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洗顔は顔ニキビを作らないためにも、ニキビ跡を残さないようにするためにも非常に重要です。ニキビができるメカニズムや正しい洗顔方法を学ぶことで、顔ニキビ対策をしましょう。顔ニキビができるメカニズム顔ニキビをはじめとするニキビは、毛穴のつまりが原因となり、発生する場合が多いようです。皮脂の分泌が過剰になり、毛穴からの排出が追い付かなくなると、毛穴がつまる原因になります。毛穴がつまると、毛穴の内部に皮脂と角質が混ざったものがたまり、白ニキビを形成します。白ニキビの内部では、アクネ菌などの細菌が皮脂をエサとして増殖します。その結果炎症を引き起こし、赤ニキビになると、ニキビは赤く腫れあがり痛みをともなう場合もあります。赤ニキビの炎症がひどくなり、毛穴内部で化膿すると黄ニキビや紫ニキビまで症状が悪化する場合もあります。黄ニキビや紫ニキビまで悪化してしまうと、跡が残りやすくなるので注意が必要です。ニキビが発生する原因にはさまざまなケースがあります。ケース別に、ニキビができるメカニズムについて解説します。思春期ニキビのメカニズム思春期になると、男女ともに男性ホルモンの一種である「テストステロン」の分泌量が増加します。テストステロンには、皮脂の分泌量を増加させるはたらきがあるため、思春期は皮脂の量が増えやすいと言えます。皮脂の分泌が過剰になると毛穴がつまり、ニキビの原因となります。大人ニキビのメカニズムホルモンバランスが崩れることによってできるニキビを「大人ニキビ」と呼びます。男性ホルモンの一種であるテストステロンは、ストレスや月経、生活習慣の乱れなどがきっかけとなり分泌量が増加するホルモンです。テストステロンが増加することにより、皮脂の分泌量が増加してニキビの原因となります。また、心身がストレスを受けると「アンドロゲン」という男性ホルモンが副腎皮質から分泌されます。アンドロゲンには角質を分厚くするはたらきがあるため、角化異常を引き起こして毛穴のつまりの原因を作ってしまう場合もあります。男性ホルモンの影響は、あごや口回りなど、男性のヒゲが映える部分に出やすいといわれています。フェイスラインにできた治りにくいニキビは、ホルモンバランスの乱れによる大人ニキビである可能性が高いといわれています。誤った洗顔によるニキビのメカニズム洗顔とは本来、顔を清潔に保つためのものですが、方法を間違えるとニキビの原因になってしまう場合もあります。すすぎ不足などで、化粧品やそれを落とすためのクレンジング剤、洗顔料などが肌に残ってしまうと、毛穴のつまりの原因となってしまう場合があります。また、皮脂が気になるからといって、一日に何度も洗顔をしたり、スクラブ洗顔料など洗浄力が強い洗顔料を使うことで、肌が本来もっているバリア機能を低下させ、ニキビができやすい環境を作ってしまうケースもあります。顔ニキビによい洗顔料の選び方顔ニキビができやすい人が、洗顔料を選ぶ際に気をつけるべきポイントについて解説します。洗浄力の強さニキビの原因は毛穴に皮脂などがつまってしまうことです。肌の汚れや皮脂などを落とそうとして洗浄力の強い洗顔料を選ぶ方も多いかもしれませんが、洗浄力の強い洗顔料を使っているからといってニキビを防止できるわけではありません。むしろ、洗浄力が強すぎる洗顔料を使うことで皮膚に必要な皮脂まで取り去ってしまい、皮膚のバリア機能を低下させてしまう場合もあります。汚れをしっかり落とすという触れ込みの洗顔料は強力な洗浄成分が含まれている場合があるので、ニキビができやすくなっているときは注意が必要です。肌への刺激の強さ毛穴の奥の汚れをかき落とすために、細かい粒子が配合されているスクラブタイプの洗顔料はニキビ対策に効果的であるように思われますが、スクラブが肌の表面にダメージを与えてしまうため肌への刺激が強く、ニキビができている方にはあまりおすすめできません。また、フルーツ酸などが含まれ古い角質を除去してくれるピーリング洗顔料は、ニキビの改善に効果が期待できますが、肌への刺激も強いのでニキビの状態によっては避けた方がよい場合もあります。ニキビが炎症を起こしているときなどは、できるだけ肌への刺激が少ないものを選んだ方がよいでしょう。顔ニキビができたときの洗顔の方法ニキビの改善には正しい洗顔が不可欠です。正しい洗顔方法についてお伝えします。洗顔の準備洗顔の前に、手指をしっかりと洗いましょう。手指の汚れや雑菌をきちんと洗い流すことができるうえ、洗顔料の泡立ちがよくなります。また、ぬるま湯であらかじめ顔を洗っておくことも大切です。お湯だけである程度の汚れを落とすことができ、皮膚と洗顔料の間にお湯を挟むことで、洗顔料の刺激を直接肌に与えることをふせぐことができます。よく泡立て、やさしく洗う洗顔料を手に取り、水を加えながら空気を含ませ、柔らかい泡を作ります。洗顔料を手でしっかりと泡立てるのが大変と感じたら、泡立てネットなどを適宜使うとよいでしょう。泡ができたら、顔全体を包み込むようにやさしく洗います。目元などの皮膚が薄い部分は特にやさしく洗いましょう。十分にすすぐ洗顔料が顔に残っているとニキビの原因になる場合もあります。念入りにすすぎを行いましょう。生え際やフェイスラインなどは特にすすぎ残しやすい場所ですので、しっかりと洗い流しましょう。清潔なタオルで押さえるようにやさしく水分を拭いたら洗顔完了です。肌にダメージを与えてしまうので、決してゴシゴシこすったりしないように気をつけましょう。洗顔後のケア方法洗顔後はすぐに保湿を行うことが大切です。肌に水分が残っていると瞬く間に角質層から水分が蒸発します。洗顔が終わってから数分以内に化粧水やクリームなどでしっかりと保湿を行うのが理想です。監修:村石世志野
2017年04月29日ニキビは皮脂などがつまることで発生する皮膚炎症の1つです。はじめは軽症のため、スキンケアだけで対応できる場合もありますが、症状が重くなるとだんだんと治りづらくなります。特に、しこりが出てくると普段のスキンケアだけでは対処するのが難しくなるようです。ここからは、しこりのあるニキビの特徴や治し方についてご紹介していきます。しこりニキビの種類肌にできるしこりニキビですが、こちらは紫ニキビと考えられます。ニキビも発生していく過程で、さまざまな状態になるのです。・角栓発生・白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄色ニキビ・紫ニキビこのような順番でニキビは変化していきますが、紫ニキビはその最終段階となります。紫ニキビはニキビが悪化し、血と膿が混じってできている状態です。一般的な皮脂や化粧の汚れなどでできていないため、従来のスキンケアだけでは治らないといわれています。しこりニキビの原因しこりのある紫ニキビですが、ニキビをずっと放っておくことで発生します。ニキビによって肌周辺が極限まで炎症すると、毛穴内に膿と血が溜まり始めます。次第にその膿が膨れ上がり、紫ニキビとなるようです。紫ニキビはニキビの重症化が一番の原因といわれていますが、同時にさまざまな要因がかかわって発生することがあります。特に、関連が強くなってくるのが血行の悪循環です。血行の流れが悪くなると、紫ニキビの原因ともなる血の塊ができやすくなります。また、血行不順だけでなく、ホルモンバランスや生理の乱れも原因といわれています。肌荒れやニキビはホルモンバランスの乱れによって引き起こされやすくなるようです。睡眠時間の減少や食生活の乱れはホルモンバランスを崩す原因となり、次第に肌の状態も悪くなっていきます。その生活が長期化すると、紫ニキビができやすくなるのです。紫ニキビの特徴紫ニキビができると、従来のニキビと違って触ってみるとしこりがあるのが特徴です。触るとコリコリとした触感があり、かいたりしても簡単につぶれないのがわかります。また、アゴ周りや頬を中心に発生し、色も赤黒くなっているのが特徴です。紫ニキビを放置しておくと、そのままニキビ跡になりやすくなります。膿と血で広がった毛穴がニキビ跡となり、ニキビが治っても目立つ形となるようです。ニキビの治療後もニキビ跡が残りやすく、完全にきれいな肌にするには長い目で見た治療が必要となります。また、炎症がひどいと治りが悪くなり、ニキビが発生している時期も長くなってしまいます。しこりニキビの治し方しこりのあるニキビができた場合には、普段のスキンケアや市販薬での改善は難しくなります。そのため、皮膚科やクリニックでの専門的な治療を受ける必要があります。ここからは、クリニックなどで受けられる治療方法について確認しておきましょう。注射による治療紫ニキビができてしまった場合には、クリニックにおいて注射治療をすることが多いようです。ニキビに直接注射をすることで、炎症だけでなく腫脹や痛みを和らげるのが一番の目的です。また、注射によってニキビの炎症を抑え、徐々に回復しやすい状態にしていく効果も見込めるといわれています。また、紫ニキビが引いた後には、ニキビ跡が長く続いてしまうことも考えられます。その後にもヒアルロン酸の注入をすることで、ニキビ跡の改善を計ることがあるようです。紫ニキビの治療に注射を用いるのは、その即効性の高さにも理由があります。ニキビのひどい部分に直接注射をすることで、現在進行しているひどい症状を止められるのは大きなメリットです。紫ニキビになると炎症がピーク状態なので、はやめに治療を受けましょう。ひどい場合は切開も行うしこりのある紫ニキビができると、ひどい場合には切開をして膿と血の塊を取り出します。いちど肌の中に膿と血の塊ができてしまうと、これを自然治癒やスキンケアで治すことはほぼ不可能のようです。また、注射治療でも難しいと医師が判断した場合には、こちらの方法を取ることを知っておきましょう。漢方薬を使うこともある紫ニキビを治療する場合には、肌を直接治療するだけでなく内側の状態を改善することも重要です。そこで、漢方薬を使った内側からの治療を行うこともあります。漢方薬には膿の原因とされている老廃物の排出を促すものがあり、クリニックなどで処方されることがあるようです。・星火温胆湯・冠元顆粒この2つの漢方薬が使われることがあります。漢方薬は副作用も少ないというメリットがありますが、各患者の状態にあったものを選ばないと十分な効果が得られないというデメリットもあるのを知っておきましょう。しこりニキビのケア方法しこりニキビができた場合は、クリニックでの治療を受けながら生活習慣の見直しを行うのが重要です。睡眠時間が短いと肌のターンオーバーがうまくいかず、肌の状態がだんだんと悪くなっていきます。睡眠時間を6時間は確保できるように心がけましょう。また、食生活の乱れも肌荒れやしこりニキビの原因となります。野菜が少ない人は、食事の中に野菜をとり入れるようにしていきましょう。特に、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEを含んだ食べ物は肌にいい影響をおよぼすといわれています。監修:稲葉岳也
2017年04月29日背中は皮脂の分泌量が高いと同時に、ニキビができやすい場所でもありますので、ケアは欠かせません。背中ニキビに対するケアの方法を解説していきます。背中ニキビは放置すると再発しやすい思春期ニキビは20歳前後の頃には治まっていくとされています。しかし、背中ニキビが出ている間に、そのニキビに炎症が起きて、潰れたりなどのくりかえしがあった場合、たとえ自然に治まってもニキビ跡や色素沈着(シミ)などが残ることがあります。放置して治まるといっても、適切なスキンケアを行い続けることが求められます。一方、大人ニキビの場合、思春期ニキビとは異なり、さまざまな要因があってニキビが起こります。しかし、主な原因は皮脂の分泌過剰です。1つの要因としてホルモンバランスの乱れなどもあげられます。また、そのホルモンバランスの乱れにもさまざまな要因があり、たとえ皮膚科で治療を受けたとしても、その原因を減らさないとニキビが再発する可能性は大きいでしょう。また、少し引いても放置すれば、必ず再発するといわれているので、日頃からのニキビケアが欠かせないということです。思春期ニキビと大人ニキビについては、『ニキビの基礎知識(2)思春期ニキビと大人ニキビの違いとは?』 (をご覧ください。背中ニキビを治すケア方法背中ニキビができてしまったら皮膚科に受診して治療というのが一般的ですが、炎症など重症化していない場合は、ビタミンC誘導体の美容液や化粧水などがおすすめです。背中ニキビができたところに重点的に塗っていくといいでしょう。ビタミンC誘導体はニキビの予防に効果的とされていますが、ビタミンCとは効果が違います。理由は、ビタミンCは肌に吸収されにくく、不安定で酸化しやすいという欠点があり、その欠点を改良したのがビタミンC誘導体です。詳しい効果については、『ニキビケアにおすすめ!ビタミンC誘導体とは?』 (をご覧ください。重症化してしまった背中ニキビは皮膚科で必ず治療するようにしましょう。再発させないために、さまざまなケアというのが求められます。なお、背中ニキビの治療には、健康保険が効く治療と、そうではない治療というのがあります。詳しくは、『ニキビを皮膚科で治療!治療の種類やメリットは?』 (をご覧ください。生活を改善して背中ニキビをケアする方法対策の目的は背中ニキビを出さないことです。たとえ背中ニキビができたとしても、重症化していないのであれば、上述した内容を含め、さまざまなケアを行うことで改善に期待が見込めるでしょう。