家であるジェレミーがつい最近まで3週間ほど日本に滞在していて、すごく日本を気に入ったようなので、いつか一緒に行けたらいいなと。いまの私が日本について知っていることは、表層的なものばかりなので、実際に行ってからいろいろと知りたいです。―また、仕事や恋愛でいろんな壁にぶつかることもある日本の女性たちに、アドバイスがあればお聞かせください。監督まず私が言いたいのは、「他人と自分を比べることに時間を使うことは、有益なことではない」ということです。ただ、それをすることで、自分が正しい方向に進むことができるのであればいいですが、比べ過ぎるのは間違いだと思っています。だって、私たちはみんな独自の道を歩んでいるものですからね。―確かに、その通りですね。それでは最後に、映画を楽しみにしているananweb読者に向けてメッセージをお願いします。監督この映画を通して感じてほしいことは、女性の主体性やセクシュアリティについて。それらを祝福している作品なので、女性はもっと自由であっていいし、自立してもっと自分という人間を表現していいと考えています。私は80年代生まれということもあって、「こういう格好をすれば周りからこう見られてしまうだろう」と考える社会のなかで育ってきましたが、いまの若い世代には「それを決めるのは自分」という声をしっかりと持てる人が増えました。世界のなかでどうやって舵をとっていくかを自分で決められるのは、とてもセクシーなことだと思うので、ちょっとした反骨精神を持って進んでもいいんだということが伝わればうれしいです。ゴージャスで、刺激的な世界にようこそ!最低だけど最高にスリリングな実体験とともに、女性たちが繰り広げるぶっ飛んだ友情を描いた異色の青春映画。SNSと現実が交錯するいまの時代だからこそ誕生した“現代のヒロイン”ゾラの登場に、誰もが熱狂せずにはいられないはずです。取材、文・志村昌美ホットでクールな予告編はこちら!作品情報『Zola ゾラ』8月26日(金)新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイント他全国ロードショー配給:トランスフォーマー️© 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
2022年08月25日■前回のあらすじ沙耶に個人情報の載っているSNSの投稿は削除してほしいと頼むが無視されてしまった陽子。しかし沙耶のSNSから幼稚園が特定されてママたちの間に不安が広がり…。 >>1話目を見る 次回に続く(全5話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 新竹(監修:アトリエPP合同会社)
2022年08月21日■前回のあらすじ陽子が娘のユナとランチをしていると、沙耶と取り巻きの人たちがやってきて一緒にランチをすることに。そのときの写真を、沙耶が無断でSNSにアップしていることが発覚して…。 >>1話目を見る 次回に続く(全5話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 新竹(監修:アトリエPP合同会社)
2022年08月20日■前回のあらすじSNSで人気のインフルエンサーママの沙耶は幼稚園でもいつも話題の中心。しかし陽子は、娘・ユナに対する失礼な言動にモヤモヤしていて…。 >>1話目を見る 次回に続く(全5話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 新竹(監修:アトリエPP合同会社)
2022年08月19日■前回のあらすじ夫のSNSに不審なコメントを発見したことで、浮気を疑う絵梨。友人には「夫と離婚したくないならSNSを見ない方がいい」と言われるが、何を信じればいいのかわからず絵梨は追いつめられていく…! >>1話目を見る 夫がつぶやいていた私との会話に関する愚痴。夫にとっては本当にどうでもいいつまらない内容だったのかもしれません。でも些細な日々に起こっていることを家族で話題にしてはいけないのか? 私にはまだその疑問は解けていません。人は、裏アカという存在を手に入れると、もしかしたら非日常なことやネガティブなことをつい書き込みたくなるのかもしれません。裏アカによって悲しい感情やストレスを吐き出すことに使ったり趣味の人たちとつながれたりすることは悪いことではないでしょう。でもその存在によって大切な人の気持ちを傷つけてしまうものなら…それに気付けなかった夫に失望しました。夫は、単にヒートアップしただけなのか。それとも、それこそが、その人の本心なのか…?それは、今も私にはわかりません…。※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ユキミ
