油断をするとすぐに垂れてくるヒップライン。エクササイズで頑張ってヒップアップしても、やめたらすぐ元に戻っちゃう…なんてこともあるのではないでしょうか。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、垂れないお尻を目指す簡単な美尻ケアをご紹介します!歩くときに「お尻を使えているかどうか」が鍵ヒップラインはエクササイズをやめてしまうとすぐ元に戻ってしまったり、いつの間にか「また垂れてきた…」なんて経験がある人も多いと思います。理想的に美しいヒップラインを作りたいという場合には、様々なエクササイズを取り入れてしっかりと鍛える必要があるでしょう。でも、シンプルに「垂れたお尻を引き上げたい」というだけなら、まずは歩くときに“お尻をしっかり使う動き”を癖付けることが大切です。ポイントは股関節を動かすこと。脚を曲げ伸ばしして、歩くときにお尻が上手に使える癖をつけていきましょう。バランス感覚も身につく!ヒップアップを定着させるエクササイズ1.両脚をそろえて立ちます。2.軽く膝を曲げて股関節周りを緩めます。3.両脚の付け根、股関節部分を外旋させるようにして、お尻の方へ意識が向くようにします。4.息を吸いながら左脚を持ち上げ、膝を曲げます。5.左のお尻から股関節、脚全体を使って曲げる意識を持ちましょう。6.息を吐きながら左脚を後方へ伸ばし、上体を脚と平行になるところまで倒しながら右手を床につきます。※手が届かない場合は、椅子や支えのある場所で行ってください。※左右のお尻の高さが平行になるようにします。左側のお尻を持ち上げすぎないように注意してください。7.息を吸うタイミングで左脚を引き寄せながら上体を起こし、再び左脚の膝を曲げて持ち上げます。これを1セットとして、左右で10セット行いましょう。支えている脚側のお尻が疲れてくればOKこのエクササイズを行うことで、脚を曲げ伸ばししている側のお尻は「脚とお尻の連動性」の向上が期待でき、支えている脚側のお尻は筋力アップにつながるでしょう。体幹のバランスも整えられるので、姿勢も美しくなるはずです。体が硬い人は、ふらつかないように壁などに手をつきながら行ってくださいね。無理のない範囲で続けて「垂れないお尻」を手に入れましょう。©️Ushico/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年02月23日スマホを見ながらできる簡単な動きで、ボディラインを整えられたらいいですよね。今回は、内ももを引き締めて脚のラインを整えるエクササイズを、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。ビフォーアフターで感覚の違いを比べてみてくださいね。スマホ片手にできる「美脚エクササイズ」スマホでダイエットやエクササイズの方法を調べただけで満足して、結局やらずじまいといった経験はありませんか?せっかく思い立ったのに、やらないなんてもったいない!今回は、スマホを見ながらサクッとできる「美脚エクササイズ」をご紹介しますので、ぜひトライしてみてください。脚のラインを整えて内もも痩せを叶えるエクササイズ1.両脚を閉じて立ちます。2.足先を60度くらいの角度に開きます。3.お尻に軽く力を入れて背骨とお腹を上に引き伸ばし、脚の付け根にピンと張った感覚があればOKです。4.息を吸いながら、脚の付け根から動かすようにして膝を曲げ、左右に開いていきます。5.息を吐きながら、内ももをキュッと締めるように意識しつつ膝を伸ばして元の姿勢へ戻ります。6.内ももを引き締めて息を吐ききったら、力を抜きます。1~6を1セットで10~15回くらい行います。【ポイント】膝を曲げるときはまっすぐ腰を落とし、伸ばすときは内ももを引き締めながら行いましょう。慣れてきたら、20回まで回数を増やしてみてください。ビフォーアフターで違いを比べてみていかがでしたか?エクササイズをする前と比べて、内ももがピタッと引き締められて、骨盤がスッと立っている感覚があるかをチェックしましょう。スマホやテレビなどを見ながらでもできる簡単なエクササイズなので、思いついたときにやってみてくださいね。無理のない範囲で続けて、スラッとしたレッグラインを目指しましょう。©️マハロ/zak/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 /上村由夏
2023年02月20日なぜお腹痩せするには「姿勢改善」が必要なのか?前回のおさらいとなりますが、お腹がぽっこり出た状態である「ぽっこりお腹」を解消してお腹痩せするには、まず姿勢改善が必要と言えます。なぜならぽっこりお腹の原因の一つとして、「姿勢」が考えられるからです。「猫背」や「反り腰」といった悪い姿勢になると腹筋が緩んだ状態となるため、骨盤が開きっぱなしになったりお腹まわりに脂肪がつきやすくなったりして、ぽっこりお腹につながると考えられます。そのためぽっこりお腹を解消しお腹痩せするには、まずは姿勢を改善させる必要があると言えるのです。出典:byBirth姿勢改善し「お腹痩せ」するにはストレッチだけでは不十分と言える理由姿勢の歪みは筋力と柔軟性のバランスが崩れた状態なので、それを改善させるにはストレッチだけでは不十分と言えます。ストレッチで一時的に姿勢がリセットされたとしても、姿勢を支える筋力が弱いままになっていると、結局は元の悪い姿勢に戻ってしまいます。そのため猫背や反り腰といった姿勢を改善してお腹痩せ効果につなげるためには、姿勢を支える筋肉を鍛えるエクササイズを行うことも必要となります。出典:byBirth姿勢を改善して「お腹痩せ」効果につながるエクササイズ5選それではぽっこりお腹の原因にもなる猫背と反り腰の姿勢を改善し、お腹痩せ効果につなげることができるエクササイズをお伝えしていきましょう。行うべきエクササイズは、以下の5つです。僧帽筋中部線維のエクササイズ僧帽筋下部線維のエクササイズ菱形筋のエクササイズ腹直筋下部のエクササイズ腹横筋のエクササイズ猫背の姿勢は肩甲骨が外に開いて上背部が丸まっており、肩甲骨内転筋群である「僧帽筋中部・下部線維」や「菱形筋」と、「脊柱起立筋上部」の筋力が低下している状態です。一方、反り腰は骨盤が強く前傾し腰の反りが強くなっているため、「腹筋」の筋力が低下しています。そこで姿勢を改善させるには、肩甲骨内転筋群と脊柱起立筋上部、そして腹筋を強化するエクササイズを行うようにします。しかし、「腹筋を強化するエクササイズ」といっても数多くあります。ここでは、骨盤後傾動作に関与する「腹直筋下部」と、腰椎の安定性を保ち正しい姿勢を維持する「腹横筋」を強化するエクササイズを行います。エクササイズを行うにあたり、ヨガマットもしくは大きめのバスタオルを1枚ご用意ください。(1)僧帽筋中部線維のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せになり、肩のライン上に両腕を広げて親指側を天井に向けます。胸を床から離し、その体勢を維持したまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せることで両腕を上げていき、肩甲骨内側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろします(写真下)。そうすることで僧帽筋中部線維と脊柱起立筋上部が鍛えられます。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点僧帽筋中部線維に効かせるには、肩甲骨を内側に寄せる動作で腕を上げていくようにすることがポイントです。肩甲骨内側の筋肉ではなく腰の筋肉に効いてしまっている場合、上体を起こしすぎてしまっている可能性が考えられます。お腹(みぞおちから下)は床から離さないようにしましょう。アゴを上げてしまうと首への負担が大きくなってしまうので、アゴを上げないようにします。(2)僧帽筋下部線維のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せの体勢から、「V」の字を描くように両腕を斜め前方に伸ばします。親指側は天井に向けるようにします。胸を床から離し、その体勢を維持したまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せる動作で腕を真上に上げていき、肩甲骨の内側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろしていきます(写真下)。脊柱起立筋上部に加えて、両腕を斜め前方に伸ばして肩甲骨を内側に寄せる動作を繰り返すと、僧帽筋下部線維が鍛えられるようになります。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点僧帽筋中部線維と同様に、肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げていくようにすることが僧帽筋下部線維に効かせるポイントです。両腕を上げた際、お腹(みぞおちから下)が床から離れないようにしましょう。肩甲骨内側の筋肉ではなく腰の筋肉に効いてしまうことになるからです。(3)菱形筋のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せの体勢から、両腕をカラダの横に構えて手の甲を天井に向けます。胸を床から離し、その体勢を維持したまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げていき、肩甲骨の内側の筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろします(写真下)。脊柱起立筋上部に加えて、両腕をカラダの横に構えて肩甲骨を内側に寄せる動作を繰り返すと、菱形筋という肩甲骨内転筋群が鍛えられるようになります。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨を内側に寄せる動作が難しい場合、肩を後ろに引くようなイメージで行ってみましょう。腰の筋肉に効かせないようにするために、両腕を上げた際、お腹(みぞおちから下)が床から離れないようにしましょう。(4)腹直筋下部のエクササイズ出典:byBirth出典:byBirthマットに仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げて膝と足を閉じるようにします。両腕はカラダの横に「ハ」の字に構えて、手のひらを天井に向けます。そうすることで手を使って起こしにくくなるからです(写真上)。息を吐きながら下腹部を支点に、「仙骨」という腰とお尻の間にある骨が床から離れるまで骨盤を起こします(写真下)。息を吸いながら骨盤を下ろします。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点エクササイズ中は腰を床から離さないようにすることが、腹直筋下部に効かせるポイントです。また、膝と足をしっかり閉じるようにしましょう。そうすることで股関節内転筋群にも効かせることができ、開きっぱなしとなった恥骨の改善にもつなげることができます。(5)腹横筋のエクササイズ出典:byBirth左右のかかとをつけて、つま先は大きく外側に向けて立ちます。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を最大限に凹ませた状態をキープします(写真赤矢印参照)。1分程度の休憩を入れながら30~60秒間お腹を凹ませた状態のキープを、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点おへそを凹ませるようにすると、腹横筋への効果が感じられるようになります。呼吸を止めないように自然な呼吸を心がけましょう。エクササイズを「お腹痩せ効果」につなげるためには?出典:byBirth今回は、姿勢を改善しお腹痩せ効果につなげるために行うべき5つのエクササイズをお伝えしました。エクササイズを効果につなげるためには、最低でも週3回は行うようにしましょう。「トレーニング効果が感じられない…」という人に見られる共通点は、トレーニング頻度が少ないことです。週に1回程度では、効果は期待できないと言えます。そのため週に3回は行うように心がけましょう。月・水・金というように、合間に休養日を入れて週3回行うことがお勧めです。良い姿勢とすっきりしたお腹まわりを手に入れてくださいね!
