タレント・野々村真(59)と野々村俊恵(60)夫妻の長女・香音(22)が1日、自身のインスタグラムを更新。香音は「この度、私、香音は、2024年3月31日をもちまして13年お世話になったスターダストプロモーションを退社し、ホリプロに所属させて頂くことになりました」と伝え「ここまで自分の道を共に歩んでくださったスターダストの社員の皆様、たくさんのことを学ばせて頂いた数々の先輩方には心から感謝しております」とつづった。続けて「これからも女優として、芝居を追求し、モデルとして、自分の創り出す世界観を伝えられるよう、より一層精進してまいります」と決意を新たにし「これからも応援よろしくお願いします!」と呼びかけている。
2024年04月01日趣里主演の連続テレビ小説「ブギウギ」のクランクアップ写真が公式SNSに投稿された。本作は、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルに、趣里さん演じる鈴子が、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく物語。明日、最終回を迎える本作だが、本日、本作を盛り上げたキャストのクランクアップ写真が公開。鈴子の憧れだった大和礼子役の蒼井優、鈴子の先輩役の翼和希、はな湯のメンバー、トップダンサー・中山史郎役の小栗基裕(s**t kingz)ら、花束を手に笑顔を見せる素敵なショットが続々と投稿され、視聴者からは「素敵なオフショットありがとうございます」、「はな湯のみなさん大好きでした」、「この時代も良かったですよね~」、「大変お疲れ様でした」、「懐かしい顔ぶれに胸が熱くなる」、「明日で最後・・・ロスになりそうです」などと多くのコメントが寄せられている。「ブギウギ」の次は、伊藤沙莉主演「虎に翼」がスタート。本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメントとなっている。第26週「世紀のうた 心のうた」(第126回)初回放送:3月29日多くの人々に歌で勇気を与え続けた福来スズ子(趣里)の最後のステージ。照明が落ち、客席が静まる中、羽鳥善一(草彅剛)のピアノ伴奏が静かに始まる――。連続テレビ小説「ブギウギ」は3月30日(土)まで、連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送開始。※毎週月~土曜8時(NHK総合)、土曜は1週間をふり返り/毎週月~金曜7時30分(BS・BS プレミアム4K)(シネマカフェ編集部)
2024年03月28日岸谷香デビュー40周年の記念イヤーの始まりを告げる『岸谷香 感謝祭2024』が2024年2月23日、東京のEX THEATER ROPPONGIで開催された。この『感謝祭』は2020年から毎年2月に開催されている岸谷主催のイベントで、毎回豪華なゲストを招き、その夜にしかないスペシャルなコラボレーションを行うところに特色がある。5回目の開催となる今回は、岸谷の同級生でもあるトータス松本(ウルフルズ)と永井真理子という豪華なゲストを迎えての開催となった。『感謝祭』の趣旨は大きくふたつある。ひとつ目は観に来た人へ感謝の気持ちを音楽にして届けること、ふたつ目は参加するゲストに楽しんでもらうこと。つまり観る側も演奏する側も大いに楽しむことが最大の目標なのだ。この日、目標をはるかに越えて、楽しすぎる夜となった。『ポップンルージュ』(1989年から放送されていたラジオ番組)のジングル(番組の始まりで流れる短い音源)が流れて、ポニーテール姿で岸谷が登場すると、大きな拍手が起こった。2024年から一気に1989年にタイムトラベルしたかのような粋な演出だ。「まさか57になって、『ポップンルージュ』をできるとは思わなかったな。ラジオの前のみなさん、最後まで楽しんでいってね。本日のゲストは月曜日担当の永井真理子ちゃんです!」と岸谷の紹介で永井が登場すると、歓声が起こった。実は1989年当時の『ポップンルージュ』の月曜担当が永井、水曜担当が岸谷で、同じ帯番組のパーソナリティー同士という接点があったのだ。ラジオ番組という設定のもと、永井が1989年のヒット曲「ミラクルガール」を歌い始めると、さらに1989年ムードが色濃くなった。永井の伸びやかな歌声に、岸谷がキーボードを弾きながらハモっている。演奏はUnlock the girlsのメンバーで、下手側からYuko(Gt/Cho)、Yuumi(Ds/Cho)、HALNA(Ba/Cho)、そしてセンターには岸谷(Vo/Gt/Key/Cho)。懐かしさがありつつも、今の瞬間のキラキラとした輝きもある。観客がシンガロングする場面もあった。歌もコーラスも演奏も、そしてこんな空間が存在していること自体もミラクルと言いたくなる。ステージ上にはラジオのブース風のスペースがあり、テーブルを挟んでふたり向き合ってのトークコーナーもあった。「懐かしいなあ。超うれしいんだけど」と永井。「まさかこんな年になって、同じステージで歌える日がくるなんてね。真理ちゃん、あのころと全然変わってないよ」と岸谷が言うと、「香ちゃんこそ。ポニーテール、かわいい!」と永井。客席からも「かわいい!」の声。ふたりの息の合った会話が楽しい。当時のラジオリスナーにとっては、たまらない演出だろう。いや、当時を知らない人にも、この楽しい空気は届いたに違いない。永井のエネルギッシュな歌声とロックテイストあふれる演奏が会場内を揺らした「ハートをWASH!」では、永井のかけ声に合わせて、会場内が一斉にジャンプする場面もあった。「23歳のころをがむしゃらに生きた自分たちを振り返って、愛おしさも込めて、アレンジしました。真理ちゃんへのプレゼントです」との岸谷の言葉に続いて、永井の「23才」が披露された。23歳の頃の自分たちへのエールを送るような、温かさといとしさが詰まった歌と演奏だ。当時の思いと現在の思いとがミックスされた深みのある世界を堪能した。23歳以上の人の中には、もれなく今も23歳だったころの自分は存在しているだろう。演奏メンバーの3人は30代。多面的な「23才」の歌の世界が出現した。「ZUTTO」は永井の歌と岸谷のピアノとコーラスだけでの披露。ひとつひとつの歌詞を丁寧に紡ぐような、永井の丹念な歌声と、岸谷のたおやかなピアノが印象的だ。「ZUTTO」と「ミラクルガール」の作詞は亜伊林。2023年11月に逝去した作詞家の三浦徳子の別名義である。さまざまな思いが交錯するような歌声が深い余韻をもたらした。「感無量です。涙が出ちゃいそう」と永井。永井のゲストコーナーの最後は、「真理ちゃんにぴったりなナンバーを選んでみました」とのことで、プリンセス プリンセスの「だからハニー」が披露された。永井が歌い、Unlock the girlsのコーラスが加わると、会場内がドリーミーな空気に包まれた。1コーラス目のリードボーカルは永井、2コーラス目は岸谷で、かけあいコーラスもあり。永井と岸谷が並んでいる構図のなんと絵になることか。このふたりを観ているだけで、こちらの体の中にもエネルギーがあふれてきそうだ。夢のような共演だが、夢ではなく現実。「呼んでくれて、ありがとう」と永井。「こんなふうに出会えた奇跡に感謝だね」と岸谷。『ポップンルージュ』の「明日に乗り遅れないでね」という定番のフレーズをふたり一緒に発して、永井のゲストコーナーを締めくくった。続いてはUnlock the girlsのコーナーだ。岸谷はポニーテールから一転して、ミディアムヘアで登場。まずは、2023年のツアーでも披露している新境地を開拓した新曲「Beautiful」を演奏した。エレクトロ・テイストのあるダンスミュージックを、高揚感と浮遊感の漂うバンドサウンドとビビッドなコーラスワークで鮮やかに表現。Yuumiの自在なドラムに体が揺れる。岸谷がハンドマイクを持ち、ステップを踏みながら歌う姿が新鮮だ。セスナのエンジン音を連想させるHALNAの骨太なベースで始まったのは、プリンセス プリンセスの「世界でいちばん熱い夏」。この日は肌寒い天気だったが、冬から夏へ一気にワープするようなホットな演奏だ。「感謝祭、今年で5回目です。毎年毎年、なんでこんなに次から次へと楽しいことが出てくるんだろう、音楽って楽しいことがいっぱいあるんだなと、毎回思い知らされています」と岸谷。「また恋ができる」では、開放感と広がりのある歌声と演奏の中でたゆたっているのが気持ち良かった。この曲はラブソングであると同時に、音楽への愛の歌とも解釈できそうだ。岸谷とYukoのチャーミングなかけあいが楽しかったのは「Wrong Vacation」。メンバーそれぞれのソロプレイもあり、バンドの楽しさも伝わってきた。スケールの大きさと深遠さとを兼ね備えた歌と演奏が圧巻だったのは「Signs」だ。岸谷とYukoのエモーショナルなギター、YuumiとHALNAの伸びやかなコーラスも印象的だった。個々の声の特性を活かした自在な組み合わせのコーラスワークもUnlock the girlsの魅力のひとつだろう。Yuumiの力強いドラムとともに2人目のゲストであるトータス松本が登場すると、キャーという歓声。「エブリバディ・セイ・イエイ!」とトータスが叫び、客席とのコール&レスポンスが起こった。そのまま挨拶替わりに「ガッツだぜ!!」へ突入。トータスのパワフルな歌声に女性コーラスが加わる構図が新鮮だ。「紅一点」ならぬ「黒一点」。エネルギッシュなボーカルに応えるように、バンドの演奏もガッツにあふれている。<男も女も盛り上がってgo!>というフレーズが、この日のこの場面にぴったりだ。赤紫色のスーツ姿のトータスは、野に咲く花々を照らす朝陽のようでもあった。「呼んでくさってありがとうございます」とトータス。「同い年だけど、プリプリとウルフルズ、一緒になったことないんですよね」と岸谷。「ないですよ。だって(プリプリは)大先輩ですから」とトータス。ふたりがイベントで一緒になり、岸谷が『感謝祭』への出演を依頼し、トータスが快諾した経緯がある。Yuko、Yuumi、HALNAにとっては、多感な時期に出会ったのがウルフルズの音楽だった。演奏したい曲を挙げていったら、10曲(メドレーは8曲)になってしまい、どの曲も外せないとのことで、岸谷がアレンジして完成させたのが、このスペシャルメドレーだ。「ウルフルズメドレー、本邦初公開、前代未聞!」というトータスの紹介に続いて、メドレー1曲目の「笑えれば」が始まった。トータスのアコースティックギターの弾き語りに、Unlock the girlsのコーラスが加わる意外性のある構成だ。トータスの明朗な歌声と流麗なコーラスの組み合わせがいい。後半はバンドサウンド全開。観客全員をもれなく笑顔にする「笑えれば」だ。メドレーの曲名を挙げていくと、「笑えれば」~「かわいいひと」~「それが答えだ!」~「いい女」~「大阪ストラット」~「バカサバイバー」~「サムライソウル」~「ええねん」という8曲、16分あまり。次から次へと繰り出される名曲の数々に身を任せているのは、至福のひとときだった。いい歌、いい演奏、いい男、いい女たち。音楽的なアイディアも豊富で、工夫を凝らしたアレンジも見事だった。ぬくもりのある歌と演奏が染みてきた「かわいいひと」、爽快感あふれる「それが答えだ」、岸谷の歌声で始まり、トータスのハープが入る「いい女」、岸谷のクラビネット風キーボードと合いの手のようなキュートなコーラスが入り、途中で“六本木ストラット”へワープする「大阪ストラット」、フリ付きでの演奏となった「バカサバイバー」などなど。原曲の持ち味を生かしながらも、Unlock the girls風味も加えつつ。ゴスペル色のある岸谷のピアノとトータスの凜としたな歌声で始まったのは「サムライソウル」。ここではトータス、岸谷、Yukoのトリプルギターも実現。会場も一体となって歌ったのは「ええねん」だ。かつてトータスへの取材時に、「“ええねん”のもとになったのは“エーメン(アーメン)”という言葉の響き」と語っていたことがある。祈りと許容と肯定の思いの詰まったヒューマンな歌声は、時空を越えて今の時代にも真っ直ぐに届いてきた。ウルフルズの楽曲の素晴らしさを再認識するとともに、ウルフルズの音楽への愛とリスペクトにあふれるUnlock the girlsの演奏とコーラスにも胸が熱くなった。笑顔と涙を同時にもたらすステージだ。「こんな壮大なメドレーを作ってくれて、ありがとう」とトータス。トータスのコーナーの最後は「バンザイ~好きでよかった」。トータスと岸谷の歌声のハモリでの始まり。曲に込められた愛に、さらにこれでもかと愛を詰め込んでいくような歌と演奏だ。ウルフルズの音楽の根底には、愛とガッツが流れている。“人が人を思うことのかけがえのなさ”を描いた歌がたくさんある。そうしたウルフルズの音楽の根幹にある要素を、Unlock the girlsが見事に消化して表現していた。ルーツの音楽のジャンルは違うが、それぞれの音楽の核にある感情や衝動は、重なるところが大いにあるのだろう。本編最後のコーナーは再びUnlock the girls。ワイルドなシャウトで始まったのはファイティングスピリッツあふれる「WAR」だ。岸谷とYukoのユニゾンのギターもあり。YuumiとHALNAの生み出すグルーヴもダイナミックでエネルギッシュだ。戦火がモチーフになっていると思われる「And The Life Goes On」では、聴き手の意識を覚醒させるよう印象的なリフを織り交ぜながら、硬質なバンドサウンドを展開。終わりなき青春賛歌と表現したくなったのは「STAY BLUE」だ。最新のロックなUnlock the girlsの姿が見えてくる演奏の連続。岸谷の切れ味の鋭いテレキャスター、Yukoのニュアンス豊かなレスポールスペシャルというタイプの異なるツインギターを軸としたバンドサウンドも、Unlock the girlsの魅力のひとつだ。本編ラストはTRICERATOPSの和田唱との共作曲「ミラーボール」。ミラーボール型LEDの放つ七色の光が輝き、観客のハンドクラップも加わり、会場内にハッピーな空気が充満していく。演奏が終わった瞬間、客席から盛大な拍手とともに「最高!」との声がかかった。アンコールで、岸谷がシニヨンの髪型で登場して、Unlock the girlsのメンバーを紹介。さらにトータス、永井というゲスト陣も再登場して、プリンセス プリンセスの「Diamonds<ダイアモンド>」を全員でにぎやかに披露した。トータス、永井、岸谷が順番にリードボーカルを取ったのだが、トータスのパートでは、<悪いことしてへんで><ダイアモンドやね><オレを動かしている そんな気持ち>など、関西弁・男子バージョンになっていた。永井バージョンはキュート&カラフル。会場内が「フーッ」と一緒に歌っている。岸谷と永井がハモると、ワクワク感が倍増していく。同級生トリオとUnlock the girlsの放つ音楽という光が、会場内をキラキラ照らしていた。「世の中、いろいろなことがある中、コンサートができて、一緒に歌える世の中が戻ってきたことに感謝しながら、そして、私たちの音楽が何かの力になって届けばいいなと思いながら、ステージに立っていました」との岸谷の言葉もあった。アンコールの最後を締めたのは、Unlock the girlsによるプリンセス プリンセスの「HIGHWAY STAR」。この曲の<時を越えて旅は続いてく>というフレーズは、次のツアーの予告にも当てはまりそうだ。バンドは日々進化し続けている。それぞれの個性がさらに際立ち、より深いところで化学変化が起こっていると感じた。6月からUnlock the girlsでバンドツアーを行うことも発表された。40周年記念ツアーということで、プリンセス プリンセスのアルバムを1枚丸ごと演奏する企画もあるとのこと。観客が口々にアルバム名を叫んでリクエストする場面もあった。この企画は懐かしさとともに新鮮さをもたらすことになるだろう。どのアルバムが演奏されるかはツアー当日のお楽しみだ。『感謝祭』は、岸谷が聴き手への感謝を表す趣旨のイベントだが、「こちらこそ、おおきに」と感謝したくなるような、貴重な瞬間の連続だった。関西弁になったのは、もちろんトータスの影響である。ミラクルとガッツとキラキラが満載のスペシャルな感謝祭。令和の時代に昭和の空気をもたらし、冬に夏を到来させ、大阪から六本木へワープする。音楽とは時間も季節も空間も越えて届くものであることを実感した夜でもあった。時を越えて音楽の旅は続いていく。Text:長谷川誠Photo:MASAHITO KAWAI<公演情報>『岸谷香 感謝祭2024』2月23日 EX THEATER ROPPONGIセットリスト■w/永井真理子01.ミラクル・ガール02.ハートをWASH!03.23才04.ZUTTO05.だからハニー■Unlock the girls06.Beautiful07.世界でいちばん熱い夏08.また恋ができる09.Wrong Vacation10.Signs■w/トータス松本11.ガッツだぜ!!12.メドレー「笑えれば」~「かわいいひと」~「それが答えだ!」~「いい女」~「大阪ストラット」~「バカサバイバー」~「サムライソウル」~「ええねん」13.バンザイ ~好きでよかった~■Unlock the girls14.WAR15.And The Life Goes On16.STAY BLUE17.ミラーボール■ENCOREw/永井真理子、トータス松本18.Diamonds<ダイアモンド>■Unlock the girls19.HIGHWAY STAR<ツアー情報>岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 20246月14日(金) 神奈川・CLUB CITTA’6月16日(日) 宮城・仙台Rensa6月29日(土) 福岡・福岡トヨタホールスカラエスパシオ6月30日(日) 広島・CLUB QUATTRO7月13日(土) 北海道・札幌ペニーレーン247月20日(土) 大阪・心斎橋BIGCAT7月21日(日) 愛知・名古屋DIAMOND HALL7月27日(土) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)■ぴあアプリ先行受付:3月3日(日)23:59まで■岸谷香公式サイト:
2024年03月01日岸谷香が、「元気に楽しく音楽をやれていることに感謝し、お客様に喜んでいただけるように毎回ゲストを迎えて特別なセッションをする」恒例のコラボイベント『岸谷香感謝祭2024』を2月23日に東京・六本木のEX THEATERにて開催した。今回のゲストは、永井真理子とトータス松本(ウルフルズ)。永井真理子とは、曜日違いでお互いパーソナリティーをしていたTBSラジオ『ポップン・ルージュ』をオマージュし、ラジオ番組調にライブを展開。簡易スタジオブースも作り、当時の番組表などを紹介したり、トークでは架空のハガキも読む、徹底ぶり。「曲紹介し、そのまますぐにステージで演奏」というトーク&ライブ形式で展開。当時リスナーでもあった観客も多く、フロアを大いに盛り上げた。「昨年出会ったイベント現場で今回の参加を口説いた」と嬉しそうに岸谷が説明したトータス松本とのステージ。ゲスト決定後、自身のバンドUnlock the girlsメンバーとのミーティングで「あの曲はやりたい!」と意見が飛び交い収拾がつかず、結果、8曲を入れ込んだ大メドレーをリハーサルで固めデモ音源とし、ダメもとで共演スタイルを打診。トータスは「スタッフから話だけ聞いていたときは(8曲のメドレーは)『長いな』とは思いましたが、届いたリハ音源には岸谷さんとバンドの熱意がしっかり詰まっていて、それを聞いたら断る理由も全くなく、喜んでお受けしました」とMC。満員の会場からは惜しみない、割れんばかりの拍手を一手に受けとめた。アンコールでは、ステージ上の岸谷から、2024年の周年ツアー『岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 2024』の開催が発表に。しかも内容は「プリンセス プリンセスのアルバム、どれか1枚をフルカバーする」という周年ならではのもの。デビュー40周年。いつも前向きに音楽活動を続ける岸谷香に今年も大きな注目が集まりそうだ。40周年ツアーのチケットは、3月3日(日)までぴあアプリ先行を受け付けている。<ツアー情報>岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 20246月14日(金)神奈川・CLUB CITTA’open18:15 start19:006月16日(日)宮城・仙台Rensaopen16:15 start17:006月29日(土)福岡・福岡トヨタホールスカラエスパシオopen16:15 start17:006月30日(日)広島・CLUB QUATTROopen16:30 start17:007月13日(土)北海道・札幌ペニーレーン24open16:30 start17:007月20日(土)大阪・心斎橋BIGCATopen16:15 start17:007月21日(日)愛知・名古屋DIAMOND HALLopen16:15 start17:007月27日(土)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)open16:15 start17:00■ぴあアプリ先行受付:3月3日(日)23:59まで
2024年02月24日兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」の人気アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」では、お香生産量日本一で全国の7割の生産を占める“香りの島”淡路島を舞台に、世界に1つだけのお香を制作できる、忍里工房のクラフトイベント「お香制作体験」を3月16日(土)~9月1日(日)の期間限定で開催いたします。今回のイベントでは、白檀の香料をベースに10種類の精油から自分の好みに合う香りを調合し、自分だけの“香り”をつくり上げて頂きます。さらに、さまざな染料と「NARUTO&BORUTO 忍里」専用の型抜きを組み合わせることで、世界に1つだけの“お香”を完成させることができます。『NARUTO-ナルト-』×淡路島×お香クラフト体験を楽しめるのはニジゲンノモリだけ!大切な仲間たちと一緒に、大好きな香りがする可愛いクラフト体験を満喫しましょう!▲ 忍里工房で自分だけのお香を作ろう!■概要実施期間:3月16日(土)~9月1日(日)開催時間:11:00~16:00(最終受付 15:30)内容:日本最大のお香生産地である淡路島を舞台に、香料・精油・染料・型を組み合わせ、世界で1つだけの自分にあった“お香”をつくることが出来るクラフト体験イベント。型どりには、「NARUTO&BORUTO 忍里」ならではの「木ノ葉の里のマーク」「うちはの家紋」「“暁”の雲のマーク」を含めた10個の型を用意。『NARUTO-ナルト-』×淡路島×お香クラフト体験を楽しめる唯一のイベント場所:「NARUTO&BORUTO 忍里」内、忍里工房対象:「NARUTO&BORUTO 忍里」入場者料金:500円※別途入場チケットが必要になります。URL: ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月20日趣里がヒロインを演じた連続テレビ小説「ブギウギ」の撮影が2月10日にクランクアップ。主人公・福来スズ子を演じ切った趣里さんからコメントが到着した。戦後の日本を「東京ブギウギ」で明るく照らした笠置シヅ子さんをモデルにした本作。趣里さん演じるヒロインが歌手の道を歩み始め、いくつもの出会いと別れを経て戦後のスターとなっていく。そんな本作に3月24日にクランクインした趣里さんが、ついにクランクアップ。「およそ1年の撮影を大勢のキャスト・スタッフのみなさんと駆け抜け、このたびクランクアップを迎えることができて本当に喜びを感じています。長い撮影期間の中で、ちょっと疲れたなと思った時は、みなさんおひとりおひとりのがんばりを見て、力をもらってきました」と、喜びとともに感謝を語る趣里さん。「そしてなにより、ドラマを見てくださっているみなさんから本当にたくさんの声援や反響をいただき、それらすべてが大切な財産になりました。本当に、本当にありがとうございました!」と感無量のコメントを寄せている。“ブギの女王”となった福来スズ子がこれからどんな人生を歩んでいくのか、心がズキズキワクワクする物語は3月30日(土)まで続く。連続テレビ小説「ブギウギ」は毎週月~土曜日8時~、NHK総合ほかにて放送中(※土曜日は1週間をふり返り)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月13日大会の格で苦情を言ってくる親たちに理解をお願いしたい。全員をだいたい同じ出場時間に調整していろんな試合を経験させているのに、県大会や全国につながるような試合を格上とみなし、練習試合は本気度が低くて成長にならないのではと言われる。保護者が練習試合でも成長を感じられるようになるには、選手または親にどんなアプローチが効果的?とのご相談をいただきました。 今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、悩めるお父さんコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<相手とのボールの奪い合い小学生のうちは競り合いを学ばせるかコンタクトプレーをしない方法を教えた方が良いのか教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。いつも連載を読んでいます。先日の記事で、「試合を経験して成長する、うまくなるといったプロセスは、練習試合でも公式戦でも同じ」「小学生の試合ではそんなに変わりはない」とおっしゃってくれて、助けられた気持ちになりました。【該当記事】スクールのみでチームに所属してない子、対外試合の経験が積めない弊害はあるのか教えて私が保護者コーチとして関わるチームは、子どもが多いチームなので1学年20人ほど所属しています。所属人数が少なくて苦労しているチームに比べると大変ありがたいのですが、レベル別にA、Bチームを作って練習試合を含め、試合経験をさせています。だいたい同じような出場時間になるように記録して調整しています。ですが、先日の記事にもあったように大会の格や規模について苦情を言ってくる親御さんが結構います。全日予選のような公式大会につながる試合や県リーグを格上とみなし、練習試合ではこちらも対戦相手も本気度が低いので成長につながらないのではないかと言うのです。そこでご相談です。練習試合でも成長を感じられるようになるには、選手自身の気づきや実感があると保護者も理解してくれるのではないかと思うのですが、このような場合は事前に課題を設けるのが良いでしょうか?(子どもがサッカーノートに書くし、コーチのフィードバックもあるので)小5~6年代だと、どのような方法がお薦めでしょうか。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。私が発信したことが何かの力になったのであれば、非常にうれしいことです。こちらから発信はするけれど、それについて読者の方から感想をいただくことは滅多にありません。伝えていただきありがとうございます。■わが子しか見ない傾向にあるので難しいが、チームとしての成長に目を向けてくれるよう説明が必要さて、本題です。保護者の方々が「練習試合ではこちらも対戦相手も本気度が低いので成長につながらない」とおっしゃっているとのこと。公式戦、練習試合にかかわらず、そもそも子どもの成長を読み取るのは簡単ではありません。特に、素人目でうまくなっているかどうかはわかりづらいでしょう。わかりやすいのはリフティングの数とか、挙げたゴールの数とか、どのくらい自主練をしたかなどがひとつの尺度になるのでしょうが、それは目に見える一部の事実にしかすぎません。特に、一人ひとりの保護者だから自分の子どもしか見ない傾向があるため、余計難しいかもしれません。本来ならば、チームとしての成長に目を向けてほしい。そのためには、指導者から保護者への説明や解説をするとよいでしょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■その年代でどうなってほしいのか説明をする例えば小学生であれば、数的優位を理解して実践できるようにしたいので2対1や3対2の練習をしていることを説明してください。「ドリブルよりも簡単に相手を抜き去ることができます。サッカーというスポーツがどのように成り立っているかを認知してもらうための練習です」そんな説明をすると、保護者はそこに注目し始めます。子どもに対して「最近パスが上手くなったね」とほめたり、認めてもらえるようなことにつながります。少しわかってくると「サッカーらしくなったね」といった感想も聞けるようになります。■その日の「狙い」を事前に説明する練習試合でも同じです。「今日の練習ゲームは、こんな狙いでやっています」と事前に説明します。直接保護者に言わなくても「明日の試合はこれを目標にやろう」と子どもたちに伝えます。事前に試合にはそういった成長するための狙いや目標を立てて臨んでいることを保護者に伝えておけば、子どもたちが自分の親に伝えます。■試合後、子どもたち全員と保護者とともに「良いところ探し」の機会を作るさらに試合後、子どもたちに「試合はどうでしたか?狙い通りにできましたか?」と尋ねて一人ひとり感想を言ってもらいましょう。それを、私のクラブでは保護者にも尋ねます。「今日の試合はどうでしたか?」すると、親御さんたちは「子どもが練習していることが出た」とか「全部成功はしないけれど、やろうとしていることが見えた」などと感想を言ってもらえます。なるべく良いところを探して言ってもらえる空気感があるとさらに良いでしょう。たとえ0対10で大敗したとしても「一回だけだけど、ワンツーできてたね」といいところ探しができます。■「弱気に見えるかもしれないけど、実際は......」と子どもたちの感情を保護者に解説する最後にコーチが保護者に向けて解説をしてあげてください。必ず伝えてほしいのは「子どもたちのの感覚」についてです。「見た目は負けて弱気になったように見えるかもしれないけれど、実際はその日の目標に向き合おうとしていましたよ」などです。実際にプレーする子どもの感情を知ってほしいからです。それを親御さん向けに毎回やります。そのうちに解説しなくても、あの場面でこういうことがありましたねと親のほうから話し始めます。■レベル別に分ける理由を説明しようまた、公式戦をAとBでレベル別にする理由も説明したほうがよいでしょう。同じくらいの力の子でチーム編成をするのは、誰もが活躍できる環境を用意すること。誰もが必要な人材だと保護者に知ってもらいましょう。混ぜてやってしまうと、相手が強い場合に「アイツがいなかったら」などと子どもは正直に言ってしまいがちです。力の差があり過ぎる不均衡な試合は、強い側、弱い側、その両者ともに上達につながりません。また、AとBを練習試合で時にバラバラにしてもいいと思います。ABを決めたら全部固定するのではなく、流動的に編成します。■保護者の意見、要望に全部賛同する必要はないが、気持ちを聞いてあげるのは大事まとめると、保護者との距離をもっと縮めることです。眺めていると、コーチの皆さんは保護者に意見されることを嫌がります。だからついつい遠のいてしまう。親御さんのほうもそれを察するので話しづらくなります。時に保護者から言われたことが「それはいいかも!」と思えるかもしれません。親が言ったことを全部賛同するわけではないけれど、気持ちを聞いてあげるのはとても大切です。■災害支援ボランティアはリスペクトされるのにスポーツのボランティアは......(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)そもそも日本にはボランティア格差があると感じています。