2022年05月29日■前回のあらすじいつも絵梨の話をニコニコと聞いてくれる夫。だが、その夫には、隠された秘密があった…!! >>1話目を見る 次回に続く(全5話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ユキミ
2022年05月26日ネガティブな言葉や日々のグチ、不安定な精神状態を思わせる投稿が目立つSNSのアカウントを意味する、通称『病み垢』。負の感情をネット上に投稿することで、自分の気持ちのバランスをとろうとする人もいますが、もしも友人が『病み垢』を持っていたら、心配になってしまうものです。稲井カオル(@Kaoru_Inai)さんがTwitterに投稿した創作漫画は、友人から「ヤミアカを持っている」と告白された少女の話。友人の投稿が気になり、早速アカウントをチェックする少女でしたが…。4コマ漫画「ヤミアカ」 pic.twitter.com/Q4KAmbhbmv — 稲井カオル@アクタ2巻発売中 (@Kaoru_Inai) April 26, 2022 なんて平和なヤミアカ…!友人がいっていた「ヤミアカ」は、病んでいるほうの『病み垢』ではなく、英語でおいしいを意味する『yummy(ヤミー)』を集めたアカウントだったのです。なんとも平和なオチに笑顔になる人が続出!一方で、「飯テロばかりで、夜に見たらつらくなる」なんてコメントも寄せられました。・即フォローしたくなるヤミアカですね!・やられた…!そっちのヤミアカか。・心が豊かになるアカウントだ。きっと友人の『ヤミアカ』は、グルメ通の間で評判の人気アカウントなのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年04月28日貯蓄や投資などを活用しているマネー上級者も、決して生まれた時からやりくり上手だったわけではありません。ここでは、自分らしいお金との付き合い方を見つけ、SNSやYouTubeで発信しているIT企業勤務・miiさんに、そのきっかけを伺いました。社会人4年目で貯蓄700万円。月1.5万円の節約レシピも人気。miiさん(IT企業勤務)@mimii_room(Instagram)26歳。Instagram「ひとりぐらしで楽しく節約貯金」で自炊レシピや節約メソッドを投稿中。著書『20代からはじめる お金が貯まる暮らしかた』『20代から身につけたい お金が貯まる自炊ぐせ』(共にKADOKAWA)。一人暮らしの不安から家計簿をつけ始めました。インスタのフォロワー34万人超、節約術と自炊にまつわる2冊の本を出版しているmiiさん。社会人4年目の彼女が節約するようになったきっかけは、就職を機に始めた一人暮らし。「就職して配属先が発表され、東京で一人暮らしをすることが決まった時に、すごく不安を感じたんです。家賃や光熱費、食費も全部自分で払わなきゃいけないけど、実家で暮らしている間は家族に頼っていたことも多かったので。でも、何から始めていいかわからないから、とりあえず家計簿かなって」いまやmiiさんを参考に家計簿を始める人も多いけれど、実は挫折したことも。「始めてから半年くらいで、続かなくなってしまったんです。今でこそカラフルなペンを使ったり、道具を揃え楽しんでいますが、最初は黒一色で書き込んでいたりして。でも、しばらくつけないでいると、お金の流れが不透明なことにまた不安を感じるようになり、再開。続けるための工夫として、この頃にインスタでの発信も始めました」一人暮らしの不安からスタートした家計簿。やりくりはうまくいき、1年が経つ頃には180万円の貯金に成功。ただ、具体的な額を目標に貯金したのではなく、家計簿を参考にやりくりしていった結果だったそう。身の丈に合った暮らしに幸せを感じるんです。「身の丈に合った暮らしが幸せだと感じる私の性格もあるかもしれないです(笑)。いくら貯めれば安心、っていう額はわからないし、人によっても違う。私は、一人暮らしを始めて家計簿をつけるようになって、お給料だけで十分に暮らしていけることがわかって安心できたし、それ以上必要ないのかもと思えたんです。欲しいものと必要なものは違うんだなとも気づいて。必要最低限なものに満たされた空間で暮らせていると、気持ちも満たされたように感じます」自分に合った暮らしを続けているmiiさんが大切にしている言葉がある。「お金は目的じゃなくて手段なんだ、という考え方を大事にしています。貯めるっていうことだけにこだわりすぎると、せっかく貯められてもうまく使えなかったり。