2018年7月20日 22:00
いい食習慣で“美腸づくり” 変えるべき10ポイント
白砂糖ではない甘味料に変える
腸内環境を整えるために、できるだけ控えたい食品のひとつが白砂糖。「精製された白砂糖には栄養がほぼ残っていない上、血糖値を急激に上昇させるほか、腸内の悪玉菌を増殖させます。白砂糖は市販のスイーツにも多く含まれ、摂りすぎには注意を」(関さん)。「甘味料は、メープルシロップや蜂蜜、甘酒などナチュラルなものに置き換えて。煮物などの料理も、みりんだけで自然な甘さを楽しめます」(真野さん)
ベジタブルファーストに変える
同じものを食べるなら、腸が喜ぶ食べ方をしたい。「ぜひ実践してほしい食事の摂り方が、野菜から先に食べるベジタブルファースト。野菜に含まれる食物繊維が糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の上昇を抑えて食べすぎや脂肪の蓄積を防ぎます。また、メイン料理でお腹がいっぱいになる前に野菜を食べておくことで、食物繊維の不足を回避することもできます」(関さん)。
よく噛んで食べるのもポイント。
料理の油を良質なオイルに変える
ここ近年、オイルブームが続いているけれど、摂る油の種類にも注意が必要。「サラダ油やマーガリンなど、精製された油に含まれるトランス脂肪酸は、腸内の炎症を引き起こす原因になります。