また、リズムに合わせて自然と呼吸が意識でき、筋肉に十分な血液を届けられる。
【首こり】
長時間スマホのあと首が回らない!頑張っている首の筋肉をほぐそう。
スマホに依存しすぎると、ずっと視線を落とした姿勢になりがち。「頭の重さは体重の約10%。それを支え続けているのが首なので、下を向く時間が長くなると、首にかかる負荷にムラが出ます。例えば、鎖骨から耳の後ろまで斜めについている『胸鎖乳突筋』。
頭が前のめりになることでこの筋肉が周りの筋肉以上に働き、硬くなりがちです」(中里賢一さん)
A:ゆるめる
右左!右左!:スマホ操作で酷使している筋肉を探して緊張をゆるめる。
硬くなっている筋肉は姿勢やクセによるので、人それぞれ。まずは首を動かして硬いところを見つける。いきなり無理をせず小さな動きで徐々に。
【ここを動かす!】
「胸鎖乳突筋」が首の前側に、その拮抗筋である「頸板状筋」「頭板状筋」が首の後ろ側にある。その外側には僧帽筋や肩甲挙筋が。首を指で支えて、小さく首を振る(5往復)。
胸を開いて、肘を曲げて腕を床と平行にする。
首の後ろ側、触りやすい場所でいいので指で支えを作り、左右に小さく首を振る。