自分でもできる対策方法を次にあげて解説していきます。背中ニキビの予防につながる食べ物基本的に栄養バランスのとれた食事を常にとり続けることで予防に期待はできるでしょう。とくに積極的にとってほしい栄養素は、ビタミンABCEです。この4種のビタミンが豊富に含まれている食べ物をあげて、その効果などについて説明していきます。ビタミンAレチノールは鶏レバー、あん肝、ウナギ、アナゴなど、β-カロテンは味付けのり、とうがらし、ほうれん草、春菊など、それぞれに含まれています。古い肌から新しい肌の生まれ変わりを促進して新陳代謝をよくし、ニキビの発生率を下げます。ビタミンBビタミンB2は豚レバー、牛レバー、魚肉ソーセージなど、ビタミンB6はニンニク、マグロ、ゴマなど、それぞれに含まれています。脂質代謝を促す栄養素となります。ニキビが悪化する原因は、脂質がたまってアクネ菌を増殖させることにあります。脂質代謝をコントロールすることでニキビの悪化を防ぐことが可能です。ビタミンCパプリカや水菜やブロッコリーなどが豊富に含まれています。ビタミンCはニキビの色素沈着に対する美容成分のひとつで、体内にとり込むことで治療につながるでしょう。ビタミンEビタミンB2と同じく、豚レバー、牛レバー、魚肉ソーセージなどが含まれています。ホルモンバランスの乱れを改善し、ニキビの予防、または改善することに期待が持てます。また、肌の生まれを促進させるだけでなく、抗酸化作用もあり、肌の老化を防ぐ効果を持っているといわれています。その他のニキビによいとされる栄養素やレシピなどについては、『食べ物からニキビ対策をしましょう』 (をご覧ください。背中への刺激を避ける方法通気性のよい清潔な肌着を選ぶことが求められます。そして、入浴後も汗をかかないようにして、質のよい睡眠をとることと規則正しい生活を送ることが大切です。これらを長く続ければ、ニキビの予防につながりますが、それでも背中ニキビができないとは限りません。洗濯洗剤や柔軟剤の成分なども原因になることがあります。無添加物のものに変えてみて、それで改善に見込みがあれば使用を続けてもいいでしょう。トリートメント剤やリンスの成分も背中ニキビの原因になることがあります。対策としては、先に髪を洗って、そのあとに体を丁寧に洗うことで、背中ニキビができにくくなったというケースもあります。また、汗も背中ニキビの原因になることもあり、汗をかいたらシャワーで汗を流して、清潔な肌着に着替えるのが望ましいでしょう。監修:馬野詠子
2017年04月27日背中ニキビの治療に薬が使われるのは一般的ですが、薬の種類によって効果が異なります。背中ニキビの治療に使う薬の効果と副作用背中ニキビに有効とされる薬は豊富です。その種類をあげて、その効果について解説していきます。抗生物質の効果と副作用通常の皮膚科でも一般的に処方される薬です。炎症した背中ニキビの原因菌であるアクネ菌をやっつけて、そのニキビを治すというものです。ニキビに有効とされる抗生物質は、リンコマイシン系抗生物質クリンダマイシンと、ニューキノロン系抗生物質ナジフロキサシンなどがあげられます。リンコマイシン系のほうが効果は強力ですが、その分の副作用がでやすいので注意が必要です。ニューキノロン系も副作用がでると考えられるのですが、医師や薬剤師などの指示に従って、適切に服用することを心がけましょう。詳しくは、『皮膚科で処方されるニキビ薬(1)抗生物質』 (をご覧ください。レチノイド製剤の効果と副作用表皮の顆粒細胞から角質細胞に変わるのを抑えて、角化異常を防止するという効果を持ちます。たとえるなら、毛穴周辺の肌を硬くせず、毛穴を小さくなるのを防いで、ニキビを抑えるというものです。抗生物質はアクネ菌をやっつけて、炎症したニキビの炎症を治療するのに対し、レチノイド製剤はニキビそのものを発生させないようにするという治療で、わかりやすくいえば、新しいニキビを起こさないようにするというものです。しかし、ピリピリとした刺激があり、発赤や乾燥肌などを起こすなどの副作用が存在しています。詳しくは、『皮膚科で処方されるニキビ薬(2)レチノイド製剤(ディフェリンゲル)』 (をご覧ください。硫黄製剤の効果と副作用硫黄はニキビの治療薬として古くから伝わっています。硫黄にはニキビに対する3つの効果があります。1つ目は殺菌作用で、ニキビの炎症を引き起こす要因となっているアクネ菌を減少させて除菌するという作用です。2つ目は角質の柔軟性で、角質を柔らかくして毛穴のつまりを防ぐというものです。3つ目は皮脂分泌を抑えて肌を乾燥させるというものです。しかし、肌の乾燥によって、肌のバリア機能の低下を招き、その結果、さまざまな皮膚症状が起きる可能性があります。詳しくは、『乾燥肌ってどんな肌? (乾燥肌の基礎知識』 (をご覧ください。実は硫黄製剤は大人ニキビに対して効果が期待できないどころか、悪化の要因になるという可能性があります。思春期ニキビの原因は皮脂が過剰に分泌されることにあるので、硫黄製剤は有効と考えられます。しかし、皮脂は肌を保護する役目を持っているので、肌の乾燥を防ぐために皮脂が過剰に分泌させるといわれているので、結果的に大人ニキビを悪化させる要因になるというわけです。詳しくは、『皮膚科で処方されるニキビ薬(3)硫黄製剤』 (をご覧ください。漢方製剤の効果漢方は東洋医学のひとつで、漢方によるニキビ治療に期待が高まっています。ニキビ治療に使われる漢方薬は、清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)、桂枝茯苓丸加苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)、十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)の4つです。詳しくは、『皮膚科で処方されるニキビ薬(4)漢方製剤』 (をご覧ください。ただし、漢方製剤だけではニキビが消える可能性は低いとされています。サリチル酸製剤の効果と副作用肌の角質層が硬くなるのを防いで、角栓の発生を抑えるという作用があるため、背中ニキビの初期症状の予防に期待が見込めるでしょう。若干ながら殺菌作用があるため、アクネ菌を減らすという効果もありますが、副作用があります。詳しくは、『皮膚科で処方されるニキビ薬(5)サリチル酸製剤』 (をご覧ください。過酸化ベンゾイル製剤の効果アメリカのニキビ治療では、過酸化ベンゾイル製剤が一般的に使われているといわれています。日本でも使われているのですが、アメリカほどではありません。その効果は強力な殺菌作用やピーリング効果、さらに乾燥を促進させる作用を持っています。詳しくは、『皮膚科で処方されるニキビ薬(6)過酸化ベンゾイル製剤』 (をご覧ください。背中ニキビ予防に効果的な化粧水や美容液の成分背中ニキビが重症化する前に皮膚科で診てもらうのが一番ですが、軽度の段階であれば予防は可能です。予防方法としておすすめなのがビタミンC誘導体の成分が入った化粧水や美容液を用いることです。ビタミンC誘導体は肌の浸透力が高く、背中ニキビの改善、もしくは予防につながるとされています。1日2回、朝と夜に使い分けることで効果は期待できるでしょう。詳しくは、『ニキビケアにおすすめ!ビタミンC誘導体とは?』 (をご覧ください。薬には副作用があるため注意が必要どの薬も副作用というのがあるので、医師や薬剤師の指示に従って、適切に使用するようにしましょう。監修:大久保真
2017年04月27日鼻ニキビの原因を把握することから始めましょう。その原因をもとにさまざまな対策法を考え、対処することが求められます。具体的にどのように対処し、鼻ニキビができないように予防すればいいのかを解説していきます。目立つ鼻ニキビは早めに治すのが大切鼻とその脇などにできるニキビです。顔すべてニキビができる可能性はありますが、その中でも鼻はニキビができる確率が高いといわれています。それだけにとどまらず、たとえ治っても跡が残り、目立ってしまう可能性があります。鼻の毛穴の数と皮脂の分泌量が多く、分泌した皮脂が毛穴にたまりやすい部位でもありますが、その皮脂が毛穴にたまることでニキビが発生すると考えられています。ニキビを放置しておくと悪化し、炎症を起こすことがあるので、悪化する前に適切なケアを行って予防することが重要です。しかし、原因を取り除かなければ改善に期待は見込めないと考えられます。ケアも大切ですが、原因を取り除き、改善することも大切です。ケアを行い続け、ニキビが目立たなくなったとしても、その後のケアを継続的に行う必要があります。また、ニキビができて炎症が起きてしまった場合は、迷わず皮膚科に受診するようにしましょう。治療ですので、健康保険は適用されますが、治療方法によっては適用されないことがあります。健康保険適用については、『皮膚科でニキビを保険適用内で治療する方法と処方薬』 (をご覧ください。鼻ニキビができる原因とは鼻ニキビの原因はさまざまです。考えられる原因を次にあげて、解説していきます。ホルモンバランスの乱れ男性ホルモンが過剰に分泌される状態になると、角栓が現れて毛穴をつまらせるだけでなく、皮脂を過剰に分泌されてしまうという作用が働き、ニキビを悪化させる要因につながると考えられます。乱れたホルモンバランスを整えるには、原因とされているストレス、睡眠不足、不規則な生活などの改善があげられます。外部からの刺激外部から刺激を受けると肌のバリア機能が低下し、ニキビができやすい状態になると考えられます。たとえば洗顔方法です。洗顔するとき、顔にゴシゴシと強く洗ってしまうと、逆にニキビができやすい環境になるだけでなく、すでにできてしまったニキビをさらに悪化させてしまう可能性があります。もうひとつは紫外線です。紫外線はニキビの原因のひとつでもあり、悪化してしまうと炎症する可能性があります。ニキビと紫外線の関係については、『ニキビ肌の紫外線対策・日焼け止めの選び方』 (をご覧ください。生活リズムの乱れ具体的には、偏った食生活(脂分が多い食事など)や睡眠不足などがあげられます。それらの要因がひとつでも当てはまった場合はニキビの原因になると考えられます。外側のケアができても、内側のケアができていない場合はニキビができる可能性があるということです。その他洗い残しなど鼻は毛穴が多い部位だけでなく、凸凹している場所でもあります。その場所に洗い残しがあったり、化粧を落としきれず残ってしまったりなど、考えられる原因が多くあります。それによって、ニキビが起こる確率が高くなっていきます。鼻ニキビのケア方法ケア方法は基本的に2つです。1つはホルモンバランスを整えること、もうひとつは正しい洗顔方法を行うことにあります。内側と外側のケアを徹底することが求められます。ホルモンバランスを整えるには、不規則な生活の部分を改善し、規則正しい生活を送ることが求められます。規則正しく栄養バランスがとれた食生活、リラックスした時間などを作って睡眠不足にならないようにする、などさまざまです。洗顔方法については、肌を刺激せず洗顔することが求められます。洗顔用の石けんをお湯などでしっかりと泡立て、その泡を顔に当てます。泡を転がすようなイメージを持って、肌に手が触れないようにすることが大事です。そして、少し冷たい程度のぬるま湯で洗い流します。お湯で洗い流してしまうと、肌の保湿成分まで洗い流してしまうおそれがあるので、できるだけぬるま湯で洗い流すようにしましょう。その後、必ず化粧水や乳液などで洗顔した肌を保湿します。また、洗い過ぎないように注意しましょう。鼻ニキビを予防するには規則正しい生活を送ること、正しい洗顔方法と保湿を行うこと、そして肌に負担がかからないようなメイクを行うことです。メイクについてですが、毛穴を塞がないようにすることが大切です。化粧を薄く塗るとか、毛穴の多い部分は避けてポイントメイクにするなど、いろいろと工夫する必要があります。これらを日頃から徹底することで、鼻ニキビの予防に期待が見込めるでしょう。監修:大久保真
