国内最大級のVR施設「VR ゾーン 新宿(VR ZONE SHINJUKU)」が、2017年7月14日(金)東京・新宿にオープンする。バンダイナムコエンターテインメントが手掛ける「VR ゾーン 新宿(VR ZONE SHINJUKU)」は、体験型VR アクティビティを楽しめる施設。施設規模1,100坪にも及ぶ広大な会場で、五感を刺激する「人力飛行機で空を飛ぶスリル」や「恐竜に襲われる恐怖」、さらに人気アニメーション「ドラゴンボール」や「エヴァンゲリオン」を題材にしたアクティビティまで、全16種類のコンテンツを楽しめる。VR史上初!エヴァ操縦体験VR ゴーグル着用して臨む「エヴァンゲリオン VR The 魂の座」は、VR史上初エヴァ操縦体験ができるもの。体験者が専用体感マシンに乗り込むと、巨人エヴァの操縦体験がスタート。第3新東京市に現れる第10の使徒を仲間と共に攻撃し、使徒から第3新東京市を救い出すゲームだ。LCL 注水、A10 神経接続、シンクロ率計測…ファンにはたまらないワードが飛び交う、エントリープラグ内部のコクピットで、使徒との激闘を圧倒的な臨場感で体感できる。スリル満点!マリオカートでカーレース人気の「マリオカート アーケードグランプリ」は、VR技術によってスリル満点なアクティビティに。コースにはマリオカートならではの仕掛けがいっぱい。巨大なパックンフラワーや並走するクッパやワリオなど、おなじみのマリカートの世界がリアルに再現され、ドキドキワクワクとしたカーレースに。カイトを使って空中を滑空したり、ミドリこうらを手で掴んで投げ合ったり、今まで以上にスリリングな対戦を体感して。「ドラゴンボール」悟空が伝授、VRかめはめ波体験&VR仙豆でダメージ回復も「ドラゴンボール」好きなら一度は夢見た、かめはめ波体験がいよいよ現実世界へ。悟空が直々に修業をつけてくれ、習得できれば、かめはめ波で仲間とバトルだ。劇中に出てくる、不思議な豆「仙豆」も別売だがVR体験可能。どんな傷も治してしまう仙豆をリアルに食して、ダメージ回復させて。大空を飛行、ルアー フィッシング、恐竜ジャングルなど大自然アクティビティもアニメアクティビティ以外にも、刺激的なコンテンツが揃っている。「極限度胸試し ハネチャリ」は、足こぎグライダー「ハネチャリ」に乗り込み、大自然の中を飛行するもの。風を肌で感じながら、実際に空を飛ぶ”フワフワ”とした感覚が味わえる。また、釣り好きにオススメの「釣り VR GIJIESTA」も展開。右に左に飛び跳ねて動き回るサカナとのルアーフィッシングは、日常を忘れ、大自然での優雅なひと時を味あわせてくれる。よりハードな体験をしたい人には、禁断のジャングルを舞台にした「恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル」を。絶滅した恐竜たちが飛び出すジャングルを駆け抜け、無事生還できるだろうか!?最大4vs4、チーム対戦型「攻殻機動隊」8月からスタート予定のアクティビティも、「ガンダム VR ダイバ強襲」やロボットゲーム「VR シネマティックアトラクション アーガイルシフト」など話題作が目白押しだ。中でも、攻殻機動隊の世界がVR体験できる「攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds」は必見だ。大空間を自由に動き回り敵を撃つ。チーム対戦型のフィールドVR アクティビティがついに登場。体験者は、草薙素子が召集した特殊部隊のルーキーとして、テロリスト集団の制圧に挑む。20m×12mの専用アリーナに、多人数全身モーションキャプチャシステムを構築。最大で4vs4計8名の参加が可能だ。仲間を誘って、最新チームバトルでこの夏盛り上がろう。ネイキッドとのプロジェクションマッピングアクティビティ以外にも、会場ではプロジェクションマッピングも実施。クリエイティブカンパニーネイキッドとともに創り出した、パックマンのプロジェクションマッピングや、巨大な木「センターツリー」を使った光の演出など、様々なプログラムが用意される。【施設概要】「VR ゾーン 新宿(VR ZONE SHINJUKU)」オープン日:2017年7月14日(金)営業時間:10:00~22:00 ※最終入場時間 21:00、年中無休。住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1料金:入場料 800円、こども(6~12 歳) 500円、5歳以下無料※1Day4 チケットセット 4,400円(入場料と4種類のVRアクティビティチケット付き)※各種体験できるアクティビティが異なる。※VR アクティビティの対象年齢は13歳以上。利用方法:予約制※6月16日(金)12:00より予約スタート。
2017年06月16日迫力満点! 360度見渡す限りのエヴァの世界に飛び込もう!ゲストはまず、コックピットへと乗り込みます。専用のVRヘッドディスプレイを着用すると、辺りは360度エヴァの世界!エヴァの登場人物が操縦するジェット機に乗って、人類に敵対する存在の”使徒”から逃げなければなりません。あらゆる方向から降りかかる瓦礫や、街を破壊しながら執拗に襲い掛かる使徒。迫力のありすぎる映像とライドのスピードに興奮が止まらないでしょう。開催期間は2017年1月13日(金)~6月25日(日)まで。エヴァの世界に浸れるこの機会を逃さずに!クオリティの高いデザインが魅力!エヴァンゲリオンポップコーンバケツポップコーンカートには、「エヴァンゲリオン2号機ポップコーン~ザ・ビースト~」と、暴走モードで目が光る「エヴァンゲリオン初号機ポップコーンバケツ」の二種類のポップコーンが販売されています。2号機のポップコーンバケツには、大きく開口するギミックが備わっており、原作ファンにとってはたまりません。高いクオリティーのポップコーンバケツは、ファンならずとも絶対にゲットしたい逸品です!ライド以外でもエヴァの世界を楽しめるでしょう。どこでもエヴァ気分に浸れる! EVA水筒「EVAの水筒(初号機)」 があれば、オフィスでもお出かけでも、どこでもエヴァ気分を味わえます。スタイリッシュなストレートボトルに、黒地に初号機カラーのパープルと蛍光グリーンでデザインされたオシャレな水筒は、お土産にも、自分用にも欲しくなるアイテム。ホットでもアイスでも使えるので、一年中大好きなエヴァといつでも一緒に過ごせます。大興奮必至の「エヴァンゲリオンXRライド」。ラストまでまばたきを忘れるような、圧巻の場面の連続になっており、終わった後もしばらくは興奮が冷めないと話題です。終了まであとわずかの「エヴァンゲリオンXRライド」。あなたも、この興奮を味わってみては?イベント情報イベント名:ユニバーサル・クールジャパン2017催行期間:2017年01月13日 〜 2017年06月15日住所:大阪府大阪市此花区桜島2丁目1−33電話番号:0570-200-606
2017年05月22日アイドルグループの仮面女子が16日、都内で行われた「仮面女子 VR」発表記者会見に出席した。DMMは、共同テレビジョンが制作した『仮面女子 VR LIFE 大冒険☆』、『仮面女子 VR LIVE 大!逆!転!』、『仮面女子 VR LIVE』のフルVRとVR&シネマカメラバージョンの合計6コンテンツを16日から配信スタート。同コンテンツは、様々な角度から仮面女子のライブがVRで楽しめる。VRについて桜のどかが「VRはプレステで体験したことはあります」と話し、東京大学で心理学を専攻していた桜雪は「VRが有名になる前から実験でVRを使っていました。VRとは言わず、視覚的に"バーチャル映像"みたいな言い方をしていました」とコメント。また、会見中に10人のメンバーが3つのグループに別れ、VRで恐怖映像を見てどのチームが耐えられるかというゲームを実施。3グループを代表して立花あんな、神谷えりな、森カノンがVRを観ることになった。メンバーの中でも一番怖がりだという森が早々に脱落し、続いて神谷が降参。最後に残った立花は「1人でやったら怖いと思うんですけど、みんなのリアクションがデカすぎて本当に電車に乗っているような感じでした」とあっけらかんだったが、予想通り最初に脱落した森は「本当に言葉が出ないぐらい怖かったですね」と恐怖におののいていた。最後に勝者となった立花チームの3人が、仮面女子のライブをVRで試写。立花は「推しメンが近くに感じるし、ライブ会場の楽しみがリアルに感じられると思います。ぜひたくさんの方々に観ていただきたいですね」とアピールしていた。
2017年05月17日地上にいながらにして航空・世界旅行を楽しむことができる世界初のバーチャル空港施設「FIRST AIRLINES」! 機内サービスはもちろん、提供する料理もこだわり抜き丁寧にプレゼンされています。あなたも視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚の五感すべてを使って、一夜の海外旅行に出かけてみましょう。こだわりの設備とおもてなし 座席は本物! クルーもプロ仕込みで本格的!「FIRST AIRLINES」では、Airbus 310や340で実際に使用していた最高級の座席を用意。ファーストクラスならではのゆったりとした座席の座り心地と、元ファーストクラスのサービス監修によって訓練を積んだクルーのハイクオリティなサービスが、空の旅の気分を盛り上げてくれます。航空機内を再現した室内設備で入り口に到着した瞬間から、上空8000メートルの世界を疑似体験できます。VRで海外観光最先端のVRで臨場感あふれる体験を最先端のVR(ヴァーチャルリアリティ)を駆使した空間で、ニューヨーク、パリ、ローマなどさまざまな国のアクティビティを体験できます。臨場感あふれる離着陸シーンや、街並みを体感できる音、異国情緒あふれる音楽、また中継で現地の人と会話をするなどその国で起きているリアルな出来事を肌で触れることができます。東京にいながらにして、海外旅行を味わえるスペシャルなエンターテイメントスポットです。本格的な機内食でお腹も満足本物さながらの提供スタイルもちろん味も◎空の旅には機内食が必要不可欠! 「FIRST AIRLINES」では、ファーストクラス級の料理をサービスしています。旅の行き先は曜日によって変わり、それにともないメニューも変化します。第一線で活躍するシェフたちがプロデュースする芸術的で目にもあざやかな料理を機内で楽しめ、機内ドリンクやサイドメニューの提供もあります。取材・文/稲井たもスポット情報スポット名:FIRST AIRLINES JAPAN住所:東京都豊島区西池袋3丁目31−5 パークハイムウエストビル8F電話番号:03-6907-0981
