「SUPER★DRAGON LIVE TOUR 2022 -F2F」を4月23日に終えたばかりのSUPER★DRAGON。そんな彼らから嬉しいニュースが!5月11日リリースの新曲『Brand New Music』を皮切りに毎月も新曲を連続配信が決定。新たな目標を掲げ、ファンと共に2022年を走り続けます。今回はメンバーの飯島颯さん、田中洸希さん、池田彪馬さんに終わったばかりのツアーのこと、連続配信1曲目となる『Brand New Music』の魅力についてお聞きしました。ツアーを終えて「新しい可能性がまたひとつ増えた」左から飯島颯、田中洸希、池田彪馬――先日、ツアーが終わったばかりですが、振り返ってみての感想などお聞かせください。飯島颯(以下、飯島)しっかりと全国を回るツアーが久し振りだったので、まず全国のBLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)に会いに行けたという嬉しさがありました。内容としても、わりと今回『Force to Forth』のアルバム曲を引き立たせるような世界観には仕上がっているんですけど、曲数も多かったり、ハードな内容になっていたので、そういった意味でこれを乗り越えられたっていうのはすごく自信に繋がったなと思います。池田彪馬(以下、池田)アルバムの制作に自分たちも今まで以上に携わった部分が大きかったので、アルバムに込めたメッセージや自分たちが込めた想いを前面に出し切れて、やりがいを感じられたものすごくいいツアーだったな、と思います。田中洸希(以下、田中)今回のツアーに関しては、僕たちもすごく思い入れがあったので、感じたことを前面的に出したツアーでもありました。ライブが待ち遠しくもありましたし、あっという間でもあって、思い出深いツアーにはなりましたね。――アルバム制作中はメンバー間で話し合うことも多かった、ということなんですが、ライブではいかがでしたか?田中今回は、そもそものステージ構成自体がシンプルだったので、僕たちのパフォーマンス力が大事になってくるところではありました。パフォーマンスが映し出されたモニターを観て決めていくっていうのは今まであまりなかったことだし、メンバーが振りを作ってくれたりもしているので、アドバイスもあったり。颯くんはメンバーのことを見て、指摘してくれたりもしたし。今回のツアーに関してはメンバー同士の意見交換は活発でしたね。いろいろみんなで向上し合えたのかな、と思います。飯島『Force to Forth』収録の『Bad Day』の振り付けに携わったんですけど、みんなと一緒に踊ってる景色を想像しながら作ってきたので、ツアーでその景色が見られて、またひとつ振り付けの自信にもなりました。自分自身はまだまだなんですけど、もっといい振り付けを作っていきたいな、という気持ちが湧いてきたので、そういう意味でいいツアーだったな、と思います。――振り付けをやることで、見方が変わったりということもありましたか?飯島もちろん、ツアー全体を通してどういった構成か、演出か、というのはもともと演出家の方だったり、説明を受けてやっているので、そこは把握して挑んでいるんですけど、自分が携わることによって、もっと理解度が上がったり、自分の視野が広がったっていうのはあります。池田セットリストの打ち合わせをする段階では、あらかじめスタッフさんにまず土台をいただいてから、僕たちが提案するっていう流れだったので、それに関しては、完全にイチからっていう感じじゃなかったんですけど、自分たちのアイディアも出して、メンバーでものすごく話し合いました。もちろん新しい意見、新しい見せ方も取り入れつつだったんですけど、譲れない部分や、スパドラのライブはこういうものだよね、とメンバーが自覚していた部分があったので、そこは取り入れつつ。今まであるものと新しいものを融合させたセットリストになっていたので、可能性がまた一つ増えたような構成になりましたね。今までとは違うテイストのスパドラを楽しんでほしい――新曲『Brand New Music』ですが、こちらはどういったコンセプトの楽曲になるのでしょうか。飯島楽曲自体、本当にポップで。いろんな不安を本当に忘れさせてくれるような、心が躍る、明るい楽曲に仕上がっていると思います。振り付けも含めて、ぜひライブで一緒にBLUEのみんなと楽しみたいなっていう曲になりましたね。――ダンスやボーカル、全体のパフォーマンスについてなど、注目してほしい部分を教えてください。池田最近、他のダンス&ボーカルユニットでもこういう明るい楽曲が増えてるなと感じているんですけど、意外と僕たちにとっては挑戦的な楽曲なんですよね。今までは尖っている音楽だったり、かっこよさを中心に出してきた部分があったので。この曲を単体で聴いていただくのももちろん、スパドラの他の曲と比較していろんなギャップに注目していただけるといいなと、思いますね。田中僕たちの曲の中でもここまで明るいダンスチューンは今まであまりなかったので、新しい感じではあるんですけど、それこそ僕らが楽しげに歌って踊ってるっていうのを観ていただければ。飯島振り付けに関しては僕ら自身のフォーメーションダンスという特徴は活かしつつ、BLUEのみんなも真似できるようなポイントがあるので、ぜひそこはみんなと一緒にやれたらな、と思います。それこそツアーのセットリストでは割と重めというか、メッセージをしっかりと伝えて、かつ攻撃的になったり、という印象の強い楽曲が多かったので、その中でまた違ったテイストをもたらしてくれる楽曲の一つになるのかな、と感じています。――重めの曲が多い中で、今回のような明るい曲、というところでパフォーマンスするみなさんとしても気持ちが弾んだり?飯島そうですね。MV撮影も終わってるんですけど、本当に純粋にメンバー自身、楽しんでやっていました。この曲のメッセージでもある、つらいことだったり不安だったりを忘れて楽しもうということを伝えるには、やっぱり僕らが楽しんでいる様子を届けるのが一番だと思うので。――MV撮影で印象的だったことなどあれば、ぜひお聞きしたいです。田中基本的にダンススパートとそれぞれのリップシーン、というシンプルな撮影ではあったんですけど、ソファーの前にカメラが置かれて、フリーに動いていいよ、っていうパートがあったんです。そこの撮影が楽しかったですし、あと(志村)玲於くんがすごく暴れてたなっていう印象があります(笑)たぶん、MVにも使われると思うんですけど。池田天気がよかったな、という思い出がありますね。『ワチャ-ガチャ!』のMVが快晴の中でキラキラしていたんですけど、今回も。こういうの久しぶりだな、って懐かしい感じでした。田中徐々に天気がよくなっていったよね。池田確かに。最初はあんまりだったけど。飯島MVの撮影地が吹き抜けで、海がすっごく綺麗に見える場所で。そこをバックにみんなで快晴の中、踊ったので本当に曲に合ったMVになってると思います。3人が考える自分の“ブランディング”――『Brand New Music』の『Brand』にかけて、みなさんそれぞれが思うご自身の魅力だったり、アーティストとして確立されているブランディングについて教えてください。田中ブランディングの塊ですね、彼は。池田いやー、こだわりが強いっていうだけなんですけど……。正直、結成当初は無我夢中についていくだけで精一杯だったので、こういう自分でありたいという理想像みたいなのは見えないままだったんです。けど、年齢を重ねるごとに自分が思い描く像と、自分を照らし合わせてこだわりが強くなっていって、今があるんですけど……。私生活とかあんまり語りたくないんですよ。もちろん人によって、例えば親近感を持ってもらうことでで、もっとより近づけるとかもあると思うんですけど、それは自分の理想像とは違うな、とか結構いろいろ考えながらやってるところが多いですね。――以前のインタビューでは、ひとりで向き合ってる時間が多いというふうにおっしゃっていましたが……。池田多いですね。だから相談もあんまりしないです。ご飯に行くときとかもメンバーの相談に乗ることが多いので。仕事との両立についてとかは颯くんとか、相談にのってもらったりすることもあるんですけど。自分の理想像についてどうしたらいいか、ということは自分の中で解決しようとしますね。――飯島さんや田中さんから見ていかがですか。飯島本人が言ってるとおり、自分の理想像へのこだわりっていうものはすごくあって。その中でも見えないところで努力してるのがすごい伝わってくる。成功する人はやっぱり努力していたり、見えない部分で頑張ってると思うので、彪馬ががんばっている姿っていうのは、刺激をもらいます。好きですね。田中僕もこだわりは強いほうなんですけど、ちょっと投げやりなんですよね。けど、ちゃんとそのこだわりを自分の中で大事にして、向き合ってやってるっていうのはすごいなと思います。――田中さんはご自身のブランディングについてはいかがですか?田中僕で言ったら……毎公演、必ず見た目を変える。同じにしたくないとか、中途半端なのは嫌だとか。例えば髪がちょっと伸びてきた、とかでも嫌なんです、絶対。だから何か撮影があると前日か、その2日前までには必ず美容院に行くとか。そういうこだわりはすごく大切にしてるので、手を抜きたくないな、というのはあります。飯島うん、美意識が高いよね。田中自分が気にしているところで、何か抜けていて指摘されるのが自分としては傷つくし、嫌なので、完璧にしたいですね。飯島彪馬もだし、スパドラは完璧主義、多い気がします。洸希はステージでの立ち居振る舞いや見せ方は参考にしたいな、っていうぐらい。洸希にしか出せないような表情もあるので、そこは魅力だな、と思いますね。池田ステージ上での見せ方みたいなのは、めっちゃ研究するタイプなんですよね。すごく尊敬します。ずっとやっていると、やっぱりダメな部分とか見えてきちゃうじゃないですか。それをちゃんと改善しようとして、改善して、ステージで魅せられるのは大事なところだと思うので、すごいですよね。田中それがちゃんと伝わっていたのが嬉しいですね。――飯島さんはご自身についていかがですか。飯島ブランディングまではいかないかもしれないですけど、逆に僕はBLUEのみんなに寄り添うことはわりと意識していますね。『Bad Day』の振り付け講座をインスタライブでやったり。セットリストやMCもそうですけど、BLUE目線になって考えることは多いですね。最初のころに比べると需要に応えすぎるのもどうなんだろう?って気をつけるようにはしているんですけど、やっぱり、コロナ禍だったりという場面ではしっかりと寄り添っていかないとな、とは思っていました。池田BLUEに対して寄り添う姿勢は尊敬します。コミュニケーションをとる機会を積極的に作っているので、本当にアイドルの鑑だな、というのは思いますね。すげえなあ、って。田中僕もインスタライブとか結構やるんですけど、やっぱり寄り添い方がすごくちゃんとしていて。やっている身からすると完璧にできるのが本当にすごい。池田なんかわかるわ。いやらしく見えない。田中そうそう。池田親近感っていうのかな、なんていうんだろう、自然なんですよね。田中本当に心からこんなに届けてるんだな、っていうのが伝わってきて。池田僕が急にコメントたくさん読んだりすると引かれるし、絶対。田中何か急に狙いに来てる、って。池田……ってなってしまうと思うんですよ、絶対。田中そうそうそう。そうそうそうって、僕があんまり言うのも……(笑)池田すっごい傷ついた(笑)田中ははは!池田だから本当にわかる。そういうのって、確立されてないと絶対にできないんですよね。飯島僕もやっているときに、そんな「これをここでやって、ここでコメントを読んで……」とか考えているわけじゃなくて。そういった寄り添いたいっていう気持ちはあるんですけど、自然とここで配信したいな、と思って楽しんでやっています。そこは全然、苦にならない分、ブランディングっていう言い方も合ってるか分からないくらいですね。――飯島さんは日に日に落ち着きが増しているというか。池田そうそう。飯島でも最初は自信がなかった気がします。結成時は、それこそ立ち居振る舞いに現れている気がするんですけど。自分のスキルに自信をもっているとかそういうわけではないんですけど、ステージ上だったり、ダンスのときは自分が一番だぞ、って思わないと。そこは堂々としていよう、というのは心がけていますね。5月ならではの悩みに3人が回答!――新曲がリリースされる5月11日あたりはちょうどGW明けです。この時期ならではの悩みにみなさんからのアドバイスをいただければと思います。まずひとつめ。「五月病のときにやる気を出す方法は?」田中無理しなくてもいいんじゃないかな。好きなことをするのが大事なんじゃないですかね。今は我慢してがんばる、というのも大事だと思いますけど、我慢したところで、多分、あんまりいい気分にはならないんじゃないかな。疲れたら、休息は大事だと思います。僕は逆に休息しかしないタイプなんであれなんですけど。でも、そういうふうにできたらいいなと思うので、僕ができない代わりにやってください(笑)――ふたつめ、「仕事で失敗して怒られたときに立ち直るには?」田中あ、知りたい、それ。池田怒り返す。飯島・田中(笑)田中強いなー!飯島だいたい上司からとか、上の立場の人からだよ、怒られるの。難易度高い。池田気持ちを抑えないというか。あと僕は別に愚痴は言っていいと思っているので、友だちや家族に言う。吐き出すという意味でひとつの方法かな、って。――みっつめ、「新生活で周りに埋もれがち。自分の個性を出すにはどうしたらいいでしょう?」田中でも、第一印象で決められるの嫌じゃない?池田それは思う。めっちゃ怖がられるんですよね。田中それで言うと、僕もです。池田それはね……そうっすよね。田中お前が言うなよ!(笑)池田いや、でも難しいですよね。飯島難しいけど、埋もれがちなのは、勇気を出して一歩踏み出すのがちょっと恥ずかしいからかも。「スベったり、失敗しちゃったときに、どうしよう」ということを考えてしまってあんまり踏み出せない方が多いと思うので、あえて、そこで一歩踏み出すことが何か大事なのかな。それが結果として悪い方向になっちゃったとしても、失敗がまた次の糧になると思うので、悩んでるんだったら踏み出すのがいいですよね。池田大人……。田中大人な意見だ……。――「新生活、新しい出会いもあると思いますが、『この人と友達になりたい!』というときにどうしますか?」池田「うぇ~い」っていく。田中(笑)飯島それはもう仲良いよね。うーん、なんだろうなあ。田中僕は結構話しかけてくれるのを待っちゃうタイプなので。でも、声をかけてくれる人たちは大体、興味津々に自分のことを聞いてきてくれたり、明るい人が多いんですよ。だから気になったら元気に声かけたほうがいいと思います。――「うぇ~い」と……。田中……はちょっとチャラくて嫌ですけど(笑)池田いいじゃん!(笑)田中でも、明るく声をかけてもらったら、自分も明るく返せるので。暗く返すのも申し訳ないじゃないですか。――では最後です。怖い先生や上司に萎縮してうまく話せないとき、どうしたらいいと思いますか。池田同じ人間だと思う。――強い……!池田怖くても、偉い立場にいても、同じ人間なら思っていることを言えるんじゃないかな。普段は礼儀とかも大切だとは思うんですけど、自分が何か言いたいときや思っていることを言えないな、と思ったときに、一対一の人間として考えるというのは自分も私生活の中で使ったりするので。田中頭ではわかるけど、できるのがすごい。思っても実践できないタイプだから。池田じゃあ、あとでそれについて話し合おうか。田中いや、大丈夫です。池田えー!?(笑)田中多分聞いて満足して終わっちゃうと思う。基本、ビビリなんで。争いごとになるの嫌いなので、痛いところを突かれても言い返せない。池田優しいんですよね、めっちゃ。我慢して、精神的に損するタイプなんですよ。言えばいいのにって。だから結構、風呂とか行くときにいろいろ話聞くんですけど。田中温泉とかね。1回そのリミッター解除して言ってみたはいいけど、そのあとに気まずくなるのが僕は一番ストレスで。なんで終わったことなのに気にしなきゃいけないの?って引きずるし、その1回の事実が残るじゃないですか。帰ってからも気になるし、言い過ぎたかなって悩むのが嫌なので、だったらもう笑いに変えるか、自分が落ちるかしかないんですよ。池田それはね、もういい人の悩みだと思う。BLUEと一緒に新たな目標へ――では最後にアルバムリリース、ツアー、連続配信と怒涛のスケジュールに向けて、意気込みなど聞かせてください。飯島自分は忙しいと燃えるタイプというか。逆にコロナ禍で何もできずに家の中で閉じこもっていた時期を考えると、今こうしてたくさんライブができる環境がすごくありがたいなっていうふうに感じます。その上で毎月楽曲を出させていただくので、1曲1曲、大切にパフォーマンスしていきたいですね。池田やるとみんなで覚悟したからには、常に全力を届けていきたいですね。あとは来年、パシフィコ横浜に、という目標をみなさんと共有できているからこそ、一緒に頑張っていこう、という仲間意識が持てるな、と思います。連続リリースに関してもついてきてほしいですし、一緒に手を取り合って頑張っていこう、という意味でも背中も押せるし、自分たちもそこで、もっと頑張ろうと気持ちになっていけるんじゃないかと思います。田中常に目標だったり、自分の中での課題だったりっていうのは掲げて、活動はしていきたいなと思っているんですけども。目標があることによって、自分のモチベーションに繋がりますし、常に自分も一つ一つのやりたいことを全力でできれば、と思っています。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントSUPER★DRAGON 飯島颯・田中洸希・池田彪馬 のサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!取材・文 / ふくだりょうこ撮影 / 友野雄
2022年05月13日韓国のダンス&ボーカルグループ「SUPER JUNIOR」がさいたまスーパーアリーナで『SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022~Return of the KING~』を開催した。日本での約2年ぶりの対面公演は4月2~4日の計3日行われ、4万5千人を動員。コロナ禍のため観客はマスク着用、大声での会話や声援はなし。そのかわりに拍手で感動や気持ちを伝える、コロナ禍でのライブのスタンダードとなりそうな景色が展開された。オープニングはバーンババンバンバンバンのイントロでおなじみの『SUPERMAN』。KINGらしい威風堂々とした姿でメンバーが登場すると、歓声のかわりに、E.L.F(※エルプ→ファンの名称)が手にしているサファイアブルーのペンライトが上下に揺れ、場内はいっきに一帯感と躍動感にあふれた。続けて3曲のあと、MCではメンバーのほとんどが日本語で挨拶。2年ぶりの公演を本当に楽しみにしていたことをそれぞれが口にし、その都度、会場から拍手があがった。ボーカルライン3人(キュヒョン、リョウク、イェソン)で構成されたK.R.Y.の曲を含めた5曲が続いたあとのMCには、3日間の公演でそれぞれテーマがあったようで、この日は「メンバーの今年の運勢」をランキングで発表。「占いの結果はあまり気にしない」というメンバーから、「すごく気にしてしまう」メンバーまで、反応はさまざま。デビューから18年目ということもあり、それぞれの個性を知ったうえで展開されるトークもSUPER JUNIORの魅力(『つまらない』『話が長い』など、遠慮のないツッコミも入る)。さらに3曲を披露し、ステージ上を駆けていく姿は、この瞬間を待ちわびていたのが伝わってくるはつらつとしたものだった。歓声を存分にあげられない状況下でも、一緒に時を過ごせることを待ち焦がれてきたメンバーとファンの熱気に満ちた2時間30分。ファンのマナーの良さも印象に残る。第一線で活躍を続けるメンバーがステージ上でキラキラと輝いている姿を見て、ファンはあらためてときめきを覚えたことと思う。『SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022~Return of the KING~』4月3日セットリスト-OPENING-01. SUPERMAN02. Black Suit03. House Party04. Devil05. Raining spell for love06. One More Chance07. 月蝕-LUNAR ECLIPSE-08. Callin’09. When We Were Us(SUPER JUNIOR -K.R.Y.)10. You&I11. WOW! WOW! WOW!!12. ★BANBINA★■囲み会見ではイトゥクが日本で「何を食べるか?」リストを発表この日、開演前に囲み会見にも応じたSUPER JUNIOR。終盤に近づくにつれ緊張がほぐれたのか、自由なトークをそれぞれが始め、報道陣を和ませた。その様子の一部をお届けしたいと思う。まずはメンバー全員が日本語で自己紹介。リョウク「こんにちは。リョウクです」ドンヘ「こんにちは。僕はSUPER JUNIORのメンバー、ドンヘです。おひさしぶりです」イェソン「こんにちは。イェソンです」イトゥク「こんにちは。僕はSUPER JUNIORのリーダーイトゥクです」ヒチョル「おひさしぶりです。SUPER JUNIORのヒチョルでござる」ウニョク「こんにちは。僕はウニョクです。ここにきてくれて本当にありがとうございます。よろしくお願いします」シウォン「こんにちは。僕はチェ・シウォンと申します」キュヒョン「僕はキュヒョンです。写真、可愛く撮ってください」ここから各社の質疑応答。――来日されてから滞在中の様子の写真を(SNS等に)あげていましたが、どのように過ごされていますか。イトゥク「久しぶりの入国で日本語をかなり忘れていたんですね。イミグレショーンのところで係員が聞きました。ボクハニホンゴジョウズジャナイデス(メンバーがまたその話という雰囲気を出す)、でも、その言葉を聞いて、日本語が上手だと思われたみたいなんです」シウォン「(日本語で)キノウトウキョウノヨルヲタノシミマシタ。トテモステキデシタ」イトゥク「僕たちは日本の食べ物が本当に恋しくて、着いてすぐに何を食べるか計画を立てました。フードのリストを書きまして、アブラソバ、ツケメン、ラーメン、ウドン、ヒツマブシ、モツナベ、テッパンヤキ……ひとつひとつをそのリストどおりに食べています」キュヒョン「カクリ〈隔離〉シテイマシタヨネ。オイシイミセノタベモノヲタベマシタ。ハイタツガスゴカッタデス。オイシイオミセダッタカラヨカッタデス」――昨日(4月2日)、日本で久しぶりのライブがありましたが、いかがでしたか?感想をお聞かせください。イトゥク「ちょっと涙を流してしまったウニョクさんからお願いします」ウニョク「昨日はメンバー全員、リハーサルのときから胸がどきどきワクワクしていました。そしてスタート前にメンバー同士で『日本に初めて来たときのようにときめくね』と話していました。ステージで歌っているときに前にいる日本のエルプの方を見たら、その方が涙を流していたんですね。その涙を見て、僕もずっと涙を我慢していたんですけれども涙が流れてしまいました。僕たちはステージに上がる前に、歌詞や振り付けを間違えたら罰金を払うということを決めてステージにあがったのですが、僕は泣いてしまったので、歌詞を間違えてしまいました。ですから今日は5万ウォン払わなければなりません」(報道陣から笑い)――歓声が上げられない中で、エルプの皆さんは拍手で気持ちを伝えようとしていた姿が印象的でした。その姿を見て、皆さんの思いや感想をお聞かせいただきたいです。イトゥク「僕たちはこれまで歓声の大きさでどれぐらい感動しているのかその都度感じていたんですけど、昨日はそれを拍手で感じました。拍手を1回ずつ聞くたびに、感動と涙とうれしさとときめきを感じることができました。愛し合っている者同士では会話をしなくても、目を合わせればわかりあえるという言葉があるように、拍手ひとつだけで僕たちはすべてを感じることができました」■ウニョクにとってのSUPER JUNIORは「シルバータウン」??――いま個人活動を活発にされていますけど、皆さんにとってグループとはどんな存在なのか、ひとことずつ皆さんからいただけますでしょうか。リョウク「僕はもしSUPER JUNIORじゃなかったら、こんなふうに活発にミュージカルに出たり、ソロアルバムを定期的に出したりできただろうかと思います。SUPER JUNIORは僕にとって本当にありがたい存在です」ドンヘ「僕もメンバーみんなに大きな感謝の気持ちを持っています。人生でこのSUPER JUNIORのメンバーに会えたのは、一番大きな幸せだと思っています」イェソン「僕はいつも歌を歌うことを夢見てきた人間なのですが、メンバーの皆はともに夢を成し遂げて、ともに一緒に歩んでいく同伴者のような関係だと思っています」イトゥク「僕にとってSUPER JUNIORは表現するのは難しいんですが……(間)」(シウォンがここでイトゥクを見て『ナカナイ(泣かない)』と一言)イトゥク「ファンの皆さんに会わせてくれるとても大切な架け橋の役割をしてくれていると思います(メンバー数人から『橋ってそれだけ?』と不満のような声があがる)。僕はこう思います。父と母が出会わなければ僕も生まれなかったと思うんですけど、それと同じようにSUPER JUNIORもそんな存在だと思います。時間が経ってもずっとその場所にいてほしいというのが僕のささやかな願いです」ヒチョル「ムズカシイ。僕は職場の同僚と答えようと思っていたんですけど、イトゥクがあまりにも感動的なコメントをしたので。最初はSMの社内の契約上で結ばれた関係でした。イマゼンブホントウニトモダチ。トモダチだよね?(近くにいたイトゥクに最初に聞いたあたり、ファンには胸熱のシーンでは……)」ウニョク「トモダチー」ヒチョル「ウマトモダチー」ウニョク「ボクノカンガエハショウジキスーパージュニアハシルバータウン(メンバーからブーイング)。SUPER JUNIORは歳をとってもずっと一緒にいられるシルバータウンのような存在です」イトゥク「(次)ウマサン」ウニョク「キタイシテクダサイウマサンデス」シウォン「ショウジキホントウニショウジキこんな言葉があります。SUPER JUNIORにはクレイジーになりきれていない人はいなくても、クレイジーでない人はいない。だから僕にとってのSUPER JUNIORは精神治療院」(メンバーからブーイングに近い声が出る。ヒチョル「スイマセンオワリ」、ウニョク「アリガトウゴザイマシタ」)イトゥク「(次)キュヒョン」キュヒョン「スーパージュニアハイイニーサンタチデス」イトゥク「もっともっと記者の方から質問をたくさんいただきたいんですけど、時間の関係上で受けられなくて残念です。もうひとつだけ受けつけます」メンバー「ダメダメ」イトゥク「じゃ、メンバーは退場して。こちらにいる皆さんとお話したいことがあるので。コーヒーを皆さん一緒に飲みましょうか」ヒチョル「正直、インタビューは本当にひさしぶりなので、すっごく楽しいですね。本当に僕は心から恥ずかしいです。君(シウォン)の髪型が一番恥ずかしいよ」キュヒョン「イイニーサンタチジャナイデスカ。ゴメンナサイオワリデス」ウニョク「ハイ、シルバータウンデス」イトゥク「今日はお忙しい中、そして雨の中、僕たちが来日したということでたくさんのメディアの方に来ていただいて大変ありがとうございます。今年もアルバムを出したりコンサートをしたりしたいと思っているので、たくさんの関心と愛をお願いします」
