「便秘」について知りたいことや今話題の「便秘」についての記事をチェック! (8/10)
2017年にがんばった皆さん、今年の疲れは今年のうちにリセットしてしまいましょう!年末から年始にかけての食事に取り入れてみていただきたい食材をお伝えします。ビーツ:「食べる輸血」と呼ばれ、鉄分豊富!真っ赤な見た目が印象的な「ビーツ」は、ホウレン草と同じアカザ科でサトウダイコンの仲間です。ビーツは”食べる輸血”と言われるほど、女性に不可欠なリンやナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、カリウムが豊富。さらに、ビタミンAやビタミンC、ナイアシン、ビオチン、そして食物繊維も豊富に含まれているため、免疫力を高め、整腸作用、便秘解消、貧血予防などの効果も期待できます。とても硬い野菜なのでしっかりと火を通してください。柔らかくなるまで煮た後、ミキサーにかけてピューレにし、冷やした後で豆乳などを少し加え、鮮やかなピンク色のスープとして楽しむのが、年末の疲れた体におすすめです!モリンガ:別名はミラクルツリー(奇跡の木)!?モリンガは、北インドが原産の「ワサビノキ科」に属する植物です。葉っぱ・花・種・茎・根っこ・サヤまで、ほとんどが食べられるため、別名「ミラクルツリー(奇跡の木)」とも呼ばれます。研究者たちからは「地球上に存在する植物の中で最も栄養価が高い植物」と言われるほど、栄養が豊富に含まれています。便秘解消やダイエットなど、体のあらゆるお悩みで頼れる、万能薬のような植物です。粉末パウダーやお茶などが市販され、スムージーにして楽しむ方も増えています(体内の働きを活性化するため、ホットで飲んだ方がより良いとも言われます)。しかし、排便などで実感を得やすいモリンガだからこそ、飲みすぎには注意が必要です(多くても1日2〜3杯までが適量)。また、妊婦さん・高血糖症の方などは、強く効くことがあるため、製品ごとの用法・用量をよく守り正しくお飲みください。デーツシュガー:神の与えた食物?写真は、デーツシュガーになる前の”デーツ”です。近年、健康・美容効果を求める女性たちから人気が高まっている「デーツシュガー」。デーツシュガーに含まれる”デーツ”とは、中近東で採れる「なつめやし」の実です。約400種類の品種があり、食感や味もさまざま。デーツは、紀元前数千年も前から灼熱の地域で暮らす人々の健康を支えてきました。中近東では、妊婦は必ず1日1粒のデーツを食べるよう医師から指導される国もあります。古来から女性の美容・健康面を支えるドライフルーツであったことが伝わってきますよね。デーツには1.整腸作用含まれるマグネシウムは体内の水分を腸に集めて、宿便を促す働きがあるとされています。食物繊維(ドライフルーツの中では、デーツがダントツでナンバーワン!)も豊富なので便通がよくなるとされています。2.貧血改善血中のヘモグロビンを増やす効果を持つとされる鉄分が豊富に含まれています。月経で血液が失われる女性は積極的に摂りたいもの。3.免疫力向上亜鉛には免疫細胞を活性化する働きがあり、さまざまな病気に対する免疫がアップするとされています。アトピーや喘息、花粉症といったアレルギーの抑制にも効果があると言われています。4.しみ・しわ予防カロチンには美肌効果もあるほか、有害な活性酸素などを分解する効果があります。また、ビタミンB1には皮膚や粘膜の健康維持に対する効果があるとされます。カロチン・ビタミンB1は女性の大敵であるしみ・しわ・たるみの予防効果を促してくれます。今回、ビーツとモリンガ、デーツシュガーを紹介しました。それぞれ面倒な処理なども必要なく、ビーツは蒸すだけ、モリンガはパウダー状のものが多いのでかけるだけ、デーツシュガーもヨーグルトなどにかけるだけ、という風に、食卓で気軽に取り入れやすいものばかり。年末年始に食べてみてくださいね!
2017年12月27日プロイデア オフィスが企画・出版プロデュースした『1回30秒! 座ったままやせる! 足ぶみ下腹ダイエット』(1,000円・税別)がこのほど、池田書店から発売された。同書では、整体師の宮腰圭氏が考案した下腹やせメソッドを紹介している。下腹を支えている重要な筋肉は、大腰筋、腹直筋、腹横筋、腹斜筋の4つがあるが、同書で紹介している下腹やせメソッドでは、これらの筋肉を鍛え直すことができるという。骨盤と内臓を支える力を取り戻すことで下腹をへこませることが可能となり、1回30秒、座ったまま足ぶみをして呼吸するだけであるため、がんばらずに続けられるとしている。同メソッドでは4つの筋肉を鍛えるほか、骨盤の傾きを改善して脂肪を燃やす効果や、大腸を刺激して便秘を改善する効果もあり、実践することで下腹ぽっこりの原因をまとめて解消できるとのこと。3週間、同メソッドに挑戦した結果、下腹81.0cmが75.5cmに、ウエスト75.0cmが68.5cmまでダウンした実績もあるという。同書では、下腹ぽっこりの原因を筋肉・骨格・脂肪・便秘のタイプ別に解説。日常生活から予防できる下腹が出ない習慣など、スッキリお腹になるためのヒントも収録している。発売を記念し、12月15日~2018年1月8日までの期間、同書やダイエットグッズを抽選でプレゼントする「足ぶみでやせる! 下腹ダイエットTwitterキャンペーン」を実施する。
2017年12月15日甘酒は「飲む点滴」とも言われ、昔から健康や美容にいいとして親しまれてきました。しかし、一体どのような効果があるのか、知らない人も多いのではないでしょうか。実は私もそうでした!そこで今回は今年こそ甘酒を飲んでもらうべく、甘酒が持つ美容パワーを紹介していきます。甘酒が苦手な人でも味わえるようなちょっとしたアレンジレシピも紹介しますね。ぜひこの冬こそ甘酒を飲んでキレイになっちゃいましょう。甘酒には種類が2つある!?甘酒の効果を知る前に甘酒の種類を理解する必要があります。「え?甘酒ってどれも同じなんじゃ……」とお思いの人もいるかもしれませんが、実は甘酒は酒粕から作るものと米こうじから作るものの2種類があります。まず酒粕から作るタイプの甘酒はアルコールが含まれ、砂糖が入ってることが多いのが特徴です。お子さんやダイエット中の人には向いていないと言えますね。ただし、便通をよくする不溶性食物繊維が豊富に含まれているので、便秘改善や肌荒れ防止には効果的ですよ。一方米こうじから作られる甘酒は、日本で古くから飲まれてきた甘酒で、美容や健康に嬉しい酵素が豊富に含まれています。「飲む点滴」と呼ばれるのもこの米こうじからできる甘酒のことですね。米こうじから作られる甘酒には砂糖は入っていないのですが、米こうじそのものにほんのりとした甘みがあるので、飲みやすいですよ。今回は、米こうじからできる甘酒に絞ってそのパワーのほどを紹介していこうと思います!米こうじから作られる甘酒には「100種類以上」の酵素が!甘酒は美容にいいとはよく聞きますが、その秘密は100種類を越える酵素の存在です。例えば米こうじから作られる甘酒に含まれている「アミラーゼ」や「プロテアーゼ」といった酵素は、消化吸収を助けて胃腸を元気にしてくれます。冬は甘酒を飲む機会も多いですが、年末年始の食べ過ぎで疲れた胃を癒すのにもちょうどいいですね。それに米こうじから作られる甘酒には「コウジ酸」という成分が含まれ、シミの原因となるメラミン色素の過剰生成を抑えてくれます。顔だけではなく体全体の肌の黒ずみにも期待大ですよ。甘酒にはビタミンB群が豊富で、肌が蘇る!また米こうじからできた甘酒はビタミンB1やビタミンB2が豊富に含まれています。これらのビタミン群は肌の代謝を高めて肌を艶やかにしてくれる働きがあるんですよ。例えばビタミンB1は皮膚を健康に保つ役割があり、ビタミンはB2は細胞の再生を促して肌のハリや弾力を取り戻します。代謝をよくしたり、髪の毛の艶もアップさせますよ。ビタミンB1は玄米などに、B2はレバーなどに豊富に含まれていますが、現代人の食生活は偏りがちなので、ビタミンB1とB2が不足ぎみです。しかしこれらのビタミン群が不足すると疲れやすくなったり口内炎ができやすくなってしまいます。体を労わりたい年末の時期こそ、甘酒を飲んでビタミンを補いましょう。食欲を抑える効果も!甘酒はダイエットの強い味方最近注目の成分「アルギニン」や「グルタミン」といった成分が豊富に含まれている点も、米こうじからできた甘酒の特徴です。アルギニンは食欲を抑える働きがあり、ダイエットに有効な成分です。しかも脂肪の代謝を促し筋肉を強化する効果もあるので、食事量を減らしながらも引き締まった体が手に入りますよ。また、アルギニンには角質層を保湿する効果があり、乾燥やひび割れを防ぎます。アルギニン入りのクリームが老化による乾燥に効果的だったという報告もあるほどです。グルタミンは体内に存在するアミノ酸の中でも60%を占め、体内で一番多いアミノ酸と言われています。グルタミンがあることで私たちは怪我を治しやすくしたり、細菌やウイルスの侵入を防いだりしているんですよ。「甘酒×ヨーグルト」は相乗効果を発揮する「最強の発酵食品」甘酒はそのまま飲んでもいいですが、ちょっとだけアレンジを加えると美容効果がアップします。中でもおすすめは甘酒×ヨーグルトの組み合わせです。ヨーグルトと甘酒には多くの共通するビタミンB群が含まれていて「最強の発酵食品」とも言われています。一緒に食べることで即効性のある疲労回復効果が期待できますよ。それに甘酒に含まれるアルギニンやグルタミンと、ヨーグルトに含まれるアミノ酸が相乗効果を発揮し、コラーゲン生成が促進されて、乾燥肌の改善にも役立ちます。意外にもヨーグルトと甘酒の相性はばっちりで、ヨーグルトの酸味と甘酒の甘みが絶妙なバランスです。ヨーグルトはフルーツ入りのものでもおいしく味わえますが、酸味と甘みのバランスを楽しみたいなら断然プレーンをおすすめします。甘酒ヨーグルトは寝る前に食べるとヨーグルトに含まれるカルシウムが興奮をしずめ、甘酒に含まれるパントテン酸がストレスを和らげるため良質な睡眠を手に入れることができますよ。甘酒の量は決まっていないので、お好みで調節してくださいね。便秘や肌荒れは「甘酒×セロリ」が「若返りの妙薬」にそしてかなり意外かもしれませんが、甘酒×セロリの組み合わせで作る「セロリの甘酒漬け」もおすすめです。セロリは腸内環境を整えて便秘を防ぐ役割がありますが、そこに甘酒を組み合わせることでさらに整腸作用がアップします。便通がよくなると美肌効果も見込め、吹き出物もできにくくなりますね。セロリの甘酒漬けは別名「若返りの妙薬」だなんて言われているんですよ。セロリの甘酒漬けの作り方は簡単で、薄切りにしたセロリを塩で揉み込み、一度水分を捨てたら今度は甘酒を入れて揉み込むだけです。好みで醤油を垂らしたり、ラー油を入れてもおいしいですよ。アレンジ次第でおかずにもお酒のおつまみにもなり得ます。サクサクと食べられるので、お子さんにも人気です。いつもなんとなくスルーしてきたけど、今年こそ甘酒を飲んでみようと思えてきましたか?甘酒には女性に嬉しいパワーがたくさん含まれているんですね。除夜の鐘を鳴らしに出向いた先や、親戚の集まりで甘酒をすすめられたら、美容のためにもぜひ飲んでみてください。参考:『食べるクスリ甘酒ヨーグルト』主婦の友社/落合 敏、グリコ栄養成分百科、グリコPOWER PRODUCTION、『読むだけで便秘解消おなかスッキリ100のコツ』主婦の友社/主婦の友社
2017年11月30日バナナには、便秘や肌の改善、ダイエット効果など、さまざまな健康機能が期待できることが知られている。また日本バナナ輸入組合の調査によると、約80%もの主婦が「家族に食べさせたい」と思っているという調査結果も。このような状況を踏まえ、日本バナナ輸入組合はバナナ摂取の具体的な効果を改めて明らかにするために、小学生のいる家庭3家族を対象として「バナナ摂取試験」を2017年8~9月に実施した。健康・美容・学力への効果が実証!試験では1日2本、2週間のバナナ摂取をしたところ、家族の便秘の悩みが約10分の1に減少。成長期の子供を除く両親については、平均0.37kgの体重減というダイエット効果も見られた。また、母親については「肌の水分量」と「肌のハリ」が向上。特に肌のハリ具合は4.6%アップするという結果に。さらに、子供の100マス計算では、バナナ摂取開始日のテストにかかった時間より、摂取2週間後にかかった時間の方が、平均2分12秒も短縮。点数も平均1点アップ。試験終了時のアンケートでも「集中力が向上した」「仕事や家事、勉強を効率良くできるようになった」という意見が聞かれるなど、バナナ摂取で子供の集中力が劇的に向上したことが明らかとなった。家族の「会話が増えた」「笑いあうことが増えた」など情緒的な効果も今回特に注目すべきは、バナナ摂取に家族の絆を強める効果も見られたことだ。摂取試験を通して「家族の会話が増えた」「家族が笑いあうことが増えた」「家族仲が良くなった」と3家族の83.3%もが回答しており、バナナを継続的に食べると、家族にとってさまざまな嬉しい効果が見込まれることが判明した。腸の専門家である松生クリニック院長松生恒夫医師は、この結果を、「家族の便秘が改善されたり、肌の調子が良くなったり、集中力が高まったりすることで、みんなが明るく前向きになった結果、情緒的な効果が実感できたのではないか」と分析している。実証動画『FAMILIKE家族に幸せをもたらす黄色い食べ物』これらの「バナナ摂取試験」の様子は、動画『FAMILIKE家族に幸せをもたらす黄色い食べ物』として、2017年10月10日(火)より「バナナ大学-バナナの情報総合サイト-」内で公開。その結果、公開からわずか1週間で再生回数は60万回を突破し、バナナの家族に対する嬉しい効果への感動と驚きの声が視聴者に広がっている。家族に幸せをもたらしてくれる、バナナ。健康や美容に悩む方はもちろん、家族の絆をもっと深めたいと思っている人にもぜひ、日常の食卓に取り入れることをおすすめしたい。【参考】※バナナ大学-バナナの情報総合サイト-※実証動画『FAMILIKE家族に幸せをもたらす黄色い食べ物』
