夫の不倫が発覚しただけでもショックだったのに、不倫相手が自分の知る人だったと判明して衝撃を受けたという話もあります。そんな壮絶体験をした30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。学生時代の恋人と結婚! しかし平穏な生活に暗雲が…果穂さん(仮名)は、大学時代からの彼氏と交際5年目に結婚。結婚から数年が経ち、夜の営みの頻度は減ったものの、夫に対して特に不満はなく穏やかな日常を送っていたそう。結婚後も果穂さんは新卒で入社した会社でフルタイム勤務を続け、自立した夫婦を目指して仕事に取り組んできたと話します。「大学時代の友人の中に、自分たち以外にも結婚したカップルが1組いて、社会人になってからも親しくしていたんです。学生時代にはよくダブルデートもしていたほど気心の知れた仲。友だちというよりも、もはや親戚のような感じでした。お互いが結婚してからも月に1回程度は食事をしていましたし、夫同士も親しくて、たまに旅行にも行っていました」ある日、その友だち夫婦と食事をしたときのこと。果穂さんは、夫と女友だちの距離が近いことに強烈な違和感を抱いたそう。そこから果穂さんの生活は予想もしなかった方向へ進んでいくことに…。「その女友だちとは夫婦同士で仲良くしていましたが、それにしても妙な違和感があって。夫との距離が物理的に近いだけでなく、付き合っている男女特有の親密な空気だったことが一番気になりました。その日は何も言わずにいたのですが、やっぱり気になってしまって夫のスマホをこっそりチェックすることに。すると、夫と女友だちのラブラブなLINEのやりとりを見つけてしまったんです」夫の不倫相手が自分の女友だちだったなんて…「夫が不倫をしていただけでも嫌な気持ちになったのに、その相手が信頼していた女友だちだったことに私は大きなショックを受けました。そしてだんだんと二人に対する憎しみの感情が強まってきて、“絶対に許せない、許すわけにはいかない!”と思うようになったんです。私が不倫に気づいてからも、二人の関係はずっと続いていて…。どうにかして制裁を下したいと思い、夫の周辺を徹底的に調べようと決意しました」夫の不倫に対して制裁を下すと決めた果穂さんは、夫に気づかれないように証拠集めを始めたとのこと。すでにそのときには離婚も覚悟の上で、「とにかく有効な証拠を1つでも多く集めようと計画的に動きました」と当時を振り返ります。夫の不倫が発覚した際に、その相手が思いもよらない人物だったというケースもあるでしょう。配偶者の裏切りを知ったときのショックは計り知れないもの。ですが、そこで冷静になって証拠を集めることができれば、いざというときの話し合いを有利に進められるはずです。大きなショックを受けている中で冷静に行動するのは難しいものですが、感情のままに動いて泣き寝入りをする結果だけは避けたいものです。©Yue_/eyesfoto/gettyimages文・並木まき
2023年01月31日千草さん(仮名・37歳)は息子が通う幼稚園で、パパ友の敏樹さん(仮名)と知り合い、不倫に堕ちてしまいました。夫に不倫関係がバレそうになったことはあったものの、なんとかごまかして密会を続けていたそう。その後、関係はどうなっていったのか詳しく話を伺いました。運動会でお互いの夫婦が対面「敏樹さんとは、月に1~2回くらいの頻度で会っていました。そんななか、息子の通う幼稚園で運動会が開かれたんです。夫と一緒に見学に行くと、敏樹さん夫婦の姿もありました。敏樹さんの妻に会うのはそのときが初めてで、清楚な感じの美人といった印象の女性でした。それよりも緊張したのが、夫と敏樹さんの対面です。以前、整髪料のニオイで関係がバレそうになったことがあったので、ヒヤヒヤしました。ですが、夫が何か勘づいているような様子はありませんでした。夫と敏樹さんは一緒に父親参加の競技に出たりして、和気あいあいとしているように見えました」別々の小学校に進学して疎遠に…「運動会が終わると、すぐに小学校の受験準備が本格的になりました。私も忙しくなって、敏樹さんと会う機会はほとんどなくなりましたね。息子は3校を受験し、そのうちの1校に進学することに。子どもが通う小学校が別になったことで、敏樹さんとはますます疎遠になっていきました。それで自然と連絡も取らなくなって、関係が完全に終わったんです。なんとなく寂しい気持ちもありましたが、仕方がないと思いました。だからいい思い出として、自分の胸にしまっておくつもりだったんですが……」夫に不倫を疑われ…「息子が小学校4年生になるころ。ある日の夜、夫が突然“千草、不倫していただろう?”と言ってきたんです。一瞬、何を言っているのかわかりませんでした。敏樹さんと会わなくなって4年近く経っていたので、すぐには思い浮かばなかったんです。すると夫が、“今日、敏樹さん会った”と、彼の名前を出してきたんです。敏樹さんの名前を聞いて私は狼狽えてしまい、その様子を見た夫が“やっぱり……”と」4年後に明かされた真実「4年前の運動会のときに、夫は敏樹さんとLINEを交換していて、二人で一度飲みに行ったことがあったんです。そこまでは私も知っていました。その後も二人はたまに連絡を取り合っていたようで、数年ぶりに飲みに行くことになったそうです。そして、お店で敏樹さんがトイレに立った際に、テーブルの上に置かれたスマホを夫が勝手に覗いてしまったんです。LINEが開きっ放しになっていて、履歴をさかのぼって私とのやり取りを見つけてしまって……。それから敏樹さんが戻ってくるのを待たずに、店を出て帰ってきたとのことでした。“前から怪しいと思っていたんだよ”と、4年前にも関係を疑ったことがあると言われました。やはり、敏樹さんの整髪料のニオイを嗅いだときから、不倫に勘づいていたようです。敏樹さんには私から連絡を入れて、大まかな状況を伝えました。不倫していた頃から4年も経っていたので、夫から激しく責められることはありませんでしたが、完全に信用を失ってしまいました。しばらくして、夫とは離婚をすることに。今は息子の親権を争っている最中です」“幼稚園で知り合った男性と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。不倫関係が終わって何年も経ってから、事実が明るみになってしまうケースもあるようです。過去のこととは言え、犯した罪が消えることはありません。一生背負っていかなくてはならないのです。©recep-bg/somethingway/gettyimages文・塚田牧夫
2023年01月18日結婚して子どもが生まれ、幸せな家庭を築いているにもかかわらず、不倫に走ってしまう女性もいます。千草さん(仮名・37歳)も、子どもが幼稚園に入ってから不倫に走ってしまったそう。どんな状況で不倫関係に陥ったのか、詳しく話を伺いました。ママ友たちとのランチ会で知り合った人と「10年ほど前に夫と結婚しました。その後、息子が生まれ、4歳から私立の幼稚園に通わせるようになったんです。息子の送り迎えの際に、別の子のパパとよく顔を合わせるようになりました。敏樹さん(仮名)は普段、ほとんど在宅で仕事をしているので、お子さんの送り迎えを担当しているそう。敏樹さんはなかなかのイケメンで、密かに意識しているママ友は多かったです。ある日、何人かのママ友でランチに行こうという話になって、ママ友の1人が敏樹さんも誘ったんです。敏樹さんも参加してくれることになって、初めてちゃんと話をしました。そのときは親密にはならず、グループLINEでつながった程度の関係でした」小学校の説明会で偶然会って…「息子が年長に上がって、小学校受験を考えるようになりました。それで、いくつか私立小学校の説明会に出かけたんです。ある小学校の説明会で、見覚えのある顔に出会って、それが敏樹さんでした。お互いに一人で来ていたので、説明会の後にお茶をすることになったんです。近くにあったカフェに場所を移して、志望校選びや受験対策について話をしました。話題は子どものことばかりで、プライベートな話はほとんどしませんでしたね。でも、そこからLINEでのやり取りが始まって、情報交換をするようになりました。そして次第に、お互いに好意を持つようになっていったんです」初めての二人きりでのランチ「しばらくLINEを続けて打ち解けてきたころ、二人でランチに出かけることになりました。ママ友たちに見つからないように慎重に場所を選んで、イタリアンの店にしました。そのとき初めて、プライベートな話をしました。敏樹さんはシステムエンジニアで、在宅で仕事をしながら投資などもしているそう。妻との関係は良好だけど、マンネリを感じていると言っていましたね。食事を終えて店を出て、敏樹さんの車で送ってもらうことになりました。私が助手席に乗るとき、腰の辺りにサッと手が添えられたんです。突然のことでびっくりしましたが、正直うれしかったですね。彼がシフトレバーを握ったとき、今度は私が彼の手に触れました。彼に手を握り返されてからは、特に言葉を交わすこともなく、自然な流れでホテルに行きました」整髪料のニオイで夫に怪しまれて…「初めて密会を終えた夜のこと。仕事から帰ってきた夫が着替えながら、クンクンと鼻を鳴らしているんですね。どうしたのと尋ねると、“男の整髪料のニオイがする”と言うんです。不倫がバレてしまったと思って、ドキッとしましたね。そこで思い出したのですが、夫はとても鼻がきくんです。以前、私の母親が家に来たとき、夫には何も伝えていなかったのに“お義母さんが来たの?”と聞かれたことがありました。どうやら、ニオイでわかったようです。ヒヤっとしたものの、不倫が完全にバレたわけではなさそうでした。それからも敏樹さんとは定期的に会いましたが、整髪料はつけないように徹底してもらいました」“幼稚園で知り合った男性と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。今回のケースのように、ニオイから不倫の発覚につながることもあるでしょう。何がきっかけになるかはわかりませんし、バレないことのほうが少ないはず。リスクを考えたら、不倫なんてするべきではありません。©west/Yue_/gettyimages文・塚田牧夫
