独自開発のポリペプチド成分・APT-200ジュネスグローバル合同会社は、「ジュネスルミネス」ブランドから、ジュネス独自の成分APT-200を配合したフェイシャルパック「ジュネスルミネス リフティングマスク」を2022年8月1日より販売している。APT-200は、カリフォルニア州ロサンゼルスで開業している皮膚科医、美容外科医のDr. ネイサン ニューマンが開発した美容成分で、たんぱく質の要素であるアミノ酸で構成されるポリペプチド成分だ。肌にうるおいを与え、ハリ、ツヤなどエイジングケアにフォーカスしている。植物由来成分、ビタミン配合で肌にやさしい今回発売されたフェイシャルマスクは、ハリ・ツヤを与えるAPT-200のほか、保湿成分であるきゅうりやチコリの根に含まれるオリゴ糖、南アメリカ原産の植物であるタラなどの植物由来成分、肌のコンディションを整える3種のビタミンを配合している。週に1~2回の使用で、なめらかで若々しい肌に導いてくれる。肌にやさしく継続しやすいのも特徴だ。「ジュネスルミネス」は、パラベン、硫酸塩、ハイドロキノン、そのほか肌に刺激となる化学物質は一切使用しておらず、オイリー肌、乾燥肌、敏感肌、ニキビ肌など、様々な悩みに対応しているスキンケアブランドとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※ジュネスグローバル合同会社の公式ホームページ
2022年08月08日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 本日は、2020年一発目のゆる育児ニュースをお送りさせて頂きます。今日、次女KTの保育園の餅つき大会にパピーちゃんと参加してきました。 私は自営業で時間の自由がきくタイプなので、保育園のイベントには多少無理をしてでも参加する派です。でも、実は、長女N子が保育園に入園したての頃にはそうでもありませんでした。 余計な仕事はしたくなく、子どもだけ見てくれてたらいいから……と保育園のことをただの子どもを預かってくれる場所だと思っていたのですが、そんな私がいつ何きっかけで参加する派に転身したかというと、単純に園の先生が「子ども喜ぶで〜」と言っていたからです。 長女N子が1歳だか2歳だかのときに先生に無理やりエントリーされて何かのイベントに参加したら、無口でクールなN子がとても喜んだんです。それはそれは、びっくりするぐらい喜んだんです。それからというもの、こんなに喜んでくれるんなら……と和太鼓からマジックまで……参加可能なほぼ全てのイベントに多少無理してでも参加するようになりました。 今日も漫画の締め切りがありますが、そんなの関係ね〜!朝からがっつり餅をついて、丸めて、一緒に給食まで平らげてきました。というわけで、N子とKTが爆睡してから漫画を描き描きこのコラムを書いてます。前の日にやれよ!というのは置いといて。 もし、あなたが自営業で時間に自由がきくタイプだったら、2020年ぜひ一度、多少無理して園のイベントに参加してみてはいかがでしょうか〜?鼻血がでるくらい喜んでくれるかもですぜ! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2020年01月08日全10話からなる三遊亭白鳥作の「任侠流れの豚次伝」を柳家三三が五か月連続で披露する。大阪は8月9日(木)から大阪・ナレッジシアターでスタート。埼玉県秩父の養豚場で生まれた子ブタの豚次が、出会いや別れ、戦い、そして友情に支えられ、おのれの運命を切り開きながら任侠の道を生きていく。流れ着くのは香川・金毘羅。秩父から金毘羅までを縞の合羽に三度笠で旅をする、任侠・豚次の壮大な成長物語だ。またたびさんざ 柳家三三 四都市 五ヶ月連続独演会 三遊亭白鳥作「任侠流れの豚次伝」チケット情報昨年、大阪、名古屋、福岡で初の6か月間連続独演会を行った三三は、一話完結ではない、続き物の落語の楽しみ方を提供することができたという。「今年は続き物でも違うパターンを。三遊亭白鳥師匠の新作落語で、一言でいえば豚が男を磨く物語です」。毎月1回、二話ずつ口演。一話だけでも、途中からでも楽しめる内容になっているが、毎回、あらすじや相関図を記した自作のパンフレットも用意し、噺の世界へといざなう。「登場するのは動物だけですが、キャラクターが多彩なので、各回とも飽きずに見ていただけると思います。任侠ものなので闘うシーンもあるのですが、ブタ対サルとか、ブタ対ネコとか。ブー!とかキー!とか呻いているだけの時間もあって、どんな感じか想像していただけるとさらに面白いと思います」。