■これまでのあらすじアユはワンオペ育児をいいことに、娘には女の子らしさを強要する毎日。幼稚園にあがった娘はピアノよりサッカーがやりたいといったり、ズボンを履いて得意げだったり…。それに我慢できないアユは幼稚園を辞めると言い出す。娘にズボンを脱ぐように言うが娘は大反発!自分の好きを通したい娘を叱りつけているところを夫に見られ…。私が「女の子らしさの呪い」に囚われるきっかけになったのは、小学生時代でした。ボーイッシュだった私が、女の子らしい服装や立ち振る舞いをすることで、世界は一変。貴司も、女の子らしい私が好きだから結婚してくれたはずです。華恋には、昔の私みたいな不自由な思いはさせたくありません。だからこそ、女の子らしく育ってほしかったのに…!次回に続く(全11話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年04月19日■これまでのあらすじアユは優しい夫と娘の3人暮らし。夫は忙しいが育児を邪魔されないのをいいことに、娘には女の子らしい服を着せ、女の子らしい遊びを強要する毎日。あるとき、危うく本性がバレそうになるが笑顔で乗り切った。が、幼稚園に入ってからの娘は反発するようになり、ピアノを辞めると言い出し…。かわいいスカートの制服を履かせて、ピアノを習わせて、女の子らしさに磨きをかける。そのために、この幼稚園に入園させたのに…!私の方針とは真逆を行く華恋に、「このままじゃ幸せになれない…」と、過去のトラウマがよみがえってきました。そこに追い打ちをかけたのが、華恋のズボン制服姿。私は一気に頭に血が昇ってしまい…。次回に続く(全11話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年04月17日■これまでのあらすじアユは優しい夫と娘の3人暮らし。夫が忙しすぎるので、専業主婦のアユは育児を邪魔されないと笑顔。娘には女の子らしい服を着せ、女の子らしい遊びを強要する毎日。そんなとき、結婚記念日に危うく本性がバレそうになるが笑顔で乗り切った。そして、選びに選んだ幼稚園に入った娘だが、ズボン制服を着て現れて大ショック!華恋の通う幼稚園にはいろんな課外授業があり、希望の習い事を選べるようになっています。その中でもピアノが一番女の子らしいと思って始めさせたのですが、まさか1年で辞めたいと言い出すなんて…!しかも華恋の口から発せられたのは「サッカーやりたい」……嘘でしょう!?次回に続く(全11話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年04月16日三鷹の森ジブリ美術館では、宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』の新企画展示が5月25日(土)からスタートする。新展示は、“第二部レイアウト編”と題され、レイアウトを、200点あまり展示する。レイアウトとは、そのカットの背景やキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークなどが書き込まれた、アニメーションの設計図。本作では、原画担当のアニメーターによって描かれ、宮崎監督と作画監督が確認・修正。製作過程で描かれた絵のほとんどが、紙に鉛筆と絵の具で描かれているという意味において、近年では稀な手描きアニメーション作品。本企画展示では、製作過程において描かれた絵をそのまま展示し、手描きの表現の豊かさと、カットにこめられた力と思いが感じられる展示を目指しており、3期にわたり、展示物を半年ごとに全て入れ替えて公開中だ。新企画展示「君たちはどう生きるか」展第二部レイアウト編は5月25日(土)~11月10日(日)三鷹の森ジブリ美術館にて開催予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年04月10日ミュウミュウは2024年4月5日、「Women’s Tales(女性たちの物語)」の第27弾『I AM THE BEAUTY OF YOUR BEAUTY, I AM THE FEAR OF YOUR FEAR』の上映会を東京 シネスイッチ銀座で開催しました。Courtesy of Miu Miu2011年よりスタートしたミュウミュウのショートフィルムプロジェクト「Women’s Tales(女性たちの物語)」は、国際的に活躍する女性映画監督が撮影を手掛け、女性ならではの感性によって、ときには美しく、ときには妖しく、そして幻想的な世界を色鮮やかに描き出しています。これまでに発表された27本のショートフィルムでは、それぞれ異なるシネマチックな世界が描き出されており、各フィルムに共通するのは、時代を超えたテーマについての問いかけです。「女性たちの物語」は女性監督たちに、21世紀の女性らしさを鋭い視点で称える作品を制作してほしいという依頼から実現しました。それは、女性の感性に訴えかけて、自分を見直す機会を与えるものであり古いことや新しいことの中に複雑さや矛盾を容認するものです。©FASHION HEADLINE©FASHION HEADLINE3月に上海でプレミア公開されたマレーシアのタン・チュイムイ監督による同最新作のスクリーニングに加え、小説家・詩人の川上未映子氏と映画評論家の立田敦子氏によるスペシャルなトークセッションが実施され、本プロジェクトや最新作にまつわる対談が繰り広げられました。©Brigitte Lacombe©Brigitte LacombeCourtesy of Miu Miu会場には、ミュウミュウの最新コレクションを纏ったアンバサダーのTWICE MOMOをはじめ、赤楚衛二、森星、山本美月など、多数のゲストが来場しました。Courtesy of Miu Miu上映会後は、東京エディション銀座にて、DJを迎え華やかなカクテルパーティも開催されました。©FASHION HEADLINE©FASHION HEADLINE©FASHION HEADLINE■上映作品情報第27弾 『I AM THE BEAUTY OF YOUR BEAUTY, I AM THE FEAR OF YOUR FEAR』監督/タン・チュイムイ公開/2024年3月12日お問い合わせ:ミュウミュウ クライアントサービスTel: 0120.451.993
2024年04月09日「第96回アカデミー賞」を受賞した『君たちはどう生きるか』と『ゴジラ-1.0』が、週末観客動員ランキングのTOP10に返り咲いた。長編アニメーション映画部門賞を受賞した、宮崎駿監督10年ぶりとなる最新作、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』は、3月17日までの248日間で観客動員612万人/興行収入90.8億円を突破。週末観客動員ランキングでは8位にランクアップし、9月29日週以来、約6か月ぶりにTOP10入りとなった。本作は、この受賞を記念して、3月20日(水・祝)からは英語吹き替え版(日本語字幕付き)の上映も決定しており、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューら超豪華キャストが参加している。一方、視覚効果賞を受賞し、映画の歴史を変えた、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高ら出演の『ゴジラ-1.0』は、3月17日までの136日間で観客動員420万人/興行収入64.1億円を突破。週末観客動員ランキングでは4位にランクアップし、TOP5に12月29日週以来、11週ぶりにランクイン。本作は、凱旋拡大上映が決定している。▼『君たちはどう生きるか』英語吹き替え版キャスト眞人/ルカ・パドヴァン青サギ/ロバート・パティンソンキリコ/フローレンス・ピューヒミ/カレン・フクハラ夏子/ジェンマ・チャン勝一/クリスチャン・ベール老ペリカン/ウィレム・デフォーインコ大王/デイブ・バウティスタ大伯父/マーク・ハミル『君たちはどう生きるか』『ゴジラ-1.0』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2024年03月18日映画『君たちはどう生きるか』と『ゴジラ-1.0』の最新興行成績&週末観客動員ランキングが18日、明らかになった。アメリカ・ロサンゼルスで開催された第96回米アカデミー賞において長編アニメーション映画部門賞を受賞した、宮崎駿監督10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』(製作:スタジオジブリ)。そして、視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』。2作が、3月15日~17日の週末観客動員ランキングでTOP10内に返り咲いた(※興行通信社調べ)。『君たちはどう生きるか』は3月17日までの公開248日間で観客動員612万人、興行収入90.8億円を突破。週末観客動員ランキングでは8位にランクアップし、2023年9月29週以来、約6か月ぶりにTOP10入りとなった。同作はこの度の受賞を記念し、20日より英語吹替版(日本語字幕付き)の全国上映も決定。英語吹替版はクリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華キャストが英語吹き替えを担当していることでも大きな話題となっている。また、『ゴジラ-1.0』は3月17日までの136日間で観客動員420万人、興行収入64.1億円を突破。週末観客動員ランキングでは4位にランクアップし、2023年12月29日週以来、11週ぶりにTOP5にランクインした。この度の快挙を祝して、凱旋拡大上映が決定している。【編集部MEMO】映画『君たちはどう生きるか』は宮崎駿監督10年ぶりの最新作。宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。映画『ゴジラ-1.0』は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。(C)2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli(C)2023 TOHO CO., LTD.
