タンパク質を摂ったうえで、野菜を補助的に食べるのがベター。
食事の量を抑えたり、低カロリーの食生活をしているのに、なんだか痩せにくい…という人は要注意。栄養不足により、代謝不良を起こしている可能性あり。
そこで、代謝に関わる食習慣のさまざまなウワサやギモンを、運動指導者の森拓郎さんに直撃。間違いが多い人ほど代謝が低い可能性があるので、ここで正しい知識を上書きして!
Q:やっぱり食べる順番は“野菜”から?
A:野菜は代謝アップに必要な栄養素の吸収を妨げる側面もあるので△。
「確かに、野菜の食物繊維には糖質や脂質の吸収を穏やかにする働きがあります。ただし、代謝を上げるうえで欠かせないミネラルなどの吸収も抑えてしまううえ、栄養価の低い野菜でお腹を満たしてしまうと、タンパク質を摂る余地がなくなる恐れがあります」
Q:卵は1日1個までじゃないとダメ?
A:約6gのタンパク質が含まれる卵は、むしろ1日最低3個は食べてほしい!
「卵はタンパク質以外にも、コレステロールが豊富な食材です。
昔は、コレステロールが動脈硬化などの原因になると考えられていましたが、研究が進み、それは誤解だったと厚生労働省も結論づけています。