作者の三遊亭白鳥は創作落語の名手でもある。その魅力を問うと、「設定はハチャメチャですが、物語が実に緻密にできていて、セリフも無駄なものがないんです。出てきた要素を全部、回収していきます。演じていても“ああ、なるほど”と。笑いの要素も多いです」と三三。一方の白鳥は「三三が演じると物語の形が整う」と話しているようで、白鳥が生んだ物語を三三が成長させると、その様はまるでカッコウの托卵だと笑う。「白鳥師匠の落語は味付けが濃いですし、朝昼晩と濃厚なラーメンを食べるような感じですが、そこも楽しんでいただけたら。落語会の醍醐味はお客様が笑ったり、手を叩いたりして生まれる空間があることです。お客様のリアクションによって次にどう表現しようか変わってくる。この連続独演会も毎回違ったライブになることを楽しみにしています」と三三。「任侠流れの豚次伝」は12月まで続く。取材・文:岩本和子
2018年08月08日チェスターコート、ピーコート、ムートンコートetc...コートだっていろいろあるんです。その中でも今年トレンドとして急浮上してきたのがガバッと羽織れるガウンコート!「明るめのローブっぽく着られるコートを探しています」という方は必見の4着をご案内いたします。メンズサイズをダボっと着るLILY /CEASTERS -HOUSE COAT ¥37,800 (tax.in)ポルトガルの老舗ファクトリーブランドであるCEASTERSのコートは明るいキャメルが街に映える。着用サイズはメンズの46ですが、ハリのある生地なのでだらりとせずにモードに着こなせそう。肩を落として着るとちょうど良いゆるさ。店員の声はこちらリラックスモードMAXのふわもこガウンApt.335 / Thing fabrics - TH Bath robes ¥31,320 (tax.in)原宿のセレクトショップ&バーのApt.335が提案したのはコットンにこだわったThing fabricsのバスローブ。こちらは本当にバス用ですが、日常着としても着られるように袖を細く、すっきりとしたシルエットに仕上げています。ルックのように細身のデニムと合わせてカジュアルに着ると俄然おしゃれ度アップ!店員の声はこちら太めコーデュロイで優しさをプラスsunday people / GROUPIE - GOWN ¥36,720 (tax.in)ぽこぽこと幅が広い太畝コーデュロイが可愛らしい印象に仕上げてくれる一着は、代々木上原の隠れたセレクトショップsunday peopleが提案。オーバーサイズに作られているのでゆったりと着こなしましょう。デニムとヒールで大人っぽさを足せば、大人可愛いバランスの完成。店員の声はこちら個性的に着こなすならコレEuphonica /Honnnet - Shawl Collar Robe ¥48,600 (tax.in)こっくりと深みのある美しいキャメルが目を引く別珍のコート。ボリューム満点で一見難しそうですが、付属でピンと同素材のベルトが付いているので着こなしの幅も広がる優秀アイテムです。大きめの襟で只者じゃない雰囲気を醸し出しちゃいましょう。店員の声はこちら暗い色のコートに飽きたらキャメルのコートにトライ!トレンドのベルトオンとガウン型が一気にかなうガウンコートで今年の冬を駆け抜けましょ!Text : Azu Satoh
2016年12月07日JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月31日、「高度サイバー攻撃(APT)への備えと対応ガイド~企業や組織に薦める一連のプロセスについて」をWebサイトで公開した。同ガイドはこれまで非公開としたうえで、 JPCERT/CCの早期警戒情報受信登録企業、日本シーサート協議会会員など、限定して公開されていたが、今回Web公開版として一般公開された。エンタープライズサポートグループ リーダーの佐藤祐輔氏は、同ガイドが一般公開された理由について、「初版を作成した当時は、ガイドを一般公開すると、攻撃者に防御策を知らせてしまうことになるため、非公開とした。しかし、昨今はサイバー攻撃が広がっており、より広く国内の企業組織にサイバー攻撃への備えを普及するため、Web公開版を作成した」と語った。佐藤氏によると、数多くある標的型攻撃に関する資料との違いは、攻撃手法や防御手法の技術的説明は一切行っておらず、高度サイバー攻撃(APT)の全体像を整理しつつ、攻撃に対応するために企業・組織がどのように備えて行動すべきかを体系的にまとめている点にあるという。