2018年12月13日 21:10
シュワシュワのガスで血流UP “炭酸浴”がカラダに効く~!
シュワシュワした炭酸の音や、小さな泡が肌にあたって心地よい炭酸浴。疲れが取れると評判ですが、それは、炭酸が体に作用するという、きちんとした理由がありました!目に見える発泡が終わったあとも、効果はまだまだ続きます!
今から35年ほど前に発売された、炭酸の入浴剤〈バブ〉がきっかけとなり、ご家庭のお風呂に広まった炭酸浴。今やすっかりおなじみですが、なぜ体に良いのか、きちんと理解できていないかも…。ということで、改めて伺いました。
「みなさん、肌に炭酸の泡が触れるところが気持ちがいいとおっしゃいますが、本当の効果は、そこではないんですよ」と言うのは、花王で入浴剤の研究をされている堀天明さん。
「お湯の中に溶け込んだ目に見えない炭酸が、皮膚を通じて体内に入り込み、それが血管に作用します。その結果、血行が促進され、熱が体の隅々まで行き渡り、老廃物などの排出を促します。また効率よく体が温まるので、忙しいときなどは短い時間の入浴でも、しっかり温浴効果を高めることができます。おすすめは寝る1~2時間前に、炭酸入浴剤を溶かしたややぬるめの湯に、ゆっくり浸かる入浴。温かい体のまま、いい睡眠が得られますよ」
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