2023年02月20日お腹や腰回りに余計な脂肪がつき浮き輪のように見える「浮き輪肉」。男女ともにお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、浮き輪肉にアプローチする簡単トレーニング方法をご紹介します。ぜひチャレンジしてみてくださいね!浮き輪肉になりやすいNG習慣ダイエットをするなら、まずは「なぜ余計な脂肪がついてしまうのか」を知ることが大切です。もちろん理由は人によって様々なので一概には言えませんが、主な「NG習慣」には以下のようなものが挙げられます。・運動不足・姿勢が悪い・食生活の乱れ・睡眠時間が短い浮き輪肉に限らず、まずは「基礎代謝」を上げることがダイエットには重要。NG習慣を改善して「基礎代謝」を上げ、太りにくく痩せやすい体質を目指していきましょう。一回たった30秒でOK! 簡単「浮き輪肉解消トレーニング」今回はお腹と背中を鍛えて、効率よく浮き輪肉にアプローチする2つのトレーニングをご紹介します。ぜひ両方チャレンジしてみてくださいね。お腹アプローチ編やり方をチェック!1.肩の真下に手をつき、股関節の真下に膝をついて四つん這いになる2.右足を後ろに伸ばし、左手を耳の横へ伸ばす3.お腹にグッと力を入れ、骨盤を平行に保つ4.息を吐きながら右膝と左肘を体の下で寄せる5.息を吸いながら手足を伸ばす6.最後にお腹を更に引き上げてキープ7.6までを5〜10回丁寧に繰り返し、反対も同様に行う8.最後にお尻を踵に乗せてリラックス背中アプローチ編やり方をチェック!1.うつ伏せになり両手を前に伸ばし、足を腰幅程度に開く2.お腹にグッと力を入れ、息を吸いながら両手足を浮かせる3.手足を遠くに伸ばし一呼吸する4.息を吸いながら肘を曲げ肩甲骨を寄せる5.息を吐きながら両手を伸ばす6.5〜10回ゆっくり繰り返す7.最後に手足を伸ばした状態でキープして一呼吸する普段から痩せ習慣を意識しよう代謝を下げてしまうNG習慣を見直しつつ、効率よくトレーニングを行うことでスタイルアップや姿勢の改善が期待できるでしょう。ご自身の体調に合わせて、ぜひ続けてみてくださいね。©︎takeuchi masato/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年02月18日運動しているのに“ぽっこりお腹”から抜け出せない、手脚は細いのにお腹だけ出ている…なんてお悩みの方は多いのではないでしょうか。もしかしたらその原因は「骨盤底筋」にあるかもしれません。今回はヨガインストラクターの筆者が、骨盤底筋を鍛えて“ぽっこりお腹解消”を目指す簡単習慣をご紹介します。「骨盤底筋」とは?骨盤底筋(骨盤底筋群)とは、骨盤の前の恥骨から肛門の後ろの尾骨までを繋いでいる、複数の筋肉の集合体。子宮や膀胱などの臓器を正しい位置で支え、便や尿の排泄にも深く関わっているといわれています。しかし姿勢の悪さや加齢、出産などでこの「骨盤底筋」が衰えると、内臓の重みに耐えられずお腹がぽっこり出てしまったり、尿や排泄のトラブルなど、様々な不調につながる可能性も…。骨盤底筋にアプローチする簡単習慣今回は、簡単にできる「呼吸を使ったトレーニング」と、骨盤底筋を意識したヨガのポーズをご紹介します。ぜひ一緒にやってみてください!呼吸を使った簡単トレーニング<基礎>1.仰向けになり、膝を立て足を腰幅程度に開く2.鼻から息を吸いながら、肛門、尿道、膣を引き上げるイメージでグッと締める3.鼻から息を吐きながら力を抜く4.5秒吸って5秒吐く呼吸を、ゆっくり5セットほど繰り返す※立っているときや座っているときに行ってもOK。その場合は骨盤をしっかり立て、姿勢を正して行いましょう。呼吸を使った簡単トレーニング<応用><基礎>の姿勢から続けてヨガのポーズを行なっていきます。1.仰向けになり、膝を立てて足を腰幅程度に開く2.鼻から息を吸いながら、太ももと背中が一直線になるように骨盤を持ち上げる※呼吸法と同じく、肛門、尿道、膣を引き上げるイメージで締める3.両手を体の後ろで組んで肘を伸ばし、そのまま5呼吸キープする4.鼻から息を吐きながらゆっくり骨盤を床に下ろし、力を抜く骨盤底筋を意識してスッキリお腹に骨盤底筋に限らず、筋肉は普段から意識して使ってあげることが大切です。歩いているときや座っているとき、寝る前や家事をしているときなど、まずは骨盤底筋群を意識することを心がけてみてくださいね。無理のない範囲で続けて、スッキリお腹を目指しましょう!©︎Ushico/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年02月16日肩や肩甲骨の凝りのせいで、背中がもたついてしまっていませんか?ヨガインストラクターの筆者が、背中痩せを目指す簡単習慣をご紹介します。脇の下にある“前鋸筋”をほぐして、凝りなし背中美人を目指しましょう!肩甲骨周りの凝りは脇の下の筋肉をほぐす皆さんは「前鋸筋(ぜんきょきん)」という筋肉をご存知でしょうか?前鋸筋とは脇の下あたりから肋骨の横部分にある筋肉で、肩や肩甲骨周りの動きと関連しているといわれています。前鋸筋が凝っていると腕の動きが悪くなり、肩や背中、肩甲骨が凝りやすくなる可能性が。また、二の腕や背中周りのもたつきの原因になってしまうこともあります。寝る前にできる「簡単ストレッチ」で前鋸筋をゆるめ、肩や肩甲骨の動きを良くしていきましょう。毎晩のルーティンに! 背中美人を目指すストレッチ1.横向きに寝ます。両膝を曲げて姿勢を安定させましょう。2.両腕を胸の前に伸ばし、両手を軽く重ねたところからスタートします。3.脇の下にある前鋸筋から伸ばすように意識して、腕を頭上へ上げていきます。4.頭上まで腕を伸ばして、前鋸筋が十分伸びていると感じられたら、一気に脱力します。5.2~4の動作を数回繰り返し、前鋸筋が緩んだら2の姿勢に戻ります。6.息を吸いながら腕を天井方向に上げていきます。7.肋骨から体を倒すようにして、腕を背中側へ下ろしていきます。8.肋骨の周りが伸びるのを感じながら、ゆっくりと息を吸って吐いてを5呼吸分キープます。9.6~8の動作を2回くらい繰り返したら、反対側の腕も同様に行いましょう。前鋸筋を意識してスッキリ背中に前鋸筋を意識して腕の上げ下げをするだけでも、“背中全体”を使って動かしている感覚がわかるはず。肩回しなどのシンプルな動きも、前鋸筋を意識して動かせばいつもよりスッキリするはずです。ぜひ試してみてくださいね。©︎Xeno/Ushico/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 /上村由夏
2023年02月12日「腰まわりの引き締め」には有酸素運動だけでは不十分!?腰まわりについた脂肪を落とす方法については、以前、【腰まわりを引き締める!「腰肉」を落とす3つのステップ】でお伝えしました。しかし、有酸素運動で腰まわりについた脂肪を落とすことができても、「たるみ」を解消させるにはそれだけでは不十分と言えます。なぜなら腰まわりのたるみの原因として考えられるのが、腰まわりの筋力低下だからです。腰まわりの筋力が低下すると筋肉が緩んだままとなってしまうため、腰まわりのたるみへとつながると考えられます。そこでたるんだ腰まわりを引き締めるには、腰まわりの筋肉をエクササイズで強化する必要があると言えます。出典:byBirth「腰まわりの引き締め」に有効なエクササイズ5選ここで言う「腰まわりの筋肉」とは、腰の筋肉である「脊柱起立筋下部」や、わき腹の筋肉である「内腹斜筋」と「外腹斜筋」のことです。これらの筋肉は、普段使われることがないので、筋力が低下しやすいと言えます。そのためたるみやすく、エクササイズで強化する必要があります。では、どのようなエクササイズをどのように行うべきか?今回は、腰まわりの引き締めに有効なエクササイズとして、以下の5つをご紹介したいと思います。プローンバックアーチバタ足サイドベントサイドジャックナイフツイストクランチ5つのエクササイズ全てを行うというよりも、この中からご自身に合ったエクササイズを選んで行っていただけたらと思います。(1)プローンバックアーチ出典:byBirth床にうつ伏せになり、親指側を天井に向けて腕を前に伸ばし、脚も真っ直ぐに伸ばします。そこから両肘と両膝を床から離した体勢を30~60秒間保持します。背骨を真っ直ぐに伸ばした状態を保持することにより、脊柱起立筋が鍛えられます。30~60秒間の体勢の保持を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点腰に負担をかけずに脊柱起立筋に効かせるには、両肘と両膝を床から離したら、そこから腕と脚を前後に伸ばすようにすることがポイントです。顔は上げないようにします。頚椎への負担が大きくなってしまうからです。(2)バタ足出典:byBirth出典:byBirthうつ伏せになって両脚を伸ばし、両膝は軽く床から離しておきます(写真上)。両膝を床から離したまま、左右交互にバタ足動作を繰り返します(写真下)。そうすることで脊柱起立筋下部を鍛えることができます。左右交互に20~30回のバタ足動作を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点腰から脚を動かしていくようにすることで、脊柱起立筋下部に効かせることができます。脊柱起立筋下部への効果を高めるには、足首を曲げて行うようにします。足首を伸ばすと太もも裏側の筋肉にも刺激が分散してしまうからです。(3)サイドベント出典:byBirth片手にダンベルや水の入ったペットボトルなどウエイトを持ち、もう一方の手は後頭部に添えて、腰幅程度に足幅を広げて立ちます。息を吸いながら上体をウエイトを持っている側へ倒してわき腹の筋肉をストレッチさせてから(写真左)、息を吐きながらわき腹を支点に上体を真横に倒す(写真右)という動作を繰り返します。わき腹の筋肉を伸縮させることで、内・外腹斜筋を鍛えることができます。左右それぞれ15~20回を3セット行います。ポイント及び注意すべき点内・外腹斜筋への効果を高めるには、上体を真横に倒しながらかかとを上げるようにします(写真赤矢印参照)。そうすることで、骨盤が挙上し内・外腹斜筋を更に収縮させることができるようになるからです。(4)サイドジャックナイフ出典:byBirth出典:byBirth横向きに寝た体勢となって、上になっている手は頭の後ろに、もう一方の手はわき腹に添えます。両脚は真っ直ぐに伸ばしておきます(写真上)。息を吐きながらわき腹を支点に上半身と下半身を同時に起こしていき、わき腹の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止します(写真下)。息を吸いながら上半身と下半身を下ろします。わき腹から上半身と下半身を起こしていくことで、内・外腹斜筋を鍛えることができます。やはり左右それぞれ15~20回を3セット行います。ポイント及び注意すべき点内・外腹斜筋への効果を感じられるようにするには、ナイフを折り畳むイメージで、わき腹を支点に上半身と下半身を起こすようにします。上半身と下半身は、下になっている肘と膝が床から離れるまで上げるようにします。上半身と下半身を起こす際には、勢いを使わないようにしましょう。(5)ツイストクランチ出典:byBirth出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両手は頭の後ろに組んで両肘を開きます。頭は床から離しておきます(写真上)。息を吐きながら上半身と下半身を捻り起こしていき、お腹の真上で対角線上の肘と膝の外側を引き付けます(写真下)。わき腹の筋肉が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止し、息を吸いながら元の体勢へ。これを左右交互に繰り返します。そうすることで内・外腹斜筋が鍛えられます。1分程度の休憩を挟みながら、左右交互に20~30回を2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点内・外腹斜筋に効かせるには、お腹から上半身と下半身を捻り起こすようにします。捻り起こした時、目線はわき腹に向けるようにすると内・外腹斜筋が収縮していることが感じられるようになります。「腰痩せエクササイズ」を「腰まわりの引き締め効果」につなげるためには…出典:byBirth今回は腰まわりのたるみが気になる方に向けて、「腰まわりの引き締めに有効なエクササイズ」を5つご紹介しました。これらのエクササイズを週3回の頻度で続けるようにすることで、2~3ヵ月で効果が現れるようになります。よく「腰まわり引き締めエクササイズを始めて3週間が経ちますが、なかなか効果が現れません…」という声を耳にしますが、3週間程度では効果は現れません!今行っているトレーニングが成果となって現れるのは、2~3ヵ月後ということをしっかり認識しておきましょう。そのためにはエクササイズを続ける必要がありますが、「なりたい腰まわり」をできるだけ具体的にイメージしながら取り組むことが続けるコツです。エクササイズを行い続けて、引き締まった腰まわりを手に入れてくださいね!