同ガイドのポイントは「脅威を理解する」「リスク評価とリスク許容度の決定」「組織としての対応方針・手順・体制・準備」「情報共有と連携」、主な対象は企業・組織のCSIRT(Computer Security Incident Response Team)やセキュリティチームとなる。同ガイドは、企業や組織がJPCERT/CCのような組織から通知を受けた時点から、インシデント対応チームが侵入に対応するまで、APTに対応する際の重要なポイントを順に解説する流れとなっている。具体的には、「APTの定義と活動モデル」「APT対応のための事前準備」「インシデント対応プロセス」の3部から構成されている。○第1章「APTの定義と活動モデル」のポイント同ガイドでは、APTの活動には「攻撃者」「標的」「目的」の3つの要素が必ず含まれるとして、こうした活動を4段階のアプローチによりモデルを示している。APTの活動モデルとして有名なLockheed MartinのKill Chainは7段階のモデルだが、それでは細かすぎるので、同ガイドでは4段階としたという。佐藤氏は、APTに対する効果的なインシデント対応計画において重要な要素として、インディケータ(APTの可能性がある攻撃または攻撃の準備活動を選別するためのデータまたは情報)」を挙げた。インディケータにより、攻撃者がたどる経路について洞察を得ることができ、セキュリティチームは早期にAPTを阻止できる可能性が高まるという。○第2章「APTのための事前準備」のポイント国立標準技術研究所(NIST)が発行する「コンピュータセキュリティ・インシデント対応ガイド」では、インシデントの対応プロセスを「準備」「検知および分析」「封じ込めおよび根絶」「インシデント後の活動」の4段階に分類しているが、JPCERT/CCのガイドでは準備・検知分析・封じ込めについて解説している。準備段階のポイントとしては「ベースラインの確保(リスク低減措置<攻撃対象領域を縮小する管理策.を実施する)」「セキュリティ訓練の実施(セキュリティチームおよび従業員に対し、脅威への理解を深める)」「トレーニングおよび演習(セキュリティチームのメンバが、最新のツール・脅威に精通しているようにする)」が挙げられている。適切にインシデント対応を行うには、セキュリティ管理策、ネットワークの監視および管理・運用に対し、要員、プロセス、技術に適用できるようなベースラインを整備することが重要となる。そして、インディケータを受け取った時は、それが侵入を発見するために詳細かどうかを判断する必要がある。もし十分でない場合は、外部組織などと情報を共有して、判断に必要な追加情報を得ることが重要になるという。また、APTの活動が行われた場所を正確に特定するためにログが有効だとして、その保持についての留意点や種類が紹介されている。ログの保持における留意点として、「長期間保持する」「すべてのログおよびセキュリティシステムのタイムスタンプを協定世界時(UTC)で構築する」「ログを一元的に集約する」「ログ保存ポリシーについて、ベストプラクティスなどを基に検討すべき」が挙げられている。○第3章「インシデント対応プロセス」のポイント佐藤氏は、「企業や組織は、自社のネットワークでAPTが活動していることを外部からの情報によりわかることが多い。そのため、APTに関する通知が本物であるかどうかを検証する体制を整備しておく必要がある」と、インシデント対応において通知を検証する体制の重要性を指摘した。APT攻撃者に関する通知を受けたら、すぐにログおよび各種データを保護し、インシデント対応チームが活動するための準備を整えるべきだという。保存が必要なログ・各種データとしては、標的型攻撃メール、SIEMデータ、タイムスタンプ、インシデント対応記録、法的に利用可能な(法的紛争・訴訟に際して利用可能な)証拠が挙げられている。また、企業・組織は、APTのネットワーク上での活動を知った時点で、どのレベルの措置をとるかを決めるため、事前に用意しておいたリスク管理およびセキュリティ指針をもとに検討する必要がある。同ガイドでは、リスク許容度に基づいた対応の手順を紹介している。インシデントの対応においては、外部からの支援を得るという選択肢もある。外部のインシデント対応チームを選ぶ際の留意事項としては「レポートの充実度とタイミング」「外部とのパートナー」「対応時間」「身元保証」「業界での経験」「監視の容易さ」が挙げられている。そのほか、同ガイドには、「事前準備のために利用するチェックリスト」や「インシデント対応フロー及びチェックリスト」が付録として収録されているので、参考になるだろう。
