2021年2月18日 20:40
季節の変わり目もしんどくない!…「自律神経を整える」簡単な習慣 #96
それが体の負担となり自律神経が乱れ始めると、さまざまな症状がでてきます。くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの寒暖差アレルギーだったり、便秘だったり、睡眠の質が落ちてしまったり、気分の浮き沈みが大きくなったりと不快症状を感じることがあるかもしれません。
とくに、花粉症でも風邪でもないのに耳鼻科系の症状がでると、新型コロナウイルスに感染したんじゃないかと少し心配になりますよね。この寒暖差で耳鼻科系の症状がでるカラダの状態を、漢方では、「気」が不足することで寒暖差に弱くなり、寒暖差ストレスを感じることで「肝気鬱結」という自律神経が乱れる状態に陥っていると考えます。
そこで、今週は自律神経を整え、防御機能を高める「気」を補う食薬習慣です。食べると良い食材は、【生姜×シナモン】です。
食薬ごはん【今週食べるとよい食材:生姜×シナモン】
どちらの食材も漢方でメジャーでありながらも、スーパーに基本的に置いてあり、家庭に常備している人も多いと思います。そして、漢方で使われるということは、それだけ有効成分を多く含む素材ということがわかりますよね。
それぞれ、料理のメインとなることはありませんが、ちょっとしたアレンジとして、さまざまな料理やお茶に活用できるものです。