災害支援のボランティアはとてもリスペクトされますが、スポーツのボランティアはどうでしょうか。欧州だとその2つは同等です。自分たちの中でやりがいを感じ、自分たちが「わが町のサッカーを支えている」という自覚があります。どうか「コーチはボランティアだからそこまでやる必要はない」と考えず、保護者にご自分から歩み寄れるコーチになってください。それは必ずリスペクトにつながるはずです。池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年01月29日岸谷香が、1月14日、六本木のBillboard Live TOKYOでビッグバンドを従えた特別なライブツアーのファイナルを敢行。満員の観客を大いに沸かせた。本公演は横浜、大阪、東京と3カ所(全6公演)を回るBillbordツアー。ピアノ兼バンドマスターに岸谷の盟友Sugarbeansを迎え、ドラム、ベース、トランペット×2、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの豪華編成に。セットリストも大好きなElla Fitzgeraldのジャズナンバーを盛り込み、PRINCESS PRINCESS、奥居香、岸谷香、それぞれの時代からも選曲。岸谷香のヒストリーを垣間見れる凝縮されたステージ内容となった。MCでは「こんな風に豪華な演奏陣に囲まれて大好きな歌を歌えて、そしてそれを聴きに来て下さる皆さんがいて。本当にしあわせです」と感無量な笑顔を見せた岸谷。終演後も、満員の観衆からの惜しみない大きな拍手を全身で受け嬉しそうに応えていた。来月開催される、毎回ゲストを迎える恒例自主企画『岸谷香感謝祭 2024』(ゲスト:トータス松本、永井真理子)もソールドアウト。今年、デビュー40周年を迎え、ますます勢いに乗る岸谷香。今年も大きな注目を集めそうだ。<公演情報>『岸谷香 KAORI PARADISE 2024 新春スペシャル @Billbord LIVE TOKYO』1月14日(日) 東京・Billboard Live TOKYO【セットリスト】01. Mack The Knife (Ella Fitzgerald)02. Lullaby of Birdland (Ella Fitzgerald)03. Honeysuckle Rose (Ella Fitzgerald)04. ROLLIN’ ON THE CORNER (PRINCESS PRINCESS)05. 奇跡の時(奥居香)06. Ice Age ~氷河期の子供たち~(岸谷香)07. ジュリアン(PRINCESS PRINCESS)08. ある朝魔女になってたら(奥居香)09. VANISHING(奥居香)10. Diamonds〈ダイアモンド〉(PRINCESS PRINCESS)11. 台風の歌(PRINCESS PRINCESS)※()はオリジナルアーティスト<イベント情報>『岸谷香 感謝祭 2024』2月23日(金・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGI開場 16:45 / 開演 17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:トータス松本(ウルフルズ)永井真理子岸谷香 OFFICIAL SITE:
2024年01月15日岸谷香のデビュー40周年のタイミングで開催される主催イベント『岸谷香感謝祭2024』のゲストは、トータス松本と永井真理子というバラエティーに富んだ組み合わせとなった。3人とも同学年という共通点がある。今回も、このイベントでしか観られないスペシャルな共演が実現するだろう。ここでは、岸谷と永井との対談をお届けする。このふたりは同学年である以外にも、いくつかの共通点がある。80年代末から90年代前半にかけての大きなムーブメントを乗り越えてきたこと、子育てのために約10年にわたる休止期間を経て、音楽活動を再開していること、『ポップン・ルージュ』というラジオ番組で、それぞれ曜日違いのパーソナリティーを務めていたことなどだ。当時の懐かしい話、音楽の再開の仕方、さらには『感謝祭』のアイデアまで、さまざまな話題に話が及んだ。――おふたりは同学年なんですね。永井そう、同学年なんですよ。生まれた年は私のほうが1年早いんですけどね。岸谷えっ、そうなの?ごめんなさい(笑)。私、ずっと自分が年上だと思ってた。80年代の時のイメージがあったから。永井私、あの頃って、子供みたいだったもんね。岸谷そう(笑)。ショートカットで、いつもタートルでジーンズで。そのイメージが強かったからね。そうか、同学年なんだ。永井そうなの。一緒なんですよ。――2024年の「感謝際」のもうひとりのゲストであるトータス松本さんも同学年なんですよね。永井そうか。岸谷この学年って、「ROOT 66」にちなんで、「66年の会」というのがあって、みんなで集まって、ライブをやっているんだけど、私は67年生まれだから、入ってないのね。永井私、66年生まれだけど、呼ばれたことがないよ。――ほぼ男性ミュージシャンの集まりのようです。岸谷66年生まれのミュージシャン、たくさんいるのよ。永井でも丙午(ひのえうま)だから、女性の人口は少ないんだよね。“この年に生まれた女が強い”と言われている世代だから、産むのを控える傾向があったから。でも実は女性アーティストは、多いんですよ。渡辺美里さん、中村あゆみさん、みんな一緒だよ。岸谷そうか、でもみんな、強そうだよね(笑)。――おふたりは同学年という以外にも、いろいろな共通点があります。80年代末から90年代にかけての大きなムーブメントを経験し、ともに武道館など大きなステージに数多く立っています。また、子育てもあり、10年ほどブランクがあったうえで、音楽活動を再開していることも共通します。岸谷ラジオも共通点ですね。『ポップン・ルージュ』という同じ番組をやっていて、真理ちゃんが月曜日、私が水曜日だったんですよ。永井そうそう。――まず、永井さんを『感謝祭』に誘った経緯を教えていただけますか?岸谷ふたりの共通の友人であるチエちゃん(長井千恵子さん)というギタリストがいて、昔から真理ちゃんと一緒にやっていたんだよね。永井やってた。20年くらい前からかな。岸谷それで、チエちゃんに会うと、いつも「真理ちゃんがね」という話はよくしていました。だから私もつい、「真理ちゃん」ってなれなれしく言っちゃうんだけど。チエちゃんを通してのつきあいで、真理ちゃんとは個人的に遊んだりはしてなかったけれど、同じラジオ番組だったから、横のつながりはあったんですよ。たまに特番があって、月曜から金曜までのパーソナリティーが全員集まったりしていたのね。永井そうそう。岸谷当時のラジオ番組は活気があったから、どこかで飲んでいて、「今日って、月曜日だから真理ちゃんの日じゃない?」って言って、酔っ払ったまま菓子折りを持って、真理ちゃんの番組に顔を出したり(笑)。そんなことができる番組だったんですよ。それで89年から90年まで一緒にすごしてきて、久しぶりに再会したのも、チエちゃんを通じてだったよね。永井そう。岸谷「真理ちゃんがオーストラリアに移住して、日本に戻ってきて、音楽を再開するにあたって、聞きたいことがあるみたいよ」「香ちゃんがボイトレどうやっているのか、知りたいみたいよ」って、チエちゃんが話していたのね。それで、3人で会ったんだよね。永井それがもう6年前のことだよね。私が復帰したころのことです。岸谷その時は、「イベントやフェスで会ったら楽しいよね。じゃあまたどこかで」って、バイバイしました。『感謝祭』が恒例になってきて、ふたりゲストがいるなら、ひとりは女性がいいなあと思っていたのね。それも一緒にいろいろやってくれる人が良くて、「ここをこう変えてもいい?」って言ったときに、一緒に楽しんでくれる人がいいなあって。それで温めていた隠し球にお願いしました(笑)。――永井さんは岸谷さんの誘いをどう感じましたか?永井とてもうれしくて。最初、チエちゃんを通じて聞いたんですよ。それでチエちゃんのLINEに、「うれしい!」「めちゃくゃ光栄!」って書きこみました。逆に、「こっちこそお願いします」って返事したのかな。岸谷いいお返事をいただけて、こちらこそ、ありがたかったです。私たちのファンって、長年応援してくだっている方も結構いらっしゃるので、そういう方にはツボなんじゃないかな。永井私も発表したときに、ファンの方が大喜びで。“あのラジオが流れていた頃の青春が蘇ってくる”そんな気持ちになったみたいなのね。岸谷私はその『ポップン・ルージュ』の時の作家の方ともまたご縁もあって、『オールナイト・ニッポン』の作家もやってもらっているのね。だから新しい試みとして、ラジオ的な演出をやるのもおもしろいかなって考えています。会話だけ、当時のラジオ風にしてみるとか。一瞬、観に来た人たちが、ラジオを聞いている感覚になるのもありかなって。永井それはおもしろそう!――当時のラジオを聞いていた人にも感涙のイベントになりそうです。永井きっと喜び、そして泣いちゃうと思います(笑)。岸谷もしかしたら、スタッフが当時のジングル音源とか、持っているかもしれない。「月曜日の永井真理子です」「水曜日の奥居香です」って、そんなことを言いながら、ジングルを使ってもいいし。永井それは最高にいい!(笑)岸谷曲紹介をラジオ風にやるのもおもしろいかも。話をしていると、いろいろアイデアが湧いてきます。やっぱり、当時の本物がふたりいるって素晴らしい!(笑)『感謝祭』って、お招きするアーティストの方にも楽しんでもらうのが大きなテーマなので、気楽に楽しんでください。永井良かった!おおいに楽しませてもらいます。うれしいです。――話が戻ってしまいますが、80年代にそういう形で出会って、お互いについて、どんな印象を持っていたのですか?岸谷しつこいようだけど、真理ちゃんと言えば、ショートカットで黒いタートル、ジーンズのイメージ(笑)。白いTシャツもあったね。黒いタートルか白いTシャツ。永井そうそう、あれは全部自前なの(笑)。――永井さんから見た岸谷さんは?永井もうピカピカしていましたね。そして、プリプリしていました(笑)。忘れられないのは、テレビで共演させていただいたことがあって、大きな楽屋で一緒になったときのこと。香ちゃんは覚えてないと思うけれど、「あっ、プリプリさんがいる!」と思って、楽屋のすみっこのほうで固まっていました。面と向かっては見られないんですが、鏡越しに見えちゃうわけですよ、そのピカピカが(笑)。ドキドキしちゃって、挨拶もうまくできなかった。岸谷えー、なんで?同い年でしょう。永井いやいやいや、先輩です。だって1年、プリプリのほうがデビューも早かったしね。で、鏡越しに見ていると、「なんだか、テレビを観ているみたいだぞ」って、「ダイアモンドだね~♪」ってつい口ずさみそうになって、ダメだ、今は本人がいるぞって(笑)。岸谷真理ちゃんはヨーグルトのCMやってたでしょ。永井やってた(笑)。岸谷そういうのを断片的に覚えているんだよね。――80年代末から90年代前半には、それぞれ大きなムーブメントを体験された共通点もあります。“ガールポップ”という言葉も生まれました。当時のそうした流れをどう感じていましたか?岸谷“ガールポップ”という言葉は強烈に覚えていますね。私たちはバンドだったから、その“ガールポップ”の仲間に入っていたのか、入れてもらってなかったのか、ちょっとイメージはわからないんだけど、真理ちゃんとか、あと、千里ちゃん(森高千里さん)とか、谷村有美ちゃんとか、女性アーティストがたくさん出てきた時代でもあったよね。永井そうだね。わりとソロの人が多かったのかな。岸谷華やかな時代というか、“ガールポップ”のイベントもあったよね。永井イベントもあったし、雑誌もあった。私としては、かなりボーイッシュだったので、「“ガールポップ”に入っていいんですか」みたいな感覚だったんだけどね。岸谷確かに髪は短かったけど、そこまでボーイッシュでもなかったというか、そんなに強そうでもなかったよね。永井うん。ちっちゃかったしね(笑)。岸谷真理ちゃんは、“ガールポップ”の象徴みたいなイメージがあるよね。私たちは、バンドのイメージが強かったんだと思うけど。あと、当時はイカ天から始まって、バンドブームもあったから。永井いろいろなブームが入り混じっていたと思います。――そうしたムーブメントの中で、おふたりともとても忙しいハードな日々を送っていたと思います。どのようにして、自分のペースを作り、乗り越えてきたのでしょうか?永井忙しかったでしょう?岸谷忙しかったと思うけど、若かったし、どっちかというと、“やった~! お客さんが増えたぞ”みたいな気持ちのほうが強かった気がする。会場がどんどん大きくなっていったことについても、まだ子供だし、怖い物知らずなところがあった気がする。不安もそんなになかったんじゃないかな。今とは時代が違うし。今は忙しくなると、メンタルが辛くなって、お休みするアーティストもたくさんいると聞くけれど、私たちの時代って、そっちに行かなかったんですよ。むしろ、「忙しくなってきた。やったぜ!」みたいな。永井それはバンドだからというのはあると思う。岸谷真理ちゃん、しんどかった?永井私はソロだから、まわりから、「もっとこっちがいいんじゃないか」「いや、あっちがいいんじゃないか」っていろいろと言われることがたくさんあるわけ。岸谷そうなんだ。永井そう。バンドは全部自分たちで作品を作るじゃない?で、「これしかないし」って言えるじゃない。でもソロだと、いくらでも味付けの仕方はあるわけで。だから、気がつくと、“えっ、こんな番組、私できないよ”みたいなことがあふれてしまって、気持ちがバーンと落ちてしまう時があったのね。“私は本当に自分を出せているのかな。苦しい苦しい苦しい”って。岸谷そっか。そこはやっぱりソロとバンドの違いなのかもしれないね。バンドだと、5人一緒になって、誰かの悪口を言って、発散することもできたしね。「なんだよ、アレ!」みたいな(笑)。永井私の場合は、そういうことを言ったら、逆に「いや、今は頑張りなさい」「走りながら悩みなさい」みたいな。岸谷ええっ!そうだったんだ。永井当時は葛藤があったけれど、そういう時があったから、今は何がやりたいとかやりたくないとか、しっかり選択できるようになったんだよね。あの時は若かったがゆえの苦しさでもあったし、今はそうした経験も良かったのかなと思っている。岸谷真理ちゃんにとってはハードな時代だったかもしれないけれど、当時は世の中もバブルだったし、なんでもかんでもキラキラしていた気がする。番組に出れば、誰か知っている人がいて、気安くしゃべっていたし。私としてつらい時があったとしたら、バンド内で、音楽の方向性について意見の違いが出た時かな。永井バンドはそこは難しいところだね。岸谷一長一短なんだよね。外部に対しては、みんなで一緒になって、悪口も言えるけれど、バンドの内部で意見が割れたときは、深刻だったし、解散することになったわけだし。そういう意味では、真理ちゃんは今も昔も永井真理子だよね。私の場合は、バンドだったのがひとりになり、休憩があって、またひとりだし、名前も変えちゃったしね。だから“ゼロから再出発”という感覚があった気がする。永井私はハタから見ていて、そういうところがかっこいいなと思っていた。ちゃんと名前も変えて、新しくゼロからスタートしているんだな、素敵だなって。岸谷あまり深く考えずに、子供ができた時に、名前も変えちゃったのね。離婚したらどうするんだろうと、ふと思ったんだけど、どうせプリンセス プリンセスじゃないんだったら、奥居香じゃなくたっていいやぐらいに考えていたというか。それはそれで良かったのかなと思いながら、今に至っています。永井ふたつ違う形で音楽ができるってことだしね。岸谷求められるものはそんなに変わらないというか、昔のものを求められることも多いんだよね。とは言え、やりたいことはぶっちぎってやっていこうと思っている。母親になると、少し視点が変わってくるから、昔のようなラブソングは書けなくなるのね。 書いてるつもりでも愛情の対象がずれてきたりするし、描くものが変化してきているし。でもそれは自分の中の自然の変化だからね。もう前とは名前も違うし、許してね、みたいな。