2017年11月08日ドイツではスーパーにも薬局にも常時50種類以上のハーブティーが並び、「なんだか体の調子が悪いかも」というときはみんなハーブティーを飲んでいます。熱が出ても薬に頼らず、ハーブティーで治すほどなんですよ。そこで今回は、ハーブティーのプロとも言えるドイツの薬剤師さんに「女性に嬉しい効果を発揮するハーブティー」を聞いてきました!生理痛の緩和やダイエットが期待できるものまで、ハーブティーの素晴らしい効果を見ていきましょう。生理中は薬よりこれ!「女性ホルモンをアップさせるハーブティー」生理痛や更年期など、女性には多くの悩みがあります。そんな悩みを解消してくれるおすすめハーブティーを伺うと、真っ先に「チェストベリー」と教えてくれました!チェストベリーはヨーロッパ南部が原産のハーブで、ヨーロッパの女性は古くからよくこのハーブティーを飲んでいたそうです。「プロゲステロン」という成分がホルモンに働きかけ、生理周期を安定させたり生理痛を和らげるのに効果的で、「つらい生理の問題はこのハーブティーから試してみるのが一番」と太鼓判を押していました。生理前のイライラにも効果的で、気持ちを穏やかに和らげてくれるみたいです。薬剤師さんは「女性として元気がないとき、ホルモンをアップさせるために飲むのも良いよ」と言っていましたよ。少しに苦みがありますが、苦手ならハチミツを入れると飲みやすくなります。また、「ラズベリーリーフ」や「レディスマントル」も滋養強壮に効果があり、“女性のためのハーブ”として多くの人に支持されています。ラズベリーリーフはヨーロッパ木いちごの葉っぱを乾燥させたものですが、名前から想像するようなフルーティーな香りはそこまでなく、どちからというと香ばしくて食事とも合いそうです。ラズベリーリーフに含まれている「フラガリン」という成分が子宮の状態を正常に整えるよう働きかけ、妊婦さんが飲むことで安産を導きます。レディスマントルもヨーロッパでは中世の時代から飲まれていた女性のための定番ハーブで、こちらもホルモンバランスを整えてくれます。これらはブレンドして飲んでも良いそうなので、自分好みにアレンジして好きなテイストを見つけてみましょう。ホットで飲みたい「体を温める冷え改善ハーブティー」ドイツの冬はとにかく冷えるので、女性はハーブティーで体を温めています。中でも一番人気なのは「ローズマリー」で、ドイツでは摘みたてのフレッシュなものにお湯を注いで飲むことも多いです。ローズマリーの効果を聞くと「毛細血管を強くして血行を促進すること」だそうで、末端冷え症の人には特に効果があるようです。体が冷えると肩こりなどの症状も出てきますが、ローズマリーは筋肉を優しくほぐす役割も担ってくれるんですよ。冷えによる他の症状にも働きかけてくれる万能ハーブですね。30代後半~40代の人には「ギンコウ」がよく効くそうです。ギンコウは日本でもお馴染みイチョウの葉のハーブで、ギンコウのハーブティーを飲んだ1時間後に、血行が50%以上も良くなったという実験結果もあると言います。めまいや耳鳴りにも効くことから、医療用にも使われており、「寒さからくる体調の悪さ」を感じたときには、こちらをおすすめするそうです。ローズマリーもギンコウも漢方薬のようなクセが少々ありますが、シナモンや擦ったショウガを混ぜると飲みやすくなります。しかもシナモンやショウガも血行促進に有効なので、相乗効果が見込めますよ。すでにシナモンやショウガパウダーが入ったローズマリーハーブティーは、確かにドイツのスーパーでもよく見かけます。美白は必須!「エイジング効果があるハーブティー」エイジングケアに効果が期待できるハーブティーといえば、定番「ローズヒップティー」です。ヨーロッパでも多くの女性が肌のために飲んでいるのを見かけます。薬剤師さんにその効果のほどを聞くと「数あるハーブの中でも最もビタミンCが豊富で、ターンオーバーの正常化や美白を導いてくれる」と嬉しい答えが。「ビタミンCはレモンの約20倍で、体の酸化を防止するビタミンEも入っているから顔のたるみにも効果的だよ」と教えてくれました。ちなみに乾燥気味の私の肌を見せ、「これも治るか」と尋ねると、「毎日1杯飲めばすぐ美肌よ」と即答の薬剤師さん!早速買って試していますが、確かに朝方の肌が元気になっている気がします。できればビオ製品がいいそうで、効果が特に増すそうです。他にも「レモンバーム」は長く飲み続けることで根本から肌が改善され、寝不足など生活習慣に“左右されにくい”肌をつくることができるそうです。肌の新陳代謝が上がることがその理由で、香りも楽しみながら飲むとリラックスにも繋がります。またこれらによくブレンドされる「ヒース」もおすすめで、メラニンの生成を抑制したり、にきびを防いだりしてくれます。ヒースは別名エリカとも呼ばれ、飲むだけではなく化粧品にもよく使われているんですよ。「濃いめに煮だして、それで顔を洗っても効果があるよ」とのことで、化粧水代わりに使うこともできます。匂いもほとんどないので安心してください。食前に飲むと満腹に?「飲むだけでダイエットができちゃうハーブティー」ヨーロッパではダイエットのためにハーブティーを購入する人も珍しくはなく、新陳代謝が低下する30代くらいの購入層が特に多いと言います。そんな彼女たちに薬剤師さんがすすめるのは、迷いなく「フェンネルティー」だそうです。フェンネルティーは古代ギリシャ人が愛飲していたハーブティーとも言われ、当時も女性がキレイになるために利用していたそうです。フェンネルティーの第一の効果はなんと言っても食欲を抑える働きがあること。食事の30分前ほどに飲むことで、食べたい気持ちを8分目程までに抑えてくれます。ギリシャでは食べ過ぎ防止と香りづけの両方をかねて、料理にも使われているようですよ。また、便秘の解消、利尿作用、発汗作用もあって、皮下脂肪を溜めにくい体に導きます。特に運動前に飲むと発汗作用が効率よく働くので、水の代わりにフェンネルティーを飲んでみても良いでしょう。薬剤師さんは「便秘気味の人にもすすめている」そうで、ダイエットが目的でなくても気軽に飲めるハーブティーなようです。さらに体内脂肪対策をしたいなら「アーティチョーク」がおすすめです。アーティチョークはドイツの保健省が中性脂肪を低下させると認めたほどで、「継続して飲むと効果が現れやすい」と言っていました。しかもアーティチョークに含まれる食物繊維は、膨らんで胃の中に滞在しやすいので、こちらも食べ過ぎを防止してくれます。便秘にも効果的で「おならが臭くなくなるほど、腸内環境が良くなる」らしく、この効果を求めて買う人も多いのだとか。それこそがハーブが体内に変化を与えている証拠で、根本的な体の改善が見込めるということですね!現在飲まれているハーブティーの数は何百種類以上にもなると言われ、海外では気分転換に飲むというよりお薬に近い立ち位置で飲んでいる人が多いようです。日本ではなかなか聞き慣れない種類のものもあるかと思いますが、インターネットや専門ショップに行けば簡単に手に入るので、気になる効用のものがあればぜひ試してみてださい。1日1杯のハーブティーで健康と美容が手に入るかもしれませんね。
2017年10月17日運動せずに痩せる。それは、運動嫌いな女子の永遠のテーマかもしれません。ジムやヨガスタジオに通うことなく、痩せることってできるのでしょうか?心がけ次第では、それも可能なんです!日常生活のなかでスリムダウンを図るコツを、専門家の意見を交えながらお伝えします。睡眠を十分にとる毎日、睡眠時間をしっかり確保していますか?眠りが足りなかったり、熟睡できなかったりすると、太りやすくなることが研究でも明らかになっています。また、眠り過ぎも体重増加の原因に!これは、ホルモンバランスの崩れによるものだそうです。「睡眠不足の翌日は、体が糖分や脂質たっぷりのものを欲する傾向にある」(医師談)というのも、太りやすくなる原因のひとつ。人によって最適な睡眠時間は異なるものの、成人の理想は7〜8時間と言われています。みなさんはいかがでしょう?便秘しない食生活を心がけるあえて朝食を抜いたり、1日2食しかとらない……というのは逆効果。1食抜くと体が栄養たくわえモードに切り替わり、脂質などの栄養分を体にため込みやすくなるのだそうです。また、次の食事の際に、脂質や糖分が欲しくなるという欠点も。欠食は、腸内環境に影響しかねません。腸内に悪玉コレステロールが増えると、睡眠ホルモン「セロトニン」の分泌量が減少するという悪循環に。女性であれば誰もがご存知のように、便秘はダイエットの天敵です。腸内環境をよくするには、ヨーグルトやキムチなどの発酵食品や、食物繊維たっぷりの野菜やフルーツなどを積極的にとること。また、ストレスを感じにくい生活を送ることも大切です。積極的に歩く!運動が嫌いな人でも、歩くだけなら、それほど苦にならないのでは?まずは1日60分ほど歩くのを日課にしてみましょう。デスクワークの人にとって60分は長い気もしますが、就業時間中の1〜2時間ごとに5分歩くだけでも約30分。通勤時の20〜30分と合わせれば、60分の目標はすぐに達成できるはず。医師によれば「早歩きすると、よりカロリーを消費しやすくなるので効果的」だそうですよ。歩くだけで痩せるわけない……と思っているそこのアナタ!これが意外とスゴイんです。私自身や友人の体験談をご紹介しましょう。夏場は暑くてなかなか眠りにつけないこともあり、この3週間ほど、毎日夕食後に45分ほど歩くのを日課にしてみました。すると、熟睡できるようになっただけでなく、冬の間に増えてしまった2kgが落ちたんです!「駅から歩いて15分ぐらいのところに住んでいたとき、太ももが細くなった経験がある」「半年間、夕食後の1時間ウォーキングを日課にしたら10kg痩せた」という友人たちの証言も。どれも痩せるという目的だけでなく、健やかな毎日を送る上で大切なことばかり。運動せずに痩せる方法。それは、健康的なライフスタイルを心がけることがポイントのようですね。参考:madame、webMD
2017年08月10日私たちにとても馴染みのある食べ物、さつまいも。甘い炭水化物なので、一見ダイエットや美容には不向きに思えますが、実はヘルシーで栄養満点のダイエットフードなんです!さっそくその魅力をご紹介します。さつまいもは意外と低カロリー!ごはん1膳150グラムのカロリーは、約250キロカロリー。さつまいも(蒸し)は150グラムで210キロカロリー。この通り、ごはんをさつまいもに置き換えるだけでカロリーダウンができます。それに加えて腹持ちがとても良く、どか食いを防いでくれます。そしてお米やパンに比べて血糖値が上がりにくいので、太りにくいのも特徴。女性に嬉しい栄養素がたっぷり女性の悩みと言えば、何と言っても便秘や肌荒れですよね。さつまいもには食物繊維、ビタミンCがたっぷり含まれているので、便秘解消や美肌効果が期待できます!まさに女性の強い味方ですよね。そしてもう一つ嬉しいのは、加熱しても栄養が壊れにくいところ。蒸したり焼いたり、色々な調理法が楽しめます。さつまいもで置き換えダイエット!韓国ではすでに、さつまいもを主食に置き換える「コグマダイエット」がメジャーになりつつあります。コグマ=さつまいもの事で、韓国アイドルも取り入れています。主食をさつまいもにダイエットしているけど、どうしても炭水化物がやめられない……という人は、お米やパンの代わりにさつまいもを。栄養価が高く腹持ちも抜群。また、ホクホクで美味しい「さつまいもごはん」にすれば、普段食べている半分のお米で満腹感が得られますよ。デザートに食後はアイスやケーキではなく、さつまいもに置き換えてみましょう。またヨーグルトに蒸したさつまいもをトッピングすれば、最強の便秘解消スイーツになります。栄養がたっぷりで美容やダイエットにうってつけなさつまいも。秋だけとは言わず、オールシーズン取り入れたい食材です!【参考】AJINOMOTO、わかさ生活、グリコ
2017年07月19日注目のりんご酢を飲みやすく2017年6月19日、常盤薬品工業株式会社は炭酸飲料「スッキリりんご」を販売スタートする。同社はこれまでスッキリ梅やスッキリレモンなどのクエン酸を配合した炭酸飲料を販売してきた。今回はそんなスッキリシリーズに新しい商品が加わるのだ。スッキリりんごにはりんご酢を配合している。りんご酢はりんご果汁を原料にした酢で、りんごの爽やかな甘味と酸味が人気。りんご酢は美容や健康にも効果的と注目されているのだが、酢を飲むことに抵抗がある人もあるだろう。しかし、同商品のように炭酸飲料になっていると酢独特の臭いも軽減され、酢を飲むことに抵抗がある人でも飲みやすい仕様になっている。りんご酢のどこがすごいの?りんご酢は美容や健康に効果的とされているが、りんご酢に含まれるクエン酸が特に注目を集めている。クエン酸には代謝をアップさせる効果や疲労回復効果があると言われている。同商品ではりんご酢にさらにクエン酸をプラスしているため、りんご酢を単独で摂取するよりも多くのクエン酸を摂取することが可能。また、りんご酢にはアップルペクチンが含まれている。この成分は腸内の善玉菌を増やして蠕動運動を活発にする効果を期待することができる。つまり、便秘に効果的ということだ。便秘が解消されればさらに代謝をアップさせ、便秘が原因の肌荒れが改善することも期待できるだろう。これからのたっぷり汗をかく季節はこのスッキリりんごで水分補給してみてはいかがだろうか。想像以上の美容効果を発揮してくれるかもしれない。(画像はプレスリリースより)【参考】※常盤薬品工業株式会社プレスリリース
