X-girl(エックスガール)は、2018年6月上旬より初のスケートボードウェアライン「#1 X-girl skateboards(ナンバーワン エックスガール スケートボード)」を全国のストアにて発売する。X-girl創設者のキム・ゴードンが、ブランドスタート当初に掲げた「X-girl is #1」というメッセージ入りのフラッグにちなんで名付けられた「#1 X-girl skateboards」。ヴィヴィッドな色使いや花柄を取り入れたデザインに、リフレクターのパッチや機能素材、隠しポケットなど、スケートラインならではの要素を取り入れている。開襟シャツや、ポケットをたくさん配したパンツなど、ファッションとスケートを同時に楽しめる、活動的なアイテムを展開する。【詳細】#1 X-girl skateboards発売時期:2018年6月上旬取扱場所:全国のX-girl店舗、オンラインサイト【問い合わせ先】X-girl storeTEL:03-5772-2020
2018年05月27日X-girl(エックスガール)とクロエ・セヴィニー(Chloë Sevigny)のコラボレーションコレクション「X-girl for Chloë Sevigny」が、2018年4月13日(金)より展開される。女優、映画監督として活躍する傍ら、ファッションアイコンとしても世界中から注目を集めるクロエ・セヴィニー。X-girlのモデルも務める彼女とのコラボレーションコレクションには、ブランド誕生の"1994年"をオマージュしたアイテムがラインナップする。デザインには、1994年から世界25ヶ国でリリースされているフリーマガジン「ヴァイス・マガジン(VICE magazine)」の復刻版として撮り下ろされたクロエ・セヴィニーのフォトを使用。パームツリーを背にしたカットを、写真の中でクロエが着ているリンガーTシャツにプリントしたものや、ヴァイスのカバーになった様々な表情を見せるクロエの写真をコラージュ風にプリントしたシャツ&スカートなど、ユニークでインパクトのあるデザインに仕上げた。他にも、ブランド誕生当初から顧客であったクロエが当時着用していたモデルの復刻版も登場。"X-girl"のロゴが大きくプリントされたTシャツなど、シンプルながら可愛らしさもある"リアルな女の子のストリートスタイル"を感じる初期アイテムとなっている。【詳細】X-girl for Chloë Sevigny発売日:2018年4月13日(金)アイテム例:・CHLOE SEVIGNY RINGER S/S TEE(ホワイト/ブラック/ライトパープル) 各6,480円(税込)・CHLOE SEVIGNY ALL OVER PRINTED SHIRTS 14,040円(税込)・CHLOE SEVIGNY ALL OVER PRINTED SKIRT 10,800円(税込)・RINGER S/S TEE(ホワイト/ブラック/ライトブルー) 各5,940円(税込)【問い合わせ先】X-girl ストアTEL:03-5772-2020
2018年04月15日A|Xアルマーニ エクスチェンジ(A|X ARMANI EXCHANGE)が、六本木ヒルズに2018年1月19日(金)オープンする。「A|Xアルマーニ エクスチェンジ」は、アルマーニブランドの中でもイタリアンストリートカジュアルをスポーティーかつ都会的なテイストで提案している。デイリーからフォーマルまであらゆるシーンにマッチするワードローブを、若い人にも手に取りやすい価格帯で展開。都内4店舗目の直営店となる「A|Xアルマーニ エクスチェンジ 六本木店」では、メンズ・レディースの全ラインナップが揃うのはもちろん、店舗限定アイテムなども販売される予定だ。また、東京メトロ日比谷線六本木駅からダイレクトにアクセスできるメトロハットプラザ内に位置しているので、雨の日でも気軽にショッピングを楽しむことができる。【詳細】A|Xアルマーニ エクスチェンジ 六本木店オープン日:2018年1月19日(金)住所:東京都港区六本木6-4-1 メトロハット/ハリウッドプラザB1F営業時間:11:00~21:00定休日:不定休TEL:03-5786-9590
2018年01月19日『X-MEN』のスピンオフ映画『X-Force』(原題)の脚本と監督にドリュー・ゴダードが決定した。木曜日(現地時間)、「Fox」が明らかにした。ゴダードはマット・デーモン主演の『オデッセイ』の脚本を手掛け、2016年のアカデミー脚本賞にノミネートされた経験を持つ。現在42歳のゴダードは、2002年から「バフィ~恋する十字架~」、「エンジェル」などで脚本家としての経験を積んできた。「デアデビル」、「ザ・ディフェンダーズ」では製作総指揮としても活躍。映画監督デビューは2012年、クリス・ヘムズワースらが出演したホラー映画『キャビン』だった。この映画ではジョス・ウェドンと脚本を共同執筆している。『X-MEN』のキャラクターを主人公とした映画を展開していくことに前向きな「Fox」は、来年4月13日にジョシュ・ブーン監督の『X-MEN:The New Mutant』(原題)、6月1日にデヴィッド・リーチ監督の『Deadpool 2』(原題)、11月2日にサイモン・キンバーグ監督の『X-MEN:Dark Phoenix』(原題)の3作品の公開を予定としている。『X-Force』の公開日は明らかになっていない。ゴダード監督は、同作の撮影前に、「Fox」が製作、クリス・へムズワースとジェフ・ブリッジスが出演する『Bad Times at the El Royale』(原題)の監督とプロデュースを行う。(Hiromi Kaku)
2017年09月08日(写真:THE FACT JAPAN) 韓国の大人気男性アイドルグループ・EXOのカイ(23)と、女性アイドルグループ・f(x)のクリスタル(22)が破局していたことが1日、分かった。韓国メディアの報道によると、双方の所属事務所であるSMエンターテインメントが破局を認めたという。 ふたりは’16年4月に熱愛を認め、公開恋愛をスタート。これまでもデートを重ねる姿がキャッチされるなど順調に交際を続けていた。 1日昼頃、韓国でカイとクリスタルの破局説が浮上し、その約1時間後に事務所関係者が破局を認めたというニュースが報道された。ふたりは忙しいスケジュールのなか自然と決別したのではないかと見られている。 ニュースを受け、SNSでは「好きなカップルだったから残念」と破局を惜しむ声があがる一方で、「別れたからって(ファンの)傷が癒えるわけじゃない」「うれしいような、悲しいような複雑な気持ち」と様々な反応が寄せられている。
2017年06月01日大ヒット作『トリプルX』の続編『トリプルX:再起動』の日本公開日がこのほど2017年2月24(金)に決定。併せてネイマールJr.選手をはじめとした「トリプルXチーム」メンバーが大活躍する最新映像&ポスタービジュアルが到着した。首の後ろに彫った“xXx”のタトゥーがトレードマークのX-スポーツのカリスマ、ザンダー・ケイジが、NSA(国家安全保障局)から強制的にシークレット・エージェントに任命され、東欧のテロ集団の潜入捜査を試みる…。法律などお構いなしのストリートガイが、これまでのスパイ映画の常識をことごとく覆し、問答無用の活躍を繰り広げた『トリプルX』。フェロモン全開、精悍さにあふれたタフな容貌にユーモアが滲む主人公を演じ、危険度トリプル級のスタントの数々を披露してきたヴィン・ディーゼルが、再び観る者を興奮の渦に巻き込む――!『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル主演で、週末のオープニングの興行収入が4千4百万ドルを記録、“トリプルX”現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した『トリプルX』。続く2005年のアイス・キューブ主演『トリプルX ネクストレベル』。そして来年公開となる本作で、再びヴィン・ディーゼルを主演に迎え、“トリプルX”が再起動する!先日解禁された海外トレーラーは、ブレイク後2日間で100億回以上の再生回数を記録しており、本作も全世界で注目を集めている。そんな中、今回はネイマールJr.選手を始めとした「トリプルXチーム」メンバーが大活躍する最新映像が到着。カーアクションやバイクで水上を駆け巡ったり…と“X-スポーツ”(エクストリーム・スポーツ)を取り入れた、“やり過ぎ”極限アクションの世界へ早くも引き込まれてしまう仕上がりとなっている。本作では、海外大ヒットドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のエレナ役で脚光を浴びたニーナ・ドブレフ、シリーズ2作品に続き出演となるサミュエル・L・ジャクソン、そのほかドニー・イェン、ルビー・ローズ、トニ・コレット、ディーピカ・パーデュコーン、クリス、ネイマールJr.らが出演しており、そんなトリプル級に豪華な顔ぶれが勢揃いしていることが分かる、ポスタービジュアルも同時に解禁されている。『トリプルX:再起動』は2017年2月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月16日最新作『X-MEN:アポカリプス』も大ヒット公開中の「X-MEN」シリーズから、シリーズの原点ともいうべき作品『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が8月21日(日)今夜、「日曜洋画劇場」で放送される。1960年代にスタン・リーによって生み出された「X-MEN」は、超人的な能力を持つ新人類「ミュータント」が人類からの迫害を受けつつも正義と悪の勢力に分かれ戦い続けるというストーリーで、現在までに5億部以上が出版された超人気シリーズだ。90年代にはアニメ化、ゲーム化され2000年からはヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ハル・ベリーらが出演する映画3部作が公開、大ヒットした。さらにヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンをフィーチャーしたスピンオフ『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』『ウルヴァリン: SAMURAI』も製作されている。今回放送される『ファースト・ジェネレーション』は2011年に公開され、本作と2014年公開の『X-MEN:フューチャー&パスト』、そして現在公開中の『アポカリプス』で構成される“新三部作”の第1作目となる。裕福な家に生まれ名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)と、ユダヤ人で幼いころに母親と引き裂かれた悲しい過去を持つエリック(マイケル・ファスベンダー)。チャールズは強力なテレパシーを使うことができるミュータントであり、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)など自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた。一方愛する母を殺した元ナチスでいまは邪悪なミュータント軍団の首領となったショウ(ケヴィン・ベーコン)を狙うエリック。彼もまた金属を自在に操ることができるミュータントだった。2人はふとしたことで知り合い親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが、ミュータントと人間の平和的共存を願うチャールズに対し、母を殺された悲しみからパワーを覚醒させたエリックは人間不信に陥っていた。やがて2人はCIAからショウ率いる邪悪なミュータント軍団が進める人類滅亡計画の阻止を依頼され、ショウが母親の仇であることを知ったエリックもチャールズとともに戦いに参加する。人類の存亡を賭けたミュータントとミュータントの壮絶な戦いのなか、ショウの邪悪な作戦に仲間を失い追いつめられるチャールズたちだったが…“宿命の敵”プロフェッサーXとマグニートーという2人のミュータントの若き日々と、X-MEN誕生にまつわる物語が描かれる。そしてこの作品から続いた“新3部作”の完結編となる『X-MEN:アポカリプス』は現在全国公開中。同作では古代エジプトから甦った人類初のミュータント・アポカリプスが現代人によって堕落した文明を正すため、すべてを破壊し新たに自らが支配しようとするなか、マグニートーら一部のミュータントがアポカリプスとともに行動するようになる。それに対しプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアらのちにX-MENとなるミュータントたちは人類を守るためにアポカリプスに戦いを挑む。最強のミュータントと言われるアポカリプスに正義のミュータントたちはどう戦いを挑むのか? そしてプロフェッサーXとマグニートーが敵対していくことになる運命が描かれる。『アポカリプス』日本語版ではアポカリプスの声を松平健が担当するが、なんと今夜の「日曜洋画劇場」では本編開始の少し前、20時58分より松平さんによるスペシャルメッセージが放送される。自らが吹き替えたアポカリプスと『ファースト・ジェネレーション』の魅力をあの低音ボイスで語っているので、こちらもお見逃しなく。日曜洋画劇場『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は8月21日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(笠緒)■関連作品:X-MEN :ファースト・ジェネレーション 2011年6月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & (C) 2011 Marvel Characters,Inc.All rights reserved. / TM and (C) 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved.