そこは楽だったかもしれない。逆に真理ちゃんはずっと永井真理子だから、大変なところもあったんじゃない?永井いや、そんなにはないかな。――おふたりとも、子育てで10年ほど音楽活動を休止していたという共通点もあります。以前、岸谷さんが「自分の中からドレミファソラシドが消えた気がする」とおっしゃっていました。永井さんはお休みの間、音楽との関係は、どんな感じでしたか?永井私は真っ白になりました(笑)。とくに私はオーストラリアに行っちゃったし、子育てもしたかったし、1回真っ白になって、今までのことを見つめ直そうかなと思ったんですね。でも、海外に行くと、まったく日本の音楽を聴かなくなるから、自分は何者だったのかもわからなくなっちゃうの。岸谷そうだったんだ。永井立ち位置もわからなくなるし、自分なんか全然必要がないものなのかな、本当にステージに立っていた人間なのかなってところまで、いっちゃった。岸谷へぇー。永井気持ちが離れすぎちゃって。だから、そこからまた音楽に戻るエネルギーがなかなか湧いてこなかった。岸谷確かにエネルギーがいるよね。永井すごいいるでしょ。特にお休みした後なんかは、なかなか戻れない。だから、10年以上あいちゃった。――その間は、音楽を聴いたり、楽器にふれたりというのは?永井普通に一般人として、ラジオから聴こえる音楽にふれたりはしてました。洋楽だけですけど。これ、かっこいいなとか、そういう感じ。岸谷なぜオーストラリアだったの?永井本当はアメリカとかイギリスとか、音楽がいっぱいあるところに行きたかったんだけど、子供を抱えていくから、子供のいちばん過ごしやすいところがいいわけで、オーストラリアがいちばん受け入れ体制があったの。子供に優しくて、教育もとても良かったから。岸谷言葉は?永井言葉は全然わからなかったので、辞書を抱えて勉強した。岸谷学校に行ったの?永井子供はオーストラリアの地元に学校に行って、私も英語学校に通ったよ。全然うまくならなかったけどね。向こうで英語で仕事をしていれば、うまくなるけど、家の中では日本語を話しているから、一向にうまくならない(笑)。――休止期間があったことについて、岸谷さんはどう思っていますか?岸谷子育てをして、音楽から丸々離れちゃったことを、私は良かったなと思っています。1回違うことをすることで、リフレッシュするというか。私たちって、さんざん子育てやったわけじゃない?永井やったやった(笑)。お弁当を作って、学校に送ってね。岸谷“もう後悔はない”“うんざりしたよ”“疲れたよ”っていうくらい、子育てしたじゃない?そうやって子育てをやりきって、“はい、もうお終い!”ってとこまでやったから、「そろそろお母さんも好きなことをやっていい?」ってことで、音楽に戻ってこれたところはあるのね。永井それはとてもいいね。だったら、迷いなんてないよね。岸谷だから逆に、子供を産んですぐ仕事をしている子を見ると、“もったいないなあ”と思うことがあります。“初めて子供が立った瞬間を見逃しちゃうじゃん”って。永井私も休んでいる間は、完全におかあさんだけやっている日々でした。学校の送り迎えをしたり、お弁当を作ったり、子供のスポーツの試合に行って応援したり。――それぞれ音楽活動を再開するきっかけを教えてください。岸谷大きなきっかけになったのは、プリンセス プリンセスの再結成ですけど、その前に、夫が年に1回、AAAというエイズチャリティーのコンサートを武道館でやっていて、そこに参加していたことも大きかったと思っています。子育て中とはいえ、チャリティーだし、1日ぐらい出かけてもいいのかなって、年一だけで武道館に歌いにいってたのね。その時にイントロを聴いても、普通に歌い出せない瞬間があったの。ドレミファソラシドを確認したいなって。それまでは“パブロフの犬”じゃないけど、イントロが鳴ったら、黙っていても、歌が勝手に出てくるみたいな感じだったのね。それがシンガーだと思っていたんだけど、ドレミファソラシドを探さなきゃって思ったときに、私は本当に音楽家じゃなくなったんだなって悲しくなっちゃって。それで、リハビリみたいなことをバンドと始めたのが、音楽を再開するきっかけ。永井ああ、そうなんだ。震災がきっかけなのかと思っていた。岸谷震災がきっかけでもあるんだけどね。年1くらいで集まって、リハビリと称してライブをやっていたからこそ、震災が起こったときに、“自分たちのできることをやるために、プリンセス プリンセスを再結成しよう”って、決断できたんだと思う。真っ白なままだったら、あんなふうにはやれてなかったと思う。だって、かつてやったことのなかった東京ドームまでやったんだから、すごい道のりじゃない?永井そうだね。少しずつやることって大切だね。岸谷本当にそうなの。“3歩進んで2歩下がる”を繰り返して、“気づいたら5歩ぐらいは進んでた”っていうところで再結成を決めたのね。で、再結成して活動していったら、やっぱり音楽って楽しいなあって、改めて感じたのね。永井音楽を休んでた時間があるから、余計にやりたくなったんだよね、きっと。だから、休んでいた間もすごくいい時間だったんだと思う。岸谷真理ちゃんは再結成とか、そういうことではないじゃない?ボイストレーナーの先生を紹介した時が、音楽を再会する時期だったと思うけれど、なんでまたやろうと思ったの?永井あの時はちょうどデビュー30周年を迎える年で、年齢も50歳になる年だったのね。かと言って、声も体力も、今まで休んでいたところから、急にやれるようになるわけはないじゃない?岸谷どちらかというと、あちこちガタがくる年頃だしね(笑)。永井そうそう。でもそのタイミングで不思議と、今までお付き合いのあったミュージシャンとかファンの人が、“なにかまた始まるんじゃないか”って、私の背中をワイワイ押してくれたのね。私はそういうつもりじゃなかったんだけど、まわりが私の気持ちを底上げしてくれて、だんだんその気になってきたんだよ。逆にこれが最後のジャンプなのかもしれない、もしかしたらエネルギーが吹き上がるかもしれないと思って、香ちゃんにボイトレの先生を紹介してもらったの。でも、紹介してもらって良かった。岸谷本当に?永井本当に良かった。私、女性が年齢とともに高い音域が出なくなることを知らなくて、自分の声がちゃんと出なくなって、もう終わったと思っていたのね。発声を変えていかなきゃいけないということも知らなかったから、すごく悩んだんだけど、ボイトレの先生から喉の筋肉を鍛えることを教えていただいて、半年かけて、ライブをやったのね。岸谷オーストラリアは引き払ったの?永井そう。岸谷じゃあ行くのも転機だけど、引き払って戻って来るのも転機だね。永井そうなの。日本に帰ってきてから、2、3年あってから、音楽活動を再開したんだけど、自分でもよく始めたなと思う。10年休んでいたから、復帰するのに10年かかると思っていた。休んでいる期間が長ければ長いほど、若い時とは違うから、リハビリも長くかかるかなって。岸谷私も同じボイトレの先生に習っていて、最近も結構かよっているんだけど、我々の年代、女性は更年期もあるし、いろんなことが変わるじゃない。だから昔に戻ろうとしなくなったかな。永井あ、そうそう。それはある。岸谷だから、新しいプチシニア世代の自分になればいい、みたいなことは思った。永井それは私も思っている。岸谷昔のようにはできないわけだし、昔のようにやれたところで、やりたいことはそれじゃないかもしれないなって思う。休んでいた分、変身していいんだよねって。永井そう。私もまた新しく始められる気がした。声もやっぱり、少し下に下がったのね。でも上が減った分、下が広がったので、音域の広さ自体はそんなに変わっていないの。今の声って、嫌いじゃなくて。今の自分の言いたいことには、そっちの声のほうが合ってるっていうか。若い時にはピーピーした声が若い時の気持ちに合うのかなって。だったら、逆もいいのかもって思う。岸谷コンスタントに続けている人も、それなりにつらい時もいっぱいあるだろうしね。私たちはたまたま与えられた“子育て”という最高の理由があったから、気分を変えて、また戻ってこれたところはあるかもしれない。永井そういうところはあるね。岸谷私は子育て中は、外国のアーティストをまったく聴かなかったのね。来日しても観にいく時間がないから、2000年から10年、15年は洋楽の知識もぽっかり空いている。『感謝祭』で一緒にやるバンド、Unlock the girlsの若い子たちに教えてもらって、新たに今いろいろ聴いているところなの。それはそれでとてもいいものだなって。永井そうなんだ、すごい!しかもまた下の世代から教わるのが新鮮だね。岸谷バンドの子たちって、みんな89年生まれだから、私たちの当時の活動なんて、知らないのよ。だから曲の解釈も全然違うし、そこがおもしろいなって感じている。真理ちゃんの「ミラクル・ガール」もあの子たちだったら、全然違う解釈になるし、楽しくできたらいいなって思っています。永井あっ、それは私も楽しい。一緒に何か新鮮なものを作っていきたいな。岸谷結構極端にやるかもよ。永井極端にやってほしい(笑)。きっと観ている方も楽しいと思う。岸谷『感謝祭』はいつも、バンドの子たちとみんなで練りに練って、「これ、イエスと言ってもらえるかなあ」っていいながら、あれこれアレンジするのが楽しいんだよ。永井楽しみ。なんだかうれしいプレゼントみたい(笑)。――永井さんは久々に音楽活動を再開して、日本の音楽シーンについて感じたことはありますか?永井もう完全に浦島太郎状態ですね。全然わかりません。音楽のことも芸能界のこともわからないので、ポカーンです(笑)。岸谷日本のJ-POPだって独特の発展の仕方だしね。浦島太郎、わかる。日本に住んでいたって浦島太郎だよ。永井音楽は変わったと思いました。配信が主になったしね。私たちのころはCDしかなくて、下手したらアナログの時代だから。岸谷『感謝祭』の時にいつも思うのは、私たちの世代を知っていて、しかもこの世代を観ることをうれしく思ってくれる人が観にくるわけじゃない?今って、個人でチョイスする時代だから、こういう音楽が好き、ああいう音楽が好きって、チョイスして、そのグループの中ではよく知っているけれど、他のグループに行くと、誰もしらないという時代でしょ。だから『感謝祭』も、80年代の匂いやラジオを一緒に楽しくやっていた時代の匂いを楽しみたい人が来ると思うのね。そういう人たちに喜んでもらえるように、しっかり考えたい。永井そこにバンドのメンバーの若い子たちも入ってくるから、おもしろいよね。岸谷しかも、そこにトータス松本さんも参加するんだから、楽しいよね。トータスさんは、同学年だけど、デビューした時期が遅いから、私たちの世代のアーティストではないわけじゃない?――ウルフルズの「バンザイ」がヒットした頃って、おふたりとも活動を休止する時期ですもんね。永井そうなの。だから私は共演したことがないです。岸谷トータスさんとイベントで一緒になった時に、「『Diamonds』をバイトで皿洗いしながら、聴いていた」って言うから、「えっ、年は一緒じゃない?」って言ったら、「デビューが遅かったんだよ」って。あ、そうなんだと思ったことを覚えている。永井私は初めてお会いするんですよね。岸谷私もそんなに共演したことはないんだけど、トータスさんって、存在感があるし、私がやっている音楽とはちょっとジャンルも違うし、そういうところも楽しみ。あと、同い年でありながら、先輩風も吹かせられるしね(笑)。永井そっか。それは楽しみすぎる。――トータスさんが今回の『感謝祭』に参加される経緯は?岸谷トータスさんとは、今年3月に両国国技館で開催されたギターの弾き語りのイベント『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023 supported by 奥村組』で一緒になったのね。参加者全員が土俵のあるセンターステージで弾き語りをするイベントで、出番が最初のほうだったの。自分のステージが終わって、メイクも落として帰ろうかなという時に、トータスさんがやってきたので、「久しぶり~」って挨拶したんですね。その時に、「私はこういうイベントをやっているんだけど、良かったら出てよ?」って言ったら、「えっ、なんか目が怖いな」って。「怖くないよ、優しいよ。出てよ」って言ったら、「いいよ」って言ったんですよ。「今、いいよって言ったよね」って。それで本当に出てもらうことになりました。いい男だな、素敵な人だなと思って感激しました。同級生だけど、同級生じゃないみたいな不思議な感じ。――先ほどもラジオの話が出ましたが、『感謝祭』について、現時点で考えていることはありますか?岸谷今考え中ですね。真理ちゃんは女の子バンドとやったことはあるの?永井女の子バンドでは3年前くらいに『女祭』という企画イベントでやったことがある。若い子たちと一緒に。岸谷そっか。とにかく女の子バンドで一緒にやったら楽しいこと、考えます。まずともかくラジオがらみだね。永井懐かしいものとか、歌おうかな。岸谷曲に関してはご相談だけど、みんなが知っている曲は盛り上がるから、それもやって、一緒にやったら楽しい曲とか、考えます。――最後に観にくる人にメッセージをいただけますか?岸谷2020年からだから、『感謝祭』も5年目になるのかな。毎年、「今年は最高だったな。これ以上おもしろいことできるかな?」って思うんですけど、やりたいこと、やれることって、アーティストの数だけあって、ゲストが違うと、毎回カラーも変わるから、その中に入っていくのがすごく楽しいんですよね。今回は本当に同世代で、一緒に時代を駆け抜けた真理ちゃんだから、そこにヒントがある気がします。こうやって会って話しているだけで、どんどんアイデアが出てきているし。今後、ある時からちょっと気持ち悪いファンみたいに、ずっと真理ちゃんのことを考えるモードに入る予定です。寝ても覚めても、夢の中でも、ずっと真理ちゃんのことを考えて、アイデアを練ると思います。永井そうかそうか。私はまず、その仲間に入れていただけて、うれしいな。だから、できることはなんでもやります。岸谷言ったな(笑)。永井言ったよ。でも大丈夫(笑)。岸谷じゃあ、当時の私物のTシャツとジーンズ、持ってきてください(笑)。永井入るかな。っていうか、もう持ってないし(笑)。岸谷でも真理ちゃんはルックスの強烈な印象もあるし、例えば、みんなで真似したらおもしろいよね(笑)。みんなでお揃いのデニムとか、何か考えよう。私も衣装、探さなきゃ(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香感謝祭2024』公演日:2024年2月23日(金・祝) 16:45開場/17:30開演会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香/Unlock the girls/トータス松本(ウルフルズ) /永井真理子料金:全席指定9,000円※ドリンク代別途必要★チケット情報はこちら()関連リンク岸谷香 オフィシャルサイト:永井真理子 オフィシャルサイト:
2023年12月23日岸谷香のライブイベント『岸谷香 感謝祭2024』が、2024年2月23日(金・祝) に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されることが決定した。『岸谷香 感謝祭』は、「日ごろの活動に感謝して特別な一夜をお見せしたい!」という岸谷の想いから、毎年2月に行われている自主企画ライブ。2024年は岸谷のデビュー40周年となる記念イヤーでもあり、その幕明けを飾る第1弾として開催される。今回はゲストにトータス松本(ウルフルズ)と永井真理子を迎え、この日限りのコラボレーションをそれぞれ披露する。チケットはぴあアプリ先行を12月10日(日) まで受付中。『岸谷香 感謝祭2024』ぴあアプリ先行の詳細はこちら!()<イベント情報>『岸谷香 感謝祭2024』2024年2月23日(金・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGI開場16:45 / 開演17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:トータス松本(ウルフルズ) / 永井真理子【チケット情報】全席指定:9,000円(税込)※ドリンク代別途必要■ぴあアプリ先行:12月10日(日) 23:59まで詳細は こちら()岸谷香 オフィシャルサイト:
2023年12月04日京都の老舗お香専門店「松栄堂(しょうえいどう)」から「お香のカードゲーム くんくんくん」が登場。2023年12月1日(金)より、松栄堂各直営店などで発売される。京都のお香専門店「松栄堂」から“香り”のカードゲームが登場京都に創業して300年、宗教用の薫香から、茶の湯の席で用いられる香木や練香、手軽に使えるインセンスに匂い袋まで、様々なお香を作り続けている「松栄堂」。そんな老舗が新たに提案する「お香のカードゲーム くんくんくん」は、“香りでつながる”新感覚のカードゲームだ。ルールは全部で4種類カードゲームとして遊べるルールは、香りを頼りに同じカードを揃える「くんくんトレーニング」、3種の違う香り1枚ずつ揃える「ちがそろ! くんくんくん」、同じ香り3枚先に揃える「おなそろ! くんくんくん」、そして、香りについての質問を通して主役と同じ香りを当てる「しつもん! くんくんくん」の全4種類。自身の嗅覚を頼りに香りを揃えるシンプルなあそびかたから、質問形式で香りの表現を嗜むコミュニケーションゲームまで、様々な形で香りを楽しめるルールが用意されている。また、セットにはない追加のカードパックを購入すれば、香りの種類を増やしてゲームの難易度を上げることも可能だ。嗅覚のトレーニングキット、カードタイプのお香としてもこのほか、神経衰弱のように香りを判別することで嗅覚を鍛えるトレーニングキット、お気に入りのカードを名刺入れやお財布に入れて香りを楽しむカードタイプのお香としても利用できる。商品情報「お香のカードゲーム くんくんくん」発売日:2023年12月1日(金)価格:3,300円セット内容:お香カード3種(ピンク・黄・青 各3枚 保存袋入)/遊び方説明書/紙箱入販売場所:・松栄堂各直営店・香老舗 松栄堂 ウェブショップ・「ゲームマーケット2023秋」会場ブース日程:2023年12月9日(土)・10日(日)会場:東京ビッグサイト
2023年12月01日株式会社 松栄堂はこの度、香りに親しみ、香りに触れて遊べる「お香のカードゲーム くんくんくん」を発売いたします。火を使わずに香りを楽しめる「お香カード」をつかって、子どもからご高齢の方まで、気軽に楽しめるセットです。火を使わずに香りを楽しめる「お香カード」■「お香のカードゲーム くんくんくん」制作の背景松栄堂(しょうえいどう)は京都に創業して300年以上、今日まで香づくり一筋に歩んできたお香の専門店です。企業活動のテーマである「香りある豊かな暮らし」のもと、かねてより香りの可能性を追求してまいりました。昨今、デジタル化が加速度的に進む中で、多くの人びとが、いつでもオンラインでつながることができるようになりました。お香の専門店として私たちは、「香り」というリアルな感覚を通じてこそ楽しめるアナログゲームを提案いたします。対面で、一つの場を共有して遊ぶことのできる喜びを、香りが持つ不思議な力に託して。多くの団らんの場にお届けできれば、という思いから開発を進めてまいりました。香りに触れ、香りに親しみ、相手と交流しながら輪を広げていく――私たちが提案するのは、「香りでつながる」カードゲームです。■遊び方&活用方法「お香のカードゲーム くんくんくん」には、こんな楽しみ方があります。・カードゲームとして家族やお友達、親しい方と香りを楽しみながら遊ぶことができます。「くんくんくん」で遊べるゲームは4種類。香りを揃えて勝ち負けを決めるゲームや、質問形式で香りの表現を楽しむコミュニケーションゲームなど、1人~大人数で楽しむことができます。遊び方(1)くんくんトレーニング:カードの香りをかぎ、同じ香りを揃える。遊び方(2)ちがそろ! くんくんくん:3種の違う香り1枚ずつを先に揃えた人が勝ち。遊び方(3)おなそろ! くんくんくん:同じ香り3枚を先に揃えた人が勝ち。遊び方(4)しつもん! くんくんくん:香りについて質問し、主役と同じ香りを当てる。・嗅覚のトレーニングキットとして神経衰弱のように香りを判別し、嗅覚のトレーニングをすることもできます。・カードタイプのお香としてそのまま名刺入れやお財布に入れて、いつでもどこでも香りを楽しむことができます。■商品概要商品名: お香のカードゲーム くんくんくん発売日: 2023年12月1日価格: 3,300円(税込)セット内容: お香カード3種(ピンク・黄・青 各3枚 保存袋入)/遊び方説明書/紙箱入対象年齢: 6歳以上(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年11月22日グラビアイドルの佐々木萌香が19日、東京・新宿のブックファースト新宿店でカレンダー『佐々木萌香 2024年カレンダー』(発売中 3,080円税込 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。あざと可愛いレースクイーンとして大人気の佐々木萌香は、160cmの身長にB80・W62・H87というスレンダーボディが魅力の26歳。2020年末からグラビアにも積極的で、2021年には「グラビア・オブ・ザ・イヤー2021」のネクストブレイク賞、2022年には「記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022」のグランプリにも選ばれた。その彼女が初めてのカレンダーを発売。今年4月に訪れたという沖縄・宮古島でロケが行われ、キュートな表情や大人っぽいしっとりとしたカットが掲載されるなど、彼女の魅力が凝縮された内容となっている。カレンダーでも着用したという競泳水着姿で報道陣の取材に応じた佐々木。初めてのカレンダーを手にしながら「今年は写真集も発売させてもらいましたが、初めて尽くしで今年はうれしいことでいっぱいです」と満面の笑みを浮かべ、「3月はリビングで撮りましたが、水も滴るショットで今日も競泳水着を着てきました。普段ならソファーでやる女の子座りを床で頑張ってやったんです。他には制服の写真があったり、大人っぽくアンニュイな感じのショットもあったりと、私的にはすごく気に入っているカレンダーです」と紹介。サイズはB3とビッグサイズで「思ったよりも大きいですね。本当ならトイレに飾って欲しいんですけど、このサイズだとトイレが狭く見えちゃうかも(笑)」としつつ、「佐々木家はエアコンの下に飾ります。広いお部屋やリビングに飾って欲しいですね」とファンにアピールした。残り1カ月半を切った2023年はレースクイーンの活動に加え、初めての写真集やカレンダーをリリースするなど大活躍の1年だった佐々木。「やっぱり写真集が大きかったですね。カレンダーと同じ宮古島で撮影したんですが、本当に楽しかったしファンの方も喜んでくれたモノを世に残せたので良かったと思います。ドラマの撮影とか今までやったことのないジャンルのお仕事にも挑戦できました」と充実した表情で、「来年はもっと飛躍出来たらと思います。プライベートも充実させながらお仕事をもっともっと頑張りたいですね」とさらなる活躍を誓っていた。
2023年11月20日ニジゲンノモリの人気アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」では、冬季限定のイルミネーションイベント「木ノ葉隠れの里が華やかに彩られる!忍里提灯イルミネーション」を2023年12月16日(土)~2024年3月2日(土)の期間限定で開催いたします。本イベントでは、忍里の中に無数の提灯で彩られる和風のイルミネーションが登場します。この冬の夜にしか楽しめないプロジェクションマッピングやフード、グッズを満喫しながら、深々と続く淡路島の夜を真っ赤に照らす“和風イルミネーション”に彩られた空間で、今まで見たことのない幻想的な忍の世界を体感しに行こう!■概要実施期間:12月16日(土)~2024年3月2日(土)営業時間:17:00~22:00(最終受付20:00)料金:無料※別途入場チケットが必要になります。※同期間限定で、天の巻・地の巻アトラクション・イルミネーション・プロジェクションマッピング・フード・グッズを楽しめる「忍里ナイトチケット」を大人2,200・小人800円にて販売内容:「NARUTO&BORUTO 忍里」初となる、オリジナル“和風イルミネーション”を開催。「地の巻」エリア~ラーメン「一楽」までの道に提灯を照らし、夜の忍里を今までにないライトアップでお楽しみ頂けます。合わせて、イルミネーションやプロジェクションマッピング等の夜のコンテンツに特化した「ナイトチケット」を同期間限定で販売いたしますURL: ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月15日淡路島ニジゲンノモリ内「NARUTO&BORUTO 忍里」では、はじめてのクラフト体験ができる「キッズアカデミー開校!忍里限定特別体験コーナー! 第3弾~提灯探検の巻~」を12月2日(土)~2024年2月25日(日)の期間限定で開催いたします。本イベントでは、3歳以上のお子様が体験できる、絵具やオリジナルシールを使ってオリジナルデザインの提灯を作りができます。家族で作った思い出の提灯をイルミネーションとして、忍里内やお家で灯りを付けてお楽しみいただくことができます。忍里の雰囲気にピッタリの和風イルミネーション“提灯”で、はじめてのクラフト体験に挑戦しよう!自分でつくったイルミネーションが灯す静かな冬の夜は、忘れられない時間になるはず!冬のお出かけは、「NARUTO&BORUTO 忍里」で家族みんなでクラフト体験!▲自分で考えたオリジナルデザインで提灯を彩ろう!▲はじめてのクラフト体験を楽しもう!■概要期間:12月2日(土)~2024年2月25日(土)※冬季休業期間を挟みます。詳細は、別途公式HPよりご案内いたします。開催時間:15:00~20:00(最終受付 19:00)内容:「NARUTO&BORUTO 忍里」内、忍里工房にて開催されるキッズ向けクラフト体験イベントの第3弾。忍里にピッタリの和風イルミネーション“提灯”を、自分で考えたオリジナルデザインで彩れるクラフトイベント。作った提灯は、忍里内の探索で使えるほか、自宅に持ち帰りインテリアとしてもお楽しみ頂けます。対象:3歳以上のお子様料金:500円※5歳~6歳のお子様は、別途入場チケットが必要になります。URL: ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月06日首里城祭実行委員会は、2023年11月3日(金・祝)から11月5日(日)までの3日間、首里城公園内および周辺、那覇市国際通りで「令和5年度 首里城復興祭」を開催します。秋の風物詩として親しまれている首里城復興祭は、首里城公園や那覇市国際通りなどで華やかな琉球王朝文化を再現し、沖縄県の文化振興や観光振興に貢献します。さらに、令和8年の首里城正殿の再建に向けて、復興の機運を一層高めることを目的としています。特に11月5日には、国際通りで4年ぶりとなる「琉球王朝絵巻行列」を開催予定です。また、「古式行列(琉球王朝祭り首里)」や「国王・王妃出御」「琉球芸能公演」など、多彩なプログラムが繰り広げられ、首里城公園の一大イベントとして琉球王朝の歴史と文化を堪能できます。【令和5年度 首里城復興祭】■開催期間令和5年11月3日(金・祝)~11月5日(日)■主なプログラム(詳細は添付のチラシにてご確認ください)〇11月3日(金) 古式行列国王が国家の安寧と五穀豊穣を祈願するために3つのお寺を参拝した様子を華やかに再現します。古式行列〇11月3日(金)・11月4日(土) 琉球芸能公演甦る首里城を守る会による祈念公演や、平田大一氏が監修した現代版組踊などをお届けします。琉球芸能公演〇11月4日(土) 国王・王妃出御国王と王妃が奉神門から登場し、一般観覧者の前を華麗に練り歩きます。国王・王妃出御〇11月5日(日) 琉球王朝絵巻行列4年ぶりに開催!琉球王国の壮大な歴史物語を一大絵巻行列として、国際通りで再現します。琉球王朝絵巻行列※11月3日(金・祝)~11月5日(日)は沖縄県民を対象に入場料を割引料金でご利用いただける「沖縄県民割」を実施します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日2023年の岸谷香のライブ活動は実に多彩で濃密だ。2月には荻野目洋子と藤巻亮太をゲストに招いて『岸谷香感謝祭』を開催し、6月にはスガシカオ、馬場俊英、miwaとの弾き語り形式のツーマンツアー『2人ぼっちの大パーティー』を開催。それぞれ、ここでしか観られない素晴らしいコラボレーションが実現した。この他にも『The Unforgettable Day 3.11-2023-』『LuckyFes’23』『TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023』など、さまざまなフェスやイベントにも参加している。さらに9月9日からは弾き語りツアー『KAORI PARADISE 2023』がスタート。そしてそのツアー終了後の11月24日からはUnlock the girlsでのバンドツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』も控えている。デビューから40年近くたった今もなお、新たな挑戦を続けている彼女の音楽への情熱はどこから来るのだろうか?主催イベントやライブについての思い、バンドツアーに向けての抱負、今後の展望などについて、話を聞いた。――2023年はライブ三昧の年になっています。しかも『岸谷香感謝際』や『2人ぼっちの大パーティー』など、岸谷さん主催のコンサートも数多く行っています。ライブの主催には、かなりの労力、エネルギーが必要だったのではないですか?『2人ぼっちの大パーティー』は準備があまりにも大変すぎたので、最終日本番前には「当分はいいかな」と考えていました。でもすべてのステージが終わった瞬間に、“なんて楽しかったんだろう!”と思いました。なので、毎年というわけにはいきませんが、3年に2回くらいのペースでやれたらいいなって考えています。ツーマンって、ワンマンとは違うおもしろさがありますね。――というと?対バン相手のステージを観に来たお客さんもいるわけじゃないですか。そういう方々にも、いいステージをお見せしたいという気持ちが強くなるせいか、ツーマンでは不思議なパワーが出るんですよ。スガさん、馬場さん、miwaちゃんのステージも素晴らしかったですし、貴重な経験になりました。スガさんとのツーマンでは、あだ名まで付けられました。――どんなあだ名ですか?“ブルドーザー”ってあだ名を付けられて、スタッフにも大ウケでした(笑)。――岸谷さんが情熱を持ってツーマンに臨んでいたから、そんなあだ名が付いたのではないですか?どうなんでしょう。いろいろな意味があるような気がしますが、命名者に聞いてみないとわかりませんね(笑)。――あだ名を付けられるって、同級生同士の共演ならではですよね。そういうところも楽しかったですね。馬場さんとは「人生という名の列車」を一緒に歌うこともできましたし、miwaちゃんとは世代が違うからこその楽しさを感じました。――さまざまな形態でのライブを精力的に行ってきています。これは意図しての展開なのですか?今年に関しては、“私のできることを全部並べました”という感じでやっています。まだ発表されてないスケジュールも含めて、本当にいろいろな形でライブをやっている実感があります。――ライブへのモチベーションが高いのは、どうしてなのでしょうか?コロナでライブを出来ない時期があったことが大きかったんだと思います。ライブを行うために必要なものを貯金する期間になりました。ピアノを練習する時間もありましたし、ライブアレンジ、曲の構成、演出など、ライブに必要なことについて、突き詰める時間になりました。