ヤマハは、人気4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカリスト「Fukase」の声をもとに開発したVOCALOID4対応の歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library Fukase」を発売する。パッケージ版は全国の楽器店などで1月下旬より販売を開始し、ダウンロード販売は公式オンラインストア「VOCALOID SHOP」で1月28日より発売となる。価格はライブラリ単品のダウンロード版が1万4,000円、スターターパックのダウンロード版が2万2,000円(ともに税別)。パッケージ版はオープンプライス。同製品は、日本を代表する4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカリスト「Fukase」の声で自由に歌声の制作を楽しめる「VOCALOID4」用の男性歌声ライブラリ。スタンダードな歌声の「Normal」と、ささやきかけるような歌声の「Soft」という2種類の日本語ライブラリと英語ライブラリが同梱され、日本語でも英語でも伸びやかで透明感のある「Fukase」の声を忠実に再現することが可能となっている。推奨音域はF2~A3で、推奨テンポは80~160BPM。また、歌声にロボットボイスのような特徴的なエフェクトを歌声に簡単に反映できる専用ジョブプラグイン「Electronica-Tune」が付属するほか、特典として、SEKAI NO OWARIの人気曲「スターライトパレード」を題材として、「VOCALOID」の操作方法を学べる特製小冊子も付属する。同製品は、ライブラリ単品版である「VOCALOID4 Library Fukase」のほかに、これから「VOCALOID」を始める初心者向けに、スタインバーグのDAW「Cubase」に組み込んで使える歌声編集ソフト「VOCALOID4 Editor for Cubase」をバンドルしたスターターパック「VOCALOID4 Starter Pack Fukase」も販売される。同パックは、それぞれを個別に購入するよりも割安となるだけでなく、「VOCALOID4 Editor for Cubase」には、 「Cubase 8」 のコアテクノロジーを凝縮したコンパクト版「Cubase AI8」が同梱され、購入した日から歌声制作、伴奏制作、編集、ミキシング、トラックダウンまで楽曲制作を一貫して行える環境を入手可能となっている。ちなみに、同製品のキャラクターデザインは、2015年8月にイラストコミュニケーションサービス「pixiv」で開催された「VOCALOID4 Library Fukase キャラクターデザインコンテスト」の大賞受賞者、mikuma氏によるものだ。なお、「VOCALOID4 Editor」(Windows)と使用する場合、「Cubase 8 シリーズ」または「Cubase 7 シリーズ」と「VOCALOID4 Editor for Cubase」で使用する場合の最低動作条件は、Windows環境が Windows 10/ 8.1/Windows 8/Windows 7 SP1(32/64bit)。Mac環境では、OS X 10.11(Cubase 8シリーズでの使用に限る)/10.10(Cubase 7、Cubase Artist 7と使用する場合を除く)/10.9(Cubase Pro8.5、Cubase Artist 8.5 と使用する場合を除く)/10.8(Cubase 8シリーズと使用する場合を除く)。
2016年01月08日ヤマハは、特設サイト「Unity with VOCALOID」にて、ゲームエンジン「Unity」上で「VOCALOID」が利用できるSDK「VOCALOID SDK for Unity」および歌声ライブラリ「Unityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!」の提供を開始した。「VOCALOID SDK for Unity」は、Unityの開発環境からシームレスにVOCALOIDの歌声合成エンジンにアクセスして、その機能を利用することを可能にするUnity向けのソフトウェア開発キット。同SDKを使えば、ゲームのシチュエーションやユーザーの操作に連動してリアルタイムに歌声を合成し、キャラクターに歌を唄わせたり、その歌い方を変化させたりするようなインタラクティブなコンテンツを開発することが容易となる。また、VOCALOID SDK for Unityにインポートすることで、コンテンツ上の歌声音源として利用できるユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式キャラクターである「ユニティちゃん」のオリジナル歌声ライブラリ「Unityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!」もあわせて提供されるとのこと。なお、VOCALOID SDK for UnityおよびUnityランタイム版VOCALOID Library unity-chan!は、制作されるコンテンツが「ユニティちゃんライセンス条項」に準拠する場合は無償で利用できる。
