焦らず適度に温かい温度まで冷ましてから食べるのがベスト。
温活というと熱いものを熱いままで摂ったほうがいいと思いがちだけど、汗だくで食べるくらいなら他のアプローチも。カラダを芯からポカポカ温めてくれる旬の食材やネギ等の薬味を活用してみよう。
※ 『anan』2020年12月9日号より。イラスト・石山さやか取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
※ 2020年12月7日配信
お風呂の湯温42°C以上はNG!?
引き続き、医師の渡邉賀子先生にカラダを温める入浴法について教えてもらいました。
入浴:カラダの芯=内臓からじんわり温まる、が鍵
渡邉賀子先生寒い日は熱めのお風呂に浸かりたくなりますが、42°C以上のお湯に浸かることはできるだけ避けましょう。なぜなら高温のお湯に対して、皮膚が危険だと判断し、皮膚表面や末端の血管を収縮させてしまいます。すると、カラダの表面しか温まらず、すぐに湯冷めしてしまうことに。内臓まで全身をじんわり温められるチャンスはお風呂だけです。ぬるめのお湯に15~20分ほど浸かって温まれば、緩やかに体温が上がり、湯上がりもぽかぽかが長続きします。
適温にゆっくり浸かれば、末梢血管が開き、血液が温められ、お風呂上がりの放熱もスムーズに。
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