2023年02月11日体重は変わらないのにお腹がぽっこり出てきた…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は、ぽっこりお腹解消を目指す「簡単エクササイズ」を、現役ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!なぜ「ぽっこりお腹」になってしまうの?下腹部がぽっこりする原因は様々ありますが、筋力不足や姿勢の悪さ、内臓脂肪の増加、内臓下垂などが考えられます。特に“筋力”に関しては、普段から運動を何もしていないと、歳を重ねるごとに自然と衰えていってしまうことも……。お腹周りの筋力が低下すると、内臓を正しい位置で保てず下垂し、下腹部のぽっこりに繋がる可能性もあるでしょう。1回たった30秒だから続けやすい! 簡単エクササイズトレーニングや運動と聞くと、億劫に感じる方も多いかと思います。でも、今回ご紹介するのは“寝たまま&たった30秒”でできる簡単エクササイズ!運動が苦手な方でも手軽に始められるので、ぜひ動画を見ながら一緒にやってみましょう。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり、膝を立てて足を閉じる2.骨盤を後傾させ、地面と腰の隙間を埋める3.吸う息とともに両足を上げる4.吐く息とともに足先を地面に下ろす5.下腹にしっかりと力を入れ、膝の角度を保ちながら30秒間繰り返すスッキリお腹を目指そうお腹周りの筋力アップに繋がるエクササイズをご紹介しました。ちょっとした時間にできるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。このエクササイズを行いつつ、生活習慣や食生活を見直せば、さらにスッキリお腹が目指せるはず。自分のできる範囲で無理なく取り組んでみてくださいね。©︎Ushico/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年02月10日何をやっても肩が“鉄板”だという方にぜひ試してほしい!“寝起き”と“就寝前”にベッドの上でできる「簡単ストレッチ」を、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。肩をしっかり動かしても肩が凝るのはなぜ?肩が凝っているときは、肩を回したり揉んだりしますよね。それで一瞬はすっきりするけれど、根本からほぐれた感覚にならないことはありませんか?多くの場合“肩だけ”をほぐしても、肩甲骨や背中周りまではほぐせていないことがほとんど。そして肩甲骨周りや背中の動きが悪いと、肩と背中全体のこわばりにつながりやすいと考えられます。今回ご紹介するのは、寝起きやお休み前のちょっとした時間に、ベッドで横になりながらできるストレッチ。簡単にできてスッキリするので、習慣化しやすいはずです。簡単で気持ちいい! 緊張と弛緩でほぐすストレッチ1.仰向けで横になります。2.両膝を曲げて背中と腰を床に落とし、腰が反らないように注意しましょう。3.右脚を伸ばして下ろし、左腕は肘を曲げ、指先を肩の方へ向けて顔の横あたりにおきましょう。このとき、肘が倒れないように上に向けておきます。4.息を吸うタイミングで左足の裏と左手のひらで床を押しながら、体を右に向けていきます。5.肩周りとお尻の仙骨(骨盤の中央あたり)の周りが気持ちよく伸びる位置まで体を起こします。6.息を吐くタイミングで一気に脱力します。7.気持ちのよい脱力感を味わい、リラックスしましょう。この動きを左右とも3回ずつ行います。脱力感を味わおう肩や背中周りがガチガチに固まっていると、力を抜くことができず心身が緩みにくくなるでしょう。しっかりとストレッチしながら緊張を加え、一気に脱力することで、体をリラックスさせてみてください。脱力したら、しばらく気持ちよさを味わうのがポイント。ストレッチした部分が温かくなったり、巡りが良くなっている感覚があればOKです。3回ほど行えば、かなり脱力して緩むはず。寝起きのときは「寝ている間に固まった体」をほぐすために。夜眠る前は「日中に凝り固まった体」を緩めるために。どちらにもおすすめのケアなので、毎日の習慣にしてみてくださいね。©︎node/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年02月07日デスクワークや運動不足などで、首や肩の凝りに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、簡単にできる「首周りをほぐすストレッチ」をご紹介します!1日1分で取り入れられるので、ぜひ今日から試してみてください。首こりの原因とは?人の頭はある程度の重さがあり、首や肩周りには常に負担がかかっている状態といわれています。姿勢の悪さ、スマートフォンやパソコンの長時間使用など、首や背中に負担がかかる状態が長い場合は、体がさらに凝りやすくなるでしょう。他にも運動不足や眼精疲労、過度なストレスでも、筋肉が緊張して強張りやすくなるなど、様々な体の不調につながると考えられます。普段から意識したい3つの習慣姿勢自分の姿勢を横から見たときに、頭が肩のラインより前に突き出てしまう場合は、首こりや肩こりに要注意です。理想的な姿勢は、座ったときに耳の後ろ、肩先、骨盤が一直線になる状態といわれています。姿勢が悪くなっていると気づいたら、常に直す意識をしてみましょう。体を冷やさない体が冷えると筋肉が緊張しやすくなり、凝りも生じやすくなる可能性が。肩や首を冷やさないよう、お風呂でしっかり温めたり、カイロやマフラーなどを使う習慣を身につけましょう。運動・ストレッチ運動やストレッチは、血行を促進して筋肉の凝りをほぐすことが期待できるでしょう。普段から適度に体を動かす習慣をつけておけば、様々な不調の予防につながると思います。1日1分で出来る簡単ストレッチ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.肘を90度に曲げて手のひらを上に向ける2.肩を下げて首を長く伸ばし、腕を外に開いて肩甲骨を寄せる3.頭をゆっくり上下に動かす(3往復程度)※痛みがある場合は無理に行わないこと。4.次に頭を半周するように左右にゆっくり動かす(3往復程度)5.最後に両手を胸の上で重ね、顎、頭を上げて5~10秒キープする6.ゆっくり動きを解放する日常のケアが大事! 無理なく続けよう頭を動かすときに痺れや強い痛みを感じる場合は、凝り以外の原因も考えられます。無理にストレッチを行わず、医療機関を受診するようにしましょう。ご自身の体調に合わせて続けてみてくださいね。©︎NickyLloyd/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年02月03日婚活リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4で結ばれた黄皓さん&秋倉諒子さんカップルが、普段行っているトレーニングと、緩めて整えるストレッチ法を伝授。少しハードなものもあるけど、効果は抜群。ぜひトライ!二人の自宅トレ&ストレッチ、教えて!お尻まわりの大きな筋肉にアプローチ。大臀筋、中臀筋、ハムストリングスに効く。右・椅子から少し離れて立ち、左足のつま先を座面に乗せる。左・背筋を伸ばし、右脚を90度に曲げ、元に戻す動作を繰り返す。反対側も同様に。1日10分、週2回が理想。特に男性におすすめ!幅の広い腕立て伏せ。胸元を鍛えたい人に。両手の幅を広げて行う腕立て伏せは通常に比べて大胸筋への負荷がアップ。上・肩幅よりも広く両手をつき、膝をつく。下・床に胸がつくくらいまで肘を曲げ、再び体を持ち上げる。約30回が理想。インナーマッスルを鍛えて代謝がアップ!体幹を鍛えることで基礎代謝が上がり、体のバランスが良くなることで運動の効率もアップ。うつ伏せになり、前腕と肘、つま先を床につける。腰を浮かせて、頭からかかとまでまっすぐに伸ばす。1分間キープ。お尻をしっかりと鍛えてヒップアップ!張りのあるヒップを目指す人に。上・体の左側を下に横向きに寝て、左膝は少し曲げる。下・右脚を伸ばした状態で上げる動作を30回ほど繰り返す。お腹を引っこめるようなイメージ。反対側も同様に。肩甲骨を動かして、コリやハリをリセット。長時間のデスクワークや緊張で疲れやすい肩甲骨まわりを緩めるエクササイズ。右・背筋を伸ばして座り、両腕をまっすぐ上げる。左・そこからゆっくりと下ろす動作を約30回繰り返す。肩甲骨の動きを特に意識して。硬くなりやすいヒップと股関節を緩めよう。お尻と股関節の内側を伸ばすストレッチ。写真のように右脚を前に出して90度に曲げ、左脚は後ろへ伸ばす。両腕で上半身を起こす。曲げたほうの足で床を押すような感覚で行う。30秒を2セット。反対側も同様に。こう・こう1986年9月23日生まれ、中国出身。ミラーフィット株式会社代表取締役。『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1に参加後、4代目のバチェラーとなり話題に。『異なる勇気』(KADOKAWA)が発売中。シャツ¥30,800(エリコ フォルミコラ)パンツ¥31,900(エストネーション) 共にエストネーション TEL:0120・503・971Tシャツ¥8,500パンツ¥10,800(共にルルレモン TEL:0800・080・4090)あきくら・りょうこ1991年4月5日生まれ、千葉県出身。パーソナルトレーナー。『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加。『輝く太陽マインド 自信をつけて人生を変えるハッピールーティン』(KADOKAWA)が発売中。キャミソールドレス¥33,000(エストネーション)トップス¥7,500レギンス¥12,800マット¥7,500(以上ルルレモン)※『anan』2023年2月1日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・佐藤エイコ(ilumini)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月30日ひとつひとつの顔の筋肉を意識して鍛えよう!マスク生活でサボっていた筋肉を目覚めさせ、生き生きとした表情作りを。1週間で変化が!?顔筋トレにトライ!頬のたるみやほうれい線が気になり、生き生きとした表情が作れない…。そんな悩みを抱える20~30代女性が増えている、と表情筋研究家の間々田佳子さん。原因は、「マスク生活が長く続いたことで、明らかに顔の筋肉が運動不足になっているから」だそう。顔の筋肉は体の筋肉のようにひとつひとつが骨や関節にくっついていないので、伸ばしたり縮ませたりという動きがしにくい。「顔の筋肉は意識して鍛えないと地滑りを起こすように垂れてきます。年齢に関係なく、マスク生活で口角から上の筋肉を使わないことで、顔がもたついてきたと感じている若い女性が多いのです」だからこそ、今このタイミングが筋肉の各パーツを鍛えるべき。「顔の筋肉は小さいので早くて1週間で変化が表れます。しかし動かし方にはクセがあるので、はじめは左右均等に動かすのが難しいことも。じっくり鏡を見ながら左右バランスよく動くようにトレーニングしましょう」基本の姿勢間々田さんが提唱する独自のメソッド、「コアフェイストレーニング(R)」のベースは顔と体の中心軸を整えること。そのためにはまず、基本の座り姿勢を身につけるのが第一歩。足裏を床につけて座り、坐骨で椅子を押す。おヘソの下に力を入れてお腹を引き締め、背すじと首をまっすぐに。まずは姿勢を正して、顔筋トレのスタートです!口角舌筋ストレッチ口角を引き上げる筋肉を縮ませて、上の歯をしっかり見せる練習。1、目を大きく開いて舌を前に突き出し、上下の歯で軽く挟む。2、舌の位置はそのまま、上の歯およそ8本を見せ左右に隙間を作った状態で口が逆三角形になるよう口角を引き上げる。