2024年03月18日デンマーク発・フットウェア&ライフスタイルブランド「ECCO(エコー)」は、MEN’S&WOMEN’Sスニーカー新作『ECCO BIOM 2.2(エコー バイオム2.2)』(価格:19,800-29,700円(税込))をECCO公式オンラインストア及びECCO直営店舗・全国百貨店内ECCO販売拠点にて発売しました。スタイルもパフォーマンスも叶える人間の基本動作「歩く」を最適化する新作『ECCO BIOM 2.2(エコー バイオム2.2)』は、人間の基本動作「歩く」を現代のライフスタイルに高次元で最適化したスニーカーで、ドイツのケルンスポーツ大学と協働し、約2,500人のアスリートの足をスキャンして製造したラスト(木型)をベースにしてつくられた『BIOM(バイオム)』シリーズの最新作です。『BIOM(バイオム)』シリーズは2010年の発売以降ウォーキング用、アウトドア、トレイル用、街履きスニーカー、そしてゴルファーの足を支え続けるゴルフシューズにまで拡張・進化し続けるECCOを代表する人気コレクションのひとつで、新作『BIOM 2.2(バイオム2.2)』はBIOMならではのラストを活かしつつ最新技術LYTR(ライター)テクノロジーとECCO独自の一体成型技術FLUIDFORM(TM)(フルイドフォルム)テクノロジーの融合による機能性と快適性を高次元で実現。さらに現代に欠かせないライフスタイルに合わせたスニーカースタイルとしての汎用性も強化しました。1. 約2,500名のアスリートの足をスキャンして製造したBIOM(バイオム)ラストで人間の自然な足の動きを最適化生体力学的(Biomechanical)からインスパイアされたBIOM(バイオム)はドイツのケルンスポーツ大学と協働し、約2,500人のアスリートの足をスキャンしてつくられた独自のラスト(木型)を採用。人間が本来持つ自然な足の動きを最適化します。日常使いのスニーカーで最上級のパフォーマンスを手に入れる、BIOMは日常使いだからと言って妥協することなく、「歩く」という基本動作パフォーマンスを最適化するためにつくられたスニーカーです。2. 新技術LYTR(ライター)テクノロジーとFLUIDFORM(TM)(フルイドフォルム)の融合による機能性と快適性の高次元での両立新技術LYTR(ライター)テクノロジーは、異なる素材をそれぞれの特徴を活かしながら一つにし、ECCO独自の一体成型製法(FLUIDFORM(TM)フルイドフォルム)で軽量性、反発性、そしてフィット感に優れた履き心地の3つを叶えました。3. プレミアムレザー、コンビネーションとメッシュアッパーの3スタイルでライフスタイルに合わせられる汎用性機能性と履き心地を極めたスニーカーでありながら、履く人のライフスタイルに合わせたモダンなスタイルを3タイプ用意しました。イチオシのレザーとファブリックのコンビネーションスタイルは、モダンな見た目と絶妙なカラーリングで他とは一味違うスタイルを仕上げます。ハイエンドのプレミアムレザーのアッパーはアスレティックなフォルムに高級感をプラスしながらパンチングレザーが効いていて通気性にも優れます。そしてエンジニアードメッシュスタイルは、見た目の軽快さと通気性が秀逸な一足。どのスタイルも背面のリボンは視認性を高めるだけではなく、簡単に着脱できるなどの細部までのこだわりを凝縮した一足です。<商品特徴>・約2,500人のアスリートの足をスキャンして製造したBIOMラスト(木型)により、人間の足が本来持つ足の動きを最適化・新技術LYTR(ライター)テクノロジー採用でソール部分に異なる素材の最適化と軽量化、弾力性と柔軟性を実現・足の凹凸にぴったりとフィットする独自のFLUIDFORM(TM)(フルイドフォルム)テクノロジーで長時間履いても疲れにくい抜群の履き心地・アッパーにレザーとファブリックのコンビネーション、プレミアムレザー、そしてエンジニアードメッシュの3タイプを採用。通気性とアスレティックでモダンな見た目をライフスタイルに合わせてお選びいただけます<商品概要>・ECCO MEN’S BIOM 2.2(エコーバイオム 2.2)ファブリックXレザーカラー:SHADOW WHITE/BLACK&LIMESTONE/SAGE/BLACK&BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)価格:27,000円(税込)プレミアムレザーカラー:WHITE/SAND/OMBRE/BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)価格:29,700円(税込)エンジニアードメッシュカラー:CONCRETE/OMBRE/BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)・ECCO WOMEN’S BIOM 2.2(エコーバイオム 2.2)ファブリックXレザーカラー:WHITE/MATCHA/BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)価格:27,000円(税込)プレミアムレザーカラー:WHITE/AIR/BLACKサイズ:36-40(日本サイズ約22.5cm-25cm)価格:29,700円(税込)エンジニアードメッシュカラー:ROSE DUST/BUBBLEGUM/BLUE BELLサイズ:35-40(日本サイズ約22.5cm-25cm)価格:19,800円(税込)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年03月12日第96回アカデミー賞にて、長編アニメ映画賞を受賞したスタジオジブリ映画『君たちはどう生きるか』。この度、この受賞記念として、“英語吹替版(日本語字幕付き)”の上映が決定した。本作は、宮崎駿監督10年ぶりとなる長編映画最新作。監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、全く別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー。アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された今回のアカデミー賞授賞式。スタジオジブリ作品が同賞に輝くのは、『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目となった。今回上映が決定した英語吹替版(日本語字幕付き)の日本語字幕は、英語セリフを翻訳したセリフではなく、オリジナル台本のセリフを使用。主人公の眞人役を演じるのは「YOU -君がすべて-」シーズン1でパコ役を演じたルカ・パドヴァン。青サギ役にロバート・パティンソン、キリコ役にフローレンス・ピュー、ヒミ役に福原カレン、夏子役にジェンマ・チャン、勝一役にクリスチャン・ベール、大伯父役にマーク・ハミル、老ペリカン役にウィレム・デフォー、インコ大王にデイヴ・バウティスタがキャスティングされている。ファンからは「英語版で見たいと思っていました!嬉しいです~」、「絶対に行きます!」、「英語で違う声優さんでまた楽しめる」、「これはもう一度観にいかないと!!!!」などと上映を喜ぶ声が寄せられている。『君たちはどう生きるか』英語吹替版(日本語字幕付き)は3月20日(水・祝)より上映。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年03月11日『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目のオスカーを受賞したスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の鈴木敏夫プロデューサーが3月11日、スタジオジブリで行われた会見に出席し、受賞した瞬間の宮崎駿監督の様子などを伝えた。会見に登場した鈴木プロデューサーは、「彼(宮崎監督)のアトリエがそばにありまして、そこで彼は待ち構えていました」と語ると「電話で話したのですが、興奮していましたね。もともと『俺は気にしていないから』と一生懸命自分の気持ちを抑えるような仕草を見せていましたが、(喜びが)漏れ出ているような感じでした。結構欲しがらないと言いながら、欲しいんだなと思いました。その後も緊張が続いていたようです」とユーモアを交えて報告する。今回の長編アニメ映画賞には、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』など良質のアニメーション作品もノミネートされていたが、見事オスカーを手にした。