2016年04月01日APT、日本語では標的型攻撃とされる攻撃だが、このAPTは2016年に「姿を消す」とカスペルスキーが同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説している。「消える」とする一方で、胸をなで下ろすのは「時期尚早」とするカスペルスキー。その理由について、APT自体がなくなるのではなく、「より深い水面下の攻撃に変わり、攻撃の検知や犯人の特定がこれまでよりも難しくなる」と説明している。APTはそもそも「Advanced Persistent Threat」と、Advanced(高度)かつPersistent(執拗な)脅威であることから、日本語でAPTの訳として使われる「標的型攻撃」とは意味がやや異なる。この、高度で執拗な脅威が、攻撃の手法を変えてやってくるというのがカスペルスキーの予想だ。攻撃手法は、メモリ常駐型でファイルレスなマルウェアに軸足が移る。これにより、感染先に痕跡が残りづらくなり、検知を回避する可能性が高くなる。これに加えて、高度なマルウェアに注力する傾向も弱まるとしており、ブートキットやルートキット、カスタムマルウェアの開発に費用がかけられることは減り、既製マルウェアの流用が増えていくとしている。ただし、こうした流れはAPT攻撃分野に参入する犯罪者が増加することにつながるという。つまり、既製ツールが広まって入手しやすくなるほど、コストの低廉化と投資利益率(ROI)が進み、より裾野が広がる可能性があるからだ。Kaspersky Lab GReAT シニアセキュリティエキスパートのファン・アンドレス・ゲレーロサーデ(Juan Andres Guerrero-Saade)氏は、「サイバー傭兵」という言葉を引用して、この新たな流れを説明し、注意を呼びかけている。「2016年はサイバー犯罪の世界に足を踏み入れる者が増えると思われます。サイバー攻撃が莫大な利益を生むのは間違いなく、その利益を得ようとする犯罪者が増加するのです。サイバー傭兵の登場に伴って複雑に入り組んだアウトソーシング業界が生まれ、新種マルウェアの開発どころか、攻撃活動をまるごと外部委託するという需要に応えています。攻撃の外部委託というニーズからAccess-as-a-Service(サービスとしてのアクセス)という新たな活動が生まれ、ハッキング済みの標的に対するアクセスが最高入札者に提供されています」(ゲレーロサーデ氏)
2016年01月09日米Qualcommは1月6日(現地時間)、ハイレゾ音源の伝送に対応するBluetoothコーデック「apt-X HD」を発表した。これにより、Bluetoothで24bit音源を伝送できるようになる。apt-X HDは「apt-X」をベースに開発されたBlutoothコーデックだ。apt-Xは16bit音源を伝送可能だったが、apt-X HDでは24bit音源の伝送に対応。さらに、apt-Xを含むそのほかのBluetoothコーデックとの下位互換性を持つ。apt-X HDは、ワイヤレスオーディオ向けのSoCプラットフォーム「CSR8675」で利用可能だ。
2016年01月06日マッドキャッツは17日、apt-Xコーデックを採用したBluetoothヘッドセット「TRITTON スウォーム ワイヤレス モバイルヘッドセット(型番:MC-SWM-WHS-BK)」と、MHL変換ケーブル「Play Big & Charge Pack for Android(型番:MC-PB)」を発表した。ともに3月20日に発売する。価格は「MC-SWM-WHS-BK」が税込15,984円、「MC-PB」が税込4,298円。○MC-SWM-WHS-BK直径40mmサイズのネオジウムドライバを搭載するBluetoothヘッドセット。3極ピンク&グリーン、もしくは4極の3.5mmステレオミニジャックによるアナログ接続が可能なほか、USBでの接続にも対応する。マイクはイヤーカップに内蔵。なお、USB接続の場合は通話は行えない。複数のデバイスとの接続情報を記憶する「Bluetoothマルチポイント」機能を搭載。着信や通話の切り替えなどはイヤーカップ上のボタンを押すだけで簡単に操作できる。コーデックは高音質のapt-Xに対応し、音質の劣化や遅延の発生を抑制する。またAM3Dバーチャルサラウンド技術を搭載しているので、動画などで臨場感溢れる音楽を楽しめる。周波数特性は20Hz~20KHz、インピーダンスは16Ω。リチウムイオンバッテリを内蔵し、連続使用時間は最大40時間。充電時間は約2時間で、充電はmicroUSBポートから行う。本体サイズはW200×D68×H190mm、重量は245g。○Play Big & Charge Pack for Androidスマートフォンの画面を大型TVなどに映すためのケーブルセット。MHLに対応し、HDMI経由でTVに接続して使用する。セットになっているのは、MHL変換ケーブル(110mm)、HDMIケーブル(900mm)、スマートデバイススタンドなど。