2022年04月14日SUPER JUNIORが約2年ぶりとなる日本公演「SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022〜Return of the KING〜」のために来日。3日間に渡る公演の中日に行われた会見の模様をレポートします!2年ぶりに会えた! 泣いて罰金を払うことになったのは?左からRYEOWOOK (リョウク)、DONGHAE(ドンへ)、KYUHYUN(キュヒョン)、SIWON (シウォン)、HEECHUL (ヒチョル)、YESUNG(イェソン)、EUNHYUK (ウニョク)、LEETEUK (イトゥク)。【ペンになってもいいですか!?】vol. 1504月2日〜4日に渡って行われたイベントの2日目に行われた記者会見。イベント初日の感想を聞かれると、イトゥクから「昨日、涙を流したウニョクさんがお話します」と紹介されたウニョクが「実はメンバー全員、リハーサルの時から、ステージに上がった瞬間、胸がときめいてワクワクしました」と告白。「久しぶりにさいたまスーパーアリーナに来て、みんなウキウキした気持ちになりました。イベントが始まる前、ステージの下で待機していた時にメンバーと『日本に初めて来た時みたいにドキドキするね』って話してたんですよ」と語ってくれた。さらに、イベントが始まる前に歌詞や振り付けを間違えたら罰金を払う、ということもメンバー間で決めていたそう。しかし、「ステージで歌っている時、目の前にいたELF(SUPER JUNIORのファンの名称)の方が涙を流していて、その姿を見て、僕もずっと我慢していたけど涙がこぼれてしまいました。僕は泣いたせいで歌詞を間違えてしまったので、今日は5万ウォン払わなくてはいけません(笑)」【SUPER JUNIOR】4/2~4 Japan Special Event 2022 ~Return of the KING~コロナ禍でのイベント開催ということもあり、まだ観客は歓声を上げることができない状況。歓声をあげるかわりに拍手で気持ちを表現しているELFについてたずねられると、「僕たちはこれまで歓声の大きさでみなさんの反応を感じていましたが、昨日は歓声の代わりに拍手でそれを感じました。その拍手一つひとつに感動と涙と嬉しさとときめきを感じました。愛し合っている同士には会話がなくても目だけで気持ちがわかると言いますが、拍手だけで僕たちはすべてを感じることができました」とイトゥク。さらに、「ウニョクから記者のみなさんに愛の拍手をしてもらいたいと思います」と無茶振りされたウニョクが、最初は恥ずかしそうに、ヒチョルに「弱い!」と叱られてからは大きな拍手を会見に集まったカメラマンと記者に送ってくれた。来日後の隔離期間の過ごし方についての質問には、まっさきに隔離を終えたヒチョルが「僕はYouTubeで大好きなバンド、X JAPANやLUNA SEAなど日本のロックバンドの音楽を聴いていました。僕はみんなより3日早く隔離を終えたので、隔離しているメンバーを見ながら僕は思いっきり遊んでいました」と笑顔を見せ、日本語で「先輩!」と自慢げ。シウォンは3泊4日の隔離期間中に本を2冊半読み終えて、ホームトレーニングをしたり、オンライン会議をしたりと充実した時間を過ごしたそう。イトゥクから隔離期間もずっと同じ髪型をキープしていたことをいじられて、「いつビデオ会議が始まるかわからないので、いつも準備万端にしていました。それにファンのために撮影することも考えて準備していたんです」とシウォンが言うと、ヒチョルも「僕もX JAPANのYouTubeを全部見ました!」と手をXの形にしながらアピールしていた。日本でどのように過ごしたのか聞かれると、イトゥクは日本のイミグレーションで遭遇した出来事を話してくれた。「久しぶりの日本だったので日本語を忘れてしまっていて、イミグレーションで係の方に『日本語は上手ですか?』と聞かれて『日本語上手じゃないです』と言ったんですよ。でも、その言葉を聞いて日本語が上手だと思われたようで、その人は初めて聞くような日本語でペラペラと話しはじめました」。しかしその日本語は、「コロナにかかったことはありますか?」「体温は37度以上ですか?」「隔離はホテルではなく施設でされますか?」という質問だったそうで、そのすべてに「はい」と答えていたという「笑えない出来事でした」と笑顔で語った。さらに、「日本の食べ物が恋しくて、着いてすぐに何を食べるか計画を練りました。食べたいものリストを作りました」と明かすと、メンバーからは口々に「油そば、つけ麺、ラーメン、つるとんたん、ひつまぶし、モツ鍋、鉄板焼…」と食べ物の名前をあがった。キュヒョンは「隔離中は配達でおいしい食べ物を食べました。日本の配達もすごいですね。おいしいお店があってよかったです」と日本の食べ物を満喫した様子。最後に、メンバーにとってSUPER JUNIORとはどんな存在か聞かれると…。リョウク僕はもしSUPER JUNIORじゃなかったらこんなふうに活発にミュージカルに出たり、ソロアルバムを定期的に出したりできただろうかと思います。SUPER JUNIORは僕にとってありがたい存在です。ドンヘ僕もメンバーみんなに感謝の気持ちを持っています。人生でSUPER JUNIORのメンバーに出会えたことが、人生で一番大きな幸せだと思っています。イェソン僕はいつも歌をうたうことを夢見てきた人間なのですが、メンバーは共にその夢を叶えて、一緒に歩いていく同伴者のような存在だと思っています。イトゥク僕にとってSUPER JUNIORは、ファンのみなさんに会わせてくれる大切な架け橋のような存在です。時が過ぎてもこのメンバーと一緒にいたいというのが僕のささやかな願いです。ヒチョル難しいですね。僕は職場の同僚と答えようと思っていたのに、トゥギ(イトゥク)があまりに感動的な話をしたので(苦笑)。最初はSMの契約で結ばれた関係でしたが、今は全部ほんとうに友だちです。…友だちだよね?(笑)。ウニョクSUPER JUNIORはシルバータウンです(笑)。僕たちが年をとってもずっと一緒にやっていけるシルバータウンのような存在です。シウォンこんな言葉があります。『SUPER JUNIORには、クレイジーになりきれない人はいても、クレイジーでない人はいない』と。だから僕にとってのSUPER JUNIORは、精神的医療施設です(笑)。キュヒョンSUPER JUNIORはいい兄さんたちです(日本語)。文・尹 秀姫 写真・田中聖太郎
2022年04月06日さいたまスーパーアリーナで2年ぶりの日本公演となるライブ「SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022 ~Return of the KING~」を開催した韓国の男性アイドルグループ・SURER JUNIORが公演期間中、報道陣の取材に応じ、約2年ぶりの日本公演への喜びなどを語った。同公演は、全国3カ所10公演で行われた「SUPER JUNIOR WORLD TOUR “SUPER SHOW 8: INFINITE TIME ” in JAPAN」最終日の2020年2月16日マリンメッセ福岡公演以来の来日公演。4月2日から4日までの3日間で約4万5000人を動員した。初日のステージで涙を流したウニョクは「メンバー全員、リハ―サルのときから、ステージに上がった瞬間、胸がときめいてワクワクしていました。久しぶりにさいたまスーパーアリーナに来て、ウキウキした気持ちになっていました。そしてスタート前、ステージ下で準備をしていたときメンバー同士で『日本に初めて来たときのようにときめくね』ということを話していました』」とニッコリ。続けてウニョクは、ステージに上がって「歌っているときに(観客席の)前にいた、日本のE.L.F(SUPER JUNIORのファンの呼称)が涙を流していました。僕もずっと我慢していたんですけど、その姿を見て涙がこぼれてしまいました」と述べた。しかし、メンバー間で歌詞や振り付けを間違えたら罰金を払うという取り決めを交わしていたと明かして「僕は泣いてしまったので、歌詞を間違えてしまいました(笑)。だから今日は5万円払わないといけません」と話した。ライブ写真=撮影:田中聖太郎
2022年04月05日3月23日に4枚目となるフルアルバム『Force to Forth』をリリースした9人組ミクスチャーユニット・SUPER☆DRAGONがぴあのインタビューに初登場!昨年は全国ツアー『SIX DAY』の成功など、個々としてはもちろん、グループとしても成長を続ける彼ら。アルバム『Force to Forth』には昨年配信されたシングル『X』、2022年1月にリリースされ、TBS系『よるのブランチ』の1・2月エンディングテーマ曲に起用された『Purple Moon』などが収録されている。9人のこの2年の成長とこだわりが詰まったアルバム『Force to Force』の魅力、更にそれぞれリスペクトするメンバーの魅力についてもお聞きしました。メンバーがそれぞれ選ぶ『Force to Forth』の好きな曲志村玲於――まずはアルバム『Force to Forth』のコンセプトについて教えていただけますか。ジャン海渡(以下、ジャン)今までのSUPER☆DRAGONのアルバムは自分たちの心の中にある伝えたいことや、自分たちの強み、ときには弱みを表現していました。今回もちろん自分たちが伝えたいことを踏まえた上で、今後長く続いていく中でこのアルバムがSUPER☆DRAGONの名刺代わりになればな、と。SUPER☆DRAGONはどういう見せ方ができるかということや、素晴らしさも伝わるしっていう、ミクスチャーユニットというのを踏まえた上での強みが、このアルバムを聴いただけでわかるとは思います。『Force to Forth』というタイトルにもあるように、前に進む力ということで、SUPER☆DRAGONが次のステップに行くための、すごく大事なアルバムだなとは思いますね。――いろんな魅力が詰まった1枚だと思うのですが、みなさんがアルバムでそれぞれ好きな曲を教えてください。田中洸希(以下、田中)どうしようかなあ……迷うよね。飯島颯(以下、飯島)うん、わかる。田中僕は1曲目の「Welcome to my hell」で。この曲の制作はジャンが詞を書いてくれていますけど、世界観がツボですね。世界観が強めの曲があんまりスパドラはなくて。振りもついてるんですけど、その世界観に寄り添った見せ方をしているんです。1曲目からこういう曲を置くことでアルバムの印象がまず伝わるかな、と思います。何よりスパドラの攻撃姿勢というのを、この楽曲で魅せているのかな。伊藤壮吾(以下、伊藤)僕は8曲目の「Shut Up, Shut Out」ですね。振り入れはやっていて、ライブで3月のツアーで披露するのが楽しみな曲の一つですね。――特にここが好き、というポイントなどはありますか?伊藤うーん……東北新幹線っぽいんですよ。田中なんで?伊藤東北新幹線ってスピードへの執念がすごくて。志村玲於(以下、志村)スピードへの執念!伊藤東北新幹線はレールの上に車輪のせた走る仕組みの鉄道の限界値に挑戦してる感じがするんですよね。田中ちょっと、曲の話しして(笑)伊藤ああ(笑)勢いというか、多分ライブでも結構盛り上がりパートみたいなところでくると思うので、今までの「Mada’ Mada’」とか、そういう曲と合わせてパフォーマンスするのが楽しみだなと思っている曲です。古川毅松村和哉(以下、松村)僕は「2U」ですかね。ラッパー3人(松村、田中、ジャン)で1曲やりきったんですけど、その中でもクオリティファーストを掲げて曲を作るに当たって、作ってる段階でもお互いよくないものは良くないと言い合いましたし、傷をなめ合ってできた作品という感じなので、その過程を含めて好きだなって感じですね。――田中さんは「2U」についてはいかがですか?田中初めてリリックを書いたことで、いかに自分らしさもありつつ、そのテーマに寄り添ったスパドラらしさもあって、というのがやっぱり自分の中では大事にしたいなと思っていたので、打ち合わせを重ねましたね。ジャンくんの家に行って、考えたりもして。本当に自分の中でも自分の中でアイディアを膨らませながら、アドバイスいただきながら、調整してできたので思い入れは強いと思います。――ジャンさんは「2U」もですが、アルバム全体に関わっていらっしゃるとお聞きしています。その上でこれは特に好き、という曲はありますか?ジャン好き、だったら……3曲目の「love or like」ですね。この曲があることでアルバムが国境を越えるというか、いろんな国の人がこのアルバムを聞く機会が増えると思っています。今回タイのAnatomy Rabbitさんという方をフューチャリングで迎えて、シンプルですけど、世界広いなと思ったんですよね。日本以外の広い世界の人たちをたくさんこのSUPER ☆DRAGONに連れて来れたら、SUPER☆DRAGONの音楽を聞いてもらえたら。そのきっかけの曲になると思うので、そういう意味で大切ですし、曲としても好きですね。――アルバムの中でも特に一番携わったのはどの曲になるのでしょうか。ジャン「Welcome to my hell」ですね。まずトラックを作ってくれたGeek Kids Clubっていうかっこいいチームがいるんですけど、そのGeek Kids Clubはトラックメーカーのチームで。何人かいるんですけど、そこのみんなに声をかけて、制作が実現したんです。それからトラックをいただいて、僕がメロディとリリックをつけて、SUPER☆DRAGONの1曲として仕上げました。ジャン海渡――古川さんは好きな曲を挙げるとしたらどの曲になりますか?古川毅(以下、古川)「X」ですかね。このアルバムの顔になる曲は何曲かあると思うんですが、「X」もそのうちの1曲になるな、と思っています。そもそも「X」からこのアルバムの制作がスタートしたというのもあるので、思い入れもありますし、このアルバムが自分たちの音楽性のスタイルであるミクスチャースタイルをより深めて、それをもっともっと日本、世界に発信する的な、そういう人たちの希望に前に進む力っていうところになれればっていう思いだったんですけど。そのメッセージ性をしっかり背負える曲ですね。自分たちのスタイルを持って、聴く者を魅了していく、照らしていく姿を思い描きながら、制作に入ったので、僕とジャンと和哉で歌詞に携わらせてもらったんですけど、歌詞の世界観もサウンド的にもそういう展開がしっかり組まれていて、新しいスパドラをこの楽曲でまた見せられたと思います。池田彪馬(以下、池田)僕は2曲目の「Pioneer(Keep It Real)」なんですけど、この曲で初めて制作に携わって、イチから自分のイメージで、SUPER☆DRAGONに合うような楽曲、音、構成、振り付けなどを、自分のイメージを皆さんと共有しながら作ったっていうのが初の挑戦だったんです。そういった経験も踏まえて、自分でも満足できる楽曲に仕上がったので、思い入れもありつつ、個人的に好きな曲です。飯島僕は10曲目の「-Tweedia-」ですね。スパドラ初のバラード曲ということでも、制作の段階でも、彪馬や毅が想いを込めて作ってて。まずメンバーが携わって、こういうバラード曲を作っているっていうことでやっぱり僕たちの気持ちも乗るという意味でも好きだなあ、と。あと「-Tweedia-」って花の名前なんですけど、調べたら何か花言葉が「信じあう心」という意味だったんですよね。バラード曲だけど、切ない気持ちになるより、次に向けた明るい曲だな、と。ライブのラストで一度披露したんですけど、その時もすごく胸にくるものがあったし、パフォーマンスしていてもラストにふさわしい曲だな、と。そういう意味でも、このアルバムの最後を締めくくるのにぴったりな曲だなと感じました。飯島颯志村僕は「君は1000%」ビンテージリミクッスですね。……あっ、ちがいますね、バンテージリミックスだ!一同:爆笑古川一番間違えちゃいけないやつ!志村英語が弱いことがバレましたね。何を思ったのかビンテージリミックス(笑)……なんで好きかというと、布施明さんの「君は薔薇より美しい」とか、シティーハンターでおなじみの「Get Wild」とか、そういった曲が最近かなり好きで。それに加えて「君は1000%(Vantage Remix)」はSUPER☆DRAGONの音楽に近いところにあるな、と。まだ振り付けはどうなるか決まっていないところはあるんですけど、曲の雰囲気は壊さずに、いろいろと挑戦できたらな、と思っています。柴崎楽(以下、柴崎)僕は「Shut Up, Shut Out」ですかね。ライブでパフォーマンスをする自分達の姿がすごく想像しやすいんですよね。僕もライブをやる上でこういうゴリゴリのSUPER☆DRAGONのロックな曲は好きなので。BLUEのみんなも、絶対これは一緒に楽しめるな、と確信を持てる曲です。「Shut Up, Shut Out」は全員で取り組んだ曲伊藤壮吾――レコーディングや、そこまでの過程で印象的だったこと、新しく挑戦されたことなどはがありますか?松村僕は「X」のAメロの歌詞を書いたんですけど、「X」が2020年にリリースした「Burning in the nights」のアフターソング的な内容なんです。闇を抜けた後のこっちの未来、みたいな意味合いだったので、まず1回「Burning in the nights」の歌詞と、にらめっこする時間があって。そこにまず入り込んでから、もう1回「X」に入り込まないといけないのがちょっと難しかったですね。志村「Shut Up, Shut Out」とかは全員で作ったよね。制作段階のときに全員で話し合ったり。この曲を作ってくれたYockeさんっていう方がいらっしゃるんですけど、昔からのスパドラの……なんていうかな、もう、お父さん的な存在だよね。古川・ジャンお父さん、ではない(笑)志村ではない、そうです(笑)古川その関係で言うなら、親戚のおじさんみたいな感じかな(笑)志村そういった方と9人でどういった曲にするかとか、リファレンスしたり。あと結構、毅が率先して連絡とって、どういうものにするのかっていう、練っていきましたね。そういった段階からメンバー全員が入って、っていうのはこの曲が初めてだよね。田中洸希古川Yockeさんと僕らの関係性が昔からのかなり強いもので、スパドラの音楽性の基盤を作り上げてくれた方なんです。今回、いろんなクリエイターの方々と一緒に制作することで、それぞれ「この曲だったらこのメンバーが制作」というふうに、曲によって担当が違ったんですけど、「Shut Up, Shut Out」に関しては最初のミーティングの段階で全員で話して、ライブでこういうイメージにしたい、ということも共有しつつ、僕もスパドラのロックっていうものを、今回また再解釈して。でも、なんていうか……「こういう曲よくスパドラやってるよね」じゃなくて、よりアップデートした形で、今のスパドラだから表現できるというものにしたかったんです。っていうところもあってそれこそYockeさんの家に俺とジャンと和哉で行って、仮段階できたものに対してあーだこーだワガママ言っていろいろ構成変えてもらったりとか。この曲に限らずですけど、今回メンバーがそうやって、レコーディングのディレクションの段階から参加して、メンバーの良さを引き立てていくとか、自分が見たメンバーの良さっていうのとか、助け合って、じゃないですけど、そういう作業もできたので。それは大変だった、というよりは、製作段階でのすごく思い出に残ってるので、僕としては「Shut Up, Shut Out」も思い入れの強い曲ですね。コロナ禍を経て、強まった結団力池田彪馬――『Force to Forth』が4枚目のアルバム、結成7年目。グループとしての成長や変化をどういうところで感じられますか?ジャン制作にあたってよりメンバー間でのディスカッションは重要だし、回数も必然と増えていったんですけど、9人もいるとそれぞれの中に理想像や素晴らしいものを持ってて、それを共有する時間が増えると、よりSUPER☆DRAGONのありたい理想像が増えていくんですよね。かつみんなのスキルが、制作においても表現するにおいても、その理想を現実に持っていく力が、より強くなってきました。よりグループとして、一丸となっている感覚がより肌で感じるタイミングが多くなってきた気がするので、グループとして、9人って大人数ではあるんですけど、逆に言えば一つにまとまったときの爆発力というのはすごいと思います。――一段階、団結力が強くなったと感じられた瞬間はありますか?古川やっぱり、コロナ禍になってからの2年間はすごく大きかったな、というのはありますね。2020年に世界的なコロナ禍で、僕らの活動にも当然支障が出て。でもその中でもやれることがあるよね、というところで無観客ライブを作品として毎回クオリティが高いものをスタッフさんも含めたチーム・スパドラでみなさんに届けるっていうのももちろん、経験としてありました。去年はやっとの思いで有観客ライブができて、ホールツアーで1年を締めくくれたんですけど、いろいろと考えることはチームとしても個人としてもたくさんあったので。その中で、みんなで集まって話したり、スパドラへの想いをシェアする時間がすごくたくさんあったので、なんていうんだろう……今一度覚悟しなきゃいけない、じゃないけど自分たちの活動や、そういう好きなものを守るために、やりたいことをやっていくために、もう1回ふんどしを締め直すみたいな瞬間はありましたね。そういう気持ちで今年は臨めているので、その先駆けとして、このフルアルバムを出せるのは自分たちとしては自信になりました。リスペクトするメンバーは?「もちろん、みんなカッコイイ」松村和哉――グループとしてはもちろんですが、個々でも成長された部分があるかと思います。カッコイイな、など、リスペクトできるメンバーについてそれぞれ教えていただけますか。松村僕は颯くんですね。2021年はツアーも含めダンサーとしてライブの制作に携わることも増えてきて、そこに至るまでの成長速度が著しかったなっていうのはすごく思って。ボーカルとして曲の責任を背負って、作っていく立場としても刺激を受けたし、逆に僕たちがカッコイイ曲を作れたから、ダンサーたちに刺激与えられてるっていう部分もあるのかなと思いつつ、いい関係になれていければな、って思います。そう思えたきっかけが颯くんかな、と思いますね。飯島すごく嬉しいですね。自分としても、コロナ禍の中思うようにいかないこともあったけれど、逆に時間ができたという意味では、自分のパフォーマンスだったり、見返す時間ができたので、今のスパドラの中での自分の立ち位置だったり、今後していくべきことをじっくりと考えられたんです。そこで自分の中でのパフォーマーとしての心構えがしっかりと形成されていったし、振り付けだったり、演出構成もそういう去年とかはツアーでも携わらせていただいて、一つ一つが自分の力になっていったのかな。でもまだまだ足りないので、いい曲をたくさん作ってくれている分、ここからどんどんと自分もパフォーマンスで力をつけて、それぞれが相互作用でSUPER☆DRAGONが、高みを目指していけたらな、って思います。柴崎楽――飯島さんはこのメンバーのここがかっこいいな、と思うようなところはありますか?飯島そうですね……もちろん、みんなカッコイイから。僕からはやっぱり同じダンサーとして、一応スパドラのダンスを引っ張ってくれているという意味では、玲於はかっこいいな、というふうに……思わされる……(照)志村そんなに照れながら言われると思ってなかったよ!