2016年08月21日『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』で語られたストーリーを締めくくる集大成にして、若きX-MENと最古最強のミュータントとの決戦を描く『X-MEN:アポカリプス』。このほど、マイケル・ファスベンダーがこの3部作を通じて演じ、絶大な人気を誇るマグニートーの、涙ながらの本編シーンがシネマカフェに到着。また、ファスベンダーが次回作に向けての野望(?)も明かしてくれた。本作は、プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やミスティーク(ジェニファー・ローレンス)が率いる若きX-MENたちと、“世界を浄化”しようとするアポカリプス(オスカー・アイザック)とマグニートーら“黙示録の四騎士”とのシリーズ最大級の戦いを描き出す。今回到着した本編シーンでは、マグニートーが地球滅亡を目論むアポカリプスに加担した理由が明らかにされている。本作での彼は、ミュータントとしての自分を隠しながら、ポーランドの田舎町で妻と幼い娘と共に静かに暮らしていたが、あることがきっかけで周囲に正体がバレてしまい、大切な家族を奪われてしまうことになる。映像では、愛する家族を失ったマグニートーが、涙ながらに自ら正体を明かし、まさにその力を使おうとする姿が映し出される。人類に失望した彼が、人類との共存を目指すX-MENの信念と訣別する決定的な場面であり、本シリーズで描かれてきた人間ドラマを象徴するシーンともなっている。マグニートーといえば、磁力を操り金属を思いのままに動かせるという能力を持つ。少年時代には、ホロコーストによって捕らわれ、その力の覚醒と引き換えに、愛する母親を失ってしまったという悲しい過去がある。彼の力は、激しい怒りや深い悲しみがきっかけとなり、より強力に引き出されたのだ。本作で、再び愛する者を奪われ、その怒りと復讐の念にかられる彼を、X-MENの最強の敵アポカリプスは“黙示録の四騎士”として配下に置き、ともに人類滅亡へと導いていく。そんな悲劇的なマグニートーを熱演するのが、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からこの役を演じているファスベンダーだ。彼は長年演じた思い入れあるマグニートーに対し、“もし彼が普通の人として生活するようになったら”と妄想しながら、「言語能力を生かして、国連の通訳とかになれたらいいな。それをこの次のストーリーにしよう!」と、衝撃的な願望を明かす。実はこのマグニートー、これまでのシリーズでは英語、フランス語、ドイツ語と、さまざまな語学を巧みに操ってきたキャラクター。本作では新たにポーランド語も披露しており、ファスベンダーは何ページにもおよぶポーランド語のセリフを1週間で習得したという。そのことについて彼は、「『一週間でこれをやるのは無理だ』と思ったけど、私はできるだけ頑張った。最善を尽くしたから、批評にはいつでも耳を貸すよ!」と自信も覗かせている。マグニートーが見せる家族愛をはじめ、壮大なアクションの裏で描かれる本作の人間ドラマにも注目してみて。『X-MEN:アポカリプス』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月21日8月11日(木・祝)より公開されている『X-MEN:アポカリプス』。この度、本作の公開を記念して、『X-MEN』シリーズの原点である『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を8月21日(日)の日曜洋画劇場にて放送されることが分かった。『X-MEN』シリーズは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』、そしてストーリーを締めくくる完結編として今回放たれた『X-MEN:アポカリプス』の3部作。今回放送が決定した2011年公開のシリーズ第1弾『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は、シリーズで敵対してきたプロフェッサーXとマグニートーという2人のミュータントの若き日にスポットを当て、X-MEN誕生にまつわる知られざる物語を描いている。そして現在公開中のシリーズ完結編『X-MEN: アポカリプス』は、古代エジプトから甦った人類初のミュータント、アポカリプス。現代人によって堕落した文明を正すため、すべてを崩壊させ、新たに自らが支配しようと強大な力を発揮。マグニートーら一部のミュータントはアポカリプスとともに行動。その一方でプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアら、のちにX-MENとなるミュータントたちは人類を守るためにアポカリプスに戦いを挑む。X-MEN史上最強と言われるアポカリプスに、『ファースト・ジェネレーション』にも登場した“正義の”ミュータントたちの戦いは? プロフェッサーXとマグニートーが互いに友情を感じながらも敵対していく運命とは? 『ファースト・ジェネレーション』から幕を明けた、壮大な『X-MEN』サーガのひとつの区切りとなるアクション巨編となっている。また、『X-MEN: アポカリプス』の日本語版でアポカリプスの声を担当しているのが、俳優・松平健。今回その松平さんから、「日曜洋画劇場」での放送のためにスペシャルメッセージが! 自らが吹き替えたアポカリプスというキャラクターをアピールしつつ、『ファースト・ジェネレーション』の魅力を、持ち前の重厚感たっぷりの語り口で披露。松平さんのメッセージは本編開始より少し前、20時58分より放送予定となっている。日曜洋画劇場『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は8月21日(日)21時~テレビ朝日にて放送。※松平健の登場は20時58分~『X-MEN:アポカリプス』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN :ファースト・ジェネレーション 2011年6月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & (C) 2011 Marvel Characters,Inc.All rights reserved. / TM and (C) 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved.