鈴木プロデューサーは「基準があるのだろうけれど、正直僕にはどうして選ばれたのかは分からない。アカデミー協会の会員の方に感謝するのみです」と語ると「でも僕は日本のお客さんよりもアメリカの方がすんなり受け入れやすかったのかなと思うんです」と持論を展開する。さらに鈴木プロデューサーは「映画の公開中はあまり言わなかったのですが、彼(宮崎監督)が何をやっているのか、何となく分かっていたんです」と続けると「旧約聖書の黙示録。宮崎の黙示録だと思ったんです。それは映像を観ていると分かる。その意味で、アメリカの方がストーリーは受け入れやすかったんじゃないかなと思っています」と作品の解釈を述べていた。鈴木プロデューサー自身も「こういう受賞は時の運だと思っているので、やっぱり発表された瞬間は心の底から嬉しかった。それ以上の感情はありません」と語ると、「アカデミー賞というのは僕も映画ファンの一人なので注目していたのですが、作品を選ぶ基準が面白い。やっぱりすごい賞」と感無量な表情を浮かべていた。『風立ちぬ』から10年の歳月が流れた。鈴木プロデューサーは宮崎監督について「引退、復帰とオオカミ少年と言われていたこともありました」とふり返ると、「でもいつも最後だと思っているんです」と、常に決死の覚悟で作品に臨んでいることを明かす。日本国内のみならず世界的にも大きな成功を遂げている本作だが、今後について鈴木プロデューサーは「まだ白紙です。僕も宮崎も準備から含めると10年近くの歳月を要し疲労が残っている。それを取るにはもう少し時間が掛かるので、疲れが取れてから考えたい」と述べると「長編を作るというのはとても大変なこと。いまは短編をやったらどうか……という話をしています」と今後の展望について、ほんの少し語っていた。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年03月11日映画『君たちはどう生きるか』の「第96回 米アカデミー賞」長編アニメーション映画部門賞ノミネート会見が11日にスタジオジブリで行われ、スタジオジブリ 鈴木敏夫プロデューサーが出席した。○宮崎駿監督、21年ぶり2度目の快挙に喜び「良かったです」宮崎駿監督作品としては、2002年米公開の『千と千尋の神隠し』、2005年米公開の『ハウルの動く城』、2014年米公開の『風立ちぬ』に続く4度目の米アカデミー賞ノミネートになった同作。日本時間きょう早朝に行われた「第96回 米アカデミー賞」で長編アニメーション映画賞を受賞した。受賞発表直後に行われた記者会見に登場した鈴木Pは「オスカー像って1個もらえるじゃないですか? 実は注文してお金を出せば何個も作ってくれるんですね。さっき3個注文しました(笑)。どうもありがとうございました!」と話し、笑顔を見せる。そして「時の運だと思ってますから、こういう賞をいただけたのはやっぱり心の底から嬉しかったですね。もうそれ以上言いようがありません!」と受賞の喜びを語った。また、スタジオジブリ近くのアトリエで受賞式を視聴していたという宮崎監督と受賞後に電話で会話したそうで、「興奮してましたよね。『俺は気にしてないから』と一生懸命自分の気持ちを抑えるようにそういう言い方してましたけど、欲しがらないといいながら欲しいんだなと(笑)。(受賞に関しては)『良かったです』と。僕がつい、おめでとうございますという言い方をしちゃったら『お互い様です』と言っておりました」と宮崎監督の反応を明かした。オスカー像3個を注文した内訳については「いろんな要望が出てくる。『千と千尋の神隠し』のときに当時は1ドルを出すと余分に作ってくれることを知ったので、それで宮崎のところに1個、僕のところに1個、観覧用に1個あると便利かなと思って(笑)」と話し、「今1ドルかどうかわかりませんけど、高くなってたら減らしますね」と笑いを誘った。
2024年03月11日「第96回アカデミー賞」ライブストリームに、映画『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)より監督の宮崎駿とスタジオジブリ・プロデューサーの鈴木敏夫が登場した。宮崎監督10年ぶりとなる長編映画最新作『君たちはどう生きるか』は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、全く別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー。海外でも注目され、「第96回アカデミー賞」では長編アニメ映画賞にノミネート。宮崎監督の長編アニメ映画賞ノミネートは、史上最多タイ4度目となる。今回映像では、宮崎監督と鈴木プロデューサーのコメントが流れた。物語について、自伝かと問われると、「いや、でもコロナ禍にあったことですね」と回答。7年という、これまでとは異なる長い製作期間をふり返り、「よく最後までいけた」「終わらない作品じゃないかと思いました」とコメントしている。「第96回アカデミー賞授賞式」は3月11日(月)7時~WOWOWにて生中継・ライブ配信。※宮崎駿監督の「崎」、正しくは「たつざき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年03月04日デンマーク発・フットウェア&ライフスタイルブランド「ECCO(エコー)」は、MEN’S&WOMEN’Sスニーカー新作『ECCO BIOM 2.2(エコー バイオム2.2)』(価格:19,800-29,700円(税込))をECCO公式オンラインストア及びECCO直営店舗・全国百貨店内ECCO販売拠点にて発売しました。<商品ぺージ> 毎日の「歩く」を格上げしてくれるスニーカー『ECCO BIOM 2.2(エコー バイオム2.2)』は、人間の基本動作「歩く」を現代のライフスタイルに高次元で最適化したスニーカーで、ドイツのケルンスポーツ大学と協働し、約2,500人のアスリートの足をスキャンして製造したラスト(木型)をベースにしてつくられた『BIOM(バイオム)』シリーズの最新作です。『BIOM(バイオム)』シリーズは2010年の発売以降ウォーキング用、アウトドア、トレイル用、街履きスニーカー、そしてゴルファーの足を支え続けるゴルフシューズにまで拡張・進化し続けるECCOを代表する人気コレクションのひとつで、新作『BIOM 2.2(バイオム2.2)』はBIOMならではのラストを活かしつつ最新技術LYTR(ライター)テクノロジーとECCO独自の一体成型技術FLUIDFORM(TM)(フルイドフォルム)テクノロジーの融合による機能性と快適性を高次元で実現。さらに現代に欠かせないライフスタイルに合わせたスニーカースタイルとしての汎用性も強化しました。1. 約2,500名のアスリートの足をスキャンして製造したBIOM(バイオム)ラストで人間の自然な足の動きを最適化生体力学的(Biomechanical)からインスパイアされたBIOM(バイオム)はドイツのケルンスポーツ大学と協働し、約2,500人のアスリートの足をスキャンしてつくられた独自のラスト(木型)を採用。人間が本来持つ自然な足の動きを最適化します。日常使いのスニーカーで最上級のパフォーマンスを手に入れる、BIOMは日常使いだからと言って妥協することなく、「歩く」という基本動作パフォーマンスを最適化するためにつくられたスニーカーです。約2,500人のあるリートの足をスキャンした木型のBIOM 2.22. 新技術LYTR(ライター)テクノロジーとFLUIDFORM(TM)(フルイドフォルム)の融合による機能性と快適性の高次元での両立新技術LYTR(ライター)テクノロジーは、異なる素材をそれぞれの特徴を活かしながら一つにし、ECCO独自の一体成型製法(FLUIDFORM(TM)フルイドフォルム)で軽量性、反発性、そしてフィット感に優れた履き心地の3つを叶えました。3. プレミアムレザー、コンビネーションとメッシュアッパーの3スタイルでライフスタイルに合わせられる汎用性機能性と履き心地を極めたスニーカーでありながら、履く人のライフスタイルに合わせたモダンなスタイルを3タイプ用意しました。イチオシのレザーとファブリックのコンビネーションスタイルは、モダンな見た目と絶妙なカラーリングで他とは一味違うスタイルを仕上げます。ハイエンドのプレミアムレザーのアッパーはアスレティックなフォルムに高級感をプラスしながら パンチングレザーが効いていて通気性にも優れます。そしてエンジニアードメッシュスタイルは、見た目の軽快さと通気性が秀逸な一足。どのスタイルも背面のリボンは視認性を高めるだけではなく、簡単に着脱できるなどの細部までのこだわりを凝縮した一足です。