2017年05月06日女優の武田玲奈が19日、都内で"泣けるVR映画"として製作された映画『交際記念日』の完成披露試写会に出席した。バーチャルリアリティ(VR)映像を視聴体験できるサービス「VR THEATER」の 1周年記念作品となる本作は、主演に武田玲奈と西銘駿を迎えて日本初の"泣けるVR"映画として製作したもの。卒業式を間近に控えた高校生最後の冬を舞台に、密かに付き合っている太一(西銘駿)と沙耶(武田玲奈)が、大切な記念日に奇跡を起こす、というストーリーとなっている。主演の武田は初めてのVR撮影に「カメラと近い距離でお芝居したことがありませんでしたから、ちょっと不思議な感覚でした。でも自然にお芝居はできたと思います」と振り返り、「いつもの距離感が違ったし、VR初の泣ける映画ということで最初はどうなるのか不安もありましたが、出来上がりを見て素敵な作品になったと思います」と充実した表情を見せた。さらに「ちょっとだけ泣いちゃいました。VRならもっと泣けると思います」と話しながら「高校生ならではの甘酸っぱさや切なさが満載ですごくキラキラした映画になっています。皆さんも一緒に高校生活を楽しんでいただけたらと思います」と胸を張った。共演した西銘については「同い年だったので一緒に高校生活を体験しているみたいで青春した感じでした。お互い『仮面ライダー』をやっていたので、撮影中はその話とかもしてました」と好印象の様子。その武田は昨年3月に高校を卒業し、この日着用した制服も約1年振りとなるが「可愛い制服だったのですごくうれしいです」と笑顔を見せていた。映画『交際記念日』は、5月1日より全国公開。
2017年04月19日未来の東京の空を飛ぶ! VRアトラクションって?「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」 の目玉とも言えるのは、VR(バーチャルリアリティ)を使用した体感型の「TOKYO弾丸フライト」 と「スウィングコースター」 。専用のゴーグルをつけて乗り込めば、CGを駆使した映像と風やの動きで実際に体感しているかのようなリアルな世界を楽しむことができます。傍から見ているだけでは激しい動きなどはなくても、乗ってみるとかなりスリリング!大砲型マシン! 「TOKYO弾丸フライト」「TOKYO弾丸フライト」 は、大砲型のマシンに身を乗り出すように入り、「HTC Vive」 というVRデバイスを装着して楽しむもの。“未来の東京の空を大砲で飛ぶ”という斬新な内容で、たったの2分で東京の名所を巡ることができるんです。VRでのCGによるリアルな映像に、大砲の動きや風がプラスされ、よりリアルな体験に!池袋の街を疾走する「スウィングコースター」ブランコ型のコースターに乗り、ゴーグルを装着して楽しむ「スウィングコースター」 は、リアルなCGの世界で池袋の上空を疾走! あまり動きが激しくないので、絶叫マシンが苦手な人も◎。遊ぶ時間によって、「Dayモード」と「Nightモード」がわかれるので、時間帯を変えて訪れれば、楽しさも2倍に!ここでしか味わえないリアルで楽しい空の世界を、ぜひ体験してみてください♪
2017年04月14日インテリアショップ「フランフラン(Francfranc)」は、2017年4月27日(木)にリニューアルオープンを迎えるフランフラン 梅田店にて、VRによる商品のコーディネートサービスの提供を開始する。今回「フランフラン」がスタートするVRによる商品提案は、インテリア小売業界としては初めてのサービス。3D空間で家具や寝装品などの商品を視覚的、直感的にコーディネート、商品の色や質感をリアルタイムで選ぶことによって、実際の部屋をより具体的に想定することが出来るようになるという。従来、家具やカーテンなどの比較的大きな商品は、実際の部屋でどのようにコーディネートされるのかイメージしづらいという課題があったが、今回新たに導入するVRサービスで、部屋全体のコーディネートイメージからスケール感まで体感出来る、新しい居住空間の作り方を提案していく。なお、2017年夏以降、青山店などの旗艦店・大型店を中心として、全国各地の店舗でも随時VRサービスの導入を予定している。【概要】「フランフラン」VRを使った商品コーディネートサービスサービス開始日:2017年4月27日(木)実施店舗:フランフラン 梅田店※2017年夏以降、青山店などの旗艦店・大型店を中心として、全国各地の店舗でも随時VRサービスの導入を予定。
2017年04月13日デジタルとリアルの融合「東京ジョイポリス」デジタルとリアルの融合を意味する”デジタリアル” がコンセプトの「東京ジョイポリス」。5つのデジタリアル体験ができる施設を「5大デジタリアル体験」 と称し、現実ではありえない体験を提供しています。さまざまなデジタル技術を駆使し、それぞれの特徴あるデジタリアルを表現している空間は、臨場感と興奮だらけ!リアルなホラー体験「ZERO LATENCY VR」注目は、世界初の6人同時プレイができるVRアトラクションの「ZERO LATENCY VR」 。リアルで重量感のある銃やバックパックを装着して、ゾンビと戦います。バックパックの重さは約4キロ、銃の重さは約2キロと装備品の重さまでリアルに再現! ゴーグルから見えるホラーな世界に、まるで実際にゾンビと戦っているかのような錯覚に陥ります。本当にリアルで怖いので、暗所や閉所、ホラーが苦手な方は要注意!?グループでもデートでも盛り上がること間違いなし!ゲームをプレイするには、事前の予約が必須! 公式サイトから予約をすることができ、予約をするにはメールアドレスやプレイ人数、プレイ日時などが必要です。怖いけど楽しいリアルホラーの世界を、お友達や恋人と体感しに行きませんか?「東京ジョイポリス」 全館で非現実的な世界を楽しんだあとは、「ZERO LATENCY VR」でリアルな恐怖を体感してみては? ここでしか体験できないさまざまな世界に、1日では時間が足りないかもしれません。スポット情報スポット名:東京ジョイポリス住所:東京都港区台場1丁目6番1号 DECKS Tokyo Beach 3F~5F電話番号:03-5500-1801(代表)
2017年04月12日異空間で新感覚の最新トレーニングを体験!VRで進化感覚のトレーニングが体験できるフィットネススタジオ「CYCLE & STUDIO R Shibuya™」。2017年3月19日(日)に日本初上陸を果たす注目のスタジオは、渋谷駅直結というアクセスの良さも魅力の一つです。エンターテイメントとフィットネスが融合したワークアウトスタジオでは、選べる2つのワークアウトが用意されています。圧倒的な映像美の中を駆け抜けるVRサイクルプログラム「THE TRIP™」、そして音楽に合わせて本格的なグループでトレーニングを行う『LIVE Training』です。国内に数十名だけ! 認定インストラクターとの2つのワークアウト開始からノンストップで映像の中を駆け抜ける「THE TRIP™」は、前方周囲120度を囲う、映画館のような巨大スクリーンとサウンドシステムが圧巻! レッスン参加者の一体感がさらにテンションを高め、脂肪燃焼、ヒップラインのシェイプアップはもちろん、ストレス解消にもなるので女性にもオススメです。『LIVE Training』は運動理論に基づきレズミルズ社が設計した高い効果が期待できるプログラムがラインナップ。「全力運動」と「軽い運動」を交互に繰り返すことにより、短時間で有酸素運動の6倍の脂肪燃焼効果が期待できるとか。なんとレズミルズ認定資格をもつ国内数十名しかいない認定インスタラクターの8割がこのスタジオに所属しており、直接レッスンを受けることができるのも嬉しい。女性に嬉しい非日常のお洒落な空間トレーニングの動きを計算して作られたリーボック専用ウェアとタオルはレンタルが可能、そして更衣室にはシャワーブースも完備しているためお仕事終わりにも気軽に立ち寄れます♪ なんと水素水が飲み放題という嬉しいサービスも。楽しく効率的な最先端のトレーニングに興味がある方は必見です。スポット情報スポット名:CYCLE & STUDIO R Shibuya住所:東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル5F電話番号:03-5428-0234