2017年04月27日顔の中でも鼻はニキビができる確率が高いといわれています。鼻ニキビができてしまったときの治し方、およびその予防方法などについて、解説していきます。鼻ニキビができやすくなる原因ニキビは顔の隅々までにできるといわれていますが、鼻とその脇に現れたニキビは、たとえ治っても跡が残るだけでなく目立ちやすいため、早期の治療が求められます。鼻は顔の中で皮脂量が多く分泌する部位で、毛穴一つ一つに皮脂やアクネ菌などが溜まってしまい、その影響で炎症などを引き起こしてしまう可能性が高いとされています。洗顔料の洗い残し考えられる原因は、石けんや洗顔料などで顔を洗い、洗い流す際に残ってしまったとか、顔の化粧を落とすときに残ってしまったなどがあげられます。鼻とその周りは凸凹している場所でもありますので、残ってしまいやすい場所でもあります。残ってしまった場合、皮膚がダメージを受け、鼻ニキビがますますできやすくなります。普段からクセとして鼻を触るなどをしている場合、できるだけ触らないように努力しましょう。理由は、鼻に触ると刺激され、その刺激が鼻ニキビを引き起こす原因になると考えられるからです。ホルモンバランスの乱れもう一つ、考えられる原因としてあげられるのが、男性ホルモンに関するホルモンバランスです。男性ホルモンは男性自身が持つホルモンであると想像してしまうかもしれませんが、女性にも少なからず分泌されるといわれています。男性ホルモンは角栓を発生させて毛穴をつまらせる働きを持ち、皮脂の分泌を通常より多く促進させることによって、鼻ニキビを悪化させるといわれています。角栓については、『鼻の角栓と毛穴づまりの原因は?正しいケア方法まとめ』 (をご覧ください。ニキビの原因については、『ニキビが出来る原因とは - (ニキビの基礎知識』 (をご覧ください。鼻ニキビを治す方法鼻ニキビの原因を取り除く、もしくは改善することで期待が見込めるでしょう。しかし、状態によっては皮膚科の受診が求められます。セルフケアの方法ケアの目的は鼻ニキビを改善し、予防することにあります。その方法は、正しい洗顔方法、日常生活の見直し、メイク方法にあります。正しい洗顔方法洗顔用の石けんを用意します。その石けんでたくさん泡立て、肌に当てます。ポイントは、手と肌を接触しないようにして、泡を転がすというイメージを持つことです。ゴシゴシと手で顔を洗うと、物理的な刺激によって、鼻ニキビを余計に悪化させる可能性があるからです。洗い流すとき、お湯ではなくぬるま湯を使いましょう。お湯で洗い流すと、肌にある保湿成分まで洗い流してしまうことがあるので、ぬるま湯で洗い流すようにしましょう。このとき、肌に石けんの泡などを残さないのが重要です。顔を洗った後、化粧水などで皮膚を乾燥させないようにして、化粧水だけでは乾燥を防ぐことができない場合は、保湿成分などが含まれた乳液などを使用します。毛穴に蓋をするというイメージを持って使用するようにしましょう。日常生活の見直しホルモンバランスの乱れがニキビの原因のひとつとして説明しましたが、ホルモンバランスが乱れる最大の要因は、日常生活にあります。具体的には、ストレス、疲労、睡眠不足、そして偏った食生活などがあげられます。ストレス解消はさまざまですが、入浴や睡眠など、心身をリラックスすることが重要です。それにともなって、疲労の回復に期待が見込めるでしょう。食生活についても、1日3食を決まった時間に食べ、栄養バランスのとれた食事をとることも求められます。メイク方法化粧の厚塗りは毛穴をふさぐことになるため、可能なかぎり避けるようにしましょう。厚塗りせず薄くメイクするか、その顔の部分だけポイントメイクするなど、いろいろと工夫するといいでしょう。皮膚科での治療方法ニキビには種類というものがあります。白ニキビと黒ニキビ、赤ニキビと黄色ニキビなどさまざまです。ニキビの種類については、『ニキビの基礎知識(3)ニキビの種類と症状』 (をご覧ください。赤ニキビは、炎症を起こして腫れているニキビのことをいい、黄色ニキビはニキビ自体が膿んでいることをいいます。日常生活の中でケアだけ行っても改善は難しく、その場合は皮膚科で診てもらう必要があります。適切な治療を受けた後、処方された抗生物質などの薬で改善が期待できると考えられます。ただし、健康保険に適用されるのと適用されないという治療方法があります。治療にあたり、特別な理由がないかぎりは健康保険適用内の治療を選択しましょう。治療方法については、『ニキビを皮膚科で治療!治療の種類やメリットは?』 (をご覧ください。監修:大久保真
2017年04月27日大人ニキビは、思春期にニキビが出なかった人でも発生する可能性があります。大人ニキビは、思春期に発生するニキビとは原因が違い、治る過程も違います。また、大人ニキビになると肌の状態が悪くなり、化粧のノリが変わるのが特徴です。そのため、きちんと対処して治す必要があります。ここからは、大人ニキビの原因や治療方法について見てみましょう。なかなか治らない人もいる大人ニキビとは大人ニキビとは、大人になってできるニキビのことです。基本的には、毛穴に皮脂がつまることになって発生しますが、それ以外にも生活習慣や化粧の残りかすなども原因といわれています。思春期のニキビと違い、発生原因がたくさんあるため、対処方法が違ってきます。しかし、皮脂の増加だけと決めつけてしまい、なかなか治らない人もいます。また、思春期の場合は皮脂の増加が主な原因となるため、20歳ころにホルモンバランスが落ち着くのと同時にニキビが減っていきます。ですが、大人ニキビの場合は原因が多種多様になっています。そのため、ニキビの発生原因を特定し、きちんとした対処をしないといつまでも発生し続けることになるようです。大人ニキビが発生すると、顔のアゴ周りや頬に発生します。それ以外にも胸や背中など体のどこにでも発生する可能性があるのも特徴です。大人ニキビができる原因現在、大人ニキビとしてはさまざまなものが考えられています。ここでは、大人ニキビの原因と考えられている事例についてご紹介します。生活習慣の乱れがニキビの原因に大人ニキビの大きな要因といわれているのが、生活習慣によるものです。生活の中でストレスを多く感じることがあると、それによって大人ニキビが発生するといわれています。人間はストレスを感じると、精神的に憂鬱になるだけでなく、自律神経にも大きな負担をかけることになります。自律神経に問題が生じると、それによってホルモンバランスにも影響するようです。ホルモンバランスの乱れは皮脂の分泌量にも大きく影響し、それによってニキビが発生しやすくなると考えられています。ほかにも、食生活において野菜が少ない油ものが多いインスタント食品類が多いと肌が乱れやすくなります。肌の環境が悪くなると、ターンオーバーの力が弱くなって、徐々にニキビができてしまうこともあります。また、食生活だけでなく睡眠不足も肌にとっては悪影響で、大人ニキビができる原因と考えられています。 化粧の落とし忘れはニキビができやすくなる大人ニキビは生活習慣だけでなく、化粧を落とし忘れることで発生することもあるようです。化粧を落とさないと、それが肌につまって炎症を起こします。その影響でニキビができることもあるので注意が必要です。また、しっかりとクレンジングや洗顔ができていないと、肌に残った化粧の残りがニキビの原因となります。間違った洗顔方法がニキビの発生原因に化粧の際に使っている化粧品が肌に合っていないとニキビができることもあります。肌は思っている以上にデリケートなため、無理に強力な洗顔剤やクレンジング剤を使うと肌荒れを起こします。それを続けてしまうとニキビにつながることがあるようです。さらに、洗顔方法が大人ニキビの発生原因となっていることもあります。忙しいからといって適当に洗顔をしたり、ゴシゴシと強めに肌をこするのも控えましょう。肌を無理にこすると乾燥しやすい肌を招き、皮脂の増加を招いてニキビの発生原因となります。大人ニキビの対処法大人ニキビが発生した場合、まずは肌の状態を見直すのが重要になってきます。普段の食生活や睡眠を見直すことも重要ですが、大人ニキビを減らすには洗顔と保湿を見直しましょう。ニキビが発生した場合、まずは洗顔剤の見直しを行います。洗顔剤として油分が多い合成界面活性剤使用のものを使っていると、肌の状態が荒れてしまいます。フリーオイルのものや、天然成分由来のものを選ぶと、肌にも負担をかけなくてすみます。また、洗顔方法についても見直すようにしましょう。洗顔をする際には丁寧に行うことを心がけます。ゴシゴシと無理に落とすのではなく、皮脂の多い鼻やおでこから洗剤を広げていきましょう。なでるように洗顔をした後、ゆっくりと丁寧に洗顔剤を落としていき、回数を分けて落としていくのがポイントです。最後に、洗顔をした後は必ず保湿を行いましょう。保湿をしないと乾燥を招き、皮脂の増加を促します。大人ニキビの予防には生活改善が大事新しい大人ニキビができるのを予防するためには、生活習慣を見直すことが大事です。睡眠は肌の状態を大きく左右するので、睡眠時間が6時間以下の人は要注意です。時間の確保が難しい人は、寝始めの3時間でも状態をよくしましょう。寝始めの3時間は成長ホルモンが多く分泌されるため、肌のターンオーバーに大きく影響します。同時に、食生活の環境が悪くなっている人は見直しを行うようにしましょう。野菜が少ないと肌の状態をよくするビタミンAやビタミンE、ビタミンCが摂取しづらいため、できるだけ食事に野菜を摂りいれましょう。また、野菜がないと便秘がちになり、それによって肌荒れが発生し、その結果、ニキビにもつながると考えられるので注意しましょう。監修:村石世志野
2017年04月25日おしりの皮膚の特徴は、顔や背中のそれと異なるため、ニキビができた際のケアでも異なる点があります。今回の記事では、おしりにできたニキビに有効な薬の成分や、使用上の注意点などについて見てみましょう。おしりニキビ治療に効果のある薬の種類おしりニキビのケアに使う薬には、以下のような特徴や種類があります。具体的な成分などは、次の段落で詳しく解説します。顔ニキビ用の塗り薬は効かない場合があるおしりの皮膚は顔のそれと比べて、角質層が分厚くなっています。座った際に上半身の体重を支えるための仕組みですが、これにより、顔に塗る薬を使っても有効成分が患部まで浸透しにくい場合があります。飲み薬やステロイド注射などによる治療も効果的ニキビの治療薬といえば患部に直接塗って使用する外用薬のイメージが強いですが、内服薬(飲み薬)が使用されるケースもあります。また、ニキビの炎症がひどい場合は、患部への抗生物質やステロイド剤の注射が行われることもあります。皮膚科で処方される薬は保険適用外もある皮膚科や美容皮膚科で薬を処方してもらう場合、トレチノインなどの一部の薬は保険適用外となるため、治療費が他の薬を使う場合と比べて高額になることがあります。おしりニキビの治療に効果のある成分おしりニキビの治療に使われる薬はいくつかありますが、それらに含まれる成分の中で、具体的に何がニキビを治す役割があるのかを解説します。抗菌剤でアクネ菌の繁殖を防ぐ抗菌剤に含まれる抗生物質には、ダラシンやゲンタシン、アクアチウムなどがあります。これらはいずれも殺菌効果が強く、ニキビの原因となっているアクネ菌の繁殖を防ぎ、炎症をおさえる目的で使用されます。そのため、まだ炎症が起きていない初期のニキビの治療に使われることはありません。また、皮膚に存在するアクネ菌にはニキビの原因となる悪玉菌以外に善玉菌もいますが、抗生物質を使うと悪玉善玉問わず死滅させてしまうため、かえって皮膚の状態が悪化する可能性というデメリットもあります。ビタミン剤で初期ニキビを対処初期段階のニキビは、ビタミン剤を摂取することで改善できる場合があります。具体的にはビタミンA、ビタミンB2、ビタミンCなどが血行改善や皮脂の分泌腺の正常化に効果的とされています。保湿剤で乾燥予防とターンオーバー促進乾燥肌のニキビなどの場合、保湿剤を利用することで角質を柔らかくすることで排出しやすくし、肌のターンオーバーを促進します。また、肌に潤いを保ち乾燥させないことで、必要以上の皮脂の分泌を防ぐねらいもあります。ピーリング剤はニキビ治療にも効果的ピーリングとは薬品によって肌に残っている古い角質を剥がすことで新陳代謝を正常に戻そうとするアプローチです。美容のためのスキンケアとして一般的な施術ですが、ニキビの治療方法としても有効とされています。漢方薬でホルモンバランスを整え体質を改善先に記した薬と合わせて、漢方薬が使用される場合があります。たとえば、桂枝茯苓丸加苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)などは強い炎症を起こしているニキビに有効とされ、めまいや生理痛などにも効果があるとされています。漢方薬にはホルモンバランスを整える働きがあるため、治癒能力を高めるだけでなく、体質改善を行われてニキビができにくい身体になる期待もできます。病院以外で漢方薬を別途購入する場合などは、医師に相談したり、漢方薬局でお薬手帳などを見せて治療薬との組み合わせに問題がないか確認することが大切です。おしりニキビの治療薬を使うときの注意点この記事で紹介した治療薬を使用する際は、次のような点に注意することも大切です。ニキビや肌の状態に合わせて薬を使う一口におしりにできるニキビといっても、その種類はさまざまです。同じ人物のお尻にできるニキビでも、原因が変わればニキビの種類も変わり、最適なケアの方法や薬の種類が変化します。おしりのニキビが再発した際は、なにも考えずに前と同じ薬を使うのではなく、注意深く新しいニキビを観察して肌の状態を確認したり、皮膚科の医師に相談してみることをおすすめします。抗菌剤などでアレルギー反応が起こることも薬の効き方や相性には個人差が出ます。身近な人が勧めて来たものでも、自分だけ副作用が強く出ることや、ニキビの改善が感じられない場合もあります。市販品だけでなく、たとえ医師から処方されたものでも違和感があった場合は使用を中断し、病院などで相談することが大切です。具体的な例としては、抗菌剤に含まれる抗生物質でアレルギー反応が起きる場合があります。薬での治療と生活改善を同時に行うニキビができたら、ただ薬を塗るだけでなく、他のケア方法も同時に行うことでより早い治療が期待できます。たとえば、食生活の見直しや生活習慣の改善、十分な睡眠の確保などが薬物治療と同時に行うことが可能です。監修:村石世志野