2015年03月18日ファイア・アイは11月25日、ロシアのハッカー集団による高度なサイバー攻撃「APT28」の説明会を東京都内で開催した。APT28のターゲットはロシア当局にとって利益となるような相手国の政府や軍、安保組織で、それらの内部情報を収集していた。具体的には、ジョージア国(旧グルジア)やポーランド、NATO、欧州安全協力機構(OSCE)などが挙げられる。これらの攻撃者は日本での展開が多く見られる「経済的利益」を目的としている標的型攻撃とは異なり、従来の「インテリジェンス活動」と同じスパイ活動を行っている。マルウェアは長期間にわたって計画的に進化、発展しており、古くは2007年から活動。感染したシステムの環境に最適な外部との通信を行っており、マルウェア解析を回避する技術も実装していたという。多くのマルウェアは、コア部分がロシア語環境で作成されたとみられる痕跡があり、作成された作業時間もロシアの業務時間であったケースが多かった。このことから、モスクワを拠点としており、政府の支援を受けている可能性が高いとファイア・アイは分析している。同社はまた、「具体例として挙げた各国と武力衝突があった時期にサイバー攻撃も活性化している」とする。これは2008年8月のロシアとグルジアの武力衝突や、2014年6月のバルト海域におけるNATOとロシア双方の軍事演習、同6月~9月におけるウクライナやジョージア、モルドバにおける連合協定やロシアの軍事行動など、それぞれのタイミングでスピア・フィッシングメール攻撃や偽造ドメインの展開などが積極的に行われていた点を理由としている。具体的な攻撃では、軍組織の偽サイトを構築し、ログイン情報を盗み取ろうとしたほか、軍事行動の内情を伝えるジャーナリストすらもターゲットになっていたという。こうした地政学的な問題を誘発する出来事に合わせて、APT28のマルウェアは進化・発展を遂げており、ファイア・アイは「日本周辺でもこの種の攻撃が表面化していない潜在した状態で存在している可能性を否定できない」としている。実際に、緊急対処支援において表面化したサイバー攻撃への対処として現場で事実解明を行うと、その攻撃に関係する潜在化している事象を数多く確認できるようになっているという。今後のサイバー攻撃では、消極的な姿勢が検知に繋がることは難しいため、「これまで以上に積極的な姿勢で検知することが求められる」としている。○綿密に攻撃計画を練る政府を狙った攻撃説明会にはファイア・アイの最高技術責任者(CTO)の名和 利男氏が登壇。名和氏は11月1日付でCTOに就任しており、以前は航空自衛隊でセキュリティ担当として業務に従事していた。名和氏は欧州側で地政学的な動きが起きるたびにサイバー攻撃が活発化している状況を踏まえ「日本でも潜在的な事象はすでに存在している可能性が否めない」と指摘。中国や北朝鮮などの練度が低いサイバー攻撃ではない「高度な攻撃がすでに起こっている」という。ただ、どこの組織の攻撃か特定するにはエビデンス(証拠)に乏しいとしており、今後さらなる分析が必要だと話す。「決してロシアに限った話ではなく、他の国や個々人から日本政府に対する攻撃は存在している。今回のサイバー攻撃については、会社の枠を超えて情報共有をセキュリティベンダー同士が行っている。ただ、経済的利益が得られるような攻撃ではなく、政府の機密情報を狙った攻撃は、官民連携だけではなく、官官連携(政府や省庁同士の連携)が必要」(名和氏)とのことで、民間企業を狙う「数撃ちゃ当たる戦法ではない慎重に時間をかけて侵入する」という攻撃の対策の重要性を説いていた。
2014年11月25日ハンファQセルズジャパンは24日、オーディオ機器向けのBluetoothレシーバー「HS-BMR002」を発売した。AAC、apt-X、SBCの各コーデックに対応する。直販価格は4,380円。オーディオ機器のアナログ音声入力端子もしくは光デジタル出力端子につないで利用する、Bluetooth3.0対応のレシーバー。プロファイルはA2DP、AVRCPをサポートする。サイズは約W42×D53×H18mm、重量は15.5g。電源は付属のACアダプタを使用する。
2014年01月24日