(笑)古川一応引っ張っていく……(笑)志村一応ですけど、拙いながらがんばっております!飯島自分のダンスのスタイルと玲於とは違うんですけど、自分には表現できないようなダンスというものが玲於にはできて。あと、やっぱり力強さとか。今回のアルバムの中で言うとやっぱり「Shut Up,Shut Out」はやっぱり玲於の良さが生きるんですよね。そういう曲での玲於は生き生きとしていてパワフルで、僕はすごく好きだし、ライブでもかっこいいな、と感じています。そういう部分で玲於がライブでも先陣を切ってパフォーマンスで熱さを表現してくれることによって、自分もより刺激されてますね。志村こんなしっかり言ってくれると思わなかった(笑)飯島一応、記事用で。志村やめろよ、そんな!(笑)いやでも嬉しいですね。僕ら9人、好きなものもバラバラですし、普段見ているものも違ったりするんですけど、そんな中でもお互いがお互いを意識していて。もちろん僕も颯のダンスはめちゃめちゃ見てますし、体の使い方を見てかっこいいなと思うものは盗んでます。僕らダンサー4人なので、ダンスの中でもそれぞれのキャラクター性ももちろんありますし、曲を僕らのダンスパフォーマンスで上げてくっていう面でも意識しなきゃいけないところなので、何かそういった意味合いで、こんなに見てくれてると思ってなかったんですけど。この調子でお互いがお互いをリスペクトしながら、何か上がっていければいいなって思ってます。で、僕がかっこいいな、と思うのは……洸希かな。田中えっ、俺!?志村えっ、嬉しくない?嬉しくないパターンもあるんだ!?田中いやいや、意外だな、と思って。志村僕はダンサーなので、みんなのダンスの動画も見るんです。それこそ、ひとり5分の振り付けに対して本当に1時間以上とか見ていたりする中で、「こうありたい」という見せ方が固まってる、どんな曲でもブレないのが、洸希なんです。僕の勝手な意見なんですけど、曲を表現するとなると、揃ってるだけだとちょっと物足りないなとか思っていて。曲の中でも雰囲気を演出する上で自分のキャラクターを出してくれるのはすごく重要だと思うので、洸希はそれがちゃんと固まっていてやれている。その上でどんどん進化していってる洸希は純粋にすごいし、いいなと思いますね。田中いや、嬉しいですね。褒められて伸びるタイプなんで。志村じゃあやめとこ!田中おいっ。……伸ばしてね(笑)本当に玲於くんは1人1人をしっかり見てくれているんですよ。やっぱリハーサルとかでも率先して指摘をしてくれていて。その上でこう言ってくれるのは嬉しいですね。そんな僕が、リスペクトするのは、そうですね……僕は楽かな。自粛に入る前は結構レッスンや筋トレとかしていたんですよ。でもそれができなくなった中でもしっかり毎日持続してやっているって聞いて。それに、ライブでの表現についても考えてることも結構楽からいろいろ言ってくれることもあるので、すごくちゃんと見てるんだな、と思いますし、やることをしっかりやっていて、えらいなあ、と思います。自分でなかなか続けるってできないことも多いのに、それをしっかりと自分の中で決めてやっていることがすごいな、と思います。柴崎義務だと思ってやってます(笑)今でも棒人間みたいな感じなんですけど、前はデコピンで倒せるぐらいの人間だったので。肉も食べない感じだったけど、今はわりと食べるし、その分トレーニングもして、みたいな。やっぱり、自分がみんなについていってんどん高みを目指していかなきゃというのもあるので、その分がんばらないとな、と思って。……俺も褒めて伸びるタイプだよ?一同:笑柴崎そんな僕が思うのは……みんなカッコイイんだよなあ。毅くんですかね。華奢というか体格もちょっと似てるようなところもあって、だからこそ毅くんは表現の仕方をすごく研究してるんですよ。そういう経験を何か僕に教えてくれるんですけど、教え方もすごい上手いし、わかりやすくて。普段のことでも、服が好きになったきっかけも毅くんなんです。僕のセンスをすごく磨いてくれる。本当にかっこいい先輩というか……先生のような師匠のような。志村師匠!?師匠になったの!?俺も師匠になりたい……。柴崎いろんな自分の経験をちゃんと教えてくれるのがためになるというか。僕だけに限らず、それぞれに必要なことをちゃんと届けていて人間としてカッコイイな、と思いました。古川いやいや嬉しいですね。師匠っていうのはおこがましいですけど(笑)いやまあ、自分だけ得しても、っていうのはあるんですよね。グループでやっている以上、自分が何か感じて受け止めたものは渡したいな、と。例えば、1回心が折れたけど復活して……みたいな経験ってみんなあると思うんですよ。そういうときにみんなで助け合っていければいいんじゃないかなと思うし、だからこそのグループだなって思っているので。そういう気持ちで、ここ特に2年くらいは何かできるようになってきたのかなあと思っています。僕から見た……うーん、難しいな。最近特に前にも増してかっこよくなったな、というのは彪馬ですね。池田嬉しいです。古川人との喋り方もそうだし、立ち姿から何までここ2年くらいで相当変わったな、と思いますね。自分の中での何かそういうスイッチのコントロールの仕方とか、何か自分の理解の仕方っていうか、人間としての。達観してるなと思うし、揺るぎない自分自身へのブランディングとか、自分の守り方をちゃんとわかってるのはすごくいいことだな、と思います。それが個人だけじゃなくて、ちゃんとグループにも反映されるな、と感じる瞬間がたくさんあるので、彼がいることは、スパドラの武器だなって思う瞬間が特に最近は多いですね。池田自粛期間を経て、考える機会がやっぱり増えて。そういう中で、損得だけ気にしててもなんか疲れちゃうな、と思ったので、自分のいやすい姿でかつ、やっぱりこれだけメンバーと一緒にいると、本当に信頼できる関係にあるので、もっともっと頼りたいし、もっともっと頼ってほしいっていうのも、自分のあり方の変化に繋がったんじゃないかな、と思ってます。ブランディングに関しても、SUPER☆DRAGONの池田彪馬はこうでいたいというのはグループに入ってなかったら、そういうのは絶対考えられなかっただろうなと思う瞬間もありますし。メンバーといろんな話をしながら、自分はこういう位置にいるんだな、って常に自分と向き合って確認できるのはこの環境だからこそなので、常にメンバーには感謝してますね。僕がかっこいいと思うのは……和哉ですね。最近、和哉が書く歌詞を実際、見たり聴いたりしていると特に実感したんですけど。自分もSUPER☆DRAGONの中では年下メンバーで、年下が楽と和哉しかいない中で、和哉の歌詞を読むことで、歳は関係ないと思いつつも、年下の和哉がこういう歌詞を書いて、感銘を受けることがすごく感慨深いというか。頼もしいなと思いますし、そういうところでプライドとか抜きに、本当に心から尊敬したくなるようなメンバーだなと思ったので。なんか……カッケーですね。松村嬉しいです。池田かっこいー。古川急に雑な振りになったな(笑)松村じゃあ、僕からもうひとり……。壮吾は外に出てバラエティだったり、SUPER☆DRAGONの名前を、責任を持って背負っていくっていうことが増えていて。壮吾の生き方って、絶対流されないんですよね。何があろうと絶対に「自分は自分」なんですよ。自分をさらけ出すことへの恥とかも全くない人だし。もしかしたらダサイかもしれないな、っていう瞬間、人間だれしも動き出したくないことってあるじゃないですか。そうじやなくて、自信を持って堂々と、弱みも強みも全部出していけるのが人間としてかっこいいなと思います。伊藤いろんなところに行って、スパドラの名前だけでも知ってもらえたらなと思ってやっているので。大きい成果が出ているのかは分からないですけど、いつか外でも頑張ってよかったなと思える日が来たらいいなと思います。ジャンくんは……もう何だろう、本当にSUPER☆DRAGONにいなきゃいけない存在というか、いるべくしているというか。アルバムを聴いてもらってもわかる通り、特に音楽面に関してやっぱり引っ張ってくれている存在なので。僕にない技術をたくさん持ってるし、ダンスに関してもそうですよね。そういうところは本当尊敬できるし、追いかけたいなって思います。ジャンありがと!……嬉しいですね。音楽面も全員がいいと思ってもらえるものを作るのが僕のあれなので。嬉しいですね。伊藤僕のあれってなに?(笑)志村だいぶはしょったけど。ジャン嬉しいです(笑)SUPER☆DRAGONがいま力をもらっているもの――「Force to Forth」のタイトルにちなんで、みなさんの前に進む力の源になっているものをお聞かせください!志村自分に関わってくれたものすべてが力になってくれていると思います。舞台とかもやってるんですけども、そういった台本読むとか、その振り付けを作るとか、紅茶を飲みながら考える時間だったりとか、淹れてる時間だったりとか、すごい好きです。僕、本当趣味が多くて。アニメを観たりだったりとか、YouTubeとかでゲームの配信を見たりとか、そういったことをしながら、本能的に嫌なものは溜めないようにしてるんですね、たぶん。いつどこで使うかもわからない趣味なんですけど、どこかで活かせたらいいですね。SUPER☆DRAGONありきの生活をしているので、そういったことに全部繋がっていくと思うんですけど。古川僕は……ご飯ですね。一人暮らしをしているので、自炊するタイミングもここ最近増えているんですけど、チャーハンを作ったりとか。いろいろ調べて作ったりもしますし。あとペペロンチーノ好きなんですよ。すっごくシンプルなんですけど、めちゃくちゃ難しい。最近やっと上手になってきたかなって、食べていて思います。今日は何食べようかな、とかここ1年くらいはスーパーに寄って買い物してから帰るみたいなのは増えました。それが意外と活力になっているのかもしれないですね。あと、ここ1年くらい、PCを使って作曲とかもやってます。音楽ももちろん好きなので、趣味的な感覚で。いずれ仕事に繋げようと思って頑張ってやってるんですけど、その作業と料理って意外と似てるんですよね。スパイスがあって、とかもそうだし、匙加減で全然変わるし、いろんなジャンルがあって、意外とこれとこれを掛け合わせてみたらよかったとか。あと、意外と集中してできるっていうのも感覚が似てるなあ、思います。ジャン普段からそんなめちゃめちゃストレスを抱えない、ポジティブなタイプなんですけど、それでも「うーん」ってなったときは、地元の仲の良い友達みんなと夜の公園で喋ったり。そういうときは、すごく気持ちが調和されますね。制作においては、今回は6割ぐらい僕が制作に携わってるところがあるので、制作に関してはメンバーが俺が作ったものを歌ってくれるその先の景色を想像したりして、それを楽しみに頑張るみたいなところだったりですかね。飯島本当にサッカーが大好きで、サッカーオタクって自分で名乗っているんですけど。自分で実際にプレーしてたのは9年間ぐらいで、プレーももちろん好きなんですけど、最近は試合を見るのが大好きで。まだ実際に観戦しに行くのはあまりできてないんですけど、生配信で観たりするのは好きですね。そういう試合を見て、自分の好きな選手や応援してるチームから結構力もらってるのかな。あとは、最近の力になってること……本当にパフォーマーとしてもともと振り入れは大好きだったんですけど、最近自分で振り付けるようになってからはいろんなダンス動画を見るのも楽しいですね。実際に振り入れの参考になったりするので、そういう意味では、本当にこの活動を通して、よりダンスへの意識が強くなったのかな、というのはあります。伊藤そうですね……鉄道好きなんで、鉄道ですかね。本当にチームで成り立ってるな、みたいなのはすごく感じるんですよ。僕の感覚なんですけど、特にコロナ禍になってから、裏側をよくテレビとかで取り上げたりするから、そういうのを見て、本当にいろんな人がいて成り立ってるんだなって。この前見た番組ではメトロを取り上げてたんですけど、日常、当たり前を守るということを最後おっしゃっていて、そういうところがかっこいいなって。力になるというか自分もがんばらないとな、と、普段電車乗ってても、それは思います。田中力になってること……いっぱいあるんですけど、え~何にしようかな。本当にビートボックスが好きで、最近、日本で結構来てるんですよ、ビートボックス。それこそテレビでもよく取り上げられているんですけど、今のビートボックスシーンで日本がめっちゃ活躍してるのを見ると、俺も頑張ろうって、力になりますかね。知り合いにビートボクサーの方でいらっしゃるんですけど、いろいろお話を聞いたり、YouTubeで細かくいろいろ解説している方もいるんですけど、そういうのを見てると「あーいいな」と。そういう方ともいろいろできたらなと、思っています。池田自分が今大切にしてるのは、常に何か先のことについて考えることというか。先の未来について考えることで力をもらっていますね。そういうところで頑張ろうっていう、原動力みたいなのはもらって活動していますね。――ひとりで考える時間が多いんですか?池田そうですね。もともと考え事をするのが嫌いじゃないタイプなので、前向きなこともあれば少しネガティブなこともいろいろ考えます。でも結局、最終的には未来が待ってるんだから、今を頑張ろうって。そういう考え方で、自分の中でマインドをコントロールしている感じですね。松村いっぱあるなあ。スパドラとしてリリースする、しない問わず、歌詞を書くのが好きなので、それは精神安定剤というか。歌詞を書くのは一回、自分と向き合わないといけないので。書いた歌詞をあとから読んで気づかされることも多いです。過去の俺ってすごくね?とか、今の俺情けないなって時もあるので。――じゃあ、振り返りに。松村そうですね、日記みたいな感じで。柴崎このメンバーがいる空間。何かシンプルに楽しいし、これほど現場楽しいグループないと思うんですよ。その楽しさが仕事へのモチベーションになっていると思うし、ずっと続けていきたいと思うひとつの理由だと思います。うん、力の源はこいつらですかね。新しいSUPER☆DRAGONのきっかけになる――最後に、アルバムを聴いてくださる方にメッセージをお願いします。古川新しい僕らのきっかけになればいいなって思ってできたアルバムなので、今いるBLUEのみんなにも、隅から隅まで聴いて楽しんで欲しいですし、なんならBLUEに協力してもらっていろんな人たちに、これを広げて欲しいなって思うし。今まで僕らのことを知らなかった方々にも、知っていただくきっかけになる作品になればいいなと思います。僕らの音楽性をただ提示して終わりじゃなくて、その人たちの人生、その人生とまでは言わずとも、その人たちの今日でもいいし、明日でもいいし、何かポジティブに還元できれば、一番このアルバムの存在してる何か理由になるのかな、と。まず1回目はこの曲順で聞いてもらって、そこから自分のお気に入りを見つけたら、1曲に絞ってプレイリストに入れるでもいいし、あとはもうあなたのもの、という感覚なので。僕たちとしては、アルバムを通して僕たち自身の、エネルギーがしっかり伝わればいいなと思いますので、まだまだいい作品を作り続けていきますよ、という証を作れたなっていう気持ちです。撮影=鬼澤礼門取材・文=ふくだりょうこ4th Full Album 『Force to Forth』詳細はこちら:ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年03月31日12月19日(日)、9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGON(通称スパドラ)がワンマンライブツアー「SIXDAY」を立川ステージガーデンにて行った。今回のツアーにあたって、メンバーによるボイスドラマを先行配信。その内容はライブとリンクしており、ボイスドラマ内の分岐が各公演につながっている「マルチストーリーライブ」だ。つまり、会場によってストーリーが異なる。ある日、メンバーのもとに届いたのは未来からの1通のメール。未来の世界ではクローンと人間が共存していたが、クローンは人間に虐げられている立場。クローンは反乱軍を結成、人間との戦争を始めていた。争いの原因となっているのは、クローン技術を悪用しているAMOYH(AMOYH)だと考えられていた。クローンデータを盗み出し、クローン研究を行う会社を乗っ取ったAMOYHの行動を変えるために、2021年に起こる6つの事件を阻止してほしいというのがメールの主からの依頼だ。どの事件が未来に干渉できるのか、未来を変えられるのかわからない。が、スパドラのメンバーたちはそれぞれの事件を防ぐために動き出す。「SIXDAY」というツアータイトル通り、9月の中野サンプラザからスタート、6公演目となる立川ステージガーデンが最終公演となる。6日目に一体どんなストーリーが明かされるのか。公演時間が近づくと少しずつ大きくなっていく会場のBGM。それに誘われるようにしてBLUE(SUPER★DRAGONのファンの呼称)が座席から立ち上がり始める。青のペンライト、肩にはメンバーの名前が入ったタオルをかけ、ライブへの期待感と同時に、どこか緊張感もはらむ。オープニングでは、今回のストーリーを振り返るボイスが流れる。――今日、防がなければならないのは、AMOYHが秘密裏に入手した宝石の違法売買。大きな金額が動くこの事件を止めれば未来は大きく変わるはず。取引の場所は立川ステージガーデン。気合いを入れる面々だったが、表情がさえないメンバーも。「AMOYHの顔を見た」その顔は、彪馬にそっくりだった--?そんな驚きとともに、ステージ上段には9人のシルエットが。1曲目を飾ったのは『WARNING』。今回のストーリーを踏まえると、『WARNING』ほどオープニングにふさわしい曲はないのではないだろうか。そして曲間には、ボイスドラマが差し込まれ、ストーリーが展開していく。――AMOYHが彪馬にそっくりだったということが気になって仕方がないメンバー。それはドッペルゲンガー?彪馬のクローン?つまり彪馬のクローンがAMOYH?謎は深まるばかりだが、まずは今日のAMOYHの取引を阻止しなければならない。自分が片をつける!AMOYHとの戦いの行方は…続いて披露されたのは『LRL-Left Right Left-』。何か足りない繰り返す毎日、自分見失わぬように。歌詞がストーリーにぴったりだ。のびやかなボーカルに玲於をセンターとした激しいダンスが映える。勢いそのままに和哉の低音からスタートする『La Vida Loca』。思わず美しい、とため息が漏れそうになるダンスにパワーがシンクロし、ステージからの圧がすさまじい。そこにBLUEの手拍子が重なり、会場の熱が高まっていく。――本当にこの場所で取引が行われるのか不安に思うメンバー。実際にAMOYHが現れたらどうする?自分そっくりなクローンに対して冷静に対応できるのか?しかし、AMOYHも今回が最後の取引となる。本気でくるはず。阻止をするのも容易ではないはずだと、それぞれ気合いを入れ直す。ここまでが今回の物語の振り返りと導入ということだろうか。ソロダンスに合わせてスクリーンにはメンバーのパーソナルデータが表示され、映画のオープニングを思わせる。――取引を成功させたいAMOYH。スパドラの前に現れたのはAMOYHの指図によって動いていると思われる人間たち。すぐにどうこうされることはないだろうが、メンバーは危険を感じ……。ステージ上段に現れたメンバーの手にはライトが。『City Noise』のフリに合わせて光のラインが鋭く動く。その演出に会場からは歓声が漏れ聞こえる。裾が長いジャケットに、そのライトの光がサーベルのようにも見え、現代の騎士のよう佇まいだ。AMOYHの手の者たちから逃れられるのか……――思いのほかあっさりと捕まってしまった面々。あのメールさえ届かなければ、今頃楽しく過ごしていたはずなのに、とそれぞれため息をつく。そんな日常を思い返しているかのような『Distance』。先ほどまでの緊張感がほどけたように、それぞれが柔らかな表情を見せる。腰かけている洸希を後ろからハグする玲於の姿に観ている側も和む。ジャンの「最後まで楽しんでいきましょう!」という言葉と共に始まったのはポップな『雨ノチ晴レ』。ステージ上段に並んで腰かけ、笑顔で歌う姿は、メールが来なかったときのifの世界なのか。――どうして自分たちは捕まってしまうのか。自分たちのクローンだからやることが分かるのか。しかし、まだ取引は終わっていないはず。早く逃げ出せなければ……白い光、スモークの中、ステージに現れたメンバー。それぞれの個性を生かしたような衣装に身を包んでおり、隠し切れないオーラがにじみ出る。結成6周年である9月27日に配信リリースされた『X』という攻めるトラックに緊迫感が戻ってくる。『Burning in the nights』ではステージ構成を存分に生かしたパフォーマンスを魅せる。上下2段構えのステージングはいつどこに誰が現れるか分からない。限られたステージでありながら、空間を巧みに使いこなし、奥行きがある魅せ方は感嘆の声が漏れる。――どうにか逃げ出すことに成功したSUPER★DRAGON。しかし、逃げられたことに疑問を感じる。まるでわざと逃げられるようにしていたかのような……。そんな中、彪馬は「自分のクローンがやったことは自分が片をつける」と決意を口にする。クローンの間違いを正すのがオリジナルの役目。AMOYHを見つけるため、スパドラは二手に分かれて捜索を続ける。捜索の様子をダンスパフォーマンスで表現。続けてファイヤードラゴンの『On My Way』、サンダードラゴン『Caravan』で世界観を深めていく。ジャン、洸希、和哉の3MCで歌う『Set It Off』は怒りをテーマとした曲だが、この流れで聴くとまた違った意味が伴ってくるように感じる。向けられた怒りはAMOYHか、世界か。――ついにAMOYHを追い詰めたSUPER★DRAGON。フードを外したAMOYHの顔は彪馬そっくり。AMOYHは入れ替えるとHYOMAになる。理想の世界を手に入れたいだけだった。クローン技術で人間の生活が豊かになる、死んだ人間もクローン技術で蘇ることができると、純粋に信じて、発展を願っていた。しかし、クローンで人間を蘇らせるのは禁忌。だから、技術を強奪しようとした。「あんた何年生きているの?」という問いに「数えきれないぐらいの時間、クローンを作れる世界を待っていた」コールドスリープで技術の発達を待っていたAMOYHだが、それも終わり……。物語の完結高まる一体感の中、絆が深まる物語はエンディングへ向かって走り出す。再び衣装チェンジしたSUPER★DRAGONが『Untouchable MAX』で会場のテンションをブチ上げる。ここまで、ほぼノンストップと言っていいほど走り続けてきたセットリストにも関わらず、ダンスのキレは増すばかりだ。そしてここで「立川盛り上がってますか!まだまだ最高潮に至っていません!」と毅が煽る。声が出せない代わりにBLUEは手に持つタオルを高く掲げる。シンプルなC&Rだが、通じ合うにはそれで十分だったのかもしれない。仲間との絆を感じさせる『Dragonfly』で会場の一体感を高めていく。「まだまだぶちあがっていくぞ!」と『Mada’Mada』、さらに『SUPER★DRAGON』で会場のボルテージをマックスまで上げ切って本編を締めくくった。緩急激しいストーリーに浸ったあとの『SUPER★DRAGON』はなんともグッと来るものがある。ステージを立ち去るシルエット。スクリーンにはエンドロールが流れる。一本の映画を見終えたような充足感と同時に、最後に記された「and BLUE」の文字、そして「SIXDAY」を締めくくった「ありがとう俺たちの希望」という一文。物語のエンドマークであると同時にスパドラからBLUEへのメッセージのように感じられ、会場からは自然とアンコールの手拍子が響き渡る。そんなアンコールに応え、SUPER★DRAGONのメンバーが再びステージへ。改めてBLUEに挨拶をした。「髪を黒染めにしたんですけども、色落ちしちゃいましてですね。色も落としちゃったんですけど、BLUEのみんなも落としちゃおうかなと思います」という颯から自己紹介をスタート。緊迫したストーリーから解放され、ようやく素のSUPER★DRAGONが観られたように思え、思わず顔がほころぶ。壮吾は恒例のアナウンスを披露すると、楽が「今日は車内アナウンスじゃないんだね」と言い、「そう、駅のホームのアナウンス。よく気がついたね」と壮吾も笑顔を見せた。その楽は配信のカメラにも笑顔を向けて「みんな大好きだよ~」と愛を届け、洸希は得意のボイパを披露、和哉は叫びすぎて声が低くなりすぎたと謝罪。それぞれが千秋楽を迎えて興奮の心中を声、表情で現した。駆け抜けてきたツアー。セットリストを毎回半分変えたいというメンバーの要望に応えてくれたスタッフに感謝の気持ちを毅が伝えると、ジャンは「今回のツアーは長い時間をかけてBLUEのみんなと会えるのは嬉しかった」と語る。また、颯はツアーの感想として「対面でこうしてライブができるのはすごく嬉しいです。ライブひとつひとつを作り上げていくという実感をこのツアーを通してより深く味わえた。振り付けや構成にも少し携わらせていただいて、そういった面でも、二十歳を迎えたという面でも成長を感じられた」と感慨深げに噛みしめた。颯がツアー中に二十歳を迎えたということで、ファイヤードラゴンで飲み会をしたときのエピソードをジャンが披露。3杯で寝てしまった玲於と颯(すかさず颯が「4杯」と訂正)。時間が経ち、スタッフとジャンで2人を起こすと、玲於が颯に話しかけにいったという。今日は楽しかったね、という話をするのかと思いきや、玲於は「今日何杯ぐらい飲んだの?」颯「4杯ぐらい?」玲於「そうか、俺は3杯だ」とカッコをつけたかったのに、実は颯のほうが呑んでいた……というエピソードに他のメンバーから穏やかに「ダサい」「ダサいね~」といじられるなどという微笑ましい場面も。新曲の初披露過去への後悔なんて意味がない長い期間に渡るツアーだったからこそさまざまなことがあった。「毎回が初日で毎回が千秋楽だった」と毅。そして、今の時勢ならではの心配ごとも。「緊急事態宣言中からツアーが始まり、キャパが上限の半分という制限があったけれど、陽性者も出ず、今日という日を迎えられた。スタッフ、BLUEみんなひとりひとりの『この場所を守りたい』という想いが繋がって今日があるんじゃないかな、と思う」と感謝の言葉を述べ、彪馬も「みなさんのと対面する機会がない中で、自分ひとりで物事に対して考える時間がものすごく増えた」とその言葉を継ぐ。「過去に対する後悔や悔しさを考えることが多くて。そのときに思ったのがどうして過去を振り返るか、ということ。過去にあった幸せを今後越えられるのか、という不安感が多分あると思う。でも、過去を振り返って、後悔するのは何の意味もないな、って気づいたし、そうした過去にあった幸せな思い出っていうのはこれから先、僕たちがどんどん越えていける、と胸を張って言うことができます」と力強く語った。そして「僕たちと一緒に幸せな思い出をたくさん作っていきましょう。そして僕たちの未来に向けて、BLUEのみなさん、すべてのひとに向けてこの曲を歌いたいと思います」と、披露されたのが新曲『-T weedia-』。思いがけないサプライズに思わず客席がざわめく。SUPER★DRAGON初のバラードで、和哉、ジャンのラップも織り込みつつ、柔らかなメロディーが聴く人の心を包み込んでいく。T weediaとはルトリウワタという花のこと。花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」。「花を君へ」という歌詞と共に手の差し伸べるような振りが印象的だったが、そこには彼らのBLUEに対する想いが込められているのかもしれない。そしてそれに応える会場を埋め尽くす青のペンライトは互いの絆が感じられるワンシーンのように思えた。さらに、毅は「1サプライズでは終わりません」と言い、『-T weedia-』も収録した4枚目のアルバム『Force to Force』が3月23日にリリースされること、1月12日に配信シングル『Purple Moon』がTBS「よるのブランチ」1~2月エンディングテーマ曲に決定したことを発表し、BLUEを喜ばせた。この日のライブ、そしてツアーが終わってしまうことを惜しみつつ、「これからに向けて前を向いて羽ばたいていければな、と思う。少しでも僕らの活動がみんなの先を照らす光になっていければ」と毅。最後の曲「SOUL FLAG」でしっとりとエンディングを迎える……かと思えば、突然、和哉が胴上げされるという展開に笑みが漏れる。これもまたSUPER★DRAGONらしさなのかもしれない。新たなステージ、新しいエンターテインメントの形を見せた「SIXDAY」。そして、今まであえてやってこなかったバラードを新曲として打ち出すというところに、ワクワクしか感じない。道を照らすSUPER★DRAGONの光は、2022年はより輝きを増していくはずだ。取材・文 / ふくだりょうこ