レザーとファブリックのコンビネーションで個性的な足元を演出<商品特徴>・約2,500人のアスリートの足をスキャンして製造したBIOMラスト(木型)により、人間の足が本来持つ足の動きを最適化・新技術LYTR(ライター)テクノロジー採用でソール部分に異なる素材の最適化と軽量化、弾力性と柔軟性を実現・足の凹凸にぴったりとフィットする独自のFLUIDFORM(TM)(フルイドフォルム)テクノロジーで長時間履いても疲れにくい抜群の履き心地・アッパーにレザーとファブリックのコンビネーション、プレミアムレザー、そしてエンジニアードメッシュの3タイプを採用。通気性とアスレティックでモダンな見た目をライフスタイルに合わせてお選びいただけます<商品概要>・ECCO MEN’S BIOM 2.2(エコー バイオム 2.2)ファブリックXレザーカラー:SHADOW WHITE/BLACK&LIMESTONE/SAGE/BLACK&BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)価格 :27,000円(税込)プレミアムレザーカラー:WHITE/SAND/OMBRE/BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)価格 :29,700円(税込)エンジニアードメッシュカラー:CONCRETE/OMBRE/BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)・ECCO WOMEN’S BIOM 2.2(エコー バイオム 2.2)ファブリックXレザーカラー:WHITE/MATCHA/BLACKサイズ:39-45(日本サイズ約24.5cm-28cm)価格 :27,000円(税込)プレミアムレザーカラー:WHITE/AIR/BLACKサイズ:36-40(日本サイズ約22.5cm-25cm)価格 :29,700円(税込)エンジニアードメッシュカラー:ROSE DUST/BUBBLEGUM/BLUE BELLサイズ:35-40(日本サイズ約22.5cm-25cm)価格 :19,800円(税込)●商品ページMEN’S BIOM 2.2 WOMEN’S BIOM 2.2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月01日宮崎駿監督(83)の『君たちはどう生きるか』が2月18日、英国アカデミー賞のアニメ映画賞を受賞した。イギリスの公共放送BBCによれば、日本の作品がアニメ映画賞を受賞するのは初めてだという。昨年7月に日本で公開された『君たちはどう生きるか』は10年ぶりに宮崎監督が、脚本も自ら手掛けた長編作品として注目を集めた。だが、事前にストーリーが明かされなかったこともあり、「よくわからなかった」「子供には難しいのでは」という声も多かった。公開直後に本誌が取材した映画コメンテーターもこう語っていた。「終了したとき客席もドヨドヨしていましたが、実は私も初めて見たときは『何を訴えたいのか、よくわからないな』という感想を抱きました(笑)。そして2回目を見て、なるほど、と……」だが12月に北米で公開されると、“ジブリ史上最高額の興行収入を記録”と話題になり、3月11日に授賞式が行われるアカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネートされている。宮崎監督本人がキャスト・スタッフ限定の試写会で《おそらく訳がわからなかったでしょう。私自身、訳がわからないところがありました》とコメントした“難解作”は、なぜ欧米で高い評価を受けているのか?脚本家で映画ライターの竹内清人さんに聞いた。■日本とはタイトルが変わっている「日本で難解ととらえられたのは、おそらくタイトルの影響もあると思います。吉野源三郎による小説『君たちはどう生きるか』が原作であると、最初に刷り込まれてしまっていたので、『いったいどういう話になるの』と戸惑ってしまった面はあるでしょう。あえて宣伝をしなかったこともあり、観客がどんどん裏読みしてしまい、難しくとらえすぎてしまったのです。蓋を開けてみれば、宮崎さんの自伝に近い内容だった(笑)。いっぽう英語圏でのタイトルは『The Boy and the Heron(少年とサギ)』と非常にシンプルです。少年がサギと出会って、異界で冒険を経て成長していくストーリーだということがわかりやすく伝わったのだと思います」“ヒーローの成長物語”として素直に受け止められたのには、タイトル以外にも理由があるという。「神話学者のジョーゼフ・キャンベルは、世界中の神話はおおよそ1つのパターンに基づいていると提唱しています。それを映画に応用するために、ストーリーコンサルタントのクリストファー・ボグラーは、ストーリーを12のプロセスに整理したのです」竹内さんによれば、それは下記のようなものだという。【1】日常世界に主人公が不満を抱く【2】主人公がその世界から冒険に旅立とうとする【3】旅立ちの際に、他人から邪魔されたり、躊躇したりする【4】未知との恐怖を乗り越え、師匠と出会う【5】最初の関門を突破する【6】試練に立ち向かいながら、仲間や宿敵と出会う【7】もっとも危険な場所に接近する【8】最大の試練を受ける【9】報酬を受ける【10】帰路につく【11】もう一度困難に立ち向かい再生する【12】宝を持って帰還する「『君たちはどう生きるか』にも、この12のプロセスは当てはまります。絵コンテを描きながら物語を作っていく宮崎さんは、おそらく長年の経験則で本能的にこのメソッドを導き出しているのだと思います。欧米では日本と異なり、余計なバイアスがないために、ベーシックなヒーロー物語として受け入れやすかったのでしょう」最後に、宮崎監督のオスカー受賞の可能性について竹内さんに聞いた。「CG全盛の時代、『君たちはどう生きるか』の手描きアニメーションの魅力も非常に高く評価されています。また10年近くの充電期間を経て発表されたものが、これだけエネルギーにあふれた作品だということも審査員から評価されると思いますので、『千と千尋の神隠し』に続く2度目のオスカー獲得も充分ありえると思います」
2024年02月23日宮崎駿監督映画『君たちはどう生きるか』の音楽を担当した久石譲のインタビュー映像が、アカデミー賞公式YouTube「Oscars」で公開された。『君たちはどう生きるか』(The Boy and the Heron)は、宮崎監督10年ぶりの最新作。「第81回ゴールデン・グローブ賞」アニメ映画賞受賞、「第51回アニー賞」7部門ノミネート、「第78回毎日映画コンクール」大藤信郎賞受賞など、国内外で注目されている。そして先月、「第96回アカデミー賞」のノミネート作品発表が行われ、本作が長編アニメ映画賞部門に選出。今回公開された映像では、本作の映像とともに久石さんのインタビューが収録されており、そこでは宮崎駿監督とのやり取り、青サギの登場シーンの音楽や、本作のメインテーマ曲である「Ask me why」の制作秘話が語られている。コメント欄には「本当に天才ですね」、「この一年で聞いた中で最高のサウンドトラック」、「これが作曲賞にノミネートされなかったことが未だに信じられない」などの声が寄せられている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年02月07日第96回アカデミー賞の受賞作品が発表。宮﨑駿の『君たちはどう生きるか』が長編アニメ映画賞を受賞した。さらに、山崎貴監督『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞受賞を果たした。作品賞は『オッペンハイマー』また、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が最多の13部門ノミネートを果たし、作品賞に輝いた他、監督賞、キリアン・マーフィーの主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jr.の助演男優賞、撮影賞、編集賞などを受賞。11部門でノミネートされた『哀れなるものたち』は、エマ・ストーンの主演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞などにおいて受賞を果たしている。