2017年02月28日長崎・ハウステンボスに、VR(ヴァーチャル・リアリティ)を使った新アトラクション施設が登場。2017年3月4日(土)にプレオープン、3月18日(土)よりグランドオープンする。映像技術によって、架空の世界をまるで現実のように体感できるVR。ハウステンボスでは、新たに3施設・17コンテンツのVRアトラクションが誕生し、日本最大級のVRテーマパークへと生まれ変わる。新アトラクションは、宇宙や近未来、さらには擬似恋愛体験や、心霊など様々なコンテンツを用意。VRだからこそ実現できる、映画の中に入り込んだような壮大な世界観や、リアルな臨場感で、普通のアトラクションとは一味違うスリリングな体験を味わえる。「ウルトラ逆バンジー」は、風やミスト、香り、振動など、五感で映像を体感できる「MX4D」とVRを融合。都会のど真ん中に設置された巨大な鉄塔から、宇宙へと飛ばされていくスリルを、映像だけでなく風や振動など、全身で味わえる大迫力のアトラクションだ。また、心霊スポットと噂される実在の廃病院で撮影された映像をVRで体験できる「VR心霊百物語〜廃病院〜」も。何か不気味な気配はするのに見つけられず、曖昧なまま次の部屋に進んでしまう……そんな気持ち悪さが、舞台の湿った雰囲気と相まってリアルに感じられる。その他に、360°全方位から迫る敵を、銃を使って打ち落すシューティングアトラクション「BLAST×BLAST」もオープン。敵と戦う時の多彩な揺れや、銃を撃つ感触をリアルに再現しており、実際その世界に入って戦っているような気分に。また、ドラゴンに導かれ、富士山やカナダの大自然、マンハッタンの高層ビル群など2分間で世界中を飛び回れるメリーゴーランド「DRAGON WORLD TOUR」も登場する。【詳細】ハウステンボス 新VRアトラクションオープン日:プレオープン 2017年3月4日(土)、グランドオープン 3月18日(土)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1■新アトラクション、場所、料金例「ウルトラ逆バンジー」VRの館 200円「迫りくる愛のささやき」VRの館 200円「BLAST×BLAST」VRの館 200円「ブロックブレイカー」VRの館 200円「VR心霊百物語〜廃病院〜」スリラーシティ パスポート対象「DRAGON WORLD TOUR」アムステルダムシティ パスポート対象※VRアトラクションすべて13歳以上推奨。8歳以上12歳以下は保護者の同意が必要※VRコンテンツの体験には「ニンジャマスク(VR体験用汚れ防止マスク)」(各施設で販売・持ち込み可)が必要。【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2017年02月11日VRを使った新しいアート鑑賞体験を提案する企画展示 Photo VR 沢渡朔「水辺」野村佐紀子「0283」が、2017年1月24日(火)から29日(日)まで、東京・新宿ニュウマン(NEWoMan) 1階にある「ニュウマン ラボ(NEWoMan lab.)」で開催される。撮影・鑑賞方法の進歩と共に、芸術領域を広げてきた“写真”。昨今では、デジタル技術を用いて簡単に360度撮影ができるカメラも登場し、よりその幅を拡張している。そして、まだアート界では珍しい“VR”を使った鑑賞体験も生まれ、表現の可能性は広がるばかりだ。企画展示 Photo VRでは、VRの特性である視覚による没入感を最大限に生かした展示を行う。つまり、これまでの鑑賞方法ではできなかった「写真作品の世界を追体験」することができるようになるのだ。作品は、第一線で活躍する写真家、沢渡朔と野村佐紀子が、VRに適した新たな写真表現に挑んだ新作を用意。沢渡は一般的な撮影方法とは違う、撮影者自身も含めた空間全体が撮影される360度カメラの特性を生かした写真を展示。VRのヘッドセットを被ると目の前には暗室が広がり、「Rain」シリーズを捉え直した作品を観ることができる。野村は写真に鑑賞者が入り込むVRの特性に着目し、日本およびタイにて撮影した283枚の写真の中から選出した作品を展示。新宿にいながら、まるで別の世界を生きているような、不思議な体験になるだろう。また、本展示のVRは専用の機材を必要とせず、Web再生が可能であるため、各自のスマートフォンで鑑賞ができるのも特徴。実際にヘッドセットのスマホに映し出されている写真は左右2つに分割され、それぞれが少しずれた歪んだ写真。右目と左目では少し異なる画面を見ることになる。その画像をヘッドセットを付けて眺めると、奥行のある世界観が広がり、VRならではの立体感を感じることができる。天井や背後など、自分の頭を動かした先に、写真のヴァーチャルな景色が広がる感覚は、ぜひ一度体感してほしい。テクノロジーの進歩により、アート鑑賞もまた身近なものになってきた。印刷技術や、産業革命が新しい芸術をもたらしたように、私たちの生活の周りでは、より気軽に芸術と触れ合える環境が今後も生まれていくに違いない。【概要】Photo VR 沢渡朔「水辺」 野村佐紀子「0283」日程:2017年1月24日(火)~29日(日) 11:00~22:00会場:ニュウマン 1階 ニュウマン ラボ住所:東京都新宿区新宿4-1-6参加アーティスト:沢渡朔、野村佐紀子入場:無料協力:T/H(空間デザイン)、artdish g、Fm(ギャラリー)、3D Stylee(VR システム)【アーティスト】■沢渡朔(Sasatari Hajime)1940年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科在学中より写真雑誌等での作品発表を始め、日本デザインセンター勤務を経て、1966年よりフリーの写真家として活動、現在に至る。1973年日本写真協会年度賞、1979年講談社出版文化賞写真賞受賞。■野村佐紀子(Nomura Sakiko)1967年山口県下関市生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、91年より荒木経惟に師事。93年初の個展「針のない時計」を開催以降、東京を中心にヨーロッパ、アジアでも精力的に個展・グループ展を行い高い評価を得ている。13年さがみはら写真新人奨励賞受賞。
2017年01月27日VRエンターテインメント施設「VRパークトーキョー(VR PARK TOKYO)」が、東京・渋谷に2016年12月16日(金)よりオープンする。「VRパークトーキョー」は、これまでVRという言葉は知っていても体験する機会がなかった人達が、気軽にバーチャルリアリティを体験できる専用施設。7機種8台の多種多様なアトラクションを常設している。アトラクションは、安全帯で固定された状態で空中に吊るされ、VRを通して高所体験を室内で楽しめる日本初登場の「バンジージャンプ VR(仮)」や、VRで表現された魔法陣の中に立ち、剣と盾、魔法で迫りくる敵を次々になぎ倒す爽快な剣技アクション「CIRCLE Of SAVIORS BEGINNERS」などを用意。他にも野球ゲームや、ガンシューティング、シアター型ホラーなどがラインナップ。対戦、協力プレイも可能なので、友達や家族と一緒に体験してみてはいかがだろうか。【詳細】VRパークトーキョー(VR PARK TOKYO)オープン日:2016年12月16日(金)住所:東京都渋谷区歌川町13-11 KEN渋谷1ビル 4F営業時間:10:00〜23:45設置マシン:7機種8台 ※オープン時は6機種7台。料金:70分遊び放題 1人3,300円、2人以上 2,900円(1人当たり)※30分未満の場合、1人当たり1,500円予約方法:公式サイトから簡易登録、予約日時を指定。 ※同伴者は3人まで。公式サイト:
2016年12月10日フジテレビは15日、オリジナルのVRコンテンツが視聴できるスマートフォンアプリ「FOD VR」の提供を開始した。このアプリの提供開始を記念して、同局が制作したオリジナルVRコンテンツ『永島優美アナのヴァーチャルお忍びデート』や『【めざましライブVR】Def Tech:My Way』などを、期間限定で無料公開した。また、あす16日から18日まで、千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE2016」に合わせ、アイドルたちが水中で熱戦を繰り広げる「360°まる見え!VRアイドル水泳大会」をオリジナル制作。「騎馬戦一回戦」「騎馬戦ニ回戦」「ツイスターゲーム」というコンテンツをそろえ、16日から期間限定で無料配信する。