このとき下の歯が見えてしまわないように。最初は指でサポートして口角を引き上げてもOK。最短で5秒、10秒キープできれば上出来。NG:一緒に目を細めないように頬のVトレ狙いは頬全体を引き上げる大頬骨筋。手でサポートしながら頬の下垂を解消。1、口角を上げて上の歯8本を見せてにっこり笑う。2、左右の手の親指と人差し指のL字部分で、頬の肉をぐっと持ち上げる。腋を締め、目は大きく開けた状態で、頬を最大限に上げること。3、左右の手を離し、頬の位置が変わらなければ大頬骨筋が使えている証拠。そのまま5~10秒キープ。リップトレ唇まわりをぐるりと覆う口輪筋を刺激してぷるんぷるんのリップを作る。唇を真ん中に引き寄せて花が開くように外側に開く。左右の口角をできるだけ引き寄せ、唇と歯の間に空間を作るつもりで口をまん丸にするのがポイント。このとき奥歯を噛み締めたり眉間にシワを寄せないように。最初は唇の上にペンを当て、唇をめくり上げるイメージを掴むとやりやすい。5~10秒キープ。舌筋プッシュアップ舌を上顎にべったりくっつける感覚が大事。ぼんやり口元&タルタル首を矯正。両手を後頭部に当てて頭を前に押す。頭はその力に対抗するよう後ろに持っていく。これが頭蓋骨の正しい位置。口を閉じ、舌を上顎にベターッとくっつけて押す。両手を頭から離して、首の筋肉が緊張しているのを意識できればOK。そのまま5~10秒キープする。顎が前に出たり首の後ろが縮まないように。あごステップ顎の下の広頸筋を意識して動かし、もったりした顎のラインをすっきりと。1、両手を交差させてデコルテの中央に当て、舌全体を上顎にくっつける。舌を上顎にくっつけたまま、縄ばしごの1段上に引っ掛けるようなイメージで顎を上げる。2、顎だけを上に向けるのではなく、空間を作りながら顎を引く。顎の下の広頸筋をしっかり動かすことが重要。4秒かけて引っ掛けて4秒かけて顎を引き2セット。NG:首をすくめないようにフェイスストレッチ小鼻の横の上唇鼻翼挙筋を大胆に伸ばし、表情筋全体の血行をアップ。1、口の形を「う」にして左右の口角を寄せ、唇を小鼻と同じ幅にする。NG:眉間にシワを寄せない2、小鼻の横の筋肉を縦に長く伸ばすイメージで鼻の下をできるだけ伸ばし、口を「お」の形にする。3、次に、視線を上に向ける。唇と目で引っ張り合うように顔を上下方向にストレッチさせる。そのまま5~10秒キープ。上の歯8本+左右の隙間が見える表情の意識づけを。顔筋トレはいつでもどこでも行えるのがメリット。たとえば、「誰かに会った瞬間に上の歯8本を見せて微笑む習慣をつけましょう。それだけでも口角挙筋や大頬骨筋が鍛えられます」基本姿勢のキープが顔筋トレの効果キープに直結。顔の歪みは体の歪みから。逆に姿勢を正すことで顔が放つオーラが違ってくるという。「おヘソの下をキュッと締めて頭が天井から引っ張られているイメージを持ちましょう」ままだ・よしこ著書15冊以上。研修やイベントなどレッスンの受講者はのべ3万人を超える表情筋研究家。顔の筋トレを広めるべく精力的な活動を続けている。※『anan』2023年2月1日号より。写真・小笠原真紀(モデル)ヘア&メイク・yumi(Three PEACE)モデル・ベッドナルツ玲奈(LIGHT management)イラスト・山中玲奈取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2023年01月29日昨年の流行語としても注目された、“マスクを外すのが恥ずかしい”という感覚、「顔パンツ」。マスク生活で生まれた顔のむくみやほうれい線などの悩みを払拭すべく、私たちの脱却大作戦は始まった…。無表情な顔=老廃物が溜まりやすい。顔の筋肉ひとつひとつにハリをもたせてむくみや顔のゆるみを解消!朝イチの顔のアイロンがけでリフレッシュ!流すメソッドたとえ寝不足や食生活の乱れなどが原因で顔がむくんでも、マスクをすれば目立たないから大丈夫。こうした心理こそ“顔パンツ”から脱却できない最大の理由。「むくみの正体は体の老廃物。生きている限り、エネルギーを生み出すときに老廃物が作り出され、それを取り除いてくれるのが、筋肉の収縮で促される静脈の血流やリンパの流れ。ところがマスク生活で顔の筋肉を動かさないと、ポンプ作用が働かず、老廃物はどんどん蓄積されてしまいます」と言うのは、パーソナルフェイストレーナーの木村祐介さん。顔がむくむマスクで隠す顔の筋肉を動かさないますます顔がむくむ、という悪循環に。「むくみが気になる人は、朝一番のリフレッシュプログラムを。顔の筋肉をアイロンがけするようなイメージで余分な水分や老廃物を取り除くことから始めましょう」首横リリースむくみ体質の人にとってはマスト。首の横の血管とリンパを刺激するメニュー。1、右手の指先を右肩に置き、左手で右の側頭部全体を覆う。POINT:左手で右の側頭部を掴む。薬指がこめかみ部分に当たるようにするのがポイント。2、口を「お」の形にする。このとき顔全体を縦方向に伸ばすつもりで。そのまま右手で肩を押さえながら左手で頭を左真横方向に引っ張る。首の横を天井に向けて引き上げるようなイメージで10秒キープ。ゆっくり元に戻り、逆も同様に行う。首のシワ&むくみ取り唇、デコルテ、鎖骨を引っ張って気になる首の横ジワやむくみを取り去る。1、口を「お」の形にして、両手を重ねて左の鎖骨の下に添える。2、両手でしっかり鎖骨を押さえて顔を右斜め上に向かって突き出す。左の鎖骨とデコルテ、「お」の形にした唇をアイロンがけするつもりで10秒キープ。両手を右の鎖骨下に移して逆も同様に。3、両手を鎖骨の中央に置き、「お」の口で首を真上に伸ばして10秒キープ。耳のリンパ流し耳まわりに集まるリンパ節を刺激して溜まった老廃物をしっかりと流し去る。耳を左右の手の指でつまんで上、下、後ろ方向、外側に引っ張る。ぐるぐると回してもOK。後ろ45度くらいに引っ張ると、耳がよりキレイに伸びる。力加減はイタ気持ちいい程度で。最初は痛みを感じやすいが慣れてくると快感に。10秒程度フリースタイルで耳を全方位的に刺激して。耳まわりシェイク続いて耳の後ろにある顔面神経を刺激。食いしばりのリリースにも効果的。唇を「お」の形にして左右の耳を指で挟んだら、そのまま上下にシェイクさせる。フェイスラインに沿って指をゆっくり抜き、次は耳の後ろの骨をピースで挟み、上下にシェイクさせる。このとき中指が顔面神経を触れるので、今日一日の顔の動きも活性化。全部で10秒程度シェイクしたら終了。POINT:指でピースの形を作って耳を挟む。人差し指を耳の後ろにある骨に添わせるように。口まわりアイロンがけ唇を基点に手のひらで口まわりをアイロンがけ。筋肉と皮膚を顔にしっかり貼り付けるように。1、唇を「お」の形にする。2、手の親指と人差し指でL字を作り、鼻の際にぴったり当てる(写真は片手ずつで解説。行うときは両手で)。3、手のひらを内側に回転させながら耳方向に向かってずらしていく。唇と手を引っ張ってアイロンがけをするイメージ。NG:手のひらは開かない!4、最後は手のひらを頬から鎖骨まで下ろす。10回繰り返し。顎まわりアイロンがけ手のひらを顎からエラに向かってずらし無表情になりがちな頬にハリを。1、下唇を吸って口をしっかりすぼめる。NG:唇は横に開かずすぼめる2、左右の手のひらの小指側を顎に当てる。3、そのままフェイスラインに沿わせて手のひらを耳の下までゆっくりずらし、老廃物を流す。エラまで流し切ったら2に戻って10回繰り返し。唇は最後まですぼめたままでアイロンがけの基点を崩さないこと。POINT:手のひらの小指球を使う毎日続けるためのコツは日々の習慣に紐づけること!むくみ改善のリフレッシュプログラムはぜひ、朝イチの習慣に。習慣に組み込むと続けやすいという。「最適のタイミングは鏡の前のメイクオフの状態。朝、化粧水を塗った後、乳液を塗る前の習慣にしましょう。朝シャワーを浴びるという人はシャワーの間に行うのもおすすめです」きむら・ゆうすけアスリートのトレーナーを経て顔や体の整体、矯正技術を習得し、日本で唯一のパーソナルフェイストレーナーに。独自の技術で定評を得る。※『anan』2023年2月1日号より。写真・小笠原真紀(モデル)ヘア&メイク・yumi(Three PEACE)モデル・ベッドナルツ玲奈(LIGHT management)イラスト・山中玲奈取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2023年01月29日「座ったときにぽってり広がる太ももが気になる」「正面から見ると下半身が太く見える」そんなお悩みの原因は、内ももの“もたつき”にあるかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、座ったついでに脚を上げるだけでOKな”簡単内ももケア”をご紹介します!痩せていても気になる「内もものたるみ」全身で見ると太っていないのに「内もものもたつき」が気になる方は、股関節を刺激してみることから試してみましょう。内もものもたつきは、股関節周りの筋肉がうまく使えていない場合に起こりやすいと考えられます。股関節がうまく動かないと、太ももを含めた下半身に負荷がかかり、脚痩せしづらくなってしまうことも。今回ご紹介する簡単内ももケアで、股関節周りの筋肉をしっかり動かしていきましょう。内ももに力が入る感覚を意識しながら行ってみてくださいね。座ったついでに1分間!「内ももひきしめケア」1.椅子に座り、頭頂から背骨が引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばします。※椅子は、両脚をそろえたときに足の裏が床につく高さのものを選ぶか、高さを調整しましょう。※バランスをとりやすい姿勢で、浅く座らないように注意してください。2.両膝をそろえて、左足裏をしっかりと床につけます。3.両膝をつけたまま、息を吐きながら右脚の膝下を上げていき、息を吸いながら元の位置に戻します。4.1~3を10回繰り返します。5.左脚も、同様の動きを10回行います。※左右10回ずつで1セットです。6.2セット目を行います。息を吐きながら先ほどよりもゆっくりと右脚を上げていき、上げたまま3秒間キープ。息を吸いながら元の位置に戻します。※この動きを10回行います。7.左脚も、同様の動きを行いましょう。回数よりも質を重視して片脚を上げたときに、お尻と太ももの境目、股関節の後ろ側、内ももに負荷がかかるはず。その感覚をしっかりと意識しながら丁寧に行いましょう。動かすうちに脚の付け根やお尻、内ももが疲れてきたと感じたらOKです。椅子さえあれば、どこでも気軽にできるのが嬉しいですよね。気が向いたときにこまめに取り組めば、内ももスッキリが目指せますよ。©︎Igor Ustynskyy/gettyimages文/上村由夏