2015年12月28日AHSは、VOCALOID4用の歌声ライブラリ「VOCALOID4 氷山キヨテル」「VOCALOID4 歌愛ユキ」、読み上げソフトVOICEROID「VOICEROID+ 水奈瀬コウ EX」を発表した。発売日は10月29日。同社オンラインストア価格は、「VOCALOID4 氷山キヨテル ナチュラル」が1万1,664円、「VOCALOID4 歌愛ユキ ナチュラル」が1万584円、「VOICEROID+ 水奈瀬コウ EX」が1万778円。「VOCALOID4 氷山キヨテル」は、VOCALOIDの開発にも長年関わってきた実力派シンガーの声を元に制作したボーカロイド。VOCALOID2版 氷山キヨテルの声質やイメージをそのままに、音声を完全新録した“ナチュラル”、立ち上がりが速く、力強く延びの良いストレートな声が特徴でパワフルなサウンドに相性の良い“ロック”といった2種類のライブラリをラインアップする。また、追加音声のexVOICE、MMDモデルも収録予定。「VOCALOID4 歌愛ユキ」は、「ボカロ小学生」というサブタイトル通り、かわいい印象の女の子の歌声を元に制作したボーカロイド。VOCALOID2版歌愛ユキにVOCALOID4の新機能“グロウル”を加えることで、従来の特徴を活かしたまま、VOCALOID4音源としてさらなるパワーアップが果たされている。また、MMDモデルも収録予定。「VOICEROID+ 水奈瀬コウ EX」は、聞き取りやすいさわやかな声が特徴の入力文字読み上げソフト。任意の文章や言葉をテキストで入力するだけで、簡単に読み上げさせることができる。ちなみに、同製品はVOICEROIDで初めての青年話者となっている。
2015年10月14日ヤマハは、ニコニコ動画などで人気の2.5次元コスプレダンスユニット「アルスマグナ」の「神生アキラ」の声をもとに開発したVOCALOID4対応の男性歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library アルスロイド」を発売する。発売時期は9月下旬。価格は、ライブラリ単品のダウンロード版が税抜1万円。同製品は、明るい元気な歌声が特徴の歌声ライブラリ。テンポの早い楽曲との相性が良く、他の楽器音に埋もれることなく楽曲中で使用できるという。推奨音域はD2~A3で、推奨テンポは80~220BPMとなっている。対応OSは、Windows 8.1/Windows 8/Windows 7 SP1(32/64bit)、OS X 10.10/10.9/10.8。また、より細やかなニュアンスの歌声を作り出すことができるクロスシンセシス機能に特化したセカンダリシンガー専用「Extension Library」2本(Bright/Soft)、楽曲制作に役立つ約900種類のボイスマテリアルも同梱される。なお、UNIVERSAL MUSIC STOREでは、「アルスマグナ」メンバーによるチュートリアルDVDが付属した、初めてVOCALOIDにトライする人向けの予約限定スペシャルパッケージ 「アルスロイド ~VOCALOIDはじめます盤~」は9月23日に発売予定(価格は税抜1万8,000円)。
2015年08月04日ヤマハは23日、「VOCALOID 4」向けの新たな歌声ライブラリとして、小林幸子さんの声をもとに開発した「VOCALOID4 Library Sachiko」を発表した。直販価格は12,000円(税別)。7月27日17時より公式オンラインストアにてダウンロード販売を開始する。同時に体験版の配布も始める。パッケージ版の発売は8月下旬の予定だ。「VOCALOID4 Library Sachiko」は、日本を代表する歌手である小林幸子さんの声で楽曲制作が楽しめる「VOCALOID4」用の女性歌声ライブラリ。特徴は「クリエイターの情熱を生々しく歌い上げる、圧倒的なソウルフルボイス」としている。推奨音域はD2~B3、推奨テンポは60~175BPM。小林幸子さんのこれまでの歌唱データから「こぶし」や「しゃくり」などの特徴を分析し、本人に近い歌いまわしを再現できるジョブプラグイン「Sachikobushi」を付属。「声の立ち上がり」や「振れ幅」などの好みの効果を選ぶだけで、小林幸子さん風の歌い方にすることが可能だ。さらに、本人による400種類以上のボイスマテリアルを用意。「歌います!」「レッツゴー」など定番の掛け声から、「それでは!お手を拝借うううぅ!」「降臨!」といった特殊なものまで、幅広く収録されている。パッケージに描かれている「Sachiko」のキャラクターデザインにはイラストレーター・碧風羽(みどりふう)さんを起用。また、製品ロゴである「Sachiko」の文字は、小林幸子さんの直筆によるものとなっている。対応OSはWindows 7 SP1 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8~10.10。使用の際は別途エディタソフト「VOCALOID4 Editor」が必要。
