AEAJ認定アロマテラピーインストラクター /JAMHA認定ハーバルセラピスト 美術大学を卒業後、アートディレクターやチーフエディターを経て、化粧品ブランドの販促企画、WEBやPR企画を担当。現在は、音楽やヨガなど様々な分野との交流を図り、アロマテラピーやハーブなどをモダンにアレンジしたライフスタイルを発信。美容企画の執筆やワークショップ講師を中心に活動。
温かな気候になってきて、いよいよ春到来!トレンドのフラワープリントやピンクやイエローなど軽やかで華やかなファッションに身を包みたくなります。 これから肌の露出も高くなってくるので、ボディケアにも気を使いたいもの。いつまでも女性らしい、しなやかなボディを手に入れるには、リラックスしながら、毎日続けられるボディケアが大切です。 (C)cat_smile - Fotolia.com そんな華やかな春の訪れの中で、おすすめのボディケアは、ローズの精油をつかったボディケアが今の気分にぴったりです。クレオパトラや中国の楊貴妃など歴代の美女たちも愛用した香りで、中性ヨーロッパでは「若返りの薬」とまでいわれたローズ。高級感あふれる華やかな香りとともに、昔から愛され続けてきたローズは、女性にうれしい効果がたくさんあります。 女性に嬉しい効果が満載!ローズ精油の魅力とは? ローズの花の成分には、鎮静効果や緩和作用から、月経サイクルである卵胞期、排卵期、黄体期、月経期のそれぞれの女性ホルモンバランスを整えて、月経前症候群(PMS)、月経不順を緩和する効果があります。 女性ホルモンのバランスが整うことで全身の細胞の代謝の働きが活発になり、肌の細胞成長促進作用にも働きかけ、月経中の肌荒れやエイジングケアにもぴったりです。 さらに、しなやかなボディ作りにはかかせない、肌の引き締め効果である収れん作用があるため、女性らしいボディラインにはかかせない花なのです。 ローズ精油のボディケアのすすめ ボディオイルとして、毎日のお風呂あがりに塗布するのがおすすめです。血流がよく体が温まっている時が、精油の芳香成分が一番体に入りやすく、成分が全身に巡り効果的です。ローズの収れん作用や保湿効果で、瑞々くしなやかで、引き締まり感とハリ感のある女性らしいボディラインをキープできます。 ローズのボディオイルレシピ 保湿、収れん作用のあるローズ精油とローズマリー精油に、皮脂バランスを整え女性ホルモン調節機能があり、ローズの芳香成分と同じゲラニオールが含有されているゼラニウム精油をブレンドして。 材料: ローズ精油 1滴 ローズマリー精油 3滴 ゼラニウム精油 2滴 植物油(ホホバオイル) 30ml 作り方: 1.30mlの遮光瓶に植物油(ホホバオイル)をいれて、精油を3滴いれます。 2.精油と植物油をよくかき混ぜます。 使い方: 入浴後、適量を手にとり、腰まわりや太もも、二の腕など引き締めたい箇所を下から上へ、心臓に向かってひきあげるように塗布します。リンパの中継地点でもある鼠径部(太ももの付け根)や首筋からデコルテ、バストまわりも塗布するとより効果的です。 優美で極上のローズの香りに包まれながら、至福のボディケアタイムを毎日のライフスタイルに取り入れることで、毎日の疲れを取り去り、翌日はリフレッシュして、引き締まった美ボディへ。これから始まる新しい春に向けてぜひ、ローズの力でしなやかで引き締まったボディを手にいれましょう。