2023年01月28日現役のヨガインストラクターである筆者が、普段意識している「痩せ体質を目指すための習慣」を3つご紹介します。どれも日常的に取り入れやすい“ゆるい”習慣ばかり。忙しくてなかなか運動ができない方や、ダイエットを頑張っているけどボディラインが変わらない…とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。1:正しい姿勢になっているかチェックする体型のキープや痩せ体質になるための大事なポイントは「姿勢」にあると考えられます。「猫背」や「反り腰」のように普段から姿勢が悪いと、身体を支える筋肉が衰えて脂肪がつきやすくなったり、内臓の不調を招いたりする可能性もあるでしょう。とはいえ、一日中正しい姿勢で居続けるのは難しいですよね。まずは日常生活で、気付いたときに「正しい姿勢」を意識するようにしてみてください。「正しい姿勢」ができているかを確認するには、壁に背中を付けて立ったときに、かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部がしっかり付いているかをチェック。頭が前に出すぎていたり、壁と腰とのすき間が大きいと、姿勢が崩れてきているサインです。こまめに姿勢をチェックして「気づいたら直す」を繰り返していけば、正しい姿勢が身につけられるでしょう。2:軽い運動習慣を取り入れる年齢が上がるにつれて、自然と筋肉量は減っていくといわれています。筋肉量が落ちるとボディラインが崩れやすくなるだけでなく、むくみや怪我にもつながりやすくなるなど、様々な不調の引き金になる可能性が。筋肉量を増やすためにも、運動を習慣にしたいものです。まずは普段の生活に取り入れやすいウォーキングから始めてみましょう。小股で歩くよりも、姿勢を意識しながら大股で歩いたり、なるべく階段を使うようにするだけで運動量はグッと上がるはず。また、デスクワークのように長時間同じ姿勢でいることが多い方は筋肉が硬くなりやすく、それによって代謝が低下する場合もあります。そんな方はお家でテレビを見ながらできるような、簡単なストレッチもおすすめですよ。日常生活に少しプラスするだけの、簡単なことから習慣にしてみましょう。3:身体を冷やさない体温が低下すると代謝が下がり、エネルギーの消費量も減少するといわれています。寒い冬はもちろん、夏場もクーラーや冷たい飲み物などで身体が冷えやすいので、湯船に浸かってしっかりと身体を温めましょう。体を冷やさないように水分補給は常温や温かい白湯にしたり、身体を温めやすい食材を積極的にとることも大切です。また、筋肉量が落ちることでも身体が冷えやすくなると考えられます。そこでおすすめしたいのが「ふくらはぎ」のマッサージ。ふくらはぎは“第二の心臓”と呼ばれることもあり、血液などを体に巡らせる役割が。そのためふくらはぎの筋肉をほぐしたり、鍛えたりすることで血流が促がされ、冷えやむくみの予防が期待できます。体の外側と内側の両方から温めるように意識してみてくださいね。普段の生活にプラスして“ゆる習慣”を作ろう!過度の食事制限やハードなトレーニングは、長く続けることが難しいですよね。無理なく痩せ体質を目指すために一番大切なのは、「習慣」にすることだと筆者は思います。短期間でがんばろうとせず、“長くゆるく”続けることが、痩せやすく太りにくい身体作りにつながるのではないでしょうか。皆さんの日常生活に取り入れやすいものから、ぜひトライしてみてくださいね!©︎toofuneko/Indeed/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 /NATTY
2023年01月27日運動習慣がない人でも簡単にできて、しかも楽しいと話題の全身運動エクササイズ。下半身を中心に大きな筋肉を刺激して血流もアップ!じんわり汗をかきながら、すらりボディを目指そう。昔得意だった縄跳び、それも二重跳びを娘に披露しようとしたところ、1~2回しか成功せずに大ショック。名誉挽回しようとジャンプで体を鍛えたところ、ダイエットに成功したという医師がいる。愛媛大学でアンチエイジングの研究をする、伊賀瀬道也先生だ。「特別な道具やウェアをそろえる必要はなく、部屋の中で実践可能。1日に3回、その場でリズミカルに約1分間ジャンプするだけです。私はこの“ゆるジャンプ”メソッドと糖質制限を1年続けて、体重マイナス10kg、ウエストマイナス5cmを達成しました」伊賀瀬先生によると、ゆるジャンプで痩せられるメカニズムは以下の通り。「ジャンプするときにふくらはぎを使うので、全身の血流がよくなって代謝がアップします。また、ふくらはぎ以外にも脚全体の筋肉が鍛えられるので、基礎代謝の増加が見込めます。最後に、ジャンプし続けることは有酸素運動になるので、エネルギー消費量がアップするわけです。ゆるジャンプを実践した人からは、体重が減ったりサイズダウンしたりという報告はもちろん、脚のむくみが改善した、腹筋が鍛えられたことで便通がよくなったという嬉しい声も寄せられています」必要なのは体ひとつ。靴を履いても裸足でもOK。胸の揺れが気になる人は、サポート力のあるスポーツ用ブラをするのがおすすめ。今すぐできるゆるジャンプで、楽しくダイエットに取り組もう!ココがすごい!ゆるジャンプ・ダイエット1. ふくらはぎを刺激して全身の血流アップ。ふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれる、血流の要。ジャンプするときにふくらはぎの筋肉が伸縮することでポンプの役割を果たし、脚から上半身へと、重力に逆らって血液を押し戻す流れがスムーズになる。2. 大腿四頭筋・ハムストリングを鍛えて効率よく筋肉量を増やせる。下半身には、前ももにある大腿四頭筋や太もも裏にあるハムストリングなど大きな筋肉が集中。全身の骨格筋量の約6割を占めるそう。ゆるジャンプで下半身の筋肉を鍛えておくと、安静時の消費カロリー=基礎代謝がアップ。3. 有酸素運動で、脂肪燃焼を促進。ゆるジャンプで約1分間跳び続けると、体はよりエネルギーを消費する有酸素運動モードに突入。そのためには、跳んでいる間の呼吸リズムを“吸う:吐く=1:2”にキープして、心拍数を急激に上げすぎないことが大切。毎日続けられる基本のゆるジャンプこんなタイミングがオススメ!【朝起きた後に】寝起きのジャンプには、代謝が上がった状態で一日を過ごせる、目覚めがよくなる、気持ちが前向きになるというメリットが。ただし、血圧に問題のある人は要注意。また、寒さで体が硬くなりがちな時期は、下記の準備運動をしっかり行ってからジャンプを。【食事の後に】食後にほどよい運動で全身の血流を促すと、筋肉が血液中の糖分をスムーズに吸収。エネルギーとして消費できるので、ダイエット効率がアップする。お腹いっぱい食べてしまった後は、気分が悪くなる可能性があるので控えたほうがよい。ジャンプの前に…ジャンプの前には準備運動を。体を温め、関節を動きやすくしよう。まずは、手首・足首を20回くらい回す。次に10回程度屈伸を。膝の角度は90度までを目安に。それ以上深く屈伸する場合は、太もも裏が完全にふくらはぎにつくくらいしゃがむと膝を痛めにくい。(1)SET手は体の側面に沿うように自然に下ろし、力を抜いてまっすぐ立つ。目線は正面に。(2)JUMPかかとを床から離すイメージでまっすぐにジャンプ。【POINT】背筋は伸ばして!背筋を伸ばしたまま跳ぶことを意識すると、腹筋に力が入ってぽっこりお腹解消効果がアップ。同じ位置に着地を!着地位置がブレるのは、体幹が緩んでいる証拠。腹筋を意識し、真上に跳ぶよう心がけて。(3)LANDING膝を軽く曲げて着地する。伊賀瀬道也先生愛媛大学大学院医学系研究科抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授、同大学医学部附属病院 抗加齢・予防医療センター長。アンチエイジング研究の最前線に立つ。著書に『1分 ゆるジャンプ・ダイエット』(冬樹舎)など。ブラトップ¥10,560タイツ¥10,450(共にナージー/ジュンカスタマーセンター TEL:0120・298・133)※『anan』2023年2月1日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみイラスト・サヲリブラウンモデル・橘 季希取材、文・風間裕美子(by anan編集部)
2023年01月27日習慣化したい、ペタンコお腹のキープ法とは?生活の中で行える3つの方法を美容家・南雅子さんが教えてくれました。足指エクササイズ立っても座ってもできる、足指を使ったエクササイズ。美姿勢をキープするのに必須な脚の裏側の筋肉を刺激。首が伸びて肩の力が抜け、前かがみグセを直すのにも最適。足指上げ下げ(各5秒×10回)親指以外の4本の指を特に意識して、ゆっくりと上げ下げする。上げた状態を5秒キープ、下げて指で床を押すようにして5秒。10回ほど繰り返す。指で床押し(5秒×10回)かかとを上げ、親指以外の4本の指裏で床を押す。ゆっくり床を押して5秒キープ、かかとを戻す、を10回ほど繰り返す。片足ずつ行ってもいい。肩掛けバッグの持ち方肩掛けバッグの持ち方が、前首、前肩、猫背を誘発。ストラップの位置を調整すると首が伸び、姿勢が整い、いつもよりバッグが軽く感じられるメリットもあり。肩に掛けたストラップを手で背面に送り込む。鎖骨が開き、ストラップと一緒に肩が後ろに送られるイメージ。【NG】前に抱え込むようにして持つと、首や肩が前に出て背骨が丸まる。首を伸ばし、腋を締め、片手でバッグを下から支える。腰を反らさないよう注意。バッグが軽く感じられる。お尻歩き椅子の上でお尻を左右交互に後ろに進むイメージで行う。股関節への負担が軽減し、垂れ尻予防にも効果が。座っている時間が長い人ほど仕事中に何度も行って。椅子に浅く座り、背筋を伸ばしお腹を凹ます。左かかとを上げ、親指以外の4本の指で床を押しながら、左肘を後ろに引き、左手で太もも裏から左尻の筋肉を引き上げるようにしてお尻を後ろにずらす。このとき、肩甲骨を中央に寄せるように意識。呼吸は自然に。手を熊手のようにして、垂れ尻をグーッと持ち上げるイメージで。手を使う時は肩甲骨を寄せながら行うと、背面の筋肉が使いやすい。同様に、右かかとを上げ、右肘を後ろに引き、肩甲骨を中央に寄せるようにしながら右手で右尻を持ち上げ後ろに進み、左右交互に続ける。常にお腹は引っ込めて。両尻が背もたれに近づいたら終了。坐骨が立ち、骨盤に正しく上半身が乗った座り姿勢ができる。南 雅子さん美容家。整体エステ『ガイア』主宰。人間本来が持つ、機能的で美しい体づくりを提案。これまで、約12万人の施術を行った実績がある。近著は『たった1回でお腹が凹む 奇跡の股関節ほぐし』(SBクリエイティブ)。トップス¥12,100レギンス¥13,200(共にジュリエ ヨガ アンド リラックス TEL:03・5720・8256)バッグ¥9,240(ナージー/ジュンカスタマーセンター TEL:0120・298・133)※『anan』2023年2月1日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみモデル・岩田絵莉佳(セントラルジャパン)取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年01月27日寸胴や下腹ぽっこりなど、お腹まわりの問題を解決したいなら、上半身と下半身を繋ぐ要・股関節にご注目!股関節をほぐして位置を整えるだけでお腹が凹む、簡単すぎるのに確実に成果が上がる秘策を大公開します。「筋トレや食事制限をしなくても、股関節のこわばりを取って正しい位置に戻せば、ぽっこりお腹は凹みます」(美容家・南雅子さん)股関節があらゆる方向に動くことで、歩く、立つ、しゃがむ、前後屈、方向転換など、日常の多くの動作が可能になる。「股関節が正しく機能していれば筋肉はフル稼働し、全身の動きも円滑に。でも歩き方や姿勢などの影響で周辺の筋肉はこわばりやすく、簡単にゆがむ関節なんです」股関節がゆがむと骨盤が広がり、上半身を支えきれず背骨が落ちてしまう。するとお腹まわりの筋肉がうまく使えなくなり、お腹がぽっこり出てしまうというわけだ。「ゆがみやすい場所は、逆に言えば整えやすい場所ということ。ほぐして整える2段階のメソッドを正しく行えば、1回でも効果を実感できますし、続けていけばペタンコお腹をキープできますよ」股関節をほぐす股関節は長時間動かさないでいると固まってしまうので、活動量が少なく、座っている時間が長いほど筋肉もカチカチに。まずは、ゆがんだまま固まっている股関節をしっかりほぐそう。1、仰向けに寝て、足は股関節幅に開く。右手のひらを下腹に、左手の甲は仙骨に当てる。1~10では息は止めず、自然な呼吸を心がけて。2、両脚の膝裏をしっかり伸ばしてから、左足の裏を床にスリスリと滑らせお尻の方に引き寄せる。3、左足のかかとをグッと高く上げながらさらにお尻の方に引き寄せる。親指以外の4本の足指でしっかり床を押す。4、右脚も同様に引き寄せ、右足のかかとを高く上げる。両足の指裏でしっかり床を押し込んで。