2017年06月15日妊娠中は、吹き出物やニキビが増えたり、肌がカサカサになったりといった肌荒れが起こりやすくなるといわれています。妊娠中に肌荒れが起こりやすいのは、どのような原因があるのでしょうか。ここでは、妊娠中の肌荒れについて詳しく見てみましょう。妊娠中に肌荒れがおきやすい原因(1)ホルモンバランスの乱れ女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)は、女性の身体の健康維持に大きな影響を与えると考えられています。生理の周期に合わせて、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量は変化しながらバランスを保っていますが、妊娠するとエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が急激に増えるといわれています。エストロゲンやプロゲステロンの分泌が増えると、ホルモンのバランスが乱れて肌がカサカサになったり、吹き出物やニキビが増えたりします。また、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌を指示しているのは、下垂体や視床下部などの脳や神経です。脳や神経は、ストレスや睡眠不足、不規則な生活などの影響を受けると、ホルモンを分泌するための的確な指示が出せなくなります。ホルモン分泌の的確な指示がでないことが、ホルモンバランスの乱れにつながるといわれています。ホルモンバランスが乱れてしまい女性ホルモンの分泌量が減り、男性ホルモンの分泌量が過剰になってしまうと、男性ホルモンの働きによって皮脂の分泌量が増えたり、毛穴を塞いだりするため、肌荒れが起こりやすくなります。妊娠中に肌荒れがおきやすい原因(2)栄養バランスの偏り日々の食事は、ホルモンの分泌を促すために大切です。しかし、栄養バランスが偏っていると、ホルモンの分泌が悪くなることがあります。ホルモンの分泌が悪化すると、ホルモンバランスの乱れにつながり、肌荒れが起きやすいと考えられています。つねに、栄養バランスの整った食事をすることを心がけましょう。また、女性ホルモンの分泌を促す効果が高いといわれるビタミンB6やビタミンEなどは、多く含まれる食材を積極的に食べるとよいでしょう。ビタミンB6は、レバーやカツオ、サツマイモなどに多く含まれています。ビタミンEを多く含んでいる食べ物には、ウナギやアボカド、ナッツ類などがあります。その他に、大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同様の働きがあるといわれており、ビタミンB6やビタミンEなどと同様に、積極的に食べましょう。大豆イソフラボンは、味噌や豆腐、納豆などの大豆製品に含まれています。妊娠中に肌荒れがおきやすい原因(3)便秘食事から身体の中へとり込まれた食べ物は、身体の中のさまざまな部位で栄養を吸収します。栄養が吸収された食べ物は、身体の外へ便として排出されます。しかし、なんらかの原因で、順調に便の排出が行われずに、大腸内に長い期間、便がとどまっている状態を便秘といいます。妊娠中は、分泌量が増えるプロゲステロンの影響で便秘になりやすいといわれています。便秘とは、便として身体の外へ排出しなければいけない食べ物のカスが、身体の中にとどまっている状態です。とどまっている食べ物のカスは、悪玉菌のエサになってしまい、悪玉菌が腸内に増える原因になります。悪玉菌が増えると有害物質やガスが発生し、便とともに身体の外へ排出されずに、血液へ吸収されてしまいます。血液へ吸収された有害物質やガスは、身体の外へ排出されるために肌を経由します。これが原因となり、肌が持っている本来の機能が低下してしまい、肌荒れを起こすと考えられています。便秘を解消するためには、きちんと朝食を食べましょう。また、起きたときに、水をコップ1杯飲むと、腸への刺激となり排便につながるようです。そして、善玉菌のエサになる食物繊維をたくさん含んでいる食材や、ヨーグルトなどの乳酸菌やビフィズス菌を含んでいる発酵食品なども積極的に食べましょう。さらに、水分の摂取もスムーズな排便を行うためには欠かせません。水分は、1日あたり、1.5〜2リットルほどを摂取することをおすすめします。その他に、便秘の解消法として、おななに影響がない程度に適度な運動もよいでしょう。同じ姿勢でじっとしていると、腸の働きが悪くなり便秘の原因になると考えられています。その際は、必ず医師に相談して行いましょう。監修:小谷和弘
2017年05月01日さまざまな原因で発症するアトピー性皮膚炎は、漢方で治療する方法も選択肢として有効と考えられます。アトピー性皮膚炎の漢方治療について、詳しく説明します。アトピーに対する漢方の考え方漢方と西洋医学はどちらも原因療法ではありますが、アトピー性皮膚炎に対する西洋医学の考え方は、原因や皮膚のみに目標を絞って局部的な治療に力点をおいているとされています。それに対して、漢方では局部的に皮膚のみの治療よりも体全体の活力を増強させ、健康体として調和をとるという考え方を主眼におくといわれます。アトピー性皮膚炎において重要な漢方の要素皮膚は内臓を映す鏡ともいわれていますが、アトピー性皮膚炎において重要とされる内臓は、漢方理論の五行学説では「脾(ひ)」や「肺」、「腎」にあたると考えられています。肺漢方では肺が皮膚をつかさどるとされています。そのため、アトピーを考えるときに、まずは肺について考えるといわれています。皮膚は呼吸をしており、漢方において呼吸機能を担っている肺の系統に含まれるとされています。肺の機能としては、粛降(しゅくこう)や宣発(せんぱつ)と呼ばれる全身に清らかなものを巡らせ、排泄物や老廃物を体の外に排出する働きがあると考えられています。このことから、漢方では排泄物を体外に排出する臓器の大腸も肺に属すといわれます。また、肺は空気などに体外から触れる臓器とされています。そのため、花粉やウイルスなどの異物から体を防御する場所と考えられていますが、この体を守る(バリア)機能がうまく働かないと風邪(かぜ)をひく場合や花粉症などのアレルギー疾患が生じることがあります。また、大腸の機能が低下すると、排泄物の排出がうまく行われないために、咳や肌荒れなどの症状が現れやすくなるといわれます。脾脾は、食事などで摂取した飲食物の消化や吸収により、血や気の元となる栄養分を得る胃腸の活動を行う場所と考えられています。脾は肺を養う場所でもあり、脾の機能が低下することで肺の働きが衰えることがあります。また、ストレスや暴飲暴食などによって、消化吸収が正常に行われなくなると便秘や下痢が引き起こされる可能性があります。腎腎は漢方において、水分の調節をはじめ骨や骨髄、ホルモン分泌などをつかさどっています。腎の働きが低下することで水分のバランスが損なわれて体が乾燥したり、反対にむくみが生じたりします。また、腎の機能が衰えることで脊髄において白血球などに代表される免疫細胞の生成に異常が起き、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の慢性化やそれ以外のアレルギー疾患が生じることがあります。漢方でみるアトピーの原因アトピーが発症する要因には、体質的な要因と環境的要因があるといわれ、体質的な要因としては、アトピー素因があることや皮膚バリアの低下が考えられます。また、環境的要因には、アレルゲンと呼ばれるアレルギーを起こす物質の存在や化粧品やシャンプーや石けんなどの洗浄剤、衣類などの外部刺激、睡眠不足や疲労、ストレスなどがあるといわれます。アトピーの原因には、年代によっても変化があると考えられ以下のような特徴があります。乳児期乳児期の胃腸は、消化吸収が弱いためミルクや母乳を吐いたり、便秘や下痢をしたりしやすく消化力の弱さからタンパク質がアミノ酸に分解することができないといわれます。そのため、未消化で分子の大きい物質がアレルゲンになっていると考えられます。また、乳児期は肌が弱いことや免疫機能が整っていないことも原因のひとつになっているといわれています。つまり、乳児期のアトピー性皮膚炎においては、未発達の未熟さが原因になると考えられています。幼児期〜小児期幼児期から小児期は体の機能の発達してくるため、アトピー性皮膚炎が新たに発達することが少ないといわれる時期です。発症する場合の主な原因としては、ハウスダストや胃腸の弱さからくる食物などが考えられます。青年期〜成人期青年期から成人期は、これまでアトピーの兆候が全くない人でも発症することがあります。この時期は、乳児期とは異なり健全な胃腸機能をもつことが多いため、原因としては疲労やストレス、睡眠不足などの生活習慣などがあげられます。ほかにも、過度の飲酒や喫煙などの嗜好品、食生活の偏りも原因となる可能性があります。また、部屋の掃除が行き届いていないことや生活環境の変化によるアレルゲン、副腎の機能が低下することなども原因と考えられています。アトピーの漢方治療とは漢方には、標治(ひょうち)といわれる症状の抑制に対して即効性が期待できる処方や、根治(こんち)といわれる体質の根本的な改善することを目指した処方があるとされます。これらを症状に応じて組み合わせることで、アトピー性皮膚炎がでにくい体質を構築し、根本的な治癒をめざします。漢方でアトピー性皮膚炎の根本的治療を考えた場合には、皮膚だけではなく全身の症状を観察して全身に作用するための漢方薬が処方されるといわれ、皮膚を治療するために消化器系や肺へ働く漢方薬を使用することがあります。皮膚の症状を軽減するだけでなく他の症状にも作用することが期待されるため、漢方の治療は外側からだけでなく内側からの改善が期待できると考えられています。監修:小谷和弘
2017年05月01日産後になると肌トラブルが多いだけでなく、便秘に悩む人が多いとされています。肌トラブルと便秘はどのような関係があるのかについて解説していきます。産後の肌トラブルは便秘が原因?妊娠と出産により、女性の体が変化します。それにともなって、さまざまな肌トラブルが起きて、ニキビや吹き出物や肌荒れなどといった皮膚症状などが現れるとされています。妊娠と出産により肌トラブルが起こっているともいえますが、肌トラブルに悩む女性の多くに、便秘体質がみられるといわれています。便秘にも悩んでいる女性は、便秘から肌トラブルがきている可能性もあると考えられます。摂取した食べ物から、体にとって必要な栄養を吸収した後、残った食べ物のカスは便として腸を通って肛門から排出されます。しかし、スムーズに便が排出されない状態を「便秘」といいます。文字どおり、便秘は常に体の中にたまった状態であり、排便できないということは、食べ物のカスが体内にたまり続けることを意味し、悪玉菌のエサも増えるとされています。悪玉菌のエサが増えると、悪玉菌が増殖し、その影響でガスや有害物質などが発生します。発生されたガスと有害物質は血液に吸収され、肌から外に排出されます。肌がこれらの働きをすると、肌本来の新陳代謝の働きまでできにくくなり、肌トラブルが起きるとされているのです。肌トラブルが便秘からくると仮定すれば、便秘を解消することで、肌トラブルの改善に期待が持てるでしょう。もし、便秘が解消しても肌トラブルが持続してしまう場合、皮膚科を受診するようにしましょう。便秘を診てもらう場合は消化器科となっていますが、付近にない場合は内科でも診てもらうことも可能です。便秘以外で肌トラブルの原因となること出産後、女性は母親として赤ちゃんの育児に集中しています。赤ちゃんは非常にデリケートなうえ、なにかが起きる前に、常に傍にいる必要があります。そのため、満足な睡眠時間が得られず、結果的に肌トラブルを引き起こす原因となっていると考えられています。このように、便秘以外に産後の肌トラブルの考えられる原因をあげて解説していきます。ホルモンバランスの乱れ女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは出産後に減少します。エストロゲンは女性らしい体を作り、美肌を作り、さらに活性酸素を抑制するという働きを持ちます、エストロゲンが減少すると、エストロゲンの機能が低下し、シミや肌のたるみにつながります。ちなみに、プロゲステロンという女性ホルモンがありますが、こちらは妊娠をサポートする働きを持ちます。睡眠不足や疲労・ストレス出産後、母親は赤ちゃんのために、どのようにして育児をしていくのかという知識を得ることも求められます。その影響で、身体だけでなく脳にも疲労をおよぼし、精神的な疲労も蓄積されます。脳の疲労は睡眠によって回復されます。しかし、その睡眠が不足し、さらにストレスや疲労などが蓄積されると、肌トラブルの原因になります。男性でも母親的な立場で育児をすると、同様の状態になると考えられるでしょう。肌老化・肌ダメージの改善能力が低下睡眠中に、美肌に関係する成長ホルモンやメラトニンなどが分泌されます。成長ホルモンは肌のダメージを修復し、メラトニンは疲労回復だけでなく細胞の老化を抑えるという働きを持ちます。しかし、睡眠不足になると、これらのホルモンの恩恵を得られることが難しくなります。産後の便秘を効果的に解消する方法肌を健康に保ちつつ、便秘を予防または解消することが大事です。産後の便秘に効果的な対策法を次にあげて解説していきます。水分を多めに補給母乳を赤ちゃんにあげようとすると、母乳は母親の体内の水分から作られますので、それだけ水分が失われることになります。スムーズに排便するために水分補給が欠かせませんので、妊娠前より多く水分を摂取する必要があります。1日に1.5〜2リットルぐらいの水分をとるといいでしょう。また、起きてすぐにコップ1杯の水を飲むことによって、腸が刺激されて排便しやすくなります。善玉菌を増やして対策善玉菌を増やすには、ビフィズス菌や乳酸菌が含まれる発酵食品を摂取するようにしましょう。ヨーグルトなどを、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などと積極的に摂取すると、善玉菌を増やす効果が期待できると考えられます。運動不足を解消運動不足になることで腸の働きが弱くなり、便秘の原因になると考えられます。腹筋が弱くなると便を押し出す力も弱くなり、排便がスムーズに行われることが難しくなるとされています。対策として、体を適度に動かし、お腹を中心としたストレッチを日常生活に取り入れて行うといいでしょう。監修:神林由香
2017年04月30日薬味を使った簡単デトックスレシピや食べ合わせまでわかる『若杉友子の毒消し料理』発売3月30日PARCO出版から、健康本のベストセラー著者である「若杉ばあちゃん」、若杉友子の最新刊『若杉友子の毒消し料理』が発売された。この本では、薬味をふんだんに使った簡単デトックスレシピや毒消しの基本を紹介している。毒素がたまっていると美容も健康も維持できない疲れが取れなかったり肌荒れが治らなかったり、なんとなくカラダの不調が続いているといったことはないだろうか?これはカラダにたまってしまった毒素が関係している場合も多い。そして、痩せにくいカラダを作ってしまうということもありダイエットをしている人には毒素は大きな敵になってしまう。毒素とは?老廃物や有害科学物質は知らないうちにカラダにたまってしまう。特に有害科学物質は食品だけでなく空気中にもあるため、取り込まないつもりでも自分の意思ではどうにもならない。食品添加物や排気ガス、大気汚染物質など生活や環境から来るものが有害化学物質である。一方、老廃物とはカラダの代謝が行われるときに不要になったもののことをいう。主にこの2つがカラダの中で毒素といわれるものである。おばあちゃんの知恵はすごい!そのカラダにたまってしまった毒素を食事で出そうというのが『若杉友子の毒消し料理』。著者の若杉友子は「若杉ばあちゃん」として健康なカラダ作りをする“食養”の普及活動をしている。「若杉ばあちゃん」は“食養”とは、日本人の知恵、自然と生きる生活法だと考える。今回の『若杉友子の毒消し料理』も日本人の知恵である薬味をふんだんに使い、肉や魚、砂糖や油と食材ごとに毒消し作用のある薬味を合わせたレシピを紹介している。食事で体内環境を整えるとスムーズにデトックスができるデトックスをするにはもちろん運動も必要である。しかし、体内環境がよくないと運動だけでは足りない。内臓やリンパなど、カラダの機能が健康でないと毒素を出す力が足りないのだ。わかりやすい例では便秘がある。腸の働きが弱いといらないものをカラダの外に出す力も弱くなるので便秘になってしまうのである。便秘をすることにより肌荒れや食欲不振など体調不良を起こすこともある。しかし、体内環境を整えればどうだろう?いらないものをキチンとカラダの外に出せる。いらないものがないので中からキレイに。常にキレイな状態であれば新陳代謝も正常になり美容の要である肌もキチンとオーバーターンを行えるようになる。美容にも健康維持にも大切なことだ。食事は人間の基本である。足りないものをサプリメントで補うのも1つの方法だができれば日々の食事で健康維持や美容を目指したいものである。(画像はプレスリリースより)【参考】※PARCO出版プレスリリース/@Press