自分が幸せに暮らすための手段として、節約や貯金があるのかなって。私自身、家計簿をつけ始めたことで、生活にどれくらいお金が必要で、これぐらいのお給料があれば貯金もできて…っていうことがわかったので、今もし全財産を失っても、同じように貯められるという自信がついたんです。具体的な目標額はないですが、これからも身の丈に合った範囲で生活しながら、自分の好きな人や、大切な人と穏やかに暮らしたい。今まで通り現金貯金しながら、ちょっとずつ投資の割合を増やして、何かあった時のためのお金を着実に増やしたいな、と思っているところです」著書の印税の使い方にも、miiさんらしさが感じられる。「私自身はお給料で十分に暮らしていけているし、本で入ってくるお金に関しては私だけの力で得られたものではないなと感じているんです。自分のお金とは別に貯めていて、家族と相談しながら、寄付や社会貢献に活かしたいなと考えています」miiさんのお金遍歴小学生時代…父親のすすめで手作りのお小遣い帳をつけていた。いま考えると、家計簿をつける習慣の基礎になっていたかもしれないそう。大学生時代…学費を自分で支払っていたため、アルバイトはしていたものの、思うように貯金できない学生生活を送る。社会人1年目…勤務地が東京になり、上京して一人暮らしをスタート。家計管理の不安から家計簿をつけ始めたことで、節約も貯金もスムーズに。現在…貯蓄額は700万円に。現金が占める比率が高いので、投資の割合を徐々に増やしながらも、堅実な生活を継続中。今後の目標・大切な人と穏やかに暮らしたい・資産における投資の割合を増やすmiiさんと一緒に貯金を頑張るファンも多い。出版のきっかけにもなったInstagramの投稿。簡単に作れて節約効果もバッチリのオリジナルレシピが人気のほか、こまめに貯金額も公表している。コメント欄には、miiさんと同じように貯金を頑張るファンからの質問や報告がずらり。孤独な戦いになりがちな貯金も、miiさんのインスタを見ながらなら頑張れる!※『anan』2022年4月27日号より。(by anan編集部)
2022年04月20日いまや私たちの日常生活から切り離せなくなったものと言えばソーシャルメディアですが、まもなく公開を迎えるオススメ作品は、その光と闇をサスペンスフルに映し出した注目のイラン映画『英雄の証明』。そこで、各国で高い評価を受けた話題作で主演を務めたこちらの方にお話をうかがいました。アミル・ジャディディさん【映画、ときどき私】 vol. 468イランの名匠アスガー・ファルハディ監督の最新作で、借金を返せなかった罪で投獄されている主人公ラヒムを演じているアミルさん。劇中では、ある出来事をきっかけに一躍“英雄”として注目されるいっぽうで、SNSによって広まった噂に翻弄されていく男の姿を見事に演じています。今回は、役作りの裏側や現場の様子、そして日本への思いについて語っていただきました。―まずは、本作への出演を決めた理由から教えてください。アミルさん一番は、やはりファルハディ監督の作品であったからですね。以前から彼とは一度仕事をしてみたいと思っていましたし、彼の演出からはいろいろなことを学べるだろうと感じたので、すぐに出演することを決めました。―とはいえ、ファルハディ監督といえば、イランが世界に誇る映画監督の一人なので、その作品で主演を務めることに対するプレッシャーもあったのではないでしょうか。アミルさんそれよりも、彼と一緒に仕事ができることがうれしかったですし、彼との現場を楽しみたいという気持ちのほうが大きかったので、特にプレッシャーのようなものはありませんでした。あとは、自分が演じるラヒムのキャラクターを気に入っていたというのも、大きかったですね。今回のように、監督も演じたキャラクターも好きな作品に参加できたのは、とても幸運なことだったと感じています。演じるのではなく、キャラクター自身を生きている―実際に現場を経験してみて、ほかの監督にはないような演出方法や印象に残っているアドバイスはありましたか?アミルさんイランにはとても偉大な映画監督が多いので、もちろん一人ずつ違いはありますが、ファルハディ監督の映画に出演して気がついたのは、演技に関して役者任せではないということ。自分で脚本を書いているからというのもありますが、役者にディテールまできちんと説明したうえで、僕たちの演技を非常に細かく見てくれる姿勢はほかの監督とは違うところかもしれませんね。僕自身、これまで細部まで気を配って役作りをしていると自分で思っていましたが、ファルハディ監督との現場を経て、より深いところまで考えるようになりました。―なるほど。