2016年08月17日世界的ヒットを続けてきた「X-MEN」シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強を誇るアポカリプスが降臨する本作から、最強の敵を前にヤバ過ぎるピンチが連続する特別映像が到着した。1983年、数千年の眠りから目を覚ましたアポカリプス。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと、マグニートーをはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を率いる。不穏な動きを察知したプロフェッサーXも、その能力を狙ったアポカリプスに捕らわれてしまった。最古最強の神アポカリプスを止めるため、ミスティークを中心に若いミュータントたちは全員の力を集結させ、かつてない戦いに挑む――。今回到着した映像では、シリーズ育ての親とも呼べるブライアン・シンガー監督が、「シリーズ史上最大の規模で最強の敵と最大の危機に挑む」と明かす。本作でX-MENの前に立ちはだかるアポカリプスは、テレパシー能力、不老不死の肉体、瞬間移動…など、それぞれのミュータントたちが持つ特殊能力の“ほぼ全てを持ち合わせる”超人的キャラクター。アメコミファンたちの間ではX-MENシリーズのみならず、“マーベル・コミック史上最強のヴィラン(=悪役)の1人”とも称されている。プロデューサーのハッチ・パーカーも「アポカリプスはいままでに経験したことのない脅威だ」と明かす。アポカリプスを演じ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも活躍したオスカー・アイザックもまた、「これは、ミュータント対メガ・ミュータントの壮大な戦いだ。X-MENとアポカリプスの戦闘は度を超えている!」と、自ら演じた最強の敵に自信のほどを語っている。さらに映像では、X-MENの全てを知り尽くした監督が、各キャラクターの見せ場を巧みに演出し、シリーズ最大規模の戦いが描かれている。アポカリプスが、マイケル・ファスベンダー演じるマグニートーをはじめとする黙示録の四騎士を集める一方、ジェームズ・マカヴォイ演じるプロフェッサーXは、大混乱が起こった時に備え、若い学生たちを教え導き、鍛えている。そして、その時が来ると、ジェニファー・ローレンス演じるミスティークが「あなたたちは、もう学生じゃないわ。X-MENよ」と彼らを奮い立たせるのだ。果たして、最強の敵を前に、経験値ゼロ、能力は未知数の若きX-MENは太刀打ちできるのか?愛と友情のドラマも観る者の共感を誘う本作で、最大のピンチを乗り越えるシリーズ最大のドラマにも注目だ。『X-MEN:アポカリプス』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)に登場する最強のミュータント・アポカリプス。X-MENたちの前に立ちはだかるこの強敵は一体何者なのか? その能力や超人ぶりを紹介する。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)のストーリーを締めくくる完結編。アポカリプスが登場するほか、X-MEN結成の秘話も明かされる。アポカリプスは、人類がミュータントの存在に気付く以前から世界に君臨し、古代エジプトでは"神"として人を支配していたキャラ。前作では、バイオメカニカル・ロボット"センチネル"が敵となり、X-MENと死闘を展開したが、アポカリプスは、そのセンチネルがかすんで見えてしまうほどの強すぎる敵として出現。アメコミファンの間では"X-MENシリーズのみならず、マーベル・コミック史上最強のヴィラン(=悪役)の一人"とも称されている。その能力は、"相手のエネルギーを吸収して自分のパワーを増強させる"というもの。また、分子構造を操作し自身の身体を自在に変化させることもできる。加えて、テレパシー、不老不死の肉体、瞬間移動など、それぞれのミュータントたちが持つ特殊能力のほぼ全てを持ち合わせているという超人ぶり。そんなアポカリプスとの戦いを強いられた、X-MENの面々だが、ネット上では「どうやってアポカリプスに勝つのか気になる」、「ウルヴァリン参戦で勝機あるかも」といった期待や推測のコメントが上がっている。この最強キャラクターを演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)でポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザック。彼は「以前から"X-MEN"コミックの大ファンだった! だから本作が作られると知った時、このキャラクターがどういう扱い方をされるのかとても興味があった」と明かしている。さらに、「アポカリプスはミュータントの本当の可能性を明らかにし、彼らを説得するパワーを持っている。そんな精神的な考えが面白く、彼には共感できたんだ」と底深い心理を持つアポカリプスに共感を示した。アイザックも話す通り、アポカリプスは"堕落した文明を自分の支配によって正す"という正義感を持った悪役。世界を滅亡させようとしているのも「核兵器開発を進める人類を"浄化"させることが目的」という信念からだ。劇中では、そんなアポカリプスとプロフェッサーX、ミスティーク率いる若いX-MENが激突していく。(C)2016 MARVEL (C)2016 Twentieth Century Fox
2016年07月16日『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編『X-MAN:アポカリプス』。8月の日本公開に向けて、この度、本作の日本語吹き替え声優として松平健が大抜擢されたことが分かった。文明の登場以前からミュータントの力を使い、「神」として世界を支配していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ました。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと考え、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)ら強力なミュータント“アポカリプスの四騎士”を従え、世界の破滅を計画。だが、その恐ろしい目論みを阻止すべく、プロフェッサーX、ミスティークが率いるジーン・グレイ、サイクロップス、クイックシルバーら若き「X-MEN」たちが立ち上がる!彼らは強大な力を持つアポカリプスを倒し、世界を滅亡の危機から救うことができるのか!?これまで誰も見たことのない規模で描かれる、最強の敵アポカリプスと、最強チーム「X-MEN」による戦いの火蓋が切って落とされた――!本作は、世界的ヒットを続けてきた『X-MEN』シリーズの最新作で、ストーリーを締めくくる集大成となっており、シリーズ生みの親、ブライアン・シンガーが監督を務めている。「X-MEN」結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強のアポカリプスが登場する本作は、本年度のアカデミー賞主演女優賞/主演男優賞にノミネートされた、ミスティーク役のジェニファー・ローレンスや、マグニートー役のマイケル・ファスベンダーら豪華出演陣も見納めとなる。そして今回本作の日本語吹き替えに抜擢された松平さんが担当するのは、「X-MEN」たちの前に立ちはだかる史上最強の敵・“神”アポカリプス。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザックが務めているアポカリプスは、文明の登場以前からミュータントの力を使い、“神”として世界を支配してきたキャラクター。人間の文明が堕落したときにはそれを浄化し、新しい文明を築いてきた。そのアポカリプスが、数千年の眠りから目を覚まし、現在の文明が間違った方向に発展したと考え、新たな秩序をもたらそうと世界の破滅を目論むのだ。松平さんが洋画の吹き替え声優にチャレンジするのは、今回が初! 「全力で努めたい」と意気込む松平さんは、悪役の担当にもかかわらず、「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながるわけですが、大いに暴れたいと思います」とやる気たっぷり。また「人間社会に馴染み、共存を選んだミュータントと敵対するミュータントとの戦いは見どころですね」と本作をアピールした。絶対的な存在として古代から世界に君臨する“神”アポカリプスというキャラクターと、芸能界で長きに渡り活躍しする俳優・松平さんの存在感が合致し、実現した今回のキャスティング。かの有名な「暴れん坊将軍」での“将軍”・徳川吉宗役でおなじみの松平さんだが、本作では“神”へと変貌を遂げることで、どんな一面を見せてくれるのだろうか。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日全世界で大ヒットを記録し続けている人気シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』の新映像が公開になった。その他の画像/新映像が公開『X-MEN』シリーズは、手をつかわずに金属を動かしたり、目にもとまらぬ速さで移動するなどの特殊な力を持ってしまった者たちが、“ミュータント”と呼ばれながらも人間の世界で居場所をつくり、共に力を合わせて戦う姿が描かれてきた。本作の舞台は1983年で、ミュータントは人間社会に溶け込み、共に生きていこうとする勢力と、いつか人間はミュータントに対して牙を向くと考えている勢力が存在している。このほど公開になった予告編映像でまず描かれるのは、本作のタイトルになっている“アポカリプス”が数千年の眠りから覚める場面だ。世界の最初のミュータントでもあるアポカリプスは、強大なパワーを誇り、かつては“神”としてあがめられていた。目覚めた彼は現在の世界を見て、人類が誤った方向に向かっていると感じる。映像にはアポカリプスと彼が率いる4人の騎士が登場。“偽りの神”を葬るために彼らがとった手段は、人間の抹殺だ。彼らは特殊な力を用いて人間が開発したミサイルを放ち、人類の英知がつまった書物を炎で灰にしてしまう。そこで、ミスティークやプロフェッサーXら若きミュータントたちが集結。人間社会の中で自身の居場所を探していた彼らは自身で学園をつくり、全世界のミュータントを集めていたが、世界の危機を前に“学習”の時に終止符をうち、“X-MEN”として戦いに挑む。本シリーズは、ミュータントのバトル、苦悩、集結や別れを様々な角度・時代から描いてきたが、新作はこれまで以上に大規模なアクションと破壊、ミュータントのはじまり、訓練を積んできた若きミュータントたちが勉強を終えて初めて戦いに臨む瞬間などが描かれるようで、これまでのストーリーを束ねる集大成的な作品になりそうだ。