2017年04月25日背中ニキビは皮膚科で治すのが最適といえるのですが、保険が適用された治療とそうではない治療というのがあります。皮膚科で行われるその背中ニキビの治療法について、解説していきます。背中ニキビを病院で治すタイミング背中のニキビは他の場所と違って見えにくいところにあるので、背中に違和感を覚えても確認することが困難です。気づいたときにはすでにニキビが大きくなっている、または炎症を引き起こしていることが多いとされています。背中ニキビに気をつけるため、外側だけでなく内側のケアを心がけても、治らない場合は皮膚科への受診が求められます。背中はニキビの発生率が高いです。背中に皮脂腺と呼ばれる皮脂の分泌腺が集中しているので皮脂の分泌量が多く、汗もかきやすく、衣服などで常に覆われているなど、さまざまな要因によってニキビができる環境が整っていると考えられます。上述したように、みえにくいのでケアも遅れがちになるのがほとんどです。ニキビができても、炎症や化膿などの重症化に至っていない場合は、日常的なケアなどで改善が見込めるでしょう。背中ニキビの皮膚科での治療方法と処方薬治療法を説明する前に、健康保険が適用されるかどうかについて、説明していきます。治療ですので基本的に健康保険が効きますので、経済的な負担も少なくて済みます。しかし、治療方法の種類によっては健康保険が効かず自由診療となります。保険適応の治療法と保険適応外の治療を次にあげて、解説していきます。保険適用の治療法毛穴につまっている皮脂などの内容物を取り除くという治療である面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)というのがあります。内容物を取り除くことによって、ニキビの治りを早くします。しかし、保険適用内に限定すると、一度に多くのニキビの面皰圧出ができないことが多く、5〜6個までが一般的とされています。外用薬は抗生物質が一般的に使われています。抗生物質で炎症を起こしたニキビの原因菌とされるアクネ菌を殺菌して治療します。もうひとつ、毛穴のつまりを解消してつまりにくくするという効果を持つ外用薬(アダパレンなど)があり、この外用薬もニキビの治療薬として使われています。内服薬も抗生物質が処方されますが、漢方製剤、また少ないのですが原因がホルモンバランスの乱れであることが判明している場合は、ホルモン治療として低用量ピルや抗男性ホルモン薬などが処方されます。ホルモンバランスの乱れによって、男性ホルモンが過剰に分泌され、男性ホルモンが持つ作用である、皮脂の過剰分泌や角栓の発生や毛穴の縮小などがあります。その作用の働きを抑えるには、ホルモンバランスを整えるなどの治療が求められます。しかし、ほとんどはホルモンバランスが崩れていないことが多いようです。改善のために皮脂のコントロールの意味で、ビタミン剤が処方されます。美容皮膚科などでは保険適用外の治療も一般的な治療法は、イオン導入、ケミカルピーリング、そしてレーザー治療などがあげられます。ほとんどの場合はクリニックで処置されます。イオン導入は微弱な電流を流して、ニキビに有効とされる成分を肌深くまで浸透させます。痛みなどはほとんどありませんが、ペースメーカーを装着している場合は、この治療を受けることができません。ケミカルピーリングは、簡単にいえば古い皮膚をはがして、新しい皮膚を蘇らせるという治療法です。これによって、ニキビやニキビ跡の改善、さらにシワやたるみなどにも効果が期待できるとされています。レーザー治療は、ニキビの原因菌でもあるアクネ菌を殺菌し、ニキビ跡のケアなどを目的とした治療法です。ケミカルピーリングとレーザー治療は肌に負担がかかるので、肌の弱い人はクリニックで事前に申告し、受けられるかどうかを事前に相談するようにしましょう。背中ニキビの予防法食生活を含む生活習慣の乱れなどを改善することによって、背中ニキビの予防につながることに期待が持てますが、背中のケアも心がけることも求められます。入浴時、背中を洗うときにおすすめなのが一般の固形石けんです。抗菌作用のある石けんもありますが大きな効果の違いはありません。消臭効果もあるので、体臭の予防には効果的とされています。入浴後、汗をかかないようにすることが大切です。衣服など、背中に触れるものすべて清潔に保つことも求められます。また、背中の風通しのよい肌着や衣服の着用も心がけましょう。監修:馬野詠子
2017年04月25日鼻にニキビができると、目立ったり痛んだりして憂鬱になりがちです。鼻ニキビはなぜ発生してしまうのでしょうか。また、予防法はないのでしょうか。鼻ニキビについて、原因や症状、治療法、予防法について見てみましょう。鼻の横や下にできるニキビの特徴鼻ニキビとは、鼻や鼻の横、鼻の下などに発生するニキビです。これらの部位は皮脂腺が多いため、肌トラブルがおこりやすい場所です。鼻にできるニキビは思春期のころが多いですが、鼻の下にできるニキビは大人になってから頻発します。もちろん、大人になって鼻のニキビが発生することもあります。鼻の横や下にニキビができる原因鼻のニキビについて原因には、以下のものがあげられます。ホルモンバランスの乱れが原因不摂生な生活や生理前など、ホルモンバランスが乱れる時期があります。皮脂の分泌は、ホルモンに左右されるため鼻ニキビができやすくなります。ファンデーションの洗い残しが原因鼻は平坦でないため、クレンジングや洗顔の際に洗い残しがでやすい部位です。ファンデーションが残ってしまったり、クレンジングオイルや洗顔料がたまってしまいます。鼻への刺激が原因鼻をかむ、無意識に小鼻をさわるなど鼻に刺激を与えてしまうことで鼻ニキビが発生します。ティッシュや手に雑菌がついていると、さらに症状が悪化するおそれがあります。鼻の横や下にできるニキビの症状鼻のニキビの症状について見ていきましょう。4段階で進行するニキビの症状ニキビには4段階あり、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの4段階で進行します。鼻は、皮脂腺が多いため、赤ニキビや黄ニキビまで進行してしまうことがあります。赤ニキビは、アクネ菌が炎症をおこして赤く腫れた状態です。黄ニキビは、毛穴が膿んでしまった状態です。毛穴拡大で現れるイチゴ鼻の症状鼻ニキビの炎症や膿みが緩和されても、毛穴が拡大するといった症状が残ることがあります。俗にいう「イチゴ鼻」の原因になります。鼻の横や下にできるニキビの治し方鼻のニキビの治療法を紹介します。ニキビ用化粧水で早めに治すニキビ用の化粧水で症状の改善が見込めることがあります。白ニキビや黒ニキビといった軽症のニキビに効果があるため、早めの対処をおすすめします。角質の硬化を防ぐ薬「ディフィリンゲル」ディフィリンゲルとは、角質が硬くなるのを防ぐ薬です。皮膚科に行くと、異常な角化を抑制する目的で処方されることがあります。根本的に治すホルモン治療ホルモンバランスが乱れると鼻ニキビにつながるため、鼻ニキビの根本的な治療はホルモン療法が用いられます。ホルモン治療では、ニキビができにくい肌をつくることができるのでおすすめです。鼻の横や下にできるニキビの予防法鼻ニキビを予防するセルフケアについて紹介します。触る・こするなど刺激を与えない鼻をさわるくせのある人は、さわらないようにしましょう。また、タオルでごしごしと強くこするのも厳禁です。鼻をかむ機会が多い人は、なるべく肌ざわりがよいティッシュを使うようにしましょう。手で触らず泡で洗顔するたっぷりの泡で顔を洗うと、手が直接、肌にふれないため刺激を与えずにすみます。はじめから泡で出てくる洗顔料を使う、泡立てネットを使うといった方法で洗顔しましょう。鼻の横や下を保湿する鼻は、乾燥すると皮脂を過剰に分泌し鼻ニキビになってしまいます。そのため、入浴後や部屋が乾燥しているときは、鼻に化粧水や乳液を塗って保湿しましょう。また、ティッシュなどで皮脂をおさえてから行うと効果が期待できます。乾燥は新陳代謝の低下も招くため、角質が毛穴に残りやすくなってしまいます。十分に保湿しましょう。リラックスするホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になると、鼻ニキビが発生しやすくなります。アロマをたく、目を閉じて横になる、お気に入りの紅茶を飲むなど自分がリラックスできる方法をためすことが大切です。リラックスした状態では、女性ホルモンが優位になるためです。日ごろ気をはりつめて生活している人は、肩の力を抜く時間を作るといいでしょう。生活習慣を見直す栄養バランスの偏り、睡眠不足、暴飲暴食といったことでホルモンバランスが乱れている可能性があります。日ごろから規則正しい生活につとめましょう。また、足りない栄養素はなるべく食事で補うべきですが、場合によってはサプリメントをうまく活用するとよいでしょう。なかなか寝られない人は横になるだけでもいいので体を休めましょう。これまで、鼻ニキビの原因や症状、治療や予防についてご紹介してきました。鼻ニキビは目立つため、跡にのこると改善するまで大変です。原因や予防法を理解し、早い段階からケアや治療を行いましょう。監修:大久保真
2017年04月23日吹き出物用の市販薬と処方薬の違い吹き出物ができたときには、市販の薬を使う、病院処方の薬を使うという2つの方法が考えられます。市販の薬と処方薬とはどのような違いがあるのかを解説します。私たちが通常購入する市販薬には、吹き出物用の化粧品や医薬部外品があります。しかし、これらは吹き出物を予防することはできても、できてしまった吹き出物を治療することはできません。病院で処方される薬は、厚生労働省から吹き出物に対して有効性が確認されたものです。また、医師が処方するということは、それだけ効果はあるけれど、副作用もあるということです。医師が症状を診ながら処方してくれますし、副作用が出た場合にもすぐに対処してくれるので安心です。薬の効能吹き出物の薬には、吹き出物の症状によって効能や目的が違ってきます。皮脂の分泌を抑える吹き出物の原因のひとつである過剰な皮脂の分泌を抑えます。この効能は、主に硫黄が入った塗り薬に多く、男性や比較的若い年齢にできる吹き出物に効果をあらわします。腫れを抑える赤ニキビ、黄ニキビといった炎症を起こしている吹き出物に対して、熱や腫れを抑えます。吹き出物の痛みを落ち着かせたいときに効果をあらわします。あくまでも対処法であり、吹き出物の原因を取り除くものではありません。角質を柔らかくする吹き出物の原因のひとつである、毛穴の詰まりを改善します。ターンオーバーがうまくいかないときやホルモンのバランスが崩れるなど、大人ニキビと呼ばれる症状を緩和する効果が期待できます。殺菌する吹き出物は、アクネ菌の増殖によって、毒素が出るために炎症を起こします。アクネ菌を殺菌することで、化膿するといった吹き出物の悪化を防ぐ効果が期待できます。栄養を補給する吹き出物の原因となる皮脂の過剰分泌を抑えるために、ビタミンB2、ビタミンB6といった栄養を補給します。また、ターンオーバーを促進する効果もあるようです。吹き出物の薬の種類吹き出物の薬には、吹き出物の状態によって使われる成分が違ってきます。抗生物質吹き出物の原因となっているアクネ菌を殺菌する効果があります。とくに、炎症をともなう吹き出物の治療では最初に使われる薬となります。赤ニキビや黄ニキビなど、腫れ、膿を持って痛むときなどに処方されます。塗り薬と飲み薬があります。ただし、炎症を抑える効果だけなので、炎症が起こっていない白ニキビや黒ニキビには効果はありません。消炎効果に特化した薬なので、予防効果も期待できないとされています。レチノイド製剤角質が硬くなって、柔軟性を失うと毛穴が詰まって、角栓ができてしまいます。レチノイド製剤は、角質を柔らかくする効果があるとされています。吹き出物の原因そのものを抑えるという点で、新しい吹き出物の発生を予防することも期待できます。ただし、吹き出物の原因である角栓を予防する薬のため、炎症のある吹き出物には効果はないといわれています。硫黄(いおう)製剤殺菌、角質を柔らかくする、皮脂の分泌を抑えるの3つの面から吹き出物を治療する薬です。副作用が少ないので、市販の吹き出物用の薬にも含まれています。ニキビ全般の症状に使えますが、肌を乾燥させる副作用があるため、大人になって乾燥肌が原因でできる吹き出物には使わないほうがいいでしょう。サリチル酸製剤角質を柔らかくする効果があります。毛穴の皮脂を外に出やすくして、吹き出物の原因である角栓を発生させないようにします。初期の白ニキビや黒ニキビの段階で、一気に除去することが期待されます。ただし、角質を溶かすほどの成分ですから、敏感肌やすでに炎症を起こしている「赤ニキビ」「黄ニキビ」には向かないとされています。薬の使用上の注意点吹き出物で多く使われる治療薬は、ほとんど塗り薬です。これらの薬はすべて対症療法であり、根本的な治療ではないことを念頭に置いておかなくてはなりません。なぜなら、薬を塗るのを止めてしまえば、再発する可能性があるからです。病院で処方される薬は、効果が高いぶん、副作用も強くなる場合があります。副作用として多いのが皮膚の赤味ヒリヒリ感かゆみ皮がむけるといった症状です。しかし、これは副作用というよりも随伴症状といわれるもので、治療の効果が出ているからこそ現れる症状です。吹き出物の処方薬は、このように随伴症状が現れることが多く、定期的に医師からの経過観察が必要になってきます。随伴症状を和らげるためには、薬を塗る前に化粧水などで保湿してから使用する塗布する量を少なくするしばらく使用を控えるといった方法があります。いずれにしても、自分で判断せずに医師に相談するようにしましょう。市販の吹き出物用の薬は、手軽に使えるので愛用している人も多くいます。しかし、なかなか治らない症状がひどくなってきたくりかえし吹き出物が出るといった場合、やはり皮膚科を受診して処方薬を使うほうが、結果的に早く治療でき、安心できるようです。監修:スキンケア大学参画ドクター