2016年11月15日国内最大級の夏フェス「a-nation」出演アーティストのオリジナルVR作品を多数配信する、dTVが提供するVR視聴専用アプリ「dTV VR」。このほど、「超特急」の最新シングル曲「Yell」のオリジナルVRミュージックビデオが配信されることになった。今夏に開催された「a-nation stadium fes. powered by dTV」の模様を、10月から映像配信サービスとして初めてVR配信するdTV。それに先駆け、「a-nation」出演アーティストのVR作品を次々送り出し、12万以上のアプリダウンロードを記録するなど注目を集めてきた。そして今回は、メインダンサー&バックボーカルという斬新なスタイルで大人気の7人組グループ「超特急」の最新シングル曲「Yell」のオリジナルVRミュージックビデオを配信。「Yell~VR ver.~」は、視聴者自身が超特急メンバーの一員になったという設定の下、目の前の至近距離で、メンバーがダンスの振付指導やメイク(!)をしてくれる姿や、あなただけを見つめながら語りかけてくる。中でも、メンバー全員が撮影に緊張している“あなた”に向けて甘い言葉を囁くシーンは必見で、胸キュン必至の内容に。まるで、一緒にミュージックビデオの撮影に参加しているかのような感覚のVR視聴体験を味わえる。「超特急」のメンバーは、今回のVR版MVの撮影に、「僕ら『超特急』が最近話題のVRに出演できたことはとてもうれしく、楽しみながら撮影も行うことができました。撮影時はスタジオに360度カメラしかなかったのですが、カメラの向こうに作品を見ている人がいるかのように撮影したので、声をかけたりするのが少し恥ずかしかったです」とコメント。VR体験には興奮した様子で、「映像が立体的にみえてVRはスゴいですね!メンバーひとりひとりが違う動きをしているので、何度も作品を見て楽しんでいただきたいです」と語り、さらに、「360度の世界で超特急が見れちゃいます!この作品を見て元気をもらったり、お仕事や学校を頑張れるきっかけになれたら嬉しいです」とファンに向け、期待を込めてメッセージを贈っている。また、8月27日&28日の2日間開催され、約11万人の来場者を動員した「a-nation stadium fes. powered by dTV」のライブステージを、10月からはVRで配信。ヘッドライナーを務めた「BIGBANG」(27日)、浜崎あゆみ(28日)をはじめとする豪華アーティストのライブパフォーマンスがVRで楽しめ、抜群の没入感と臨場感を手持ちのスマートフォンなどでも体験できる。「dTV VR」アプリをダウンロードすれば、「AAA」、「Acid Black Cherry」、「Da-iCE」といったアーティストのVR作品が視聴可能。「超特急」のオリジナルVRミュージックビデオ「Yell~VR ver.~」はVR視聴専用アプリ「dTV VR」にて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月25日アンリアレイジ(ANREALAGE)が、プレイステーション VR(PlayStation VR、PS VR)の新しい制服を手掛けることが決定。千葉・幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2016」のプレイステーションブースにて160名の男女アテンダントスタッフが着用する。一般公開日は、2016年9月17日(土)・18日(日)の2日間だ。プレイステーション VRは、プレイヤーの360度全方向を取り囲む、迫力のある3Dゲーム体験のできるバーチャルリアリティシステム。3Dオーディオ技術との連動によって生まれる圧倒的な臨場感で、プレイヤーをゲームの世界へといざなう。プレイステーション VRのコンセプトに合わせて制作したコスチュームは、“リアル”と“バーチャル”の世界を交錯させた1着。光の屈折の原理を巧みに操る「再帰性反射素材」を採用することでそれを実現させた。肉眼ではプレイステーションを象徴するホワイトブルーのカラーだが、カメラでフラッシュ撮影をすると、プレイステーションの象徴的な“△○×□”のアイコンが光と共に浮かび上がる仕組みだ。なお、東京ゲームショウ2016以降も同コスチュームは、プレイステーションのプロモーションイベントなどに活用される予定だ。【開催概要】「東京ゲームショウ2016」一般公開日: 2016年9月17日(土)・18日(日) 10:00〜17:00会場:幕張メッセ 展示ホール4住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
2016年09月18日土屋太鳳、竹内涼真が出演する現在公開中の映画『青空エール』。この度、本作のオリジナルVR映像がリリースされた。ブラスバンドの応援に憧れる小野つばさ(土屋太鳳)は、ランペット初心者ながらも吹奏楽部の名門・白翔高校に入学する。しかし、やはりレベルの高い猛練習についていけず、何度も挫折しそうになる。そんなつばさを勇気づけてくれたのが、クラスメートで野球部員の山田大介(竹内涼真)。お互い夢に向かって励まし合う2人は、ある「約束」をかわす。それは、いつか甲子園に大介が出場し、アルプススタンドでつばさがトランペットで応援すること。いつの間にかつばさには、大介へのほのかな想いが芽生えていた。1年生の夏、地区予選の決勝まで勝ち進んだ野球部を、吹奏楽部が応援することに。ところが途中出場した大介のミスで惜しくも敗退。グラウンドで立ち尽くす大介のために、つばさは1人でトランペットを吹いてしまう。謹慎処分となったつばさを心配して訪ねて来た大介。ふくらむ気持ちを抑えきれずに、つばさは大介に「好き、って言ったら困る?」と告白してしまう…。累計発行部数400万部を突破した河原和音による同名コミックを実写映画する本作。すでに8月20日(土)より公開中の本作は、初日アンケートにて、満足度97.1%、感涙度91.8%という好評価を叩き出し、中でも「竹内涼真演じる山田大介に元気づけられた!」「私も大介に励ましてもらいたい!」という声挙がっている。そして、そんな反響に応えるかのように、今回竹内さんによる完全撮り下ろしの映画オリジナルVR映像のリリースが決定。今回リリースされた映像は3パターンあり、竹内さん演じる制服姿の大介が、様々なシチュエーションで心に響くエールを贈ってくれる。そんな今回のVR映像は、まず落ち込んだ時に「元気出して!」と明るく話しかけてくれる「元気出して篇」。次に、隣の席に座ってまるで付き合っているような気分が味わえる「正直篇」。そして「甲子園行くまで誰とも付き合わないから!」という原作の中でも人気のセリフを言ってくれる「絶対篇」といったシチュエーションが楽しめるという。なお、大介と2人きりの空間で、目の前にいる大介が視聴者に対してメッセージをくれるこの映像体験は、無料配信アプリ「ハコスコアプリ」にて視聴が可能となっている。『青空エール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年08月30日フジテレビの永島優美アナウンサーが30日、東京・台場の同局本社で行われた、VR(バーチャルリアリティ)体験記者発表会に登場。自身が出演する"バーチャルお忍びデート"映像に「ここ5年間で一番恥ずかったです…」と顔を赤らめた。この会は、フジテレビとGREEによるVRの共同プロジェクト「F×G VR WORKS」の今後の戦略を説明するもの。VRの世界観を体験するため、永島アナと東京タワーや水族館などでの"擬似デート"が、360°の景色で体験できる映像が上映され、永島アナは、妄想彼氏とのデートを精いっぱい演じきった。この映像を、会場にいる報道陣・関係者100人が、ヘッドマウントディスプレイで視聴。冒頭8分半にわたって上映された後に登場した永島アナに、『めざましテレビ』でコンビを組む三宅正治アナが「かなり恥ずかしい雰囲気でしたね」と早速ツッコミを入れると、永島アナも「すいません! 私もここ5年間で一番恥ずかったです…」と同意した。そんな、永島アナの映像を「私は面白いなと思いました」とフォローした同局の大多亮常務は、VRについて「映像力と没入感に驚がくし、ビジネス的な広がりを感じました」と期待。「われわれには、エンタメ・報道・スポーツと、あらゆる映像を作ってきた強みがある。これを生かせば、今までにないコンテンツが作れるんじゃないかと思っている」と意気込みを示した。具体的に、山口真コンテンツ事業局長は、スポーツの試合をVR空間で観戦することや、災害の被災地現場をVRで体験するといったコンテンツの可能性を示唆。記者やディレクターが、災害や記者会見などの現場をVRで紹介する報道番組を、近々にレギュラーで配信していくことを発表した。そして、この会では、女子バレーボールの試合を、巨大モニターで友達と一緒に観戦できるVR映像を、元サッカー日本代表の前園真聖と、女子大生社長の椎木里佳が体験。前園は「めちゃめちゃ大画面で臨場感がありました」と興奮し、椎木は応援用のスティックバルーンをたたいた際の振動に「面白かったです」と目を輝かせていた。また、前園は、永島アナとのバーチャルデート映像についての感想を聞かれたが、こちらの質問には「僕自身はコメントを控えさせてもらいますけど、全体を通して良いんじゃないかなと思います」とかわした。
2016年06月30日テレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎週月曜20:00~20:54)で行われた授業を、バーチャルリアリティ(VR)で体験できるブースが、東京・六本木ヒルズで開催される夏イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」(7月16日~8月28日)に登場することになった。同局本社1階アトリウム内に設置されるこのブースは、VRのギアを装着することで、『しくじり先生』のセットを360°の世界で体験しながら、学園の転入生として授業を受けることができるというもの。下を見ると、手元で教科書も閲覧でき、辺りを見回すと、番組"担任"役のオードリー・若林正恭、"同級生"役の平成ノブシコブシ・吉村崇、ハライチ・澤部佑らが、突然話しかけてくることもあるという。体験できる講義は、タレントの内山信二が、27日の放送で行った「あなたが史上最も暑い夏を乗り越えるための授業」。毎年、夏になると健康も大金も恋人も失うという内山が、これまでの"夏の3大しくじり"を発表していく。同ブースでは今後、ほかの"しくじり授業"も追加される予定だ。今年の「SUMMER STATION」は、「ツナガル 未来の夏祭り」をテーマに開催し、新エリアを加え、音楽ライブ、人気番組の飲食ブース、番組アトラクションなどを展開。全てのアトラクションが楽しめる1日入場パスポートは、大人2,000円・小人1,000円(いずれも税込)となっている。