2015年07月24日サードウェーブデジノスは23日、クリエイター向けPC「Raytrek」シリーズの新モデルとして、音楽制作ソフトDAWとVOCALOIDでの動作確認を行ったデスクトップPC「Raytrek-DTM ABILITY Pro+VOCALOID動作確認済みモデル」とノートPC「Note Raytrek-DTM Singer Song Writer Lite 9+VOCALOID動作確認済みモデル」を発売した。「ABILITY Pro」と「Singer Song Writer Lite 9」は、いずれも株式会社インターネットが開発するDAW(Digital Audio Workstation)。今回の動作確認PCでは、「ABILITY Pro」と「Singer Song Writer Lite 9」に対して、VOCALOIDとReWireで同期させ動作を検証している。ストレージにSSDを採用することで、レイテンシの発生を極力抑えるという。○Raytrek-DTM ABILITY Pro+VOCALOID動作確認済みモデル主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel B85 Express、メモリが8GB PC3-12800(4GB×2)、ストレージが250GB SSD(Crucial BX100) + 1TB SATA3 HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS BRONZE。OSがWindows 8.1 64bit。本構成の価格は税別109,980円から。○Note Raytrek-DTM Singer Song Writer Lite 9+VOCALOID動作確認済みモデル主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210M(2.6GHz)、チップセットがMobile Intel MH86 Express、メモリが4GB PC3-12800(4GB×1)、ストレージが120GB SSD + 500GB SATA2 HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶。OSがWindows 8.1 64bit。本構成の価格は税別86,980円から。
2015年07月23日ヤマハは、歌手「小林幸子」の声をもとに開発した「VOCALOID4」対応の女性歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library Sachiko」を発売する。全国の楽器店などにおけるパッケージ版の発売日は8月下旬。「VOCALOID」の公式オンラインストア「VOCALOID SHOP」での先行ダウンロード販売は7月27日より開始する。「VOCALOID4 Library Sachiko」は、「小林幸子」の声で自由に歌声の制作が楽しめる「VOCALOID4」用の日本語の女性歌声ライブラリ。同社いわく、このライブラリの特徴は「クリエイターの情熱を生々しく歌い上げる、圧倒的なソウルフルボイス」とのこと。推奨音域はD2~B3、推奨テンポは60~175BPM。同製品は、小林幸子本人の歌唱データの分析により生まれた、歌いまわしを簡単に再現することができるジョブプラグイン「Sachikobushi」を同梱。加えて、「歌います!」「レッツゴー」など定番の掛け声から、「それでは!お手を拝借うううぅ!」「降臨!」といった特殊なものまで、400を超える本人のボイスサンプルが特典として付属する。そのほか、製品キャラクターである「Sachiko」のデザインには、イラストレーター・碧 風羽(みどり ふう)を起用。製品ロゴである「Sachiko」の文字は小林幸子の直筆によるものだ。なお、対応OSはWindows 10/Windows 8.1/Windows 8/Windows 7 SP1(32/64bit)。「VOCALOID4 Editor for Cubase」と、「Cubase 7 シリーズ」または「Cubase 8 シリーズ」とあわせて使用すれば、Windows環境のみならず、Mac環境でも使用できる。