2017年04月23日オーガニック先進国として知られるオーストラリア。強い紫外線と激しい乾燥から肌を守るべく、肌に優しく機能性の高い優秀スキンケアコスメが日々開発されています。日本では、まだあまり馴染みのないチアシードを使った美容オイルから、人気モデルミランダ・カーのスキンケアコスメラインまで、実際私が試して良かった、オーストラリア発オーガニックスキンケアコスメをピックアップしてみました。メルボルン生まれのナチュラルスキンケアコスメsukinPhoto by naturacartオーストラリアで一番有名な、メルボルン発のスキンケアブランドsukin。徹底してオーガニックにこだわっているのに値段がお手頃で、シャンプー・コンディショナーなどのヘアケアから、フェイス・ボディまで幅広いラインナップが人気の秘密。中でもおススメは、抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的と言われているオメガ3脂肪酸を豊富に含んだチアシードオイルです。「食べる美容液」とも言われているチアシードオイルには、ケール、クロレラ、ヘンプシード、オリーブオイルの他、シミ・しわに効果的とされるビタミンEも凝縮されています。保湿効果も高く、朝起きると肌がしっとりモチモチに!これ1本でアンチエイジング&美白が出来てしまう、大人の美容オイルとして注目したいアイテムです。naturacartから購入可能です。ハーブや自然の植物で作られたボタニカルスキンケアコスメBotaniPhoto by naturacartハリウッド女優の間でもファンの多い、今何かと話題のボタニカルコスメ。紫外線や乾燥に耐え抜く植物のエキスを配合して作られたBotaniは、オイリー肌、敏感肌、テカり肌、混合肌、超敏感肌など、細かい肌タイプに合わせて作られたコスメラインです。肌にスッと馴染んでいく繊細で優しいテクスチャーが魅力。おススメは何と言っても、オーストラリアのビューティーサイト『beautyheaven』で高評価を得た大人ニキビ用のクリーム、Rescue Acne Cream。天然植物の有効成分であるゴールデンシールを始め、ティーツリーやシトラスのオイルが配合されており、周囲の肌をいたわりながら赤くなった炎症部分に働きかけます。ニキビケアのクリームは刺激が強すぎるものが多いのですが、オーガニック成分から出来ているこれなら安心。私の場合は夜寝る前に、出来始めのニキビや吹き出物に綿棒で少量塗ると、翌朝赤みが取れて目立たなくなっていました!こちらも同じくnaturacartから購入できます。オーストラリア出身、ミランダ・カーのオーガニックコスメラインKoraPhoto by KORA身体に入れるもの、塗るものにこだわりのあるモデルのミランダ・カーがプロデュースしたオーガニックコスメブランドKora。全部で17種類あるアイテムは、口に入れても大丈夫な材料から出来たものばかり。おススメはアボカド、ローズヒップオイル、マカダミアナッツなどが凝縮されたクリームクレンジングです。しっかり角質の奥の汚れを落としてくれるのに、肌への負担・刺激が少ないのが◎。洗顔後肌のツッパリ感が気にならないことには感激しました。美容オイル入りのクレンジングはなかなか貴重かもしれません!My Organic Australiaで購入可能です。オーストラリア定番のホホバオイルThe Jojoba CompanyPhoto by The Jojoba Companyオーストラリアを代表するオーガニックコスメと言えば、ホホバオイル。中でも、The Jojoba Company のゴールデンホホバオイルは、精製していないホホバの実から出来ているオイルだけあって、テクスチャーには栄養成分がぎっしり。オメガ3脂肪酸を始め、ビタミンAとD、E、ミネラルがタップリ入っています。保湿はもちろんのこと、ニキビや肌荒れ、しわやたるみなど、多くの肌トラブルに働きかけるオールラウンダー的なオイル。香りは正直微妙ですが、添加物が一切入っていない証拠ですね。紫外線や乾燥、寝不足などでお疲れ気味の肌への栄養補給に最適です。ちょっぴりリッチな雰囲気を味わえる、ゴールドのテクスチャーにテンションもUP!The Jojoba Companyのウェブから購入可能です。オーストラリアの紫外線と乾燥に負けないヘルシーな美肌を作ってくれる、効果実証済みのオーガニックコスメブランド。これから紫外線が強くなる季節に向けて、是非チェックしてみてください。【参考文献】ナリス化粧品
2017年04月19日薬用デオドラントピーリングミスト&ジェル化粧品や日用品などオリジナル商品の企画・開発を手掛ける株式会社ときわ商会は、ファイナルデオプラスシリーズより、『薬用デオドラントピーリングミスト(ボディ用)』を2017年4月10日(月)に新発売し、同時に『薬用ホワイトピーリングジェル(ワキ用)』もリニューアル発売した。ファイナルデオプラスは、毎日のケアからお悩みレベルまで、体の気になるニオイや汗をトータルケアする“究極のデオドラントシリーズ”として人気のあるブランドだ。シュッとスプレーして全身ツルツルにボディピーリング『薬用デオドラントピーリングミスト(ボディ用)』は、ボディにシュッとスプレーするだけで、角質クリア成分「マルチフルーツエキス」が古い角質をからめとって黒ずみやザラつきを取り除き、保湿・整肌成分とひきしめ成分がツルツル美肌へと導く。さらに、雑菌の繁殖を抑えるデオドラント効果もあり、汗のニオイや体臭を抑えて、ニキビを防ぐ。黒ずみをポロポロ取り除いてワキ美白!『薬用ホワイトピーリングジェル(ワキ用)』は、さらにポロポロ感がアップしてリニューアル。「吸着ポリマー」がワキの古い角質・汚れをポロポロと包みこみながらやさしく取り除き、有効成分「プラセンタエキス」がメラニン生成を抑制してしみ・そばかすを防ぐ。さらに、有効成分「グリチルリチン酸2K」が肌荒れ・ニキビを防いでなめらかな肌へと導く。商品価格は、『薬用デオドラントピーリングミスト(ボディ用)』が1,620円(税込)、『薬用ホワイトピーリングジェル(ワキ用)』が950円(税込)。全国のバラエティストアや、大手スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、オンラインショップなどで購入できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ときわ商会プレスリリース(@Press)
2017年04月11日オールアバウトとピエール ファーブル ジャポンはこのほど、「憧れの女性像」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は2月10日~13日、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に居住する20・30代の女性1,050名を対象に、インターネットで実施したもの。2017年に目指したいと考える女性像を聞いたところ、49.0%が「ぶれない女性」と答えた。その理由を尋ねたところ、63.7%は「自分の基盤を固める」、44.3%が「強くなりたいから」、43.3%が「かっこいいと思うから」と答えた。基盤を固めて軸を持つことで、強くかっこよくありたいと考える女性が多いことがわかった。具体的に基盤を整えたいと思っていることについて聞くと、20・30代とも「体型」が約半数と最も多かった。20代は次いで「性格」(41.3%)、「肌」(37.9%)、30代は2位が「肌」(38.1%)、3位が「性格」(37.8%)となっている。現在の肌悩みに関して聞いたところ20・30代ともに「毛穴」が多かった。20代では2位に「乾燥」(41.3%)、3位に「ニキビ / 吹き出物」(37.9%)、30代では2位に「しみ」(46.0%)、3位に「ハリや弾力の衰え」(43.4%)がランクインしている。肌悩みが最も生じるタイミングを聞くと、20代では、1位「生理周期によって」(47.3%)、2位「ストレスを感じたとき」(39.8%)、3位「季節の変わり目」(35.8%)となった。30代では、1位「季節の変わり目」(41.4%)、2位「生理周期によって」(32.8%)、3位「冬」(28.3%)がランクインしている。生理周期、季節変化、ストレスによる肌荒れを自覚している割合は全体で約7割を占めた。化粧品をどれくらいの頻度で変えているかを聞いたところ、約半数が「1年間に数回以上変えている」と回答した。「月に1回以上化粧品を変更する」割合は、「肌の基盤を整えたい」と回答した人の場合6.0%、それ以外は3.4%で、約2倍の開きがある。肌の基盤を整えたい人ほど、頻繁に化粧品を変えている傾向にあることがわかった。
2017年03月24日ハリウッドセレブを中心に、今インスタ上で大盛り上がりを見せているLEDライトマスク。皮膚科が実際に使用している赤&青のLEDライトを取りいれた自宅で出来るマスクには、大人ニキビや肌のくすみ、しわの改善に効果があるのだそう。ジェニファー・アニストンやケイト・ハドソンなどがこぞってハマっているLEDライトマスクについて詳しく見ていきましょう!ハリウッドセレブもハマるLEDライトマスクって?Photo by Pinterestホラー映画に出てきそうななんともインパクトのある、今話題のLEDマスク。赤と青のLEDライトが組み込まれたマスクを使って、集中的にニキビ、しわ、くすみなどの肌トラブルや悩みを改善へと導くのだとか。Photo by Pinterest炎症抑制作用があり、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、毛穴を引き締めてくれる青のライトと、コラーゲンの生成を促進しながら肌をもちもちにしてくれる赤のライトのコンビネーションが、ストレスや老化で疲れた肌を一気に若返らせてくれるそう。特にニキビに関しては、詳しい研究結果が出ているほど、その効果はお墨付きです!洗顔した顔に被せるだけでOK!LEDマスクの使い方はとってもシンプル。洗顔後の何もつけていない清潔な顔に、そのまま直接マスクを被せます。ボタンを押してライトをつけた後は、そのまま設定された時間(だいたい10分ほど)待つだけ。その間、テレビを見たりストレッチをしたり自由に過ごせるので、就寝前のリラックスタイムを満喫することが出来ます。マスクを取り外した後は、いつも通りのスキンケアで肌を整えればOKです。実際LEDライトマスクを試したところ、一度目は特に効果を感じなかったのですが、2回3回と続けていくうちに、徐々に肌が柔らかくもっちりしてきたのを実感。少し赤くなって目立っていたニキビに関しては、これ以上大きくなって悪化することはなく、1週間ほどで自然になくなりました。シートマスクのあの冷たい美容液が絡みつく感触があまり好きではなかったのですが、このLEDマスクならベトベトすることもなし!お風呂上りの10分間、ヨガをしている間にハイクオリティの美容ケアが出来てしまうので、忙しい女子にピッタリです。ライトが肌にヒリヒリする……なんてこともありませんでした。コスパ&機能性共に最高!日本でも手に入るLEDライトマスク赤と青のLEDライトを使った美容ケアと聞くと、まだまだエステやサロン限定のもの……という印象を抱いてしまいますが、日本で手軽に購入できるものも続々と登場しています。Photo by La Carmen赤と青のライトに加え、肌の代謝をUPさせてリフトアップ効果をもたらしてくれる白のライトが入ったLa Carmenのものや、Photo by Dr.Lumen赤と青のLEDライトが別々のマスクになったDr.Lumenのものなどが便利でおススメです。どんどん進化する美容アイテム。エステ級のお手入れが自宅で毎日出来てしまうのは嬉しいですね。シートマスクよりもコスパがいいので、是非チェックしてみてください!【参考文献】HelloGiggles
2017年03月17日「Lunamer AC(ルナメア アクネケア)」富士フイルム株式会社は、メイク落とし「ルナメアAC クレンジングオイル」の販売を開始する。「大人のニキビ」のケアを目的とした機能性化粧品「Lunamer AC(ルナメア アクネケア)」シリーズからの販売で、肌に潤いを残しながら、毛穴のつまりを溶かし出すものだ。「大人のニキビ」大人ニキビの原因の1つとしてあげられるのは、乾燥による毛穴のつまりが元でおこる、毛穴内部の炎症だ。これを防ぐためには、「乾燥状態」と「毛穴のつまり」を解消することが重要だ。「ルナメアAC」シリーズは、毛穴を集中的に保湿しつつ汚れを取り除く機能をもつ化粧品。平成25年9月の発売以来、好評を得ている。「ルナメアACクレンジングオイル」「ルナメアACクレンジングオイル」は、オイルタイプのメイク落とし。ヒオウギエキスやセイヨウナシ果汁発酵液などの植物由来の「ハーバルモイストエキス」を配合し、毛穴を保湿しつつ、つまりを解消する。さわやかなオレンジの香り。合成着色料は不使用だ。肌触りはサラサラとしており、べたつきが少ないため、強くこすらずにすすぎ落とすことが可能だ。120ミリリットルで価格は2,100円(税別)となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※毛穴のつまりをやさしく落として、「大人のニキビ」を予防するメイク落とし「ルナメアAC(アクネケア)クレンジングオイル」新発売