2021年12月20日SUPER★DRAGONが恒例のイベントライブ『DRA FES 2021』を11月14日に豊洲PITで開催。そのオフィシャルレポートが到着した。トークや企画も交えてファン感謝祭的立ち位置で毎年秋に実施される『DRA FES』だが、オンライン開催となった昨年を挟み、今年は年長組4人のファイヤードラゴンVS年少組5人のサンダードラゴンというユニット内バトルをフィーチャー。通常のライブではなかなかお目見えしないユニット曲や久々披露のレア曲、初期曲も満載で、2年ぶりにファンと共に『DRA FES』を祝える喜びを、グループカラーである青のペンライトが埋めつくす客席を前に爆発させた。例年通り今年の『DRA FES』も2部制で行われ、昨年と同じく“龍崎高校学園祭”と銘打たれた1部では、龍崎高校の生徒として学ラン姿のメンバーが登場。ライブパフォーマンスを交えながら、彼らの本音や結束力をコーナー企画で探ってゆくという構成が取られた。ステージ上に並んだ学校机に着席するなり“柴崎楽はメンバーのオフショットを撮ってくれる”、“田中洸希はニンニク入りのラーメンを食べるたびマスク越しでも「くさい!」とメンバーからイジられる”等、内輪話を暴露する9人に場内のムードもユルユル。しかしひとたび音が鳴れば一転、スリリングに連なるペアダンスや息の合ったシンクロダンスで魅了する「WILD BEAT」を皮切りに、「HACK MY CHOICE」から1stシングル「Pendulum Beat!」と初期曲を切れ味鋭い最新のパフォーマンスで叩きつけ、6年の進化を見せつける。学園祭成功に向け、誰と誰が仲良いのか連想クイズで探ったり、今夏のFCツアーで“BLUE”という名称が決まったファンに対して、会えなかった期間の想いを男前な一言で伝えようというパートでは、難易度が高すぎるお題に池田彪馬が何度もダメ出しを喰らう一幕も。普段のライブではあり得ない場面の数々に、客席を埋め尽くすBLUEも笑顔の花を咲かせてゆく中、印象的だったのが3組に分かれて1年ぶりに披露されたユニットソングだ。田中、池田、松村和哉が放つ「Cross Counter」の縦ノリに合わせて青いペンライトが一斉に上下に動く様は壮観で、続いて志村玲於、古川毅、ジャン海渡の「ゲラゲラ」では、太いダンスビートに添って揺れる一面の光の海に、思わずジャンが「最高だぞ!」と一言。さらに飯島颯、伊藤壮吾、柴崎が「NICHIYOUBI」を爽やかに届けると、今度は青い光が大きく左右に。BLUEが創り上げる青い景色の美しさに、恐らくその場にいた全員が有観客の喜びを噛みしめただろう。続いてファイヤードラゴンの古川、サンダードラゴンの池田という歌唱面におけるスパドラの双璧が、珠玉のラブソング「Song For You」を切なくクリアに歌い上げるものの、終盤ではファイヤーとサンダーの対立が激化。最年長の志村が「年下のサンダーから舐められてる」と零せば、6学年下の松村が「年上らしくないじゃん」と返したり、ファイヤーの4人を最年少の柴崎が「おじさーん!」と揶揄したりとバチバチの火花を散らしつつ、ジェスチャーゲーム対決では松村の渾身のナマケモノ擬態に度肝を抜かれた。以降はサンダードラゴンが“フレッシュな勢い”、ファイヤードラゴンが“大人の落ち着いた色気”という個性を各チーム曲で存分に表現。「懐かしい!」と言いながらサンダードラゴンが披露した「INAZUMA」は、約5年前のリリースだけあって曲中に入っている声変わり前のコーラスが5人の成長を否が応でも実感させる。続くファイヤードラゴンの「Gong」は重低音が床を揺らすドープなナンバーで、その鮮やかな対比には、これが本当に同一グループの楽曲なのか!?と驚愕するばかり。最後はアニメ主題歌にもなった「ワチャ-ガチャ!」でにぎやかに締めくくり、古川が「この決着は2部でつけないとじゃねーか。お前らブッ潰してやるからな!」とサンダードラゴンに宣戦布告すると、伊藤が可愛らしいパンチを返して、白熱のバトルへの期待を駆り立てた。攻撃的な姿勢が詰め込まれた最新曲「X」“6th Anniversary Live”と名付けられた2部は、1部から趣向をガラリと変えファイヤードラゴンの4人赤、サンダードラゴンの5人が黄色と、衣装から完全に色分けして登場。ステージ後方に展開するモニターに稲妻と炎が走り、龍神が降臨するかのようなオープニング映像と噴き上がる炎に導かれて上手にファイヤー、下手にサンダーの面々が揃うと、センターで古川と池田がガンを飛ばし合ってバトルの幕は切って落とされた。まず、先攻のサンダードラゴンが人気曲「リマカブロ!」を投下すれば、まさに“Remarkable(=驚くべき)”な勢いに場内は沸騰。突き抜ける池田のボーカルにCo2も噴出して、もう「ブチ上がろうぜ!」と煽られずともブチ上がるしかない。対する後攻ファイヤードラゴンは、ディスコ調の「Let’s Get Down」を志村が付けた振りも交えながら披露し、さすがのシャレオツなムードで魅せる。以降2チームが持ち歌を交互にメドレー形式で4曲ずつ畳みかけてゆくが、その楽曲のほとんどは2年前にファイヤーがファンク、サンダーがロックをテーマに個別リリースしたミニアルバム『TRIANGLE』のもの。当時はファイヤードラゴンとサンダードラゴンに分かれてツアーも敢行したが、各楽曲のイメージを増幅させる映像もバックに、こんなハイブリッドな形で2年ぶりに拝めるとは感慨深いことこの上ない。また2チーム共に4曲の中でしっかり幅を見せてくれたのも特筆すべきところ。スタイリッシュなムードの強いファイヤーは、タフな「Piranha」でタイトル通り危険な香りも振りまきつつ、バラードの「MIKAZUKI」では古川のしっとりした歌唱で拍手を巻き起こす。そして「Hard Days」でタオルを振りたくったサンダーは、ステージから上がる火の手がピッタリのロック曲「Rock Tonight」で観る者の胸に放火しまくりながらも、「真冬の熱帯夜」では年上女性への恋情を熱に浮かされたような低音ラップや歌唱で甘く演出。反抗期真っ盛りから急に大人の顔を見せられて、思わずドキリとしてしまう。続く「Drive Me Crazy」では古川とジャンが繊細な歌声で、志村と飯島がエモーショナルなムーブで苦しい胸の内を表現するという、このラブソング対決は実に甲乙つけがたいものだった。ここで古川と池田がステージの逆サイドに立ち「夢で逢えたら」をデュエット歌唱。聞くたびに透明感を増してゆく美しいハーモニーが休戦を告げるが、それも束の間、今度は他の7人によるダンスバトルが開幕する。目に眩しい赤と黄色の一団がソロで、集団でぶつかり合い、殊にジャンと飯島の長身2人によるダイナミックなムーブの狭間から、身軽な志村が跳び上がるファイヤーの攻撃は見応え十二分だ。さらに「俺たちが精一杯戦うにはみんなの応援が必要なんだ!」とクラップや拳を指南すると、BLUEも巻き込んでのハーフタイムショーに突入。青い光が激しく揺れる中、シックなスーツに着替えて9人全員で豪快なステップを踏み、SUPER★DRAGONとしての一体感を見せつけてゆく。そこから志村のアクロバットが炸裂する「My Playlist」が贈られるが、9人が揃うことで際立ったのがシンクロ率の上昇。続く「Summer Breeze」でも、歌唱するメンバーを常にセンターに置きながら、精密で難易度の高いダンスを事も無げにこなし、ビーチな曲をスーツでパフォームするというギャップを見事に“オシャレ”に昇華する彼らの胆力には敬服させられた。ようやくのメンバー紹介では、田中が十八番のヒューマンビートボックスを普段より長尺で披露して、「大会と間違えてる?」とメンバーに突っ込まれる場面も。先月20歳になったばかりの飯島は「お酒を飲んだら顔が赤くなって、全身ファイヤードラゴンになったんで、サンダー倒す気満々で来ました!」と宣言して、すぐに「今日は素面です!」と弁解する。おまけに温厚な伊藤が「オープニングの壮吾の目つきがホント怖くて!」とジャンに怯えられたほど、それぞれがバチバチだ。そんな中で不協和音から幕開けた最新曲「X」は、サウンドプロデューサーに久保田真悟(Jazzin’park)を迎え、これまで以上に彼らの攻撃的な姿勢が詰め込まれたミクスチャーチューン。キャッチーなサビから低音極まるラップパート、2番では呪文のような英語ラップをジャンが放ち、どこか禍々しい空気感の中で、しかし、ジャン、古川、松村も作詞に携わったリリックは、確かに光を目指している。“全てに意味があるのさ”というサビ詞は、ある意味彼らのスタンスを物語っているようで、まさにSUPER★DRAGONの音楽と活動は常に動機と意味合いが明確だった。閉塞した時代を生き抜こうというメッセージを表すように、「X」で9人が踏むステップには大地を踏みしめるような力強さが感じられ、その逞しさは波動となって五感の全てから伝わってくる。だが、そこに続く曲が「SHOPPING TIME」だとは、誰が想像しただろうか?スパドラ史上一、二を争うほど軽快なナンバーで、「X」からは想像もつかない笑顔を浮かべる9人に、高低差で脳髄がやられそうになったのは筆者だけではないだろう。それでいて、サビで鉄オタ・伊藤が繰り出す車掌ムーブを見ると、なんだかホッとしてこちらまで笑顔になってしまうのだから、結局は彼らの掌で踊らされているということなのだ。2022年春ツアー開催をサプライズ発表序盤のメドレーを振り返り、互いにしかできないことがあると確かめ合うと、「相思相愛……尊敬です!」という古川の言葉から突然暗転し、なんとサンダードラゴンの持ち歌である「Take It To The Top」をファイヤードラゴンの4人で披露。同じ曲でも瑞々しさから温もりへと、受ける印象が変わったのは不思議であり、必然とも言うべきか。逆にファイヤーの「BlackJack」に挑んだサンダーの5人は、ステージの段差を上手く使いながら今持てる精一杯のアダルティを醸して、ファイヤーの4人に肉薄する。驚きのシャッフルステージを挟んだせいか、ファイヤーの「On My Way」にサンダーの「Caravan」は共に安心感とこなれ感が増幅。前者ではメンバーが実に楽しそうにステージ上を移動し、古川がフェイクを入れれば、普段はダンスに専念している飯島も自信満々にラップする。後者では“Everybody shake it”という歌い出しの通り、客席のペンライトが辺りをかき混ぜるように大きく振られ、場内のテンションも上がりきったところで「最後に思いっきり騒ぐ準備はいいかい!?」(ジャン)と「SWEET DEVIL」をドロップ。炎の映像をバックに本物のファイヤーボールが上がり、松村がデスボイスを放つアグレッシブなナンバーの突き抜けるようなパワーは、これから自らの手で道を切り拓いてゆくのだという彼ら自身の決意を表しているかのようだった。そんな道の先にある夢へと向かう9人とBLUEに対するエールのようなクラップが満ちた「Endless Dance」を1曲目に、アンコールでは昨年同じ豊洲PITで行われた『DRA FES』を振り返り。無観客だった無念さを語り、「笑い合える時間を共有できるのが幸せ。この2年間、特にBLUEのみんなからパワーを頂いて活動できたので、そのエネルギーを倍返しにしていきたい」と古川は誓った。そして「“きっと絶対会えるよ”という気持ちを込めて」と続け、池田と古川が一言一言、たっぷりと時間をかけて噛みしめるようにアカペラで「KITTO→ZETTAI」を歌い出すと、場内には声にならない感動があふれ出す。君と出会えたのは運命だから、きっと絶対に会える――結成初期から歌い継がれてきたこの言葉が、コロナ禍の今ほど響く時はないだろう。しかも現在、彼らはワンマンツアー『SIX DAY』を開催中。会える機会はまだまだあるが、さらに9人が退場した直後、“2022年春ツアー決定!!”の文字がモニターに映し出されると、客席からこらえきれない喜びが漏れる。加えて楽屋に戻ったばかりの9人がモニターに映り、「BLUEのみんな、春ツアーが決定したぜ!2022年もBLUEのみんなとSUPER★DRAGON駆け上がっていくからよろしくな!」とメッセージ。ファイヤードラゴン、サンダードラゴン、そしてSUPER★DRAGON――この9人だからこそ成し得る三位一体は、BLUEの光を糧にさらに大きな奇蹟を起こしてゆくだろう。文:清水素子写真:笹森健一<公演情報>SUPER★DRAGON『DRA FES 2021』11月14日(日) 豊洲PITセットリスト■1部 -龍崎高校学園祭-M1. WILD BEATM2. HACK MY CHOICEM3. Pendulum Beat!M4. Cross CounterM5. ゲラゲラM6. NICHIYOUBIM7. Song For YouM8. INAZUMAM9. GongM10. GETSUYOUBIM11. ARIGATOM12. ワチャ-ガチャ!■2部 -6th Anniversary Live-M1. リマカブロ!M2. Let’s Get DownM3. Hard DaysM4. MIKAZUKIM5. Rock TonightM6. PiranhaM7. 真冬の熱帯夜M8. Drive Me CrazyM9.夢で逢えたらM10. My PlaylistM11. Summer BreezeM12. XM13. SHOPPING TIMEM14. Take It To The Top(ファイヤードラゴンver.)M15. BlackJack(サンダードラゴンver.)M16. On My WayM17. CaravanM18. SWEET DEVILM19. Endless DanceM20. KITTO→ZETTAI<ツアー情報>『SUPER★DRAGON 2022 SPRING ONEMAN LIVE TOUR』(仮)3月24日(木) 東京・Zepp DiverCity3月25日(金) 東京・Zepp DiverCity(2部制)3月28日(月) 福岡・Zepp Fukuoka3月30日(水) 大阪・Zepp Namba4月1日(金) 愛知・Zepp Nagoya4月3日(日) 宮城・仙台 GIGS4月5日(火) 北海道・Zepp SapporoSUPER★DRAGON オフィシャルサイト:
2021年11月15日SUPER☆GiRLSが、11月13日パームス秋葉原にて生誕イベントとソロライブを開催した。イベントでは、10月28日に23歳の誕生日を迎えた4期メンバーの門林有羽、11月9日に18歳の誕生日を迎えた高校三年生で3期メンバーの長尾しおりの生誕祭イベントを開催。さらに、7月27日(なづなの日にちなんで)に開催され大好評だった樋口なづなソロライブのリバイバル公演が行われ豪華な3部制のイベントとなった。『なづなの日リバイバル公演 ~子供じゃないもん!twenty~』より第1部は、同グループでセンターも務めたことがある樋口なづなが自身4回目となるソロライブ『なづなの日リバイバル公演 ~子供じゃないもん!twenty~』を開催。毎年恒例となりつつある7月27日「なづなの日」でのソロライブだが、前回は平日に開催されたこともあり参加できなかったファンからの熱い声を受けてリバイバル公演の開催となった。『なづなの日リバイバル公演 ~子供じゃないもん!twenty~』より「20歳になったからこそ見せることができるライブ」を意識したと、セットリストを前回から若干変更し全14曲をひとりで歌い上げた。また今回は自由に写真を撮っても良い撮影タイムを設け、撮影時一斉に響き渡るシャッター音に樋口も「記者会見並みの本格的なシャッター音」と喜んだ。アンコールでは、1年半前に実施したなづなの日無観客ライブ時に着用した衣装で登場し、自身のフィーチャー曲である「White Melody」を披露。「この衣装を着てみなさんの前で歌える日が来るとは思っていなかったので、本当にうれしいです。」とライブをしめくくった。『なづなの日リバイバル公演 ~子供じゃないもん!twenty~』より第2部は、先日初の舞台『九識のスプリント~いざ、駆ける瞬間~』を終えたばかりの門林有羽の23歳の生誕イベント。普段はグループでの活動が多いので、一人で歌うことが不安でステージ裏では震えていたという門林。緊張は伝わったが、初めての単独となる生誕イベントには満足した表情が見られた。「門林有羽 23歳生誕イベント」より生誕祭という事で、主役である門林に関する4択クイズなど、メンバーとファンが一緒に楽しめる内容が多数用意され会場全体で盛り上がった。クイズでは、普段のおっとりした門林のイメージに反して「虫はなんでも平気」という意外な面も。メンバーからも改めて門林の新たな一面を知ることがことができたと好評だった。最後に門林からファンに向けて「初の生誕祭に沢山の方が集まってくれて本当にうれしかったです。私はいつもみなさんに幸せにしてもらっているので、23歳は私がファンのみなさんを幸せにする存在になりたいです。」と感謝の気持ちを伝えて、生誕イベントは終了した。「門林有羽 23歳生誕イベント」より第3部では、ラストJKの長尾しおりの生誕祭『長尾しおり生誕2021 シンデレラタイム解禁会』が開催。小学生の頃からアイドルとして活動してきたこともあり、何度も年齢による活動時間の制限などにも悩まされてきた長尾がついに18歳になり、シンデレラタイムが解禁。やっと!という想いがこもった彼女らしいイベントタイトルだ。『長尾しおり生誕2021 シンデレラタイム解禁会』より今話題の「イカゲーム」でも注目の「だるまさんが転んだ」の遊びをアレンジした企画コーナーでは、長尾が出した無理難題に全力で応えるメンバーに長尾も笑いが止まらずゲームは大盛り上がりした。ゲームのほかにソロで5曲ほど歌を披露し、最後にファンに向けて「私は12歳でスパガに入って、今月で18歳になりました。元々アイドル志望でこの世界に入った訳ではないけれど色々な方の導きがあって、今こうしてステージに立っていられることに感謝しています。ずっとファンの方には伝えていることですが、みなさん一人一人をちゃんと見ていたいし、大切にしたいという気持ちが強いのでこんな私ですが、よりよく成長し進化し続けられように頑張っていくので、これからもみなさん応援よろしくお願い致します。」と感謝の言葉を述べ、イベントは幕を閉じた。『長尾しおり生誕2021 シンデレラタイム解禁会』よりSUPER☆GiRLSは12月25日に11周年となるワンマンライブを開催。また、翌日12月26日にパームス秋葉原にてイベントが開催されることが発表された。■樋口なづな コメント今回のソロライブは7月27日に開催させて頂いたソロライブのリバイバル公演ということで、ファンの皆様の期待値が更に高まっているのではと思い、とにかく練習を重ねました。ですが、ステージに立ってファンの方を見たら良い意味で練習した事を全て忘れてしまいました!私のファンになってくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。■門林有羽 コメント生誕祭お越しくださった皆さん!ありがとうございました。初めて1人での生誕祭。私の超絶マイペースな部分までも、ニコニコ優しく包み込むように見守って下さっていて、とても素敵なファンの皆さんに日々支えていただけてるなと改めて実感しました。23歳はもっとあなたの日常を彩れるアイドルになりたいです。今日が素敵な思い出になっていますように!■長尾しおり コメント『長尾しおり生誕2021 シンデレラタイム解禁会♡』にお越しくださった皆さん、そして離れた所から応援して下さった皆さんも有難うございました!私にとってこれ以上ない程に愛に溢れた温かい場所でした。18歳も皆さんと沢山幸せになりたいと思います!これからもよろしくお願いします!<ライブ情報>『SUPER☆GiRLSワンマンライブ』2021年12月25日(土) 山野ホール1部:「SUPER☆GiRLS リクエストアワー2021 ベスト15」2部:「SUPER☆GiRLS デビュー11周年クリスマスライブ~WELCOME☆冬空ピース!!!!!~」SUPER☆GiRLSイベント2021年12月26日(日) パームス秋葉原関連リンクSUPER☆GiRLS HP☆GiRLS Twitter☆GiRLS ファンクラブS.P.C