2016年06月27日学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高等学校「N高等学校」は6日、サムスン製のVRヘッドセット「Gear VR」を活用した入学式を都内で行った。VRを使った入学式は世界初(サムスン電子ジャパン調べ)だとしている。入学式では、新入生1,482名のうち抽選で選ばれた73名が同時に「Gear VR」を着用し、沖縄伊計本校(沖縄県うるま市)での奥平博一校長の式辞や校旗掲揚の様子といった映像を360度のVR映像で視聴した。生徒たちはまるで沖縄本校での入学式に参列しているような臨場感で驚いていたという。N高等学校は、現代のネット社会に対応した新しい高校として4月1日に開校した通信制の高等学校。授業やレポート提出はインターネットを通じて行うが、全日制と同じ卒業資格を取得できる。
2016年04月07日●「VR THEATER」とは今春から、全国の複合カフェでバーチャルリアリティ(以下、VR)の世界が体験できるようになる。「Galaxy S6/ S6 edge」(Samsung製)を利用したゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」向けにコンテンツを提供するejeは5日、スペースクリエイト自遊空間 BIGBOX 高田馬場店にてVRシアターサービス「VR THEATER」の記者説明会を実施した。説明会では記者向けに体験会も行われ、筆者も試してみたのでその模様も合わせてお伝えする。○娯楽産業と好相性なVR THEATERVR THEATERは、ejeを含む3社が共同で開発した”店舗常設型VRシアターサービス”。関東の1都6県31店舗で4月7日より運営を開始、年内には全国1,000店舗での提供を目指す。第1弾コンテンツとして「進撃の巨人展 360°体感シアター”哮”」(5分)を視聴料金600円/ 回で提供。続く第2弾には「攻殻機動隊 Virtual Reality Diver」完成版(15分)を予定している。第2弾の視聴料金などは、現時点では未定。記者説明会に登壇した一般社団法人 日本複合カフェ協会の日高大輔氏は「VR THEATERはejeさま、インターピアさま、複合カフェ協会が一体となって実現した、娯楽産業と相性が良いコンテンツ。VR THEATERを通じて、社会全体が盛り上がることを期待している」と挨拶した。続いて登壇したのは、店舗事業者向けソリューションを提供するインターピアの楠岡仁志氏。同社ではVR THEATERのコンテンツ課金・店頭決済システムを開発した。楠岡氏は「日本にはカラオケ、カプセルホテル、会員制の複合カフェなど独自の文化が発達している。そうした施設にVR THEATERを導入できれば。将来的には日本のコンテンツメーカーが投資をし、ジャパンカルチャーとして世界に持って行って欲しい」と話し、今後の展開に期待を寄せた。VRの普及・発展を目指すejeでは、機器メーカーと利用者の接点をつくるとともに、コンテンツ制作者やコンテンツホルダーへ収益を還元していきたい考え。同社の三代千晶氏は「VRコンテンツの制作には大きな費用がかかる。そのため収益を上げるのが難しい。複合カフェで一般のお客様にも気軽にVRコンテンツを見ていただけるようになれば、そうした状況を打開できる」と説明した。●気になる点もちらほら○北海道から沖縄まで店舗を拡大したい説明会の最後に質疑応答の時間がもうけられた。TELEPODの設置店舗について聞かれると、楠岡氏は「設備投資やロケーションの関係で、サービス開始当初に設置できるのはスペースクリエイト自遊空間 BIGBOX 高田馬場店だけとなる。今後はご理解いただいた店舗に随時、置いていきたい」と回答。また、どのくらいの規模感でVR THEATERを拡大していくかについて聞かれると「北海道から沖縄まで店舗を拡大していきたい」と回答。ただスタッフにはVR GEARの使い方など、事前にレクチャーが必要になる。このため、サービス開始当初は店舗数が限られているとのことだった。アニメコンテンツ以外の展開について、三代氏は「アーティストのライヴをコンテンツにすればファンに響く」と解説。楠岡氏は「ストリーミングでスポーツを中継するのも良い。2020年に向けて試行錯誤を繰り返していきたい」と回答した。ゲームへの展開について、三代氏は「ゲーム会社さんともよく話をさせていただいている。ゲームコンテンツを展開できるアプリの仕組みも考えていきたい」と回答した。***このあと会場では、報道陣に向けて事前体験会が行われた。そこで筆者も360°動画コンテンツを体験してみた。スタッフから簡単なレクチャーを受けたあと、VR GEARとヘッドホンを装着。コンテンツが開始されるのを楽しみに待った。本来であれば、このあと「想像以上にリアリティがあった」「現実の世界を忘れるほど没頭した」といった感想を書くべきなのだが、それは他紙でも書かれることだろう。そこで本稿ではVR THEATERが全国展開する際に課題となりそうなことを考えていみたいVR GEARは密着性が高く、しかも不特定多数の利用者が使用する。このため衛生面が気になる人もいるだろう。体験会では目の周りにフェイスマスク(薄い布)を装着。これがすぐにずれるのでストレスになった。またVR GEARの内側に気が付かないうちに水蒸気がつき、映像がぼやけてしまったことがあった。湿気の多いこれからの季節、VR THEATERを提供する店舗では店内の湿気にも細心の注意を払う必要がありそうだ。また、筆者は運悪く不具合のある端末に当たってしまった。そのため何度も再生をやり直すことになり、視聴を中止するたびにスタッフのお世話になった。聞けば動画コンテンツは早送り、巻き戻しができない仕様とのこと。結果、アニメの冒頭を何回も繰り返して視聴することになった。このあたり、映画館とは違うということを実感した。このほか気になった点はあるだろうか。VR GEAにより視覚が、ヘッドホンにより聴覚が完全に塞がれる。このためコンテンツへの没入感が高く、とても結構なのだが、一方で貴重品を気にする人もいるだろう。説明によれば、VR THEATERの提供店舗では貴重品は手元に置いてもらい、またスタッフが常時監視するとのことだった。360度、どの方向を見ても映像が見れるというのは確かに新鮮で楽しい。若干気になる点はあるが、VRが普及することでどんどん解決していく問題でもあるだろう。日本全国で、素敵な体験ができるようになる日を、楽しみに待ちたい。
2016年04月06日エレコムは5日、スマートフォンとアプリで楽しむVRヘッドセット「EDG-VRG001」と、組立式スマホ天体望遠鏡「EDG-TLS001」を発表した。ともに4月上旬に発売する。価格(税込)は「EDG-VRG001」が5,530円、「EDG-TLS001」が15,250円。○EDG-VRG001「EDG-VRG001」は、バンダイグループのメガハウスとのコラボレーションで制作された「ボッツニュー Lite」シリーズのVRヘッドセット。専用アプリをインストールしたスマートフォンをセットし、仮想空間を疑似体験できる。内部には2つの焦点を持つレンズを内蔵。投影されたVR映像を体験するほか、スマートフォンのジャイロ機能を利用したパノラマ映像も楽しめる。レンズには、歪みが少ない高品質の日本製を採用。装着するスマートフォンの画面サイズは4~6インチに対応する。専用アプリや映像コンテンツなどは「ボッツニュー公式サイト」からダウンロード。本体サイズは約W170×D170×H100mm、重量は約25g。○EDG-TLS001「EDG-TLS001」は、はさみと定規だけで作れるカートン組立式天体望遠鏡。スマートフォンを接眼部に装着することで、光学約35倍の天体望遠鏡として機能する。カメラアプリを使用して、画像の撮影や動画の録画が可能だ。本体レンズとスマートフォンのデジタルズーム機能を利用することで、最大140倍までの拡大に対応。レンズには日本製の光学ガラスアクロマートレンズを採用し、底面に三脚取付用のねじ穴を装備する。未使用時にほこりの付着を防止するカバーが付属。本体サイズは約W420×D145×H約180mm、重量は約220g。
2016年04月05日LIFE STYLEは、PR TIMESと事業提携し、VRコンテンツをプレスリリースに埋め込むことができる新機能をリリースすると発表した。PR TIMESは今回の提携に先立ち、すでにVRコンテンツを埋め込んだリリース配信を行っており、中でも1月20日に配信したPR TIMES社のオフィス移転のプレスリリースは、「PR TIMES」上のプレスリリース読了率が約70%、平均滞在時間が4分29秒となり、2016年1月度の「PR TIMES」サイト全体の平均の倍以上のページ滞在時間を獲得したという。今回の提携により、LIFE STYLEはVRコンテンツがより多くの人の目に止まり、VRに対するユーザーの興味・関心が向上すること、PR TIMES社はプレスリリース自体がより生活者に寄り添った情報を持ったニュースとなることに期待を寄せているという。○VRコンテンツリリース配信事例・デジタル技術を駆使した体感型 「HomeCourt」コンセプト店が東京初進出 「アディダスブランドコアストア渋谷」・飲食店の常識を覆し続ける 未来食堂 会員制サロン『サロン18禁』をオープン・GoogleのWomen Willプロジェクト 「#HappyBackToWork WEEKS」にビームスが初の参加!