ライブができない状況があったので、ピアノの弾き語りをYouTubeで定期的に配信した時期もあって。「あの曲をやって」「この曲をやって」って、私の想像が付かないような曲を視聴者がどんどんリクエストしてきたんですよ。――かなりたくさんの曲を生演奏されたんですよね。そこで再発見したこともたくさんありました。「えっ、この曲、やったことないよ」と言いながら、弾き語りでやってみたら、意外とおもしろい曲もあったんですね。そこからさらにアレンジを突き詰めて、弾き語りツアーのセットリストに入れた曲もいくつかあります。YouTubeでリクエストされなかったら、おそらく弾き語りでやることはなかったので、“無駄なことってないんだな”って思いました。あとは、ライブの構成や流れについて考えるようになって、よりライブが楽しくなったところもありました。実際のライブで活用できるくらい、ライブをやるために必要な能力の貯金が貯まったタイミングだったんじゃないかと思います。ついにその貯金を使うぞー!って(笑)。――ライブに必要な能力って、ステージで歌って演奏するだけでなく、ライブをトータルで表現していく能力ということでしょうか?そうですね。ここに来て、その楽しさを知ったという感じですね。大きかったのは弾き語りツアーなんじゃないかな。弾き語りって、ひとりで演奏して歌うことだけではなくて、アレンジを新たにゼロから作りあげる作業もあるし、流れを考える作業もあります。これがなかなか難しいという。――どういうところが難しいのですか?自分では、“こんな風に聴こえてほしい”と思って演奏したとしても、他人にそう聴こえるかどうかは別問題であるところですね。自分のイメージを主観的に追求することと観客の視点で客観的に判断することを両立させなきゃいけないので、その判断力を養う必要があります。――デビューから40年近くたった今も、さらなる成長を目指しているところが素晴らしいです。この1年で“自分がどんなミュージシャンなのか”を思い知ったことも、大きかったと思います。例えば、miwaちゃんとのツーマンで、何が一番のプライオリティーかということでは、miwaちゃんは「歌」と言ってましたが、私は歌ではないんですよ。馬場さんは「歌詞をしっかり表現したい」って言っていたけれど、私は歌詞へのこだわりはそこまでではないし。スガさんはスガさんで、私がどうやっても思いつかないようなコード進行を作る才能を持っていらっしゃるし。他のミュージシャンと共演することで、自分に足りない部分を思い知らされました。――岸谷さんは作曲・アレンジ・プロデュースへのこだわりを強く持っている印象を受けます。曲作りもアレンジも好きですし、プロデュースも好きですね。一時期、“私はプロデュースにあんまり向いてないな。自分のことしか考えられないタイプだな”って思っていたんですよ。でも最近になってイベントを主催する機会も増えてきて、やっぱりプロデュースするのが好きだなって再認識しました。――Unlock the girlsを組んでからは、バンドのプロデューサーという役割も担っていますよね。自分とは全然違う音楽を聴いてきた子たちと一緒に音楽を作るのは、とても楽しいです。みんなと一緒に曲を作る時に思っているのは、それぞれが持っているものをそのまま出してほしいということ。それぞれのメンバーから出てくるものをまとめる作業は大変かなと想像していたんですが、やってみたら、意外とできるものだなと思いました。今年からコンサート制作の経験豊富なプロデューサーが新たにチームに参加してくれたこともプラスになっていると感じています。――ブラスになっているのは、どんなことですか?そのプロデューサー、私の曲を全然知らないんですよ(笑)。せいぜい代表曲を何曲か知ってるくらい。でもそこもいいというか。私の曲を知らない人がどう感じるかは重要なことですし、客観的かつ的確に指摘してくれるので、とても参考になっています。弾き語りツアーなどで地方に行くと、「Diamonds<ダイアモンド>」と「世界でいちばん熱い夏」と「M」くらいしか知らないお客さんがたくさんいるんですが、そのプロデューサーが「いい」と言ってくれたら、そういう人たちにもちゃんと届くんだろうなって思えるようになりました。――来た人全員に届けるためには、構成や流れも重要な要素になるんですね。ある意味、「M」や「Diamonds<ダイアモンド>」の扱いって、とても難しいんですよ。これらの曲を何十年もやってきている側からしてみると、「『M』が良かったです」って言われることも、もちろんうれしいんですが、それだけじゃ困るというか。「今の岸谷香の音楽もいいね」「初めて聴いたあの曲、いいね。CD探してみようかな」って、他の曲にも興味を持ってもらいたいじゃないですか。――ミュージシャンとしては当然の思いですよね。私は“懐メロおばさん”みたいになるのはイヤだから、いかに昔の曲がコンサートの目玉にならないようにするか、いつも考えているんですね。そこでプロデューサーの指摘がとても参考になっています。なので、プロデューサーをリハーサルスタジオにお呼びして、通して聴いてもらって、「私はこういう意識でやっているけれど、そう聴こえますか?」と確認するようにしています。「だったら、この曲は入れ替えたほうがいいね」「ここはこういう照明の演出をすれば大丈夫」といった感じで、プロデューサーの意見を参考にしながらコンサートを組み立てています。――実際のコンサートで、そうしたやり方の成果を感じていますか?明らかな違いがありますね。その日のライブの舵を自分が取っているという実感があるんですよ。弾き語りは要素が少ないので、出発地点はいつもほぼ一緒なんですが、これまでは“その日の潮の流れによって行き先も変わるし、どこに到着するかわからない”という意識でやっていました。でも客観的な視点を意識するようになってからは、潮や風の流れによって迂回することもあるけれど、到着地点は常に一緒というライブができるようになってきました。その日のステージの出来が良くて、たまたま感動してくれたのではなくて、“感動してもらえるように組み立てているのだから、感動は必然”という風に意識も変わってきました。――客席の反応をコントロールすることも重要なんですね。以前はいかに大きな声援と拍手をもらうかということばかりを考えていましたが、客席に求める反応って、それだけじゃないなと気がつきました。例えば、ここはじっくり聴き入ってもらいたいから、拍手はいらないという場面でパラパラと拍手が来たら、舵を取れていないんですよ。そういう場面では拍手をさせないやり方が必要になります。これまでは行き当たりばったりでやっていたことでも、今は自分がイメージしたとおりのステージをできるようになってきました。――近年の岸谷さんの弾き語りのステージを観ていて感じるのは、1曲1曲の歌が深く染みてくるということです。流れ以外のことで、ステージにのぞむ意識で変わってきたことはありますか?弾き語りって、ひとりでやっているわけだから、個人的なメッセージを伝える意味あいもあると思うんですね。そうした時に、これまでの人生で感じたことを包み隠さず音楽で表現できたらいいなって思うようになってきました。例えば、大切な友達が亡くなってしまって感じたこと、命の尊さやその人が生きていた証しのかけがえのなさなど、素直に歌に込めて届けたいなって。もちろんライブってエンターテインメントだから、暗くなりすぎるのは違いますが、弾き語りだったら、そうしたテーマでも自然にさらっと歌うこともできるし、しっとりと届けることもできるし、ニュアンス豊かに表現できるところが魅力だと感じています。――弾き語りって、奥が深いですね。弾き語りのライブを観に来る人って、ハッピーになりたい人ばかりじゃないと思うんですよ。泣きに来る人もいるかもしれないですし、いろいろな瞬間があっていいのかなと考えています。幸いなことに私の曲って、基本的に明るいものが多いので、弾き語りで賑やかな気分になったり、しんみりしたり、いろいろな場面を作れるんじゃないかなと思っています。“新譜が出たから、新譜を中心にやります”ということではなくて、最近はコンサートの核になるものはなんなのかを意識するようになりました。――コンサートの核になるものって、どのようなものですか?その時々に歌いたいこと、届けたいことのファーストイメージ、テーマみたいなものを探し出して、そのイメージに沿って構成するようになってきました。今年、バート・バカラックが亡くなったじゃないですか。“今の私があるのは、バート・バカラックを始めとするさまざまな音楽家から影響を受けたからだ”という発想からストーリーを作って選曲したりもしています。バート・バカラックのことを思って書いた曲は、セットリストからはずれたんですけど、自分のスタート地点を意識するところはありますね。今年のライブの選曲で、スタッフから言われるまで気がつかなくて、びっくりしたことがありました。――それはどんなことですか?「今年はPRINCESS PRINCESSのオンパレードみたいだね」って言われたんですが、確かに多いんですよ。それもみんなが大好きなPRINCESS PRINCESSの曲ではなくて、ソロになって初めてやるPRINCESS PRINCESSの曲もいくつかあって。おそらく私が今年作りたかったシーンとPRINCESS PRINCESSの曲がたまたま合ったんだと思います。それらの曲をやるのがとても新鮮で楽しかったです。――例えば、どんな曲ですか?PRINCESS PRINCESSの再結成の時に初めて5人でやった「I LOVE YOU」とか、解散前に1回もステージでやっていない曲とか。選曲する時点でPRINCESS PRINCESSの曲かどうかを意識する必要はないな、その時々にやりたい曲をやるのがいいなって思うようになりました。――11月24日からバンド編成でのツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』が始まります。数字と“SHOUT!”という言葉が付いたツアーが最初にスタートしたのが2014年で、“47th SHOUT!”からでした。そもそもこういうタイトルにしたのはどうしてなんですか?新譜のないツアーだったので、“ツアータイトルを考えるのもめんどうだな。きっとこの先もずっと歌っていくだろうから、年齢でいいんじゃないかな?”っていうノリで、“47th SHOUT!”と付けて始めたら、いつのまにか50も越えて、56になっていました(笑)。――コロナ禍での中断はありましたが、ほぼ毎年の恒例のツアーとなっています。弾き語りとバンド編成というふたつの異なるツアーがあることで、観客もさまざまな楽しみ方ができますよね。基本的には弾き語りツアーは“KAORI PARADISE”、バンド編成でのツアーは“SHOUT!”で統一しています。ゆっくり座ってじっくり聴きたい、泣きたいという時には“KAORI PARADISE”、スカッとしたい時には“SHOUT!”に来てもらったら、観る目的が達成されるのではないでしょうか(笑)。ツアーが2種類あるおかげで、すべてを網羅する必要がなくなったので、構成を考えやすくなりました。“KAORI PARADISE”ではPRINCESS PRINCESS時代の曲が多めになることもあると思いますが、“SHOUT!”は、今の私の音楽、56歳のシャウトを楽しんでもらいたいですね。――ツアータイトルに年齢の数字が入っているのは、その時々のリアルタイムの音楽をやっていることの証しでもあるわけですね。そう考えています。56歳のシャウトが47歳のシャウトと同じになっちゃったら違うだろうし、今年は今年のシャウトになると思います。CDでリリースしていない新曲もやる予定です。――ツアータイトルの中に年齢という数字が入ることで、リスナーの人と一緒に年を重ねて併走しているというニュアンスも出てきそうですね。一生のファンみたいな人もいるでしょうしね。年齢をカウントすることで、この年はこうだった、あの年はこうだったって、自分の歴史と重ねやすいところはあると思います。――バンド編成のライブの魅力って、どんなところにあると考えていますか?エレキギターの楽しさに尽きますね。リハーサルで、エフェクターを踏んで、エレキギターのあの音色が響くだけで、テンションが上がりますから(笑)。自由度の高さもバンドの楽しさの1つですね。例えば、途中まで私がピアノを弾いて、間奏を入れて途中でギターに持ち替えて、私とYukoのツインギターで演奏するのもありですし。その場で出てきたアイディアを実行するのが楽しいです。――Unlock the girlsを結成して約6年とのことですが、変わってきたことは?どんどんバンドになってきていますよね。スタート時点では、Yuko・HALNA・Yuumiの3人と私とでは、年齢もキャリアも聴いてきた音楽もまったく違ったので、対等の関係になれるかどうか、それぞれ不安もあったと思うんですよ。でも今はみんな、機嫌が悪かったら、遠慮せずにそのまま機嫌の悪さを出すようになってきました。そうそう、バンドってこういうことだよねって(笑)。音楽的にもこの4人で演奏したら、こうなるなってイメージできるようになってきました。――バンドのオリジナリティーが確立されてきたということなのでしょうね。バンドになったとしか言いようがないですね。誰かが誰かに合わせるのではなくて、それぞれが自分のやりたいように演奏した結果、バンドの音になっているのが理想なんですよ。その境地に近づいている実感がありますね。一緒に曲を作ったり、ライブをやったり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブを観に行ったり、みんなで集まってYouTubeのライブ映像を観たり。楽しいことも共有できているのが大きいですね。3人ともいろいろなところに出て行って演奏する機会があるんですが、“ホームは楽だな”って感じてくれたらと思っています。――バンドになったなと実感したのはどんな瞬間ですか?あるライブのリハの時にHALNAが「アンコールの曲の後奏、レッチリのあれにしちゃおうよ」と提案してきて、「いいね」「やろうやろう」とすぐに決まり、HALNAが本番でフリーの振りまで真似して、大ウケした瞬間ですね。観ている人たちはポカンとしたかもしれませんが、バンドって、たまには内輪ウケがあってもいいんじゃないかなと思います。――バンドの楽しさって、そういうところにもありますよね。ツアーでは新曲を披露する予定とのことですが、新曲の曲作りはどんな感じで進んだのですか?みんなで飲んでいる時に、「シャッフルの曲がないから、あるといいよね」「マイナーの曲もないから、やろうよ」って話していたんですよ。最初は「私はマイナーの曲は書かないんだよね」って言っていたのですが、他のメンバーがこれまでマイナーの曲を多くやってきたこともあり、「じゃあ作るか」ということになりました。その後、私が大本の音源を作り、その音源をもとにして、メンバーがちょっと変えてデモテープを作り、そこからさらにみんなで話しながら作っていったら、どんどん曲が良くなりました。――そうした作り方はバンドならではなんでしょうね。バンドっておもしろいなと思いました。今はすっかりライブモードになっているので、レコーディングもリリースの時期も決まっていませんが、ライブが一段落したら、作品作りをしたいですね。――バンドツアーは“56th SHOUT!”となるわけですが、今の時期について、どう感じていますか?いい時期だなと感じています。今が収穫期ですね。今まで一生懸命種をまいて育ててきて、音楽の果実を収穫している感覚があります。私はPRINCESS PRINCESSを解散して奥居香になって、その後、岸谷香になり、しばらく子育てでお休みして、名前がコロコロ変わったので、若い音楽ファンからすると、「あんた誰?」の極地だと思うんですね。Unlock the girlsでのバンド活動も始めて、ここ数年でやっと岸谷香としての音楽活動が落ち着いてきたかな、この時期を楽しみたいなという心境になっています。――収穫期とのことですが、収穫すると同時にまた種をまいているのではないですか?植物も花が咲いて、実がなって、その実が地面に落ちて、また種になったりするじゃないですか。