作品賞◆アカデミー作品賞受賞:『オッペンハイマー』『American Fiction(原題)』『落下の解剖学』『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『パスト ライブス/再会』『哀れなるものたち』『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』『関心領域』監督賞◆アカデミー監督賞受賞:クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』ジョナサン・グレイザー『関心領域』ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』主演男優賞◆アカデミー主演男優賞受賞:キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』ジェフリー・ライト『American Fiction(原題)』ポール・ジアマッティ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』主演女優賞◆アカデミー主演女優賞受賞:エマ・ストーン『哀れなるものたち』アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』助演女優賞◆アカデミー助演女優賞受賞:ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』アメリカ・フェレーラ『バービー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』助演男優賞◆アカデミー助演男優賞受賞:ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ライアン・ゴズリング『バービー』スターリング・K・ブラウン『American Fiction(英題)』国際長編映画賞◆アカデミー国際長編映画賞受賞:『関心領域』『Io Capitano(原題)』『PERFECT DAYS』『Society of the Snow(英題)』『The Teachers’ Lounge(英題)』長編アニメ映画賞◆アカデミー長編アニメ映画賞受賞:『君たちはどう生きるか』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ニモーナ』『ロボット・ドリームズ』脚本賞◆アカデミー脚本賞受賞:ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ『落下の解剖学』ジョシュ・シンガー、ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』サミー・バーチ、アレックス・メチャニク『May December(原題)』セリーヌ・ソン『パスト ライブス/再会』デヴィッド・ヘミングソン『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』脚色賞◆アカデミー脚色賞受賞:コード・ジェファーソン『American Fiction(原題)』グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック『バービー』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』ジョナサン・グレイザー『関心領域』撮影賞◆アカデミー撮影賞受賞:『オッペンハイマー』『伯爵』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『哀れなるものたち』編集賞◆アカデミー編集賞受賞:『オッペンハイマー』『落下の解剖学』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『哀れなるものたち』『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』美術賞◆アカデミー美術賞受賞:『哀れなるものたち』『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』『オッペンハイマー』衣装デザイン賞◆アカデミー衣装デザイン賞受賞:『哀れなるものたち』『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』『オッペンハイマー』メイクアップ&ヘアスタイリング賞◆アカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞:『哀れなるものたち』『Golda(原題)』『マエストロ:その音楽と愛と』『オッペンハイマー』『雪山の絆』音響賞◆アカデミー音響賞受賞:『関心領域』『マエストロ:その音楽と愛と』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』『オッペンハイマー』『ザ・クリエイター/創造者』作曲賞◆アカデミー作曲賞受賞:『オッペンハイマー』『American Fiction(原題)』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『哀れなるものたち』歌曲賞◆アカデミー歌曲賞受賞:『バービー』What Was I Made For?/ビリー・アイリッシュ、フィニアス・オコネル『ジョン・バティステ: アメリカン・シンフォニー』It Never Went Away『バービー』I’m Just Ken『フレーミングホット!チートス物語』The Fire Inside『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』Wahzhazhe (A Song For My People)視覚効果賞◆アカデミー視覚効果賞受賞:『ゴジラ-1.0』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』『ナポレオン』『ザ・クリエイター/創造者』長編ドキュメンタリー賞◆アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞:『20 Days in Mariupol(原題)』『Bobi Wine: The People’s President(原題)』『Four Daughters(原題)』『The Eternal Memory(原題)』『To Kill a Tiger(原題)』短編ドキュメンタリー賞◆アカデミー短編ドキュメンタリー賞受賞:『The Last Repair Shop(原題)』『Island in Between(原題)』『Nai Nai & Wài Pó(原題)』『The ABCs of Book Banning(原題)』『The Barber of Little Rock(原題)』短編アニメ映画賞◆アカデミー短編アニメ映画賞受賞:『WAR IS OVER! Inspired by the Music of John and Yoko(原題)』『Letter to a Pig(原題)』『Ninety-Five Senses(原題)』『Our Uniform(原題)』『Pachyderme(原題)』短編実写映画賞◆アカデミー短編実写映画賞受賞:『The Wonderful Story of Henry Sugar』『Invincible(原題)』『Knight of Fortune(原題)』『Red, White and Blue(原題)』『The After(原題)』