2021年11月14日9人組ミクスチャーユニット SUPER★DRAGON(通称:スパドラ)が通算3冊目となる写真集『Go Out With』を発売した。2015年の結成以来、ラップやヒューマンビートボックスを融合させたニューミクスチャースタイルの楽曲、伸びやかなボーカルと迫力のフォーメンションダンスを武器に、数あるダンス&ボーカルグループの中でも異色の魅力を放っているスパドラの写真集、今回のテーマは“トーキョーデート”。メンバーひとりひとりが提案した、個性あふれるデートを疑似体験できる見ごたえたっぷりの1冊だ。2021年、さらに飛躍しそうなスパドラメンバーから、古川毅、飯島颯、田中洸希の3人がぴあに登場! 写真集の制作秘話と今だから見られるスパドラの魅力について聞いた。9人集まったときのカッコよさと素のギャップを楽しんでほしい――スパドラメンバーとデートした気分になれる、ワクワクする写真集でした! お三方からそれぞれ、この写真集の見どころを教えてください。飯島颯(以下、颯)僕たちとデートしよう! ということで理想のデートプランをメンバーそれぞれが考えたのですが、僕はドライブデートにしました。去年、車の免許を取得したので、ドライブをしている姿も見てもらいたくて提案しました。今までの写真集と違うところは、たとえば2冊目だとビンタン島に行って9人一緒の無邪気な姿を撮ったりしたのですが、今回は9人がバラバラの場所で撮影したのが新鮮でした。田中洸希(以下、洸希)僕はカフェデートにしたのですが、家族がみんなアウトドア派なのもあって、普段から外に出かけることが多いので、外出は好きなんです。でもデートとなると、何しよう?と考えて、僕自身は座ってお話したりとか、ゆっくりするのが好きなので、カフェがいいかなと思って撮らせていただきました。本当にソロカットがたくさんのページになっているので、今までの写真集とは違った僕たちの一面を見てもらえるし、テーマがデートということで、BLUE(スパドラのファンの呼称)のみんなに寄り添った写真集にできたんじゃないかなと思っています。ソロ以外の9人でのバシッとキメた写真ももちろんあるので、スパドラのギャップも詰め込まれていて、僕たち自身も撮影が楽しかったです。――デートシーンの撮影に関してはご自身のアイデアを元に撮られたんですか?洸希そうですね。まずどういうデートにしたいかを伝えて、カメラマンさんとこういう感じで撮ろうか、というのをお話して、場所を用意していただきました。この撮影させていただいたカフェのスイーツ、すごいおいしかったです。――写真もおいしそうな表情ですね! 毅さんはおうちデートですけど、普段からおうちではこんな感じの恰好で過ごされてるんですか?古川毅(以下、毅)いや、もうちょっとダラッとしてるときも、なきしにもあらずですけど、ご想像におまかせします(笑) だいたいこんなんです。写真集の見どころとしては、メンバーひとりひとりの個性が見えるのが面白いと思います。玲於はひとりだけベテラン感が出てますけど(笑)洸希玲於くんおもろいよなー!毅巣鴨のおばあちゃんみたいな(笑)玲於だけおもろい感じになりましたね。超可愛かったですよ。玲於の撮影のときだけ、タイミングが一緒で見る機会があったんですけど、犬もすごく可愛かったです。そういうメンバーそれぞれのいろんな一面が見られるのが面白いなと思いますし、3冊目ということで、1、2冊目のときよりもひとりの人間として成長した部分というものも写真に映し出されていると思います。2年前のビンタン島のときと比べても、僕らの身長差も埋まってきています。BLUEの方々にとっては、そういう、今の僕らのグループとしての9人集まったときのカッコよさと、素のときの、成長したんだなーというところもビジュアル面にも表れていると思うので、絵としての面白さをいっぱい感じてもらえる1冊になっていると思います。――確かに! みなさんの顔つきが精悍になったと思いました。写真の表情のバリエーションが増えた気もしますし。洸希カメラマンさんがすごい話しかけながら撮ってくれたので、やりやすくて、自然に出た笑顔を撮ってもらっています。颯笑顔を引き出してくれたよね。▼写真集の中の1カットそれぞれのお気に入り写真はどれも爆笑もの!?――このページのこの写真が気に入っている、というのもそれぞれ教えてください。洸希俺はこの最後の方に入ってる、玲於くんと壮吾の寝転がってる2ショットが好きすぎて!毅俺もその写真好き!洸希この玲於くんがとにかくツボです。すっごい唇もツヤッツヤだし。このふたりの2ショットはメンバーの中でもなかなかない組み合わせなので、そこもBLUEの方々からしたらいい写真になっているんじゃないかなって思うんですけど、僕からしても最っ高の1枚で、選んでくれたスタッフさんありがとう、という感じです。――みんなに愛される玲於さん!洸希出来上がった写真集を渡されて、ページめくって、どんな写真があるかなって見て、もうこの写真が飛びぬけてましたね! 異質なオーラを放ってました。撮った写真はもちろん、制作段階から、カメラマンさんや編集さんたちから、なんとなくこういう感じになるよ、というのは見させていただいていたんですけど、実際に出来上がった写真集を見てみると本当に僕たちの魅力を詰めこんでいただけたなと思いました。颯僕が印象に残っているのは、9人のショットをSHIBUYA SKYで撮影したんですけど、この場所は以前、彪馬と遊びに行ったことがあったんです。この場所で写真を撮るためにめちゃくちゃ列ができていて、すごい並んでわざわざふたりで写真を撮って。それが今回、こんなのびのびと誰もいないところで撮らせてもらえたのが楽しかったです。こういう写真集の撮影という機会がなければ撮影できない写真だなと思います。僕、高い所は得意なほうではないんですけど、でも頑張って、こういう、真面目な表情を保ってました。毅今ページをめくりながら探してたんですけど、和哉のこのスポーツデート的な感じ、BLUEのみんなからすると俗に言う「リアコ」というか、等身大の可愛さが詰まっていて。腕の筋が見えてたりとか、頼れるカッコよさが伝わるページになっていると思うんですけど…この引きのこの写真だけおもろいなー!と(笑)(編集部注:和哉さんのページ、数えて8pめの左上の写真)洸希(手を叩いて)あはははは!颯僕、この撮影見てて、和哉がこの乗り物に乗って可愛く回ってるの見てたんですけど、こんな引きのやつ使われたんだ(笑)毅この引きすぎる写真の需要は何なんだろうと!(笑)田舎に時々、小さいバイクに乗ったおじちゃんいるじゃないですか。そんな感じの可愛さが。表情もこれだと笑顔なのかどうかもハッキリはわからないじゃないですか。だからすごい謎のワンカットだなと。この和哉のなんか腹立つ感じが好きです(笑)洸希よく見つけたな!(笑)颯僕、もう一つ言いたい! ジャンのこれ!(編集部注:ジャンさんのページ、数えて8pめの右上の写真)洸希(吹き出して)あはははは!毅これはツボだよね。颯ジャンの写真だとしても、これはおもろいな!ってなるんですけど、このお尻のスマホの形がモロ、浮彫りになってるじゃないですか!こんなことある?と思って、僕、これが一番笑いました。毅これはもうスタッフのミスだろ(笑)洸希この写真集、そういうところあるよね。颯このジャンの外国人観光客的な感じもね(笑)毅確かに外国人観光客だったら、ケツポケに入れるよね(笑)洸希ケツポケ(笑)颯てことは合ってるってことですね、この写真。洸希浅草っていうチョイスも。颯似合ってますよね。毅肩掛けジャケット、サングラス、ケツポケスマホですよ(笑) ヤンキーだよ。洸希詰め込み過ぎだろ!(笑)9人が欠けることがなくやってこれたことはスパドラの強み――2015年に結成されたスパドラも、活動期間が長くなってきて、華麗な成長を続けていますが、今のスパドラの強みって何だと思いますか?毅まず、結成当初からメンバーが変わらないというところだと思います。僕らからしたら一生懸命にただやってきただけなんですけど、そこはBLUEのみんなからしても嬉しいことだろうし、だからこそ、培ってきた6年間、誰も欠けずに9人でやれていることはひとつの魅力なのかなって俯瞰して自分たちを見てみると思います。誰かが欠けることとか、そういう余計なことと言ったらあれですけど、それを心配せずにやってこれたのはすごくいいことかなと思います。颯特に去年の一年間を踏まえてより感じたのは、スパドラの強みってやっぱりライブだなって。今までたくさんワンマンライブをさせてもらってきて、去年、コロナ禍になって、有観客ライブができなくなったときに、「じゃあどうするか?」となったときに、スパドラが廃工場を使ってライブをしたというのはなかなか、他のアーテイストさんがやっていないことで。無観客ライブのやり方がまだ定まっていなかったときに新しい見せ方があるんだ、というのを提示できたことがすごく僕の中で印象的でした。スパドラのライブっていつもいろんな演出に挑戦していて、どのライブでも新しい見せ方を追求していているなって、僕もパフォーマンスをしていていつも感じるので、ライブはスパドラの強みだと思っています。他のアーティストさんとも違うライブができていて、いつも新しい感覚を得られているなと感じます。世の中はどうなっていくかわからないですけど、去年の経験もふまえて、また新たなものを提示できればと今は思っています。洸希僕はスパドラの強みは、メンバーひとりひとりが、メンバーのことを思っているというところだなと思っています。いろいろと話し合う回数も本当に僕たちは多いので、そういう話すことってすごく大事だなと思うし、なかなか正直な意見をぶつけ合うことって簡単なことではないと思います。それがぶつけ合えるのは、みんながスパドラのことを大事にしているからこそなんですよね。「思ったら伝える」、これは9人でずっとやってきたからこその信頼の証でもあるので、ぶつかり合いとか面白いことやくだらないことも、一緒にできているなと感じています。とにかく仲がいいグループなので、それはすごく自分たちで思いますし、この道をぶれずに突き進もうって思える理由なんじゃないかなって思います。――素晴らしいですね。なぜそんなにずっと仲良くいられるんでしょう?洸希どうしてだろう(笑)人数が多いというのもあるし、真面目なことは真面目に話しますけど、男子校ノリ的なものが大きいので、悪ふざけが大好きなんですよね。ふざけているときにでも「ここはしっかりしようよ!」と誰かが言ってくれるから、言われると「ちゃんとしよう」って思えるし。誰かがよくない感じのことをしていたときに、誰かに注意ができる、というのは人数が多いから、というのはひとつあると思います。コロナ禍で感じた、自分たちで道筋を作っていくことの大切さ――先ほど写真集のお話でも、みんなの成長が見える、ということを話されていましたが、メンバーを見ていて、「大人になったな」と思う人を教えてください。毅僕は彪馬です。いろんな意味でみんなの架け橋になってくれていて、うまいこといろんなときに中立でいてくれるんです。それは彼の頭の良さでもあると思うし、今まだ18歳ですけど、自分のことも見つめながら、人のことも見ることができていて、空気が読める。昔からそういうところはあったんですけど、ますますそれが彼の中でいろいろとまとまっているんだろうなと見ていて思います。すごく頼もしいし、単純に「すごいな」と思います。颯僕は和哉だと思います。和哉は前は年上に対して、行き過ぎたイジリをしてしまうこともあって、その境目がわからないときもあった感じがして。毅小5だったからね~。颯年相応という感じだったんですけど、今は例えばライブのMCとかでもまわりを見て、機転を利かせたツッコミができるようになっていて、場の流れを読む力をすごく感じます。洸希BLUEのみんなからしても、わかりやすいのは楽かなと思います。ちっちゃいころは女の子みたいだったのに、すごく男っぽくなりました。昔からまわりを見て動いてくれるところはあったんですけど、それがより、できるようになっているように思います。あと、身長が高いな~と思います。ここ数年でどんだけ伸びたんだ、とその成長が羨ましいです(笑)今、ふたりも言ってくれましたけど、年下組はみんな、結成してから今までって一番変わる時期だと思うので変化してますけど、その中でも楽は変わったなと思います。今もガキなところはありますけどね、ノリきれないボケをしたりとか。大変なんですけどそういうときは(笑)――スパドラ全体でいうとどういう風に変化したと思いますか?毅さっき颯も言ってましたが、コロナ禍になっての去年から今年にかけては大きく変わったと思います。活動が一度ストップしてしまって、ツアーも飛んで、でもそのあとに自分たちでも「変わらなきゃいけないな」って思う瞬間がやっぱりあって。グループへの向き合い方、携わり方を変えていかなければこのままだとまずいなって思って。そこからもっとスパドラでいることが楽しくなりました。もっと自分たちでクリエイティブなことをしていこうとか、自分たちで作っていかないと消費されちゃうなという思いが生まれて。まわりの言いなりになってやっていて、それでたとえ成功したとしても、たぶん寿命があるし、自分たちのモチベーションが保てるかっていうとわからない。それなら、遠回りになったとしても、自分たちの選択で、道筋をしっかり作っていく、というのが大事だよね、ということをメンバー同士で話しました。ライブとか曲を作っているときにもそれはすごく感じますし、それができるようになったことは強みだなと思います。2年前に出した写真集のときと比べても、今とは全然状況が違います。メンバーにはまだ10代もいますし、伸びしろがあるグループだなと自分たちでも思うので、次にまた写真集を出すときにはどんな顔を見せられるのか、というのは読者の方々、BLUEの皆さんにも楽しみにしておいてほしいな、と思います。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント3人のサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!SUPER★DRAGONの3冊目の写真集『Go Out With』は大好評発売中!撮影/小野能宏、取材・文/藤坂美樹
2021年08月17日アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの井上真由子が、自身初のソロデジタル写真集『好きだよ?』『好きかも。』(小学館)を、26日に2冊同時発売する。井上は、エイベックス初の女性アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの4期メンバーとして活躍。昨年7月には、SHOWROOMで実施された「CanCamモデル発掘オーディション」でグランプリを獲得し、読者モデル「CanCam it girl」として、以前から憧れだったモデルへの第一歩を踏み出している。今回の写真集は同グランプリ獲得を記念した作品。『好きだよ?』は、思い切りはしゃぐ姿から、刺激的なお風呂シーンまで、ピュアで等身大の魅力を見せている。一方の『好きかも。』は、一転して大人の雰囲気に。普段の“ふわふわキャラ”からは想像できないような、ドレス姿の幻想的なカットや、大胆な黒のランジェリー姿にも挑戦している。■井上真由子コメントファンの皆さんの応援のおかげでずっと憧れていたCanCamさんから写真集が出せることになって、本当に嬉しいです!見どころは、『好きだよ?』のほうはファンの皆さんもよく知ってくださってるような、自然体でアイドルらしいかわいさがある写真がたくさんあって、『好きかも。』のほうは大人っぽいランジェリーシーンもあったりして、今まで見せたことのない一面が出ていると思います。ファンの方はもちろん、初めて私のことを知った方にも、いろんな私を見ていただいて好きになってもらえたら嬉しいです。メンバーにはまだ中身を見せていないのですが「早く写真見せて!」と急かされていて(笑)、みんな楽しみにしてくれているので、見てもらったあとの反応も楽しみです!
2021年05月18日9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON(略称:スパドラ)が6月30日(水)に約2年ぶりとなる映像作品「BOX WORLD -SPECIAL EDITION-」をリリースすることが決定した。2020年結成5周年の節目を迎える中、コロナ渦に挑み、ファンとの絆を紡いだオンラインライブ2作品をディレクターズカットでパッケージ化。DISC1には11月15日に開催された「BOX WORLD」を収録。最新e.p.収録曲「BLACK BOX」からインスパイアされたサイバーパンク感全開の大規模セットに加え、配信LIVEの表現を追求した映像演出で圧倒的な世界観を演出し、グループのネクストステージを感じさせる内容となった。DISC2にはグループイメージの原点ともいえる廃工場を舞台に繰り広げられた「SECRET BASE」をファンからの要望も多かった完全版として収録。一発勝負のカメラワークによる臨場感溢れる映像作品となっている。各公演に新しい公演に挑戦したメイキング映像をそれぞれ収録。さらに、写真家・鳥居洋介とメンーによるコラボレーション作品第2弾となるZINE(ブックレット)を完全撮り下ろしで収めた豪華使用となっている。今月に495日ぶりとなる有観客ライブを成功させ、7月には東名阪ツアーも控えるスパドラ。新たなステージへと向かう、2020年の挑戦と成長を収めた記録作品をチェックしよう。アートワーク、各特典など追加情報は近日発表予定。7月のツアーとも連動した企画を準備中とのことだ。【リリース情報】SUPER★DRAGON 「BOX WORLD -SPECIAL EDITION-」2021年6月30日(水) 発売定価:6,900円(税別)仕様:Blu-ray(2disc) / 三方背BOX / ZINE(60P)<DISC-1>BOX WORLD -DIRECTOR’S CUT- (約76分)1. BLACK BOX2. hide-and-seek3. Mr. GAME4. PANDORA5. WARNING6. Don’t Let Me Down7. City Noise8. Ringing, Love9. Set It Off10. La Vida Loca11. Dragonfly12. SUPER★DRAGON13. BADASS14. Untouchable MAX15. Burning in the nights特典映像:「BOX WORLD」 BEHIND THE SCENES(約21分)<DISC-2>廃工場 LIVE SECRET BASE -DIRECTOR’S CUT-(約71分)1. Strike Up The Band2. hide-and-seek3. ゲットレジャーニー4. BLOODY LOVE5. My Playlist6. Set It Off7. Remedy For Love8. SAMURAI9. SUPER★DRAGON10. BADASS11. The Survivor12. BROTHERHOOD特典映像「SECRET BASE」 BEHIND THE SCENES(約16分)
2021年04月21日4月9日(金)、10日(土)、9人組ミスクチャーユニットSUPER★DRAGON(通称スパドラ)によるワンマンライブ『NEO CYBER CITY -ネオサイバーシティー-』がZepp HANEDAにて2日間に渡って行われた。昨年は多くの配信ライブを行ったが有観客ライブは495日ぶりとなる。待望のライブとなった今回の公演、その締めくくりとなる第3部の模様をレポートする。続々とファンが入場する会場。BGMには3月に配信され話題となっていたボイスドラマ「NEO CYBER CITY-ネオサイバーシティー-」が。荒廃した近未来で終焉を迎えようとしている世界で、シェルターの中で生活していた9人。何不自由ない暮らしの中で田中洸希が疑問を提起し始める。見たことがないはずの景色を夢に見る、そしてシェルターの外の世界へと興味を持ち始め……。ファンの間でもその内容が話題となっていたボイスドラマ。このライブでその謎が明かされるのか……ということで期待も高まっていた。ボイスドラマの結末からそのままライブへ突入。スモークがステージをくゆらす中、スパドラが登場。急性咽頭炎によりライブに参加ができない洸希を除く8人でのパフォーマンスとなる。一斉に客席が青いペンライトの光に包まれる。白と黒の衣装に身を包んだメンバーひとりひとりがスクリーンの前で名前と共に紹介されたあと、オープニングを飾ったのは『Untouchable MAX』。アグレッシブな振りと体に響くような歌声でいきなりトップスピードで会場を盛り上げていく。ジャン海渡の「みなさん俺たちと一緒に踊ってください!」という言葉と始まったのは『LRL-Left Right Left-』。息の合ったシンクロダンスを見せたかと思えば、続く『La Vida Loca』ではしなやかで強い、それでいて色気をまとったパフォーマンスを披露。たった3曲であっという間に会場を熱狂の渦に巻き込んでいった。「俺たちがSUPER★DRAGONです!」とジャン。古川毅は「本当に来てくれてありがとうございます。僕らもこの日をすごく楽しみにしていました。最後まで悔いのないように燃え尽きたいと思います!」と気合いのこもった声で挨拶。続いてシルバーヘアにイメチェンした飯島颯「クマくんカラーに染めました!颯です!」と愛猫クマくんの毛色とおそろいであることを報告。「クマくんと自撮りしていたら本当に一緒でやっぱりペットと親は似るということで……」と言い、会場をニッコリとさせた。伊藤壮吾はいつ聞いても高いクオリティを誇る電車アナウンスを京急バージョンで挨拶。「アナウンスを家の風呂とかでやっているんだけど誰も反応してくれないから、こうして返しがあるっていうことは嬉しいしありがといことだなと思う」と壮吾ならではの喜びを表現した。「身長が伸びました!」(楽)彪馬は「みなさんと世界一幸せな空間を作れたらいいなと思っています」と落ち着いたトーンで挨拶し、志村玲於はボイスドラマのワンシーンを真似しつつ、ハイテンションで会場に呼びかけ、笑いを呼ぶ。「声は出せないけど“ヨッシャーゲーム”やろうかな!」とメンバーに「あれってゲームだったの?」とつっこまれながらもおなじみの“ヨッシャー掛け声”をファンの手拍子と行った。柴崎楽は「元気かな?元気っぽいね」と穏やかな笑顔で呼びかけたあと、身長が伸びたと報告。「これからどんどん大きくなっていくと思うんでよろしくお願いします」と玲於と背比べするような仕草を見せながら“予告”した。続いて松村和哉は「NEO CYBER CITY、495日ぶり、そして今日最終日ということで美しく泥臭く、燃え尽きたいと思います」と美しい挨拶をし、「これで16歳ですよ」と毅に舌を任せた。ジャンはおなじみの“ジャジャジャジャーン”で挨拶したところで、「皆様楽しむ準備はできていますでしょうか」と毅が呼びかけた。「最後まで楽しんでいきましょう!」という言葉のあとは本格的に「NEO CYBER CITY」の世界に飲み込まれていくことになる。外の世界を目指そうと決めたものの、メンバーの想いはそれぞれ。その物語がボイスドラマの続きとして差し込まれていく。外の世界を目指す9人の行く末に心を動かされつつも、始まった曲は『BLACK BOX』。反骨的メッセージが込められている歌詞は、まさに物語の世界観を現しているようで、不安をあおっていく。一転して『My Playlist』は柔らかなメロディと憂いを帯びた歌声で観客の心を包み込む。しかし警報音が鳴り響く中でのDANCE TRUCKではシェルターから彼らが抜け出そうとしているであろうことを想像させ危機感をあおってくる。続く『Burning in the nights』では“知りたいこの夢の続きを”と歌い、世界観への没入感を深めていく。“本当のことを知るのが怖い”“それでも夢の続きを知りたい”というメッセージのあとに披露されたのは『Distance』。白シャツに着替えたメンバーがさわやかに歌う。歌詞を反映したような夕焼けカラーの照明、彼らのバックにあるスクリーンに映し出された街の日常が焦燥感を高める。シェルターの中にいた“彼ら”にとっての外の世界、そして観客にとっては強引に奪われてしまった日常。“真実が知りたい”という彼らの心は迷いの中で揺れ動いている。そんな心の中を楽曲が表現していく。『BLOODY LOVE』では彪馬が艶めかしい歌声を響かせ、『Set It Off』ではジャンと和哉が力強いラップを響かせる。そして『SAMURAI』ではポップな空間へファンをいざなう。カメラが間近でメンバーの表情を映し出し、ステージセットの階段裏の空間の中でパフォーマンス、そして青い光が瞬く客席をバックにするなど会場全体を使ったような映像テクは、昨年の配信ライブでの演出を彷彿とさせる。俺たちが時代を変えるー。しかし、ポップな雰囲気だった会場は一転。階段に倒れ込むメンバー。暗転し、客席は洸希のインナースペースへと引き込まれる。そこで明らかにされたのはシェルターと“彼ら”の正体。「クローン」「ここはできそこないの廃棄場所」「誰だって自分を殺して生きている」「俺たちは殺された自分だ」「より優秀な自分になるために拙悪な自分はそぎ落とされる」「とにかく俺はここを出る!」という洸希のボイスと共にスタートしたDANCE TRUCK。ネオンイエローの衣装にまとったメンバーたちがそれぞれ力強いソロダンスを披露。続けて『SUPER★DRAGON』。新時代の幕開け、俺達が時代を変える――と世界観にピタリと当てはまると同時に新しいスパドラの片鱗をすでに見せてくれているような気がる。ジャンが「まだぶちあがれるか!」と会場を煽り、『Mada’ Mada’』、『BADASS』とパフォーマンスは激しさを増していく。ひらめく衣装が彼らをより大きく見せ、ステージ上でそれぞれの存在感を際立たせた。毅が「今日最後の曲です。盛り上がっていきましょう!」と本編を締めくくった曲は『SWEET DEVIL』。吹き上がる火花、スモーク、さらに激しいダンス、歌声が会場を震わせる。1曲目から踊り続けているにも関わらず衰えぬパフォーマンスで、このライブに対する思いを表現しているようだ。そして、シェルターの扉が開き……彼らは外の世界へと逃げだすことができたのか――というところで現れたのは“黒幕”の存在。明らかにされた、シェルターの謎。彼らはクローンであり、シェルターは優秀なクローンを作るために個体をアップデートし続けるための場所だという。そして、拙悪な個体は廃棄されてしまう。クローンは「外の世界へ出ること=死」であり、現実世界ともシンクロする部分があり、背筋が冷たくなる。人間のクローンを作るという禁忌とも考えられる行為、「自分を殺して生きている」という誰しもがドキリとするワード、現実世界とシンクロするような物語の構成。ボイスドラマから始まり、ライブの2時間で壮大な物語を完結させたのだ。「みんなのパフォーマンスがエグかった」(洸希)スクリーンに大きく「END」の文字が映し出されたあと、洸希も含めた9人がステージへと再び登場。黒幕役を演じた颯は感想を聞かれると「前々からメンバーにサイコパスって言われていたんだけど、台本読みながら『これ俺がやったら絶対にサイコパスになっちゃうじゃん!』