美容・健康に関する資格を8個保有するライター&コラムニストharakoが、日々の生活で気軽に取り入れることができる美容情報をご紹介する連載です。第31回目は、コスメコンシェルジュの視点から、化粧下地の重要性について考えます。
ファンデーションを直接塗ったらダメなの……?
【ちょこっと美容マメ知識】vol. 31
忙しいOL向けに時短美容が流行り、ファンデーションの役割にプラスして「化粧下地とファンデーションが兼用」とオールマイティにこなしてくれる化粧品も多く発売されていますよね。
しかし、個人的な解釈では、化粧下地とファンデーションはそれぞれ塗りわけるべきだと思います。塗りわけをしなかった時のデメリットを、3つの角度からご紹介します。
デメリット1:肌の凹凸や毛穴が目立ってしまう
素肌に自信があれば、そのままファンデーションを塗っても良いのでは?と思いそうですが、化粧下地はどんな方にもオススメです。
肌の表面を拡大してみと、「皮溝(ひこう)」と言う網目状の細かい溝があり、皮溝の間にはぷっくりと盛り上がった「皮丘(ひきゅう)」があります。よく、「肌のキメが細かい・粗い」と表現される肌の凹凸の意味はズバリこれで、溝の幅が狭くなればキメが細かくなり広くなれば粗くなるのです。