音楽もそういう、いいサイクルでやっていけたらと思っています。――2024年にはデビュー40周年を迎えます。実感はありますか?40周年と言っても、私はほとんど10年は休んでいるようなものだから、中身は30年くらいの感覚ですね。だから今の私のミュージシャン年齢は46歳(笑)。周年にはまったく興味がないんですが、スタッフは周年が好きなので、今後、いろいろな展開があるかもしれません。私としては今年、自分ができることを全部並べたという意識があって、その流れが2024年頭まで続くイメージですね。2022年の年末に『KAORI PARADISE 2022 年末スペシャル』ということで、ビッグバンドと共演するステージを3本やったんですね。そのステージがとても楽しかったので、2024年の初めに再びビッグバンドと一緒にやる予定です。これまでにフルオーケストラとの共演はあるんですが、ビッグバンドとは、PRINCESS PRINCESS時代に、六本木PIT INNというライブハウスで遊びで1回やっただけだったんですよ。――これまで共演してことなかったのはどうしてなのですか?私は弦楽器には馴染みがあるんですが、管楽器ってほとんど馴染みがなかったんですよ。管楽器って、ジャズやブルースやR&Bを通っていないと、わからないところがあると思っていたから。私はブラックミュージックをほとんど通らないまま、ここまで来ちゃったので、“管楽器は得意じゃないな”という意識がありました。でも私の曲って基本は明るいし、ロックンロールもあるし、実は結構管楽器が入っているんですよ。友達のミュージシャンから「ビッグバンドとやってみない」と声をかけられて、やってみたらとても楽しかったんですね。なのでもう1回やりたいと思い、おそるおそる「また一緒にやってもらえますか?」と聞いたら、みなさん、快くOKしてくださって、再び共演できることになりました。最近の若いミュージシャンのやっているビッグバンドって、女の子たちもたくさんいて、次にやる時にも女の子が二人入る予定なので、今から楽しみです。ここに来て、また新たな音楽の楽しさと出会えました。――年々、音楽表現の幅が広がっているということですね。2024年も感謝祭をやる予定ですし、バンドでのツアーもやりたいし、弾き語りの一人旅もやりたいと思っています。何人か分のミュージシャン人生を一人で体験しているようで、とても欲張りに生きている気がします。“全力で仕事して全力で遊ぶ”というのが、2023年の私のモットーなのですが、実際に今年はおおいに働き、おおいに遊んでいます。――これだけ多種多様なライブ活動をやりながら、遊びも充実させるところが素晴らしいですね。大きな仕事が終わった翌日には「さらば!」って、さっさと日本を出国したこともありますね(笑)。子どもたちも大きくなったし、そういう過ごし方が私にとっては、いちばんハッピーなんですよ。ライブで放電した後には、いろいろな刺激を受けて充電することも必要だと思っています。海外にライブを観に行くことは私にとって最高の充電の1つですね。――岸谷さんの音楽活動、さらに自由自在になっているという印象を受けます。若い頃って、“自分はこういうミュージシャンだから、こういうことをしたらおかしいだろう”と、自分で自分を枠にはめてしまうところもありました。でも今は“何をやってもいいかな”と思うようになりました。死ぬまでに世界各国のいろいろな料理を食べておきたい、みたいなノリに近いのかな。やったことのないことをやっておきたいんですよ。やってないことって、まだまだたくさんあるので、楽しみは尽きないだろうなと思っています。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>Kaori Kishitani Live Tour 2023 ”56th SHOUT!”11月24日(金) 名古屋BOTTM LINE開場18:15 / 開演19:0011月25日(土) 大阪BIGCAT開場16:15 / 開演17:0012月3日(日) 東京日本橋三井ホール開場16:15 / 開演17:0012月9日(土) 福岡トヨタホールスカラエスパシオ開場16:15 / 開演17:00チケット料金:全席指定8,500円(入場時ドリンク代が必要)()岸谷香 公式サイト:
2023年09月19日日本香堂のお香ブランド「セントスケープ(Scentscape)」から、2023年の新作として「りんご&金木犀」や「抹茶ラテ」などが登場。日本香堂の「セントスケープ」から秋冬の新作お香「セントスケープ」は、「移りゆく季節とともにカラフルに広がる“香り(scent)と景色(scape)”」をテーマにしたお香ブランド。2種類の香りを独自に掛け合わせた「今、聞きたい」(=その香りをゆっくりと味わうこと)香りを展開している。新作では、秋冬に旬を迎える果実に相性の良い⾹りを掛け合わせた「りんご&金木犀」「ペア―&ホワイトムスク」「柚子&ベルガモット」の3種類、落ち着きのあるウッディ調をベースにした「ゼラニウム&ヒノキ」「ウード&バニラ」、温かい飲み物に⽢いミルクを掛け合わせた「カフェモカ」「ミルクティー」「抹茶ラテ」の8種類を展開。各香りの心象風景をイメージしたグラデーションカラーに彩られたパッケージは、お香入れとしても使える設計だ。インテリアに取り入れやすいのが嬉しい。<香りのラインナップ>りんご&金木犀:甘酸っぱいりんごとすっきりとした金木犀のフルーティーフローラルの香りペア―&ホワイトムスク:ホワイトムスクとみずみずしく甘いペアーが織りなすフルーティームスクの香り柚子&ベルガモット:柚子とベルガモットが爽やかに煌めくグリーンシトラスの香りゼラニウム&ヒノキ:華やかなゼラニウムと清涼感のあるヒノキのフローラルウッディの香りウード&バニラ:香り深いウードに温もりあるバニラが心地よく包むウッディアンバーの香りカフェモカ:ミルクたっぷりのエスプレッソにカカオを添えたカフェモカの⾹りミルクティー:濃いめの紅茶にスチームミルクをふんわりのせたミルクティーの⾹り抹茶ラテ:上品な抹茶に⽢いミルクが溶けこむ濃厚な深みのある抹茶ラテの⾹り【詳細】セントスケープ 秋冬新商品発売日:2023年8月1日(火)希望⼩売価格:1,650円(全種共通)お香サイズ:約140mm、1本あたりの燃焼時間:約25分、内容量:約32g■取扱い店舗香十 盛岡店、香ぎゃらりぃ(大丸東京店、小田原店、名古屋三越栄店、松坂屋静岡店、芦屋モンテメール店、ラシック福岡天神店、博多阪急店)、フレグラボ 星ヶ丘三越店、全国の雑貨店、お香ショップ、銀座蔦屋書店
2023年09月02日ニジゲンノモリの人気アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」では、忍里エリアのどこかに隠されたナルトの宝物を探し出す謎解き任務「Dランク任務‼~忍里に隠されたナルトの宝物を探せ~」を9月16日(土)~12月3日(日)の期間限定で開催いたします。『NARUTO -ナルト-』では任務難易度によってS、A、B、C、Dの5つのランクに分けられる、忍への任務。今回開催するDランク任務は、アカデミーを卒業した下忍がまず最初に挑戦する、忍としての初任務としても描かれます。参加者は、ナルトが隠した宝物の場所が描かれた地図を手に、エリア内を歩きながら宝物の場所を探し出します。見事、任務を達成した方には、ナルトが隠した宝物をプレゼントいたします!ナルトからの任務に挑戦し、忍の一員になれるのはニジゲンノモリだけ!君も本物の忍になれる!■概要期間:9月16日(土)~12月3日(日)開催時間:10:00~22:00(最終受付 20:00)内容:ナルトが忍里エリア内に隠した宝物を探すため、専用の地図をヒントにエリア内を散策しながら謎を解く、謎解き任務。任務を達成した方には、ナルトが隠した宝物をプレゼント対象:「NARUTO&BORUTO 忍里」入場者料金:500円(税込)※別途入場チケットが必要になります。URL: ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ▲Dランク任務 専用地図▲忍として、ナルトからの任務に挑戦!【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月24日主演・北川景子、吉岡里帆、久保史緒里(乃木坂46)、竹内涼真、黒木瞳らが出演するWOWOW「連続ドラマW湊かなえ『落日』」から、本予告映像が解禁。さらに、新場面写真が公開された。エンターテインメント小説界を牽引する湊かなえが、作家生活10周年の節目として書き下ろしたミステリー長編「落日」を、WOWOWで連続ドラマ化。本作のキーワードは“裁判”と“映画”。新進気鋭の映画監督・長谷部香役を北川景子、新人脚本家・甲斐真尋役を吉岡里帆が演じ、2人が映画作りのために15年前に起きた“笹塚町一家殺害事件”の真相を探っていく。北川さんと吉岡さんの共演は本作が初となる。さらに事件の犯人として死刑囚となった立石力輝斗役を竹内涼真が演じる。物語を動かす重要な役どころであり、初の死刑囚役に挑んだ竹内さんには要注目。力輝斗に殺害された妹・沙良役を演じるのはWOWOWドラマ初登場の久保史緒里。そして、真尋の師である大物脚本家の大畠凜子役を黒木瞳が演じる。予告映像は香(北川さん)と真尋(吉岡さん)、2人の出会いから始まり、“笹塚町一家殺害事件”の犯人・立石力輝斗(竹内さん)とその被害者となった高校3年生の妹・沙良(久保さん)と放火された自宅が映し出され、凄惨たる事件の一端が垣間見える。「彼は何故、家族を殺したのか?」有名脚本家で、真尋の師匠・大畠凜子(黒木さん)の助言を受け、その真相を探る中、事件に隠された衝撃の事実が徐々に浮かび上がってくる――。真尋の口から語られる姉の存在は事件にどう結びつくのか、さらには「人を殺したことがあるの」と告げる香の真意とは…。それぞれの過去と向き合い、心の内をさらけ出す様と鬼気迫る演技に思わず息を呑む展開となっている。さらに、劇中の新場面写真が公開。物語の始まりや迫真のシーン、これまでにない豪華競演に期待が高まる場面写真からも、キャスト陣の熱量が垣間見られる。「贖罪」「ポイズンドーター・ホーリーマザー」に続き、湊かなえ原作の映像化3作品目に注目だ。「連続ドラマW湊かなえ『落日』」は9月10日より毎週日曜22時~WOWOWにて放送・配信(全4話)。【放送】毎週日曜22時~第1話無料放送【WOWOWプライム/WOWOW4K】【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】(シネマカフェ編集部)
2023年08月19日■「NARUTO&BORUTO 忍里」 「忍里オリジナルかんざし製作体験」を9月9日(土)より開催ニジゲンノモリの人気アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」では、日本古来より女性の装飾品として有名な「簪(かんざし)」を自分の好みの色やデザインで製作できるクラフト体験イベント「忍里オリジナルかんざし製作体験」を9月9日(土)~12月3日(日)の期間限定で開催いたします。今回のイベントでは、全3種のデザインから1つの簪をお選びいただき、パールやビーズなど、自分の好みに合わせて、簪を彩ることができます。デザインは「NARUTO」キャラクターたちをモチーフにした花柄を基調としており、ファンはもちろん、日常生活にも溶け込みやすいデザインとなっております。鮮やかな花で彩られる秋の淡路島で、自分好みの素敵な簪を創ってみませんか?家族や友達、大切な方と一緒に想い出に残るクラフト体験をお楽しみください!■概要期間:9月9日(土)~12月3日(日)開催時間:11:00~16:00(最終受付 15:15)内容:全3種類のデザインの中から、1つをお選びいただき、さらに、パールやビーズなどで自分好みに彩ることができます。簪のデザインは「NARUTO」キャラクターをモチーフにした花柄を基調としており、日常でも使いやすいデザインです。場所:「NARUTO&BORUTO忍里」内、忍里工房対象:「NARUTO&BORUTO忍里」入場者料金:1,000円(税込)※別途入場チケットが必要になります。URL: ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ▲忍里限定の「かんざし」▲友達と一緒に想い出を作ろう!【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月08日北川景子主演「連続ドラマW 湊かなえ『落日』」に、黒木瞳、竹内涼真、久保史緒里(乃木坂46)が出演することが分かった。新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川景子)は、新人脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に映画の脚本の相談を持ち掛ける。その元となるのは、15年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた「笹塚町一家殺害事件」。事件が起きた小さな町・笹塚町は、真尋の生まれ故郷。判決も確定しているこの事件を、香はなぜ撮りたいのか、事件を調べていくうちに、衝撃の真実にたどりつく――。キーワードは、「裁判」と「映画」。実際に起きた一家殺害事件の映画化を持ち掛けた香と、相談を受けた真尋、女性2人が軸となって物語が展開していく。黒木さんが演じるのは、真尋の師、大物脚本家・大畠凜子。真尋に厳しい言葉を投げかける一方、「笹塚町一家殺害事件」に興味を持つ。竹内さんが演じるのは、妹の沙良を刺殺して自宅を放火し、さらに両親をも死に追いやったとして死刑囚の身になった、物語を動かす重要なキャラクター・立石力輝斗。そして、力輝斗の高校生の妹・沙良は久保さんが演じる。またこの兄妹は、幼き日の香とある接点が…。黒木さんは「初めてご一緒した北川景子さん、吉岡里帆さんとは、撮影の合い間、ずっと女子トークで盛り上がっていました。すてきな方々と共演出来た大切な作品、ぜひ多くの方にご覧頂きたいです」とコメントし、「挑戦したことのない役柄だったので、純粋に嬉しかったし、好奇心が掻き立てられました」と出演決定時をふり返った竹内さんは、「是非たくさんの方にこの『落日』をいろんな角度から楽しんで頂きたいです。特に久保史緒里さんとの兄妹のシーンは、生々しく人間味溢れるシーンになっています!是非ご期待ください」とメッセージを寄せた。さらに、日の名残りを感じる夕暮れと空に刻まれたタイトルが目を引く、香と真尋が真実を掴もうとする様子が表現されたポスタービジュアル、物語の一端が垣間見える特報映像も公開された。「連続ドラマW 湊かなえ『落日』」は9月10日(日)22時~WOWOWにて放送・配信(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月28日兵庫県立淡路島公園にあるアニメパーク「ニジゲンノモリ」の アトラクション「NARUTO&BORUTO忍里」の最新イベント情報をお届けします。■キッズ限定!『忍里限定 製作体験コーナー第1弾 ~手裏剣修業の巻~』 7月8日(土)より開校!「NARUTO&BORUTO 忍里」では、はじめてのクラフト体験ができる「キッズアカデミー開校!忍里限定特別体験コーナー! ~第1弾 手裏剣修業の巻~」を7月8日(土)~9月2日(土)期間限定で開催いたします。本イベントでは、6歳以下のお子様を対象に、忍里工房での手裏剣クラフト体験と忍術手裏剣修業に挑戦することができます。手裏剣クラフト体験では、ゴム製で安全な手裏剣に、自分の好きなシールを貼って、オリジナルの手裏剣をつくることができます。そして、完成した手裏剣をつかって、忍術手裏剣修業へ!何枚の的に手裏剣を当てられるか、はじめての任務に挑みましょう!