両膝は離したまま、両くるぶしが内側にも外側にも倒れないよう注意。5、左脚を脱力するイメージで、左膝をパタンと左側に倒す。背中や太ももの力は抜いたまま。6、同様に、右膝も左膝を追いかけるように同じ方向に脱力させてパタンと倒し、両脚を揃える。このとき、腰がなるべく浮かないように。7、首を伸ばしてから脱力し、顔をコロンと右側に向ける。右のこめかみを床につけるイメージ。左の首筋が気持ちよく伸び、上半身がねじれることで、ウエストがキューッと絞られていくのを感じて。8、顔をスッと正面に戻し、首が伸びていくのを意識。9、右足のかかとを上げ、右膝を元の位置に戻す。10、左足のかかとも上げ、左膝を元の位置に戻す。両足の指裏でしっかり床を押し、おへそを引き込むようにお腹をペタンコにしたら、少しアゴを上げ、唇をすぼめてふぅ~とゆっくり息を吐き出す。両手を置く位置を入れ替え、同様の動きを反対側でも行う。股関節を整えるほぐした後に行うのが、股関節を正しい位置に誘導しながら、姿勢維持に必須な、太もも裏の抗重力筋を鍛える動き。股関節と骨盤が整い、そのうえに無理なく上半身が乗る美姿勢に。1、足は腰幅より広めに開いてうつ伏せ。顔を左に向け、左手の甲を仙骨に当て、右手のひらを上に向け下腹の位置に差し込む。恥骨をせり出すようにして床にしっかりとつける。上半身の力は抜いて。1~3では息は止めず、自然な呼吸を心がける。2、右足首を曲げ、かかとをお尻に近づけるように右膝を曲げる。恥骨は床につけたまま、お腹が出ないように凹ませた状態をキープ。3、右足のかかとを最大限お尻に近づけたら、右足の甲を伸ばし床の方に足を戻す。2~3の膝の曲げ伸ばしを5回繰り返す。上半身の力は抜き、足の甲の曲げ伸ばしはしっかり行えるようゆっくり動作を繰り返して。手を入れ替え、顔の向きを変えて反対側も同様に。左右各5回。4、両手を体側に自然と広がるように置いたら、上半身の力は抜いたまま、両膝裏をグーッと伸ばすイメージで両脚をできるだけ伸ばす。足指の先まで神経を巡らせて。10秒キープ。南 雅子さん美容家。整体エステ『ガイア』主宰。人間本来が持つ、機能的で美しい体づくりを提案。これまで、約12万人の施術を行った実績がある。近著は『たった1回でお腹が凹む 奇跡の股関節ほぐし』(SBクリエイティブ)。トップス¥12,100レギンス¥13,200(共にジュリエ ヨガ アンド リラックス TEL:03・5720・8256)※『anan』2023年2月1日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみモデル・岩田絵莉佳(セントラルジャパン)イラスト・サヲリブラウン取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年01月26日筋肉の中には動かずにサボっている“ぐ~たら筋”なるものが存在!これを目覚めさせれば、メリハリボディへ。そこでここでは、脚のぐ~たら筋にフォーカスしたボディメイク術をヨガインストラクター・廣田なおさんに教えていただきました。体型崩れの原因になる、脚まわりのぐ~たら筋【前脛骨筋(ぜんけいこつきん)】つま先を上に持ち上げたり、足首を反らす時に使われるすねの筋肉。前脛骨筋が弱まると、同時にふくらはぎの筋肉も伸び縮みしなくなり、むくみやハリに繋がるので、目覚めさせてあげることでふくらはぎへの負担が軽減され、すっきり美脚へ。ぐ~たらになっちゃう原因・深くしゃがまない・ヒール靴をよく履く・立ち仕事が多い・猫背【足底筋群(そくていきんぐん)】足の裏にある10個の筋肉の総称。歩行や運動をするために重要な筋肉だが、使わないと足裏のアーチが崩れて、扁平足や、クリームパンのようなむくんだ足に。すると歩行時に体にかかる地面からの衝撃が吸収されず、パンパンに張ったふくらはぎの原因になる。ぐ~たらになっちゃう原因・靴を履いている時間が長い・普段あまり歩かない・足指を動かさない・運動不足寒い時期は末端の冷えが深刻になり、足がつったり、ふくらはぎがパンパンに!足裏とすねのぐ~たら筋にダイレクトに効くエクササイズで、冷えやむくみとサヨナラ。お風呂上がりなどに行うのがおすすめです。足底筋群に効く!1、ペンを1本用意する(ペンはビー玉などでも代用可。足先でつかめる大きさならOK)。あぐらの状態から、左膝だけを立てて座る。2、左足の指でペンをつかむ。この際、足指を根元の関節からしっかり曲げること。ペンを離して、10回繰り返す。反対側も同様に。左右10回。前脛骨筋に効く!1、足をこぶし1個分開き、真っすぐ立つ。手の甲が上になるように、両腕を真っすぐ前に伸ばし、肩と同じ高さまで上げる。2、膝とつま先を正面に向けたままゆっくりしゃがむ。膝が内側に入ったり、つま先が外側に開くのはNG。かかとが浮かないように注意。8秒キープ×2セット。3、余力がある方はレベルアップ!両腕を後ろに回して、指を組むと、さらに前脛骨筋が強化される。また1の状態に戻り、2回繰り返す。8秒キープ×2セット。ふくらはぎ・前脛骨筋のストレッチ四つん這いの姿勢からお尻を高く上げる。左足の甲を床につけ、右足のかかとを床に押しつけてふくらはぎを伸ばす。反対側も同様に。左右10秒キープ。日常生活でやってみよう!・負荷がかかる靴はなるべく避ける・家の中では裸足で過ごす・日常でしゃがむ回数を増やす・5本指ソックスなどで足指を広げる廣田なおさんヨガインストラクター。解剖学に基づいた独自メソッド「美筋ヨガ(ほぐす+伸ばす+鍛える)」の考案者。新著『たった5日でウエスト-7cm 美くびれデザイン』(幻冬舎)が13万部超えのベストセラーに。※『anan』2023年2月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・yumi(Three PEACE)取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年01月26日筋肉の中には動かずにサボっている“ぐ~たら筋”なるものが存在!これを目覚めさせれば、メリハリボディへ。そこでここでは、ボディラインに大きな影響を与えるお腹のぐ~たら筋にフォーカスしたボディメイク術を伝授!教えてくれたのは、ヨガインストラクターの廣田なおさんです。体型崩れの原因になる、お腹まわりのぐ~たら筋【前鋸筋(ぜんきょきん)/腹斜筋(ふくしゃきん)】脇腹にあり、肩甲骨と肋骨を繋いでいる前鋸筋と、お腹の中心に向かって斜めに走っている腹斜筋。この2つの筋肉は癒着しやすく、姿勢の崩れを招きやすい。一緒に動かして目覚めさせることができれば、肩こりや猫背が改善され、美姿勢&美くびれも夢じゃない!ぐ~たらになっちゃう原因・体をねじる動きをしない・運動不足・呼吸が浅い・年齢による筋力の衰え【腹横筋(ふくおうきん)】お腹をぐるっと包むように付着していて、お腹のコルセットと呼ばれる筋肉。お腹の筋肉の中で一番深層部にあるインナーマッスルなので、ぐ~たら筋になりやすく、放っておくと内臓が下垂し、生理痛の原因にも。お腹を凹ませて刺激することで、ぽっこりお腹解消!ぐ~たらになっちゃう原因・呼吸が浅い・猫背・反り腰・年齢による筋力の衰え体をねじる動きと、肩甲骨を前に押し出し肋骨を締める動きで、美くびれメイク。お腹を凹ませるには呼吸も大切な要素なので、深い呼吸を意識しながらトライして。お風呂上がりなどに行うのがおすすめ!腹斜筋に効く!1、背筋を真っすぐ伸ばして、椅子に座る。左手を上げて頭の後ろに、右手は下げて甲を左の太ももの外側に当てる。息を吸う。2、左肘を後ろに引き、息を吐きながら、右の肋骨と左の鼠径部を近づけるようにツイスト。元に戻り、10回繰り返す。反対側も同様に。左右10回×2セット。前鋸筋に効く!1、四つん這いの姿勢から、手と脚の距離を少し離したポーズに。横から見た時に、腕・お腹・ももの間の空間が台形になるように。2、息を吐きながら、手で床を押し、肩甲骨を押し出すイメージで背中を丸める。お尻を軽く引き、腕が耳の横まできたらキープ。10秒キープ×3セット。腹横筋に効く!1、四つん這いになり、息を吐きながらお腹を凹ませ、左脚をお尻の高さまで伸ばす。体が左右にブレないようにお腹にぐっと力を入れる。2、1の状態から、さらにお腹を凹ませ、右手を耳の横まで上げる。体が傾いたり、腰が反らないように注意。反対側も同様に。左右10秒キープ×3セット。日常生活でやってみよう!・お腹を軽く凹ませて姿勢よく立つ・体をねじる動きを取り入れる・深呼吸をする廣田なおさんヨガインストラクター。解剖学に基づいた独自メソッド「美筋ヨガ(ほぐす+伸ばす+鍛える)」の考案者。新著『たった5日でウエスト-7cm 美くびれデザイン』(幻冬舎)が13万部超えのベストセラーに。※『anan』2023年2月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・yumi(Three PEACE)取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年01月25日サボりぐせがついた“ぐ~たら筋”を刺激して、痩せスイッチオン!冬は太りやすい季節。多くの筋肉を動かすことがダイエットに繋がることはよく知られているが、むやみやたらと鍛えるのではなく、普段動かす機会が少ない“ぐ~たら筋”を意識することが、理想のボディを手に入れる最短ルートだと、ヨガインストラクターの廣田なおさん。「筋肉は伸びたり縮んだりしますが、ぐ~たら筋は、座りっぱなしが多い現代の日常生活であまり活躍するシーンがなく、意識して動かさないと硬くなったり、逆に緩みっぱなしの状態に。すると、血行が悪くなり、エネルギーが代謝されないので、脂肪がつきやすくなります。また、ぐ~たら筋がサボっているせいで、他の筋肉が頑張ってしまい、筋肉のバランスが崩れて体型が崩れるだけでなく、コリやむくみ、腰痛などの不調を招きます」特に冬は寒くて動かす機会がめっきり減り、ぐ~たら筋のサボりぐせは加速し、そのまま放置していると取り返しのつかないことに。そこで今回は、特に脂肪がつきやすいお腹、お尻、脚まわりのぐ~たら筋に着目。効率よく動かせば、冬太りやむくみを解消でき、すっきりしなやかボディをゲットできる。体が冷えている状態で行うと動きにくいため、お風呂上がりなどに行うのがおすすめ!体型崩れの原因になる、お尻まわりのぐ~たら筋【中殿筋(ちゅうでんきん)/大殿筋(だいでんきん)】お尻上部の外側にある中殿筋と、お尻の中で一番大きな筋肉である大殿筋。これらのぐ~たら筋は、長時間の座り姿勢で圧迫されやすく、垂れ尻の原因に。寝る時に4の字のように片方の脚を曲げるクセがある人は、これらの筋肉が硬くなっている証拠なので要注意。ぐ~たらになっちゃう原因・長時間のデスクワーク・普段、あまり歩かない・股関節が硬い・日常生活でしゃがまない・年齢による筋力の衰え長時間のデスクワークなどでガチガチに硬くなったお尻のぐ~たら筋にアプローチ!さらに股関節の柔軟性をアップさせるストレッチを加えて、ヒップアップ効果を狙おう。中殿筋に効く!1、横向きになり左膝と左手を床につける。右脚をお尻の高さまで上げる。この際、ついている脚の膝下はできるだけ真後ろに向けること。2、息を吐きながら、股関節から動かす意識で右脚を高く上げる。息を吸って、脚をお尻の高さまで戻す。10回繰り返す。反対側も同様に。左右10回×2セット。大殿筋に効く!1、両膝を立てて仰向けになる。足を肩幅に広げ、つま先は30度ぐらい外向きに。両手をお尻の横に置き、息を吸ってスタンバイ。2、息を吐きながら、お尻の丸い部分を内側に寄せながら、恥骨からゆっくり上げる。膝は動かさず、背中から床に戻す。10回繰り返す。3、余力がある方はレベルアップ!2の状態から片脚を真っすぐに伸ばして、お尻の上げ下げを10回繰り返す。反対側も同様に。左右10回。中殿筋・大殿筋のストレッチ1、床に座り、両手を後ろにつき、右太ももに左足首を引っ掛ける。背中は丸まった状態でOK。右膝はできるだけ体に近づけること。2、息を吸い、手で床を押しながら、背筋を伸ばす。