最近、よく聞く『人生100年時代』。100年も生きるからには認知症や生活習慣病予防など健康について考えていかないといけません。また健康のために生活習慣を整えると、お肌の状態もぐんと良くなっていくんです。今回はサントリー100年ライフプロジェクト『ウェルビーイングトレンドサーベイ2019』の発表会に参加し、予防医学研究者である石川善樹さんから、美容と健康にいい生活習慣の作り方のポイントを聞いてきました。
すこやかな生活習慣の作り方その1. 休日朝の寝だめをやめる
今回お話をうかがったのは、医学博士である石川善樹さん。『人がよりよく生きるとは何か(Well-being)』をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行っています。
サントリー食品インターナショナルの調査結果によると、日本人が最も気になる病気が、今年に入りガンを抜いて認知症が一番となりました。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病も多くの人が気にしています。
これらの一番の原因は睡眠不足や睡眠の質の乱れだと石川さんは語ります。それが身体の疲れや食生活の乱れを引き起こし、病気や体調不良につながるというのです。
それでは、いかにして睡眠の質を整えるのかというと、休日も平日と同じ時間に起きるなど、ついやりがちな寝だめをやめることだそうです。