カラダの内側からのケアには、フェムケアの視点を取り入れることがとても大事で、効果も自覚しやすいはず。ホルモンバランスの影響を受け、様々な体調不良が起きやすい心身を、上手に支えていく知恵を学びましょう。
ダイエットに熱中しがちな人ほどなおざりになるのが、女性のカラダにとって必要な栄養素の摂取。
「極端な糖質オフや、食事量全体が少なかったり、パンやおにぎりだけで済ます人など、最近の女性のほとんどが栄養不足です。それが原因で生理痛がひどくなることもあります。ビタミンやミネラルなど、プラスαの栄養素を考える前に、全ての臓器の機能を支えている、タンパク質、糖質、脂質の三大栄養素をバランスよく摂ることを心がけてほしいです」(女性ホルモンバランスプランナー・烏山ますみさん)
血を作る力、ストレスに耐える力にも三大栄養素は必須。
「毎月月経があり、妊娠・出産のためにも大量の血を作る必要があります。でも、土台が栄養不足でエネルギーを作れなければ、生命維持を優先すべきと脳が判断し、婦人科系の機能は衰えてしまうのです。女性のQOL(クオリティオブライフ)を上げるため、カラダのベースづくりを見直してください」
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