背中からお尻が一直線になるように骨盤から立てるのがポイント。反対側も同様に。左右10秒キープ。日常生活でやってみよう!・股関節を意識して歩く・なるべく階段を使う・早歩きをする・デスクワークの後はお尻をほぐす廣田なおさんヨガインストラクター。解剖学に基づいた独自メソッド「美筋ヨガ(ほぐす+伸ばす+鍛える)」の考案者。新著『たった5日でウエスト-7cm 美くびれデザイン』(幻冬舎)が13万部超えのベストセラーに。※『anan』2023年2月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・yumi(Three PEACE)取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年01月25日まだまだ寒い時期ですが、薄着の季節に“理想の体”になるためには、今からボディメイクを始めておくことが大切です。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、体が温まって基礎代謝アップにも繋がる、冬にピッタリの「簡単エクササイズ」をご紹介します。春にむけて今からボディメイクを寒い冬の時期はどうしても体が縮こまり、猫背姿勢になりがちです。猫背の姿勢が定着したまま春になると、背中の丸まりやそれに伴うお腹のダブつき、前に突き出た顎のたるみなどがそのまま持ち越しになってしまう傾向が。冬こそ姿勢を意識するタイミング!本来の正しい姿勢に整えることで、全身の筋肉を効果的に使えて、基礎代謝アップに繋がるでしょう。冬のうちに姿勢を整えて、余計な脂肪を春まで持ち越さないように意識してみてください。立ったり座ったりのついでにできる「簡単習慣」1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます。2.大きく深呼吸し、体の力を抜くように思い切り息を吐きましょう。3.吐いてリラックスした状態から頭を起こし、正面を見て胸を起こします。4.両腕を後ろに伸ばして手を組みます。5.4の姿勢のまま息を吸います。6.息を吐きながらゆっくりとしゃがんでいきます。このとき後ろで組んだ両手が離れないように注意。7.後ろで組んだ手を伸ばしたまま、正面に顔を向けた状態を維持しながら息を吸います。後ろ手に組むのが苦しい場合は、両腕を背中から伸ばすようにして斜め上方向へ持ち上げましょう。8.吐く息のタイミングで勢いよく立ち上がりましょう。9.これを1セットとし、10回繰り返します。背骨を意識して行ってみてしゃがみ姿勢が辛い方や、かかとが床につかない場合は、両手を下ろして一度体制を整えてもOKです。それでも苦しいときは、両手を床について支えながら行ってみてください。しゃがんだ姿勢のまま、背骨を上に引き上げる意識ができたらバッチリ!10回終える頃には体がポカポカしてくるのが感じられるでしょう。冬太りを春まで引きずらないように、ぜひ今日から始めてみてくださいね。©︎maruco/gettyimages文/上村由夏
2023年01月22日みなさんは”太ももをスッキリきれいに見せたい”と思ったことはありますか?細くスッキリさせるにはいくつかのポイントがあります。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、太もも痩せに必要なポイントやおすすめのトレーニング方法をご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。“運動すると太ももが太くなる”って本当?筋肉がつくと足が太くなってしまうと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、逆に筋力不足だと、代謝が下がって脂肪がつきやすくなるともいわれています。筋肉量が増えると、代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなり、血流も良くなる傾向が。その結果、痩せやすく太りにくい体を目指せるでしょう。また、きれいな脚を目指すためには、筋肉量だけでなく普段の姿勢を見直すことも重要。骨盤が歪んでいたり、姿勢が悪かったりすると、足のラインが崩れやすくなる可能性があります。運動に加えて、普段の立ち姿勢や座り姿勢を見直すことも大切ですよ。たった10回でOK! 座ったままできる簡単トレーニングそれでは、テレビを見ながらでもできる「簡単トレーニング」をご紹介します!まずは動画を見ながら一緒にチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.横向きになり、肩下に肘をつく2.上の手を腰に当て、上に来る足を横に伸ばす3.吐く呼吸とともに伸ばしている足を真上に引き上げる4.10回繰り返す※上半身を真っ直ぐに保ち、お腹に力を入れて行う5.踵を押し出しながら体の前に伸ばす6.骨盤がずれないようにゆっくり丁寧に10回行う7.反対の足も同様に行う太もも痩せのポイント今回は太もも痩せが期待できるトレーニングをご紹介しましたが、他にもいくつか大切なポイントがあります。バランスの良い食事痩せたいからといって、過度な食事制限をするとかえって代謝を悪くしてしまうことも。食べる時間や栄養のバランスを意識することが、代謝アップやむくみ予防に繋がるでしょう。質の良い睡眠睡眠中は、脂肪を分解して筋肉を発達させる「成長ホルモン」が分泌されるといわれています(※1)。トレーニングの効果を引き出すためには、質の良い睡眠も大切です。シャワーで済ませず湯船に入る湯船にゆっくり浸かることで代謝が上がりやすくなり、汗をかいて老廃物の排出が促進されると考えられます。また、体が温まった状態でマッサージやストレッチを行えば、むくみの軽減も期待できます。食事、睡眠、運動、入浴と、日々の生活の行動を意識して行うことで、太もも痩せだけでなく、全身痩せにも繋がっていくでしょう。自分の体調と相談しながら、できることからチャレンジしてみてくださいね。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネットノンレム睡眠©︎HUIZENG HU/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月20日ダイエットのために運動やエクササイズに励んでいる人も多いでしょう。しかし、姿勢が悪いまま体を動かしても、うまく効果に結びつかないことも。今回はヨガインストラクターの筆者が、姿勢でわかる「NGダイエット」の特徴をお伝えします。ダイエットの前に姿勢をチェック食事制限や筋トレなどで頑張って痩せても「お尻が垂れてしまった」「下半身だけ太いまま」「バストが落ちてしまった」など、理想の体型とは程遠い状態に…。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。なかなか理想の体型に近づかないのは、“姿勢”が原因かもしれません。こんな姿勢になっていませんか?首が突き出て背中が丸まっている長時間のスマホ使用やデスクワークの影響などにより、首を前に突き出して背中を丸める姿勢がクセになっていませんか?常にこのような姿勢でいると、首や背中、肩がガチガチに固まり、胸も縮まって呼吸が浅くなりやすい傾向があります。呼吸が浅くなると体の循環が悪くなり、基礎代謝にも影響を及ぼす可能性も。また、体が凝り固まることで全身のバランスが悪くなり、ダイエットをしても効果が出づらくなってしまうことが考えられます。反り腰でお腹がぽっこり出ている腰を反らせて下腹を突き出すような姿勢は、腰に負担がかかり腰痛になる可能性があるうえに、胸の張りがなくなって垂れた印象になってしまうことも。さらにお腹がポッコリと突き出て、ダイエットをしてもお腹だけが痩せにくい状態になってしまう可能性もあります。まずは姿勢を整えよう理想の体型を目指すために、まずは縮んでしまっている背骨を伸ばしてあげることが大切。また、圧迫されているお腹をすっきりさせるために、同時に肋骨周りも整えていきましょう。すっきり気持ちよく伸ばすだけ! 背骨を伸ばすストレッチ1.膝立ちの姿勢になります。2.両脚は腰幅程度に開き、腰は床に対してまっすぐに立てるようにし、反り腰にならないよう注意します。3.両腕を鎖骨の位置で伸ばし、右手首を左手でつかみます。4.腰が反らないように意識しながら、両腕を頭上に伸ばします。5.腕や肩の力を抜いて、リラックスしたまま持ち上げましょう。6.息を吸いながら左手で右腕をひっぱり、右側の肋骨を上に向かって伸ばします。7.息を吐きながら、右側の肋骨から上半身を左に倒し、肋骨が気持ちよく伸びるところまで引っ張ります。8.ゆっくりと5回ほど呼吸をしながら、肋骨周辺が呼吸によって伸びたり縮んだりするのを感じましょう。9.このとき、上げた腕は耳よりも手前の位置でOK。腰や胸を反らないようにするためです。10.腕を下ろして楽な姿勢に戻します。11.反対側も同様に行います。ビフォーアフターをチェックしようストレッチを行う前に、自分の呼吸の状態や体の感覚をチェックしておきましょう。ひと通りストレッチをやり終えた後に、体がどのように変化したか比べてみてください。背骨や肋骨周りが伸びて呼吸がしやすかったり、体が軽くなったり、という感覚があればバッチリです。無理をせず、心地よいと思える範囲で続けてみてくださいね。©︎swissmediavision/gettyimages文 / 上村由夏
2023年01月15日私たちの体を守る“免疫機能”は、加齢とともに低下するともいわれていますが、その他に生活環境や習慣にも大きく影響されると考えられます。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、免疫力を保つために意識しているポイントや簡単ストレッチをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。免疫力アップを目指す簡単習慣体調の変化が起きやすい冬だからこそ、免疫力アップのために意識してほしい習慣をご紹介していきます。バランスのとれた食事免疫力を高めるためには、栄養バランスのとれた食事が大切でしょう。腸内環境を整えることも、免疫機能の維持にもつながると考えられています。日々の食事から栄養をバランスよく摂るように意識してみてくださいね。質の良い睡眠しっかり睡眠をとって体を休ませることも大切。睡眠時間が足りなかったり質の悪い睡眠が続くと、免疫力の低下につながる恐れもあるでしょう。良質な睡眠のために、食事は遅くとも寝る2時間前までに済ませて、就寝前1時間はスマホやテレビなどを見すぎないようにすることをおすすめします。ストレスを溜めない心身に様々な悪影響を与えるストレスですが、ストレスが過剰になると免疫力も下がる可能性が。ストレスは自律神経と密接につながっており、自律神経のバランスが崩れることで、免疫力も低下しやすくなることが考えられます。疲れやストレスが溜まっていると感じるときこそ、意識的にリラックスタイムを作ることが大切でしょう。適度な運動ウォーキングやヨガなどの運動は、体の様々な機能を高めてくれるでしょう。激しい運動をやりすぎないように注意しつつ、適度な運動を継続するようにしてみてください。なかなか運動する時間を確保できない場合は、仕事の合間や寝る前にできる簡単なストレッチなどを取り入れると良いでしょう。どこでも簡単にできるヨガの動きをご紹介しますので、ぜひ一緒にやってみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.両足を揃えて立つ2.両手を体の側面から上げていき、頭上で手を合わせる3.股関節から体を前に倒し、両手を足の横に付ける※このとき膝を曲げてもよいので、お腹を太ももに乗せる4.手をスネに当てて背中を伸ばし、つま先に体重を乗せながらもも裏を伸ばす5.再び深く前屈し、上半身は余計な力を抜く6.