手ぬぐいを結んで使うことで、いろいろな筋肉を効果的に刺激できる“手ぬトレ”。夏の運動不足と姿勢の悪さを同時に解消するメソッドで、動きやすいカラダを取り戻そう。
眠っていた筋肉を目覚めさせ、姿勢を矯正。
運動不足や猫背などの悪い姿勢の影響で、筋肉のポテンシャルを発揮できていない人は多いもの。
「筋肉を使えないカラダでは代謝が落ち、夏バテの症状を解消しにくいでしょう」(ピラティスインストラクター・千葉絵美さん)
そこで千葉さんが考案したのが、どんな運動不足の人でも狙った筋肉をダイレクトに刺激でき、効率良いトレーニングが可能な“手ぬトレ”。手ぬぐいを結んで使えば、正しいカラダのポジションをキープしたエクササイズができ、結び目は筋肉をほぐす刺激にも使える。
「悪い姿勢でこわばった腸腰筋をほぐし、姿勢を支える筋肉・脊柱起立筋を刺激して姿勢をニュートラルのポジションに戻します。
使わずにいた筋肉を目覚めさせて」
この結び方を使って狙う筋肉
腸腰筋(ちょうようきん):股関節前面の深層部にあり、腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群。カラダの中心部を支えている。
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん):美姿勢を維持する要となる脊柱を支える筋肉群。