2017年04月05日みなさんは、「腸内フローラ」という言葉を耳にしたことがありますか?最近ではメディアなどでも取り上げられるようになったので、聞いたことがある、という人もいるのではないでしょうか。フローラというと花を連想する方も多いかと思いますが、それが腸の中に……?と、具体的にどんなものなのか想像もつかないこの腸内フローラですが、実は、美肌に関係する大切な要素なんです!美肌に影響大!腸内フローラっていったい何のこと?私たちの腸内には数百種類にも及ぶ、多種多様な細菌が住んでいます。それを顕微鏡で見ると、まるで「お花畑」のように見えることから、それらの細菌は「腸内フローラ」と呼ばれるようになったそうです。腸内のコンディションは腸内フローラのバランスによって決まるため、腸内フローラの状態がそのまま腸内環境を表している、といっても過言ではないのだそう。便秘で肌が荒れるってホント?腸内環境と聞くと、多くの女性が気にかけていそうなキーワードが「便秘」。中には「便秘になると肌荒れが起こる」という説から、便秘という言葉に対して敏感になっている人もいるかもしれませんね。ですが、便秘になると肌が荒れるというのは、果たして本当なのでしょうか?先日発売された、腸内細菌と乳酸菌について科学に基づく解説を行った書籍『乳酸菌、宇宙へ行く』(ヘルシスト編集部編、文藝春秋刊)によると、便秘で肌が荒れるという直接的なデータはないものの、便秘はすなわち腸内環境の乱れであり、その結果、肌も荒れやすくなるのは確かなのだとか。腸内環境が悪化しているとき、私たちの腸内にはフェノール類という腐敗産物がたくさん発生しています。このフェノール類は血液によって皮膚まで運ばれるのですが、血液中にフェノール類が多い人の皮膚は、肌の細胞が正常に分化していない傾向にあり、それが肌のコンディションの乱れに繋がっていると考えられているのです。腸内フローラが健康になると肌の保湿力もアップ?また『乳酸菌、宇宙へ行く』によると、乳酸菌飲料を摂取した人はフェノール類が減少しただけでなく、肌の保湿力もアップしたそうです。乳酸菌研究をしているヤクルト本社中央研究所では、39名の女性を2つのグループに分け、一方のグループは乳酸菌飲料を1日1本、4週間にわたって飲み続け、もう一方のグループは乳酸菌を含まない飲料を同じ期間、同じ量飲み続けるという実験を実施。その結果、乳酸菌飲料を飲まなかったグループは肌の水分量が低下したのに対して、乳酸菌飲料を飲んだグループは10月~12月という、肌の乾燥がピークを迎える時期にも関わらず、肌の水分量を維持できたというのです。やはり乳酸菌飲料の摂取、ひいては腸内環境の改善が美肌に欠かせない要素のようです。こうした興味深い実験の他にも、『乳酸菌、宇宙へ行く』にはダイエットや美肌、老化防止と腸内フローラの関係など、女性なら誰しも気になることが、数多く紹介されています。この書籍で乳酸菌や腸内環境についての正しい知識を身につけて、周囲に差をつける美肌を手に入れる、その一助にしてみてはいかがでしょうか?【参考文献】書籍『乳酸菌、宇宙へ行く』(ヘルシスト編集部編、文藝春秋刊)
2017年03月29日簡単☆煮込むだけ!低糖質&低カロリー!究極の毒出しスープ寒い冬になると、冷えにより代謝が落ちて、「なんだか身体が重いな、むくみがちだな」と、感じるときがよくあります。そんなときは乾物系のデトックススープがおすすめです。特に30歳を過ぎると、カラダの筋肉が低下し、筋肉でできている胃や腸の働きも悪くなります。その結果、消化や吸収、排出の力が衰えて便秘になったり、体内に必要な栄養素が取り込めず、代謝が下ります。それを解消するのが、食物繊維を豊富に含んだ昆布や切り干し大根、干ししいたけなどの乾物を使ったデトックススープです。また、これらの食材には水溶性と不溶性の2種類の食物繊維が含まれます。水溶性食物繊維は便を柔らかくする効果、不溶性食物繊維は便のかさを増やして、腸のぜん動を活発にする効果があるといわれます。身体の不調を感じたとき、まず取り組みたいのはデトックス(=老廃物の排出)。安くて保存できる乾物で作るデトックススープなら、いつでも手軽に作れます。しかも、誰でも簡単に作れて美味しい!食べても太らない夢のような毒出しスープだから、一生食べ続けられるレスキュースープといえますね。よかったら作ってみてくださいね。デトックス食材がたっぷり!食物繊維パワーで身体が変わる<乾物デトックススープの素>■材料(4回分)*冷蔵1週間、冷凍2週間・切り干し大根、切り昆布各10g・干ししいたけ(薄切り)2枚・キャベツ、タマネギ(薄切り) 各100g・水400ml・ニンニク、しょうが各1かけ・塩小さじ1/4・好みで高野豆腐(一口大)100g■作り方① 全ての材料を鍋に入れて、ふたをして強火にかける。沸騰したら弱火にして、20分ほど煮込む。② 水分が残っていれば、ふたを開けて火を強め、菜箸でかき混ぜながら、水分を飛ばす。③ 保存容器に入れて、冷蔵庫で保存する。■食べ方・カップに「乾物デトックススープの素」を1/4(おたま1杯分程度)、鶏ガラスープの素小さじ1、水150mlを入れて電子レンジ(600W)で1分ほど加熱する。好みでしょうゆやごま油を加えて味を整える。*コンソメの素や中華スープも素でも、同じように作れます。電子レンジで1発!楽チン♪乾物デトックススープは夜食にも◎★デトックス食材・キャベツキャベツは多くの食物繊維を含み、体内の老廃物を吸収し排出、便秘解消に役立ちます。また、胃を健康にする成分、ビタミンUを含み、胃酸の分泌を抑えて胃腸の粘膜を丈夫にしてくれます。アブラナ科特有の成分イソシアチアネート化合物(ジチオールチアニン)は発がん性物質の活性化を抑制すると言われます。・タマネギタマネギは毒素をはさみこんで排出する代表的食材です。ケルセチン、硫化アリルなどを含み、血液をサラサラにしてくれます。・昆布昆布は不溶性食物繊維のアルギン酸やフコイダンが含まれ、便を柔らかくして排出する効果があります。また、老化を予防するヨードや、イライラを防ぐカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれます。・干ししいたけ干ししいたけは不溶性食物繊維のβグルカンが豊富。便のかさを増やし、腸のぜん動を促進します。また、イライラ防止に役立つビタミンD、糖質や脂質代謝に必要なビタミンB1、B2も多く含まれます。・切り干し大根切り干し大根は不溶性食物繊維のリグニンが多く含まれます。胃腸で水分を吸収して、腸のぜん動を活発にして排便を促します。・ニンニクニンニクに含まれるセレニウムは抗酸化作用を高め、有害物質を無害化する働きがあります。・しょうがしょうがの有効成分は、ジンゲロール、ショウガオールなどの辛味成分です。血流を促進し体を温め、発汗させ、利尿を促す作用があります。・高野豆腐高野豆腐に含まれる成分、大豆レシチンは脂質代謝を改善し、動脈硬化の予防になります。また、毒素と結合して無毒化する働きを持つ、セレンや亜鉛も含まれます。フードエッセイスト/藤井香江
2017年03月17日無添加「食養生シリーズ」の第一弾“内面を美しく”をテーマにした美容・健康関連商品の企画・販売等を手掛ける株式会社ウェーブコーポレーションは、医食同源メニューを提供する「食文化サロン 白金劉安」との共同開発による無添加「食養生シリーズ」第一弾として、2017年3月10日(金)より、『無添加プレミアムオイルΩ3,6,9』を発売した。「食文化サロン 白金劉安」は、臨床中医学に基づいた漢方食養湯やフカヒレ料理などを中心に、正しい食餌療法の理解と実践方法を医食同源メニューとして伝えているレストランで、レストランの格付け・ミシュランにおいて5年連続で星を獲得している。世界最高品質の無添加素材をバランス良く配合した“食べる美容液”『無添加プレミアムオイルΩ3,6,9』は、3種類のプレミアムオイル「有機亜麻仁油(Ω3)」、「ぶどう種子油(Ω6)」「有機エキストラバージン・オリーブ油(Ω9)」と、「有機オリゴ糖」、「スモーク醤油(天然醸造燻製醤油)」、「醸造酢」をバランス良く配合した、世界最高品質の無添加素材による“食べる美容液”。「有機亜麻仁油」は生活習慣病を予防し、血流や便秘を改善して、肌や髪をつややかにする作用があり、「ぶどう種子油」は抗酸化作用により美白効果や腸内フローラの環境改善効果がある。また、「有機エキストラバージン・オリーブ油」は、動脈硬化や心疾患を予防し、便秘改善作用もある。さらに、「有機オリゴ糖」がビフィズス菌の増殖を活性化して腸内環境を改善し、「醸造酢」が血糖値の上昇を抑制して、疲労回復や食欲増進を促す。商品バリエーションは、黒酢、赤酢、米酢の3タイプがあり、価格はそれぞれ税抜で、黒酢が4,000円、赤酢が3,600円、米酢が3,200円。なお、無添加「食養生シリーズ」の第二弾として、『スーパープレミアムコラーゲンスープ』も今後発売される予定だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ウェーブコーポレーションプレスリリース(ValuePress!)
2017年03月11日女性なら一度は憧れる、モデルの美貌。美しい体と肌をキープするためには、ストイックな努力が欠かせません。厳しい世界を生き抜くモデルたちですから、さぞや食事制限は厳しいのだろうと思いきや、実は彼女たちもおやつを食べているらしいのです!おやつといえば、ダイエットの大敵。まさかモデルが、おやつなんて食べるはずがない!と思っていましたが、”モデル”と”おやつ”をキーワードに検索すると必ず挙がってくる食品があったんです。それは、アーモンドとチョコレート。どちらもカロリーが高そうな食べ物ですが、実はダイエットにも肌にも、嬉しい効果が期待できるらしいのです。あのジゼルも認めた、モデル御用達のおやつとは?モデル長者番付で、14年連続1位に輝いたジゼル。2児の母であり、既に36歳の彼女ですが、その美貌は今も衰えることを知りません。そんなジゼルが、子どもたちと好んで食べるおやつがアーモンド。刻んだハーブとオリーブオイル、シーソルトをアーモンドにかけてオーブンで焼くのだとか。でも、アーモンドって高カロリーなイメージがありませんか?アーモンドそのものが高脂質なのは事実ですが、実はそのぶん腹持ちが良いので、食べ過ぎなければダイエット中のおやつにピッタリなんです。ミランダだってチョコレート食べます!日本でも高い人気を誇るミランダ・カーは、ダイエット中でもチョコレートを食べると公言しています。彼女が意識しているのは、食生活の8割は健康的な食事を心がけて、あとの2割は好きなものを食べることなのだとか。その2割にはもちろんチョコレートも含まれます。我慢のし過ぎが良くないことを熟知している彼女は、ダイエット中でもひとかけらのダークチョコレートを食べるのだそうです。さすがミランダ、女子の気持ちがわかってますね。チョコレートは食物繊維が豊富なので、お通じを整えてポッコリお腹の解消にも役立つほか、ダイエット中のストレス緩和にも最適というワケなんです。アーモンドチョコレートの隠れ美容効果って?これから寒い季節になると増えてくる肌のお悩みといえば、肌の乾燥です。肌のターンオーバーが停滞しやすくなる30代からは、角質層が固くなる”角化”が進んで、くすみやシミの原因になったり、乾燥肌がさらに加速しやすくなります。このターンオーバーを停滞させる大きな原因となっているのが、女性に多い便秘症状。特に冬場は運動不足や寒さの影響で、腸の働きも鈍りがち。様々な要因が重なって、肌トラブルを招く結果に……。そんなとき、救世主になるのが、アーモンド入りチョコレートです。株式会社明治が行った「アーモンド入りチョコレートの健康増進効果に関する探索研究」では、30歳~60歳の女性を対象に、ブラックタイプのアーモンド入りチョコレートを継続して食べた場合と食べなかった場合の、肌質の変化を比較しました。その結果、8週間連続して食べたグループは食べないグループよりも、便通や肌のターンオーバーが改善される傾向にあることがわかったのです。アーモンドとチョコレートは食物繊維が豊富な上に、ビタミン類による抗酸化作用にも優れています。今回の研究結果は、整腸作用によって便秘が改善したことに加えて、老化の原因となる活性酸素が抗酸化作用で減少したことで、腸と肌の両面からターンオーバーが改善されたというワケなんですね。しかし、食品から摂った抗酸化物質の効果の持続性は、わずか2〜3時間と短いのがネック。効果を持続させるためには、こまめに抗酸化作用のある食品を摂る必要があります。そこで、昼食で摂った栄養の働きが鈍るおやつタイムに、アーモンド入りチョコレートを摂ることで、再び抗酸化作用が生まれる……。アーモンド入りチョコレートをおやつに摂るのは、実に合理的なことだったのです。もう迷わない!アーモンドチョコで目指せジゼル&ミランダ!おやつタイムは忙しい日々の中でも、ホッとできる貴重なひとときです。いくらダイエットのためとはいえ、おやつタイムを削ってまでストレスフルになってしまっては、元も子もありませんよね。大切なのは、どんな食品が健康のために役立つのかを知ることではないでしょうか。今回紹介したアーモンド入りチョコレートは、ニキビができやすくなるというイメージから、敬遠していた方も多いことでしょう。でも実際には、30代以上の女性にとって、まさに理想的なおやつだったのです。今まで我慢していたのはいったい……知らないって損!今からスーパーモデルを目指すことはできなくても、ジゼルやミランダのような健康的な体と肌を目指すことはできます。明日からのおやつに、もう迷うことはありません!