2023年01月18日不倫は罪な行為であり、責められて当然の関係です。それは当事者たちもわかっているため、会うときは人目を忍ぶことになります。では、不倫カップルはどんな場所で密会しているのでしょうか。“密かにしている禁断デート”について、不倫経験のある男女に話を聞いてみました。車の中で30分だけ「不倫相手が車で出勤しているので、帰りによく送ってもらっています。彼には小さい子どもがいて、あまり時間に余裕がないんですね。だから私の家に着くまでの30分をデートにあてています。時間が限られているので、とても貴重な感じがします。短い時間でもたくさん話せるように、普段から“あれを話そう、これを話そう”といろいろ考えたりしていて。渋滞などでたまに時間が長引くと嬉しくなりますね」ミカ(仮名)/26歳こちらの不倫カップルは、短い時間で密会をしているそう。車内は密室ですから、誰にも邪魔されなくて好都合なのでしょう。ソロキャンプに行くと偽って…「僕は昔からキャンプが好きで、結婚前は妻と二人で出かけることもありました。でも、妻はもともとインドア派だったので、結婚してからは主にソロキャンプに行っています。ある日、同じ趣味を持つ女性と知り合い、不倫関係が始まりました。妻には“ソロキャンプに行く”と言って出かけていますが、実は途中で不倫相手と合流し、二人でキャンプを楽しんでいます」ダイ(仮名)/32歳キャンプが趣味の人は多く、不倫の隠れみのとして使っても怪しまれにくいのかもしれません。ソロキャンプに行くと言っていた夫が、大自然のなかで不倫相手と過ごしているなんて、妻にとっては信じられないことでしょう。結婚式場巡り「僕と彼女はお互いに別の人と結婚しているので、ダブル不倫という関係です。彼女は式を挙げずに結婚したらしく、結婚式に憧れがあったそう。そこであるとき、二人で式場見学に行ったんです。式場にはいろんなタイプがあって見ていて楽しいですし、スタッフの人がもてなしてくれるので、気分がいいんですよね。すっかりハマってしまって、今でもよく二人で式場巡りをしています」ケンタロウ(仮名)/33歳これから結婚式を迎えるような、新鮮な気分を味わっているんでしょうか。お互いのパートナーのみならず、式場の人まで騙しているわけですから、罪の重い行為といえるでしょう。ラブホテルを開拓「現在、職場の先輩社員である男性と不倫をしています。定番のデートはラブホテル。ラグジュアリー感のあるタイプだったり、和室タイプだったり、ラブホテルにはいろんな部屋があるので飽きないんですよね。カラオケとかサウナとか、施設が充実しているところもあるんですよ。月に1~2回、いろんなラブホテルを開拓するようなデートをしています」ユウコ(仮名)/27歳ラブホテルに行くことで、旅行をしているような気分を味わっているのかもしれません。他人の目がある場所へは旅行できないので、ラブホテルをひとつのイベントとして捉えているようです。“不倫カップルが密かにしている禁断デート”をご紹介しました。なかには堂々とデートを繰り返しているカップルもいるようです。慣れによって、罪の意識も薄れてくるのでしょう。いつか罪の重さに気づく日が来ることを願うばかりです。©Image Source/wundervisuals/gettyimages文・塚田牧夫
2023年01月17日あなたの周りに、不倫をしている人はいますか?他人事と思っている人も、実は心当たりがある人も、周りの人の不倫事情が気になるという方は多いのでは?今回は、身近な不倫から想定外のびっくり不倫事情まで、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「みんなの不倫事情」についてご紹介します!女性約200人に聞いた!みんなの泥沼不倫エピソード3選不倫と聞くとどんなイメージをお持ちですか?後ろめたかったり、こっそりする行為と思われがちですが、少し事情が違うケースもあるようですよ。今回は、そんな不倫のリアルな事情について、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いてみました!子どものお迎えは不倫相手「子どもを同じ習い事に通わせているママさんが、自分の子どものお迎えを不倫相手の男性に頼んでいると話していました。そしてすごいのは、その子どもの血縁関係があるのは迎えに行っている不倫相手の男性なのだそう。周りの人も、みんなその人が本当のパパだと思い込んでいるようです…。実際の夫は夜遅くまで働いていて、不倫相手がお迎えに行っていることも、我が子が不倫相手の子だということも知らないはず」(30歳・その他)映画やドラマでもなかなかなさそうな設定の話。堂々と、かつバレずに不倫しているなんて、すごすぎる…。でも確かに、お互いの生活が見えにくい都会なら、実際のパパと不倫相手の男性と二人いても、バレないで済むこともあるのかも?実はママ友の夫と思っている相手も、本当は違っていたりすることもあるのかもしれません…。不倫旅行を、妻が空港でストップ「知り合いの女性のお話ですが、彼女の夫が不倫相手と海外に行くのをかぎつけ、空港にこっそり行って引き留めたそうです。その場は、かなりの修羅場になったのか、詳細は聞けませんでしたが…。その後、二人は別居したようですが、しばらくして、戻ったはずです」(35歳・専門職)不倫旅行に妻にバレバレな状態で行こうとするのもすごいですし、それを空港で妻からストップされる修羅場感もすごいですが、それからまた夫婦関係が戻ったという事実もすごい…。男女の関係というのは、本当に奥深く予測不可能な領域ですよね。堂々と不倫を暴露するママ友「同じ児童館で知り合ったママさんと初めてランチに行った時。初めてのランチだし、たわいもない子育て話をするものと思っていたら、『先日スーパーであった私の夫、あれ、実は不倫相手なの〜。もうすぐ6年よ〜』と当たり前のように秘密を暴露され衝撃。さらに、『Aちゃん(私)のところは大丈夫?不倫されていない?』と、不倫をしている立場にも関わらず、私の夫が不倫していないか心配までしてくれました(笑)。不倫ってこんなに身近で堂々とかつ長期間行われるものなのかと、かなりの衝撃でした」(33歳・その他)不倫は、あまり堂々と他人に公言するものではないイメージを持っている人も多いと思いますが、なかには、なんの後ろめたさもなく堂々と不倫をしていることを話してしまう人たちもいるようです。巡り巡って夫にバレてしまいそうですが、ガードゆるゆるな状態で長年不倫を続けているのにもびっくりですよね。想像以上に多い?現代の不倫事情いかがでしたか。実際にどれくらいの人が不倫しているのかはわかりませんが、今回ご紹介したようなお話を聞くと、想像以上に不倫が巷に溢れているのかもと思ってしまいますよね。また、不倫を堂々と話す人がいるのも驚きでした。皆さんの周りはどうですか。実は、意外なところで不倫ドラマが繰り広げられているのかも…しれませんね。©Michael Heffernan/Getty Images©Antonio_Diaz/Getty Images文・オリ子
2022年12月26日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、64歳の彼とW不倫関係にある52歳女性。彼をもっとメロメロにさせたいと願う彼女に、佑雪さんは?お悩み:「W不倫の彼を虜にしたいんです!」【クラブ佑雪】vol. 27112歳上の彼(64歳)をもっと私の虜にしたい!長続きする秘訣を教えてください。元上司を好きになって、異動する際、彼への恋心に気づいてしまい、私から告白して始まったW不倫(かれこれ4年)です。遠距離のうえ、会社役員の彼は超多忙。「大人の恋愛なら」と受け入れてくれた彼ですが、私の夫は疑り深いので、頻繁に会いに行けず、年に3~4回のデートが限界です。加えて連絡も彼はマメな方ではなく、2~3週に1度私からのLINEに返信する程度。彼のLINEがいつも淡々と(だいたい敬語)してたり、彼からLINEが来ることも少ないことから、いつも寂しく、今だにどこか深く心のつながりを持ててはいないように感じてしまいます。以前、ちょっとしたことで彼を不機嫌にさせ、「会うのは65歳まで(来年)だな」と言われたことも、ずっと頭に残っています。今も会えば「いつも会いに来てくれてありがとう」と言ってやさしくエスコートしてくれて、ずっと抱きしめてくれたりキスしてくれて、彼に愛されている幸せを感じるのですが。それに自分の年齢をとても気にしているようで「なんでお前はこんなおじぃさんが好きなんだ」と毎回、聞かれて(私もおばさんなんですけどw)、私がどんなに彼のことが好きか言っても、信じてもらってないのかなと。これまでにも彼にLINEラブレターを3度送ったり、努力しているつもりですが、いまだに彼の気持ちがわからずにいます。ちなみに彼は不倫5回目の強者、私は 初めての不倫です。私としてはもっと私にメロメロになって欲しいのに。おじさん心は難しい。どうかよきアドバイスをお願いいたします!(ひろ52歳既婚会社員)「不倫には気持ち以外に肉体、お金、時間が必要」お二人のデートはこれまで、年3〜4回×4年=12〜16回ですか。ふむふむ。この回数だから恋心が続くっていうのも、あるでしょうね。そのときしか会えないとなると、会う時間が貴重ですし、疑り深いパートナーの目を盗んで、っていうのもスリル満点で、不倫のスパイスになってるんでしょうし。その程度の距離感だからいいんじゃないですか? 今後、結婚したいとかなら話は別ですが、お互い離婚する気はさらっさらないんでしょうし、いったい何が問題なんですか? って気がしてならないんですけどねぇ。で、このお悩み、遠距離ってことやお互い既婚者であることもさることながら、彼64歳でしょ? この年齢って、すごく大きいと思うんですよね。昔から、周りには結構“年上の彼”と付き合っている女性が多くて、そういう友人が集まって“そういう話”になったわけですよ、当然。で、みんなが口々に言ったのが「63歳が分かれ目」ってこと。つまり、それまではお薬ナシでできていたのが、それ以降、目に見えて衰えていくって言うんです。70代男性と昼間から2回戦やったって話も聞いてますが、当然、お薬服用のうえですからね。