って。いい経験させてもらいました」と語り、ライブ全体のパフォーマンスでも黒幕が颯と示唆するような伏線をしていたというから驚きだ。ジャンは「こういった演出は僕ららしい」とこれまでのスパドラのライブについて振り返っていたところで「いや洸希いるし!!」と明るく洸希に話を振った。会場からは温かい拍手があふれる。「ステージ端で見ていたんですけどここに立つことが申し訳ないぐらい、エグかったです。パフォーマンスが。一緒に一度の経験レベルなんですよ。あ、一応僕もメンバーなんで。ゲストとかじゃないですよ」と洸希もほがらかに本編の感想を伝え、「本当にみなさんの顔をこうして直接見られることが嬉しいしこうやってライブできたことが本当に幸せです」と感謝した。そんな洸希を加えて、完全体となったスパドラがアンコールで披露したのは『Dragonfly』。タオルを手にパフォーマンスし、会場との一体感を高めていき、『SHOPPING TIME』でキュートなフリと共にはしゃいだ笑顔をそれぞれが見せた。最後の挨拶ではまず彪馬が「この空間が記憶を共有できるっていうのが嬉しい」とライブ開催の喜びをかみしめ、「ライブを一緒に楽しんでいるという純粋な記憶が僕たち9人と、ここにいてくださっているみなさん、配信を見てくださっている方で共有できているっていうのが何よりの幸せなんだよな、って感じています。ここから先につながるいいステージになったな、と思いますし何より、同じ記憶を共有しようと思ってくれたみなさんに感謝しかない。お互い支えあってもっと高みを目指していきたいなと思います」とこれからに向けて決意を新たにした。続いて、洸希が不在の中、強い存在感を示した和哉が言葉を紡ぐ。「こうやって495日ぶりにみなさんの前に立ってライブしてみてやっぱりここに立つことが僕らがSUPER★DRAGONであることの意味であって、それがみなさんの元気や生きる糧になっていたらいいな、と思いました。みなさんと目と目を合わせて心を通わせることって当たり前じゃないんですよ。当たり前だと思っていた大切な時間は特別なものだったし。でもこれからはその特別を僕たちで当たり前にしていけるような、支えあっていけるような、どうかそんな素敵なお互いであり続けましょう」「傷だらけだった僕たちをみんなが埋めてくれた」(毅)毅は「世の中大変な状況の中、お集りいただきありがとうございました」と感謝を口にしたあと、「こうやってきてくれたみんなと同じ時間を共有してやっぱり最後のピースを埋めてくれるのはあなたたちなんだな、と実感しました」と語った。この1年間、傷だらけだった、という毅。自分たちを支えてくれているスタッフの複雑な胸中を知った。そんな中で、スタッフと共に全力で画面の向こうのファンにどんな音楽を届けようかと試行錯誤し、作り上げていた。「傷だらけだったけどその傷をみんなで舐めあって、支えあってここにたどり着きました。でもやっぱり、その最後のピースを埋めてくれるのはあなたたちなんですよ。僕らにはあなたたちがいないと活動していく意味がない。ただもちろん、自分たちの究極を突き詰めていくべきだし、それが僕たちのスタイルだから。その姿に少しでもモチベーション上がったな、元気もらったなとか、そういうみなさんの反応を見て、僕たちも救われています。間違いなくまたここを経て強くなった気がします。絶対先に進める未来が見えました。みんなと一緒にこの未来を見据える覚悟ができました。これからも僕たちと夢の続き、見ていきましょう」毅の言葉に会場から大きな拍手が沸き起こった。そして「最後にこの曲でひとつになりましょう。絆の唄です。これはこの会場にいる、全員との絆の曲です。一緒に声は出せなくても一緒に歌いましょう」と始まったのは『BROTHERHOOD』。ひとつひとつのメロディに籠った想いがファンひとりひとりへ届けられているのがわかる。最後、メンバーが輪になる場面では洸希がうつむき目をぬぐうような仕草を見せ、その背中に彪馬がそっと手を添えたシーンが印象的だった。全力で駆け抜けた2時間。7月にはFC限定のワンマンライブ『AREA SD-18 EYES-』が大阪、名古屋、神奈川で開催されることが発表された。久しぶりの地方でのライブにメンバーのテンションも上がっている。「18EYES」とはメンバー9人の目を意味し、「それだけ9人と目が合うぐらいの距離感」でのライブということで、また新たな姿を魅せてくれそうだ。ステージを去る際、ジャンが言った「まだまだおもしろいことやってくから楽しみにしとけよ!」という言葉。傷を負いながらも、立ち止まらず、走り続けたSUPER★DRAGONのこれからに期待が高まるばかりだ。-SET LIST-1. Untouchable MAX2. LRL -Left Right Left-3. La Vida Loca4. BLACK BOX5. My Playlist6. Burning in the nights7. Distance8. BLOODY LOVE9. Set It Off10. SAMURAI11. SUPER★DRAGON12. Mada’ Mada’13. BADASS14. SWEET DEVILENCOREEN1. DragonflyEN2. SHOPPING TIMEEN3. BROTERHOOD取材・文/ふくだりょうこ
2021年04月12日文/ChiakiアジアNo.1マルチエンターテインメントグループ・SUPER JUNIOR(スーパージュニア)と、ヘアケアシリーズ『LUX』の豪華コラボキャンペーンが、2021年1月12日(火)より期間限定でスタートします。2021年1月27日(水)に、7年半ぶりのNewアルバム『Star』がリリースされるSUPER JUNIOR。“全員がマルチに活躍できる才能を持つスペシャルな存在”をコンセプトとして、デビュー以来、音楽活動だけでなくバラエティ番組やラジオなど、様々な場面で活躍を見せてきました。今回のコラボは、そんなSUPER JUNIORのコンセプトにLUXが共感したことで実現。「あなたはどっちのLUX?!」をテーマに、対象商品を購入した人の中から抽選で、メンバー出演の限定動画とオリジナルグッズが当たる豪華キャンペーンが行われます。メンバー出演の撮りおろし限定エール動画まで!キャンペーンのコースは全部で2種類。『スーパーリッチシャインコース』では撮りおろし動画に加え各メンバーのオリジナルタオル1枚が、『ルミニークコース』では動画とメンバーそれぞれのオリジナルフォトカードセットが抽選で合計1,000名に当たります!動画はいずれもメンバーが出演。さらにタオルとフォトカードを好きなメンバーから選ぶことができます。豪華賞品がもらえるチャンスは必見です!【キャンペーン情報】『SUPER JUNIORコラボレーションキャンペーン』実施期間:2021年1月12日(火)~2021年3月31日(水)応募方法:各コース対象商品を¥1,200(税込)以上購入対象商品:スーパーリッチシャインコース:ラックス スーパーリッチシャインシリーズ全商品ルミニークコース:ルミニーク・ボタニフィーク・ヘアサプリ・Beauty iD・バイオフュージョン ヘアケアシリーズ全商品賞品:スーパーリッチシャインコース:スペシャルメッセージ動画A+オリジナルタオル1枚ルミニークコース:スペシャルメッセージ動画B+撮りおろしフォトカードセット2枚組・台紙付き※トリートメント同時購入で当選確率が3倍にアップ。※台紙付きオリジナルタオルと撮りおろしフォトカードセットは、ともに好きなメンバーを選べます。SUPER JUNIORと『LUX』のコラボキャンペーンは、2021年1月12日(火)よりスタート。メンバーのスペシャル動画など特典もたっぷりあるので、見逃せません!【参考】2021年1月12日(火)より「スーパーリッチシャイン」「ルミニーク」を買うとスペシャルメッセージ動画とオリジナルグッズが当たるキャンペーンを実施! - PR TIMES©ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング
2021年01月12日9人組ミスクチャーユニット『SUPER★DRAGON』通称スパドラが11月15日に毎年恒例となっている「DRA FES2020」を開催、今年度はオンライン2部制で行われた。また「この5年間でかなり成長したメンバーなら、大人な一言で決めてもらいまSHOW!」のコーナーではお題に対して大人な一言で決めることに。「全然売れないチョコバナナをたくさん買ってくれた女子に言う大人なひと言」ではなかなかベビドラ先生からのOKが出ず、「このままだとライブが終っちゃう!」とメンバーが弱音を吐く場面も。それぞれの良さが如何なく発揮された大喜利コーナーはファイヤードラゴンとサンダードラゴンに分かれて対決。フリップ回答ではガンガン挙手するファイヤードラゴン、サンダードラゴンは指名制の写真でひと言大喜利で会心の回答を繰り出していった。もちろん、セットリストもアツい。今年で5周年を迎えるスパドラだが、「誰一人欠けることなく迎えられてよかった」とベビドラ先生。その5年の間に、スパドラとしての楽曲以外に発表されてきたユニットやソロ曲を歌い、ファンを喜ばせた。洸希、彪馬、和哉が『Cross Counter』を披露し、曲終盤にはジャンがさりげなく合流。そのままジャン、毅、玲於による『ゲラゲラ』へ。更にテンションをあげていく。颯、壮吾、楽は『NICHIYOUBI』をほのぼのと歌い、「今日は楽しんでいきましょうね」と画面の向こう側にいるファンに向かって微笑みかけた。また、『夢で逢えたら』では毅と彪馬がしっとりと歌い上げ、洸希はソロ曲『AIKOTOBA』でコメント欄を歓喜させた。もちろん、ファイヤードラゴンとサンダードラゴンの曲も披露。ファイヤードラゴンは『Gong』、『Get Lite』で盛り上げると、『MIKAZUKI』ではしっとりと歌い上げ、志村は想いを込めるように儚げな表情とダンスで魅了した。サンダードラゴンは『Take It To The Top』で甘いハーモニーを響かせたと思えば、『真冬の熱帯夜』では年上の女性に恋をする男性の気持ちを色っぽく、かつ切なげに歌った。学ラン姿が意外にも曲にマッチし、ファンをうっとりとさせた。『リマカブロ!』はスピード感あるメロディとライダーを意識したダンスで盛り上げ、最後にはファイヤードラゴンも合流し、なんとも賑やかなパフォーマンスとなった。ラストは『+IKUZE+』を、タオルを回しながら熱唱、最後には画面の向こうのファンにも促しながら全員でハイジャンプ。最後まで笑顔で盛り上がって見せた。しかし、完全燃焼するにはまだ早い。19時からスタートしたDRA FESの第2部ではまたスパドラの新たな一面を見せてくれた。『BOX WORLD』というタイトルそのままの世界観が投影されており、箱の中にいるメンバーが映し出される。黒の衣裳に身を包んだ彼らが1曲目に披露したのは初披露となる新曲の『BLACK BOX』。いきなりの新曲に早速コメント欄は驚きと歓喜で色めき立つ。続いて『hide-and-seek』ではステージから移動。ライブハウス内を踊り、走り、更には男子トイレも活用して歌う。ファンは演出に驚きつつも「トイレさえもステージにするのはスパドラだけでは」と誇らしげだ。『Mr.GAME』では大掛かりなセットが組まれた別ステージを使用。オンラインライブならではのダイナミックな空間の使い方に思わず感嘆の息が漏れるほど。最初の3曲だけで、今夜のスパドラのオンラインライブは何か違うものを見せてくれるーーと自然と期待が高まる。MCで自己紹介をしたあとは息着く間もなく『PANDRA』、『WARNING』を披露。激しいダンス、曲調。まるで箱の中から抜け出そうともがいているようにも感じられる。和哉の低音が美しく響く『Don’t LetMe Down』から緩さの中にもしなやかなダンスを見せた『City Noise』、『Ringing,Love』で少し空気が緩んだかと思えば、『Set It Off』ではジャン、洸希、和哉ら3MCが金網の箱の中に閉じ込められる演出。怒りをテーマとしている『Set It Off』だが、閉塞感を打ち破ろうとしているような強いパワーが感じられる。更に自分との戦いをテーマとした『LaVida Loca』と続き、ライブを観ているはずなのに、まるで彼らが何かと戦っているような激しさに高揚感を覚える。「自分らしさを追及し、奔走する事から抜け出せ。そう、絶体絶命は、絶好の機会。この世界をヌケダシテミセロ」など意味深なメッセージがVTRで流れたあと、青と白を基調とした衣装に着替えたスパドラが再登場。仲間の絆を歌う『Dragonfly』、そして『SUPER★DRAGON』と続く。まるで、箱から抜け出したあとは、自分たちが時代を変えていく、仲間となら変えられるはずだと訴えかけられているようだ。「もっともっとテンションあげて熱く行こうぜ!」と玲於が煽り、『BADASS』で畳みかける。力ある限り、歌い踊るーー激しいダンスと熱唱。『Untouchable MAX』では「この生命が燃え尽きるまで」という歌詞があるが、まさに今の彼らの気持ちが込められているようにも聞こえる。そして、1時間以上、歌い踊り続けたライブも終盤に差し掛かったころ。スパドラから2021年1月23日、24日に419日ぶりとなるリアルワンマンライブがLINE CUBE SHIBUYAでの開催決定が発表された。これにはコメント欄も狂喜乱舞。久しぶりのワンマンライブにメンバーも「早くやりたいね」と喜びを隠せない。「緊張しちゃいそう。ファンの皆さんも同じだと思うけど、緊張を乗り越えられるぐらいの素晴らしいものをお届けしたい」と彪馬がはにかめば、ジャンは「今の世の中の状況ってまさにボックスワールド的な感覚」と今回のテーマとなぞらえて語り、「家を箱ととらえるなら、僕らも含めてみんな中に籠っている状態。そんな中でまさに箱から抜け出して、Face to Faceで感情を共有し合えるってうのが久しぶりなのでちょっと眠れない気がします」とジャン節も交えながら真剣な面持ちで語った。楽も「めちゃくちゃ進化したSUPER★DRAGONをその目で見てもらえるのを楽しみにしています。カメラじゃなくて、みんなでできることが本当に楽しみなので風邪ひかないようにね、体調に気をつけて。健康でいるんだよ」と笑顔でファンを気遣った。しかし、彼らもこの1年、不安がなかったわけではない。洸希は「1年以上ファンのみなさんの前でライブできなかったというのは今までなかったので、これから先一生、ライブできなかったらどうしよう、というふうにずっと考えていた」と明かした上で「また一歩進めることができて本当に嬉しいですし、約1年会えなかった中でぼくたちが培ってきたことがあるので、それを1月に発揮できたらな、と思う」と意気込みを見せた。思わず言葉を詰まらせたのは颯。「リアルライブができるってことですごく嬉しいですし、ここから成長した僕らをぶつけたいと思います」壮吾は堪えきれずに涙をこぼした。「この1年、みんなにとっても僕らにとっても本当に大変だったと思うんですけど、ついに先が一個見えたかな、と思う。絶対1月来てください」と改めて、リアルでライブができることに感情を爆発させた。毅は「目をふさぎたくなるような現実や瞬間が、今年は例年以上にたくさんあったんじゃないかな」としながら、「止まってはいけないと思った」と活動がままならない中での苦悩を語った。「この箱を抜け出した先にきっと夜明けというか自分たちがまだ見たことがない世界、未開拓が待っていると思うので、僕らしっかり留まることなく進んでいきたいと思います。」そんな彼らが最後にファンに届けたのは「僕らのまだ見ぬ世界への希望、夜明けの歌」と毅が言う『Burning in the nights』。熱い心が籠ったパフォーマンスに涙したファンも多いのではないだろうか。歌い終えたメンバーはステージを降りて駆け出す。そしてそのまま、ライブ会場の外へーー。暗い箱の中で仲間と共にあがき続けたSUPER★DRAGON。箱から飛び出した彼らが次に見せてくれるのはどのようなパフォーマンスなのか。期待して待ちたい。撮影/笹森健一、取材・文/ふくだりょうこ
2020年11月16日歌手、タレント、モデルなど、各ジャンルで活躍中のマルチエンタテインメントグループ・SUPER JUNIORのメンバーでキュヒョン、リョウク、イェソンで構成されたボーカルユニット、SUPER JUNIOR-K.R.Y.。この度、10月28日(水)にリリースされる日本オリジナルシングル『Traveler』のジャケットと新ビジュアルが公開された。SUPER JUNIOR-K.R.Y.として5年ぶりの再集結となったことから、“新たな出発“というメッセージのこもった『Traveler』。ジャケットにも星空がまだ残る明朝を旅するメンバーがデザインされている。また、今回の『Traveler』初回生産限定盤の購入者限定で、メンバーのARコメントが視聴できることとなった。視聴方法については、後日オフィシャルホームページで告知される。■「Traveler」特設サイト JUNIOR-K.R.Y.『Traveler』10月28日(水)リリース●初回生産限定盤【K.R.Y.バージョン】価格:2,500円(税抜)・CD ※スマプラミュージック付き・スリーヴ仕様・フォトブック[16P]・ARコンテンツ(K.R.Y. コメントバージョン)●封入特典・シリアルコード●オンライン視聴スペシャルコンテンツ●新曲ミュージックビデオ、メイキングムービーダウンロード【メンバー バージョン】[KYUHYUN ver.][RYEOWOOK ver.][YESUNG ver.]価格:2,000円(税抜)●商品内容・CD ※スマプラミュージック付き・スリーヴ仕様・フォトブック[24P]・ARコンテンツ(メンバー別コメントバージョン)●封入特典・シリアルコード●オンライン視聴スペシャルコンテンツCD収録内容01 : Traveler02 : When We Were Us (青く光る季節)●映像ダウンロード収録内容Traveler Music VideoJacket Shooting Making MovieMusic Video Making Movie■通常盤(初回仕様無くなり次第出荷)CDのみ※スマプラミュージック付き価格:1,000円(税抜)
2020年10月07日9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGON(志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽)が26日、ONLINE 廃工場ライブ「SECRET BASE」を行い、新曲「SAMURAI」を含めた全12曲を披露した。同グループ2回目のオンラインライブとなるが、今回は”廃工場”を会場として使用。メンバーのジャン海渡が「汚さや崩れた感じが自分たちには合っている」と語る通り、シチュエーションや雰囲気を味方につけたライブを実施した。まずステージが無い状況を活かした演出を多々取り入れており、メンバーが工場内を自由に行き来するほか、工場の1階や2階を立体的に使うなどしながら、SUPER★DRAGONが得意とする鮮やかかつ、迫力あるフォーメーションダンスやパフォーマンスを展開。それらを切り取る疾走感のあるカメラワークや、炎、プロジェクションマッピングなどの演出も相まって、SUPER★DRAGONのワイルド・セクシーなどの世界観を体感しながらも、これまでのライブでは味わえない、新たな形のパフォーマンスを楽しめるライブとなった。今回のライブについてメンバーの古川毅は「何がSUPER★DRAGONなのか、SUPER★DRAGONとはどういうグループなのかを、今回は空間全体で皆さんに伝えたかった。こんな所でライブをやるのは自分たちしかいない。1、2年目はずっとこうした場所で撮影していたので、(自分たちの)原点でもある」と語った。ライブ終盤では「どんな形でも、これからも良い作品やパフォーマンスを届けていきたい」と今後への意気込みを口にしつつ、5周年を迎える中、メンバーが全員揃って今もパフォーマンスをできている事は「応援してくれている皆さんのおかげ」と感謝の気持ちを表す。「今後も面白いものを一緒に作っていけたら」とオーディエンスに対して呼びかけていた。○セットリストM1: Strike Up The BandM2: hide-and-seekM3: ゲットレジャー二ーMCM4: BLOODY LOVEM5: My PlaylistM6: Set It OffM7: Remedy For LoveM8: SAMURAIM9:SUPER★DRAGONM10: BADASSM11: The SurvivorMCM12: BROTHERHOOD
2020年07月27日9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONが14日、オンラインライブ『S「withLIVE」を開催した。SUPER★DRAGONはヘヴィロック、ラップ、海外のトレンドを貪欲に取り入れた9人グループ。メンバーによるヒューマンビートボックスなど既存の音楽の軸に囚われない様々なサウンドをミックスさせた楽曲に、鮮やかなフォーメーションダンスが注目を集めている。この日はスタジオライブという事で、照明などの演出効果は一切なく、メンバーによるダンスと歌唱のみとなった。119日振りというライブという事もあってか、気合十分のパフォーマンスを見せ、画面越しながらライブ会場と遜色ない気迫と熱気溢れる目が離せないステージを作り上げていた。自身のグループ名を冠した新曲「SUPER★DRAGON」を皮切りに、挑発的な激しさが溢れる「Untouchable」「WARNING」などのダンスチューンから、夏の気怠い心地良さを感じさせるような「City Noise」など全7曲を披露した。またパフォーマンスの合間には、画面越しに視聴しているオーディエンスに対して「まだまだかかってこいよ! 伝わってるからな!」と彼ららしい挑発的な様子で声かけをしていたほか、コメントを通じたリアルタイムでの交流の時間も。物理的な距離は離れているものの、メンバーとファンが心を通わせている事が垣間見えた。特徴的だったのは、メンバーとファンの双方向な取り組み。SNSで広く目につかせたいという事で、メンバーがその場で写真を撮り、グループのSNSにあげたものを、視聴者が即座に拡散し、コメントを返すなどしながら盛り上がっている様子を見せる。投稿後、程なくして1,000RT、コメントは1,300を超え、その盛り上がりにメンバーも驚いていた。昨今のコロナ禍については、「今も大変な状況が続いているけど、雨の後には晴れが待っているというメッセージを伝えて、ポジティブな気持ちをシェアしていきたい」と呼びかける同グループ。状況に添うように、明るく前を見据える歌詞とメロディーが印象的な「雨ノチ晴レ」「SOUL FLAG」を披露した。MCではライブなどの機会が失われてしまったことなどにも触れ、「ようやく(ライブをできる)この日を迎えられた事を、9人とも嬉しく思っている。これも皆さんのおかげです、ありがとうございます」と古川毅が挨拶を行う。続けて池田彪馬も「これから大きな壁にぶち当たったとしても、乗り越えられるよう、お互いに手を取り合って先を目指していきたい」とファンに対して呼びかけた。最後には「皆さんの熱量が伝わりましたし、僕たちも久しぶりのライブで、色々と貯め込んでいたものを出せたと思っています。今後も皆さんと一緒に、夢の続きを作っていけるよう、色々なコンテンツを通して音楽を届け、最高のグループを作っていきたいと思います。信じてついてきてください」という古川の挨拶の後、メンバー1人1人の満面の笑みが映し出され、この日のライブは幕を閉じた。なお、このライブの模様はSUPER★DRAGONの公式YouTubeチャンネルで無料で視聴可能となっている。○セットリストM1 SUPER★DRAGONM2 Don’t Let Me DownM3 City NoiseM4 WARNINGM5 UntouchableMCM6 雨ノチ晴レMCM7 SOUL FLAG