2016年11月28日「ブランでスッキリ!」委員会はこのほど、「妊娠と便秘」の調査結果を発表した。同調査は9月16日~23日、妊娠経験のある女性500名を対象にインターネットで実施したもの。妊娠中、便秘症状を感じたか尋ねたところ、68%が「かなり感じた」「まあまあ感じた」と回答した。また、73%が「妊娠期は便秘症状が起こりやすいこと」を事前に知っていたと答えた。妊娠期の便秘対策について聞くと、「水分を多く取るようにした」(53%)が最も多かった。次いで「産婦人科医に相談した」(39%)、「食生活を見直した」(28%)となっている。「何も対応しなかった」(13%)という回答も1割強見られた。「何も対応しなかった」と回答した人に、その理由を聞いたところ、「妊娠前から便秘だったので、仕方がないと思って諦めた」(24歳)、「元々、便秘症なので何もしなかった」(28歳)など、便秘が慢性化している人の場合は、あえて対策をせずにそのまま我慢していることがわかった。産婦人科の疋田裕美医師によると、妊娠期は便秘になりやすいという。その理由として、妊娠中に分泌される「黄体ホルモン」の影響で、腸のぜん動運動が弱くなってしまうことと、増大した子宮によって腸が圧迫され、腸の動きが鈍くなってしまうことを挙げている。妊娠中の便秘対策は、「食生活の見直しが基本」とのこと。特に、食物繊維の摂取が大事だという。「妊娠する前から便秘ぎみの人が多いように感じます。そうなると『便秘状態が当たり前』になっているので、妊娠したときにあまり便秘対策をしない場合も。妊娠前からの便秘改善が重要かもしれません」と疋田医師。また、便秘は妊婦の精神的ストレスになる場合もあるという。便秘状態になるとお腹の張りを感じるが、その張りを切迫流産の張りのように感じる妊婦も少なくないとのこと。張りは便秘によるものなのか、切迫流産なのかわからず、ストレスに感じる妊婦もいるという。疋田医師は、「ただでさえ、妊娠中は不安やストレスを感じやすい時期。余計なストレスを感じないためにも、便秘対策を心がけてスッキリ気持ちの良い毎日を過ごしましょう」とアドバイスしている。消化器専門の大竹真一郎医師も、便秘解消には「食生活改善」が重要と語っている。善玉菌を増やす発酵食品と善玉菌のエサになる食物繊維を積極的に摂(と)ることと、悪玉菌を増やす肉食を避けることで、腸内環境が改善するという。特に発酵食品には善玉菌が多く含まれているとのこと。また、腸内環境を整えるために注目されている成分が、「マグネシウム」だという。マグネシウムは腸内の水分を調整する働きがあり、マグネシウムの摂取量が少ない人は便秘になりやすいという研究データもあるとのこと。マグネシウムはナッツ類に含まれているので、ナッツ類を間食に食べるとよいという。
2016年11月04日サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「自然派ヘルシースイーツの干し芋と干し柿の美容とダイエット効果」を公開した。同サイトでは、ダイエット中におすすめのおやつとして「干し芋」「干し柿」を挙げている。干し芋はさつま芋だけ、干し柿は柿だけを乾燥させて加工したもの。脂肪分はほとんど含まれておらず、砂糖を加えていないのにしっかりした濃厚な甘さがあり、さらに噛(か)みごたえもあるのが特長だという。「干し芋」はさつま芋の皮をむき、茹(ゆ)でてから干して作られる。整腸作用のある食物繊維のほか、体内の塩分濃度を適正に保ち、むくみの解消に役立つカリウムも豊富に含まれている。特筆すべき成分としては、「ヤラピン」というさつま芋だけが持つ糖脂質が挙げられる。昔から緩下剤として知られている成分で、食物繊維との相乗効果により便秘に効果があるという。その他、若返りのビタミンといわれるビタミンE、銅、パントテン酸、ビタミンB6、葉酸なども多く含まれている。干し芋に含まれるカロリーは1枚(約25g)約80kcal。糖質(炭水化物)が多いので、食べる量は1日2枚までが目安だという。食べ過ぎるとカロリーオーバーになるが、原料のさつま芋はGI値(グリセミック・インデックス)が55と他の芋類より低い。そのため、太りにくく腹持ちがよいという特徴があるとのこと。また、温かいお茶などの水分を摂(と)りながら食べることで、満腹感が得られやすく、お通じの改善効果も高まるという。「干し柿(ほしがき)」は、栄養豊富な柿をそのまま干したもの。干し芋と同様に食物繊維が多いほか、骨の形成や代謝に関係し、消化を助ける「マンガン」や、むくみ解消に役立つ「カリウム」といったミネラルも豊富に含まれている。柿は干すことにより、β(ベータ)カロテンが3倍以上にもなる。βカロテンは体のさび付き防止作用が非常に高く、美容や健康の維持に活躍する成分とのこと。体内に入ると必要量がビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つ作用、視覚の正常化などの役割も果たすという。また、ポリフェノールの一種であるタンニンも豊富に含まれている。タンニンは抗酸化作用があるため、エイジングケアや美容効果が期待できるとのこと。ただ、タンニンは摂取しすぎると便秘の原因になるほか、鉄分の吸収を妨げることもあるので、食べ過ぎには注意が必要だという。カロリーは大きさや種類によって多少異なるが、1個あたり約100kcalとのこと。おやつに食べるなら1個までにし、温かいお茶などの水分と一緒に摂るのがよいという。甘みがとても強くかみごたえもあるので、1個でも十分満足できる量であるとのこと。さらに詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「自然派ヘルシースイーツの干し芋と干し柿の美容とダイエット効果」で解説している。
2016年10月24日日本人が昔から食べてきた「大麦」には、からだの調子をととのえる栄養素がたっぷり。近年ではそのヘルシー効果が注目され、グラノーラやお菓子など、さまざまな食品に活用されています。そんな大麦がパワーアップし、より健康的なからだづくりに役立つ食材として進化したのが「スーパー大麦」です。スーパー大麦はいったいどんなところが「スーパー」で、からだにどんなプラスをもたらしてくれるのか、農学博士で大麦研究の第一人者でもある青江誠一郎先生に教えていただきました。お話をうかがったのは…青江誠一郎(あおえ・せいいちろう)先生農学博士。大妻女子大学家政学部教授、家政学部長。「腸の奥からの健康を考える研究会」委員。穀類をはじめとする食品研究の第一人者。機能性食品の検証などの研究もおこなう。■オーストラリアが健康のためにつくりあげた「スーパー大麦」―最近、女性を中心に大麦を使った食品が人気のようです。そもそも、大麦にはどんな健康効果があるのですか?(青江先生)大麦には、腸内にすむ細菌のエサになったり、余計な油の吸収を抑えたりする「水溶性食物繊維」が豊富に含まれています。私たちが主食としているお米や小麦にもわずかに含まれていますが、主に粒の外層にあるため、精米や精麦するときに削られて減少してしまうのです。同じ穀物でも、大麦は粒の中央部分にまで「β‐グルカン」と呼ばれる水溶性食物繊維がぎっしりとつまっているのが大きな特長です。食べるところにまんべんなく水溶性食物繊維がたっぷり含まれた穀物は、他にはありません。β‐グルカンには糖や脂肪の吸収を抑えて血糖値を上がりにくくしたり、内臓脂肪を減らす働きがあります。さらに、大腸までいくと腸内にすむ細菌のエサになります。また、大腸でも血糖値の急上昇を抑えたり、食べすぎを抑えたりするホルモンを増やす働きをします。―従来の大麦でも、からだにさまざまなメリットをもたらしてくれるのですね。その上を行くという「スーパー大麦」は、従来の大麦とどう違うのですか?(青江先生)スーパー大麦には、大麦の大きな特長であるβ‐グルカンに加え、「フルクタン」、「レジスタントスターチ」と呼ばれる2種の食物繊維が豊富に含まれています。フルクタンはごぼうやチコリなどにも含まれるさらっとした水溶性食物繊維の一種です。レジスタントスターチは「第3の食物繊維」とも呼ばれ、水に溶けにくくゆっくり発酵するため、大腸の奥のほうまで届いて腸内細菌のエサになる成分です。ご飯を冷やすことでもできる成分ですが、ほとんどの人がご飯は炊き立てのほうがおいしく感じるでしょうし、冷えたご飯を食べても多くは摂取できませんから、普段の食事でレジスタントスターチを意識して摂ることは、なかなか難しいのです。そんなレジスタントスターチに早くから着目し、研究を進めているのがオーストラリアです。オーストラリアでは、大腸がんの罹患率(りかんりつ)の増加が社会問題となっていました。この問題を解消するには食物繊維が豊富な食材を見つけることが大切と考え、もともと水溶性食物繊維が豊富な大麦の改良を重ね、10年以上もの年月をかけてレジスタントスターチが従来の大麦の4倍、フルクタンやβ‐グルカンといった水溶性食物繊維を2倍含むスーパー大麦を開発しました。 ■大腸の奥までケアする、3つの食物繊維の「3段ロケット」―国民の健康のために、国がおすすめしている食材と聞くと、説得力があります。では、スーパー大麦を食べると、大腸のなかではどんなことが起こるのですか?(青江先生)図を見ていただくと、わかりやすいと思います。食物繊維は種類によって、腸内細菌に食べられる速度が違います。まずフルクタンは、大腸の入り口付近にすむ細菌のエサになります。すると、エサを食べた細菌は専門的な言葉ですが「短鎖脂肪酸」(たんさしぼうさん)という酸を産生します。この酸は、大腸の細胞自体を強くしたり、からだによい働きをする菌(善玉菌)がすみやすい環境をととのえたりすることが、近年の研究で分かっています。大腸の中間まで届いたβ‐グルカンが腸内細菌のエサになり、ここでもフルクタンと同じように短鎖脂肪酸が産生されます。また、先にお伝えしたように、ここでも食べすぎや血糖値の急上昇を抑えるホルモンの分泌を促します。そして、水に溶けにくく発酵が遅いため大腸の遠位部まで届き、そこに多くすむ腸内細菌のエサになるのが、レジスタントスターチです。大腸の入り口、中間、奥とすみずみまで、3段ロケットのようにケアできるのが、スーパー大麦ならではの特長です。これまでは、3段階目にあたる「大腸の奥までエサを届かせる」ことが難しかったため、大腸の奥はからだにとってよくない菌(悪玉菌)が優位なケースがありました。そこに善玉菌のエサとなるレジスタントスターチが届き、短鎖脂肪酸が産生されると、善玉菌は過ごしやすく、悪玉菌は居心地が悪くなります。その結果、腸内細菌の勢力図が変化し、からだにとって好ましいバランスにととのうのです。■肌トラブルは悪玉菌がつくりだす腸内毒素が原因?―なるほど、3種の食物繊維が3段ロケットとなって大腸をケアしてくれるのですね。ちなみに、悪玉菌が優位な状態が続くと、からだにはどんなことが起こるのでしょう。(青江先生)悪玉菌は腸内毒素をつくります。その毒素が肌荒れや各器官に炎症を引き起こしたり、近年ではメタボリックシンドロームの原因にもなることがわかっています。便秘の方は、排出されるべき毒素が大腸にとどまっているわけですから、毒素がどんどんたまり、肌トラブルも起こりやすくなってしまうのです。また、腸内細菌がエサを食べると産生する短鎖脂肪酸のひとつ「酪酸」には、大腸自体を丈夫にする役割もあります。酪酸がつくられていないと大腸の壁がゆるんで隙間があき、そこから毒素が漏れてからだのあちこちに回ったり、外からよくないものが入ってきやすくなったりします。つまり、腸内毒素の発生自体を減らす意味でも、大腸を丈夫にしてからだに回るのを抑える意味でも、大腸でよい働きをする腸内細菌にきちんとエサを届かせて、短鎖脂肪酸をつくってもらうことがとても大切なのです。レジスタントスターチが大腸の奥に届き、悪玉菌がおとなしくなると、便秘はもちろん肌トラブルやさまざまな大腸疾患の予防、メタボ対策にもつながることが期待されます。 ■ダイエット効果も期待! 糖、脂質の吸収をセーブするサインとは?―大腸の壁がゆるくなる、というのは大変衝撃的です…。ところで、女性としては大麦に含まれるβ‐グルカンの作用でお話くださった、糖や脂質へのアプローチについても気になっています。(青江先生)β‐グルカンはネバネバとした水溶性食物繊維で、余計な糖や脂質をつつんで吸収しにくくする特性があります。これは、大麦やスーパー大麦を食べて、小腸に達しているときの働きです。さらに、食べてしばらく経ち、大腸に達すると腸内細菌のエサになることもお話しました。このとき産生される短鎖脂肪酸が、「次の食事も食べすぎないようにしよう」、「糖や脂質の吸収を抑えよう」といったからだのサインにもなるホルモンの分泌に影響を与えています。たとえば、朝スーパー大麦を食べれば、その直後には小腸で糖や脂質の吸収を抑え、さらに大腸では菌のエサになり、その後も昼食を食べる量や、糖、脂質の吸収をセーブすることが可能で、ほぼ1日中効果が持続します。腸のケアと同時に、自然と体重や脂肪も落ちやすくなるわけです。年齢が若い人の多くはすぐに体重の減少がみられますし、高齢の方でも2~3ヶ月スーパー大麦を摂取することで変化があらわれましたよ。―大腸をととのえれば、からだの内側の健やかさはもちろん、体型の変化など目に見えるビューティまで叶えられそうですね。貴重なお話を、ありがとうございました!■スーパー大麦を実際に試してみて大麦が本来持つβ‐グルカンに加え、フルクタンや日常の食事では摂りづらかったレジスタントスターチが豊富に含まれていて、大腸の奥まできちんとエサとして届くことが、スーパー大麦が「スーパー」たるゆえんです。そして、大腸がととのえばおなかやお肌のコンディションの向上はもちろん、病気の予防や、自然と脂肪がつきにくいからだにととのったりと、うれしいことがたくさんです。わたくしごとではありますが、長年便秘に悩まされていた筆者も、スーパー大麦を試している期間はうそのようにすっきり! を実感できたひとりです。次はあなたのからだで、スーパー大麦の実力をリアルに体感してみてください。 [PR]腸の奥からの健康を考える研究会