2024年01月26日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』が、第96回 アカデミー賞 長編アニメーション映画部門賞にノミネートされたことが23日、明らかになった。宮崎監督作品としては、2002年米公開の『千と千尋の神隠し』、2005年米公開の『ハウルの動く城』、2014年米公開の『風立ちぬ』に続く4度目のノミネートに。『千と千尋の神隠し』は日本作品で初めての受賞となった。『君たちはどう生きるか』は2023年12月8日からアメリカ&カナダにて2,205館で公開され、公開初日から3日間(12月8日~10日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1297万ドル(約19億円)を記録し、日本映画オリジナル作品としては初となる、北米週末興行収入ランキング第1位を獲得した。公開前から、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストが大きな話題となり、11月22日からニューヨーク、ロサンゼルスの4館で先行上映が開始され、アメリカでの宮崎駿監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど、観客を後押しする好意的なレビューが各メディアから出ており、12月1日にはニューヨーク映画批評家協会賞のBest Animated Filmを、12月10日にはロサンゼルス映画批評家協会賞のBest Animationとボストン映画批評家協会賞Best Animated Film、1月7日には日本作品としては初めて、第81回ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞を受賞するなど、賞レースにおいても大きな注目を集めていた。また、台湾では10月6日に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開8週目で観客動員数200万人を突破。11月1日に公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新、12月17日時点で観客動員数150万人を突破と、年末年始に公開となった、メキシコ、イギリス・アイルランド、イタリアでもスタジオジブリ作品として過去最高の興行成績となるなど、世界中で注目を集めている。世界各国での公開を前に海外映画祭へも続々と出品され、“邦画として初”、アニメーション作品としては“世界初“のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映された。○■スタジオジブリ 鈴木敏夫プロデューサー コメント『千と千尋の神隠し』に引き続き2度目のオスカーがもらえたら、本当に嬉しいです。3月の発表を心待ちにします。
2024年01月24日「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第51回アニー賞のノミネート作品が発表され、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)と新海誠監督『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)が、それぞれ作品賞を含む7部門にノミネート。『すずめの戸締まり』からは松村北斗が声優部門にもノミネートされた。アニー賞は1972年、国際アニメーションフィルム協会(International Animated Film Association)によって設立。年に一度、世界中の優れたアニメーション作品・スタッフ・キャストに贈られる賞で、「アニメ界のアカデミー賞」とされている。先日、第81回ゴールデン・グローブ賞にてアニメ映画賞を受賞した『君たちはどう生きるか』は、長編アニメ映画を対象にした作品賞ほか、宮崎監督の監督賞・脚本賞・ストーリーボード賞、音楽賞(久石譲)、キャラクターアニメーション賞、美術賞の7部門。同じくゴールデン・グローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた『すずめの戸締まり』は、作品賞ほか、FX賞、音楽賞(陣内一真、RADWIMPS)、キャラクターアニメーション賞、ストーリーボード賞、脚本賞、「閉じ師」の青年・宗像草太役をつとめた松村さんの声優賞の7部門にノミネート。作品賞にはそのほか、Netflixアニメ映画『ニモーナ』、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』といった話題作が並び、松村さんがノミネートされた声優部門には『ニモーナ』のクロエ・グレース・モレッツや『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のジャック・ブラックらがノミネートされている。『ニモーナ』© 2023 Netflix, Inc.今回の日本の2作品は、第96回アカデミー賞長編アニメ映画部門の最終候補となるかにも注目が集まっている。結果が分かる第51回アニー賞授賞式は、現地時間2月17日(土)にロサンゼルスにて行われる予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年01月12日日本時間2024年1月8日、アメリカで『第81回ゴールデン・グローブ賞』の発表と授賞式が行われ、宮崎駿監督が手掛けたスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞を受賞したことが分かりました。産経ニュースによると、日本のアニメが同賞を受賞するのは、今回が初とのことです。出典:スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督がおよそ10年ぶりに手掛けた長編アニメ映画で、2023年7月14日に公開。公開日まで事前プロモーションを一切行わなかったことでも話題になりました。史上初の快挙に、ネット上では「おめでとうございます!」「すごい!」「また映画館で観たい」などの、喜びの声が上がっています。宮崎監督が手掛けたスタジオジブリ作品が再び世に出ることを、人々は待ち望んでいることでしょう。本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年01月08日スタジオジブリ製作・宮崎駿(※崎=たつさき)監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)が、1月7日(現地時間)に発表された第81回ゴールデン・グローブ賞にてアニメ映画賞を受賞したことが分かった。今回のゴールデン・グローブ賞アニメ映画賞部門には『君たちはどう生きるか』のほか、新海誠監督『すずめの戸締まり』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』の計6作品がノミネート。日本の作品が2作品もノミネートされ注目を集めていた。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。海外からの評価も高くニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会ウィッシュ 12月15日(金)全国公開© 2023 Disney. All Rights Reserved.マイ・エレメント 8月4日(金)全国ロードショー©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studiosスパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年01月08日やさしい性格のようへいと結婚したゆきえ。男性ぎらいのゆきえは、息子みつきを女の子として育てることを決意。ようへいが単身赴任で家にいないのをいいことに、ゆきえはみつきを女の子として育て続けていました。ゆきえが異常なほど「女の子」に強いこだわりがあると気づいたようへい。「何が何でもみつきを女の子にしたいの!」と言うゆきえに、ようへいは「それを虐待だ」と伝え、ゆきえに離婚を言い渡しました。 なぜみつきの気持ちを尊重できないのか、自分にとって都合のいいものしか愛せないのか、ゆきえが「みつきのため」と言い行っていたことはゆきえ自身の都合だと厳しく事実を突きつけられ、ゆきえはようやく、みつきを女の子として育てることを諦めたのでした。 男の子でも、わが子だからきっと… 「はかない夢だったなぁ」と残念がるゆきえ。男の子でも愛するわが子には変わりないと気づいたゆきえは、もう一度やり直そうと決意するのでした。 それから1年後。ようへいの赴任先に着いて行ったゆきえたち。 みつきは髪を短くして、恐竜と電車が大好きな男の子としてすくすく育っていました。 女の子がほしかった気持ちは消えないものの、みつきをようへいのようにやさしい男性に育てようと決意。 そして、ゆきえのおなかにはもうひとつの命が……。ゆきえは幸せを感じながら、心の中で「女の子になぁれ」と唱えるのでした。 やっとみつきの性別を受け入れられたゆきえ。どんな性別だろうと、愛するわが子には変わりないのです。やさしいようへいのおかげで、大切なことに気がつくことができてよかったですね。これからもようへいと一緒に、楽しく子育てをしてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年01月07日ゆきえは男性が大きらいですが、やさしい性格のようへいと結婚し、子どもを授かりました。ゆきえは女の子を望んでいましたが、生まれてきたわが子は男の子。