両手を体の側面から上げていき、頭上で手を合わせた後に胸の前まで降ろし、合掌する生活習慣を見直して免疫力を高めよう運動や食事、睡眠など普段の生活から免疫力を高めていくことが、健康を維持するためには大切。今の生活習慣を見直して、免疫力の高い健康な体を作っていきましょう!©︎itakayuki/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月13日年末から年始にかけて、ついつい食べすぎたり飲みすぎたりして、胃や腸に負担がかかりやすいこともあるのではないでしょうか。暴飲暴食が習慣になってしまうと、腹痛や便秘、下痢などの様々なトラブルを引き起こす可能性があります。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、腸活におすすめの簡単トレーニングとストレッチをご紹介します。お腹スッキリ! 簡単トレーニングとストレッチ胃や腸を整えるためには、バランスの良い食事に加えて適度な「運動」が大切。エクササイズで胃腸の働きを活性化させましょう。ハードなトレーニングは必要ありません。まずはお腹周りの筋肉を刺激してあげられるような、簡単なトレーニングやストレッチから始めてみて!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.膝を立てて座り、脚を閉じる2.胸の前で手を合わせ、上半身をやや後ろに倒す3.背中をまっすぐに伸ばしお腹に軽く力を入れる4.息を吐きながら右にお腹を捻る5.息を吸いながら真ん中に戻り、また吐く息で左に捻る6.膝が開いていかないように呼吸に合わせて数回繰り返す7.余裕があれば、両脚を持ち上げて行うと強度がアップ!合掌の手はなるべく胸の真ん中の位置を維持しながら行いましょう。8.動きを止めたら右足を内に曲げて、左足を右足の外側に置く9.右手で左脚を抱え、息を吐きながら上半身を左に捻る10.ゆっくり呼吸をしたら、反対側も同様に行う11.足を解き、背中を丸めてお休みする運動に加えて悪い食生活もリセットしよう運動だけでなく、食生活や睡眠など生活習慣を整えることも大切です。普段から生活のリズムを整えていれば、ちょっと食べすぎてしまったときでも体への影響は少なく済むはず。自分が無理なくできる範囲で意識してみてくださいね。©︎Boy_Anupong/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月10日疲労が溜まったときほど、適度に体を動かすのがおすすめです。体を動かさないことで体が冷えてしまい、疲労が蓄積している可能性が。疲労でだるさが残るときは、体を休ませるのではなく動かしてみましょう。今回はヨガインストラクターの筆者が、体を温める「温活エクササイズ」をご紹介します。芯からの冷えには動くことが大切寒くなって活動量が減りがちな冬。体を動かさないと体が冷えるうえに、疲れも取れにくくなると考えられます。疲労が残りやすいと感じたり、なんとなく動くのが億劫になったりするときは、体を動かさないことからくる冷えが原因かも。たとえば、歩くことで下に向かって流れる血液が心臓へと戻りやすくなりますが、同じ姿勢でじっとしていると全身が凝り固まってしまう可能性があります。寒いときほど体を動かして、体を芯から温めることが大切。動くことで体内の巡りが良くなり、体温が上がると免疫力アップも期待できるでしょう。体の芯から冷えを感じるときや、だるさが残るときは、お腹の奥から体を温める温活エクササイズをしてみてください。座ったついでにポカポカにしよう! お腹から温めるエクササイズ1.床に座ります。2.両膝を浅く曲げ、両脚の幅を広めに取ります。3.背骨を上に伸ばすようにして、腰を立てましょう。4.両腕を前方へ伸ばし、両肘を軽くつかみます。肩の力を抜いて、肩甲骨から腕を持ち上げる意識で行いましょう。5.息を吸います。息を吐きながら、両脚を股関節から動かすように意識して左へ倒します。6.お腹は正面を向けたままで、軽く体をひねった状態にします。7.息を吸いながら両脚を真ん中に戻し、息を吐きながら反対側へ倒していきます。左右で1回として、30秒間行いましょう。もしくは10回以上を目指して動かすのもOKです。お腹が温かくなってきたらバッチリ!この動きは、両脚を交互に倒して股関節を動かしながら、お腹周りも刺激するエクササイズです。エクササイズの最中に、お腹の中心からだんだんと温まってくる感覚があるのではないでしょうか。お腹の温かさを感じない場合は、脚を倒すときに、お腹の向きを正面に保つ意識を忘れないようにしてみてください。また、エクササイズを終えた後は、楽な格好で休みましょう。お腹から全身へと温かさが広がっていく気持ちよさを体感できるはず。動くのが億劫なときほど、試してみてくださいね。©︎Jamie Grill/gettyimages文 / 上村由夏
2023年01月07日年末年始のイベント続きで食べ過ぎなこの頃、体が重たくなっていませんか?カロリーオーバーで不規則な食事が続きやすいこの時期は、しっかり運動を取り入れて消費カロリーを増やすことが大切です。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、仕事始めまでに試してほしい「簡単エクササイズ」を紹介します。1日10回から、ぜひチャレンジしてみてくださいね。大きな筋肉を鍛えよう! 基本のスクワット1日の消費カロリーをあげるためには基礎代謝量を増やすことが大切だと考えられます。基礎代謝を高めるためには、筋力を上げるエクササイズやトレーニングが良いでしょう。今回ご紹介するスクワットエクササイズは、お尻や足など体の中の大きい筋肉を中心に効率よく全身を鍛えられる動きです。では早速、やり方をチェックしていきましょう!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.まずは足を肩幅程度に開き両手を頭の後ろで組む2.足先は真っ直ぐ、もしくはやや外側に向ける3.息を吐きながら足の付け根からお尻を後ろに引き、地面と太ももが平行になるように腰を落とす※このとき膝がつま先より前に出ないように注意!4.息を吸いながら身体を起こす5.姿勢を意識して10〜30回行う動きのポイントをチェック!・丁寧な動作と深い呼吸を心がける・肩や首に余計な力が入らないように意識する・背中が丸まらないよう背筋を伸ばして行なう・お腹を締めて体幹を真っ直ぐに安定させる・お尻周りの筋肉に効かせる意識で行なう・膝がつま先より前に出ないように注意する痩せやすく太りにくい体を目指そう基礎代謝は年齢とともに低下しやすくなるといわれています。普段から運動を習慣化することで基礎代謝量が増えれば、痩せやすく太りにい体作りにつながるはず。自分のできるペースで無理なく続けてみてくださいね。©︎Five/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月03日忙しく慌ただしいこの時期は、神経もピリピリしがちですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、おうちでのリラックスタイムを利用した簡単ストレッチをご紹介します。乱れがちな自律神経を整えよう寒さが厳しい季節。特にバタバタと忙しくて気持ちも休まらないこの時期は、自律神経が崩れがちになることもあるでしょう。日中のせわしなさを夜までひきずったままだと、心身を休める「副交感神経」が乱れて、リラックスしづらくなってしまう可能性があるのです。忙しい時期でも、お風呂タイムや就寝前のちょっとした時間でできる「簡単ストレッチ」で、自律神経のバランスを整えていきたいですね。お風呂で簡単! 下半身の血流を促すストレッチ1.湯船に浸かりながら行いましょう。2.両手をお尻の後ろに起き体を支え、両膝を曲げます。3.腰を引き上げ、丸まらないようにしましょう。4.左足首を右膝の上に乗せ、左脚を開ける範囲で開きます。5.息を吐きながら上体を脚の方へ近づけます。左の股関節を開き、左のお尻をストレッチしましょう。6.ゆっくりと深い呼吸を意識して、10呼吸程度キープします。7. 終えたら、一度脚を楽にした格好で休み、反対側も同様に行います。就寝前に心身をゆるめる! 寝ながらストレッチ1.寝る前にベッドの上で行います。2.仰向けに寝て両膝を軽く曲げ、両腕は楽な位置へ下ろします。3.呼吸で動くお腹や胸、肋骨の動きを意識しながら深く呼吸します。4.息を吐くタイミングで、腰から下半身を左に倒します。5.このとき、しっかりストレッチする意識ではなく、力を抜いてパタンと下半身を倒すように行いましょう。6.息を吸いながら、ゆっくりと両脚を起こし、吐く息のタイミングで反対側へ倒します。7.脚の重みで自然と倒れるような意識で行い、全身をゆるめていきましょう。動くのが億劫になるほどリラックスできるまで、好きなだけ行ってみてください。真面目にやらず“のんびり”でOKどちらのエクササイズも、心身をゆるめる目的で行うので、呼吸が気持ちよい速度に合わせて動いてみましょう。しっかりと伸ばすよりは、少し物足りないくらいの強度がおすすめ。呼吸がゆっくりと落ち着いていくのを味わいながら、のんびりとした気持ちで試してみてください。自然と心身がゆるみ、リラックスできるはず。ストレッチを終えた後の、気持ちのよい安心感も楽しみながら行ってみてくださいね。©︎RossHelen/gettyimages文 / 上村由夏
2023年01月02日年末年始は忘年会や食事会も少しずつ増え始め、カロリー摂取が多めになる時期ですね。美味しく食べるためには“痩せ体質”を手に入れて、罪悪感なしに楽しみましょう!今回はヨガインストラクターの筆者が、1日1分でできる簡単習慣をご紹介します。姿勢を整えて「消化力」をアップ!美味しいものを食べる機会が増える年末年始。お腹いっぱい食べた後は、お腹が苦しくて、つい“体を丸めた姿勢”になりがちではないでしょうか。でも、体を丸めた姿勢はお腹が潰れてしまうため、胃腸の働きを妨げやすくなってしまうのです。胃腸の消化力をフルに引き出して“食べ過ぎた分をリセット”するには、日頃から姿勢を整えて、胃腸の働きをアップさせておくことが大切でしょう。消化力アップを目指す簡単エクササイズをご紹介しますので、ぜひスキマ時間に取り入れてみてください。しゃがんで伸ばす! 痩せ体質を目指す年末年始エクササイズ1.“しゃがむ”想定をして、両脚を適度に開きます。※無理が無ければ、足先とかかとはまっすぐに並べましょう。2.足の裏でしっかり床を踏みしめ、脚の“すね側”で支えます。3.かかとを持ち上げて足の指の付け根で支え、両腕は鎖骨の位置で前方へ伸ばします。4.一呼吸したら両膝を下ろし、左手を左かかとにおきます。5.お尻を持ち上げながら胴体を左方向へねじりつつ、左腕を斜め後ろ方向へ伸ばします。※お尻が持ち上げづらい場合は、左手を左お尻にあてて行いましょう。6.お尻をかかとに下ろしながら胴体を戻します。7.再び膝を浮かせて両腕を前方に伸ばしたポーズへ戻ります。8.続いて両膝を下ろし、右手を右のかかとへ下ろし、反対側も同様にお尻を持ち上げて体側を伸ばしていきます。9.お尻をかかとに下ろしながら胴体を戻します。10.再び膝を浮かせて両腕を前方に伸ばしたポーズへ戻ります。左右で1セットとし、1~3回行いましょう。スキマ時間にサクッと気軽に取り入れて座りっぱなしが続く日などは、下半身がむくんだり冷えたりしがちです。お腹も丸まってしまい、内臓を圧迫する癖がつきやすいので、「気がついた時にサクッとやる」くらいの気持ちで気軽に取り入れてみてください。体が気持ちよく伸びて、立ち姿勢が楽になったり、歩く時に下半身が軽くなるはず。ぜひ続けてみてくださいね。©demaerre/gettyimages文 / 上村由夏
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