2016年10月18日大切な打ち合わせがある日にかぎって吹き出物ができたり、秋冬はカサカサしてメイクののりがいまいちだったり…と、女性は日々変化するお肌のコンディションに振り回されがちです。一般的に「便秘がちの人は肌荒れしやすい」と聞くように、腸とお肌は密接な関係にあるとされていますが、本当に腸内環境がととのうと美肌に近づくのでしょうか。ここでは、最新の腸活フード「スーパー大麦」を4週間食べ、おなかとお肌にどんな変化があったかを追ったデータと合わせ、腸とお肌の関係を皮膚科医の平田雅子先生に教えていただきました。皮膚科医も驚きの結果に注目です!お話をうかがったのは… 平田雅子(ひらた・まさこ)先生 医学博士。皮膚科認定専門医。私のクリニック目白院長。「腸の奥からの健康を考える研究会」委員。「日本中の女性を元気にする」をコンセプトに、民間では日本初の女性専門外来を開設し、女性専門医療の第一線で活躍中。お肌は腸の健康のバロメーター?(平田先生)クリニックを訪れる多くの患者さんからは、忙しいときや生理前などにお肌の不調に悩まされるとの声をよく聞きます。これらの原因のひとつとして、「胃腸の状態に変化が起きていること」が考えられます。皮膚は、内臓を守るふくろのような役割を果たしています。そして、内臓と皮膚は別ものというわけではありません。内臓と皮膚はつながっていますので、とくに胃腸に変化が起こると、口の周りにニキビや吹き出物、乾燥といった皮膚トラブルがあらわれやすいのです。ご存知のように、腸には食べ物の栄養を吸収し、不要なものを排泄する働きがあります。腸内環境が乱れ、これらの働きがスムーズにおこなえないと、からだによくないものまで血液にのって運ばれ、代謝の妨げとなり、ひいては肌荒れなどのトラブルを招くと考えられています。逆にいえば、皮膚を見れば「胃腸が疲れていそうだな」など、その方のおなかの状態もある程度察しがつきます。いま、なんらかのお肌のトラブルを抱えているのであれば、もしかしたら腸の機能が弱まっているサインかもしれません。化粧品などでの外側からのケアも大切ではありますが、まずはからだの内側、腸のケアが、トラブル知らずのお肌づくりの近道なのです。 平田先生もびっくり! 「スーパー大麦」のトライアルから、2週間でお肌にどんな変化が…?(平田先生)腸とお肌の関係を知るうえで、とても興味深いデータが出ています。普段から便秘気味で、肌荒れしやすい傾向にある20~40代の女性30名に、スーパー大麦のシリアルバーを朝食に1本、4週間食べていただき、お肌とおなかの調子の変化を追う試験をおこないました。その結果、ほぼすべての女性が食べ始めて「お肌によい効果を感じられた」と報告しています。この肌試験は、2016年の2~3月におこなっています。ちょうど空気が乾燥し、花粉などの影響もあるためお肌のコンディションが揺らぎやすく、この時期に美容系の試験データをとってもあまりかんばしくないことが多いのですが、結果はグラフのとおり、うるおい感、ツヤ、ハリ・弾力といった項目において、右肩上がりになりました。スーパー大麦を食べ始めてから早い人で1~2週間後には、お肌にうれしい変化を感じられた女性が多くいらっしゃいました。体質や肌質はひとりひとり異なりますから、たとえば化粧品などのテストでは、よい変化があったりなかったりと、個人差があらわれるものなのです。それだけに、スーパー大麦のようにほぼすべての女性が効果を実感できるケースはとても珍しく、私も驚いています。また、今回の試験ではおなかの調子もヒアリングしています。スーパー大麦を食べ始める前は便秘気味でやや困っていた女性が、1週間を過ぎたあたりから「あまり困らなくなった」と回答しており、お肌のコンディションだけでなく、お通じも改善していることがわかりました。別に実施した整腸評価試験でも、便通が2週間目に改善したという結果がでています。被験者の方に食べていただいたスーパー大麦は、腸にすむ腸内細菌叢(腸内フローラ)のエサとなる食物繊維を豊富に含んだ食材です。腸内フローラは、とくに大腸の奥のほうに多く存在しているため、そこまでエサを届かせるのは難しいとされていました。ですが、今回の試験でほとんどの方にお通じの改善がみられたとの結果からも、スーパー大麦の食物繊維がきちんと大腸の奥まで届き、腸内フローラの活性化に一役買っていることがわかります。腸内フローラが元気になり、腸内環境に変化が起こった結果として、お肌にもよい影響があらわれたと考えてよいでしょう。 秋冬もカサカサ知らず! スーパー大麦被験者の方の声(平田先生)今回の試験で、私がとくに注目したいのは「お肌の乾燥の改善」です。被験者の方の声を聞くと、「乾燥がやわらぎ、お肌がモチモチしてきた」「手やひじのカサカサがよくなった」「目じりのしわが気にならなくなった」「クリームを塗るのを忘れるくらい、うでやふくらはぎがしっとりしてきた」「花粉の影響で感じていたかゆみが改善された」など、顔だけでなく手足のカサカサもやわらいだとの感想が挙がっていました。実際に、スーパー大麦のトライアル期間中、被験者の方のお肌の水分量を2週間おきに測ったデータでも、2週間後に水分量が増加しています。腸のケアでニキビや吹き出物が減ることはイメージしていましたが、ここまではっきりと個々が実感できるような乾燥へのアプローチまでは予想していませんでしたので、この結果にも驚きを隠せません。腸内環境をととのえると、おのずと美容面にもかえってくることをあらためて感じました。栄養の「受け入れ側」をととのえることが美肌づくりのスタートラインからだによいとされる食材やサプリメントは数多くありますが、「それらの栄養をきちんと吸収できるよう、受け入れ側である腸内環境をととのえておくことが大前提なんです」と平田先生はおっしゃいます。そして、腸内環境をととのえるには、大腸の奥にある大きな腸内フローラまできちんとエサとなる食物繊維を届け、元気にしてあげることが大切なのだそうです。腸の健康はからだの健康につながり、その副産物としてお肌のコンディションも向上。女性にとっていいことづくしです。腸の奥まで届く構造をもち腸内フローラの活性化に役立つ食材、スーパー大麦を日々の食生活に取り入れて、健やかで美しいからだづくりに役立ててみてはいかがでしょう。 [PR]腸の奥からの健康を考える研究会
2016年10月04日甘酒というと、寒い冬に体を温めてくれる飲み物というイメージがある方も多いかもしれません。しかし実は甘酒は疲労回復や熱中症予防になることから、江戸時代には夏バテ対策になる栄養ドリンクとして売られていたそうです。その高い栄養価は、健康だけでなく美肌や美髪、ダイエットにも効果的なのだとか。今回は甘酒の栄養価や効果とともに、ダイエット中の方にオススメの甘酒を使ったスイーツのレシピもご紹介します。飲む点滴と言われるほど高い栄養価甘酒には、米麹を発酵させたものや酒粕を原料にしているものがあります。名前に「酒」と入っていますが、アルコール分はほとんどないそう。市販されている甘酒は多くがソフトドリンクに分類されるものなので、お子さんでも安心して飲むことができます。甘酒はその栄養価の高さから「飲む点滴」と呼ばれています。点滴は、ブドウ糖溶液、ビタミン溶液、アミノ酸溶液を血管から補給するもので、甘酒の成分とよく似ているのだとか。疲労回復に役立つのと言われているのが甘酒に豊富に含まれているブドウ糖で、脳や筋肉の疲労を和らげてくれるそう。ブドウ糖が豊富な甘酒は、疲労回復に即効性もあると言われています。疲れを感じたときには甘酒を飲むとよさそうですね。ブドウ糖は素早くエネルギーに変わるため、甘酒は食欲がないときの栄養補給や、朝ごはんに、時間がないときのランチ代わりにもよいですね. 美肌、美白、ダイエットにも効果的美肌効果甘酒には9種類の必須アミノ酸が含まれています。この必須アミノ酸は肌の乾燥を防いで保湿を促し、皮膚の代謝を高めてくれる効果が期待できるそうです。また、甘酒には植物性乳酸菌も含まれているので整腸作用があり、便秘による肌の不調を改善する効果も期待できるのだとか。 美白効果甘酒の材料である麹には、美白に効果的なコウジ酸、アルブチン、フェルラ酸が豊富に含まれています。これらがシミやくすみの原因となる過剰なメラニン生成を抑え、シミやくすみを防いで美白に導いてくれるのだとか。紫外線ダメージからお肌を守る甘酒に含まれるパントテン酸がビタミンCの働きを助ける役割をしています。ビタミンCの働きを助けることで、コラーゲンの生成が促され、紫外線ダメージからお肌を守ってくれる効果も期待できます。ダイエット効果甘酒に含まれるオリゴ糖が腸内環境を整えてくれるので、便秘解消効果があります。さらに甘酒には脂質の代謝を促進するビタミンB群が豊富に含まれていて、脂肪が燃焼しやすくなる効果があるのでダイエットにも効果的です。美髪効果甘酒に含まれるビオチンには美髪効果があります。頭皮全体の新陳代謝を高めて、血流もよくしてくれるので頭皮や髪の毛を健康に保つことができます。酒粕から作った甘酒と米麹から作った甘酒では成分にも違いが出てくるので、期待する効果が得られる甘酒を選ぶように注意してみてください。甘酒は紙コップ1杯くらい(80cc)で65キロカロリー程度と低カロリーなので毎日飲んでもそれほどカロリーは気になりません。美肌効果を期待するなら寝る前に飲みましょう。リラックス効果甘酒には高ぶった神経を落ち着け、ストレスを和らげる働きをするパントテン酸やGABAなどのアミノ酸が含まれているため、リラックス効果もあるのだとか。寝る前やリラックスしたいときの飲み物として、甘酒を飲んでみるといいかもしれませんね。デザートで食べたい甘酒のスイーツレシピ甘酒ミルクシャーベット甘酒と牛乳を混ぜて凍らせるだけととても簡単なので手間もかかりません。栄養もたっぷりのシャーべットです。材料甘酒200cc牛乳200cc1.甘酒と牛乳をボウルに入れます。2.なめらかになるまでよく混ぜ合わせ、冷凍庫で冷やします。3.数時間して固まったら、全体をかき混ぜてほぐし完成です。甘酒プリン甘酒のつぶつぶがいい食感のアクセントになって一味違ったとろけるプリンに。材料も少なくて簡単なのでぜひおためしください。材料甘酒300cc牛乳300cc粉ゼラチン10g砂糖お好みで1.水で柔らかくした粉ゼラチン、牛乳、砂糖を鍋に入れて温めます。2.1に甘酒を加えてよく混ぜます。3.ボウルに移し、氷水をはったボウルに浮かべてとろみがつくまでよく混ぜます。とろみがついたら容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めましょう!こちらのレシピではゼラチンが少なめなのでとろとろプリンのようになります。固めがお好みの方はゼラチンの量を増やしてください。甘酒はお腹にたまるので、小腹が空いたときの間食を甘酒に置き換えるのもおオススメです。ちょっとクセが強い味でもあるので、味が苦手という方は牛乳やヨーグルトで割ると飲みやすくなりますよ。夏の紫外線でダメージを受けた肌のケアとしても効果的です。美容と健康にもいい甘酒は、そのまま飲むだけで美容ドリンクに。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
2016年09月20日ナッツが体に良いと聞いたことのある方は、少なくないはず。でも、ナッツにはたくさんの種類がありますよね?どのナッツにどんな効果があるのか、ご存じですか?今回は、代表的なナッツとその効果について、トレンドを押さえながら紹介していきます!■☆アンチエイジングや美肌に効果的なのは?ナッツの効果は、大きく分けると、アンチエイジングと生活習慣病の予防。ナッツには食物繊維が豊富な上、老化防止に効果的といわれる「ビタミンE」が豊富に含まれています。また、腸内環境が整えてくれることで、便秘の解消や美肌効果もあると言われていますよ。アンチエイジングにとくに効果的なのが、アーモンドやヘーゼルナッツです。どちらも抗酸化作用によるアンチエイジング効果がありますよ。比較的簡単に手に入るのも、嬉しいところですね。■☆生活習慣病予防や体の調子を整えるためにナッツのもうひとつの効果が、生活習慣病の予防。これには、カシューナッツやくるみ、ピスタチオなどがおすすめです。オレイン酸やパルミトレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれているため、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やしてくれます。食物繊維やミネラルが豊富で便秘解消や骨粗しょう症の予防にも効果があります。身体の調子を整えたいという女性には、おすすめですよ。■☆ダイエットに最適なナッツはどれ?ダイエットに適した種類のナッツもあります。定番は、カシューナッツや松の実。松の実には、食欲をおさえるホルモンを分泌する作用があるので、食事前に少量食べると効果的です。また、トレンドの「タイガーナッツ」も効果的。栄養価が高いことでも有名で、食物繊維はアーモンドの3倍も含まれています。豊富な食物繊維が食事後の血糖値の上昇をおさえ、太りにくい体質になるようです。■☆タイガーナッツはナッツじゃない!?ダイエット界のトレンドになりつつあるタイガーナッツですが、実はナッツなのにナッツ類ではありません。「カヤツリグサ」と呼ばれる植物の塊茎で、分類としては野菜の仲間なのです。そのため、ナッツ類にアレルギーがある人でも気軽に食べることができますよ。ナッツ類がダメという人にもおすすめです。豊富な食物繊維によるダイエット効果がある他、ビタミンEもアーモンドの2倍含まれていて、美肌効果もあります。■☆天然のサプリメントを有効活用しようナッツ類は、天然のサプリメントと呼ばれるほど栄養価の高い食品。ちょっと小腹が空いたときに、お菓子ではなく、ナッツを食べるようにするだけでも違いを感じられるかもしれません。(Tomo♪/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月19日体の中でコンプレックスを感じている人が最も多い部位が、下半身。太りやすい上に、通常のダイエットを行ってもなかなか効果を得にくいですよね?自分の体質を知らずにむやみに運動しても、逆効果になってしまう可能性もありますよ・・・!効率よく下半身やせを目指すには、体質に合ったダイエットを行うのが何より大切です。■☆乳酸が原因!?肉太りタイプもともと骨太で体型ががっちりしていて、その上についている筋肉がパンパンに膨れ上がっているのが、肉太りタイプさんの特徴です。ふくらはぎがガチガチに固くなっている方はこのタイプ。筋肉に乳酸が溜まっているアカシです。乳酸は、運動すると蓄積される物質で、放置していると筋肉の動きを悪くしてしまいます。運動してやせようとすると、さらに乳酸が溜まって悪循環に・・・。肉太りタイプさんは、運動後には必ず足腰のストレッチをし、また、入浴中には念入りに足のマッサージをするよう心がけましょう!乳酸の排出をうながすことで、脚やせ効果が期待できますよ。■☆老廃物を流して解消!水太りタイプ「水太り」と聞くと、水の飲み過ぎが原因のように思われがちですが、実はそうではないのです。水太りとは、新陳代謝が悪くなって、老廃物が体内にたまり、太ってしまっている状態。むくみを解消することで、スリムな下半身を目指せますよ。あまりにも過度に水分を摂るとむくみにつながることはありますが、そうではない場合、水だけで太ることは考えにくいです。水太りを解消するには、軽い運動や毎日の入浴で新陳代謝をうながし、老廃物を排出することが大切!運動が難しい場合は、軽いストレッチも有効ですよ。■☆水太りの主な原因は、便秘!