「ずっと抱きしめてくれたりキスしてくれて、彼に愛されている幸せを感じる」という一文を読み込むと、え? すでに挿入ナシな感じ? この場合の“抱きしめて”の具体的な内容は? って、問いただしたくなりますが、そのへんどうなんですか?ほら、すっかりデキなくなっちゃたらなっちゃったで「じゃあ、薬飲んで頑張ろう!」って開き直れるかもですが、ときどきは素で、まだ“なんとかなる(ときもある)”くらいだと、すっぱり吹っ切れなくて、「なんでお前はこんなおじぃさんが好きなんだ」って思っちゃうんでしょうね?恋愛でお相手にのめり込むって、「お相手といるのが幸せ!」っていう確固たる自信がないとできないと思うんですよね。で、きっと、その元上司の彼は、1. そこまで思えてない。2. だって、ご相談者さまを男性として肉体的に満足させられてないって、不甲斐ないだろ? って考えてるんじゃないかと。おそらく、彼の世代的に男女関係に関する考え方がマッチョなのと、その世代で役員としてバリバリ活躍されているということから、おそらく「男性はこうあらねばならぬ!」みたいなマッチョな考え方をおもちでは? ということが推測されますから。「挿入なんてなくても、年3〜4回、ギューッてしてくれたらそれでいいの」ってことなのかも。以上が、肉体面での話。もうひとつは男女関係、しかも遠距離かつ不倫を円滑に楽しむために欠かせない金銭面での理由も考えられます。会社役員って言っても、そこまでおこづかいがなくて、年3〜4回の遠距離交通費とちょっといい店での食事代とホテル代でいっぱいいっぱいって可能性、ありますよね?お金をかけなくても毎日、会える学生時代と違って、お金をかけないとデートができない、そして仕事でなかなか時間がとれない、まして既婚者で家族にも時間を割かないといけないという関係って、気持ち以外にお金と時間を捻り出さないといけないわけですから、なかなか大変ですよね。そう考えると、彼、よくやってくれてるんじゃないですか? ご相談者さまは「いまだに彼の気持ちがわからずにいます」とのことですが、「気持ちがわからない」のは彼の方だと思いますよ。「挿入ないのに(すみません、決めつけちゃって)、それも今後、もっと衰えるのになんで好きとか言えるんだ?」って、不思議でならないはず。あとね、なんか彼のこと、持ち上げすぎなのかもね。彼を「不倫5回目の強者」とおっしゃいますが、その中身もどのくらいのものだか…。気軽な不倫5回重ねただけかもしれないし、回数だけでは強者かどうかはわからないですよね。まあ、そのうえで安全に楽しめるハウツーを編み出した結果が、今のご相談者さまとの関係ってだけなのかもしれないですけど。まあ、彼は自分を客観視できる方で、あまりに持ち上げられすぎてるから「自分のありのままを知ったら、冷めるんだろうな」くらい冷静に、2人の関係を見つめてるっていう気もしますよね。それに彼が自分にメロメロになったとして、「自分は長年連れ添った妻と別れるのは難しいけど、君がパートナーに抱かれているのは我慢ならないから、離婚してくれ」って言われたら困るでしょ? だから、今くらいがちょうどいいんじゃないですかね? 所詮、不倫ってそんなもんです。お互い、安全なところにいながらメロメロとか、本当の意味ではないんで。ということです。では!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Ekaterina Goncharova/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年12月05日結婚10年目にして、夫が部下と浮気していることを知った恵美さん(仮名)。不倫の証拠をもとに、恵美さんは相手の女性に慰謝料を請求することを決意します。しかし事態は、想像もしていなかったとんでもない方向へと進むことに…。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。浮気相手もまさかの「既婚者」「私から、浮気相手の女性に連絡を取って『会いたい』と伝えました。私がもともと勤めていた会社にいる女性なので、相手の連絡先を知るのは難しくありませんでした。私からの電話に最初は動揺していましたが、『わかりました。会いましょう』と言ってくれて。その2日後に、職場近くのファミレスで会って話をしました」浮気相手と対面した恵美さんは、今すぐ不倫関係を解消して夫とは二度と私的に会わないこと、慰謝料を支払うことを求めました。しかし、相手女性からは、「実は新婚で貯金もなく、慰謝料は払えません…」というまさかの返答。さらに、「家庭は絶対に壊したくないから、私の夫には言わないでほしい」と懇願してきたのだとか…!「夫の浮気相手がまさか既婚女性だったなんて、呆れて何も言えませんでした。しかも、新婚早々浮気をするなんて、その話を聞いたときは言葉を失ってしまいました。結婚前から夫とは関係があったみたいで、相手女性の旦那さんも気の毒だなって思いましたね。それと同時に、“こんな女性に情けはいらない”“きっちり慰謝料をもらって、夫とも別れさせなくては”と改めて思いました」2組の夫婦で話し合いの末、慰謝料を勝ち取る「その後も浮気相手の女性に何度か連絡を取ったのですが、『お金がない』の一点張りで、いっこうに慰謝料を払おうとしません。それで、このままだと話が進まないと思ったので、相手女性の旦那さんに連絡をとりました。夫も連れて行き、2組の夫婦で話し合うことになったんです」ここまで話が大きくなって、ようやく浮気相手の女性も慰謝料の支払いを認めたそう。話し合いの末に「分割で全額支払う」ことに合意しました。夫の浮気が発覚してから、ここまでくるのに7か月を要したと振り返ります。「慰謝料の合意がとれて間もなく、私は夫と離婚しました。浮気が発覚した時点で、このゴタゴタが解決したら離婚すると決めていたので、ためらいはなかったですね。夫は最初こそ『別れたくない!』とゴネましたが、最終的には合意してくれて、協議離婚できました。もちろん、夫からも慰謝料をもらいましたよ。浮気相手の女性の旦那さんも、新婚の妻が自分を裏切り続けていたことが許せなかったようで、その後すぐに離婚したと聞いています。相手女性も会社を辞めたようで、今、どこで何をしているのかは知りません。結果的に慰謝料をもらって離婚もできたけれど、正直スッキリした終わり方ではなかったですね。今も浮気相手からの慰謝料の支払いは毎月続いているので、完全に縁が切れたわけではないのも関係あるかもしれません。次の恋愛に私が前向きになれるのはまだまだ先だと思いますが、浮気夫と縁を切れたことに、ひとまずほっとしています」非常識な言い分を通そうとした浮気女性に制裁が下った形で、ようやく決着がついたと話す恵美さん。しかし「今も心は晴れない」と、暗い表情の日々が続いているそうです。不倫は周囲の人を巻き込み、不幸にしてしまいます。絶対に足を踏み入れるべき世界ではありません。©solidcolours/Witthaya Prasongsin/gettyimages文・並木まき
2022年11月26日20代で結婚してから、バリキャリ妻として仕事を頑張ってきた恵美さん(仮名)。しかし、結婚10年目で夫の浮気が発覚し、予想もしなかった波乱の日々を過ごすことに…。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代妻に突如降りかかった悲劇をご紹介します。夫婦ともにキャリアを重ねて高収入パワーカップルに恵美さんは、25歳のときに1歳年上の夫と結婚しました。もともとは社内恋愛から始まり、結婚と同時に恵美さんが別の会社に転職。お互い仕事に精を出し、順調にキャリアを重ねてきました。また、夫婦ともにマネージャー職についていたので、世帯年収も満足できるレベルに達していたそうです。「子どもはいませんでしたが、仕事も家庭もすべてうまくいっている自覚がありました。私は“30代後半で妊娠したいな”程度には考えていたものの、キャリアを優先させたかったので、結婚後10年間、ずっと積極的な子作りはしてこなかったんですよね。夫婦ともに忙しくしていたので、平日はほとんど一緒に過ごす時間がなく、夕食もそれぞれが別で食べるような生活。でもその分、休日は二人で過ごす時間を作ろうと意識していました。時々は近場に旅行に行くなど、夫婦で一緒に過ごすことを大事にしてきたつもりです」そんな恵美さんが、夫の様子に明らかな異変を感じたのは1年ほど前のことだったそう。帰宅した夫から、嗅いだことのない香水の香りがして「もしかしてほかに女性がいるのかなと思った」と振り返ります。「だけど、そのときは“うちの夫に限って浮気はないだろう”と思って、本人を問い詰めることはしませんでした。今思えば、あのときにきちんと追求していれば、最悪な展開は避けられたかもしれません…」結婚10年目にして夫の浮気が発覚…そんな矢先、恵美さんの以前の勤務先であり、夫が現在も勤めている会社の元同僚から、「旦那さん、会社の後輩と浮気しているっぽいよ?」というLINEが届きます。連絡をくれたのが噂話を好むような人ではなかったことから、「これはマズイかも」と感じ、すぐに探偵に依頼したそうです。すると…。「元同僚の言う通り、夫は会社の後輩女性と親密な仲でした。もう長く付き合っているかのような雰囲気で、デートを重ねているのがわかったのです。しかも、昼間からホテル通い。リモートワークの日も私には出社だと嘘をつき、日中ずっと浮気相手とホテルに入り浸っていたのです」探偵から受け取った浮気の証拠をもとに、恵美さんは行動に移すことを決意。「このまま見過ごすわけにはいかない」と判断し、相手にも慰謝料を請求すると決めたのです。「私たち夫婦は安泰」と思えるくらいに夫婦仲が良好でも、密かに妻を裏切っている夫は存在するようです。恵美さん夫妻の場合は、お互いに仕事を最優先させた結果、気づかないうちに夫婦間にすきま風が吹いていたのかもしれません。しかし、だからといって相手を裏切って良い理由にはなりません。©Tomwang112/recep-bg/gettyimages文・並木まき