2017年02月16日3ヶ月のメソッド!CAセレクトが運営中の「ノーメディ漢方サロンGinzaSpa50」では、「気血水」の考え方に基づいたカウンセリングをもとに食生活や生活習慣のアドバイスをおこなうメソッド「3ヶ月で!ふれたくなる肌になるニキビ肌革命シンデレラスキン・メソッド」を開始する。同メソッドの考え方は、漢方の「気血水」。朝食タイムを「胃の時間」と考え、ニキビ肌にアプローチするものだ。3ヶ月かけておこなうメソッドで、サービス開始は2017年2月7日(火) 。朝食を変えよう!ニキビに悩む女性の多くは、朝食内容に共通点があるという。「気血水」の考え方によると、赤いニキビの原因は「血虚」といわれる「血が足りず、巡りが悪い」ことによるもの。これを改善するために必要なのは、「赤いもの・黒いもの、臭いのするもの」だというが、ニキビに悩む人はこれらが摂れていないことが多い。同メソッドでは、朝食の時間を「胃の時間」と考え、この時間に自分にあった朝食を摂ることでニキビ肌の改善をおこなっていく。自分自身を知る!アドバイスは、ニキビ肌や体の状態にあわせ、個人個人に適した飲み物や食べ物、時間など細かにおこなわれる画期的なもの。さらには、自分自身でその分析方法を習得し、自分を分析することが可能になるようになるという。3ヶ月かけてサロン通いを卒業するころには、「今の自分」を知り、セルフケアを実践できるノウハウを得ることができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※ニキビに“胃の時間”を活用した薬不使用のメソッド GinzaSpa50、2月7日にサービス開始
2017年02月07日ドコモ・ヘルスケアはこのほど、「月経前症候群(PMS)に関するアンケート」の調査結果を発表した。同調査は2016年10月31日~11月14日、アプリ「カラダのキモチ」を利用する20~40代の女性3,274人の回答を分析したもの。生理前に不調を感じるか尋ねたところ、97%が「感じる」と回答した。PMS(以下、月経前症候群)について知っているか聞くと、PMSを「よく知っている」「知っている」と回答した人は、生理前の不調がある人では86%、「不調を感じない」と回答した人では52%と、認知度に30%以上の差があることがわかった。どんな不調があるか尋ねると、65%が「肌荒れ」「むくみ」「ニキビ」「化粧のりが悪い」のうちいずれか1つ以上の美容トラブルを選択した。最も多い美容トラブルは「肌荒れ」(46%)で、「むくみ」(35%)、「ニキビ」(34%)が続いた。「カラダのキモチ」は、日々の体調や不調の症状を記録する機能があるアプリ。その機能の使用頻度を聞いたところ、59%が「常に記録している」「時々記録している」と回答した。体調や不調の症状の記録をしている頻度別に回答を分析すると、記録している頻度が高いほどPMSへの対処ができていると回答した比率が高かった。PMSの症状があると回答した人に、同アプリはPMSの対策に役立っているか尋ねると、63%が「とても役立っている」「やや役立っている」と答えた。役立った点を具体的に聞くと「体調不良の原因がわかる」(30代)、「PMSの症状や時期がわかるので、対策がとれる」(20代)といった回答が寄せられた。同アプリの総合監修を務める産婦人科専門医の宋美玄氏は、「生理前に吹き出物や肌荒れなどの美容トラブルがよく起こるなら、それはPMSかもしれません」と話す。PMSは肌や体だけでなく、イライラや落ち込みなど心の変化も生じさせるため、どんな不調がいつ生じたのか記録すると、自分のPMSのパターンが把握でき、対処しやすくなるという。「PMSの症状がひどい場合は、婦人科で行うホルモンの量を調節する治療法で改善もできます」と宋氏。いつ、どんな症状が出ているのか記録して持っていくと、診断にも役立つとのこと。
2017年01月26日小じわや乾燥、毛穴の開きにハリのなさ……。年齢を重ねるごとに増えていく肌のお悩みに、「もうどこからケアしていいのかわからない!」と、”戦闘放棄”している女性も多いのではないでしょうか。そんな人に朗報です!さまざまな肌悩みに対して根本からアプローチする美容成分が、なんと世界で初めて発見されたそうなんです。美肌への希望を胸に、資生堂の発表会に行ってきました!すべての肌悩みは、うるおい不足が原因だった!まずは、肌悩みの根本原因について確認しておきましょう。銀座ケイスキンクリニック院長・慶田先生によると、「毛穴やニキビといったさまざまな肌悩みは、肌本来の『保水バリア機能』の低下と関係している」のだそう。保水バリア機能とは、肌に本来備わっている「うるおいを維持する機能」のこと。「このバリア機能が低下するとホコリや花粉、さらには通常なら刺激にならないような、自分の汗にすら敏感に反応してしまうなど、刺激を受けやすくなってしまう」とは、慶田先生のお言葉。ということは、肌の保水バリア機能を高めることが、肌悩みを元から改善することに繋がるのでは!?赤ちゃんのぷるぷる肌に多く存在する「ベビーアミノ酸」そこで救世主となるのが、資生堂が世界で初めて発見したというアミノ酸、「ベビーアミノ酸(科学名称:D−グルタミン酸)」です。髪や爪、肌、臓器を始めとして、私たちの体の約15%は「タンパク質」でできているのですが、このタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。アミノ酸は20種類以上あり、今回発見されたものも、そのなかのひとつです。そして「この成分は、赤ちゃんの肌に多く含まれることが、資生堂の研究によってわかりました」と話すのは、資生堂リサーチセンター・先進技術開発プロジェクト研究員の東條氏。しかしその量は幼児期がピークで、20代には3分の1にまで減り、その後も年齢とともに減少し続けてしまうのだそう!このことから同社は「ベビーアミノ酸」に美肌効果があると考え、研究を重ねた結果、肌の角質層にうるおいを蓄えて乾燥を防いでくれる、『保水バリア機能』を高める力があることを明らかにしたとのこと。つまり、「ベビーアミノ酸」は通常の保湿成分のように肌のうるおいを補ってくれるだけでなく、うるおいを蓄えておける肌へと導いてくれるということなんです!食べて、塗って!内側&外側からうるおいチャージでは、女性なら今すぐにでも欲しい「ベビーアミノ酸」は、どうやってお肌に届けたらよいのでしょうか?その答えはズバリ「食事」にあり!東條氏によると、「ベビーアミノ酸」は伝統的な発酵食品に多く含まれているそうで、具体的には黒酢や納豆、ヨーグルト、チーズなどがおすすめなのだとか。また「ベビーアミノ酸」を含むアイテムを塗布し、肌にダイレクトに届けるのも効果的な方法で、保水バリア機能を高めることで、ニキビや肌のざらつきを防ぎ、毛穴の目立たないなめらかな肌に導いてくれるのだそう。気になった方は、2月21日に発売されるアクアレーベルのスキンケアアイテムをチェックしてみてください。世界で唯一、「ベビーアミノ酸」が配合された化粧水と乳液ということで、早くも話題になっているんです!美容ジャーナリストの松本氏も、「『ベビーアミノ酸』配合ということで、アクアレーベルさんの今回の商品は、美容ライターたちの間でも話題になっています。うるおいを”与える”という行為には限界があるので、化粧水などで肌の内側からうるおいスイッチをONにしてくれるというのは、画期的ですね」と語り、発売前にも関わらず、その注目度の高さがうかがえました。気になる肌悩みを、ピンポイントでケアする時代はもう終わりかも!?これからは肌の土台を整えることで、肌トラブルが”起こりにくい”肌を育てましょう!※参考:資生堂アクアレーベル
2017年01月24日質問:20年ほど前から胸の痛みと背中・のど・右鼻に違和感があります…20年ほど前から胸の痛みと背中・のど・右鼻に違和感があります。胃カメラでも異常なく、狭心症の検査も行い、ニトロを飲んでも効かなかったので、そのまま通院していません。20年前は1分ほどだったのですが、今では長いときは30分ほど痛みが続きます。先日耳鼻科も受診しましたが異常ありませんでした。受診はしていませんが、起立性低血圧もあると思います。何の病気か不安です。教えてください。兵庫県:キキさん(53)回答:胸の痛みと、背中・のど・鼻の違和感についてお答えします。――「微小血管狭心症(びしょうけっかんきょうしんしょう)(MVA)」について胸の痛みと、背中、のど、右鼻に違和感があるということですね。以前、胃カメラで異常がみられず、狭心症の検査でニトロを服用したけれども効果がみられなかったが、最近では痛みの持続時間が長くなってきており、ご自身としては起立性低血圧の症状も自覚していらっしゃるということでよろしいでしょうか。広範囲にわたって症状が出ており、専門の先生が診察されてもはっきりした病名がついていないようなので、私がこれらの情報から病名を推測するのは非常に困難なのですが、比較的最近、1998年よりニトロの効かない狭心症である、「微小血管狭心症(MVA)」という新しい疾患概念が出てきていますので、ご紹介したいと思います。一般的に、狭心症を診断する際には、特徴的な心電図変化があること、ニトログリセリン製剤など硝酸薬を舌下することで症状が消失する、といったことにより診断されます。しかし、ニトログリセリン製剤が約半分の患者さんにしか効かないという特殊な狭心症の存在が明らかになりました。これが、微小血管狭心症であり、一般的な狭心症のように冠動脈の狭窄やれん縮によって起こる狭心症ではなく、心臓の筋肉の中の細い血管のれん縮や閉塞により、血流不足が起きて胸痛を呈するものと考えられています。特徴としては、中高年の女性に多く、心電図の特徴的な変化は見られるがニトログリセリンが半数くらいでしか効かないこと、痛みが出る時間や状況はさまざまで、1時間半を超えて長い間続くこともあること、などが挙げられます。今までは、いわゆる心臓神経症の一種などとされてきましたが、現在では原因もわかってカルシウム拮抗薬(きっこうやく)を用いた治療が定着してきています。<循環器内科の受診をおすすめします>ご相談者さまの症状が微小血管狭心症によるものであるかどうかはわかりませんが、発作の時間が長くなってきていること、長期間循環器内科を受診されていないことなどから、一度受診してご相談されてみることをおすすめいたします。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日ハリウッド女優のグウィネス・パルトロウなど、海外セレブの間ではここ数年、ミツバチの毒素を使った美容ケアがトレンドになっています。ミツバチの毒には、抗菌力、抗炎症、皮膚再生などの効果があり、ニキビや肌の新陳代謝の促進、コラーゲンの生成促進などに効果があるとされています。美肌効果が得られるミツバチの毒素を使った美容ケアについて、早速チェックしてみましょう。皮膚再生能力に優れたミツバチの毒素古代エジプトでは薬として使用されていたという歴史もあるほど、肌トラブルの改善能力に優れているミツバチの毒素。ヨーロッパやアメリカでは、医療の場でもBee Venom Therapy (ミツバチの毒素セラピー)として、積極的に取り入れられています。肌に何らかのトラブルが起こっているときにミツバチの毒を投与すると、80%以上もの皮膚が再生することが確認されたという研究結果もあり、その効果はお墨付きです。さらにミツバチの毒には、コラーゲンの生成を促して、肌のターンオーバーを正常に導く働きもあるのだとか。しみやシワ、肌のたるみを予防してくれる、アンチエイジング効果が期待できます。抗菌作用があるとのことですので、ニキビケアにも良さそうですね。ボトックスの代わりに!ミツバチの毒素が入ったスキンコスメ天然のボトックスとも言われているミツバチの毒素。一年間頑張った自分へのご褒美として、ちょっぴり豪華な自分へのギフトにいかがでしょう?元祖ミツバチ毒コスメブランドBio-Beeのアンプル美容液Photo by Amazon (Bio-Bee)ミツバチの毒素を使ったコスメブランドである韓国のBio-Beeから出ているBEE VENOM AMPOULE。私も実際使ったことがありますが、つけたとたん肌がキュッと引き締まり、特に目元の小じわのケアに効きそうな印象でした。私の場合、使用中は特に肌荒れもせず、肌荒れや大人ニキビが極端に減ったのを実感!ミツバチの毒素入りフェイスマスクPhoto by Amazon (SPC)簡単に取り入れやすいのはフェイスマスク。ミツバチの毒素だけでなく、合わせてハチミツ、ローヤルゼリーが配合されたものなら保湿効果も期待できそうですね。乾燥の激しいこの時期にピッタリのフェイスマスクです。Photo by Amazon (Cielbijou)ニュージーランド発、ミツバチ毒素のアンチエイジングクリームPhoto by Amazon (ニュージーランド自然良品直送便)本格派にはニュージーランド産のマヌカハチミツ入りBee Venom Mask Anti Aging Creamがおススメ。寝る前にタップリ塗ってスリーピングマスク代わりに使用すると、翌朝肌がモチモチになるそう。年末年始、仕事やプライベートで忙しくなるこの時期は、肌トラブルに悩まされがち。一年の疲れを取る意味でもミツバチの毒素を取り入れて、しっかり肌ケアをしてみては?【参考サイト】医療法人財団興学会新橋歯科診療所、CALIFORNIA CELEB BEAUTY