2020年06月15日4月26日から毎週開催されていた韓国発信のオンライン適合型ライブ『Beyond LIVE』に、K-POP界を15年間牽引するSUPER JUNIORがついに登場! その様子をレポートします。文・本田珠里新しいスタイルで楽しむ『SUPER SHOW』が開幕!世界初のオンライン適合型コンサート、『Beyond LIVE』。最先端のAR技術を駆使した新しいスタイルの公演として、今、世界中で話題となっている。5月31日には、世界各国で愛され続けるSUPER JUNIORの「Beyond the SUPER SHOW」が開催された。SUPER SHOWとは、SUPER JUNIORが定期的に開催している、ライブの枠を超えたエンターテインメントショー。オンラインという“スパショ”初の形式でどんなステージを見せてくれるのか……期待に胸が高まるなか、いざスタート!SUPER SHOW恒例の、公演直前にファンが声を合わせて歌う「Song for you」から、厳かなイントロへ——。宮殿に大きな旗がなびくAR映像のなか、白いスーツにブルーのマントをまとい、玉座に座ったSUPER JUNIORが登場!おなじみのオープニングナンバー「SUPERMAN」の重厚感あるクールなサウンドが、こちら側の空間まで「SUPER SHOW」色に染めていく。続いてのヒップホップナンバー「2YA2YAO!」では一転、自由で強烈、そして躍動感あるパフォーマンスを見せ、序盤から一気に盛り上がった。MCでは、ステージを囲む壁面が、世界中のファンの姿を映したリモート画面でいっぱいに。リーダー・イトゥクが「E.L.F.(ファンの総称)のみなさんお元気でしたか? 久しぶりに会ったら、さらに美しくなってますね!」と挨拶。初のオンライン公演に「こういう時代に生きているのが不思議。僕たち、アナログとデジタル世代どちらも経験してきましたが、ここまできたら究極のデジタル時代じゃないですか?」(シンドン)、「サイバー歌手になった気分です(笑)」(リョウク)とメンバーそれぞれが感想を伝えた。また、ライブ会場を訪れる時のようにきちんとオシャレをしているファンの姿を見て「僕たちもたくさん準備をしましたが、ファンのみなさんも準備をしてくれたんだなと感じました」と、感謝を伝えるキュヒョン。さらにウニョクが、事前にファンにリクエストしていたドレスコード“裸足”が守られているかを確かめようと「みなさん、足を見せてくれますかー?」と呼びかけると、画面いっぱいにE.L.F.たちの裸足がずらり! これにはメンバーも大爆笑!また、7人それぞれがスペイン語、韓国語、中国語、インドネシア語、英語、日本語、タイ語、アラビア語で、愛嬌たっぷりに挨拶しながら世界中のファンとリアルタイムで交流を交わしたのも、『Beyond LIVE』ならではの光景だった。オフライン公演同様、今回もライブ演出を担当したのはウニョク。彼の「この公演は新しい始まりと感じています。だからこそ、今のSUPER JUNIORを作ったと言ってもいい、意味のある曲をお届けします」という言葉に続いて披露されたのは、SUPER JUNIORが2006年に韓国の音楽番組で初の1位を取った「U」。今年デビュー15周年となる彼らの成熟した色気と、当時は想像もできなかったAR技術が融合した、洗練されたステージでファンを魅了した。「Sexy, Free & Single」「Mr.Simple」では、エレクトリックな曲調に合わせたレーザー光線と幾何学模様の映像が全方位的に使われ、まるでドーム公演のような壮大さ。そんなオフライン公演と変わらない熱気を感じながら、あらゆるカメラワークでメンバーの視線と、迫力のパフォーマンスを独り占めできる“神席”気分に、テンションは高まるばかり!個性光るユニットステージ & 爆笑のMCも必見!キュヒョン、リョウク、イェソンの3人によるバラード・ボーカルユニット、SUPER JUNIOR-K.R.Y.は、6月8日発売の新しいEP『When We Were Us』のティーザー映像と、収録曲「Home」を初披露。美しい夕日をバックに、感性豊かなボーカルと完璧なハーモニーで聴かせてくれる。俯瞰のカメラワークで床面のLEDステージを活かした、ウニョクのクールなダンスソロから始まる「Heads Up」に続き、「Devil」ではファンの歓声も重なり、メンバーもどんどん楽しげな、リラックスした表情に。『Beyond LIVE』恒例となったQ&Aコーナーは、選ばれたファン数名からの質問に、メンバーたちが画面を通して直接答える時間だ。「15周年を迎え、メンバーに言いたいこと」を聞かれ、「これからも元気に活躍する長寿グループになりたい」(リョウク)、「人生の半分以上を一緒に過ごしてきましたが、これからの人生の半分も共にしていきたい」(シウォン)と、率直に想いを語っていく。日本のファンからの「海外でのパフォーマンスで心がけていることは?」との質問には、日本語で「曲のジャンルによって雰囲気を変えることが重要」(イェソン)、「僕たち(自身)が楽しむこと」(キュヒョン)と答えていた。最後の質問者が映るのを待つメンバーの前に、なんと東方神起のチャンミンがリモートでサプライズ登場! ドレスコードの裸足を無邪気に見せるチャンミンに、皆が嬉しそうに爆笑し、「チャンミンは忙しくても、いつも僕たちの応援に来てくれる」とグループを超えた仲の良さを見せつけた。実は、チャンミンはその1週間前に『Beyond LIVE』をすでに経験済み。オンライン公演の先輩として「生中継で接続状態が悪い場合もあるから、話すときは少しゆっくり」というアドバイスをもらったメンバーたちは一斉に「僕たち、それができないんだよ~!」と頭を抱え、ステージ上は大騒ぎ。オフライン公演の時と同様、笑いの絶えないくだけたMCタイムと、ハイクオリティなパフォーマンスとの激しいギャップが、SUPER JUNIORの最大の魅力の一つだ。賑やかなMCタイムから「盛り上げていきましょう!」の掛け声とともに始まったのは「SUPER Clap」。テンポの良いリズムに合わせさまざまなシチュエーションに切り替わっていく3D映像も圧巻!続いて、ドンへとウニョクによるダンスボーカルユニット、SUPER JUNIOR-D&Eのステージへ。爽やかな「`Bout you」、そしてライブに欠かせない「Oppa, Oppa」では、他のメンバーたちが楽屋でペンライトを手に盛り上がる様子がワイプで登場。映し出されたファンのテンションも、オフライン公演並みのボルテージに!世界初の技術をMCで!? そして愛情たっぷりの感動のフィナーレへ!衣装チェンジ中のドンへ&ウニョク、そしてシウォンを除いたメンバーがステージに現れ、再びMCの時間に。すると突然、背景スクリーンから巨大化した3Dの“ジャイアント・シウォン”が現れ、メンバーに手を伸ばすというサプライズ演出が! そのリアルな映像に合わせて逃げたり転んだりする、さすがノリのいいSUPER JUNIORのメンバーたち。実はこのAR技術、ライブ会場で使われたのは世界で初めてだそう。そんな特別な技術を、パフォーマンスではなくMCで惜しみなく使用してしまうところが、まさに「SUPER SHOW」らしさ!マルチカメラでメンバーの表情まで楽しめる「MAMACITA」から「Black Suit」「Sorry Sorry」とヒットナンバーが続き、「SUPER SHOW 8」でも使用された「Stay with Me」のVCRが流れる。SUPER SHOWはウニョクが演出、シンドンが映像を担当するなど、メンバーが準備段階からかかわっていることが実感できる貴重なビハインド風景だ。学生服に着替えたメンバーが登場した瞬間、「SUPER SHOW 7」での人気ナンバー「Runaway」が始まる! と察したファンたちのコメント数が、その興奮をあらわすように急増! 当時、不在だったキュヒョンまで加わり、全力で楽しむメンバーの姿にファンも大喜びだった。しかし、ここで残すところあと1曲に。「今年は会えないかもしれないと思っていたけど、こうしてお会いできて幸せでした」とドンへ。ウニョクは「SUPER SHOW 8」のアンコール公演が実現できなかったことへの残念な気持ちを伝えながらも「新しい形で会えて、新鮮でした」と感謝を伝えた。イトゥクは「オンラインを通してコンサートをするとは思ってもなかった。みなさんの顔をこんなに近くで見られるのは、『Beyond LIVE』だけの魅力だと思う。今年は15周年なので、さまざなコンテンツでお目にかかろうと思います」と締めくくった。ラストはバラードナンバー「Shining Star」。彼らが客席を見渡すように歌う姿に、まるで実際のコンサート会場にいるような錯覚を覚えてしまう。「みんな一緒に!」と手を振るメンバーの後ろには再びファンの姿が映し出され、1人ずつ感謝の言葉を伝えるSUPER JUNIOR。キュヒョンは丁寧な日本語で「あなたのことをいつも守りたいです。感謝の言葉を申し上げます」とメッセージを。「最後にE.L.F.のために用意したプレゼントがあります。上を見てください」というイトゥクの言葉とともに映し出された空間には、青く光る「E.L.F.」の文字が浮かんでいた。ファンとの関係を一番大事に想う彼らからのサプライズプレゼントの感動を残して、幕は下りた。オフライン公演同様の多彩なステージ構成に加え、「Beyond the SUPER SHOW」で掴んだ新たなオンライン公演の武器を、この先どのような形で私たちに見せてくれるのか、今後のSUPER JUNIORからも目が離せない!ちなみに『Beyond LIVE』を配信している『V LIVE』アプリでは、視聴中に画面をタップすることで、アーティストにハートを送るシステムがある。『Beyond LIVE』では、公演視聴権とともにオプションでデジタルペンライトを購入すると、送られるハート数が2倍になる仕組み。「Beyond the SUPER SHOW」は、公演前に10億を超えるハート数を記録。終了後には全6公演行われた『Beyond LIVE』の最高記録である28億5000万を超えるハートが、約12万3000人の視聴者から送られていたことが明らかに! SUPER JUNIORの底力を改めて示すとともに、SUPER SHOWの新たな進化を予感させる公演となった。※アーカイブ映像の購入可能SUPER JUNIOR「2YA2YAO!」
2020年06月11日歌手、タレント、モデル等、各ジャンルで活躍中のマルチエンタテインメントグループ・SUPER JUNIORの2018年に東京ドームで開催された” SUPER JUNIOR WORLD TOUR SUPER SHOW7 in JAPAN”などの3公演をゴールデンウィーク期間限定で一部YouTubeに公開されることが決定した。第1弾はキュヒョン・リョウク・イェソンのユニット”SUPER JUNIOR-K.R.Y.”が2015年に横浜アリーナで開催した「SUPER JUNIOR-K.R.Y. JAPAN TOUR 2015 ~phonograph~」を、5月1日(金)正午12時から公開。歌唱力に定評のある3人のハーモニーを体感できる。第2弾として5月2日(土)には、ドンヘとウニョクのユニット”SUPER JUNIOR-D&E”の「SUPER JUNIOR-D&E JAPAN TOUR 2018~STYLE~」を公開する。全国ツアーファイナル、日本武道館での圧巻のパフォーマンスを見ることができる。そして第3弾は、5月3日(日0に日本では約4年ぶりに開催されたファン待望の” SUPER JUNIOR WORLD TOUR SUPER SHOW7 in JAPAN”東京ドーム公演の映像を公開する。配信概要SUPER JUNIOR-K.R.Y. JAPAN TOUR 2015 ~phonograph~ 2020GW スペシャルダイジェスト公開:5月1日(金)正午12時~5月7日(木)正午12時まで配信URL()SUPER JUNIOR-D&E JAPAN TOUR 2018 ~STYLE~ 2020GW スペシャルダイジェスト公開:5月2日(土)正午12時~5月7日(木)正午12時までURL:公開時にオフィシャルHP/Twitterにて告知SUPER JUNIOR WORLD TOUR SUPER SHOW7 in JAPAN 2020GW スペシャルダイジェスト公開:5月3日(日)正午12時~5月7日(木)正午12時までURL:公開時にオフィシャルHP/Twitterにて告知関連リンクSUPER JUNIOR JAPAN OFFICIAL WEBSITE()SUPER JUNIOR公式Twitter()
2020年04月30日SUPER★DRAGONの2nd写真集『WARNA WARNI』が、10月19日に発売された。1st写真集『Heads or Tails』から1年半ぶりとなる今作では、“アジアの楽園”ともいわれるインドネシア・ビンタン島をロケ地に、等身大の表情や「爽やかな青春感」をイメージ。タイトルである「WARNA WARNI」がインドネシア語で「カラフル」を意味することから、2019年1月期の日本テレビ系ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』をきっかけに注目を集める古川毅に、“カラフル”なメンバーの魅力を語ってもらった。○■柴崎 楽楽は末っ子って感じですね。手先が器用で料理上手。絵を描くのが好きで、発想力が抜群。美的感覚に優れています。独創的で不思議な絵を描き出すことができる才能の持ち主です。そしてこのビジュアル。妖艶ですよね。僕、フィルムカメラを趣味でやっているんですけど、被写体としてもスパドラの中で抜群に良い!○■松村和哉楽と同い歳なんですけど、全然違うタイプです。楽は「等身大の中学生」という感じなんですけど、和哉は何だろう……20代(笑)? 年齢で人間を判断するのは好きじゃないんですけど、その歳でなぜそんな思考ができるのかと。語彙力もすごい。でも時々、等身大な「元気な男の子」の雰囲気が出ることもあって、それがめっちゃかわいいんですよね。○■池田彪馬出会った時と一番イメージが違うかもしれないです。当初は、「公園で遊んでいるサッカー少年」みたいな。「春夏秋冬、短パン」みたいな小学生だったんですけど、今となってはこの華やかさ。ステージに立った時のオーラとか、自分の出し方、見せ方をよくわかっている。同じグループにいて頼もしい存在です。メインボーカルとして2人で歌うことが多いんですけど、声色も全然違いますが、これからもスパドラらしいカラーを発信していけたらいいなと思います。○■田中洸希騒がしい男の子です(笑)。うるさいと思いきや引っ込み思案な時もあって、その振り幅がすごい。初対面の人と話すのが苦手なようですが、心を開いた人には話し出すと止まらないんですよね(笑)。男子高校生そのものなんですが、彼もどこかで化けた瞬間があって、ステージ上で華やかになったというか。あと、ヒューマンビートボックスのテクニックがすごい!○■伊藤壮吾大人ですね。でも、この間までもっと赤ちゃんっぽかったというか(笑)。身長もそこまで高くなくて、童顔なんですけど、いつからかすごく落ち着いた。声変わりした影響もあるのかな。年下組の中ではいちばんMCがうまいと思います。あと、鉄道オタク! その趣味を生かしてバラエティでも活躍しています。○■飯島颯マイペースですね。素直な時もあるけど、すごく頑固な時もある。意外と面倒見がいいように見えて、面倒見られているタイプ(笑)。きっちりして真面目というか、なんというか。そんな性格がダンスに出ているところも、彼の魅力だと思います。どんなに危機が訪れようとも、ちゃんと洗濯物畳んでから逃げるタイプ(笑)。本当にかわいいです。○■ジャン海渡スパドラの結成前から、一緒にいることが多かったなぁ。1つ年下なんですけど、同い年みたいな感じで。音楽を自分で作ることができて、すごくクリエイティブ。好きなことに熱中すると、とことん突き詰めるタイプです。芸術家肌で自分の世界を持っています。ただ……そっちに振り切りすぎて、家事とかなんにもできない。実家暮らしなんですけど、未だに親から家の鍵を持たせてもらえないらしいです(笑)。○■志村玲於最年長で、一番何でも話す相手かもしれないです。僕も天然と言われるんですけど、彼は違うタイプの天然で(笑)。最近知ったことを、その分野のスペシャリストみたいな話し方をする(笑)。本当に憎めない存在です。グループを引っ張っていってくれますし、一番踊れるのが玲於。良い意味でまとめられるタイプではないからこそ、グループ全体が柔らかい雰囲気になっているような気がします。いつもなんでも聞いてくれるから、話してスッキリできる。僕、パフェが好きなんですけど、いつも一緒にパフェ食べに行ったりしています。○■古川毅にとってのSUPER★DRAGONとは僕らはSUPER★DRAGONに身を投じて青春を捧げてきたこともあって、同年代と比べて10倍くらいは濃い日常なんじゃないかと思う時があります。特にここ数年は、家族よりも長く一緒にいるので、メンバーはすごく大切な存在。仕事仲間であることに変わりはないんですけど、それだけでは説明しきれません。兄弟みたいな感覚なのかもしれませんね。兄弟は一緒にいすぎて、干渉し合わない瞬間もあったりするじゃないですか。いざとなったら助け合う。そういう感覚です。でも、ワチャワチャする時はめっちゃ楽しんで(笑)。今回の写真集にもそれが現れていると思います。撮影期間中はサンダー(年少組)が夏休みだったので、みんな思い切った髪色にしています。だから、夏休みにみんなで海外旅行にいったような雰囲気で。今回はリゾート地ということもあって前作とは違ってオフモードです。素の僕たちの魅力を、景色と一緒に楽しんで頂ければと思います。■プロフィール古川毅2000年2月27日生まれ。東京都出身。2015年9月にSUPER★DRAGONのメンバーとしてデビュー。2018年に資生堂・シーブリーズのCMキャラクターに抜てきされ、ドラマ『兄友』(TBS系)で俳優デビューを飾った。2019年1月期のドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の須永賢役でも注目を集めている。SUPER★DRAGONの2nd写真集『WARNA WARNI』発売中。MINI ALBUM『TRIANGLE -FIRE DRAGON-』が2019年12月4日、MINI ALBUM『TRIANGLE -THUNDER DRAGON-』が2019年12月11日に発売。
2019年11月05日アジアNo.1の韓流イベント『釜山ワンアジアフェスティバル(BOF)』が、10月19日(土)から25日(金)までの7日間、韓国・釜山で開催される。今年で4回目を迎える同イベントは、K-POPアイドルの公演やファンミーティングをはじめ、美容、ファッション、メディカルまで、韓国の今を体験できるフェスティバルだ。「2019釜山ワンアジアフェスティバルK-POPコンサート」チケット情報先日、追加アーティストとしてStray Kids、ATEEZ、(G)I-DLE、MAMAMOO、GFRIEND、SUPER JUNIORの出演が発表された。今年も釜山が熱くなるシーズンが到来。話題のK-POPスターがそろうBOFに注目だ。『釜山ワンアジアフェスティバル(BOF)』▼2019年10月19日(土)~25日(金)韓国・釜山華明生態公園、海雲台亀南路など釜山全域『釜山ワンアジアフェスティバルK-POPコンサート』チケット発売中Pコード:162-940▼10月19日(土) 19:00華明生態公園B(STANDING)-4000円(整理番号付)C(STANDING)-3000円(整理番号付)D(RESERVED SEAT)-1000円[出演]HA SUNG WOON/AB6IX/KIM JAE HWAN/ITZY/Stray Kids/ATEEZ/(G)I-DLE/MAMAMOO/GFRIEND/SUPER JUNIOR/他※A(STANDING)は取り扱いなし。※日本国外では本券の発券はできません。必ず日本国内にて発券をお済ませの上、本券を持ってご来場ください。※日本国在住の方・日本語が読める方・日本国内にて発券することが可能な方のみご購入下さい。※会場までの交通、宿泊手配は含まれません。ご自身でご手配下さい。※開演・開場日時は現地時間です。※本券を紛失・お忘れの場合、対応は一切できません。※入場者は全員(お子様も)本券が必要となります。※当日本人確認あり。要身分証明書。※転売チケットはご入場できません。/お問合せ先【ハナチケット:Mail:bof2019@hanatour.com】
2019年09月30日9人組NEWミクスチャー系ユニット・SUPER★DRAGONが7日、ワンマンライブ「IDENTITY NINE」を東京・日比谷野外音楽堂で行い、3,000人と共に夏の終わりに相応しい大盛り上がりの野外ライブを成功させた。SUPER★DRAGONは通称スパドラと呼ばれ、ハードロック・ヒップホップ・ヒューマンビートボックスなど独自のハードなサウンドを特徴とした “NEWミクスチャースタイル”のダンスヴォーカルユニット。メンバーは志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽で、俳優と映画やドラマなどでも活躍をしている。今回は8月14日にリリースした3rdアルバム『3rd Identity』をひっさげたライブとなっており、アルバム及びライブのタイトル通り「アイデンティティ」を軸に、各メンバーがプロデュースを行った9つの曲をメインに構成。ダンスボーカルグループの中でも難易度の高いものに常に挑戦をし続け、幅広い音楽ファンから一目置かれていたスパドラだが、“表現者”として次のステップに進んだ彼らが見せた今回のステージは、これまでの強みをベースに様々な世界観へと表現の幅を広げ、確かなパフォーマンス力でそれらを体現。「スパドラのグループや作品に対する強いプライド」を随所で感じさせてくれるようなライブとなった。オープニングイントロが流れ、「1・2・3・4」の掛け声とともに激しい重低音が会場に鳴り響くと、カウボーイ姿で銃を手にしたメンバーが次々と登場。白く高いスモークがステージに焚かれると、「Mada’Mada’」「hide-and-seek」「WARNING」とこれまでのスパドラらしい疾走感のあるヘヴィロックテイストやEDMベースの楽曲でライブがスタート。合間に「日比谷、盛り上っていこうぜ!」「ぶちあがっていこうぜ!」と次々とメンバーがパフォーマンスを行いながら観客へ呼びかけ激しく煽り続けたかと思えば、玲於がメンバー数名の腕に身体を完全に深く預け、大きなジャンプを見せるなどアッと驚くパフォーマンスも披露され、観客のボルテージと熱は一気に急上昇していく。○メンバープロデュースの楽曲その後、映像が流れ「それぞれのアイデンティティを証明する9つの物語が始まる」というテキスト共にメンバーがプロデュースした9つの楽曲がノンストップで続く。1曲目は和哉プロデュースによる、ラテンサウンドやヒップホップがミクスチャーされたEDMベースの「La Vida Loca」。曲中、既に汗だくとなっているメンバーが、激しいサウンドに乗せ、挑発的な鋭い目線を何度も会場に投げかけてくるが、夕暮れ時の雰囲気も相まって、怪しくも抗えない刺激的な魅力がステージから強く放たれる。2曲目は颯プロデュースの「Dragonfly」。真っすぐさや力強さ、疾走感がありながらもスパドラらしい重低音やハードさのミックスされたロックテイストの1曲で、サビでは手に持ったタオルを高く掲げて回す事で、会場に大きな一体感が生まれていた。3曲目は毅プロデュースの「My Playlist』。エレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種“ムーンバートン”というで陶酔感のあるサウンドに乗せ、恋愛のモヤモヤした気持ちを毅が書き起こした曲で、MV含め毅のこだわりが随所に詰まっているそう。この日のステージでも毅はサングラスをかけ、タイトルにちなんだ小道具“レコード”を手にパフォーマンスを行い、楽曲の世界観を表現した。またメインダンサーやボーカルが鮮やかに入れ替わり、めくるめくようなフォーメーションダンス、合間に見せる颯や玲於がアクロバティットなど視覚的な面白さも見逃せない。4曲目は洸希プロデュースの「Jacket」。洸希が恋愛に対して、悩みながらも自身を奮い立たせようとする気持ちを描いた少し大人な雰囲気のラブソングで、洸希の低い声をベースとしながら和哉・ジャン・彪馬・毅がラップやヴォーカルで参加。またトルソーを女性に見立て、次々と悩まし気な様子で腕を回したり、そっと撫でたり、抱き着くなどし、休みなく観客をドキッとさせるようなパフォーマンスも披露し、観客を翻弄していた。5曲目は楽プロデュースの「Remedy For Love」。ミディアムテンポエレクトロのサウンドに毅と彪馬のヴォーカルが乗り、楽が芝居のような一幕をステージで披露。コンテンポラリーダンスを踊る女性と、黒を基調とした衣装をまとい手には赤い薔薇の花束を持った楽により、恋愛の別れの切なさを芸術的に表現。これまでのスパドラのステージとは異なる新たな一面を見せてくれ、その雰囲気に圧倒された観客からは終了後には自然と拍手が沸き起こっていた。6曲目は壮吾プロデュースによる「雨ノチ晴レ」。一転、明るく軽快なサウンドに乗せたロックンロールにラップが融合。メンバーも肩の力が抜けたようで、洸希が毅の肩を抱き、至近距離で楽し気に目を合わせながら歌ったかと思えば、楽が玲於に猫の手の真似をしてじゃれる様子を見せたり、各々自由に楽しそうな姿を見せる度に会場からは大きな歓声が起こる。また壮吾は颯・楽・玲於に担がれ、“自身が電車に乗っている様子”を表現(壮吾は大の鉄道オタク)し、楽しそうにステージを行き来していた。7曲目はジャンプロデュースの「New Game」。ヒップホップのトラップを進化させたHybrid Trap(ハイブリッド・トラップ)でディープなヒップホップサウンドがロボット風のフォーメーションダンスと共に展開され、サウンド・ダンスともにスタイリッシュで洋楽的な世界観を感じさせるステージを披露した。8曲目は彪馬プロデュースの「PANDORA」。ポップとトラップが混ざり合い、攻撃的なラップとハイトーンの悩まし気なヴォーカルが畳みかけるように展開されるが、そうした世界観を体現するように彪馬は激しいサウンドに乗せながら、時折ドキッとするような目線や、舌をぺろっと出すなどの表情を見せており、観客に揺さぶりをかけていた。ラストは玲於プロデュース「Strike Up The Band」。機械的で未来を感じさせる音にキラキラした電子音などが特徴でもあり、新世代のクラブミュージックともいわれているFuture Bass(フューチャーベース)を使い、これまでのスパドラらしい骨太で力強さを感じるラインが印象的な1曲。玲於によるドラを鳴らすパフォーマンスでスタートし、打楽器のみのダンスや拳を掲げて力強く歌唱する様子など、これまでの曲とはまた異なる、激しい男らしさを随所に感じるようなステージとなった。○続々発表もここでメンバープロデュースによる9曲の歌唱を終え、一旦MCへ。それぞのステージを振り返りだすが、壮吾が自分のステージで行った鉄道に関する演出の話をしだすと、他のメンバーはワザとステージ上に現れたセミについて騒ぎ出して話を逸らし、すかさず玲於が「壮吾の話を聞いてあげて!」ツッコミを入れる場面も。また玲於が背の小ささをいじられた際には、最近成長期で身長が伸びた楽がわざと横に来て「横に来るな!」と怒られたり、背が伸びない仲間に入れられた洸希は「もう少し希望を持たせくれ!」と本気で焦る姿を見せるなど、これまでのパフォーマーの表情から一転、肩の力を抜いた9人の素が垣間見えるひと時となった。その後「LRL」「Untochable MAX」と続き、毅が静かに語りだして再びMCへ。「来年でSUPER★DRAGON結成から5年目。感慨深い。みんなと一緒に着々と、地道に焦らず、たまに焦る事もあるかもしれないけど一歩一歩踏み出せている」と現状を振り返りつつも、「ファンの皆さん、そしてメンバー9人も生きていく上で、スパドラの事だけではなく、他の事も考えて生きていかなきゃいけない。難しい事もある。でも、9人とも結成してから変わらず、楽しく、本当に楽しくやれているのは間違いなくファンの皆さんのおかげ」とファンに感謝の気持ちを述べ、「どこに行ってもスパドラは僕たちにとっても譲れないもの。これからも譲れないもののまま、こだわりにこだわりぬいて、みんなに最高のモノを届けて、みんなと一緒に僕たちの観たい景色を一緒にみたい。これからも、僕たちのことをよろしくお願いします」と一言一言、考えるように丁寧に言葉にしていた。その後、そうした彼らの気持ちを代弁するかのような1曲「BROTHERHOOD」へ。“1人じゃみられない夢、ここにいられたのは”という歌詞に続き、力強い眼差しで「お前らがいたからだよ!」と絶叫する毅。ファン、メンバーとの絆を改めて確認し、未来を共に約束するようなこの曲に乗せて、感動は最高潮へ。「最高の景色を見せてくれてありがとう!」と口にし、深々お辞儀をして、名残惜しそうに「ありがとう」と口々に言いながらステージを去ったメンバーたち。するとすかさず会場からは大きなアンコールの合唱が。しばらくすると、「最後まで楽しみましょう!」と「PAYAPAYA」のサウンドと共にメンバーが再び登場。これに喜んだ観客はメンバーと共にダンスを踊り、大きな掛け声をかけ、大きな一体感が会場を包み込む。その後、明るいポップチューン「SHOPPING TIME」となり、ライブを一通り終えたメンバーたちは安堵の様子を見せ、楽しそうに笑顔でお互いじゃれ合ったりしながら、ほっこりした様子でこの日のラストを締めくくった。なおこの日は、スパドラがCDデビューを果たした記念日でもある11月16日に豊洲PITで「ドラフェス」と呼ばれるライブが行われる事が解禁されたほか、メンバーを年上組・年下組で2つのユニットに分けたファイヤードラゴン及びサンダードラゴンのミニアルバムリリースも発表された。9人は相次ぐ解禁情報を受けて「新しい形で楽曲を聴かせたい」と、今後への力強い意気込みと決意を見せていた。
