ダメと知りながら食べてしまう、明日からダイエットと決めても実行できない…。実はそれらはすべて、脳のせい。痩せ体質になるには、日々の行動を少しだけ変えて脳のリセットを。罪悪感や我慢と無縁の食欲制御法、教えます!
「食べたがる」脳をリセットするための方策を、時間帯別にご紹介!
脳に空腹と思わせない“仕事中の対処法”
お菓子を口にしたくなる前に対策を早めに講じて、デスク作業の合間に訪れるニセの空腹シグナルを撃退!
30分に一度は席を立ち、水分補給する。
「仕事中に疲れたと感じるのは、座りっぱなしで血流が滞り、脳に酸素や栄養が行き届かないから」と、作業療法士の菅原洋平さん。
「体の疲労と勘違いしてお菓子をつまみ食いしたくなる前に、30分に一度は立ち上がって下半身の大きな筋肉を動かし、脳へと血液を送り込んで。脱水も血流が滞る原因になるので、同じタイミングで水分補給を」
音楽やラジオで気分転換する。
「脳を疲れさせないためには、同じ場所を使い続けないこと。上手な気分転換が、脳を心地よい状態に保つ秘訣です」と、脳内科医の加藤俊徳さん。特に有効なのが音楽を聴くことだそう。
「脳の、仕事で使う部分とは全く違う場所が刺激され、稼働区域が一極に集中するのを防げます。
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