『X-MEN:アポカリプス』8月 TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年03月29日●富士フイルムが本当に作りたいカメラまさしく「満を持して」という言葉がふさわしいタイミングで、富士フイルム「Xシリーズ」の最新フラッグシップ「X-Pro2」が3月3日に発売された。1月の発表会場では、海外メディアから拍手と歓声がわき起こったという。待ちわびたファンの反響も凄まじく、メーカーが供給体制強化のために発売を延期したほどだ。○富士フイルムが本当に作りたいカメラ正直な話、筆者はX-Pro2の発売に懐疑的だった。一眼スタイルの「X-T1」がユーザーからも好評だったし、丁寧なファームアップも繰り返された。ファームアップするごとに(X-T1が)「次第に別のカメラへと進化していく」さまは、他メーカーの製品では見られない驚きだ。富士フイルムによるフラッグシップ機への強い思い入れとプライドに違いない。引き替え、第2世代Xシリーズの売りでもある「クラシッククローム」が搭載されない「X-Pro1」は、やはり歴史の1ページだったということだ。OVF(光学ファインダー)とEVF(電子ビューファインダー)をレバーひとつで切り替えられる「ハイブリッドマルチビューファインダー」も、やがてはEVFのみに取って代わられるのだろう……と思っていた。しかし、それは大きな誤り。富士フイルムさん、ごめんなさい! やはり富士フイルムが本当に作りたいカメラ、Xシリーズのアイデンティティとも呼べるカメラは、このスタイルなのだ。X-Pro2を使うたび、そう実感させられる。その理由を外観とともに見ていこう。X-Pro1を引き継ぐ外観の印象は、大きく変わらない。が、UI(ユーザーインタフェース)は緻密に再計算され、進化・改善されている。まず、手に持って感じるのはホールド感の向上だ。グリップの山が大きくなり、中指と薬指の腹が心地よく引っかかるおかげで、余計な力を入れることなくカメラを保持できる。続いてファインダーを覗き込んでみれば、ハイブリッドマルチビューファインダーが非常に使いやすくなり、存在意義が大きく高まったことに気付く。●ファインダーの進化を見るたとえば、オフセットされているがゆえに気になるパララックス(視差)。X-Pro2のように、レンズが見ている風景とOVFから見える風景が一致しないカメラで、特に近距離撮影時に起こる構図のズレを指す。X-Pro2は、この視差を計算したAFフレームをOVF上に表示する機構を持つ。「X100T」でも採用された「リアルタイム・パララックス補正機構」だ。この補正精度がかなり高く、X-Pro1ではEVFで使うことが多かったファインダーが、現実的に使える装備になった。その上、レスポンスの良い電子水準器や分割数が選べる分割フレームなど、表示情報のカスタマイズ内容も豊富で便利。同じくX100Tに採用された、MF(マニュアルフォーカス)モード時、OVFの端に「デジタルスプリットイメージ」を表示できる「電子式レンジファインダー」と合わせて、覗いて撮る楽しみをより魅力的なものにしている。ファインダーに視度調整ダイヤルが付いたのも嬉しいポイントだ(X-Pro1は視度補正レンズでの対応だった)。次回の後編では、実写を交えながら機能面を見ていく。機材撮影:青木明子
2016年03月09日●「モビリティ」と「イノベーション」がこれからの鍵にレノボ・ジャパンは9日、同社の法人向けPC「ThinkPad」のプレミアムモデルとなる「X1」ファミリの国内販売を発表した。これに合わせて都内で製品説明会を開催し、製品の概要を紹介した。○新しい時代のデジタルワークを実現する究極のビジネスツールはじめにレノボ・ジャパン 代表取締役社長 留目真伸氏が登壇。「ThinkPadは、1992年に初代のThinkPad 700cが生まれてから、人々の生産性を高めてるためのツールとして進化を続けてきた」とこれまでの歴史を振り返る。また、「ThinkPadは2014年に累計出荷台数1億台を達成したが、いまも成長は加速している」と好調さをアピールする。一方で「PCは普及しているが、コンピューターが人々の生活をサポートする時間は短く、まだまだ限定的」として、他業界の企業やスタートアップ企業、ユーザーも含む生活者、コミュニティとの「共創」で、新しい時代のデジタルワークの変革を目指す「D3プロジェクト」を推進していくという。レノボがイメージするデジタルワークとは、コンピューターが常に人々の生活や仕事をサポートするというもので、留目氏によると重要はポイントは2つあるという。1つ目は「モビリティ」で、現代ではオフィスに限らず、例えば出先のカフェや自宅、移動中の電車や飛行機などどこにいてもビジネスができることが求められつつある。「あと数年で団塊ジュニア世代が親の介護という問題に直面する。そのときにオフィスでしか仕事ができないという制約があると、業務がこれまでのように進まないという可能性もある。どこにいても仕事ができるモビリティやフレキシビリティは、事業継続という面で非常に重要になる」と留目氏。しかしながら、「日本ではノートPCであっても会社から持ち出せないという企業もまだまだある」として、こうした課題を解決する必要性を訴えた。もう1つの重要ポイントは「イノベーション」だ。イノベーションはどの分野、どの企業でも重量だが、変化が早い現代においては、1社だけではなく、ほかの企業や他業種とのコラボレーションを通じて「イノベーションの種」を迅速に形にする必要がある。そのため、自社のオフィスに限らず、社外でいろんな人とディスカッションしたり、コミュニティに参加するような働き方が求められてくるという。留目氏は「"ThinkPad X1ファミリ"は、こうしたポイントを押さえ、新しい時代のデジタルワークを実現するにふさわしい製品で、ThinkPadがこれまで提供してきた価値を集約した究極のビジネスツールだ」と自信をのぞかせた。●「ThinkPad X1ファミリ」の追加でポートフォリオを強化○「ThinkPad X1ファミリ」の追加でポートフォリオを強化さて、「ThinkPad X1ファミリ」は2016年1月に米国ラスベガスで開催されたCES 2016で発表された製品群。レノボでは12型のモバイルノートPCを軸に、より大画面を求めるユーザーには14型モデル、2in1のようなマルチモードを求めるユーザーにはThinkPad YogaやThinkPad Helixといった製品を用意してきた。この製品戦略はそのままに「より軽量モデルを求める声に応えた」(レノボ・ジャパン コマーシャル製品事業部 Thinkプラットフォームグループ 部長 大谷光義氏)形で投入されたものとなる。今回発表されたのは、12型2in1 PC「ThinkPad X1 TABLET」、14型2in1 PC「ThinkPad X1 YOGA」、14型クラムシェル「新ThinkPad X1 Carbon」、23.8型オールインワンPC「ThinkCentre X1」の4モデルだ。ここからは製品の写真を交え、各モデルを紹介する。○ThinkPad Helix後継の12型2in1 PC「ThinkPad X1 TABLET」「ThinkPad X1 TABLET」は、着脱式2in1 PC「ThinkPad Helix」の後継にあたるモデルで、大谷氏は「製品名こそ"TABLET"たが、マルチモードで使える2in1 PC」と説明する。本体サイズと重量は、タブレット本体がW291×D209.5x×H8.45mm/約767gから。キーボード装着時でW291×D209.5H13.65mm/約1.07kgからという薄型軽量に仕上がっている。2,160×1,440ドット(アスペクト比3:2)の12型IPS液晶を搭載。背面にキックスタンドを備え、タブレットとしてだけでなく、キーボードカバーと組み合わせることでノートPCとしても利用できる。キーボードカバーも薄型ながらしっかりとしたタッチ感じを有したもので、ThinkPadシリーズの象徴ともいえるトラックポイントを備える。薄型キーボードに収めるために、通常のトラックポイントよりもさらに薄いキャップを新たに開発した。20種類以上のラバードームを試作し、キータッチを追及したほか、装着方法を工夫することでこれまでと同様の精度で入力を実現したという。また、「ThinkPad X1 TABLET」は独自のモジュール設計を採用。別売りで「モジュール」を用意し、付け替えることで機能を拡張する。オプションとして用意されるのは、追加の内蔵バッテリとUSB 3.0やOneLink+、HDMIといったインタフェースを増設する「プロダクティビティーモジュール」、HMDIポートや2m先に60型の投影が可能なプロジェクタを追加する「プレゼンターモジュール」、Intel RealSense対応の3Dカメラを搭載した「3D イメージングモジュール」の3種類。このうち、「プロダクティビティーモジュール」は9日、「プレゼンターモジュール」と「3D イメージングモジュール」は4月以降に発売する。○大画面マルチモードPC「ThinkPad X1 YOGA」「ThinkPad X1 YOGA」は、特殊なヒンジでディスプレイが180度を超え、360度まで開くことが可能な「YOGAスタイル」のマルチモードPC。ThinkPadシリーズでは、ThinkPad Yoga 260などを投入してきたが、今回は「X1」シリーズならではの薄型軽量モデルという点が特徴だ。薄型軽量化に向け、従来の素材と比較して21%~28%軽量な「スーパーマグネシウム合金」や軽量かつ高剛性のCFRPコンポジットを新規開発した。また、ふくろうの羽をモチーフとしたowl(ふくろう)ファンも第9世代となり、薄型化しても風量が向上。特殊な塗料により熱放射率が上がった一方で、ノイズを低減している。ThinkPad Yogaでは、ディスプレイを180度以上開くと、キーボードの周囲がせりあがり、キーボード面がフラットになる「Lift’n’ Lock」機能を備える。これによりタブレットモードで使うときにキートップにひっかかる部分を失くすことができる。「例えば、病院でカルテのような書類と一緒に持つときに、紙がはさまり、キートップがはずれてしまうことを防ぐことができる」(大谷氏)という。さて、2016年1月のCES 2016では、WQHD(2,560×1,440ドット)解像度の有機ELディスプレイ搭載モデルも合わせて発表されたが、日本では2016年夏ごろ出荷予定となる。会場に展示されていたが、液晶と比べて「締まりのある黒」を実現するほか、高いコントラスト比と色再現性を備える。価格はまだ未定だが、液晶搭載モデルと比べてかなり高めに設定されそうだ。○進化を続ける「ThinkPad X1 Carbon」2012年に登場して以来、進化を続ける「ThinkPad X1 Carbon」はさらに薄型軽量化を追及。こちらも「ThinkPad X1 YOGA」と同様に「スーパーマグネシウム合金」や軽量かつ高剛性のCFRPコンポジットを採用し、前世代から10%の軽量化を達成した。また、薄型化に伴い、トラックポイントのキャップも従来より薄型になったという。