水太りの主な原因のひとつに、便秘があります。便秘になると、体内に溜まった便が腐敗して毒素を放出します。毒素が血液に溶け込むことで体の機能が解毒作業に集中してしまい、代謝能力が落ちてしまいます。その結果、老廃物がたまり、むくみにつながることに・・・。便秘が慢性化している方は、生活習慣を見直すことから始めましょう!乳酸品や食物繊維をたくさん摂り、また、十分な睡眠時間を確保することが大切。ストレスをため込まない生活を心がけて、便秘を解消してくださいね。■☆大多数はコレ!脂肪太りタイプ脂肪太りは、炭水化物や糖分のとりすぎが原因。体に脂肪がたまって太るタイプで、大多数の人がこれに当てはまります。脂肪太りを解消するには、筋肉をつけるのが有効。筋肉はカロリーの消費量が多いので、脂肪が燃焼しやすくなります。下半身の筋トレと無理のない食事制限、加えて、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を組み合わせれば、効率よくやせることができますよ。■☆代謝の活性化が大切!下半身やせのために、どのタイプにも共通して有効なのが代謝の活性化です。特に、入浴中は代謝がうながされやすいので、湯船でじっくりと体を温める習慣を身につけてくださいね。(HM/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月17日近年、女性の間で注目されている「腸活」。腸をととのえて体の内側から健康、きれいを目指すために、あるいは家族の健康のために、日々の食事にヨーグルトや発酵食品を積極的に取り入れている女性は、少なくないかもしれません。そんな話題の「腸活」に、新展開。最新の研究で、驚きの事実が判明しました。ここでは 「腸の奥からの健康を考える研究会」 の座長をつとめる腸活のスペシャリスト、松井輝明教授に、妊活専門の栄養士として各方面で活躍する長有里子さんがインタビュー。腸活の新事実から、いますぐ食事に取り入れたいスーパーフードの秘密に迫ります。お話をうかがったのは、松井輝明(まつい・てるあき)教授医学博士。帝京平成大学 健康メディカル学部 健康栄養学科教授。 「腸の奥からの健康を考える研究会」 座長インタビュアー 長有里子(おさ・ゆりこ)さん管理栄養士。食生活で妊娠しやすいカラダをつくる 「授かるごはん」 講座主宰。ダイエットレシピ本、雑誌やサイトの栄養監修などを手掛ける。39歳で体外受精を経験、40歳で第1子を出産した経験を活かし、現在は妊活専門の栄養士として多方面で活動中。「大腸の奥のケア」が、腸活の新常識!―長さん(以下割愛)近年、腸をととのえて健康を目指す「腸活」がブームになっています。それに伴い、「腸内フローラ」という言葉をよく見聞きするようになりましたが、そもそも「腸内フローラ」とはなんですか?(松井教授)腸内には、約1,000兆個もの腸内細菌が群生しながらすんでいます。その様子が花畑のようにみえることから、腸内細菌の集まりを「腸内フローラ」と呼んでいます。菌の種類もさまざまで、現段階では体によってよいはたらきをする「善玉菌」、好ましくない「悪玉菌」、その時々でよいほうにも、悪いほうにも傾く「日和見菌」の大きく3つに分類されています。では、単純に悪玉菌を減らせば健康になるのかというとそうでもなく、最近では日和見菌でも体によいはたらきをするケースがあることも、わかってきました。さまざまな菌がバランスをとりあいながら元気にすんでいる、つまり腸内フローラが好バランスであることが、腸の健康、さらに全身の健康に大きくかかわっています。―「腸内フローラ」のバランスが、腸の健康のカギを握っているのですね。一般的に、整腸には食物繊維をたっぷり摂るとよいとされていますが、それは正しいですか?(松井教授)食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。そのうち、水溶性食物繊維は腸にすむ善玉菌のエサになり、善玉菌を元気にする大切な栄養素です。しかし、そのほとんどは腸の入り口にすむ菌に食べられ、腸の奥までは届きづらいことがわかってきました。―多くの水溶性食物繊維は腸の入り口で食べられてしまう、というのは新鮮な驚きです! では、腸の奥まで届かないと意味がないのでしょうか。(松井教授)じつは、腸内細菌は腸のなかでもとりわけ大腸の奥のほうにたくさんすんでいるのです。腸の健康を考えるうえで、腸の奥の腸内フローラのバランスを整えることが非常に大切です。そこで、大腸の奥にたくさんいる菌たち(腸内フローラ)まできちんとエサを届けて元気にし、よいバランスにととのえることが、より効率よく腸を健康にする手段というのが、最新の研究から導き出した考え方です。 ヨーグルトを食べてもすっきりしないのは、「大腸の奥」が乱れているから?―小腸も大腸も「腸内環境」とひとくくりにしていましたが、じつは大腸の奥のケアが大切なのですね。これまでの食事ではなかなか大腸の奥まで水溶性食物繊維を届けるのは難しかった、ということは、本当の意味で腸が健康な人は、少ないといえますか?(松井教授)そうですね。多くの人は、大腸の奥は悪玉菌が優位、つまり腸内フローラのバランスがととのっていないといえるでしょう。たとえば、ヨーグルトなど腸によいとされる食品を積極的に食べているのに、いまいち効果が感じられない方もいらっしゃると思います。それは、そもそも大腸の腸内フローラがアンバランスだったため、どんなに腸によい栄養や善玉菌を摂っても定着しなかったのが原因のひとつに考えられます。耕す前の荒れた土地に、いきなり種をまいても食物はよく育ちませんよね。腸もそれと同じで、まずは大腸の腸内フローラをととのえて土壌をつくり、そのうえで菌のエサとなる栄養を入れてあげることが、大切なのです。「腸活」の新定番の兆し。大腸の奥まで届く、スーパーフードとは―なるほど。とはいえ、水溶性食物繊維のほとんどは腸の入り口で食べられてしまうとの話でした。大腸の奥まで水溶性食物繊維が届く食材はあるのですか?(松井教授)食物繊維が豊富に含まれる食品のひとつに「大麦」があります。そのなかでも、品種改良を重ね、食物繊維が通常の大麦のおよそ2倍、さらに「レジスタントスターチ」が4倍含まれた「スーパー大麦」に着目しています。―「レジスタントスターチ」は一般的にはあまりなじみのない成分かもしれません。これは食物繊維の仲間のデンプンだと考えてよいですか?(松井教授)おっしゃるとおりです。レジスタントスターチは第3の食物繊維とも呼ばれていて、大腸の奥にいる善玉菌のエサになる成分です。スーパー大麦はレジスタントスターチの含有量の多さが大きな特徴で、またそれ以外の食物繊維と複雑に絡み合った構造をしているため、腸の入り口で発酵されにくく、大腸の奥のほうまで届く性質を持っています。―エサが大腸の奥まで届くと、具体的にどんな変化が起こるのでしょう。(松井教授)先ほどもお話したように、多くの人が、大腸の奥は悪玉菌が優位な状態です。そこに水溶性食物繊維やレジスタントスターチを届けると、善玉菌はそれらを食べて「短鎖脂肪酸」と呼ばれる成分をつくります。すると、腸内環境はアルカリ性から弱酸性に傾きます。その弱酸性の腸内環境こそ、善玉菌がすみやすい環境でもあります。つまり、大腸の奥までエサが届けば、善玉菌が元気になり、さらに自らすみやすい環境をつくり、腸内フローラのバランスがととのうのです。―スーパー大麦は、健やかな腸へと導くまさにスーパーなフードといえそうですね。実際に、松井教授も召しあがったそうですが、なにか変化はありましたか?(松井教授)スーパー大麦を食べ始めてしばらくは、なんとなくおなかがはるような感じがありました。そのうち、排便にかかる時間が短くなり、すっきり、スムーズにでるようになりました(笑)。もしかすると、スーパー大麦を食べ始めたことで、おなかがゆるくなったり、便秘になったりなど、多少体の変化を感じる人もでてくるでしょう。心配になるもしれませんが、これはごく普通の体の反応ですので、ご安心ください。これまでは大腸の奥まで到達しなかった成分が届いている証拠です。―効果を実感できるまでに、時間はかかるものなのでしょうか。(松井教授)腸内細菌叢は、がっちりとスクラムを組んでいるので、そのスクラムを解くのに2週間くらいかかります。4週間を過ぎると腸内フローラがバランスの良い状態になります。―では、スーパー大麦を食べ始めてからだいたい1ヵ月くらいはおなかの調子が変化する可能性があることを、頭に入れておきます。ちなみに、調子がよくなったらやめてもよいのでしょうか。(松井教授)残念ながら、もとの食生活に戻すと、1ヵ月くらいで腸内環境も元通りになってしまいます。できれば毎日、継続的に摂取するのが好ましいですね。 肌トラブル、花粉アレルギー対策にも? 大腸の奥のケアで、プチ不調にまるごとアプローチ!―私自身、お通じは良好なのですが、花粉やハウスダストのアレルギーがあるんです。腸は体の免疫と関係があると聞きますし、腸内フローラのバランスがととのえば、アレルギー症状の改善にも期待できますか?(松井教授)花粉によるアレルギーなども、腸内環境がととのい免疫力があがることで、改善する可能性は考えられます。また、便秘がちな人ほど、肌トラブルが起こりやすいとの話をよく聞くかと思いますが、スーパー大麦を試した方からは、しわや乾燥、ニキビといった肌のトラブルが緩和したとの声も寄せられています。―便秘といえば、不妊専門の管理栄養士としての経験上、不妊治療をされている方は便秘と冷えの両方に悩まれていることがとても多い印象です。これも腸内環境が関係していそうですね。(松井教授)女性に多い冷えなどのマイナートラブルは自律神経とかかわっています。腸と自律神経も密接な関係にありますから、腸のコンディションをよくすることが、冷えなどへの改善にもつながるといえるでしょう。これまではアレルギー、肌トラブル、冷えなどそれぞれ別に対策していたものが、大腸の奥をケアし、腸内環境をととのえることで、総合的にアプローチできる可能性があると考えています。―それは多くの女性にとって朗報ですね。(松井教授)ちなみに、母と子の腸内フローラは非常に似る傾向にあります。これから妊娠を希望している方は、いまのうちに腸内フローラをととのえておくことが、いずれ生まれてくるお子さんにとっても好ましいといえますね。近年、大人だけでなく子どもの便秘の相談がたいへん増えており、大きな課題だと感じています。スーパー大麦は子どもや高齢者の方でも安心ですから、日常的に、かんたんに食事に取り入れられるような仕組みを考えているところです。ご家庭でも、家族みんなのヘルスケアとして、ご飯やシリアルなどの主食や、ショートバー、ビスケットなど手軽な食品で取り入れられるとよいですね。―今回教えていただいたお話を、今後の生活に、仕事に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。 [PR]腸の奥からの健康を考える研究会
2016年09月06日ポッコリおなかに悩まされている、特別太っていないのに下半身にメリハリがない・・・。そんな女性は多いのではないでしょうか?もしかしたらその原因、お腹(腸)にあるかもしれません。腸をすっきりときれいにケアして、健康的で美しい身体を手に入れましょう!■腸が不調だとさまざまな支障が・・・あなたは毎日しっかりとお通じがありますか?何日もお通じがない、もしくは下腹にすっきり感がない場合は要注意です。腸が汚れているのかもしれませんよ。腸の汚れは、ポッコリお腹や肥満、肌荒れなど、さまざまな不調の原因になります。お腹が重いと気分もユウウツになり、長期的に見ると大腸がんのリスクを上げるなど、良いことはひとつもないのです。■和食中心の食生活に変えよう!では、ここからは腸を健康的な状態に戻す方法を紹介していきます。まず1番大切なのが、食生活の改善です。便秘解消に良い食べ物といえば、海藻やヨーグルトなどをイメージする人が多いのではないでしょうか。これらを意識して食べるのも良いのですが、食べ方を間違えると効果を実感できない、最悪の場合は症状が悪化することもあります。そこでおすすめしたいのが、毎日の食事を和食中心に変える方法です。和食は栄養バランスが良く、便秘解消に効果がある食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれています。腸に負担をかけないので、ぜひ取り入れてみてください!■水分をしっかり摂取する食事にばかり気を取られがちですが、意外と大切なのが水分の摂取です。体内の水分が不足すると便が固くなり、余計に排出しづらくなります。普段からあまり水分を摂らない、アルコール類やジュースばかり飲んでいる、という人は特に注意が必要です。お茶やジュースではなく、水か白湯をこまめに飲むことをおすすめします。一気に大量の水を飲むのではなく、1日数回に分けて飲むのがポイントですよ。朝起きたときにコップ1杯の水を飲むことで、排便をうながしてくれます。■運動も大事!健康的な腸を手にいれるには、食事、水分だけでなく運動も必要です。女性に便秘が多いのは、男性に比べておなか周辺の筋力が弱いため。筋力が衰えていると、腸のぜん動運動がにぶり、便をスムーズに排出するのが難しくなります。おすすめなのはおなかの筋肉を鍛えられる腹筋運動、全身を無理なく動かせるウォーキングなどです。おなかを直接マッサージしてぜん動運動をうながすのも効果があります。この場合は強くおさえすぎず、気持ち良い程度の力加減を心がけましょう!■腸を整えておなかすっきりに!ポッコリおなかを解消して、美しいボディラインを目指すためには「腸」をきれいにすることが重要です。食事・水分摂取・運動に気を配り、腸内美人を目指していきましょう。(杉浦みなみ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月05日桃の節句やお正月に飲むことが多い「甘酒」。やさしい甘さと、まったりとした口当たりが特徴の甘酒は、スーパー美容フードとして注目を集めています。甘酒が持つ驚くべきパワーと、甘酒を使ったダイエットのやり方をご紹介します。■甘酒が美容にいいってホント?甘酒は、栄養価の高さから「飲む点滴」とも呼ばれ、ビタミンB群、オリゴ糖、食物繊維、ブドウ糖など、美容によいとされている成分がぎゅっとつまっています。甘酒には、米こうじから作られているものと、酒かすから作られているものの2種類があります。甘酒ダイエットを行う場合は、米こうじから作られた甘酒を使用することがおすすめです。米こうじから作られる甘酒は、砂糖を加えずにデンプンを糖化させて作っているため、酒かすから作られるものと比べると低カロリーなのです!■ツルンと美肌に!ビタミンB群甘酒には、ビタミンB2をはじめとするビタミンB群がたっぷりと含まれています。ビタミンB2には肌を健やかに保つ働きがあるため、肌トラブル改善に効果があります。