女の子として育てたいゆきえは息子に「美月(みつき)」というジェンダーレスな名前をつけます。義母から男の子用のセレモニードレスを贈られて苛立つゆきえ。ようへいには自作したドレスを着せると伝え、男の子用の服を着せることを回避します。 ついに退院する日がやってきました。ゆきえは手作りのセレモニードレスを、みつきに着せて……。 笑顔の裏でゆきえが考えていたのは… 退院時に助産師から「みつきくん」と呼ばれたことに反論したゆきえ。看護師はゆきえの態度に違和感を覚えながらも「まぁ初産ならよくあることか……」と目をつぶります。 みつきを連れて家に帰ると、「てっきり女の子だと思ってた」と話すようへい。ゆきえは同調しますが、ゆきえは健診時からみつきが男の子だと知っていたのです。そして「男の子だなんて、今でも信じたくない」と心の中で思うのでした。 妊娠中におなかの子が男の子とわかっていながら、ベビー布団一式をかわいらしいピンク色で揃えたゆきえ。なんとしても、みつきを女の子として育てたいという執念を感じます。 しかし、夫や義両親にとってはおそらく受け入れがたいことでしょう。みつき本人が望んでいることなら応援したいですが、親がその子の生き方を決めるのは理解しがたいことですよね。ゆきえには早く現実を受け入れてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月29日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』が全米週末興行収入ランキング第1位を獲得したことが11日、明らかになった。日本では7月に公開され話題を呼んでいた同作。12月8日からアメリカ&カナダにて2,205館で公開され、公開初日から3日間(12月8日~10日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1,280万ドル(約18.6億円)を記録し、全米週末興行収入ランキング第1位を獲得した。北米の週末興行収入ランキングで日本映画が第1位を獲得したのは、1999年公開『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』、2022年公開『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』以来3作品目となり、オリジナル作品としては初の快挙となる。また、全米で2023年に公開した「外国映画」(非英語作品)としても『ゴジラ -1.0』のオープニング興収(約1,100万ドル)を超えて、 第1位の成績となっている。公開前から、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィリアム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストが大きな話題となり、11月22日からニューヨーク、ロサンゼルスの4館で先行上映が開始されると、アメリカでの宮崎駿監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど、観客を後押しする好意的なレビューが各メディアから出ており、12月1日にはニューヨーク批評家協会賞のBest Animated Filmを、12/10(日)にはロサンゼルス映画批評家協会賞のBest Animationとボストン映画批評家協会賞Best Animated Filmを受賞するなど、賞レースにおいても大きな注目を集めている。海外映画祭へも続々と出品され、“邦画として初”、アニメーション作品としては世界初のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映された。台湾では10月6日に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開7週目で観客動員数199万人を突破。10月29日から先行公開され、11月1日に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新、12月5日時点で、観客動員数143万人を突破し、世界中で注目を集めている。【編集部MEMO】映画『君たちはどう生きるか』は宮崎駿監督10年ぶりの最新作。宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった豪華な俳優陣が参加している。(C)2023 Studio Ghibli
2023年12月11日デビューランナー大歓迎「渋谷・表参道 Women’s Run」は、2024年3月24日(日)に東京都渋谷区で女性限定の10kmレースを開催します。同イベントは、RUNNETでのエントリー履歴がない人(過去3年間)を対象とした“大会デビュー枠”もあるのでマラソン初心者にもおすすめです。開催概要開催場所は代々木公園野外音楽堂前広場。種目は女子10km、ファミリーラン(1km)、キッズラン(1km)。参加費は10kmが7,000円(学割4,000円)、10kmチャリティーが37,000円、ファミリーが1,000円、 キッズが500円です。渋谷や表参道のメインストリートを走るコースは、代々木公園野外音楽堂前広場を出発し、代々木公園や表参道を通り、明治神宮周辺を走って代々木公園野外音楽堂へゴールします。普段は走ることができないエリアや、都心でありながら緑や自然を感じられるコースを満喫しながら走ることができます。(画像は公式サイトより)【参考】※「第14回渋谷・表参道 Women’s Run」の公式サイト
2023年12月11日先週末、北米でスタジオジブリ×宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』が封切られた。オープニング週末の興行収入は1280万ドル(約19億円)で首位発進。「Deadline」によると、これは同作の北米配給を行うGKIDSとスタジオジブリ、宮崎監督にとって、北米オープニング興収の歴代最高記録だという。10日付の北米ランキングでは1位が同作、2位が『ハンガー・ゲーム』の前日譚映画『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes(原題)』、3位が『ゴジラ-1.0』となっている。『君たちはどう生きるか』の英題は「The Boy and the Heron」で、日本語版では菅田将暉が務めた青サギ役の声優をロバート・パティンソンが担当。ロバートにとって本格的な声優の仕事は今回が初めてだったが、きちんと自分で準備を進めていた模様。スタジオ入りする際に、青サギになりきった声をiPhoneに録音してきており、音響監督のマイケル・シンターニクラスに聞かせたという。監督は「オー、ビンゴ!すっかり役をものにしているね!」と太鼓判を押したそうだ。同作は、9月にトロント国際映画祭でオープニング作品として日本以外で初めて上映され、話題になった。先週、アカデミー賞長編アニメ賞の選考対象となる33作品に、『すずめの戸締まり』などと共に選ばれ、受賞が期待されている。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(7月14日公開)の主題歌「地球儀」のミュージックビデオと場面写真が4日、公開された。○■『君たちはどう生きるか』の主題歌「地球儀」ミュージックビデオ今回公開されたのは、米津玄師が歌う同作の主題歌「地球儀」のミュージックビデオ。同作の本編映像を使用した5分におよぶMVになっており、『風の谷のナウシカ』(84)以来、長年にわたってスタジオジブリ作品の予告編ディレクターを務めている板垣恵一氏が手掛けた。また、MV公開に合わせて新たな場面写真5点も解禁となった。【編集部MEMO】映画『君たちはどう生きるか』は宮崎駿監督10年ぶりの最新作。宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった豪華な俳優陣が参加している。(C)2023 Studio Ghibli