2016年12月14日年末に向けて、公私ともに忙しくなってくるこの時期、身体と合わせてお肌にも疲労が溜まってきていませんか?それに加え、冬の寒さで普段よりも肌が乾燥してガサガサになってしまいがち。お疲れ気味の肌のお手入れもしなくちゃだけど、そんな時間の余裕がない!という忙しい女子のために、とりあえず疲れた肌を完璧に「隠す」ことのできる、超お役立ちアイテムをピックアップしてみました。年末は睡眠不足に飲み会、冬の寒さによる乾燥で肌はボロボロ年末までのラストスパートのこの時期は、溜まった仕事の片づけや連日続く忘年会で睡眠不足に陥りがち。睡眠が十分とれなくなると、肌のターンオーバーが鈍くなり、肌のバリア機能が低下してしまいます。それによって肌荒れや大人ニキビを引き起こしてしまったり、肌の潤いがなくなって、乾燥により拍車をかける結果になってしまうのだそう。深夜まで続く飲み会での暴飲暴食も、肌に悪影響を与える原因になっています。年末の疲れがピークになった肌を「とりあえず隠してくれる」アイテム達社会人として、仕事には責任がある。飲み会だって大切なライフワーク。誘われたらNOとは言えない……。そんな仕事にプライベートに奔走する女子を助けてくれるのが、二日酔いや寝不足でボロボロになった肌を隠してくれる優秀コスメです。寝不足で疲れた目元にハリをプラス。CLINIQUE All About EyesPhoto by CLINIQUE寝不足だと目元の周りが腫れぼったくて、疲れた印象になりがちに。そこで是非とも取り入れたいのが老舗ブランドCLINIQUEの All About Eyesです。オーストラリアのビューティーサイト「beauty heaven」で2016年のアイクリーム部門1位を獲得したアイテムなので、信頼度はバッチリ。ジェルのような軽い着け心地で、視覚的効果により目のクマや腫れを目立たなくしてくれます。肌荒れニキビもしっかりカバー。なのに肌にも優しいレイチェルワインミネラルファンデPhoto by レイチェルワインカバー力が高いのに、クレンジング不要でお湯で簡単に落とせるほど肌に優しい成分で作られたミネラルファンデーション。ニキビや肌荒れはしっかり隠したいけれど、肌に悪いものを長時間着けるのは抵抗がある……という女子に最適なのが、レイチェルワインのミネラルファンデです。数々の女性誌に紹介され、@コスメのミネラルファンデーション部門で1位に輝いたことも。防腐剤や香料が一切使われていないので、夜遅くまで着けていても安心です。MaybellineのBABY LIPS MOISTURIZING LIP BALMでいつもよりワントーン明るい口元にPhoto by Maybelline 二日酔いの疲労感漂う目元から視線をそらすためには、普段より明るめのリップで口元を目立たせるのがカギ。発色が良くて落ちにくいMaybellineのBABY LIPS MOISTURIZING LIP BALMシリーズがおススメです。保湿効果が高いのにプチプラで使いやすさも抜群。カラフルなパッケージで気分もアガリそうです。年末に向けてラストスパ―となるこの時期、寝不足や乾燥、飲み会で疲れた肌を隠してくれるお助けアイテムを是非チェックしてみてください!【参考サイト】ニキビ研究所×相澤皮フ科クリニック
2016年12月04日今年は「背中あきファッション」が流行中!アウターを脱いだらセクシーという思わぬギャップから、男性にも人気のファッションです。そこで気になるのが、背中やデコルテといった露出する部分のムダ毛。特に背中は自分じゃ手が届かないため、処理方法にも悩むもの。ということで今回は、処理しにくい背中のムダ毛処理についてご紹介します。みんなが実際にやっている方法を、メリットやデメリットを交えて見ていきましょう。■1:仕上がり重視は友達派自分でカミソリを使うとなると危険ですし、細かい部分にまで目を配ることができません。しかし、人に剃ってもらうことでキレイに仕上がり、自信を持って背中を出すことができます。自分のムダ毛を人に剃ってもらうのは恥ずかしいものですが、信頼している友達であれば快く引き受けてくれるでしょう。こういう時こそ女友達を頼るべきです。女同士ということなら、同じ悩みを抱えている友達もいるかもしれません。共感してくれたり、時にはアドバイスをくれることも。友達が恥ずかしいのであれば、同性の姉妹に頼むのも手です。……とはいえ、毎回人に頼っていては、自分の好きなタイミングで「背中あきファッション」を楽しむことはできません。それでは、ここからは自分でのムダ毛処理についてご紹介します。■2:手軽さ重視はカミソリ派最も利用者が多いとされるカミソリは、薬局でも気軽に手に入りますし、ほかのムダ毛処理に比べればコストを抑えられます。しかし、安全性に欠けるのがデメリット。肌への負担が大きい上に、見えない部分に使うということもあって、一歩間違えば肌を切ってしまうこともあります。お風呂で体が温まると血流も良くなるので、血が止まらなくなってしまう危険性も。利用する際は慎重にゆっくりと行ってください。また、肌への負担を減らすためにシェービング・ジェルを使用したり、処理後はボディークリームで保湿を心掛けましょう。■3:安全重視はクリーム派除毛クリームと脱色クリームも薬局で購入できるアイテムです。除毛クリームは毛を溶かし、脱色クリームは毛の色を薄く目立たなくしてくれます。もちろん肌への負担はありますが、最近では「敏感肌用」という刺激を軽減した商品も販売されています。肌に合わないと肌荒れの恐れはありますが、カミソリのような危険性がないのがポイント。背中はもちろんデコルテのムダ毛処理にもぴったりです。使用する前には必ずパッチテストをしましょう。やり方は、手の甲にクリームを少量乗せて、3分ほど放置するだけ。その時点で肌に異常がみられた場合は使用を中止してください。■4:美肌重視は豆乳ローション派豆乳といえば、美肌効果や生理痛予防に効果的な「飲み物」として注目を浴びていました。しかし、現在は抑毛効果のある「ローション」として女性たちの間で話題!毛を薄くする働きがあるほか、ワキの黒ずみにも効果的といわれています。肌への刺激がない上に美肌効果まで備わっているのは嬉しいポイント。例えムダ毛には効果がなくても、肌がすべすべになれば得した気分になれるはず。方法も、ムダ毛の気になる部分にローションを塗るだけと非常に簡単です。効果があれば、だいたい2・3ヶ月で実感できるそう。■肌への負担は避けられないムダ毛処理そのほかにも、ヒートカッターや脱毛テープなど、処理方法はたくさんあります。しかし即効性を求めるのであれば、肌への負担はなかなか避けられません。時間をかけて背中のムダ毛と戦う気持ちがあるのであれば、豆乳ローションや脱毛サロンに通うなどあらゆる手段を試すのも手です。ツルツルな背中でいつでも流行ファッションを楽しみましょう。
2016年11月27日場所をとらないストレッチなので、ベッドの上でもOK。無理なく痩せ体質が作れるうつ伏せストレッチを、早速今日から始めてみて! キュッと引き締まったお尻と太ももを手に入れちゃいましょう。1.うつ伏せになった状態で、右手と左足を上げて10秒キープする。気持ち良く感じるぐらいの高さでOK。左右をチェンジして同じ動作を行う。<ポイント>腰が浮かないように注意する。2.両手足を上げて10秒キープする。こちらも気持ち良いぐらいの高さでOK。3.バタ足のように片足ずつ上げ下げする。下げた足は床につけずに10回行う。<ポイント>膝を曲げるのはNG。監修:理学療法士/ダイエットコーチ山﨑美由紀取材・文/高良 空桜
2016年11月03日暑さもだいぶやわらいできたが、多くの女性はまだまだ胸元や背中の開いた服を着たいだろう。そんな露出度高めのファッションのときにひときわ目立ってしまうのが、ボディーのニキビだ。そこで本稿では、つるすべ肌のキープに欠かせない日常的なボディーケアのポイントを紹介しよう。そもそも皮脂は、顔の肌にもボディーの肌にとっても大切なもの。皮脂は肌に潤いやなめらかさを与え、外界の刺激から肌を守ってくれるからだ。ただ、皮脂が過剰だと皮膚表面の清浄作用が低下し、ほこりや雑菌が付着・繁殖しやすくなり、ニキビや吹き出物の原因になってしまう。人の皮脂腺はほぼ全身に分布しており、その分布には偏りがある。体で皮脂腺が多いのは、胸や背中の正中線に沿った部分。皮下組織の少ないパーツほど、皮脂線が多いようにつくられている。全体で見ても中央部に多く、四肢には皮脂線は少ないのだ。そのため、パーツによって性質が異なる肌を同じようにケアするというよりは、皮脂が多いパーツの肌をできるだけ清潔に保つという意識が大切になる。○洗う際に気をつけるポイント以下に体の洗い方で気をつけてほしいポイントをまとめたので、参考にしてほしい。体を洗うのは洗髪の後お風呂では全身の中で一番皮脂の多い頭皮を清潔にするため、まず洗髪を。その後に体を洗えば、コンディショナーなどの成分が肌に残ってしまう「すすぎ残し」を防げる。皮脂が多いからとゴシゴシ洗うのはNG気になる背中や胸のニキビをゴシゴシ洗うと逆に肌を傷つけ、ニキビの悪化やシミの原因になる。石けんやボディーソープでやさしく洗い、よくすすぐように。一般的に、シンプルな固形石けんは肌に残留する成分が少ないとされているので、ニキビが気になる人にはいいだろう。腕や足などは毎日石けんで洗わなくてもOK腕や足は、汗は多いけれど皮脂は少なめ。そのため、水溶性である汗をお湯で洗い流すだけでも問題なく、むしろ冬場は洗浄料での落とし過ぎに注意したほうが賢明。全身をくまなくしっかり洗い過ぎてしまうことで、肌の乾燥が進む恐れもあるから注意しよう。肌への刺激が強いツールは使わない体を洗うときは、ナイロンなどの化学繊維でできているタオルやボディーブラシを避け、柔らかい綿のタオルやガーゼのようなものにしよう。なお、タオルなどを使わず、素手で体を洗うのもOK。石けんはよく泡立てることをお忘れなく。基本的に、乾燥やつっぱり感が気になるパーツだけ、ボディークリームなどで保湿をするように。クリームなどの油分が多いアイテムは、ニキビができやすい部分には使わないようにするのがベター。洗うときと同様、保湿でもパーツ別にメリハリをつけたケアを心掛けることが肝要となる。なお、季節が進み、より乾燥が気になってきたら、保湿ケアの強化も忘れないように。○ニキビ悪化の原因には意外なものがニキビ予防を考えると、普段使いの下着に選びたいのは汗をしっかり吸い取ってくれる綿素材。肌触りのいい、肌にやさしいものをチョイスして。レースなどが当たるのも肌の刺激になってしまう。ちなみに、できてしまった背中や胸元のニキビは、紫外線の刺激やフレグランスに含まれる香料やアルコールの刺激などで炎症を起こして悪化するケースもある。屋外にいる時間が多い人や、香水をよく使う人は注意するように。また、汗をかいたら、こまめにふき取ることもニキビ予防に大切だ。顔・体を問わず、一般的に大人のニキビは、間違ったお手入れだけでなく、ホルモンやストレス、睡眠不足の影響のほか、ビタミン不足や脂肪・糖分の摂(と)り過ぎなど、偏りのある食生活とも関係が深いとされている。思い当たる人は生活習慣も見直すように。ボディーの肌も顔と同様、メリハリのあるケアで、健やかな美しさを目指そう。からだエイジング
2016年09月08日リッチメディアが運営する美容・健康情報サイト「スキンケア大学・ヘルスケア大学」はこのほど、「ニキビ」に関する調査結果を発表した。同調査は8月4日~11日、同サイトのユーザー383名を対象に、インターネットで実施したもの。ニキビができて気になる部位について尋ねたところ、1位は「口周り」(49%)、2位は「おでこ」(45%)、3位は「頬(ほお)」(41%)だった。よくニキビができる部位の1位も「口周り」(35%)、2位は「おでこ」(32%)、3位は「フェイスライン」(30%)となっている。口周りは一番ニキビができやすく、気になる部分であることがわかった。年代別にニキビが気になる部位、よくできる部位を比べると、20代以下、30代~40代、50代以上と年を重ねるにつれて、気になる部位もよくできる部位も割合が少なくなることがわかった。ニキビのケアについて尋ねると、47%が「予防のケアをしている」、61%が「治すケアをしている」、42%は「跡を残さないためのケアをしている」、40%が「できてしまった跡のケアをしている」と回答した。同サイト所属の藤本篤嗣医師によると、9月は紫外線や日焼け止めなどの刺激も続くため、皮膚に炎症が起こりやすい時期であるという。毛穴もふさがりニキビもできやすいので、帰宅後は早めに洗顔し、しっかりと保湿することが大切とのこと。一方で、「汚れや化粧をおとすための過剰な洗顔は逆効果。1日2回洗顔料を良く泡立ててやさしく洗いましょう」と藤本医師。また、油性クリームはニキビ悪化の原因になるため、「ノンコメドジェニック」と記載のある化粧品や、毛穴をふさがないパウダーファンデーションなどの使用がおすすめとのこと。藤本医師は、近年のニキビの傾向として「30代の女性の患者さんは、以前と比べ増えている傾向にあります」と語っている。その理由として、女性の晩婚化と晩産化が関係していると考えられるという。女性は、生理前になるとホルモンバランスによりニキビができやすくなる。妊娠・出産をすると、その間は生理が来ないためニキビができにくい。しかし、晩産化の影響で30代でも妊娠・出産をしていない女性が多いことから、毎月のホルモンバランスによりニキビに悩む女性が増えているのでは、と語っている。