2016年03月29日NVIDIAとGALAXは26日、秋葉原UDX前 サポニウス広場で「最新グラフィックボード&VRヘッドマウントディスプレイ体験イベント」を開催した。イベントではGALAX製のVRヘッドマウントディスプレイ「GALAX VISION」を使用してのVRコンテンツ体験や、プレゼンテーションなどが行われた。○GALAXの開発者向けVRヘッドマウントディスプレイ「GALAX VISION」は、VRコンテンツの開発者向けヘッドマウントディスプレイ(HMD)で、画面解像度は両目で1,920×1,080ドット(片目:960×1,080ドット)で、リフレッシュレートは60Hz、視野角は100度、反応速度は25mm。センサーとして、ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気センサーを搭載する。重量は本体のみで380gとVR HMDとしては軽量の部類となる。インタフェースは、HDMI 1.4とUSB 2.0で、専用のドライバなどを必要とせずにプラグアンドプレイで、PCと接続する。VRの用途としては、いまのところゲーム関連の話題が先行しているが、それ以外にも3D映画の鑑賞や、ドライブシミュレーション、不動産の内見といったバーチャルツアー、パノラマ動画の視聴といった用途への活用を目指している。今回用意された体験用コンテンツは、FPS風のもので限られたスペースを移動し、装備した武器でオブジェクトを攻撃できた。3台置かれた試遊機の前には、イベント開始から終了時まで体験希望者の列が絶えず形成されていた。○iiyama PCから「GALAX VISION」推奨PCも動作環境としては、NVIDIA GeForce GTX 970以上を搭載したグラフィックスカードが推奨されているが、コンテンツによってはGeForce GTX 750 TiやGeForce GTX 950といったレンジの製品でも動作するという。NVIDIA GeForce GTX 970搭載カードの例として紹介されたのが、「GF PGTX970/4GD5 EXOC SNIPER」だ。動作クロックをリファレンススペックから大きく引き上げたモデルで、ベースを1,178MHz、ブーストクロックを1,329MHzまでオーバークロックしている。それに合わせて電源フェーズを4+2から5+2へ、補助電源コネクタを6ピン×2から8ピン+6ピンへと強化している。新開発のファンを搭載したオリジナルクーラー「New Silent Extreme Cooler」により、冷却性能を高めたという。同社のテストでは、リファレンスクーラーと比べて、アイドル時/フルロード時ともに6度の温度低下を実現したとする。なお、ユニットコムのiiyama PCブランドより、「GALAX VISION」推奨PCの発売が予定されている。PCケースにハンドキャリー用のフレームを備え、社内における移動やイベント、展示の際にも持ち運ぶことができる。Intel Core i7-6700やNVIDIA GeForce GTX 970、16GBメモリなどを標準搭載し、「GALAX VISION」も付属する。価格は税別210,980円から。○「VR Ready」はMaxwell世代の上位モデルが対象 - その理由は?イベントでは、エヌビディアジャパン 高橋一則氏によるプレゼンテーションも行われた。2016年は、PlayStation VRやOculus Rift、HTC ViveといったVR HMDが相次いで発売となり、まさに"VR元年"といえるが、2016年から2020年にかけて延べ、6,500万台のVR HMDが出荷される見込みだという。NVIDIAではハイパフォーマンスのGeForce GTXシリーズや、システムに合わせてコンテンツの設定を最適化するGeForce Experienceに加え、VRコンテンツ開発者向けにAPIやライブラリをセットにしたGameWorks VRを、競合に対するアドバンテージとして、VRへの取り組みを進めていく。さて、NVIDIAは2016年1月に、VR対応のPCやグラフィックスカードの認定プログラム「VR-Ready」を立ち上げた。Oculus Rift製品版の推奨スペックとして、CPUがIntel Core i5-4590以上、メモリが8GB以上、GPUがNVIDIA GeForce GTX 970以上、またはAMD Radeon R9 290以上が上げられているが、NVIDIAでもやはりGeForce GTX 970以上のGPUを推奨している。ここで重要な点として高橋氏が紹介したのは「Maxwell世代のGPUであること」だ。単純な処理能力を考えると、Kepler世代の上位モデルであるNVIDIA GeForce GTX 780 Tiでも動作できそうなのだが、それではNVIDIAが求める水準に達しない。それは何故か? 高橋氏が一例として挙げたのは、GameWorks VRに含まれる「Multi-res Shading」という技術だ。「Multi-res Shading」については、2015年の解説記事を参照してほしいのだが、VR HMDではレンダリングした画面をゆがませてディスプレイ上に表示する必要がある。画像をゆがませる際に、画面をいくつかのビューポートに分けて、視点が集中する中心部は通常の解像度で、画がつぶれてしまう画面端は低解像度でレンダリングすることで、処理の負荷を軽減するという仕組みだ。「Multi-res Shading」では、Maxwellアーキテクチャに実装されたマルチプロジェクション機能が使われる。そのため、Maxwell世代のGPUが必要となるというわけだ。GameWorks VRはUnreal Engine 4に統合されており、Unreal Engine 4ベースのゲームやアプリケーションで、GameWorks VRを有効にした場合、50%の性能向上を実現するという。NVIDIAでは、今後もこれらの取り組みでVRにおけるエコシステムを支援したいとした。
2016年03月29日アユートはこのほど、秋葉原UDX前サポニウス広場で、同社が取り扱うGALAX製VRヘッドマウントディスプレイ「GALAX VISION」の体験イベントの開催を発表した。開催日時は2016年3月26日12時から16時30分まで。イベントでは、GALAX製VRヘッドマウントディスプレイ「GALAX VISION」を使用したVR体験に加え、エヌビディアジャパン 高橋一則氏とGALAXY 東海笑門氏による「VR READY」に関するプレゼンテーションを行う。プレゼンテーションは、13時からと15時からの2回を予定する。このほか、賞品が当たる抽選会も行うという。「GALAX VISION」は、VRコンテンツの開発者向けに提供されるヘッドマウントディスプレイ。HDMI 1.4とUSB 2.0でPCと接続する。画面解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、リフレッシュレートは60Hz、視野角は100度、反応速度は25mm。センサーとして、ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気センサーを搭載する。
2016年03月25日米Oculus VRは16日(現地時間)、VRヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」に対応したVRゲーム30タイトルを、3月28日にローンチすると発表した。Oculus Rift出荷開始に合わせる形となる。同社は既報の通り、現在も多くのデベロッパーと協力し、100以上のタイトルを2016年中に提供するとしている。合わせて、Oculus Riftの新しいホーム画面「Oculus Home」も公開された。新しいOculus Homeでは、新コンテンツやコンテンツ内のフレンドを探しやすくなっており、同社がSamsungと共同開発したコンシューマー向けヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」から大幅に進化したという。また、Oculusのデスクトップアプリでは、プラットフォームの検索が可能となり、RiftのカスタマイズやOculus Storeの最新コンテンツの閲覧もできるようになった。