○オフィス以外も狙う「ThinkCentre X1」「ThinkCentre X1」は、X1ファミリで唯一のデスクトップPC。オフィスユースだけでなく、「ホテルなどの窓口業務」といった需要も狙う製品だ。本体はX1ファミリの特徴にもれず薄型だが、MILスペックに対応するなど、企業向けPCとしての堅牢性もしっかりと備える。23.8型ディスプレイは、表面に微細加工を施すことで反射光を軽減し、映り込みを防ぐ。また、オンライン会議での利用も想定し、ノイズキャン背リングマイクや1080p対応Webカメラ、ドルビーオーディオ対応スピーカーを搭載する。●アートの領域に達したThinkPadのデザイン○アートの領域に達したThinkPadのデザイン説明会には長年ThinkPadのデザインに携わるLenovo 副社長 兼 PC事業本部/エンタープライズビジネス事業本部 CDO(Chief Design Officer) デビッド・ヒル氏も参加。ThinkPadのデザインにこめられた哲学を語った。ヒル氏は、ThinkPadのデザインコンセプトを作ったリヒャルト・ザッパー(Richard Sapper)氏の「Time is one of the few things that may ultimately establish the true quality of an object(時間は物の真の価値を証明できる数少ないものの1つ)」という言葉を紹介。ThinkPadは、松花堂弁当の箱にインスパイアを受け、デザインされたことはよく知られた話だ。黒く四角い箱に赤いトラックポイントは、誕生から24年たったいまでもThinkPadのシンボルとなっている。時代の変化によりディスプレイの大型化や本体自体の薄型化、くさび型デザインの導入などもあったが、本質に変化はない。続いて、IBMのロゴデザインなどで知られるポール・ランド(Paul Rand)氏の「Art is an idea that has found its perfect form(アートは完璧なフォルムを見つけたアイデア)」という言葉に触れ、「フォルムはプロダクトに形を与え、見るものを刺激するが、フォルムはデザインの一面でしかない、ファンクションもまたデザインの重要な一面だ。ファンクションによって合理的で無駄のないデザインとなる。フォルムとデザインという一見相反する要素が組み合わさることで、強力な感動がうまれる」と説明する。そしてヒル氏は「X1ファミリのデザインはアートの領域にある」とし、「X1ファミリのデザインには、時代を超越することや洗練されていること、実用的であること、ユニークであること、エレガントであること、完璧を追求するといったアートの要素をすべて備えている」とその理由を述べる。また、「ThinkPadの完璧を目指す旅は永遠に終わることがない。われわれのゴールはいままでのThinkPadのデザインを超えることだ。単に変わるというだけではなく、よりよいものを目指さなければならない。それが伝統であり、文化だ」とした。
2016年02月10日東芝ライフスタイルは、4K表示に対応した液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の「J20X」シリーズと「G20X」シリーズにおいて、バージョンアップ用のソフトウェアを2月18日から提供する。今回のバージョンアップによって、HDR信号の入力に対応。これまで再現が難しかった映像の微妙な輝度の差を表現できるようになる。加えて、著作権保護技術の「SeeQVault」機能を拡張。全番組録画の「タイムシフトマシン」機能で保存した番組を、SeeQVault形式で直接USB HDDへ保存可能となる。SeeQVault形式に変換した録画番組は、同じくSeeQVaultに対応した別のUSB HDDやSDメモリーカードにムーブしたり、REGZAブルーレイを用いて「レグザリンク・ダビング」でブルーレイディスクにダビングしたりといったことも可能だ。対応製品はJ20Xシリーズの「55J20X」「49J20X」「43J20X」、G20Xシリーズの「55G20X」「49G20X」「43G20X」。アップデート用ソフトウェアの提供日時は、サーバーダウンロード形式が2月18日、放送波ダウンロード形式がBSデジタルで2月22日、地上デジタルで2月29日となる。
2016年02月04日UPQは26日、SIMロックフリースマートフォン「UPQ Phone A01X」のブラックモデルを発売した。希望小売価格(税別)は14,800円。「UPQ Phone A01X」は、2015年12月21日に同社が発売した4.5インチSIMロックフリーAndroidスマートフォン。前機種となる「A01」と比べ、ストレージ容量が16GBに拡大されるなど一部仕様が変わっている。カラーバリエーションについては、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ホワイトの3色はすでに発売されており、新たにブラックモデルが加わる形となる。そのほか、同端末の主な仕様については別記事を参照いただきたい。
2016年01月26日ライカカメラは1月21日、アウトドア仕様のコンパクトデジタルカメラ「ライカ X-U」を発表した。発売は2月13日で、価格は税込432,000円。ライカ X-Uは、IP68相当の防塵・防水性能をはじめ、耐衝撃性能、耐寒性能を持つコンパクトデジタルカメラ。耐久性を重視したアウトドア仕様のカメラはライカ初となる。有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、レンズには「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」(35mm判換算で35mmの画角に相当)を採用。自然な色再現でディテールまで鮮鋭に描写するという。水中では水深15m以内で60分までの撮影が可能で、水中での撮影に適した設定にできる「水中スナップボタン」を備える。デザインはアウディ社のデザインチームが手がけ、ミニマルな外観に仕上がっている。トップカバーにはアルミニウム、外装にはTPE素材を使用し、設定ダイヤルはアルマイト仕上げとなっている。フラッシュはレンズの上部に内蔵。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-Cサイズ(23.6×15.7mm)CMOSセンサー、レンズの開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500。静止画の記録形式はJPEG、DNG。動画はフルHD(1,920×1,080ドット)またはHD(1,280×720ドット)で撮影可能だ。フレームレートは30fps、記録形式はMP4となる。背面のモニターは3型・約92万ドットの液晶方式で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、マルチメディアカードが使用できる。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約450枚。サイズは約W140×D79×H88mm、重量はバッテリーを含まない状態で約600g、バッテリーを含む状態で約635gとなっている。
2016年01月21日2016年公開の注目作、『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』。『X-メン』(2000年)、『X-MEN2』(2003年)、そして、前作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)で返り咲いたブライアン・シンガー監督が、本作でも引き続きメガホンをとる。今回描かれるのは、不死に近いパワーを持つ最古のミュータント、アポカリプスとの死闘。いまだ謎に包まれたままの本作の概要や撮影秘話を、ブライアン・シンガー監督に聞いた。――はじめに、『X-MEN:アポカリプス』の舞台を教えてください。アメリカのニューヨークとエジプトのカイロが主な舞台ですが、世界中を回ります。世界が破壊されてしまうので。時代のメインとなるのは1983年です。――アポカリプスは、原作のコミックにも登場しますが、原作に忠実に描かれるのでしょうか?いいえ、まったくのオリジナルです。デザインやイメージはそのままとりましたが、ストーリーは新しいものになっています。――今回、アポカリプスを悪役にした映画にしようと思った理由は?名前がいい! アポカリプス! そして、世界の黙示録ですから。彼は、ほかのX-MENなんかに興味はなく、これまで問題になってきた人間とミュータントの戦いも関係ない。彼にとって一番大事なのは、自分が全世界の秩序を正して、自分が神としてあがめられること。世界で一番すばらしいのは「俺だ!」ということを証明したいわけなんです。――アポカリプスへの興味から、彼を復活させるストーリーにしようと思われたんですね。そうなんです。彼は人間に裏切られ、エジプトに4500年もの間眠らされ、その間ずっと活躍できなかった。そして、目覚めてみたら世の中はまったく変わってしまっていて、彼は秩序たる世界に戻さないといけないと思うのです。それこそが自分の責任だと信じ、人間とミュータントに対して戦いを挑み、昔の栄光を取り戻そうとする。――2015年夏に開催された「コミコン・インターナショナル」にて上映されたフッテージ映像で、アポカリプス側にマグニートーがいましたが、アポカリプスが配下に置く"フォー・ホースメン(黙示録の四騎士)"の一人ということですか?その通りです。黙示録の四騎士の一人を、どうしてもマイケル・ファスベンダーにやってもらくて、彼をくどいたんです。――そうだったんですね! 実際に撮影されていかがでしたか?ファスベンダーは、映画『スティーブ・ジョブズ』でジョブズ役に抜てきされるほどすごい役者ですが、アポカリプスに「俺の方に来い」と言われて行くシーンは、本当にすばらしい演技で涙が出るほどでした。森の中で撮影したんですが、「あぁ~いいなぁ」と感動したら、自分がやらないといけないことをすっかり忘れてしまって、「悪い悪い、すごいよかった」って抱き合ったあとに、「申し訳ない! もう一度撮らせて!」って(笑)。それくらい、ファスベンダーは最高の演技をしています。――そのシーンは特に必見ですね。監督にとって大きな挑戦だったことはありますか?超人的なスピードで動き回るクイックシルバーのシーン! ものすごく高性能なカメラを使って、2分間を1.5カ月かけて撮影しました。楽しかったけど、大変だった。でも、すごいかっこいいシーンになったと思います。――ミスティーク役のジェニファー・ローレンスさんが本作を最後にシリーズを卒業すると言われており、その点も注目されています。今回彼女は、助けないといけない人や苦労しているミュータントがまだまだたくさんいるという現実に、自分自身で立ち向かうという役どころです。