2022年11月26日新しい町で新婚生活を始めた柚香さん(仮名・29歳)と賢人さん(仮名)は、近所の居酒屋で、歳の近い武志さん(仮名)佑美さん(仮名)夫婦と出会います。お互いの家が近く、親しくするうちに、柚香さんは武志さんと深い関係に堕ちてしまったそう。ご近所同士の不倫関係がその後どうなったのか、詳しく伺いました。昼間にお互いの家を行き来して「私も武志さんも、ほぼ在宅で仕事をしているので、平日の昼間にお互いの家を行き来していました。歩いて5分という近さもあり、頻繁に会っていたんです。最初のうちは、周りに気づかれないように、私も目立たない格好をして会いに行っていましたが、だんだんと警戒心は薄れていきました。そんななか、武志さんとの関係が始まって3か月ほどたったときに、私の家で武志さんと会っていたら、急に夫から連絡が来たんです」密会中に夫が突然帰宅「夫が“忘れものをしたので今から取りに帰る”と言うんです。私が“駅まで届けるよ”と伝えると、“もう駅を出て家に向かってるから大丈夫”と来ました。ものすごく焦りました。すぐに武志さんに帰ってもらおうと思いましたが、鉢合わせてもまずいので、クローゼットに隠れてもらいました。急いで部屋を整えて、その3分後に夫が帰宅。ギリギリセーフでした。クローゼットを開けられたらどうしようかとヒヤヒヤしましたが、夫はソファの上にあった荷物だけを持って、すぐに会社に戻っていきました。あれは危なかったですね」久しぶりに4人で居酒屋へ…「後日、私たちと武志さん夫婦の4人で、久しぶりに居酒屋を訪れたときです。その日は家族連れが多くて、満席状態でした。その中に、武志さん夫婦と同じマンションに住む家族もいました。その家族の男の子とは、武志さんに会いにマンションを訪れたときに何度か挨拶をしたことがあったので、つい軽く話をしてしまったんです。それを見た夫は、“ずいぶん仲いいな”と少し驚いた様子でした。夫は、私たちに面識があることを知らないので、驚くのも当然です。すると男の子は言いました。“うちのマンションでよく会うもんね”と……」男の子の告白でW不倫が発覚「さらに、“この人の家によく行ってるもんね”と、武志さんのことを指さしたんです。一瞬で店内が静まり返り、とてつもない沈黙に包まれました。後で知りましたが、その店では、私と武志さんとの関係がよく話題にあがっていたのでした。しょっちゅうお互いの家を行き来していることもバレていて、仲が良すぎて怪しいと評判だったそう。その噂を知らないのは4人だけ、という状況でした。夫は店内の雰囲気を察し、戸惑いの表情を浮かべたまますぐに帰宅。そして、家に着くなりどういうことかと問い詰められました。最初はごまかそうとしましたが、2人の関係が周囲にバレていることは明白です。無駄だと悟り、観念してすべてを白状しました。それ以来、武志さん夫婦との交流は断絶。私たち夫婦はご近所の冷たい目にさらされながらの生活に耐えられなくなり、しばらくして離婚しました。当然、その町に居られるはずもなく、私は実家に戻りました」“ご近所同士で不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。近所同士で不倫関係になると、周囲の人に見られやすく、隠そうとしても目立ってしまうもの。そして、不倫の噂はあっという間に広がります。ちょっとしたきっかけから始まる不倫が、周囲の人を傷つけ、大きな代償を払うまでになるということを決して忘れてはいけませんね。©xijian/taka4332/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月10日交際をする際、お互いの家が近いほうが関係も深まりやすくなるものです。では、不倫の場合はどうでしょうか?柚香さん(仮名・29歳)は、かつてご近所同士の不倫を経験したことがあるそう。いったいどんな状況でそういう関係に至ったのか、詳しく話を伺いました。結婚後に新居を構え「4年前に、同い年の賢人(仮名)と結婚しました。そのタイミングで私は初めて実家を出たんです。心細さもあって、新居は私の実家からそう遠くないところに構えました。実家に近いとはいえ、知らない土地です。引っ越してきたばかりのころは、早く馴染みたくて、よく散歩をしていました。引っ越して最初の休みの日のこと。賢人と一緒に、家の近くにある小料理屋のような居酒屋に行ったんです。そこは20人ほどで満席になるくらいの小さなお店でした。入ってみると、店内は常連さんばかり。周りで楽し気な会話が飛び交うなかで、私たちはちょっと浮いているような感じでした」ご近所の若い夫婦と知り合いに「私たちが食事をしていると、あるカップルが声をかけてきたんですね。私たちより少し若い、西城さん(仮名)という夫婦でした。武志さん(仮名)と佑美さん(仮名)は1年前に引っ越してきて、すでに店の常連なのだそう。歳が近いこともあり、2人とはすぐに打ち解けました。それから、2人のおかげで、ほかの常連さんたちとも話すことができました。その日は閉店までお店にいて、西城さん夫婦の家で飲み直すことに。どのあたりに住んでいるのか聞くと、なんと私たちの家から歩いて5分ほどの場所で、超ご近所だったんです」キッカケは椎茸のおすそ分け「その日から、西城さん夫婦とすっかり仲良くなって、しょっちゅう食事に行ったりするようになりました。ある日のこと、武志さんから“椎茸いりますか?”と連絡が来たんです。佑美さんの実家が椎茸農家らしく、毎年送ってくるのだそう。欲しいと返信したら“家に届けます”と言われたのですが、私が取りに行くことにしました。私は翻訳の仕事をしていて、在宅での作業が多いんですね。武志さんも、フリーのプログラマーで在宅ワークなので、昼間の時間に伺ったんです。玄関で受け取って帰るつもりだったんですが、“どうぞ上がっていって”と言われたので、お邪魔することにしました」次第に距離が近くなり…「武志さんは仕事の途中だったのですが、少しだけ作業を見せてもらったんです。パソコンに疎い私にとっては、とても難しい仕事に思えて、感心して見ていました。隣に座ってしばらく画面を眺めていたんですが、やけに武志さんとの距離が近かったんですね。そのうち、武志さんが私の肩に触れてきました。特に意味はないのだろうと思ってそのままにしていたら、その手が次第に腕のほうへとおりていきました。それで、受け入れられたと思ったのかもしれません。そのまま抱き寄せられ、キスをされました。そこで私も拒めばよかったんですが、流れを受け入れてしまいました。今思えば、私も武志さんに少し気があったんだと思います。そこから、ご近所同士の不倫関係が始まりました」“ご近所同士で不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。お互いの家が近くて在宅ワークだったという共通点が不倫に堕ちた大きな要因だったのかもしれません。しかし、どんな理由があろうと不倫は正当化できないことです。ましてや、近所で家を行き来していれば、周囲には必ず怪しまれるでしょう。不倫が発覚すれば、これまで積み上げてきた人生の破綻を招くことだってあるのに、それが理解できていなかったのでしょうね。©Kayoko Hayashi/kyonntra/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月10日麻衣子さん(仮名・34歳)は4年ほど前に、夫の親友である大輔さん(仮名)と不倫関係に。しかし、夫にバレそうになったところで、あえてほかの男性とデートし、そのときのLINEのやり取りを夫にわざと見せることで、大輔さんとの関係を隠すことができました。しかし、その後に思いがけない形で夫に不倫がバレることに。当時の状況を詳しく伺いました。夫のスマホを覗いて動向を確認「夫は私のスマホをロック解除できないので、LINEを覗くことはできません。でも、私は夫の暗証番号を知っていたので、たまにチェックすることができました。夫が寝ているときやお風呂に入っているときなど、LINEを覗いては、私のことを疑っていないか、動向を探っていました。ですが、私が怪しまれているような形跡はなかったため、私は大輔さんとその後も良い関係を続けていきました。ただ、大輔さんも結婚しているので、彼と頻繁に会っていたわけではありません」韓国料理屋で食事をしていたら…「大輔さんと会うときは、まずどこかで軽く食事をして、ホテルに行くというのがいつもの流れでした。交際が始まって1年ほどしたころ、2人で韓国料理屋に行ったときです。普通に食事をしながら会話をしていました。すると、大輔さんの手が止まり、顔が引きつり始めました。しばらくその状態が続いたので、何事かと思いました。そこで、背後に人の気配を感じたので振り返ったんですね。なんとそこに、夫が立っていたんです」3人で店の外に出て…「夫は怒りを滲ませた表情で、“やってくれたな”と言いました。そして、立ったまま、大輔さんに詰め寄りました。私は、とにかくそこで争って欲しくないと思い、すぐに支払いを済ませ、2人を連れて店の外に出ました。夫はずっと、“なんでだよ”と呟き、大輔さんは“ごめん”と言い続けていました。しばらくして、突然、夫がその場を離れたので、私は夫を追いかけるしかありませんでした。夫がタクシーを拾ったので、私も乗り込み、終始無言のまま自宅に戻りました」密告した人物の正体「なぜ夫が、私たちの居場所が分かったのか。夫はSNSをやっているんですが、そこにDMが届いたそうなんです。私たちが不倫をしているという内容を密告するものでした。そして、いつどこで会うという情報まで与えられていました。夫も最初は、DMの送り主が誰だか分らなかったみたいです。でも、そんなことができるのは、ひとりしかいません。大輔さんの奥さんです。おそらく奥さんは、大輔さんのLINEを覗いていたんでしょう。そこで得た情報を、DMで夫に伝えたんです。その後、私は離婚。親にも離婚理由がバレてしまい、両親からも見放されてしまいました。大輔さんは、離婚まではしなかったようですが、詳しいことは分かりません。不倫がバレた当初は、大輔さんがしっかりしていなかったからだと、心のどこかで彼を責める思いがありました。しかし、今となっては、不倫関係を続けている限り、いずれはバレたんだろうなと諦めもついています。どうしてあんなことを続けていたんだろう…と、全てを失った今は後悔しかありません」“夫の親友と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。不倫発覚により、その周辺の人間関係がすべて破綻してしまったのでしょう。やはり不倫は、多くの人を巻き込み不幸にしてしまう、罪深い行為なのです。©Oscar Wong/Rawpixel/kampee patisena文・塚田牧夫