2023年12月04日宮崎駿監督の10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌、米津玄師「地球儀」のMVが公開。本編映像を使用した5分に及ぶ映像となっている。公開後、ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村 隼、小林 薫、火野正平といった豪華な俳優陣が参加していることが大きな話題となった本作。さらに米津玄師が、4年の歳月をかけて書き下ろした主題歌「地球儀」は、7月17日のリリース当日に各配信サイトで軒並み1位を獲得し、デイリー・リアルタイム両ランキング合わせて25冠を達成。各ヒットチャートを席巻した。米津玄師今回解禁となったMVは、1984年に公開された『風の谷のナウシカ』以来、長年にわたってスタジオジブリ作品の予告編ディレクターを務めている板垣恵一氏によるもの。「地球儀」の歌詞に寄り添って、『君たちはどう生きるか』の本編映像が美しく紡がれている。また、「地球儀」MVの解禁に合わせて新規場面カット5点も解禁されている。なお、映画は海外映画祭へも続々と出品。“邦画として初”、アニメーション作品としては“世界初”のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映され、世界中で注目を集めている。さらに、海外での公開も始まり、台湾では10月6日に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日に公開となった韓国では週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開13日間で観客動員数150万人を突破。10月25日から先行公開され、11月1日に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として初週末の動員数の最高記録を更新している。そして、いよいよ12月8日からは北米公開。クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストも大きな話題となったが、11月22日からニューヨーク、ロサンゼルスの4館で先行上映が開始され、アメリカでの宮崎監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど、各メディアから好意的なレビューが出ており、12月1日にはニューヨーク批評家協会賞のアニメーション映画部門賞を受賞。これはスタジオジブリ作品としては『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『風立ちぬ』に続き4度目の受賞となる。本公開では、2012年に北米公開された『借りぐらしのアリエッティ』のオープニング1,522館を超え、スタジオジブリ作品として北米での最大規模のオープニングとなる見込みだ。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月04日三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示となる「君たちはどう生きるか」展の11月18日(土)の開幕に先立ち、メディア内覧会と記者会見が17日(金)に開催され、第一期の「イメージボード編」56点お披露目された。約一年くらい前に今回の企画が動き出したという同展覧会では、およそ7年の歳月を費やして生み出された宮崎駿監督の最新作、『君たちはどう生きるか』の製作過程において描かれた絵を純粋に展示。近年では稀な手描きアニメーション作品である同作の紙と鉛筆から始まる手描きの豊かさと、描くことの力そのものを感じる場を提供することを目指している。第一部「イメージボード編」のイメージボードとは、構想段階に作品のイメージをかため、登場人物や建物、舞台設定などを考えるために描かれるもの。これらの絵は映画の制作期間中、スタジオの壁などに貼り出され、制作スタッフが作品世界を共有するための指針になるものだ。『君たちはどう生きるか』においては、宮崎駿監督が全てを描いており、本展示では、そのイメージボードのほぼ全てを展示するという。そして、ジブリ美術館では、はじめての“普通の美術館”のような展示室となっており、絵や線にじっくり集中して鑑賞を楽しめる空間が特色だ。絵とキャプションのみというシンプルな構成について宮崎吾朗監督は、「まだ解説できないなと。映画は上映中ですし、まだ語れるほど時間が立ってないんです」と説明。「制作に関わった人たち、特に宮崎駿にとっては生々しい記憶として映画があります。その段階で第三者の僕らが何か説明を付けるのは、はばかられる」と理由を解説した。宮崎吾朗また、記者会見で宮崎吾朗監督は、「ちょっと美術館っぽいみたいな話がありましたけど、今回は本当に絵を一点一点見てほしいっていう気持ちが強かった。今までジブリ美術館がやってこなかった絵を額に入れて、一点一点鑑賞してもらうという形式も展示しています」とアピールした。展示は、第一部の「イメージボード編」からはじまり、第二部「レイアウト編」、第三部「背景美術編」と、三期に渡って展示物を入れ替え、公開していく予定だ。「君たちはどう生きるか」展は11月18日(土)より三鷹の森ジブリ美術館にて開催。三鷹の森ジブリ美術館は日時指定の予約制で、チケットは毎月10日に発売。チケットはローチケWEBサイトで発売中。(C) Museo d'Arte Ghibli(C) 2023 Studio Ghibli(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年11月17日現在公開中の映画『君たちはどう生きるか』の第2弾ポスターが公開された。宮﨑駿監督にとって10年ぶりの新作となる『君たちはどう生きるか』は、公開後にボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった俳優陣が参加していることが明らかに。10月27日(金) には、本作の作品解説、全キャストとメインスタッフのインタビュー&コメントなどがオールカラー76ページにわたって掲載された公式ガイドブックが発売され、話題となっている。また台湾では10月6日(金) に公開され、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日(水) に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開13日間で観客動員数150万人を突破。10月29日(日) から先行公開され、11月1日(水) に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新した。今回公開された第2弾ポスターに使用されているイメージボードは、宮﨑監督が本作の製作にあたり最初に描いたもので、主人公・眞人のイラストとともに眞人の設定が書き込まれている。本ポスターは11月17日(金) より全国の上映劇場で掲出される予定だ。<作品情報>映画『君たちはどう生きるか』公開中スタジオジブリ 公式サイト: Studio Ghibli
2023年11月15日宮崎駿監督の最新アニメ映画『君たちはどう生きるか』(公開中)の第2弾ポスターが15日に公開された。この度公開されたのは、宮崎監督直筆のイメージボードを使用した第2弾ポスター。今作の制作にあたり最初に描いたもので、主人公・眞人のイラストとともに眞人の設定が書き込まれている。こちらのポスターは17日より全国の上映劇場にて掲出される予定。同作は海外映画祭への出品も続々決定しており、“邦画として初”、アニメーション作品としては“世界初“のオープニング上映作品に選出された「第48回トロント国際映画祭」を始め、「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」や「第61回ニューヨーク映画祭」など、由緒ある国際映画祭にて上映され、世界中で注目を集めている。また、海外での公開も始まり、台湾では10月6日に公開されると、週末興行ランキング4週連続1位を獲得。10月25日に公開となった韓国では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開13日間で観客動員数150万人を突破した。10月29日から先行公開され、11月1日に本公開されたフランスでも、週末の興行ランキング1位を獲得(観客動員数64万人)し、フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新した。【編集部MEMO】宮崎監督の10年ぶりの最新作となる同作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”となる。ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平が出演し血エル。(C)2023 Studio Ghibli
2023年11月15日