今回はリハーサルに数か月もの時間をかけたそうですが、具体的にはどういったところに力を入れて役作りされていたのかお聞かせください。アミルさんカメラの前で行うリハ以外に、舞台となったシラーズの方言を覚えるため、僕はその土地で生活を送りました。実際にいろいろな話を自分で見聞きしたかったので、普通に暮らしている方々と友達になり、元看板職人であるラヒムと近い職業である大工やペンキ屋さんのところで数日間バイトをしたこともあったほど。とにかくラヒムというキャラクターを自分の体になかに入れたかったので、街のなかでさまざまな人からたくさんのヒントをもらうことを意識していました。―その過程で、苦労されたことや難しかったシーンはどのようなことでしょうか。アミルさんいま話したように、僕はキャラクターを自分の体のなかに入れて、その人自身を生きようとするタイプ。つまり、演じている意識はないので、「演じるうえでここが難しかった」というのは言えないんです。ただ、生きていればつらいときも楽しいときもあるものなので、そういう意味で大変だったのは、ラヒムの息子が父親をかばうためにある撮影に応じようとする場面。そこは、僕自身ではなくて、ラヒムとして一番つらい瞬間だったと思います。SNSで正義の意味が変わることは最悪のケース―心が引き裂かれるような非常に印象的なシーンでした。また、ラヒムという人物のとらえ方については観る人によって、英雄か、それともペテン師かにわかれると思いますが、アミルさんはどのように受け止めましたか?アミルさん僕はラヒム自身ですよ。ということは、自分で自分のことをペテン師とは言わないですよね(笑)。―確かにそうですね。劇中でも描かれているように、ラヒムという人物を判断するうえで大きく関わってくるのが、ソーシャルメディアの存在。ソーシャルメディアの登場によって、社会が求める正義や英雄像が変化しているのと感じることもあるのでは?アミルさんそうですね。ただ、ソーシャルメディアによって正義の意味が変わってしまうというのは、最悪なケースだと思っています。とはいえ、すでに僕たちの生活はSNSと深く関係していますから。正直言って、これはあまり喜ばしいことではないと感じています。―良くも悪くも、ソーシャルメディアには人生を変えてしまうほどの力があると思いますが、ご自身はソーシャルメディアとどのように付き合っていますか?アミルさん僕はもし自分が俳優ではなかったら、ソーシャルメディアとはまったく関わっていなかったかもしれません。でも、いまの人々がどういう考えを持っているのだろうかといったことを知ったうえで役作りをするので、いろいろな情報を手に入れるためにも必要とせざるを得ない状況ではありますね。そういう意味では、いまの僕にソーシャルメディアを非難するのは難しいと思います。日本はいつも心のなかにある好きな国―いよいよ日本で公開を迎えますが、日本に対しての印象を教えてください。アミルさん僕が出演している映画が東京国際映画祭で上映されたことはありますが、残念なことに僕はまだ日本には行ったことがありません。にもかかわらず、以前からなぜか日本のことは心のなかにあり、好きな国なので、日本に関するニュースなどはいつもチェックしているほど。日本のみなさんは、優しくて穏やかな方が多い印象なので、ぜひ日本を訪れたいと思っています。―ちなみに、日本でしてみたいことはありますか?アミルさん僕はもともと他国の文化を積極的に取り入れるようにしているので、日本に行ったら昔の文化が残っているところを訪ねてみたいです。あとは、偉大な黒澤明監督の国でもあるので、ぜひ日本の観客のみなさんの反応を見たり、いろいろな人と話したりしたいなと思っています。そして、最終的には、お寿司をたくさん食べたいですね(笑)。―ぜひ、お待ちしています!それでは最後に、日本の観客へ向けてメッセージをお願いします。アミルさんまずは僕たちが作った映画を観ていただき、みなさんがラヒムの目を見て、彼と関係を持っていただけることを願っています。そして、日本の方々の心にもこの作品が伝わってくれたらうれしいです。インタビューを終えてみて……。俳優だけでなく、テニスプレイヤーとしても活動しているため、忙しい合間を縫って取材に答えてくださったアミルさん。劇中の雰囲気とはがらりと変わっていたのも印象的でしたが、役に対する真摯な姿勢やファルハディ監督との充実した現場の様子が手に取るようにわかりました。いつか来日されたら、また日本での経験や印象などについておうかがいしたいです。緻密なストーリー展開に引き込まれる!諸刃の剣とも言えるソーシャルメディアが引き起こすリアルな現実と、それによって生まれる葛藤が観る者の心を震わせる傑作。