2022年10月07日不倫をすると、なによりもパートナーや家族への発覚を恐れるでしょう。バレないようにいろいろと工作をする不倫常習犯もいます。麻衣子さん(仮名・34歳)も、かつて不倫をしていた際、ある巧妙な手口で夫からの発覚を逃れたそう。どんな方法を使ったのか、当時の状況とともに詳しく話を伺いました。不倫相手との出会い「4年ほど前、ある男性と不倫をしていました。それは、夫の親友でもある、大輔さん(仮名)という方でした。出会ったのは結婚前。夫の友人たちが集まっている場に、私が連れて行かれたときでした。5~6人で集まってお酒を飲んでいるところで、紹介されたんですね。そのとき、大輔さんとは縁があるような、なんとなくまた会うような予感がしました。その1年後です。私は保険会社で働いているんですが、担当している企業の忘年会に参加したとき、大輔さんと偶然再会しました。大輔さんは、その企業の下請け会社の人で、私と同じように招かれていたそうです」夫の親友と不倫関係に…「忘年会が終わってすぐ、大輔さんからLINEが来ました。以前にグループLINEを作っていたので、連絡先を知っていたんですね。“飲み直しませんか?”ということで、2人で別の店に。そこで、大輔さんが私に対して、“また会う気がしていた”と言うんです。私も同じ印象を受けていたと言うと、一気に距離が縮まりました。その時点で私はもう結婚していました。そこまでの関係で思いとどまろうとはしたんですが、流れを止めることができず…。不倫関係に堕ちてしまいました。それからも大輔さんとは定期的に会っていたのですが、関係が半年ほど続いたころ、夫が怪しむような素振りを見せ始めたんです」LINEを覗こうとする夫「ある日、夫と外食をして、家に戻ってきたとき。ワインを飲み過ぎてしまい、すぐに寝てしまったんですね。夜中、ふと目を覚ますと、夫が私のスマホをいじっているんです。LINEを覗こうとしているんだと気づきました。大輔さんとの関係が怪しまされたらまずいと、かなり焦りました。結局、ロックを解除できなかったようで覗かれることはなかったんですが、何かごまかすための策を講じなければいけないと思いました」不倫発覚を逃れた巧妙な手口「当時、私は会社の後輩の男性に、食事に誘われていました。いつも軽くあしらっていたんですが、あるとき誘いを受け、食事に行きました。でも、彼とはそこまで。あとでLINEで、楽しかった旨を伝え、“でも夫が1番大事だから”と送りました。そして後日、夫と一緒に家にいるとき、わざとスマホのロックを解除したままトイレに行きました。数分だけスマホを放置したんです。戻ってくると、微妙にスマホの位置がずれていました。おそらく夫がLINEを覗いたんでしょう。大輔さんとのやりとりは消去していたので、後輩とのLINEを見たはずなんです。それからは、夫が怪しむような素振りを見せなくなりました。むしろ、私に対して優しくなったようにも感じました。こうして、私の作戦は成功したのです」“夫の親友と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。わざと夫にスマホを覗かせるとは、なんと大胆で巧妙な手口なのでしょう。しかし、一時的にだませたとしても、必ずバレてしまうのが不倫です。不倫によって人生を壊してしまう人はたくさんいます。決して不倫には手を出してはいけないのです。©yamasan/Fajar Kholikul Amri/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月07日■前回のあらすじ夫と連絡がとれなくなり、勤務先に電話をする美月。しかしすでに退職したと聞かされます。美月は義母から万が一のためにと連絡先を教えてもらっていた、夫の会社の副社長に連絡をいれることに…。■浮気がバレた!? その当事者とは…!■浮気相手の夫が目撃したのは…現場をつかんだ浮気相手の夫。そしてついに修羅場が始まります…。次回に続く「ヤバすぎる義父と絶縁した話」(全47話)は21時更新!
2022年10月05日不倫カップルは毎日自由に会えない分、LINEで濃密に愛を伝えあっていることも多いようです。不倫中のLINEだけでも許せないのに、なかにはドン引きするほどラブラブな内容も…。そこで今回は、内容が生々しすぎて思わず唖然としてしまった「誤爆LINE」について聞いてみたので紹介します。友人の見たくないキャラを見てしまった「飲み友だちの既婚女性から『早くあなたの妻が離婚に同意してくれないかな、もう私の体はあなたしか受け入れられない』とLINEが届いたんです。クールビューティなイメージで男性に甘えるタイプには見えていなかったし、キャラ変ぶりも衝撃で。僕が口説いたときは『夫を愛してるし不倫なんて絶対ムリ』と振られたのに、別の男性とは不倫してるのかと二重でがっかりしてしまいました」(36歳/男性/広告関係会社勤務)W不倫をしているときは、自分が既婚者であることを忘れて相手に夢中になってしまうのかもしれません。自分の家族も相手の家族も裏切っていることが頭からすっぽりと抜けてしまう人も少なくないのでしょう。不倫相手から振られて落ち込む夫「夫から『どういうこと?夫とはレスじゃなかったん?』とLINEが届いたんです。以前も夫は不倫をしたことがあったので、『またか…』と思いつつ、問い詰めました。すると、よっぽど傷心だったのか『不倫していた相手に、夫と子作りするから別れましょう』と振られたと正直に話してくれたんです。人妻に恋して落ち込んでいる姿に、悲しいというよりも、もう呆れてしまって、そのあと離婚しました」(35歳/女性/金融機関勤務)不倫といえど相手にハマって失恋したら落ち込むのかもしれません。しかし、そもそも不倫なので、相手の一番になれることはありません。そんな男性とは離婚して正解だったのでしょう。お泊まり旅行の宿泊先を間違って妻に送信「会社に行っている夫から『誕生日、このホテルとエステ予約したから。夫はうまく誤魔化せそう?』とLINEが届いたんです。私の誕生日は2か月後だし、不倫相手との旅行だってバレバレでした。しかも人妻に手を出してるなんて、自分の夫ながら最低ですよね」(29歳/女性/美容師)このあとどんな言い訳をしようと、不倫していることがバレバレなLINEですね。こんなLINEが送られてきたら、怒りや悲しみを通り越して失望しても無理はないでしょう。不倫している当事者たちは周りが見えず、妻や友だちなど身近な人にLINEを間違って送ってしまうことも少なくないようです。不倫経験者には、不倫がバレたときに、家庭も社会的信用や地位も失うという可能性があるということを肝に銘じ、二度と同じ過ちを繰り返さないでほしいものですね。©Jelena Danilovic/gettyimages文・清 仁美
2022年08月31日既婚者同士で不倫をする「ダブル不倫」をされると傷つく人の数も多くなりますが、不倫当事者にも悲惨な結末が待っています。安易な気持ちでダブル不倫に走り、全てを失い人生がひどく転落した、30代女性のエピソードをご紹介します。「お互い様だから大丈夫だよ!」と不倫に誘われ…真歩さん(仮名)は27歳のときに5歳年上の夫と結婚。結婚生活に特に不満はなかったものの、結婚4年目に入ったときに仕事で知り合った13歳年上の男性から不倫に誘われ、興味本位から安易に不倫を始めてしまったそうです。「相手はバツ2で、誘われたときは3回目の結婚をしていました。ちょっと軽薄なところが気にならなかったわけではありませんが、ノリが良くてフットワークも軽く、私が『ご飯に行きたい』と言うとおしゃれなお店をスグに予約してご馳走してくれるんです。会いたいときにスグに会ってくれて、デートを重ねてから好きになるまではそう時間がかかりませんでした。でもお互いに家庭がある立場だし、と距離を縮めるのをためらっていた私に、彼は『お互い様だから大丈夫だよ!』と言って不倫に誘ってきたんです」それまで不倫経験がなかった真歩さんは、相手の男性が言う「ダブル不倫はお互い様だから、慰謝料は相殺になって払わないですむ」、「ダブル不倫だと配偶者が慰謝料を請求しにくい」といった言葉を鵜呑みにして、「それならば」と関係をスタート。最初のうちは互いの家庭に関係を知られないよう細心の注意を払ってデートを重ねていたそうですが、次第に二人の行動は大胆になっていきます。何度も旅行に行ったことが不倫バレのきっかけに「相手の男性が13歳も年上だったのと、彼は過去にも不倫が原因で離婚をしていて『不倫事情には詳しいから任せておけ』というので、私は彼に言われるがままに密会を続けていました。彼の妻も仕事が忙しく出張が多かったこともあり、彼とは何度も旅行に行きました。だけど、うちの夫はガラリと生活スタイルが変わった私に不信感を抱いていたみたいです。頻繁に旅行へ行く私を怪しいと思い、夫が調査を依頼し、あっけなく不倫をしていることが家庭に知られてしまいました」妻の不倫を知った真歩さんの夫は激怒。「すぐに相手と別れてくれ。俺は相手の男性に慰謝料を請求する」と、真歩さんに不倫を清算するよう迫ってきたそうです。「不倫がバレて夫を傷つけてしまったことは、本当に申し訳ないと思いました。だけど慰謝料に関しては、不倫相手の『ダブル不倫は慰謝料が相殺になって支払う必要がなくなる』という言葉を鵜呑みにしていたので、夫が彼に慰謝料を請求すると宣言しても、私は大して気にとめていなかったんです」ダブル不倫によって双方の配偶者が傷つき、ドロ沼劇になるケースは決して珍しくありません。お互いに配偶者がいる立場で不倫を始めてしまえば、発覚後に想像もしなかった展開を迎えることも。「お互い様」だからといっても、不倫は決して選ぶべき道ではないことは言うまでもないでしょう。©Karl Tapales/Alvaro Medina Jurado/gettyimages文・並木まき