2016年03月17日DMM.comは、ライブホログラフィックによる演出を用いたVR朗読劇「その日のまえに」「ヒア・カムズ・ザ・サン」の公演を行うことを発表した。公演日は4月16日、17日、23日、24日(1日2回公演、全8公演)。会場は神奈川県・横浜駅西口の「DMM VR THEATER」。チケットは本日18日 12時よりローチケでにて発売開始。料金は4,300円(別途ドリンク代500円)。同公演は、ドラマ・映画化もされた、直木賞作家・重松清の短編小説集「その日のまえに」「ヒア・カムズ・ザ・サン」をVR朗読劇化し、サイネージ技術を駆使したライブホログラフィック演出をストーリーに効果的に挿入した新しい朗読劇。キャストには東地宏樹、増田俊樹、日高のり子、井上喜久子をはじめとした人気声優陣を起用している。会場の「DMM VR THEATER」は、昨年9月に横浜駅西口にオープンした世界初のライブホログラフィック専用エンタテイメント常設劇場。多元レイヤーで構成されたペッパーズゴースト(視覚トリック)型ホログラフィック投影装置をステージ舞台とすることで、3DCGで制作された映像に物理的な奥行きを加え、あたかもそこに役者が存在するかのような錯覚を作り出す仕組みを備えた新しいタイプの劇場だ。また、公演時間は、16日と23日が1回目 14:00開場/15:00開演、2回目 18:00開場/19:00開演。17日が1回目 13:00開場/14:00開演、2回目 17:00開場/18:00開演。24日は1回目 12:00開場/13:00開演、2回目 16:00開場/17:00開演となっている。なお、一部の声優陣は公演日によって異なるダブルキャスト方式となっている。詳しい公演スケジュールは、特設サイトを参照のこと。
2016年03月17日ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、バーチャルリアリティ(VR)システムを採り入れたゲーム機「PlayStation VR」(PS VR)を、2016年10月に発売する。日本での予約開始時期は未定で、希望小売価格は税別44,980円。北米、欧州、アジアでも発売する。PS VRは、バーチャルリアリティ(VR)技術を採用したゲーム機で、VRヘッドセットを同梱。PlayStation 4用ソフトや映像コンテンツをVR映像で楽しめるほか、シェアプレイやLive from PlayStationなどのソーシャル機能を利用できる「シネマティックモード」を搭載している。全天球カメラで撮影した360度動画や写真も再生可能だ。PS VR用ソフトの開発には、大手ソフトメーカーからインディーズ開発者まで230社以上が参入を表明。現在160タイトル以上を開発中で、2016年末までに50本以上を発売予定だ。また、PS VRの発売と同時に、6本のゲームを収録したPS VR専用ソフト「THE PLAYROOM VR」を無料配信する。ディスプレイはサイズが5.7インチで、有機EL(OLED)を採用。解像度は1,920×RGB×1,080ドット(左右の目それぞれに960×RGB×1,080ドットの映像を表示する)。視野角は約100度。6軸検出システムセンサー(3軸ジャイロ・3軸加速度)を搭載している。VRヘッドセットのサイズはW187×H185×D277mm、重量は約610g。プロセッサーユニットのサイズはW143×H36×D143mm、重量は約365g。
2016年03月16日●モバイルイベントでは"VR"が話題にスマートフォンでVR(仮想現実)を提供しようという動きが急加速している。VRの市場自体がまだ立ち上がっていない段階にありながら、スマートフォンメーカーは何を見据えてVRに力を入れ始めているのだろうか。○モバイルのイベントでVRが注目を集める2月22日より、スペイン・バルセロナで開催されていた、携帯電話・モバイルに関する世界的な見本市イベント「Mobile World Congress」(MWC)。そのMWCにおいて、今年最も話題になったテーマを1つ挙げるならば、それは「VR」ということになるだろう。先にも触れた通り、MWCはあくまでモバイルに関するイベントだ。にもかかわらず今年のMWCにおいては、スマートフォンメーカーを中心として、VRに関する新製品や発表が相次いだのだ。中でも、そのことを象徴しているのがサムスン電子。同社は今回のMWCに合わせて、新しいスマートフォン「Galaxy S7/S7 edge」を発表したのだが、その発表会イベントでの主役は、スマートフォンの新機種よりもVRがメイン、という印象であった。というのも、発表会会場にはサムスンが発売しているVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)の「Gear VR」が全席に設置。発表会のイベント中には随所でヘッドマウントディスプレイを用いたデモが実施されたほか、会場にはフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏がサプライズゲストとして登場。VRに向けた取り組みや可能性について語るなど、VR一色というべき内容となっていたのである。VRに関する発表をしたのはサムスンだけではない。LGエレクトロニクスも、同社の新機種「G5」の発表に合わせて、G5に接続して利用できるVR HMD「LG 360 VR」を発表。Gear VRのようにスマートフォンをHMDに装着するのではなく、ケーブルでスマートフォンとHMDを接続して利用するなど、VRを手軽に体験できる点に力が入れられている。また、「ALCATEL ONETOUCH」ブランド(今後「alcatel」にブランド変更予定)で日本に進出しているTCLコミュニケーションも、新機種「IDOL 4S」のパッケージがVRゴーグルとして利用できる仕組みを用意。スマートフォンを用いて簡易的なVRを実現する、グーグルの「Cardboard」プラットフォームを活用しており、Cardboardのコンテンツが利用できるのが特長となっている。MWCではこの他にも、いくつかのスマートフォンメーカーが、HMDを用いたVRに関する発表や展示を実施していた。モバイルに関するイベントで、まだ市場自体が立ち上がったとは言い難く、しかもどちらかといえばモバイルとは縁が薄いように思えるVRが、これだけ大きなテーマとなったことには驚きがある。●スマホVRは本格VRとは違う?○スマートフォンのVRは良質な体験を提供できない?HMDを用いた没入感のあるVRは、元々ゲームの分野で大きな注目を集めているものだ。フェイスブック傘下となったOculus VR社の「Oculus Rift」や、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PlayStation VR」、そしてHTCの「HTC VIVE」などが、ゲームの分野で高い注目を集めているVR HMDの代表的存在といえるだろう。これらのVR HMDが注力しているポイントは、高精細なCGを用いた臨場感のあるVR体験を、快適な形で提供することである。というのも、VR HMDは視界をディスプレイが完全に覆い、そこに映し出された世界がユーザーの視界のすべてとなる。それだけに、非常にリアルなVR体験を提供できるメリットがあるのは確かだが、一方でいくつかの問題も抱えることとなるのだ。代表的な問題として挙げられるのが"VR酔い"と呼ばれるもの。VR HMDは実際の動きと、ディスプレイに映し出される映像の動きにずれがあると、脳が違和感を引き起こして乗り物酔いのような症状を起こしやすいのである。そうしたことから快適なVR体験を与えるには、VR HMDの動きを正確に、かつ細かく検出するセンサー技術と、それに合わせてグラフィックを素早く描画する性能が求められることから、高いハード性能が求められるわけだ。だが、高いハード性能が必要なぶん、高額になりがちでありユーザー体験の幅が狭いのが、現在のVRの弱みにもなっている。実際、一般発売が決まっているOculus Riftは599ドル、日本では送料込みで94,600円となっているほか、HTC VIVEも799ドル、日本では112,000円と決して安いとはいえない額だ。しかも、これらのVR HMDはパソコンに接続して初めて利用できる上、そのパソコンにも高い処理能力が求められるため、さらなる高額な投資が求められる。個人が容易に手を出せるものではないことが、理解できるのではないだろうか。裏を返せば、そうした高い性能がなければ、仮想空間を用いた快適なVR体験を提供することはできないし、スマートフォンを用いたVR環境が、そこまでの性能を実現できているわけではない。実際、MWC会場でいくつかのHMDを用いてVRデモを試してみたが、性能やコンテンツ共に、Oculus RiftやHTC VIVEのVR体験とは大きく異なるものだと感じた。良質なVR体験を提供するには高性能なハードが必要だが、現状のスマートフォンではそれが難しい。なのであれば、スマートフォンメーカー各社は性能の劣るVR環境で、一体何を提供しようとしているのだろうか。●スマホメーカーはVRで何を目指すのか○360度カメラと動画が普及の鍵を握るかそのヒントとなるのが、先のサムスンの新製品発表イベントに、ザッカーバーグ氏が登壇したことにあるといえよう。ザッカーバーグ氏はその檀上で、「VRは次のプラットフォームになる」と話し、フェイスブックでは今後、ソーシャルVRアプリに力を入れていくことを打ち出している。そもそもフェイスブックがOculus VRを買収して傘下に収めたのは、スマートフォンの次となる新しいプラットフォームをVRに見出したためとも言われている。フェイスブックはVR HMDを、ゲームなどのコンテンツを楽しむプラットフォームとしてだけでなく、新しいコミュニケーション体験を実現するプラットフォームと捉え、システムやデバイスの開発に投資を進めているわけだ。