イランならではの社会背景を見せつつ、現代を生きる私たちなら誰にでも起こりうる問題を突き付ける本作は、まさにいま観るべき1本です。取材、文・志村昌美ストーリー借金を返せなかった罪で投獄されている元看板職人で服役囚のラヒム。借金さえ返済すればすぐにでも出所できる状況のなか、彼の婚約者が偶然拾ったのは、17枚の金貨が入ったバッグだった。彼らにとって、それはまるで神からの贈り物のように思えたが、いつしか罪悪感を抱き始めたラヒムは、金貨の落とし主にバッグを返却することを決意する。すると、ささやかな善行がメディアで大反響となり、ラヒムは“正直者の囚人”という美談の英雄に祭り上げられていく。未来への希望に胸を膨らませているとき、SNSである噂が広まり、疑惑の眼差しを向けられたラヒムを取り囲む事態は一変しまうのだった……。胸がざわつく予告編はこちら!作品情報『英雄の証明』4月1日(金)よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー配給:シンカ©2021 Memento Production - Asghar Farhadi Production - ARTE France Cinema
2022年03月30日ママインフルエンサーになりたい投稿者さん。人気のインフルエンサーのように、キラキラしたライフスタイルを発信して、「いいね!」をたくさんもらいたい…! ですが、そんな思いが募るあまり、夫とぶつかってしまいます。そんな彼女に、読者の意見は…?■SNSにのめり込みすぎて…私はSNSが大好きで、ママインフルエンサーに憧れています。子どもがいてもキラキラしたライフスタイルのママになるのが、私の夢です。もともと家事があまり得意なほうではなかった私は、結婚してからものすごく努力しました。最初は褒めてくれた夫も、最近はそれが当たり前になってしまって…反応が薄い。そんななか、作った料理の写真をSNSにアップしたところ、思いがけない反応が。「いいね!」されるのが嬉しくて、私はSNSにどんどんのめり込んでいきました。そして、待望の妊娠!妊娠中は子どものためのスタイや靴下を手作りしたり、マタニティヨガをしてSNSに投稿しようと思っていたのですが、現実はそんなに甘くはなく、体がだるくて仕方がありませんでした。ママインフルエンサーたちは、妊娠中でもステキな写真を投稿していたのに、どうして私は…。思うように動けず、自分の中で、焦る気持ちと自己嫌悪がむくむくと大きくなるのを感じました。やっぱり、なまけてる場合じゃないと、家事に料理に力を入れ始めました。そして子どもが生まれてからは…■夫への不満が爆発!家事がいいかげんな夫には任せておけないという思いに加え、赤ちゃんをしっかり育てないとというプレッシャーから、私は夫にイライラを募らせるようになってきていました。とうとう夫に不満が爆発…。この日以来、夫とはろくに口もきかずに時間だけが過ぎていきました。こちらのエピソードにはどんな意見が集まったのでしょうか。■“映え”のために家族がいるの? 読者から厳しい意見・この女性は、自分の価値観を旦那さんに押し付け過ぎな気がします。自分の趣味に協力してほしいのなら、それなりに話し合って了解を得て、できる範囲でやってもらうべきです。子育てのことについても、二人の考え方や認識が違うなら、落ち着いた話し合いが必要です。そもそも、男性は女性とは違うということをきちんと理解しないといけません。この主人公の女性は、考え方が自分中心で、旦那さんに甘えすぎな気がしました。・子どもに対するリスクと、SNS映えを分けて話せば、特に大きな問題にならなかったと思います。リスクは絶対やめてもらうこと、映えは協力してほしいこと、一緒くたにするからトラブルになったことに気付いているのでしょうか。・旦那さんは奥さんの「映え」が主体で話をしていると思い込んでいるから、整理整頓を正しくすることで子どもに起こるどんな事故が予防できるのかをきちんと話した方がいいんじゃない? 肝心なところを伝えないで「片付けてって言ったでしょ!」って怒られても、「自己満のため」としか思われないのでは? ・奥さんは、頑張る方向を間違えてませんか? たしかに子どもに何かあったら大変ですけれど、SNSでの評価と現実をごっちゃにしているような感じがします。もっと言えば、家族をSNSのための道具にしているように見えています。「何を言っても無駄な気がしている」のは、むしろ旦那さんの方ではないでしょうか。SNSが好きなこと自体はいいのですが、他にも大事なことがあるのでは? 何が大事か、SNSで「何を」したいのか、夫婦で冷静に話しあうべきだと思います。