2016年09月02日気が付くとポツっとニキビができていた、なんて緊急事態!10代の頃の思春期ニキビに対し、20代以降のニキビは大人ニキビと呼ばれています。しかもその実体は、思春期ニキビとはまったく性質が異なるもの。大人ニキビを防止するために、正しい洗顔を心がけましょう!■思春期ニキビと大人ニキビの違い思春期ニキビの原因としてあげられるのは、皮脂の過剰分泌です。皮脂が毛穴に詰まることによって、ニキビの原因となる「アクネ菌」などの雑菌が繁殖します。そのため、皮脂の分泌の多い鼻からおでこにかけてのTゾーンに多く見られるのが特徴です。それに対し、大人ニキビは「ターンオーバー(肌の新陳代謝)」の低下によって、古い角質が毛穴にたまることが直接的な原因です。大人ニキビは皮脂の多いTゾーンよりも、頬やアゴや口の周りにできやすい特徴があります。■ターンオーバーが乱れる原因肌の細胞は表皮の底の「基底層」で作られ、徐々に表面に押し上げられ、28日~56日程度で自然にはがれ落ちます。ターンオーバーが乱れると、古くなった角質がはがれ落ちずに残ってしまい、大人ニキビの原因になるのです。ターンオーバーの乱れは、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、栄養のかたよりなど、さまざまな原因によって起こります。なかでも特に注意したいのが、肌の乾燥。大人ニキビが頬や口の周りなどにできやすいのは、頬や口の周りが乾燥しやすい部位だからです。■ゴシゴシ洗顔が肌の乾燥を招く!皮脂汚れやメイクの汚れが毛穴をふさぎ、それによってニキビができると思っている人は少なくないでしょう。もちろん汚れが毛穴をふさぐことで雑菌が繁殖してしまうので、汚れはしっかりと落とす必要があります。しかし、洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシと洗ってしまうと、乾燥や外的刺激から肌を守っているバリア機能が低下し、肌の乾燥を招いてしまいます。■大人ニキビを防止する洗顔法肌の乾燥を防ぎ大人ニキビを防止するには、毎日の洗顔法がポイントとなります。洗顔のし過ぎは「肌のバリア機能」をになっている皮脂膜を必要以上に洗い流してしまい、肌の乾燥を招きます。洗顔は朝と夜の1日2回が基本。洗浄力の高い洗顔フォームにも注意しましょう。石けんで洗う前に必ずぬるま湯で予備洗いをし、手のひらで石けんをしっかりと泡立てて、やさしく洗うようにします。洗顔後はすぐに保湿ケアをしっかりと行いましょう。■これだけはやめよう!NG洗顔法お湯で洗顔すると気持ちがいいですが、お湯は皮脂膜を流しやすくします。洗顔は37~38度程度のぬるま湯で行いましょう。また、シャワーのお湯を顔に直接かけるのもNG。肌への刺激が強くなるため、お湯は手ですくって洗うようにしてください。洗顔フォームは使い勝手が良いですが、しっかり流さないと乾燥肌の原因になります。流し不足は絶対にNG。洗顔フォームを使用した場合は、20回程度ぬるま湯で流すのが理想です。タオルでふくときにゴシゴシこするのもNG。やさしく押さえて水分をとるようにしましょう。■大人ニキビ防止のポイントは保湿ターンオーバーの低下は加齢によるものも否定できませんが、乾燥肌を防ぐ洗顔法で、ある程度防止できます。洗顔後の保湿ケアも重要なポイントなので覚えておきましょう。(harunatsu/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月02日大人でも突然できることのあるニキビ。ニキビができてしまう原因はいろいろありますが、一度できるとなかなか治らないのが厄介なところです。それだけにニキビができないように予防することが大切。今回はニキビを予防するための基本的なやり方をご紹介します。■どうしてニキビができるの?ニキビの予防方法を学ぶためには、まずニキビができる原因を知る必要があります。ニキビには思春期にできるものと、大人になってからできるものの2種類があります。思春期のニキビは、成長ホルモンが活発になることで、皮脂がたくさん分泌されることで発生します。これに対して、大人のニキビはストレスや睡眠不足などの生活習慣が原因になることが多いです。生活習慣が乱れると、ホルモンのバランスも乱れてしまい、それが皮脂の過剰な分泌を招くことでニキビができてしまいます。いずれにしても、ニキビは皮脂の過剰分泌が原因になっており、これを防ぐことが予防の基本となります。■皮脂汚れをためないようにしようニキビ予防の基本的な考え方は、とにかくお肌を清潔にするということです。お肌のケアをおこたると、皮脂汚れはどんどんたまってしまいます。特にメイクをすると皮脂汚れはたまりやすくなりますので、メイクをしたら必ずメイク落としをして洗顔をすることが大切です。化粧品にはもともと油分が多く含まれているため、メイクをそのままにしておくと、それが皮脂汚れの温床になってしまいます。メイクを落とすときは、できるだけオイルクレンジングを使わないことも大切です。オイルクレンジングは油分を多く含むので、ニキビができやすくなってしまうとともに、すでにできているニキビにも悪影響を及ぼします。メイク落としは油分の少ないものを使うのがニキビ予防の基本です。■洗顔のしすぎにはNG皮脂汚れをしっかり落とすことはニキビ予防に欠かせませんが、実は、皮脂を落としすぎることもニキビの原因になってしまうのです!皮脂はお肌のうるおいを保つために大切な成分です。もちろん、皮脂がありすぎるのはよくないのですが、一方でお肌に必要な皮脂もあります。洗顔をしすぎると、こうしたお肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまうことになります。それによってお肌の乾燥を招くだけでなく、なくなった皮脂をおぎなうために分泌が過剰になってしまうこともあります。ニキビ予防のために洗顔をするなら、洗いすぎにはくれぐれも注意しましょう。■保湿ケアも大切!皮脂汚れは毛穴をつまらせ、お肌の新陳代謝を鈍らせてしまいます。お肌の新陳代謝が悪くなると、古い角質がお肌の表面に残って、新しい細胞の生成を邪魔してしまいます。それがニキビの原因になることがあるため、毛穴を詰まらせないこともニキビ予防のひとつです。お肌の水分が少なくなると、お肌が乾燥し、かたくなります。すると新陳代謝がにぶって毛穴がつまりやすくなってしまいます。乾燥を防いで保湿をすることで、お肌がやわらかくなって毛穴のつまりを解消できるのです。洗顔で皮脂汚れを洗い落とすと、お肌は乾燥しやすくなります。そのため洗顔後は特に保湿ケアが大切です。油分の少ない保湿美容液などを使って、お肌の乾燥をしっかり防ぐようにしましょう。■ニキビ予防に欠かせないことニキビの原因は生活習慣の乱れにあります。ニキビ予防のためにお肌のケアをしっかりしていても、生活習慣が乱れているとすぐにニキビはできてしまいます。スキンケアとあわせて、規則正しい生活を心がけましょう。(さむらいさん/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月30日こんにちは。HCファッション編集部です!暑い時期、ポニーテールなど髪の毛をアップにする機会も増えますよね。男のコにとって女のコのヘアアップはなんだかセクシーに見えるもの。お祭りや花火大会で浴衣を着て、気になる彼にうなじを見せる、なんてタイミングもあるのではないでしょうか。でも、首のうしろや背中の肌トラブルって自分ではどうしても気づかないもの。もしかすると、ニキビ跡やシミ、産毛だらけで・・・せっかくのスタイルも残念なことになってるかもしれませんよ。なかなか気づきにくい体の裏側だからこそ普段からの念入りなお手入れが必要です!■・背中のニキビ跡顔にできてしまうニキビはすぐにわかるので、ちょっと肌が荒れているな、と危険信号を感じた段階でお手入れができますよね。でも背中のニキビって、なかなか気づかないですから、知らず知らずのうちに掻いたりして無意識のうちにニキビをつぶしてた!なんてことはありませんか?これがニキビ跡の原因になってしまっているんです。顔のケアと同じように、背中のニキビもきちんとケアしましょう。ドラッグストアやバラエティショップでもニキビ用の化粧水や石鹸が売っていますよね。中でもピーリング作用のある石鹸を使えば、ニキビもできにくくなりますし、跡ができてしまっていても徐々に薄くなってきます。化粧水でのパッティングは背中だとなかなか難しいですが、化粧水を手に取って直に塗るだけでも肌の環境は違ってきますよ。きちんと保湿をして、まずはニキビができにくい背中をつくることが先決です。■・シミニキビ跡と同じように、気づかないうちにできてしまうシミ。シミを薄くするためには、ビタミンCが配合されている化粧水でお手入れするのがよいでしょう。そしてシミの原因となる紫外線対策もお忘れなく。毎日の生活の中で、顔や手足に日焼け止めは塗っていても、背中って面倒くさいし忘れがちですよね。塗りにくいからムラにもなっちゃって大変です。でも浴びてしまった紫外線は、時間をかけてシミとなって出てきてしまいます。今は大丈夫だからと思ってお手入れをサボると、将来シミになってしまうかも!それから服の素材にも注意が必要です。洋服の素材によっては、肌にこすれる刺激がシミの原因になってしまうことも。でもトップスの素材はなかなか選べないと思うので、下着で調整するといいでしょう。優しい素材の下着をつければ肌に直接触れる刺激をやわらげることができますね。特にシルクやコットンの素材は肌に優しいので、そういったものを身に着けるといいですよ。■・乾燥きめ細やかでピンとはったお肌ってきれいですよね。顔や手足ならお風呂上りにしっかりと保湿する習慣もついているでしょうが、背中はどうですか?しっかりと保湿していますか?背中だってお肌だから、乾燥するとキメも悪くなるし、ニキビの原因にもなってしまいます。お風呂上りには背中の保湿もしっかりとしましょう。ニキビ跡やシミ予防のための化粧水もそうですし、そのあとはクリームなどを塗って潤いを逃がさないようにフタをしましょうね。■・おわりに自分では見えないから、ついつい手抜きになってしまう首のうしろと背中のケア。顔などの正面をきれいにするなら、後ろ姿もきれいでいたいですよね。セクシーなうなじと、きれいで触りたくなる背中をめざしましょう。(HCファッション編集部)
2016年08月30日生活習慣の乱れや間違ったケアが原因となりやすい大人ニキビ。一度できてしまうと、治るのにも時間がかかり、せっかくメイクも台無しに。ニキビを作りたくない!と思ったらまずはしっかり対策することが肝心です!対策とおすすめの化粧品を一緒にご紹介しましょう。■■食生活や睡眠を改善しよう!まずはニキビができる原因を見直してみましょう。内的な要因としては、食生活の乱れや睡眠不足などがあげられます。きちんとバランスのとれた食事をし、夜ふかしをしないことは基本中の基本と言えるでしょう。また、生理前などのホルモンバランスの乱れが原因となる人も多いのではないでしょうか?あらかじめニキビができそうな時期がわかっているなら甘いものをひかえ、いつもより栄養バランスを気にかけましょう。ストレスをためない工夫も必要ですね。■■紫外線対策と正しい洗顔が大事!外的要因としては肌が清潔に保たれていないということや、紫外線による肌の乾燥、間違った洗顔方法などがあります。化粧をしたその日のうちにちゃんと落として、汗や皮脂汚れなど雑菌を防ぎ、ニキビのできにくい環境を毎日キープしましょう。日焼け止めをしっかりぬって紫外線予防をすることも大事です。洗顔前はしっかりとまずは手を洗い清潔にします。その後クレンジングで化粧を落としてから、しっかり泡立てた洗顔料で洗います。髪の生え際など洗い残しがないように十分に流してくださいね。洗顔後は化粧水やクリームでしっかり保湿することや、どの工程でもごしごしと顔をこすらないようにやさしく顔を触るのもポイントになります。■■薬用クリアローション大人ニキビには保湿力のあるしっとりした薬用の化粧水がおすすめです。紫根エキスの成分は、肌のバリア機能をアップしてくれるので、周期的にできるニキビや肌荒れを防いでくれるでしょう。また、発生したニキビの悪化や肌荒れを防ぐ役割のある甘草エキスも入っているものを選べば、W効果で大人ニキビを対策する強い味方になります。■■クレイローションニキビの炎症をおさえる有効成分である「グリチルリチン酸」を配合しているクレイローションもおすすめです。「モンモリロナイト」という天然クレイが含まれており、毛穴の奥の汚れやニキビ菌にも有効なので、ニキビができにくい肌へとみちびいてくれるでしょう。■■ニキビ対策はいますぐできます!今からでもすぐにできるニキビ対策とおすすめの化粧水を紹介しました。できてしまったニキビを治すのは大変なので、事前にしっかりと予防して清潔な肌をキープしましょう!((エビウサギ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月23日今の時代だから気になる! 美容医療にできること
初めてのデリケートゾーンケア
やせにくいママのための「脳科学ダイエット」ってなに?