最後になるというのも、青色になるのは嫌だと言っていたけど、一緒に仕事はしたいと言っていたので、どうなるかわかりませんよ! 青にはならずに登場するかもしれません。――ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんも、本作と、2017年公開のスピンオフ『ウルヴァリン』新作で、同役を務めるのは最後になると示唆するコメントをされています。そんなウルヴァリンですが、フッテージ映像には姿がありませんでした。なぜですか?この映画にウルヴァリンが登場するのか、また、次回作に登場するのかどうかも知りません!――えっ! 本作には登場しますよね?登場するとは言ってませんよ! でも、2月にも再撮影がありますし、世の中何が起こるかわかりませんからね(笑)――今後の展開に期待します(笑)。最後に、楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。ものすごい映像になっていると思います。そして、先ほど話したマイケル・ファスベンダーやジェニファー・ローレンスだけでなく、アポカリプス役のオスカー・アイザックの演技がものすごくいい!楽しみにしていてください。■プロフィールブライアン・シンガー1965年9月17日、アメリカ・ニューヨーク出身。1995年の映画『ユージュアル・サスペクツ』で注目を集め、『X-メン』(00)の監督に抜てき。その後、『X-MEN』シリーズは、『X-MEN2』(03)で監督、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(11)で製作を務め、『X-MEN: フューチャー&パスト』(14)で再び監督。続く『X-MEN:アポカリプス』(16)もメガホンをとる。そのほかの監督作に、『スーパーマン リターンズ』(06)や『ワルキューレ』(08)など
2016年01月17日既報の通り、米LenovoはCES 2016にThinkPad X1の2016年バージョンを出展していた。今年のX1は従来型のクラムシェル「X1 Carbon」だけでなく、新たに着脱式2in1の「X1 Tablet」や、ヒンジ360度回転の変形2in1「X1 Yoga」が加わりラインナップを拡大。これら生まれ変わったX1シリーズを少し詳しく見ることができたので、レポートしておきたい。○個人的には「X1 Yoga」に注目、Carbon上位モデルなのか?14型クラムシェルの「X1 Carbon」については、まさに順当進化、多くの説明は不要だろう。薄型軽量で堅牢高性能のコンセプトを引き継ぎ、本体サイズでW331×D226.5×H17.7mmから、W333×D229×H16.45mmへとさらに薄型化、重量も約1.31kgから約1.209kgへと軽量化を遂げた。内部もCPUが第6世代Intel Coreへ、ストレージが最大1TBのNVMe対応SSDへと進化するなどし、想定できた通りの強化が施されている。今回はキーボード関連も従来から変更無しだ。個人的な話だが、筆者はメインノートとしてX1 Carbonを使い続けているユーザーで、毎年CESではX1 Carbonの新モデルを楽しみにしているのだが、実は今回、新しく加わった「X1 Yoga」が最も気になった。「Yoga」製品は、ヒンジ360度回転の変形2in1ノートであることがアイデンティティである。これまでは注目しつつも、伝統的なクラムシェルノートが好みで、T/Xシリーズや、最近ではX1 Carbonを買い繋いでいたのだが、今回のX1 YogaはX1 Carbonユーザーも食指が動きやすいのではないだろうか。まず外観から見て、新型のX1 CarbonとX1 Yogaには殆ど差異が感じられない。本体サイズのスペック値でもX1 YogaはW333×D229×H16.8mmとなっており、上記の新X1 Carbonのものと同等なので、区別がつかないのも無理はないだろう。重量も1.27kgで大差無い。ヒンジ回転機構のためにヒンジ部分の天板開口部に少し違いが有る程度だ。きょう体だけでなくCPUなど内部コンポーネントも同等。さらに言うと、X1 Yogaの方はオプションでWQHD解像度の有機ELディスプレイを選べる。クラムシェルのX1 Carbonと比べ、X1 Yogaは上位モデルに位置づけて良さそうな印象だが、粗を探せばデメリットになるかもしれないのはキーボードだろう。と言うのも、Yogaではタブレットモードへの変形に連動して、キーボードのキーを引っ込ませて収納する「Lift’n’Lock キーボード」機構があるから。タブレット時に底面側にくるキーボード部をフラットに収納するこの機構は、タブレットの使い勝手は増すだろうが、メカが複雑になるのでキータッチの感触に影響があるはずだ。で、展示機でキーを打ち比べた感想であるが、キーのレイアウトやピッチは同じなので違和感はなく、ストロークも恐らく同じで、これも打ちやすい。あえて言えば、X1 Carbonでは軽快なキー押し込みの中間あたりに、X1 Yogaでは微妙に重さを感じ、底付きにやや剛性感の無さを感じるかもという程度。キーをずっと打っていると、とたんに区別がつかなくなる。製品版が展示機のままなら、さすが大和研究所。なお、今回のX1 Carbon、Yoga、Tabletは、すべて大和研究所が開発を担当している。X1 YogaはCarbon比で150ドルの価格アップが目安となる。Carbonの使い勝手は内包し、純粋に回転ヒンジによるユーセージ追加ができるモデルと考えて、高いと感じなければX1 Yogaを選ぶべきだろう。もうひとつ気になる有機ELのオプションの存在だが、担当者は「結構高くなる」と話していたが、現時点で価格は未定。液晶比での色の良さは展示機でも確認できたが、コスト以外にも有機EL特有の消費電力と焼きつきの課題があり、大和研究所で対策に取り組んでいるそうだ。○キーボードだけじゃない、「X1 Tablet」は拡張放題タブレットキーボード着脱式2in1の「X1 Tablet」は、世間的にはいちばん注目の新モデルだろう。タブレット本体に自立用のキックスタンドを備える、マイクロソフトのSurfaceライクなモデルだ。大和研究所が開発を担当し、ThinkPad基準の堅牢性は当然として、特長は、"赤ポッチ"トラックポイント付きフルサイズ6列キーのキーボードカバーと、追加バッテリ一体型の拡張モジュール。着脱式のWindowsタブレットは、本体形状の制約から機能拡張面で不利だが、X1 Tabletは拡張モジュールでこれの解決を試みている。モジュールはタブレットの一辺に専用コネクタで接続する円筒形状のもので、現時点で機能別に3種類を用意している。追加バッテリとしては、タブレット本体が単体で10時間駆動のところ、モジュール接続で最大+5時間、バッテリ駆動時間をのばすことができる。3種類の内訳はHDMIやUSB 3.0などインタフェース増設の「Productivityモジュール」、プロジェクタ機能を備える「Projectorモジュール」、Intel RealSense対応3Dカメラを備える「3D Imagingモジュール」だ。価格はProductivity/3D Imagingモジュールが149ドル、Projectorモジュールが279ドルで、好みのものをオプションで購入して追加できる。○全モデル「WiGig」対応、実は「Dart」な超小型ACアダプタ最後にX1 Carbon、Yoga、Tablet共通の特長を紹介しておく。まずWiGigに対応しており、あわせて純正のオプションとしてWiGig対応ワイヤレスドック「ThinkPad WiGig Dock」を用意する。ドックにはサイドにUSB 3.0×2、リアにUSB 3.0×1、USB 2.0×2、DisplayPort、HDMI、LAN、ステレオミニジャックを装備。北米市場では250ドルで1月中に発売。ACアダプタを非常に小型化したのも特長。65Wタイプで容積が半減し、軽量でもあるので、従来より格段に持ち運びしやすくなった。超小型ACアダプタというと、米スタートアップのFINsix社がクラウドファンディングで出資を募った「Dart」が話題となっているが、担当者によれば、今回のThinkPadのACアダプタはこのFINsix社の技術をベースに共同開発したものだそうだ。脇役だが注目度は高いようで、ブースを見て「Kickstarterで出資予約したDartはまだ届かないのに、先にLenovoに供給なんてずるい」と話す来場者もいた。ほか、ThinkPad X1シリーズ用にデザインしたというモバイルマウスも使い勝手が良さそうだった。小型かつ、2.4GHz無線/Bluetoothのワイヤレス接続。左右クリックはタッチセンサ内蔵で、背面にスクロール機能有りのタッチパッドを備える点がユニーク。通常の小型モバイルマウスとしてだけでなく、大画面でpptなどを操作するプレゼン用にも利用できる仕様となっている。これも北米では1月発売で、価格は70ドル。
2016年01月15日●いざ試聴、まずはアンバランス接続で再生ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー界に彗星のごとく現れたオンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」。前編では両製品の共通点と相違点についてまとめたが、後編では実際に試聴したインプレッションをお届けしようと思う。前編で述べたとおり、キーワードは「バランス接続」。DP-X1とXDP-100R、どちらが自分に向いているのか、判断材料のひとつにしていただきたい。○いざ試聴、DP-X1とXDP-100Rの違いは?試聴には、バランス接続・アンバランス接続ともにShureの開放型ヘッドホン「SRH-1840」を利用した。このヘッドホンにはアンバランス型のケーブルしか付属しないが、MMCXコネクタを採用しているためケーブル交換(リケーブル)の余地がある。今回は、DP-X1のデモで使用されたORB製バランスケーブル(試作品)を借り受け対応した。まずはDP-X1とXDP-100Rの両方をアンバランス接続でテスト。ヘッドホン出力の場合、両機ともDSD再生はPCM変換されることもあり、Ralph Towner and John Abercrombieの「Five Years Later」やSteely Dan「Two Against Nature」などPCM音源(FLAC 96kHz/24bit)を中心に聴いた。当然、イコライザとアップサンプリングはオフ、ゲインはノーマルで試聴している。DP-X1は、一聴してわかるS/N感の高さが身上だ。Ralph Townerのアコースティックギターは一音一音が粒立ちよく、倍音成分も心地よく聴かせてくれる。中低域の音場感はリアルで、巻き弦の微妙なストロークも精緻に描かれる。Steely Danの曲ではスネアの音がパシッ、スパンと制動よく決まり、ベースラインも濁ることがない。