2015年07月23日ガイノイドは、歌声合成ソフトウェア「VOCALOID4」に対応した歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library v4 flower(ブイフォウフラワ)」を2015年7月16日に発売する。単体パッケージ、およびDAWソフト「VOCALOID4 Editor for Cubase」をセットにしたパッケージを用意するほか、単体版と既存ユーザーに向けたアップグレード版のダウンロード販売も行う。価格はパッケージ版がいずれもオープン、単体ダウンロード版が1万800円、アップグレード版は5,400円。本製品は、2015年に発売された女性歌声ライブラリ「VOCALOID3 Library v flower」をアップデートしたもの。ロックに特化したキレのある歌声が特徴となっており、VOCALOID4への対応はもちろん、新たにグロウル機能を搭載したほか、原音の見直し、滑舌の改善を行い、ギターサウンドが前面に出るような激しい楽曲においても埋もれないボーカルサウンドを実現。スローロックからアップテンポなヘビーサウンドまで幅広く利用しやすくなった。また、同製品のシンボルキャラクターである「flower(フラワ)」も大幅にイメージチェンジ。デザインはインターネットなどで人気の△○□×(みわしいば)氏が担当したもので、短髪、ショートパンツ姿の中性的なビジュアルに生まれ変わっている。なお、パッケージ版には購入者特典として、楽曲『vividest』の楽器・パート別オーディオデータ、△
2015年07月01日AHSは、VOCALOID用歌声音声ライブラリ「VOCALOID4 miki」を発表した。発売日は2015年6月18日。同社オンラインストア価格は、ナチュラルが税抜9,800円、スターターパックが税抜16,000円。同製品は、アーティスト「フルカワミキ」の生声を忠実に再現して制作されたボーカルライブラリ。従来製品である「VOCALOID2 SF-A2 開発コードmiki」に、新機能「グロウル」を加えてVOCALOID4音源としてさらにナチュラルにパワーアップさせた。その歌声は、高音域・中音域・低音域と、音域ごとに異なるキャラクターバリエーションがあり、広い音域でそれぞれの表情と魅力を発揮する。また、付属ソフトとして、簡単に音楽を作成できるソフト「Music Maker Silver」、手軽にミュージックビデオなどの動画を作成できる「キャラミん Studio 90日製品版」、動画編集ソフト「Video Easy SE」も収録。さらに、ヤマハ「VOCALOID4 Editor」の体験版も付属する。なお、ヤマハ「VOCALOID4 Editor」をセットにしたバンドルパック「VOCALOID4 miki スターターパック」もラインナップされている。
2015年05月22日AHSは、VOCALOID用歌声音声ライブラリ「VOCALOID4 猫村いろは」2製品を発表した。発売日は2015年6月18日。同社オンラインストア価格は、「ナチュラル」および「ソフト」が各税抜1万800円、コンプリート ナチュラル・ソフト(両製品の同梱版)が税抜1万7,800円、スターターパックが税抜2万3,800円。同製品では、従来の「VOCALOID2 猫村いろは」の力強い特徴を生かしつつ、「グロウル」音声の追加収録を行った「ナチュラル」と、新規に制作が行われた優しく柔らかく歌う「ソフト」のふたつのボーカルライブラリをラインナップ。その歌声は、音域の広さとキレイな発音を追求しており、リズムにも忠実に制作が行われている。また、付属ソフトとして、簡単に音楽を作成できるソフト「Music Maker Silver」、誰でも簡単にミュージックビデオなどの動画を作成できる「キャラミん Studio 90日製品版」、簡単動画編集ソフト「Video Easy SE」も収録。さらに、ヤマハ「VOCALOID4 Editor」の体験版も付属する。なお、ふたつのライブラリがセットになったパッケージ「VOCALOID4 猫村いろは コンプリート ナチュラル・ソフト」、ヤマハ「VOCALOID4 Editor」をセットにしたお得なパック「VOCALOID4 猫村いろは スターターパック」も用意されている。
2015年05月22日インターネットは、VOCALOID4専用ライブラリ「VOCALOID4 Library がくっぽいど」の4ラインナップ、および「VOCALOID4 Editor」をセットにした 「VOCALOID4 Starter Pack がくっぽいど」の4ラインナップを発表した。発売日は4月30日。価格は、各単体ライブラリのパッケージ版が1万3,000円/ダウンロード版が1万400円で、COMPLETE版のパッケージ版が2万5,000円/ダウンロード版が2万円(いずれの価格も税別)。同製品は、アーティスト『GACKT』の声をベースに制作した同社「VOCALOID がくっぽいど」を、VOCALOID4にネイティブ対応した最新モデル。ラインアップは、GACKTの基本的な声をベースに制作した「がくっぽいど NATIVE」、パワフルな声の部分をベースに制作した「がくっぽいど POWER」、ささやくような優しい声の部分をベースに制作した「がくっぽいど WHISPER」の3製品と、全ライブラリをセットにした「がくっぽいど COMPLETE」。さらに、各ライブラリ商品と歌声データ作成・編集を行う「VOCALOID4 Editor」をセットにしたスターターパックの全8製品となっている。なお、キャラクターイラストはマンガ家の三浦建太郎氏が手がけている。
