昨年末、二重橋スクエアがオープンし、一階にある「ピエール・エルメ」に行った時には、行けなかったお店、YAUMAY。それ以降、年末に突入してしまい、行きそびれていたYAUMAY。世界で一番美味しい飲茶は、昔香港の「翠園Jade Garden」で食べた飲茶だと思っていました。現地駐在員に連れて行ってもらったそこは、初めて食べる味ばかり。日本の飲茶って何?と思ったのを思い出します。ところが、そんな思いをすっかり拭い去ってくれる飲茶レストランが東京にできました。嬉しい。 派手! エスカレーターを上ると目の前に広がる入り口。食欲をそそるオレンジ色が鮮やか。この時点で、日本にいることを忘れます。この日はランチにうかがいました。突然思いついたので、念のため、お店に電話をして空席があるかを確認し、無事、予約を入れることができました。すると、予約確認がメッセージで送られてきました。これは、うれしいいです。というか、こうして、お店も予約確認したくなるだろうなと思います。ノーショー(予約を入れたのに連絡せずに来ない)するお客さん対策にもなりますから。わたしは、これはいいサービスだと思います。 丸の内の週末は、とても穏やかで、人も多くなく、特に昼間はウインドウショッピングにもってこい。ただ、食事をするとなると、銀座へ行くことが多くて、丸の内って食べるところがあまりないという印象でした。だから、ここができて、うれしい! 目を奪われる入り口から中に入ると、一転、香港やシンガポールのホテルのような雰囲気の高級感あふれるダイニングです。案内されたテーブルは、ソファの席で、白いテーブルクロスにナプキンがセットされています。メニューは日本語と英語併記、インターナショナル仕様です。ちなみに、ワゴンは廻っていません。 ゴージャス飲茶 まず、「北京風水餃子」。皮も薄めで、一つ一つは小さめで、お上品な印象ですが、こんなに沢山。でも、問題ありません、食べられます。タレも美味しいです。 そして、「広東白菜ガーリック炒め」。青梗菜みたいな白菜ですが、みずみずしくて、ガーリックもそれほどきつくなくて、美味しいです。シャキシャキ感がとても好みでした。 「豆苗と海老の蒸餃子」。海老蒸餃子と悩んだのですが、おすすめマークが付いていた豆苗と海老の蒸し餃子を選択。見える中身が大きい!海老といえば、ぷりぷりが合言葉ですが、本当に、ぷりぷりで、海老だけよりも豆苗が入っているから食感にも変化があって美味しいです。 そして、こちらは、「紋甲イカのカレー風味」。かなりスパイシーで、辛いです。でも、癖になる辛さです。イカが肉厚で噛みごたえがあるので、辛いけどイカを噛めば噛むほど味がある、滋味深いひと皿です。他のお料理がマイルドな味つけだったので、このひと皿で目が覚めた感じでした。 もう少し食べたくて、でも、デザートという感じではなかったので、「大根餅」を追加で頼みました。パイ包みもメニューにあったのですが、大根餅をオーダー、こちらも美味しかったので、次回はパイ包みをオーダーしてみようと思います。 お料理が脂っぽくなくて、具材である海老やイカも大きく厚く、とても満足でした。場所柄、土曜、日曜は入りやすいかもしれないですね。優雅な気分の飲茶ランチを堪能してきました。 YAUMAY住所:東京都千代田区丸の内3丁目2番地3号 二重橋スクエア2FTEL:03-6269-9818
2019年01月30日