2014年04月21日季節の変わり目におこる、ゆらぎ肌とは? 真冬の冷気から春に向かって徐々に気温の上がるこの時期は、肌の皮脂分泌が増え、皮脂バランスが崩れがち。紫外線量の変化による刺激や、極端な乾燥や肌荒れなど、肌トラブルがおきやすく、ゆらぎ肌になりやすい季節です。 さらに、転勤や引っ越しなどライフスタイルの変化も加わって、ストレスを感じたり刺激を受け続けることで、肌が炎症をおこし、肌荒れやかゆみなど肌トラブルの原因に。 そんな季節の変わり目におこるゆらぎ肌には、肌ケアに加え環境変化によるストレスケアも重要です。 植物の恵みを贅沢に配合したアロマテラピーやハーブを使って、肌はもちろん、心身ともにトータルに働きかけるホリスティッックケアが、ゆらぎ肌をたてなおし、アンチエイジングな美肌へと導くポイントになります。 アロマテラピーとハーブの力で、ゆらぎ肌&エイジング対策 香りや味覚など五感が喜ぶケアは、エイジングやゆらぎ肌に効果的に作用します。アロマテラピーで使われる精油に含まれる芳香(香り)成分や、ハーブに含まれるフラボノイドやビタミン類など、植物がもつ薬理作用の効能はもちろん、肌や体、心にも働きかけます。アロマテラピー&ハーブを使ったトータルエイジングケアで、ゆらぎ肌知らずの美肌を手に入れる技を身につけましょう。今日から簡単にスタートできるケアをいくつかご紹介します。 アロマスプレーで、一日中うるおいバランスを保つ 肌トラブルを防ぐには、肌の皮脂バランスを整えて新陳代謝を活発にして、肌のターンオーバーを促進させることで、 肌のバリア機能を高めることが大切です。今回レシピをご紹介するアロマスプレーは、ターンオーバーを促進し、うるおいバランスを保つのに最適です。 アロマスプレーには、ターンオーバーを促進し皮脂バランスを整えるゼラニウムの精油、収れん作用でエイジングケアに効果的なローズマリーとマンダリンオレンジの精油を使います。 「アロマスプレーレシピ」 材料: マンダリン精油 1滴 ゼラニウム精油 2滴 ローズマリー精油 1滴 グリセリン 小さじ1/4 (1.25ml) 精製水 20ml 無水エタノール 5ml 作り方: 1.25mlのスプレー容器に、ビーカーや計量カップなどで計った無水エタノールと精油5滴を入れて軽くふります。 2.精製水を容器に追加で入れて、グリセリンを最後に入れます。 3.容器をしっかり締めてよく振ります。 使い方: 洗顔後の化粧水のかわりや、メイク直しの保湿として塗布。気分を変えたい時には、首筋や手首などにも塗布して。 グリセリンやビーカーなどは精油を販売しているアロマショップなどでご購入できます。無水エタノールや精製水は薬局で簡単に手に入りますので、ぜひお試しくださいね。 芯からキレイに。ゆらぎ肌をハーブティで克服 ライフスタイルの変化によるストレスから免疫力が低下している場合は、血行やリンパの流れを促進させてバリア機能を高めることも重要です。 ハーブティは、ストレスケアとしてのリラックス効果や、肌のバリア機能を高めるなど効果的に手軽に楽しめます。免疫力を高めて体のコンディションを整えるエルダーフラワーやエキナセア、青リンゴのような香りで鎮静・抗炎症作用のあるカモミール、レモンの20倍のビタミンCを含みビタミンCの爆弾といわれているローズヒップなどのハーブティは、毎日飲んでも飽きない味でおすすめです。 ハンカチに一滴、簡単アロマテラピーで免疫力アップ ユーカリの精油は、呼吸器系に働きかけて、免疫力を高めるます。お手持ちのハンカチやハンドタオルにユーカリの精油を一滴つけて持ち歩きます。すっきりとした香りでヘルシーな1日を過ごせます。 肌はもちろん、体や心をいたわるケアは究極のアンチエイジングです。とくに季節の変わり目のゆらぎ肌にはエイジングケアとあわせて、マルチに働きかけるホリスティックケアはこの時期必須です。アロマテラピーやハーブの植物の力を贅沢に使って、揺るがない美肌美人を目指してみましょう。
2014年03月12日