再生機としての個性は主張しないが、筐体内の基板セパレーション構造など徹底したノイズ排除策が奏功したか、開放型ながらモニターライクなSRH-1840の特性が存分に発揮されているようだ。一方のXDP-100Rは、まとまりのよさが印象的。チャンネルセパレーションという点では、左右独立のフルバランス設計を採用するDP-X1に譲るが、S/N感の高さでは引けをとらない。ボーカルの定位とハリ、エレキベースのドライブ感とスピード感は際だっており、ESS製DAC「SABRE ES9018K2M」の使いこなしを実感させた。音色の傾向はDP-X1と類似しつつも、確とした個性を持たせることに成功している。●DP-X1でバランス接続を試す続いて、リケーブルののちDP-X1とXDP-100Rをバランス接続して試聴を開始。余談だが、試作品のORB製バランスケーブルはMMCXタイプとはいえ、SRH-1840との接続を事前に確認しないぶっつけ本番でのリケーブルであった。が、幸いコネクタ部分が細身だったため、ケーブルにテープを巻き嵌合の緩さを補強した程度で済んだ。バランス接続を検討しているのならば、このようなリスクを犯さず自分の愛機に適合するかどうか入念に確認してほしい。その出音だが、アンバランス接続のときと比較すると「見える世界が変わる」かのよう。ケーブル素材の違いはあるにせよ、音場のワイド感、中高域方向の解像感と伸び、一音一音の輪郭と佇まいにも違いがはっきりと現れる。リファレンス機として聴き慣れたSRH-1840の印象は一変、ひと皮向けたかのような新鮮味を覚えた。特筆すべきは「アクティブ・コントロール・グランド(ACG)駆動」だ。一般的なBTL駆動でも充分バランス接続のメリットを感じられるが、ACG駆動に切り替えると出音は明らかに精緻さを高め、ホーンセクションの艶もウッドベースの弦のたわみもリアルさを増す。BTL駆動と比較した再生クオリティ面でのメリットは明らかで、バッテリー消費量にも変化がほぼない。特段デメリットも見当たらないことから、バランスケーブルに交換したあとはACG駆動固定でもよさそう、というのが率直な感想だ。DSD 11.2MHz再生を試すべく、OTGケーブル経由でポータブルアンプ OPPO「HA-2」への出力も行った。注意点は特にないが、HA-2の場合DSD 11.2MHz再生はダイレクト転送時のみ(DoP非対応)となるため、事前に設定を確認しておきたい。なお、HA-2は4極バランス分離出力に対応するが、3.5mmの4極ステレオミニ端子を備えるケーブルが必要であり、今回は考慮しない。このDSD 11.2MHz再生は、DP-X1とXDP-100Rに共通するアドバンテージだ。もちろん、DSD 11.2MHz再生に対応するUSB DACを用意すればの話だが、両機ともにDSDネイティブ再生を堪能できる。値ごろ感のあるXDP-100Rでもまったく差異がないこともポイントだ。USB DACへの出力となるため、携帯性や機動性は一気に低下してしまうが、ポータブルオーディオとしての愉悦は深みを増すはずだ。最後に、DP-X1とXDP-100Rどちらを選ぶべきかだが、結局のところ「バランス接続を目指すかどうか」という話に集約される。直接のヘッドホン出力はPCM変換となるが、DP-X1のバランス接続、特にACG駆動はこのクラスのDAPとして明確な個性となる。その音も分離感といい解像感といい魅力的、というより明らかにステージが変わる。バランス接続を重視するならDP-X1で決まりだ。だが、DSD再生にこだわるのなら話は変わる。DP-X1とXDP-100Rとも一種のトランスポートとして動作させることになるため、最終的な出音は(DSDネイティブ再生に対応した)USB DAC次第となるからだ。アンバランス接続のヘッドホンで楽しもうという場合も、良好なS/Nとソリッドな音の傾向はXDP-100Rでも大きく変わらないため、そのコストパフォーマンスが際立つことになる。こちらも選択肢としてかなり魅力的だ。年の瀬に大いに迷っていただきたい。
2015年12月25日富士フイルムは12月22日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」と「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」(以下、X-T1)向けファームウェアVer.4.20のダウンロードサービスを一時停止すると発表した。まれにカメラの操作ができなくなる問題が判明したため。X-T1のファームウェアVer.4.20は12月17日に提供開始され、連写/ブラケティング時のフラッシュ動作やマニュアルフォーカス時のワンプッシュAF、AFロック時のAF+MF操作、AF+MF時のFOCUS ASSISTボタン操作といった点を改善するものだとアナウンスされていた。しかし、AF-Cモードでの撮影中において、まれにハングアップする(操作不能になり、停止すること)問題が発生。これを受け、富士フイルムはファームウェアVer.4.20のダウンロードサービスを一時中止した。不具合を改善した修正ファームウェアは2016年1月末頃を目処に公開する予定だ。なお、すでにVer.4.20にファームアップしたユーザー向けに、Ver.4.10と同機能のVer.4.21を公開し、ダウンロードするよう呼びかけている。
2015年12月22日●前モデルからの変更点UPQ(アップキュー)は21日、同社のSIMフリースマートフォン「UPQ Phone」の新製品「A01X」を発表した。OSにAndroid 5.1を搭載し、4G LTEに対応している。ここでは、同日開催された記者説明会の模様をレポートする。UPQは8月に7万5,000円と安価な50型4kディスプレイや、ヘッドフォン、椅子など統一したカラーリングと一挙17種・24製品を発表して話題となった新興の家電メーカーだ。現在の売れ筋製品はスマートフォンの「UPQ Phone A01」だが、このA01の後継モデルとなるのが今回発表された「A01X」だ。製品発表を行った同社の中澤優子社長は、既存機種のA01の売れ行きが好調で、そろそろ在庫がなくなりそうであることを挙げ、単純に増産してもよかったが、これまでに寄せられたフィードバックに対する修正を含めたマイナーアップデートとして新機種を出すことにしたと説明した。A01Xはこれまでどおり、1万円代と手頃な値段で入手できるSIMフリースマートフォン。対応するFDD-LTEのバンドは1/3/19/28で、NTTドコモの新しい700MHz帯のプラチナバンドにも対応している。CPUにはMediaTekの64bit対応クアッドコアSoC「MT6735」(クロック周波数は1.3GHz)を搭載。メモリは1GB、ディスプレイは4.5インチのFWGA(854x480ドット)という基本的なスペックは変わっていない。変更点は、カラーリングが従来のホワイト(前後ホワイト)、ブラック(前後ブラック)、ブルーバイグリーン(前面ブラック)に加え、前面ホワイト、背面ブルーバイグリーンの「ホワイトBG」が追加された点と、内蔵フラッシュメモリが8GBから16GBに倍増したこと。また地味だが、ハードウェアボタンの配列がA01では「メニュー・ホーム・戻る」だったのが、A01Xでは日本で標準的な「戻る・ホーム・メニュー」に変わっている。また、ディスプレイのタッチパネルが同時に2箇所タッチから5箇所タッチに増えている。これらの変更の結果、直販価格もA01の1万4,500円からA01Xでは1万4,800円に値上がりしているが、スペックの向上ぶんを考えると、ほとんど差はないと言っていいだろう。販売は同社のネット直販に加え、ツタヤ家電、ビックカメラ系列(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)、ヤマダ電機などで21日から開始している。●どういう人におススメ?○エントリー機としてはおススメ発表会場で実機に触れる機会があったが、4.5インチと今ではやや小ぶりとも言えるサイズはちょうどいいサイズ感で、手の小さい人でも使いやすそうだ。一方性能的には、昨年のフラッグシップ級と比較してもかなりの差を感じる。ウェブを見たりメールを送受信する、LINEを使う程度であれば問題はないが、3D表示の重いゲームなどはかなり荷が重い感じだ。そのあたりの割り切りがきちんとできるのであれば、安価なMVNOのSIMと組み合わせて、利用頻度の低いユーザー向けのスマートフォンとして運用するのにちょうどいい端末だと感じた。そのほかUPQは、アクションスポーツカメラ「Q-camera ACX1」の純正オプションとして、「フローティンググリップ」と「アルミサクションカップ」の販売も開始した。また、本体に同梱される「防水ハウジング」の単体販売も開始する。フローティンググリップは水に浮くグリップ、アルミサクションカップはスノーボードなどに固定するための器具で、前者はハワイなどで年越しをするユーザーに、後者はスノーシーズンのウィンタースポーツを撮影したい人向けのオプション品となる。***今回の発表は新製品発表というよりは、8月に発表した既存ラインナップの更新だった。まったくの新製品は、来年改めて発表するという。maker系家電ベンチャーとして注目される同社だが、最初の製品群に対しては一定の評価が与えられた反面、製品の品質や調達力などで改善を求める声もある。こうした声にどこまで応えられるのかも含めて注目したい。
2015年12月22日UPQは21日、SIMフリーAndroidスマートフォン「UPQ Phone A01X」を発売した。価格は税別14,800円。「UPQ Phone A01X」は、前機種である「UPQ Phone A01」の後継機種となる4.5インチSIMフリーAndroidスマートフォン。A01と比べ、ストレージ容量が16GBに拡大したほか、新カラーバリエーションが追加されるなど一部仕様が変わっている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMT6735 Cortex-A53(クアッドコア、1.3GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicro SDHC。ディスプレイ解像度は480×854ピクセル。サイズ/重量は、幅66×厚さ8.6×高さ133mm/118g。バッテリー容量は1,800mAh。背面には500万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B19/B28)、W-CDMA(B1/B19)をサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションは、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ブラック(2016年1月下旬以降発売)、ホワイトの4色。
