2020年11月12日 19:10
アソコの乾燥でわかる!…免疫が低下している時に出る「体のサイン」 #82
2020年の冬はインフルエンザやノロウイルスだけでなく、新型コロナウイルスにも気をつけなければいけません。そこで、漢方薬剤師の大久保愛先生が感染症予防になる、免疫を低下させない簡単な方法をお伝えします!
文・大久保愛
【カラダとメンタル整えます 愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 82
免疫、落ちていませんか?
空気の乾燥を感じる機会が増えましたよね。ピタッと喉に何かが張りついた感じがして、咳が止まらなくなったり、朝起きると喉や鼻の具合が悪くなっていたりして、乾燥した空気は風邪へと一歩前進させてしまいます。
喉や鼻などの粘膜の乾燥はバリア機能を低下させます。喉や鼻の粘膜を乾燥させないために、部屋を加湿したり、鼻呼吸を心掛けたり、こまめな水分補給をしたりすることも非常に大切になります。
とくにマスクを毎日している私たちは、今まで鼻呼吸だった人も口呼吸に変化してきています。鼻呼吸を意識し乾燥のリスクを軽減していくことは必要ですが、免疫機能を最大に左右する部位は腸です。そのため、細菌やウイルスによる感染症対策として、乾燥予防の外側のケアと腸内環境を強化する内側のケアを同時に行うことがベストと考えられます。
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