2022年08月24日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は不倫の経験者から聞いた「不倫で失ったもの」についてのエピソードをご紹介します。今回は、不倫がきっかけで結婚に至った男女の話です。不倫から始まった関係こそ、「今度は自分が裏切られるのでは……」と不安になるもの。幸せを手にしたと思っても、それは一瞬の出来事でしょう。代償が大きすぎる不倫は、絶対にNGですよ。作画:しのささむつ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部presented by愛カツ ()
2022年07月08日大人気マンガシリーズ、今回は元サレ妻華子(@sare_hanako)さんの投稿をご紹介! 「W不倫されて165万請求された話」第29話です。証拠集めをしていた最中、不倫相手から着信が。意を決して電話に出るも…!?<W不倫されて165万請求された話#29>出典:instagram意を決して…出典:instagram浮気相手から一方的な言い分…出典:instagram嫁のしつけ…!?出典:instagramブチギレながらも…出典:instagram電話を切られてそこから音信不通に…出典:instagram浮気相手の勝手な言い分についブチギレてしまう華子さん。しかし、浮気相手からは電話を切られ、そこから音信不通に…?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sare_hanako)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年06月19日大人気マンガシリーズ、今回は元サレ妻華子(@sare_hanako)さんの投稿をご紹介! 「W不倫されて165万請求された話」第27話です。帰宅した妻に対し、服を脱げと言う夫。信じられない発言に、ついにブチギレて…!?夫に脱げと言われ…出典:instagram生理的に無理!!出典:instagramとっさに…出典:instagram走って逃げてきて…出典:instagramなんでこんなことに…!!出典:instagram奪った携帯から…!?出典:instagram恐るべき性欲…!!夫のオカズを流しながらの疾走は、なかなかシュールですね…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sare_hanako)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年06月18日■前回のあらすじえい子を「ただの同僚」と言い切る夫に対して、えい子への嫌味を口にして挑発する花子。案の定、夫はえい子をかばって感情をあらわにします。そして花子は、「認めない場合には会社に連絡する」と最後の一手を講じます。■あの晩のことを問い詰めるサレ妻■焦った夫はついに…!追い詰められた夫はついに不倫の事実を認めるのでした。そして次回は慰謝料の話におよびます。次回に続く「見つからない不倫の証拠」(全41話)は21時更新!
2022年06月03日大人気マンガシリーズ、今回は元サレ妻華子(@sare_hanako)さんの投稿をご紹介! 「W不倫されて165万請求された話」第25話です。聞き取りのため改めて証拠のLINEを並べてみると、内容が生々しすぎて気分が悪くなる華子さん…。<W不倫されて165万請求された話#25>出典:instagram弁護士さんとの聞き取りで…出典:instagram並べられた証拠は…出典:instagram自白は撤回していて…出典:instagram「恐らく旦那さんは…」出典:instagram訴えるよりは和解の道に…出典:instagram証拠を改めて見直すと…出典:instagram「脳内の欲望具現化しすぎじゃない?」出典:instagramこのときはまだ…出典:instagram脳内メーカーを欲望のまま具現化させた昌樹さん…。弁護士によると、現在の状況から見て慰謝料請求は難航する可能性があるとのことですが、どうなっていくのでしょうか…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sare_hanako)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月11日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、W不倫中の45歳女性。週一の肉体関係以外は何も言ってくれない、してくれないと嘆く彼女に、佑雪さんが不倫男の本音を教えてくれます!お悩み:「好きって言ってくれない不倫相手、私はただの都合のいい女?」【クラブ佑雪】vol. 239私にはW不倫をして2年になる50代前半の男性がいます。行きつけの居酒屋で知り合い常連客同士です。3年前くらいに男性からアプローチされ、ずっと断っていたんですが、いつしか気になり始め、私からお付き合いをお願いして今に至ります。 お互いに離婚する気もありません。それをきちんと話したうえでのお付き合いなんですが、週1で会い、毎回体の関係があります。平均で平日の昼間に5〜6時間、毎回ホテルで過ごしています。体の関係を含め一緒にいることが癒しと。ですが、好きと言う言葉も一切言ってくれませんし、ベッド以外キスもハグもありません。そうなると、男性側からしたら単に都合のいい女なのでしょうか。それとも、少しは好意があってのお付き合いなのでしょうか。 第三者からのご意見が聞きたいです。 話がきちんとまとまっていませんが、佑雪ママのご意見が聞きたいです。(ちょこ45歳既婚普通の主婦)不倫する既婚男性の気持ちをズバリ解説!え? どういうこと? そもそもがお互い既婚者で、離婚する気はないってことを確認したうえで付き合ってるっていう仲なわけでしょ? それ自体、ご相談者さまご自身にとっても“都合のいい関係”ってやつなんじゃないの? っていうか、後々、「離婚して〜」って求められたり、ストーカーとか言いふらされたりとかの問題を避ける意味もあって、お互い既婚者っていうのが、安全弁としてもワークしてるっていう都合のよさあってのお付き合いなんじゃなかったんでしたっけ? すみません。わたくし、経験が足りてないせいか、理解が追いつかなくて…。まあ、嫌いなら会わないでしょうし、抱けないでしょうから、そこは「彼も私のこと、少なからず好きなはず」って思って差し支えないとは思いますけど、“彼が”実際のところどうあれ、“ご相談者さまご自身が”不満があるなら、彼に言えばいいんじゃないですか?ベッド以外でもキスとかハグもしたいし、好きって言ってほしいって。ただね、ちょっと思うところは、いくつかございますけどね。彼って、そもそもパートナーともそんな感じの人なんじゃない? ってこと。表現が淡白で、好きとかどうとかは「言わなくてもわかってるでしょ」って思ってるタイプ。日本男児で50代であれば、そういう方は多いですからね。もうひとつは、上手に不倫できないタイプなのかな、ってことも想像できますね。上手に不倫をエンタメとして楽しめる器用なタイプの男性って、気持ちなんか全然入ってなくったって、好きとかかわいいねとか愛してるとか、独身だったらプロポーズしてるとか、口だけならいくらでも言えるよ! ってフレーズを惜しげなく注いできますし、ベッドの外でもイチャイチャして、女性を愛でることができるんですよ。彼はそうじゃないっていうだけなのかなって気も。で、不器用なタイプにもいろいろあって、大胆系だとパートナーにもすっかりバレちゃったりとかあるんですが、繊細に注意を払う小心者の場合、不倫相手を「本気で惚れさせてトラブルになったら大変っ!!!」ってことで、愛情表現はできる限り控えるっていう人もけっこういるんですよね。情けなっ! ビビってるから「好き」とか、なんかの証拠に取られそうな(なんの証拠だよ?)ことは絶対言わない。そんなにバレるのが怖いなら、ヤルなっ!!! ですよね〜。でも、それはヤリたい。風俗と違ってタダだし。いや、これを言うとご相談者さまからも、現在絶賛不倫中の方々からもお叱りを受けそうですが、実際、そういう風に捉えている男性って多いですから。一応、知っておいたほうがいいかなと思いまして、申し上げる次第です。というわけで、既婚男性の不倫感って既婚女性のそれと比べて、全然ロマンチックじゃないことが多いって思っててください。もちろん、ロマンチックな方もいらっしゃいますよ、本気になる方もいますし。でも、一般的に不倫をしている男性は小心者で愛妻家で、できる限りお金を遣いたくない生き物だってことを認識しておけば、いろんなケースで心理を正しく読み解けるようになるはずです。ぜひ、ご参考ください。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Westend61/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年04月25日マキさん(当時33歳)はある日、お料理教室で知り合って仲良くなった女友達の由奈さんから、W不倫をしているという事実を聞かされます。しかもその相手は、同じお料理教室の生徒さんの夫でした。彼女に不信感を抱き、距離を置くことにしたマキさんですが、なんと自分の彼氏、隼人と由奈さんが密会していたことに気づいてしまったのです…。彼氏と女友達が密会していて…「最近、隼人の様子がおかしいとは思っていましたが、由奈とコッソリ会っていたからでした。LINEを見てそれを知ってしまい、カッとなった私は、彼に『由奈と浮気してたってこと!?』と問い詰めたんです。すると隼人は平謝りで、『隠していてごめん。でも何度か会っただけで、体の関係は持っていないから信じてほしい』とのこと。どうやら由奈は、夫婦関係で悩んでいて、同じ男性としての意見を聞かせてほしいと隼人に頼んだようです。