2015年04月22日ヤマハは3日、iPad/iPhoneでVOCALOIDによる本格的な歌声制作が楽しめるiOSアプリ「Mobile VOCALOID Editor」を発売した。期間限定セール価格は3,600円(4月13日まで、税込み、通常4,800円)。「Mobile VOCALOID Editor』は、iPad/iPhoneでパソコン版「VOCALOID Editor」とほぼ同等の環境で歌声制作が楽しめるアプリ。同社が2010年よりiPad/iPhone向けに提供してきた同様のアプリ「iVOCALOID」よりも本格的な環境で歌声制作が行えるという。最大16トラックでの歌声制作、1アプリ内での複数の歌声の使用、トラックやパートごとの歌声の切り替え、MIDI機器からの「VOCALOID」トラックの入力、iTunesを通じたPC上のオーディオトラックの取り込み、シンセやギターなどからのオーディオトラックの直接録音、豊富な調整パラメータを利用した歌声の調整など、このアプリ1本で歌声制作環境をそろえることができる。また、インタフェースはパソコン版「VOCALOID Editor」でもなじみ深いピアノロールでのトラック入力だけでなく、アプリに内蔵されたソフトウェア鍵盤からのリアルタイム入力やステップ入力も可能。加えて、同アプリには歌声ライブラリとして、スタンダードな女性声である「VY1_Lite」も同梱しているため、すぐに歌声制作を始めることができる。その他の歌声ライブラリは、アプリケーション内のストアからダウンロード購入することで追加する。加えて、各「歌声ライブラリ」にはデモ曲の制作データが同梱されているため、人気の「VOCALOID」楽曲を手がけるクリエイターが制作したデータを参考にしながら歌声の制作が楽しめる。なお、制作した楽曲データは、ミックスダウンしてオーディオファイル(WAV、AAC)として書き出せるようになっています。「AudioCopy」「AudioPaste」機能にも対応しているため、他のiPhone、iPad用の音楽アプリとコピーペースト感覚でオーディオデータをやりとり可能。クラウドストレージや自動作曲機能などを無料で利用できる「ボカロネット」を利用することで、パソコン版の「VOCALOID4 Editor」などと、「VOCALOID」形式のデータファイル(vsqxファイル)をクラウド経由で直接やりとりすることもできる。
2015年04月03日AHSは、VOCALOID4用歌声ライブラリ「VOCALOID4 結月ゆかり」を、3月18日に発売すると発表した。価格は純・穏・凛の各種パッケージ版が税抜1万800円、全シリーズを同梱したコンプリート・パッケージ版が税抜2万3,800円。VOCALOID4版となる同製品では、VOCALOID3版の歌声ライブラリを継承する「純」(ナチュラルボイス)にくわえ、ウィスパー系の歌声の「穏」、そしてパワー系の「凛」をラインナップ。VOCALOID4の目玉機能である「クロスシンセシス」およびグロウルなどにも対応し、表現力が向上した。また、各歌声ライブラリにはブレスから各セリフ、エフェクトなど、さまざまな追加音声を非圧縮Wave形式にした音声ファイル「exVOICE(エクスボイス)」も収録。さらに、3つの歌声ライブラリをセットにしたコンプリートパック、VOCALOID4 Editorがセットになったスターターパックも用意される。音楽作成ソフト「Music Maker Silver」、誰でも簡単にミュージックビデオなどの動画を作成できる「キャラミん Studio 90日製品版」、簡単動画編集ソフト「Video Easy SE」なども付属する。なお、「VOCALOID3 結月ゆかり」ユーザー向けの「V3結月ゆかり優待版」、AHS製品ユーザー向けの「AHSユーザー特別版」もAHSストアにて販売されるとのこと。
2015年02月10日クリプトン・フューチャー・メディアは、最新のVOCALOID4エンジンを採用し、日本語/英語のデータベースを2種類ずつ収録したバイリンガルボーカロイド「巡音ルカ V4X」を発表した。発売時期は2015年2月下旬。同社Web価格は1万7,280円。「巡音ルカ V4X」は、声優・浅川悠の声をベースに制作されたVOCALOID4歌声ライブラリ。クロスシンセシス(歌声モーフィング)とグロウル(うなり声)といった、最新機能に最適化された新たな歌声データベースを収録。簡単な操作で声の張り具合を変化させたり、ガナリ声を表現したりすることが可能となっている。また、日本語では、同社により設計された「E.V.E.C.」機能を使用することで、歌の中で音符ごとに声の表情を変更することもできる。さらに、「E.V.E.C.」などの歌唱機能とピッチグラフィック機能に対応した新しい「Piapro Studio」、200種類以上の楽器を収録した音楽制作ソフト「Studio One」なども同梱される。なお、対応OSは、Windows 7(32/64bit)/ Windows 8(32/64bit)、OS X 10.8, 10.9, 10.10。