またOculus VRは、自社でHMDを手掛けるだけでなく、サムスンと共同で、スマートフォンを用いたVR HMDのGear VRも開発している。このことからは、仮想空間での良質なVR体験を提供するだけでなく、普及しているスマートフォンを活用することで、より幅広い層に対してVR体験を提供することを狙っていると見ることができる。そして、現状のスマートフォンを活用したVRを広める鍵として、サムスンやフェイスブック、そして他の多くのメーカーが期待しているのが"動画"ではないかと考えられる。実際、サムスンやLGは今回、HMDだけでなく360度撮影可能なカメラも発表しており、カメラとスマートフォン、そしてVR HMDを用いたVR体験の提供に力を入れようとしている。またFacebookも、昨年9月より360度動画の投稿を可能にするなど、VRで動画を楽しめる仕組みの構築に力を入れている。ゲームなどのインタラクティブなコンテンツを動作させるには確かに高いハード性能が必要だが、360度カメラで撮影した動画の再生であれば、そこまでの性能は必要ない。それでいて、360度カメラによる映像をVRで再生すれば、あたかもその場にいるかのような臨場感ある体験を手軽に得ることができ、距離や時間を超えた共通体験の実現に一歩近づくこととなる。そうした360度動画がSNSに広まってくれば、VR HMDがコミュニケーションツールの1つとして認識され、広まっていくと考えられよう。もしVRがゲームの範囲内でとどまってしまえば、その広がりは限定的なものとなってしまう。スマートフォンという誰でも持っているデバイスで、しかも日常的なコミュニケーション用途を主体としてVRが利用されるようになれば、その広がりは非常に大きなものとなり、可能性も大きく広がることになるだろう。VRの可能性を広げる上でも、スマートフォンを用いたVRがユーザーにどのような体験を与え、それが受け入れられるかどうかが大いに注目されるところではないだろうか。
2016年03月11日デジタル関連のコンシューマデータを収集・分析する7Park Dataによると、米国において昨年10月からGoogleのVR(仮想現実)プラットフォーム「Google Cardboard」の月間アクティブユーザー(MAU)が急増している。といっても、それまで全体の0.05%~0.10%の間だった割合が、11月末に0.17%、12月末に0.35%に伸びただけで、わずか2カ月で3倍を超える増加ではあるものの、全体に占めるユーザーの割合はまだまだ小さい。昨今のVRの話題性を考えると、ここで取り上げるほどの変化ではないのだが、日間アクティブユーザー(DAU)の伸びの推移と比べて見るとVRの危うい現状が見えてくる。MAUの明らかな伸びに対して、DAUはごくわずかな伸びにとどまっているのだ。7Park Dataはユーザーのコメントを公開していないので、原因は推測になるが、昨年後半からVRに関心を持つ人が増加し、最も手軽に試せるCardboardを手にしているのだろう。しかし、頻繁に利用し続けている人は少ない。1回試しただけという人もいるだろう。だから、1カ月のスパンだったらユーザーが増えているものの、1日単位のユーザーは増えていない。リピーターを獲得できていないのだ。もちろん、低コストで手軽に使用できるCardboardはVRを体験させるのを目的としたものなので、DAUが伸びないのは仕方がない。中にはCardboardでVR体験にはまって、Oculus RiftやPlayStation VRなどに関心を持ち始めた人もいるだろう。でも、逆のケースも考えられる。ジェットコースターやハムスターダンスなどシンプルなVRコンテンツに最初は驚いても、リピートしたくなるようなコンテンツやサービスがないと、VRに対する関心が薄れてしまう。それがあるのか、ないのか、答えはDAUの低調すぎる伸びに現れている。今の状況は90年代にマルチメディアがバズワードになった時に似ている。様々なメディアがデジタル化され、CDなどで配られた。それらを使ってみるのは面白かったけど、それだけだった。あの頃に体験したマルチメディアは、マルチメディアやインタラクティブの本質ではなかった。本当に社会全体が変わり始めたのは00年代に入ってから、Google、PayPal、YouTube、Amazonのクラウドサービス、Facebookなどが台頭し始めてからだ。その頃になったらマルチメディアやインタラクティブなんて言葉は使われなくなっていた。言葉ではなく、マルチメディアやインタラクティブの本当の価値が人々を熱中させ始めていたからだ。今VR市場は形になり始めたばかりであり、社会を変えるような存在になるには時間がかかるだろう。マルチメディアの時のようにゆっくりとした変化になるのか、それとももっと速いスピードで大きなインパクトを社会に与えられるのか、その岐路にさしかかろうとしている。GoogleがCardboardよりも機能性を高めたVRゴーグルを発表するという噂が飛び交っている。5月に開催するGoogle I/O 2016で何かしらの発表がある可能性もある。CardboardのMAUとDAUの差を考えると、日常的な利用に応えられるVRゴーグルの投入は効果的だと思う。しかし、本当に必要なのは変化を生み出すコンテンツやサービスだ。しっかりとしたVRゴーグルがあっても、安易なコンテンツが量産されるばかりだったら何も変わらない。たとえば、GoogleマップやYouTube、Googleフォト、Google PlayといったGoogleのサービスと連動し、ユーザーが頻繁に装着したくなるような実用的なソリューションが伴ってこそDAUが伸び、VRの評価が変わってくる。VRとは関係ないが、先週読んだ記事の中で面白かったものを1つ紹介しよう。タイトルは「1ドルもマーケティングに費やすことなく言語学習アプリが 1億1000万ユーザーを獲得した方法」だ。言語学習アプリとはDuolingoのことである。同サービスは、ゲームのステージをクリアするように学習できるゲーミフィケーションになっている。しかし、ゲーム形式にしたからといって多くの人が外国語習得に熱中するわけではない。むしろ、すぐに飽きられるゲーミフィケーションの方が実際には多い。では、なぜDuolingoは成功したのか? CEOのLuis von Ahn氏は、人気モバイルゲーム「Candy Crush」やカジノのスロットマシーンが人々を熱中させるのと同じ理由だという。Candy Crushはプレイヤーが飽きずに遊び続けるように、機械学習を用いて、たとえば列内のキャンディー数などを最適化している。カジノも「出るかもしれない」という心理を持たせるようにスロットマシーンを調整しているそうだ。Duolingoも同じように、ユーザーがDuolingoに熱中する心理効果を生み出すように設計・デザインしている。「形容詞より先に動詞を学ぶべきなのか?」「より複雑なセンテンスに進むタイミングは?」等々…… 機械学習を用いて、効果的かつ学習者が飽きずに学習し続けるようにプログラムを絶えず進化させ続けている。ユーザーを夢中にさせる(hooked)ことに力を注いでいるからゲーミフィケーションが効果を発揮し、わずか3年で1億1000万ユーザーを達成した。VRをゲームから広めていくのは効果的だと思うが、ゲーム市場は小さいし、そしてゲームなら受け入れられるというわけではない。ゲームであれ、その他の分野であれ、ユーザーをhookするコンテンツやサービスがゲームチェンジャーであり、それらが利用しやすくなってこそ、VRが加速をつけて一気に離陸できるようになる。
2016年03月10日ピクセラは2月24日、VR映像に対応したテレビ視聴アプリ「ワイヤレスTV2」を、2月末までに配信すると発表した。アプリは無料。対応OSは、iOS 8.4以降、Android 4.4以降。ワイヤレスTV2は、Windows PC・Mac向けのテレビチューナーやワイヤレステレビチューナーと併用するテレビ視聴アプリ。新しく「VR視聴モード」を追加し、ヘッドマウンドディスプレイ使用時にVR映像を視聴できるようになった。動作確認済みのヘッドマウントディスプレイは、Google Cardboard、ハコスコ(2眼モデル)、ZEISS VR ONEの3機種。従来の「ワイヤレスTV」アプリは、iOS版とAndroid版でそれぞれ異なるユーザーインタフェースを採用していたが、ワイヤレスTV2ではOSやディスプレイサイズに左右されない統一インタフェースを実現した。また、ページをめくるように画面を操作する「フリップビュー」に対応している。現段階で番組の録画は行えない。対応するテレビチューナーは以下の通り。ワイヤレス テレビチューナーPIX-BR320、PIX-BR321、PIX-BR310L、PIX-BR310W、PIX-BR310L-DV(iOS版のみ)Windows向け テレビチューナーPIX-DT460、PIX-DT295Mac向け テレビチューナーPIX-DT195
2016年02月24日