『夫婦がうまくいっていないことはお料理教室の皆には知られたくないから、マキにも絶対言わないで』と釘を刺したうえで、相談を口実に隼人をちょくちょく呼び出していたのだとか…」一旦、隼人さんの言い分を信じることにしたマキさんは、次に由奈さんの話を聞くことにしました。ところがなんと由奈さんは、謝ることもなく、開き直ったのです。「誰と会おうと勝手でしょ」と開き直られて…「『彼と寝たわけでもないのに、なんで私が怒られなくちゃいけないの?』と逆ギレされました。さらに、すごくひどいことを言われたんです。『マキと隼人は結婚しているわけでもないし、隼人が誰と会おうと彼の勝手でしょ。私が誘ったら彼もまんざらでもなさそうだったし、マキに満足してないんじゃない?』とあり得ない捨て台詞を吐いていきました。悔しかったけれど、由奈とはこれ以上関わりを持たない方がいい気がしたので、グッと堪えて今後は連絡を絶つことにしたんです。でも彼女、その後も懲りずに隼人に連絡してきて…。彼には無視してもらっていたけれど、由奈が今後どういう行動に出てくるのか考えると不安でいても立ってもいられませんでした。彼女はすごく美人で色っぽいので、いつか隼人が心変わりしたらどうしようと心配だったんです」こうして数か月間、悶々とした日々を過ごしていたマキさん。ところがある日、衝撃のニュースが耳に飛び込んできました。不倫がバレた人妻の末路「お料理教室の生徒さんの夫とW不倫していたことが、バレたそうです。その生徒さんからは慰謝料を請求されそうだと聞きました。また、由奈の夫にも知られてしまい。W不倫の件だけでなく、いろんな男性と関係を持っていたことも突き止められ、離婚の危機だとか。彼女はいつも『裕福な暮らしを手に入れたくて、今の夫と結婚した』と得意げに言っていましたから、今頃途方にくれているでしょうね。ちなみに後から知ったのですが、今の夫も不倫からの略奪愛だったようで、由奈は“他人の男が欲しくなってしまう”病気なのかもしれません。だからこそ、私の彼氏にも手を出そうとしたし、料理教室の生徒さんの夫とも関係を持ったのでしょう」他人のものがすぐに羨ましくなってしまう性質の人は、それを手に入れない限り、心が満たされません。どんなに美貌やお金に恵まれている人でも、一生満足することはないのでしょう。小さな幸せであっても、安定した毎日に感謝することが大切なのだと考えさせられました。©d3sign/Gettyimages©Tetra Images/Gettyimages©thenakedsnail/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年04月23日大人気マンガシリーズ、今回は元サレ妻華子(@sare_hanako)さんの投稿をご紹介! 「165万請求された話」第21話です。どうしても離婚したい様子の夫。さらに、夫は不倫も認めず…!?話が通じない…!!出典:instagramここで、証拠を突きつける!!出典:instagram夫の反応は…?出典:instagram自分は被害者と言い張る始末出典:instagram子どもたちの話になり…出典:instagram不倫を認めないどころか、妻がおかしいと言い出す夫。妻に謝罪を要求していますが、言っていることがめちゃくちゃですね…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sare_hanako)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月28日不倫は長く続けば続くほど、最後は悲惨な状況を迎えるようです。特に社内不倫の場合、家庭だけでなく仕事にも大きなダメージを及ぼすことも…。そこで今回は、“不倫男性が青ざめた社内不倫のエグすぎる末路”というテーマで、経験のある男性たちに話を聞いてみました。会社の前で大ゲンカになり「会社の飲み会に参加したときです。場所は職場近くの居酒屋で、その場には不倫相手である職場の後輩女性も同席していました。そこでは周囲に不倫関係がバレないように、あえて彼女に素っ気ない態度をとっていたんですね。すると、彼女はその態度がどうも気に入らなかったようで、不機嫌になりはじめたんです。飲み会が終わったあと、彼女に謝ろうと思ってみんなと別れたのちに合流。二人で別の道を歩いていました。そうしたら、歩いているうちに彼女とケンカになったんです。すると、ちょうど別の部署の先輩がその道を通りかかってしまい、彼女が“私のことを愛していないの?”と叫んでいる現場を目撃されてしまったんです。そのことがきっかけとなり不倫関係が社内にバレ、部署を異動することになりました」ケイジ(仮名)/34歳ケンカに夢中になり、周囲が見えていなかったのでしょう。社内不倫の場合、二人のことを知っている人が多いだけに現場を見られるリスクも高く、発覚もしやすいようです。可愛がっていた後輩に彼女を奪われ「同じ職場に、可愛がっている後輩がいたんです。学生時代はお互いにサッカーをやっていたので話も合い、休日に一緒に遊びに行くほどの仲でした。あるときその後輩から、“飲みに行きましょう”と連絡が来たんです。向こうから誘われるのは珍しかったので、嬉しかったんですね。お店に行ってみると、後輩ともう一人女性の姿が。その女性が誰なのかわかったときにはゾッとしましたね。というのも、彼女は僕の社内不倫の相手だったからです。どうやら彼女は不倫関係に悩み、僕と親しくしている後輩に相談をしたようでした。後輩から“見損ないました”と言われましたね。そこで僕も目が覚めて、彼女と別れることにしたんです。ところが後日、その後輩と彼女が付き合いはじめたことを知りました。何も言えませんでしたね」アキラ(仮名)/32歳結果的に、後輩に彼女を奪われた形になってしまったんですね。とはいえ彼は不倫をしていたわけですから、文句を言うことはできないでしょう。LINEの移行をお願いしていたら「以前、同じ職場の女性社員と不倫をしていました。あるとき、彼女がスマホを新しくしたんですが、それがすごくカッコ良かったんです。だから、僕も同じものに変えることに。しかし、LINEの移行がうまくいかず、彼女に見てもらうことにしたんです。そこで、僕がほんの少しだけ目を放してしまい…。そうしたら、彼女は勝手に誰かとLINEをしていました。相手は少し前にLINEを入手して、僕が食事に誘っていた会社の受付の女性。そのやりとりを彼女が見つけ、“行くわけないじゃん”“もう二度と連絡してくるな”という失礼極まりないLINEをその女性に送っていました。すると、その情報はあっという間に社内に広がり、僕は多くの女性社員から白い目で見られるように。しかも、他の女性を食事に誘っていたことがバレた結果、彼女にフラれてしまいました」エイタ(仮名)/31歳同じ会社内で、ほかの女性にも手を出そうとしていたんですね。そんなことを続けていれば、この件がなくてもいずれ痛い目にあっていたでしょう。“不倫男性が青ざめた社内不倫のエグすぎる末路”をご紹介しました。社内不倫はリスクが大きいぶん、スリルがあるのかもしれません。ただ、バレたら失うものも大きいはず。1度失った信用を取り戻すのは、非常に困難であることを肝に銘じておくべきでしょう。©Tero Vesalainen/gettyimages©fizkes/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月13日大人気マンガシリーズ、今回は元サレ妻華子(@sare_hanako)さんの投稿をご紹介! 「165万請求された話」第18話です。義実家から電話をした途端、不倫を認めなくなった夫。その上、離婚しようとまで言ってきて…!?電話をした途端…出典:instagramこれには、義両親も…?出典:instagramこの言葉に…出典:instagram腹がたった義父が…!?出典:instagram危ない!!!出典:instagram帰りの電車で…出典:instagram現実を受け入れられない出典:instagram家では不倫を認めていたとは信じられない夫です。夫の両親の態度にも腹が立ちますね…!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sare_hanako)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年02月25日夫の不倫を知ったことで自暴自棄になり、自らも不倫に走った亜沙子さん(仮名・38歳)。その後、夫とはお互いに不倫を黙認し合う関係になり、不倫相手とのデートを重ねる日々を過ごしていたのだそう。しかし、事態が急変する出来事が起きてしまったのだとか。今回は、その出来事が起きた日から不倫の結末までを詳しく伺いました。母親の事故で事態が急変「不倫相手の藤本さん(仮名)と会っているときでした。知らない番号から電話がかかってきたんです。出てみると、病院からでした。なんと私の母親が事故に遭い、救急車で運ばれたというのです。自転車に乗っていて、車道に出てしまった際、車と接触しそうになり避けたところで転倒。命に別状はなかったものの、脚を骨折して全治3か月ということでした。私は仕事をしているので頻繫にはお見舞いにいけなかったのですが、代わりに夫が病院に通ってくれたんです。片親の家庭で育った夫は自分に母親がいないぶん、私の母親を慕ってくれていたんですね」別れたくても別れられない状況「親身になって母親の世話をしてくれる夫の姿を見て、夫婦関係を改善したいと思いました。そのためには、まず私が不倫を終わらせようと思ったんです。不倫相手の藤本さんとは1年半ほど関係が続いていましたが、別れを告げることにしました。ところが、藤本さんの母親も病気になり、入院することになってしまったんです。藤本さんも片親だったので、気持ちを考えると、そんな状況で別れを告げるようなことはできませんでした。なので、別れるのは状況が落ち着いてからにしようと、先延ばしにしてしまったんです」ようやく別れたものの…「その後、藤本さんの親の容態も安定したタイミングで、彼に別れを告げ、不倫関係を解消しました。そして、これから夫と向き合っていこうと思った矢先でした。