2015年12月21日オラクルは11月19日、エンジニアド・システムのX5ファミリーの1つで高速データベース・マシンであるOracle Exadata Database Machine X5の新製品「Oracle Exadata Database Machine X5-8」の提供を開始した。1システムあたり、最大576CPUコアまで搭載でき、1.3PBを超えるディスク・ストレージもしくは180TBの超高速PCIeフラッシュが可能で、メモリ容量を最大24TBまで増強が可能だ。新製品はインメモリ・データベースや大規模ウェアハウス、負荷の高いOLTPワークロードの処理に最適で、大規模なプライベート・クラウド・データベースの実行のために設計されており、高い処理性能と大容量のストレージやメモリを備え、多数のデータベースによる多様なワークロードを単一のExadataシステム上に統合することによって、運用管理コストの削減を実現できるという。また「Oracle Exadata X5-2」に次ぐ新たなモデルとして、同等のストレージ性能とネットワーク機能を搭載しており、ストレージやコンピューティングはエラスティックに構成可能で必要に応じてサーバ1台単位で拡張していくことができるため、オンデマンドのきめ細かな対応が低コストで行えるという。ハードウェアの特長はデータベース・サーバを刷新しており、8ソケットのデータベース・サーバに18コアのIntel E7-8895 v3プロセッサーを搭載し、データベース・サーバ1台あたり合計144コアを収容。また、サーバ容量を2倍に拡大し、8TBのSAS3ディスク・ドライバーを採用した高容量のストレージ・サーバを搭載している。加えて、最新版のソフトウェア(12.1.2.2.0)が実装されており、Ethernetネットワーク向けIPv6サポートExaCLI採用による運用管理の簡素化とセキュリティ、AWRレポートにおけるExadataストレージの統計取得能力、リバースオフロード機能、堅牢性および可用性をそれぞれ向上させている。さらに、エラスティックな構成により「Oracle Database In-Memory」に最適化したシステムやオールフラッシュOLTPシステムなど、企業のニーズに合わせたシステムのカスタマイズが可能。システム規模に合わせたデータベース・ソフトウェアの料金体系(Capacity-on-Demand)や「Oracle VM」の仮想化機能を利用できることで柔軟性や安全性を備え、一層のコスト削減ができるとしている。そのほか、Oracle Exadataソフトウェアの最新版は前世代のOracle Exadataハードウェアシステムだけでなく「Oracle Database 12c」や「Oracle Database 11g Release 2」データベースもサポート。また、Oracle Exadataシステムはエンタープライズと「Oracle Cloud」のいずれにおいても低コストなデータベース統合プラットフォームを提供し、オンプレミスとパブリック・クラウドの機能を組み合わせることにより、柔軟性を有したデータベースのワークロードを最適な場所で開発・実行でき、そのプロセスを「Oracle Enterprise Manager」の単一管理画面で管理することができる。
2015年11月19日富士フイルムは2016年1月15日から、デジタルカメラ「Xシリーズ」の発売5周年を記念した写真展「100 X-Photographers」を開催する。会場は東京都港区のFUJIFILM SQUARE。入場料は無料。100 X-Photographersでは、世界各国の写真家100名以上が「Xシリーズ」で撮影した写真を展示。会場は富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1・スペース2・ミニギャラリー会場(実施期間:1月15日~1月20日)、ギャラリーX会場(実施期間:1月15日~2月18日)、フジフイルム スクエア2F 特設会場(実施期間:1月16日~1月24日)の3カ所に分かれており、それぞれ異なる作品を展示する。
2015年10月23日本田技研工業(ホンダ)は22日、外観を一新して各部の熟成を図った「NC750X」と「400X」を、東京ビックサイトで10月30日から開催される『第44回東京モーターショー2015』にワールドプレミアとして出品すると発表した。NC750Xと400Xは、オンロードとオフロードの異なる価値を高次元で融合した「クロスオーバーコンセプト」の開発思想に基づいたスポーツモデル。今回は、両車種ともに外観の一新に伴ってヘッドライトとテールランプにLEDを新たに採用。さらに、ウインドプロテクション効果に優れたウインドスクリーンを採用することで、よりスタイリッシュで快適な走行を可能としている。NC750Xは、LEDのヘッドライトとテールランプ、従来モデルに比べて上方に70mm高くすることで高速走行時の疲労を軽減するウインドスクリーンを採用。新形状の異型断面マフラーにより、小型・軽量化や運動性能の向上、鼓動感にあふれたエキゾーストサウンドを実現している。そのほか、Sモードで3段階のレベルを選択できる「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」などを採用した。400Xは、LEDのヘッドライトとテールランプ、従来モデルに比べ約100mm上方に延長したウインドスクリーンを採用。また、新設計のフューエルタンクに利便性の良いヒンジタイプのフューエルキャップ、フロントサスペンションにプリロードアジャスター、ブレーキレバー調整機構を採用し、ギアチェンジシフト機構の改良によって操作フィーリングの向上も図られている。
2015年10月22日ミニストップは16日から22日までの1週間、「X(エックス)フライドポテト1.5倍増量セール」を「ミニストップ」店舗で実施している。○価格はそのままで、1.5倍に増量したセールを実施独特の形や食感が特徴の「Xフライドポテト」は、2004年に発売開始。店内に設置した厨房で最終加工を行うことにより、揚げたてのフライドポテトを提供している。じゃがいもは日本では珍しいヨーロッパ・ドイツ産のものを使用。芋の色が黄色く風味があり、クリーミーな甘みのある味わいが特徴だという。また、表面積の大きいX(エックス)状にカットすることで、よりサクサクした食感を実現した。今回は秋の行楽時期に合わせ、多くのユーザーに味わってもらうことを目的に、価格(198円・税込)はそのままで1.5倍に増量したセールを実施する。セール期間は、10月16日~22日となる。
2015年10月16日●写真で見るオンキヨー「DP-X1」オンキヨー&パイオニアイノベーションズは10月14日、ハイレゾ対応のデジタルオーディオプレーヤー「DP-X1」「XDP-100R」など多くの新製品を発表。東京・池袋のニコニコ本社イベントスペースにて、プレス向けの説明会と一般参加者も入場可能な体験会を開催した。発表会ではまず、オンキヨー&パイオニアイノベーションズ 代表取締役社長の宮城謙二氏が登壇。勢いあるハイレゾ市場の現状を解説しつつ、今回発表するデジタルオーディオプレーヤー(DAP)や高級ヘッドホンでオーディオメーカーならではの存在感を示したいと抱負を語った。ちなみに同社内では、オンキヨー&パイオニアイノベーションズを「OPI」という略称で呼んでいるそうだ。続いて、同社 イノベーション事業本部 本部長の土田秀章氏がオンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」の製品紹介を行った。DP-X1とXDP-100Rの詳細については、こちらのニュース記事を参照していただきたいが、デザインや基本設計に共通する部分が多いものの、それぞれ狙うターゲット層に合わせて構成を変えている。DP-X1はDACをデュアル搭載したほか、バランス出力をサポートするなど音質を追求するオーディオファンに向けた設計。一方、XDP-100Rはハイレゾエントリー層も視野に入れつつ、高音質を提供する製品という位置づけだ。○プチphotoギャラリー●写真で見るパイオニア「XDP-100R」○写真で見るパイオニア「XDP-100R」DP-X1とXDP-100R、共通してこだわったのは、Android用のCPU基板とオーディオ基板を物理的に完全分離するなど、デジタルノイズの影響を極力排除することだ。オンキヨーとパイオニアの合併後に開発をスタートし、わずか8カ月でここまでの製品開発を達成。「DAC以降のオーディオ回路に、オーディオメーカーとしての技術をすべて投入した」(土田本部長)というように、両機ともオーディオメーカーとしてのプライドを感じさせる。IFA 2015で試聴したときよりも音質に磨きがかかったようにと感じたと、宮城社長に伝えると、「発売まで追い込みを続けて、まだまだ良くなりますよ!」と力強いコメントが。仕上がりが実に楽しみである。○発表会はニコ生中継、ゲストに小野賢章さんと百花繚乱さん今回の発表会はニコニコ生放送にオンエアされ、終了後には一般来場者も新製品を試聴できる体験会が催された。発表会のMCは百花繚乱さん、ゲストとしてアニメ「黒子のバスケ」の主人公・黒子テツヤ役を演じた小野賢章さんが招かれた。余談だが、報道陣にはエナジードリンクのRed Bullが入場時に手渡された。これは何かの暗示だろうか?
2015年10月14日キヤノンは10月13日、プレミアムコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G9 X」を発表した。1型CMOSセンサーを搭載しながら、奥行き30.8mmのスリムボディを実現した。発売は10月22日で、価格はオープン。キヤノンオンラインショップでは税別59,800円で販売する。PowerShot G9 Xは有効2,020万画素の1型CMOSセンサーと35mm判換算で28~84mm相当の光学3倍ズームレンズ(F2.0~F4.9)、画像処理エンジン「DIGIC 6」を搭載する高級コンパクト機だ。本体サイズはW98.0×H57.9×D30.8mm、重量は約209g (バッテリーとSDカード含む)。1/1.7型センサーを搭載した同社のPowerShot S120よりも軽い。カラーリングは、定番のブラックに加えて、ブラウン&ミドルシルバーを用意する。背面のボタンを少なくシンプル化しているが、レンズ周りのコントローラーリングとタッチパネルによって操作面の快適性を確保する。タッチパネルのUIは一眼レフカメラのEOSシリーズと同様。スマートフォンのようにスワイプ操作とタップ操作で直感的にメニューを選択・決定できる。撮影機能ではオートNDフィルターを搭載するほか、BULB撮影や、スマホアプリ「Canon Camera Connect」を介してのリモート撮影も行える。最高ISO感度は12800。最短撮影距離は約50cm。通信機能はNFCとWi-Fi機能を装備する。バッテリーのUSB充電が可能となっている。
2015年10月13日