2019年09月09日9人組ダンス&ボーカルグループのSUPER★DRAGONが、10月19日に2nd写真集『WARNA WARNI(ワルナ ワルニ)』(SDP・税込2,500円)を発売する。1st写真集『Heads or Tails』から1年半ぶりとなる今作では、等身大の表情や「爽やかな青春感」をイメージ。タイトルである「WARNA WARNI」がインドネシア語で「カラフル」を意味する通り、メンバーの様々な表情を収めた。また、インドネシア共和国観光省の全面協力のもと、2015年の結成以来初の海外撮影を実施。“アジアの楽園”ともいわれるビンタン島にて行われ、南国の開放的な空気とSUPER★DRAGONの魅力を融合させた。発売を記念して、渋谷(10月19日~27日)・博多(10月13日~15日)・仙台(10月19日~22日)・札幌(10月26日~29日)・栄(11月2日~17日)・心斎橋(11月30日~12月8日)のHMV店舗にて、Limited Storeの開催が決定。会場限定カバー版となる「Limited Store ver.」の写真集も販売される。■古川毅コメント念願の海外ロケがついに叶いました。タイトルの通り、9人それぞれの魅力がカラフルに表現された一冊です。写真集の中にある夕日をバックに立つメンバー9人の姿はあまりにもキラキラ青春すぎて泣けてきます(笑)。南国ですが、夜の海は冷たくて震えながら撮影したので、そんな僕らの頑張りも伝わると嬉しいなと思います。アジアのリゾート地や空気が引き立たせてくれた僕等の魅力を感じてほしいです。■伊藤壮吾コメント僕は生まれて初めての海外でした!鉄道が大好きなので、日本の中古車両が使われているインドネシアに行けることが嬉しかったです。ビンタン島は、空も海も何もかもが鮮やかで、今回撮影した海・プール・砂漠・マングローブ・夜市すべて目一杯楽しませてもらいました。そんな心から楽しんでいる僕らの素の瞬間を、皆さんにもぜひ楽しんでもらいたいです。
2019年08月21日韓国5人組の俳優グループ「5urprise(サプライズ)」のコンミョン(24)が、17日から3日間にわたって開催された「KCON 2019 JAPAN」に初参加。最終日となる19日、ソ・ガンジュン、イ・テファンも登場したファンミーティング「K-DRAMA FAN MEETING SERIES」のトリを務めた。コンミョンといえば、1月に公開された映画『極限職業(原題)』(日本で2020年ロードショー)が韓国で一千万人以上の観客を動員する大ヒットを記録。7月放送予定のJTBCドラマ『メロが体質』に出演が決定するなど、一躍、スター候補の一人に躍り出た。ファンミーティングでは、現在日本でDVD発売中のドラマ『ピョン・ヒョクの恋』のハイライト映像が紹介され、撮影時の思い出やエピソードを披露するトークコーナーを繰り広げた。「記憶がよみがえりました。私の友達に会いたくなりました」同作は、SUPER JUNIORのシウォン(33)が陽気でピュアな財閥の御曹司を演じた爽快ラブコメディ。コンミョンは、シウォン扮するヒョクの友達で財閥のエリート社員クォン・ジェフンを演じている。インテリジェンスあふれるジェフンと似ているところを質問され、「彼のようなセクシーな男ではないですが、愛の前では純情なところは似ていると思う」。財閥3世のヒョクの尻拭いばかりさせられる友達のジェフンだったが、撮影中のシウォンとの関係は良好なものだったと話す。「シウォン兄さんとはいまでも連絡を取り合っているんですよ。年の差はありましたけど、とても楽に接することができました。シウォンさんのコミカルな演技がおかしくて、撮影中はずっと笑っていました。ジェフンはあまり笑わないキャラクターなのですが、シウォンさんを見ていると自然に笑顔になってしまって、本番でNGになることもたびたびありました」さらに、ヒロイン(カン・ソラ)を巡ってヒョクと恋の三角形に発展したことについて、「ソラお姉さんとの演技はただただ楽しかったです。ロマンスシーンを演じていてとてもときめきましたし、幸せでした(笑)」と振り返った。また、今後、演じてみたいキャラクターは、「僕はまだ、明るくてかわいらしいキャラクターを演じたいですね。そのあとに悪役とかいろいろキャラクターに挑戦したいです」だと語った。続く、ファンとチームになってジェスチャーゲームなどのミッションに挑む“ファンとケミチャレンジ”では体を使った交流も。ビッグバドミントンのラリーや、ファンの投げたボールをコンミョンがキャッチするゲームは、息のあったプレイで次々とミッションをクリア。ファンを気遣いながら真剣にゲームに挑むその姿に会場から温かい声援が飛んだ。また、コンミョンのナンバー1ファッションをファンが直接選ぶアンケートでは、いちばんに選ばれた写真のポーズをマネして見せ、ファンを喜ばす場面も。「ふだんはジャケットスタイルがいちばん好きです。みなさん、袖が長めの服が好きなようなので、これからこういう(アンニュイな)顔をたくさんしたいと思います(笑)」ファンミーティングの最後の挨拶では、日本のファンに会えてうれしかったと感謝の気持ちを伝えたコンミョン。現在、新作ドラマ『メロが体質』(原題)の撮影中だと告げ、ファンとの再会を誓った。「みなさんさんにより良い姿を見せられるよう、これからも努力するコンミョンになりたいです」
2019年05月21日9人組NEWミクスチャー系ユニット・SUPER★DRAGONのワンマンライブツアー『Emotions』が3日、Zepp Tokyoにてファイナルを迎えた。このツアーは全国で行われ、総動員数は13,000人となる。SUPER★DRAGONは‟NEWミクスチャースタイル”というコンセプトを掲げ、ハードロック・R&B・ヒップホップ・ヒューマンビートボックスなどジャンルに捕らわれない様々な要素をミックスさせた楽曲とフォーメーションダンスを軸に、これまでにない音楽性と世界観で、様々な音楽リスナーから注目を集める9人組(志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽)のグループ。この日のライブではプロジェクションマッピングとダンスパフォーマンスが融合した「LRL‐Left Right Left-」のほか、モニターに映し出されたシルエットとメンバーが息ぴったりなダンスを見せる「Bring Back」、手持ちの懐中電灯を使って‟ステージの照明”‟ライトの光を使ったパフォーマンス‟を行う「Mr.GAME」など、ダンス・歌・楽曲といった彼らの確かな基盤にこれらが上乗せされる事で、ライブの枠にとどまらない‟ショーパフォーマンス“として楽しめるものを見せてくれた。またEDMをベースとした楽曲も多く、会場はクラブのような盛り上がりを見せ、メンバーも「踊り狂え!」「こんなもんじゃねえだろ!」など挑発的に観客を煽る姿を見ることもできた。一方、ツアータイトルそして最新アルバムのタイトルともなっている『Emotion=感情』というキーワードにのっとり、様々な感情を巧みに表現。シングルとして発売をされた「Monster!」では男心と女心を巧みに歌い分け、ダンスパートでも力強さやキレのあるダンスで男性らしさ、柔らかく儚いダンスで女性らしさを体現。「BLOODY LOVE」では力強さの中に、テクニカルなダンスや、スローなフォーメーションダンスを取り入れ、大人らしさやセクシーさを見せてくれた。「Set It Off」では怪しげに光る紫色のシャンデリアの元、ソファーにゆったりと腰かけたり、寝転がりながら、メンバーのジャンがラップを歌唱。その悩まし気な姿に会場の観客からは驚きの歓声が起こるなど、これまでスパドラの魅力であった力強さ・勢い・激しさに加え、新たな姿を垣間見る事もできた。MCでは年相応の彼らの素が現れ出し、途端に会場にはほっこりした空気が流れだす場面も。絶妙なテンポで他メンバーのコメントに合いの手を入れ合ったり、ツッコミを入れる姿はメンバー同士の雰囲気の良さがうかがえ、会場に来ていた女性客からはその姿に歓声が上がりだす。この日は、メンバーの壮吾が、実はかわいいパンツを身に着けている事を暴露され、観客を驚かせる。なお壮吾は、このネタをトークに使う事を提案されたものの、2時間くらい渋っていた事を明かした。なお終盤ではこの日のライブが初めてBlu-rayで発売される事と、同じく初となる野外ライブが9月に日比谷野外音楽堂で開かれる事が発表され、会場には大きな歓声が響いた。これらを受け、感動や感謝の言葉を口にするメンバーたち。ライブの最後では毅が「これからもみんなの事を引っ張っていくので、ついてきてください!」と力強くコメントし、深々と長い時間お辞儀をして観客へ感謝の気持ちを表していた。撮影:笹森健一/小坂茂雄
2019年04月04日アイドルグループのSUPER☆GiRLSが19日、東京・渋谷のTSUTAYAO-EASTで『ライブイベント『SUPER☆GiRLS 超 LIVE2018 8th DEBUT Anniversary~NEW GENERATION!!!!』を行い、新メンバー7人が初めてお披露目された。2010年に開催されたエイベックス初の大規模なオーディションで選ばれたメンバーで構成され、2010年6月に誕生したアイドルグループのSUPER☆GiRLS。この日は"10周年となる2020年に再び武道館のステージへ再加速する"という趣旨のもと、オーディションで選ばれた7人の新メンバーが初めて公の場に登場。新旧のメンバーがまじって代表曲「MAX!乙女心」など全35曲を熱唱して訪れたファンを沸かせた。イベント前には報道陣の取材に応じたメンバーたち。新メンバーでいきなり新曲のセンターを務めることになった井上真由子は「センターと聞いた時はうれしかったんですが、その分責任感というかセンターとして私でいいのかと思いました」と正直な胸中を吐露するも、「せっかくセンターに選んでいただいたので、(ファンを)惹きつけるように頑張っていきたいです」と意欲。今後の目標を「スパガとして2020年に日本武道館に立つという目標を掲げていますが、それを満員できるようにしていきたいです。SUPER☆GiRLSをもっと色んな人に知ってもらえるように私たちで新しい風を吹かせて大きくなるように頑張っていきたいと思います」と目を輝かせた。井上をはじめ7人が加入したSUPER☆GiRLSは、1月11日には現リーダーの溝手るかをはじめ、渡邉ひかる、宮崎理奈、浅川梨奈、内村莉彩の5人が卒業する。新体制となる同グループについて卒業を控えている浅川は「寂しい思いもありますが、新メンバーが入って期待しかありません。今までとは違うグループになると思います。忘れ去られた王道アイドル路線を突っ走って長く続くグループになって欲しいですね」と期待を寄せた。新リーダーとなる渡邉幸愛は「5人が卒業するのはグループにとって正直パワーダウンになると思いますが、新リーダーとしてこれからグループを引っ張っていきたいし、前向きで頑張ってくれるメンバーなので11人で作っていく楽しみな気持ちの方が大きいです」と前向きだった。
2018年12月20日「anan」2127号11/14水曜日発売『カラダにいいもの大賞2018』特集、今回の表紙に登場してくださったSUPER JUNIORのみなさんの撮影の様子を紹介します。anan編集部待ちに待った東京ドーム公演直前! SUPER JUNIORとananが6年ぶりの再会です。今回6年ぶりにananの表紙に登場してくれたのは、SUPER JUNIORの皆さんです。ワールドワイドに活躍する超多忙な彼らを撮り下ろすため、10月某日、編集部スタッフは韓国・ソウルへ向かいました。音楽番組収録後、その衣装のまま直接スタジオに来てくださった7人。華やかでセクシーな衣装を身にまとった7人が到着した途端、殺風景だった白ホリゾントのスタジオが、いきなり“むせ返るような大人の色気”でいっぱいに。その後、撮影&取材中に目撃したSUPER JUNIORの皆さんの可愛くて、面白くて、かっこいい姿を一部、お届けしたいと思います。ちょうどお腹がペコペコだろうなと思う時間帯でもあり、現場には大量のチキンとキンパプ(韓国の海苔巻き)やお菓子、飲み物をご用意。リーダーのイトゥクさんは、「食べてもいいんですか!?」ととても明るい笑顔で喜んでくれたのですが、「もちろんです、食べながらインタビューどうぞ」と勧めても「インタビュー中は大丈夫です」といったん我慢。そのままMC力をいかんなく発揮して、場を円滑に回しながらイェソンさんと一緒に取材を受けてくれました。でも終了後、満を持して嬉しそうに「チキン~」とフードコーナーに向かうも、何といろいろな人がすでに箱ごと持ち去った後で……その後イトゥクさんが無事にチキンと巡り合えたことを願っております(多分、大丈夫だったと思うのですが)。ウニョクさんがソロカットを撮り始めると、すかさずやって来たのがイェソンさん。イェソンさんはずっと大笑いしながら、カメラの前でかっこよく、セクシーにポーズを決めるウニョクさんをスマホで撮りまくり。そんなイェソンさんに対して、「そこの関係者じゃない人、出ていってくださーい!(笑)」と可愛く反撃するウニョクさん。とっても仲良く愛らしく喧嘩(?)する二人のやり取りに、その場にいた撮影クルー全員、大爆笑でした。全員で歩いていただいたカットの撮影では、何度も何度も右から左へと行進していただきました(メンバーの皆さん、本当にご協力ありがとうございました!)。すると、何度目かに元の位置へ戻る途中、シウォンさんがドンヘさんに顔をくっつけそうな勢いで大接近! そのまま右端の壁まで追いつめて、最後は“壁ドン”していました。しかもその一連の流れが何だか本当に楽しそうで。SUPER JUNIORが仲良しっていうのは存じ上げていましたが、改めてメンバー同士の距離の近さと阿吽の呼吸がすごいなと思いました。その“行進カット”では、シンドンさんが大活躍! 「はい、集まって~」とメンバーに集合をかけたり、「こういう風に歩くといいんじゃない」と指示してくれたり、「レディー、アクション!」「はい、進め!」と号令までかけてくださったり。様々な映像作品の監督をしているシンドンさん、この時もまさに“監督”でした!表紙にもなった、ソファに座っての全員集合カットでもSUPER JUNIORらしい一コマが。1枚目のテストカット撮影時、シンドンさんの「ふざけて!」という鶴の一言に皆さんすぐ反応して渾身の変顔を披露!! しかも、わざわざ全員でモニターを確認しにきて、あまり変顔になっていなかったシウォンさんが一斉にダメ出しされるというオチまでつきました。笑いに対する探究心、恐れ入りました…。その後も、ananスタッフがシウォンさんに「ジャケット、ちょっと脱いでみましょうか」と提案するとなぜか横にいるイトゥクさんがご自身のシャツのボタンを開けて脱ごうとしてメンバーに止められたり、シンドンさんが帽子をくるっとかっこよく飛ばしたり、メンバーに位置を変わっていただくたびに、移動する人とリョウクさんがハイタッチしたり、「皆さんちょっとパラパラ離れているので、ぎゅーっと近づいてください、もっと、ぎゅーっと」とお願いしていたら突然ドンヘさんがD&Eの名曲『もっとぎゅっと』を振り付きで(!!)歌ってくださったりと、スタジオ内は本当に楽しい雰囲気でいっぱいでした! しかも、個人的に「これは決してよそゆきの顔ではなくて、普段からこうなんだろうなあ」と感じた自然な空気感がとても素敵で。また、1年間ananで連載してくださったドンヘさん&ウニョクさんが、すっかり上手になった日本語を使って編集部スタッフとメンバーの懸け橋となり、様々な局面で助けてくださったのも感動でした。撮影も取材もすべて終わり、皆さん「お疲れさまでした~」と明るく礼儀正しくご挨拶してスタジオを去っていかれました。特にリョウクさんが、韓国海苔が入った袋を片手で握りしめて笑顔で颯爽と出ていかれた姿に、「問答無用で可愛い…」とくぎ付けになっていたスタッフ多数であることが後に判明。最初から最後まで、とても目が2つでは足りないと感じるほど、あちこちでいろんなことが起きていた数時間。その分、撮りおろしグラビアもインタビューも、今の彼らの魅力がぎゅぎゅぎゅっと詰まったものになったと思います。ぜひ手に取ってお楽しみください!(Y)
2018年11月13日アイドルグループ・SUPER☆GiRLSが、6日発売の『週刊ヤングマガジン』(講談社)10号で、表紙、巻頭グラビア、巻末グラビアに登場する。同グループは志村理佳、渡邉ひかる、宮崎理奈、田中美麗、溝手るか、前島亜美、渡邉幸愛、浅川梨奈、内村莉彩、木戸口桜子、石橋蛍、尾澤ルナ、阿部夢梨、長尾しおりからなるアイドルグループ。2010年より活動を開始し、現在は第3章第2弾シングル「恋☆煌メケーション!!!」が発売中だ。今回は、一部活動を休養中の田中以外のスパガメンバーが集まり、表紙から巻末までヤンマガグラビアをジャック。全員がビキニ姿で登場し、存分に弾けながら肢体を見せつける。(c)唐木貴央/ヤングマガジン
2017年02月05日「SUPER JUNIOR」のイェソン主演の映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』のプレミア上映会が10月11日(火)に開催。イェソン、共演の佐々木希、朝原雄三監督が揃って舞台挨拶に登壇した。沖縄を舞台に、言葉の壁を越えて展開するハプニング連続のラブコメディ。沖縄出張中に彼女にフラれ、仕事も失ったヨンウンはひょんなことから韓国語教師になる。そこで生徒として出会ったさくらは韓国語をマスターしないと仕事をクビになってしまう崖っぷちのシングルマザー。奮闘する彼女にヨンウン協力し、徐々に心惹かれていくが…。大歓声を浴びながら、客席通路を通って登壇したイェソンと佐々木さん。イェソンは劇中でも披露している日本語で「こんにちは!みなさん、元気ですか?」と挨拶し喝采を浴びる。映画ではヨンウンをコミカルに熱演しているが、イェソンは「実は、この撮影のためにあえて太って臨みました」と撮影時、4kgほど体重を増やしていたことを告白。「不細工なヨンウンはいかがでしたか(笑)?」とおどけたが、その後、撮影を終えると8kg痩せたそうで、会場からは驚きの声が上がっていた。佐々木さんは、韓国語での演技に挑戦したが「現場に一番の“先生”がいたので(笑)」とイェソンから直に韓国語の指導を受けたことを明かし「心強かったです!ありがとうございました」と感謝。会場からは「ヒュー!」と羨望交じりの声が上がったがイェソンはすぐに「みなさんの先生にもなりますよ」と返し、客席は笑いに包まれた。本作で、イェソンは主題歌も自ら書き下ろしているが、この「雨のち晴れの空の色」について「もともと、活動していなかった2年間の間に作りました。軍隊に入る前にみなさんと交わした約束を果たすために作った曲です。最初は哀しい曲でしたが、映画のような心温まる曲になったと思います。この曲にもたくさんの愛をお願いします」と呼びかけた。この日、壇上ではイェソンも佐々木さんも、日本語、韓国語を交えながらトークを展開!イェソンさんは、撮影から時間が経っても韓国語を忘れていない佐々木さんを称賛し「のちのち、韓国のドラマや映画に出演してくれたら」と期待を込めて語り、佐々木さんも「そのときはまた“先生”としてお願いします!共演できるのを楽しみにしています」と嬉しそうに語っていた。『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」は11月3日(木・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月11日アジアで活躍するマルチエンターテインメントグループ「SUPER JUNIOR」のリード・ヴォーカル、イェソンと、映画『カノン』やドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」への参戦でも話題の佐々木希が初共演で贈るロマンティック・ラブストーリー『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』。このほど、“俳優”イェソンの撮影現場でのメイキングカットがシネマカフェに到着した。恋人にフラれ、沖縄出張中に会社がツブれたヨンウン(イェソン)。韓国語をマスターしなければ、旅行会社をクビになるシングルマザーのさくら(佐々木希)。そんな2人が、韓国語学校で出会う。取引先のVIPが来日するまでに、さくらはヨンウンに個人レッスンを頼むことに。ヨンウンは幼い息子のために一生懸命なさくらに心を動かされ、とんでもない作戦を計画。さまざまなアクシデントで事態は思わぬほうに転ぶが、気が付けば2人の距離はぐっと縮まるが、互いの秘めた事情から、さらに大きなハプニングが2人を襲い…。佐々木さんとともにW主演を果たすイェソン。しかも、本作では日本での映画撮影に初挑戦!「初めての主演映画への出演、日本語でのお芝居に挑戦ということで、とてもプレッシャーを感じていたのですが、朝原(雄三)監督、佐々木さんはじめ、素晴らしいキャストの方々とお芝居をさせていただき、楽しんで撮影に臨むことができました」と語っている。今回解禁となった撮影現場でのメイキング画像では、朝原監督の話を真剣な表情で聞く姿や、さくらの息子役の男の子と仲良く出番を待つ姿、初主演映画で日本での撮影現場にも臆せず、積極的に参加している貴重な様子を確認できる。これまで『釣りバカ日誌』シリーズや『愛を積むひと』などを手掛けてきた朝原監督も、「イェソンのポテンシャルを感じる体全体を使った演技と、要所要所で見せる繊細な表情には、数多居る日本の若手イケメン俳優とはひと味違う魅力を感じた!」と大絶賛。本作では主題歌「雨のち晴れの空の色」も自身で担当し、日本初ソロシングルとして10月19日にリリースされるイェソン。自身初の日本ソロツアーを9月からスタートさせるなど活躍の場をさらに広げているが、アーティストとはまたひと味違う姿を、映画では目にすることができそうだ。『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月28日