夫に離婚を告げられたんです。夫が言うには、自分の親が入院しているときに不倫相手と会い続けている私を見て、“これはもう終わりにしたほうがいい”と思ったそう。そこで、母親の回復を待って、離婚を告げることにしたようです。そのとき、藤本さんとの件をもっと早く決着させておけば、夫婦関係は改善できたのかもしれないと思いましたね。とはいえ、もう後の祭りでした」離婚後の状況「夫の不倫は、だいぶ前に終わっていたようでした。相手は若い女性だったらしく、火遊びの延長だったみたいです。そして、離婚をして家を出る際、夫からはもっと親孝行するように言われました。その言葉を胸に、私は今実家に戻り、母親と2人で暮らしています」“夫の不倫を知り自らも不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。人は自分だけの都合で生きることはできません。誰しもが人と関わり、お互いに支え合いながら生きているはず。ましてや、自分の身近な人が見過ごせない状況のときに、自分の都合を優先すると、まわりまわってそのことが自分に返ってくる可能性もあります。あとで後悔したくないのなら、自分勝手な行動である“不倫”には、絶対に手を出すべきではないでしょう。©RUNSTUDIO/gettyimages©RUNSTUDIO/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月05日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、W不倫を終わらせたばかりの49歳人妻。自ら別れを告げたものの後悔の日々だという彼女に、佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「W不倫の相手と別れて、後悔の日々です」【クラブ佑雪】vol. 2241週間前に3年間のW不倫に終止符を打ちました。半年前からデートドタキャン、なんだかんだで会おうとしない、LINEの返信が素っ気ない、不自然な未読スルーが頻繁になり、なんとなく、ほかの女性の存在を感じ、耐えられなくなって私から別れを切り出しました。彼は4つ年上ですが、性格的に難しいところがあり、勘違いで嫉妬して激怒したり、急に逆ギレして一方的に別れを切り出したり、都合の悪いことには逃げてしまう子どもみたいな人ですが、私のことを愛してくれて、心も体も深くつながろうねと言ってくれていました。私は、彼の欠点も含めて、この人のすべてを受け止めたい、この先何十年と心寄り添って生きていきたいと思っていました。今まで何度かキレられて彼から別れ話をされたことがありましたが、その都度謝罪だったり、その後、何事もなかったかのような態度だったりで、元サヤにおさまってきました。今回、彼から別れ話があるだろうと覚悟していたのですが、本当に別れたいときは自分から言えないものなのでしょうか?彼は普通の人とは逆の行動をしているように思えます。ちなみに私の別れ話に対しては、理由も聞かず「わかりました」とひと言。ここで私も「こんなに冷められてるんだ」と思い、感謝の言葉を送り合って終わりました。私自身は、しっかり考えたうえで結論を出したつもりですが、今は毎日後悔の嵐で正直何をするのにも辛い日々を過ごしています。もう2度と連絡しません、と伝えLINEもブロックし着信拒否までしたくせに、復縁したくてたまりません。どうして私じゃダメだったんだろうと涙が次から次から溢れてきます。3年間ほぼ毎日朝昼晩LINEをしていたから、そばにいるのが当たり前になってたから辛いのであって、この環境に慣れれば復縁したい気持ちも収まるものなのでしょうか? この半年間も彼は別れたい気持ちをもちながら、毎日LINEを送ってくれたのかと思うと、とても惨めな気持ちになります。 一生かけて彼を支える存在でいよう! と決意してたのに、その目標を達成できなくなったこと、考えると情けなくなるばかりです。(金木犀49歳既婚会社員)不倫の醍醐味とはどうでしょう? 彼の喜怒哀楽が激しいというお話ですが、ご相談者さまご自身はデートをドタキャンされたり、未読スルーされたりするたび、彼に怒りの感情をぶつけてきたりしてませんか? もし、そうなら、彼も彼で疲れて「もういーや」ってなってたのかもしれませんしね。それにご相談者さまからは別れ話をしたわけでしょ? そしたら「わかりました」って言ったわけでしょ?彼からしたら、別に理由なんて聞きたくないんじゃないですかね?だって、理由って彼自身に対する文句のオンパレードでしょうから、そんなもん聞いたら、また気分が悪くなって感情爆発させることになるし、それやったら時間もかかって体力消耗しちゃうし、めんどくさいじゃないですか。49歳のご相談者さまの4つ上ということは、彼は53歳。やっぱり、怒りを受け止めるだけのスタミナもなくなってきてるでしょうからねぇ。しょうがないですよ。そもそも、ご相談者さまのほうで、彼に対する不満が山盛りになって、耐えられなくなったんでしょ?そこと「私のことを愛してくれて」っていうご相談者さまの言い分とが、全然つながらないんですけど…。一度、ご自身でお悩みの内容を読み返したほうがいいですよ。辻褄が合わなくて、めちゃくちゃですから。でもね、ご相談者さまのような不倫妻は、また新たに不倫相手を見つけますから。彼への気持ちは次に体の相性がいい方が見つかり次第、収まるはずです。魚心あれば水心。不倫できる既婚女性を求める既婚男性のほうから見つけてくれる可能性も高いですしね。そこは心配しなくていいと思います。あ、そうそう。この部分。「この半年間も彼は別れたい気持ちをもちながら、毎日LINEを送ってくれたのかと思うと、とても惨めな気持ちになります」ってとこ。これは「別れたい気持ちをもちながら」ではなく、モテたい気持ち、なんだかんだ都合のいいときに会える女性を手放したくない気持ちをもちながら、ですね。彼もご相談者さまの存在は邪魔にならない限りは置いておきたいものだったはず。その管理のために、お金や大した手間もかからないLINEを送っていたのでしょう。まあ、それくらいはやってもらわないと、ですよね! なのでこのポイントで「惨めな気持ちになります」っていうのは、ちょっと違うのかなって感じ。今回のご相談者さまもそうなんですが、お相手の態度で悩む既婚女性って、お相手に期待しすぎというか、独身時代と同じテンションでの接し方を望む傾向が強いんです。そりゃ、ムリでしょうよってことが、客観視できてないのが敗因。お相手も既婚者だろうが、独身だろうが、お相手は人妻だって強く認識して付き合ってますよ。むしろ、人妻だから「いろいろ都合がいい」と思って付き合っている男性ばかりですよ。そう聞くとツラいですか?でもね、それを深いところまで理解したうえで、男性と向き合うことができたら、もっと主導権も握れるようになるし、楽しめるはず。その心の底に流れる寂しさは、婚外恋愛をする者にはつきもの。それは決して削除できない感情です。そして、その寂しさを抱えた者だけが、本当の意味での婚外恋愛を味わい尽くせる。今回の別れはご相談者さまが、婚外恋愛の達人として、ひとつ階段を昇るためには、いい経験になったのではないでしょうか。わたくしは不倫反対の立場ではありますが、ご相談者さまの今後のご活躍、陰ながら楽しみにしております。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Cavan Images/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年01月10日■前回のあらすじ父が急死してバタバタと葬儀が執り行われました。その後、父の携帯を解約しようと中身を確認したところ…■父の不倫を通して感じたこと不倫は誰かが犠牲になります。誰かの幸せが犠牲になっているからです。■父と不倫相手を恨んだことも…父の不倫で母は体調を崩したり、家族関係もギスギスして、私は父と不倫相手を恨みました。誰かに恨まれるって怖いですよね。私は今2人の子供と夫と4人で幸せに暮らしていて、この幸せが壊れないと良いなと頭のどこかで思っています。一種のトラウマみたいなものです。不倫をしている人は「誰かの幸せを犠牲にしている」ということをもう一度考えてほしいです。私達のような家族が少しでも減りますように…。そして今回で『父がW不倫して家庭崩壊した話』は完結です。これまでお読みいただき、ありがとうございました!
2021年12月31日■前回のあらすじ姫野さんが亡くなってからしばらく月日が経った頃、母の口から衝撃的な事実が…!なんと再び父の不倫疑惑が浮上したのでした。■不倫疑惑を突きつける母父は不倫を疑われたことに腹を立てて逆ギレしたそう。紛らわしい事はしないと約束をしたのにこれは紛らわしい事じゃないの? 母も「もう病気ね」と呆れていた様子でした。母が心配になり世間体なんて気にせず離婚を提案したけれど、「父が好き勝手しているのはもう慣れてる」と言って心配するなと言われました。■父と関わりたくない弟妹母が心配になり弟と妹に母の様子を見てほしいと頼んでもこの件には関わりたくない様子。そして私の心配は的中。母が入院したと連絡がきたのです…。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月26日■前回のあらすじ母は離婚をしないと決断したものの、父と母は家庭内別居状態に。そしてお正月を迎え、父はある場所へコソコソと出かけていきます。■父が突然母に伝えたこと突然の姫野さんの訃報。気付いた時は末期で余命も長くなかったとか。気の毒だとは思ったけど父と不倫をして母を苦しめてきた人。そんな人のために母に喪服を用意させようとするなんてあんまりだと思いました。喪服くらい自分で用意できるよね。父は母に言い返されると舌打ちをしたそうです。どこまで最低な人なの?■自分を責める母同情したほうが良かったのだろうかと母なりに悩んでいました。そしてこれで父の不倫は幕を閉じ、もう悩まされる事もないだろうと思っていたのですが…。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月24日