ビタミンB群は、脂肪の代謝を助ける成分でもあります。甘酒を飲むことによって、肌を美しく保つ効果が得られるだけではなく、効率よく脂肪を燃やし、やせボディに体質を改善してくれる効果も期待できます。■便秘改善に効果アリ!オリゴ糖甘酒には、便秘を改善する効果もあります。腸内には、悪玉乳酸菌と善玉乳酸菌がそれぞれ数を一定に保ちながら存在しています。しかし、何らかの原因で善玉乳酸菌の数が減少してしまうと、腸内乳酸菌のバランスが崩れ、便秘になってしまいます。甘酒に含まれるオリゴ糖は、腸内に常在する善玉乳酸菌のエサになり、善玉乳酸菌の数を増殖させ、腸内環境を改善する働きがあります。また、甘酒には米由来の天然食物繊維が含まれているため、腸の活動を活発化させてくれる効果が期待できるのです。■甘酒ダイエットのやり方甘酒ダイエットのやり方には2種類あります。食前に甘酒を適量飲む方法と、1食を甘酒に置きかえる方法です。食前に甘酒を飲む場合は、おちょこ1杯程度を目安に、甘酒を飲みましょう。甘酒に含まれるブドウ糖が、体内で速やかに血糖値を上げてくれることによって、食欲をおさえることに効果があります。1食を甘酒に置き換える方法は、食事の代わりにコップ1杯の甘酒を飲みます。甘酒置きかえダイエットは、無理なく続けることができる朝食から始めることがおすすめですよ!■甘酒ダイエットで楽してやせる!甘酒に含まれる美容成分なら、全身つるつるの潤い美肌を手に入れつつ、ほっそりとした体を手に入れることができます。甘酒を毎日の食事にとりいれ、賢くダイエットを成功させましょう!(ツナ缶/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月04日朝バナナダイエットは、朝食を「バナナに置きかえる」という手軽さが人気のダイエット法です。朝、バナナを食べるだけでなぜやせられるのか、ちょっと不思議ですよね?今回は、朝バナナダイエットのやり方と仕組みを詳しく解説していきます!■なぜ「生のバナナ」なの?朝バナナダイエットとは、朝食の代わりに生のバナナを「よく噛んで食べる」というシンプルなもの。昼食や夕食の食事内容は、「普通でよい」というとってもお手軽なダイエット法です。なぜバナナかというと、果肉がやわらかいので消化と吸収がよく、胃や腸の負担が軽くなるためです。胃腸のはたらきがよくなって、脂肪分解が活発になることが期待できますよ。また生のバナナがいいのは、消化酵素が熱に弱いためです。よく噛むのは、時間をかける方が満腹中枢の刺激により、満腹を感じやすくなるからですよ。■常温の水を飲もう朝バナナダイエットのポイントとしては、バナナを食べるときに「常温」の水を飲むことです。水を飲むのは、水の量で満腹感につながるという利点だけでなく、バナナに豊富に含まれている「不溶性食物繊維」という食物繊維がが関係しています。不溶性食物繊維は、水分によって大きくふくらむ性質があるので、水を飲んで食物繊維をふくらませることが大事です。冷たい水では胃腸の機能が低下する可能性があるので、「常温」の水を飲みましょう。■万能すぎる!バナナのメリットバナナは、ゲル状になる「水溶性食物繊維」も多いので、コレステロールの増加をおさえたり腸内で便の動きをスムーズして便秘を改善したりと、魅力的な作用をもつ果物です。便秘が改善して腸内環境がよくなると、胃腸の動きが高まるので、消化吸収がよくなり、脂肪の分解も期待できます。また、バナナに含まれる栄養素のうち「カリウム」というミネラルは、排尿をうながしてむくみを解消し、「ビタミンB2」は脂肪の燃焼などに役立ちます。■睡眠の質にも気をつかって朝バナナダイエットの効果をより高めるには、規則正しい生活を送り、過度なストレスを少なくし、質のよい睡眠をとることが大切です。不規則な生活や強いストレスは、自律神経のバランスを乱し、胃腸の働きを悪くしがちです。また、夜の12時前後(22時~2時ごろ)に分泌される成長ホルモンは、脂肪の分解にも関係しているホルモンで、睡眠不足になるとこのホルモンの分泌が低下して太りやすくなります。食べた物が消化されるには2~3時間かかるので、夕食は就寝の3~4時間前には済ませてしっかり眠りましょう。■明日から実践しよう!朝バナナダイエットは、胃腸の動きを改善して消化吸収をよくし、脂肪を分解する能力を高めてやせるダイエット法です。朝バナナダイエットのやせる仕組みを理解して、焦らずゆっくり実践しましょう。(みゆみ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月01日女性はホルモンの影響や腹筋が弱いことなどが原因で、便秘になりやすいと言われていますが、実は、ダイエットも便秘の大きな要因であることをご存じですか?ダイエット中のツラい便秘を防ぐことは、難しいことではありません。そこで、ダイエット中の便秘を防ぐ方法について解説します。■ダイエット中の便秘の原因ダイエットが便秘を引き起こす理由のひとつに、栄養バランスのかたよりがあります。野菜不足になると、腸の活動をうながす食物繊維や代謝に必要なビタミンなどが不足します。また、油抜きダイエットで脂肪の摂取が足りないと、便をスムーズに押し出せなくなることもあるので気をつけましょう。通常、胃に食べ物が入ってくると、その食べ物を受け入れる準備をするために、排便をうながす「胃・直腸(結腸)反射」が起こります。しかし、大幅なカロリー制限で食べる量を減らすと、胃・直腸反射がうまく起こらず、便通が悪くなってしまいます。便秘になると、せっかくダイエットをしても体重が落ちないだけでなく、かえって体重が増えてしまうこともあるので注意が必要です。■乳酸菌で腸内環境をととのえよう便秘の解消や予防には、腸内環境をととのえて腸の活動をうながすことが大切です。腸内の善玉菌を増やして腸内環境をととのえるためには、生きたまま腸まで届く乳酸菌などの善玉菌を多く含む「プロバイオティクス」食品を毎日食べることが大切です。プロバイオティクス食品には、プロバイオティクスタイプのヨーグルト、キムチや漬物、納豆などがあります。他にもオリゴ糖は、善玉菌のエサとなって善玉菌を増やす働きをします。オリゴ糖を含むバナナやハチミツ、みそや醤油、タマネギ、キャベツ、ゴボウなどをいっしょに食べるといいでしょう。■食物繊維が欠かせない理由食物繊維は、便秘の解消や予防に欠かせない栄養素です。食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」があります。不溶性食物繊維は、腸内で水を吸って膨張します。腸内で膨張することで腸壁が刺激され、腸の「ぜん動運動(便を前に押し出す機能)」が活発になります。また、便の水分量を調節して排便しやすい硬さに調整するのも、不溶性食物繊維の特徴のひとつです。一方、水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなって、腸内環境をととのえてくれます。不溶性食物繊維を多く含む食品には、根菜類などの野菜、イモ類、豆類など、水溶性食物繊維を多く含む食品には、バナナやリンゴなどの果物、海藻類、きのこ類などがあります。■起きぬけの「水1杯」が大切!食事のほかに毎日の生活習慣にも注意しましょう。排便のリズムをつけるには、腸の大ぜん動(便を押し出す機能)が起こる、朝の排便がおすすめです。朝起きたらコップ1杯の水を飲むと腸が目覚めて活動を始めます。朝ごはんは必ず食べ、朝食後は一度トイレに座る習慣をつけましょう。また、胃腸の消化活動は夜寝ている間に活発になります。夜ふかしをせず、遅くとも午前0時には就寝するようにしましょう。質のよい睡眠のためには、昼間のうちにしっかりと太陽の光を浴びることも大切です。便秘の解消には運動も欠かせません。歩く時間を増やしたり、すき間時間にストレッチをしたりするなど、日常的に運動を取り入れましょう。■便秘の解消でダイエット便秘はダイエットのさまたげになります。便秘がちと感じたら、ダイエットの前に便秘を解消することが大切です。ダイエット中は食事や生活習慣に注意し、便秘を予防しましょう。(harunatsu/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月30日ポッコリした下腹に悩まされている女性は多いのではないでしょうか?薄着になると、とくに目立ってしまって嫌になりますよね。実はそのポッコリ下腹、普段の生活に問題があることが多いんです。ポッコリ下腹になってしまう原因を探ってみました。■■原因1骨盤のゆがみ人間の体は骨盤を中心にして、上下に筋肉が伸びています。そのため、骨盤がゆがんでいると体全体がゆがむ原因になるんです。体がゆがむと、普段の生活の中で使われない筋肉が増え、体に脂肪がつきやすくなります。骨盤のゆがみとともに、猫背などの悪い姿勢も下腹がポッコリする原因となるので、背筋をピンと伸ばした正しい姿勢を心がけるようにしましょう。骨盤のゆがみを予防するには、生活の中で脚を組まないようにしたり、荷物をいつも同じほうの手で持たないようにしたり、バランスを考えて生活することが大切です。また、家でできる骨盤体操なども骨盤のゆがみ予防、ポッコリ下腹に効果があるので試してみてくださいね。■■原因2乱れた食生活栄養バランスを考えずに、好きなものを好きなだけ食べている人は、常に下腹がポッコリしているのではないでしょうか?食べ過ぎが続くと、下腹が出て、さらに体全体がぽっちゃりしてきます。とくに寝る前の間食は危険です。食べたものがエネルギーに変わることなく体に蓄積し、皮下脂肪として下腹についてしまいます。また、野菜や果物が不足すると食物繊維が足らなくなり便秘になることも。ポッコリ下腹にならないためには、バランス良く食べ、食べ過ぎないようにすることが大切です。■■原因3冷え性・便秘手足の冷えに悩まされる女性は多いですが、お腹も冷えていることがよくあります。冷えていないかお腹に手を当てて確認してみてください。お腹が冷たいと血行不良を起こして、内臓機能の低下や、筋肉の活動低下につながります。内臓機能や筋肉の動きが悪くなると、便秘になったり、脂肪の燃焼が効率的に行われなくなったりして、ポッコリ下腹の原因になってしまいます。■■原因4運動不足運動不足になると、摂取したカロリーが消費されず、脂肪として体にたくわえられます。女性の場合は、皮下脂肪として下腹に蓄積されることが多く、ポッコリ下腹の原因になります。さらに、運動不足によって筋肉量が減ると基礎代謝も少なくなり、下腹のポッコリがなかなか解消されません。運動不足は便秘にもつながるので、下腹が気になる人は生活の中でできる運動、例えばウォーキングや階段の上り下りなどを、習慣にするのがいいでしょう。■■スッキリ下腹でスタイルアップ!ポッコリ下腹を予防、解消してスッキリ下腹を目指しましょう。お腹が引き締まっているとスタイルがよく見えて、もっとおしゃれが楽しめますよ。(ふみ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月27日体にイイのは知っているけれど、食べ方がいつも一緒で飽きてしまいがちなヨーグルト。そこで、味はもちろん、女子にうれしい効果が期待できるアレンジをご紹介。すべて混ぜるだけでOKだから、今日からすぐ実践できるはずですよ!「ヨーグルト×大根おろし×はちみつ」で快腸にPhoto by mayヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、女性の悩みの一つでもある「便秘」を解消してくれる食品として知られていますよね。そのヨーグルトを単体で摂取するよりも効果を高めてくれる食材が「大根おろし」と「はちみつ」。大根おろしには水溶性の食物繊維が多く含まれており、固くなってしまった便を柔らかくしてくれる効果があるそう。またはちみつに含まれるオリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やしてくれるのだとか。腸内環境が整えることで、ダイエットや美肌も期待できますね。気になるお味ですが、大根おろしのシャリっとした食感が、まるですりおろしリンゴ!味の主張が少ないので、ヨーグルトとはちみつに合わせても抵抗なく召し上がれると思います。ぜひお試しあれ! 【材料】1人分プレーンヨーグルト・・・100g程度大根おろし・・・大さじ3(お好みで)はちみつ・・・適量上記の材料をすべて混ぜるだけ。大根おろしは、すりおろしたときに出る水分も一緒に入れることがポイント。「ヨーグルト×きな粉×黒蜜」でお腹スッキリ&美肌GETPhoto by may肌荒れなど、女性にとって肌の悩みは絶えませんよね。そこでオススメしたいのが、ヨーグルトと「きな粉」と「黒蜜」の組み合わせ。和風スイーツの風味で、ヨーグルトが苦手な方にも試していただきたいほど美味しいんです。味が美味しいだけではありません。きな粉には食物繊維とオリゴ糖も含まれており、便秘解消にも効果が期待できます。また黒蜜に含まれるビタミンB1やナイアシンは肌のターンオーバーのサイクルを整える働きがあり、美肌効果も◎。ビタミンも含まれたきな粉と合わせれば、ニキビなどの肌トラブルの改善も期待できます。ヨーグルトを美味しく食べて、ヘルシーに美しさをGETしちゃいましょう。【材料】1人分プレーンヨーグルト・・・100gきな粉・・・大さじ2(お好みで)黒蜜・・・適量上記材料を混ぜるだけで完成!「ヨーグルト×トマトジュース」でアンチエイジング!Photo by may「肌がくすんできた」などといった悩みが増えてくる年頃のアラサー女子には、トマトジュースと合わせたトマトヨーグルトドリンクがオススメ!ヨーグルトには乳酸菌だけでなく、新陳代謝を活性化させるビタミンB群が含まれており、美容効果も期待できます。さらにトマトに含まれるリコピンには、抗酸化作用も。しわやたるみといった肌老化は細胞の酸化が原因と言われており、リコピンはアンチエイジングにも効くと注目を集めているのです。このリコピンとヨーグルトを一緒に摂れば、肌代謝も活性化され、10年後も美肌でいられるハズ!?トマトジュースとヨーグルトの酸味は喧嘩することなく、さっぱりとしたテイストになります。甘さが欲しい方は、はちみつを入れて調整すると◎。夏は氷を入れると、のどごし爽やかなドリンクに、冬は人肌程度に温めてホットで飲むのもおすすめです!【材料】1人分プレーンヨーグルト・・・100gトマトジュース・・・50cc程度はちみつ・・・適量上記材料をすべて混ぜればでき上がり。意外な食品の組み合わせで、ダイエットや美容など、女性にとってうれしい効果を生むヨーグルト。一石二鳥も三鳥もある、その効果でヘルシーに美しさを手に入れましょう。手軽ですぐ始めやすいので、ぜひチャレンジしてみて!
2016年08月25日今の時代だから気になる! 美容医療にできること
初めてのデリケートゾーンケア
やせにくいママのための「脳科学ダイエット」ってなに?