■概要期間:7月8日(土)~9月2日(土)受付時間:12:00~17:00※営業時間は予告なく変更する場合があります対象:6歳以下のお子様※アトラクションへの入場には、1名以上の大人の同伴が必須参 加 費:300円※別途、入場料が必要となります内容:手裏剣クラフト体験と忍術手裏剣修業をお楽しみいただけます。①手裏剣クラフト体験/ゴム製の手裏剣にシールを貼り、名前を書いて自分だけの手裏剣を作成②忍術手裏剣修業/自分が作った手裏剣を的に向かって投げ何かプレゼントがもらえるかも!?URL: © 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ▲自由に彩って、自分だけの手裏剣をつくろう▲オリジナル手裏剣で修業に挑め!【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月06日「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」の紫陽花やハーブガーデンが、2023年5月末頃より見ごろを迎える。「練馬区立 四季の香ローズガーデン」1,300株以上の紫陽花が開花それぞれテーマの異なる2つのローズガーデンとハーブガーデンを中心に、季節の移ろいに合わせて咲く花々を展示している「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」。初夏の園内には、山紫陽花を中心に1,300株以上の紫陽花が開花。様々な色彩や花形の紫陽花が、この季節ならではの風情ある一景を見せてくれる。また、その甘く華やかな香りで人気のユリも各所に開花。白やピンクなど様々な色で咲くユリは、品種により開花時期が異なるため、様々な色彩や香りを長い期間に渡って楽しめるという。ハーブガーデンも見頃に紫陽花の開花と合わせて、180品種以上のハーブが楽しめるハーブガーデンも最盛期となる。様々な料理を引き立てるハーブが咲く「キッチンガーデン」、ハーブティーに最適なハーブに焦点を当てた「ティーガーデン」、ポプリなリース、ハーブ染めなどに用いられるハーブを集めた「ポプリガーデン」の3つのガーデンに、個性豊かなハーブが咲く。開催概要「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」紫陽花・ハーブシーズン見頃:2023年5月末頃場所:練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン(東京都練馬区光が丘 5-2-6)開園時間:9:00〜17:00休園日:毎週火曜日(火曜日が祝休日にあたる場合、その直後の祝休日でない日)および年末年始(12月29日~1月3日)入園料:無料
2023年05月26日エドワーズ壽里が手がけるリトリートアジアで話題のヨガインストラクター・エドワーズ壽里が、サウンドバスアーティスト・HIKOKONAMI氏とコラボしたリトリート企画「Deep into yourself-movement and deep listening-」が、2023年6月10日(土)、6月11日(日)に開催される。場所は千葉県・稲毛海岸の「SUNSET BEACH PARK」。仕事や人間関係を忘れて自身とじっくり向き合い、疲れた心や体を癒やして自分と再び繋がる時間を提供する。自分自身を再発見するウェルネス体験を同リトリートは、1泊2日のプログラム。エドワーズ壽里によるヨガと瞑想やHIKOKONAMI氏によるサウンドバスなど、心と身体のバランスを整えるウェルネス体験で構成されている。またからだが喜ぶ食事や、自然の中でリラックスしながらのアクティビティをなどトータルコーディネート。食事はヴィーガンプランも選択可能だ。参加者にはオーストラリア発「Le Tan」の日焼け止めや、国産CBDスキンケア「WALALA」のサンプルセットなど、嬉しいギフトも用意されている。プログラム参加料を含む基本料金は、1泊2食付きで税込60,000円。定員は14名で2023年5月26日まで予約を受けつけている。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Deep into yourself-movement and deep listening-」
2023年05月10日アロマには免疫活性やセルフメンテナンスの役割も!英国IFA認定アロマセラピスト 濱美奈子氏による『アロマ調香講座』が池袋コミュニティ・カレッジで開催されます。同講座は全3回で、開催日は5月26日(金)、6月30日(金)、7月28日(金)です。第1回は、調香の基本や精油を使った調香方法について学んだ後、アロマミストを製作します。第2回はロールオンアロマ製作、第3回はアロマフレグランス製作を予定しています。1回毎の申し込みも可能です。1回当たりの受講料は会員が5,610円、一般が6,160円、3回分の受講料は会員が16,830円、一般が18,480円となっています。1回毎の申し込みは電話(03-5494-5488)で、3回分の申し込みは池袋コミュニティ・カレッジのホームページで受け付けています。占星術アロマテラピー(R)などを考案濱美奈子氏は、航空会社在職中からアロマテラピーに関する勉強をはじめ、1996年から講師、セラピストとしての活動を開始しました。その後、1人1人の内面に寄り添う占星術アロマテラピー(R)と占星術アロマテラピー(R)精油を考案。2007年から、占星術アロマテラピー養成コースを行っています。2018年には、女優の羽田美智子氏とともにアロマテラピーブランド「M’s aroma」を立ち上げました。現在は、アロマセラピストや講師、コンテンツの制作、執筆など、多方面で活躍しています。(画像は濱美奈子オフィシャルサイトより)【参考】※池袋コミュニティ・カレッジ※濱美奈子オフィシャルサイト
2023年05月09日「1人で子ども2人連れていくこともあって、カオスよ…」(※画像は里田まいさんオフィシャルブログより)2012年にプロ野球選手の田中将大さんと結婚し、2016年に第一子となる長男、2019年に第二子となる長女を出産した里田まいさん。7年間のニューヨーク生活を経て2021年に日本に帰国しました。里田さんは今年4月に自身のブランドを立ち上げ、公式サイトも開設。そこでは動画も公開しており、飛行機で移動する機会の多い里田さんならではの「子連れ旅行」についてトークしていた。子どもたちを連れて海外へ移動する際の荷物や機内での過ごし方について、よく聞かれるという里田さん。荷造りについては、お子さんたちもやれることはやってもらうそうですが、「パッキングはまだ少し難しい」といいます。洗濯ができるようなところに宿泊する場合、1週間ならパンツ3つ、シャツ3つなど最小限の荷物にしていますが、それでもお子さんがもっと小さかった頃は大きいスーツケースやベビーカーが必要で、大荷物での移動はやはり大変だったそう。日本からニューヨークまでとなると、フライトは14時間。長男が4歳を過ぎてからはママを助けようと頑張ってくれるようになったものの、「1人で子ども2人連れていくこともあって、カオスよ……」と当時を振り返ります。そんな長時間フライトを乗り切るコツとして里田さんがあげたのは、「iPadに見たいものを全部ダウンロードしておく」「充電を完了させておく」「イヤホンはコードレスにしておく」。そのうえで、お絵描きが好きな長男には落書き帳と鉛筆を、そして長男長女それぞれにお菓子もいっぱい持たせて機内に乗り込むと明かしました。長女が小さい頃は、「泣いて泣いて、抱っこでしか寝られない」こともあったそうで、機内では立ちっぱなしで抱っこし寝かしつけ、それでも泣くときは周りの人に謝ったりと、苦労したことも……。そんなとき、里田さんは「1年365日あるうちの、たった14時間だからね」と自分に言い聞かせながら乗り切ったのだといいます。ちなみに里田さんは失くしものや忘れものをすることが多いのに、不思議と全部戻ってくるというエピソードも。家の中で1日に何十回となくなるテレビのリモコンや、自転車の鍵など「あるある!」と共感するようなモノもさることながら、空港で落とし物をして呼び出されたこともあるのだそう。それはアメリカの空港で搭乗手続きを終え、機内に入った後のこと。突然「まさひろたなか、カモン」とアナウンスが流れ、「何かあったのかな!?」と空港内に戻ったところ、落としたiPadが届けられていたことのだそうです。なぜ持ち主がわかったのかというと、「たまたまiPadの後ろに『まさひろたなか』って貼ってあって。それで見つかった」。不幸中の幸いとは、まさにこのことですね。とはいえ、いずれ見つかる可能性があるとしても、搭乗手続きなど時間が決まっているときに必要なものが見つからないと非常に困ります。里田さんは以前、空港に着いてからパスポートが見つからなくなり、スーツケースを開けて大慌てで探したことがあったそうで、その失敗から学び、今ではケータイとチケット、パスポートは斜めがけの小さなバッグに入れて、すぐに取り出せるようにしていると話していました。
2023年05月01日兵庫県立淡路島公園にあるアニメパーク「ニジゲンノモリ」の アトラクション「NARUTO&BORUTO忍里」の最新イベント情報をお届けします。■「忍里4周年記念イベント」第2弾『忍法宝探し』 4月22日(土)、23日(日)限定で開催ニジゲンノモリの人気アトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」では、2023年4月に4周年をむかえることを記念し、「忍里4周年記念イベント」を開催いたします。イベント第2弾では、広大な忍里の敷地に隠された合計100枚の“天の印”、“地の印”からそれぞれ1枚ずつを探し出し、インフォメーションに報告頂いた皆様に「忍里オリジナルクリアファイル」をプレゼントいたします。2022年に開催した3つの特別任務「猪鹿蝶」篇、「第七班」篇、「ミナト班」篇で描かれたオリジナルデザインのキャラクターが集結する限定クリアファイルを手に入れましょう!■「忍里4周年記念イベント」第2弾『忍法宝探し』概要期間:4月22日(土)、23日(日)営業時間:10:00~22:00(最終受付20:00)内容:広大な忍里の敷地に隠された“天の印”と“地の印”を入手し、インフォメーションへ報告された方に「忍里オリジナルクリアファイル」をプレゼント料金:無料※別途入場チケットが必要になります※プレンゼントがなくなり次第、終了特典:イベントをクリアすると、2022年に開催した3つの特別任務で描かれたオリジナルデザインのキャラクターが集結した限定クリアファイルをプレゼントURL: ■新発売 限定グッズ情報!4月22日(土)より新たな「NARUTO&BORUTO忍里」限定グッズを販売開始いたします。▲忍里オリジナルChibiぬいぐるみ 2,420円(税込)▲忍里オリジナルChibiぬいぐるみ 2,420円(税込)▲忍里オリジナルChibiぬいぐるみ 2,420円(税込)© 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろホーム : 【公式】NARUTO×BORUTO | 忍里 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月07日株式会社 松栄堂(代表取締役社長:畑 正高)は、日本のお香文化を紐解く書籍『香が語る日本文化史 香千秋』を2023年2月25日に出版しました。『香が語る日本文化史 香千秋』は、2001年に刊行した『香千載』(光村推古書院)を大幅に増補改訂したもので、多くの資料を通じて、日本のお香文化へ多角的にアプローチします。URL: 『香が語る日本文化史 香千秋』表紙お香の歴史はいつから?平安貴族が作った香りとは?戦国大名とお香の関わりって?源氏香ってどんなもの?江戸時代から十二代続く京都の香老舗に生まれた著者が、100年ごとに時代を追って、香を軸に日本文化を見つめます。典雅な香道具や歴史的資料など、豊富なカラー図版も見どころ。巻末に「源氏香図・系図香図・三種香図」一覧つき。日英文併記。■3つの特長・「香」を軸に日本の文化史を通覧する、ユニークな構成。・これまでの関連書籍にはなかった「日英文併記」により、日本の香りに関心の高い国内外の読者へ訴求します。・豊富なカラー図版により、視覚的にも理解を促進します。■著者紹介畑 正高昭和29年京都生まれ。同志社大学卒業。1年渡英の後、香老舗 松栄堂に入社。平成10年、同社代表取締役社長に就任。香文化普及発展のため国内外での講演・文化活動にも意欲的に取り組む。著書に「香清話」(淡交社)、「香三才」(東京書籍)などがある。■翻訳者紹介マイケル ジャメンツ昭和23年アメリカ生まれ、ハーバード大学博士課程修了後、平成7年から京都に住み、京都大学などで非常勤講師をつとめながら、中世文学研究と英語翻訳に携わる。■ふたつの連動企画で、もっとお香に詳しくなる!〈新書籍発刊記念展「香千秋」〉会期:3月28日(火)~4月18日(火)場所:松栄堂 薫習館(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)概要:松栄堂本店に隣接する小さな香りの博物館「薫習館(くんじゅうかん)」で開催します(入場無料)。本書に登場する香道具の展示をはじめ、手に取って本書をご覧いただけます。薫習館では他にも、貴重な天然香料の香りを体験できるスポットや、お線香作りのジオラマ展示など、日本のお香にまつわるさまざまな企画を展開中です。〈匂い香づくりワークショップ〉会期 : 4月17日(月)・18日(火)場所 : 大垣書店(京都市) 京都本店イベントスペース「催」参加費 : 1,980円(税込)概要 : タブレット状の原料を自由に組み合わせて、オリジナルの香りを作ることができます。仕上がった香りはカラフルな巾着袋に入れて、匂い袋としてお持ち帰りいただけます。詳細・お申し込み: 松栄堂ウェブサイトでご確認ください。 ■商品情報書名 :香が語る日本文化史 香千秋発売日 :2023年2月25日著者 :畑 正高訳者 :マイケル ジャメンツ定価 :1,980円(税込)版型 :B5判 並製ページ数 :116ページISBNコード:978-4-9912784-0-2 C0076 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月30日ネット上でたびたび話題になる、「『たけのこの里』か、『きのこの山』か」という議論。チョコスナックの『たけのこの里』と『きのこの山』は、人により好みが分かれるため、たびたび『派閥争い』が起きているのです。そんな『たけのこの里か、きのこの山』論争に、新たな火種が生まれています。けんけん(@osaka_gourmet_)さんは、お酒を提供する飲食店を利用。『山崎』のブランドで知られるウィスキーのおかずとして出てきたのは…。大阪のとあるバーでたけのこの里をウイスキーで浸したアテを食べたけど、これめっちゃ良い。サクサククッキー生地にじんわりウイスキーが染みて大人な味わい。どハマりしました。家でも真似しよ。 pic.twitter.com/3wsjrV0X3F — けんけん@大阪グルメ (@osaka_gourmet_) March 18, 2023 小皿に置かれていたのは、『たけのこの里』にウィスキーをかけた1品なのです!『たけのこの里』派だというけんけんさんは、味の感想について「サクサクしたクッキー生地に、じんわりとしたウイスキーが染みて大人な味わい」とコメント。クセになる組み合わせだったといい、「自宅でもマネしようと思う」と、気に入ったようです。一方、『きのこの山』では「お酒が染みにくいのではないか」と分析しました。Twitter上では、『たけのこの里』とウィスキーの組み合わせに、「マネしたい!」といった反応が相次いでいます。・早速試してみたら、とてもおいしかった!・『たけのこの里』の大勝利か!?・目からウロコ!これいいんじゃない?お酒を普段から飲んで、甘いものも好きな人なら、一度は試してみたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年03月21日