次は、お互いに歩み寄ることのできた結末に“よかった”という感想です。・ちゃんとどちらも目が覚めてよかったです。でもこんな簡単に考え方を改める旦那なんて私には想像もできないので、やっぱりこの奥さんは贅沢だと思いました。・わかり合えてよかった!というのが一番感じたことですが、ほんの少しのことですれ違っていくのだなと思いました。ただ、このように理解し合えるというのはうらやましいことです。私たち夫婦はまったく考え方が違う&夫は自分が一番のタイプなので理解しあえないことも多く、話し合いにもなりません。どうにもならないので諦めています。なので、このようなご夫婦は素敵だなと思います!・共感もして、インフルエンサーの奥さんの気持ちも的確に言葉にしてくれる同僚がいてよかったですね。他人に言われようが自分で見つけようが気付きは大事ですもの。最後は、妻にとって耳の痛い意見! インフルエンサーに憧れ、SNSにのめり込みすぎた姿に読者が苦言を呈しました。・旦那さん、けっこうやってくれていますよね。自分で勝手にハードル上げて自分も旦那さんも苦しめているだけですよね。片手間でできないなら一人で求めるレベルを維持できるようになるまでSNSなんて辞めればいいのにと思いました。・子どものために安全を保つのは大事だけど、完璧を目指しすぎてピリピリされるのは女性の私から見ても逆にきつくない?って思いました。人それぞれやり方も何でも違うのに、ましてや仕事で普段から働きっぱなしの旦那さんに家でも100点を求めるのはきついのでは?・このママにはいまいち共感できません。家事や育児を日々頑張ってヘトヘト、パパに寄り添ってもらいたいのはわかりますが、SNS映えするかどうかを全面的に押し出されると、パパとしても寄り添う前に「何もそこまでしなくても…」と思ってしまうのは当然ではないでしょうか。そもそも家事や育児は他人に見せるためにやるものではないと思います。・SNSをしない身としては、綺麗なことに越したことないけど、一番は生活のしやすさが大切なんじゃないかな。この旦那さんの言うように、居心地の良さの方が家庭生活は大事だと思う。奥さんは映えが大事なら家事も育児も1人でやればいい。そんな妻を心配して家事をやってくれているだけでもありがたいのにね。改めて、夫婦で話し合うことの大切さについて考えさせられたエピソードでした。ウーマンエキサイトでは、夫婦問題にまつわる様々なエピソードを紹介しています。▼漫画「ママインフルエンサーになりたい」
2022年03月11日■前回のあらすじ先輩に夫の愚痴を聞いてもらったミユキは、もしかして自分に問題があるかもと気がついて…。 >>1話目を見る 先輩と別れた後、自宅まで歩いて帰る途中に考えたのは…。SNSにハマったキッカケは自分の努力に反応がもらえることでした。ですが…途中から現実の家族との生活よりSNSの中の世界に気を取られすぎてしまっていたのかもしれません…。夫との喧嘩の後「自分は悪くない」と思い続けていたのですが…夫に謝った方がいいと思い直しました。夫が帰ってきてすぐに謝ったところ…。夫婦で一緒に暮らすこと、子どもを育てていくことは簡単なことではない…。つい自分の理想ばかり追ってしまうという自分の癖もわかったので「夫にとって子どもにとって居心地の良い家庭とは」を忘れずにいたいと思います。 ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ シナリオテクノロジーミカガミ /イラスト・ タキノユキ
2022年02月25日■前回のあらすじ夫の雑な家事が許せないミユキ。居心地の悪さを感じる夫ハルトとの溝は深まるばかりで…。 >>1話目を見る <夫ハルト side>女性同僚の話を聞いて「妻が何に怒っているか」ようやくわかった気がしたのです…!次回に続く(全9話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ シナリオテクノロジーミカガミ /イラスト・ タキノユキ
2022年02月23日■前回のあらすじ出産し自宅に戻ったら、部屋の散らかった状態が許せない…! >>1話目を見る 家事も育児も完璧にしたい…そして、SNSチェックはやめられない…!SNS映えを気にしているだけじゃなく、赤ちゃんは何が事故につながるかわからないし、もっと注意してほしいのに、ハルトくんはあまりにものんきだし、家事も雑…。次回に続く(全9話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ シナリオテクノロジーミカガミ /イラスト・ タキノユキ
2022年02月21日