2014年12月11日ヤマハは、バーチャルシンガーによる歌声をパソコンで作り出せるソフトウェア「VOCALOID4 Editor」、「VOCALOID4 Editor for Cubase」、「VOCALOID4 Library VY1V4」の3製品を発売する。パッケージ版は全国の楽器店や量販店などで、ダウンロード版は同社の公式オンラインストア「VOCALOID STORE」で販売される。販売開始は12月下旬。価格はオープンプライス。「VOCALOID4 Editor」と「VOCALOID4 Editor for Cubase」は、歌詞とメロディーを入力するだけで楽曲のボーカルパートを制作できる歌声合成技術「VOCALOID」(通称「ボカロ」)の歌声編集ソフト。市販の「歌声ライブラリ」をパソコンにインストールすることで、バーチャルシンガーによるボーカルパートを制作することが可能となる。「VOCALOID4 Editor」に新搭載されたのは、声を激しく振るわせ唸るような効果が得られる「グロウル機能」や、2種類の歌声ライブラリをブレンドして自由に音色をコントロールできる「クロスシンセシス機能」、ピッチの変化を視覚的に表示する「ピッチレンダリング機能」などがある。また、スタインバーグのDAWソフト「Cubase 7」シリーズ上に「VOCALOID4 Editor」の機能を組み込んで利用する「VOCALOID4 Editor for Cubase」には、それらに加えて、外部MIDI機器から入力されたMIDI情報をリアルタイムにエディット画面に反映する機能が搭載されたという。「VOCALOID4 Library VY1V4」は、「VOCALOID4 Editor」または「VOCALOID4 Editor for Cubase」と組み合わせて利用する、日本語による女性ボーカルの声のデータベースが収録された「歌声ライブラリ」。クリアな滑舌と力強く伸びのあるロングトーン、スムーズな発声であらゆるジャンルの楽曲を歌いこなすということだ。なお、上記3製品はいずれも単体で利用するものではなく、「VOCALOID4 Editor」および「VOCALOID4 Editor for Cubase」は「VOCALOID3」または「VOCALOID4」に対応した歌声ライブラリとあわせて用いる。「VOCALOID4 Editor for Cubase」のダウンロード版には、さらに「Cubase 7」シリーズのいずれかが必要(パッケージ版には「Cubase 7」の簡易版である「Cubase AI」が同梱)となる。一方、「VOCALOID4 Library VY1V4」は歌声ライブラリであるため、歌声編集ソフト「VOCALOID4 Editor」または「VOCALOID4 Editor for Cubase」を必要とする。対象OSは、「VOCALOID4 Editor」がWindows 8.1/8/7(32/64bit)。「VOCALOID4 Editor for Cubase」はWindows 8.1/8/7と Mac OS X 10.9/10.8に対応(「Cubase 7」シリーズの全グレード対応)。
2014年11月21日インターネットは、男女7人組のパフォーマンスグループ"AAA"のメンバー、伊藤千晃の声をベースにしたVOCALOID3専用ライブラリ「VOCALOID3 Library Chika」を発売した。価格はパッケージ版が1万1,664円、ダウンロード版が9,331円。同製品は、VOCALOID3 Editor新合成エンジンの特長を生かした高音質ライブラリ。「Tiny VOCALOID3 Editor」が同梱され、メロディと歌詞を入力すれば歌声の作成が可能となっている。このライブラリの特徴は、「低音から高音まで幅広い音域と、しっかりとした歌声の中にもかわいさがあふれる歌声」となっている。また、VOCALOID3 Editor、およびWindows版VOCALOID Editor for Cubaseにて使用可能な各種VOCALOID3 Job Pluginも収録。さらに、製品登録ユーザーを対象に、ミックス専用ソフト「OPUS Express for Windows」、VST エフェクトプラグイン「FormantShift VST(Windows 版)」が無料でダウンロード提供される。対応OSはWindows8.1/Windows8/Windows 7(32/64bit)、Mac OS X 10.9, 10,8(32/64bit)。なお、初回出荷版パッケージ版には、特典としてキャラクターイラストをあしらった紙ケース付のあぶらとり紙2種類も同梱される。
2014年10月20日